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JP2009025277A - 漏洩水流検出器による地下タンク漏洩検査の方法。 - Google Patents

漏洩水流検出器による地下タンク漏洩検査の方法。 Download PDF

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JP2009025277A
JP2009025277A JP2007211131A JP2007211131A JP2009025277A JP 2009025277 A JP2009025277 A JP 2009025277A JP 2007211131 A JP2007211131 A JP 2007211131A JP 2007211131 A JP2007211131 A JP 2007211131A JP 2009025277 A JP2009025277 A JP 2009025277A
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water
tank container
inspection
leak
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JP2007211131A
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Kengo Yoshida
健吾 吉田
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Abstract

【課題】大地中に埋設された貯蔵タンク周囲の水、又は、空気のいずれが存在する場合でも、当初は簡易で40分程度の検査時間でも良く、早急に実現できる方法が求めらている。早急な理由は、従来技術では、タンク容器一個に付き80分から180分以上の検査時間が必要であり、複数の地下タンクの検査が完了する迄のガソリンスタンドの営業が停止する時間を短縮する事が早急に要求されている。
【解決手段】減圧により漏洩孔より水が浸入し続ける場合は、タンク容器に収容される油液体の下方にゆるやかな水流として水は侵入し続ける。このゆるやかな水の侵入移動、水流を検出できる機能の漏洩水流検出器を用いる方法で課題を解決できる。水流検出器は簡易な方法であれば早急に実現が可能で、付随する機械的構造を多少複雑にする等、逐次、検査時間を更に短縮できる高性能な物へと進化が可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガソリンスタンドの地下に埋設される危険物貯蔵タンク容器の法定で定める漏洩検査の方法に関するものである。
特許公開2005−265469号広報は、容器内部の気圧を減圧する事で、容器に収容される油液中に空気が進入した場合、気泡が破裂する時に発生する振動を、加速度センサーで検出する方法であるが、気泡が破裂する振動の大きさと漏洩孔の大きさの直接的な関係が薄い欠点があり、その欠点を解決するため、特許公開2006−29835号広報では、音響センサーで空気振動を検出する方法が採用されています。
しかし、大地中に埋設されたタンク容器の漏洩孔周辺に雨水や地下水が滞留する場合は、漏洩孔から水が進入するのですが、進入する水の振動や水流を検出する事は、両者いずれの方法でも不可能であり、又、気泡による破裂は起こり得ないので、測定や検査が不可能となる問題が残されています。
従って、法定で定める漏洩検査に於いては、上記のいずれかの方法と同時に、タンク容器内の水位の上昇を検出する方法を別途、義務付けた方法のみが認可されています。
しかし、水位の上昇を検出をする方法は、タンク容器一個に付き80分から180分以上の検査時間を必要とし、複数の地下タンクの検査が完了するまでの時間が更に長くなるが、その間、ガソリンスタンドの営業の停止する必要がある問題が発生しています。
そのため、短時間でも検査が可能な方法によるガソリンスタンド地下タンク容器の漏洩検査方法が求められています。
特開2005−265469号広報 特開2006−29835号広報
大地中に埋設されたタンク容器の漏洩孔周辺に、雨水や地下水が滞留する場合は、水が容器内に浸入する時の流入音などの振動の発生、及び、伝播がしにくく、従来技術の振動を検出する原理による加速度センサー方式や音響センサー方式では、漏洩孔の検出は不可能である事から、タンク容器内の水位の上昇を検出する方法と併用する方法のみが認可されています。
しかし、水位の上昇検出には、タンク容器一個に付き80分から180分以上の検査時間が必要であり、複数の地下タンクの検査が完了する迄のガソリンスタンドの営業が停止する時間を短縮する事が早急に要求されています。
従って当初は簡易で低性能な40分程度の検査時間でも、早急に実現できる方法で良く、将来、機構を多少複雑にすれば、検査時間を更に短縮が期待できる方法であれば、更に良い。
タンク容器内部の上方の空気が存在する気相部を減圧した場合でも、漏洩孔が存在しなければ、地下に埋設され、密封されている大型タンク容器に収容される液体中に水流は起こり得ず、液体は静止し、液体中の圧力差は無く、極めて安定状態である。
一方、一定の値に減圧する事により漏洩孔より水が浸入し続ける場合は、タンク容器内部のガソリンなど油液体の下方にゆるやかな水流として水は侵入しながら、移動し続ける。
このゆるやかな水の侵入移動、ゆるやかな水流を検出する機能の水流検出器を用いる方法で課題を解決できる。
簡易で低性能な物でも早急に実現できる方法が求められているので、当初は低性能であっても、水流検出器に付随する機械機構を多少複雑にするなどで高性能の物へと容易に進化が可能であり、逐次、検査時間を更に短縮可能となる。
大地中に埋設された貯蔵タンク周囲の水、又は、空気のいずれが存在する場合でも、検査できるガソリンスタンド地下タンク容器の漏洩検査の方法は、当初は簡易で低性能な40分程度の時間でも良く、早急に実現できる方法が求めらているので、当初は早急に可能な方法から実現するが、水流検出器に付随する機械的構造を多少複雑にすれば高性能の物へと進化が可能であり、逐次、検査時間を更に短縮可能である。
早急な理由は、タンク容器一個に付き80分から180分以上の検査時間が必要であり、複数の地下タンクの検査が完了する迄のガソリンスタンドの営業が停止する時間を短縮する事が早急に要求されているからである。
タンク容器内部の上方の空気が存在する気相部を一定値に減圧した場合でも、漏洩孔が存在しなければ、地下に埋設され、密封されている大型タンク容器に収容される液体中に水流は起こり得ず、液体は静止し、液体中の圧力差は無く、極めて安定状態である。
一方、漏洩孔より水が浸入し続ける場合は、タンク容器に収容されるガソリンなどの油液より重い水は、油液の下方にゆるやかな水流として移動し続ける。
このゆるやかな水の移動、ゆるやかな水流を検出する機能の漏洩水流検出器1を用て、地下タンクの漏洩孔の有無を判定する漏洩検査方法であり、図1は、実施例に於ける最良の形態である。
以下に、漏洩水流検出器の動作と実施例を説明する。
油液の中に水が浸入して行く様子の明細は、タンク容器内を一定値に減圧する事で、微小な漏洩孔から進入し続ける水は、当初、疎密波としての圧力振動をもった水流であるが、じょじょにゆるやかな圧力振動を伴た疎密波の水流となり、タンク容器内部のガソリンなどの油液より重い水は、油液の下方にゆるやかな水流として水は侵入、油液を押し広げながら移動し続ける。
この時の圧力変化の様子の明細は、水流の進行方向の前面である水と、後面の油液では、僅かな圧力差(重量差、重力差)を生じながら、油液を押し広げるように、油液体中に水がゆるやかに浸入して行く。
同時に、漏洩孔から進入した水は疎密波としてのゆるやかな圧力振動を伴うので、水流の前面は、圧力値が高く、僅かな振動を伴い、後面は圧力値が低く振動は少ない。
減圧器を停止させ、大気圧に開放すれば、漏洩孔からの水の浸入は停止し、全てのセンサーの圧力値は、静止し、同じ値であり、各センサーの圧力値出力に差が生じる事は無い。
図2は、複数の高感度圧力センサー9を多数用いて、放射状に配置した漏洩水流検出器の例の上面図であり、それぞれの位置で得られる圧力の差を求める事で、ゆるやかな水の移動、ゆるやかな水流であっても、上記に説明した様な原理で、漏洩孔の有無を検出できる。
又、空気が進入した場合の為に、従来技術の漏洩空気振動検出器2を併用するが、空気振動の検出は、数分程度の検査時間で充分であるので、問題が無い。
当初は簡易で低性能な物でも早急に実現できる方法が求められているので、図3は、筒状の水流検出器外郭1の周囲に、放射状に高感度圧力センサー9を配置した漏洩水流検出器の例の側面図であり、減圧を停止し大気圧時に安定させた時の各センサーの圧力値分布と、所定の減圧時に安定させた時の圧力値分布との測定を複数回繰り返して測定し、それぞれの状態の各センサーの圧力値分布を比較する事で、漏洩孔の有無を検出できる。
今後、更に高感度の圧力センサーの開発や、更に多くの圧力センサーを配置する機械構造、例えば、雨傘の骨組構造の先端部に圧力センサーを取り付ける等を実用化する事で、放射状のセンサーの距離間が増す事から圧力差が向上するなど、逐次、検査時間を更に短縮する事が可能である。
図4は、現行の法定で認可されている方法に適合さる為に、本発明の方法に、従来技術の水位の上昇検出手段10を追加した実施例であり、本発明の方法が法定で新たに認可される迄の期間は従来方法で検査し、本発明の方法の性能評価と実績を深める目的のものである。
実施例に於ける最良の形態で、漏洩水流検出器を用いた地下タンクの漏洩孔の有無を判定する検査方法である。 複数の高感度圧力センサーを放射状に配置した漏洩水流検出器の例の上面図である。 筒状の水流検出器外郭の周囲に、放射状に高感度圧力センサーを配置した簡易な漏洩水流検出器の例の側面図である。 現行の法定で認可されている方法に適合させる目的で、本発明の方法に一時的に、従来技術の水位上昇検出手段を追加した実施例である。
符号の説明
1 漏洩水流検出器
2 漏洩空気振動検出器
3 電気処理部
(漏洩信号の演算処理、測定データー表示、出力機能を含む)
4 減圧手段
5 被測定物である地下タンク容器
6 地下タンク容器の外郭
7 漏洩孔
8 水流
9 高感度圧力センサー
10 水位上昇検出手段

Claims (2)

  1. 図1のように、ガソリンスタンドに埋設される被測定物である地下タンク容器5の外郭6に存在する漏洩孔7より、タンク容器の内部に流入する水流8を検出する機能を有した漏洩水流検出器1を用いる特徴と、漏洩孔の測定検査時間を60分以内で完了する特徴を有し、タンク容器5の内部に水位上昇測定機能の設置を必要としない特徴とを併せ有し、漏洩孔から空気が流入する時の振動を検出する機能を有した漏洩空気振動検出器2と、漏洩信号の演算処理、測定データー表示、出力機能を含む電気処理部3と、減圧手段4が付随した方法によるガソリンスタンドの地下タンク容器の漏洩検査機。
  2. 請求項1に、現行の法定で認可されている方法に適合さる目的で、図4のように、水位上昇検出手段10を一時的に付加したガソリンスタンドの地下タンク容器の漏洩検査機。
JP2007211131A 2007-07-18 2007-07-18 漏洩水流検出器による地下タンク漏洩検査の方法。 Pending JP2009025277A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017198576A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 株式会社工技研究所 地下タンクの漏洩検査装置及び検査方法
JP2023158327A (ja) * 2022-04-18 2023-10-30 株式会社タツノ 地下貯蔵タンクの漏えい試験装置及び試験方法

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