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JP2008520878A - 直線運動を回転運動に変換するパワー伝達機構 - Google Patents

直線運動を回転運動に変換するパワー伝達機構 Download PDF

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JP2008520878A JP2007541651A JP2007541651A JP2008520878A JP 2008520878 A JP2008520878 A JP 2008520878A JP 2007541651 A JP2007541651 A JP 2007541651A JP 2007541651 A JP2007541651 A JP 2007541651A JP 2008520878 A JP2008520878 A JP 2008520878A
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Abstract

【課題】本発明は直線運動と回転運動とを変換する立体カムパワー伝達機構に関し、ピストンや筒孔などを設置しなくてもローラー軸の往復運動と内腔溝カムの回転運動を変換する伝達機構を提供することを目的とする。
【解決手段】カムボックス15内に内装された内腔溝カム6の上部にある1つのローラー軸16の各外端付近にローラーが設置され、内腔溝カム6の溝内円周カム輪郭を沿って転動する。ガイドローラー或いはスライダー27が、ローラー軸16のシリンダ本体1の下端に軸方向に設けた固定レール4に対応する位置に設置され、固定レール4内に上下運動する。本発明は、ガソリン、ディーゼル、燃気内燃機関、スターリング外燃機関、気圧モーター、油圧モーターなどの原動機、又はガス、液体を運搬するポンプ、圧縮機などのパワー伝達機構、或いはその他の運動変換が必要とする分野に適用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構に関し、具体的に、ローラー軸の平行的往復運動を内腔溝カムの回転運動へ変換する機構に関し、さらに具体的に、ピストンの往復運動を内腔溝カムの回転運動へ変換するパワー伝達機構に関する。
特許文献1によりカム式ピストン内燃機関が1994年12月28日に公開された。図1、図4及び図5に示すように、ピン軸(ローラー軸)は立体内接カムのカム溝内にその一端が自由に支持される片持ち梁であり、その他端のバランスを取るため、ピストンを他端の支点となるように設置しなければならない。そのため、ピストンがシリンダ壁に横方向の応力を与え、ピストンとシリンダの使用寿命に悪影響を及ぼす。また、カムの上部円周の輪郭の下向けの投影と、上部円周のカム輪郭と完全に一致するため、ピン軸ベアリングが円周カム輪郭溝内の一側から他の一側へ渡って衝撃を与えるとき、ローラーに逆方向のトルクが起こり、渡る点付近に厳重な摩耗を起こす。なお、このカム式ピストン内燃機関には、ローラーの交換又は取付けが不便であり、シングルシリンダ式内燃機関の設計に不適であり、またはシリンダの本数を組み合わせることにより簡単にマルティシリンダ式内燃機関を設計することができないなどの問題点がある。
CN1096851A
本発明は、多種類のローラー軸の各外端付近に、内腔溝カムの円周溝内に位置するローラーが装着され、少なくとも両端が自由に支持される非片持ち梁構造を有するローラー軸を備えるパワー伝達機構を提供する。ピストン(直動ロッド)とシリンダ(ガイド孔)が設置されないとき、ローラー軸の平行的往復運動と内腔溝カムの回転運動との変換を実現できる。従って、シリンダとピストンが設置される時、確実にシリンダ壁に横方向の応力を与えず、ローラー軸の外端付近にカム溝内に位置するローラーの回転方向が一定に保持され、かつカム溝内への取り付けが簡単に実現できるパワー伝達機構を提供することを課題とする。内燃機関、コンプレッサ、ポンプ、気動機などの運動変換が必要とする領域に適用する。
本発明の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構は、図1に示すように、単純な回転運動部件となる内腔溝カムと、ローラー軸16と、ガイドローラーまたはスライダー27と、メインローラー9とサブローラー37とを含む往復運動ユニットと、カム支持体(カムボックス)15と蓋体1と固定レール4とを含む固定部件支持体と、を備える。カムボックス15には内腔溝カムが内装され、その上の蓋体1がカムボックス15を閉じれるようにカムボックス15に固着される。メインローラー9とサブローラー37はカムボックス15内に設けられる1つのローラー軸16の外端付近に装着され、内腔溝カムの溝の内部円周のカム輪郭に沿って転動するため、このローラー軸は少なくとも両端が自由に支持される非片持ち梁のバランスのとれた構造となる。ローラー軸16上蓋体1の下端に軸方向に設けられた固定レース4に対応する位置に、ガイドローラー或いはスライダー27は固定レース4内上下方向に転動又は摺動可能に設置される。
図1aに示すように、前記ローラー軸にピストンロッド(直動ロッド)2aを取り付け、或いはピストンロッド(直動ロッド)2aの上端に蓋体(シリンダ本体)1に設置されたガイド孔(筒孔)2内に上下運動する短いピストン2が取り付けることができる。シリンダケース1に蓋体28が設置されることにより、筒孔2を密封しキャビティに形成する。
図2a、図2b及び図2cに示すように、本発明の前記内腔溝カムの一端は出力支持端であり、他端はコラム状の内部空間を有し、この内部空間内に同様な幅を有し、少なくとも二つの山二つの谷を有する波形の貫通する起伏状の溝が形成される。また、ローラー軸のローラーが簡単にカム溝内に装入できるように、内腔溝カムの上部円周のカム輪郭7には少なくとも二つの切欠きがある。
図2cに示すように、本発明の前記内腔溝カムは、その下端部が出力支持端であり、出力軸を有するフランジに固定され、その上端が少なくとも二つの山二つの谷を有する波形の端面を有し、内部空間を有する円周にその上端と同様の少なくとも二つの山二つの谷を有する波形の貫通溝が設置され、その上部円周のカム輪郭7にはローラー軸のローラーが内腔溝カムの溝内に簡単に装入できるように少なくとも二つの切欠き12が形成される構造である。
前記内腔溝カムは、図2a及び図2bに示すように、一つの円周カム輪郭が同様な少なくとも二つの山二つの谷を有する波形の端面カム46(下部円周カム輪郭8になる)と、一つの端面カム46に対応するように、円周カム輪郭が同様な少なくとも二つの山二つの谷を有する波形で、かつ少なくとも二つの切欠き12を有する内フランジカム3(上部円周カム輪郭7になる)とを組み合わせ固定されることにより形成されてもよい。この内フランジカム3が金型を利用し、力を与えて成形されてもよい。
分解しなくても簡単にローラーを交換するため、図2aに示すように、内腔溝カムの溝内側に少なくとも一つ外部と連通する孔22が形成され、或いは、図1、図2b及び図4に示すように、前記切欠き12が上部円周のカム輪郭7から下部円周のカム輪郭まで延びるように形成される。前記切欠き12のすべては、図1、図2b及び図4に示すように、下死点(下ストップ)に設置され、または、図4cに示すように、上死点(上ストップ)に設置され、その幅が少なくともローラーの直径と同一である。
本発明の前記内腔溝カムの上部円周カム輪郭7の工作曲面の下向けの投影が下部円周カム輪郭8の工作曲面と重畳しない又は部分的に重畳する。図9に示すように、前記内腔溝カムは、内向けに傾斜する上部円周カム輪郭7または下部円周カム輪郭8を有する。本発明の内腔溝カムの円周カム輪郭の曲面の上がり曲線及び/または下がり曲線の最大圧力角が40°〜80°の範囲に設定される。
図6a及び図6dに示すように、前記ピストンロッド5aは単脚或いは多脚の構造となる。図6及び図6eに示すように、ピストン5とピストンロッド5aとが固着された後ボルト23とピストン5の間を密封するため、ボルト23のピストン2の上端面と接触する下端面には高さが1mm以内である環状フランジ79が突設される。
本発明の前記シリンダケース1の筒孔(ガイド孔)2は、図1に示すように、内腔溝カムと同軸に設置されてもよく、図7aないし図7fに示すように、内腔溝カムの軸線を円心とする1本の円周線50または2本の円周線50、51に、円周の二等分線ないし五等分線とが交差する箇所に設置されてもよい。筒孔2にはピストンからの横方向の力を受けないため、その表面にセラミックを使ってもよい。
本発明の前記ローラー軸は中心から円周方向に同様な角度を隔てて複数の軸段部を設置するものであり、その中心に、図5a〜図5dと図7a〜図7fに示すように、貫通孔55が設置されてもよい。このローラー軸のローラーが設置された位置以内の軸段部の断面が、矩形或いはエ字形に形成され、その材料がスチール、または軽く高強度のアルミニウム、チタン金属合金或いはカーボンファイバーまたはその他の非金属材料を含む材質で、往復運動の慣性を減軽する。
図8、図8a及び図8bに示すように、ピストンロッドがヒンジで前記ローラー軸に装着され、ピストンロッド5aが装着された位置に側孔17が設けられる。図6b2、図8に示すように、門字形の下部を有するピストンロッド5a2bがピン軸54によりローラー軸の側孔17に取付けられ、或いは、係止部とピン軸54によりピストンロッドがローラー軸16から脱落されないように、またはストンロッドの上端がローラー軸に軸方向平面に小幅に揺れ動くように、円弧下端を有する単脚ピストンロッド5aと円弧凹溝80を有するローラー軸とが配合して取り付ける。なお、剛性固定することによりピストンロッドを取り付けてもよい。
本発明の前記ローラー軸は二つの山二つの谷或いは四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6、6bに合わせるのが直ローラー軸16であり、三つの山三つの谷を有する波形の内腔溝カム6aに合わせるのが三脚ローラー軸16aであり、四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6bに合わせるのが四脚ローラー軸16bであり、五つの山五つの谷を有する波形の内腔溝カムに合わせるのが五脚ローラー軸16cである。
本発明の前記メインローラー9及び/またはサブローラー37の外表面は、図9に示すように、前記内腔溝カムの内向けに傾斜する上部円周カム輪郭7及び/又は下部円周カム輪郭8に合わせるように、円柱形または錐形に形成される。これは、尖縁効果を減軽しまたメインローラーとサブローラーが内腔溝カムの溝内における間隔を調整できるためである。前記メインローラー9は常に下部円周カム輪郭8に接触し、上部円周カム輪郭7に接触しない。前記サブローラー37は常に上部円周カム輪郭7に接触し、下部円周カム輪郭8に接触しない。そのため、メインローラー9とサブローラー37は、ピストンロッドユニットにおいて上下方向に往復運動するとき、逆方向のトルクが発生しない。メインローラー9とサブローラー37が同軸に設置しなくてもよく、ローラー軸との間に、荷重の受ける能力を向上するため、円柱ローラーからなるころ軸受或いは摺動軸受が使用される。
前記内腔溝カムとローラーはスチーム製であり、鋳造或いは冷加工などによる製造される。各対向する転動面の少なくとも一箇所或いは数箇所には浸炭処理或いは浸炭窒化処理の温度で浸炭或いは浸炭窒化の処理が行われ、表面層のオーステナイト粒子の大きさが10以上となり、オーステナイト結晶が十分微細になる。これにより、その内部から始まる割れなどの発生を抑制し、疲労寿命を延長させる。次に、前記浸炭或いは浸炭窒化の温度よりも低い790°〜830°の温度範囲内表面焼入れ処理が行われ、各対向する転動表面に少なくとも500Mpaの残留応力と少なくとも2650Mpaの断裂応力を発生させ、製品の使用寿命を延長させる。
本発明の前記ガイドローラー又はスライダー27は、図10a及び図10bに示すように、中にローラー軸が挿入できる貫通孔55を有し、該貫通孔55は、ローラー軸のスライダーが装着された位置の断面輪郭と類似な形状がある。スライダー27は金属製(低炭素スチール、低炭素合金スチール、アルミニウム合金など、その摺動面が浸炭或いは浸炭窒化硬化層或いはセラミックコーティングである)であり、或いはセラミック製であり、耐磨性を向上させ、使用寿命を延長させる。
本発明の前記固定レース4は、図7a〜図7fに示すように、シリンダケース1の下端部に内腔溝カムの軸線を中心として円周を二等分ないし五等分する箇所に軸方向に2〜5本が設置され、両面(双面)のものである。固定レースの外縁部に、ローラー軸の軸方向の動きを制限するように位置決め突出部4cが設置される。前記固定レール面4a、4bが固定レール座4dから着脱できる金属製品であり、例えば、炭素スチール、合金スチールなどであり、その摺動面が浸炭或いは浸炭窒化硬層或いはセラミックコーティングであり、或いは非金属、例えば陶磁製品であり、使用寿命を延長させる。
この筒孔2と、下端部に軸方向円周に設置される固定レール4dとを有する前記シリンダケース1は一体構造であるか、或いは、筒孔2を有する上部1aと下端部に軸方向円周に設置される固定レール4dを有する下部1bをボルトにより連結し固着される構造である。
本発明の前記内腔溝カムのパワー伝達機構には前記の三つの山三つの谷を有する波形の内腔溝カム6aを使用し、それに対応するように、筒孔2は内腔溝カムと同軸に設置された単筒孔か、或いは、2本の円周環状線50、51と円周の三等分線25とが交差する6箇所に設置された6つの筒孔2である。図6c、図15に示すように、1つの筒孔或いは6つの筒孔であるとき、対応するピストンに固定されるピストンロッド5aの下端部が均一に1つの三脚ローラー軸16aの3つの軸段16a1に取り付けられる。メインローラー9とサブローラー37が三脚ローラー軸16aの3つの軸段外端付近に設置され、内腔溝カム6aの溝内に装着されることで、ローラー軸は3箇所が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成され、ピストンがシリンダ壁に横方向の応力を与えない。ローラー軸16aの3つの軸段に、3つのガイドレールと対応する位置に、3つのガイドレールに嵌合するように3つのガイドローラー又はスライダー27が設置されることにより、内腔溝カム6aを回動させる反対力は、3つのガイドローラー又はスライダー27を介して3本の固定レール4の表面に作用する。
本発明の筒孔2は、前記内腔溝カムのパワー伝達機構が前記四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6bを使用するとき、図7bに示すように、内腔溝カムの軸線を中心とした円周環状線50、51と円周の四等分線34とが交差する4箇所に4つ設置されてもよいし、図7eに示すように、2本の円周環状線50、51と四等分線34とが交差する8箇所に8つ設置されてもよい。4つの筒孔或いは8つの筒孔2内に、ピストン5に固定される4本或いは8本のピストンロッド5aの下部支脚が均一に1つの四脚ローラー軸16bの4つの軸段16b1に取り付けられる。四脚ローラー軸16bの四つの軸段外端付近に、内腔溝カム6bの溝内を摺動する4つのメインローラー9と4つのサブローラー37が装着され、4箇所が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成され、ピストンがシリンダ壁に横方向の応力を作用しない。図14、図16に示すように、4つのガイドローラー又はスライダー27は、四脚ローラー軸16bの4つの軸段のシリンダケース1の下端部円周四等分箇所に軸方向に設置された4本の固定レール4に対応する位置に設置され、かつ4本の固定レール4内に位置させることで、内腔溝カム6bを回動させる反対力は4つのガイドローラー又はスライダー27を介して4本の固定レール4の表面に作用する。
本発明の前記内腔溝カムのパワー伝達機構は、前記五つの山五つの谷を有する波形の内腔溝カム6bを使用してもよい。図7fに示すように、これと対応するように、2本の円周環状線50、51と円周の五等分線68とが交差する10箇所に設置された10個の筒孔2を設けてもよい。10個の筒孔2にピストンに固定される10本のピストンロッド5aの下部支脚が均一に1つの五脚ローラー軸16cの5つの軸段16c1に取付けられる。5つのメインローラー9と5つのサブローラー37が四脚ローラー軸16cの5つの軸段外端付近かつ五つの山五つの谷を有する波形の内腔溝カム6bの溝内に装着されて、該ローラー軸は5箇所が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成され、ピストンがシリンダ壁に横方向の応力を作用しない。5つのガイドレール又はスライダー27が五脚ローラー軸16cの5つの軸段それぞれとシリンダ本体1の下端円周五等分箇所に軸方向に設置された5本の固定レール4に対応する位置にかつ5本の固定レール4内に設置されており、内腔溝カム6bを回動させる反対力は5つのガイドレール又はスライダー27を通じて5本の固定レール4の面に作用する。
本発明の前記内腔溝カムのパワー伝達機構は、二つの山二つの谷を有する波形の内腔溝カム6を使用して一周に回転する時、往復運動ユニット(ピストンロッド5、メインローラー9、サブローラー37、ローラー軸16、ガイドレール又はスライダー27)が上下方向に4回往復運動し、三つの山三つの谷を有する波形の内腔溝カム6を使用して一周に回転する時、往復運動ユニットが上下方向に6回往復運動し、四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6bを使用して一周に回転する時、往復運動ユニットが上下方向に8回往復運動する。
本発明によれば、シリンダとピストンを設置する必要がなくても、ローラー軸の往復運動と内腔溝カムの回転運動とを変換させることが可能であり、かつ、構造が簡単になる。ピストンを取り付けてもシリンダ壁に横方向の応力を作用せず、ピストンとシリンダの使用寿命を延長させる。ピストンが楕円形に設けれなくてもよく、短く設計でき、プロセスが簡単になる。ローラーには逆方向のトルクを発生せず、ローラーの使用寿命を延長させる。分解しなくてもメインローラーとサブローラーを簡単に交換でき、修理しやすくなり、メンテナンスを効率よくできる。内燃機関、外燃機関、気圧、油圧モーター或いはポンプの運動変換のパワー伝達機構として広い領域に適用する。
実施例1
図21に示すように、内腔溝カムパワー伝達機構により形成された単筒2サイクル内燃機関は、一つの内腔溝カム6、シリンダ蓋体28、一つの筒孔2と排気口63と掃気口26が設置されたシリンダ本体1、一つのピストン5及びピストンロッド5a2a、二つのメインローラー9、二つのサブローラー37、二つのガイドローラー或いはスライダー37、1本のローラー軸16、2本の固定レール4、吸気口62、カムボックス15を備える。カムボックス15に内腔溝カムが内装される。その上部にシリンダ蓋体28が装着され、それと同軸に設置されたの筒孔2を有するシリンダ本体1がカムボックス15に固着されている。筒孔2内にピストン5に固定されるピストンロッド5a2aの下部に1本のローラー軸16が垂直に取付けられ、二つのメインローラー9と二つのサブローラー37はローラー軸16の両端付近に内腔溝カム6の円周カム輪郭に対応する位置に装着され、内腔溝カム6上部円周カム輪郭の二つの切欠き12から溝内に装入され円周カム輪郭を転動することにより、該ローラー軸は両端が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成される。二つのガイドレール又はスライダー27が、ローラー軸16のシリンダ本体1の下端部円周の二等分箇所に軸方向に設置された2本の固定レール4に対応するする位置に設置され、2本の固定レール4内に上下方向に転動または摺動する。カムボックス15の側面に吸気口50とリング弁44が設置され、シリンダ孔2の壁に排気口19及びカムボックス15と連通する掃気口26が設置されている。
実施例2
図11に示すように、内腔溝カムパワー伝達機構により形成された単筒4サイクル内燃機関は内腔溝カム6、バルブと動弁機構カム軸など動弁機構の一部が装着されたシリンダ蓋体28、一つの筒孔2が設置されたシリンダ本体1、一つのピストン5及びピストンロッド5a2a、二つのメインローラー9、二つのサブローラー37、二つのガイドローラー或いはスライダー37、一つのローラー軸16、2本の固定レール4、カムボックス15を備える。内腔溝カム6はカムボックス15に内装される。その上部に前記シリンダ蓋体28が装着されたシリンダ本体1はカムボックス15に固着される。シリンダ本体1の筒孔2内にピストン5に固定されたピストンロッド5a2aの下部に1本のローラー軸16が垂直に取付けられ、メインローラー9とサブローラー37はローラー軸16の両端付近の内腔溝カム6の円周カム輪郭に対応する位置に装着され、内腔溝カム6の上部円周カム輪郭に対する二つの切欠き12から溝内に装入され円周カム輪郭を転動することにより、該ローラー軸は両端が自由に支持する非片持ち梁の構造に形成される。二つのガイドレール又はスライダー27は、ローラー軸16のシリンダ本体1の下端部円周二等分箇所に軸方向に設置された2本の固定レール4に対応する位置に設置され、2本の固定レール4内に上下方向に転動または摺動する。
実施例1と実施例2に二つの山二つの谷を有する波形の内腔溝カム6を採用するとき、この内腔溝カム6が一周に回転すると、4サイクル内燃機関の動弁機構カム軸35も一周に回転し、ピストンが一回仕事をする。また、2サイクル内燃機関のピストンが2回仕事をする。三つの山三つの谷を有する波形の内腔溝カム6aを使用するとき、この内腔溝カム6は二周回転すると、4サイクル内燃機関の動弁機構カム軸35は3周回転し、ピストンが3回仕事をする。また、2サイクル内燃機関のピストンが6回仕事をする。四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6bは一周回転すると、4サイクル内燃機関の動弁機構カム軸35は2周回転し、ピストンが2回仕事をする。また、2サイクル内燃機関のピストンが4回仕事とする。
実施例3
内腔溝カムパワー伝達機構により形成された直列2筒4サイクル内燃機関は、内腔溝カム6或いは6b、バルブと動弁機構カム軸35など動弁機構の一部が装着されたシリンダ蓋体28、1本の円周線50と円周の二等分線67とが交差する2箇所に設置された二つの筒孔2を有するシリンダ本体1、二つのピストン5、二つのピストンロッド5a、二つのメインローラー9、二つのサブローラー37、二つのガイドローラー或いはスライダー27、1本のローラー軸16、二本の固定レール4、カムボックス15を備える。内腔溝カム6はカムボックス15に内装される。その上部にシリンダ蓋体28が装着されたシリンダ本体1はカムボックス15に固着される。シリンダ本体1の二つの筒孔2内に二つのピストン5に固定される二つのピストンロッド5aの下部が共にそれと垂直に設置された1本のローラー軸16に取付けられ、二つのピストン5とローラー軸16を同時に上下方向に往復運動する一体構造にさせる。二つのサブローラー37と二つのメインローラー9は、ローラー軸16の両端付近の内腔溝カムの円周カム輪郭に対応する位置に装着され、内腔溝カム6の上部円周カム輪郭の二つの切欠き12から溝内に装入され円周カム輪郭を転動することにより、該ローラー軸は両端が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成される。二つのガイドレール又はスライダー27は、ローラー軸16とシリンダ本体1の下端部の円周二等分箇所に軸方向に直列に設置された2本の固定レール4に相対する位置に設置され、2本の固定レール4内に上下方向に転動または摺動する。図7a、図12a、図12bに示すように、前記2筒の吸気カムと排気カムとが上下に「ハ」字形に設けられ、即ち、位相差が180°に設定されることにより、二つのピストン5を上に運動させるごとに、一つのピストン5が圧縮行程になり、その他のピストン5が排気行程になる。また、二つのピストン5を下に運動させるごと、一つのピストン5が仕事行程になり、その他のピストン5が吸気行程になる。前記内腔溝カム6は一周に回転すると、動弁機構カム軸35も一周に回転し、二つのシリンダのそれぞれが一回仕事をする。内腔溝カム6bを使用して一周回転し、動弁機構カム軸35が2周回転し、二つのシリンダそれぞれが2回仕事をする。したがって、本発明の内燃機関のシリンダにより利用率と仕事率が高くなるのは明らかである。
実施例4
図13に示すように、内腔溝カムパワー伝達機構により形成された直列4筒4サイクル内燃機関は、内腔溝カム6又は6b、バルブと動弁機構カム軸35など動弁機構の一部が装着されて四つの燃焼室を有するシリンダ蓋体28、2本の円周線50、50と円周の二等分線67とが交差する4箇所に直列設置された四つの筒孔2を有するシリンダ本体1、四つのピストン5、四つのピストンロッド5a、二つのメインローラー9、二つのサブローラー37、二つのガイドローラー或いはスライダー27、一つのローラー軸16、2本の固定レール4、カムボックス15を備える。一つの内腔溝カム6がカムボックス15に取付けられる。その上部にシリンダ蓋体28が装着され、直列に設置された四つの筒孔2を有するシリンダ本体1がカムボックス15に固着される。四つの筒孔2内に四つのピストン5に固定する四つのピストンロッド5aの下部は垂直に設置された一つのローラー軸16に取付けられ、四つのピストン5とローラー軸16を同時に上下方向に往復運動する一体構造にさせる。二つのサブローラー37と二つのメインローラー9とがローラー軸16の両端付近の内腔溝カム6の円周カム輪郭に対応する位置に装着され、内腔溝カム6の上部円周カム輪郭の二つの切欠き12から溝内に装入されて円周カム輪郭を転動することにより、該ローラー軸は両端が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成される。二つのガイドレール又はスライダー27は、ローラー軸16のシリンダ本体1の下端に軸方向に設置された2本の固定レール4に対応する位置に設置され、2本の固定レール4内に上下方向に転動または摺動する。
前記動弁機構カム軸35については、二つのシリンダに対応する吸気カムと排気カムの開閉角が同じように設計し、二つのシリンダに同時に吸気、圧縮、燃焼、排気を行わせることができる。他の二つのシリンダに対応する吸気カムと排気カムの開閉角が同じように設計し、二つのシリンダにも同時に吸気、圧縮、燃焼、排気を行わせる。前記二つのシリンダと前記他の二つシリンダの吸気カムと排気カムの位相差が180°に設けられることで、四つのピストンを同時に下に運動させるとき、二つのピストンが燃焼行程になり、他の二つのピストンが吸気行程になり、四つのピストンを毎に上に運動させるとき、二つのピストンが圧縮行程になり、他の二つのピストンが排気行程になる。前記内腔溝カム6が一周に回転して四つのシリンダそれぞれが一回仕事をし、即ち、4回仕事をする。内腔溝カム6bを採用して一周回転させるとき、四つのシリンダそれぞれが2回仕事をし、即ち、8回仕事をする。これから分かるように、本発明に係る内燃機関のシリンダ利用率とパワー率が高いことである。
前記実施例2、実施例3、実施例4において、図11、図12aに示す動弁機構の伝動部は、シリンダ蓋体28の動弁機構カム軸35は、内腔溝カム6下端の傘歯車40とカムボックス15の下部に横方向に設置された動弁機構伝動軸48の一端の傘歯車47とが噛み合い、動弁機構伝動軸48外端のタイミング歯車49と動弁機構カム軸35端部のタイミング歯車36との間にタイミングベルト又はタイミングチェーン41により伝動が行われる。
実施例5
図14に示すように、内腔溝カム6bからなる円周上90°の間隔に等角設置された4筒4サイクル内燃機関は、内腔溝カム6b、シリンダ本体1に1本の円周線50と円周の四等分線34とが交差する四箇所に設置された四つの筒孔2、バルブと動弁機構カム軸35など動弁機構の一部が装着された四つのシリンダ蓋体28a、四つのピストン5、四つのピストンロッド5a、四つのメインローラー9、四つのサブローラー37、四つのガイドローラー或いはスライダー27、一つの四脚ローラー軸16b、円周四等分に軸方向に設置された4本の固定レール4、カムボックス15を備える。一つの内腔溝カム6bはカムボックス15に取付けられる。その上部に前記四つの筒孔2と四つの前記シリンダ蓋体28が装着されたシリンダ本体1がカムボックス15に固着される。四つの筒孔2内に四つのピストン5に固定する四つのピストンロッド5aの下部が垂直に設置された四脚ローラー軸16bの四つの軸段に取付けられ、四つのピストン5と四脚ローラー軸16を同時に上下方向に往復運動する一体構造に形成させる。四つのメインローラー9と四つのサブローラー37が四脚ローラー軸16の四つの軸段の外端付近の内腔溝カム6bの円周カム輪郭に対応する位置に装着され、内腔溝カム6b上部の円周カム輪郭の四つの切欠き12から溝内に装入されて円周カム輪郭を転動することにより、該ローラー軸は四箇所が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成される。四つのガイドレール又はスライダー27が四脚ローラー軸16bのシリンダ本体1の下端に円周四等分箇所に軸方向に設置された4本の固定レール4に対応する位置に設置され、4本の固定レール4内に上下方向に転動または摺動する。
前記対角に設置された二つのシリンダ蓋体28の動弁機構カム軸35は、吸気カムと排気カムの開閉角が同じように設計し、対応する二つのシリンダに同時に吸気、圧縮、燃焼、排気を行わせることができる。他の対応する二つのシリンダ蓋体28の動弁機構カム軸35の吸気カムと排気カムの開閉角が同じように設計され、対応する二つのシリンダにも同時に吸気、圧縮、燃焼、排気を行わせる。前記対応する二つのシリンダと前記他の対応する二つのシリンダの動弁機構カム軸35の吸気カムと排気カムの位相差が180°に設けられ、四つのピストンロッドを上に運動させるごとに、常に二つのシリンダが圧縮行程になり、他の二つのシリンダが排気行程になる。四つのピストンロッドを同時に下に運動させるごとに、常に二つのシリンダが燃焼行程になり、他の二つのシリンダが吸気行程になる。
前記四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6bが一周回転すると、ピストンが8回往復運動し、四つのシリンダそれぞれが2回仕事をし、即ち、8回仕事をする。ここから分かるように、本発明に係る内燃機関のシリンダ利用率とパワー率が高くなる。
実施例6
図15に示すように、内腔溝カムパワー伝達機構からなる6筒4サイクル内燃機関は、内腔溝カム6a、バルブと動弁機構カム軸35など動弁機構の一部が装着されて二つの燃焼室を有する三つのシリンダ蓋体28、シリンダ本体1に2本の円周線50、51と円周の三等分線25とが交差する六箇所に設置された六つの筒孔、六つのピストン5、六つのピストンロッド5a、三つのメインローラー9、三つのサブローラー37、三つのガイドローラー或いはスライダー27、一つの三脚ローラー軸16、円周三等分する箇所に軸方向に設置された3本の固定レール4、カムボックス15を備える。なお、図7dに示すように、2a、2b、2cが同じ外円周の三等分線25にあり、2d、2e、2fが同じ内円周三等分線25にある。一つの内腔溝カム6aがカムボックス15に取付けられる。その上部に前記六つの筒孔2と三つの前記シリンダ蓋体28が装着されたシリンダ本体1がカムボックス15に固着される。六つの筒孔2内に六つのピストン5に固定される六つのピストンロッド5aの下部が垂直に設置された一つの三脚ローラー軸16aの三つの軸段に均一に取付けられ、六つのピストン5と三星形ローラー軸16aを同時に上下方向に往復運動する一体構造に形成させる。三つのメインローラー9と三つのサブローラー37が三脚ローラー軸16aの三つの軸段の外端付近の内腔溝カム6aの円周カム輪郭に対応する位置に装着され、内腔溝カム6aの上部円周カム輪郭の三つの切欠き12から溝内に装入されて円周カム輪郭を転動することにより、該ローラー軸は三箇所が自由に支持する非片持ち梁の構造に形成される。三つのガイドレール又はスライダー27が三脚ローラー軸16aのシリンダ本体1の下端円周三等分箇所に軸方向に設置された3本の固定レール4に対応する位置に設置され、3本の固定レール4内に上下方向に転動または摺動する。
シリンダ蓋体28の3本の動弁機構カム軸35の一端に装着された傘歯車40は、内腔溝カム上端の中心孔14に上向きに装着されたローラー軸の中部貫通孔55の上端を通過する1本の動弁機構カム軸48の傘歯車47と噛み合い、内腔溝カム6aを2周回転させる毎に、各動弁機構カム軸35を3周に回転させる。
前記外円周線50にある三つのシリンダ2a、2b、2cに対応する動弁機構カム軸35については、吸気カムと排気カムの開閉角が同じように設計し、三つのシリンダに同時に吸気、圧縮、燃焼、排気を行わせることができる。内円周線51にある三つのシリンダ2d、2e、2fに対応する動弁機構カム軸35の吸気カムと排気カムの開閉角が同じように設計し、三つのシリンダにも2d、2e、2f同時に吸気、圧縮、燃焼、排気を行わせる。三つのシリンダ2a、2b、2cと三つのシリンダ2d、2e、2fの動弁機構カム軸35の吸気カムと排気カムの位相差が180°に設けられており、六つのピストンロッドを上に運動させる毎に、常に同じ円周にある三つのシリンダが圧縮行程になり、他の三つのシリンダが排気行程になる。六つのピストンを同時に下に運動させるとき、常に同じ円周にある三つのシリンダが燃焼行程になり、他の三つのシリンダが吸気行程になる。そのため、前記内腔溝カム6aを2周回転させて六つのシリンダが全部3回仕事をし、即ち、18回仕事をする。ここから分かるように、本発明に係る6筒4サイクル内燃機関のシリンダ利用率とパワー率が3倍になる。
実施例7
図16に示すように、内腔溝カム6bパワー伝達機構からなる8筒4サイクル内燃機関は、四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6b、バルブと動弁機構カム軸35など動弁機構の一部が装着された四つのシリンダ蓋体28、2本の円周線50、51と円周の四等分線34とが交差する8箇所に設置された八つの筒孔2を有するシリンダ本体1(図7b)、8つのピストン5、8つのピストンロッド5a、四つのメインローラー9、四つのサブローラー37、四つのガイドローラー或いはスライダー27、一つの四脚ローラー軸16、円周を四等分する位置に軸方向に設置された4本の固定レール4、カムボックス15を備える。一つの内腔溝カム6bがカムボックス15に取付けられる。その上部に前記八つの筒孔2と四つの前記シリンダ蓋体28が装着されたシリンダ本体1がカムボックス15に固着される。八つの筒孔2内に八つのピストン5に固定する八つのピストンロッド5aの下部が垂直に設置された一つの四脚ローラー軸16bの四つの軸段16b1に均一に取付けられ、八つのピストン5と四脚ローラー軸16bを同時に上下方向に往復運動する一体構造に形成させる。四つのメインローラー9と四つのサブローラー37が四脚ローラー軸の各軸段16b1の外端付近の内腔溝カム6bの円周カム輪郭に対応する位置に装着され、内腔溝カム6b上部円周カム輪郭の四つの切欠き12から内腔溝カム6bの溝内に装入されて円周カム輪郭を転動することにより、該ローラー軸は四箇所が自由に支持する非片持ち梁の構造に形成される。四つのガイドレール又はスライダー27が四脚ローラー軸の四つの軸段16b1のシリンダ本体1の下端円周四等分箇所に軸方向に設置された4本の固定レール4に対応する位置に設置され、4本の固定レール4内に上下方向に転動または摺動する。
前記外円周線50にある四つのシリンダ2a、2b、2c、2dに対応する動弁機構カム軸35については、吸気カムと排気カムの開閉角が同じように設計し、四つのシリンダに同時に吸気、圧縮、燃焼、排気を行わせることができる。内円周線51にある四つのシリンダ2e、2f、2g、2hに対応する動弁機構カム軸35の吸気カムと排気カムの開閉角が同じように設計され、四つのシリンダにも同時に吸気、圧縮、燃焼、排気を行わせる。四つのシリンダ2a、2b、2c、2dと四つのシリンダ2e、2f、2g、2hの吸気カムと排気カムの位相差が180°に設けられる。八つのピストンロッドを上に運動させる毎に、常に四つのシリンダ2が圧縮行程になり、他の四つのシリンダ2が排気行程になり、四つのピストンロッド5を同時に下に運動させるとき、常に四つのシリンダ2が燃焼行程になり、他の四つのシリンダ2が吸気行程になる。
前記外円周線50にある二つのシリンダ2a、2cに対応する動弁機構カム軸35については、吸気カム及び排気カムと内円周線51にある何れか二つのシリンダ2e、2f或いは2g、2hに対応する動弁機構カム軸35の吸気カム及び排気カムの開閉角が同じように設計され、前記外円周線50にある二つのシリンダ2a、2cと内円周線51にある何れか二つのシリンダ2e、2f或いは2g、2hにも同時に吸気、圧縮、燃焼、排気を行わせる。さらに、他の四つのシリンダの動作状態を同じにさせ、即ち、同時に吸気、圧縮、燃焼、排気を行わせ、その四つのシリンダと他の四つのシリンダの吸気カムと排気カムの位相差が180°に設けられる。したがって、八つのピストンロッドユニットを上に運動させる毎に、常に四つのシリンダが圧縮行程になり、他の四つのシリンダが排気行程になる。八つのピストンロッド5ユニットを同時に下に運動させるとき、常に四つのシリンダが燃焼行程になり、他の四つのシリンダが吸気行程になる。
前記実施例5、実施例7の四つのシリンダ蓋体28の4本動弁機構カム軸35の一端の傘歯車40は、共に内腔溝カム6b上端の中心孔14に上向きに装着され四脚ローラー軸16bの中部貫通孔55の上端を通過する1本の動弁機構カム軸48の傘歯車47と噛み合い、前記四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6bを一周回転させる毎に、ピストンが8回往復運動し、各シリンダが2回仕事をし、4筒内燃機関が8回仕事をし、8筒内燃機関が16回仕事をする。ここから分かるように、本発明に係る4サイクル内燃機関のシリンダ利用率とパワー率が4倍になる。
以上、前記の実施例3ないし実施例7の内燃機関の動弁機構カム軸の位相差は、シリンダ総数の1/2のシリンダに対応するバルブ開閉角が同一である吸気カム及び排気カムと、他の1/2のシリンダに対応するバルブ開閉角が同一である吸気カム及び排気カムの位相差が180°になるように設けられることにより、ピストンを下に運動させるとき、シリンダ総数の1/2のシリンダ内のピストンが燃焼行程になり、他のシリンダ総数の1/2のシリンダ内のピストンが吸気行程になり、ピストンを上に運動させるとき、シリンダ総数の1/2のシリンダ内のピストンが排気行程になり、他のシリンダ総数の1/2のシリンダ内のピストンが圧縮行程になる。
前記実施例2〜実施例7に記載の内燃機関シリンダ蓋体28の吸気口に吸気管が装着され、排気口に排気管とマフラーが装着される。
吸気量を上げるのがエンジンパワーを向上させる重要な方式の一つであり、ガスターボチャージャーは増圧内燃機関に通常使用される方式であるが、コストが高い。本発明に係る内燃機関ピストンロッドを上下に往復運動させるとき、ピストンロッド下部の容積が対応的に変化し、従って、圧力が変化し、吸気チェック弁と排気チェック弁を増やしたらポンプの機能を持たせることにより、シリンダの吸気量を上げる。図17に示すように、シリンダ本体1或いはカムボックス15側面の側孔45に吸気チェック弁69及び外部に連通する吸気管口75と排気チェック弁70及びシリンダ蓋体吸気口に連通する排気管口76が取付けられる。ピストンロッド5が上に運動すると、ピストンロッド下部の密封室が真空になり、空気が吸気チェック弁69から吸入され、ピストンロッド5が下に運動すると、ピストンロッドの下部の空気が圧縮されて排気チェック弁70によりシリンダへ押し入る。ピストン下部の密封室内の圧力変化を動力源としてシリンダ側面或いはカムボックス側面の側孔45に装着されたフリーピストン式又はダイアフラム式気圧往復ポンプ73内のフリーピストン71或いはダイアフラムを駆動させ、図17a、図17bに示すように、チェック弁蓋体77の吸気チェック弁69により空気が吸入されて排気チェック弁70及びシリンダ蓋体28吸気口へ管路によりシリンダへ押し込むことにより、ポンプの空気利用効率を向上させ、コストが低くなる。
前記実施例1〜実施例7の内燃機関はガソリンポンプ、キャブレータ、吸気マニフォルド、電子コントロールガソリン噴射器などガソリン供給システムとシリンダ蓋体に装着されたプラグ、高圧線、高圧コイルなどの点火システムを備えたガソリン内燃エンジンであり、或いは高圧噴射ポンプ、シリンダ蓋体に高圧ノズルなどが装着されたディーゼル供給システムを備えたディーゼル内燃エンジンである。
前記実施例1〜実施例7の内燃機関の内腔溝カムの外円周下部に歯輪が装着され、内燃機関を起動するためカムボックス15に対応する位置に起動モーターが取付けられる。
前記実施例1〜実施例7の内燃機関は空冷を使用し、或いはウォーターポンプ、ウォータータンク、ファンが取り付けることにより水冷を使用する。
実施例8
図18aに示すように、内腔溝カムパワー伝達機構から形成されたスターリングエンジンは2セットの単筒内腔溝カムパワー伝達機構、ヒーター56、リジェネレーター57、冷却器58を備える。2セットの単筒内腔溝カムパワー伝達機構内の二つの内腔溝カム6が並列するように歯車42を介して噛み合って互いに伝動される。図21に示すように、一つのシリンダ蓋体28のバルブ19がヒーター56と連通され、他のシリンダ蓋体28のバルブ29が冷却器58と連通され、ヒーター56と冷却器58は共にリジェネレーター57と連通される。図18bは2セットの単筒内腔溝カムパワー伝達機構内の二つのピストンロッド5a2a下部のローラー軸16両端付近の二つメインローラー9の、二つの内腔溝カム6の下部円周カム輪郭8に円周展開された位相の簡略図である。二つの円周カム輪郭が同じ二つの上停留山二つの谷を有する波形の内腔溝カム6に対応する双脚下部ピストンロッド5b2aとローラー軸16(図16b1)、二つの円周カム輪郭が同じ三つの上停留山三つの谷を有する波形の内腔溝カム6に対応する三脚下部ピストンロッド5b3とローラー軸16a(図16c)、或いは二つの円周カム輪郭が同じ四つの上停留山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6に相対する四脚下部ピストンロッド5b4とローラー軸16b(図16d)を使用する場合にも、多筒スターリングエンジンは2セット以上の内腔溝カムパワー伝達機構と歯車の噛み合い伝動により構成されることができる。
実施例9
内腔溝カムパワー伝達機構から構成された気圧モーター、油圧モーターは、2セットの単筒内腔溝カムパワー伝達機構、伝動歯車38、方向変換歯車66、カットバック弁60、伝動軸59を備える。2セットの単筒内腔溝カムパワー伝達機構内にそれぞれ伝動歯車38が装着され、並列するように中間の方向変換歯車66と噛み合い、中間の方向変換歯車66の一端が気圧モーターの輸出軸であり、他の一端とシリンダ蓋体に装着されたカットバック弁60の間に伝動軸59を通じて連続して伝動される。図19aに示すように、二つのシリンダ蓋体28のバルブ19にカットバック弁と連通する気道64が設置されており、図19bは2セット単筒内腔溝カムパワー伝達機構内の二つのピストンロッド5下部のローラー軸16両端付近にある二つのメインローラー9が二つの内腔溝カム6の下部円周カム輪郭8に円周展開された位相の簡略図である。
前記二つの内腔溝カムは共に同様の二つの山二つの谷、三つの山三つの谷或いは四つの山四つの谷の波形を有し、円周カム輪郭の仕事をする曲線31が投影した円周角弧度が排気曲線32が投影した円周角弧度よりも大きい。このことにより、所定の圧力を有する動作物質が吸気口に入れば、気圧モーターと油圧モーターが同じのトルクで運転され、パワーを輸出して死点がなくなる。また、2セット単筒内腔溝カムパワー伝達機構を並列にして歯車が噛み合って伝動することにより多筒気圧モーター、油圧モーターを構成してもよい。
前記各実施例の内腔溝カムの円周輪郭の下がり曲線31と上がり曲線32の最大圧力角が40°〜80°の範囲に設けられ、大体曲線の中部である。
実施例10
直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構により構成された気圧ポンプ、油圧ポンプは、内腔溝カム6、ローラー軸16、ピストン5、ピストンロッド5a2a、メインローラー9、サブローラー37、ガイドローラー或いはスライダー27、吸気弁69と排気弁70が取付けられたシリンダ蓋体28、筒孔2が設置されたシリンダ本体1、固定レール4、カムボックス15を備える。図20に示すように、内腔溝カム6がカムボックス15に取付けられる。その上部にシリンダ蓋体28が装着されてシリンダ蓋体と同軸に設置されたの筒孔2を有するシリンダ本体1がカムボックス15に固着される。筒孔2内にピストン5に固定するピストンロッド5a2aの下部に一つのローラー軸16が垂直に取付けられる。二つのメインローラー9と二つのサブローラー37がローラー軸16の両端付近の内腔溝カム6の円周カム輪郭に対応する位置に装着され、内腔溝カム6上部円周カム輪郭に該ローラー軸は両端が自由に支持する非片持ち梁の構造に形成される。二つのガイドレール又はスライダー27がローラー軸16とシリンダ本体1の下端軸方向に設置された2本の固定レール4に相対する位置に設置され、2本の固定レール4内に上下方向に転動または摺動する。外力が内腔溝カム6を駆使して転動させると、ピストン5を上下に往復運動させ、ピストン上端室の気体或いは液体は吸気弁69から吸入され、排気弁70から排気される。
本発明の前記内腔溝カムのパワー伝達機構の前記実施例は、内腔溝カム下端と端面軸受の間、スライダーと固定レールの間に摺動軸受(転動軸受も除かない)を設置し、これらは平面運動部件であり、設計の空間に余裕があり、圧力潤滑油を使用してオイルシールを形成することにより内腔溝カムとスライダーを支持して機械の効率を向上させる。図3に示すように、潤滑システムの一部及び油路は、内腔溝カムの下端輸出軸がオイルポンプ42を動作させて圧力油を輸出させることから内腔溝カム下端面及び上端までの貫通孔6iと、上端面軸受33aの環状溝33a1及びその貫通孔と固定レール4面に有する孔66が連通する油路である。スライダー27により該孔66を密封する。図10aに示すように、メインローラー9、サブローラー37として転動軸受を採用すると、固定レール座4dの側面に油路と連通する小噴孔78が設置され、ローラー軸が1/2程度上昇するとき、小噴孔78から噴射され潤滑油がメインローラー9へ噴射してメインローラー9を潤滑、冷却する。図10bに示すように、メインローラー9として転動軸受を使用すると、スライダー27の摺動面にローラー軸芯孔への孔が設置され、ローラー軸にメインローラー9が取付けられた位置にローラー軸芯孔への孔があり、メインローラー9を潤滑、冷却する。
前記ローラー軸の各外端付近のメインローラー9とサブローラー37がローラー軸に装入されるとき、スナップリング18を使ってメインローラ、サブローラーを位置決めし、前記ローラー軸の各外端付近のメインローラー9とサブローラー37が上部円周カム輪郭7の切欠き12から内腔溝カムの溝内に装入され、必要によれば封止ブロック13が取付けられ、ねじ23で封止ブロック13を固定し切欠き12を密封する。
前記内腔溝カムパワー伝達機構により構成された内燃機関、スターリングエンジン、気圧モーター、油圧モーターは、そのカムボックス15内側と内腔溝カム側孔22或いは切欠き12に対応する位置に開閉可能な密封蓋と外部へ連通する孔45があり、それにより、シリンダ本体を解体しなくても、該孔15を開けて封止ブロック13を外してスナップリングを取れば、メインローラー9とサブローラー37がローラー軸に簡単に脱着されることが可能である。
本発明の前記内腔溝カムパワー伝達機構により構成されたエンジンは水中、陸上、空中各状態で運行できる交通手段(例えば車、船、飛行機など)或いは電力輸出機器中に取り付けられることができ、駆動力を提供する。
往復平行運動をするローラー軸と回転運動をする内腔溝カムの運動変換機構の主断面図である。 単筒内腔溝カムのパワー伝達機構の主断面図である。 端面カム46と内フランジカム3とを組み合わせることにより四つの山四つの谷を有する波形で、四つの切欠き12を有する内腔溝カム6bの断面図である。 端面カム46と内フランジカム3を組み合わせることにより三つの山三つの谷を有する波形で、三つの切欠き12を有する内腔溝カム6aの断面図である。 二つの山二つの谷を有する波形で、二つの切欠き12を有する内腔溝カム6の主断面図、上面図である。 圧力潤滑油路の部分的断面図である。 ローラー軸16両端付近のメインローラー9は円周展開の封止ブロック13が取付けられない二つの山二つの谷を有する波形の内腔溝カム6の溝内での位置簡略図である。 三脚ローラー軸16aの三つ軸段で三つのメインローラー9は封止ブロック13を取付けられる円周展開の同じ三つの山三つの谷を有する波形の内腔溝カム6aの溝内での位置簡略図である。 四脚ローラー軸16bの四つ軸段で四つのメインローラー9は封止ブロック13を取付けられる円周展開の同じ四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6bの溝内での位置簡略図である。 門字形下部を有するピストンロッド5a2bが装着でき、中心孔55を有し二つの軸段部に二つの側孔17を有する直ローラー軸16の正面図、上面図である。 中心孔55を有し外向けに等角設置された三つの軸段に六つ門字形下部ピストンロッド5a2bが装着できる側孔17を有する三脚ローラー軸16aの正面図、上面図である。 中心孔55を有し外向けに等角設置された三つの軸段に六つ門字形下部ピストンロッド5a2bが装着できる側孔17を有する三脚ローラー軸16aの正面図、上面図である。 中心孔55を有し外向けに等角設置された四つの軸段に八つ門字形下部ピストンロッド5a2bが装着できる側孔17を有する四脚ローラー軸16aの正面図、上面図である。 中心孔55を有し外向けに等角設置された四つの軸段に八つ門字形下部ピストンロッド5a2bが装着できる側孔17を有する四脚ローラー軸16aの正面図、上面図である。 中心孔55を有し外向けに等角設置された四つの軸段の五脚ローラー軸16dの上面図である。 環状線79を有するボルト23はピストン5をピストンロッド5aに固定されている部分の断面図である。 単脚ピストンロッド5a1下部とローラー軸の取り付けの簡略図である。 双脚ピストンロッド5a2a人字形下部とローラー軸16の取り付けの簡略図である。 双脚ピストンロッド5a2b門字形下部とローラー軸16の取り付けの簡略図である。 三脚ピストンロッド5a3下部と三脚ローラー軸16aの取り付けの簡略図である。 四脚ピストンロッド5a4下部と四脚ローラー軸16bの取り付けの簡略図である。 ボルト23の主上面図である。 1本の円周線50と円周の二等分線67が交差する二つの点に設置された二つの気筒孔2及び等角設置された二つ軸段の直ローラー軸16と円周二等分箇所での2本の固定レール4の位置を示す概略上面図である。 1本の円周線50と円周の四等分線34が交差する四つの点に設置された四つの気筒孔2及び等角設置された四つ軸段の四脚ローラー軸16bと円周四等分箇所での4本の固定レール4の位置を示す概略上面図である。 2本の円周線50、51と円周の二等分線67が交差する四つの点に設置された四つの気筒孔2及び等角設置された二つ軸段の直ローラー軸16と円周二等分箇所での2本の固定レール4の位置を示す概略上面図である。 2本の円周線50、51と円周の三等分線25が交差する六つの点に設置された六つの気筒孔2及び等角設置された三つ軸段の三脚ローラー軸16と円周三等分箇所での3本の固定レール4の位置を示す概略上面図である。 2本の円周線50、51と円周の四等分線34が交差する八つの点に設置された八つの気筒孔2及び等角設置された四つ軸段の四脚ローラー軸16と円周四等分箇所での4本の固定レール4の位置を示す概略上面図である。 2本の円周線50、51と円周の五等分線68が交差する十個の点に設置された十個の気筒孔2及び等角設置された五つ軸段の五脚ローラー軸16と円周五等分箇所での5本の固定レール4の位置を示す概略上面図である。 門字形下部を有するピストンロッド5a2bと側孔17を有するローラー軸の取り付け図である。 円弧下端を有する単脚ピストンロッド5a1とスライダー27(或いは係止め部件81)がローラー軸16の円弧凹溝80の位置に取付けられる正面図である。 図8a1の左側断面図である。 円弧下端を有する単脚ピストンロッド5a1と円弧凹溝80を有するローラー軸16をヒンジにより取り付ける正面図である。 図8b1の上面図である。 錐形を有するメインローラー9a、サブローラー37aは内向け傾斜する上部円周カム輪郭7と下部円周カム輪郭8を有する内腔溝カムの溝内円周カム輪郭上の部分断面図である。 固定レール座4dに転動軸受の小噴孔78によりメインローラー9に正確に合わせる部分断面図である。 転動軸受のメインローラー9を使用するとき、固定レール面4a、4bの孔66とスライダー27にあるローラー軸16の軸心孔からメインローラー9までの油路の部分断面図である。 内腔溝カム6により構成された単筒4サイクル内燃機関の主断面図である。 内腔溝カム6により構成され外部に設置されたタイミングベルト2筒4サイクル内燃機関の主断面図である。 内腔溝カム6により構成された2筒4サイクル内燃機関の主断面図である。 内腔溝カム6により構成された2筒4サイクル内燃機関の上面図である。 二つの山二つの谷を有する波形の内腔溝カム6により構成された直列4筒4サイクル内燃機関の主断面図である。 二つの山二つの谷を有する波形の内腔溝カム6により構成された直列4筒4サイクル内燃機関の概略上面図である。 二つの山二つの谷を有する波形の内腔溝カム6により構成された円周4筒4サイクル内燃機関の断面図である。 二つの山二つの谷を有する波形の内腔溝カム6により構成された円周4筒4サイクル内燃機関の概略上面図である。 三つの山三つの谷を有する波形の内腔溝カム6により構成された円周2列6筒4サイクル内燃機関の断面図である。 三つの山三つの谷を有する波形の内腔溝カム6により構成された円周2列6筒4サイクル内燃機関の概略上面図である。 四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6により構成された円周2列8筒4サイクル内燃機関の断面図である。 四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム6により構成された円周2列8筒4サイクル内燃機関の概略上面図である。 シリンダ本体1にあるチェック弁座77の部分断面図である。 シリンダ本体に装着された気圧往復増圧ポンプとカムボックスとが連通する部分の主断面図である。 シリンダ本体に装着された気圧往復増圧ポンプとカムボックスとが連通しない部分の主断面図である。 2セット単筒内腔溝カムのパワー伝達機構によるスターリングエンジンの主断面図である。 スターリングエンジンのパワーシリンダの内腔溝カムのパワー伝達機構の二つのメインローラー9と動弁機構シリンダの内腔溝カムのパワー伝達機構の二つのメインローラー9はそれぞれの内腔溝カムの下部円周カム輪郭8に円周展開された位相の簡略図である。 2セット単筒内腔溝カムのパワー伝達機構になる気圧、油圧モーターの主断面図である。 気圧、油圧モーターの2セット単筒内腔溝カムのパワー伝達機構のそれぞれのローラー軸16両端付近の二つのメインローラー9はそれぞれの内腔溝カムの下部円周カム輪郭8に円周展開された位相の概略図である。 単筒内腔溝カムのパワー伝達機構になるポンプの主断面図である。 内腔溝カム6になる単筒2サイクル内燃機関の主断面図である。
符号の説明
1:シリンダケース(シリンダ本体) 2:筒孔(ガイド孔) 3:内フランジカム 4:固定レール 4a、4b:固定レールベースに取付けられた固定レール面 4c:固定レールの位置決め突出部 4d:固定レールベース 5:ピストン 5a:ピストンロッド 5a1:単脚ピストンロッド 5a2a:双脚人字形ピストンロッド 5a2b:双脚門字形ピストンロッド 5a3:三脚ピストンロッド 5a4:4脚ピストンロッド 6:二つの山二つの谷を有する波形の内腔溝カム 6a:三つの山三つの谷を有する波形の内腔溝カム 6b:四つの山四つの谷を有する波形の内腔溝カム 6i:内腔溝カム上下端面貫通孔 7:内腔溝カムの上部円周カム輪郭 8:内腔溝カムの下部円周カム輪郭 9:メインローラー 9a:錐形メインローラー 10:輸出軸 11:バルブ 12:切欠き 13:切欠き封止ブロック 14:内腔溝カム上端中心孔 15:カム支持体(カムボックス)16:直ローラー軸 16a:三脚ローラー軸 16a1:三脚ローラー軸の三つ軸段 16b:四脚ローラー軸 16b1:ローラー軸の四つの軸段 16c:五脚ローラー軸 17:ローラー軸側孔 18:スナップリング 19:空気口 20:部分断面線 21:軸受 22:内腔溝カムの溝内貫通孔 23:固定ボルト 24:オイルシール 25:三等分線 26:掃気口 27:ガイドローラーまたはスライダー 28:シリンダ蓋体 29:円周カム輪郭の山 30:円周カム輪郭の谷 31:燃焼(吸気)輪郭曲線 32:圧縮(排気)輪郭曲線 33a:上端面軸受 33a1:上端面軸受環状形オイル溝 33b:下端面軸受 34:円周の四等分線 35:動弁機構カム軸 36:タイミング歯車 37:サブローラー37 a:錐形サブローラー 38:伝動歯車 39:固定キー 40:傘歯車 41:タイミングチェーンまたはタイミングベルト 42:エンジンオイルポンプ 43:タイミング歯車 44:リング弁 45:カムボックス側孔 46:端面カム 47:動弁機構伝動軸端傘歯車 48:動弁機構伝動軸 49:動弁機構伝動軸タイミング歯車 50:外円周線 51:内円周線 52:同時点線 53:封止ブロックを取り付けるねじ孔 54:ピン軸 55:貫通孔 56:ヒーター 57:リジェネレーター 58:冷却器 59:伝動軸 60:カットバック弁 60a:カットバック弁座 60b:カットバック弁芯 61:方向変換歯車 62:吸気口 63:排気口 64:気路 65:油路 66:油孔 67:円周の二等分線 68:円周の五等分線 69:吸気チェック弁 70:排気チェック弁 71:フリーピストン 73:気圧往復ポンプ 74:ガイドロッド 75:吸気管口 76:排気管口 77:チェック弁座 78:小噴孔 79: 環状線 80:円弧凹溝 81:係止部。

Claims (28)

  1. 内腔溝カムを含む単純な回転運動部件と、
    ローラー軸とガイドローラーまたはスライダー(27)とメインローラー(9)とサブローラー(37)とを含む往復運動ユニットと、
    カムボックス(15)とシリンダ蓋体(1)と固定レール(4)とを含む固定部件支持体と、
    を備えた直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構であって、
    内腔溝カムはカムボックス(15)に取付けられ、その上部でカムボックス(15)を封閉できるシリンダ蓋体(1)はカムボックス(15)に固着され、メインローラー(9)とサブローラー(37)はカムボックス(15)の一つのローラー軸のそれぞれの外端付近に装着されて内腔溝カムの溝円周のカム輪郭に沿って転動することにより、該ローラー軸は少なくとも両端が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成し、ガイドローラー或いはスライダー(27)はローラー軸のシリンダ蓋体(1)の下端に円周軸方向に設けた固定レール(4)に対応する位置に設置され、固定レール(4)内に上下転動又は摺動可能とすることを特徴とする直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  2. 内腔溝カムと、ローラー軸と、ピストン(5)と、ピストンロッド(5a)と、メインローラー(9)とサブローラー(37)と、ガイドローラー或いはスライダー(27)と、シリンダ蓋体(28)と、筒孔(ガイド孔)(2)が設けられたシリンダ本体(シリンダ蓋体)(1)と、固定レール(4)と、カムボックス(15)とを備えた直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構であって、
    内腔溝カムはカムボックス(15)に内装され、その上部にシリンダ蓋体(28)が設置されて一つの筒孔(2)又は複数の筒孔(2)を有するシリンダ本体(1)はカムボックス(15)に固着され、筒孔(2)内にピストン(5)に固定されたピストンロッド(5a)の下部がカムボックス(15)の一つのローラー軸に装着され、メインローラー(9)とサブローラー(37)はローラー軸それぞれの外端付近に装着されて内腔溝カムの溝円周のカム輪郭に沿って転動することにより、該ローラー軸は少なくとも両端が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成し、ガイドローラー或いはスライダー(27)は、ローラー軸のシリンダ本体(1)の下端に円周軸方向に設けた固定レール(4)に対応する位置に設置され、固定レール(4)内に上下転動又は摺動可能とすることを特徴とする請求項1に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  3. 前記内腔溝カムの一端は出力支持端であり、他端は円形内腔を具有し、内腔の円周に同様な波形で少なくとも二つの山二つの谷を有する波形の貫通溝が設置され、上部円周のカム輪郭(7)が少なくとも二つの切欠きを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  4. 前記内腔溝カムは下端が出力支持端であり、出力軸を有するフランジに固定され、上端が少なくとも二つの山二つの谷を有する波形の端面を有し、内腔を有する円周に上端と同様な少なくとも二つの山二つの谷を有する波形の貫通溝が設置され、かつ上部円周のカム輪郭(7)は、ローラー軸のローラーが内腔溝カムの溝内に簡単に装入できるように少なくとも二つの切欠きを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  5. 前記ローラー軸は中部から周辺へ等角に設置された2つないし5つの軸段部が有することを特徴とする請求項1又は2に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  6. 前記シリンダ本体(1)の筒孔(2)は、単筒と同軸に設置され、又は1本の円周線(50)と円周の二等分線或いは四等分線とが交差する箇所に設置され、又は2本の円周線(50)、(51)と円周の二等分線ないし五等分線とが交差する箇所に設置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  7. 2本ないし5本の固定レール(4)は軸方向に前記シリンダ本体(1)の下端円周の二等分ないし五等分箇所に設置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  8. 内腔溝カム(6)と、ローラー軸(16)と、ピストン(5)と、ピストンロッド(5a2a)と、メインローラー(9)と、サブローラー(37)と、ガイドローラー又はスライダー(27)と、シリンダ蓋体(28)と、筒孔(2)と排気口(63)と掃気口(26)とが設けられたシリンダ本体(1)と、固定レール(4)と、吸気口(62)と、スプリングバルブ(44)と、カムボックス(15)とを備える単筒2サイクル内燃機関であって、
    内腔溝カム(6)はカムボックス(15)に内装され、その上部に同軸で一つの筒孔(2)が設けられてシリンダ蓋体(28)が装着されたシリンダ本体(1)はカムボックス(15)に固着され、筒孔(2)内にピストン(5)に固定されるピストンロッド(5a)の下部がカムボックス(15)内の一つのローラー軸(16)に取付けられ、二つのメインローラー(9)と二つのサブローラー(37)はローラー軸(16)の両端付近の内腔溝カム(6)の円周カム輪郭に対応する位置に装着され、該ローラー軸は内腔溝カムの溝円周のカム輪郭に両端が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成し、二つのガイドレール又はスライダー(27)はローラー軸(16)のシリンダ本体(1)の下端円周二等分箇所に軸方向に設置された2本の固定レール(4)に対応する位置に設置され、2本の固定レール(4)内に設置されることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる単筒2サイクル内燃機関。
  9. 内腔溝カム(6)と、ローラー軸(16)と、ピストン(5)と、ピストンロッド(5a2a)と、メインローラー(9)と、サブローラー(37)と、ガイドローラー又はスライダー(27)と、バルブと動弁機構カム軸など動弁機構の一部が装着されたシリンダ蓋体(28)と、筒孔(2)が設けられたシリンダ本体(1)と、固定レール(4)と、カムボックス(15)とを備えた単筒4サイクル内燃機関であって、
    内腔溝カム(6)はカムボックス(15)に内装され、その上部に同軸に一つの筒孔(2)が設けられてシリンダ蓋体(28)が装着されたシリンダ本体(1)はカムボックス(15)に固着され、筒孔(2)内にピストン(5)に固定されたピストンロッド(5a)の下部はカムボックス(15)内の一つのローラー軸(16)に取り付けられ、二つのメインローラー(9)と二つのサブローラー(37)はローラー軸(16)の両端付近に、内腔溝カム(6)の円周カム輪郭に対応する位置に装着され、該ローラー軸は内腔溝カムの溝円周のカム輪郭に両端が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成し、二つのガイドレール又はスライダー(27)はローラー軸(16)とシリンダ本体(1)の下端円周二等分箇所に軸方向に設置された2本の固定レール(4)に対応する位置にかつ2の固定レール(4)内に設置されることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる単筒4サイクル内燃機関。
  10. 内腔溝カム(6)と、バルブと動弁機構カム軸など動弁機構の一部が装着されたシリンダ蓋体(28)と、筒孔(2)が設けられたシリンダ本体(1)と、ピストン(5)と、ピストンロッド(5a)と、メインローラー(9)と、ガイドローラー又はスライダー(27)と、ローラー軸(16)と、固定レール(4)と、カムボックス(15)とを備えた直列双筒4サイクル内燃機関であって、
    カムボックス(15)に一つの内腔溝カム(6)があり、その上部に1本の円周線(50)と円周の二等分線(67)とが交差する箇所に二つの筒孔(2)が設置されかつシリンダ蓋体(28)が装着されたシリンダ本体(1)はカムボックス(15)に固着され、二つ筒孔(2)内に二つのピストン(5)に固定される二つのピストンロッド(5a)の下部は共にカムボックス(15)内の1本のローラー軸(16)に取付けられ、二つのメインローラー(9)と二つのサブローラー(37)はローラー軸(16)の両端付近にかつ内腔溝カム(6)の円周カム輪郭に対応する位置に装着され、該ローラー軸は内腔溝カム(6)の溝円周のカム輪郭に両端が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成し、二つのガイドレール又はスライダー(27)はローラー軸(16)のシリンダ本体(1)の下端円周二等分箇所に軸方向に設置された2本の固定レール(4)に対応する位置にかつ2本の固定レール(4)内に設置されることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる直列双筒4サイクル内燃機関。
  11. 内腔溝カム(6)又は(6b)と、バルブと動弁機構カム軸など動弁機構の一部が装着されたシリンダ蓋体(28)と、筒孔(2)が設けられたシリンダ本体(1)と、ピストン(5)と、ピストンロッド(5a)と、メインローラー(9)と、サブローラー(37)と、ガイドローラー又はスライダー(27)と、ローラー軸(16)と、固定レール(4)と、カムボックス(15)とを備えた直列4筒4サイクル内燃機関であって、
    カムボックス(15)に一つの内腔溝カム(6)又は(6b)が内装され、その上部に2本の円周線(50)(51)と円周の二等分線(67)とが交差する4箇所に直列に4つの筒孔(2)が設置されかつシリンダ蓋体(28)が装着されたシリンダ本体(1)はカムボックス(15)に固着され、4つの筒孔(2)内に4つのピストン(5)のそれぞれに固定された4つのピストンロッド(5a)の下部が、共にカムボックス(15)内の1本のローラー軸(16)に取付けられ、2つのメインローラー(9)と2つのサブローラー(37)はローラー軸(16)の両端付近に装着され、該ローラー軸は内腔溝カム(6)又は(6b)の溝円周のカム輪郭に両端が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成し、2つのガイドレール又はスライダー(27)はローラー軸(16)のシリンダ本体(1)の下端円周二等分箇所に軸方向に設置された2本の固定レール(4)に対応する位置にかつ2本の固定レール(4)内に設置されることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる直列4筒4サイクル内燃機関。
  12. 前記動弁機構の動弁機構カム軸(35)は、内腔溝カム(6)下端の傘歯車(40)がカムボックス(15)の下部に横方向に設置された動弁機構伝動軸(48)の一端の傘歯車(47)と噛み合い、動弁機構伝動軸(48)外端に装着されたタイミング歯車(49)と動弁機構カム軸(35)のタイミング歯車(36)との間にタイミングベルト又はタイミングチェーン(41)により連接されて伝動することを特徴とする請求項1,2,9,10,11に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  13. 内腔溝カム(6b)と、バルブと動弁機構カム軸など動弁機構の一部が装着されたシリンダ蓋体(28)と、筒孔(2)が設けられたシリンダ本体(1)と、ピストン(5)と、ピストンロッド(5a)と、メインローラー(9)と、サブローラー(37)と、ガイドローラー又はスライダー(27)と、ローラー軸(16b)と、固定レール(4)と、カムボックス(15)とを備えた4筒4サイクル内燃機関であって、
    カムボックス(15)に一つの内腔溝カム(6b)が内装され、その上部に4つのシリンダ蓋体(28)が装着され、1本の円周線(50)と円周の四等分線(34)とが交差する4箇所に直列に4つの筒孔(2)が設置されたシリンダ本体(1)はカムボックス(15)に固着され、4つの筒孔(2)内に4つのピストン(5)に固定された4つのピストンロッド(5a)の下部が共にカムボックス(15)内の1本の四脚ローラー軸(16b)の4つの軸段に取付けられ、4つのメインローラー(9)と4つのサブローラー(37)が四脚ローラー軸(16b)の4つの軸段外端付近かつ内腔溝カム(6b)の溝円周のカム輪郭に対応する位置に装着され、該ローラー軸は四箇所が自由に支持する非片持ち梁の構造に形成し、4つのガイドレール又はスライダー(27)は四脚ローラー軸(16b)の4つの軸段のそれぞれのシリンダ本体(1)の下端円周四等分箇所に軸方向に設置された4本の固定レール(4)に対応する位置にかつ4本の固定レール(4)内に設置されることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる4筒4サイクル内燃機関。
  14. 内腔溝カム(6a)と、バルブと動弁機構カム軸など動弁機構の一部が装着されたシリンダ蓋体(28)と、筒孔(2)が設けられたシリンダ本体(1)と、ピストン(5)と、ピストンロッド(5a)と、メインローラー(9)、サブローラー(37)と、ガイドローラー又はスライダー(27)と、ローラー軸(16b)と、固定レール(4)と、カムボックス(15)とを備えた6筒4サイクル内燃機関であって、
    カムボックス(15)に一つの内腔溝カム(6a)が内装され、その上部に2本の円周線(50)、(51)と円周の三等分線(25)とが交差する6箇所に直列に6つの筒孔(2)が設置されかつシリンダ蓋体(28)が装着されたシリンダ本体(1)はカムボックス(15)に固着され、6つの筒孔(2)内に6つのピストン(5)に固定された6つのピストンロッド(5a)の下部が共にカムボックス(15)内の1本の三脚ローラー軸(16a)の3つの軸段に取付けられ、3つのメインローラー(9)と3つのサブローラー(37)は三脚ローラー軸(16a)の3つの軸段外端付近にかつ内腔溝カム(6a)の溝円周のカム輪郭に対応する位置に装着され、該ローラー軸は三箇所が自由に支持する非片持ち梁の構造に形成し、3のガイドレール又はスライダー(27)は三脚ローラー軸(16b)の3つの軸段のそれぞれのシリンダ本体(1)の下端円周三等分箇所に軸方向に設置された3本の固定レール(4)に対応する位置にかつ3本の固定レール(4)内に設置されることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる6筒4サイクル内燃機関。
  15. 内腔溝カム(6b)と、バルブと動弁機構カム軸など動弁機構の一部が装着されたシリンダ蓋体(28)と、筒孔(2)が設けられたシリンダ本体(1)と、ピストン(5)と、ピストンロッド(5a)と、メインローラー(9)と、サブローラー(37)と、ガイドローラー又はスライダー(27)と、1本のローラー軸(16b)と、固定レール(4)と、カムボックス(15)とを備えた8筒4サイクル内燃機関であって、
    カムボックス(15)に一つの内腔溝カム(6b)が内装され、その上部に2本の円周線(50)、(51)と円周の四等分線(34)とが交差する8箇所に直列に8つの筒孔(2)が設置されかつシリンダ蓋体(28)が装着されたシリンダ本体(1)はカムボックス(15)に固着され、8つの筒孔(2)内に8つのピストン(5)に固定された8つのピストンロッド(5a)の下部が共にカムボックス(15)内の1本の四脚ローラー軸(16b)の4つの軸段に取付けられ、4つのメインローラー(9)と4つのサブローラー(37)は四脚ローラー軸(16b)の4つの軸段外端付近にかつ内腔溝カム(6b)の溝円周のカム輪郭に対応する位置に装着され、該ローラー軸は四箇所が自由に支持された非片持ち梁の構造に形成し、4つのガイドレール又はスライダー(27)は四脚ローラー軸(16b)の4つの軸段のそれぞれのシリンダ本体(1)の下端円周四等分箇所に軸方向に設置された4本の固定レール(4)に対応する位置にかつ4本の固定レール(4)内に設置されることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる8筒2サイクル内燃機関。
  16. 前記各シリンダ蓋体(28)の動弁機構カム軸(35)の一端に傘歯車(40)を有し、内腔溝カムの上端中心に上向きに設置された動弁機構伝動軸(48)に傘歯車(47)を有し、該動弁機構伝動軸(48)はローラー軸中部貫通孔(55)の上端を通過し、該傘歯車(40)と該傘歯車(47)とが噛み合って伝動することを特徴とする請求項1,2,10,11,13,14,15に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる4サイクル内燃機関。
  17. 前記動弁機構カム軸は、シリンダ全体の1/2に対応するバルブ開閉角が同様である吸気カムと、その他の1/2に対応するバルブ開閉角が同様である吸気カムとの位相差が180°であり、シリンダ全体の1/2に対応するバルブ開閉角が同様である排気カムと、その他の1/2に対応するバルブ開閉角が同様である排気カムとの位相差が180°であること特徴とする請求項1,2,10,11,13,14,15の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる4サイクル内燃機関。
  18. 前記ピストンロッド(5)下部の変化する密封室のシリンダ本体(1)又はカムボックス(15)壁の側方向孔(45)に空気をシリンダへ吸入する吸気チェック弁(69)と空気をシリンダから排出する排気チェック弁(70)とが設置され、或いは、ピストンロッド(5)下部の密封室の圧力が動力源に変化して密封室のシリンダ本体(1)又はカムボックス(15)壁の側方向孔(45)に装着されたフリーピストン式又はダイアフラム式往復増圧ポンプ(73)内のフリーピストン(71)又はダイアフラム(72)を駆動し、チェック弁蓋体(77)に取付けられた吸気チェック弁(69)と排気チェック弁(70)により、空気をシリンダへ吸入したり、空気をシリンダから排出したりすること特徴とする請求項1,2,9,10,11,13,14,15の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる4サイクル内燃機関。
  19. 単筒同軸内腔溝カムパワー伝達機構と、ヒーター(56)と、リジェネレーター(57)と、冷却器(58)とを備えた2筒スターリングエンジンであって、
    2セットの単筒同軸内腔溝カムパワー伝達機構用歯車(42)は互いに噛み合って伝動し、そのうちの1つが動力シリンダのシリンダ蓋体(28)のバルブ(19)としてヒーター(56)に連通し、他の1つが動弁機構シリンダのシリンダ蓋体(28)のバルブ(19)として冷却器(58)に連通し、ヒーター(56)と冷却器(58)の何れか1つのバルブによりリジェネレーター(57)に連通すること特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる2筒スターリングエンジン。
  20. 単筒同軸内腔溝カムパワー伝達機構と、気道(64)と、カットバック弁(60)と、カットバック歯車(38)と、伝動歯車(61)と、伝動軸(59)とを備えた気・油圧モーターであって、
    少なくとも2セットの単筒同軸内腔溝カムパワー伝達機構のそれぞれの伝動歯車(38)が並列に接続するように伝動軸(59)下部の伝動歯車(61)に互いに噛み合って伝動し、伝動軸(59)の上端とカットバック弁(60)のカットバック弁芯(60b)と接続し、二つのシリンダ蓋体(28)のバルブ(19)の何れかにカットバック弁(60)と連通する気道(64)を有すること特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる気・油圧モーター。
  21. 内腔溝カム(6)と、ローラー軸(16)と、ピストン(5)と、ピストンロッド(5a2a)と、メインローラー(9)と、サブローラー(37)と、ガイドローラー又はスライダー(27)と、吸気チェック弁(69)と排気チェック弁(70)が装着されたシリンダ蓋体(28)と、筒孔(2)が設けられたシリンダ本体(1)と、固定レール(4)と、カムボックス(15)とを備えた気・油圧ポンプであって、
    内腔溝カム(6)はカムボックス(15)に取付けられ、その上部に同軸に1つの筒孔(2)が設けられてシリンダ蓋体(28)が装着されたシリンダ本体(1)はカムボックス(15)に固着され、筒孔(2)内にピストン(5)に固定されたピストンロッド(5a2a)の下部がカムボックス(15)内の1つのローラー軸(16)に取付けられ、2つのメインローラー(9)と2つのサブローラー(37)はローラー軸(16)の両端付近にかつ内腔溝カム(6)の円周カム輪郭に対応する位置に装着され、該ローラー軸は内腔溝カム(6)の溝円周のカム輪郭に両端が自由に支持される非片持ち梁の構造に形成し、2つのガイドレール又はスライダー(27)はローラー軸(16)のシリンダ本体(1)の下端円周二等分箇所に軸方向に設置された2本の固定レール(4)に対応する位置にかつ2本の固定レール(4)内に設置されることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる気・油圧ポンプ。
  22. 前記内腔溝カムの円周カム輪郭の曲面の上がり曲線(31)及び/または下がり曲線(32)の最大圧力角が60°〜80°の範囲内に設定されることを特徴とする請求項1,2,3,8,9,10,11,13,14,15、19、20の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構からなる内燃機関、スターリングエンジン、気・油圧モーター。
  23. 前記内腔溝カムの上端面、下端面には上端面ベアリング(33a)にある環状溝(33a1)に対向する貫通孔(6i)が有し、上端面ベアリング(33a)の環状溝(33a1)にある貫通孔と固定レール(4)にある孔(66)とが連通し、内腔溝カム下端面と固定レール(4)にある孔(66)とが連通する潤滑油路が形成することを特徴とする請求項1,2,8,9,10,11,13,14,15、19、20の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構を構成した内燃機関、スターリングエンジン、気圧モーター、油圧モーター。
  24. 前記内腔溝カムは、1つの円周カム輪郭が同様な少なくとも二つの山二つの谷を有する波形の端面を有した端面カム(46)(下部円周カム輪郭8に属し)と、1つの端面カムと対応して円周が同様な二つの山二つの谷を有する波形でかつ二つの切欠き(12)を有する内フランジカム(3)(上部円周カム輪郭7に属し)とを組み合わせて固定されて形成することを特徴とする請求項1,2,8,9,10,11,13,14,15,19,20,21の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  25. 前記内腔溝カムの上部円周カム輪郭(7)の仕事曲面の下向けの投影が下部円周カム輪郭(8)の仕事曲面と重畳しない又は部分的に重畳すること特徴とする請求項1,2,3,8,9,10,11,13,14,15,19,20,21の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  26. 前記サブローラー(37)と内腔溝カムの上部円周カム輪郭(7)とが接触して噛み合い、メインローラー(9)と下部円周カム輪郭(8)とが接触して噛み合うことを特徴とする請求項1,2,8,9,10,11,13、14,15,19,20,21の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  27. 前記内腔溝カムの円周カム輪郭は内向けに傾斜する上部円周カム輪郭(7)及び/または下部円周カム輪郭(8)であることを特徴とする請求項1,2,3,8,9,10,11,13,14,15,19,20,21の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構。
  28. 水中、陸上、空中の各状態で運行できる交通手段中或いは電力輸出機器中に取り付けた本発明の内燃機関、外燃機関或いは気・油圧モーターで駆動力が提供されることを特徴とする請求項1,2,8,9,10,11,13,14,15,19,20の何れか一項に記載の直線運動と回転運動とを変換するパワー伝達機構を構成した内燃機関、スターリングエンジン、気圧モーター、油圧モーター。
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