JP2009074325A - パワーウィンドウ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スマートキーシステムを利用することによって、車内に乗員がいれば車両電源オフ後のパワーウィンドウ装置の作動を許可するシステムにおいて、他の装置による検知を組み合わせることにより車内に乗員がいることの検知の精度が向上したパワーウィンドウ装置を提供する。
【解決手段】ウィンドウ10を駆動するパワーウィンドウ装置1が、スマートキーシステム20と乗員検知部40とを備える。スマートキーシステム20によって携帯機30の車室内照合を行い、携帯機30が車室内にあるかどうかを検知する。さらに、乗員検知部40が、着座センサ41、シートベルトバックルスイッチ42、車室内カメラ44、画像解析部43によって車室内に成人の乗員がいるかどうかを検知する。以上2つの検知結果が制御部12に送られて、検知結果がともに肯定的なときにイグニション電源オフ後もウィンドウ10の作動が許可される。
【選択図】図1
【解決手段】ウィンドウ10を駆動するパワーウィンドウ装置1が、スマートキーシステム20と乗員検知部40とを備える。スマートキーシステム20によって携帯機30の車室内照合を行い、携帯機30が車室内にあるかどうかを検知する。さらに、乗員検知部40が、着座センサ41、シートベルトバックルスイッチ42、車室内カメラ44、画像解析部43によって車室内に成人の乗員がいるかどうかを検知する。以上2つの検知結果が制御部12に送られて、検知結果がともに肯定的なときにイグニション電源オフ後もウィンドウ10の作動が許可される。
【選択図】図1
Description
本発明は、パワーウィンドウ装置に関する。
周知のとおり、今日多くの自動車にはパワーウィンドウ装置が装備されている。従来のパワーウィンドウ装置においては、イグニション電源をオフにした後所定時間経過後、及びイグニション電源をオフにした後でかつ運転席ドアを開けた後は、パワーウィンドウを作動できないようにしている。こうした作動条件の限定は主に、大人が車を離れた後に、車内の子供が誤ってパワーウィンドウを操作させて首を挟んでしまうといった危険を回避すること等を目的としている。
しかし、この限定によりユーザにとってパワーウィンドウ装置の利便性が低下していた。例えば車両のイグニション電源をオフとして運転席ドアを開けてからウィンドウが開いていることに気づいた場合、ユーザはウィンドウを作動させるためだけに電源をオンにして、ウィンドウを閉めた後に再び電源をオフする手間が必要となる。
下記特許文献1では、このような不具合を解消する目的で、スマートキーシステムを利用して、乗員が所持する携帯機からの無線信号を受信して、乗員が車室内にいると判定されたときには、車両のイグニション電源がオフであっても、パワーウィンドウ装置に通電するシステムが開示されている。
しかし特許文献1の技術では、単に携帯機のみが車室内にある場合と携帯機を所持した乗員が車室内にいる場合とが識別できない。したがって使用者が車内に携帯機を置き忘れて降車した場合には、ウィンドウが作動できる状態が持続してしまうので、セキュリティー上の問題が発生する。さらに使用者が車内に携帯機を置き忘れて降車し、かつ車内に子供がいる場合には、子供がパワーウィンドウを操作して誤って首を挟むといった危険性も存在する。
特許文献1には、携帯機を車内に置き忘れた場合のための置き忘れ警報機能が記載されており、携帯機が置き忘れられた場合はパワーウィンドウを通電しないとしている。そして、同文献で例示されている置き忘れを検知する条件は、携帯機が車内にあり全てのドアがロックされている状況のみである。しかし全てのドアがロックされていても車内に人がいる可能性はあり、この検知条件では逆に、パワーウィンドウを作動させるべき状況で作動できないなどの不具合が考えられる。
したがって特許文献1のように、スマートキーシステムを利用することにより、車内に乗員がいれば、車両の電源オフ後のパワーウィンドウ装置の作動許可を行う場合にも、車内に乗員がいることの検知の精度を向上する必要がある。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記問題点に鑑み、スマートキーシステムを利用することによって、車内に乗員がいれば車両電源オフ後のパワーウィンドウ装置の作動を許可するシステムにおいて、他の装置による検知を組み合わせることにより車内に乗員がいることの検知の精度が向上したパワーウィンドウ装置を提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明に係るパワーウィンドウ装置は、車両に設けられたウィンドウを開閉作動させるパワーウィンドウ装置であって、無線機能を有する携帯機と車両に搭載された通信装置とからなり、前記通信装置からの車室内の無線通信により、前記携帯機が車室内にあり、前記携帯機が前記車両のための携帯機であるかどうかを判定するスマートキーシステムと、前記車両のイグニション電源が切状態である情報を取得する電源情報取得手段と、前記車両の車室内に成人の乗員がいることを判定する乗員検知手段と、前記電源情報取得手段によってイグニション電源が切状態である情報が取得され、かつ前記スマートキーシステムにより前記携帯機が車室内にあり前記車両のための携帯機であると判定され、かつ前記乗員検知手段によって車室内に成人の乗員がいると判定された場合に、パワーウィンドウの作動を可能とする作動許可手段とを備えたことを特徴とする。
これにより本発明のパワーウィンドウ装置では、イグニション電源が切状態のときに、スマートキーシステムによる携帯機の車室内照合と乗員検知手段による成人乗員の存在の検知とを組み合わせることにより、スマートキーシステムによる検知のみよりも成人乗員の検知の精度が向上する。したがって、イグニション電源オフ後にも成人乗員が乗車中であることを精度よく検知して、成人乗車中はパワーウィンドウの作動を許可するパワーウィンドウ装置が構成できる。よってイグニション電源オフ後も使用できる利便性の高いパワーウィンドウ装置となる。
また前記乗員検知手段は、前記車両の座席に装着された着座センサを備え、前記着座センサにより座席に着座している成人の乗員がいると検知されると前記乗員検知手段は車室内に成人の乗員がいると判定するとしてもよい。
これにより乗員検知手段を着座センサを用いた検知とするので、着座センサにより精度よく成人乗員の存在を検知できる。したがってイグニション電源オフ後にも成人乗員が乗車中であることを精度よく検知して、成人乗車中はパワーウィンドウの作動を許可するパワーウィンドウ装置が構成できる。よってイグニション電源オフ後も使用できる利便性の高いパワーウィンドウ装置となる。
また前記乗員検知手段は、前記車両の座席のシートベルトに装着されたシートベルトバックルスイッチを備え、そのシートベルトバックルスイッチが入状態であると検知されると前記乗員検知手段は車室内に成人の乗員がいると判定するとしてもよい。
これにより乗員検知手段をシートベルトバックルスイッチを用いた検知とするので、同スイッチにより精度よく成人乗員の存在を検知できる。したがってイグニション電源オフ後にも成人乗員が乗車中であることを精度よく検知して、成人乗車中はパワーウィンドウの作動を許可するパワーウィンドウ装置が構成できる。よってイグニション電源オフ後も使用できる利便性の高いパワーウィンドウ装置となる。
また前記乗員検知手段は、車室内に装備された車室内カメラと、前記車室内カメラによって撮影された画像から、車室内に成人の乗員がいることを検知する画像検知手段とを備え、その画像検知手段により車室内に成人の乗員がいると検知されると前記乗員検知手段は車室内に成人の乗員がいると判定するとしてもよい。
これにより乗員検知手段を車室内カメラとその画像の解析を用いた検知とするので、精度よく成人乗員の存在を検知できる。したがってイグニション電源オフ後にも成人乗員が乗車中であることを精度よく検知して、成人乗車中はパワーウィンドウの作動を許可するパワーウィンドウ装置が構成できる。よってイグニション電源オフ後も使用できる利便性の高いパワーウィンドウ装置となる。
また前記乗員検知手段は、前記車両の座席に装着された着座センサと、前記車両の座席のシートベルトに装着されたシートベルトバックルスイッチと、車室内に装備された車室内カメラと、前記車室内カメラによって撮影された画像から、車室内に成人の乗員がいることを検知する画像検知手段とを備え、前記着座センサによる座席に着座している乗員がいるかどうかの検知結果と、前記シートベルトバックルスイッチによる入状態であるかどうかの検知結果と、前記画像検知手段による車室内に成人の乗員がいるとの検知結果との所定の組み合わせにより、前記乗員検知手段は車室内に成人の乗員がいると判定するとしてもよい。
これにより乗員検知手段を着座センサ、シートベルトバックルスイッチ、及び車室内カメラとその画像の解析を用いた検知結果の組み合わせ(例えば3つの検知結果の多数決や、3つの検知結果が全て肯定的な場合のみ成人乗員がいると判定する等)とするので、それぞれ単独の検知よりもさらに精度よく成人乗員の存在を検知できる。したがってイグニション電源オフ後にも成人乗員が乗車中であることを精度よく検知して、成人乗車中はパワーウィンドウの作動を許可するパワーウィンドウ装置が構成できる。よってイグニション電源オフ後も使用できる利便性の高いパワーウィンドウ装置となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。まず図1は、本発明に係るパワーウィンドウ装置1全体の構成図である。パワーウィンドウ装置1は、主にウィンドウ10とそれを駆動する部分と、スマートキーシステム20と、乗員検知部40とからなる。また車両のイグニション電源をオンオフするためのイグニション電源スイッチ50が装備されている。
ウィンドウ10はウィンドウ駆動部11によって駆動されて開閉作動する。ウィンドウ駆動部11はモータにより構成すればよい。制御部12はウィンドウの開閉操作を制御する部位であり、スイッチ13を通じた使用者からの指令入力に従ってウィンドウの開閉指令をウィンドウ駆動部11に指令する。
制御部12は、CPU、ROM、RAMを組み込んだ構成とすればよく、CPUによって各種演算を行ったりや指令を発する情報処理を行い、RAMは、そのための作業領域として用いられ、ROMには必要なプログラムなどが記憶される。なお一般に車両のウィンドウ10は複数あるが、図1ではひとつのウィンドウのみ示されているとすればよい。制御部12には後述するスマートキーシステム20の入出力部25、乗員検知部40と接続されてそれぞれから乗員検知結果が送られてくる。そして両者がともに車内に乗員の存在を検知した場合に、イグニション電源スイッチ50が切られた状態でもウィンドウ10の作動を許可する。
スマートキーシステム20は主に、照合ECU21と、送信用アンテナ27、受信用アンテナ28、携帯機30とからなる。照合ECU21は、CPU22、RAM23、ROM24、入出力部25、送受信回路26を備える。
CPU22では照合のための各種指令や情報の処理を行い、RAM23がそのための作業領域となる。ROM24には照合作業に必要なプログラムや情報が記憶され、例えば携帯機30の識別コードが記憶されている。入出力部25は外部機器との情報のやり取りを行い、本装置ではウィンドウの制御部12と接続されて、情報を入出力する。
送受信回路26は送信用アンテナ27、受信用アンテナ28と接続されて、携帯機30から送信されて受信用アンテナ28で受信した信号が送受信回路26を通じてCPU22、RAM23へ送られ、またCPU22、RAM23から、送受信回路26、送信用アンテナ27を通じて各種信号を携帯機30へ送信する。
これにより例えば所定周期ごとに送信用アンテナ27を通じて携帯機30へ、識別コードの送信を要求する要求信号を送信する。また携帯機30の側では、その要求信号に応えて、識別コードを受信用アンテナ28へ送信する。CPU22は、携帯機30から送信され受信用アンテナ28で受信した識別コードを、ROM24に記憶されている識別コードと一致するかどうか照合を行う。一致した場合は携帯機30はその車両のための携帯機であると判定される。送信用アンテナ27は車両にそれぞれのカバーする範囲が定められたかたちで複数配置されているとすればよい。
乗員検知部40は、着座センサ41、シートベルトバックルスイッチ42、車室内カメラ44と画像解析部43を備える。着座センサ41は車両の各座席に装備されて、その座席に乗員が着座しているかどうかを検知する。シートベルトバックルスイッチ42はシートベルトに備えられたタングが座席側に備えられたバックルに挿入係合されているかを検知することによって、各座席のシートベルトが装着されているか、未装着であるかを検知する。
車室内カメラ44は車室内の各座席の着座状況が視認できる位置に装備されて、それにより撮影された画像が画像解析部43へと送られる。画像解析部43は、画像解析プログラムを備えており、それを用いて車室内カメラ44で撮影された画像を解析して車室内に成人がいるかどうかを検知する。画像解析部43はCPU、RAM、ROMなどを備えた構成として、ROMに画像解析プログラムを記憶し、CPUで画像解析をおこなうとしてもよい。また制御部12のCPU、ROM、RAMで、画像解析部のCPU、ROM、RAMを兼用してもよい。これにより低コスト化が図れる。
画像解析の方法としては例えば、予め乗員がいない車室内の画像を記憶しておき、それと現在の画像との差分をとって車室内の乗員(とみなされ得る物体)の画像領域を得て、その領域の大きさから成人かそうでないかを判定するといった方法があげられる。その際、例えば、大きさがある閾値以上である場を成人とし、それ未満を非成人とすることとしてもよい。
本発明では以上の構成により、自動車車両のイグニション電源オフ後におけるパワーウィンドウの従来よりも利便性を増した作動許可処理を行う。図2には本発明における、電源オフ後パワーウィンドウ作動許可処理のフローチャートが示されている。図2のフローチャートを制御部12において順次処理するとすればよい。
この処理手順ではまず、S10で自動車車両の電源がオフ(切状態)であるかどうかが判断される。ここで電源はイグニション電源とすればよい。電源がオフの場合は(S10:YES)、S20へ進み、オンの場合は(S10:NO)、一連の処理を終了する。
次にS20では、スマートキーシステム20によって、携帯機30が車室内にあり、かつ携帯機30が当該車両の携帯機30であるかどうかが判断される。つまり携帯機30から送信された識別コードが、照合ECU21の側、例えばROM24に記憶されている識別コードと一致したかどうかが判断され、一致した場合は(S20:YES)、S30へ進み、一致しなかった場合、あるいは照合ECU21の側で識別コードを受信しなかった場合は(S20:NO)、S80へ進む。
S30では着座センサ41によって成人が着座しているかどうかを検知する。ここでは着座センサ41は成人の体重と子供の体重を識別する機能を有するとしてもよい。これにより成人の着座のみを検知することができるので、本発明にとって好適である。S30の処理は全ての座席に対して行えばよい。
S40ではシートベルトバックルスイッチ42によって着座している乗員がいるかどうかを検知する。S40の処理は全ての座席に対して行えばよい。S50では車室内カメラ44で撮影された画像を用いて、上述のように画像解析部43で成人が車室内にいるかどうかを検知する。
S60では、上記手順S30、S40、S50で得られた検知結果をもとにして、パワーウィンドウの作動を許可するかどうかが判断される。パワーウィンドウの作動を許可する場合は(S60:YES)、S70に進み、許可しない場合は(S60:NO)、S80へ進む。
S60における判断ルーチンとしては以下に述べる6つがある。まず第1の判断ルーチンは、S30、S40、S50の検知結果が全て肯定的結果の場合にパワーウィンドウの作動を許可するルーチンである。第2の判断ルーチンは、S30、S40、S50の検知結果のうち2つ以上が肯定的結果の場合にパワーウィンドウの作動を許可するルーチンである。第3の判断ルーチンは、S30、S40、S50の検知結果のうち1つ以上が肯定的結果の場合にパワーウィンドウの作動を許可するルーチンである。
第1の判断ルーチンの場合、成人が乗車していると判定するための条件が厳しいので、成人が乗車していないのに誤って乗車していると誤判定する可能性を低減したい場合に好適である。第3の判断ルーチンの場合、成人が乗車していると判定するための条件を緩やかにすることで、電源オフ後もパワーウィンドウを緩やかな条件下で許可して利便性を高めたい場合に好適である。第2の判断ルーチンの場合は、第1の判断ルーチンと第3の判断ルーチンの中間であり、また多数決判断という穏健な判断基準を用いるので、成人が乗車しているとの誤判断の抑制と、利便性との兼ね合いを考慮したい場合に好適である。
第4の判断ルーチンは、S30の検知結果のみを用いるルーチンであり、S30の検知結果が肯定的結果の場合にパワーウィンドウの作動を許可するルーチンである。この場合、図1の構成においてシートベルトバックルスイッチ42、画像解析部43、車室内カメラ44を削除し、図2のフローチャートでS40、S50の手順を削除してもよい。したがって構成が簡素化できる。
第5の判断ルーチンは、S40の検知結果のみを用いるルーチンであり、S40の検知結果が肯定的結果の場合にパワーウィンドウの作動を許可するルーチンである。この場合、図1の構成において着座センサ41、画像解析部43、車室内カメラ44を削除し、図2のフローチャートでS30、S50の手順を削除してもよい。したがって構成が簡素化できる。
第6の判断ルーチンは、S50の検知結果のみを用いるルーチンであり、S50の検知結果が肯定的結果の場合にパワーウィンドウの作動を許可するルーチンである。この場合、図1の構成において着座センサ41、シートベルトバックルスイッチ42を削除し、図2のフローチャートでS30、S40の手順を削除してもよい。したがって構成が簡素化できる。S60では以上の6つの判断ルーチンのうちのいずれかを用いるとすればよい。また上記6つの判断ルーチンを全て制御部12に記憶しておき、運転者がそのうちの1つをスイッチ等の入力手段によって選択できるとしてもよい。これにより状況に応じた適切な判断ルーチンを選択できる自由度と利便性の高いシステムとできる。
S70ではパワーウィンドウの作動が制御部12により許可され、S80ではパワーウィンドウの作動が制御部12により禁止される。以上が図2のフローチャートである。なおS20、S30、S40、S50での検知を車室内全てではなく運転席のみに範囲を限定した検知としてもよい。この場合、運転者の存在のみの検知となるのでパワーウィンドウの作動許可条件がより厳しくなる。運転席には成人がいる可能性が高く、他の座席には子供がいる可能性がより高いので、他の座席に子供がいるのを誤って成人がいると検知する可能性が低減できる。
なお上記実施例で、照合ECU21、送信用アンテナ27、受信用アンテナ28が通信装置を構成する。S10の手順が電源情報取得手段を構成する。S30、S40、S50の手順が乗員検知手段を構成する。S70の手順が作動許可手段を構成する。画像解析部43が画像検知手段を構成する。
1 パワーウィンドウ装置
10 ウィンドウ
12 制御部
20 スマートキーシステム
21 照合ECU
30 携帯機
40 乗員検知部
41 着座センサ
42 シートベルトバックルスイッチ
43 画像解析部
44 車室内カメラ
50 イグニション電源スイッチ
10 ウィンドウ
12 制御部
20 スマートキーシステム
21 照合ECU
30 携帯機
40 乗員検知部
41 着座センサ
42 シートベルトバックルスイッチ
43 画像解析部
44 車室内カメラ
50 イグニション電源スイッチ
Claims (5)
- 車両に設けられたウィンドウを開閉作動させるパワーウィンドウ装置であって、
無線機能を有する携帯機と車両に搭載された通信装置とからなり、前記通信装置からの車室内の無線通信により、前記携帯機が車室内にあり、前記携帯機が前記車両のための携帯機であるかどうかを判定するスマートキーシステムと、
前記車両のイグニション電源が切状態である情報を取得する電源情報取得手段と、
前記車両の車室内に成人の乗員がいることを判定する乗員検知手段と、
前記電源情報取得手段によってイグニション電源が切状態である情報が取得され、かつ前記スマートキーシステムにより前記携帯機が車室内にあり前記車両のための携帯機であると判定され、かつ前記乗員検知手段によって車室内に成人の乗員がいると判定された場合に、パワーウィンドウの作動を可能とする作動許可手段とを備えたことを特徴とするパワーウィンドウ装置。 - 前記乗員検知手段は、前記車両の座席に装着された着座センサを備え、
前記着座センサにより座席に着座している成人の乗員がいると検知されると前記乗員検知手段は車室内に成人の乗員がいると判定する請求項1に記載のパワーウィンドウ装置。 - 前記乗員検知手段は、前記車両の座席のシートベルトに装着されたシートベルトバックルスイッチを備え、
そのシートベルトバックルスイッチが入状態であると検知されると前記乗員検知手段は車室内に成人の乗員がいると判定する請求項1に記載のパワーウィンドウ装置。 - 前記乗員検知手段は、
車室内に装備された車室内カメラと、
前記車室内カメラによって撮影された画像から、車室内に成人の乗員がいることを検知する画像検知手段とを備え、
その画像検知手段により車室内に成人の乗員がいると検知されると前記乗員検知手段は車室内に成人の乗員がいると判定する請求項1に記載のパワーウィンドウ装置。 - 前記乗員検知手段は、
前記車両の座席に装着された着座センサと、
前記車両の座席のシートベルトに装着されたシートベルトバックルスイッチと、
車室内に装備された車室内カメラと、
前記車室内カメラによって撮影された画像から、車室内に成人の乗員がいることを検知する画像検知手段とを備え、
前記着座センサによる座席に着座している成人の乗員がいるかどうかの検知結果と、前記シートベルトバックルスイッチによる入状態であるかどうかの検知結果と、前記画像検知手段による車室内に成人の乗員がいるとの検知結果との所定の組み合わせにより、前記乗員検知手段は車室内に成人の乗員がいると判定する請求項1に記載のパワーウィンドウ装置。
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101638860B1 (ko) * | 2015-01-27 | 2016-07-12 | 한국알프스 주식회사 | 휴대용 운전자 인식장치와 연동하는 터치방식 차량용 윈도우, 및 이를 제어하는 방법 |
CN105927088A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-09-07 | 科世达(上海)管理有限公司 | 一种电动车窗防夹装置及系统 |
JP2019119364A (ja) * | 2018-01-09 | 2019-07-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両用制御装置 |
-
2007
- 2007-09-24 JP JP2007246373A patent/JP2009074325A/ja active Pending
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JP2019119364A (ja) * | 2018-01-09 | 2019-07-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両用制御装置 |
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