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JP2008511775A - 二重回転爪付きラッチ - Google Patents

二重回転爪付きラッチ Download PDF

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JP2008511775A
JP2008511775A JP2007530261A JP2007530261A JP2008511775A JP 2008511775 A JP2008511775 A JP 2008511775A JP 2007530261 A JP2007530261 A JP 2007530261A JP 2007530261 A JP2007530261 A JP 2007530261A JP 2008511775 A JP2008511775 A JP 2008511775A
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pawl
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holding
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JP2007530261A
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カラバロナ,エリック
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サウスコ,インコーポレイティド
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Publication date
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Abstract

二重回転爪を有するラッチが開示される。ラッチは、特にコンパートメントの二重ドアを閉鎖ポジションに解除可能に固定するのに適している。各回転爪は、ドアのそれぞれ1枚に取り付けられるストライカと係合して、コンパートメントに対して両方のドアを閉鎖ポジションに固定する。

Description

本発明は、コンパートメントの2枚閉鎖パネルを閉鎖ポジションに固定するために使用される二重回転爪を有するラッチに関するものである。
多くの用途において、1枚のパネルを別のパネルに固定する必要が生じる。例えば、自動車産業において、車両の内部コンパートメントが使われない時にはコンパートメントの閉鎖として作用するパネルを閉鎖ポジションに固定しなければならない。この種のコンパートメントの例としては、グローブボックス及び車両の前座席間の中央コンソールコンパートメントがある。コンパートメントの中身を利用するためにユーザーが閉鎖部材を選択的に開けられるようにしながら、コンパートメントの中身を固定するために、この種のコンパートメントの閉鎖部材はラッチによって選択的に閉鎖ポジションに固定される。この目的のための技術上多くのラッチがこれまで提案されている。この種のラッチの例は、米国特許第5,927,772号(US−5,927,772)及び6,761,278号(US−6,761,278)に示されている。しかし、それでも、コンパートメントの二重閉鎖部材を解除可能に閉鎖ポジションに固定できるラッチが技術上必要とされる。
本発明は、コンパートメントの二重ドアを解除可能に閉鎖ポジションに固定するためのラッチに関するものである。ラッチは2つの回転爪を有し、各回転爪は、両方のドアをコンパートメントに対して相対的に閉鎖ポジションに固定するためにドアのそれぞれ1枚に取り付けられるストライカロッドと係合する。本発明に従ったラッチのいくつかの実施態様は、二重ドアが連結される用途において使用するために設計される。このような用途においては、ドアのうち1枚を閉めると、他方のドアも閉鎖ポジションへ動かす。しかし、ドアの間の機械的連結は完全ではなく、ドアの閉鎖は必ずしも同時ではない。一方のドアが他方のドアの閉鎖より僅かに遅れることがしばしばある。連結されたドアと連動するよう設計される本発明の実施態様は、一方のドアが他方のドアに遅れてもドアを適切に閉鎖ポジションに固定するように設計される。
図1−23を参照すると、本発明に従った二重回転爪を有するラッチ100の第一の実施態様が示されている。ラッチ100は、2つの回転爪106及び108を用いて2枚のドア102及び104を同時にロックするよう設計されるソレノイド操作ラッチであり、ドア102、104のピボットまたはヒンジの間に配置され、爪106、108は同一平面で回転する。爪106、108はそれぞれ歯110、112を備えており、歯はかみ合って、爪106、108を相対する方向に回転させて、それぞれのストライカロッド114、116を掛けさせ、外させる。従って、両方の爪106及び108をそのアンラッチポジションへ片寄らせるためにねじりバネを1つしか必要としない。さらに、ロッキングバー120が爪106、108のうち一方に係合してこの爪をラッチポジションに保持すると、歯110、112の係合によって他方の爪もラッチポジションに保持されるので、両方の爪をラッチポジションに維持するためにロッキングバーを1つしか必要としない。図に示される例において、ロッキングバー120は爪106に係合し、ねじりバネ118のバイアス力が爪108に直接加えられるように、ねじりバネ118は爪108に接触する。ロッキングバー120は、係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動くことができる。係合ポジションにおいて、ロッキングバー120は、爪106がラッチポジションのとき突出した周壁124によって形成されるステップ122と係合して、爪106を従って爪108をそのラッチポジションに維持する。離脱ポジションにおいて、ロッキングバー120はステップ122から離脱し、それによって爪106、108がねじりバネ118のバイアス力を受けてそれぞれのアンラッチポジションへ自由に回転できるようにする。周壁124は、爪106の回転軸に対して平行の方向に爪106の周囲の一部から突き出す。爪108がねじりバネ118によって爪108に加えられるバイアス力のためにアンラッチポジションへ回転すると、歯110、112がかみ合っているので、爪106もそのアンラッチポジションへ回転する。ロッキングバー120は操作ロッド126に取り付けられ、操作ロッド126はソレノイド128に取り付けられる。ソレノイド128はハウジング132によって支えられる。ロッキングバー120は、ロッキングバー120の係合ポジションに対応する第一のポジションとロッキングバー120の離脱ポジションに対応する第二のポジションとの間の操作ロッド126の直線的動きに応答して係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動く。操作ロッド126は、ハウジング132の穴130によってその直線的動きを案内される。穴130の周囲を形成する環状壁134は、ロッキングバー120とソレノイド128から遠位の操作ロッドの端136との中間で操作ロッド126を可動的に支える座面となる。ロッキングバー120は、ハウジング132に配備されるスロット138を通り抜けて伸びるように配置される。操作ロッド126と爪106はスロット138の相対する側に配置され、スロット138はロッキングバー120が爪106に接近できるようにする。スロット138は、ハウジング132のどの部分からも妨害されることなく係合ポジションと離脱ポジションとの間のロッキングバーの運動範囲に少なくとも対応する十分なクリアランスを与えるのに十分な長さである。スロット138は、また、ロッキングバー120及び操作ロッド126の直線的動きを案内するのに役立つ。
ハウジング132は、第二のプレート135が取り付けられているメインプレート133の形を取る。第二のプレート135はメインプレート133に対して垂直である。ソレノイド128はメインプレート133の一方の側で支えられ、爪106、108はメインプレート133の他方の側で回転式に支えられる。スロット138がプレート133に形成される。穴130がプレート135に形成される。第三のプレート137は、プレート137がプレート133に対して平行であるがこれから間隔を置くように、メインプレート133によって支えられる。爪106、108はプレート133と137の中間に回転式に支えられ、各爪の回転軸はプレート133及び137の各々に対して垂直である。各爪106、108の回転軸は、他方の爪の回転軸に対して平行でかつこれから間隔を置く。爪106、108が配置されるプレート133の側の反対側にソレノイド支持ブラケット139が配備される。ハウジング132は、また、ドア102、104によって固定されるコンパートメントの開口付近にラッチ100の取付けのための取り付け穴141も備える。
爪106は、ハーフシャフト113とハウジング132に配備されるハーフシャフト113を受けるための穴117との係合によって回転式に支えられる。ハーフシャフト113は爪106の両側から外側に突き出す。爪108は、ハーフシャフト115とハウジング132に配備されるハーフシャフト115を受けるための穴119との係合によって回転式に支えられる。ハーフシャフト115は爪108の両側から外側に突き出す。ねじりバネ118は、2つのコイル部145を持ち、その各々がそれぞれのハーフシャフト115を取り囲む。各コイル部145から第一のスプリングアーム147及び第二のスプリングアーム149が伸びる。それぞれのコイル部145から遠位に配置される第一のスプリングアーム147の端はハウジング132に対して固定的に配置される。それぞれのコイル部145から遠位に配置される第二のスプリングアーム149の端はクロスバー151によって接続される。クロスバー151は爪108に形成されるノッチ153に係合される。このようにして、それぞれのコイル部145から遠位に配置される第二のスプリングアームの端は爪108に対して固定的に配置される。
アンラッチポジションにおいて、両方の爪106、108の鉤爪140、142はそれぞれ、ねじりバネ118のバイアス力によって、鉤爪140、142が上を指して、ドア102、104がコンパートメント開口に対して閉鎖ポジションへ向かって動くときストライカロッド114及び116の邪魔にならないように配置される。ストライカロッド114、116の各々は、ストライカロッドの各端からそれぞれのドアの内面へ伸びる脚によってそれぞれのドア102、104の内面からある距離に支えられる細長いロッドの形を取る。動力源から遮断されたソレノイドの戻しバネ148は、爪106がラッチポジションではないとき、爪106の周壁124の内円周にロッキングバー120を押し付ける。ドア102、104がその閉鎖ポジションへ向かって動くとき、ストライカロッド114、116はそれぞれ爪106及び108のカム面150及び152と接触する。爪106及び108の各々は、各爪がそれぞれの回転軸の周りを回転するようにハウジング132によって回転式に支えられる。各ストライカロッド114、116とそれぞれの爪106、108のカム面150、152との間の接点及び各ストライカロッド114、116の経路はそれぞれの爪106、108の回転軸からずれる。従って、ドア102、104がその閉鎖ポジションへ移動することにより各ストライカロッド114、116がそれぞれのカム面150、152にぶつかるとき、それぞれの爪106、108をラッチポジションへ回転させるトルクが、各ストライカロッド114、116によってそれぞれの爪106、108に与えられる。その結果、ドア102、104がその閉鎖ポジションへ動くことによって、各爪106、108はラッチポジションへ回転する。爪106、108の各々がドア102、104の閉鎖によりそれぞれのラッチポジションへ回転するとき、各爪106、108の鉤爪140、142はそれぞれのストライカロッド114、116の周りに引っ掛かる。爪106がそのラッチポジションへの回転を完了すると、ロッキングバー120はバネ148のバイアス力を受けて係合ポジションへ動く。係合ポジションにおいて、ロッキングバー120はステップ122上方に位置し、それによって、爪106、108がそのラッチポジションから回転するのを防ぐ。このようにして、ロッキングバー120は、鉤爪140、142がそれぞれストライカロッド114、116の周りに引っ掛かっているラッチ形態にラッチ100を保持し、それによってドア102、104を閉鎖ポジションに固定する。
爪106がラッチポジションではないが、少なくともラッチポジションに非常に近いところにあるとき、ロッキングバー120は周壁124によって離脱ポジションに維持される。爪106がラッチポジションではないとき、ロッキングバー120は爪106の周壁124の内円周に接してスライドする。
ラッチ100を開くためにはソレノイドに動力を与える。ソレノイド128に動力を与えると、操作ロッド126及びロッキングバー120がソレノイド128に向かって引っ込められて、ロッキングバー120は離脱ポジションへ動く。このように、ソレノイド128に動力を与えると、ロッキングバー120がステップ122から引き離され、爪106、108がバネ力を受けてアンラッチポジションへ回転できるようにする。ロッキングバー120は、その後、ソレノイド128が動力源から遮断されると爪106の周壁124の内円周に寄りかかる。ストライカロッド114、116はラッチ100から自由に離れることができるので、ドア102、104を開くことができるようにする。爪106、108は相互にかみ合って、両方のストライカロッド114、116は爪106、108のカム面150、152と接触するか否かに関係なく、一緒にアンラッチ及びラッチポジションへ動く。各鉤爪140、142とそれぞれのカム面150、152が協力してそれぞれの爪スロット154、156を形成するように、各鉤爪140、142はそれぞれの爪106、108のカム面150、152から間隔を置く。爪106、108がラッチポジションにありかつドア102、104が閉鎖ポジションに固定されるとき、ストライカロッド114、116はそれぞれ爪スロット154、156に受け入れられる。たとえストライカロッド114、116のうち1つしかそれぞれの爪106、108のそれぞれのカム面150、152に接触しておらず、他方のストライカロッドがカム面に接しているストライカロッドに遅れても、それぞれの爪106、108の鉤爪140、142によって遅れているストライカロッドが引っ掛けられて所定のポジションに引っ張られて、ドア102と104を基本的に同時に閉鎖ポジションに固定できるように、爪スロット154、156は、鉤爪140、142の先端近くで十分に広い。基本的に同時とは、ドア102の閉鎖ポジションへの固定とドア104の閉鎖ポジションへの固定との間に、通常の使用においてユーザーが感じられる遅れがないことを意味する。このような結果は、爪スロット154、156が鉤爪140、142の先端付近で最も広くて爪スロットの閉鎖底面に近くなるにつれて徐々に狭くなるように、爪スロットを先細にすることによって、さらに容易に得ることができる。このような形状にすることによって、遅れているストライカロッドがそれぞれの鉤爪140、142によって引っ掛けられると、爪106、108がそのラッチポジションへ回転するとき遅れているロッドが他方のロッドに追いつくように、遅れているロッドは加速される。ドア102、104は、一方のドアを閉鎖ポジションへ動かすと他方のドアも閉鎖ポジションへ動かすようなメカニズム(図には示されていない)によって連結される。ドア102、104がどちらかのドアだけを押すことによって閉められるとき、ドアを連結するメカニズムの遊びが蓄積する結果、一方のストライカロッド114または116は他方のロッドから遅れる。図に示される例において、爪106、108の鉤爪140、142は、先行するストライカロッドがそれぞれの爪に接触するとき遅れているストライカロッドがそれぞれの爪に接触したはずのポジションから外れる距離が最高で5mmであるように、ストライカロッドが他方のロッドから遅れた場合に遅れているストライカロッドに引っ掛かって、これを引き入れるように設計される。ドア102、104がどちらかのドアだけを押すことによって閉められる場合、ユーザーによって押されるドアのストライカロッドは通常先行し、連結メカニズムの作用によって閉められるドアのストライカロッドは、通常、その公称ポジションから遅れる。公称ポジションとは、ストライカロッドが同時にそれぞれの爪に接触するように両方のドアがユーザーによって同時に閉鎖ポジション方向に押される場合にストライカロッドがとるはずのポジションを意味する。
ラッチ100は、ドア102及び104が非対称である場合にも使用することができる。例えば、一方のドアのストライカロッドと蝶番運動軸との間の距離は、他方のドアのストライカロッドと蝶番運動軸との間の距離より大きくてもよい。その結果、ストライカロッドは、ドアがその閉鎖ポジションへ動くとき異なる速度で動く。爪106、108の回転速度の比率は、爪106と108との間の歯車比を適切に選択することによってストライカロッド114、116の速度比に対応させるように選択することができる。さらに、ストライカロッドの速度の差は、設計によってドアの運動範囲が異なる場合などドア102及び104を連結するメカニズムがドア102及び104を異なる速度で回転させる場合にも生じる可能性がある。どの程度のストライカロッドの速度の差が生じるかに関係なく、希望の歯車比を有する爪を選択することによって爪106、108の間の歯車比を変えて、ストライカロッド114と116の間の速度の相違に対応することができる。図に示される例において、ドア102の角速度はドア104の角速度の1.5倍なので、爪106と108との間の歯車比は3:2である。ドア102と104の角速度の差は図に示される応用においてドアを連結するメカニズムの関数である。
図24−41を参照すると、本発明に従った二重回転爪を持つラッチ200の第二の実施態様が示されている。ラッチ200は、2つの回転爪206及び208を用いて同時に2枚のドア202及び204をロックするように設計されるソレノイド操作ラッチであり、ドア202、204のピボットまたはヒンジの間に配置され、爪206、208は同一平面で回転する。爪206、208は歯210、212を備え、歯はそれぞれかみ合って、爪206、208を相対する方向に回転させて、それぞれのストライカロッド214及び216を掛けさせ、外させる。従って、両方の爪206、208をそのアンラッチポジションへ片寄らせるために、ねじりバネ218を1つしか必要としない。さらに、ロッキングバー220が爪206、208のうち一方に係合して、この爪をラッチポジションに保持すると、歯210、212の係合によって他方の爪もラッチポジションに保持されるので、両方の爪をラッチポジションに維持するためにロッキングバー220を1つしか必要としない。図に示される例において、ロッキングバー220は爪206と係合し、ねじりバネ218のバイアス力が直接爪208に加えられるようにねじりバネ218は爪208と接触する。ロッキングバー220は係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動くことができる。係合ポジションにおいて、ロッキングバー220は、爪206がラッチポジションのとき爪に形成されるステップまたはノッチ222と係合して、爪206を従って爪208もラッチポジションに維持する。離脱ポジションにおいて、ロッキングバー220はステップ222から離脱し、それによって、爪206、208がねじりバネ218のバイアス力を受けてそれぞれのアンラッチポジションへ自由に回転できるようにする。爪208がねじりバネ218によって爪208に与えられるバイアス力によりアンラッチポジションへ回転すると、歯210、212がかみ合っているので、爪206もアンラッチポジションへ回転する。ロッキングバー220は操作ロッド226に取り付けられ、操作ロッドはソレノイド228に取り付けられる。ソレノイド228はハウジング232によって支えられる。ロッキングバー220は、ロッキングバーの係合ポジションに対応する第一のポジションとロッキングバー220の離脱ポジションに対応する第二のポジションとの間の操作ロッドの直線的動きに応答して、係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動く。操作ロッド226は、ハウジング232の穴230によって直線的動きを案内される。穴230の周囲を形成する環状壁234は、ロッキングバー220とソレノイド228から遠位にある操作ロッド226の端236との中間で操作ロッド226を可動的に支える座面となる。ロッキングバー220は、ハウジング232に配備されるスロット238を通り抜けて伸びるように配置される。操作ロッド226と爪206はスロット238の相対する側に配置され、スロット238は、ロッキングバー220が爪206に接近できるようにする。スロット238は、ハウジング232のどの部分からも妨害されることなく係合ポジションと離脱ポジションとの間のロッキングバーの運動範囲に少なくとも対応する十分なクリアランスを与えるのに十分な長さである。スロット238は、また、ロッキングバー220及び操作ロッド226の直線的動きを案内するのにも役立つ。
ハウジング232は、第二のプレート235が取り付けられているメインプレート233の形を取る。第二のプレート235はメインプレート233に対して垂直である。ソレノイド228はメインプレート233の一方の側で支えられ、爪206、208はメインプレート233の他方の側で回転式に支えられる。スロット238がプレート233に形成される。穴230がプレート235に形成される。第三のプレート237は、プレート237がプレート233に対して平行であるがこれから間隔を置くように、メインプレート233によって支えられる。爪206、208はプレート233と237の中間に回転式に支えられ、各爪の回転軸はプレート233及び237の各々に対して垂直である。各爪206、208の回転軸は、他方の爪の回転軸に対して平行でかつこれから間隔を置く。爪206、208が配置されるプレート233の側の反対側にソレノイド支持ブラケット239が配備される。ハウジング232は、また、ドア202、204によって固定されるコンパートメントの開口付近にラッチ200の取付けのための取り付け穴241も備える。第三のプレート237は、スロット238と見当が合いかつこれと同じ広がりを持つスロット243を備える。強度を増すためにロッキングバー220が両端付近で機械的に支えられるように、ロッキングバー220はスロット238及び243の両方を通り抜けて伸びることが望ましい。
爪206は、ハーフシャフト213とハウジング232に配備されるハーフシャフト213を受けるための穴217との係合によって回転式に支えられる。ハーフシャフト213は爪206の両側から外側に突き出す。爪208は、ハーフシャフト215とハウジング232に配備されるハーフシャフト215を受けるための穴219との係合によって回転式に支えられる。ハーフシャフト215は爪208の両側から外側に突き出す。ねじりバネ218は、2つのコイル部245を持ち、その各々がそれぞれのハーフシャフト215を取り囲む。各コイル部245から第一のスプリングアーム247及び第二のスプリングアーム249が伸びる。それぞれのコイル部245から遠位に配置される第一のスプリングアーム247の端はハウジング232に対して固定的に配置される。それぞれのコイル部245から遠位に配置される第二のスプリングアーム249の端はクロスバー251によって接続される。クロスバー251は爪208に形成されるノッチ253に係合される。このようにして、それぞれのコイル部245から遠位に配置される第二のスプリングアーム249の端は爪208に対して固定的に配置される。
アンラッチポジションにおいて、両方の爪206、208の鉤爪240、242はそれぞれ、ねじりバネ218のバイアス力によって、鉤爪240、242が上を指して、ドア202、204がコンパートメント開口に対して相対的に閉鎖ポジションへ向かって動くときストライカロッド214及び216の邪魔にならないように配置される。ストライカロッド214、216の各々は、ストライカロッドの各端からそれぞれのドアの内面へ伸びる脚によってそれぞれのドア202、204の内面からある距離に支えられる細長いロッドの形を取る。動力源から遮断されたソレノイドの戻しバネ248は、爪206がラッチポジションではないとき、ノッチ222から鉤爪240の反対方向に伸びる外周形状に接して爪206の外周の一部224に向かってロッキングバー220を引っ張る。ドア202、204がその閉鎖ポジションへ向かって動くとき、ストライカロッド214、216はそれぞれ爪206及び208のカム面250及び252と接触する。爪206及び208の各々は、各爪がそれぞれの回転軸の周りを回転するようにハウジング232によって回転式に支えられる。各ストライカロッド214、216とそれぞれの爪206、208のカム面250、252との間の接点及び各ストライカロッド214、216の経路はそれぞれの爪206、208の回転軸からずれる。従って、ドア202、204がその閉鎖ポジションへ動くことにより各ストライカロッド214、216がそれぞれのカム面250、252にぶつかるとき、それぞれの爪206、208をラッチポジションへ向かって回転させるトルクが、各ストライカロッド214、216によってそれぞれの爪206、208に与えられる。その結果、ドア202、204がその閉鎖ポジションへ動くことによって、各爪206、208はラッチポジションへ回転する。爪206、208の各々がドア202、204の閉鎖によりそれぞれのラッチポジションへ回転するとき、各爪206、208の鉤爪240、242はそれぞれのストライカロッド214、216の周りに引っ掛かる。爪206がそのラッチポジションへの回転を完了すると、ロッキングバー220はバネ248のバイアス力を受けて係合ポジションへ動く。係合ポジションにおいて、ロッキングバー220はステップ222上方でかつその中に位置し、それによって、爪206、208がそのラッチポジションから回転するのを防ぐ。このようにして、ロッキングバー220は、鉤爪240、242がそれぞれストライカロッド214、216の周りに引っ掛かっているラッチ形態にラッチ200を保持し、それによってドア202、204を閉鎖ポジションに固定する。
爪206がラッチポジションではないが、少なくともラッチポジションに非常に近いところにあるとき、ロッキングバー220は爪206の外周の一部224によって離脱ポジションに維持される。爪206がラッチポジションではないとき、ロッキングバー220は爪206の外周の一部224に接してスライドして、これに乗る。
ラッチ200を開くためにはソレノイドに動力を与える。ソレノイド228に動力を与えると、操作ロッド226及びロッキングバー220がソレノイド228から押し離され、ロッキングバー220は離脱ポジションへ動く。このように、ソレノイド228に動力を与えると、ロッキングバー220がステップ222から押し離され、爪206、208がバネ力を受けてアンラッチポジションへ回転できるようにする。ロッキングバー220は、その後、ソレノイド228が動力源から遮断されると爪206の外周の一部224に寄りかかる。ストライカロッド214、216はラッチ200から自由に離れることができるので、ドア202、204を開くことができるようにする。爪206、208は相互にかみ合って、両方のストライカロッド214、216が爪206、208のカム面250、252と接触するか否かに関係なく、一緒にアンラッチ及びラッチポジションへ動く。各鉤爪240、242とそれぞれのカム面250、252が協力してそれぞれの爪スロット254、256を形成するように、各鉤爪240、242はそれぞれの爪206、208のカム面250、252から間隔を置く。爪206、208がラッチポジションにありかつドア202、204が閉鎖ポジションに固定されるとき、ストライカロッド214、216はそれぞれ爪スロット254、256に受け入れられる。たとえストライカロッド214、216のうち1つしかそれぞれの爪206、208のそれぞれのカム面250、252に接触しておらず、他方のストライカロッドがカム面に接しているストライカロッドに遅れても、それぞれの爪206、208の鉤爪240、242によって遅れているストライカロッドが引っ掛けられて所定のポジションへ引っ張られて、ドア202と204を基本的に同時に閉鎖ポジションに固定できるように、爪スロット254、256は、鉤爪240、242の先端近くで十分に広い。基本的に同時とは、ドア202の閉鎖ポジションへの固定とドア204の閉鎖ポジションへの固定との間に、通常の使用においてユーザーが感じられる遅れがないことを意味する。このような結果は、爪スロット254、256が鉤爪240、242の先端付近で最も広くて爪スロットの閉鎖底面に近くなるにつれて徐々に狭くなるように、爪スロットを先細にすることによって、さらに容易に得ることができる。このような形状にすることによって、遅れているストライカロッドがそれぞれの鉤爪240、242によって引っ掛けられると、爪206、208がそのラッチポジションへ回転するとき遅れているロッドが他方のロッドに追いつくように、遅れているロッドは加速される。ドア202、204は、一方のドアを閉鎖ポジションへ動かすと他方のドアも閉鎖ポジションへ動かすようなメカニズム(図には示されていない)によって連結される。ドア202、204がどちらかのドアだけを押すことによって閉められるとき、ドアを連結するメカニズムの遊びが蓄積する結果、一方のストライカロッド214または216は他方のロッドから遅れる。図に示される例において、爪206、208の鉤爪240、242は、先行するストライカロッドがそれぞれの爪に接触するとき遅れているストライカロッドがそれぞれの爪に接触したはずのポジションから外れる距離が最高で5mmであるように、ストライカロッドが他方のロッドから遅れた場合に遅れているストライカロッドに引っ掛かって、これを引き入れるように設計される。ドア202、204がどちらかのドアだけを押すことによって閉められる場合、ユーザーによって押されるドアのストライカロッドは通常先行し、連結メカニズムの作用によって閉められるドアのストライカロッドは、通常、その公称ポジションから遅れる。公称ポジションとは、ストライカロッドが同時にそれぞれの爪に接触するように両方のドアがユーザーによって同時に閉鎖ポジション方向に押される場合にストライカロッドがとるはずのポジションを意味する。
ラッチ200は、ドア202及び204が非対称である場合にも使用することができる。例えば、一方のドアのストライカロッドと蝶番運動軸との間の距離は、他方のドアのストライカロッドと蝶番運動軸との間の距離より大きくてもよい。その結果、ストライカロッドは、ドアがその閉鎖ポジションへ動くとき異なる速度で動く。爪206、208の回転速度の比率は、爪206と208との間の歯車比を適切に選択することによってストライカロッド214、216の速度比に対応させるように選択することができる。さらに、ストライカロッドの速度の差は、設計によってドアの運動範囲が異なる場合などドア202及び204を連結するメカニズムがドア202及び204を異なる速度で回転させる場合にも生じる可能性がある。どの程度のストライカロッドの速度の差が生じるかに関係なく、希望の歯車比を有する爪を選択することによって爪206、208の間の歯車比を変えて、ストライカロッド214と216の間の速度の相違に対応することができる。図に示される例において、ドア202の角速度はドア204の角速度の1.5倍なので、爪206と208との間の歯車比は3:2である。ドア202と204の角速度の差は図に示される応用においてドアを連結するメカニズムの関数である。
図42−63を参照すると、本発明に従った二重回転爪を持つラッチ300の第三の実施態様が示されている。ラッチ300は、2つの回転爪306及び308を用いて同時に2枚のドア202及び204をロックするように設計されるソレノイド操作ラッチであり、ドア202、204のピボットまたはヒンジの間に配置され、爪306、308は同一平面で回転する。ラッチ300は基本的にラッチ200と同様であるので、説明を簡潔にするためにラッチ200と異なるラッチ300の特徴についてのみ以下に詳細に説明する。爪306、308は、爪306、308の回転軸に対してずれたまたは偏心的な穴310、312を備える。穴310、312は、連結バー311の各端が爪306、308のうちのそれぞれ1つに旋回可能に接続されるようにする。連結バー311は、1つの爪の回転が他方の爪を回転させて両方の爪306、308を同じ方向に回転させるように、爪306、308を連結する。爪306、308は、それぞれのラッチポジションとアンラッチポジションとの間を回転式に動くことができ、これらのポジションにおいて爪はそれぞれのストライカロッド214及び216をそれぞれ掛けて、外す。従って、両方の爪306、308をそのアンラッチポジションへ片寄らせるために、ねじりバネ218を1つしか必要としない。さらに、ロッキングバー320が爪306、308のうち一方に係合してこの爪をラッチポジションに保持すると、連結バー311による連結によって他方の爪もラッチポジションに保持されるので、両方の爪をラッチポジションに維持するためにロッキングバー320を1つしか必要としない。図に示される例において、ロッキングバー320は爪306と係合し、ねじりバネ218のバイアス力が爪308に直接加えられるように、ねじりバネ218は爪308と接触する。ロッキングバー320は係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動くことができる。係合ポジションにおいて、ロッキングバー320は、爪306がラッチポジションのとき爪306に形成されるステップまたはノッチ322と係合して、爪306を従って爪308もそのラッチポジションに維持する。離脱ポジションにおいて、ロッキングバー320はステップ322から離脱し、それによって、爪306、308がねじりバネ218のバイアス力を受けてそれぞれのアンラッチポジションへ自由に回転できるようにする。爪308がねじりバネ218によって爪308に与えられるバイアス力によりアンラッチポジションへ回転すると、連結バー311によって与えられる連結によって、爪306もアンラッチポジションへ回転する。ロッキングバー320は操作ロッド326に取り付けられ、操作ロッドはソレノイド328に取り付けられる。ソレノイド328はハウジング332によって支えられる。ロッキングバー320は、ロッキングバー320の係合ポジションに対応する第一のポジションとロッキングバー320の離脱ポジションに対応する第二のポジションとの間の操作ロッド326の直線的動きに応答して、係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動く。操作ロッド326は、ハウジング332の穴330によって直線的動きを案内される。穴330の周囲を形成する環状壁334は、ロッキングバー320とソレノイド328から遠位にある操作ロッド326の端336との中間で操作ロッド226を可動的に支える座面となる。ロッキングバー320は、ハウジング332に配備されるスロット338を通り抜けて伸びるように配置される。操作ロッド326と爪306はスロット338の相対する側に配置され、スロット338は、ロッキングバー320が爪306に接近できるようにする。スロット338は、ハウジング332のどの部分からも妨害されることなく係合ポジションと離脱ポジションとの間のロッキングバー320の運動範囲に少なくとも対応する十分なクリアランスを与えるのに十分な長さである。スロット338は、また、ロッキングバー320及び操作ロッド326の直線的動きを案内するのにも役立つ。
ハウジング332は、第二のプレート335が取り付けられているメインプレート333の形を取る。第二のプレート335はメインプレート333に対して垂直である。ソレノイド328はメインプレート333の一方の側で支えられ、爪306、308はメインプレート333の他方の側で回転式に支えられる。スロット338がプレート333に形成される。穴330がプレート335に形成される。第三のプレート337は、プレート337がプレート333に対して平行であるがこれから間隔を置くように、メインプレート333によって支えられる。爪306、308はプレート333と337の中間に回転式に支えられ、各爪の回転軸はプレート333及び337の各々に対して垂直である。各爪306、308の回転軸は、他方の爪の回転軸に対して平行でかつこれから間隔を置く。爪306、308が配置されるプレート333の側の反対側にソレノイド支持ブラケット339が配備される。ハウジング332は、また、ドア202、204によって固定されるコンパートメントの開口付近にラッチ300の取付けのための取り付け穴341も備える。第三のプレート337は、スロット338と見当が合いかつこれと同じ広がりを持つスロット343を備える。強度を増すためにロッキングバー320が両端付近で機械的に支えられるように、ロッキングバー320はスロット338及び343の両方を通り抜けて伸びることが望ましい。
爪306は、ハーフシャフト313とハウジング332に配備されるハーフシャフト313を受けるための穴317との係合によって回転式に支えられる。ハーフシャフト313は爪306の両側から外側に突き出す。爪308は、ハーフシャフト315とハウジング332に配備されるハーフシャフト315を受けるための穴319との係合によって回転式に支えられる。ハーフシャフト315は爪308の両側から外側に突き出す。ねじりバネ218は、2つのコイル部245を持ち、その各々が、ラッチ200について図に示されるのと同様に、それぞれのハーフシャフト315を取り囲む。各コイル部245から第一のスプリングアーム247及び第二のスプリングアーム249が伸びる。それぞれのコイル部245から遠位に配置される第一のスプリングアーム247の端は、ラッチ200について図に示されるのと同様に、ハウジング332に対して固定的に配置される。それぞれのコイル部245から遠位に配置される第二のスプリングアーム249の端はクロスバー251によって接続される。クロスバー251は爪308に形成されるノッチ353に係合される。このようにして、それぞれのコイル部245から遠位に配置される第二のスプリングアーム249の端は爪308に対して固定的に配置される。
アンラッチポジションにおいて、両方の爪306、308の鉤爪340、342はそれぞれ、ねじりバネ218のバイアス力によって、鉤爪340、342が上を指して、ドア202、204がコンパートメント開口に対して閉鎖ポジションへ向かって動くときストライカロッド214及び216の邪魔にならないように配置される。ストライカロッド214、216の各々は、ストライカロッドの各端からそれぞれのドアの内面へ伸びる脚によってそれぞれのドア202、204の内面からある距離に支えられる細長いロッドの形を取る。動力源から遮断されたソレノイドの戻しバネ348は、爪306がラッチポジションではないとき、ノッチ322から鉤爪340の反対方向に伸びる外周形状に接して爪306の外周の一部324に向かってロッキングバー320を引っ張る。ドア202、204がその閉鎖ポジションへ向かって動くとき、ストライカロッド214、216はそれぞれ爪306及び308のカム面350及び352と接触する。爪306及び308の各々は、各爪がそれぞれの回転軸の周りを回転するようにハウジング332によって回転式に支えられる。各ストライカロッド214、216とそれぞれの爪306、308のカム面350、352との間の接点及び各ストライカロッド214、216の経路はそれぞれの爪306、308の回転軸からずれる。従って、ドア202、204がその閉鎖ポジションへ動くことにより各ストライカロッド214、216がそれぞれのカム面350、352にぶつかるとき、それぞれの爪306、308をラッチポジションへ向かって回転させるトルクが、各ストライカロッド214、216によってそれぞれの爪306、308に与えられる。その結果、ドア202、204がその閉鎖ポジションへ向かって動くことによって、各爪306、308はラッチポジションへ回転する。爪306、308の各々がドア202、204の閉鎖によりそれぞれのラッチポジションへ回転するとき、各爪306、308の鉤爪340、342はそれぞれのストライカロッド214、216の周りに引っ掛かる。爪306がそのラッチポジションへの回転を完了すると、ロッキングバー320はバネ348のバイアス力を受けて係合ポジションへ動く。係合ポジションにおいて、ロッキングバー320はステップ322上方でかつその中に位置し、それによって、爪306、308がそのラッチポジションから回転するのを防ぐ。このようにして、ロッキングバー320は、鉤爪340、342がそれぞれストライカロッド214、216の周りに引っ掛かっているラッチ形態にラッチ300を保持し、それによってドア202、204を閉鎖ポジションに固定する。
爪306がラッチポジションではないが、少なくともラッチポジションに非常に近いところにあるとき、ロッキングバー320は爪306の外周の一部324によって離脱ポジションに維持される。爪306がラッチポジションではないとき、ロッキングバー320は爪306の外周の一部324に接してスライドして、これに乗る。
ラッチ300を開くためにはソレノイドに動力を与える。ソレノイド328に動力を与えると、操作ロッド326及びロッキングバー320がソレノイド328から押し離されて、ロッキングバー320は離脱ポジションへ動く。このように、ソレノイド228に動力を与えると、ロッキングバー320がステップ322から押し離され、爪306、308がバネ力を受けてアンラッチポジションへ回転できるようにする。ロッキングバー320は、その後、ソレノイド328が動力源から遮断されると爪306の外周の一部324に寄りかかる。ストライカロッド214、216はラッチ300から自由に離れることができるので、ドア202、204を開くことができるようにする。爪306、308は相互にかみ合って、両方のストライカロッド214、216が爪306、308のカム面350、352と接触するか否かに関係なく、一緒にアンラッチ及びラッチポジションへ動く。各鉤爪340、342とそれぞれのカム面350、352が協力してそれぞれの爪スロット354、356を形成するように、各鉤爪340、342はそれぞれの爪306、308のカム面350、352から間隔を置く。爪306、308がラッチポジションにありかつドア202、204が閉鎖ポジションに固定されるとき、ストライカロッド214、216はそれぞれ爪スロット354、356に受け入れられる。たとえストライカロッド214、216のうち1つしかそれぞれの爪306、308のそれぞれのカム面350、352に接触しておらず、他方のストライカロッドがカム面に接しているストライカロッドに遅れても、それぞれの爪306、308の鉤爪340、342によって遅れているストライカロッドが引っ掛けられて所定のポジションに引っ張られて、ドア202と204を基本的に同時に閉鎖ポジションに固定できるように、爪スロット354、356は、鉤爪340、342の先端近くで十分に広い。基本的に同時とは、ドア202の閉鎖ポジションへの固定とドア204の閉鎖ポジションへの固定との間に、通常の使用においてユーザーが感じられる遅れがないことを意味する。このような結果は、爪スロット354、356が鉤爪340、342の先端付近で最も広くて爪スロットの閉鎖底面に近くなるにつれて徐々に狭くなるように、爪スロットを先細にすることによって、さらに容易に得ることができる。このような形状にすることによって、遅れているストライカロッドがそれぞれの鉤爪340、342によって引っ掛けられると、爪306、308がそのラッチポジションへ回転するとき遅れているロッドが他方のロッドに追いつくように、遅れているロッドは加速される。ドア202、204は、一方のドアを閉鎖ポジションへ動かすと他方のドアも閉鎖ポジションに動かすようなメカニズム(図には示されていない)によって連結される。ドア202、204がどちらかのドアだけを押すことによって閉められるとき、ドアを連結するメカニズムの遊びが蓄積する結果、一方のストライカロッド214または216は他方のロッドから遅れる。図に示される例において、爪306、308の鉤爪340、342は、先行するストライカロッドがそれぞれの爪に接触するとき遅れているストライカロッドがそれぞれの爪に接触したはずのポジションから外れる距離が最高で5mmであるように、ストライカロッドが他方のロッドから遅れた場合に遅れているストライカロッドに引っ掛かって、これを引き入れるように設計される。ドア202、204がどちらかのドアだけを押すことによって閉められる場合、ユーザーによって押されるドアのストライカロッドは通常先行し、連結メカニズムの作用によって閉められるドアのストライカロッドは、通常、その公称ポジションから遅れる。公称ポジションとは、ストライカロッドが同時にそれぞれの爪に接触するように両方のドアがユーザーによって同時に閉鎖ポジション方向に押される場合にストライカロッドがとるはずのポジションを意味する。
図に示される例において、爪306と308との間の角変位比率は1:1である。
図64−84を参照すると、本発明に従った二重回転爪を持つラッチ400の第四の実施態様が示されている。ラッチ400は、2つの回転爪406及び408を用いて同時に2枚のドア402及び404をロックするように設計されるソレノイド操作ラッチであり、ドア402、404のピボットまたはヒンジの間に配置され、爪406、408は同一平面で回転する。ラッチ400は基本的にラッチ300と同様であるが、爪406と408との間に連結がないことが異なる。従って、爪406と408は完全に独立し、各爪406、408のためにそれぞれ1つのねじりバネ418、401が配備される必要がある。また、各爪406、408に1つ、合わせて2つのロッキングバー420及び421が配備される。説明を簡潔にするために、ラッチ300と異なるラッチ400の特徴のみを下に詳細に説明する。爪406、408は、それぞれラッチポジションとアンラッチポジションとの間を回転式に動くことができ、これらのポジションにおいて、爪はそれぞれのストライカロッド414及び416をそれぞれ掛けて、外す。ねじりバネ418、401は爪406、408をそのアンラッチポジションへ片寄らせる。ロッキングバー420は係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動くことができる。係合ポジションにおいて、ロッキングバー420は、爪406がラッチポジションのとき爪406に形成されるステップまたはノッチ422と係合して、爪406をラッチポジションに維持する。離脱ポジションにおいて、ロッキングバー420はステップ422から離脱し、それによって、爪406がねじりバネ418のバイアス力を受けてそのアンラッチポジションへ自由に回転できるようにする。ロッキングバー421は係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動くことができる。係合ポジションにおいて、ロッキングバー421は、爪408がラッチポジションのとき爪408に形成されるステップまたはノッチ423と係合して、爪408をラッチポジションに維持する。離脱ポジションにおいて、ロッキングバー421はステップ423から離脱し、それによって、爪408がねじりバネ401のバイアス力を受けてそのアンラッチポジションへ自由に回転できるようにする。ロッキングバー420、421は操作ロッド426に取り付けられ、操作ロッドはソレノイド428に取り付けられる。ソレノイド428はハウジング432によって支えられる。ロッキングバー420、421は、ロッキングバー420、421の係合ポジションに対応する第一のポジションとロッキングバー420、421の離脱ポジションに対応する第二のポジションとの間の操作ロッド326の直線的動きに応答して、係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動く。操作ロッド426は、ハウジング432の穴430によって直線的動きを案内される。穴430の周囲を形成する環状壁434は、ロッキングバー420とソレノイド428から遠位にある操作ロッド426の端436との中間で操作ロッド426を可動的に支える座面となる。ロッキングバー420、421は、ハウジング432に配備されるスロット438(図には1つしか示されていない)を通り抜けて伸びるように配置される。操作ロッド426と爪406、408はスロット438の相対する側に配置され、スロット438は、ロッキングバー420、421がそれぞれ爪406、408に接近できるようにする。スロット438は、ハウジング432のどの部分からも妨害されることなく係合ポジションと離脱ポジションとの間のロッキングバー420の運動範囲に少なくとも対応する十分なクリアランスを与えるのに十分な長さである。スロット438は、また、ロッキングバー420、421及び操作ロッド326の直線的動きを案内するのにも役立つ。
ハウジング432は、第二のプレート435が取り付けられているメインプレート433の形を取る。第二のプレート435はメインプレート433に対して垂直である。ソレノイド428はメインプレート433の一方の側で支えられ、爪406、408はメインプレート433の他方の側で回転式に支えられる。スロット438がプレート433に形成される。穴430がプレート435に形成される。第三のプレート437は、プレート437がプレート433に対して平行であるがこれから間隔を置くように、メインプレート433によって支えられる。爪406、408はプレート433と437の中間に回転式に支えられ、各爪の回転軸はプレート433及び437の各々に対して垂直である。各爪406、408の回転軸は、他方の爪の回転軸に対して平行でかつこれから間隔を置く。爪406、408が配置されるプレート433の側の反対側にソレノイド支持ブラケット439が配備される。ハウジング432は、また、ドア402、404によって固定されるコンパートメントの開口付近にラッチ400の取付けのための取り付け穴441も備える。第三のプレート437は、スロット438と見当が合いかつこれと同じ広がりを持つスロット443を備える。強度を増すためにロッキングバー420、421が両端付近で機械的に支えられるように、ロッキングバー420、421は両方のスロット438及び443の両方を通り抜けて伸びることが望ましい。
爪406は、ハーフシャフト413とハウジング432に配備されるハーフシャフト413を受けるための穴417との係合によって回転式に支えられる。ハーフシャフト413は爪406の両側から外側に突き出す。ねじりバネ401は、2つのコイル部460を持ち、その各々が、それぞれのハーフシャフト413を取り囲む。各コイル部460から第一のスプリングアーム462及び第二のスプリングアーム464が伸びる。それぞれのコイル部460から遠位に配置される第一のスプリングアーム462の端は、ハウジング432に対して固定的に配置される。それぞれのコイル部460から遠位に配置される第二のスプリングアーム464の端はクロスバー466によって接続される。クロスバー466は爪406に形成されるノッチ468に係合される。このようにして、それぞれのコイル部460から遠位に配置される第二のスプリングアーム464の端は爪406に対して固定的に配置される。爪408は、ハーフシャフト415とハウジング432に配備されるハーフシャフト415を受けるための穴419との係合によって回転式に支えられる。ハーフシャフト415は爪408の両側から外側に突き出す。ねじりバネ418は、2つのコイル部445を持ち、その各々が、ラッチ400について示される通りそれぞれのハーフシャフト415を取り囲む。各コイル部445から第一のスプリングアーム447及び第二のスプリングアーム449が伸びる。それぞれのコイル部445から遠位に配置される第一のスプリングアーム447の端は、ハウジング432に対して固定的に配置される。それぞれのコイル部445から遠位に配置される第二のスプリングアーム449の端はクロスバー451によって接続される。クロスバー451は爪408に形成されるノッチ453に係合される。このようにして、それぞれのコイル部445から遠位に配置される第二のスプリングアーム449の端は爪408に対して固定的に配置される。
アンラッチポジションにおいて、両方の爪406、408の鉤爪440、442はそれぞれ、ねじりバネ418、401のバイアス力によって、鉤爪340、342が上を指して、ドア402、404がコンパートメント開口に対して閉鎖ポジションへ向かって動くときストライカロッド414及び416の邪魔にならないように配置される。ストライカロッド414、416の各々は、ストライカロッドの各端からそれぞれのドアの内面へ伸びる脚によってそれぞれのドア402、404の内面からある距離に支えられる細長いロッドの形を取る。動力源から遮断されたソレノイドの戻しバネ448は、爪406、408がラッチポジションではないとき、それぞれノッチ422、423から鉤爪440、442の反対方向に伸びる爪406、408の外周形状に接して爪406、408の外周の一部424、425に向かってロッキングバー420を引っ張る。ドア402、404がその閉鎖ポジションへ向かって動くとき、ストライカロッド414、416はそれぞれ爪406及び408のカム面450及び452と接触する。爪406及び408の各々は、各爪がそれぞれの回転軸の周りを回転するようにハウジング432によって回転式に支えられる。各ストライカロッド414、416とそれぞれの爪406、408のカム面450、452との間の接点及び各ストライカロッド414、416の経路はそれぞれの爪406、408の回転軸からずれる。従って、ドア402、404がその閉鎖ポジションへ向かって動くことにより各ストライカロッド414、416がそれぞれのカム面450、452にぶつかるとき、それぞれの爪406、408をラッチポジションへ向かって回転させるトルクが、各ストライカロッド414、416によってそれぞれの爪406、408に与えられる。その結果、ドア402、404がその閉鎖ポジションへ向かって動くことによって、各爪406、408はラッチポジションへ回転する。爪406、408の各々がドア402、404の閉鎖によりそれぞれのラッチポジションへ回転するとき、各爪406、408の鉤爪440、442はそれぞれのストライカロッド414、416の周りに引っ掛かる。爪406、408がそのラッチポジションへの回転を完了すると、ロッキングバー420、421はバネ448のバイアス力を受けて係合ポジションへ動く。係合ポジションにおいて、ロッキングバー420、421はステップ422、423上方でかつその中に位置し、それによって、爪406、408がそのラッチポジションから回転するのを防ぐ。このようにして、ロッキングバー420、421は、鉤爪440、442がそれぞれストライカロッド414、416の周りに引っ掛かっているラッチ形態にラッチ400を保持し、それによってドア402、404を閉鎖ポジションに固定する。
ラッチ400を開くためにはソレノイドに動力を与える。ソレノイド428に動力を与えると、操作ロッド426及びロッキングバー420、421がソレノイド428から押し離されて、ロッキングバー420、421はその離脱ポジションへ動く。このように、ソレノイド428に動力を与えると、ロッキングバー420、421がそれぞれステップ422、423から押し離されて、爪406、408がバネ力を受けてアンラッチポジションへ回転できるようにする。ロッキングバー420、421は、その後、ソレノイド428が動力源から遮断されると爪406、408の外周の一部424、425に寄りかかる。ストライカロッド414、416はラッチ400から自由に離れることができるので、ドア402、404を開くことができるようにする。各鉤爪440、442とそれぞれのカム面450、452が協力してそれぞれの爪スロット454、456を形成するように、各鉤爪440、442はそれぞれの爪406、408のカム面450、452から間隔を置く。爪406、408がラッチポジションにありかつドア402、404が閉鎖ポジションに固定されるとき、ストライカロッド414、416はそれぞれ爪スロット454、456に受け入れられる。
ドア402、404は、一方のドアを閉鎖ポジションへ動かすと他方のドアも閉鎖ポジションへ動かすようなメカニズム(図には示されていない)によって連結される。ドア402、404がどちらかのドアだけを押すことによって閉められるとき、ドアを連結するメカニズムの遊びが蓄積する結果、一方のストライカロッド414または416は他方のロッドから遅れる。ラッチ400においては、2つの爪は相互に独立するので、この実施態様は、一方のストライカロッドが遅れるときドアを同時に閉鎖しない。ラッチ400においては、遅れているストライカロッドがドアを連結するメカニズムの助けを借りて最終的に完全ラッチポジションへ至ることができるようにするために、大きなオーバートラベルを持つドア402、404に依存する。
図85−98を参照すると、本発明に従った二重回転爪を持つラッチ500の第五の実施態様が示されている。ラッチ500は、2つの回転爪506及び508を用いて2枚のドアをロックするように設計されるソレノイド操作ラッチであり、ドアのピボットまたはヒンジの間に配置され、爪506、508は平行の間隔を置いた平面で回転する。ラッチ500は基本的にラッチ400と同様であるが、爪506と508の回転軸が平行ではなく一致し、かつロッキングバー520及び521が直線的ではなく旋回的に動く点が異なる。ラッチ500は、平行ではなく整列したストライカロッドに係合するように設計される。爪506と508は完全に独立し、各爪506、508のためにそれぞれ1つのねじりバネ518、501が配備される必要がある。また、各爪506、508に1つ、合わせて2つのロッキングバー520及び521が配備される。説明を簡潔にするために、ラッチ400と異なるラッチ500の特徴のみを下に詳細に説明する。爪506、508は、それぞれラッチポジションとアンラッチポジションとの間を回転式に動くことができ、これらのポジションにおいて、爪はそれぞれのストライカロッドをそれぞれ掛けて、外す。ねじりバネ518、501は爪506、508をそのアンラッチポジションへ片寄らせる。ロッキングバー520は係合ポジションと離脱ポジションとの間を旋回的に動くことができる。係合ポジションにおいて、ロッキングバー520は、爪506がラッチポジションのとき爪506に形成されるステップまたはノッチ522と係合して、爪506をラッチポジションに維持する。離脱ポジションにおいて、ロッキングバー520はステップ522から離脱し、それによって、爪506がねじりバネ518のバイアス力を受けてそのアンラッチポジションへ自由に回転できるようにする。ロッキングバー521は係合ポジションと離脱ポジションとの間を旋回的に動くことができる。係合ポジションにおいて、ロッキングバー521は、爪508がラッチポジションのとき爪508に形成されるステップまたはノッチ523と係合して、爪508をラッチポジションに維持する。離脱ポジションにおいて、ロッキングバー521はステップ523から離脱し、それによって、爪508がねじりバネ501のバイアス力を受けてそのアンラッチポジションへ自由に回転できるようにする。ロッキングバー520、521はプレート526に取り付けられ、プレートはハウジング532によって支えられる。ソレノイド528もハウジング532によって支えられる。ソレノイドシャフト570は、ソレノイドシャフト570の直線的動きがプレート526の旋回的動きを生じるようにプレート526に旋回的に取り付けられる。ロッキングバー520、521は、ロッキングバー520、521の係合ポジションに対応する第一のポジションとロッキングバー520、521の離脱ポジションに対応する第二のポジションとの間のプレート526の旋回的動きに応答して、係合ポジションと離脱ポジションとの間を旋回的に動く。
ハウジング532は1対のスロット533及び535を有し、これを通じて爪506、508はそのそれぞれのストライカロッドと係合することができる。ソレノイド支持ブラケット539がハウジング532の側面に配備される。
アンラッチポジションにおいて、両方の爪506、508の鉤爪540、542はそれぞれ、ねじりバネ518、501のバイアス力によって、鉤爪540、542が上を指して、ドアがコンパートメント開口に対して閉鎖ポジションへ向かって動くときストライカロッドの邪魔にならないように配置される。
動力源から遮断されたソレノイドの戻しバネ548は、爪506、508がラッチポジションではないとき、それぞれノッチ522、523から鉤爪540、542の反対方向に伸びる爪506、508の外周形状に接して爪506、508の外周の一部524、525に向かってロッキングバー520を押す。ドア502、504がその閉鎖ポジションへ向かって動くとき、ストライカロッドはそれぞれ爪506及び508のカム面550及び552と接触する。爪506及び508の各々は、各爪がそれぞれの回転軸の周りを回転するようにハウジング532によって回転式に支えられる。各ストライカロッドとそれぞれの爪506、508のカム面550、552との間の接点及び各ストライカロッドの経路はそれぞれの爪506、508の回転軸からずれる。従って、ドアがその閉鎖ポジションへ動くことにより各ストライカロッドがそれぞれのカム面550、552にぶつかるとき、それぞれの爪506、508をラッチポジションへ向かって回転させるトルクが、各ストライカロッドによってそれぞれの爪506、508に与えられる。その結果、ドアがその閉鎖ポジションへ向かって動くことによって、各爪506、508はラッチポジションへ回転する。爪506、508の各々がドアの閉鎖によりそれぞれのラッチポジションへ回転するとき、各爪506、508の鉤爪540、542はそれぞれのストライカロッドの周りに引っ掛かる。爪506、508がそのラッチポジションへの回転を完了すると、ロッキングバー520、521はバネ548のバイアス力を受けて係合ポジションへ動く。係合ポジションにおいて、ロッキングバー520、521はステップ522、523上方でかつその中に位置し、それによって、爪506、508がそのラッチポジションから回転するのを防ぐ。このようにして、ロッキングバー520、521は、鉤爪540、542がそれぞれのストライカロッド414、416の周りに引っ掛かっているラッチ形態にラッチ500を保持し、それによってドアを閉鎖ポジションに固定する。
ラッチ500を開くためにはソレノイドに動力を与える。ソレノイド528に動力を与えると、プレート526及びロッキングバー520、521がソレノイド528に向かって引っ張られて、ロッキングバー520、521は離脱ポジションへ動く。このように、ソレノイド528に動力を与えると、ロッキングバー520、521をそれぞれステップ522、523から引き離して、爪506、508がバネ力を受けてアンラッチポジションへ回転できるようにする。ロッキングバー520、521は、その後、ソレノイド528が動力源から遮断されると爪506、508の外周のそれぞれ一部524、525に寄りかかる。ストライカロッドはラッチ500から自由に離れることができるので、ドアを開くことができるようにする。各鉤爪540、542とそれぞれのカム面550、552が協力してそれぞれの爪スロット554、556を形成するように、各鉤爪540、542はそれぞれの爪506、508のカム面550、552から間隔を置く。爪506、508がラッチポジションにありかつドアが閉鎖ポジションに固定されるとき、ストライカロッドはそれぞれ爪スロット554、556に受け入れられる。
ラッチ500においては、2つの爪は相互に独立するので、この実施態様は、一方のストライカロッドが遅れるときドアを同時に閉鎖しない。ラッチ500においては、遅れているストライカロッドがドアを連結するメカニズムの助けを借りて最終的に完全ラッチポジションへ至ることができるようにするために、大きなオーバートラベルを持つドアに依存する。
図99−114を参照すると、本発明に従った二重回転爪を持つラッチ600の第六の実施態様が示されている。ラッチ600は、2つの回転爪606及び608を用いて2枚のドアをロックするように設計されるソレノイド操作ラッチであり、ドアのピボットまたはヒンジの間に配置され、爪606、608は平行の間隔を置いた平面で回転する。ラッチ600は基本的にラッチ500と同様であるが、爪が、爪の間に伸び爪を一緒に固定的に接続する角ブラケット671によって固定的に接続されるので、ラッチ600が二重ドアに同時に掛かる点が異なる。爪606と608の回転軸はラッチ500と同様一致するが、爪は独立していない。ラッチ600は、平行ではなく整列したストライカロッドに係合するように設計される。爪606と608は1つのユニットとして旋回的に動くように連結される。すなわち、1つのねじりバネ及び1つのロッキングバー620しか必要ない。説明を簡潔にするために、ラッチ500と異なるラッチ600の特徴のみを下に詳細に説明する。爪606、608は、それぞれラッチポジションとアンラッチポジションとの間を回転式に動くことができ、これらのポジションにおいて、爪はそれぞれのストライカロッドをそれぞれ掛けて、外す。1つまたは2つのねじりバネ(図には示されていない)は爪606、608をそのアンラッチポジションへ片寄らせる。ブラケット671は爪606、608を1つのユニットとして固定的に接続する(一体構造とすることができる)。ブラケット671は、その裏に一方の端にステップ622を形成する突出フィンを有する。ロッキングバー620は係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動くことができる。係合ポジションにおいて、ロッキングバー620は、爪606がラッチポジションのときステップまたはノッチ622と係合して、爪606をラッチポジションに維持する。離脱ポジションにおいて、ロッキングバー620のノッチ674はフィン672と見当が合って、フィン672がロッキングバー620を離れられるようにし、ロッキングバー620がステップ622から離脱できるようにし、それによって、爪606、608がねじりバネのバイアス力を受けてそのアンラッチポジションへ自由に回転できるようにする。ロッキングバー620は操作ロッド626に取り付けられ、操作ロッドはソレノイドシャフト670によって直線的に動くようにソレノイドシャフト670に取り付けられる。ソレノイド628もハウジング632によって支えられる。ロッキングバー620は、ロッキングバー620の係合ポジションに対応する第一のポジションとロッキングバー620の離脱ポジションに対応する第二のポジションとの間の操作ロッド626の直線的動きに応答して、係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動く。
ハウジング632は、1対のスロット633及び635を有し、これを通じて爪606、608はそのそれぞれのストライカロッドと係合することができる。ソレノイド支持ブラケット639がハウジング632の側面に配備される。
アンラッチポジションにおいて、両方の爪606、608の鉤爪640、642はそれぞれ、バネバイアスによって、鉤爪640、642が上を指して、ドアがコンパートメント開口に対して閉鎖ポジションへ向かって動くときストライカロッドの邪魔にならないように配置される。
動力源から遮断されたソレノイドの戻しバネ648は、爪606、608がラッチポジションではないとき、フィン672の側面に対してロッキングバー620を押し付けるまたは引っ張るように構成することができる。ドアがその閉鎖ポジションへ向かって動くとき、ストライカロッドはそれぞれ爪606及び608のカム面650及び652と接触する。爪606及び608の各々は、各爪がそれぞれの回転軸の周りを回転するようにハウジング632によって回転式に支えられる。各ストライカロッドとそれぞれの爪606、608のカム面650、652との間の接点及び各ストライカロッドの経路はそれぞれの爪606、608の回転軸からずれる。従って、ドアがその閉鎖ポジションへ向かって動くことにより各ストライカロッドがそれぞれのカム面650、652にぶつかるとき、それぞれの爪606、608をラッチポジションへ向かって回転させるトルクが、各ストライカロッドによってそれぞれの爪606、608に与えられる。その結果、ドアがその閉鎖ポジションへ向かって動くことによって、各爪606、608はそのラッチポジションへ回転する。爪606、608の各々がドアの閉鎖によりそれぞれのラッチポジションへ回転するとき、各爪606、608の鉤爪640、642はそれぞれのストライカロッドの周りに引っかかる。爪606、608がそのラッチポジションへの回転を完了すると、ロッキングバー620はバネ648のバイアス力を受けて係合ポジションへ動く。係合ポジションにおいて、ロッキングバー620はステップ622の下方に位置しかつこれと係合し、それによって、爪606、608がそのラッチポジションから回転するのを防ぐ。このようにして、ロッキングバー620は、鉤爪640、642がそれぞれのストライカロッドの周りに引っかかっているラッチ形態にラッチ600を保持し、それによってドアを閉鎖ポジションに固定する。
ラッチ600を開くためにはソレノイドに動力を与える。ソレノイド628に動力を与えると、操作ロッド626が直線的に動き、ノッチ674の見当をフィン672と合わせるので、爪606及び608が自由にそのそれぞれのアンラッチポジションへ回転できるようにする。その後、ストライカロッドはラッチ600から自由に離れることができるので、ドアを開けることができるようにする。各鉤爪640、642とそれぞれのカム面650、652が協力してそれぞれの爪スロット654、656を形成するように、各鉤爪640、642はそれぞれの爪606、608のカム面650、652から間隔を置く。爪606、608がラッチポジションにありかつドアが閉鎖ポジションに固定されるとき、ストライカロッドはそれぞれ爪スロット654、656に受け入れられる。
ラッチ600においては、2つの爪は1つのユニットとして動くので、この実施態様においては1つのストライカロッドが遅れるとき、同時にラッチが掛かる。爪スロット654、656は、たとえストライカロッドのうちの1つしかそれぞれの爪606、608のそれぞれのカム面650、652に接触していなくて、他方のストライカロッドがそれぞれのカム面に接触するストライカロッドから遅れていても、遅れているストライカロッドをそのそれぞれの爪606、608の鉤爪640、642によって引っ掛けて所定の位置に引っ張って、ドアを基本的に同時に閉鎖ポジションに固定できるように、鉤爪640、642の先端付近で十分に広い。このような結果は、爪スロット654、656が鉤爪640、642の先端付近で最も広くて爪スロットの閉鎖底面に近くなるにつれて徐々に狭くなるように、爪スロットを先細にすることによって、さらに容易に得ることができる。このような形状にすることによって、遅れているストライカロッドがそれぞれの鉤爪640、642によって引っ掛けられると、爪606、608がそのラッチポジションへ回転するとき遅れているロッドが他方のロッドに追いつくように、遅れているロッドは加速される。
図115−120を参照すると、本発明に従った二重回転爪を持つラッチ700の第七の実施態様が示されている。ラッチ700は、2つの回転爪706及び708を用いて2枚のドアを同時にロックするように設計されるソレノイド操作ラッチであり、ドア702、704のピボットまたはヒンジの間に配置され、爪706、708は同一平面で回転する。ラッチ700は基本的にラッチ400と同様であるが、これよりコンパクトである。爪706と708は完全に独立している。説明を簡潔にするために、ラッチ400と異なるラッチ700の特徴についてのみ下で詳細に説明する。爪706、708は、それぞれラッチポジションとアンラッチポジションとの間を回転式に動くことができ、これらのポジションにおいて、爪はそれぞれのストライカ714及び716をそれぞれ掛けて、外す。ストライカはL字型であり、支持ポスト776、778及び張出しキャッチ面780、782によって構成される。ラッチ700は、ハウジング732内において直線的に動けるように支えられる1対のスライド784、786を収めるハウジング732を含む。スライド784、786は、スライド784、786の直線的動きが爪706、708のそれぞれのラッチポジションとアンラッチポジションとの間の回転運動を生じるように、爪706、708の突起部788、790を受ける凹部を有する。スライド784、786は、ハウジング732の開放上部へ向かってバネで片寄らせられ、それによって爪706、708をアンラッチポジションへ片寄らせることができる。爪784、786をラッチポジションに選択的に維持するためにラッチ400に使用されるのと同様の配列を使用するか、スライダ784、786と係合するロッキングバー及びソレノイドを配備することができる。
アンラッチポジションにおいて、両方の爪706、708の鉤爪740、742はそれぞれ、スライド784、786に加えられるバネバイアスによって、鉤爪740、742が上を指して、ドア702、704がコンパートメント開口に対して閉鎖ポジションへ向かって動くときストライカ714及び716の邪魔にならないように配置される。ドア702、704が閉鎖ポジションへ向かって動くとき、ストライカ714、716はスライド784、786と接触し、スライドはハウジング732の中へ押し入れられる。各スライドと突起部788、790とが接触すると、各スライドはハウジング732の中へ押し入れられるので、爪706、708がラッチポジションへ向かって回転する。その結果、閉鎖ポジションへ向かうドア702、704の動きによって、各爪706、708はそのラッチポジションへ回転する。爪706、708がドア702、704の閉鎖によってそれぞれのラッチポジションへ回転するとき、各爪706、708の鉤爪740、742はそれぞれのストライカ714、716のキャッチ面に引っ掛かる。爪706、708がそのラッチポジションへの回転を完了すると、爪は、前に説明した適切なメカニズムによって選択的にラッチポジションに保持される。
ラッチ700においては、2つの爪は相互に独立しているので、この実施態様においては1つのストライカロッドが遅れると、ドアは同時に閉じない。ラッチ500は、遅れているストライカロッドがドアを連結するメカニズムの助けを借りて最終的に完全ラッチポジションへ至ることができるようにするため、大きなオーバートラベル(図120に示される通り)を持つためにドアに依存する。
図121−143を参照すると、本発明に従った二重回転爪を持つラッチ800の第八の実施態様が示されている。ラッチ800は、2つの回転爪806及び808を用いて2枚のドア802及び804を実質的に同時に閉鎖ポジションに固定するように設計される電動ラッチである。ラッチ800は、ドア802、804のピボットまたはヒンジの間に配置される用に設計され、爪806、808は平行の回転軸の周りを回る。また、爪806、808は同一方向に回転する。爪806、808は完全に独立している。爪806、808はそれぞれのラッチポジションとアンラッチポジションとの間を回転式に動くことができ、これらのポジションにおいて爪はそれぞれのストライカ814、816をそれぞれ掛けて、外す。各ストライカ814、816はドア802、804のそれぞれ一方に取り付けられる。ストライカはL字形であり、支持ポスト876、878及び張出しキャッチ面880、882によって構成される。ラッチ800は、ハウジング832内において旋回的動きと直線的動きとを組み合わせられるように支えられる1対のパッド884、886(スライドとも呼ばれる)を収めるハウジング832を含む。ハウジング832の上部開口801及び803はストライカ814、816がパッド884、886及び爪806、808と係合できるようにする。
パッド884、886は爪がそのアンラッチポジションにあるとき爪806、808のテールエンド807、809上方に位置する張出しステップ887及び889を有する。爪806、808は、爪がラッチポジションのとき連結式にそれぞれL字形ストライカ814、816と係合できるL字形鉤爪840、842を有する。爪806の鉤爪840とテールエンド807は爪806の回転軸に対して相対する方向に外側に突き出す。同様に爪808の鉤爪842とテールエンド809は爪808の回転軸に対して相対する方向に外側に突き出す。従って、パッド884、886がそれぞれのパッドに接触する各ストライカによってハウジング832の中に押し入れられると、各パッド884、886の張出しステップ887、889はそれぞれの爪806、808のテールエンド807、809と係合して、爪をラッチポジションへ向かって回転させる。さらに、爪806、808の各々は、少なくともラッチポジションとアンラッチポジションとの間の各爪の運動範囲の(アンラッチポジションを含む)部分においてパッド884、886のうちのそれぞれ一方のインデックス突起891、893を受ける開放端カム溝811、813を有する。この配列によって、スライドまたはパッド884、886の旋回的動きと直線的動きの組合せが可能になり、爪806、808がそれぞれのラッチポジションとアンラッチポジションとの間を回転式に動く。スライド884、886はハウジング832の上部開口801及び803に向かってバネで片寄り、それによって、インデックス突起891、893とカム溝811、813との間の係合を通じて爪806、808をそのアンラッチポジションへ片寄らせる。
ラッチ800は、両方の爪と係合して爪をラッチ形態に保持する単一のロッキングバー820を有する。各爪806、808は、2つの放射面を有する扇形のカムローブ815、817を備え、アーク形面が2つの放射面の間に伸びる。ロッキングバー820は、各々がそれぞれの爪806、808に対応するように間隔を置いて配置される2つのキャッチプレート821、823を有する。キャッチプレート821、823は、キャッチプレート821、823がユニットとして動くように接続部材825によって接続される。ロッキングバー820、従ってキャッチプレート821、823は保持ポジションと解除ポジションとの間を直線的に動くことができる。爪806、808がラッチポジションにあるとき、各キャッチプレート821、823はそれぞれの爪806、808と係合して、ロッキングバー820が保持ポジションにあるとき爪をそのラッチポジションに維持する。各キャッチプレート821、823は、爪がそのラッチポジションにありかつロッキングバー820が保持ポジションにあるときそれぞれの爪の鉤爪に最も近いそれぞれの爪806、808のカムローブの放射面に係合する。ロッキングバー820が解除ポジションにあるとき、爪806、808はラッチポジションから解除されてアンラッチポジションへ回転することができる。ロッキングバー820が解除ポジションにあり、爪806、808のうちいずれか一方がラッチポジションとアンラッチポジションとの中間にあり、ラッチポジションにないときあるいはアンラッチポジションにあるとき、ラッチポジションにない爪のカムローブ815、817のアーク形面はそれぞれのキャッチプレート821、823との間の接触によってロッキングバー820の保持ポジションへの動きをブロックするので、ロッキングバー820は保持ポジションへ動くことができない。この配列によって、両方の爪806、808がラッチポジションになるまでロッキングバー820が保持ポジションへ動かないようにする。ロッキングバー820は保持ポジションへ向かってバネで片寄る。
ロッキングバー820は電動アクチュエータ900によって操作されるボーデンケーブル906によって遠隔操作される。アクチュエータ900はリニアアクチュエータとして知られるタイプのものであり、ラックピニオンまたはスクリュー配列を通じて直線的にケーブル接続ブロック902を動かすために回転電気モーターを用いる。アクチュエータ900は支持プレート904に取り付けられる。ボーデンケーブル906はスリーブ910内部のスチールケーブル908である。スリーブ910は、圧縮力を受けても基本的に長さが一定のタイプのものである。これは、スリーブ910の基礎層を形成するために可撓性であるが非圧縮性の層例えばきつく巻いたワイヤを用意することによって可能になる。ブッシング912がスリーブ910の各端に配備される。各ブッシング912は環状溝を有する。支持プレート904は、少なくとも部分的にブッシングの環状溝と係合することによってスリーブ910の一端でブッシング912を支持プレート904に対して固定的に保持するために少なくとも1つのブラケット914を有する。スリーブ910の他方の端のブッシング912は、ブラケット914と同様でありかつハウジング832に取り付けられるブラケット916によってハウジング832に対して固定的に保持される。ロッキングバーを保持ポジションへ向かって片寄らせるために、ハウジング832によって支持されるブッシング912とロッキングバー820との間にコイルバネ918が配備される。ケーブル908の一端はケーブル接続ブロック902に接続され、ケーブル908の他方の端はバネ918のコイルを通じてロッキングバー820に接続される。
アクチュエータ900に動力を与えると、ケーブル接続ブロック902はアクチュエータモーターハウジング920に向かって引っ込む。スリーブ910の長さは固定なので、アクチュエータ900に動力を与えることによってケーブル908の一端を引っ張ると、ロッキングバー820を解除ポジションへ引っ込める。アクチュエータ900を動力源から遮断すると、爪806及び808がラッチポジションへ戻った後、ロッキングバー820はバネバイアスによって保持ポジションへ戻ることができる。図に示される例において、ケーブル接続ブロック902は、複数のラッチ800を単一のアクチュエータ900で操作できるように、複数のボーデンケーブル906を接続できるようにする。図に示される通りグローブボックス開口の両側に2つのラッチ800を取り付けることができる。ハウジング924の中の制御及び電力回路を通じてラッチ800を操作するために車両のダッシュボードにプッシュボタン922を取り付けることができる。
ハウジング832は、上部開口801及び803及び取り外し可能サイドプレート926を有する。サイドプレート926は2つのポケット928及び930を有し、その各々が直線的動きのためにそれぞれのキャッチプレート821、823を支える。カムローブ815を少なくとも部分的にポケット928で受けて、前に説明したとおり完全組み立てラッチにおいてキャッチプレート821がカムローブ815と相互作用できるように、ポケット928は、サイドプレート926によって形成される側面で開放される。カムローブ817を少なくとも部分的にポケット930で受けて、前に説明したとおり完全組み立てラッチにおいてキャッチプレート823がカムローブ817と相互作用できるように、ポケット930は、サイドプレート926によって形成される側面で開放される。ポケット928はサイドプレート926と反対の側に穴を有する。同様に、ポケット930はサイドプレート926と反対の側に穴を有する。各爪806、808は、それぞれ、それぞれのポケット928、930のサイドプレート926と反対の側に形成される穴に合致する突起932、934を有する。突起932、934は、部分的にハウジング832内部において爪806、808を回転式に支える。サイドプレート926と反対のハウジング832の側は、それぞれ突起932及び934を受ける穴と見当が合う2つの突起936、938を有する。突起936、938は、爪806、808の両側でハウジング832内にいて爪806、808を回転式に支えるために爪806及び808に形成されるそれぞれキャビティ940及び942に合致する。サイドプレート926はこれをハウジング832に取り付けるためのネジ穴を備える。
ストライカ814、816によってハウジング832の中に押し入れられるときのパッド884、886の経路及び方位は、スロット944、946、948及び950によって決まる。スロット944及び948はサイドプレート926に形成され、スロット946及び950はサイドプレートと反対のハウジングの側に形成される。スロット944はパッド884のピン952及び954を受ける。スロット946はパッド884のピン946及び948を受ける。スロット948はパッド886のピン960及び962を受ける。スロット950はパッド886のピン964及び966を受ける。スロット944と946は重なって、同じ広さを持つ。同様に、スロット948と950は重なって、同じ広さを持つ。スロット944、946、948及び950は、ハウジング832の上部開口801及び803に近いほうの各スロットの端付近の場所で折れる。折れたスロット944、946、948及び950は、パッド884、886の初期の旋回的動きをもたらすが、全てのピンがスロット944、946、948及び950の下部直線部にあるとき、パッド884、886は残りの運動範囲全体を通じて一定方位を維持する。
アンラッチポジションにおいて、両方の爪806、808の鉤爪840、842はそれぞれ、スライド884、886に加えられるバネバイアスによって、鉤爪840、842が上を指して、ドア802、804がコンパートメント開口に対して閉鎖ポジションに向かって動くときストライカ814及び816の邪魔にならないように配置される。ドア802、804が閉鎖ポジションへ向かって動くとき、ストライカ814、816はスライド884、886と接触し、スライドはハウジング832の中へ押し入れられる。各スライドとそれぞれの爪806、808のテールエンド807、809とが接触すると、各スライドはハウジング832の中へ押し入れられるので、爪806、808がラッチポジションへ向かって回転する。その結果、各爪806、808は、閉鎖ポジションへのドア802、804の動きによってそのラッチポジションへ回転する。爪806、808の各々がドア802、804の閉鎖によってそれぞれのラッチポジションへ回転するとき、各爪806、808の鉤爪840、842はそれぞれのストライカ814、816のキャッチ面に引っ掛かる。爪806、808がそのラッチポジションへの回転を完了すると、爪は、ロッキングバー820によって選択的にラッチポジションに保持される。ドア802、804を開くためには、プッシュボタンを押して、アクチュエータ900に動力を与え、ロッキングバー820を解除ポジションへ引っ込ませて、爪806、808が解除されてアンラッチポジションへ回転し、それによってストライカ814、816を解除して、ドアを開くことができるようにする。
ラッチ800においては、1つのストライカが遅れても、両方のドアは完全に閉まる。ラッチ800は、遅れているストライカロッドがドアを連結するメカニズムの助けを借りて最終的に完全ラッチポジションへ至ることができるようにするため、ある程度のオーバートラベル(指定される限度内)を持つドアに依存する。
図129−150を参照すると、1つのストライカが遅れる場合のラッチ800の動作が示されている。図129、136及び143は、爪806、808がアンラッチポジションであり、ストライカ814、816が閉鎖動作の開始時であるラッチ800を示している。図130、137及び144は、すでにパッド884を押し下げて爪806を爪806のラッチポジション近くのポジションまで回転させ始めているストライカ814から遅れているストライカ816を示している。パッドの初期の旋回運動は、ラッチポジションへ向かう対応する爪の大きな回転を生じるので、先行するストライカのオーバートラベルのかなりの部分を遅れているストライカを要求水準に到達させるために利用できるようにする。図に示されるラッチ800の実施態様は、約5mmの遅れに対応できる。図134、141及び145は、ラッチポジションにあるストライカ816及び爪808、及びオーバートラベルポジションにあるパッド884及びストライカ814を示している。爪806もラッチポジションにあり、ロッキングバー820は保持ポジションにある。図133、140及び147は、ストライカ814及び816及びパッド884及び886の両方が最大オーバートラベルである状態を示している。インデックス突起891、893はそれぞれのカム溝811、813から外れているが、スロット944、946、948及び950がオーバートラベル中パッド884及び886の方位を維持するので、インデックス突起891、893は、その正常なラッチポジションへ戻ると、またアンラッチプロセス中、それぞれのカム溝811、813へ再び入ることができる。このようにして、爪は、ストライカ814及び816によるオーバートラベル中もその正常なラッチポジションにとどまる。図135及び146は、ドアを開けるとき一方のストライカが先行する場合、先行ストライカに対応する爪がどのようにロッキングバー820を解除ポジションに維持して、遅れているストライカがその対応する爪から離脱できるようにするか、をよく示している。図に示される例において、ストライカ814が先行し、カムローブ815はロッキングバー820を解除ポジションに維持して、遅れているストライカ816がその対応する爪808から離脱できるようにする。
このラッチの利点は、ラッチのサイズが小さくなり、ストライカのサイズが所定のラグ範囲に対処するための小さくなり、仕上げが美的に心地よく、メカニズムが隠される点である。
ラッチ800は、リニアアクチュエータではなくソレノイドと使用することができる。アクチュエータまたはソレノイドはボーデンケーブルの必要を省くためにラッチと一体的に作ることができる。純粋に機械的作動のためにまたは機械的に有利にするためにボーデンケーブルをプッシュボタンに直接連結することができる。
本発明は上に説明される実施態様に限定されないものとする。さらに、上に開示される本発明の実施態様は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、当業者によって様々な修正、変更及び適合を加えることができることが判るはずである。
同様の参照番号はいくつかの図を通じて同様の素子を示す。
本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第一の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第二の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第三の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第四の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第五の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第六の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第七の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第七の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第七の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第七の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第七の実施態様の図である。 本発明による二重回転爪を有するラッチ及びその各種コンポーネントの第七の実施態様の図である。 二重ドアのグローブボックスに応用される本発明のラッチのさらに別の実施態様のコンポーネントを示す周囲図である。 二重ドアのグローブボックスに応用される本発明のラッチのさらに別の実施態様のコンポーネントを示す周囲図である。 ラッチの機械的ラッチコンポーネントに関する図121及び122のラッチの遠隔作動コンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの遠隔作動コンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの等角図である。 グローブボックスの右側に取り付けるための図125のラッチの鏡像であるラッチの等角図である。 アンラッチ形態の図121及び122のラッチの等角図である。 アンラッチ形態の図121及び122のラッチの等角図である。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 一方のストライカが他方のストライカから遅れる場合の図121及び122のラッチの動作を示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。 図121及び122のラッチの分離したコンポーネントを示している。

Claims (32)

  1. ラッチメカニズムであり、
    ハウジングと、
    前記ハウジングによって回転式に支えられる第一の爪であり、該第一の爪がラッチポジションとアンラッチポジションとの間を回転式に動くことができる、第一の爪と、
    前記ハウジングによって回転式に支えられる第二の爪であり、該第二の爪がラッチポジションとアンラッチポジションとの間を回転式に動くことができる、第二の爪と、
    前記第一の爪をそのラッチポジションに保持するための手段と、
    前記第二の爪をそのラッチポジションに保持するための手段と、
    前記第一の爪を保持するための前記手段及び前記第二の爪を保持するための前記手段を作動するための手段であり、前記第一の爪を保持するための前記手段及び前記第二の爪を保持するための前記手段を作動するための該手段が、前記第一の爪及び前記第二の爪をユーザーの制御の下でそのラッチポジションから選択的に解除することができる、手段と、
    を含む、
    ことを特徴とするラッチメカニズム。
  2. 前記第一の爪及び前記第二の爪の各々が前記第一の爪及び前記第二の爪のうち他方の爪の少なくとも何らかの動きに応答して動くように前記第一の第一の爪と前記第二の爪が機械的に連結される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のラッチメカニズム。
  3. 前記第一の爪と前記第二の爪が第一の端及び第二の端を有する連結バーによって機械的に連結され、前記連結バーが前記第一の端で前記第一の爪に旋回式に取り付けられ、かつ前記連結バーが前記第二の端で前記第二の爪に旋回式に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のラッチメカニズム。
  4. 前記第一の爪が第一の複数の歯を備え、かつ、
    前記第二の爪が第二の複数の歯を備え、かつ、
    前記第一の複数の歯が前記第二の複数の歯とかみ合い、それによって前記第一の爪と前記第二の爪を機械的に連結する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のラッチメカニズム。
  5. 前記第一の爪が回転軸を有しかつ前記第二の爪が回転軸を有し、前記第一の爪の前記回転軸が前記第二の爪の前記回転軸に対して平行であり、かつ、これから間隔を置く、
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のラッチメカニズム。
  6. さらに、前記第一の爪及び前記第二の爪に固定的に接続されるブラケットを含み、
    前記ブラケットが前記第一の爪と前記第二の爪との間に伸びて、それによって前記第一の爪と前記第二の爪がユニットとして動くように前記第一の爪を前記第二の爪に固定的に接続する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のラッチメカニズム。
  7. 前記第一の爪が回転軸を有しかつ前記第二の爪が回転軸を有し、
    前記第一の爪の前記回転軸が前記第二の爪の前記回転軸と一致する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のラッチメカニズム。
  8. 前記第一の爪が鉤爪を有し、前記第二の爪が鉤爪を有し、かつ
    前記第一の爪と前記第二の爪が相対する方向に回転して、前記第一の爪がその前記ラッチポジションへ向かって動き、かつ
    前記第二の爪がその前記ラッチポジションへ向かって動くとき前記第一の爪の前記鉤爪と前記第二の爪の前記鉤爪が相互に離れる、
    ことを特徴とする請求項4に記載のラッチメカニズム。
  9. 前記第一の爪がその前記ラッチポジションへ向かって動き、かつ、
    前記第二の爪がその前記ラッチポジションへ向かって動くとき前記第一の爪と前記第二の爪が同一方向に回転する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のラッチメカニズム。
  10. 前記第一の爪が鉤爪を有し、かつ、前記第二の爪が鉤爪を有する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のラッチメカニズム。
  11. 前記第一の爪が回転軸を有し、かつ、前記第二の爪が回転軸を有し、
    前記第一の爪の前記回転軸が前記第二の爪の前記回転軸と一致する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のラッチメカニズム。
  12. 前記第一の爪をその前記ラッチポジションに保持するための前記手段が、係合ポジションと離脱ポジションとの間を旋回的に動くことができる第一のロッキングバーであり、前記第一の爪がそのラッチポジションにあり、かつ、該第一のロッキングバーが前記係合ポジションにあるとき該第一のロッキングバーが前記第一の爪と係合して前記第一の爪をそのラッチポジションに維持する、第一のロッキングバー、を含み、
    かつ、
    前記第二の爪をその前記ラッチポジションに保持するための前記手段が、係合ポジションと離脱ポジションとの間を旋回的に動くことができる第二のロッキングバーであり、前記第二の爪がそのラッチポジションにあり、かつ、該第二のロッキングバーが前記係合ポジションにあるとき該第二のロッキングバーが前記第二の爪と係合して前記第二の爪をそのラッチポジションに維持する、第二のロッキングバー、を含み、
    かつ、
    前記第一の爪を保持するための前記手段及び前記第二の爪を保持するための前記手段を作動するための前記手段が、前記ハウジングによって旋回的に支えられるプレートであり、前記第一及び第二のロッキングバーが該プレートに取り付けられる、プレート、を含む、ことを特徴とする請求項11に記載のラッチメカニズム。
  13. 前記第一の爪を保持するための前記手段及び前記第二の爪を保持するための前記手段を作動するための前記手段が、前記ハウジングによって支えられるソレノイドであり、該ソレノイドが前記プレートに旋回的に取り付けえられるシャフトを有し、該ソレノイドの前記シャフトの直線的動きが前記プレートの旋回的動きを生じる、ソレノイド、を含む、
    ことを特徴とする請求項12に記載のラッチメカニズム。
  14. 前記第一の爪をその前記ラッチポジションに保持するための前記手段が、係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動くことができる第一のロッキングバーであり、前記第一の爪がそのラッチポジションにありかつ該第一のロッキングバーが前記係合ポジションにあるとき該第一のロッキングバーが前記第一の爪と係合して前記第一の爪をそのラッチポジションに維持する、第一のロッキングバー、を含み、
    かつ、
    前記第二の爪をその前記ラッチポジションに保持するための前記手段が、係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動くことができる第二のロッキングバーであり、前記第二の爪がそのラッチポジションにありかつ該第二のロッキングバーが前記係合ポジションにあるとき該第二のロッキングバーが前記第二の爪と係合して前記第二の爪をそのラッチポジションに維持する、第二のロッキングバー、を含み、
    かつ、
    前記第一の爪を保持するための前記手段及び前記第二の爪を保持するための前記手段を作動するための前記手段が、前記ハウジングに対して直線的に動くように支えられる操作ロッドであり、前記第一及び第二のロッキングバーが該操作ロッドに取り付けられる、操作ロッド、を含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載のラッチメカニズム。
  15. 前記第一の爪が少なくともその前記ラッチポジションとアンラッチポジションとの間を動くことができ、かつ、前記第二の爪が少なくともその前記ラッチポジションとアンラッチポジションとの間を動くことができ、
    前記操作ロッドが前記第一の爪及び第二の爪をそのラッチポジションに保持するために前記第一の爪及び前記第二の爪の両方と係合することができ、かつ、
    前記第一の爪及び前記第二の爪のうち一方またはその両方がそのそれぞれのラッチポジションからそのそれぞれのアンラッチポジションへ向かう方向に移動するとき、前記操作ロッドがその前記係合ポジションへ戻るのを妨げられる、
    ことを特徴とする請求項14に記載のラッチメカニズム。
  16. 前記第一の爪をその前記ラッチポジションに保持するための前記手段が、係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動くことができる第一のキャッチプレートであり、前記第一の爪がそのラッチポジションにありかつ該第一のキャッチプレートが前記係合ポジションにあるとき該第一のキャッチプレートが前記第一の爪と係合して前記第一の爪をそのラッチポジションに維持する、第一のキャッチプレート、を含み、
    かつ、
    前記第二の爪をその前記ラッチポジションに保持するための手段が、係合ポジションと離脱ポジションとの間を直線的に動くことができる第二のキャッチプレートであり、前記第二の爪がそのラッチポジションにありかつ該第二のキャッチプレートが前記係合ポジションにあるとき該第二のキャッチプレートが前記第二の爪と係合して前記第二の爪をそのラッチポジションに維持する、第二のキャッチプレート、を含み、
    かつ、
    前記第一の爪を保持するための前記手段及び前記第二の爪を保持するための前記手段を作動するための前記手段が、前記ハウジングに対して直線的に動くように支えられるロッキングバーであり、前記第一及び第二のロッキングバーが該ロッキングバーに取り付けられる、ロッキングバー、を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のラッチメカニズム。
  17. 前記第一の爪が少なくともその前記ラッチポジションとアンラッチポジションとの間を動くことができ、かつ、前記第二の爪が少なくともその前記ラッチポジションとアンラッチポジションとの間を動くことができ、
    前記ロッキングバーが前記第一の爪及び第二の爪をそのラッチポジションに保持するために前記第一の爪及び前記第二の爪の両方と係合することができ、かつ、
    該ラッチポジションにおいて、前記第一の爪及び前記第二の爪のうち一方またはその両方がそのそれぞれのラッチポジションからそのそれぞれのアンラッチポジションへ向かう方向に移動するとき、前記ロッキングバーが前記係合ポジションへ戻るのを妨げられる、
    ことを特徴とする請求項16に記載のラッチメカニズム。
  18. さらに、
    前記ハウジングによって少なくとも直線的に動くように支えられる第一のパッドであり、該第一のパッドが第一のポジションと少なくとも第二のポジションとの間を動くことができ、該第一のパッドがその前記第一のポジションからその前記第二のポジションへ動くとき該第一のパッドが前記第一の爪と係合してこれをその前記ラッチポジションへ動かす、第一のパッドと、
    前記ハウジングによって少なくとも直線的に動くように支えられる第二のパッドであり、該第二のパッドが第一のポジションと少なくとも第二のポジションとの間を動くことができ、該第二のパッドがその前記第一のポジションからその前記第二のポジションへ動くとき該第二のパッドが前記第二の爪と係合してこれをその前記ラッチポジションへ動かす、第二のパッドと、を含む、
    ことを特徴とする請求項17に記載のラッチメカニズム。
  19. 前記第一の爪を保持するための前記手段及び前記第二の爪を保持するための前記手段を作動するための前記手段が、
    前記ハウジングに対して直線的に動くように支えられる操作ロッドであり、該操作ロッドが前記第一の爪と係合して前記第一の爪をそのラッチポジションに維持することができる少なくとも1つのキャッチ面を有する、操作ロッド、
    を含み、
    前記第一の爪をその前記ラッチポジションに保持するための前記手段が前記キャッチ面を含み、かつ前記第二の爪をその前記ラッチポジションに保持するための前記手段が前記キャッチ面、前記第一の爪及び前記第一の爪と前記第二の爪との間の機械的連結を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のラッチメカニズム。
  20. 前記第一の爪を保持するための前記手段及び前記第二の爪を保持するための前記手段を作動するための前記手段が、前記ハウジングに対して直線的に動くように支えられる操作ロッドであり、該操作ロッドが前記第二の爪と係合して前記第二の爪をそのラッチポジションに維持することができる少なくとも1つのキャッチ面を有する、操作ロッド、を含み、
    前記第二の爪をその前記ラッチポジションに保持するための前記手段が前記キャッチ面を含み、かつ前記第一の爪を保持するための前記手段が前記キャッチ面、前記第二の爪及び前記第一の爪と前記第二の爪との間の機械的連結を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のラッチメカニズム。
  21. 該ラッチメカニズムが、第一及び第二のドアのうち一方を閉鎖ポジションへ動かすと前記第一及び第二のドアのうち残りのドアを少なくとも実質的に閉鎖ポジションへ動かすように機械的に連結される前記第一及び第二のドアを前記閉鎖ポジションに固定するようにされ、
    前記第一のドアが第一のキーパーを備えかつ前記第二のドアが第二のキーパーを備え、前記第一の爪が前記第一のキーパーに係合するのに適し、かつ前記第二の爪が前記第二のキーパーに係合し、それによって前記第一及び第二のドアを前記閉鎖ポジションに固定するようにされている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のラッチメカニズム。
  22. 前記第一及び第二のキーパーのうち一方が前記第一及び第二の爪のうちそれぞれの爪に到達し、かつ、前記第一及び第二のキーパーのうち残りのキーパーが前記第一及び第二の爪のうちそれぞれの爪に対して相対的に予め決められた距離の範囲内で遅れる場合、
    前記第一の爪と第二の爪が実質的に同時にそのラッチポジションへ動くとき、前記第一及び第二のキーパーのうち遅れているキーパーが、前記第一及び第二のキーパーのうち前記遅れているキーパーに対応する前記第一及び第二の爪のうち一方によって係合され、その閉鎖ポジションへ動かされることが可能である、
    ことを特徴とする請求項21に記載のラッチメカニズム。
  23. 前記第一及び第二のキーパーのうち一方が前記第一及び第二の爪のうちそれぞれの爪に到達しかつ前記第一及び第二のキーパーのうち残りのキーパーが前記第一及び第二の爪のうちそれぞれの爪に対して予め決められた距離の範囲内で遅れる場合、
    前記第一及び第二のキーパーのうち先行するキーパーによって係合される前記第一及び第二の爪のうち一方が、前記第一及び第二のキーパーのうち先行するキーパーがその閉鎖ポジションを越えて予め決められた量をオーバートラベルできるようにして、前記第一及び第二のキーパーのうち遅れているキーパーがその閉鎖ポジションへ動くとき、前記第一及び第二のキーパーのうち前記遅れているキーパーが前記第一及び第二のキーパーのうち前記遅れているキーパーに対応する前記第一及び第二の爪のうち一方と係合しこれをそのラッチポジションへ動かせるようにするようにされている、
    ことを特徴とする請求項21に記載のラッチメカニズム。
  24. 該ラッチメカニズムが、第一及び第二のドアのうち一方を閉鎖ポジションへ動かすと前記第一及び第二のドアのうち残りのドアを少なくとも実質的に閉鎖ポジションへ動かすように機械的に連結される前記第一及び第二のドアを前記閉鎖ポジションに固定するようにされ、
    前記第一のドアが第一のキーパーを備えかつ前記第二のドアが第二のキーパーを備え、前記第一の爪が前記第一のキーパーに係合するようにされ、かつ、
    前記第二の爪が前記第二のキーパーに係合し、それによって前記第一及び第二のドアを前記閉鎖ポジションに固定するようにされている、
    ことを特徴とする請求項18に記載のラッチメカニズム。
  25. 前記第一及び第二のキーパーのうち一方が前記第一及び第二のパッドのうちそれぞれのパッドに到達しかつ前記第一及び第二のキーパーのうち残りのキーパーが前記第一及び第二のパッドのうちそれぞれのパッドに対して相対的に予め決められた距離の範囲内で遅れる場合、
    前記第一及び第二のキーパーのうち前記遅れているキーパーがその閉鎖ポジションへ動くとき、
    前記第一及び第二のキーパーのうち先行するキーパーによって係合される前記第一及び第二のパッドのうち一方が、前記第一及び第二のキーパーのうち前記先行するキーパーがその閉鎖ポジションを越えて予め決められた量をオーバートラベルできるようにして、前記第一及び第二のキーパーのうち遅れているキーパーが前記第一及び第二のパッドのうち対応するパッドと係合し前記第一及び第二の爪のうち対応する爪をそのラッチポジションへ動かせるようにするようにされている、
    ことを特徴とする請求項24に記載のラッチメカニズム。
  26. 前記第一の爪を保持するための前記手段及び前記第二の爪を保持するための前記手段を作動するための前記手段が電気的に作動され、かつ、
    前記第一の爪を保持するための前記手段及び前記第二の爪を保持するための前記手段を作動するための前記手段がソレノイドを含む、
    ことを特徴とする請求項1及び16−25のうちいずれか一項に記載のラッチメカニズム。
  27. ラッチメカニズムであり、
    ハウジングと、
    前記ハウジングによって回転式に支えられる第一の爪であり、該第一の爪がラッチポジションとアンラッチポジションとの間を回転式に動くことができる、第一の爪と、
    前記ハウジングによって回転式に支えられる第二の爪であり、該第二の爪がラッチポジションとアンラッチポジションとの間を回転式に動くことができる、第二の爪と、
    前記第一の爪及び第二の爪をそのラッチポジションに保持するために前記第一及び第二の爪のうち少なくとも一方と係合可能なロッキングバーであり、該ロッキングバーが係合ポジションと離脱ポジションとの間を動くことができ、該ロッキングバーが前記係合ポジションであるとき前記第一及び第二の爪がそのラッチポジションに保持される、ロッキングバーと、
    前記ロッキングバーを作動するための手段であり、該ロッキングバーを作動するための手段が、ユーザーの制御の下で係合ポジションと離脱ポジションとの間で前記ロッキングバーを選択的に動かすことができるようにする、手段と、
    を含む、ことを特徴とするラッチメカニズム。
  28. 前記第一の爪及び前記第二の爪の各々が前記第一の爪及び前記第二の爪のうち他方の少なくとも何らかの動きに応答して動くように前記第一の第一の爪と前記第二の爪が機械的に連結される、
    ことを特徴とする請求項27に記載のラッチメカニズム。
  29. 前記第一の爪と前記第二の爪が第一の端及び第二の端を有する連結バーによって機械的に連結され、
    前記連結バーが前記第一の端で前記第一の爪に旋回式に取り付けられ、かつ前記連結バーが前記第二の端で前記第二の爪に旋回式に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項28に記載のラッチメカニズム。
  30. 前記第一の爪が第一の複数の歯を備え、かつ前記第二の爪が第二の複数の歯を備え、かつ前記第一の複数の歯が前記第二の複数の歯とかみ合い、それによって前記第一の爪と前記第二の爪を機械的に連結する、
    ことを特徴とする請求項28に記載のラッチメカニズム。
  31. 前記第一の爪が回転軸を有しかつ前記第二の爪が回転軸を有し、前記第一の爪の前記回転軸が前記第二の爪の前記回転軸に対して平行でありかつこれから間隔を置く、
    ことを特徴とする請求項27、28、29または30に記載のラッチメカニズム。
  32. さらに、前記第一の爪及び前記第二の爪に固定的に接続されるブラケットを含み、前記ブラケットが前記第一の爪と前記第二の爪との間に伸びて、それによって前記第一の爪と前記第二の爪がユニットとして動くように前記第一の爪を前記第二の爪に接続する、
    ことを特徴とする請求項28に記載のラッチメカニズム。
JP2007530261A 2004-09-01 2005-08-31 二重回転爪付きラッチ Withdrawn JP2008511775A (ja)

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