JPH09319200A - 画像形成装置におけるトナー供給装置 - Google Patents
画像形成装置におけるトナー供給装置Info
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- JPH09319200A JPH09319200A JP8131675A JP13167596A JPH09319200A JP H09319200 A JPH09319200 A JP H09319200A JP 8131675 A JP8131675 A JP 8131675A JP 13167596 A JP13167596 A JP 13167596A JP H09319200 A JPH09319200 A JP H09319200A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0806—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
- G03G15/0812—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer regulating means, e.g. structure of doctor blade
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 トナー供給ローラ及び現像ローラの周辺で形
成されるトナー供給路中でトナー詰まりを発生すること
なく、トナー供給ローラから現像ローラへスムーズにト
ナーを供給することが可能な、トナー供給装置を提供す
る。 【解決手段】 L字状ブレード24の突出部24Aの長
さを2mm以下に設定するとともに、トナー供給ローラ
20の回転中心とブレード24が現像ローラ19に当接
する当接部19Aとを通る直線がトナー供給ローラ20
の表面と交わる交点と当接部19Aとの間に形成される
間隙Y、即ち、突出部24Aの下面とトナー供給ローラ
20の表面との間に形成される間隙Yを3mm以上に設
定する。これにより、トナー供給ローラ20及び現像ロ
ーラ19の周辺で形成されるトナー供給路Gが現像ロー
ラ19側へ大きく迂回されることなく直線的に形成され
ることとなり、これよりトナー供給路G中でトナーの流
れをスムーズにしてトナー詰まりが防止される。
成されるトナー供給路中でトナー詰まりを発生すること
なく、トナー供給ローラから現像ローラへスムーズにト
ナーを供給することが可能な、トナー供給装置を提供す
る。 【解決手段】 L字状ブレード24の突出部24Aの長
さを2mm以下に設定するとともに、トナー供給ローラ
20の回転中心とブレード24が現像ローラ19に当接
する当接部19Aとを通る直線がトナー供給ローラ20
の表面と交わる交点と当接部19Aとの間に形成される
間隙Y、即ち、突出部24Aの下面とトナー供給ローラ
20の表面との間に形成される間隙Yを3mm以上に設
定する。これにより、トナー供給ローラ20及び現像ロ
ーラ19の周辺で形成されるトナー供給路Gが現像ロー
ラ19側へ大きく迂回されることなく直線的に形成され
ることとなり、これよりトナー供給路G中でトナーの流
れをスムーズにしてトナー詰まりが防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体ドラム表面
に形成された静電潜像に対して現像ローラによりトナー
を供給して静電潜像のトナー現像を行うとともに、感光
体ドラム表面上でトナー現像された画像を用紙に転写し
て画像形成を行うレーザプリンタ等の画像形成装置に使
用されるトナー供給装置に関し、特に、トナー供給装置
のトナー貯留部から排出されたトナーをトナー供給ロー
ラを介して現像ローラへ供給するについて、トナー供給
ローラ及び現像ローラの周辺で形成されるトナー供給路
中でトナー詰まりを発生することなく、トナー供給ロー
ラから現像ローラへスムーズにトナーを供給することが
可能であり、もって良好な画質を有する画像を長期に渡
って形成可能な画像形成装置におけるトナー供給装置に
関するものである。
に形成された静電潜像に対して現像ローラによりトナー
を供給して静電潜像のトナー現像を行うとともに、感光
体ドラム表面上でトナー現像された画像を用紙に転写し
て画像形成を行うレーザプリンタ等の画像形成装置に使
用されるトナー供給装置に関し、特に、トナー供給装置
のトナー貯留部から排出されたトナーをトナー供給ロー
ラを介して現像ローラへ供給するについて、トナー供給
ローラ及び現像ローラの周辺で形成されるトナー供給路
中でトナー詰まりを発生することなく、トナー供給ロー
ラから現像ローラへスムーズにトナーを供給することが
可能であり、もって良好な画質を有する画像を長期に渡
って形成可能な画像形成装置におけるトナー供給装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザプリンタ等の画像形成
装置に使用されるトナー供給装置については各種形式の
装置が提案されており、一般に、トナーカートリッジを
含むトナー貯留部、トナー貯留部からのトナーを供給す
るトナー供給ローラ、トナー供給ローラから供給された
トナーを感光体ドラムの静電潜像に供給してトナー現像
を行う現像ローラから構成されている。かかるトナー供
給装置の一例について図7に基づき説明する。図7は従
来のトナー供給装置の要部を模式的に示す説明図であ
る。
装置に使用されるトナー供給装置については各種形式の
装置が提案されており、一般に、トナーカートリッジを
含むトナー貯留部、トナー貯留部からのトナーを供給す
るトナー供給ローラ、トナー供給ローラから供給された
トナーを感光体ドラムの静電潜像に供給してトナー現像
を行う現像ローラから構成されている。かかるトナー供
給装置の一例について図7に基づき説明する。図7は従
来のトナー供給装置の要部を模式的に示す説明図であ
る。
【0003】図7において、トナー供給装置はトナーを
収納するとともに、幅方向のほぼ中央位置にトナー供給
口用の孔が形成されたトナーカートリッジ100を有
し、トナーカートリッジ100内には、トナーを攪拌し
てトナー供給口101からトナーを現像室102側に供
給するアジテータ103が設けられている。また、フレ
ームFには、トナーカートリッジ100のトナー供給用
孔に対応してトナー供給用孔が形成されており、2つの
トナー供給用孔によりトナー供給孔101が構成され
る。上フレームF1と下フレームF2とにより閉塞され
た現像室102内で下方位置にはトナー供給ローラ10
4が回転可能に配置されており、このトナー供給ローラ
104はトナー供給口101から供給されたトナーを現
像ローラ105に供給する。
収納するとともに、幅方向のほぼ中央位置にトナー供給
口用の孔が形成されたトナーカートリッジ100を有
し、トナーカートリッジ100内には、トナーを攪拌し
てトナー供給口101からトナーを現像室102側に供
給するアジテータ103が設けられている。また、フレ
ームFには、トナーカートリッジ100のトナー供給用
孔に対応してトナー供給用孔が形成されており、2つの
トナー供給用孔によりトナー供給孔101が構成され
る。上フレームF1と下フレームF2とにより閉塞され
た現像室102内で下方位置にはトナー供給ローラ10
4が回転可能に配置されており、このトナー供給ローラ
104はトナー供給口101から供給されたトナーを現
像ローラ105に供給する。
【0004】また、前記現像ローラ105の上方で上フ
レームF1の内壁には、固定部材106を介してブレー
ド107が固定されており、かかるブレード107は、
現像ローラ105の表面に供給されたトナー層の層厚を
規制する作用を行う。更に、現像ローラ105は感光体
ドラム108と接触するように配置されており、感光体
ドラム表面には、画像データに基づいてレーザ光をスキ
ャニングするレーザ発光装置(図示せず)により静電潜
像が形成される。現像ローラ105は、感光体ドラム1
08の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して画
像のトナー現像を行い、また、感光体ドラム108の表
面上でトナー現像された画像は、給紙部(図示せず)か
ら送給された用紙上に転写されて画像の形成が行われる
ものである。
レームF1の内壁には、固定部材106を介してブレー
ド107が固定されており、かかるブレード107は、
現像ローラ105の表面に供給されたトナー層の層厚を
規制する作用を行う。更に、現像ローラ105は感光体
ドラム108と接触するように配置されており、感光体
ドラム表面には、画像データに基づいてレーザ光をスキ
ャニングするレーザ発光装置(図示せず)により静電潜
像が形成される。現像ローラ105は、感光体ドラム1
08の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して画
像のトナー現像を行い、また、感光体ドラム108の表
面上でトナー現像された画像は、給紙部(図示せず)か
ら送給された用紙上に転写されて画像の形成が行われる
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
トナー供給装置において、トナーカートリッジ100か
らトナー供給口101を経て現像室102内にトナー供
給する場合、トナー供給ローラ104及び現像ローラ1
05の周辺では矢印Eにて示すようなトナー供給路10
9が形成される。かかるトナー供給路109は、トナー
供給口101からトナー供給ローラ104の上方に至
り、更にブレード107が現像ローラ105と当接する
当接部から外方に突出形成された突出部107Aの下方
で迂回した後現像室102の上方へ抜けるように形成さ
れる。
トナー供給装置において、トナーカートリッジ100か
らトナー供給口101を経て現像室102内にトナー供
給する場合、トナー供給ローラ104及び現像ローラ1
05の周辺では矢印Eにて示すようなトナー供給路10
9が形成される。かかるトナー供給路109は、トナー
供給口101からトナー供給ローラ104の上方に至
り、更にブレード107が現像ローラ105と当接する
当接部から外方に突出形成された突出部107Aの下方
で迂回した後現像室102の上方へ抜けるように形成さ
れる。
【0006】このとき、トナーをトナー供給路109に
沿って供給するについては、ブレード107の突出部1
07Aの長さ(現像ローラ105との当接部と先端まで
の長さ)を如何に設定するか、及び、突出部107Aの
下面とトナー供給ローラ104の表面との間に形成され
る間隙を如何に設定するかが重要な問題となる。即ち、
突出部107Aの長さが大き過ぎると、トナー供給路1
09が現像ローラ105側に迂回する迂回量が大きくな
ってトナーの流れが阻害され、トナー詰まりが発生する
虞があり、また、突出部107Aの下面とトナー供給ロ
ーラ104の表面との間隙が小さ過ぎると、やはりトナ
ー供給路109中でトナーの流れが阻害されてトナー詰
まりが発生する虞がある。
沿って供給するについては、ブレード107の突出部1
07Aの長さ(現像ローラ105との当接部と先端まで
の長さ)を如何に設定するか、及び、突出部107Aの
下面とトナー供給ローラ104の表面との間に形成され
る間隙を如何に設定するかが重要な問題となる。即ち、
突出部107Aの長さが大き過ぎると、トナー供給路1
09が現像ローラ105側に迂回する迂回量が大きくな
ってトナーの流れが阻害され、トナー詰まりが発生する
虞があり、また、突出部107Aの下面とトナー供給ロ
ーラ104の表面との間隙が小さ過ぎると、やはりトナ
ー供給路109中でトナーの流れが阻害されてトナー詰
まりが発生する虞がある。
【0007】かかる事情下において、従来のトナー供給
装置では、ブレード107における突出部107Aの長
さが2mmより大きく設定され、また、突出部107A
の下面とトナー供給ローラ104の表面との間隙が3m
m未満に設定されている場合が殆どである。このような
場合には、トナー供給ローラ104と現像ローラ105
の周辺に形成されるトナー供給路109中で、前記した
ようにトナーの流れが阻害されてトナー詰まりを発生す
る虞が多分に存し、これに起因してトナー供給ローラか
ら現像ローラへスムーズにトナーを供給することが困難
となって良好な画質を有する画像を長期に渡って形成す
ることができなくなる。
装置では、ブレード107における突出部107Aの長
さが2mmより大きく設定され、また、突出部107A
の下面とトナー供給ローラ104の表面との間隙が3m
m未満に設定されている場合が殆どである。このような
場合には、トナー供給ローラ104と現像ローラ105
の周辺に形成されるトナー供給路109中で、前記した
ようにトナーの流れが阻害されてトナー詰まりを発生す
る虞が多分に存し、これに起因してトナー供給ローラか
ら現像ローラへスムーズにトナーを供給することが困難
となって良好な画質を有する画像を長期に渡って形成す
ることができなくなる。
【0008】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、トナー供給装置のトナー貯留部
から排出されたトナーをトナー供ローラを介して現像ロ
ーラへ供給するについて、トナー供給ローラ及び現像ロ
ーラの周辺で形成されるトナー供給路中でトナー詰まり
を発生することなく、トナー供給ローラから現像ローラ
へスムーズにトナーを供給することが可能であり、もっ
て良好な画質を有する画像を長期に渡って形成可能な画
像形成装置におけるトナー供給装置を提供することを目
的とする。
になされたものであり、トナー供給装置のトナー貯留部
から排出されたトナーをトナー供ローラを介して現像ロ
ーラへ供給するについて、トナー供給ローラ及び現像ロ
ーラの周辺で形成されるトナー供給路中でトナー詰まり
を発生することなく、トナー供給ローラから現像ローラ
へスムーズにトナーを供給することが可能であり、もっ
て良好な画質を有する画像を長期に渡って形成可能な画
像形成装置におけるトナー供給装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係るトナー供給装置は、感光体ドラム表面に
形成された静電潜像に対してトナーを供給して静電潜像
をトナー現像するとともに、感光体ドラム表面上でトナ
ー現像された画像を用紙に転写して画像形成を行う画像
形成装置に使用されるトナー供給装置であって、トナー
貯留部と、トナー貯留部からのトナーを供給するトナー
供給ローラと、トナー供給ローラから供給されたトナー
を感光体ドラムの静電潜像に供給してトナー現像を行う
現像ローラと、現像ローラ上に当接してトナー層の層厚
を規制するとともに現像ローラとの当接部から外方に突
出した突出部が設けられたL字状のブレード部材とを有
するトナー供給装置において、前記突出部の長さが2m
m以下、且つ、前記トナー供給ローラの回転中心と前記
当接部とを通る直線がトナー供給ローラの表面と交わる
交点と前記当接部との間に形成される間隙が3mm以上
に設定されていることを特徴とする。
請求項1に係るトナー供給装置は、感光体ドラム表面に
形成された静電潜像に対してトナーを供給して静電潜像
をトナー現像するとともに、感光体ドラム表面上でトナ
ー現像された画像を用紙に転写して画像形成を行う画像
形成装置に使用されるトナー供給装置であって、トナー
貯留部と、トナー貯留部からのトナーを供給するトナー
供給ローラと、トナー供給ローラから供給されたトナー
を感光体ドラムの静電潜像に供給してトナー現像を行う
現像ローラと、現像ローラ上に当接してトナー層の層厚
を規制するとともに現像ローラとの当接部から外方に突
出した突出部が設けられたL字状のブレード部材とを有
するトナー供給装置において、前記突出部の長さが2m
m以下、且つ、前記トナー供給ローラの回転中心と前記
当接部とを通る直線がトナー供給ローラの表面と交わる
交点と前記当接部との間に形成される間隙が3mm以上
に設定されていることを特徴とする。
【0010】前記請求項1のトナー供給装置では、L字
状ブレード部材の突出部の長さが2mm以下に設定され
るとともに、トナー供給ローラの回転中心とブレード部
材が現像ローラに当接する当接部とを通る直線がトナー
供給ローラの表面と交わる交点と当接部との間に形成さ
れる間隙、即ち、突出部の下面とトナー供給ローラの表
面との間に形成される間隙が3mm以上に設定されてい
ることから、トナー供給ローラ及び現像ローラの周辺で
形成されるトナー供給路が現像ローラ側へ大きく迂回さ
れることなく直線的に形成されることとなり、これより
トナー供給路中でトナーの流れをスムーズにしてトナー
詰まりを防止することが可能となる。従って、トナー供
給ローラから現像ローラへスムーズにトナーを供給する
ことが可能となって良好な画質を有する画像を長期に渡
って形成することが可能となる。
状ブレード部材の突出部の長さが2mm以下に設定され
るとともに、トナー供給ローラの回転中心とブレード部
材が現像ローラに当接する当接部とを通る直線がトナー
供給ローラの表面と交わる交点と当接部との間に形成さ
れる間隙、即ち、突出部の下面とトナー供給ローラの表
面との間に形成される間隙が3mm以上に設定されてい
ることから、トナー供給ローラ及び現像ローラの周辺で
形成されるトナー供給路が現像ローラ側へ大きく迂回さ
れることなく直線的に形成されることとなり、これより
トナー供給路中でトナーの流れをスムーズにしてトナー
詰まりを防止することが可能となる。従って、トナー供
給ローラから現像ローラへスムーズにトナーを供給する
ことが可能となって良好な画質を有する画像を長期に渡
って形成することが可能となる。
【0011】また、請求項2に係るトナー供給装置は、
請求項1のトナー供給装置において、前記トナー供給ロ
ーラ及び現像ローラは同一方向に回転されることを特徴
とする。このように、トナー供給ローラ及び現像ローラ
が同一回転方向に回転されることに基づき、各トナー供
給ローラ、現像ローラの回転速度差を適正に設定するこ
とによりトナー供給路に沿って移送されるトナーの流れ
が更にスムーズとなるものである。
請求項1のトナー供給装置において、前記トナー供給ロ
ーラ及び現像ローラは同一方向に回転されることを特徴
とする。このように、トナー供給ローラ及び現像ローラ
が同一回転方向に回転されることに基づき、各トナー供
給ローラ、現像ローラの回転速度差を適正に設定するこ
とによりトナー供給路に沿って移送されるトナーの流れ
が更にスムーズとなるものである。
【0012】更に、請求項3に係るトナー供給装置は、
請求項1のトナー供給装置において、前記ブレード部材
の突出部の長さが1mm以上2mm以下であることを特
徴とし、また、請求項4に係るトナー供給装置は、請求
項1乃至請求項3のいずれかのトナー供給装置におい
て、前記ブレード部材のL字状部分の角度は90度〜9
5度であることを特徴とする。かかる請求項3及び請求
項4のトナー供給装置では、ブレード部材の突出部の長
さが1mm以上2mm以下に設定されるとともに、ブレ
ード部材のL字状部分の角度が90度〜95度に設定さ
れていることに基づき、トナー供給路は更に直線的に形
成されることとなり、従って、トナー供給路中でトナー
の流れを更にスムーズにしてトナー詰まりを容易に防止
することが可能となる。
請求項1のトナー供給装置において、前記ブレード部材
の突出部の長さが1mm以上2mm以下であることを特
徴とし、また、請求項4に係るトナー供給装置は、請求
項1乃至請求項3のいずれかのトナー供給装置におい
て、前記ブレード部材のL字状部分の角度は90度〜9
5度であることを特徴とする。かかる請求項3及び請求
項4のトナー供給装置では、ブレード部材の突出部の長
さが1mm以上2mm以下に設定されるとともに、ブレ
ード部材のL字状部分の角度が90度〜95度に設定さ
れていることに基づき、トナー供給路は更に直線的に形
成されることとなり、従って、トナー供給路中でトナー
の流れを更にスムーズにしてトナー詰まりを容易に防止
することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
におけるトナー供給装置について、本発明をレーザプリ
ンタのトナー供給装置につき具体化した実施形態に基づ
き図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態
に係るレーザプリンタの概略構成について図1、図2に
基づき説明する。図1はレーザプリンタにおける主要構
成部品の分解斜視図、図2はレーザプリンタの側断面図
である。
におけるトナー供給装置について、本発明をレーザプリ
ンタのトナー供給装置につき具体化した実施形態に基づ
き図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態
に係るレーザプリンタの概略構成について図1、図2に
基づき説明する。図1はレーザプリンタにおける主要構
成部品の分解斜視図、図2はレーザプリンタの側断面図
である。
【0014】図1において、レーザプリンタPの本体ケ
ース1は、メインフレーム1aとメインカバー1bとを
一体的に射出成形等で形成されてなる。メインフレーム
1aには、スキャナユニット2、プロセスユニット3、
定着ユニット4、及び、給紙ユニット5が上面から装着
される。また、メインカバー1bは、かかるメインフレ
ーム1aの四周(前後及び左右両側)外面を覆うもので
ある。さらに、メインフレーム1aの外面とメインカバ
ー1bの内面とで形成される収納凹所33には、駆動モ
ータとギヤ列を含む駆動系ユニット6が、本体ケース1
の下方から挿入されて装着固定される。
ース1は、メインフレーム1aとメインカバー1bとを
一体的に射出成形等で形成されてなる。メインフレーム
1aには、スキャナユニット2、プロセスユニット3、
定着ユニット4、及び、給紙ユニット5が上面から装着
される。また、メインカバー1bは、かかるメインフレ
ーム1aの四周(前後及び左右両側)外面を覆うもので
ある。さらに、メインフレーム1aの外面とメインカバ
ー1bの内面とで形成される収納凹所33には、駆動モ
ータとギヤ列を含む駆動系ユニット6が、本体ケース1
の下方から挿入されて装着固定される。
【0015】また、メインフレーム1a及びメインカバ
ー1bの上面をトップカバー7で覆っており、かかるト
ップカバー7には、メインフレーム1aにて上向きに突
出形成された操作パネル部1cを貫通させるための孔7
a、及び、給紙ユニット5の基部を貫通させるための開
口部7bとが形成されている。更に、トップカバー7の
前部側(図1中、右方側)には、その両側にて内方に向
かって突設された支持軸9aを有する一対のブラケット
9(図1中には、その一方のみを示す)が設けられてお
り、各ブラケット9の支持軸9aには、排紙トレイ8の
両側に形成された各支持部8aの支持孔8bが支持され
ている。これにより、排紙トレイ8は、トップカバー7
に対して回動可能に支持される。また、トップカバー7
の上面において、その両側部7cの上面と中央部7dの
上面との間には段差7eが形成されており、かかる段差
7eは、排紙トレイ8の不使用時において排紙トレイ8
をトップカバー7の中央部7d上に収納するための収納
凹部7f(図2参照)を構成する。これにより、排紙ト
レイ8は、その不使用時にトップカバー7側に収納位置
まで回動させることにより収納凹部7fに収納され、ま
た、その使用時に収納位置から収納方向と反対方向に回
動させることにより定着ユニット4から排紙される用紙
を順次スタックするスタック位置(図2参照)にセット
されるものである。
ー1bの上面をトップカバー7で覆っており、かかるト
ップカバー7には、メインフレーム1aにて上向きに突
出形成された操作パネル部1cを貫通させるための孔7
a、及び、給紙ユニット5の基部を貫通させるための開
口部7bとが形成されている。更に、トップカバー7の
前部側(図1中、右方側)には、その両側にて内方に向
かって突設された支持軸9aを有する一対のブラケット
9(図1中には、その一方のみを示す)が設けられてお
り、各ブラケット9の支持軸9aには、排紙トレイ8の
両側に形成された各支持部8aの支持孔8bが支持され
ている。これにより、排紙トレイ8は、トップカバー7
に対して回動可能に支持される。また、トップカバー7
の上面において、その両側部7cの上面と中央部7dの
上面との間には段差7eが形成されており、かかる段差
7eは、排紙トレイ8の不使用時において排紙トレイ8
をトップカバー7の中央部7d上に収納するための収納
凹部7f(図2参照)を構成する。これにより、排紙ト
レイ8は、その不使用時にトップカバー7側に収納位置
まで回動させることにより収納凹部7fに収納され、ま
た、その使用時に収納位置から収納方向と反対方向に回
動させることにより定着ユニット4から排紙される用紙
を順次スタックするスタック位置(図2参照)にセット
されるものである。
【0016】次に、レーザプリンタPの内部における概
略構成について図2を参照して説明する。図2におい
て、給紙ユニット5におけるフィーダーケース5a内に
は用紙50が積層状態で収納されており、各用紙50の
先端は、フィーダーケース5a内に配設された付勢ばね
10aを備えた支持板10を介して給紙ローラ11に向
かって押圧されるとともに、駆動系ユニット6から動力
伝達されて回転する給紙ローラ11と用紙捌き部材62
とによって1枚ずつ分離される。分離された用紙50
は、上下一対のレジストローラ13、14にてプロセス
ユニット3に給送される。
略構成について図2を参照して説明する。図2におい
て、給紙ユニット5におけるフィーダーケース5a内に
は用紙50が積層状態で収納されており、各用紙50の
先端は、フィーダーケース5a内に配設された付勢ばね
10aを備えた支持板10を介して給紙ローラ11に向
かって押圧されるとともに、駆動系ユニット6から動力
伝達されて回転する給紙ローラ11と用紙捌き部材62
とによって1枚ずつ分離される。分離された用紙50
は、上下一対のレジストローラ13、14にてプロセス
ユニット3に給送される。
【0017】ここに、プロセスユニット3は、スキャナ
ユニット2に設けられた後述するレーザ光学系を介して
画像データに従って感光体ドラム12の表面に形成され
た静電潜像に対してトナーを供給することにより潜像の
トナー現像を行うためのユニットである。具体的に説明
すると、プロセスユニット3は、感光体ドラム12とそ
の上面に当接する転写ローラ17、感光体ドラム12の
下方に配置されたスコロトロン型等の帯電器18、給紙
方向において感光体ドラム12よりも上流側に配置され
た現像ローラ19及びトナー供給ローラ20を有する現
像装置、更にその上流側に配置されたトナー貯留部とし
ての着脱可能なトナーカートリッジ21、感光体ドラム
12よりも下流側に配置されたクリーニング装置22等
から構成されている。
ユニット2に設けられた後述するレーザ光学系を介して
画像データに従って感光体ドラム12の表面に形成され
た静電潜像に対してトナーを供給することにより潜像の
トナー現像を行うためのユニットである。具体的に説明
すると、プロセスユニット3は、感光体ドラム12とそ
の上面に当接する転写ローラ17、感光体ドラム12の
下方に配置されたスコロトロン型等の帯電器18、給紙
方向において感光体ドラム12よりも上流側に配置され
た現像ローラ19及びトナー供給ローラ20を有する現
像装置、更にその上流側に配置されたトナー貯留部とし
ての着脱可能なトナーカートリッジ21、感光体ドラム
12よりも下流側に配置されたクリーニング装置22等
から構成されている。
【0018】また、現像装置の現像室内において、トナ
ー供給ローラ20の上方に一対の下オーガローラ34及
び上オーガローラ35が回転可能に配置されている。下
オーガローラ34は、トナーカートリッジ21からトナ
ー供給口21A(トナーカートリッジ21のほぼ中央位
置に形成された孔とユニットフレーム25に形成された
孔とで構成される)を経て現像室に供給されたトナー
を、トナー供給ローラ20の上方でトナー供給口21A
の両側方向に搬送する作用を行い、また、上オーガロー
ラ35は、トナー供給口21Aの両側からトナー供給口
21Aに向かってトナーを搬送する作用を行う。このよ
うに、各下オーガローラ34、上オーガローラ35を介
してトナー供給口21Aから現像室側に供給されたトナ
ーは、トナー供給ローラ20の上方でその両側方向に搬
送循環されるものであり、トナーは搬送循環されている
間にトナー供給ローラ20に被着しつつ供給されてい
く。かかる各下オーガローラ34、上オーガローラ35
の詳細な構成については後述する。
ー供給ローラ20の上方に一対の下オーガローラ34及
び上オーガローラ35が回転可能に配置されている。下
オーガローラ34は、トナーカートリッジ21からトナ
ー供給口21A(トナーカートリッジ21のほぼ中央位
置に形成された孔とユニットフレーム25に形成された
孔とで構成される)を経て現像室に供給されたトナー
を、トナー供給ローラ20の上方でトナー供給口21A
の両側方向に搬送する作用を行い、また、上オーガロー
ラ35は、トナー供給口21Aの両側からトナー供給口
21Aに向かってトナーを搬送する作用を行う。このよ
うに、各下オーガローラ34、上オーガローラ35を介
してトナー供給口21Aから現像室側に供給されたトナ
ーは、トナー供給ローラ20の上方でその両側方向に搬
送循環されるものであり、トナーは搬送循環されている
間にトナー供給ローラ20に被着しつつ供給されてい
く。かかる各下オーガローラ34、上オーガローラ35
の詳細な構成については後述する。
【0019】現像ローラ19の上方側でユニットフレー
ム25の下面には、L字状のブレード固定部材36によ
りブレード24が固定されている。かかるブレード24
は、トナー供給ローラ20から現像ローラ19上に供給
されたトナー層の層厚を所定厚に規制するためのもので
ある。また、ブレード24には、そのL字状形状に基づ
き、現像ローラ19との当接部から外方に突出した突出
部24Aが設けられている(図3等参照)。
ム25の下面には、L字状のブレード固定部材36によ
りブレード24が固定されている。かかるブレード24
は、トナー供給ローラ20から現像ローラ19上に供給
されたトナー層の層厚を所定厚に規制するためのもので
ある。また、ブレード24には、そのL字状形状に基づ
き、現像ローラ19との当接部から外方に突出した突出
部24Aが設けられている(図3等参照)。
【0020】更に、感光体ドラム12の外周面は、帯電
器18にて形成された帯電層にスキャナユニット2から
レーザービームを走査(スキャニング)することにより
静電潜像が形成される。トナーカートリッジ21内のト
ナーは、攪拌体23により攪拌されてトナー供給口21
Aから放出された後、トナー供給ローラ20を介して現
像ローラ19の外周面に担持され、ブレード24によっ
てトナー層の厚さが規制される。感光体ドラム12に形
成された静電潜像は、現像ローラ19からトナーが付着
することによって顕像化され、転写ローラ17と感光体
ドラム12の間を通る用紙50に転写される。そして、
感光体ドラム12上に残ったトナーはクリーニング装置
22で回収される。
器18にて形成された帯電層にスキャナユニット2から
レーザービームを走査(スキャニング)することにより
静電潜像が形成される。トナーカートリッジ21内のト
ナーは、攪拌体23により攪拌されてトナー供給口21
Aから放出された後、トナー供給ローラ20を介して現
像ローラ19の外周面に担持され、ブレード24によっ
てトナー層の厚さが規制される。感光体ドラム12に形
成された静電潜像は、現像ローラ19からトナーが付着
することによって顕像化され、転写ローラ17と感光体
ドラム12の間を通る用紙50に転写される。そして、
感光体ドラム12上に残ったトナーはクリーニング装置
22で回収される。
【0021】前記のように構成されるプロセスユニット
3は、合成樹脂製のユニットフレーム25に組み込むこ
とによりカートリッジ化されており、このカートリッジ
化したプロセスユニット3は前記メインフレーム1aに
対して着脱可能に装着される。
3は、合成樹脂製のユニットフレーム25に組み込むこ
とによりカートリッジ化されており、このカートリッジ
化したプロセスユニット3は前記メインフレーム1aに
対して着脱可能に装着される。
【0022】また、スキャナユニット2は公知のレーザ
光学系を備えており、所定の画像データに基づきレーザ
光学系のスキャニングを行って感光体ドラム12の表面
に静電潜像を形成するユニットである。具体的に説明す
ると、スキャナユニット2は前記プロセスユニット3の
下方に配置されており、スキャナユニット2の上面には
スキャナカバー26が取り付けられている。かかるスキ
ャナカバー26は、メインフレーム1aにおける底板部
27の上流側に開口部のほとんどを被覆して固定されて
いる。露光ユニットとしてのスキャナユニット2は、ス
キャナカバー26の下面側に、レーザ発光部28、ポリ
ゴンミラー29、レンズ30、反射鏡31等が配置され
てなり、レーザ光は、スキャナカバー26にて感光体ド
ラム12の軸線に沿って延びるように形成された横長の
スキャナ孔32に挿嵌されたガラス板33を通過してプ
ロセスユニット3における感光体ドラム12の外周面に
照射される。これにより、画像データに従って感光体ド
ラム12の外周面に静電潜像が露光形成される。このよ
うに、スキャナユニット2のレーザ光学系により感光体
ドラム12に形成された静電潜像に対しては、前記プロ
セスユニット3を介してトナーが供給され、静電潜像の
トナー現像が行われる。
光学系を備えており、所定の画像データに基づきレーザ
光学系のスキャニングを行って感光体ドラム12の表面
に静電潜像を形成するユニットである。具体的に説明す
ると、スキャナユニット2は前記プロセスユニット3の
下方に配置されており、スキャナユニット2の上面には
スキャナカバー26が取り付けられている。かかるスキ
ャナカバー26は、メインフレーム1aにおける底板部
27の上流側に開口部のほとんどを被覆して固定されて
いる。露光ユニットとしてのスキャナユニット2は、ス
キャナカバー26の下面側に、レーザ発光部28、ポリ
ゴンミラー29、レンズ30、反射鏡31等が配置され
てなり、レーザ光は、スキャナカバー26にて感光体ド
ラム12の軸線に沿って延びるように形成された横長の
スキャナ孔32に挿嵌されたガラス板33を通過してプ
ロセスユニット3における感光体ドラム12の外周面に
照射される。これにより、画像データに従って感光体ド
ラム12の外周面に静電潜像が露光形成される。このよ
うに、スキャナユニット2のレーザ光学系により感光体
ドラム12に形成された静電潜像に対しては、前記プロ
セスユニット3を介してトナーが供給され、静電潜像の
トナー現像が行われる。
【0023】前記のようにプロセスユニット3に送給さ
れた用紙50には、プロセスユニット3内で感光体ドラ
ム12に形成された静電潜像に基づくトナー画像が転写
され、この後、定着ユニット4に送給される。定着ユニ
ット4では、一対の加熱ローラ15と押圧ローラ16を
介して用紙50上に転写されたトナー画像の熱定着が行
われる。この後、画像形成された用紙50は、各ローラ
15、16によりスタック位置にある排紙トレイ8上に
順次スタックされつつ排紙される。ここで、図2におい
て、給紙ユニット5から排紙トレイ8まで送給される用
紙50の軌跡Rが二点鎖線にて示されている。
れた用紙50には、プロセスユニット3内で感光体ドラ
ム12に形成された静電潜像に基づくトナー画像が転写
され、この後、定着ユニット4に送給される。定着ユニ
ット4では、一対の加熱ローラ15と押圧ローラ16を
介して用紙50上に転写されたトナー画像の熱定着が行
われる。この後、画像形成された用紙50は、各ローラ
15、16によりスタック位置にある排紙トレイ8上に
順次スタックされつつ排紙される。ここで、図2におい
て、給紙ユニット5から排紙トレイ8まで送給される用
紙50の軌跡Rが二点鎖線にて示されている。
【0024】次に、プロセスユニット3における現像室
の詳細な構成について図3乃至図5に基づき説明する。
図3はプロセスユニット3の側断面図、図4は現像室の
拡大図、図5は現像室の内部を示す正面断面図である。
現像室Dは、ユニットフレーム25の上部フレーム25
Aの下面に配置された上シール部材37、ユニットフレ
ーム25の下部フレーム25B、及び、現像室Dの両側
に配置されスポンジ材から形成された一対のサイドシー
ル部材38(図5参照)により囲まれた空間で構成され
ている。また、トナー供給ローラ20は、その両端にロ
ーラ軸20Aが形成されたローラ軸体20Bの周囲にス
ポンジ材からなるローラ材20Cを被覆することにより
構成されており、各ローラ軸20Aはサイドシール部材
38の軸孔に挿嵌されるとともに、その外側にて下部フ
レーム25Bに対して回動可能に取り付けられた一対の
支持板39に支持されている(図5参照)。
の詳細な構成について図3乃至図5に基づき説明する。
図3はプロセスユニット3の側断面図、図4は現像室の
拡大図、図5は現像室の内部を示す正面断面図である。
現像室Dは、ユニットフレーム25の上部フレーム25
Aの下面に配置された上シール部材37、ユニットフレ
ーム25の下部フレーム25B、及び、現像室Dの両側
に配置されスポンジ材から形成された一対のサイドシー
ル部材38(図5参照)により囲まれた空間で構成され
ている。また、トナー供給ローラ20は、その両端にロ
ーラ軸20Aが形成されたローラ軸体20Bの周囲にス
ポンジ材からなるローラ材20Cを被覆することにより
構成されており、各ローラ軸20Aはサイドシール部材
38の軸孔に挿嵌されるとともに、その外側にて下部フ
レーム25Bに対して回動可能に取り付けられた一対の
支持板39に支持されている(図5参照)。
【0025】ここで、前記したブレード24の詳細な構
成、及び、ブレード24とトナー供給ローラ20との間
における配置関係について図4に基づき説明する。先
ず、ブレード24の構成について説明すると、突出部2
4Aの長さXは2mm以下に設定されており、更に長さ
Xは1mm〜2mmの範囲で設定されることが望まし
い。かかる突出部24Aの長さXは、トナー供給ローラ
20と現像ローラ19との周辺で形成されるトナー供給
路Gを形成するにつき、トナーの流れを阻害することな
く直線的なトナー供給路Gを形成するために重要な要素
となる。突出部24Aの長さXが1mm〜2mmの範囲
で設定されている場合には、トナー供給路Gが現像ロー
ラ19側へ大きく迂回することなく、より直線的なトナ
ー供給路Gを形成することができ、また、突出部24A
を1mm以下で形成するのは製造上困難であることから
ブレード24の製造上も好ましいものである。また、ブ
レード固定部材36により固定されたブレード24の直
線部と突出部24Aとのなす角度αは、90度〜95度
の範囲に設定されている。かかる角度αは、突出部24
Aの長さXと同様、トナー供給路Gを形成する上で重要
な要素となり、角度αが90度〜95度の範囲に設定さ
れている場合には、トナーの流れを阻害することなくよ
り直線的なトナー供給路Gを形成することができる。
成、及び、ブレード24とトナー供給ローラ20との間
における配置関係について図4に基づき説明する。先
ず、ブレード24の構成について説明すると、突出部2
4Aの長さXは2mm以下に設定されており、更に長さ
Xは1mm〜2mmの範囲で設定されることが望まし
い。かかる突出部24Aの長さXは、トナー供給ローラ
20と現像ローラ19との周辺で形成されるトナー供給
路Gを形成するにつき、トナーの流れを阻害することな
く直線的なトナー供給路Gを形成するために重要な要素
となる。突出部24Aの長さXが1mm〜2mmの範囲
で設定されている場合には、トナー供給路Gが現像ロー
ラ19側へ大きく迂回することなく、より直線的なトナ
ー供給路Gを形成することができ、また、突出部24A
を1mm以下で形成するのは製造上困難であることから
ブレード24の製造上も好ましいものである。また、ブ
レード固定部材36により固定されたブレード24の直
線部と突出部24Aとのなす角度αは、90度〜95度
の範囲に設定されている。かかる角度αは、突出部24
Aの長さXと同様、トナー供給路Gを形成する上で重要
な要素となり、角度αが90度〜95度の範囲に設定さ
れている場合には、トナーの流れを阻害することなくよ
り直線的なトナー供給路Gを形成することができる。
【0026】また、トナー供給ローラ20とブレード2
4との間において、トナー供給ローラ20の回転中心及
びブレード24が現像ローラ19の表面と当接する当接
部19Aを通る直線がトナー供給ローラの表面と交わる
交点と当接部19Aとの間に形成される間隙Yは、トナ
ー供給路Gを形成するにつき重要な要素となり、かかる
間隙Yは3mm以上に設定されている。このように、間
隙Yが3mm以上に設定されている場合には、突出部2
4Aが1mm〜2mmの範囲に設定されていることとも
相まって、トナー供給路Gをより直線的に形成すること
ができる。
4との間において、トナー供給ローラ20の回転中心及
びブレード24が現像ローラ19の表面と当接する当接
部19Aを通る直線がトナー供給ローラの表面と交わる
交点と当接部19Aとの間に形成される間隙Yは、トナ
ー供給路Gを形成するにつき重要な要素となり、かかる
間隙Yは3mm以上に設定されている。このように、間
隙Yが3mm以上に設定されている場合には、突出部2
4Aが1mm〜2mmの範囲に設定されていることとも
相まって、トナー供給路Gをより直線的に形成すること
ができる。
【0027】更に、トナー供給ローラ20及び現像ロー
ラ19は、共に時計方向に回転される。このように、ト
ナー供給ローラ20及び現像ローラ19が時計方向(同
一回転方向)に回転されることに基づき、各トナー供給
ローラ20、現像ローラ19の回転速度差を適正に設定
することによりトナー供給路Gに沿って移送されるトナ
ーの流れを更にスムーズとすることができる。
ラ19は、共に時計方向に回転される。このように、ト
ナー供給ローラ20及び現像ローラ19が時計方向(同
一回転方向)に回転されることに基づき、各トナー供給
ローラ20、現像ローラ19の回転速度差を適正に設定
することによりトナー供給路Gに沿って移送されるトナ
ーの流れを更にスムーズとすることができる。
【0028】尚、各支持板39(図5)の回転中心は図
5中Cで示されている。また、各支持板39は、現像ロ
ーラ19をも回転可能に支持しており、付勢バネ(図示
せず)を介して図3中時計方向に付勢することにより各
支持板39はその回転中心Cの回りに時計方向に回動さ
れて現像ローラ19は感光体ドラム12に当接される。
このように、各支持板39には、トナー供給ローラ2
0、各下、上オーガローラ34、35、及び現像ローラ
19を一体に支持されることから、トナー供給ローラ2
0、各下、上オーガローラ34、35、及び現像ローラ
19の間における位置関係の調整をユニットとして容易
に行うことができるともに、メンテナンス等も簡単に行
うことができる。
5中Cで示されている。また、各支持板39は、現像ロ
ーラ19をも回転可能に支持しており、付勢バネ(図示
せず)を介して図3中時計方向に付勢することにより各
支持板39はその回転中心Cの回りに時計方向に回動さ
れて現像ローラ19は感光体ドラム12に当接される。
このように、各支持板39には、トナー供給ローラ2
0、各下、上オーガローラ34、35、及び現像ローラ
19を一体に支持されることから、トナー供給ローラ2
0、各下、上オーガローラ34、35、及び現像ローラ
19の間における位置関係の調整をユニットとして容易
に行うことができるともに、メンテナンス等も簡単に行
うことができる。
【0029】また、図5に示すように、下オーガローラ
34において、その中央位置34Cはトナー供給口21
Aの形成位置(トナー供給口21Aの中央位置)にほぼ
一致しており、中央位置34Cから両端に向かって螺旋
状に形成された螺旋歯34Aを有するとともに、そのロ
ーラ軸34Bは、トナー供給ローラ20と同様、各支持
板39に支持されている。これにより下オーガローラ3
4が図3中時計方向に回転された際には、トナー供給口
21Aから供給されたトナーは、トナー供給ローラ20
の上方にて螺旋歯34Aの螺旋方向に従って順次現像室
Dの両側方向(矢印A方向)に搬送される。また、上オ
ーガローラ35において、その中央位置35Cはトナー
供給口21Aの形成位置(トナー供給口21Aの中央位
置)にほぼ一致しており、その両端から中央位置35C
に向かって螺旋状に形成された螺旋歯35Aを有すると
ともに、そのローラ軸35Bは、前記と同様、各支持板
39に支持されている。これにより上オーガローラ35
が図3中時計方向に回転された際には、前記のように下
オーガローラ34により現像室Dの両側方向に搬送され
たトナーの量が増加して上オーガローラ35にまで達す
ると、かかるトナーが、螺旋歯35Aの螺旋方向に従っ
てトナー供給口21Aに向かって(矢印B方向に)順次
搬送される。このとき、トナーの一部は、トナー供給口
21Aからトナーカートリッジ21内に戻される。この
ように、画像の現像に使用されないトナーは、前記のよ
うに搬送循環されてトナー供給口21A内に戻されるこ
とから、トナーが現像室D内に長時間滞留することはな
く、従って、トナーカートリッジ21から常時新鮮なト
ナーが供給され得る。尚、トナーがトナー供給口21A
内に戻されない場合であっても、前記のように下オーガ
ローラ34と上オーガローラ35によりトナーの攪拌、
循環が行われていることから、現像室D内でトナーが固
まったりすることなくトナーの流動性は良好に保持され
得る。
34において、その中央位置34Cはトナー供給口21
Aの形成位置(トナー供給口21Aの中央位置)にほぼ
一致しており、中央位置34Cから両端に向かって螺旋
状に形成された螺旋歯34Aを有するとともに、そのロ
ーラ軸34Bは、トナー供給ローラ20と同様、各支持
板39に支持されている。これにより下オーガローラ3
4が図3中時計方向に回転された際には、トナー供給口
21Aから供給されたトナーは、トナー供給ローラ20
の上方にて螺旋歯34Aの螺旋方向に従って順次現像室
Dの両側方向(矢印A方向)に搬送される。また、上オ
ーガローラ35において、その中央位置35Cはトナー
供給口21Aの形成位置(トナー供給口21Aの中央位
置)にほぼ一致しており、その両端から中央位置35C
に向かって螺旋状に形成された螺旋歯35Aを有すると
ともに、そのローラ軸35Bは、前記と同様、各支持板
39に支持されている。これにより上オーガローラ35
が図3中時計方向に回転された際には、前記のように下
オーガローラ34により現像室Dの両側方向に搬送され
たトナーの量が増加して上オーガローラ35にまで達す
ると、かかるトナーが、螺旋歯35Aの螺旋方向に従っ
てトナー供給口21Aに向かって(矢印B方向に)順次
搬送される。このとき、トナーの一部は、トナー供給口
21Aからトナーカートリッジ21内に戻される。この
ように、画像の現像に使用されないトナーは、前記のよ
うに搬送循環されてトナー供給口21A内に戻されるこ
とから、トナーが現像室D内に長時間滞留することはな
く、従って、トナーカートリッジ21から常時新鮮なト
ナーが供給され得る。尚、トナーがトナー供給口21A
内に戻されない場合であっても、前記のように下オーガ
ローラ34と上オーガローラ35によりトナーの攪拌、
循環が行われていることから、現像室D内でトナーが固
まったりすることなくトナーの流動性は良好に保持され
得る。
【0030】前記したように、各下オーガローラ34、
上オーガローラ35は、トナー供給口21Aから現像室
D内に供給されたトナーをトナー供給ローラ20の上方
で搬送循環する作用を行うものであり、これによりトナ
ーを局部的に滞留させることなくトナー供給ローラ20
の全体に渡って均一にトナーを供給して被着させること
ができる。また、各下オーガローラ34、上オーガロー
ラ35を介してトナーがトナー供給ローラ20の上方で
その両側方向に搬送循環させられることに基づき、トナ
ー供給ローラ20の全体に渡って常時新鮮なトナーを均
一に被着させることができ、これにより現像ローラ19
及び感光体ドラム12表面の静電潜像に対してもトナー
を均一に供給することが可能となって良好な画質を有す
る画像を長期に渡って形成することができるものであ
る。
上オーガローラ35は、トナー供給口21Aから現像室
D内に供給されたトナーをトナー供給ローラ20の上方
で搬送循環する作用を行うものであり、これによりトナ
ーを局部的に滞留させることなくトナー供給ローラ20
の全体に渡って均一にトナーを供給して被着させること
ができる。また、各下オーガローラ34、上オーガロー
ラ35を介してトナーがトナー供給ローラ20の上方で
その両側方向に搬送循環させられることに基づき、トナ
ー供給ローラ20の全体に渡って常時新鮮なトナーを均
一に被着させることができ、これにより現像ローラ19
及び感光体ドラム12表面の静電潜像に対してもトナー
を均一に供給することが可能となって良好な画質を有す
る画像を長期に渡って形成することができるものであ
る。
【0031】また、トナーカートリッジ21におけるト
ナー供給口21Aの形成位置(トナー供給口21Aの中
央位置)と各下オーガ部材34及び上オーガ部材35の
中央位置34C、35Cとがほぼ一致していることか
ら、トナー供給口21Aから排出されたトナーを各下オ
ーガ部材34及び上オーガ部材35を介してトナー供給
ローラ20の上方で効率的に搬送循環することができ
る。
ナー供給口21Aの形成位置(トナー供給口21Aの中
央位置)と各下オーガ部材34及び上オーガ部材35の
中央位置34C、35Cとがほぼ一致していることか
ら、トナー供給口21Aから排出されたトナーを各下オ
ーガ部材34及び上オーガ部材35を介してトナー供給
ローラ20の上方で効率的に搬送循環することができ
る。
【0032】次に、前記ブレードの突出部24Aの長さ
X、及び、突出部24Aの下面とトナー供給ローラ20
の表面との間に形成される間隙Yを変化させながら、前
記のように構成されたトナー供給装置を使用して画像形
成を行った場合に、各長さX、間隙Yの変化が画像の画
質に与える影響について図6に基づき説明する。図6は
各長さX、間隙Yを変化させた場合に長さX、間隙Yと
画像の画質との関係を示す表である。尚、図6におい
て、横軸は間隙Y(単位:mm)、縦軸は長さX(端
子:mm)を示す。また、「○」は10000枚以上の
用紙に画像形成してもトナー供給路Gでトナー詰まりを
発生することなく良好な画質が得られたことを示し、
「△」は数千枚の用紙に画像形成した時点ではトナー詰
まりは発生することはないものの画質の不良が発生した
ことを示し、また、「×」は画像形成の初期段階でトナ
ー詰まりが発生したことを示す。
X、及び、突出部24Aの下面とトナー供給ローラ20
の表面との間に形成される間隙Yを変化させながら、前
記のように構成されたトナー供給装置を使用して画像形
成を行った場合に、各長さX、間隙Yの変化が画像の画
質に与える影響について図6に基づき説明する。図6は
各長さX、間隙Yを変化させた場合に長さX、間隙Yと
画像の画質との関係を示す表である。尚、図6におい
て、横軸は間隙Y(単位:mm)、縦軸は長さX(端
子:mm)を示す。また、「○」は10000枚以上の
用紙に画像形成してもトナー供給路Gでトナー詰まりを
発生することなく良好な画質が得られたことを示し、
「△」は数千枚の用紙に画像形成した時点ではトナー詰
まりは発生することはないものの画質の不良が発生した
ことを示し、また、「×」は画像形成の初期段階でトナ
ー詰まりが発生したことを示す。
【0033】図6から明らかなように、間隙Yが1mm
の場合、突出部24Aの長さXが0.5mmならばトナ
ー詰まり及び画質の低下を発生することはないが、長さ
Xが1.0mmになるとトナー詰まりはないものの画像
の画質低下が発生する。更に、長さXが1.5mm以上
になると、トナー詰まり及び画質の低下が発生してしま
うことが分かる。また、間隙Yが2mmの場合、突出部
24Aの長さXが1.0mm以下ではトナー詰まり及び
画質の低下を発生することはないが、長さXが1.5m
m〜2.0mmの範囲ではトナー詰まりはないものの画
像の画質低下が発生する。また、長さXが2.5mm以
上になると、トナー詰まり及び画質の低下が発生してし
まうことが分かる。更に、間隙Yが3mm及び4mmの
場合、突出部24Aの長さXが2.0mm以下ではトナ
ー詰まり及び画質の低下を発生することはないが、長さ
Xが2.5mm以上になると、トナー詰まりは発生しな
いものの画質の低下が発生してしまうことが分かる。
の場合、突出部24Aの長さXが0.5mmならばトナ
ー詰まり及び画質の低下を発生することはないが、長さ
Xが1.0mmになるとトナー詰まりはないものの画像
の画質低下が発生する。更に、長さXが1.5mm以上
になると、トナー詰まり及び画質の低下が発生してしま
うことが分かる。また、間隙Yが2mmの場合、突出部
24Aの長さXが1.0mm以下ではトナー詰まり及び
画質の低下を発生することはないが、長さXが1.5m
m〜2.0mmの範囲ではトナー詰まりはないものの画
像の画質低下が発生する。また、長さXが2.5mm以
上になると、トナー詰まり及び画質の低下が発生してし
まうことが分かる。更に、間隙Yが3mm及び4mmの
場合、突出部24Aの長さXが2.0mm以下ではトナ
ー詰まり及び画質の低下を発生することはないが、長さ
Xが2.5mm以上になると、トナー詰まりは発生しな
いものの画質の低下が発生してしまうことが分かる。
【0034】以上より明らかなように、ブレード24の
製造上突出部24Aの長さXを1.0mm以下に製造す
ることは困難であることから、突出部24Aの長さXは
1mm〜2mm程度の範囲が最適であることを勘案すれ
ば、間隙Yは3mm以上に設定されていることが望まし
い。
製造上突出部24Aの長さXを1.0mm以下に製造す
ることは困難であることから、突出部24Aの長さXは
1mm〜2mm程度の範囲が最適であることを勘案すれ
ば、間隙Yは3mm以上に設定されていることが望まし
い。
【0035】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
トナー供給装置では、L字状ブレード24の突出部24
Aの長さが2mm以下に設定されるとともに、トナー供
給ローラ20の回転中心とブレード24が現像ローラ1
9に当接する当接部19Aとを通る直線がトナー供給ロ
ーラ20の表面と交わる交点と当接部19Aとの間に形
成される間隙Y、即ち、突出部24Aの下面とトナー供
給ローラ20の表面との間に形成される間隙Yが3mm
以上に設定されていることから、トナー供給ローラ20
及び現像ローラ19の周辺で形成されるトナー供給路G
が現像ローラ19側へ大きく迂回されることなく直線的
に形成されることとなり、これよりトナー供給路G中で
トナーの流れをスムーズにしてトナー詰まりを防止する
ことができる。従って、トナー供給ローラ20から現像
ローラ19へスムーズにトナーを供給することが可能と
なって良好な画質を有する画像を長期に渡って形成する
ことができるものである。
トナー供給装置では、L字状ブレード24の突出部24
Aの長さが2mm以下に設定されるとともに、トナー供
給ローラ20の回転中心とブレード24が現像ローラ1
9に当接する当接部19Aとを通る直線がトナー供給ロ
ーラ20の表面と交わる交点と当接部19Aとの間に形
成される間隙Y、即ち、突出部24Aの下面とトナー供
給ローラ20の表面との間に形成される間隙Yが3mm
以上に設定されていることから、トナー供給ローラ20
及び現像ローラ19の周辺で形成されるトナー供給路G
が現像ローラ19側へ大きく迂回されることなく直線的
に形成されることとなり、これよりトナー供給路G中で
トナーの流れをスムーズにしてトナー詰まりを防止する
ことができる。従って、トナー供給ローラ20から現像
ローラ19へスムーズにトナーを供給することが可能と
なって良好な画質を有する画像を長期に渡って形成する
ことができるものである。
【0036】また、トナー供給ローラ20及び現像ロー
ラ19は共に同一回転方向(時計方向)に回転されるこ
とに基づき、各トナー供給ローラ20、現像ローラ19
の回転速度差を適正に設定することによりトナー供給路
Gに沿って移送されるトナーの流れを更にスムーズとす
ることができる。
ラ19は共に同一回転方向(時計方向)に回転されるこ
とに基づき、各トナー供給ローラ20、現像ローラ19
の回転速度差を適正に設定することによりトナー供給路
Gに沿って移送されるトナーの流れを更にスムーズとす
ることができる。
【0037】更に、ブレード24の突出部24Aの長さ
が1mm以上2mm以下に設定されるとともに、ブレー
ド24の突出部24Aの角度αが90度〜95度に設定
されていることに基づき、トナー供給路Gを更に直線的
に形成することができ、従って、トナー供給路G中でト
ナーの流れを更にスムーズにしてトナー詰まりを容易に
防止することができる。尚、本発明は前記実施形態に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
が1mm以上2mm以下に設定されるとともに、ブレー
ド24の突出部24Aの角度αが90度〜95度に設定
されていることに基づき、トナー供給路Gを更に直線的
に形成することができ、従って、トナー供給路G中でト
ナーの流れを更にスムーズにしてトナー詰まりを容易に
防止することができる。尚、本発明は前記実施形態に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1のトナー供給
装置では、L字状ブレード部材の突出部の長さが2mm
以下に設定されるとともに、トナー供給ローラの回転中
心とブレード部材が現像ローラに当接する当接部とを通
る直線がトナー供給ローラの表面と交わる交点と当接部
との間に形成される間隙、即ち、突出部の下面とトナー
供給ローラの表面との間に形成される間隙が3mm以上
に設定されていることから、トナー供給ローラ及び現像
ローラの周辺で形成されるトナー供給路が現像ローラ側
へ大きく迂回されることなく直線的に形成されることと
なり、これよりトナー供給路中でトナーの流れをスムー
ズにしてトナー詰まりを防止することができる。従っ
て、トナー供給ローラから現像ローラへスムーズにトナ
ーを供給することが可能となって良好な画質を有する画
像を長期に渡って形成することができるものである。
装置では、L字状ブレード部材の突出部の長さが2mm
以下に設定されるとともに、トナー供給ローラの回転中
心とブレード部材が現像ローラに当接する当接部とを通
る直線がトナー供給ローラの表面と交わる交点と当接部
との間に形成される間隙、即ち、突出部の下面とトナー
供給ローラの表面との間に形成される間隙が3mm以上
に設定されていることから、トナー供給ローラ及び現像
ローラの周辺で形成されるトナー供給路が現像ローラ側
へ大きく迂回されることなく直線的に形成されることと
なり、これよりトナー供給路中でトナーの流れをスムー
ズにしてトナー詰まりを防止することができる。従っ
て、トナー供給ローラから現像ローラへスムーズにトナ
ーを供給することが可能となって良好な画質を有する画
像を長期に渡って形成することができるものである。
【0039】また、請求項2に係るトナー供給装置で
は、トナー供給ローラ及び現像ローラが同一回転方向に
回転されることに基づき、各トナー供給ローラ、現像ロ
ーラの回転速度差を適正に設定することによりトナー供
給路に沿って移送されるトナーの流れが更にスムーズと
することができる。
は、トナー供給ローラ及び現像ローラが同一回転方向に
回転されることに基づき、各トナー供給ローラ、現像ロ
ーラの回転速度差を適正に設定することによりトナー供
給路に沿って移送されるトナーの流れが更にスムーズと
することができる。
【0040】更に、請求項3及び請求項4のトナー供給
装置では、ブレード部材の突出部の長さが1mm以上2
mm以下に設定されるとともに、ブレード部材のL字状
部分の角度が90度〜95度に設定されていることに基
づき、トナー供給路は更に直線的に形成されることとな
り、従って、トナー供給路中でトナーの流れを更にスム
ーズにしてトナー詰まりを容易に防止することができ
る。
装置では、ブレード部材の突出部の長さが1mm以上2
mm以下に設定されるとともに、ブレード部材のL字状
部分の角度が90度〜95度に設定されていることに基
づき、トナー供給路は更に直線的に形成されることとな
り、従って、トナー供給路中でトナーの流れを更にスム
ーズにしてトナー詰まりを容易に防止することができ
る。
【0041】以上説明した通り本発明は、トナー供給装
置のトナー貯留部から排出されたトナーをトナー供ロー
ラを介して現像ローラへ供給するについて、トナー供給
ローラ及び現像ローラの周辺で形成されるトナー供給路
中でトナー詰まりを発生することなく、トナー供給ロー
ラから現像ローラへスムーズにトナーを供給することが
可能であり、もって良好な画質を有する画像を長期に渡
って形成可能な画像形成装置におけるトナー供給装置を
提供することができる。
置のトナー貯留部から排出されたトナーをトナー供ロー
ラを介して現像ローラへ供給するについて、トナー供給
ローラ及び現像ローラの周辺で形成されるトナー供給路
中でトナー詰まりを発生することなく、トナー供給ロー
ラから現像ローラへスムーズにトナーを供給することが
可能であり、もって良好な画質を有する画像を長期に渡
って形成可能な画像形成装置におけるトナー供給装置を
提供することができる。
【図1】レーザプリンタにおける主要構成部品の分解斜
視図である。
視図である。
【図2】レーザプリンタの側断面図である。
【図3】プロセスユニットの側断面図である。
【図4】現像室の拡大図である。
【図5】現像室の内部を示す正面断面図である。
【図6】長さX、間隙Yを変化させた場合に長さX、間
隙Yと画像の画質との関係を示す表である。
隙Yと画像の画質との関係を示す表である。
【図7】従来のトナー供給装置の要部を模式的に示す説
明図である。
明図である。
1 本体ケース 3 プロセスユニット 12 感光体ドラム 19 現像ローラ 19A 当接部 20 トナー供給ローラ 21 トナーカートリッジ 21A トナー供給口 24 ブレード 24A 突出部 25 ユニットフレーム D 現像室 G トナー供給路 P レーザプリンタ X 突出部の長さ Y 間隙 α 突出部の角度
Claims (4)
- 【請求項1】 感光体ドラム表面に形成された静電潜
像に対してトナーを供給して静電潜像をトナー現像する
とともに、感光体ドラム表面上でトナー現像された画像
を用紙に転写して画像形成を行う画像形成装置に使用さ
れるトナー供給装置であって、トナー貯留部と、トナー
貯留部からのトナーを供給するトナー供給ローラと、ト
ナー供給ローラから供給されたトナーを感光体ドラムの
静電潜像に供給してトナー現像を行う現像ローラと、現
像ローラ上に当接してトナー層の層厚を規制するととも
に現像ローラとの当接部から外方に突出した突出部が設
けられたL字状のブレード部材とを有するトナー供給装
置において、 前記突出部の長さが2mm以下、且つ、前記トナー供給
ローラの回転中心と前記当接部とを通る直線がトナー供
給ローラの表面と交わる交点と前記当接部との間に形成
される間隙が3mm以上に設定されていることを特徴と
する画像形成装置におけるトナー供給装置。 - 【請求項2】 前記トナー供給ローラ及び現像ローラ
は同一方向に回転されることを特徴とする請求項1記載
の画像形成装置におけるトナー供給装置。 - 【請求項3】 前記ブレード部材の突出部の長さが1
mm以上2mm以下であることを特徴とする請求項1記
載の画像形成装置におけるトナー供給装置。 - 【請求項4】 前記ブレード部材のL字状部分の角度
は90度〜95度であることを特徴とする請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の画像形成装置におけるトナ
ー供給装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8131675A JPH09319200A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 画像形成装置におけるトナー供給装置 |
US08/863,954 US5907757A (en) | 1996-05-27 | 1997-05-27 | Toner supply device for use in image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8131675A JPH09319200A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 画像形成装置におけるトナー供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09319200A true JPH09319200A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15063604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8131675A Pending JPH09319200A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 画像形成装置におけるトナー供給装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5907757A (ja) |
JP (1) | JPH09319200A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7013104B2 (en) * | 2004-03-12 | 2006-03-14 | Lexmark International, Inc. | Toner regulating system having toner regulating member with metallic coating on flexible substrate |
US7236729B2 (en) | 2004-07-27 | 2007-06-26 | Lexmark International, Inc. | Electrophotographic toner regulating member with induced strain outside elastic response region |
JP2008032755A (ja) * | 2004-10-29 | 2008-02-14 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置、トナーカートリッジ、現像カートリッジ、及び感光体カートリッジ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4760422A (en) * | 1985-01-16 | 1988-07-26 | Ricoh Company, Ltd. | Developing device using single component toner |
JP3014103B2 (ja) * | 1989-07-17 | 2000-02-28 | ミノルタ株式会社 | 現像装置 |
JPH05224521A (ja) * | 1992-02-13 | 1993-09-03 | Nec Corp | 現像装置及び画像形成装置 |
US5819145A (en) * | 1995-07-31 | 1998-10-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming device for forming a uniform toner layer on a developing roller |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP8131675A patent/JPH09319200A/ja active Pending
-
1997
- 1997-05-27 US US08/863,954 patent/US5907757A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5907757A (en) | 1999-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040914 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050215 |