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JP4852638B2 - メール管理装置、複合装置、及び通信方法 - Google Patents

メール管理装置、複合装置、及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを介して受信した電子メールの仕分け/分類にかかるメール管理装置、複合装置、および通信方法に関するものである。
これまでに、メール管理機能、レポート管理機能、及びコンテンツ管理機能を有機的に連携することによって共有化文章情報管理を自動化する文書情報共有化システムを提供することを目的として、例えば、特許文献1には、文書情報が属する分類区分の関係を格納する分類管理情報データベースと、各文書情報に付加された所定のフォーマットの文書本体属性情報と送付先とを対応付けた送付先情報を格納する文書情報送付先データベースと、メール管理機能を利用して受け取った文書情報を自動登録するとともに、前記文章情報送付先データベースに格納された送付先情報に基づき、その文書情報を所定の送付先に配信する文書情報共有化システムについての発明が開示されている。
特開平10−301941号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の構成では、電子メールに含まれるメール本文にかかる情報のみが属性情報として管理されるとともに、当該電子メールはそのままの形態で管理サーバに転送されることになる。したがって、電子メールに添付ファイルが付属している場合、メール本文と添付ファイルとを分離して管理することができないため、利便性が悪く満足いくものではなかった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、ネットワークを介して受信した電子メールのメール本文と添付ファイルとを分類して管理し、メール本文と添付ファイルとを個別に検索可能とすることで、ユーザに対する利便性を高めることができるメール管理装置、複合装置、及び通信方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明にかかるメール管理装置は、ネットワークを介して送信された電子メールを受信する電子メール受信部と、前記電子メール受信部を介して受信した前記電子メールに含まれるメール本文と添付ファイルとを分割し、当該メール本文に基づくメール本文データと当該添付ファイルに基づく添付ファイルデータとを作成する分割処理部と、前記メール本文データと前記添付ファイルデータとを関連付けするデータ関連付け部と、前記データ関連付け部により関連づけられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに所定の処理を施すデータ処理部と、前記添付ファイルの開閉を管理するファイル開閉管理部と、前記ファイル開閉管理部が管理する前記添付ファイルの開閉状況に基づいて、当該添付ファイルの開閉を制御するファイル開閉制御部とを備えることを特徴としている。
また、本発明にかかる複合装置は、読み取った原稿に基づく画像、若しくは受信した電子メールの内容を画像として形成する画像形成部を備えた複合装置であって、ネットワークを介して送信された前記電子メールを受信する電子メール受信部と、前記電子メール受信部を介して受信した前記電子メールに含まれるメール本文と添付ファイルとを分割し、当該メール本文に基づくメール本文データと当該添付ファイルに基づく添付ファイルデータとを作成する分割処理部と、前記メール本文データと前記添付ファイルデータとを関連付けするデータ関連付け部と、前記データ関連付け部により関連付けられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに所定の処理を施すデータ処理部と、前記添付ファイルの開閉を管理するファイル開閉管理部と、前記ファイル開閉管理部が管理する前記添付ファイルの開閉状況に基づいて、当該添付ファイルの開閉を制御するファイル開閉制御部とを備えることを特徴としている。
さらに、本発明にかかる通信方法は、ネットワークを介して送信された電子メールを受信する電子メール受信工程と、前記電子メール受信工程において受信した前記電子メールに含まれるメール本文と添付ファイルとを分割し、当該メール本文に基づくメール本文データと当該添付ファイルに基づく添付ファイルデータとを作成する分割処理工程と、前記メール本文データと前記添付ファイルデータとを関連付けするデータ関連付け工程と、前記データ関連付け工程により関連付けられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに所定の処理を施すデータ処理工程と、前記添付ファイルの開閉を管理するファイル開閉工程と、前記ファイル開閉工程において管理する前記添付ファイルの開閉状況に基づいて、当該添付ファイルの開閉を制御するファイル開閉制御工程とを備えることを特徴としている。
本発明によれば、ネットワークを介して受信した電子メールのメール本文と添付ファイルとを分類して管理し、メール本文と添付ファイルとを個別に検索可能とすることで、ユーザに対する利便性を高めることができるメール管理装置、複合装置、及び通信方法を提供することができる。
ネットワークシステムの構成例の一例を説明する図である。 メール管理装置の機能ブロック図である。 受信電子メール解析部を説明するブロック図である。 サーバ装置に作成されるフォルダ構成を説明する図である。 本文情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 添付ファイル情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 メール管理装置の動作を説明するフローチャートである。 変形例にかかるメール管理装置の機能ブロック図である。 開閉有無テーブルの構成例の一例を説明する図である。 添付ファイル情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 変形例にかかるメール管理装置の機能ブロック図である。 添付ファイル情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 本文情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 添付ファイル情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 メール管理装置の機能ブロック図である。 メール管理装置の動作を説明するフローチャートである。 ネットワークシステムの構成例の一例を説明する図である。 複合装置の外観を説明する斜視図である。 複合装置の機能ブロック図である。 受信電子メール解析部を説明するブロック図である。 サーバ装置に作成されるフォルダ構成を説明する図である。 本文情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 添付ファイル情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 複合装置の動作を説明するフローチャートである。 変形例にかかる複合装置の機能ブロック図である。 開閉有無テーブルの構成例の一例を説明する図である。 添付ファイル情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 変形例にかかる複合装置の機能ブロック図である。 添付ファイル情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 本文情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 添付ファイル情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。 複合装置の機能ブロック図である。 複合装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨に逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態においては、本発明を適用したメール管理装置と、サーバ装置と、例えば、PC(Personal Computer)といった情報処理端末とが、LAN(Local Area Network)等の通信ケーブルに接続されて構築されたネットワークシステムについて説明する。図1は、当該ネットワークシステムの構成例の一例を説明する図であり、本実施形態にかかるネットワークシステムは、例えば、インターネット回線や公衆電話回線等の通信網に接続可能な通信インタフェースとLANケーブル11に接続可能なネットワークインタフェースとを備えたメール管理装置10と、メール管理装置10から送信されるデータを格納するサーバ装置100と、メール管理装置10に対して電子メールを送受信するPC101、又はPC102と、を備える。
本実施形態にかかるメール管理装置10は、通信網、若しくはLANケーブル11を介してPC101、又はPC102から送信された電子メールを受信することが可能であるとともに、受信した電子メールにかかるデータをサーバ装置100に対して転送することができる。
このような機能を備えたメール管理装置10について図2、図3、図4、図5、及び図6を用いて説明する。図2は、メール管理装置10の機能ブロック図であり、図3は、メール管理装置10が備える受信電子メール解析部16を説明するブロック図である。図4は、電子メールにかかるデータの転送先であるサーバ装置100に作成されるフォルダ構成を説明する図である。図5は、本実施形態にかかる本文情報テーブルの構成例の一例を説明する図であり、図6は、本実施形態にかかる添付ファイル情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。
図2に示すように、メール管理装置10は、制御部12と、記憶部13と、電子メール受信部としての通信部14と、受信電子メール記憶部15と、分割処理部としての受信電子メール解析部16と、データ処理部としての作成ファイル転送制御部17と、ファイル転送先ルート登録部18と、データ関連付け部としての関連付け部19とを備える。
制御部12は、図示せぬCPU(Central Processing Unit)等を備え、メール管理装置10を構成する各部材を統括的に制御する。
記憶部13は、例えば、ROM(Read Only Memory)や、HDD(Hard Disk Drive)等の不揮発性の記憶装置を備え、制御部12のCPUが実行する制御プログラム等を格納する。
通信部14は、例えば、インターネット回線や公衆電話回線等の通信網に接続可能な通信インタフェースとLANケーブル11に接続可能なネットワークインタフェースとを備え、通信網、又はLANケーブル11を介しての電子メールや、画像データ等の各種データの送受信が可能である。このような機能を実現する通信部14は、電子メールの送受信にかかる電子メール送信部141と電子メール受信部142とを備え、電子メール受信部142は、受信した電子メール(以下、受信電子メールと称する)を受信電子メール記憶部15に出力する。
受信電子メール記憶部15は、例えば、RAM(Random Access Memory)といった揮発性の記憶装置を備え、電子メール受信部142から入力された受信電子メールを一時的に格納する。
受信電子メール解析部16は、図3にも示されるように、分割処理部161、本文ファイル作成部162、添付ファイル格納部163、及び日付情報解析部164を備え、受信電子メール記憶部15に格納された受信電子メールを読み出して、受信電子メールのメール本文と添付ファイルとの分割にかかる処理を実行する。
分割処理部161は、受信電子メール記憶部15に格納された受信電子メールを読み出すとともに、データ構造を解析することで、添付ファイルの有無を確認する。ここで、受信電子メールにファイルが添付されていた場合、分割処理部161は、受信電子メールをメール本文データと添付ファイルデータとに分割する。
本文ファイル作成部162は、本文ファイル生成部1621と本文ファイル格納部1622とを備える。本文ファイル生成部1621は、分割処理部161により分割されたメール本文データから独立したメール本文ファイルを生成するとともに、当該メール本文ファイルを本文ファイル格納部1622に一時的に格納させる。
添付ファイル格納部163は、分割処理部161により分割された添付ファイルデータを一時的に添付ファイルとして格納する。
日付情報解析部164は、受信電子メールを解析し、日付、及び時間情報を取得する。
作成ファイル転送制御部17は、本文ファイル転送部171と、添付ファイル転送部172と、日付フォルダ作成部173とを備える。本文ファイル転送部171は、本文ファイル格納部1622に格納されたメール本文ファイルのサーバ装置100への転送を制御する。具体的には、図4に示すように、本文ファイル転送部171は、メール本文ファイルの格納先であるサーバ装置100の図示せぬ記憶装置に本文ルートフォルダ1001を作成させ、当該本文ルートフォルダ1001の下層に日付フォルダ作成部173により作成される日付フォルダ1001−1に対してメール本文ファイルを転送する。添付ファイル転送部172は、添付ファイル格納部163に格納された添付ファイルのサーバ装置100への転送を制御する。本文ファイル転送部171と同様に、添付ファイル転送部172は、添付ファイルの格納先であるサーバ装置100の図示せぬ記憶装置に添付ファイルルートフォルダ1002を作成させ、当該添付ファイルルートフォルダ1002の下層に日付フォルダ作成部173により作成される日付フォルダ1002−1に対して添付ファイルを転送する。日付フォルダ作成部173は、本文ファイル転送部171により作成された本文ルートフォルダ1001の下層に、メール本文ファイルが格納される日付フォルダ1001−1、及び添付ファイル転送部172により作成された添付ファイルルートフォルダ1002の下層に、添付ファイルが格納される日付フォルダ1002−1を作成させる。
ファイル転送先ルート登録部18は、本文ファイル転送先ルート181、及び添付ファイル転送先ルート182を備え、ユーザからの指示に基づき、上記メール本文ファイル、及び添付ファイルの転送先のルートフォルダのルートフォルダ名(本実施形態においては、メール本文ファイルの転送先のルートフォルダ名は「本文」、添付ファイルの転送先のルートフォルダ名は「添付」)、及びルートパスを定義し登録する。
関連付け部19は、メール本文ファイルにかかる情報をリスト形式で管理するための本文情報テーブル管理部191、及び添付ファイルにかかる情報をリスト形式で管理するための添付ファイル情報テーブル管理部192を備える。
本文情報テーブル管理部191は、メール本文ファイルにかかる情報を、本文情報テーブル1911としてリスト管理する。図5は、本文情報テーブル1911の構成例の一例を説明する図であり、本文情報テーブル1911は、メール本文ファイル毎に本文文書番号1911−1、作成時間1911−2、格納場所1911−3、本文ファイル名1911−4、及び関連添付文章番号1911−5等の各情報を備え、ユーザがメール本文ファイルと添付ファイルとの関連付けを容易に知ることができるように構成されている。
ここで、本文文書番号1911−1は、通番であり、新たなメール本文ファイルが追加されるときにカウントアップされる。作成時間1911−2には、電子メールを受信し、メール本文ファイルが作成された日付、及び時間情報が登録される。格納場所1911−3には、ファイル転送先ルート登録部18において登録されたルートフォルダ名に電子メールを受信した日付情報が付加された名称が登録される。例えば、2009年2月2日に電子メールを受信した場合、格納場所1911−3には、「本文090202」が登録される。本文ファイル名1911−4には、本文ファイル生成部1621が付与した本文ファイル名が登録される。なお、本実施形態においては、電子メールを送信した送信者名をテキストファイルとして登録する。関連添付文書番号1911−5には、添付ファイル情報テーブル1921の添付文書番号1921−1が登録される。
添付ファイル情報テーブル管理部192は、添付ファイルにかかる情報を、添付ファイル情報テーブル1921としてリスト管理する。図6は、添付ファイル情報テーブル1921の構成例の一例を説明する図であり、添付ファイル情報テーブル1921は、添付ファイル毎に添付文書番号1921−1、受領時間1921−2、格納場所1921−3、添付ファイル名1921−4、及び関連本文文章番号1921−5等の各情報を備え、ユーザが添付ファイルとメール本文ファイルとの関連付けを容易に知ることができるように構成されている。
ここで、添付文書番号1921−1は、通番であり、新たな添付ファイルが追加されるときにカウントアップされる。受領時間1921−2には、電子メールを受信し、添付ファイルが作成された日付、及び時間情報が登録される。格納場所1921−3には、ファイル転送先ルート登録部18において登録されたルートフォルダ名に電子メールを受信した日付情報が付加された名称が登録される。例えば、2009年2月2日に電子メールを受信した場合、格納場所1921−3には、「添付090202」が登録される。添付ファイル名1921−4には、添付ファイル名が登録される。関連本文文書番号1921−5には、本文情報テーブル1911の本文文書番号1911−1が登録される。なお、受信電子メールに添付ファイルが存在しない場合、添付ファイルが「無」を表す「0」が登録される。
次に、上記構成を備えたメール管理装置10の動作について図7のフローチャートを用いて説明する。なお、本実施形態の説明においては、転送先のサーバ装置100の転送先ルートフォルダ名が事前に登録された状態(メール本文ファイルの転送先は「本文」、添付ファイルの転送先は「添付」)で電子メールを受信した場合について説明する。
メール管理装置10は、電子メールの受信処理を開始すると(ステップS01)、通信部14の電子メール受信部142は電子メールを受信するとともに(ステップS02)、受信電子メールを受信電子メール記憶部15に格納させる(ステップS03)。
受信電子メールが受信電子メール記憶部15に格納されると、受信電子メール解析部16の分割処理部161は、受信電子メール記憶部15に格納された受信電子メールを読み出すとともに、データ構造を解析することで、添付ファイルの有無を確認し、分割処理を実施する(ステップS04)。
日付情報解析部164は、受信電子メールの受信日時、及び時間情報を取得する。そして、本文ファイル作成部162の本文ファイル生成部1621は、日付情報解析部164が取得した受信日時、及び時間情報とともに、作成したメール本文ファイルに本文ファイル名を付与して本文ファイル格納部1622に一時的に格納させる(ステップS05)。
受信電子メールに添付ファイルが存在する場合(ステップS06/Y)、分割処理部161は、日付情報解析部164が取得した受信日時、及び時間情報とともに、添付ファイルに添付ファイル名が予め付与されている場合には、そのままの添付ファイル名で添付ファイル格納部163に一時的に格納させる(ステップS07)。
関連付け部19の本文情報テーブル管理部191は、本文ファイル格納部1622に一時的に格納されたメール本文ファイル、受信日時、及び時間情報、登録された転送先のルートフォルダ等の情報に基づき、本文情報テーブル1911を新規作成するか、追加登録する(ステップS08)。
続いて、関連付け部19の添付ファイル情報テーブル管理部192は、添付ファイル格納部163に一時的に格納された添付ファイル、受信日時、及び時間情報、登録された転送先のルートフォルダ等の情報に基づき、添付ファイル情報テーブル1921を新規作成するか、追加登録する(ステップS09)。
そして、作成ファイル転送制御部17の日付フォルダ作成部173は、本文ファイル情報テーブル1911を参照し、サーバ装置100の図示せぬ記憶装置に作成された本文ルートフォルダ1001の下層に日付フォルダ1001−1を作成する。次いで、本文ファイル転送部171は、作成された日付フォルダ1001−1にメール本文ファイルを転送する。また、作成ファイル転送制御部17の日付フォルダ作成部173は、添付ファイル情報テーブル1921を参照し、サーバ装置100の図示せぬ記憶装置に作成された添付ファイルルートフォルダ1002の下層に日付フォルダ1002−1を作成する。次いで、添付ファイル転送部172は、作成された日付フォルダ1002−1に添付ファイルを転送し(ステップS10)、メール管理装置10は電子メールの受信処理を終了する(ステップS11)。
以上のように、本実施形態によれば、受信電子メールは、メール本文ファイルと添付ファイルとに分割され、サーバ装置100の図示せぬ記憶装置に作成された本文ルートフォルダ1001下層の日付フォルダ1001−1、又は添付ファイルルートフォルダ1002下層の日付フォルダ1002−1のそれぞれに格納される。そして、ユーザは、OS(Operating System)に付属するブラウザや、ファイル閲覧機能を用いて本文情報テーブル1911、又は添付ファイル情報テーブル1921を閲覧することができる。上述したように、メール本文ファイルと添付ファイルとは、それぞれ日付毎のフォルダで整理されて格納されているため、例えば、ユーザがメール本文ファイルを検索する場合には、本文ルートフォルダ1001の下層の日付フォルダ1001−1のみを、ユーザが添付ファイルを検索する場合には、添付ファイルルートファイルフォルダ1002下層の日付フォルダ1002−1のみを検索すればよいので、検索速度を速めることができる。また、例えば、ユーザが添付ファイルのファイル名の一部をキーワードとして記憶していた場合、従来は、電子メールの送信元名やタイトル名で検索するとともに、メール本文を開封して添付ファイルを検索する必要があった。これに対して、本実施形態においては、添付ファイルのみを添付ファイルルートファイルフォルダ1002の下層の日付フォルダ1002−1に格納する形態としたので、ユーザは添付ファイル名の一部のみをキーワードとして所望の添付ファイルを検索することができる。
[変形例1−1]
変形例1−1においては、ユーザによる添付ファイルの開閉を管理し、添付ファイルの開閉状況を表示することが可能なメール管理装置について説明する。
図8は、上記変形例1−1の機能を実現するメール管理装置10−1の機能ブロック図である。なお、変形例1−1にかかるメール管理装置10−1の構成は第1の実施形態にかかるメール管理装置10の構成と略同一であるため、同一な箇所には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる個所について説明する。図8に示すように、メール管理装置10−1は、第1の実施形態にかかるメール管理装置10の構成に加え、ファイル開閉管理部25を備える。
ファイル開閉管理部25は、添付ファイルの開閉状況を表す開閉有無テーブル251と、当該開閉有無テーブル251を参照することで添付ファイルの開閉状況を判断し、その判断結果を添付ファイル情報テーブル管理部192に通知する開閉判断部252とを備える。
図9は、開閉有無テーブル251の構成例の一例を説明する図であり、開閉有無テーブル251は、添付ファイル名2511と、格納場所2512と、開閉有無2513とを備える。なお、添付ファイル名2511、及び格納場所2512は、前述した添付ファイル情報テーブル1921における添付ファイル名1921−4、及び格納場所1921−3と対応している。開閉有無2513は添付ファイルの開閉状況を表し、ユーザにより添付ファイルが開封されると、ファイル開閉管理部25は、開閉有無2513の値を「1」に設定する。なお、ユーザにより添付ファイルが開封されていない場合の値は「0」である。
そして、開閉有無2513の値が「1」に設定されると、開閉判断部252は、添付ファイルがユーザにより開封されたと判断し、当該添付ファイルに対応する添付ファイル名2511、及び格納場所2512を添付ファイル情報管理部192に通知する。
図10に示すように、変形例1−1にかかる添付ファイル情報テーブル1921’には、開閉有無1921−6の項目が設けられており、開閉判断部252からの通知を受けた添付ファイル情報管理部192は、通知を受けた添付ファイル名に該当する開閉有無1921−6の項目を添付ファイルが開封された旨を表す「有り」に設定する。なお、ユーザにより添付ファイルが開封されていない、つまり、開閉判断部252からの通知を受けていない添付ファイルの開閉有無1921−6の項目は、「無し」である。
なお、上述したように、添付ファイル情報テーブルに開閉有無の項目を設けるのではなく、例えば、ユーザにより開封されていない添付ファイルの添付ファイル名とユーザにより既に開封された添付ファイルの添付ファイル名との表示色を変えたり、枠内の背景パターンの表示パターンを変えたりしてもよい(例えば、開封されていない添付ファイル名は白色、開封された添付ファイル名は網掛け等)。この場合、開閉判断部252の判断結果に基づき添付ファイル名の表示色や表示パターンが変更される。
以上のように、変形例1−1によれば、ユーザは、添付ファイル情報テーブル1921’を閲覧することで、添付ファイルの開閉状況を把握することができるため、例えば、添付ファイルを検索する際に、既に開封された添付ファイルの中で検索したい、未開封の添付ファイルの中で検索したい、といった場合に検索対象とする添付ファイルを絞り込むことができる。
[変形例1−2]
変形例1−2においては、ユーザによる添付ファイルの開閉を管理し、添付ファイルの開閉状況に応じ、開封されていない添付ファイルに対して、例えば、ファイル開封許可、ファイル開封禁止、未開封警告、対応メール本文開封とった、アクション制限を課すことが可能なメール管理装置について説明する。
図11は、上記変形例1−2の機能を実現するメール管理装置10−2の機能ブロック図である。なお、変形例1−2にかかるメール管理装置10−2の構成は変形例1−1にかかるメール管理装置10−1の構成と略同一であるため、同一な箇所には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる個所について説明する。図11に示すように、メール管理装置10−2は、変形例1−1にかかるメール管理装置10−1の構成に加え、ファイル開閉制御部26を備える。
ファイル開閉制御部26は、ユーザが添付ファイルを開封しようとした場合に、当該添付ファイルの開閉状況を開閉判断部252に問い合わせる。そして、開閉判断部252の判断結果に基づき、当該添付ファイルに対するアクション制限を課す。
具体的には、開閉判断部252は、ファイル開閉制御部26からの問い合わせがあった場合、開閉有無テーブル251を参照することで、添付ファイルの開閉状況を判断し、当該判断結果をファイル開閉制御部26に通知する。例えば、開閉有無2513の値が「1」に設定されている場合、開閉判断部252は、添付ファイルがユーザにより開封されたと判断し、その旨をファイル開閉制御部26に通知する。通知を受けたファイル開閉制御部26は、例えば、当該添付ファイルの開封を許可する。一方、開閉有無2513の値が「0」に設定されている場合、開閉判断部252は、添付ファイルが未開封であると判断し、その旨をファイル開閉制御部26に通知する。通知を受けたファイル開閉制御部26は、「当該添付ファイルが未開封である旨」をユーザに対して表示させてよい。また、図12の添付ファイル情報テーブル1921’’に示すように、ファイル開閉制御部26は、添付ファイル情報管理部192に対して未開封の添付ファイルに該当する添付ファイル名を網掛け表示とするよう指示を与える形態としてもよい。さらに、例えば、「対応するメール本文ファイルを強制的に開封し、本文を参照させる」としてもよい。さらにまた、ファイル開閉制御部26は、当該添付ファイルの開封を禁止するよう制御してもかまわない。この場合、対応するメール本文ファイルが開封された後であれば、「当該添付ファイルが未開封である旨」を表示させた上で当該添付ファイルの開封を許可してもよい。
以上のように、変形例1−2によれば、未開封の添付ファイルが不用意に開封されないため、例えば、添付ファイルが攻撃性のある実行ファイルである場合に、その実行を事前に防ぐことができる。また、添付ファイルの開封についてメール本文を参照することができるため、当該添付ファイルが信頼できるものか否かの判断の参考にすることができる。
[変形例1−3]
変形例1−3においては、電子メールの送信宛先がTo、Cc、又はBccの何れかであるのかを判断し、本文情報テーブル、又は添付ファイル情報テーブルに表示させることが可能なメール管理装置について説明する。
変形例1−3にかかるメール管理装置の構成は、第1の実施形態にかかるメール管理装置10の構成と略同一であるため、その説明は省略するが、変形例1−3にかかる受信電子メール解析部は、受信電子メールの送信宛先情報を解析し、当該受信電子メールの宛先がTo、Cc、又はBccの何れかであるのかを判断する。そして、当該判断結果を本文情報テーブル管理部、及び添付ファイル情報テーブル管理部に通知する。
通知を受けた本文情報テーブル管理部は、例えば、図13に示すような、To、Cc、又はBccの何れかが設定された宛先情報1911−6を有する本文情報テーブル1911’を作成する。また、通知を受けた添付ファイル情報テーブル管理部は、例えば、図14に示すような、To、Cc、又はBccの何れかが設定された宛先情報1921−7を有する添付ファイル情報テーブル1921’’’を作成する。
以上のように、変形例1−3によれば、添付メールを有する電子メールを受信した際に、当該電子メールがユーザに対してTo、Cc、又はBccの何れであるのかを把握できるため、添付ファイルの種類(重要度や種類等)を特定する際に参考にすることができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、受信電子メールから分割したメール本文ファイルと添付ファイルとの格納先として、ネットワーク上の外部のサーバ装置100を用いた形態について説明した。第2の実施形態としては、これとは異なり、メール管理装置にメール本文ファイルと添付ファイルとを格納する大容量記憶部を設けた形態について説明する。
図15は、第2の実施形態にかかるのメール管理装置10’の機能ブロック図である。なお、メール管理装置10’の構成は第1の実施形態にかかるメール管理装置10の構成と略同一であるため、同一な箇所には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる個所について説明する。図15に示すように、メール管理装置10’は、第1の実施形態にかかるメール管理装置10の構成に加え、大容量記憶部20を備える。
大容量記憶部20は、例えば、HDD等の不揮発性の記憶装置を備え、第1の実施形態で説明したサーバ装置100が有する構成と同一の構成を備える。すなわち、大容量記憶部20は、メール本文ファイルの格納先である本文ルートフォルダ201と、その下層に日付フォルダ作成部173により作成される日付フォルダ201−1と、添付ファイルの格納先である添付ファイルルートフォルダ202と、その下層に日付フォルダ作成部173により作成される日付フォルダ202−1とを備える。
このような構成とすることにより、外部のサーバ装置を必要とせず、メール管理装置10’内部でメール本文ファイルと添付ファイルとの管理を行うことができる。
次に、上記構成を備えたメール管理装置10’の動作について図16のフローチャートを用いて説明する。なお、本実施形態の説明においては、大容量記憶部20の転送先ルートフォルダ名が事前に登録された状態(メール本文ファイルの転送先は「本文」、添付ファイルの転送先は「添付」)で電子メールを受信した場合について説明する。
メール管理装置10’は、電子メールの受信処理を開始すると(ステップS21)、通信部14の電子メール受信部142は電子メールを受信するとともに(ステップS22)、受信電子メールを受信電子メール記憶部15に格納させる(ステップS23)。
受信電子メールが受信電子メール記憶部15に格納されると、受信電子メール解析部16の分割処理部161は、受信電子メール記憶部15に格納された受信電子メールを読み出すとともに、データ構造を解析することで、添付ファイルの有無を確認し、分割処理を実施する(ステップS24)。
日付情報解析部164は、受信電子メールの受信日時、及び時間情報を取得する。そして、本文ファイル作成部162の本文ファイル生成部1621は、日付情報解析部164が取得した受信日時、及び時間情報とともに、作成したメール本文ファイルに本文ファイル名を付与して本文ファイル格納部1622に一時的に格納させる(ステップS25)。
受信電子メールに添付ファイルが存在する場合(ステップS26/Y)、分割処理部161は、日付情報解析部164が取得した受信日時、及び時間情報とともに、添付ファイルに添付ファイル名が予め付与されている場合には、そのままの添付ファイル名で添付ファイル格納部163に一時的に格納させる(ステップS27)。
関連付け部19の本文情報テーブル管理部191は、本文ファイル格納部1622に一時的に格納されたメール本文ファイル、受信日時、及び時間情報、登録された転送先のルートフォルダ等の情報に基づき、本文情報テーブル1911を新規作成するか、追加登録する(ステップS28)。
続いて、関連付け部19の添付ファイル情報テーブル管理部192は、添付ファイル格納部163に一時的に格納された添付ファイル、受信日時、及び時間情報、登録された転送先のルートフォルダ等の情報に基づき、添付ファイル情報テーブル1921を新規作成するか、追加登録する(ステップS29)。
そして、作成ファイル転送制御部17の日付フォルダ作成部173は、本文ファイル情報テーブル1911を参照し、大容量記憶部20の本文ルートフォルダ201の下層に日付フォルダ201−1を作成する。次いで、本文ファイル転送部171は、作成された日付フォルダ201−1にメール本文ファイルを転送する。また、作成ファイル転送制御部17の日付フォルダ作成部173は、添付ファイル情報テーブル1921を参照し、大容量記憶部20の添付ファイルルートフォルダ202の下層に日付フォルダ202−1を作成する。次いで、添付ファイル転送部172は、作成された日付フォルダ202−1に添付ファイルを転送し(ステップS30)、メール管理装置10’は電子メールの受信処理を終了する(ステップS31)。
以上のように、第2の実施形態によれば、外部のサーバ装置を必要とせず、メール管理装置10’内部でメール本文ファイルと添付ファイルとの管理を行うことができ、さらに利便性を向上させることができる。
なお、第2の実施形態においても、第1の実施形態の変形例1−1、1−2、又は1−3の構成を適用することが可能であり、第2の実施形態にかかる構成に対して上記変形例の構成を適用することにより、第2の実施形態にかかる効果に加えて、変形例1−1、1−2、又は1−3の効果を得ることが可能である。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態においては、本発明を適用した複合装置と、サーバ装置と、例えば、PCといった情報処理端末とが、LAN等の通信ケーブルに接続されて構築されたネットワークシステムについて説明する。図17は、当該ネットワークシステムの構成例の一例を説明する図であり、本実施形態にかかるネットワークシステムは、例えば、インターネット回線や公衆電話回線等の通信網に接続可能な通信インタフェースとLANケーブル11に接続可能なネットワークインタフェースとを備えた複合装置30と、複合装置30から送信されるデータを格納するサーバ装置100と、複合装置30に対して電子メールを送受信するPC101、又はPC102と、を備える。
本実施形態にかかる複合装置30は、いわゆるマルチ・ファンクション・ペリフェラル(MFP)と呼ばれる装置であって、スキャナ、複写機、プリンタ、ファクシミリ、電子メールの自動転送機能等を有する複合機である。この複合装置30は、画像データを入力して送信する機能、及び受信した添付ファイル付きの電子メールを印刷、又は転送する機能を有し、通信網、若しくはLANケーブル11を介してPC101、又はPC102から送信された電子メールを受信することが可能であるとともに、受信した電子メールにかかるデータをサーバ装置100に対して転送することができる。
このような機能を備えた複合装置30について図18、図19、図20、図21、図22、及び図23を用いて説明する。図18は、複合装置30の外観を説明する斜視図である。図19は、複合装置30の機能ブロック図であり、図20は、複合装置30が備える受信電子メール解析部16を説明するブロック図である。図21は、電子メールにかかるデータの転送先であるサーバ装置100に作成されるフォルダ構成を説明する図である。図22は、本実施形態にかかる本文情報テーブルの構成例の一例を説明する図であり、図23は、本実施形態にかかる添付ファイル情報テーブルの構成例の一例を説明する図である。なお、本実施形態の説明においては、第1の実施形態の構成と同一な箇所については同一の符合を付して説明する。
図18、及び図19に示すように、複合装置30は、制御部12と、記憶部13と、電子メール受信部としての通信部14と、受信電子メール記憶部15と、分割処理部としての受信電子メール解析部16と、データ処理部としての作成ファイル転送制御部17と、ファイル転送先ルート登録部18と、データ関連付け部としての関連付け部19と、操作表示部21と、読取部22と、印刷部23とを備える。
制御部12は、図示せぬCPU(Central Processing Unit)等を備え、複合装置30を構成する各部材を統括的に制御する。
記憶部13は、例えば、ROM(Read Only Memory)や、HDD(Hard Disk Drive)等の不揮発性の記憶装置を備え、制御部12のCPUが実行する制御プログラム等を格納する。
通信部14は、例えば、インターネット回線や公衆電話回線等の通信網に接続可能な通信インタフェースとLANケーブル11に接続可能なネットワークインタフェースとを備え、通信網、又はLANケーブル11を介しての電子メールや、画像データ等の各種データの送受信が可能である。このような機能を実現する通信部14は、電子メールの送受信にかかる電子メール送信部141と電子メール受信部142とを備え、電子メール受信部142は、受信した電子メール(以下、受信電子メールと称する)を受信電子メール記憶部15に出力する。
受信電子メール記憶部15は、例えば、RAM(Random Access Memory)といった揮発性の記憶装置を備え、電子メール受信部142から入力された受信電子メールを一時的に格納する。
受信電子メール解析部16は、図20にも示されるように、分割処理部161、本文ファイル作成部162、添付ファイル格納部163、及び日付情報解析部164を備え、受信電子メール記憶部15に格納された受信電子メールを読み出して、受信電子メールのメール本文と添付ファイルとの分割にかかる処理を実行する。
分割処理部161は、受信電子メール記憶部15に格納された受信電子メールを読み出すとともに、データ構造を解析することで、添付ファイルの有無を確認する。ここで、受信電子メールにファイルが添付されていた場合、分割処理部161は、受信電子メールをメール本文データと添付ファイルデータとに分割する。
本文ファイル作成部162は、本文ファイル生成部1621と本文ファイル格納部1622とを備える。本文ファイル生成部1621は、分割処理部161により分割されたメール本文データから独立したメール本文ファイルを生成するとともに、当該メール本文ファイルを本文ファイル格納部1622に一時的に格納させる。
添付ファイル格納部163は、分割処理部161により分割された添付ファイルデータを一時的に添付ファイルとして格納する。
日付情報解析部164は、受信電子メールを解析し、日付、及び時間情報を取得する。
作成ファイル転送制御部17は、本文ファイル転送部171と、添付ファイル転送部172と、日付フォルダ作成部173とを備える。本文ファイル転送部171は、本文ファイル格納部1622に格納されたメール本文ファイルのサーバ装置100への転送を制御する。具体的には、図21に示すように、本文ファイル転送部171は、メール本文ファイルの格納先であるサーバ装置100の図示せぬ記憶装置に本文ルートフォルダ1001を作成させ、当該本文ルートフォルダ1001の下層に日付フォルダ作成部173により作成される日付フォルダ1001−1に対してメール本文ファイルを転送する。添付ファイル転送部172は、添付ファイル格納部163に格納された添付ファイルのサーバ装置100への転送を制御する。本文ファイル転送部171と同様に、添付ファイル転送部172は、添付ファイルの格納先であるサーバ装置100の図示せぬ記憶装置に添付ファイルルートフォルダ1002を作成させ、当該添付ファイルルートフォルダ1002の下層に日付フォルダ作成部173により作成される日付フォルダ1002−1に対して添付ファイルを転送する。日付フォルダ作成部173は、本文ファイル転送部171により作成された本文ルートフォルダ1001の下層に、メール本文ファイルが格納される日付フォルダ1001−1、及び添付ファイル転送部172により作成された添付ファイルルートフォルダ1002の下層に、添付ファイルが格納される日付フォルダ1002−1を作成させる。
ファイル転送先ルート登録部18は、本文ファイル転送先ルート181、及び添付ファイル転送先ルート182を備え、ユーザからの指示に基づき、上記メール本文ファイル、及び添付ファイルの転送先のルートフォルダのルートフォルダ名(本実施形態においては、メール本文ファイルの転送先のルートフォルダ名は「本文」、添付ファイルの転送先のルートフォルダ名は「添付」)、及びルートパスを定義し登録する。
関連付け部19は、メール本文ファイルにかかる情報をリスト形式で管理するための本文情報テーブル管理部191、及び添付ファイルにかかる情報をリスト形式で管理するための添付ファイル情報テーブル管理部192を備える。
本文情報テーブル管理部191は、メール本文ファイルにかかる情報を、本文情報テーブル1911としてリスト管理する。図22は、本文情報テーブル1911の構成例の一例を説明する図であり、本文情報テーブル1911は、メール本文ファイル毎に本文文書番号1911−1、作成時間1911−2、格納場所1911−3、本文ファイル名1911−4、及び関連添付文章番号1911−5等の各情報を備え、ユーザがメール本文ファイルと添付ファイルとの関連付けを容易に知ることができるように構成されている。
ここで、本文文書番号1911−1は、通番であり、新たなメール本文ファイルが追加されるときにカウントアップされる。作成時間1911−2には、電子メールを受信し、メール本文ファイルが作成された日付、及び時間情報が登録される。格納場所1911−3には、ファイル転送先ルート登録部18において登録されたルートフォルダ名に電子メールを受信した日付情報が付加された名称が登録される。例えば、2009年2月2日に電子メールを受信した場合、格納場所1911−3には、「本文090202」が登録される。本文ファイル名1911−4には、本文ファイル生成部1621が付与した本文ファイル名が登録される。なお、本実施形態においては、電子メールを送信した送信者名をテキストファイルとして登録する。関連添付文書番号1911−5には、添付ファイル情報テーブル1921の添付文書番号1921−1が登録される。
添付ファイル情報テーブル管理部192は、添付ファイルにかかる情報を、添付ファイル情報テーブル1921としてリスト管理する。図23は、添付ファイル情報テーブル1921の構成例の一例を説明する図であり、添付ファイル情報テーブル1921は、添付ファイル毎に添付文書番号1921−1、受領時間1921−2、格納場所1921−3、添付ファイル名1921−4、及び関連本文文章番号1921−5等の各情報を備え、ユーザが添付ファイルとメール本文ファイルとの関連付けを容易に知ることができるように構成されている。
ここで、添付文書番号1921−1は、通番であり、新たな添付ファイルが追加されるときにカウントアップされる。受領時間1921−2には、電子メールを受信し、添付ファイルが作成された日付、及び時間情報が登録される。格納場所1921−3には、ファイル転送先ルート登録部18において登録されたルートフォルダ名に電子メールを受信した日付情報が付加された名称が登録される。例えば、2009年2月2日に電子メールを受信した場合、格納場所1921−3には、「添付090202」が登録される。添付ファイル名1921−4には、添付ファイル名が登録される。関連本文文書番号1921−5には、本文情報テーブル1911の本文文書番号1911−1が登録される。なお、受信電子メールに添付ファイルが存在しない場合、添付ファイルが「無」を表す「0」が登録される。
操作表示部21は、ユーザの操作による各種の指示や、文字・数字等のデータの入力を受付けるオペレーションパネル211と、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等の表示を行うLCD(Liquid Crystal Display)212とを備える。
オペレーションパネル211は、さらに、ユーザによる各種情報の入力を受付ける各種入力キー2111と、動作の起動指示の入力を受付けるスタートキー2112と、動作の停止指示の入力を受付けるストップキー2113と、電子メールの宛先等の指定を受付けるアドレスキー2114と、ファイル名の変更入力を受付けるファイル名変更キー2115とを備える。
読取部22は、例えば、ガラス台等から構成される原稿載置部221に載置された原稿に形成された画像をCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の光学的な読取手段によって読み取り、読み取り情報に基づく画像データを生成する。また、読取部22は、複数枚の原稿を自動的に給紙・搬送する自動原稿給送部222と、読取手段により画像が読み取られた原稿を排出する排出部223とを備える。
印刷部23は、例えば、電子写真方式の印刷エンジンであり、給紙部31から給紙された記録媒体上に、読取部22から入力された画像データや、外部から入力された画像データ等に基づく画像を印刷することが可能である。そして、印刷部23により画像が印刷された記録媒体は、排出トレイ32に排出される。
次に、上記構成を備えた複合装置30の動作について図24のフローチャートを用いて説明する。なお、本実施形態の説明においては、転送先のサーバ装置100の転送先ルートフォルダ名が事前に登録された状態(メール本文ファイルの転送先は「本文」、添付ファイルの転送先は「添付」)で電子メールを受信した場合について説明する。
複合装置30は、電子メールの受信処理を開始すると(ステップS41)、通信部14の電子メール受信部142は電子メールを受信するとともに(ステップS42)、受信電子メールを受信電子メール記憶部15に格納させる(ステップS43)。
受信電子メールが受信電子メール記憶部15に格納されると、受信電子メール解析部16の分割処理部161は、受信電子メール記憶部15に格納された受信電子メールを読み出すとともに、データ構造を解析することで、添付ファイルの有無を確認し、分割処理を実施する(ステップS44)。
日付情報解析部164は、受信電子メールの受信日時、及び時間情報を取得する。そして、本文ファイル作成部162の本文ファイル生成部1621は、日付情報解析部164が取得した受信日時、及び時間情報とともに、作成したメール本文ファイルに本文ファイル名を付与して本文ファイル格納部1622に一時的に格納させる(ステップS45)。
受信電子メールに添付ファイルが存在する場合(ステップS46/Y)、分割処理部161は、日付情報解析部164が取得した受信日時、及び時間情報とともに、添付ファイルに添付ファイル名が予め付与されている場合には、そのままの添付ファイル名で添付ファイル格納部163に一時的に格納させる(ステップS47)。
関連付け部19の本文情報テーブル管理部191は、本文ファイル格納部1622に一時的に格納されたメール本文ファイル、受信日時、及び時間情報、登録された転送先のルートフォルダ等の情報に基づき、本文情報テーブル1911を新規作成するか、追加登録する(ステップS48)。
続いて、関連付け部19の添付ファイル情報テーブル管理部192は、添付ファイル格納部163に一時的に格納された添付ファイル、受信日時、及び時間情報、登録された転送先のルートフォルダ等の情報に基づき、添付ファイル情報テーブル1921を新規作成するか、追加登録する(ステップS49)。
そして、作成ファイル転送制御部17の日付フォルダ作成部173は、本文ファイル情報テーブル1911を参照し、サーバ装置100の図示せぬ記憶装置に作成された本文ルートフォルダ1001の下層に日付フォルダ1001−1を作成する。次いで、本文ファイル転送部171は、作成された日付フォルダ1001−1にメール本文ファイルを転送する。また、作成ファイル転送制御部17の日付フォルダ作成部173は、添付ファイル情報テーブル1921を参照し、サーバ装置100の図示せぬ記憶装置に作成された添付ファイルルートフォルダ1002の下層に日付フォルダ1002−1を作成する。次いで、添付ファイル転送部172は、作成された日付フォルダ1002−1に添付ファイルを転送し(ステップS50)、複合装置30は電子メールの受信処理を終了する(ステップS51)。
以上のように、本実施形態によれば、受信電子メールは、メール本文ファイルと添付ファイルとに分割され、サーバ装置100の図示せぬ記憶装置に作成された本文ルートフォルダ1001下層の日付フォルダ1001−1、又は添付ファイルルートフォルダ1002下層の日付フォルダ1002−1のそれぞれに格納される。そして、ユーザは、OS(Operating System)に付属するブラウザや、ファイル閲覧機能を用いて本文情報テーブル1911、又は添付ファイル情報テーブル1921を閲覧することができる。上述したように、メール本文ファイルと添付ファイルとは、それぞれ日付毎のフォルダで整理されて格納されているため、例えば、ユーザがメール本文ファイルを検索する場合には、本文ルートフォルダ1001の下層の日付フォルダ1001−1のみを、ユーザが添付ファイルを検索する場合には、添付ファイルルートファイルフォルダ1002下層の日付フォルダ1002−1のみを検索すればよいので、検索速度を速めることができる。また、例えば、ユーザが添付ファイルのファイル名の一部をキーワードとして記憶していた場合、従来は、電子メールの送信元名やタイトル名で検索するとともに、メール本文を開封して添付ファイルを検索する必要があった。これに対して、本実施形態においては、添付ファイルのみを添付ファイルルートファイルフォルダ1002の下層の日付フォルダ1002−1に格納する形態としたので、ユーザは添付ファイル名の一部のみをキーワードとして所望の添付ファイルを検索することができる。
[変形例2−1]
変形例2−1においては、ユーザによる添付ファイルの開閉を管理し、添付ファイルの開閉状況を表示することが可能な複合装置30−1について説明する。
図25は、上記変形例2−1の機能を実現する複合装置30−1の機能ブロック図である。なお、変形例2−1にかかる複合装置30−1の構成は第3の実施形態にかかる複合装置30の構成と略同一であるため、同一な箇所には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる個所について説明する。図25に示すように、複合装置30−1は、第3の実施形態にかかる複合装置30の構成に加え、ファイル開閉管理部25を備える。
ファイル開閉管理部25は、添付ファイルの開閉状況を表す開閉有無テーブル251と、当該開閉有無テーブル251を参照することで添付ファイルの開閉状況を判断し、その判断結果を添付ファイル情報テーブル管理部192に通知する開閉判断部252とを備える。
図26は、開閉有無テーブル251の構成例の一例を説明する図であり、開閉有無テーブル251は、添付ファイル名2511と、格納場所2512と、開閉有無2513とを備える。なお、添付ファイル名2511、及び格納場所2512は、前述した添付ファイル情報テーブル1921における添付ファイル名1921−4、及び格納場所1921−3と対応している。開閉有無2513は添付ファイルの開閉状況を表し、ユーザにより添付ファイルが開封されると、ファイル開閉管理部25は、開閉有無2513の値を「1」に設定する。なお、ユーザにより添付ファイルが開封されていない場合の値は「0」である。
そして、開閉有無2513の値が「1」に設定されると、開閉判断部252は、添付ファイルがユーザにより開封されたと判断し、当該添付ファイルに対応する添付ファイル名2511、及び格納場所2512を添付ファイル情報管理部192に通知する。
図27に示すように、変形例2−1にかかる添付ファイル情報テーブル1921’には、開閉有無1921−6の項目が設けられており、開閉判断部252からの通知を受けた添付ファイル情報管理部192は、通知を受けた添付ファイル名に該当する開閉有無1921−6の項目を添付ファイルが開封された旨を表す「有り」に設定する。なお、ユーザにより添付ファイルが開封されていない、つまり、開閉判断部252からの通知を受けていない添付ファイルの開閉有無1921−6の項目は、「無し」である。
なお、上述したように、添付ファイル情報テーブルに開閉有無の項目を設けるのではなく、例えば、ユーザにより開封されていない添付ファイルの添付ファイル名とユーザにより既に開封された添付ファイルの添付ファイル名との表示色を変えたり、枠内の背景パターンの表示パターンを変えたりしてもよい(例えば、開封されていない添付ファイル名は白色、開封された添付ファイル名は網掛け等)。この場合、開閉判断部252の判断結果に基づき添付ファイル名の表示色や表示パターンが変更される。
以上のように、変形例2−1によれば、ユーザは、添付ファイル情報テーブル1921’を閲覧することで、添付ファイルの開閉状況を把握することができるため、例えば、添付ファイルを検索する際に、既に開封された添付ファイルの中で検索したい、未開封の添付ファイルの中で検索したい、といった場合に検索対象とする添付ファイルを絞り込むことができる。
[変形例2−2]
変形例2−2においては、ユーザによる添付ファイルの開閉を管理し、添付ファイルの開閉状況に応じ、開封されていない添付ファイルに対して、例えば、ファイル開封許可、ファイル開封禁止、未開封警告、対応メール本文開封とった、アクション制限を課すことが可能なメール管理装置について説明する。
図28は、上記変形例2−2の機能を実現する複合装置30−2の機能ブロック図である。なお、変形例2−2にかかる複合装置30−2の構成は変形例2−1にかかる複合装置30−1の構成と略同一であるため、同一な箇所には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる個所について説明する。図28に示すように、複合装置30−2は、変形例2−1にかかる複合装置30−1の構成に加え、ファイル開閉制御部26を備える。
ファイル開閉制御部26は、ユーザが添付ファイルを開封しようとした場合に、当該添付ファイルの開閉状況を開閉判断部252に問い合わせる。そして、開閉判断部252の判断結果に基づき、当該添付ファイルに対するアクション制限を課す。
具体的には、開閉判断部252は、ファイル開閉制御部26からの問い合わせがあった場合、開閉有無テーブル251を参照することで、添付ファイルの開閉状況を判断し、当該判断結果をファイル開閉制御部26に通知する。例えば、開閉有無2513の値が「1」に設定されている場合、開閉判断部252は、添付ファイルがユーザにより開封されたと判断し、その旨をファイル開閉制御部26に通知する。通知を受けたファイル開閉制御部26は、例えば、当該添付ファイルの開封を許可する。一方、開閉有無2513の値が「0」に設定されている場合、開閉判断部252は、添付ファイルが未開封であると判断し、その旨をファイル開閉制御部26に通知する。通知を受けたファイル開閉制御部26は、「当該添付ファイルが未開封である旨」をユーザに対して表示させてよい。また、図29の添付ファイル情報テーブル1921’’に示すように、ファイル開閉制御部26は、添付ファイル情報管理部192に対して未開封の添付ファイルに該当する添付ファイル名を網掛け表示とするよう指示を与える形態としてもよい。さらに、例えば、「対応するメール本文ファイルを強制的に開封し、本文を参照させる」としてもよい。さらにまた、ファイル開閉制御部26は、当該添付ファイルの開封を禁止するよう制御してもかまわない。この場合、対応するメール本文ファイルが開封された後であれば、「当該添付ファイルが未開封である旨」を表示させた上で当該添付ファイルの開封を許可してもよい。
以上のように、変形例2−2によれば、未開封の添付ファイルが不用意に開封されないため、例えば、添付ファイルが攻撃性のある実行ファイルである場合に、その実行を事前に防ぐことができる。また、添付ファイルの開封についてメール本文を参照することができるため、当該添付ファイルが信頼できるものか否かの判断の参考にすることができる。
[変形例2−3]
変形例2−3においては、電子メールの送信宛先がTo、Cc、又はBccの何れかであるのかを判断し、本文情報テーブル、又は添付ファイル情報テーブルに表示させることが可能な複合装置について説明する。
変形例2−3にかかる複合装置の構成は、第3の実施形態にかかる複合装置30の構成と略同一であるため、その説明は省略するが、変形例3−3にかかる受信電子メール解析部は、受信電子メールの送信宛先情報を解析し、当該受信電子メールの宛先がTo、Cc、又はBccの何れかであるのかを判断する。そして、当該判断結果を本文情報テーブル管理部、及び添付ファイル情報テーブル管理部に通知する。
通知を受けた本文情報テーブル管理部は、例えば、図30に示すような、To、Cc、又はBccの何れかが設定された宛先情報1911−6を有する本文情報テーブル1911’を作成する。また、通知を受けた添付ファイル情報テーブル管理部は、例えば、図31に示すような、To、Cc、又はBccの何れかが設定された宛先情報1921−7を有する添付ファイル情報テーブル1921’’’を作成する。
以上のように、変形例2−3によれば、添付メールを有する電子メールを受信した際に、当該電子メールがユーザに対してTo、Cc、又はBccの何れであるのかを把握できるため、添付ファイルの種類(重要度や種類等)を特定する際に参考にすることができる。
[第4の実施形態]
第3の実施形態では、受信電子メールから分割したメール本文ファイルと添付ファイルとの格納先として、ネットワーク上の外部のサーバ装置100を用いた形態について説明した。第4の実施形態としては、これとは異なり、メール管理装置にメール本文ファイルと添付ファイルとを格納する大容量記憶部を設けた形態について説明する。
図32は、第4の実施形態にかかるの複合装置30’の機能ブロック図である。なお、複合装置30’の構成は第3の実施形態にかかる複合装置30の構成と略同一であるため、同一な箇所には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる個所について説明する。図32に示すように、複合装置30’は、第3の実施形態にかかる複合装置30の構成に加え、大容量記憶部20を備える。
大容量記憶部20は、例えば、HDD等の不揮発性の記憶装置を備え、第3の実施形態で説明したサーバ装置100と同一の構成を備える。すなわち、大容量記憶部20は、メール本文ファイルの格納先である本文ルートフォルダ201と、その下層に日付フォルダ作成部173により作成される日付フォルダ201−1と、添付ファイルの格納先である添付ファイルルートフォルダ202と、その下層に日付フォルダ作成部173により作成される日付フォルダ202−1とを備える。
このような構成とすることにより、外部のサーバ装置を必要とせず、複合装置30’内部でメール本文ファイルと添付ファイルとの管理を行うことができる。
次に、上記構成を備えた複合装置30’の動作について図33のフローチャートを用いて説明する。なお、本実施形態の説明においては、大容量記憶部20の転送先ルートフォルダ名が事前に登録された状態(メール本文ファイルの転送先は「本文」、添付ファイルの転送先は「添付」)で電子メールを受信した場合について説明する。
複合装置30’は、電子メールの受信処理を開始すると(ステップS61)、通信部14の電子メール受信部142は電子メールを受信するとともに(ステップS62)、受信電子メールを受信電子メール記憶部15に格納させる(ステップS63)。
受信電子メールが受信電子メール記憶部15に格納されると、受信電子メール解析部16の分割処理部161は、受信電子メール記憶部15に格納された受信電子メールを読み出すとともに、データ構造を解析することで、添付ファイルの有無を確認し、分割処理を実施する(ステップS64)。
日付情報解析部164は、受信電子メールの受信日時、及び時間情報を取得する。そして、本文ファイル作成部162の本文ファイル生成部1621は、日付情報解析部164が取得した受信日時、及び時間情報とともに、作成したメール本文ファイルに本文ファイル名を付与して本文ファイル格納部1622に一時的に格納させる(ステップS65)。
受信電子メールに添付ファイルが存在する場合(ステップS66/Y)、分割処理部161は、日付情報解析部164が取得した受信日時、及び時間情報とともに、添付ファイルに添付ファイル名が予め付与されている場合には、そのままの添付ファイル名で添付ファイル格納部163に一時的に格納させる(ステップS67)。
関連付け部19の本文情報テーブル管理部191は、本文ファイル格納部1622に一時的に格納されたメール本文ファイル、受信日時、及び時間情報、登録された転送先のルートフォルダ等の情報に基づき、本文情報テーブル1911を新規作成するか、追加登録する(ステップS68)。
続いて、関連付け部19の添付ファイル情報テーブル管理部192は、添付ファイル格納部163に一時的に格納された添付ファイル、受信日時、及び時間情報、登録された転送先のルートフォルダ等の情報に基づき、添付ファイル情報テーブル1921を新規作成するか、追加登録する(ステップS69)。
そして、作成ファイル転送制御部17の日付フォルダ作成部173は、本文ファイル情報テーブル1911を参照し、大容量記憶部20の本文ルートフォルダ201の下層に日付フォルダ201−1を作成する。次いで、本文ファイル転送部171は、作成された日付フォルダ201−1にメール本文ファイルを転送する。また、作成ファイル転送制御部17の日付フォルダ作成部173は、添付ファイル情報テーブル1921を参照し、大容量記憶部20の添付ファイルルートフォルダ202の下層に日付フォルダ202−1を作成する。次いで、添付ファイル転送部172は、作成された日付フォルダ202−1に添付ファイルを転送し(ステップS70)、複合装置30’は電子メールの受信処理を終了する(ステップS71)。
以上のように、第4の実施形態によれば、外部のサーバ装置を必要とせず、複合装置30’内部でメール本文ファイルと添付ファイルとの管理を行うことができ、さらに利便性を向上させることができる。
なお、第4の実施形態においても、第3の実施形態の変形例2−1、2−2、又は2−3の構成を適用することが可能であり、第4の実施形態にかかる構成に対して上記変形例の構成を適用することにより、第4の実施形態にかかる効果に加えて、変形例2−1、2−2、又は2−3の効果を得ることが可能である。
本発明の実施形態の説明において、メール本文ファイルと添付ファイルとは、個別に管理する形態として説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、メール本文ファイルと添付ファイルとをハイパーリンクで結合させることで、さらに検索効率を高めることができる。
10 メール管理装置
11 LANケーブル
12 制御部
13 記憶部
14 通信部
141 電子メール送信部
142 電子メール受信部
15 受信電子メール記憶部
16 受信電子メール解析部
161 分割処理部
162 本文ファイル作成部
1621 本文ファイル生成部
1622 本文ファイル格納部
163 添付ファイル格納部
164 日付情報解析部
17 作成ファイル転送制御部
171 本文ファイル転送部
172 添付ファイル転送部
173 日付フォルダ作成部
18 ファイル転送ルート登録部
181 本文ファイル転送先ルート
182 添付ファイル転送先ルート
19 関連付け部
191 本文情報テーブル管理部
1911 本文情報テーブル
192 添付ファイル情報テーブル管理部
1921 添付ファイル情報テーブル
21 操作表示部
211オペレーションパネル
2111 各種入力キー
2112スタートキー
2113 ストップキー
2114 アドレス帳キー
2115 ファイル名変更キー
22 読取部
221 原稿載置部
222 自動原稿給送部
223 排出部
23 印刷部
25 ファイル開閉管理部
251 開閉有無テーブル
252 開閉判断部
26 ファイル開閉制御部
30 複合装置

Claims (28)

  1. ネットワークを介して送信された電子メールを受信する電子メール受信部と、
    前記電子メール受信部を介して受信した前記電子メールに含まれるメール本文と添付ファイルとを分割し、当該メール本文に基づくメール本文データと当該添付ファイルに基づく添付ファイルデータとを作成する分割処理部と、
    前記メール本文データと前記添付ファイルデータとを関連付けするデータ関連付け部と、
    前記データ関連付け部により関連づけられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに所定の処理を施すデータ処理部と、
    前記添付ファイルの開閉を管理するファイル開閉管理部と、
    前記ファイル開閉管理部が管理する前記添付ファイルの開閉状況に基づいて、当該添付ファイルの開閉を制御するファイル開閉制御部とを備えること
    を特徴とするメール管理装置。
  2. 前記ファイル開閉制御部は、前記添付ファイルが未開封である場合、当該添付ファイルが未開封である旨をユーザに対して通知すること
    を特徴とする請求項1記載のメール管理装置。
  3. 前記ファイル開閉制御部は、前記添付ファイルが未開封である場合、対応するメール本文を強制的に開封し、当該メール本文をユーザに対して参照させること
    を特徴とする請求項1記載のメール管理装置。
  4. 前記ファイル開閉制御部は、前記添付ファイルが未開封である場合、対応するメール本文が開封されないと、当該添付ファイルの開封を禁止すること
    を特徴とする請求項1記載のメール管理装置。
  5. 前記分割処理部は、
    前記電子メールを送信した送信元の送信元情報とデータ作成日付とを元にメール本文データ名を付与すること
    を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のメール管理装置。
  6. 前記データ関連付け部は、
    前記メール本文データと前記添付ファイルデータとを文書番号に関連付けるとともに、当該文書番号に基づいてリスト管理すること
    を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のメール管理装置。
  7. 前記データ関連付け部により関連付けられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに施される所定の処理は、外部サーバ装置への転送処理であること
    を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のメール管理装置。
  8. 前記データ関連付け部により関連付けられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに施される所定の処理は、装置本体に設けられた記憶装置への格納処理であること
    を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のメール管理装置。
  9. 前記ファイル開閉管理部は前記添付ファイルの開閉状況を前記データ関連付け部に通知すること
    を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のメール管理装置。
  10. 前記メール受信部は、
    受信した前記電子メールの送信先情報を取得するとともに、取得した当該送信先情報を前記データ関連付け部に通知すること
    を特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載のメール管理装置。
  11. 読み取った原稿に基づく画像、若しくは受信した電子メールの内容を画像として形成する画像形成部を備えた複合装置であって、
    ネットワークを介して送信された前記電子メールを受信する電子メール受信部と、
    前記電子メール受信部を介して受信した前記電子メールに含まれるメール本文と添付ファイルとを分割し、当該メール本文に基づくメール本文データと当該添付ファイルに基づく添付ファイルデータとを作成する分割処理部と、
    前記メール本文データと前記添付ファイルデータとを関連付けするデータ関連付け部と、
    前記データ関連付け部により関連付けられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに所定の処理を施すデータ処理部と、
    前記添付ファイルの開閉を管理するファイル開閉管理部と、
    前記ファイル開閉管理部が管理する前記添付ファイルの開閉状況に基づいて、当該添付ファイルの開閉を制御するファイル開閉制御部とを備えること
    を特徴とする複合装置。
  12. 前記ファイル開閉制御部は、前記添付ファイルが未開封である場合、当該添付ファイルが未開封である旨をユーザに対して通知すること
    を特徴とする請求項11記載の複合装置。
  13. 前記ファイル開閉制御部は、前記添付ファイルが未開封である場合、対応するメール本文を強制的に開封し、当該メール本文をユーザに対して参照させること
    を特徴とする請求項11記載の複合装置。
  14. 前記ファイル開閉制御部は、前記添付ファイルが未開封である場合、対応するメール本文が開封されないと、当該添付ファイルの開封を禁止すること
    を特徴とする請求項11記載の複合装置。
  15. 前記分割処理部は、
    前記電子メールを送信した送信元の送信元情報とデータ作成日付とを元にメール本文データ名を付与すること
    を特徴とする請求項11乃至14の何れかに記載の複合装置。
  16. 前記データ関連付け部は、
    前記メール本文データと前記添付ファイルデータとを文書番号に関連付けるとともに、当該文書番号に基づいてリスト管理すること
    を特徴とする請求項11乃至15の何れかに記載の複合装置。
  17. 前記データ関連付け部により関連付けられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに施される所定の処理は、外部サーバ装置への転送処理であること
    を特徴とする請求項11乃至16の何れかに記載の複合装置。
  18. 前記データ関連付け部により関連付けられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに施される所定の処理は、装置本体に設けられた記憶装置への格納処理であること
    を特徴とする請求項11乃至17の何れかに記載の複合装置。
  19. 前記ファイル開閉管理部は前記添付ファイルの開閉状況を前記データ関連付け部に通知すること
    を特徴とする請求項11乃至18の何れかに記載の複合装置。
  20. 前記メール受信部は、
    受信した前記電子メールの送信先情報を取得するとともに、取得した当該送信先情報を前記データ関連付け部に通知すること
    を特徴とする請求項1乃至19の何れかに記載の複合装置。
  21. ネットワークを介して送信された電子メールを受信する電子メール受信工程と、
    前記電子メール受信工程において受信した前記電子メールに含まれるメール本文と添付ファイルとを分割し、当該メール本文に基づくメール本文データと当該添付ファイルに基づく添付ファイルデータとを作成する分割処理工程と、
    前記メール本文データと前記添付ファイルデータとを関連付けするデータ関連付け工程と、
    前記データ関連付け工程により関連付けられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに所定の処理を施すデータ処理工程と、
    前記添付ファイルの開閉を管理するファイル開閉工程と、
    前記ファイル開閉工程において管理する前記添付ファイルの開閉状況に基づいて、当該添付ファイルの開閉を制御するファイル開閉制御工程とを備えること
    を特徴とする通信方法。
  22. 前記ファイル開閉制御工程は、前記添付ファイルが未開封である場合、当該添付ファイルが未開封である旨をユーザに対して通知すること
    を特徴とする請求項21記載の通信方法。
  23. 前記ファイル開閉制工程は、前記添付ファイルが未開封である場合、対応するメール本文を強制的に開封し、当該メール本文をユーザに対して参照させること
    を特徴とする請求項21記載の通信方法。
  24. 前記ファイル開閉制工程は、前記添付ファイルが未開封である場合、対応するメール本文が開封されないと、当該添付ファイルの開封を禁止すること
    を特徴とする請求項21記載の通信方法。
  25. 前記分割処理工程は、
    前記電子メールを送信した送信元の送信元情報とデータ作成日付とを元にメール本文データ名を付与すること
    を特徴とする請求項21乃至24の何れかに記載の通信方法。
  26. 前記データ関連付け工程は、
    前記メール本文データと前記添付ファイルデータとを文書番号に関連付けるとともに、当該文書番号に基づいてリスト管理すること
    を特徴とする請求項21乃至25の何れかに記載の通信方法。
  27. 前記データ関連付け工程において関連付けられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに施される所定の処理は、外部サーバ装置への転送処理であること
    を特徴とする請求項21乃至26の何れかに記載の通信方法。
  28. 前記データ関連付け工程において関連付けられた前記メール本文データと前記添付ファイルデータとに施される所定の処理は、装置本体に設けられた記憶装置への格納処理であること
    を特徴とする請求項21乃至27の何れかに記載の通信方法。
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