[go: up one dir, main page]

JP2009086504A - 現像剤カートリッジ - Google Patents

現像剤カートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP2009086504A
JP2009086504A JP2007258572A JP2007258572A JP2009086504A JP 2009086504 A JP2009086504 A JP 2009086504A JP 2007258572 A JP2007258572 A JP 2007258572A JP 2007258572 A JP2007258572 A JP 2007258572A JP 2009086504 A JP2009086504 A JP 2009086504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supply port
toner
housing
stirring blade
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007258572A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Yamazaki
龍也 山▲崎▼
Susumu Sakuma
進 佐久間
Takeyuki Takagi
猛行 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2007258572A priority Critical patent/JP2009086504A/ja
Priority to US12/210,286 priority patent/US8204410B2/en
Publication of JP2009086504A publication Critical patent/JP2009086504A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0877Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0865Arrangements for supplying new developer
    • G03G15/0867Arrangements for supplying new developer cylindrical developer cartridges, e.g. toner bottles for the developer replenishing opening
    • G03G15/087Developer cartridges having a longitudinal rotational axis, around which at least one part is rotated when mounting or using the cartridge
    • G03G15/0872Developer cartridges having a longitudinal rotational axis, around which at least one part is rotated when mounting or using the cartridge the developer cartridges being generally horizontally mounted parallel to its longitudinal rotational axis
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
    • G03G2215/0802Arrangements for agitating or circulating developer material
    • G03G2215/0816Agitator type
    • G03G2215/0827Augers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
    • G03G2215/0802Arrangements for agitating or circulating developer material
    • G03G2215/0836Way of functioning of agitator means
    • G03G2215/0841Presentation of developer to donor member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、供給口から十分な量のトナーを供給することができる現像剤カートリッジを提供することを目的とする。
【解決手段】現像剤カートリッジは、現像剤を収容する筐体と、該筐体内の現像剤を攪拌するとともに該筐体に形成された供給口を通して現像装置に現像剤を供給する攪拌部材(アジテータ200)とを備える。攪拌部材は、前記筐体に回転可能に支持される回転軸210と、回転軸210から径方向の一方側に延びる支持板部221と、回転軸210の回転により前記筐体の内面に沿って前記供給口に対向する位置を通過するように、基端部241の全幅が支持板部221の先端部に支持される送出攪拌翼240と、支持板部221の面から立設され、現像剤を前記供給口に向けて回転軸210の軸方向へ移動させるように、回転軸210に対して所定の角度を有する複数の傾斜攪拌翼230と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、カートリッジ内のトナーを現像室へ供給する供給口を備えた現像剤カートリッジに関する。
一般に、レーザプリンタなどの画像形成装置は、静電潜像が形成される感光体ドラムと、現像室に配置され、感光体ドラムにトナーを供給するための現像ローラを有するプロセスカートリッジと、トナーが収容されるトナーカートリッジ(現像剤カートリッジ)とを備えている。このような画像形成装置としては、従来、トナーカートリッジ内のトナーを現像室へ供給する供給口と、トナーを現像室からトナーカートリッジ内に戻す戻し口とが形成されたトナーカートリッジと、トナーカートリッジ内を攪拌する羽根を有したアジテータと、現像室内において供給口側のトナーを戻し口側へ搬送するオーガとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この技術によれば、アジテータの回転により攪拌されたトナーは、供給口から現像室へ供給された後、オーガによって戻し口側に搬送されて、戻し口からトナーカートリッジ内へ戻るように循環するため、トナーカートリッジからは常時新鮮なトナーが供給されている。
特開平9−319202号公報
しかしながら、従来の技術では、アジテータの羽根が、例えば回転軸とこの回転軸に支持された可撓性シートといった公知の構造であるため、トナーの循環をより良好に行うためには、更なる改良が必要であった。具体的に、従来の技術において、例えばアジテータの羽根が可撓性シートであり、その先端がカートリッジ内面と摺接する場合には、供給口付近にあるトナーだけが可撓性シートで押し上げられて供給口から現像室に向けて供給される。そのため、供給口付近のトナーが少なくなった場合には、供給口から現像室に向けて十分な量のトナーを供給することができないおそれがあった。
ここで、トナーカートリッジと現像室との間でトナーを良好に循環させるためには、供給口から十分な量のトナーを供給することが必要である。供給口から十分な量のトナーが供給されると、現像室内で所定量以上になったトナーが戻し口からトナーカートリッジに戻り、そのトナーは再び供給口に集められ、供給口から再び現像室に供給されるというトナーの循環が良好に行われる。
また、トナーカートリッジに戻し口がなく、供給口のみが形成される場合であっても、前述したアジテータでは、供給口から十分な量のトナーを供給できなくなる可能性もあるため、更なる改良が必要であった。
そこで、本発明は、供給口から十分な量のトナーを現像室(現像装置)へ供給することができる現像剤カートリッジを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る現像剤カートリッジは、現像装置に着脱可能であり、現像剤を収容する筐体と、該筐体内の現像剤を攪拌するとともに該筐体に形成された供給口を通して前記現像装置に現像剤を供給する攪拌部材とを備えた現像剤カートリッジにおいて、前記攪拌部材は、前記筐体に回転可能に支持される回転軸と、前記回転軸の径方向に前記回転軸から一方側に延びる支持板部と、前記回転軸の回転により前記筐体の内面に沿って前記供給口に対向する位置を通過するように、基端部の全幅が前記支持板部の先端部に支持される送出攪拌翼と、前記支持板部の面から立設されるとともに、現像剤を前記供給口に向けて前記回転軸の軸方向へ移動させるように、前記回転軸に対して傾く複数の傾斜攪拌翼と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、回転軸を回転させると、現像剤カートリッジ内において複数の傾斜攪拌翼がそれぞれ供給口側へ現像剤を寄せる。そして、供給口側へ寄せられた現像剤は、送出攪拌翼によって供給口に搬送される。このとき、送出攪拌翼の基端部の全幅を支持する支持板部も供給口への現像剤の搬送に寄与するので、供給口から十分な量の現像剤を現像装置へ供給することができる。
本発明によれば、複数の傾斜攪拌翼で供給口側に寄せられた現像剤が、支持板部および送出攪拌翼によって良好に供給口へ搬送されるので、供給口から十分な量の現像剤を現像装置へ供給することができる。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は、本発明の一実施形態に係るレーザプリンタを示す側断面図である。なお、以下の説明においては、まず、レーザプリンタの全体構成を簡単に説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。
<レーザプリンタの全体構成>
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内において用紙3を搬送するための搬送手段の一例としてのフィーダ部4や、用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
<フィーダ部の構成>
フィーダ部4は、公知の構造であり、主に、給紙トレイ6、用紙押圧板7および各種ローラ11を備えている。そして、フィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙押圧板7によって上方に寄せられ、各種ローラ11によって画像形成部5に搬送される。
<画像形成部の構成>
画像形成部5は、露光手段の一例としてのスキャナユニット16、プロセスカートリッジ17、定着手段の一例としての定着部18などを備えている。
<スキャナユニットの構成>
スキャナユニット16は、主に、レーザ発光部(図示せず。)や、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡(符号略)などを備えた公知の構造となっている。そして、スキャナユニット16内において、レーザビームは図の鎖線で示す経路を通って、プロセスカートリッジ17の感光体ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
<プロセスカートリッジの構成>
プロセスカートリッジ17は、フロントカバー2aを適宜開放することで、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着される構造となっている。そして、このプロセスカートリッジ17は、現像装置の一例としての現像カートリッジ28とドラムユニット51とで主に構成されている。
現像カートリッジ28は、ドラムユニット51に装着された状態で、本体ケーシング2に対して着脱自在となっている。なお、現像カートリッジ28は、本体ケーシング2に固定されたドラムユニット51に対して着脱自在に構成されていてもよい。
現像カートリッジ28は、主に、公知の現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33およびオーガ34を備える他、後で詳述するトナーカートリッジ100が着脱自在に装着されている。そして、トナーカートリッジ100内のトナーは、アジテータ200で攪拌された後、供給ローラ33により現像ローラ31に供給され、このとき、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32と現像ローラ31との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
ドラムユニット51は、公知の感光体ドラム27、スコロトロン型帯電器29および転写ローラ30を主に備えている。そして、このドラムユニット51内において、感光体ドラム27の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナユニット16からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。ここで、「静電潜像」とは、一様に正帯電されている感光体ドラム27の表面のうち、レーザビームによって露光されて電位が下がっている露光部分をいう。次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されているトナーが、感光体ドラム27に対向して接触するときに、感光体ドラム27の表面上に形成される静電潜像に供給される。そして、トナーは、感光体ドラム27の表面上で選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像によりトナー像が形成される。
その後、感光体ドラム27と転写ローラ30とは、用紙3を両者間で挟持して搬送するように回転駆動され、感光体ドラム27と転写ローラ30との間で用紙3が搬送されるときに、感光体ドラム27の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
<定着部の構成>
定着部18は、公知の構造であり、加熱ローラ41と、押圧ローラ42とを備えている。そして、定着部18では、用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させている。なお、定着部18で熱定着された用紙3は、定着部18の下流側に配設される排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に送り出される。
<トナーカートリッジの詳細構造>
次に、本発明に係る現像剤カートリッジの一例としてのトナーカートリッジ100の詳細構造について説明する。参照する図面において、図2はトナーカートリッジの詳細構造を示す拡大断面図であり、図3は閉状態であるときのトナーカートリッジを示す斜視図(a)と、開状態であるときのトナーカートリッジを示す斜視図(b)である。また、図4はアジテータを傾斜攪拌翼側から見た状態を示す斜視図(a)と、アジテータを逆流防止壁側から見た状態を示す斜視図(b)であり、図5は送出攪拌翼が内側筐体の内周面と摺接している状態を示す拡大断面図(a)と、図5(a)の送出攪拌翼を上方から見た状態を示す上面図(b)と、図5(b)のX−X断面図(c)である。
図2に示すように、トナーカートリッジ100は、前記した現像カートリッジ28とドラムユニット51とともにプロセスカートリッジ17を構成しており、現像カートリッジ28に着脱自在に装着されている。具体的に、トナーカートリッジ100は、トナーTを収容する内側筐体110と、内側筐体110と相対変位可能に構成される外側筐体120と、攪拌部材の一例としてのアジテータ200とを主に備えている。
内側筐体110は、中空円柱状に形成されており、外側筐体120の略円筒状に形成された内周面によって回動自在に支持されている。また、内側筐体110の円筒状の外周壁(後述するアジテータ200の回転軸210と径方向において対向する壁)のうち現像カートリッジ28側の適所には、トナーTを現像カートリッジ28内へ供給するための供給口111が形成されている。なお、この供給口111は、図3(b)に示すように、内側筐体110の軸方向における中央部に形成されている。また、この供給口111の左右両側(内側筐体110の軸方向にずれた位置)には、トナーTを現像カートリッジ28内の現像室28A(図2参照)からトナーカートリッジ100内へ戻すための戻し口112が1つずつ形成されている。
外側筐体120は、略中空円柱状に形成されており、その円筒状の外周壁のうち現像カートリッジ28側の適所には、内側筐体110の供給口111と連通可能な供給口121と、内側筐体110の戻し口112と連通可能な戻し口122が形成されている。すなわち、この外側筐体120の供給口121および戻し口122は、図3(b)に示すように、軸方向に3つ並んで配置される内側筐体110の供給口111および戻し口112に対応した位置に形成されている。
また、外側筐体120の一端側の端面には、内側筐体110および外側筐体120に対して回転可能に設けられるアジテータ200の回転軸210の端部に固定された駆動伝達部130が配置されている。そして、この駆動伝達部130に本体ケーシング2側から動力が伝達されると、アジテータ200が回転するようになっている。
そして、以上のように構成される内側筐体110および外側筐体120は、トナーカートリッジ100を現像カートリッジ28に装着した際に、外側筐体120が現像カートリッジ28に固定され、この固定された外側筐体120に対して内側筐体110が回転可能となっている。なお、この回転構造は公知の構造であり、簡単に説明すると、図3(a)に示す内側筐体110の端部に形成される円弧状の突起113が図示せぬレバーと係合して、このレバー操作により円弧状に移動することで、内側筐体110が外側筐体120に対して回転する。そして、図3(a)に示すようなトナーカートリッジ100の装着前においては、内側筐体110の供給口111および戻し口112は外側筐体120の周壁によって閉じられている。また、図3(b)に示すように、トナーカートリッジ100の装着後に内側筐体110が回転された後においては、内側筐体110の供給口111および戻し口112と外側筐体120の供給口121および戻し口122とが連通して、トナーTの供給が可能な状態となる。
図4(a)および(b)に示すように、アジテータ200は、回転軸210、支持壁220、傾斜攪拌翼230、送出攪拌翼240および逆流防止壁250を備えて構成されている。
回転軸210は、図3(b)に示すように、内側筐体110および外側筐体120に回転可能に支持され、内側筐体110の内部を横切るように(詳しくは内側筐体110の中心軸と同軸となるように)配設されている。
支持壁220は、回転軸210と一体に形成され、回転軸210から径方向一方側に延びる支持板部221と、回転軸210から支持板部221の延出方向とは反対側に延びる支持枠部222とを備えている。支持板部221は、回転軸210の軸方向において支持枠部222よりも短く形成されており、これにより、支持壁220のうち内側筐体110の戻し口112(図3参照)に対向する部位の一部が、切り欠かれたような形状となっている。支持枠部222は、回転軸210から径方向に延びる複数の第1アーム部223と、回転軸210の軸方向に延びる第2アーム部224とを備えて構成されている。そして、第1アーム部223、第2アーム部224および回転軸210によって、複数の開口225が形成されている。
傾斜攪拌翼230は、その先端縁が内側筐体110の内周面に沿って形成されるとともに、支持壁220の支持板部221の先端から支持枠部222の先端に亘って回転軸210に対して傾くように支持壁220の面から立設されている。詳しくは、傾斜攪拌翼230は、回転軸210の回転方向前方側の端部231よりも回転方向後方側の端部232が、内側筐体110の供給口111(図3参照)側に位置するように、供給口111を挟んで2つずつ(計4つ)支持壁220上に設けられている。さらに詳しくは、傾斜攪拌翼230の回転方向前方側の端部231は、支持枠部222上に一体に形成され、回転方向後方側の端部232は、支持板部221上に一体に形成されている。
送出攪拌翼240は、回転軸210の軸方向に長尺となる可撓性シートからなり、支持壁220の支持板部221を介して回転軸210に支持されている。具体的に、送出攪拌翼240は、その基端部241の全幅(回転軸210の軸方向における長さ)が支持板部221の先端に固定されることで、その先端部242が内側筐体110の内周面に対して撓んだ状態で摺接するようになっている(図5参照)。この先端部242は、1本のスリット243によって2つに分割されており、分割された各先端部242A,242Bは、スリット243から外側端縁244に向かうにつれて基端部241側に傾斜する山型形状に形成されている。これにより、各先端部242A,242Bの撓み量は、スリット243側の部位が最も大きく、外側端縁244側が最も小さくなる。そのため、図5(b)に示すように、各先端部242A,242Bが内側筐体110の内周面と摺接する際には、各先端部242A,242Bの端縁A1,B1において回転方向の遅れ量に違いが生じることで、図5(c)に示すように、送出攪拌翼240に回転方向後方へ凹む凹部245が形成されることとなる。ここで、スリット243付きの先端部242を撓ませることで形成される凹部245の中央部には、僅かな隙間が生じるが、この隙間から零れ落ちるトナーTの量に比べ、凹部245内で捕捉するトナーTの量がはるかに多い量となるように、各先端部242A,242Bの端縁A1,B1の傾斜角度や送出攪拌翼240の自由長を適宜設定することで、凹部245で効率良くトナーTの搬送が可能となっている。また、スリット243は内側筐体110の供給口111に対向する位置に形成されており、これにより、凹部245が、回転軸210の回転により内側筐体110の供給口111を通過可能となっている。
図4(b)に示すように、逆流防止壁250は、その先端縁が内側筐体110の内周面に沿って形成されるとともに、支持壁220の傾斜攪拌翼230とは反対側の面において回転軸210と直交するように一対配置されている。具体的に、各逆流防止壁250は、図6(c)に示すように、内側筐体110の供給口111と戻し口112との間であって、戻し口112の供給口111側の端縁に沿って配置されている。
次に、本実施形態に係るアジテータ200の作用について説明する。参照する図面において、図6は、アジテータの作用を示す図であり、傾斜攪拌翼でトナーを供給口側へ寄せている状態を示す上面図(a)と、供給口からトナーを送り出している状態を示す上面図(b)と、逆流防止壁によってトナーの移動を規制している状態を示す正面図(c)である。なお、図6(c)においては、説明の便宜上、送出攪拌翼240を省略している。
アジテータ200を回転させると、図6(a)に示すように、複数の傾斜攪拌翼230がそれぞれ戻し口112側から供給口111側へトナーTを寄せることにより、トナーカートリッジ100内においてトナーTが戻し口112側から供給口111側へ搬送される。そして、供給口111側へ寄せられたトナーTは、図6(b)に示すように、送出攪拌翼240の凹部245によって集められ、送出攪拌翼240の両側縁からトナーTがほとんど零れ落ちることなく、供給口111から現像室28A内に送り出される。また、この際、支持板部221によってもトナーTが供給口111に搬送されるため、十分な量のトナーTが供給口111から現像室28A内に送り出される。
また、このように凹部245によって多量のトナーTを供給口111から送り出すと、現像室28AのトナーTの量が所定量以上となることで、余分のトナーTが戻し口112からトナーカートリッジ100内に戻される。このとき、戻し口112に対向する位置には、支持板部221の切り欠かれた部位が位置するとともに、支持板部221によって送出攪拌翼240の基端部の全幅が支持されているので支持板部221の切り欠かれた部位には送出攪拌翼240は延びていない。そのため、戻し口112からトナーカートリッジ100内へ良好にトナーTが戻る。
さらに、アジテータ200を回転させると、支持壁220の支持板部221が水平状態から斜めの状態になることによって、支持板部221上に載っていたトナーTが供給口111とは反対側に流れていく。このとき、最も戻し口112側に位置する(戻し口112に対向する)傾斜攪拌翼230と、その隣に位置する傾斜攪拌翼230(以下、2番目の傾斜攪拌翼230ともいう)との間にあるトナーTは、2番目の傾斜攪拌翼230によって戻し口112側に戻されそうになるが、2つの傾斜攪拌翼230の間に形成される開口225からトナーカートリッジ100の下半部に落ちる。さらに、このように落下したトナーTは、図6(c)に示すように、戻し口112側への移動が逆流防止壁250によって規制される。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
複数の傾斜攪拌翼230で供給口111側に寄せられたトナーTが、支持板部221および送出攪拌翼240によって良好に供給口111へ搬送されるので、供給口111から十分な量のトナーTを現像室28Aへ供給することができる。
送出攪拌翼240の凹部245によって多くのトナーTを供給口111から現像室28Aへ良好に送り出すことができるので、トナーTの循環をより良好に行うことができる。
凹部245が、スリット243付きの可撓性のシートを撓ませることで形成されるので、構造が簡易になり、コストダウンを図ることができる。
支持壁220のうち戻し口112に対向する部位が切り欠かれているので、トナーTを良好に戻すことができ、トナーTの循環をより良好に行うことができる。
最も戻し口112側に位置する傾斜攪拌翼230と、この傾斜攪拌翼230と隣り合う傾斜攪拌翼230との間の支持壁220に開口225が形成されているので、傾斜攪拌翼230によってトナーTが戻し口112側に寄せられそうになっても、戻し口112側に戻る前にトナーTを開口225から落下させることができる。そのため、戻し口112付近にトナーTが溜まることによって、現像室28Aからトナーカートリッジ100内へトナーTが戻り難くなるという問題がなく、トナーTの循環をより良好に行うことができる。
戻し口112と供給口111との間に逆流防止壁250が設けられるので、供給口111側から戻し口112側へ向かうトナーTの逆流を抑止することができる。さらに、逆流防止壁250が、戻し口112の供給口111側の端縁に沿って配置されているので、最も戻し口112側に位置する傾斜攪拌翼230と、その隣に位置する傾斜攪拌翼230との間の開口225からトナーTが落下しても、逆流防止壁250によってトナーTの逆流を抑止することができる。
支持枠部222の両端、具体的には、戻し口112に対向する部分にも開口225が形成されているので、支持枠部222の両端で戻し口112から現像室28AへトナーTを押し戻すことが抑制され、トナーTの循環をより良好に行うことができる。また、支持枠部222の両端に、送出攪拌翼240のような内側筐体110の内周面に対して摺接する羽根を設けないことによって、そのような羽根で戻し口112から内側筐体110内に戻ってくるトナーTの流れを阻害することがないので、トナーTの循環をより良好に行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、露光手段としてスキャナユニット16を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばLEDヘッドであってもよい。また、搬送手段や定着手段の構造も、適宜変更可能であることはいうまでもない。
前記実施形態では、供給口111(121)を1つ、戻し口112(122)を2つ設けたが、本発明はこれに限定されず、いくつであってもよい。例えば、供給口をトナーカートリッジの一端側に1つ設け、戻し口をトナーカートリッジの他端側に1つ設けるようにしてもよい。
前記実施形態では、支持壁220を支持板部221と支持枠部222とで構成することで、支持壁220に複数の開口225を形成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図7(a)および(b)に示すように、開口のない板状の支持壁260を採用してもよい。また、支持壁は、前記実施形態に係る支持板部221のみで構成してもよい。
前記実施形態では、送出攪拌翼240を山型形状に形成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図8(a)および(b)に示すように、矩形の可撓性シートを送出攪拌翼270として採用してもよい。なお、この場合は、矩形の送出攪拌翼270の先端側にスリット271を形成し、外側端縁273側からスリット271側に向かうにつれて撓み量が大きくなるように、送出攪拌翼270の基端部272を撓み調整壁280で支持すればよい。具体的には、撓み調整壁280を、図8(b)に示すように、支持壁260と一体に形成し、その先端縁を、送出攪拌翼270の外側端縁273側からスリット271側に向かうにつれて基端部272側へ傾斜する形状に形成すればよい。また、図9(a)に示すように、矩形の板状の撓み調整壁281を支持壁260と一体に一対形成し、各撓み調整壁281で矩形の送出攪拌翼270の外側端縁273側の部位(基端部を含む部位)を支持してもよい。さらに、図9(b)に示すように、支持壁260と一体に形成した撓み調整壁282の先端縁を、送出攪拌翼270の外側端縁273側からスリット271側に向かうにつれて基端部272側に凹むような円弧状に形成してもよい。これら各撓み調整壁280〜282によれば、前記実施形態と同様に、送出攪拌翼270が内側筐体の内面との摺接で撓む際に、撓み調整壁280〜282によって支持された送出攪拌翼270の先端部の端縁において回転方向の遅れ量に違いが生じることで、凹部を形成することができる。
前記実施形態では、送出攪拌翼240を可撓性のシートで構成したが、本発明はこれに限定されず、撓まない部材で構成してもよい。例えば、図10(a)および(b)に示すように、支持壁220と一体に送出攪拌翼290を形成してもよい。具体的に、この送出攪拌翼290は、回転軸210の軸方向の一端側から他端側に向かうにつれて回転軸210の回転方向後方へ傾斜する第1板状部291と、第1板状部291の他端に一体に形成され、回転軸210の軸方向の一端側から他端側に向かうにつれて回転軸210の回転方向前方へ傾斜する第2板状部292と、を有している。さらに、この送出攪拌翼290は、その先端が、内側筐体の内周面に沿って形成される。これにより、第1板状部291と第2板状部292とによって凹部293が形成されるので、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
前記実施形態では、支持壁220のうち回転軸210よりも送出攪拌翼240側を板状とし、その反対側の全体に複数の開口225を形成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図11(a)および(b)に示すように、前記実施形態における内側の2つの傾斜攪拌翼230間には、開口225を形成せずに、板状部226を形成してもよい。これによれば、図12(a)および(b)に示すように、トナーTを供給口111側に寄せて供給口111から現像室28Aへ送り出した後、支持壁220の中央にあるトナーTは下に落ちることなく、支持壁220の上に載ったままとなる。そのため、図12(c)に示すように、最も戻し口112側に位置する傾斜攪拌翼230と、その隣に位置する傾斜攪拌翼230との間の開口225から落ちたトナーTは、逆流防止壁250によって戻し口112側への移動が規制されることに加え、中央のトナーが落下してこないことにより生じる中央のスペースに移動し易くなるので、より逆流が抑止される。
また、傾斜攪拌翼230の形状は、前記実施形態に限定されず、例えば図13(a)および(b)に示すように、内側の2つの傾斜攪拌翼230の回転軸210側の端部(基端部)に、開口部233を形成してもよい。これによれば、例えば図6(a)に示すような傾斜攪拌翼230でトナーTを供給口111側に寄せる場合には、傾斜攪拌翼230の内側筐体110と摺接する先端部で良好にトナーTを寄せることができる。また、図6(b)に示すように、トナーTが供給口111とは反対側に流れる際には、内側の2つの傾斜攪拌翼230でトナーTが戻し口112側に寄せられることはなく、トナーTは傾斜攪拌翼230の開口部233を通り、回転軸210の径方向に沿って移動して各開口225から落ちることとなる。そのため、トナーTの逆流をより抑止することができる。
また、送出攪拌翼240の形状は、前記実施形態に限定されず、どのような形状であってもよい。例えば、図14(a)に示すように、左右対称でなくてもよい。この場合であっても、山型形状に形成された送出攪拌翼300の頂点からスリット301を形成することで、内側筐体との摺接時において凹部を形成することができる。
また、図14(b)に示すように、送出攪拌翼310の先端部311を2つのスリット312によって3つに分割し、分割された先端部311A,311B,311Cのうちの両端の先端部311A,311Cを、スリット312から外側端縁313に向かうにつれて基端部314側へ傾斜する山型形状に形成してもよい。この場合も、内側筐体との摺接時において、先端部311Bを底面とする凹部を形成することができる。
また、図14(c)に示すように、送出攪拌翼320の先端から基端に抜けるようにスリット321を形成してもよい。さらに、図14(c)に示すように、スリット321で分割された複数の送出攪拌翼320A,320B,320C,320Dを、それぞれ一端縁から他端縁に向かうにつれて基端部323側へ傾斜する山型形状に形成してもよい。この場合も、内側筐体との摺接時において、各送出攪拌翼320A,320B,320C,320Dの間に凹部を形成することができる。
前記実施形態では、現像装置としての現像カートリッジ28と、ドラムユニット51とを別々に構成したが、これらは別々でなくてもよく、一体に形成されていてもよい。なお、この場合は、現像カートリッジとドラムユニットが一体に形成されることによって構成されるプロセスカートリッジが現像装置となる。
前記実施形態では、送出攪拌翼240を山型形状に形成し、その尖った先端にスリット243を形成したが、本発明はこれに限定されず、スリットのない矩形の可撓性シートを送出攪拌翼としてもよい。また、凹部のない非可撓性の送出攪拌翼を採用してもよい。
前記実施形態では、戻し口112が形成されたトナーカートリッジ100に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、戻し口のないトナーカートリッジに本発明を適用してもよい。この場合であっても、傾斜攪拌翼で供給口側に寄せられたトナーを、支持板部と送出攪拌翼とによって良好に供給口に搬送することができる。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタを示す側断面図である。 トナーカートリッジの詳細構造を示す拡大断面図である。 閉状態であるときのトナーカートリッジを示す斜視図(a)と、開状態であるときのトナーカートリッジを示す斜視図(b)である。 アジテータを傾斜攪拌翼側から見た状態を示す斜視図(a)と、アジテータを逆流防止壁側から見た状態を示す斜視図(b)である。 送出攪拌翼が内側筐体の内周面と摺接している状態を示す拡大断面図(a)と、図5(a)の送出攪拌翼を上方から見た状態を示す上面図(b)と、図5(b)のX−X断面図(c)である。 アジテータの作用を示す図であり、傾斜攪拌翼でトナーを供給口側へ寄せている状態を示す上面図(a)と、供給口からトナーを送り出している状態を示す上面図(b)と、逆流防止壁によってトナーの移動を規制している状態を示す正面図(c)である。 開口が形成されていない支持壁を採用したアジテータを示す斜視図であり、傾斜攪拌翼側から見た状態を示す斜視図(a)と、逆流防止壁側から見た状態を示す斜視図(b)である。 送出攪拌翼として矩形の可撓性シートを採用したアジテータを示す斜視図であり、傾斜攪拌翼側から見た状態を示す斜視図(a)と、逆流防止壁側から見た状態を示す斜視図(b)である。 撓み調整壁として矩形の板状のものを採用した形態を示す斜視図(a)と、撓み調整壁として端縁が円弧状に形成されたものを採用した形態を示す斜視図(b)である。 送出攪拌翼を支持壁に一体に形成したアジテータを示す斜視図であり、傾斜攪拌翼側から見た状態を示す斜視図(a)と、逆流防止壁側から見た状態を示す斜視図(b)である。 支持壁の中央に開口が形成されていないアジテータを示す斜視図であり、傾斜攪拌翼側から見た状態を示す斜視図(a)と、逆流防止壁側から見た状態を示す斜視図(b)である。 図11に示すアジテータの作用を示す図であり、傾斜攪拌翼でトナーを供給口側へ寄せている状態を示す上面図(a)と、供給口からトナーを送り出している状態を示す上面図(b)と、逆流防止壁によってトナーの移動を規制している状態を示す正面図(c)である。 傾斜攪拌翼の基端部に開口部を形成したアジテータを示す図であり、傾斜攪拌翼側から見た状態を示す斜視図(a)と、送出攪拌翼側から見た状態を示す正面図(b)である。 送出攪拌翼の変形例を示す平面図であり、スリットの両側の部位が左右対称でない形態を示す平面図(a)と、2つのスリットで先端部を3つに分割した形態を示す平面図(b)と、スリットを先端から基端まで形成して送出攪拌翼を4つに分割した形態を示す平面図(c)である。
符号の説明
1 レーザプリンタ
16 スキャナユニット
17 プロセスカートリッジ
18 定着部
28 現像カートリッジ
28A 現像室
100 トナーカートリッジ
110 内側筐体
111 供給口
112 戻し口
120 外側筐体
121 供給口
122 戻し口
200 アジテータ
210 回転軸
220 支持壁
221 支持板部
225 開口
230 傾斜攪拌翼
231 端部
232 端部
240 送出攪拌翼
242 先端部
243 スリット
244 外側端縁
245 凹部
250 逆流防止壁
A1,B1 端縁
T トナー

Claims (10)

  1. 現像装置に着脱可能であり、現像剤を収容する筐体と、該筐体内の現像剤を攪拌するとともに該筐体に形成された供給口を通して前記現像装置に現像剤を供給する攪拌部材とを備えた現像剤カートリッジにおいて、
    前記攪拌部材は、
    前記筐体に回転可能に支持される回転軸と、
    前記回転軸の径方向に前記回転軸から一方側に延びる支持板部と、
    前記回転軸の回転により前記筐体の内面に沿って前記供給口に対向する位置を通過するように、基端部の全幅が前記支持板部の先端部に支持される送出攪拌翼と、
    前記支持板部の面から立設されるとともに、現像剤を前記供給口に向けて前記回転軸の軸方向へ移動させるように、前記回転軸に対して傾く複数の傾斜攪拌翼と、
    を備えたことを特徴とする現像剤カートリッジ。
  2. 前記送出攪拌翼には、攪拌動作時において前記回転軸の回転方向後方へ凹む凹部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の現像剤カートリッジ。
  3. 前記送出攪拌翼は、撓んだ状態で前記筐体の内面と摺接する可撓性シートで構成され、
    前記送出攪拌翼の先端部は、スリットによって複数に分割され、
    分割された先端部のうち少なくとも両端の先端部は、前記スリットから外側端縁に向かうにつれて基端側へ傾斜する山型形状に形成され、
    前記先端部が前記筐体の内面との摺接で撓む際に、前記山型形状の先端部の端縁において回転方向の遅れ量に違いが生じることで、前記凹部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の現像剤カートリッジ。
  4. 前記送出攪拌翼は、撓んだ状態で前記筐体の内面と摺接する可撓性シートで構成され、
    前記送出攪拌翼の先端部は、スリットによって複数に分割され、
    分割された先端部のうち少なくとも両端の先端部に対応する基端部は、外側端縁から前記スリット側に向かうにつれて撓み量が大きくなるように撓み調整壁で支持され、
    前記先端部が前記筐体の内面との摺接で撓む際に、前記撓み調整壁によって支持された先端部の端縁において回転方向の遅れ量に違いが生じることで、前記凹部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の現像剤カートリッジ。
  5. 前記送出攪拌翼は、
    前記回転軸の軸方向の一端側から他端側に向かうにつれて前記回転軸の回転方向後方へ傾斜する第1板状部と、
    前記第1板状部の他端に一体に形成され、前記回転軸の軸方向の一端側から他端側に向かうにつれて前記回転軸の回転方向前方へ傾斜する第2板状部と、で形成され、
    前記送出攪拌翼の先端が、前記筐体の内面に沿って形成されていることを特徴とする請求項2に記載の現像剤カートリッジ。
  6. 前記現像装置から前記筐体に向かって現像剤が通過する戻し口を備え、
    前記支持板部は、現像剤が前記戻し口から前記筐体に流入可能となるように、前記戻し口に対向する部位が切り欠かれていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の現像剤カートリッジ。
  7. 前記回転軸から前記支持板部とは反対側に延びる支持枠部を備え、
    前記支持板部の先端から前記支持枠部の先端に亘って前記複数の傾斜攪拌翼を支持し、
    前記支持枠部には、前記複数の傾斜攪拌翼のうち前記戻し口に対向する傾斜攪拌翼と、この傾斜攪拌翼に対して前記供給口側に隣り合う傾斜攪拌翼と、の間に開口が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の現像剤カートリッジ。
  8. 前記支持板部と前記支持枠部とで支持壁を構成し、
    前記支持壁における前記複数の傾斜攪拌翼が立設された面の反対側の面には、
    前記供給口と前記戻し口との間に配置されて、前記供給口側から前記戻し口側への前記現像剤の逆流を抑止する逆流抑止壁が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の現像剤カートリッジ。
  9. 前記逆流抑止壁は、前記戻し口の前記供給口側の端縁に沿って配置されていることを特徴とする請求項8に記載の現像剤カートリッジ。
  10. 前記傾斜攪拌翼の前記回転軸側の端部には、開口部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の現像剤カートリッジ。

JP2007258572A 2007-10-02 2007-10-02 現像剤カートリッジ Pending JP2009086504A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007258572A JP2009086504A (ja) 2007-10-02 2007-10-02 現像剤カートリッジ
US12/210,286 US8204410B2 (en) 2007-10-02 2008-09-15 Developer cartridge, developing device, process cartridge and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007258572A JP2009086504A (ja) 2007-10-02 2007-10-02 現像剤カートリッジ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010006496U Continuation JP3164687U (ja) 2010-09-30 2010-09-30 現像剤カートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009086504A true JP2009086504A (ja) 2009-04-23

Family

ID=40508543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007258572A Pending JP2009086504A (ja) 2007-10-02 2007-10-02 現像剤カートリッジ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8204410B2 (ja)
JP (1) JP2009086504A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017037241A (ja) * 2015-08-12 2017-02-16 株式会社東芝 現像剤供給容器
JP2019045554A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 株式会社沖データ 現像剤収容部、画像形成ユニット及び画像形成装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4518129B2 (ja) * 2007-10-02 2010-08-04 ブラザー工業株式会社 現像剤カートリッジ、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP5119838B2 (ja) * 2007-10-02 2013-01-16 ブラザー工業株式会社 現像剤カートリッジ、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4818375B2 (ja) * 2009-01-26 2011-11-16 株式会社沖データ 現像剤収容器、現像装置、画像形成装置
JP5289390B2 (ja) * 2010-07-07 2013-09-11 株式会社沖データ 現像剤収容器、画像形成ユニット、及び画像形成装置
CN104024958B (zh) * 2011-12-30 2017-03-08 利盟国际有限公司 用于防抖墨粉盒的墨粉传送系统
JP5858939B2 (ja) * 2013-01-28 2016-02-10 株式会社沖データ 現像剤収容体、現像形成部、及び画像形成装置
JP5972236B2 (ja) * 2013-08-27 2016-08-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 撹拌機構、トナー容器、及び画像形成装置
US9360796B2 (en) * 2014-06-05 2016-06-07 Lexmark International, Inc. Angled toner paddles for a replaceable unit of an image forming device
US10203628B1 (en) 2017-10-02 2019-02-12 Lexmark International, Inc. Toner agitator assembly
CN113939392B (zh) * 2019-09-18 2023-09-08 惠普发展公司,有限责任合伙企业 构建材料供应单元
JP2024027863A (ja) * 2022-08-19 2024-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナーカートリッジ、画像形成装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0619309A (ja) 1992-07-02 1994-01-28 Konica Corp 現像装置
JP3598655B2 (ja) 1996-05-27 2004-12-08 ブラザー工業株式会社 画像形成装置における現像装置
US5867756A (en) * 1996-05-27 1999-02-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing device with an auger roller for providing a fresh and consistent stream of developer in an image forming apparatus
JP3090041B2 (ja) 1996-05-28 2000-09-18 ブラザー工業株式会社 画像形成装置における現像装置
JP2000242069A (ja) 1999-02-18 2000-09-08 Nec Niigata Ltd 電子写真装置
US6456810B1 (en) * 1999-07-14 2002-09-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing cartridge having toner agitator agitating toners in toner container and transferring toner to developing chamber
JP4622774B2 (ja) 2005-09-21 2011-02-02 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、現像装置、及びトナーカートリッジ
JP4665789B2 (ja) * 2006-02-13 2011-04-06 ブラザー工業株式会社 トナーカートリッジとそれが装着される現像装置
JP4661625B2 (ja) * 2006-02-20 2011-03-30 ブラザー工業株式会社 現像剤カートリッジおよび攪拌部材
JP4413912B2 (ja) * 2006-11-29 2010-02-10 株式会社沖データ 粉体カートリッジ、現像装置、及び画像形成装置
JP2008209757A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Brother Ind Ltd 現像剤カートリッジ、現像ユニットおよび画像形成装置
JP5176360B2 (ja) * 2007-03-28 2013-04-03 ブラザー工業株式会社 現像装置およびトナーカートリッジ
JP5119838B2 (ja) * 2007-10-02 2013-01-16 ブラザー工業株式会社 現像剤カートリッジ、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4518129B2 (ja) * 2007-10-02 2010-08-04 ブラザー工業株式会社 現像剤カートリッジ、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4453048B2 (ja) * 2007-10-02 2010-04-21 ブラザー工業株式会社 現像剤カートリッジ、現像装置および画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017037241A (ja) * 2015-08-12 2017-02-16 株式会社東芝 現像剤供給容器
US10353318B2 (en) 2015-08-12 2019-07-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Developer-supplying container
JP2019045554A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 株式会社沖データ 現像剤収容部、画像形成ユニット及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20090087226A1 (en) 2009-04-02
US8204410B2 (en) 2012-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009086504A (ja) 現像剤カートリッジ
JP5119838B2 (ja) 現像剤カートリッジ、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4518129B2 (ja) 現像剤カートリッジ、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
CN102053533B (zh) 图像形成设备的显影单元
JP5521487B2 (ja) 現像ユニット
US7236726B2 (en) Reusable developer cartridge and image forming apparatus for facilitating the removal of toner during refilling
JP5146308B2 (ja) 現像装置
JP5093272B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4811513B2 (ja) 現像ユニット
JP3164687U (ja) 現像剤カートリッジ
JP2010256806A (ja) 現像剤カートリッジ
JP4849187B2 (ja) 現像剤収容体
JP4893809B2 (ja) 現像ユニット
JP4407736B2 (ja) 現像装置およびプロセスカートリッジ
JP5184807B2 (ja) 現像剤収容体
JP4962094B2 (ja) 画像形成装置
JP4618071B2 (ja) トナーカートリッジ、現像装置、及び画像形成装置
JP2005215483A (ja) 現像装置
JP2002149036A (ja) 画像形成装置
JP2009139780A (ja) 現像ユニット、および、これを備えた画像形成装置
JPH09319200A (ja) 画像形成装置におけるトナー供給装置
JP4761005B2 (ja) トナーカートリッジ
JP4973385B2 (ja) 現像器
JP6347106B2 (ja) 定着装置
JP4375187B2 (ja) 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置