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JP2009029136A - 印刷装置、印刷方法および印刷システム - Google Patents

印刷装置、印刷方法および印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】機密情報に対してより高いセキュリティを確保できるようにする。
【解決手段】印刷装置は、印刷ユニット12と、ユーザ認証を必要とする印刷ジョブを受信する通信ユニット13と、通信ユニット13によって受信された印刷ジョブを保持するRAM23と、RAM23に保持された印刷ジョブについて認証情報を入力するユーザインタフェースUIFを備える。この装置は印刷ジョブの実行中に印刷ユニット12で発生した印刷不能なエラーを検出し、このエラーにより中断される印刷ジョブの取扱いを設定し、RAM23に保持された印刷ジョブの実行時、ユーザインタフェースUIFにより入力された認証情報に基いてユーザ認証を行い、このユーザ認証に成功した場合に印刷ジョブを実行し、印刷ジョブの実行中に印刷不能なエラーを検出した場合、設定された取扱いの処理を印刷ジョブに対して行うプロセッサユニット21を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザ認証を必要とする印刷ジョブを実行する印刷装置、印刷方法および印刷システムに関する。
近年では、コンピュータの普及が著しい。コンピュータは様々な会社において業務情報を管理するために利用されているが、業務情報の一部である機密情報がコンピュータから漏洩して社会問題化している。このため、コンピュータのセキュリティ機能に対する関心が強まっている。また、多くの会社は、デジタル複合機やプリンタを複数のコンピュータで共有するネットワーク環境を整えている。この場合、機密情報が複合機やプリンタで印刷される機会も増大する。機密情報の印刷物は、慎重な取扱いが求められる機密書類として例えば会議の参加者だけに配布される。
従来、複合機やプリンタから印刷物として出力された機密書類に対するセキュリティの確保が十分でなかった。機密情報の管理者であるユーザが印刷要求の直後に例えば電話を受けてしまうと、機密書類の回収に遅れが生じる。さらに、この印刷要求を行ったことを忘れてしまうと、機密書類が回収されないことになる。機密書類がこのような理由で複合機やプリンタに放置された状態にあると、他のユーザが機密書類の内容を知ったり、この内容を認識して機密書類を持去ったり、この内容に関心を持たずに機密書類をごみ箱に投入したり、機密書類をこれに重なる通常印刷物と一緒に誤って回収したりする可能性がある。さらに、他のユーザが通常印刷物に混入した機密書類に気付いても、自身の印刷物でないために移動先で捨てられ、全く予期しない社外の第3者に機密書類の内容が知られてしまう危険がある。
最近のデジタル複合機には、印刷に際してユーザ認証を行う技術が搭載されている。この技術は「プライベートプリント」機能として知られている。このプライベートプリント機能では、印刷要求を行ったユーザが印刷物を直接回収できる状態にある場合にのみデジタル複合機が印刷ジョブを実行する。ユーザはコンピュータ側でプライベートプリント機能を選択して認証用パスワードを設定した印刷ジョブをデジタル複合機に送信することにより印刷要求を行い、この後デジタル複合機の前まで移動し、複合機の操作パネルでさらに認証用パスワードの入力操作を行い、パスワード照合によるユーザ認証の成功を条件に印刷ジョブの実行を開始させる。この場合、印刷物は印刷要求を行ったユーザによって直接回収されるため、印刷物の内容が第3者に知られるという情報漏洩を防止できる。
また、従来の印刷ジョブ処理方式で機密書類やプライベート書類等の印刷ジョブをプリントデバイスに出力した後、このプリントデバイスがこの印刷ジョブを直に実行できない状態にあることが判明し、この印刷ジョブの実行までに情報漏洩の恐れのある不安な待ち時間が発生することがある。この問題を解消する技術も既に提案されている(例えば特許文献1を参照)。この技術は、用紙、トナー等の消耗品切れやその他の印刷不能なエラーの発生したプリントデバイスを予め確認し、このプリントデバイスに対する印刷ジョブの送信を禁止するものである。但し、上述のようなユーザ認証を行うプライベートプリント機能が利用可能であれば、特許文献1の技術は情報漏洩に関して不要である。
特開2005−346180号公報
ところで、特許文献1の技術においてエラー確認は印刷ジョブの実行前に行われるが、例えば消耗品切れのエラーは印刷ジョブの実行前にだけ発生するものではない。この消耗品切れのエラーは、むしろ印刷枚数の多い印刷ジョブの実行中に発生し、この印刷ジョブを中断させる可能性が高い。プライベートプリント機能において印刷要求を行ったユーザが消耗品切れのエラー発生時にデジタル複合機の前にいても、このデジタル複合機の近傍に通常用意されている予備の消耗品を使い切ってしまっている場合には、他のフロア等にこの消耗品を探しに行く必要がある。このユーザが消耗品の調達に手間取ってデジタル複合機へ戻れないでいる間に、他のユーザがこの消耗品を先にどこからか調達してデジタル複合機に補充してしまうと、印刷ジョブが再開され、他のユーザに対する情報漏洩が発生する。
本発明の目的は、機密情報に対してより高いセキュリティを確保できる印刷装置、印刷方法、および印刷システムを提供することにある。
本発明の第1観点によれば、印刷ユニットと、ユーザ認証を必要とする印刷ジョブを受信する受信部と、受信部によって受信された印刷ジョブを保持するメモリ部と、メモリ部に保持された印刷ジョブについて認証情報を入力するユーザインタフェースと、印刷ユニットで印刷ジョブの実行中に発生した印刷不能なエラーを検出し、このエラーにより中断される印刷ジョブの取扱いを設定し、メモリ部に保持された印刷ジョブの実行時、ユーザインタフェースにより入力された認証情報に基いてユーザ認証を行い、このユーザ認証に成功した場合に印刷ジョブを実行し、印刷ジョブの実行中に印刷不能なエラーを検出した場合、設定された取扱いの処理を印刷ジョブに対して行う制御部とを備える印刷装置が提供される。
本発明の第2観点によれば、ユーザ認証を必要とする印刷ジョブを受信し、受信された印刷ジョブをメモリ部に保持し、このメモリ部に保持された印刷ジョブに対してユーザインタフェースを用いて入力されるユーザ認証情報に基いてユーザ認証を行い、このユーザ認証に成功した場合に印刷ジョブを実行し、メモリ部に保持された印刷ジョブの実行中に発生した印刷不能のエラーを検出し、このエラーにより中断される印刷ジョブの取扱いを設定し、印刷ジョブの実行中に印刷不能なエラーを検出した場合、設定された取扱いの処理を前記印刷ジョブに対して行う印刷方法が提供される。
本発明の第3観点によれば、印刷装置と、ユーザ認証を必要とする印刷ジョブを通信回線を介して印刷装置に送信する印刷要求装置とを備え、この印刷装置は印刷ユニット、印刷要求装置からの印刷ジョブを受信する受信部、この受信部によって受信された印刷ジョブを保持するメモリ部、このメモリ部に保持された印刷ジョブについて認証情報を入力するユーザインタフェース、および印刷ユニットで印刷ジョブの実行中に発生した印刷不能なエラーを検出し、このエラーにより中断される印刷ジョブの取扱いを設定し、メモリ部に保持された印刷ジョブの実行時、ユーザインタフェースにより入力された認証情報に基いてユーザ認証を行い、このユーザ認証に成功した場合に印刷ジョブを実行し、印刷ジョブの実行中に印刷不能なエラーを検出した場合、設定された取扱いの処理を前記印刷ジョブに対して行う制御部を含む印刷システムが提供される。
これら印刷装置、印刷方法および印刷システムでは、印刷ジョブの実行中に印刷ユニットで発生した印刷不能なエラーが検出されると、このエラーに伴って中断される印刷ジョブの取扱いが設定され、この設定された取扱いの処理が印刷ジョブに対して行われる。従って、機密情報に対してより高いセキュリティを確保できる。
以下、本発明の一実施形態に係る印刷システムについて添付図面を参照して説明する。
図1はこの印刷システムの構成を概略的に示す。この印刷システムは、複数のデジタル複合機MFPおよび複数のコンピュータCOMとが有線あるいは無線により相互接続された例えばlocal area network(LAN)である。この印刷システムでは、デジタル複合機MFP用のドライバソフトがこれらコンピュータCOMに組み込まれ、各デジタル複合機MFPがこれらコンピュータCOMによって共有される。オフィスでは、各コンピュータCOMが様々な業務情報を管理し、業務情報の印刷物が必要になった場合にこれらデジタル複合機MFPのいずれかに業務情報の印刷を印刷ジョブとして要求する。
図2は図1に示すデジタル複合機MFPの構成例を示す。デジタル複合機MFPは、画像の読取り、印刷、複写、ネットワーク(LAN)通信、ファクシミリ(FAX)通信等の機能を実行する機能実行部10およびこの機能実行部10を制御する制御回路20を備える。
機能実行部10は例えば原稿の画像を読み取るスキャナユニット11、用紙に画像を印刷する印刷ユニット12、LAN通信やFAX通信を行う通信ユニット13、印刷ユニット12から出力される印刷物を載置する出力トレイ15を有する。スキャナユニット11は例えば複写用、FAX送信用、あるいはコンピュータ編集用に原稿の画像を読み取るために設けられている。また、印刷ユニット12は例えばスキャナユニット11によって読み取られた画像、通信ユニット13によってFAX受信された画像、通信ユニット13にネットワークを介して接続されるコンピュータCOMからの印刷ジョブに含まれる印刷データに対応する画像を電子写真方式で印刷するために設けられている。電子写真方式では、印刷ユニット12が画像データに対応した静電潜像を像担持体上に形成し、トナーをこの静電潜像に選択的に付着させることによりトナー像として現像し、このトナー像を用紙に定着させることにより印刷を行う。
制御回路20はデジタル複合機MFP全体の動作を制御するプロセッサユニット21、このプロセッサユニット21の制御プログラムやデフォルト設定データ等を予め格納するROM22、プロセッサユニット21に対する入力および出力データを一時的に格納するRAM23、並びに様々なデータの入力操作および表示を行う操作パネル24を含む。制御プログラムの一部には、画像処理プログラムがビットマップ形式から他のファイル形式への画像データの変換、PDLフォーマットから印刷イメージ(ラスタイメージ)への印刷データの変換、解像度変換、補正等の画像処理をプロセッサユニット21に行わせるために設けられている。操作パネル24は、例えば図3に示すように例えばメニュー選択キーMD、機能オプション項目選択キーOP、数値入力キーNK、訂正キーCL、スタートキーST、ストップキーSP、プライベートプリントキーPR、その他のキーを含む操作キーKEYと、様々な入力キーに加えて絵やメッセージ等を表示しかつキー入力可能なタッチパネル方式のディスプレイDPとにより構成される。認証機25はICカードまたは指紋によるユーザ認証用にオプションとして設けられる。ここで、操作パネル24および認証機25はユーザインタフェースUIFを構成する。スキャナユニット11、印刷ユニット12、通信ユニット13、プロセッサユニット21、ROM22、RAM23、操作パネル24、および認証機25は制御バスBSにより相互接続される。
また、デジタル複合機MFPでは、少なくともコンポーネンツ13,21,22,23,UIFがプライベート印刷機能としてユーザ認証を必要とする印刷ジョブを印刷ユニット15に対して管理する印刷管理装置を構成する。この管理では、通信ユニット13がユーザ認証を必要とする印刷ジョブをコンピュータCOMから受信する。RAM23は通信ユニット13によって受信された印刷ジョブを格納庫として保持する。ユーザインタフェースUIFはRAM23に保持された印刷ジョブについて認証情報を入力するためにユーザによって操作される。プロセッサユニット21はユーザインタフェースUIFにより入力された認証情報に基いてユーザ認証を行い、このユーザ認証に成功した場合に印刷ジョブを実行する印刷ユニット15の制御を行い、印刷ジョブの実行中に印刷ユニット15で発生した印刷不能なエラーを検出し、このエラーにより中断される印刷ジョブの取扱い設定をユーザインタフェースUIFにより要求し、この要求に従ってユーザインタフェースUIFにより設定された取扱いの処理を印刷ジョブに対して行うよう。
認証機25が設けられていない場合には、ユーザはコンピュータ側でプライベートプリント機能を選択して認証用パスワードを設定した印刷ジョブをデジタル複合機MFPに送信することにより印刷要求を行い、この後デジタル複合機MFPの前まで移動し、図3に示すデジタル複合機MFPの操作パネル24でさらに認証用パスワードの入力操作を行い、パスワード照合によるユーザ認証の成功を条件に印刷ジョブの実行を開始させる。
他方、認証機25が設けられている場合には、基準認証情報がROM22に予め登録される。ユーザはコンピュータ側でプライベートプリント機能を選択して印刷ジョブをデジタル複合機MFPに送信することにより印刷要求を行い、この後デジタル複合機MFPの前まで移動し、デジタル複合機MFPの認証機25でユーザのICカードまたは指紋から得られる認証情報の入力操作を行い、この認証情報と基準認証情報との照合によるユーザ認証の成功を条件に印刷ジョブの実行を開始させる。
図4はこのデジタル複合機MFPの動作を概略的に示す。デジタル複合機MFPの動作が開始されると、ステップS1でプロセッサユニット21がコンピュータCOMからの印刷要求として印刷ジョブを受信したかチェックし、ステップS2で受信印刷ジョブがプライベートプリントジョブであるかチェックする。プライベートプリントジョブでなければ、ステップS3でプロセッサユニット21が通常プリント処理を行うように印刷ユニット12を制御する。他方、プライベートプリントジョブであれば、ステップS4でプロセッサユニット21この印刷ジョブをRAM23に設けられる格納庫に保存する。
ステップS1で印刷ジョブが受信されていない場合には、ステップS5でプロセッサユニット21がユーザによって行われるプライベートプリントキーPRの操作をプライベートプリント操作としてチェックする。プロセッサユニット21はプライベートプリント操作が行われているときにステップS6でプライベートプリント処理を行い、プライベートプリント操作が行われていないときにステップS7で他の処理を行う。ステップS1はステップS3,S4,S6,S7の実行に続いて再び実行される。
図5Aから5Cは図4に示すプライベートプリント処理をさらに詳細に示す。このプライベートプリント処理が開始されると、プロセッサユニット21がステップS11でディスプレイDPに認証情報入力画面を表示させる。ユーザはこの認証情報入力画面で認証情報を入力する。これ以降、認証情報がパスワードであるとして説明する。パスワードは認証情報入力画面の一部に例えばキーボードとして表示された入力キーあるいは数値入力キーNKを用いて操作パネル24から入力される。プロセッサユニット21はステップS12で操作パネル24から入力されたパスワードをコンピュータCOM側でプライベート機能の選択に伴ってユーザにより基準認証情報として設定され印刷ジョブに付与されたパスワードと照合し、これらが一致したときにユーザ認証に成功したと判断する。ちなみに、パスワードの不一致が生じても、パスワードの再入力が3度まで許容される。ユーザ認証の失敗は4度目に生じたパスワードの不一致により確定する。ユーザ認証が失敗すると、プライベートプリント処理がここで終了する。このユーザ認証が成功であれば、ステップS13でプロセッサユニット21が認証されたユーザについて格納庫に保存された印刷ジョブの選択画面をディスプレイDPに表示させる。図6はこの印刷ジョブの選択画面の一例を示す。ユーザがこの画面に含まれる印刷ジョブの一覧から所望の印刷ジョブを選択すると、プロセッサユニット21がステップS14で中断された印刷ジョブかチェックする。印刷ジョブが新規のものであれば、プロセッサユニット21がステップS15でこの印刷ジョブを実行するように印刷ユニット12を制御する。
ステップS14で中断された印刷ジョブであることが確認された場合には、プロセッサユニット21がステップS16で印刷開始方式選択画面をディスプレイDPに表示させる。図7はこの印刷開始方式選択画面の一例を示す。この画面では、「全ページの再印刷」および「中断ページから印刷再開」のうちのいずれかを選択できる。プロセッサユニット21はステップS17で「全ページの再印刷」かチェックする。プロセッサユニット21は「全ページの再印刷」の選択が確認された場合にこの印刷ジョブを実行するようにステップS15で印刷ユニット12を制御し、「中断ページから印刷再開」の選択が確認された場合に中断ページからこの印刷ジョブを実行するようにステップS18で印刷ユニット12を制御する。印刷ジョブの実行において、片面印刷は中断ページの先頭から開始され、両面印刷は中断ページの表側先頭から開始される。このような両面印刷の印刷再開位置の設定は、裏側で中断した印刷の再開時に表側の印刷を省略しないために行われる。
印刷ジョブの実行開始後、プロセッサユニット21は印刷ユニット12で発生するトナーエンプティをステップS19でチェックし、印刷ユニット12で発生する用紙エンプティをステップS20でチェックし、ストップキーSPの操作をステップS21でチェックし、さらに印刷ジョブの完了をステップS22でチェックする。トナーエンプティの発生がステップS19で確認されると、プロセッサユニット21がステップS24でトナーエンプティを知らせるトナーエンプティ画面をディスプレイDPに表示させ、続いてステップS26で印刷ジョブの実行を停止させて、この印刷ジョブの取扱い設定画面をさらにディスプレイDPに表示させる。用紙エンプティの発生がステップS20で確認されると、プロセッサユニット21がステップS25で用紙エンプティを知らせる用紙エンプティ画面をディスプレイDPに表示させ、続いてステップS26で印刷ジョブの実行を停止させて、この印刷ジョブの取扱い設定画面をさらにディスプレイDPに表示させる。ストップキーSPの操作がステップS21で確認されると、プロセッサユニット21がステップS26で印刷ジョブの実行を停止させて、この印刷ジョブの取扱い設定画面をさらにディスプレイDPに表示させる。印刷ジョブが完了していないことをステップS22で確認すると、プロセッサユニット21がステップS19〜S20を繰返し実行する。
図8はこの印刷ジョブの取扱い設定画面の一例を示す。この設定画面では、「印刷取消」、「一時保存」、および「待機」のうちのいずれかを選択できる。「印刷取消」はユーザが必要とする印刷物の大部分が既に印刷されているために、最終ページまで印刷する必要がない場合などに利用される。「一時保存」はまだ印刷を継続したいが、デジタル複合機MFPの近傍に用意された予備のトナーや用紙を使い切ってしまったために、その場所を離れなくてはならない場合や、トナーや用紙を補充する時間的な余裕が無い場合に利用される。これらの場合、コンピュータCOM側からの印刷要求は不要であるが、再度プライベートプリントキーPRの操作によりプライベートプリント処理を行う必要がある。「待機」はデジタル複合機MFPの近傍に用意された予備のトナーや用紙により補充を行う場合、予備のトナーや用紙を調達するためにその場所を離れても直に戻れる場合、あるいは他のユーザによる印刷ジョブを禁止する十分な時間的余裕がある場合に利用される。
プロセッサユニット21はステップS27で「印刷取消」の選択が印刷ジョブを取消すために行われたかチェックする。印刷ジョブの完了がステップS22で確認された場合、または印刷ジョブの取消がステップS27で確認された場合、プロセッサユニット21がステップS23で印刷ジョブを格納庫から削除し、プライベートプリント処理を終了する。また、ステップS27で印刷ジョブの取消でないことが確認されると、プロセッサユニット21がステップS28で「一時保存」の選択が再度プライベートキーPRの操作を必要とする保留状態にするために行われたかチェックする。印刷ジョブをこの保留状態にすることがステップS28で確認された場合、プロセッサユニット21が印刷ジョブを格納庫から削除せずにプライベートプリント処理を終了させる。ステップS28で印刷ジョブを保留状態にしないことが確認されると、プロセッサユニット21がこれを「待機」の選択であると見做して、ステップS29で待機中の印刷ジョブの保護設定画面をディスプレイDPに表示させる。ちなみに、待機中の印刷ジョブがある場合には、プライベートプリント処理が継続しているため、他の印刷ジョブは実行されない。
図9はこの待機中の印刷ジョブの保護設定画面の一例を示す。この保護設定画面では、「はい」および「いいえ」のうちのいずれかが選択できる。「はい」が選択されると、ユーザ認証が必要であるという設定が行われる。他方、「いいえ」が選択されると、ユーザ認証が不要であるという設定が行われる。ここで、印刷ジョブの中断が「待機」にあるということは、トナーや用紙の補充によって印刷ジョブを即座に再開させることを前提としたものであるが、この状態で「はい」が選択されると、印刷ジョブの再開時にユーザ認証が必要とされるため、万一、予備のトナーや用紙を調達するために時間を費やしてしまい直に戻れなかったとしてもセキュリティを確保することができる。プロセッサユニット21はステップS30でこのユーザ認証が必要かチェックする。ユーザ認証が必要な場合、プロセッサユニット21がステップS31でスタートキーSTの操作を繰返しチェックする。また、ユーザ認証が不要な場合には、プロセッサユニット21がステップS34でスタートキーSTの操作を繰返しチェックする。いずれの場合でも、スタートキーSTはトナーや用紙の補給により印刷ジョブの中断を継続する理由がなくなった状態で印刷ジョブを再開させるために操作される。
スタートキーSTの操作がステップS31で確認されると、プロセッサユニット21がステップS32でディスプレイDPに認証情報入力画面を表示させる。ユーザはこの認証情報入力画面で認証情報、すなわちパスワードを入力する。パスワードはステップS11の場合と同様に認証情報入力画面の一部に例えばキーボードとして表示された入力キーあるいは数値入力キーNKを用いて操作パネル24から入力される。プロセッサユニット21はステップS33で操作パネル24から入力されたパスワードをコンピュータCOM側でプライベート機能の選択に伴ってユーザにより設定され印刷ジョブに付与されたパスワードと照合し、これらが一致したときにユーザ認証に成功したと判断する。ちなみに、パスワードの不一致が生じても、パスワードの再入力が3度まで許容される。ユーザ認証の失敗は4度目に生じたパスワードの不一致により確定する。ユーザ認証が失敗した場合には、プライベートプリント処理がここで終了する。ユーザ認証が成功した場合、プロセッサユニット21がステップS35で印刷ジョブの実行停止を解除してステップS19に戻る。また、スタートキーSTの操作がステップS31で確認された場合にも、プロセッサユニット21がステップS35で印刷ジョブの実行停止を解除してステップS19に戻る。これにより、印刷ジョブの実行が再開され、ステップS18と同様の形式で中断ページから印刷が再開する。
本実施形態によれば、印刷ジョブの実行中に印刷ユニット12で発生したトナーエンプティや用紙エンプティのような印刷不能なエラーが検出されると、このエラーに伴って中断される印刷ジョブの取扱い設定が要求され、この要求に従って設定された取扱いの処理が印刷ジョブに対して行われる。従って、機密情報に対してより高いセキュリティを確保できる。
尚、上述の実施形態では、認証情報としてパスワードが入力されたが、ユーザを特定可能なICカードや指紋を認証機25から入力してもよい。また、パスワード、ICカード、指紋のうちの少なくとも2つの組み合わせをユーザ認証に利用することも可能である。
また、このデジタル複合機MFPでは、ユーザ認証を必要とする印刷ジョブがユーザ認証に失敗した場合でも格納庫に保持される。しかしながら、プロセッサユニット21はこのような場合に印刷ジョブを格納庫から削除するように構成されてもよい。
さらに、このデジタル複合機MFPでは、トナーエンプティおよび用紙エンプティが印刷不能なエラーとして検出されたが、例えば像担持体のようなトナーや用紙以外の消耗品等の劣化についても印刷不能なエラーとして検出することが好ましい。
加えて、中断された印刷ジョブの取扱い設定画面では、「印刷取消」、「一時保存」、および「待機」が選択可能であったが、プロセッサユニット21はこの印刷ジョブをネットワーク上に存在する他のデジタル複合機MFPに転送するように構成されてもよい。
さらに、上述の実施形態では、中断された印刷ジョブの取扱い設定画面上で「待機」を選択可能としたが、例えばトナーエンプティや用紙エンプティの事象が発生した時に図示しないタイマーを起動させ、その設定時間内に「印刷取消」、「一時保存」の選択がなされなかった場合に自動的に待機状態にする構成にすることにより、「待機」の選択キーを削除することもできる。
また、本実施形態では、印刷ジョブの中断要因として用紙ジャムの発生や印刷中の停電発生であってもよい。
加えて、上述の実施形態では、「待機」から印刷ジョブを再開する際にスタートキーSTの操作を要したが、トナーや用紙の補給により印刷ジョブを自動再開させるものであってもよい。その際、保護設定画面で「はい」が選択され、ユーザ認証が必要であるという設定がなされている場合には、トナーや用紙の補給の操作に応じて認証情報入力画面を表示させるようにしてもよい。
次に印刷システムの第1変形例について説明する。この印刷システムは、ハードウェア構成において図1および図2に示す印刷システムと同様である。上述の実施形態におけるプロセッサユニット21の制御プログラムは、トナーエンプティや用紙エンプティが発生する都度、中断された印刷ジョブの取扱い設定画面をディスプレイDPに表示させ、ユーザに対して「印刷取消」、「一時保存」、および「待機」のうちのいずれかを選択するように促していたが、第1変形例におけるプロセッサユニット21の制御プログラムはその印刷ジョブの取扱いを初期設定情報として事前にデジタル複合機MFPに登録しておくように構成されるものである。
図10は印刷システムの第1変形例においてデジタル複合機MFPによる事前登録の動作を概略的に示したものである。この事前登録動作は、例えば図4に示すステップS7でデジタル複合機MFPの図示しない操作に基づきサービスマンモードに入ったときに行われる。プロセッサユニット21は、ステップS101でトナーエンプティや用紙エンプティの異常を検知した際の印刷ジョブの中断にかかわる取扱い設定モードかチェックし、取扱い設定モードであればステップS102で取扱い設定処理を実行する。ステップS102の取扱い設定処理は、図11に示すように「印刷取消」、「一時保存」、および「待機」のいずれかを選択させる設定画面をデジタル複合機MFPのディスプレイDPに表示し、ユーザはこれらの中から一つを選択できる。ユーザにより選択された取扱いは、「登録」キーを押すことにより、RAM23に初期設定情報として保存される。ステップS101で印刷ジョブの中断にかかわる取扱い設定モードでなければ、その他の設定処理をステップS103で実行し、サービスマンモードを終了する。
図12は図10に示す事前登録に関連して変形されたプライベートプリント処理の要部を示すものである。このプライベートプリント処理は、図5Bに示すステップの一部が図12に示すように変更されることを除いて上述の実施形態のプライベートプリント処理と同様である。図12では、ステップS260およびS262が図5Bに示すステップS26に置き換えられ、ステップS270およびS280が図5Bに示すステップS27およびS28にそれぞれ置き換えられている。
印刷ジョブの実行が図5Aに示すステップS15で開始した後、トナーエンプティの発生がステップS19で検出されるか、もしくは用紙エンプティの発生がステップS20検出された場合、プロセッサユニット21はステップS24でトナーエンプティ画面の表示またはステップS25で用紙エンプティ画面の表示を行い、ステップS260で印刷ジョブの実行を停止させる。続くステップS262では、サービスマンモードで中断された印刷ジョブの取扱い設定として「印刷取消」、「一時保存」、および「待機」のいずれかを選択して登録された初期設定情報をRAM23から読み出す。次に、プロセッサユニット21はステップS270で初期設定情報が「印刷取消」かチェックする。印刷ジョブの完了がステップS22で確認された場合、または「印刷ジョブの取消」がステップS270で確認された場合、プロセッサユニット21がステップS23で印刷ジョブを格納庫から削除し、プライベートプリント処理を終了する。また、ステップS270で印刷ジョブの取消でないことが確認されると、プロセッサユニット21がステップS280で、印刷ジョブを再度プライベートキーPRの操作を必要とする保留状態にするための「一時保存」処理かチェックする。印刷ジョブをこの保留状態にすることがステップS280で確認された場合、プロセッサユニット21が印刷ジョブを格納庫から削除せずにプライベートプリント処理を終了させる。ステップS280で印刷ジョブを保留状態にしないことが確認されると、プロセッサユニット21がこれを「待機」の選択であると見做して、ステップS29で待機中の印刷ジョブの保護設定画面をディスプレイDPに表示させる。このステップS29以降の処理は上述の実施形態で述べた通りである。
以上の通り、第1変形例によれば中断された印刷ジョブの取扱いをデジタル複合機MFPに事前に選択して登録しておくので、ユーザがその都度設定する手間を省くことができる。
尚、上述の第1変形例においては、中断された印刷ジョブの取扱い設定をデジタル複合機MFPのディスプレイDPより登録を行ったが、ネットワーク(LAN)を介して接続されたコンピュータCOM側で設定し、その設定情報をデジタル複合機MFPに送信して登録してもよい。また、デジタル複合機MFPに設けられたウェブ・サービスを利用してコンピュータCOMのウェブ・ページから登録してもよい。
次に印刷システムの第2変形例について説明する。この印刷システムは、ハードウェア構成において図1および図2に示す印刷システムと同様である。第1変形例におけるプロセッサユニット21の制御プログラムは、デジタル複合機MFPに中断された印刷ジョブの取扱いを「印刷取消」、「一時保存」、および「待機」のうちのいずれかを初期設定情報としてデジタル複合機MFPに事前に登録しておくものであったが、第2変形例におけるプロセッサユニット21の制御プログラムは、ネットワーク(LAN)を介して接続されたコンピュータCOMにおいて中断された印刷ジョブの取扱い設定として「印刷取消」、「一時保存」、および「待機」から選択され印刷ジョブに組み込まれる設定情報を抽出してデジタル複合機MFPに登録するように構成されるものである。
図13は、第2変形例においてコンピュータCOM側でユーザにより行われるプリンタドライバ用の印刷設定のシーケンスを示す。また、図14は、図13に示す印刷設定のシーケンスで利用される印刷設定画面を示すものである。ユーザは、ステップS201においてジョブタイプとして「プライベート印刷」を選択する。次にステップS202で「パスワード」を入力する。その後、ステップS203で印刷設定画面の「印刷ジョブ中断時の処理」欄の中から中断された印刷ジョブの取扱いとして「印刷取消」、「一時保存」、および「待機」のうちのいずれかを選択する。
図15は、図14に示す印刷設定画面を利用して組み込まれた設定情報を含みコンピュータCOMから受信されたプライベートプリントジョブの保存動作を示す。この動作は、例えば図1に示すステップS4において行われる。先ず、プロセッサユニット21は、ステップS40で印刷ジョブをRAM23に保存する。ステップS42では、プロセッサユニット21が印刷ジョブ中断時の取扱いに関して「印刷取消」、「一時保存」、および「待機」のうちのいずれかにプリンタドライバで設定された設定情報をRAM23に保存された印刷ジョブから抽出する。次にステップ44でプロセッサユニット21は、この印刷ジョブが中断された時に「印刷取消」、「一時保存」、および「待機」のうちのいずれかの取り扱いを行うために設定情報をRAM23に登録する。
ここで、コンピュータCOMのプリンタドライバで印刷ジョブ中断時の取扱い処理が設定された場合のプライベートプリント処理は、図12で第1変形例について説明した内容と同一であるため、説明は省略するが、本変形例においても中断ジョブが発生した際の処理が「印刷取消」、「一時保存」、および「待機」のいずれがRAM23から読み出されることは第1変形例と同じである。
以上の通り、第2変形例によれば中断された印刷ジョブの取扱いを印刷ジョブの要求時に指定するので、デジタル複合機MFPでの設定操作が不要となる。
本発明の一実施形態に係る印刷システムの構成を概略的に示す図である。 図1に示すデジタル複合機の構成例を示すブロック図である。 図2に示す操作パネルの構成例を示す図である。 図2に示すこのデジタル複合機の動作を概略的に示すフローチャートである。 図4に示すプライベートプリント処理をさらに詳細に示すフローチャートである。 図4に示すプライベートプリント処理をさらに詳細に示すフローチャートである。 図4に示すプライベートプリント処理をさらに詳細に示すフローチャートである。 図5Aから5Cに示すプライベートプリント処理で表示される印刷ジョブの選択画面の一例を示す図である。 図4に示すプライベートプリント処理で表示される印刷開始方式選択画面の一例を示す図である。 図4に示すプライベートプリント処理で表示される印刷ジョブの取扱い設定画面の一例を示す図である。 図4に示すプライベートプリント処理で表示される待機中の印刷ジョブの保護設定画面の一例を示す図である。 印刷システムの第1変形例においてデジタル複合機によって行われる事前登録の動作を概略的に示すフローチャートである。 図10に示す取扱い設定処理で表示される印刷ジョブの取扱い設定画面の一例を示す図である。 図10に示す事前登録に関連して変形されたプライベートプリント処理の要部を示すフローチャートである。 印刷システムの第2変形例においてコンピュータCOM側でユーザによりに行われるプリンタドライバ用の印刷設定のシーケンスを示す図である。 図13に示す印刷設定のシーケンスで利用される印刷設定画面を示す図である。 図14に示す印刷設定画面を利用して組み込まれた設定情報を含みコンピュータから受信されたプライベートプリントジョブの保存動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10…機能実行部、11…スキャナユニット、12…印刷ユニット、13…通信ユニット、20…制御回路、21…プロセッサユニット、22…ROM、23…RAM、24…操作パネル、25…認証機、MFP…デジタル複合機、COM…コンピュータ、UIF…ユーザインタフェース。

Claims (10)

  1. 印刷ユニットと、
    ユーザ認証を必要とする印刷ジョブを受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された印刷ジョブを保持するメモリ部と、
    前記メモリ部に保持された前記印刷ジョブについて認証情報を入力するユーザインタフェースと、
    前記印刷ユニットで印刷ジョブの実行中に発生した印刷不能なエラーを検出し、このエラーにより中断される前記印刷ジョブの取扱いを設定し、前記メモリ部に保持された印刷ジョブの実行時、前記ユーザインタフェースにより入力された認証情報に基いてユーザ認証を行い、このユーザ認証に成功した場合に印刷ジョブを実行し、印刷ジョブの実行中に印刷不能なエラーを検出した場合、前記設定された取扱いの処理を前記印刷ジョブに対して行う制御部とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記エラーにより中断される前記印刷ジョブの取扱いの設定を前記ユーザインタフェースにより行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記エラーにより中断される前記印刷ジョブの取扱いの設定を予め印刷装置に設定しておくことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記エラーにより中断される前記印刷ジョブの取扱いの設定を前記受信部によって受信された印刷ジョブに基づいて行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 前記制御部は前記印刷ユニットの消耗品切れを前記印刷不能なエラーとして検出するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  6. 前記制御部は前記中断された前記印刷ジョブを前記メモリ部に残すか否かを前記印刷ジョブの取扱い設定として選択させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  7. 前記制御部は前記メモリ部に残された前記印刷ジョブの実行を再開するためにエラー解消後に認証情報の入力を要求するように構成されることを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
  8. 前記ユーザ認証は、パスワード、ICカード、および指紋のうちの少なくとも1つを前記認証情報として参照して行われることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  9. ユーザ認証を必要とする印刷ジョブを受信し、
    前記受信された印刷ジョブをメモリ部に保持し、
    前記メモリ部に保持された前記印刷ジョブに対してユーザインタフェースを用いて入力されるユーザ認証情報に基いてユーザ認証を行い、
    このユーザ認証に成功した場合に前記印刷ジョブを実行し、
    前記メモリ部に保持された印刷ジョブの実行中に発生した印刷不能のエラーを検出し、
    このエラーにより中断される印刷ジョブの取扱いを設定し、
    前記印刷ジョブの実行中に印刷不能なエラーを検出した場合、前記設定された取扱いの処理を前記印刷ジョブに対して行うことを特徴とする印刷方法。
  10. 印刷装置と、
    ユーザ認証を必要とする印刷ジョブを通信回線を介して前記印刷装置に送信する印刷要求装置とを備え、
    前記印刷装置は
    印刷ユニット、
    前記印刷要求装置からの印刷ジョブを受信する受信部、
    前記受信部によって受信された印刷ジョブを保持するメモリ部、
    前記メモリ部に保持された前記印刷ジョブについて認証情報を入力するユーザインタフェース、および
    前記印刷ユニットで印刷ジョブの実行中に発生した印刷不能なエラーを検出し、このエラーにより中断される前記印刷ジョブの取扱いを設定し、前記メモリ部に保持された印刷ジョブの実行時、前記ユーザインタフェースにより入力された認証情報に基いてユーザ認証を行い、このユーザ認証に成功した場合に印刷ジョブを実行し、前記印刷ジョブの実行中に印刷不能なエラーを検出した場合、前記設定された取扱いの処理を前記印刷ジョブに対して行う制御部を含むことを特徴とする印刷システム。
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