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JP2008124292A - 加工装置のウエーハ位置調整治具 - Google Patents

加工装置のウエーハ位置調整治具 Download PDF

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JP2008124292A
JP2008124292A JP2006307462A JP2006307462A JP2008124292A JP 2008124292 A JP2008124292 A JP 2008124292A JP 2006307462 A JP2006307462 A JP 2006307462A JP 2006307462 A JP2006307462 A JP 2006307462A JP 2008124292 A JP2008124292 A JP 2008124292A
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Abstract

【課題】チャックテーブルの保持面に対するウエーハの位置を適宜に調整し、ウエーハの中心を、裏面に形成する凹部の中心(チャックテーブルの回転中心)から所望の偏心量正確にずらすといった作業を容易とする治具を提供する。
【解決手段】チャックテーブルのテーブル部36に着脱可能に装着される治具90であって、テーブル部36の任意の径方向に沿って移動可能に嵌め込まれ、その状態で、チャックテーブル30に載置されるウエーハ1が嵌合可能なウエーハ嵌合孔91aを有する環状のフレーム93と、フレーム93の位置を調整し、かつテーブル部36にフレーム93を着脱可能に固定するねじ94およびナット95とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、研削加工装置等のチャックテーブルにウエーハを位置決めさせるために好適な加工装置のウエーハ位置調整治具に関する。
各種電子機器に用いられるデバイスの半導体チップは、一般に、円盤状の半導体ウエーハの表面に、ストリートと呼ばれる分割予定ラインで格子状の矩形領域を区画し、これら領域の表面に電子回路を形成してから、裏面を研削して薄化し、ストリートに沿って分割するといった方法で製造される。ところで、近年の電子機器の小型化・薄型化は顕著であり、これに伴って半導体チップもより薄いものが求められ、これは半導体ウエーハを従来よりも薄くする必要が生じるということになる。
ところが、半導体ウエーハを薄くすると剛性が低下するため、その後の工程での取扱いが困難になったり、割れやすくなったりする問題が生じる。そこで、裏面研削の際に、表面に半導体チップが形成された円形のデバイス形成領域に対応する部分のみを必要厚さに研削して薄化すると同時に、その周囲の環状の外周余剰領域を比較的肉厚の補強部として残すことにより、薄化による上記問題が生じないようにすることが行われている。このように外周部を肉厚として裏面に凹部を形成する技術は、例えば特許文献1,2等に開示されている。
このようなウエーハの裏面に凹部を形成するには、回転可能なチャックテーブル上に、裏面を露出させた状態でウエーハを吸着させて保持し、ウエーハを回転させながら、砥石が環状に形成されたカップ状の砥石工具を被加工面に押し付ける方法がある。この方法では、砥石の直径は半導体ウエーハの半径に略等しい(形成する凹部の直径の半径に等しい)ものが用いられ、刃先がウエーハの回転中心を通過し、かつ刃先の外周縁が凹部の外周縁を通過するようにウエーハに対向させることにより、外周部を残してデバイス形成領域に対応する部分のみが研削されるようになされている。
特開2004−281551公報 特開2005−123425公報
ところで、半導体ウエーハの外周縁には、半導体の結晶方位を示すマークとして、ノッチと呼ばれるV字状の切欠きや、オリエンテーションフラットと呼ばれる外周縁の一部を接線方向に沿って直線的に切り欠いたものが形成されている。上記のように凹部を裏面に形成する場合には、ウエーハの強度確保のためには結晶方位マークを避ける必要があり、したがってその凹部はウエーハに対して偏心したものとなる。実際には、ウエーハの中心に対して結晶方位マークとは逆側に凹部の中心がくるようにしており、元の厚さが残って環状凸部となる外周部の幅は、結晶方位マーク近辺で最も大きく、結晶方位マークから180°離れた位置が最も小さくなる。
ウエーハ裏面に形成する凹部は、回転するチャックテーブルの回転中心と同心状となるため、上記のように凹部をウエーハに対して偏心させるには、ウエーハをチャックテーブルの回転中心に対して偏心させる必要がある。しかしながら、ウエーハをチャックテーブルに対して設定された凹部の偏心量(ずれ量)に応じた位置に位置決めすることは困難であり、また、チャックテーブルに対し自動搬送機構によってウエーハを供給するようになされている裏面研削用の加工装置にあっては、自動化の促進の妨げになっていた。
よって本発明は、チャックテーブルの保持面に対するウエーハの位置を適宜に調整することができ、これによってウエーハの中心を、裏面に形成する凹部の中心(チャックテーブルの回転中心)から所望の偏心量正確にずらすといった作業を容易とすることができる加工装置のウエーハ位置調整治具を提供することを目的としている。
本発明は、表面にデバイスが形成された円盤状のウエーハよりも大径で、該ウエーハを吸着、保持する円形状のウエーハ保持面を有する円形の枠体を備え、回転駆動機構によって軸回りに回転させられるウエーハ保持手段と、加工面がウエーハ保持手段のウエーハ保持面と平行に対向する状態に設けられる環状の加工部材を備えた加工ホイールと、該加工ホイールを回転させるとともに、ウエーハ保持手段に保持されたウエーハの被加工面に加工部材を押圧させる加工ホイール駆動手段とを備えた加工装置に具備され、ウエーハ保持手段のウエーハ保持面に密着して保持されるウエーハの保持位置を位置決めするためのウエーハ位置調整治具であって、ウエーハ保持手段の円形の枠体に、ウエーハ保持面の任意の径方向に沿って移動可能に嵌め込まれ、その状態で、ウエーハ保持面に載置されるウエーハが嵌合可能なウエーハ嵌合孔を有する環状のフレームと、該フレームの、枠体に対する径方向の位置を調整し、かつ枠体にフレームを着脱可能に固定するフレーム位置調整固定手段とを備えることを特徴としている。
本発明のウエーハ位置調整治具によれば、ウエーハ保持手段の枠体にフレームを嵌め込み、そのフレームのウエーハ嵌合孔に、ウエーハ保持面に載置されるウエーハを嵌合させた状態から、フレーム位置調整固定手段によってフレームを径方向(ウエーハ保持面に沿った方向)に移動させて位置調整することにより、ウエーハはフレームと一体に移動して径方向の位置が同方向に調整される。ウエーハ保持面に対するウエーハの位置決めを行った後に、フレーム位置調整固定手段によってフレームを枠体に固定することにより、ウエーハは枠体すなわちウエーハ保持手段に固定される。フレームの位置調整によって保持手段の回転中心に対するウエーハの中心を適確にずらすことができ、したがって、ウエーハ裏面に結晶方位マークを避けて偏心した凹部を形成する際のウエーハ位置決めとして、きわめて有用である。ウエーハの位置決めが完了後は、ウエーハをウエーハ保持面に吸着、保持し、当該治具をウエーハ保持手段から取り外し、加工ホイールによってウエーハの裏面を加工することができる。
本発明のフレーム位置調整固定手段は、フレームを保持手段の枠体に対して弾性的に接触させる弾性機構を備えていることを好ましい形態としている。この形態によれば、フレームが嵌め込まれるウエーハ保持手段の枠体の外径にばらつきがあった場合にも、そのばらつきを弾性機構が吸収し、ウエーハ保持手段の回転中心に対するウエーハの位置を一定とすることができる。
本発明によれば、チャックテーブル等の保持手段の保持面に対するウエーハの位置を適宜に調整することができ、これによってウエーハの中心を、裏面に形成する凹部の中心(チャックテーブルの回転中心)から所望の偏心量正確にずらすといった作業を容易とすることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
[1]半導体ウエーハ
図1の符合1は、一実施形態に係る研削加工装置によって裏面が研削されて薄化される円盤状の半導体ウエーハ(以下ウエーハと略称)の一例を示している。このウエーハ1はシリコンウエーハ等であって、加工前の厚さは例えば800μm程度である。ウエーハ1の表面には格子状の分割予定ライン2によって複数の矩形状の半導体チップ(デバイス)3が区画されている。これら半導体チップ3の表面には、ICやLSI等の図示せぬ電子回路が形成されている。
複数の半導体チップ3は、ウエーハ1と同心の概ね円形状のデバイス形成領域4に形成されている。デバイス形成領域4はウエーハ1の大部分を占めており、このデバイス形成領域4の周囲のウエーハ外周部が、半導体チップ3が形成されない環状の外周余剰領域5とされている。また、ウエーハ1の周面の所定箇所には、半導体の結晶方位を示すV字状の切欠き(ノッチ)6aが形成されている。このノッチ6aは、外周余剰領域5内に形成されている。ウエーハ1は、最終的には分割予定ライン2に沿って切断、分割され、複数の半導体チップ3に個片化される。本実施形態に係る研削加工技術は、半導体チップ3に個片化する前の段階でウエーハ1の裏面におけるデバイス形成領域4に対応する領域のみを研削して該領域を薄化するとともに、裏面に凹部を形成する方法である。
ウエーハ1を裏面研削する際には、電子回路を保護するなどの目的で、図1に示すように電子回路が形成された側の表面に保護テープ7が貼着される。保護テープ7は、例えば厚さ70〜200μm程度のポリオレフィン等の柔らかい樹脂製基材シートの片面に5〜20μm程度の粘着剤を塗布した構成のものが用いられ、粘着剤をウエーハ1の裏面に合わせて貼り付けられる。
[2]ウエーハ研削加工装置の構成
続いて、一実施形態のウエーハ研削加工装置を説明する。
図2はそのウエーハ研削加工装置10の全体を示しており、このウエーハ研削加工装置10は、上面が水平とされた直方体状の基台11を備えている。図2では、基台11の長手方向、長手方向に直交する水平な幅方向および鉛直方向を、それぞれY方向、X方向およびZ方向で示している。基台11のY方向一端部には、X方向(ここでは左右方向とする)に並ぶ一対のコラム12,13が立設されている。基台11上には、Y方向のコラム12,13側にウエーハを研削加工する加工エリア11Aが設けられ、コラム12,13とは反対側に、加工エリア11Aに加工前のウエーハを供給し、かつ、加工後のウエーハを回収する着脱エリア11Bが設けられている。
加工エリア11Aには、回転軸がZ方向と平行で上面が水平とされた円盤状のターンテーブル20が回転可能に設けられている。このターンテーブル20は、図示せぬ回転駆動機構によって矢印R方向に回転させられる。ターンテーブル20上の外周部には、回転軸がZ方向と平行で、上面が水平とされた複数の円盤状のチャックテーブル30が、周方向に等間隔をおいて回転可能に配置されている。
これらチャックテーブル30は一般周知の真空チャック式であり、上面に載置されるウエーハを吸着、保持する。図3および図4に示すように、この場合の各チャックテーブル30は、円盤状の枠体31の上面中央部に、多孔質のセラミックス材からなる円形の吸着エリア32が設けられた構成である。吸着エリア32の周囲に枠体31の環状の上面31aが形成されており、この上面31aと、吸着エリア32の上面32aは、ともに水平で、かつ互いに平坦な同一平面(チャックテーブル上面30A)をなしている。各チャックテーブル30は、それぞれがターンテーブル20内に設けられた図示せぬ回転駆動機構によって、一方向、または両方向に独自に回転すなわち自転するようになっており、ターンテーブル20が回転すると公転の状態になる。
図2に示すように2つのチャックテーブル30がコラム12、13側でX方向に並んだ状態において、それらチャックテーブル30の直上には、ターンテーブル20の回転方向上流側から順に、粗研削ユニット40Aと、仕上げ研削ユニット40Bとが、それぞれ配されている。各チャックテーブル30は、ターンテーブル20の間欠的な回転によって、粗研削ユニット40Aの下方である粗研削位置と、仕上げ研削ユニット40Bの下方である仕上げ研削位置と、着脱エリア11Bに最も近付いた着脱位置の3位置にそれぞれ位置付けられるようになっている。
粗研削ユニット40Aおよび仕上げ研削ユニット40Bは、コラム(粗研削側コラム12、仕上げ研削側コラム13)にそれぞれ取り付けられている。これらコラム12,13に対する粗研削ユニット40Aおよび仕上げ研削ユニット40Bの取付構造は同一であってX方向で左右対称となっている。以下、図2および図5(粗研削側の取付構造)を参照して、その取付構造を説明する。
各コラム12,13の加工エリア11Aに面する前面12a,13aは、基台11の上面に対しては垂直面であるが、X方向の中央から端部に向かうにしたがって奥側(反着脱エリア11B側)に所定角度で斜めに後退したテーパ面に形成されている。粗研削側のコラム12のテーパ面12aの水平方向すなわちテーパ方向は、粗研削位置に位置付けられたチャックテーブル30の回転中心とターンテーブル20の回転中心とを結ぶ線と平行な面に設定されている。一方、仕上げ研削側のコラム13のテーパ面13aのテーパ方向は、仕上げ研削位置に位置付けられたチャックテーブル30の回転中心とターンテーブル20の回転中心とを結ぶ線と平行な面に設定されている。そして、これら各テーパ面12a,13aには、X軸送り機構50を介してX軸スライダ55が取り付けられ、さらにX軸スライダ55にはZ軸送り機構60を介してZ軸スライダ65が取り付けられている。
X軸送り機構50は、各テーパ面12a,13aに固定された上下一対のガイドレール51と、これらガイドレール51の間に配されてX軸スライダ55に螺合して貫通する図示せぬねじロッドと、このねじロッドを正逆回転させるモータ53とから構成されている。ガイドレール51およびねじロッドはいずれもテーパ面12a,13aのテーパ方向と平行に延びており、X軸スライダ55はガイドレール51に摺動自在に装着されている。X軸スライダ55は、モータ53で回転するねじロッドの動力が伝わりガイドレール51に沿って往復移動するようになっている。X軸スライダ55の往復方向は、ガイドレール51の延びる方向、すなわちテーパ面12a,13aのテーパ方向と平行である。
X軸スライダ55の前面はX・Z方向に沿った面であり、その前面に、Z軸送り機構60が設けられている。このZ軸送り機構60は、X軸送り機構50の送り方向をZ方向に変更させた構成であって、X軸スライダ55の前面に固定されたZ方向に延びる左右一対のガイドレール61と、これらガイドレール61の間に配されてZ軸スライダ65に螺合して貫通するZ方向に延びるねじロッド62と、このねじロッド62を正逆回転させるモータ63とから構成される。Z軸スライダ65は、ガイドレール61に摺動自在に装着されており、モータ63で回転するねじロッド62の動力によりガイドレール61に沿って昇降するようになっている。
粗研削側コラム12に取り付けられたZ軸スライダ65には、図3に示す粗研削ユニット40Aが固定され、仕上げ研削側コラム13に取り付けられたZ軸スライダ65には、図4に示す仕上げ研削ユニット40Bが固定されている。これら研削ユニット40A,40Bは同一構成のものであって、軸方向がZ方向に延びる円筒状のスピンドルハウジング41と、このスピンドルハウジング41内に同軸的、かつ回転自在に支持されたスピンドルシャフト42と、スピンドルハウジング41の上端部に固定されてスピンドルシャフト42を回転駆動するモータ43と、スピンドルシャフト42の下端に同軸的に固定された円盤状のフランジ44とを具備している。
粗研削ユニット40Aと仕上げ研削ユニット40Bとの違いは、フランジ44に取り付けられる砥石ホイールにある。すなわち粗研削ユニット40Aには粗研削砥石ホイール45が取り付けられ、仕上げ研削ユニット40Bには仕上げ研削砥石ホイール46が取り付けられる。これら砥石ホイール45,46も基本構成は同一であって、図3および図4に示すように、環状で下面が円錐状に形成されたフレーム47の下端面に、該下端面の外周部全周にわたって複数の粗研削用の砥石(粗研削砥石ホイール45側は砥石45a、仕上げ研削砥石ホイール46側は砥石46a)が環状に配列されて固着されたものである。各砥石ホイール45,46は、フレーム47がねじ止め等の手段によってフランジ44に着脱可能に取り付けられる。
上記各砥石45a,46aは、例えばビトリファイドと呼ばれるガラス質の焼結材料にダイヤモンド砥粒を混ぜて焼成したものが用いられる。粗研削砥石ホイール45と仕上げ研削砥石ホイール46との違いは各砥石45a,46aの粒度、厳密には砥石に含まれる砥粒の粒度にある。粗研削用の砥石45aとしては例えば♯320〜♯400の砥粒を含むものが用いられ、仕上げ用の砥石46aとしては例えば♯2000〜♯8000の砥粒を含むものが用いられる。各砥石45a,46aは同じ径の環状に形成されており、その幅は例えば2〜4mmと一定である。
各砥石ホイール45,46においては、それぞれの砥石45a,46aの外径が実質的な有効研削径とされ、その研削外径は、各砥石45a,46aとも同一であって、ウエーハ1の半径と同等に設定される。厳密には、砥石45a,46aの下端面である刃先が、回転するチャックテーブル30の中心上を通過し、かつ、その刃先の外周縁が、チャックテーブル30に吸着、保持されたウエーハ1のデバイス形成領域4の外周縁(デバイス形成領域4と外周余剰領域5との境界)にほぼ一致して通過し、デバイス形成領域4に対応する領域のみを研削して、図6に示す凹部8を裏面に形成可能とするように設定される。すなわち当然のことではあるが、砥石45a,46aの外径は、ウエーハ1の裏面に形成すべき凹部8の半径と同一とされる。なお、仕上げ用の砥石46aは、形成した凹部8の内周側面5a(図6(b)参照)を仕上げ研削したい場合には、砥石46aの外径はそれが可能な寸法に設定される。
粗研削ユニット40Aは、粗研削砥石ホイール45の回転中心(スピンドルシャフト42の軸心)が、粗研削位置に位置付けられたチャックテーブル30の回転中心とターンテーブル20の回転中心とを結ぶ線の直上に存在するように位置設定がなされている。粗研削ユニット40Aは、X軸方向送り機構50によってZ軸スライダ65とともにコラム12のテーパ面12aのテーパ方向に沿って往復移動する。したがって、その往復移動の際には、粗研削砥石ホイール45の回転中心が、粗研削位置に位置付けられたチャックテーブル30の回転中心とターンテーブル20の回転中心とを結ぶ線の直上において往復移動するようになっている。以下、この往復移動の方向を、チャックテーブル30とターンテーブル20の軸間の方向であることから「軸間方向」と称する。
上記位置設定は仕上げ研削ユニット40B側も同様であって、仕上げ研削ユニット40Bの仕上げ研削砥石ホイール46の回転中心は、仕上げ研削位置に位置付けられたチャックテーブル30の回転中心とターンテーブル20の回転中心とを結ぶ線の直上に存在しており、仕上げ研削ユニット40BがZ軸スライダ65とX軸スライダ55とともにコラム13のテーパ面13aのテーパ方向に沿って往復移動する際には、仕上げ研削砥石ホイール46の回転中心が、仕上げ研削位置に位置付けられたチャックテーブル30の回転中心とターンテーブル20の回転中心とを結ぶ線の直上において、その線の方向すなわち軸間方向に沿って往復移動するようになっている。
図2に示すように、基台11上には、粗研削位置および仕上げ研削位置に位置付けられたチャックテーブル30上のウエーハの厚さを測定する厚さ測定ゲージ25が配設されている。これら厚さ測定ゲージ25は、図3(a)および図4(a)に示すように、基準側ハイトゲージ26とウエーハ側ハイトゲージ27との組み合わせで構成される。基準側ハイトゲージ26は、揺動する基準プローブ26aの先端が、ウエーハで覆われないチャックテーブル30の枠体31の上面31aに接触し、チャックテーブル上面30Aの高さ位置を検出するものである。
ウエーハ側ハイトゲージ27は、揺動する変動プローブ27aの先端がチャックテーブル30に保持されたウエーハの上面すなわち被加工面に接触することで、ウエーハの上面の高さ位置を検出するものである。厚さ測定ゲージ25によれば、ウエーハ側ハイトゲージ27の測定値から基準側ハイトゲージ26の測定値を引いた値に基づいてウエーハの厚さが測定される。ウエーハが目標厚さ:t1まで研削されるとすると、研削前において元の厚さ:t2がまず測定され、(t2−t1)が研削量とされる。なお、ウエーハ側ハイトゲージ27の変動プローブ27aが接触するウエーハの厚さ測定ポイントは、図3(a)および図4(a)の破線で示すようにウエーハ1の外周縁(デバイス形成領域4の外周縁)に近い外周部が好適である。
以上が基台11上の加工エリア11Aに係る構成であり、次に、着脱エリア11Bについて図2を参照して説明する。
着脱エリア11Bの中央には、上下移動する2節リンク式のピックアップロボット70が設置されている。そしてこのピックアップロボット70の周囲には、上から見て反時計回りに、供給カセット71、位置合わせ台72、供給アーム73、回収アーム74、スピンナ式洗浄装置75、回収カセット76が、それぞれ配置されている。
カセット71、位置合わせ台72および供給アーム73はウエーハをチャックテーブル30に供給する手段であり、回収アーム74、洗浄装置75およびカセット76は、裏面研削が終了したウエーハをチャックテーブル30から回収して次工程に移すための手段である。カセット71,76は複数のウエーハを水平な姿勢で、かつ上下方向に一定間隔をおいて積層状態で収容するもので、基台11上の所定位置にセットされる。
ピックアップロボット70によって供給カセット71内から1枚のウエーハが取り出されると、そのウエーハは保護テープ7が貼られていない裏面側を上に向けた状態で位置合わせ台72上に載置され、ここで一定の位置に決められる。次いでウエーハは、供給アーム73によって位置合わせ台72から取り上げられ、着脱位置で待機しているチャックテーブル30上に載置される。
一方、各研削ユニット40A,40Bによって裏面が研削され、着脱位置に位置付けられたチャックテーブル30上のウエーハは回収アーム74によって取り上げられ、洗浄装置75に移されて水洗、乾燥される。そして、洗浄装置75で洗浄処理されたウエーハは、ピックアップロボット70によって回収カセット76内に移送、収容される。
上記位置合わせ台72は、中央の回転テーブル72aと、この回転テーブル72aの周囲に放射状に配され、回転テーブル72aの中心に対して進退する複数のピン72bとを備えている。ウエーハ1はピックアップロボット70によって回転テーブル72a上に裏面を上に向けて載置され、周囲に退避していた複数のピン72bが回転テーブル72a側に移動すると、それらピン72bに押されて回転テーブル72a上での位置が調整され、所定位置に位置決めされるようになっている。
基台11上であって位置合わせ台72の周囲の所定箇所には、ウエーハ1に形成された結晶方位マーク(図1の例ではノッチ6a)を検出する結晶方位センサ72cが配設されている。この結晶方位センサ72cは、発光部と受光部との組み合わせからなる透過型や反射型等の光センサが好適に用いられる。ウエーハ1のノッチ6aは、該ウエーハ1を吸着固定した回転テーブル72aが回転することにより結晶方位センサ72cで検出され、その検出位置で、あるいは検出位置からさらに所定角度回転した位置で、回転テーブル72aの回転が停止する。その停止位置が、供給アーム73によるウエーハ1の取り上げ位置とされる。
この回転テーブル72aからのウエーハ取り上げ位置は、供給アーム73から着脱位置にあるチャックテーブル30にウエーハ1が移載され、次いでターンテーブル20が回転してウエーハ1が粗研削位置および仕上げ研削位置に位置付けられた際に、これら各研削位置において、後述するようにノッチ6aを避けてウエーハ裏面に適確に凹部8が形成され得る位置に設定され、常に一定方向とされる。
[3]ウエーハ位置調整治具
次に、本発明に係るウエーハ位置調整治具について、図7〜図9を参照して説明する。
まず、ここで図示する円盤状のチャックテーブル30の枠体31は、図9に示すように、外周面の下部に、全体厚さのおよそ半分程度の厚さの鍔部33が形成されたものであり、チャックテーブル30は、回転駆動される図示せぬチャックテーブルベースに固定される。チャックテーブルベースへの固定は、鍔部33に厚さ方向に貫通形成された複数のねじ通し孔34に通されるねじ35を、チャックテーブルベースにねじ込んで締結することによりなされる。
チャックテーブル30の吸着エリア32は、枠体31の鍔部33よりも外径が小さい上部のテーブル部36に設けられており、この場合、同心状の4つのエリアに分割されている。すなわち、中央エリア32Aから周囲に向かって3つの環状エリア32B,32C,32Dが、多孔質ではあるが高密度の仕切部32bによって区画されている。枠体31には、各エリア32A〜32Dの下面に連通する溝等の空気吸引通路37が複数形成されており、さらにこれら空気吸引通路37に連通してコンプレッサ等の空気吸引装置に接続される連絡通路38が部分的に形成されている。
各エリア32A〜32Dは、中央側から順に、例えば100mm、125mm、150mm、200mmといったように、ウエーハ1のサイズに応じた外径を有する。ウエーハ1を吸着、保持する際、ウエーハ1は吸着エリア32の上面32aに略同心状に載置されるが、サイズによってはウエーハ1で覆われない(最小の中央エリア32Aはそのようなことはないが)エリアが生じ、そのエリアは、空気吸引が停止状態とされることが可能となっている。
チャックテーブル30のテーブル部36に、本実施形態のウエーハ位置調整治具(以下、治具と略称)90が着脱可能に装着される。この治具90は、一定幅の環状の平板部91の外周縁部から下方に垂下する環状の側部92が突出形成されたフレーム93と、このフレーム93をテーブル部36に固定するねじ94およびナット95とから構成されている。平板部91の内側の孔91aはウエーハ嵌合孔とされ、その径(平板部91の内径)は、加工対象のウエーハ1の外径とほぼ同径であって、ウエーハ1が内側にぴったりと嵌合して動かない状態となる寸法に設定されている。また、フレーム93の側部92の内径はテーブル部36の外径よりも僅かに大きく設定されており、側部92の高さ(平板部91からの突出量)は、テーブル部36の高さよりも小さく設定されている。
図9に示すように、フレーム93は、下に向けた側部92の内側にテーブル部36を嵌め込み、平板部91をテーブル部36の上面すなわちチャックテーブル上面30Aに載置して、チャックテーブル30にセットされる。この状態で、側部92の内径がテーブル部36の外径よりも僅かに大きいことから、両者の間に生じる隙間量だけ、フレーム93は径方向に移動可能である。そして、テーブル部36の上面に載置されるウエーハ1は嵌合孔91aに嵌合され、フレーム93とともに径方向に移動させられ、径方向の位置調整がなされる。図7に示すように、フレーム93の側部92には、チャックテーブル30をチャックテーブルベースに固定するねじ35の干渉から逃げてフレーム93の正常に装着可能とする切欠き92aが形成されている。フレーム93はウエーハ1を位置決めするためのものであり、このため、変形しにくい十分な強度を有する材料で形成される。その材料としては、金属、セラミックス、強化プラスチック等が挙げられる。
ねじ94はいもねじであって、側部92の周方向等分複数箇所(この場合、3箇所)に貫通形成された径方向に延びるねじ孔92bに外側からねじ込まれ、ねじ94に装着されるナット95で、ねじ込み量が規制され、かつフレーム93に固定されるようになっている。側部92の外周面のねじ孔92bの周囲は、接線方向に平行なナット94の座面92cが形成されている。ねじ94は先端がテーブル部36の外周面に当接させられ、これによってフレーム93すなわち治具90の径方向位置が位置決めされる。
この場合のねじ94は一般的ないもねじでもよいが、テーブル部36の外周面に当接する先端面が弾性的に当接する弾性機構を具備したものであればより好ましい。弾性機構は、ねじ94の先端にゴム等の弾性部材を設けて構成することが簡便である。また、コイルばね等の圧縮ばねによって先端に配したボールを常に先端方向に付勢するプランジャ等も好適に採用される。
また、平板部91には、フレーム93をチャックテーブル30にセットした状態で、テーブル部36の外周縁を上方から目視して確認可能とする複数の確認孔91bが形成されている。この場合、確認孔91bはねじ孔92b間の中間点に配され、接線方向に延びる長孔状に形成されている。
[4]ウエーハ研削加工装置の動作
以上がウエーハ研削加工装置10とウエーハ1をチャックテーブル30に位置決めする治具90の構成であり、次に、ウエーハ研削加工装置10によりウエーハ1の裏面を研削して凹部8を形成する動作を説明する。
(A)ウエーハ研削加工装置の加工サイクル
まず、ピックアップロボット70によって、供給カセット71内に収容された1枚のウエーハ1が、裏面側を上に向けて位置合わせ台72の回転テーブル72aに載置され、位置合わせ台72が作動してウエーハ1が上記取り上げ位置に位置決めされる。続いて供給アーム73により、着脱位置で待機し、かつ真空運転されているチャックテーブル30上に裏面側を上に向けてウエーハ1が載置される。
ウエーハ1においては表面に貼着された保護テープ7がチャックテーブル上面30A(吸着エリア32の上面32a)に密着し、裏面が露出する状態でその上面30Aに吸着、保持される。
次に、ターンテーブル20が図2の矢印R方向に回転し、ウエーハ1を保持したチャックテーブル30が粗研削ユニット40Aの下方の粗研削位置に停止する。この時、着脱位置には、次のチャックテーブル30が位置付けられ、そのチャックテーブル30には上記のようにして次に研削するウエーハ1がセットされる。
粗研削位置に位置付けられたウエーハ1に対し、厚さ測定ゲージ25が上記のようにしてセットされ、ウエーハ1の厚さを測定可能な状態とする。そして、粗研削位置に位置付けられたウエーハ1の上方の粗研削ユニット40Aを、X軸送り機構50によって軸間方向に適宜移動させ、粗研削砥石ホイール45の水平方向位置を、凹部8を形成することが可能な位置に位置付ける。
ウエーハ1に対する粗研削砥石ホイール45の水平方向の位置決めがなされたら、チャックテーブル30を回転させることによりウエーハ1を一方向に回転させるとともに、粗研削砥石ホイール45を高速回転させて粗研削ユニット40AをZ軸送り機構60により下降させ、粗研削砥石ホイール45の砥石45aをウエーハ1の裏面に押し付ける。
これによりウエーハ1の裏面はデバイス形成領域5に対応する領域のみが研削されていき、図6に示すように研削領域が凹部8となり、凹部8の周囲の外周余剰領域5は、元の厚さが残った環状凸部5Aに形成される。裏面研削による凹部8の形成は、凹部8が形成されるデバイス形成領域4の厚さが厚さ測定ゲージ25によって逐一測定されながら行われる。粗研削では、デバイス形成領域4は例えば200〜100μm、あるいは50μm程度まで薄化されるが、いずれにしても仕上げ厚さよりも例えば20〜40μm程度厚い厚さまで研削される。
デバイス形成領域4が粗研削での目的厚さに至ったら、Z軸送り機構60による粗研削砥石ホイール45の下降を停止し、一定時間そのまま粗研削砥石ホイール45を回転させた後、粗研削ユニット40Aを上昇させて粗研削を終える。粗研削後のウエーハ1は、図6(a)に示すように、凹部8の底面4aに、中心から放射状に多数の弧を描いた形状の研削条痕9aが残留する。この研削条痕9aは砥石45a中の砥粒による破砕加工の軌跡であり、マイクロクラック等を含む機械的ダメージ層である。この機械的ダメージ層は次の仕上げ研削で除去されるものであるが、仕上げ研削では新たな研削条痕9bが形成される(図4(a)参照)。
粗研削を終えたウエーハ1は、ターンテーブル20をR方向に回転させることによって仕上げ研削ユニット40Bの下方の仕上げ研削位置に移送される。そして、予め着脱位置のチャックテーブル30に保持されていたウエーハ1は粗研削位置に移送され、このウエーハ1は先行する仕上げ研削と並行して上記粗研削が施される。さらに、着脱位置に移動させられたチャックテーブル30上には、次に処理すべきウエーハ1がセットされる。
ウエーハ1が仕上げ研削位置に位置付けられたら、仕上げ研削ユニット40Bを、X軸送り機構50によって軸間方向に適宜移動させ、上記粗研削の場合と同様の要領で、仕上げ研削砥石ホイール46の水平方向位置を、粗研削で形成された凹部8に対応した凹部形成位置に位置付ける。ここでも凹部形成位置はウエーハ1の回転中心よりもターンテーブル20の外周側となる。
次いで、チャックテーブル30を回転させることによりウエーハ1を一方向に回転させるとともに、仕上げ研削ユニット40Bの仕上げ研削砥石ホイール46を高速回転させ、仕上げ研削ユニット40BをZ軸送り機構60により下降させ、砥石46aをウエーハ1の裏面に形成された凹部8の底面4aに押し付け、該底面4aを研削する。この仕上げ研削の際にも、ウエーハ1の厚さを厚さ測定ゲージ25によって測定しながら行う。
これにより凹部8の底面4aが仕上げ研削用の砥石46aで研削される。仕上げ研削量は、目的とする半導体チップ3の厚さにデバイス形成領域4が至るまでであり、その厚さまで研削されたら、Z軸送り機構60による仕上げ研削砥石ホイール46の下降を停止し、一定時間そのまま仕上げ研削砥石ホイール46を回転させた後、仕上げ研削ユニット40Bを上昇させて仕上げ研削を終える。なお、上記したように、仕上げ研削の際に環状凸部5Aの内周側面5aを仕上げ研削したい場合には、砥石46aの外径をそれが可能な寸法に設定する。
ここで、粗研削および仕上げ研削の好適な運転条件例を挙げておく。粗研削ユニット40Aおよび仕上げ研削ユニット40Bとも、砥石ホイール45,46の回転速度は3000〜5000RPM、チャックテーブル30の回転速度は100〜300RPMである。また、粗研削ユニット40Aの加工送り速度である下降速度は3〜5μm/秒、仕上げ研削ユニット40Bの下降速度は0.3〜1μm/秒である。
並行して行っていた仕上げ研削と粗研削をともに終えたら、ターンテーブル20をR方向に回転させ、仕上げ研削が終了したウエーハ1を着脱位置まで移送する。これにより、後続のウエーハ1は粗研削位置と仕上げ研削位置にそれぞれ移送される。着脱位置に位置付けられたチャックテーブル30上のウエーハ1は回収アーム74によって洗浄装置75に移されて水洗、乾燥される。そして、洗浄装置75で洗浄処理されたウエーハ1は、ピックアップロボット70によって回収カセット76内に移送、収容される。
以上が、1枚のウエーハ1の裏面側のデバイス形成領域4のみを半導体チップ3の厚さまで薄化すると同時に、裏面に凹部8を形成するサイクルである。本実施形態のウエーハ研削加工装置10によれば、上記のようにターンテーブル20を間欠的に回転させながら、ウエーハ1に対して粗研削位置で粗研削を、また、仕上げ研削位置で仕上げ研削を並行して行うことにより、複数のウエーハ1の研削処理が効率よく行われる。
[5]ウエーハ位置調整治具の作用
次に、本実施形態の治具90の使用方法ならびに作用等を説明する。治具90は、上記のように作動するウエーハ研削加工装置10が実際に運転される前に使用されるもので、着脱位置に位置するチャックテーブル30に対して供給アーム73から一定の位置にウエーハ1が移載されるように、次の模擬動作によってその移載位置を事前に調整して決定するものである。
まず、治具90をチャックテーブル30のテーブル部36に装着し、テーブル部36に対するフレーム93の径方向位置(水平方向の位置)を、ウエーハ裏面の適切な位置に凹部8が形成される位置に調整し、ねじ94によって固定する。フレーム93の位置調整は、まず、テーブル部36にフレーム93を嵌め込み、確認孔91bから視認されるテーブル部36の外周縁を見ながらフレーム93の位置を概ね決めて、ねじ94をテーブル部36に当接するまで締め込み、仮止めする。次に、ねじ94のねじ込み量を調節してフレーム93の位置を最終的に決定し、ねじ94にナット95を締め付けてフレーム93を固定する。
この状態から、模擬動作として供給アーム73からウエーハ1をチャックテーブル30上に移載し、その際に、ウエーハ1がフレーム93の平板部91の内周部分に掛かることなく嵌合孔91aにぴったりと嵌合するか否かが確認される。ウエーハ1が嵌合孔91aに嵌合した場合には、装置の設定変更の必要はなく、治具90がチャックテーブル30から取り外され、実際の運転が開始される。一方、チャックテーブル30への移載位置が嵌合孔91aからずれていた場合には、装置設定の変更が必要と判断され、供給アーム73のチャックテーブル30上での停止位置や回転テーブル72aからの取り上げ位置を調整したり、位置合わせ台72のピン72bの動作量を調整したりする。
このように位置決めされるウエーハ1の位置は、粗研削位置および仕上げ研削位置で凹部8が形成される位置に応じたものとされる。ウエーハ裏面に形成する凹部8は、デバイス形成領域4に対応する領域であって図10の円弧線1aで描いた部分のように、ノッチ6aを回避した円形の領域に調整される。ウエーハ裏面に形成される凹部8はウエーハ1に対して偏心しており、凹部8の中心はノッチ6aとは180°反対側に僅かにずれた位置にある。したがって凹部8の形成によって凹部8の周囲に形成される元の厚さの環状凸部5Aの幅は、ノッチ6a付近が最も広く、ノッチ6aから最も離れた位置において例えば2〜3mmが確保されて最も狭いものとなる。したがって、ウエーハ1は回転中心がチャックテーブル30の回転中心よりもノッチ6a側にずれて位置決めされるべきで、このずれ量に基づいて事前に治具90の位置が調整される。
ところで、図1等に示したウエーハ1には、結晶方位を示すマークとしてノッチ6aが形成されているが、結晶方位マークとしては、図10に示すオリエンテーションフラット6bが採用される場合もある。このようなオリエンテーションフラット6bが形成されたウエーハ1には、オリエンテーションフラット6bを回避して円弧線1aより後退した円弧線1bで描いた部分に凹部8が形成される。
オリエンテーションフラット6bが形成されたウエーハ1においては、ノッチ6aを形成した場合に比べて形成される凹部8は小さく、環状凸部5Aの幅は、オリエンテーションフラット6b付近では例えば2倍程度(例えば4〜8mm程度)と大きくなる。すなわち、オリエンテーションフラット6b付近では、最も径方向中心近くに後退している部分から最低でも2〜3mmの環状凸部5Aの幅を確保したいので、凹部8の中心がその分オリエンテーションフラット6bと逆の径方向にずれることになる。これを実現するためには、治具90により、チャックテーブル30の回転中心とウエーハ1の中心を合致させた位置から水平方向にオリエンテーションフラット6bが後退している量に相当する距離をずらすことになる。
例えば、ウエーハ1の直径が150mmでオリエンテーションフラット6bによる後退量が10mm、環状凸部5Aの幅を3mm確保する場合には、凹部8の直径は134mmとなり、凹部8の中心とチャックテーブル30の回転中心を合致させるようにウエーハ1をテーブル部36に載置することになる。本実施形態では、そのようなチャックテーブル30に対するウエーハ1の位置を着脱位置において決定することが、治具90を用いることによって容易にできるわけである。なお、本実施形態のウエーハ研削加工装置10では、チャックテーブル30が3つあり、それぞれのチャックテーブル30上に対して治具90によりウエーハ1は一定の位置に載置される。
このように複数のチャックテーブル30を備えたも装置においては、治具90が装着されるテーブル部36の外径にばらつきがある場合がある。そこで、フレーム93をテーブル部36に位置調整して固定するねじ94は、テーブル部36の外周面に当接する先端面が弾性的に当接する弾性機構を具備したものが好ましい。弾性機構は、ねじ94の先端にゴム等の弾性部材を設けて構成することが簡便である。また、コイルばね等の圧縮ばねによって先端に配したボールを常に先端方向に付勢するプランジャ等も好適に採用される。このようにねじ94に弾性機構を付加すれば、テーブル部36の外径にばらつきがあった場合にも、そのばらつきを弾性機構が吸収し、どのチャックテーブル30に対してもウエーハ1の位置を一定とすることができる。
[6]研磨加工装置への適用
上記実施形態は、本発明に係るウエーハ位置調整治具90をウエーハ研削加工装置10に適用した例であるが、このウエーハ位置調整治具90は、図11に示すようなウエーハ研磨加工装置にも適用可能である。なお、図11で図2と同一構成要素には同一の符合を付してあり、それらについては簡略的に説明する。
このウエーハ研磨加工装置14は、上記研削加工装置10で研削加工されたウエーハ1の裏面を研磨して仕上げるものであり、コラム12は1つ設けられ、このコラム12に、研磨ユニット80が昇降可能に装着されている。研磨ユニット60は、上記研削ユニット30と同様の構成であって、スピンドルハウジング31、モータ33等を備えており、スピンドルシャフトのフランジに、研磨工具81が取り付けられている。研磨工具81は、シリカなどの酸化金属砥粒を含浸した研磨布などからなり、仕上げ研削後の上記ウエーハ1の凹部8の底面4aを研磨し、これによって研削条痕9bが消滅して底面4aが鏡面に仕上げられるものである。
基台11の加工エリア11Aには、テーブルベース17がY方向に移動自在に設けられおり、このテーブルベース17上に、回転式のチャックテーブル30が取り付けられている。テーブルベース17の移動方向両端部には蛇腹状のカバー19A,19Bの一端がそれぞれ取り付けられており、これらカバー19A,19Bの他端は、コラム12と、コラム12に対向するピット18の内壁面に、それぞれ取り付けられている。これら、カバー19A,19Bは、テーブルベース17の移動路を覆い、その移動路に研磨屑等が落下することを防ぐもので、テーブルベース17の移動に伴って伸縮する。
この研磨加工装置14では、チャックテーブル30に吸着、保持されたウエーハ1は、テーブルベース17がY方向に移動することにより、着脱エリア11Bに近接した着脱位置と研磨ユニット80の下方の加工位置との間を往復移動させられる。ウエーハ1は、供給アーム73から着脱位置にあるチャックテーブル30に、凹部8が形成された裏面を上に向けた状態に移載されて吸着、保持され、次いで、加工位置に移動させられ、研磨ユニット60により凹部8の底面4aが研磨される。そして、研磨加工が終了して着脱位置に位置付けられたウエーハ1は、上記実施形態と同様にして回収アーム74により洗浄装置75まで搬送されて洗浄され、さらにピックアップロボット70により回収カセット76内に移送、収容される。
この研磨加工装置14のチャックテーブル30にも、上記研削加工装置10で説明した要領と全く同様にして上記ウエーハ位置調整治具90が装着され、チャックテーブル30に対するウエーハ1の位置決めを行うことができる。
本発明の一実施形態により裏面研削されて凹部が形成されるウエーハの構成を示す(a)斜視図、(b)側面図である。 本発明の一実施形態に係るウエーハ研削加工装置の斜視図である。 同装置が備える粗研削ユニットを示す(a)斜視図、(b)側面図である。 同装置が備える仕上げ研削ユニットを示す(a)斜視図、(b)側面図である。 同装置の粗研削側の研削ユニットの取付構造および凹部形成位置を示す平面図である。 裏面に凹部が形成されたウエーハの(a)斜視図、(b)断面図である。 一実施形態に係るウエーハ位置調整治具がチャックテーブルに装着された状態を示す斜視図である。 同ウエーハ位置調整治具の平面図である。 同ウエーハ位置調整治具がチャックテーブルに装着された状態の断面図である。 ウエーハ裏面に形成する凹部の領域を示すウエーハ裏面図である。 一実施形態のウエーハ位置調整治具が適用可能な研磨加工装置の斜視図である。
符号の説明
1…半導体ウエーハ
3…半導体チップ(デバイス)
4…デバイス形成領域
8…凹部
10…ウエーハ研削加工装置(加工装置)
14…ウエーハ研磨加工装置(加工装置)
30…チャックテーブル(ウエーハ保持手段)
30A…チャックテーブル上面
36…テーブル部
40A…粗研削ユニット
40B…仕上げ研削ユニット
45…粗研削砥石ホイール(加工ホイール)
45a,46a…砥石(加工部材)
46…仕上げ研削砥石ホイール(加工ホイール)
90…ウエーハ位置調整治具
91a…ウエーハ嵌合孔
93…フレーム
94…ねじ(フレーム位置調整固定手段)
95…ねじ(フレーム位置調整固定手段)

Claims (2)

  1. 表面にデバイスが形成された円盤状のウエーハよりも大径で、該ウエーハを吸着、保持する円形状のウエーハ保持面を有する円形の枠体を備え、回転駆動機構によって軸回りに回転させられるウエーハ保持手段と、
    加工面が前記ウエーハ保持手段の前記ウエーハ保持面と平行に対向する状態に設けられる環状の加工部材を備えた加工ホイールと、
    該加工ホイールを回転させるとともに、前記ウエーハ保持手段に保持されたウエーハの被加工面に前記加工部材を押圧させる加工ホイール駆動手段とを備えた加工装置に具備され、
    前記ウエーハ保持手段の前記ウエーハ保持面に密着して保持されるウエーハの保持位置を位置決めするためのウエーハ位置調整治具であって、
    前記ウエーハ保持手段の前記枠体に、前記ウエーハ保持面の任意の径方向に沿って移動可能に嵌め込まれ、その状態で、前記ウエーハ保持面に載置されるウエーハが嵌合可能なウエーハ嵌合孔を有する環状のフレームと、
    該フレームの、前記枠体に対する前記径方向の位置を調整し、かつ枠体にフレームを着脱可能に固定するフレーム位置調整固定手段と
    を備えることを特徴とする加工装置のウエーハ位置調整治具。
  2. 前記フレーム位置調整固定手段は、前記フレームを前記保持手段の前記枠体に対して弾性的に接触させる弾性機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の加工装置のウエーハ位置調整治具。
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