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JP2009050944A - 基板の厚さ測定方法および基板の加工装置 - Google Patents

基板の厚さ測定方法および基板の加工装置 Download PDF

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JP2009050944A JP2007218873A JP2007218873A JP2009050944A JP 2009050944 A JP2009050944 A JP 2009050944A JP 2007218873 A JP2007218873 A JP 2007218873A JP 2007218873 A JP2007218873 A JP 2007218873A JP 2009050944 A JP2009050944 A JP 2009050944A
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彰法 佐々木
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Disco Abrasive Systems Ltd
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Abstract

【課題】レーザ光の干渉波を利用して基板の厚さを測定するにあたり、加工水の影響を受けることなく、安定した測定値を得る。
【解決手段】レーザヘッド部70の開口に円筒状のカバー74を連設し、給水管76から供給される水Wでカバー74の内部空間75を満たした状態で、レーザ光照射端部71からレーザ光Lをウェーハ1に照射する。レーザ光Lはレーザヘッド部70のガラス板73、内部空間75の水Wを透過してウェーハ1に照射され、ウェーハ1の被加工面(裏面1b)と下面(表面1a)の各反射光で生じる干渉波から、ウェーハ1の厚さが検出される。レーザ光照射領域への研削水(加工水)の侵入を遮断し、レーザ光照射状態を常に一定の状態とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体ウェーハ等の基板に研削や研磨等の加工を施す加工装置と、このような加工をする際に用いて好適な基板の厚さ測定方法に関する。
半導体デバイスの製造プロセスでは、デバイスの目的厚さを得るために、多数のデバイスの集合体である半導体ウェーハの段階で、裏面研削して薄化することが行われている。昨今のデバイスの顕著な薄型化に応じてウェーハは一層薄く加工されており、このため、厚さの管理はより高い精度が求められる。ウェーハの研削や研磨は厚さを測定しながら進められるが、そのような形態での厚さ測定の手段としては、測定用のプローブを被加工面に接触させながら厚さの変位を検出する接触式が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら接触式の厚さ測定手段では、接触するプローブによって被加工面に傷がつき、その傷がウェーハの抗折強度を低下させる原因になるといった問題がある。この問題は、特にウェーハの厚さが比較的薄い場合に、傷の深さの影響が大きいため顕著となる。その点、ウェーハにプローブ等を接触させることなく厚さを測定可能な非接触式のものが抗折強度を低下させない点では有利とされる。
非接触式の厚さ測定手段としては、超音波を利用したものとレーザ光を利用したものが挙げられる。超音波式は、所定周波数の超音波をウェーハの片面に向けて発射し、その超音波の、ウェーハの表面からの反射波と裏面からの反射波との干渉波の波形から、厚さを測定するものである(特許文献2参照)。ところが、このような超音波式は、超音波が入射する面が粗い場合や、厚さが厚い場合には測定が困難になるといったように、粗さや厚さに制限があり、汎用性の面で十分ではないといった欠点がある。
レーザ光式は、超音波式と同様の原理であって、所定周波数のレーザ光をウェーハの片面に向けて照射し、そのレーザ光の、ウェーハの表面からの反射波と裏面からの反射波との干渉波の波形から、厚さが測定可能とされるものである(特許文献3参照)。このレーザ光式は、被測定物の粗さや厚さに特に制限されるものではなく、超音波式の欠点を解消するものとされている。
特開2001−9716公報 特開平8−210833公報 特開平9−36093公報
ウェーハの裏面を研削や研磨する場合には、通常、加工部分の潤滑、冷却および清浄化などを目的として、加工水を供給している。加工部分に供給された加工水は、加工で生じた研削屑や研磨屑を含んで被加工面を流動して排水され、また、回転する工具によって飛沫となるものもある。このような環境下にあるウェーハに対して、厚さ測定用のレーザ光を照射すると、ウェーハ上を流動する加工水の膜厚が変動したり、飛沫がレーザ光を通過したりする。このため、レーザ光の屈折率の変動やレーザ光が透過しにくいという状況が生じて干渉波が安定せず、結果として厚さの測定値が安定しないといった不具合が起こる場合あった。
よって本発明は、レーザ光の干渉波を利用して基板の厚さを測定するにあたり、加工水の影響を受けることなく、安定した測定値を得ることができる基板の厚さ測定方法と、その方法を実施可能とする基板の加工装置を提供することを目的とする。
本発明の基板の厚さ測定方法は、基板の一の面側を加工装置の保持手段に合わせて保持し、該基板の露出する他の面を加工するにあたり、加工中あるいは加工前後に、該基板の厚さを測定する方法であって、基板の他の面に向けて、該他の面と略直交する方向にレーザ光を照射するレーザ光照射手段のレーザ光照射端部を、基板に対向して配置し、該レーザ光照射端部と基板の他の面との間に形成される空間に液体を満たした状態で、レーザ光照射端部から基板に向けてレーザ光を照射し、該レーザ光の、基板の一の面からの反射光と、他の面からの反射光との干渉波を受光して、該干渉波の波形に基づいて基板の厚さを導き出すことを特徴としている。本発明で言う加工は、主に研削または研磨である。
上記本発明の厚さ測定方法は、基板の被加工面(他の面)に対して略直交する方向にレーザ光を照射し、被加工面からと、保持手段に合わせられた一の面からの各反射波の干渉波に基づいて基板の厚さを導き出す方法である。この方法において本発明では、レーザ光の照射口である照射端部から基板までの間のレーザ光照射領域の空間を水等の液体で満たした状態とし、レーザ光をその液体に通して照射する。この状態を保持することにより、基板に加工水を供給しながら加工している際にも、レーザ光照射領域の空間には液体が満たされているので加工水が入り込まず、また、加工水の飛沫も飛んでくることが防がれる。すなわちレーザ光が液体を透過している状態が保持され、加工水によってレーザ光の照射状態が乱されることがない。このため、レーザ光の屈折率が変動したり、レーザ光が照射領域を円滑に透過しないという不都合は起こらない。これによりレーザ光は常に一定の状態で基板に照射され、干渉波は安定し、結果として正確な厚さ測定値を得ることができる。
本発明の厚さ測定方法は、レーザ光の干渉波を利用した非接触式であるから、基板の粗さや厚さに特に制限されるものではなく、レーザ光が入射する被加工面が比較的粗い場合や、厚さが比較的大きな基板であっても、正確に厚さを測定することができる。また、接触式ではないことから、基板に傷をつけることなく、抗折強度を低下させるといった不具合が発生しないことは言うまでもない。
次に、本発明の基板の加工装置は、上記本発明の厚さ測定方法を好適に実施し得るものであり、基板の一の面側を加工装置の保持手段に合わせて保持し、該基板の露出する他の面を加工する加工装置において、保持手段に保持された基板の他の面に向けて、該他の面と略直交する方向にレーザ光を照射するレーザ光照射端部を備えたレーザヘッド部と、レーザ光照射端部から基板の他の面にわたる空間を囲繞して区画し、その内部に、レーザ光照射端部から照射するレーザ光が通される筒状のカバー部材と、該カバー部材の内部に液体を供給して、該内部を液体で満たす液体供給手段と、レーザ光照射手段から照射されたレーザ光の、基板の一の面からの反射光と、他の面からの反射光との干渉波を受光する受光手段と、該受光手段で受光された干渉波の波形を基板の厚さに変換する変換手段とを備えた厚さ測定手段を有することを特徴としている。本発明の加工装置で行う加工は、主に研削または研磨である。
本発明の加工装置では、液体供給手段からカバー部材の内部に水等の液体を供給してカバー部材の内部を液体で満たし、この状態を保持しつつ、レーザヘッド部のレーザ光照射端部から基板に向けてレーザ光を照射して、基板の厚さ測定を行う。レーザ光照射端部から基板までの間のレーザ光照射領域はカバー部材で囲繞され、そのカバー部材の内部は液体で満たされていおり、レーザ光はその液体を透過して基板に照射される。ここで、基板に加工水を供給しながら加工を行った場合、その加工水や加工水の飛沫はカバー部材の内部には入らず、また、レーザ光は液体を透過している状態が保持され、加工水によって照射状態が乱されることがない。したがってレーザ光は常に一定の状態で基板に照射され、干渉波は安定し、結果として正確な厚さ測定値を得ることができる。
本発明の加工装置は、厚さ測定手段のレーザヘッド部が、基板の厚さ測定位置と、保持手段の外方の退避位置との2位置を往復移動自在に支持されている形態を含む。この形態は、レーザヘッド部を退避位置に移動させることにより、レーザヘッド部が厚さ測定位置にあってはレーザヘッド部が干渉することにより行い難いメンテナンス等の作業を可能とする上で好ましい。
本発明によれば、レーザ光の干渉波を利用して基板の厚さを測定するにあたり、レーザ光照射端部から基板までのレーザ光照射領域を液体で満たした状態とし、その液体にレーザ光を透過させるので、加工水の影響を受けることなく安定した厚さ測定値を得ることができるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明を半導体ウェーハ(基板)の裏面研削に適用した一実施形態を説明する。図1の符合1は、裏面研削されて薄化される円盤状の半導体ウェーハ(以下ウェーハと略称)を示している。このウェーハ1はシリコンウェーハ等であって、加工前の厚さは例えば700μm程度で均一とされている。ウェーハ1の表面(一の面)1aには格子状の分割予定ライン2によって複数の矩形状の半導体チップ3が区画されている。これら半導体チップ3の表面には、ICやLSI等の図示せぬ電子回路が形成されている。また、ウェーハ1の周面の所定箇所には、半導体の結晶方位を示すV字状の切欠き(ノッチ)4が形成されている。
ウェーハ1は、分割予定ライン2に沿って切断されることにより多数の半導体チップ3に個片化されるが、その前に、裏面(他の面)1bが研削されて、得るべき半導体チップ3の目的厚さ(例えば10〜100μm)に全体が薄化される。ウェーハ1の裏面研削は、図2に示す一実施形態の研削装置(加工装置)10によって好適になされる。
裏面研削のために研削装置10に供されるウェーハ1の表面1aには、図1に示すように予め保護テープ5が貼り付けられる。保護テープ5としては、例えば、厚さ100〜200μm程度のポリエチレン等の基材の片面に厚さ10〜20μm程度のアクリル系等の粘着剤を塗布したテープなどが好適に用いられる。保護テープ5を貼着する目的は、裏面研削の際に、半導体チップ3の表面に形成された電子回路がダメージを受けることを防止するためである。
研削装置10によれば、表面1aに貼着した保護テープ5を真空チャック式のチャックテーブル(保持手段)20の水平な吸着面に吸着させてウェーハ1を保持し、2台の研削ユニット(粗研削用と仕上げ研削用)30A,30Bによってウェーハ1の裏面1bに対し粗研削と仕上げ研削を順次行う。
以下、この研削装置10の構成ならびに動作を説明する。
研削装置10は直方体状の基台11を有しており、ウェーハ1は、この基台11上の所定箇所に着脱自在にセットされる供給カセット12内に、保護テープ5が貼着された表面1a側を上にした状態で、複数が積層して収納される。その供給カセット12から1枚のウェーハ1が搬送ロボット13によって引き出され、そのウェーハ1は、反転されて裏面1b側を上に向けた状態で位置決めテーブル14上に載置され、ここで一定の位置に決められる。
基台11上には、R方向に回転駆動されるターンテーブル25が設けられており、さらにこのターンテーブル25の外周部分には、複数(この場合、3つ)の円盤状のチャックテーブル20が、周方向に等間隔をおいて配設されている。これらチャックテーブル20は回転自在に支持されており、図示せぬ回転駆動機構によって一方向あるいは両方向に回転させられる。
位置決めテーブル14上で位置決めがなされたウェーハ1は、供給アーム15によって位置決めテーブル14から取り上げられ、さらに、真空運転されている1つのチャックテーブル20上に、研削される裏面1bを上にして同心状に載置される。チャックテーブル20は、図3(a)に示すように、枠体21の中央上部に、多孔質部材による円形の吸着部22が形成されたもので、ウェーハ1は、この吸着部22の水平な上面である吸着面22aに保護テープ5が合わせられ、かつ、裏面1bが上を向いて露出する状態に吸着、保持される。吸着面22aは、枠体21の表面21aと同一面内に形成されている。
上記のようにしてチャックテーブル20に保持されたウェーハ1は、ターンテーブル25がR方向へ所定角度回転することにより、粗研削用研削ユニット30Aの下方の一次加工位置に送り込まれ、この位置で研削ユニット30Aにより裏面1bが粗研削される。次いでウェーハ1は、再度ターンテーブル25がR方向へ所定角度回転することにより、仕上げ研削用研削ユニット30Bの下方の二次加工位置に送り込まれ、この位置で研削ユニット30Bにより裏面1bが仕上げ研削される。
基台11の奥側の端部には、X方向に並ぶ2つのコラム16A,16Bが立設されており、これらコラム16A,16Bの前面に、各研削ユニット30A,30Bが、それぞれZ方向(鉛直方向)に昇降自在に設置されている。すなわち各コラム16A,16Bの前面にはZ方向に延びるガイド41が設けられており、各研削ユニット30A,30Bは、スライダ42を介してガイド41に摺動自在に装着されている。そして各研削ユニット30A,30Bは、サーボモータ43によって駆動されるボールねじ式の送り機構44により、スライダ42を介してZ方向に昇降する。
仕上げ研削用の研削ユニット30Bは、軸方向がZ方向に延びる円筒状のスピンドルハウジング31を有しており、このスピンドルハウジング31内には、スピンドルモータ33によって回転駆動されるスピンドルシャフト32が支持されている。そしてこのスピンドルシャフト32の下端には、フランジ34を介して砥石ホイール35が取り付けられている。
砥石ホイール35は、環状のフレーム36の下面に複数の砥石37が配列されて固着されたものである。砥石37の下面で形成される研削加工面は、スピンドルシャフト32の軸方向に直交する平面に設定される。したがってその研削加工面は、チャックテーブル20の吸着面22aと平行である。砥石37は、例えば、ガラス質のボンド材中にダイヤモンド砥粒を混合して成形し、焼結したものが用いられる。
このような仕上げ研削用の研削ユニット30Bと、粗研削用の研削ユニット30Aとは同一構成であり、すなわち研削ユニット30Aは、上記のスピンドルハウジング31、スピンドルシャフト32、スピンドルモータ33、フランジ34と、フレーム36および砥石37からなる砥石ホイール35を有している。各研削ユニット30Aは,30Bは、砥石ホイール35の砥石37が粗研削用と仕上げ研削用と異なることで、区別される。
粗研削用の研削ユニット30Aに取り付けられる砥石37は、例えば♯320〜♯400程度の比較的粗い砥粒を含むものが用いられる。また、仕上げ研削用の研削ユニット30Bに取り付けられる砥石37は、例えば♯2000〜♯8000程度の比較的細かい砥粒を含むものが用いられる。各研削ユニット30A,30Bには、研削面の冷却や潤滑あるいは研削屑の排出のための研削水を供給する研削水供給機構(図示略)が設けられている。
砥石ホイール35はスピンドルシャフト32とともに一体回転し、回転する砥石37の研削外径は、ウェーハ1の直径と同等程度に設定されている。また、ターンテーブル25が所定角度回転して定められるウェーハ1が加工される位置は、砥石37の下面である刃先がウェーハ1の回転中心を通過し、チャックテーブル20が回転することによって自転するウェーハ1の裏面1b全面が研削され得る位置に設定される。
ウェーハ1の裏面1bは、一次加工および二次加工の各加工位置において、各研削ユニット30A,30Bにより研削される。ウェーハ1の裏面研削は、チャックテーブル20が回転してウェーハ1を自転させ、送り機構44によって研削ユニット30A(30B)を下降させる研削送りの動作をしながら、回転する砥石ホイール35の砥石37を、ウェーハ1の露出している裏面1bに押し付けることによりなされる。裏面研削時には、各研削ユニット30A,30Bから研削部分に向けて研削水が供給される。粗研削から仕上げ研削を経てウェーハ1は目的厚さまで薄化されるが、研削の途中および前後には、次のようにしてウェーハ1の厚さが測定される。
この研削装置10では、図2に示すように、粗研削側においては接触式の第1厚さ測定器50によってウェーハ1の厚さを測定し、仕上げ研削側においては本発明に係る非接触式の第2厚さ測定器60によってウェーハ1の厚さを測定する。
粗研削側の第1厚さ測定器50は、基台11上における一次加工位置の近傍に配設されており、基準側ハイトゲージ51と可動側ハイトゲージ52との組み合わせで構成されている。各ハイトゲージ51,52はプローブ51a,52aをそれぞれ備えており、基準側ハイトゲージ51のプローブ51aはチャックテーブル20の枠体21の表面21aに接触し、可動側ハイトゲージ52のプローブ52aは被研削物の表面(この場合、ウェーハ1の裏面1b)に接触するように設定される。この第1厚さ測定器50では、各プローブ51a,52aの接触点の高さ位置を比較することにより、ウェーハ1の厚さが検出される。
一次加工位置に移動したウェーハ1に対して研削ユニット30Aにより粗研削を行う際には、実際に研削する前に、ウェーハ1の厚さを第1厚さ測定器50によって測定し、その厚さが、予め設定されている各種加工条件の中の厚さと差異があるか否かを確認する。第1厚さ測定器50で測定された厚さが設定厚さとほぼ同じであると確認されたら、ウェーハ1の上方で待機している研削ユニット30Aを高速で下降させる。
このような研削ユニット30Aの高速での下降は、砥石37の刃先である下面がウェーハ1の被研削面(裏面1b)に接触する直前の研削開始位置まで、例えば5mm/秒程度の速度で研削ユニット30Aを下降させる動作であり、研削に要する総合時間を短縮するために行われる。なお、第1厚さ測定器50で測定されたウェーハ1の厚さが設定通りでなかった場合には、砥石37がウェーハ1に接触せず、かつ、砥石37がウェーハ1の直前まで下降するように、厚さ測定値に応じて高速での下降量を変更するなどの調整作業が行われる。
研削ユニット30Aの高速での下降がなされたら、研削送り速度(例えば4μm/秒程度)で研削ユニット30Aを研削送りしてエアカットを開始し、続いて、回転する砥石37をウェーハ1の被研削面である裏面1bに押し付けて、裏面1bを研削していく。裏面研削中も、引き続き第1厚さ測定器50によってウェーハ1の厚さを測定し、その測定値に基づいて、送り機構44による研削ユニット30Aの送り量が制御される。粗研削では、仕上げ研削後のウェーハ1の目的厚さの例えば20〜40μm手前まで研削し、残りが仕上げ研削で研削される。第1厚さ測定器50の測定値が粗研削での目的厚さに到達したら、研削ユニット30Aを待機位置まで上昇させて粗研削を終える。
次に、ウェーハ1は二次加工位置に送られて仕上げ研削されるが、仕上げ研削では、上記のようにウェーハ1の厚さは第2厚さ測定器60によって測定される。第2厚さ測定器60はレーザ光の干渉波を利用して厚さを測定する非接触式であり、本発明の厚さ測定方法を好適に実施し得るものである。
第2厚さ測定器60は、図3に示すように、逆L字状を呈するフレーム61と、このフレーム61の先端に設けられたレーザヘッド部70とを備えている。フレーム61は中空円筒状であって、軸線が略鉛直方向(図1でZ方向)に延びる円筒状のスタンド部61aと、このスタンド部61aの上端から略水平に二次加工位置の方向に延びるアーム部61bとから構成されている。そしてアーム部61bの先端に、軸線が略鉛直方向に延びる円筒状のレーザヘッド部70がフレーム61と一体的に形成されている。図4に示すようにレーザヘッド部70も中空であり、その内部は、フレーム61の内部と連通している。
図3(b)に示すように、フレーム61は、薄板状のブラケット62を介して、基台11に設けられたガイド63に沿って昇降自在に取り付けられている。ブラケット62は、図示せぬ昇降駆動機構によりガイド63に沿って昇降駆動される。このブラケット62上の、スタンド部61aとガイド63への取付部との間には、モータ64が固定されている。フレーム61のスタンド部61aは、ブラケット62の先端に軸受部材65を介して軸回りに回転自在に支持されている。スタンド部61aの外周にはギヤ61Aが形成されており、このギヤ61Aとモータ64の駆動軸にベルト66が巻回されている。
モータ64が駆動されると、その動力はベルト66およびギヤ61Aを経てスタンド部61aに伝わり、これによって、レーザヘッド部70は、略水平方向に旋回する。レーザヘッド部70は、二次加工位置にあるウェーハ1の直上の測定位置と、チャックテーブル20の外方であって、さらにターンテーブル25よりも外方の退避位置との2位置を往復旋回するようになされている。また、レーザヘッド部70は、ブラケット62と一体に昇降する。
図4に示すように、レーザヘッド部70の内部には、レーザ光Lを下方に向けて照射するレーザ光照射端部71が、支持板72に貫通した状態で、この支持板72に支持されている。また、支持板72の下方には、レーザヘッド部70の先端開口を塞ぐガラス板73が液密的に装着されている。レーザ光照射端部71の下端面は、ガラス板73の内面に当接した状態が保持されている。レーザヘッド部70の先端を構成するガラス板73のさらに下方は、レーザヘッド部70と一体で下方に延びる円筒状のカバー74によって空間75が形成されている。
基台11の内部には、レーザ光源を備えたレーザユニット80が収容されており、レーザ光源で発振されたレーザ光Lが、光ファイバ81に導かれてレーザ光照射端部71から鉛直下方に向けて照射されるようになっている。また、レーザユニット80内には、レーザ光照射端部71から照射されたレーザ光Lがウェーハ1に反射して、レーザ光照射端部71および光ファイバ81を逆行する干渉波を受光するフォトダイオード(受光手段)も装備されている。なお、照射するレーザ光の光源としては、波長が0.8〜1.3μm程度のSLD(スーパー・ルミネッセント・ダイオード)などが好適に用いられる。
さらにレーザヘッド部70の内部には、水(液体)Wをカバー74の内部空間75に供給する給水管(液体供給手段)76が設けられている。給水管76は、支持板72とガラス板73を貫通しており、これら支持板72とガラス板73によって支持されている。給水管76の上端には、フレーム61内に通された給水ホース91が接続されている。給水ホース91は基台11内に導かれて、給水ポンプ等の給水源90に接続されている。
以上の構成からなる第2厚さ測定器60によれば、次のようにしてウェーハ1の厚さが測定される。まず、レーザヘッド部70を、測定位置、すなわち二次加工位置にあるウェーハ1の直上に配置して保持する。それには、レーザヘッド部70がウェーハ1よりも高い位置になるようにブラケット62の上下位置を調整してから、モータ64を駆動してアーム部61bを二次加工位置の方向に旋回させ、レーザヘッド部70を測定位置に配する。この場合のウェーハ1の厚さ測定ポイントは、図3(b)に示すように外周縁に近い外周側とされる。次に、ブラケット62を下降させて、図4に示すようにレーザヘッド部70の下端面をウェーハ1の上面に近接させ、排水のための隙間77を確保する。給水管76からの給水量を少なくすることができる観点から、隙間77はできるだけ小さい方が好ましい。
次いで、給水源90から給水ホース91を経て給水管76より水Wを吐出し、カバー74の内部空間75を、水Wが充満して空気が混入せず、水Wで密封された状態に保持する。内部空間75に供給された水Wは、レーザヘッド部70とウェーハ1との間に空く隙間77から排出される。隙間77からの排水量を超える量の水を給水管76から吐出させることにより、内部空間75を水で満たすことができる。なお、給水管76から水Wを出すタイミングは上記に限定されず、適宜なタイミングを選定すればよい。
次に、レーザユニット80内のレーザ光源でレーザ光を発振し、レーザ光照射端部71からレーザ光Lを照射させる。そのレーザ光Lは、ガラス板73を透過し、さらに内部空間75を満たしている水Wを透過してウェーハ1に到達する。ここで、ウェーハ1の厚さ測定には、ウェーハ1の上面(被研削面である裏面1b)で反射した第1反射光と、ウェーハ1の内部を透過して、下面となっている表面1aで反射した第2反射光との干渉波が利用される。これら反射光は、それぞれウェーハ1の上面と下面で反射してから相互に干渉し合い干渉波を発生させる。その干渉波は、レーザ光照射端部71および光ファイバ81を通過し、レーザユニット80内のフォトダイオードで受光される。
フォトダイオードで受光された第1反射光と第2反射光との干渉波は、検波回路等を備えた図示せぬ制御部で波形が分析され、その波形に応じて電気信号等に数値化される。その数値はウェーハ1の厚さに応じたものであり、これによってウェーハ1の厚さが検出される。
以上が第2厚さ測定器60によってウェーハ1の厚さを測定する原理であり、第2厚さ測定器60によるウェーハ1の厚さ測定は、ウェーハ1が二次加工位置に送られてから、まずは仕上げ研削に先んじて行われる。すなわち、粗研削されたウェーハ1の厚さを再び測定するのであって、これは、粗研削位置でも行ったと同様に、ウェーハ1の厚さが、予め設定されている粗研削後の厚さと差異があるか否かを確認するために行われる。そして、第2厚さ測定器60で測定された厚さが設定厚さとほぼ同じであると確認されたら、ウェーハ1の上方で待機している仕上げ研削用の研削ユニット30Bに上記と同様の高速送り動作を実行させて、仕上げ用の砥石37をウェーハ1の直前まで下降させる。
続いて研削ユニット30Bを研削送りし、第2厚さ測定器60でウェーハ1の厚さを測定しながらウェーハの裏面1bを研削する。第2厚さ測定器60の測定値が仕上げ研削での目的厚さに到達したら、研削ユニット30Bを待機位置まで上昇させて仕上げ研削を終える。
上記のように、ウェーハ1の裏面1bに対して粗研削と仕上げ研削を施してウェーハ1を目的厚さまで薄化したら、次のようにしてウェーハ1の回収に移る。まず、ターンテーブル25がR方向へ所定角度回転して、ウェーハ1が、二次加工位置から着脱位置(供給アーム15によってチャックテーブル20上にウェーハ1が載置された位置)に戻される。この着脱位置でチャックテーブル20の真空運転は停止され、次いでウェーハ1は、回収アーム17によってスピンナ式洗浄装置18に搬送される。ウェーハ1は、洗浄装置18内で、非研削面に洗浄水が供給された後、窒素ガスや空気が吹き付けられて乾燥される。そしてウェーハ1は、搬送ロボット13によって洗浄装置18から回収カセット19内に移送、収容される。ウェーハ1が取り去られたチャックテーブル20は、ノズル26から吐出される洗浄水によって研削屑等が除去される。
以上でウェーハ1は裏面1bが研削され、目的厚さに薄化される。薄化されたウェーハ1は、最終的には分割予定ライン2に沿って切断、分割され、複数の半導体チップ3に個片化される。二次加工位置へは、一次加工位置で粗研削されたウェーハ1が次々と送られ、それらウェーハ1は、第2厚さ測定器60で厚さを測定されながら仕上げ研削されるが、一定数のウェーハ1の処理を終えたり、チャックテーブル20やターンテーブル25に対して定期的なメンテナンスを行う際などには、モータ64を作動させてレーザヘッド部70を退避位置に移動させておく。
さて、上記実施形態における第2厚さ測定器60によれば、レーザヘッド部70のレーザ光照射端部71からウェーハ1までの間のレーザ光照射領域は、ガラス板73と、カバー74の内部空間75を満たす水Wが存在するのみであり、媒介の境界(この場合、ガラス板73と水Wの境界と、水Wとウェーハ1の上面との境界)は常に一定の状態に保たれる。また、内部空間75を満たす水Wは正圧の状態であって、常に隙間77から排水される状態となっている。ウェーハ1の裏面1bを研削している際には、各研削ユニット30A,30Bから研削部分に研削水が供給され、その研削水は研削屑を含んでウェーハ1の上面である被研削面を流動して排水され、また、高速回転する砥石37によって飛沫となるものもある。
ここで、給水管76からカバー74の内部空間75に供給される水Wは、常に正圧の状態で隙間77からウェーハ1の被研削面に排水されている。このため、被研削面を流動する研削水は内部空間75からの排水に押しやられ、決してカバー74内に侵入することがない。つまり、汚れた研削水がカバー74の内部空間75に入り込み、その研削水中をレーザ光Lが透過することはない。一方、研削水の飛沫はカバー74に当たって内部空間75には入り込まず、飛沫中をレーザ光Lが透過することはない。
したがって、レーザ光Lの照射状態が研削水によって乱されることがなく、レーザ光Lは常にガラス板73と内部空間75を満たす水Wのみを透過する。このため、レーザ光Lの屈折率が変動したり、レーザ光Lが照射領域を円滑に透過しないという不都合は起こらない。これによりレーザ光Lは常に一定の状態でウェーハ1に照射され、干渉波は安定し、結果として正確な厚さ測定値を得ることができる。
また、第2厚さ測定器60はレーザ光Lの干渉波を利用した非接触式であるから、レーザ光Lが入射するウェーハ1の裏面1bの粗さや、ウェーハ1の厚さに特に制限されるものではない。例えば裏面1bの粗さが、例えばRa:0.17〜0.24であってRy:1.2〜1.7程度といった比較的粗い場合でも、十分に厚さ測定は可能である。また、非接触式であることから、ウェーハ1に傷をつけることなく、抗折強度を低下させるといった不具合は発生しない。なお、粗研削時に用いられる第1厚さ測定器50は、プローブ51a,52aがウェーハ1の裏面1bに接触する接触式であり、抗折強度を低下させる傷がつくおそれがあるが、その傷は粗研削によるダメージより小さく、次の工程の仕上げ研削で消滅する。
なお、上記実施形態はウェーハ1の裏面1bを研削する研削装置10の仕上げ研削側に、本発明に係る厚さ測定方法を実施し得る第2厚さ測定器60を適用しているが、本発明は研削に限定されず、被加工物の厚さを測定しながら研磨する研磨装置等の他の加工装置にも適用することができる。
本発明の一実施形態に係る研削装置によって裏面研削される半導体ウェーハの(a)斜視図、(b)側面図である。 一実施形態に係る研削装置の全体斜視図である。 図2に示した研削装置の仕上げ研削用の研削ユニット、チャックテーブルおよび第2厚さ測定器を示す(a)側面図、(b)斜視図である。 一実施形態に係る第2厚さ測定器の要部を示す断面図である。
符号の説明
1…半導体ウェーハ(基板)
1a…ウェーハの表面(一の面)
1b…ウェーハの裏面(他の面)
3…半導体チップ
10…研削装置(加工装置)
20…チャックテーブル(保持手段)
30A,30B…研削ユニット
70…レーザヘッド部
71…レーザ光照射端部
74…カバー
75…内部空間
76…給水管(液体供給手段)
80…レーザユニット
L…レーザ光
W…水(液体)

Claims (5)

  1. 基板の一の面側を加工装置の保持手段に合わせて保持し、該基板の露出する他の面を加工するにあたり、加工中あるいは加工前後に、該基板の厚さを測定する方法であって、
    前記基板の他の面に向けて、該他の面と略直交する方向にレーザ光を照射するレーザ光照射手段のレーザ光照射端部を、基板に対向して配置し、
    該レーザ光照射端部と前記基板の他の面との間に形成される空間に液体を満たした状態で、レーザ光照射端部から基板に向けてレーザ光を照射し、
    該レーザ光の、基板の一の面からの反射光と、他の面からの反射光との干渉波を受光して、該干渉波の波形に基づいて基板の厚さを導き出すこと
    を特徴とする基板の厚さ測定方法。
  2. 前記基板への加工が、研削または研磨であることを特徴とする請求項1に記載の基板の厚さ測定方法。
  3. 基板の一の面側を加工装置の保持手段に合わせて保持し、該基板の露出する他の面を加工する加工装置において、
    前記保持手段に保持された基板の前記他の面に向けて、該他の面と略直交する方向にレーザ光を照射するレーザ光照射端部を備えたレーザヘッド部と、
    前記レーザ光照射端部から前記基板の前記他の面にわたる空間を囲繞して区画し、その内部に、前記レーザ光照射端部から照射するレーザ光が通される筒状のカバー部材と、
    該カバー部材の内部に液体を供給して、該内部を液体で満たす液体供給手段と、
    前記レーザ光照射手段から照射されたレーザ光の、前記基板の一の面からの反射光と、他の面からの反射光との干渉波を受光する受光手段と、
    該受光手段で受光された前記干渉波の波形を基板の厚さに変換する変換手段と
    を備えた厚さ測定手段を有することを特徴とする基板の加工装置。
  4. 前記基板への加工が、研削または研磨であることを特徴とする請求項3に記載の基板の加工装置。
  5. 前記厚さ測定手段の前記レーザヘッド部が、基板の厚さ測定位置と、前記保持手段の外方の退避位置との2位置を往復移動自在に支持されていることを特徴とする請求項3または4に記載の基板の加工装置。
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