[go: up one dir, main page]

JP2009075844A - 携帯端末装置、メール表示プログラムおよびメール表示方法 - Google Patents

携帯端末装置、メール表示プログラムおよびメール表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009075844A
JP2009075844A JP2007244010A JP2007244010A JP2009075844A JP 2009075844 A JP2009075844 A JP 2009075844A JP 2007244010 A JP2007244010 A JP 2007244010A JP 2007244010 A JP2007244010 A JP 2007244010A JP 2009075844 A JP2009075844 A JP 2009075844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
display
text
screen
list
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007244010A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ito
厚志 伊藤
Iriichi Osanai
伊理一 長内
Eriko Ito
衣里子 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007244010A priority Critical patent/JP2009075844A/ja
Priority to US12/233,012 priority patent/US20090083658A1/en
Priority to CN2008101491931A priority patent/CN101393717B/zh
Publication of JP2009075844A publication Critical patent/JP2009075844A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • G06Q10/107Computer-aided management of electronic mailing [e-mailing]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/7243User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality with interactive means for internal management of messages
    • H04M1/72436User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality with interactive means for internal management of messages for text messaging, e.g. short messaging services [SMS] or e-mails

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】受信メールが既読のメールであるか未読のメールであるかを正しく表示する携帯端末装置を得ること。
【解決手段】電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示する携帯端末装置において、受信メールの本文を表示画面に表示する画面表示部12と、本文の末尾が表示画面に表示されたか否かを検出する末尾表示検出部41と、受信メールが既読状態のメールであるか未読状態のメールであるかの既読未読状態を管理するとともに、本文の末尾が表示画面に表示されたことを末尾表示検出部41が検出した場合に、本文の末尾が検出された受信メールの既読未読状態を既読状態として管理する既読未読設定部42と、を備える。
【選択図】 図3

Description

この発明は、受信メールの表示を行なう携帯端末装置、メール表示プログラムおよびメール表示方法に関するものである。
近年、通信技術の発展に伴い、携帯端末装置(携帯電話機など)によってメールを送受信する機会が増えている。このような携帯端末装置では、液晶モニタなどの表示画面上にメールに関する種々の情報を適切に表示することによって、メール機能の使い勝手が良くなる。
特許文献1に記載の携帯電話機では、1つの表示部に対し、受信メールの一覧画面と、受信メールの詳細画面と、を表示している。そして、受信メールの詳細画面には、受信メールの一覧画面で選択された受信メールの本文などを表示している。これにより、携帯電話機の使用者は、受信メールの一覧を表示させつつ、この一覧から選択した受信メールの本文を閲覧している。
特開2005−77936号公報
しかしながら、上記従来の技術では、十字キーの上下キーを押下することによって、一覧表示させた受信メールの中から所望の受信メールを選択しているので、閲覧したい受信メールを選択する場合には、一覧画面上での受信メールの選択位置(選択状態)を上下に移動させる必要がある。このため、受信メールの選択位置は、閲覧しない受信メールの選択位置を通過しながら、閲覧したい受信メールの選択位置まで移動する場合がある。このような場合、受信メールの選択位置を通過しただけの受信メールに対して、この受信メールが実際に閲覧されたメールであるか受信メールの選択位置を通過しただけのメールであるかを判断できないといった問題があった。したがって、各受信メールが既読のメールであるか未読のメールであるかを画面上に正しく表示できなかった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、受信メールが既読のメールであるか未読のメールであるかを正しく表示する携帯端末装置、メール表示プログラムおよびメール表示方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示する携帯端末装置において、前記受信メールの本文を表示画面に表示する表示部と、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたか否かを検出する末尾検出部と、前記受信メールが既読状態のメールであるか未読状態のメールであるかの既読未読状態を管理するとともに、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを前記末尾検出部が検出した場合に、前記本文の末尾が検出された受信メールの既読未読状態を既読状態として管理する既読未読管理部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記表示部は、前記受信メールの一覧を前記表示画面に表示するとともに、前記既読未読管理部は、前記表示部が前記受信メールの一覧を前記表示画面に表示する際に、前記既読未読状態を示す情報を前記各受信メールに対応付けて前記表示画面に表示させることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記末尾検出部は、前記本文の末尾が前記表示画面に所定時間表示された場合に、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出することを特徴とする。
また、本発明は、電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示する携帯端末装置において、前記受信メールの本文および前記受信メールの一覧を、それぞれ本文表示画面および一覧表示画面として同時に表示する表示部と、キー入力される、前記受信メールの表示に関する指示を受け付けるキー操作部と、前記表示部が前記本文表示画面および前記一覧表示画面を同時に表示している状態で前記キー操作部から前記本文の表示態様を変更させる指示がキー入力されると、前記キー操作部にキー入力された指示に従って前記本文の表示態様を変更するよう前記表示部を制御する表示態様制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記本文の表示態様を変更させる指示と、前記本文を表示させる受信メールを前記一覧内で指定する指示とは、それぞれ前記キー操作部の異なるキーに対応付けられていることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記表示態様制御部は、前記本文の表示態様に応じた表示態様で前記一覧の表示態様を変更するよう前記表示部を制御することを特徴とする。
また、本発明は、電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法をコンピュータに実行させるメール表示プログラムにおいて、前記受信メールの本文を表示画面に表示する表示手順と、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたか否かを検出する末尾検出手順と、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出すると、前記本文の末尾が検出された受信メールが既読状態のメールであるか未読状態のメールであるかの既読未読状態を既読状態として管理する既読未読管理手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法をコンピュータに実行させるメール表示プログラムにおいて、前記受信メールの本文および前記受信メールの一覧を、それぞれ本文表示画面および一覧表示画面として同時に表示する同時表示手順と、キー入力される前記受信メールの表示に関する指示を受け付けるキー操作手順と、前記本文表示画面および前記一覧表示画面を同時に表示している状態で前記本文の表示態様を変更させる指示がキー入力されると、キー入力された指示に従って前記本文の表示態様を変更するよう制御する表示態様制御手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法において、前記受信メールの本文を表示画面に表示する表示ステップと、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたか否かを検出する末尾検出ステップと、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出すると、前記本文の末尾が検出された受信メールが既読状態のメールであるか未読状態のメールであるかの既読未読状態を既読状態として管理する既読未読管理ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法において、前記受信メールの本文および前記受信メールの一覧を、それぞれ本文表示画面および一覧表示画面として同時に表示する同時表示ステップと、キー入力される前記受信メールの表示に関する指示を受け付けるキー操作ステップと、前記本文表示画面および前記一覧表示画面を同時に表示している状態で前記本文の表示態様を変更させる指示がキー入力されると、キー入力された指示に従って前記本文の表示態様を変更するよう制御する表示態様制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、本文の末尾が表示画面に表示された場合に受信メールを既読状態として管理するので、受信メールが既読のメールであるか未読のメールであるかを正しく表示することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受信メールの一覧を表示する際に、既読未読状態を各受信メールに対応付けて表示させるので、各受信メールが既読のメールであるか未読のメールであるかを容易に表示することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、本文の末尾が所定時間表示された場合に本文の末尾が表示されたことを検出するので、誤操作によって受信メールのメール本文を表示させてしまった場合であっても、その表示時間が所定の時間よりも短かければ、未読のメールとして管理でき、受信メールが既読のメールであるか未読のメールであるかを正しく表示することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受信メールの本文および受信メールの一覧を同時に表示しながらキー入力された指示に従って本文の表示態様を変更させるので、少ない操作回数で本文の表示態様を変更させながら本文を容易に表示させることが可能になるという効果を奏する。
また、本発明によれば、本文の表示態様を変更させる指示と、本文を表示させる受信メールを一覧内で指定する指示とを、を異なるキーに対応付けているので、本文の表示態様の変更や本文を表示させる受信メールの指定を、少ない操作回数で容易に行なうことが可能になるという効果を奏する。
また、本発明によれば、本文の表示態様に応じた表示態様で一覧の表示態様を変更するので、本文の表示に関する指示を一覧にも容易に反映することが可能になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る携帯端末装置、メール表示プログラム、メール表示方法、携帯端末装置に用いられる制御回路の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1および図2を用いて本実施例に係るメール表示の概念について説明する。図1および図2は、実施例に係るメール表示の概念を説明するための説明図である。携帯端末装置(携帯電話機など)1は、受信メールを表示する際に、表示画面にメール一覧画面(一覧表示画面)21を表示し、このメール一覧画面21から使用者に所定の受信メールを選択させることによって、選択させた受信メールのメール本文画面(本文表示画面)22を表示する装置である。
携帯端末装置1は、メール(電子メール)を受信するとこの受信メールの題名や受信日などをメール一覧画面21に表示する。このとき、メール一覧画面21では、受信メールが未読のメールであること(未読状態を示す情報)を表示しておく(1)。そして、メール一覧画面21に表示している未読の受信メールが使用者によってメール一覧画面21上で選択されると、携帯端末装置1は、選択された受信メールのメール本文をメール本文画面22として表示する(2)。
この後、使用者によってメール本文画面22上でメール本文のスクロール操作(スクロール処理)が行なわれると(3)、携帯端末装置1は、メール本文画面22上でメール本文の続き(未表示部分)をスクロール操作に応じて表示していく。そして、携帯端末装置1は、所定のスクロール操作が行なわれることによって、メール本文の末尾を表示する(4)。
携帯端末装置1は、メール本文画面22上でメール本文の末尾を表示した後に、メール一覧画面21を表示する際には、メール本文の末尾を表示したメールが既読のメールであること(既読状態を示す情報)をメール一覧画面21に表示する(5)。
これにより、携帯端末装置1は、メール一覧画面21に表示する各受信メールが既読(既読状態)のメールであるか未読(未読状態)のメールであるかをメール一覧画面21上に正しく表示できる。また、携帯端末装置1への誤操作によって受信メールのメール本文を表示させてしまった場合であっても、メール本文の末尾が表示されていなければ、未読のメールとして扱うことが可能となる。
携帯端末装置1では、図2に示すように、1つの表示画面に、メール一覧画面21とメール本文画面22の両方を表示させてもよい。この場合、携帯端末装置1は、メール一覧画面21で選択(指定)された受信メールの本文などをメール本文画面22に表示する。
携帯端末装置1は、十字キーの上下キーなどが押下された場合に、メール一覧画面21での受信メールの選択位置を上下キーの押下回数に応じて移動させる。携帯端末装置1は、この受信メールの選択位置に応じたメール本文をメール本文画面22に表示する。
このとき、携帯端末装置1は、受信メールの選択位置に応じたメール本文を表示させる指示(確定ボタンの押下など)を使用者から受けることなく、受信メールの選択位置に応じたメール本文をメール本文画面22に表示する。これにより、メール本文を表示させる受信メールを変更する際に、メール一覧画面21をあらためて開く必要がないので、キー操作回数が少なくなる。したがって、所望のメール本文をメール本文画面22に表示する際のキー操作回数が少なくなる。
携帯端末装置1は、メール本文画面22にメール本文の末尾を表示すると、メール一覧画面21で選択されている受信メールが既読のメールであることをメール一覧画面21上に表示する。
これにより、表示画面にメール一覧画面21とメール本文画面22の両方を表示(以下、一覧と本文の両表示という)させる場合であっても、携帯端末装置1は、メール一覧画面21に表示する各受信メールが既読のメールであるか未読のメールであるかを示す既読未読状態をメール一覧画面21上に正しく表示できる。
また、受信メールの選択位置に応じたメール本文を表示させる指示を使用者から受けることなく、受信メールの選択位置に応じたメール本文をメール本文画面22に表示する場合であっても、受信メールが実際に閲覧されたメールであるか受信メールの選択位置を通過しただけのメールであるかを判断することができる。
以下では、携帯端末装置1の一例として、携帯端末装置1が一覧と本文の両表示を行なう機能を有している場合について説明する。図3は、本発明の実施例に係る携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
携帯端末装置1は、メール機能(電子メール装置)を有した例えば携帯電話機などの通信端末であり、一覧と本文の両表示を行ないながら受信メールが既読のメールであるか未読のメールであるかをメール一覧画面21に表示する。
携帯端末装置1は、キー操作部11、画面表示部(表示部)12、通信制御部13、メール処理部14、一覧表示処理部15、本文表示処理部16、データベース17、拡大縮小制御部18、文字列レイアウト制御部19A、画像レイアウト制御部19B、末尾表示検出部(末尾検出部)41、既読・未読設定部(既読未読管理部)42を有している。なお、ここでのメール処理部14、一覧表示処理部15、本文表示処理部16が特許請求の範囲に記載の表示態様制御部に対応する。
キー操作部11は、テンキー、十字キーなどの複数のキーを有して構成されており、使用者からの種々の指示を入力する。キー操作部11は、使用者によって入力された指示(押下されたボタン)に対応するキーイベント(下スクロール処理など)をメール処理部14へ送る。
画面表示部12は、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、LEDディスプレイなどを備えて構成される。画面表示部12は、メール処理部14、一覧表示処理部15、本文表示処理部16などの指示に基づいて、表示画面にメール本文画面22やメール一覧画面21などを表示する。
通信制御部13は、メールの送受信を制御する。通信制御部13は、他の通信端末から受信したメールをメール処理部14に送るとともに、メール処理部14から指示のあったメールを他の通信端末に送信する。
メール処理部14は、キー操作部11、画面表示部12、通信制御部13、一覧表示処理部15、本文表示処理部16、末尾表示検出部41、既読・未読設定部42から送られてくる種々の情報に基づいて、キー操作部11、画面表示部12、通信制御部13、一覧表示処理部15、本文表示処理部16、末尾表示検出部41、既読・未読設定部42に種々の指示を送る。例えば、メール処理部14は、一覧表示処理部15にメール一覧画面21の生成指示を送るとともに、本文表示処理部16にメール本文画面22の生成指示を送る。また、メール処理部14は、メール一覧表示に割り付けられたキーイベントを受け取る度に、一覧表示処理部15にキーイベントを通知し、メール本文表示に割り付けられたキーイベントを受け取る度に、本文表示処理部16にキーイベントを通知する。
一覧表示処理部15は、メール処理部14からの指示に基づいて、表示画面にメール一覧画面21を表示させる。一覧表示処理部15は、キー操作部11からメール処理部14に送られるキーイベントのうち、メール一覧表示に割り付けられたキーイベントに対応する処理を実行する。本実施例の一覧表示処理部15は、メール本文画面22にメール本文の末尾が表示されると、このメールを未読のメールから既読のメールに変更してメール一覧画面21に表示させる。
本文表示処理部16は、メール処理部14からの指示に基づいて、表示画面にメール本文画面22を表示させる。本文表示処理部16は、キー操作部11からメール処理部14に送られるキーイベントのうち、メール本文表示に割り付けられたキーイベントに対応する処理を実行する。本文表示処理部16は、メール本文画面22に表示されるメール本文の拡大表示、縮小表示、スクロール操作などを行なうことによって、メール本文の表示態様を変更させる。
拡大縮小制御部18は、本文表示処理部16からの指示に基づいて、メール本文画面22に表示されるメール本文の拡大表示、縮小表示を制御する。文字列レイアウト制御部19Aは、拡大縮小制御部18からの指示に基づいて、メール本文画面22に表示させる文字列の折り返し位置を調整する。画像レイアウト制御部19Bは、拡大縮小制御部18からの指示に基づいて、メール本文画面22に表示させる画像をリサイズする。
データベース17は、受信メールのメールリストデータ、受信メールのメール本文、受信メールの確認ステータス(既読または未読)などを記憶するメモリなどの記憶手段である。
末尾表示検出部41は、メール本文画面22にメール本文の末尾が表示されたか否かを検出する。既読・未読設定部42は、受信メールの既読未読状態を管理し、既読未読状態を示す情報をメール一覧画面21に表示させる。既読・未読設定部42は、末尾表示検出部41からメール本文の末尾が表示されたことを示す通知が送られてくると、メール本文の末尾が表示された受信メールの確認ステータスをデータベース17内で未読ステータスから既読ステータスに更新する。
つぎに、携帯端末装置1の動作手順について説明する。以下では、メール一覧とメール本文を同時に表示する際の携帯端末装置1の動作手順を、メール処理部14の動作手順、一覧表示処理部15の動作手順、本文表示処理部16の動作手順の順番で説明する。その後、メール本文の末尾を検知してメールの確認ステータス(受信メールが既読のメールであるか未読のメールであるかを示す情報)を更新する際の携帯端末装置1の詳細な動作手順について説明する。
図4は、メール処理部の動作手順を示すフローチャートである。携帯端末装置1のメニューからメール機能が選択されると、携帯端末装置1はメール機能(メール処理部14など)を起動させる。
携帯端末装置1のメール処理部14は、メール画面の表示領域(画面サイズ)を、所定のメモリ(図示せず)などから取得する(ステップS110)。さらに、メール処理部14は、メール画面の表示設定を所定のメモリなどから読込む(ステップS120)。
メール処理部14は、読み込んだメール画面の表示設定が、メール一覧画面21とメール本文画面22を同時に表示させる設定(一覧と本文の両表示設定)であるか否かを判断する(ステップS130)。
一覧と本文の両表示設定である場合、メール処理部14は、メール一覧画面21とメール本文画面22を同時に表示するため、メール一覧画面21とメール本文画面22のそれぞれの表示サイズとレイアウトを決定する(ステップS140)。メール一覧画面21とメール本文画面22の表示サイズやレイアウトは、予め設定しておいたデフォルトの表示サイズやレイアウトであってもよいし、使用者によってキー操作部11から入力される指示に基づいて決定した表示サイズやレイアウトであってもよい。例えば、メール処理部14は、図2に示したように、メール一覧画面21を全表示画面の上半分に設定し、メール本文画面22を表示画面の下半分に設定する。
そして、メール処理部14は、一覧表示処理部15にメール一覧画面21の生成指示を行うとともに(ステップS150)、本文表示処理部16にメール本文画面22の生成指示を行う(ステップS160)。このとき、メール処理部14は、メール一覧画面21の表示サイズとレイアウトを一覧表示処理部15に送り、メール本文画面22の表示サイズとレイアウトを本文表示処理部16に送る。
この後、メール処理部14は、一覧表示処理部15から送られてくる情報(選択状態にある受信メールを識別する情報)に基づいて、メール一覧画面21上で選択されている受信メール(以下、選択メールという)は何れの受信メールであるかを判定する(ステップS170)。そして、メール処理部14は、選択メールに対応するメール本文をメール本文画面22に表示するよう、本文表示処理部16に指示を送り(ステップS180)、メール本文画面22にメール本文を表示させる。メール本文画面22にメール本文が表示されると、メール処理部14は、キーイベントが来るまでキー操作の入力待ち(受付待機状態)となる(ステップS190)。
ここでキーイベントの種類について説明する。図5は、キーイベント割付けテーブルの構成の一例を示す図である。図5のキーイベント割付けテーブル101は、キーとキーイベントの対応関係を示す情報テーブルである。本実施例では、メールの一覧表示(メール一覧表示)に割り付けるキーと、メールの本文表示(メール本文表示)に割り付けるキーと、をキー操作部11のキーに対応付けておく。本実施例では、メール一覧表示に割り付けるキーと、メール本文表示に割り付けるキーと、は別々のキーである。
例えば、十字キー(選択ボタン)の「上」キーをメール一覧画面21での上スクロール処理に対応付けておき、十字キーの「下」キーをメール一覧画面21での下スクロール処理に対応付けておく。また、十字キーの「左」キーをメール一覧画面21での前頁への切替え処理に対応付けておき、十字キーの「右」キーをメール一覧画面21での次頁への切替え処理に対応付けておく。また、「確定」キーを、メール一覧画面21での項目選択処理(確定指示)に対応付けておく。また、「右上」キーを、メール一覧画面21での返信処理に対応付けておき、「左上」キーを、メール一覧画面21でのサブメニュー表示処理に対応付けておく。
これにより、メール一覧画面21を表示している際に、「上」キー、「下」キー、「左」キー、「右」キー、「確定」キー、「右上」キー、「左上」キーが押下されると、キー操作部11からメール処理部14へ、それぞれ上スクロール処理、下スクロール処理、前頁への切替え処理、次頁への切替え処理、項目選択処理、返信処理、サブメニュー表示処理のキーイベントが送られる。
また、例えば、テンキーの「1」キーをメール本文画面22での表示縮小処理に対応付けておき、テンキーの「2」キーをメール本文画面22での表示を標準値に戻す処理に対応付けておく。また、テンキーの「3」キーをメール本文画面22での表示拡大処理に対応付けておき、テンキーの「4」キーなどをメール本文画面22での無効なキー操作に対応付けておく。また、「*」キーをメール本文画面22での上スクロール処理に対応付けておき、「♯」キーをメール本文画面22での下スクロール処理に対応付けておく。
これにより、メール本文画面22を表示している際に、「1」キー、「2」キー、「3」キー、「*」キー、「♯」キーが押下されると、キー操作部11からメール処理部14へ、それぞれ表示縮小処理、表示を標準値に戻す処理、表示拡大処理、上スクロール処理、下スクロール処理のキーイベントが送られる。
本実施例では、メール処理部14が、キー操作部11からのキーイベントが、メール一覧表示に割り付けられたキーイベントであるか、メール本文表示に割り付けられたキーイベントであるかをキーイベント割付けテーブル101を参照して判断する。
使用者によって、キー操作部11へのキー操作が行われると、キー操作部11はこのキー操作に応じたキーイベントをメール処理部14に送る。メール処理部14は、キーイベントがメール一覧表示に割り付けられたキーイベントであるか否かをキーイベント割付けテーブル101を参照して判断する(ステップS200)。
キーイベントがメール一覧表示に割り付けられたキーイベントである場合(ステップS200、Yes)、メール処理部14は、一覧表示処理部15にキーイベントを通知する(ステップS210)。メール処理部14は、メール一覧表示に割り付けられたキーイベントを受け取る度に、一覧表示処理部15にキーイベントを通知する処理を行なう(ステップS200,S210)。
キーイベントがメール一覧表示に割り付けられたキーイベントでない場合(ステップS200、No)、メール処理部14は、キーイベントがメール本文表示に割り付けられたキーイベントであるか否かをキーイベント割付けテーブル101を参照して判断する(ステップS220)。
キーイベントがメール本文表示に割り付けられたキーイベントである場合(ステップS220、Yes)、メール処理部14は、本文表示処理部16にキーイベントを通知する(ステップS230)。メール処理部14は、メール本文表示に割り付けられたキーイベントを受け取る度に、本文表示処理部16にキーイベントを通知する処理を行なう(ステップS220,S230)。
この後、メール処理部14は、メール本文画面22にメール本文の末尾が表示されたか否かの判断(末尾表示検出部41から末尾表示の検出通知を受けたか否かの判断)を行なう(ステップS240)。
メール本文画面22にメール本文の末尾が表示されると(ステップS240、Yes)、メール処理部14は、メールの確認ステータス(既読または未読)を既読に更新する。具体的には、既読・未読設定部42に、メールのステータス設定を既読に更新させる(ステップS250)。
メール本文画面22にメール本文の末尾が表示されていなければ(ステップS240、No)、メール処理部14は、キーイベントが来るまでキー操作の入力待ちとなる(ステップS190)。
メール処理部14は、メール一覧表示に割り付けられたキーイベントを受け取る度に、一覧表示処理部15にキーイベントを通知し、メール本文表示に割り付けられたキーイベントを受け取る度に、本文表示処理部16にキーイベントを通知する。そして、メール処理部14は、メール本文画面22にメール本文の末尾が表示されるとメールの確認ステータスを既読に更新し、メール本文画面22にメール本文の末尾が表示されていなければ、キーイベントが来るまでキー操作の入力待ちとなる(ステップS190〜S250)。
メール処理部14は、メール一覧表示にもメール本文表示にも割り付けられていないキーイベントを受け取ると、このキーイベントを無効なキーイベントとして破棄する(ステップS260)。そして、メール処理部14は、次のキーイベントが来るまでキー操作の入力待ちとなる(ステップS190)。
なお、図4では、キーイベントがメール一覧表示に割り付けられたキーイベントであるか否かを判断した後、キーイベントがメール本文表示に割り付けられたキーイベントであるか否かを判断したが、キーイベントがメール本文表示に割り付けられたキーイベントであるか否かを判断した後に、キーイベントがメール一覧表示に割り付けられたキーイベントであるか否かを判断してもよい。
図6は、一覧表示処理部の動作手順を示すフローチャートである。携帯端末装置1のメニューからメール機能が選択されると、携帯端末装置1はメール機能(一覧表示処理部15など)を起動させる。
一覧表示処理部15は、メール処理部14から送られてくるメール一覧画面21の表示サイズとレイアウトを確認する(ステップS310)。一覧表示処理部15は、この表示サイズとレイアウトを用いて、メール一覧画面21の表示領域(受信メールのリストボックス)を生成する(ステップS320)。そして、一覧表示処理部15は、データベース17から受信メールのメールリストデータを読込み(ステップS330)、読み込んだメールリストデータを受信メールのリストボックスに格納する。一覧表示処理部15は、メールリストデータ格納したリストボックスをメール一覧画面21として画面表示部12に表示させる(ステップS335)。
一覧表示処理部15は、メール一覧画面21を画面表示部12に表示させると、メール一覧画面21での選択メールを決定する(ステップS340)。このとき、使用者によってキー操作部11から入力される指示(選択メールを指定する指示)がなければ、一覧表示処理部15は、デフォルトの受信メール(例えば1行目の受信メール)を選択メールに決定する。
一覧表示処理部15は、決定した選択メールをメール一覧画面21上でフォーカス表示させるとともに(ステップS350)、決定した選択メールをメール処理部14へ通知する(ステップS360)。そして、一覧表示処理部15は、次のキーイベントが来るまでキー操作の入力待ちとなる(ステップS370)。
メール一覧表示に割り付けられたキーイベントのキー操作が行われると、メール処理部14から一覧表示処理部15へ、このキーイベントが送られてくる。これにより、一覧表示処理部15は、メール処理部14からのキーイベントに割り付けられた処理を実行(キーイベントとして規定された処理によって消費)する(ステップS380)。一覧表示処理部15は、キーイベントに割り付けられた処理として、例えばメール一覧画面21で上スクロール処理を行なう。
一覧表示処理部15でキーイベントが処理された結果、選択メールが変更された場合、一覧表示処理部15は、キーイベントに割り付けられた処理を実行した後の、新たな選択メールをメール一覧画面21で決定する(ステップS340)。そして、一覧表示処理部15は、決定した選択メールをメール一覧画面21上でフォーカス表示させるとともに(ステップS350)、決定した選択メールをメール処理部14へ通知する(ステップS360)。そして、一覧表示処理部15は、次のキーイベントが来るまでキー操作の入力待ちとなる(ステップS370)。
一覧表示処理部15では、メール一覧表示に割り付けられたキーイベントを受け取る度に、選択メールの決定やフォーカス表示を行なうとともに選択メールの通知を行なう処理を繰り返す(ステップS380、ステップS340〜S370)。
図7は、本文表示処理部の動作手順を示すフローチャートである。携帯端末装置1のメニューからメール機能が選択されると、携帯端末装置1はメール機能(本文表示処理部16など)を起動させる。
本文表示処理部16は、メール処理部14から送られてくるメール本文画面22の表示サイズとレイアウトを確認する(ステップS410)。本文表示処理部16は、この表示サイズとレイアウトを用いてメール本文画面22の表示領域を生成し(ステップS420)、自画面を生成する。そして、本文表示処理部16は、データベース17から選択メールのメール本文(メールデータ)を読込む(ステップS430)。データベース17内のメールデータは、例えば文字データと画像データ(メールに添付される画像のデータ)とからなる。
本文表示処理部16は、メール本文画面22に文字データ(文字列)を表示する際の文字サイズを決定する(ステップS440)。メール本文画面22に表示する文字列の文字サイズは、予め設定しておいたデフォルトの文字サイズであってもよいし、使用者によってキー操作部11から入力される指示に基づいて決定した文字サイズであってもよい。また、文字列の文字サイズは、文字列の文字数、画像数、画像サイズなどに基づいて決定してもよい。例えば、文字列の文字数や画像数が少ない場合、画像サイズが小さい場合には、文字列の文字サイズを大きくする。また、文字列の文字数や画像数が多い場合、画像サイズが大きい場合には、文字列の文字サイズを小さくする。
本文表示処理部16は、決定した文字サイズの文字フォントを、文字列内の各文字に対して生成する。本文表示処理部16は、文字サイズ毎の文字フォントを記憶しているメモリなどから文字フォントを抽出することによって文字列の文字フォントを生成する(ステップS450)。
この後、本文表示処理部16は、メール本文として表示する文字列のレイアウトを調整する(ステップS460)。具体的には、本文表示処理部16は、文字列レイアウト制御部19Aに文字の折り返し位置(改行位置)を調整させて、自画面内に文字列を表示していく。
メール本文内に画像が含まれている場合、本文表示処理部16は、画像の表示サイズを決定し(ステップS470)、画像レイアウト制御部19Bに画像データ(画像)をリサイズさせる(ステップS480)。そして、リサイズされた画像を自画面内に表示する。メール本文画面22に表示する画像の画像サイズは、予め設定しておいたデフォルトの画像サイズであってもよいし、使用者によってキー操作部11から入力される指示に基づいて決定した画像サイズであってもよい。また、メール本文画面22に表示する画像の画像サイズは、メール本文の文字サイズ(拡大率や縮小率)、文字数、画像数に基づいて決定してもよいし、メール本文画面22の横方向の表示領域に基づいて決定してもよい。例えば、メール本文の文字サイズが大きい場合には、画像サイズも大きくする。また、メール本文画面22の横方向の画面内に画像の横方向がおさまるよう画像サイズを決定してもよい。
本文表示処理部16は、文字フォントを生成した文字列と、リサイズ画像と、を自画面内に表示することによってメール本文をメール本文画面22に表示する(ステップS490)。本文表示処理部16は、メール本文画面22を画面表示部12に表示させると、キーイベントが来るまでキー操作の入力待ちとなる(ステップS500)。
メール本文表示に割り付けられたキーイベントのキー操作が行われると、メール処理部14から本文表示処理部16へ、このキーイベントが送られてくる。これにより、本文表示処理部16は、メール処理部14からのキーイベントに割り付けられた処理を実行する(ステップS510)。本文表示処理部16は、キーイベントに割り付けられた処理として、例えばメール本文画面22で上スクロール処理や文字列の拡大・縮小処理などを行なう。
本文表示処理部16でキーイベントが処理された結果、文字列の文字サイズや画像の画像サイズが変更された場合、本文表示処理部16は、キーイベントに割り付けられた処理を実行した後の、メール本文画面22内での文字サイズを決定する(ステップS440)。そして、本文表示処理部16は、新たに決定した文字サイズの文字フォントを、文字列内の各文字に対して生成するとともに(ステップS450)、メール本文として表示する文字列のレイアウトを調整する(ステップS460)。
さらに、本文表示処理部16は、画像の表示サイズを決定し(ステップS470)、画像レイアウト制御部19Bに画像をリサイズさせる(ステップS480)。そして、本文表示処理部16は、文字フォントを生成した文字列と、リサイズ画像と、を自画面内に表示することによってメール本文をメール本文画面22に表示する(ステップS490)。本文表示処理部16は、メール本文画面22を画面表示部12に表示させると、次のキーイベントが来るまでキー操作の入力待ちとなる(ステップS500)。
本文表示処理部16では、メール本文表示に割り付けられたキーイベントを受け取る度に、文字サイズや画像サイズのリサイズを行なう処理を繰り返す(ステップS510、ステップS440〜S500)。
本実施例では、メール本文画面22にメール本文を表示している間、末尾表示検出部41が、メール本文画面22にメール本文の末尾が表示されたか否かを確認(検出)している。そして、末尾表示検出部41がメール本文画面22にメール本文の末尾が表示されたことを検知すると、一覧表示処理部15は、メール本文の末尾が表示された受信メールは既読のメールであることをメール一覧画面21上に表示する。
以下、メール本文の末尾を検知してメールの確認ステータスを更新する際の携帯端末装置1の動作手順を詳細に説明する。ここでは、メール本文がスクロール操作された場合の携帯端末装置1の動作手順と、メール本文が拡大・縮小操作された場合の、携帯端末装置1の動作手順とについて説明する。
図8は、メール本文がスクロール操作された場合の携帯端末装置の動作手順を示すフローチャートである。なお、図8では、図4、図6、図7で説明した動作と同様の動作を行なう処理については、その説明を省略する。
メール処理部14は、キー操作部11からキーイベントを受信すると、所定のメモリなどに格納されているキーイベント割付けテーブル101を読み出す(ステップS610)。そして、メール処理部14は、キー操作部11からのキーイベントが、メール本文表示に割り付けられたキーイベントであるか否かをキーイベント割付けテーブル101を参照して判断する(ステップS620)。
キーイベントがメール本文表示に割り付けられたキーイベントでなければ(ステップS620、No)、メール処理部14は、このキーイベントに対応する処理を行なう。キーイベントがメール本文表示に割り付けられたキーイベントである場合(ステップS620、Yes)、メール処理部14は、本文表示処理部16にキーイベントを通知する(ステップS630)。このメール処理部14によるステップS620の処理およびステップS630の処理は、図4に示したステップS220の処理およびステップS230の処理と同様の処理である。
本文表示処理部16では、メール処理部14からの指示に基づいて、メール本文をメール本文画面22に表示する(ステップS710)。本文表示処理部16は、メール本文画面22を画面表示部12に表示させると、キーイベントの入力待ちとなる(ステップS720)。この本文表示処理部16によるステップS710の処理およびステップS720の処理は、図7に示したステップS490の処理およびステップS500の処理と同様の処理である。
メール処理部14から本文表示処理部16にメール本文表示に割り付けられたキーイベントが送られてくると、本文表示処理部16は、このキーイベントが何れの処理に割り付けられたキーイベントであるかの判定を行なう(ステップS730)。
メール処理部14からのキーイベントが上下スクロールに割り付けられたキーイベントである場合(ステップS730、Yes)、本文表示処理部16は表示中のメール本文をスクロールする。具体的には、本文表示処理部16は、まず現在表示中のメール本文の表示位置を精査(チェック)する(ステップS740)。
そして、キーイベントが上スクロールのキーイベントである場合、表示の先頭部分がメール本文の先頭でなければ、本文表示処理部16は、上スクロールが可能であると判断し、メール本文の表示位置(表示位置情報)を1行分だけ上に移動させてメール本文画面22を再表示(更新)する。
また、キーイベントが下スクロールのキーイベントである場合、表示の末尾部分がメール本文の末尾でなければ、本文表示処理部16は、下スクロールが可能であると判断し、メール本文の表示位置(表示位置情報)を1行分だけ下に移動させてメール本文画面22を再表示(更新)する(ステップS750,S760)。これらのメール一覧上での上下スクロール処理により、リアルタイムにメール本文の内容が更新される。
図9は、メール本文のスクロール操作によってメール本文の末尾が表示される処理を説明するための図である。同図に示すように、メール一覧画面21とメール本文画面22を同時に画面表示している際に、メール本文表示に割り付けられたキーイベントとして下スクロールのキーイベントが発生すると、メール本文画面22でのメール本文の表示位置を下側(メール本文の末尾側)に移動させる。そして、下スクロールのキーイベントが所定回数だけ発生すると、メール本文の末尾が表示される。
メール本文画面22にメール本文を表示している間、末尾表示検出部41は、メール本文画面22にメール本文の末尾が表示されたか否かを確認している(ステップS770)。表示中の選択メールが未読ステータスの場合に、下スクロールされたことによってメール本文中の文字列の末尾が表示の末尾になると(ステップS770、Yes)、末尾表示検出部41は、メールを最後まで閲覧したと判断する。そして、末尾表示検出部41は、既読・未読設定部42にメール本文の末尾が表示されたことを通知する(ステップS780)。
メール本文中の文字列の末尾が表示の末尾となっていなければ(ステップS770、No)、末尾表示検出部41は、メールを最後まで閲覧していないと判断する。そして、本文表示処理部16は、次のキーイベントの入力待ちとなる(ステップS720)。
この後、メール処理部14から本文表示処理部16にメール本文表示に割り付けられたキーイベントが送られてくると、本文表示処理部16は、このキーイベントが何れの処理に割り付けられたキーイベントであるかの判定を行なう(ステップS730)。
メール処理部14からのキーイベントが上下スクロールに割り付けられたキーイベントでなければ(ステップS730、No)、本文表示処理部16はこのキーイベントに対応する処理を行なう。本文表示処理部16は、メール本文表示に割り付けられたキーイベントを受け取る度に、ステップS730〜S770,S720の処理を行なう。
末尾表示検出部41から既読・未読設定部42へメール本文の末尾が表示されたことを示す通知が送られてくると、既読・未読設定部42は、メール本文の末尾が表示された受信メールの確認ステータスをデータベース17内で未読ステータスから既読ステータスに更新する。そして、既読・未読設定部42は、確認ステータスの更新通知(未読から既読への更新)をメール処理部14に通知する。
メール処理部14では、確認ステータスの更新通知を受け取ると、一覧表示処理部15にメール一覧画面21の更新要求を行なう(ステップS640)。一覧表示処理部15は、データベース17から、表示中のメールリストデータを読み込む。そして、一覧表示処理部15は、表示中のメール一覧画面21を更新する。これにより、メール一覧画面21では、メール本文の末尾が表示された受信メールは既読のメールであることを表示する。メール一覧画面21上では、例えば受信メールの受信日や題名の横に、受信メールが既読であることを示すマークなどを表示する。
図10は、メール本文が拡大・縮小操作された場合の携帯端末装置の動作手順を示すフローチャートである。なお、図10では、図4、図6、図7、図8で説明した動作と同様の動作を行なう処理については、その説明を省略する。
メール処理部14は、キー操作部11からキーイベントを受信すると、キーイベント割付けテーブル101に基づいて、キーイベントが、メール本文表示に割り付けられたキーイベントであるか否かを判断する(ステップS610,S620)。そして、キーイベントがメール本文表示に割り付けられたキーイベントである場合(ステップS620、Yes)、メール処理部14は、本文表示処理部16にキーイベントを通知する(ステップS630)。
本文表示処理部で16は、メール処理部14からの指示に基づいて、メール本文をメール本文画面22に表示させ(ステップS810)、キーイベントの入力待ちとなる(ステップS820)。
メール処理部14から本文表示処理部16にメール本文表示に割り付けられたキーイベントが送られてくると、本文表示処理部16は、このキーイベントが何れの処理に割り付けられたキーイベントであるかの判定を行なう(ステップS830)。
メール処理部14からのキーイベントが拡大処理や縮小処理に割り付けられたキーイベントである場合(ステップS830、Yes)、本文表示処理部16は表示中のメール本文を拡大表示または縮小表示させる。このとき、本文表示処理部16は、図11に示す拡大縮小階調テーブル102を用いて、文字列などの再レイアウトを行なう(ステップS840)。具体的には、本文表示処理部16は、まず現在表示中のメール本文の拡大・縮小に関する階調(表示倍率)に対して1段階だけ階調を減少あるいは増加させる。そして、本文表示処理部16は、次に表示する文字サイズ用のフォント生成を行うとともに、生成したフオントサイズによって1行あたりに表示可能な文字数を算出する。
図11は、拡大縮小階調テーブルの構成の一例を示す図である。図11の拡大縮小階調テーブル102は、階調と、フォントサイズと、倍率とが対応付けられた情報テーブルである。
例えば、階調が「1」、「2」、「3」のメール本文(文字列)は、それぞれフォントサイズが16dot、24dot、32dotであり、倍率(表示倍率)が40%、60%、80%である。
また、階調が「4」、「5」、「6」、「7」のメール本文は、それぞれフォントサイズが40dot、48dot、56dot、64dotであり、倍率(表示倍率)が100%、120%、140%、160%である。
つぎに、本文表示処理部16は、現在表示中のメール本文の文字列に対し、1行あたりに表示可能な文字数の設定を更新し、文字列レイアウト制御部19Aに文字の折り返し位置を自動調整させる。また、本文表示処理部16は、画像レイアウト制御部19Bに画像をリサイズさせる。画像レイアウト制御部19Bは、新たな階調の拡大縮小倍率(文字列の大きさ)に基づいて、画像のサイズをリサイズする(ステップS850)。そして、画像レイアウト制御部19Bは、メール本文全体の表示レイアウトを再設定しメール本文画面22の画面更新を行う。これらのメール一覧上での拡大・縮小処理により、リアルタイムにメール本文の内容が更新される。
図12は、メール本文の拡大・縮小処理を説明するための図である。同図に示すように、メール本文表示に割り付けられたキーイベントとして縮小処理のキーイベントが発生すると、メール本文が縮小表示される。この状態でさらに縮小処理のキーイベントが発生すると、メール本文がさらに縮小表示される。本実施例では、所定回数の縮小処理によって、メール本文の末尾が表示される場合がある。
また、メール本文表示に割り付けられたキーイベントとして拡大処理のキーイベントが発生すると、メール本文が拡大表示される。この状態でさらに拡大処理のキーイベントが発生すると、メール本文がさらに拡大表示される。
メール本文画面22にメール本文を表示している間、末尾表示検出部41が、メール本文画面22にメール本文の末尾が表示されたか否かを確認している(ステップS860)。表示中の選択メールが未読ステータスの場合に、メール本文が縮小処理されたことによってメール本文中の文字列の末尾が表示されると(ステップS860、Yes)、末尾表示検出部41は、メールを最後まで閲覧したと判断する。そして、末尾表示検出部41は、既読・未読設定部42にメール本文の末尾が表示されたことを通知する(ステップS870)。
メール本文中の文字列の末尾が表示の末尾となっていなければ(ステップS870、No)、末尾表示検出部41は、メールを最後まで閲覧していないと判断する。そして、本文表示処理部16は、次のキーイベントの入力待ちとなる(ステップS820)。
この後、メール処理部14から本文表示処理部16にメール本文表示に割り付けられたキーイベントが送られてくると、本文表示処理部16は、このキーイベントが何れの処理に割り付けられたキーイベントであるかの判定を行なう(ステップS830)。
メール処理部14からのキーイベントが拡大・縮小処理に割り付けられたキーイベントでなければ(ステップS830、No)、本文表示処理部16はこのキーイベントに対応する処理を行なう。本文表示処理部16は、メール本文表示に割り付けられたキーイベントを受け取る度に、ステップS830〜S860,S820の処理を行なう。
末尾表示検出部41から既読・未読設定部42へメール本文の末尾が表示されたことを示す通知が送られてくると、既読・未読設定部42では、メール本文の末尾が表示された受信メールの確認ステータスをデータベース17内で未読ステータスから既読ステータスに更新する。そして、既読・未読設定部42は、確認ステータスの更新通知をメール処理部14に通知する。
メール処理部14は、確認ステータスの更新通知を受け取ると、一覧表示処理部15にメール一覧画面21の更新要求を行なう(ステップS640)。一覧表示処理部15は、データベース17から、表示中のメールリストデータを読み込む。そして、一覧表示処理部15は、表示中のメール一覧画面21を更新する。これにより、メール一覧画面21では、メール本文の末尾が表示された受信メールは既読のメールであることを表示する。
なお、本実施例では、メール一覧画面21を表示画面の上半分に表示し、メール本文画面22を表示画面の下半分に表示した場合について説明したが、メール一覧画面21とメール本文画面22の表示領域の大きさ(比率)は何れの大きさであってもよい。
また、メール一覧画面21とメール本文画面22の表示領域の大きさをメール一覧画面21やメール本文画面22の表示状態に応じて変化させてもよい。図13は、メール一覧画面とメール本文画面の表示領域の大きさを説明するための図である。
例えば、メール本文画面22でメール本文を縮小表示する際には、メール本文画面22の表示領域を、通常時(B)の場合の表示領域よりも狭くする。そして、メール一覧画面21の表示領域を、通常時(B)の場合の表示領域よりも広くする(A)。
また、メール本文画面22でメール本文を拡大表示する際には、メール本文画面22の表示領域を、通常時(B)の場合の表示領域よりも広くする。そして、メール一覧画面21の表示領域を、通常時(B)の場合の表示領域より狭くする(C)。
このとき、メール本文の拡大率や縮小率に応じて、メール本文画面22の表示領域の大きさやメール一覧画面21の表示領域の大きさを決定してもよい。具体的には、メール本文の拡大率が上昇するにしたがって、メール本文画面22の表示領域を大きくし、メール本文の縮小率が上昇するにしたがって、メール本文画面22の表示領域を小さくする。
これにより、メール本文の縮小表示によって使われなくなった表示領域をメール一覧画面21の表示領域に用いることが可能となり、表示領域を有効に利用することが可能となる。また、メール本文の拡大表示によって表示されなくなるメール本文を、通常時よりも広くなったメール本文画面22上に表示することが可能となり、表示領域を有効に利用することが可能となる。
また、表示態様を変更した後のメール本文全体のサイズ(メール本文画面22上でのサイズ)に応じてメール本文画面22の表示領域の大きさやメール一覧画面21の表示領域の大きさを決定してもよい。具体的には、メール本文の文字数や画像数が多い場合や、メール本文の文字サイズや画像サイズが大きい場合に、メール本文画面22の表示領域を大きくし、メール本文の文字数や画像数が少ない場合や、メール本文の文字サイズや画像サイズが小さい場合に、メール本文画面22の表示領域を小さくする。これにより、メール本文の全体サイズが大きい場合には、メール本文を見やすく表示でき、メール本文の全体サイズが小さい場合には、メール一覧を見やすく表示できる。
なお、メール本文画面22でメール本文を縮小表示する際に、メール本文画面22の表示領域を、通常時の場合の表示領域よりも広くしてもよい。この場合、メール一覧画面21の表示領域を、通常時の場合の表示領域よりも狭くする。
また、メール本文画面22でメール本文を拡大表示する際に、メール一覧画面21の表示領域を、通常時の場合の表示領域より広くしてもよい。この場合、メール本文画面22の表示領域を、通常時の場合の表示領域よりも狭くする。
このときも、メール本文の拡大率や縮小率に応じて、メール本文画面22の表示領域の大きさやメール一覧画面21の表示領域の大きさを決定してもよい。具体的には、メール本文の拡大率が上昇するにしたがって、メール本文画面22の表示領域を小さくし、メール本文の縮小率が上昇するにしたがって、メール本文画面22の表示領域を大きくする。
これにより、メール本文の縮小表示を行なう際には、多くの文字数や画像をメール本文として表示することが可能となる。また、メール本文の拡大表示を行なう際には、多くのメール一覧を表示することが可能となる。したがって、表示領域を有効に利用することが可能となる。
また、メール一覧画面21での文字サイズや画像サイズ(拡大率や縮小率)といった表示態様を、メール本文画面22での文字サイズや画像サイズに応じて変化させてもよい。例えば、メール一覧画面21での文字サイズや画像サイズを、メール本文画面22での文字サイズや画像サイズと同じサイズで表示させてもよい。これにより、使用者からのメール本文画面22へ送られる指示を、メール一覧画面21へ容易に反映することが可能となる。使用者は、メール本文画面22とメール一覧画面21とで表示される文字や画像のサイズを少ない操作回数で変更することが可能となる。
なお、本実施例では、メール本文の末尾を表示された場合に、末尾表示検出部41が、受信メールは最後まで閲覧されたと判断する場合について説明したが、末尾表示検出部41は、所定の時間だけメール本文の末尾を表示された場合に、受信メールは最後まで閲覧されたと判断してもよい。
これにより、携帯端末装置1への誤操作によって受信メールのメール本文を表示させてしまった場合であっても、その表示時間が短時間であれば、未読のメールとして扱うことが可能となる。
また、本実施例では、メール一覧画面21やメール本文画面22を縦画面表示する場合について説明したが、メール一覧画面21やメール本文画面22を横画面表示させてもよい。
また、本実施例では、メール本文画面22やメール一覧画面21を上スクロール処理や下スクロール処理する場合について説明したが、メール本文画面22やメール一覧画面21を右スクロール処理や左スクロール処理させてもよい。この場合も、表示中の選択メールが未読ステータスの場合に、右スクロールされたことによってメール本文中の文字列の末尾が表示されると、末尾の表示された受信メールを既読のメールとして表示する。
また、本実施例では、メール一覧画面21でメール一覧を表示する際に、各受信メールを1行で表示する場合について説明したが、各受信メールを2行以上用いて表示してもよい。
また、各受信メールを2行以上用いて表示する場合に、メール一覧画面21の表示領域を、通常時の場合の表示領域よりも広くしてもよい。この場合、メール本文画面22の表示領域を、通常時の場合の表示領域よりも狭くする。
このとき、メール一覧の行数に応じて、メール一覧画面21の表示領域の大きさやメール本文画面22の表示領域の大きさを決定してもよい。具体的には、メール一覧の行数が増えるにしたがって、メール一覧画面21の表示領域を大きくする。これにより、メール一覧の行数が多い場合には、メール一覧を見やすく表示でき、メール一覧の行数が少ない場合には、メール本文を見やすく表示できる。
また、本実施例では、メール一覧画面21でメール一覧を表示する際に、各受信メールの題名を表示させる場合について説明したが、図14に示すように各受信メールの送信元(宛先など)や送信者(氏名など)を表示させてもよい。また、これらの各受信メールの表示を切替可能なように構成してもよい。
また、本実施例では、表示画面上で、メール一覧画面21を上側に配置し、メール本文画面22を下側に配置した場合について説明したが、メール一覧画面21やメール本文画面22は何れの位置に配置してもよい。
また、本実施例では、メール本文表示とメール一覧表示とに別々のキーを割り付けたが、メール本文表示とメール一覧表示とに同じキーを割り付けてもよい。この場合は、メール本文表示かメール一覧表示かを指定する操作を行なわせてから、メール本文表示やメール一覧表示に関する操作を行わせる。
また、本実施例では、携帯端末装置1が携帯電話機である場合について説明したが、携帯端末装置1は、メール機能を有した何れの機器にも適用できる。携帯端末装置1は、例えばPHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、カーナビゲーション装置、ゲーム機などであってもよい。
また、本実施例では、十字キーなどによってメール一覧から選択メールを指定させる場合について説明したが、マウスによってメール一覧から選択メールを指定させてもよい。マウスによってメール一覧から選択メールを指定させる場合であっても、メール本文の末尾を表示したか否かに基づいて、受信メールの確認ステータスを未読から既読に変更する。これにより、携帯端末装置1への誤操作によって受信メールのメール本文を表示させてしまった場合であっても、メール本文の末尾が表示されていなければ、未読のメールとして扱うことが可能となる。
このように実施例によれば、メール本文の末尾を表示したか否かに基づいて、受信メールの確認ステータスを未読から既読に変更するので、実際に閲覧されたメールであるか受信メールの選択位置を通過しただけのメールであるかを正しく判断して、既読の表示または未読の表示を正しく表示することが可能となる。
また、メール一覧画面21とメール本文画面22とを同時に表示させるとともに、メール一覧表示に関する処理に割り付けるキーとは別のキーに、メール本文表示に関する処理(上スクロール処理、下スクロール処理、拡大処理、縮小処理など)を割り付けている。このため、メール一覧に表示される受信メールのメール本文を表示させる際、受信メールを選択するためのキー操作だけでよく、受信メールを選択した後の操作確定のキー操作(選択確定ボタンの押下)を行なう必要がない。したがって、一覧と本文の両表示を行ないつつ、少ない操作回数でメール本文の全てを表示させることが可能となる。
ところで、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部あるいは一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図3に示した携帯端末装置1の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各構成要素の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各構成要素にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部がCPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。したがって、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図15を用いて上記の実施例1と同様の機能を有するメール表示プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図15は、メール表示プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、電子メール装置としてのとしてのコンピュータ30は、操作パネル31、ディスプレイ32、HDD35、RAM36、ROM37およびCPU38をバス39で接続して構成される。ここで、操作パネル31は、図3に示したキー操作部11に対応し、ディスプレイ32は画面表示部12に対応する。
そして、ROM37には、上記の実施例と同様の機能を発揮するメール表示プログラム、つまり、図15に示すように、一覧表示プログラム37a、本文表示プログラム37b、拡大縮小処理プログラム37c、スクロール処理プログラム37d、末尾表示検出プログラム37e、確認ステータス設定プログラム37f、メール処理プログラム37gが予め記憶されている。なお、プログラム37a〜37gについては、図3に示した携帯端末装置1の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU38が、これらのプログラム37a〜37gをROM37から読み出して実行することで、図15に示すように、各プログラム37a〜37gは、一覧表示プロセス38a、本文表示プロセス38b、拡大縮小処理プロセス38c、スクロール処理プロセス38d、末尾表示検出プロセス38e、確認ステータス設定プロセス38fおよびメール処理プロセス38gとして機能するようになる。各プロセス38a〜38gは、図3に示した一覧表示処理部15、本文表示処理部16、拡大縮小制御部18、一覧表示処理部15および本文表示処理部16のスクロール処理機能、末尾表示検出部41、既読・未読設定部42、メール処理部14にそれぞれ対応する。
また、HDD35には、図15に示すように、キーイベント割付けテーブル101と拡大縮小階調テーブル102とが設けられる。そして、CPU38は、HDD35からキーイベント割付けテーブル101や拡大縮小階調テーブル102を読み出してRAM36に格納し、RAM36に格納されたキーイベント割付けデータ36aや拡大縮小階調データ36bに基づいてキーイベントの判別や拡大・縮小処理等を実行する。
ところで、上記した各プログラム37a〜37gについては、必ずしも最初からROM37に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ30に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータ30の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ30に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ30がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(付記1)電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示する携帯端末装置において、
前記受信メールの本文を表示画面に表示する表示部と、
前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたか否かを検出する末尾検出部と、
前記受信メールが既読状態のメールであるか未読状態のメールであるかの既読未読状態を管理するとともに、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを前記末尾検出部が検出した場合に、前記本文の末尾が検出された受信メールの既読未読状態を既読状態として管理する既読未読管理部と、
を備えることを特徴とする携帯端末装置。
(付記2)前記表示部は、前記受信メールの一覧を前記表示画面に表示するとともに、
前記既読未読管理部は、前記表示部が前記受信メールの一覧を前記表示画面に表示する際に、前記既読未読状態を示す情報を前記各受信メールに対応付けて前記表示画面に表示させることを特徴とする付記1に記載の携帯端末装置。
(付記3)前記末尾検出部は、前記本文の末尾が前記表示画面に所定時間表示された場合に、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出することを特徴とする付記1または2に記載の携帯端末装置。
(付記4)電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示する携帯端末装置において、
前記受信メールの一覧および当該一覧内で選択されている前記受信メールの本文を、それぞれ一覧表示画面および本文表示画面として同時に表示する表示部と、
キー入力される、前記受信メールの表示に関する指示を受け付けるキー操作部と、
前記表示部が前記本文表示画面および前記一覧表示画面を同時に表示している状態で前記キー操作部から前記本文の表示態様を変更させる指示がキー入力されると、前記キー操作部にキー入力された指示に従って前記本文の表示態様を変更するよう前記表示部を制御する表示態様制御部と、
を備えることを特徴とする携帯端末装置。
(付記5)前記本文の表示態様を変更させる指示と、前記本文を表示させる受信メールを前記一覧内で指定する指示とは、それぞれ前記キー操作部の異なるキーに対応付けられていることを特徴とする付記4に記載の携帯端末装置。
(付記6)前記表示態様制御部は、前記本文の表示態様に応じた表示態様で前記一覧の表示態様を変更するよう前記表示部を制御することを特徴とする付記4または5に記載の携帯端末装置。
(付記7)前記表示態様制御部は、前記キー操作部にキー入力される前記本文の表示態様を変更させる指示に基づいて前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを決定し、決定した表示エリアで前記表示部に前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを表示させることを特徴とする付記4〜6のいずれか1つに記載の携帯端末装置。
(付記8)前記表示態様制御部は、前記本文の表示態様を変更した後の前記本文全体の表示画面上での表示サイズに基づいて、前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを決定することを特徴とする付記4〜6のいずれか1つに記載の携帯端末装置。
(付記9)前記本文の表示態様を変更させる指示は、前記本文を拡大表示させる指示、前記本文を縮小表示させる指示および前記本文をスクロール操作させる指示の少なくとも1つであることを特徴とする付記4〜8のいずれか1つに記載の携帯端末装置。
(付記10)電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法をコンピュータに実行させるメール表示プログラムにおいて、
前記受信メールの本文を表示画面に表示する表示手順と、
前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたか否かを検出する末尾検出手順と、
前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出すると、前記本文の末尾が検出された受信メールが既読状態のメールであるか未読状態のメールであるかの既読未読状態を既読状態として管理する既読未読管理手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするメール表示プログラム。
(付記11)前記表示手順は、前記受信メールの一覧を前記表示画面に表示するとともに、
前記既読未読管理手順は、前記既読未読状態を示す情報を前記各受信メールに対応付けて前記表示画面に表示させることを特徴とする付記10に記載のメール表示プログラム。
(付記12)前記末尾検出手順は、前記本文の末尾が前記表示画面に所定時間表示された場合に、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出することを特徴とする付記10または11に記載のメール表示プログラム。
(付記13)電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法をコンピュータに実行させるメール表示プログラムにおいて、
前記受信メールの一覧および当該一覧内で選択されている前記受信メールの本文を、それぞれ一覧表示画面および本文表示画面として同時に表示する同時表示手順と、
キー入力される、前記受信メールの表示に関する指示を受け付けるキー操作手順と、
前記本文表示画面および前記一覧表示画面を同時に表示している状態で前記本文の表示態様を変更させる指示がキー入力されると、キー入力された指示に従って前記本文の表示態様を変更するよう制御する表示態様制御手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするメール表示プログラム。
(付記14)前記本文の表示態様を変更させる指示と、前記本文を表示させる受信メールを前記一覧内で指定する指示とは、それぞれ異なるキーからキー入力されることを特徴とする付記13に記載のメール表示プログラム。
(付記15)前記表示態様制御手順は、前記本文の表示態様に応じた表示態様で前記一覧の表示態様を変更するよう制御することを特徴とする付記13または14に記載のメール表示プログラム。
(付記16)前記表示態様制御手順は、キー入力される前記本文の表示態様を変更させる指示に基づいて前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを決定し、決定した表示エリアで前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを表示させることを特徴とする付記13〜15のいずれか1つに記載のメール表示プログラム。
(付記17)前記表示態様制御手順は、前記本文の表示態様を変更した後の前記本文全体の表示画面上での表示サイズに基づいて、前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを決定することを特徴とする付記13〜15のいずれか1つに記載のメール表示プログラム。
(付記18)前記本文の表示態様を変更させる指示は、前記本文を拡大表示させる指示、前記本文を縮小表示させる指示および前記本文をスクロール操作させる指示の少なくとも1つであることを特徴とする付記13〜17のいずれか1つに記載のメール表示プログラム。
(付記19)電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法において、
前記受信メールの本文を表示画面に表示する表示ステップと、
前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたか否かを検出する末尾検出ステップと、
前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出すると、前記本文の末尾が検出された受信メールが既読状態のメールであるか未読状態のメールであるかの既読未読状態を既読状態として管理する既読未読管理ステップと、
を含むことを特徴とするメール表示方法。
(付記20)前記表示ステップは、前記受信メールの一覧を前記表示画面に表示するとともに、
前記既読未読管理ステップは、前記既読未読状態を示す情報を前記各受信メールに対応付けて前記表示画面に表示させることを特徴とする付記19に記載のメール表示方法。
(付記21)前記末尾検出ステップは、前記本文の末尾が前記表示画面に所定時間表示された場合に、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出することを特徴とする付記19または20に記載のメール表示方法。
(付記22)電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法において、
前記受信メールの一覧および当該一覧内で選択されている前記受信メールの本文を、それぞれ一覧表示画面および本文表示画面として同時に表示する同時表示ステップと、
キー入力される、前記受信メールの表示に関する指示を受け付けるキー操作ステップと、
前記本文表示画面および前記一覧表示画面を同時に表示している状態で前記本文の表示態様を変更させる指示がキー入力されると、キー入力された指示に従って前記本文の表示態様を変更するよう制御する表示態様制御ステップと、
を含むことを特徴とするメール表示方法。
(付記23)前記本文の表示態様を変更させる指示と、前記本文を表示させる受信メールを前記一覧内で指定する指示とは、それぞれ異なるキーからキー入力されることを特徴とする付記22に記載のメール表示方法。
(付記24)前記表示態様制御ステップは、前記本文の表示態様に応じた表示態様で前記一覧の表示態様を変更するよう制御することを特徴とする付記22または23に記載のメール表示方法。
(付記25)前記表示態様制御ステップは、キー入力される前記本文の表示態様を変更させる指示に基づいて前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを決定し、決定した表示エリアで前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを表示させることを特徴とする付記22〜24のいずれか1つに記載のメール表示方法。
(付記26)前記表示態様制御ステップは、前記本文の表示態様を変更した後の前記本文全体の表示画面上での表示サイズに基づいて、前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを決定することを特徴とする付記22〜24のいずれか1つに記載のメール表示方法。
(付記27)前記本文の表示態様を変更させる指示は、前記本文を拡大表示させる指示、前記本文を縮小表示させる指示および前記本文をスクロール操作させる指示の少なくとも1つであることを特徴とする付記22〜26のいずれか1つに記載のメール表示方法。
(付記28)電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示する携帯端末装置に用いられる制御回路において、
前記受信メールの本文を表示画面に表示する表示部と、
前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたか否かを検出する末尾検出部と、
前記受信メールが既読状態のメールであるか未読状態のメールであるかの既読未読状態を管理するとともに、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを前記末尾検出部が検出した場合に、前記本文の末尾が検出された受信メールの既読未読状態を既読状態として管理する既読未読管理部と、
を備えることを特徴とする制御回路。
(付記29)前記表示部は、前記受信メールの一覧を前記表示画面に表示するとともに、
前記既読未読管理部は、前記表示部が前記受信メールの一覧を前記表示画面に表示する際に、前記既読未読状態を示す情報を前記各受信メールに対応付けて前記表示画面に表示させることを特徴とする付記28に記載の制御回路。
(付記30)前記末尾検出部は、前記本文の末尾が前記表示画面に所定時間表示された場合に、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出することを特徴とする付記28または29に記載の制御回路。
(付記31)電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示する携帯端末装置に用いられる制御回路において、
前記受信メールの一覧および当該一覧内で選択されている前記受信メールの本文を、それぞれ一覧表示画面および本文表示画面として同時に表示する表示部と、
キー入力される、前記受信メールの表示に関する指示を受け付けるキー操作部と、
前記表示部が前記本文表示画面および前記一覧表示画面を同時に表示している状態で前記キー操作部から前記本文の表示態様を変更させる指示がキー入力されると、前記キー操作部にキー入力された指示に従って前記本文の表示態様を変更するよう前記表示部を制御する表示態様制御部と、
を備えることを特徴とする制御回路。
(付記32)前記本文の表示態様を変更させる指示と、前記本文を表示させる受信メールを前記一覧内で指定する指示とは、それぞれ前記キー操作部の異なるキーに対応付けられていることを特徴とする付記31に記載の制御回路。
(付記33)前記表示態様制御部は、前記本文の表示態様に応じた表示態様で前記一覧の表示態様を変更するよう前記表示部を制御することを特徴とする付記31または32に記載の制御回路。
(付記34)前記表示態様制御部は、前記キー操作部にキー入力される前記本文の表示態様を変更させる指示に基づいて前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを決定し、決定した表示エリアで前記表示部に前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを表示させることを特徴とする付記31〜33のいずれか1つに記載の制御回路。
(付記35)前記表示態様制御部は、前記本文の表示態様を変更した後の前記本文全体の表示画面上での表示サイズに基づいて、前記本文表示画面および前記一覧表示画面の表示エリアを決定することを特徴とする付記31〜33のいずれか1つに記載の制御回路。
(付記36)前記本文の表示態様を変更させる指示は、前記本文を拡大表示させる指示、前記本文を縮小表示させる指示および前記本文をスクロール操作させる指示の少なくとも1つであることを特徴とする付記31〜35のいずれか1つに記載の制御回路。
以上のように、本発明に係る携帯端末装置、メール表示プログラムおよびメール表示方法は、受信メールの表示に適している。
実施例に係るメール表示の概念を説明するための説明図である。 メール一覧とメール本文を同時に表示する場合の表示画面の一例を示す図である。 実施例に係る携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 メール処理部の動作手順を示すフローチャートである。 キーイベント割付けテーブルの構成の一例を示す図である。 一覧表示処理部の動作手順を示すフローチャートである。 本文表示処理部の動作手順を示すフローチャートである。 メール本文がスクロール操作された場合の携帯端末装置の動作手順を示すフローチャートである。 メール本文のスクロール操作によってメール本文の末尾が表示される処理を説明するための図である。 メール本文が拡大・縮小操作された場合の携帯端末装置の動作手順を示すフローチャートである。 拡大縮小階調テーブルの構成の一例を示す図である。 メール本文の拡大・縮小処理を説明するための図である。 メール一覧画面とメール本文画面の表示領域の大きさを説明するための図である。 メール一覧に受信メールの送信元を表示させる場合のメール一覧画面の一例を示す図である。 メール表示プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
1 携帯端末装置
11 キー操作部
12 画面表示部
13 通信制御部
14 メール処理部
15 一覧表示処理部
16 本文表示処理部
17 データベース
18 拡大縮小制御部
19A 文字列レイアウト制御部
19B 画像レイアウト制御部
21 メール一覧画面
22 メール本文画面
30 コンピュータ
31 操作パネル
32 ディスプレイ
35 HDD
36 RAM
37 ROM
38 CPU
39 バス
41 末尾表示検出部
42 既読・未読設定部
101 キーイベント割付けテーブル
102 拡大縮小階調テーブル

Claims (10)

  1. 電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示する携帯端末装置において、
    前記受信メールの本文を表示画面に表示する表示部と、
    前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたか否かを検出する末尾検出部と、
    前記受信メールが既読状態のメールであるか未読状態のメールであるかの既読未読状態を管理するとともに、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを前記末尾検出部が検出した場合に、前記本文の末尾が検出された受信メールの既読未読状態を既読状態として管理する既読未読管理部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記表示部は、前記受信メールの一覧を前記表示画面に表示するとともに、
    前記既読未読管理部は、前記表示部が前記受信メールの一覧を前記表示画面に表示する際に、前記既読未読状態を示す情報を前記各受信メールに対応付けて前記表示画面に表示させることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記末尾検出部は、前記本文の末尾が前記表示画面に所定時間表示された場合に、前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示する携帯端末装置において、
    前記受信メールの一覧および当該一覧内で選択されている前記受信メールの本文を、それぞれ一覧表示画面および本文表示画面として同時に表示する表示部と、
    キー入力される、前記受信メールの表示に関する指示を受け付けるキー操作部と、
    前記表示部が前記本文表示画面および前記一覧表示画面を同時に表示している状態で前記キー操作部から前記本文の表示態様を変更させる指示がキー入力されると、前記キー操作部にキー入力された指示に従って前記本文の表示態様を変更するよう前記表示部を制御する表示態様制御部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  5. 前記本文の表示態様を変更させる指示と、前記本文を表示させる受信メールを前記一覧内で指定する指示とは、それぞれ前記キー操作部の異なるキーに対応付けられていることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置。
  6. 前記表示態様制御部は、前記本文の表示態様に応じた表示態様で前記一覧の表示態様を変更するよう前記表示部を制御することを特徴とする請求項4または5に記載の携帯端末装置。
  7. 電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法をコンピュータに実行させるメール表示プログラムにおいて、
    前記受信メールの本文を表示画面に表示する表示手順と、
    前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたか否かを検出する末尾検出手順と、
    前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出すると、前記本文の末尾が検出された受信メールが既読状態のメールであるか未読状態のメールであるかの既読未読状態を既読状態として管理する既読未読管理手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするメール表示プログラム。
  8. 電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法をコンピュータに実行させるメール表示プログラムにおいて、
    前記受信メールの本文および前記受信メールの一覧を、それぞれ本文表示画面および一覧表示画面として同時に表示する同時表示手順と、
    キー入力される前記受信メールの表示に関する指示を受け付けるキー操作手順と、
    前記本文表示画面および前記一覧表示画面を同時に表示している状態で前記本文の表示態様を変更させる指示がキー入力されると、キー入力された指示に従って前記本文の表示態様を変更するよう制御する表示態様制御手順と、
    をコンピュータに実行させるメール表示プログラム。
  9. 電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法において、
    前記受信メールの本文を表示画面に表示する表示ステップと、
    前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたか否かを検出する末尾検出ステップと、
    前記本文の末尾が前記表示画面に表示されたことを検出すると、前記本文の末尾が検出された受信メールが既読状態のメールであるか未読状態のメールであるかの既読未読状態を既読状態として管理する既読未読管理ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするメール表示方法。
  10. 電子メールを送受信するとともに、受信メールに関する情報を表示するメール表示方法において、
    前記受信メールの本文および前記受信メールの一覧を、それぞれ本文表示画面および一覧表示画面として同時に表示する同時表示ステップと、
    キー入力される前記受信メールの表示に関する指示を受け付けるキー操作ステップと、
    前記本文表示画面および前記一覧表示画面を同時に表示している状態で前記本文の表示態様を変更させる指示がキー入力されると、キー入力された指示に従って前記本文の表示態様を変更するよう制御する表示態様制御ステップと、
    をコンピュータに実行させるメール表示方法。
JP2007244010A 2007-09-20 2007-09-20 携帯端末装置、メール表示プログラムおよびメール表示方法 Withdrawn JP2009075844A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007244010A JP2009075844A (ja) 2007-09-20 2007-09-20 携帯端末装置、メール表示プログラムおよびメール表示方法
US12/233,012 US20090083658A1 (en) 2007-09-20 2008-09-18 Portable terminal
CN2008101491931A CN101393717B (zh) 2007-09-20 2008-09-19 便携式终端

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007244010A JP2009075844A (ja) 2007-09-20 2007-09-20 携帯端末装置、メール表示プログラムおよびメール表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009075844A true JP2009075844A (ja) 2009-04-09

Family

ID=40473046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007244010A Withdrawn JP2009075844A (ja) 2007-09-20 2007-09-20 携帯端末装置、メール表示プログラムおよびメール表示方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20090083658A1 (ja)
JP (1) JP2009075844A (ja)
CN (1) CN101393717B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010273391A (ja) * 2010-09-07 2010-12-02 Canon Inc 通信装置、通信方法、その制御プログラム、及び記憶媒体
JP2011180647A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Yahoo Japan Corp 情報表示装置、方法及びサーバ
JP2012014488A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Kadokawa Group Publishing Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
WO2017163531A1 (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 Line株式会社 端末装置の制御方法、端末装置およびプログラム
KR102761020B1 (ko) * 2016-03-24 2025-02-04 라인 야후 가부시키가이샤 단말 장치의 제어 방법, 단말 장치 및 프로그램

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4852638B2 (ja) * 2009-09-28 2012-01-11 株式会社沖データ メール管理装置、複合装置、及び通信方法
WO2011053729A1 (en) * 2009-10-28 2011-05-05 Advanced Business Link Corporation Role-based modernization of legacy applications
US8582801B2 (en) 2010-02-08 2013-11-12 Google Inc. Assisting the authoring of posts to an asymmetric social network
US8825759B1 (en) 2010-02-08 2014-09-02 Google Inc. Recommending posts to non-subscribing users
US9729352B1 (en) 2010-02-08 2017-08-08 Google Inc. Assisting participation in a social network
US8984068B2 (en) 2010-04-16 2015-03-17 International Business Machines Corporation Email-read status
US20120016941A1 (en) * 2010-07-16 2012-01-19 Research In Motion Limited Method, system and apparatus for controlling a display
US8527597B2 (en) 2010-12-07 2013-09-03 Google Inc. Determining message prominence
CA2746065C (en) * 2011-07-18 2013-02-19 Research In Motion Limited Electronic device and method for selectively applying message actions
US8478867B1 (en) * 2011-08-11 2013-07-02 Google Inc. Dynamic audio notifications
US9342228B2 (en) 2013-07-17 2016-05-17 Blackberry Limited Device and method for filtering messages using sliding touch input
US9313316B2 (en) * 2013-07-17 2016-04-12 Blackberry Limited Device and method for filtering messages
US9400634B2 (en) * 2013-10-28 2016-07-26 Google Technology Holdings LLC Systems and methods for communicating notifications and textual data associated with applications
US10528234B2 (en) * 2014-07-24 2020-01-07 Blackberry Limited System, method and device-readable medium for last-viewed communication event interaction within a unified event view

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5835084A (en) * 1996-05-01 1998-11-10 Microsoft Corporation Method and computerized apparatus for distinguishing between read and unread messages listed in a graphical message window
US6456305B1 (en) * 1999-03-18 2002-09-24 Microsoft Corporation Method and system for automatically fitting a graphical display of objects to the dimensions of a display window
JP2001175386A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Fujitsu Ltd 表示装置及び表示方法並びに記憶媒体
US8286089B2 (en) * 2005-12-30 2012-10-09 Research In Motion Limited Representing new messages on a communication device

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011180647A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Yahoo Japan Corp 情報表示装置、方法及びサーバ
JP2012014488A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Kadokawa Group Publishing Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2010273391A (ja) * 2010-09-07 2010-12-02 Canon Inc 通信装置、通信方法、その制御プログラム、及び記憶媒体
WO2017163531A1 (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 Line株式会社 端末装置の制御方法、端末装置およびプログラム
KR20180126521A (ko) * 2016-03-24 2018-11-27 라인 가부시키가이샤 단말 장치의 제어 방법, 단말 장치 및 프로그램
US11095591B2 (en) 2016-03-24 2021-08-17 Line Corporation Method of controlling terminal device, terminal device, and non-transitory computer readable medium storing program for executing the method
KR20240015732A (ko) * 2016-03-24 2024-02-05 제트 인터미디에이트 글로벌 코포레이션 단말 장치의 제어 방법, 단말 장치 및 프로그램
KR102676778B1 (ko) * 2016-03-24 2024-06-20 라인 야후 가부시키가이샤 단말 장치의 제어 방법, 단말 장치 및 프로그램
KR102761020B1 (ko) * 2016-03-24 2025-02-04 라인 야후 가부시키가이샤 단말 장치의 제어 방법, 단말 장치 및 프로그램

Also Published As

Publication number Publication date
CN101393717A (zh) 2009-03-25
CN101393717B (zh) 2010-09-15
US20090083658A1 (en) 2009-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009075844A (ja) 携帯端末装置、メール表示プログラムおよびメール表示方法
US10345992B2 (en) Method for displaying unread message contents and electronic device thereof
US10671276B2 (en) Mobile terminal device and input device
EP2490111B1 (en) Display device, and method and computer readable medium for the same
US9535511B2 (en) Character input device
JP5096078B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP2008070831A (ja) 文書表示装置及び文書表示プログラム
US20110161866A1 (en) Method and apparatus for managing notifications for a long scrollable canvas
JP2011242821A (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
CN101971244A (zh) 显示数据输出装置
JP5993711B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
EP2290516A1 (en) Systems and methods for application management
US20110161863A1 (en) Method and apparatus for managing notifications for a long scrollable canvas
US10241658B2 (en) Information processing apparatus, non-transitory computer-readable recording medium with information processing program recorded thereon, and information processing method
JP5974740B2 (ja) 表示装置、および表示プログラム
JP2010026343A (ja) 携帯端末装置、画像表示方法及び携帯端末プログラム
JP2014195202A (ja) シンボル入力装置及びプログラム
JP2013020558A (ja) コンテンツデータ表示装置、コンテンツデータ表示方法及びプログラム
JP6372116B2 (ja) 表示処理装置、画面表示方法およびコンピュータープログラム
JP2017045322A (ja) 携帯端末及びプログラム
WO2010146430A1 (en) Improved input for keyboards in devices
JP2012208633A (ja) 情報端末、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP2020187760A (ja) 表示プログラム、及び、表示装置
JP6485579B2 (ja) 表示処理装置、画面表示方法およびコンピュータープログラム
JP2011039602A (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100517

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110530