JP2009051063A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録メディアの搬送誤差、または記録ヘッドの主走査方向の変位誤差による記録領域全体に生じる濃度ムラを目立たなくして、記録メディア上に最終的に形成される画像の品質を向上させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、記録メディアに向けてインクを吐出する複数のノズル121a〜124aが配列された記録ヘッド121〜124を備えている。記録ヘッド121〜124は、各9つずつのノズル121a〜124aによって構成される第1および第2のノズル群NS1,NS2に分割されている。各第1および第2のノズル群NS1,NS2群は、所定の割合および間引き方によって構成した間引きパターンMP1,MP2によって画像を完成させる。間引きパターンMP1,MP2は、互いに空きドットを補完し合うとともに、ドットの形成密度が主走査方向および副走査方向に周期的に変化するように構成されている。
【選択図】図3
【解決手段】画像形成装置は、記録メディアに向けてインクを吐出する複数のノズル121a〜124aが配列された記録ヘッド121〜124を備えている。記録ヘッド121〜124は、各9つずつのノズル121a〜124aによって構成される第1および第2のノズル群NS1,NS2に分割されている。各第1および第2のノズル群NS1,NS2群は、所定の割合および間引き方によって構成した間引きパターンMP1,MP2によって画像を完成させる。間引きパターンMP1,MP2は、互いに空きドットを補完し合うとともに、ドットの形成密度が主走査方向および副走査方向に周期的に変化するように構成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、記録メディアに対して複数のノズルからインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録方式の画像形成装置に関する。
従来から、記録メディアを断続的に搬送しつつ複数のノズルを備えた記録ヘッドを同記録メディアの搬送方向に直交する方向(主走査方向)に変位させながらインクを吐出させて画像を形成するインクジェット記録方式の画像形成装置、所謂インクジェットプリンタが知られている。一般に、インクジェットプリンタは、記録メディアの搬送方向に複数のノズルを配列した記録ヘッドにより1回の主走査によってノズルの数に対応した数の主走査ライン上に同時に画像を形成する。この場合、各主走査ライン上に形成される画像は、ノズルから吐出されたインク滴によるドットの集合(ドット列)によって表わされる。
インクジェットプリンタによる画像の形成方法の1つに、オーバラップ記録方式がある。オーバラップ記録方式とは、複数回の主走査において互いに異なるノズルを用いて1つの主走査ライン上の画像を形成する記録方式である。例えば、図10(A)に示すように、16個のノズル1によって構成される記録ヘッド2のうち、図示下側の4つのノズル1によって構成されるノズル群1aと図示上側のノズル1によって構成されるノズル群1bとで同一記録領域の画像を完成させる。すなわち、記録メディア上の同一の記録領域に対して2回の主走査によって画像を完成させる。この場合、1つの主走査ライン上に形成するドット列を半分に間引いたドット列であって、互いに空きドットを補完し合う2つの間引きドット列によって画像を形成する。
各主走査ごとに16個のノズル1によって同時に形成される間引きドット列の集合である間引きパターン3a,3bは、従来、縦横1ドットごとにドットが形成された市松模様状のものが用いられてきた。この場合、間引きパターン3aと間引きパターン3bとは、互いに逆の配列のパターンであり、互いの空きドットを補完し合っている。そして、記録メディア上に画像を形成する際には、1回目の主走査において図示下側のノズル群1aにより間引きパターン3aを形成した後、同記録メディアをノズル群1bの下に搬送して、2回目の主走査においてノズル群1bを用いて間引きパターン3bを形成することにより画像が完成される。
ところが、例えば、図10(B)に示すように、3回目の主走査直前の記録メディアの搬送において、記録メディアを図示矢印方向に0.5ドットだけ送り足らない場合、1回目の主走査によって形成した間引きパターン3a上と2回目の主走査によって形成した間引きパターン3b上とに3回目の主走査によって形成した間引きパターン3aの一部が重なるとともに、2回目の主走査によって形成した間引きパターン3bと3回目の主走査によって形成した間引きパターン3aとの間に隙間が生じ濃度ムラが生じることがある。濃度ムラには、ドットが重なって形成されることによる濃い色ムラの黒スジ4と、ドット間に生じた隙間による薄い色ムラの白スジ5とがある。特に、1回目の主走査によって形成された間引きパターン3aと3回目の主走査によって形成された間引きパターン3aとの境界部の濃度ムラ4aは、ドットの形成時期の違い(時間差)により顕著に現れる。このような濃度ムラを防止するため、例えば、下記特許文献1および下記特許文献2には、互いに異なる主走査によって互いに隣り合う領域に形成される間引きパターンの境界部分のドットの形成密度を同境界部分に向かって低くすることにより同境界部の濃度ムラを防止するインクジェットプリンタが開示されている。
特開平06−143618号公報
特開2002−103580号公報
しかしながら、図10(B)に示したような記録メディアの搬送誤差は記録ヘッドを構成する全てのノズルに対して生じるため、各間引きパターンの境界部を含む記録領域全体において濃度ムラが生じている。また、濃度ムラは、図10(C)に示すように、記録メディアの搬送誤差だけでなく記録ヘッドの変位誤差によっても生じる。すなわち、濃度ムラは、間引きパターンが記録ヘッドの主走査方向にずれた(図の場合、ドットの形成位置が図示右側に0.5ドットだけずれた)際にも同様に生じる。さらに、前記した記録メディアの搬送誤差および記録ヘッドの変位誤差のほかに、記録ヘッドのノズルから吐出されるインク滴の大きさおよび吐出方向の向きのバラツキや、記録メディアの浮きなどによっても濃度ムラは生じる。このように、各間引きパターンの境界部を含む記録領域全体に生じる濃度ムラは、上記特許文献1および上記特許文献2に示されるインクジェットプリンタでは解消することはできない。このため、記録メディア上に最終的に形成される画像の品質が低下するという問題があった。
ここで、オーバラップ記録方式において、ドットが正しい位置に形成された場合における記録メディア上のドットの濃度、同ドットの形成位置が主走査方向に0.5ドットだけずれた場合における記録メディア上のドットの濃度、および同ドットの形成位置が主走査方向に1ドットだけずれた場合における記録メディア上のドットの濃度を図11(A)〜(C)にそれぞれ示す。各図において、(a)は1回目の主走査によるドットの形成位置と濃度との関係を示し、(b)は2回目の主走査によるドットの形成位置と濃度との関係を示し、(c)は2回目の主走査後におけるドットの形成位置と濃度との関係を示している。
1回目および2回目の主走査においてそれぞれ正しい位置にドットが形成された場合においては、同一の主走査ライン上に完成される画像の濃度は、互いの間引きパターンによるドット形成の過不足の補完により一定となる(図11(A)(c)参照)。一方、2回目の主走査時おいて記録ヘッドに変位誤差が生じドットの形成位置が主走査方向図示右側に0.5ドットだけずれた場合には、同一の主走査ライン上に完成される画像の濃度は、ドットが重なって形成された部分の濃度が濃くなるとともに、ドットが形成されていない部分の濃度が低くなり濃度ムラが生じる(図11(B)(c)参照)。また、2回目の主走査時おいて記録ヘッドに変位誤差が生じドットの形成位置が主走査方向図示右側に1ドットだけずれた場合には、1回目の主走査によって形成したドット上に2回目の主走査によるドットが重ねて形成されるため、同一の主走査ライン上に濃度ムラは、ドットの形成位置が主走査方向に0.5ドットだけずれた場合における濃度ムラより大きく現れる。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、記録メディアの記録領域の全体に生じた濃度ムラを目立たなくして、記録メディア上に最終的に形成される画像の品質を向上させることができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、記録メディア上にインクを吐出してドットを形成するための複数のノズルが配列された記録ヘッドと、記録ヘッドにおけるノズルが配列された方向に直交する主走査方向に記録ヘッドを記録メディアに対して相対的に変位させるスキャン駆動手段と、記録ヘッドにおけるノズルが配列された副走査方向に記録メディアを記録ヘッドに対して相対的に変位させるフィード駆動手段と、記録メディアに形成する画像を構成するドット列を所定の割合で間引くとともに互いに補完し合う間引きドット列の集合によって、同記録メディアにおける同一の主走査ライン上の画像を完成させるように記録ヘッドからのインクの吐出を制御する記録ヘッド駆動手段とを備えた画像形成装置において、記録ヘッド駆動手段は、間引きドット列におけるドットの形成密度が主走査方向および副走査方向のうちの少なくとも一方向に周期的に変化するように記録ヘッドからのインクの吐出を制御することにある。
この場合、記録ヘッド駆動手段は、例えば、記録ヘッドを複数の領域に分割したノズル群ごとに前記間引きドット列におけるドットの形成密度を周期的に変化させ、前記記録メディアにおける同一の記録領域に対して互いに異なる前記ノズル群によって画像を完成させるとよい。また、これらの場合、前記ドットの形成密度は正弦波状に変化するようにするとよい。
このように構成された本発明の特徴によれば、記録メディアに形成する画像を構成するドット列を所定の割合で間引くとともに互いに補完し合う間引きドット列におけるドットの形成密度を周期的に変化するものとしている。これによれば、記録メディア上に形成される画像は、ドット列の形成密度が互いに略等しい間引きドット列の集合によって形成される記録領域の他に、ドット列の形成密度が高い(または低い)間引きドット列と同形成密度が低い(または高い)間引きドット列の集合によって形成される記録領域から構成されるようになる。すなわち、記録メディアに対する画像の形成時において、記録メディアに対して記録ヘッドが主走査方向および/または副走査方向に数ドット単位でずれた場合であっても、ドット列の形成密度が互いに異なる間引きドット列の集合によって画像が形成される記録領域においては、ドット列の形成密度が高い間引きドット列によって濃度ムラが目立たなくなる。この結果、記録メディア上に最終的に形成される画像の品質を向上させることができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、画像の形成対象である単シート状の記録メディアWKの表面にインクを付着させることにより所望する画像を形成する画像形成装置100(所謂インクジェットプリンタ)の全体を示す概略斜視図である。また、図2は、同画像形成装置100の作動を制御するための制御システムのブロック図である。
この画像形成装置100は、平面部を有するとともに、同平面部の両端部が画像形成装置100の前後方向に向かってそれぞれ湾曲したプラテン101を備えている。プラテン101は、前記平面部上に記録メディアWKを載置する載置台であり、図示左右方向に延びて形成されている。プラテン101の中央部には、図示左右方向に沿って円筒状のグリッドローラ102がその上面部を露出させた状態で設けられている。このグリッドローラ102は、後述するコントローラ130によって作動が制御されるX軸方向フィードモータ103によって回転駆動される。
プラテン101の上方には、プラテン101と平行な状態で長尺状のガイドレール104が設けられている。ガイドレール104の下部には、グリッドローラ102に対向した状態で円筒部を有する2つのピンチローラ105a,105bがガイドレール104に沿って変位可能な状態でそれぞれ設けられている。これらのグリッドローラ102およびピンチローラ105a,105bは、シート状の記録メディアWKを図示上下方向から挟持しながら図示前後方向に搬送する。すなわち、グリッドローラ102を回転駆動するX軸フィードモータ103は、本発明に係るフィード駆動手段に相当する。なお、記録メディアWKを搬送する図示前後方向(X軸方向)を副走査方向、同X軸方向に直交する図示左右方向(Y軸方向)を主走査方向とする。
ガイドレール104は、直動レール106および図示しない直動ブロックを介して記録ヘッドユニット120を支持する。直動レール106は、主走査方向(図示Y軸方向)に沿ってガイドレール104に固定された1本のレールである。また、直動ブロックは、直動レール106に沿って摺動する移動体であり、記録ヘッドユニット120の各背面にそれぞれ固定されている。すなわち、記録ヘッドユニット120は、直動レール106(ガイドレール104)に沿って主走査方向に案内される。
記録ヘッドユニット120は、横断面形状が略コ字状に形成されたケーシングの内側に、4つの記録ヘッド121,122,123,124を備えている。これらの記録ヘッド121〜124には、図示しないインクタンクから供給される互いに異なる4つの色(黒(BK)、シアン(CY)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))の各インクを記録メディアWKに向けて吐出するための複数個からなるノズル121a〜124aが設けられている。すなわち、記録ヘッド121〜124は、互いに異なる4つの色のインクの組み合わせによって記録メディアWKの表面にフルカラーの画像を形成する。ノズル121a〜124aは、図3に示すように、記録メディアWKの搬送方向である副走査方向(図示X軸方向)に沿って一定の間隔Dで千鳥状に配列されている。これらのノズル121a〜124aの間隔Dは、副走査方向の記録解像度におけるドット間の間隔の正の整数倍に設定されている。
また、記録ヘッドユニット120の背面上部には、主走査方向(図示Y軸方向)に架設された駆動ベルト107の一部が固定されている。駆動ベルト107は、コントローラ130によって駆動が制御されるY軸方向スキャンモータ108に接続されており、同Y軸方向スキャンモータ108の回転駆動によって主走査方向に変位する。すなわち、記録ヘッドユニット120は、駆動ベルト107を介してY軸方向スキャンモータ108の駆動により主走査方向に変位する。このY軸方向スキャンモータ108は、本発明に係るスキャン駆動手段に相当する。
記録ヘッドユニット120の上方には、画像形成装置100の上側の筐体を構成する長尺状の上カバー109が設けられている。上カバー109およびプラテン101の両端部には、ガイドレール104を支持する平板状のサイドフレーム110R(図示せず),110Lが垂直方向に起立した状態でそれぞれ設けられている。サイドフレーム110R,110Lの各外側には、画像形成装置100の各側面の筐体を構成するサイドカバー111R,111Lがそれぞれ設けられている。これらのうち、サイドカバー111Rの前面には、画像形成装置100に指示を与えるとともに、画像形成装置100からの情報を表示するための操作パネル112が設けられている。さらに、プラテン101の下方には、画像形成装置100を支持するとともに作業者の所望する位置に移動させることができるスタンド113が設けられている。
コントローラ130は、CPU、ROM、RAMなどからなるマイクロコンピュータによって構成されており、インターフェース131を介して接続される外部コンピュータ装置140からの指示に従って、X軸方向フィードモータ103、Y軸方向スキャンモータ108および記録ヘッドユニット120(記録ヘッド121〜124)の作動をそれぞれ制御する。すなわち、コントローラ130は、本発明に係る記録ヘッド駆動手段に相当する。外部コンピュータ装置140は、キーボードおよびマウスからなる入力装置141および液晶ディスプレイからなる表示装置142を備えるパーソナルコンピュータ(所謂パソコン)である。この外部コンピュータ140には、記録メディアWK上に形成する画像を表す画像データを生成するコンピュータプログラム(以下、「画像データ生成プログラム」)などが予め記憶されている。
次に、上記のように構成した画像形成装置100の作動について説明する。まず、作業者は外部コンピュータ装置140と画像形成装置100とをインターフェース117を介して接続して、外部コンピュータ装置140および画像形成装置100の電源をそれぞれ投入する。これにより、外部コンピュータ装置130は、図示しない所定のプログラムを実行することにより作業者からの指令の入力を待つ待機状態となる。また、画像形成装置100は、コントローラ130内のROMに予め記憶されている図示しない所定のプログラムを実行することにより、記録ヘッドユニット120を原点復帰させた後、外部コンピュータ装置140からの指示を待つ待機状態となる。なお、この場合、記録ヘッドユニット120の原点とは、記録ヘッドユニット120の主走査方向における変位可能範囲内における一方の変位可能限界位置(図示最右端)である。
次に、作業者は、グリッドロール102とピンチロール105a,105bとの間に記録メディアWKを位置させて記録メディアWKをプラテン101上にセットした後、外部コンピュータ装置140の入力装置141を操作して、画像形成装置100に画像の印刷を指示する。この指示に応答して、外部コンピュータ装置140は、図示しない前記画像形成プログラムを実行することにより、外部コンピュータ装置140内に記憶されている印刷対象となる画像に対応する画像データを生成して画像形成装置100(コントローラ130)に出力する。また、外部コンピュータ装置140は、前記画像データとともに、オーバラップ量を表わすデータおよび間引きパターンを表わすデータを画像形成装置100にそれぞれ出力する。
ここでオーバラップ量を表わすデータとは、1つの主走査ライン上の画像を複数回の主走査によって完成させるために、記録メディアWKにおける同一の記録領域における記録ヘッド121〜124の重なる量(長さ)を規定するデータである。本実施形態においては、理解を容易にするためノズル121a(122a,123a,124a)における9つ分のピッチ量の総和とする。また、間引きパターンを表わすデータとは、複数回の主走査によって1つの主走査ライン上の画像を完成させるために、1つの主走査ライン上に形成する画像を構成するドットを間引く割合および間引き方を複数のノズル121a〜124a単位で規定するものである。この間引きパターンは、1つの主走査ラインに対して主走査を行う回数に応じた数だけ存在し、1つの主走査ラインにおける各間引きパターンは互いに空きドットを補完し合う関係にある。なお、これらのオーバラップ量を表わすデータおよび間引きパターンを表わすデータは、画像形成装置100のコントローラ130に予め設定しておいてもよい。
本実施形態における間引きパターンについて詳説する。本実施形態においては、図3に示すように、記録ヘッド121〜124の各ノズル121a〜124aの数を18個とし、記録メディアWKの搬送方向上流側の9つのノズル121a〜124aを第1のノズル群NS1とするとともに同記録メディアWKの搬送方向下流側の残りの9つのノズル121a〜124aを第2のノズル群NS2として、各ノズル群NS1,NS2ごとに間引きパターンMP1,MP2をそれぞれ用意する。すなわち、間引きパターンMP1,MP2は、各ノズル群NS1,NS2を構成する個々のノズル121a〜124aごとの主走査ラインに画像を形成するためのドット列の集合である。これらの各間引きパターンMP1,MP2は、記録メディアWKにおける同一の記録領域を各1回ずつの計2回記録ヘッド121〜124を主走査することにより同記録領域上に画像を完成させる補完関係にある。すなわち、本実施形態において、1つの主走査ライン上に形成する画像を構成するドットを間引く割合は約50%である。なお、図3においては、本実施形態におけるドットの形成結果を塗り潰して示してしる。また、記録メディア上に形成される各ドットの形状は本来、円形であるが、説明の都合上方形状に示している。
これらの各間引きパターンMP1,MP2は、主走査方向および副走査方向にドットの形成密度が周期的(サインカーブ)に変化するように構成されている。具体的には、各間引きパターンMP1,MP2におけるドットの形成密度は、主走査方向および副走査方向にそれぞれ9ドットで1周期分変化する。すなわち、間引きパターンを表わすデータにおける間引き方に関するデータは、ドットの形成密度が最も小さい値(例えば、「0」)と同密度が最も大きい値(例えば、「100」)との間を正弦波状に連続的に変化する多値データによって構成されている。なお、図3に示す間引きパターンMP1,MP2は、間引きパターンを構成するドット数が少ないためドットの形成密度の周期性が分かり難い。このため、間引きパターンMP1,MP2における主走査方向のドット列におけるドットの形成密度の周期性を図4(A)に示し、副走査方向のドット列におけるドットの形成密度の周期性を図4(B)に示す。
図4(A)において、間引きパターンMP1における主走査方向のドットの形成密度は、主走査方向図示左端から図示右端に向かって「密」、「粗」、「密」、「粗」、「密」の順で変化している。また、間引きパターンMP2における主走査方向のドットの形成密度は、間引きパターンMP1の空きドットを補完する逆の周期、具体的には主走査方向図示左端から図示右端に向かって「粗」、「密」、「粗」、「密」、「粗」の順で変化している。一方、図4(B)において、パターンMP1,MP2における副走査方向のドットの形成密度は、副走査方向図示下端から図示上端に向かって「粗」、「密」、「粗」、「密」、「粗」の順で変化している。また、間引きパターンMP2における副走査方向のドットの形成密度は、間引きパターンMP1の空きドットを補完する逆の周期、具体的には副走査方向図示下端から図示上端に向かって「密」、「粗」、「密」、「粗」、「密」の順で変化している。すなわち、これらの互いに空きドットを補完し合う1組の間引きパターンMP1,MP2によって画像が完成される。
図4(A),(B)において、間引きパターンMP1,MP2の両端に「粗」または「密」の領域が存在するのは、「粗」または「密」の周期が位相の途中から開始していることによる。また、ドットの形成密度は、本来、「粗」から「密」、「密」から「粗」へ連続的に変化するが、本実施形態における間引きパターンを構成するドット数が少ないこと、ドットの形成がドットを形成するか否かの2値情報であることなどから滑らかな変化になっていない。なお、本願発明者により実際に用いられた間引きパターンの一部を図5に示す。図5に示す間引きパターンによれば、主走査方向および副走査方向にドットの形成密度が周期的に変化している様子を確認できる。
画像データ、オーバラップ量を表わすデータおよび間引きパターンを表わすデータを入力したコントローラ130は、画像データおよびオーバラップ量に関するデータを用いて記録メディアWKに対する画像全体の形成に必要な主走査の回数を特定し、各主走査ごとの画像データを生成する。次に、コントローラ130は、記録ヘッドユニット120の1回の主走査分の画像データを間引きパターンを表わすデータに基づいて間引いた間引き画像データを生成する。具体的には、コントローラ130は、1回の主走査分の画像データと間引きパターンMP1,MP2との各論理積を計算することにより各間引きパターンMP1,MP2ごとにそれぞれ1回の主走査分の間引き画像データを生成する。そして、コントローラ130は、同生成した間引き画像データに基づいて画像の形成、すなわち、印刷を開始する。具体的には、コントローラ130は、間引き画像データに基づいてX軸方向フィードモータ103、Y軸方向スキャンモータ108およびインクヘッド1322a〜132dの各作動を制御して間引き画像データによって表わされる画像の印刷を開始する。
コントローラ130は、記録ヘッドユニット120の主走査ごとに間引き画像データをその都度生成し、同記録ヘッドユニット120の主走査ごとに記録メディアWKを搬送して記録メディアWK上に画像を形成する。この場合、コントローラ130は、記録メディアWKにおける同一の記録領域に対して互いに補完し合う間引き画像データに基づいて記録ヘッドユニット120を2回ずつ主走査することにより画像を完成させる。
記録メディアWKにドットを形成する場合においては、間引きパターンMP1,MP2により形成されるドットの密度が周期的に変化する。ドットの形成密度の変化は、記録メディアWK上において画像の濃淡の変化として現れる。記録メディアWK上のある主走査ラインにおいて、形成される画像の濃度の主走査方向に対する変化の様子を図6(A)〜(C)に示す。図6(A)において、薄い実線で示した曲線が間引きパターンMP1によってドット形成した場合における濃度の変化を示しており、薄い破線で示した曲線が間引きパターンMP2によってドット形成した場合における濃度の変化を示している。いずれの濃度変化の場合においても、互いに反対の周期で連続的に濃度が変化している。そして、これらの曲線の合計値に相当する濃い実線で示した直線が、同一の主走査ライン上を間引きパターンMP1,MP2によって完成された画像の濃度の変化を示している。この場合、同一の主走査ライン上に完成される画像の濃度は、間引きパターンMP1,MP2によるドット形成の過不足の補完により一定となる。
一方、同一の主走査ライン上に画像を形成する場合において、間引きパターンMP2によってドットを形成する際、記録ヘッドユニット120が主走査方向に0.5ドットだけずれた場合における画像の濃度変化を図6(B)に示す。図において、薄い実線で示した曲線は、間引きパターンMP1によってドット形成した場合における濃度の変化を示している。また、薄い破線で示した曲線は、記録ヘッドユニット120が主走査方向に0.5ドットだけずれた状態で間引きパターンMP2によってドット形成した場合における濃度の変化を示している。そして、これらの曲線の合計値に相当する濃い実線で示した直線が、同一の主走査ライン上を間引きパターンMP1,MP2によって完成した画像の濃度の変化を示している。図によれば、記録ヘッドユニット120のずれにより、間引きパターンMP1による間引き画像と間引きパターンMP2による間引き画像とは完全に補完し合わないが、各間引き画像によって完成された画像の濃度は穏やかかつ連続的に変化する。この図6(B)に示した本発明に係る濃度変化を前記図11(B)に示した従来例に係る濃度変化と比較すれば、本発明によるドットの濃度の変化量が小さく、かつ連続的であることは明白である。このため、従来のような明暗のはっきりした濃度ムラ(黒スジ,白スジ)が目立ち難くなる。
さらに、図6(C)は、同一の主走査ライン上に画像を形成する場合において、間引きパターンMP2によってドットを形成する際、記録ヘッドユニット120が主走査方向に1ドットだけずれた場合における画像の濃度変化を示している。図において、薄い実線で示した曲線は、間引きパターンMP1によってドット形成した場合における濃度の変化を示している。また、薄い破線で示した曲線は、記録ヘッドユニット120が主走査方向に1ドットだけずれた状態で間引きパターンMP2によってドット形成した場合における濃度の変化を示している。そして、これらの曲線の合計値に相当する濃い実線で示した直線が、同一の主走査ライン上を間引きパターンMP1,MP2によって完成された画像の濃度の変化を示している。この場合においても、記録ヘッドユニット120のずれにより、間引きパターンMP1による間引き画像と間引きパターンMP2による間引き画像とは完全に補完し合わないが、各間引き画像によって完成された画像の濃度は穏やかかつ連続的に変化する。この図6(C)に示した本発明に係る濃度変化を前記図11(C)に示した従来例に係る濃度変化と比較すれば、本発明によるドットの濃度の変化量が小さく、かつ連続的であることは明白である。このため、従来のような明暗のはっきりした濃度ムラ(黒スジ,白スジ)が目立ち難くなる。なお、図6(B),(C)は、記録ヘッドユニット120が主走査方向にずれた場合における画像の濃度変化を示しているが、記録メディアWKの搬送誤差によって記録ヘッドユニット120が副走査方向にずれた場合も同様に濃度ムラが目立ち難くなる。
ここで、ドットの記録密度を周期的に変化させない間引きパターン、すなわち、従来技術に係る間引きパターンを用いて画像を形成した場合における画像の形成例と、ドットの記録密度を周期的に変化させた間引きパターン、すなわち、本発明を適用した間引きパターンを用いて画像を形成した場合における画像の形成例とを図7および図8に示す。これらの図において、矢印で指した主走査時に記録ヘッドユニット120が副走査方向に1ドットずれた場合の画像を示している。これらの図によれば、本発明を適用した間引きパターンにより形成した画像の方が、従来技術に係る間引きパターンにより形成した画像に比べて濃度ムラが目立たなくなっていることが明確に確認することができる。
そして、外部コンピュータ装置140から出力された画像データの全てについてドットの形成を行った場合には、コントローラ130は、記録ヘッドユニット120を原点位置に復帰させるとともに記録メディアWKを前方に排出して再び待機状態となる。一方、作業者は、プラテン101上から記録メディアWKを取り外して加工作業を終了する。これにより、記録メディアWKに対する画像の印刷作業が終了する。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、記録メディアWKに形成する画像を構成するドット列を所定の割合で間引くとともに互いに補完し合う間引きパターンMP1,MP2におけるドットの形成密度を周期的に変化するものとしている。これによれば、記録メディアWK上に形成される画像は、ドット列の形成密度が互いに略等しい間引きドット列の集合によって形成される記録領域の他に、ドット列の形成密度が高い(または低い)間引きドット列と同形成密度が低い(または高い)間引きドット列の集合によって形成される記録領域から構成されるようになる。すなわち、記録メディアWKに対する画像の形成時において、記録メディアWKに対して記録ヘッドユニット120が主走査方向および/または副走査方向に数ドット単位でずれた場合であっても、ドット列の形成密度が互いに異なる間引きドット列MP1,MP2の集合によって画像が形成される記録領域においては、ドット列の形成密度が高い間引きドット列によって濃度ムラが目立たなくなる。この結果、記録メディアWK上に最終的に形成される画像の品質を向上させることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
上記実施形態においては、間引きパターンMP1,MP2による間引き画像の集合によって記録メディア上に画像を完成するように構成した。しかし、周期的に間引かれた画像の集合によって所望する画像を完成するように構成すれば、これに限定されるものではない。すなわち、記録ヘッド121〜124の各ノズル121a〜124aを単位としてドットの形成密度を周期的に変化させた間引きドット列によって画像を完成させるように構成してもよい。これによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、間引きパターンMP1,MP2における周期は、第1のノズル群NS1および第2のノズル群NS2を構成する各9個のノズル121a〜124aに対応する9個のドットで1周期とした。しかし、間引きパターンMP1,MP2における周期は、記録メディアWK上に形成される画像の解像度、記録ヘッド121〜124のノズルピッチなどによって適宜設定されるものであり、上記実施形態に限定されるものではない。この場合、主走査方向における間引きパターンMP1,MP2の周期は、(主走査方向における画像の解像度/主走査方向における記録ヘッドの記録可能密度)×2ドット以上とすればよい。また、副走査方向における間引きパターンMP1,MP2の周期は、(副走査方向における画像の解像度/副走査方向における記録ヘッドの記録可能密度(ノズルピッチ))×2ドット以上、かつ、記録ヘッドのノズル数の1/2以下とすればよい。これらによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、間引きパターンMP1,MP2におけるドット列の形成密度を記録ヘッドユニット120の主走査方向および副走査方向にそれぞれ周期的に変化するように構成した。これは、記録メディアWK上に形成されるドットの主走査方向のずれおよび副走査方向のずれに起因する濃度ムラを目立たなくするためである。したがって、必ずしも間引きパターンMP1,MP2におけるドット列の形成密度を主走査方向および副走査方向にそれぞれ周期性を有するように構成する必要はなく、主走査方向または副走査方向のどちらか一方向に周期性を有するように間引きパターンを構成してもよい。具体的には、記録メディアWK上に形成されるドットの主走査方向のずれまたは副走査方向のずれのどちらか一方のずれに対応して、間引きパターンMP1,MP2における主走査方向または副走査方向のドット列の形成密度に周期性を有するように構成すればよい。これによれば、間引きパターンMP1,MP2におけるドット列の形成密度に周期性を持たせた方向におけるドットのずれによる濃度ムラを目立たなくすることができる。
また、上記実施形態においては、記録メディアWKにおける同一の記録領域に対して2回の主走査によって画像を完成させるように構成した。しかし、記録メディアWKにおける同一の記録領域に対して複数回の主走査を行うことによって画像を完成させる構成であれば、これに限定されるものではない。すなわち、記録メディアWKにおける同一の記録領域に対して3回以上の主走査によって画像を完成させるように構成してもよい。例えば、図9に示すように、記録ヘッド121〜124のノズル121a〜124aの副走査方向の間隔Dを360dpiとし、記録メディアWKの副走査方向における画像の記録解像度を720dpiとすれば、記録メディアWKにおける同一の記録領域に対して記録ヘッド121〜124を主走査方向および副走査方向にそれぞれ2回ずつ計4回の主走査により画像を完成させることができる。これによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、記録ヘッド121〜124における各ノズル121a〜124aを千鳥状に配置したが、必ずしも千鳥状に配置されている必要はない。すなわち、一直線上に配列されていてもよい。また、記録ヘッドユニット120を構成する記録ヘッド121〜124の数も、使用するインクの色の種類に応じて適宜用意すればよい。例えば、互いに異なる6色のインクを用いる場合には6つの記録ヘッド、互いに異なる8色のインクを用いる場合には8つの記録ヘッドで記録ヘッドユニット120を構成すればよい。また、単色のインクを用いる場合には1つの記録ヘッドで記録ヘッドユニットを構成すればよい。これらの場合、各記録ヘッドは主走査方向に並べて配置してもよいし、千鳥状または階段状にずらして配置してもよい。これらのよっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
WK…記録メディア、MP1,MP2…間引きパターン、NS1…第1のノズル群、NS2…第2のノズル群、100…画像形成装置、101…プラテン、102…グリッドロール、103…X軸方向フィードモータ、104…ガイドレール、105a,105b…ピンチローラ、108…Y軸方向フィードモータ、120…記録ヘッドユニット、121〜124…記録ヘッド、121a〜124a…ノズル、130…コントローラ、140…外部コンピュータ装置。
Claims (3)
- 記録メディア上にインクを吐出してドットを形成するための複数のノズルが配列された記録ヘッドと、
前記記録ヘッドにおけるノズルが配列された方向に直交する主走査方向に前記記録ヘッドを前記記録メディアに対して相対的に変位させるスキャン駆動手段と、
前記記録ヘッドにおけるノズルが配列された副走査方向に前記記録メディアを前記記録ヘッドに対して相対的に変位させるフィード駆動手段と、
前記記録メディアに形成する画像を構成するドット列を所定の割合で間引くとともに互いに補完し合う間引きドット列の集合によって、同記録メディアにおける同一の主走査ライン上の画像を完成させるように前記記録ヘッドからのインクの吐出を制御する記録ヘッド駆動手段とを備えた画像形成装置において、
前記記録ヘッド駆動手段は、前記間引きドット列におけるドットの形成密度が前記主走査方向および前記副走査方向のうちの少なくとも一方向に周期的に変化するように前記記録ヘッドからのインクの吐出を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載した画像形成装置において、
前記記録ヘッド駆動手段は、前記記録ヘッドを複数の領域に分割したノズル群ごとに前記間引きドット列におけるドットの形成密度を周期的に変化させ、前記記録メディアにおける同一の記録領域に対して互いに異なる前記ノズル群によって前記画像を完成させる画像形成装置。 - 請求項1または請求項2に記載した画像形成装置において、
前記ドットの形成密度は、正弦波状に変化する画像形成装置。
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- 2007-08-24 JP JP2007219095A patent/JP2009051063A/ja active Pending
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