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JP2008506868A - ヘアピースおよびその作製方法 - Google Patents

ヘアピースおよびその作製方法 Download PDF

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JP2008506868A
JP2008506868A JP2007522614A JP2007522614A JP2008506868A JP 2008506868 A JP2008506868 A JP 2008506868A JP 2007522614 A JP2007522614 A JP 2007522614A JP 2007522614 A JP2007522614 A JP 2007522614A JP 2008506868 A JP2008506868 A JP 2008506868A
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アーウィン キューピッツ,
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ジェーン ジェニシ インターナショナル
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Abstract

自然の成長パターン、毛髪密度およびヘアライン外観を促進するために色補正され、そして取り付けられた天然のヒト毛髪で織られたベースを備える天然の毛髪置換物またはヘアピース、およびそれを作製する方法。ヘアピースは、被覆されたレースからなる前部領域(12)、約3の片からなりそしてポリウレタンで補強された後部領域(18)を備えるベース;前部および冠領域が単一ヘア分割結び目で上記ベースに放たれるヘアからなり、側面領域および頂部領域が交互する単一ヘア平坦結び目および単一ヘア分割結び目で上記ベースに放たれる毛髪からなり、そして後部領域が単一ヘア平坦結び目で上記ベースに固定されるヘアを備える結び目パターン;および上記ベースが、前部のより明るい陰影、頂部領域および冠領域の中間の陰影、および後部領域のより暗い陰影を備える約3の色領域を備える色パターンを備える。

Description

(関連出願)
本出願は、2004年7月19日に出願された米国仮出願第60/588,760号への優先権を主張し、その全体の開示は、参考として本明細書中に援用される。
(発明の分野)
本発明は、一般に、特に男性における、毛髪置換物またはヘアピースおよびはげ頭に関する技術、そして特に、毛髪置換物またはヘアピースおよびそれを作製する技術に関し、これは、安価なコストの自然に見える毛髪(ヘア)の置換物を提供する。より詳細には、本発明の毛髪置換物またはヘアピースは、被覆された前部レースと後部材料の組み合わせを含むベースを備え、ここで、ヘアは、種々の起源からのヒトヘアのブレンドを含み、そして自然の外観を真似る特定方向および色パターンで上記ベースに取り付けられる。
(発明の背景)
ヘアピースまたはかつらを作製する技術は、多年に亘り実施されている。しかし、これらのヘアピースは、しばしば、自然の外観を欠き、法外に高価であり、そして容易に正確に適用されることはできないが、最近は、当該技術における進歩はほとんどない。本発明のヘア置換物またはヘアピースは、代表的には、ベース材料を隠すための努力の結果としては十分過ぎる。さらに、このようなヘアピースは、しばしば、間違った成長パターンを有し、ヒトヘアの自然の成長パターンを無視し;結び目方向にともなう問題を経験し;そして/またはなお感知し得る準天然のヘアラインを提供する。さらに、このベース材料は補強され、そしてそれ故厚すぎる。さらに、前部レースおよび後部材料を補強するために必要とされる縫い目が、ヘアが分割されるときに見え得る。いくつかのヘアピースは、自然の外観を提供するように試みている。しかし、比較的高価であり、そして高度に経験のある専門家の支援なくしては適用できない。
このようなヘアピースの例は、例えば、ヘアピースおよびその作製方法を開示する、Moleらの特許文献1を含む。
Levinらによる特許文献2(「378」特許)は、不織ネットワーク基礎を備え、そして約6グラムの重量の男性のヘアピースを作製する方法を開示する。この「378」特許の単一フィラメントのナイロンストランドは、分子的に結合され、次いで、成形されそして切断されて基礎を形成する矩形のネットワークを形成する。この「378」特許のヘアファイバーは、自然の成長を真似る様式で結合点に固定される。
Finamoreによる特許文献3(「052」特許)は、間隔を置かれた交差要素を有する網材料のシートによって覆われる成形された可撓性のプラスチック基礎部材を備えるヘアピースを開示している。この「052」特許の基礎部材は、その中に上記網材料よって横切られる大きな中央開口部を有する。ヘアのグループは、この「052」特許では提供され、前後に自由に移動可能であるように上記中央開口部を横切る網材料の交差要素の周りで結ばれた二重の結び目を有する。この「052」特許によるその他のグループのヘアは、自然に見える部分を提供するため、そしてヘアピース基礎のエッジを覆うために、上記基礎部材に固定される。
Harrisonによる特許文献4(「197」特許)は、ヘア組み込み装置および取り付けの方法を開示する。この「197」特許におけるヘア組み込み装置は、その側面および後部面上に、多くの間隔を置いたヘア通過開口部を有するキャップ様ベースを備える。この「197」特許のヘア組み込みは、上記キャップの周の周りに含まれる連続的バンドの材料が着用者の頭に接着されるとき、着用者の頭皮に取り付けられる。「197」特許のキャップの頂部面は、任意のヘア通過開口部を含まず、そしてそれに代わり、着用者の身体からの熱の放出を可能にする呼吸可能な材料から作製される。
米国特許第2,907,334号明細書 米国特許第3,905,378号明細書 米国特許第5,368,052号明細書 米国特許第6,561,197号明細書
従って、公衆に入手可能な現在のヘア置換物またはヘアピースは、自然の外観を有さず、法外に高価であり、そして容易に正確に適用されることはできない。本発明は、これらの問題を解決するヘア置換物またはヘアピース、および単純化され、より安価で、適用するのが容易で、そして優れた質であるヘア置換物およびヘアピースを作製する方法を提供する。
(発明の要旨)
従って、本発明の目的は、大量生産され得、そして着用者に容易に適合され、改良された質の、しかも、自然のヘアおよび自然のヘアラインを促すヘア置換物またはヘアピースを提供することである。
本発明の別の目的は、ヘア損失のための置換物であり、そしてこのようなヘア損失を全部または部分的にかかわらず覆うために用いられる、ヘア置換物またはヘアピースを提供することである。
先行技術の方法に比較して相対的に単純であり、それによって、製造のコストを実質的に低減する方法によって作製されるヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明のべつの目的である。
当該産業の技術者によって容易に適用され得るヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明の別の目的である。
一時的に、準永久的に、または永久的に取り付けられ得る、ヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明の別の目的であり、このようなヘア置換物またはヘアピースは、数時間、数週間、すなわち、3〜5週間、数ヶ月またはそれ以上、取り付けの方法に依存して取り付けられて留まる。
取り付けられる間に、くしを通され、ブラシをかけられ、スタイルされ得るヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明のさらなる目的である。
好ましくは全体がレース材料、好ましくはナイロンレース材料から作製されるベースを有するヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明のさらなる目的であり、ここで、このヘア置換物またはヘアピースの後部は、より強い材料または補強材料から作製され、そして前部は、より薄い、より感知されにくい、より耐久性の、被覆材料から作製され、より自然なヘアラインを提供する。好ましくは、この被覆された材料は被覆されたレースである。
ヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明のさらなる目的であり、ここで、上記頂部領域および上部冠領域は任意の縫い目を有さず、より自然な外観を生成し、そして上記後部は補強されている。好ましくは、この後部領域はポリウレタンで補強されている。
ヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明のさらなる目的であり、ここで、ポリウレタンの微細ラインのパターンが補強のために上記ベースの後部に付与され、そして上記ヘア置換物またはヘアピースが切り取られて適合されるとき、摩損を防ぐことによりサイズ調整を容易にする。
本発明のなおさらなる目的は、ヘア置換物またはヘアピースを提供することであり、ここで、上記ベースの後部セクションは、少なくとも2つ、好ましくは3つのセクションを備え、着用者の頭の後部に沿ってより大きな可撓性およびより良好な適合を許容する。
全体の冠および頂部領域上の単一平坦ヘア分割結び目、およびより自然な外観を生成するために後部および側面上の単一ヘア結び目を含む十字模様結び目技法を用いて達成される特定ヘア密度をもつヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明のなおさらなる目的である。より好ましくは、このヘア置換物またはヘアピースは、頂部領域および側方領域上の単一ヘア交互平坦かつ結び目、前部領域および冠領域中の単一ヘア分割結び目、ならびに後部領域中の単一ヘア平坦結び目を備え、ここで、ヘアは、この前部領域、頂部領域および冠領域において十字模様パターンで上記ベースに固定される。
上記前部領域中のより明るい陰影、および上記後部領域中のより暗い陰影を備える少なくとも2つの色領域を備えるヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明のなおさらなる目的である。より詳細には、このヘアピースは、上記頂部領域と冠領域との間に中間の陰影をさらに備える。
天然ヘアを利用し、このヘアを損ない得、そしてそれを破壊そして抜けさせる過剰の漂白の必要性をなくするヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明のなおさらなる目的である。
天然ヘアを使用し、そして織物色素で増強し、色調の値、例えば、灰、金などを変化するが、値の深さ、例えば、中間褐色、薄い褐色などは変化しないヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明のなおさらなる目的である。
色およびテクスチャーブレンド、好ましくは天然の未使用のヒトヘア、より好ましくはキューティクルをとった天然ヘア、なおより好ましくは欧州人およびインド人起源のヘアのブレンドを使用し、天然の前部ヘアラインおよび全体のより自然な外観を模倣するヘア置換物またはヘアピースを提供することが本発明のなおさらなる目的である。
本発明のさらなる目的および利点は、添付の図面と組合せて考慮し、以下の説明から明らかである。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
図1を参照して、ベースの基礎ユニットは、ナイロンメッシュまたはレース材料からなる前部12、頂部16および後部18を備える。用いられるこのメッシュ/レース材料は、所望の密度に依存し、例えば、小穴レースまたはメッシュが十分な密度に用いられ、中間サイズ穴のレースまたはメッシュは中間の密度のために用いられ、そして大穴レースまたはメッシュが軽い密度のために用いられる。好ましくは、前部12は、ヘアライン10から約2.5〜3cmが、好ましくは約10〜20デニール、より好ましくは約15デニールのレースで被覆され、レースは、アクリルのような可撓性プラスチック材料で被覆される。好ましい実施形態では、このレースは、被覆の前に、このレースの着色を保護するための被覆の前に、市販の織物色素を用いて着色または染色される。このレースは、明、明/中間、中間/暗および暗を含む、種々の皮膚色調に一致するように染色され得る。このような染色され、被覆されたレース材料は、例えば、カリフォルニアのMan−Staから市販され入手可能である。
ベースの基礎を作製するために、熱がこのベースに付与され、そして熱によって提供される展性を用いて、後部領域から開始し、ベース材料は、所望の形状に加工される。熱の使用は、ナイロンおよび/またはレースの平滑な皺のない層であるベース材料を生じる。鋭いラインを避けるために、ヘアライン10のエッジは、好ましくはスカラップ形である。
前部12は、額の湾曲の最高の点;好ましくは、一方の側から他方の側まで、ベースユニットのヘアライン10から約1cmで適度の伸張を用いてブロックされ、そしてピン、ステープルまたはその他の手段で固定される。この被覆されたメッシュ/レースは、次いで、わずかに上方に引っ張られ、頂部16のナイロンメッシュまたはレース材料と約2cmだけ重複14し、そしてピンまたはその他の適切な手段で固定される。鋭いラインを避けるために、前部12における重複する被覆レース材料および頂部16のナイロンまたはレース材料のエッジは、好ましくはスカラップ形である。一方の側で開始し、そして連続して他方の側にスイッチして、均一なブロック化を確実にするために、ブロックの頂部における過剰の材料はひだ状にされ、好ましくは可能な限り小さいひだ(プリーツ)を生じる。これらひだで、前部ヘアライン10から約1.5cmで終わることを確実にするために注意が払われる。ベースユニットの所望の形状に依存して、約2のひだが存在し得るが、好ましくは約4のひだを超えない。
前部12がブロックされ、そして平滑にされた後、重複14は、見えない糸を用いて縫われ第1の縫い目ラインを生成する。この第1の縫い目ラインは、頂部を横切るベースユニットの一方の側から他方の側まで上記ナイロンまたはレース材料のスカラップ形エッジを追従する。第2の縫い目ラインは、第1の縫い目ラインの約1cm後方で作製され、頂部18メッシュまたはレース材料で被覆された前部12メッシュ/レースを連結する。過剰のメッシュ/レース材料は、ほぼこの第2の縫い目ラインで、好ましくはこの第2の縫い目ラインで直接切り取られる。
一旦、メッシュまたはレースがブロックされると、補強19が、補強材料、好ましくはポリウレタン、より好ましくはポリウレタン液体を直線状またはわずかに湾曲したパターンで付与されることによって上記ベースの後部18に付加される。勿論、当業者に公知であるような任意の適切な補強材料が用いられ得る。好ましい実施形態によれば、上記ラインは、約2mmよりは広くはなく、好ましくは約1〜約1.5mm幅である。別の好ましい実施形態では、上記ポリウレタンラインは、垂直ラインまたは「M」パターンで、および水平ラインで付与され、ここで、これら水平ラインは、好ましくは約1cm離れている。さらなる好ましい実施形態によれば、ポリウレタンは、少なくとも約5、好ましくは約7、より好ましくは約9の垂直ライン、ならびに少なくとも約3、好ましくは約5、そしてより好ましくは約7の水平ラインで付与される。好ましくは、頂部16および前部12のメッシュ/レースは、ポリウレタン補強を有さない。このポリウレタンは、ヘアピースが着用者に適合するための切り揃えられるとき、支持を提供し、そして摩損なくしてヘアピースのあつらえを可能にする。
一旦、この補強材料が硬化され、そして乾燥されると、透明材料の少なくとも1つの薄層、好ましくは、透明の可撓性プラスチック、より好ましくはアクリルスプレーが全体のベースユニットに付与される。好ましい実施形態では、少なくとも3つの層が付与され、各層を、次の層を付与する前に約10分乾燥させ接触する。このベースユニットは、ここで、結ぶ準備が整う。
別の好ましい実施形態によれば、後部18は、2つの部分、好ましくは3つの部分、例えば、各側の下側および後部中央部分で調製され、ここで、ナイロンメッシュまたはレースは、上記ブロックに対して真っ直ぐに下方方向に平坦に横たえられ、中央部分は、ポリウレタン補強ラインで、好ましくは第4および第6の垂直ポリウレタンラインで重複して真っ直ぐに横切って横たえられる。この前部12のメッシュ/レースは、次いで、ヘアライン10の最後の約5〜約10cmに付加される。好ましくは、このメッシュ/レースは、頂部16と、約0.5〜0.8cm、好ましくは約0.6cm〜約0.7cmだけ重複14すべきである。このレースは、次いで、伸張引っ張り様式でブロックされ、フックする効果を生成、すなわち、額の周りでレースを伸張しそれを額に成形し、そして適正な適合のために前部12でそれをぴったりと適合するようにする。2〜3の小さなひだが、次いで、上記メッシュ/レースが重複14で連結される場所に配置され、深さを生成する。レースが、この重複14のいずれかの端部で縫い目の2つのラインで固定され、そして頂部における過剰のレースは、ベースの頂部に面する縫い目ラインで切断される。ポリウレタンラインが、ここで、好ましくはマスキングテープを用いてポリウレタンの3つの層で付与され微細ラインを生成する。ポリウレタンが乾燥した後、液体ポリウレタンの薄層被覆が、好ましくは2つの、より好ましくは3つの層の上にスプレーされる。
図3に見られるように、好ましい実施形態によれば、自然の外観を生成するために数種類の結び目が用いられる。例えば、ヘア置換物またはヘアピースの結ばれた後部38は、単一平坦結び目を備える。別の実施形態によれば、この結ばれた後部38は、結ばれた後部38の中央領域中の平坦な単一および2つのヘア結び目、ならびに結ばれた後部38の側方領域中の単一ヘア緊密平坦結び目を備える。結ばれた頂部34および結ばれた側面32は、好ましくは交互する単一ヘア平坦結び目および単一ヘア分割結び目のブレンドである。結ばれた冠36および結ばれた前部30は、好ましくは、単一ヘア分割結び目である。あるいは、結ばれた冠36、結ばれた頂部34および結ばれた前部30は、好ましくは、単一ヘア平坦結び目、および単一ヘア分割結び目のブレンドであり得る。平坦および分割結び目技法を含む結ぶ方法は、当業者に周知である。
分割および平坦結び目の量は、領域毎で変動し得る。図3に見られるように、→の矢印は、平坦結び目(flat knot:本目結節またはこま結び)をもつ領域を示し、そして・→矢印は、分割結び目(split knot)をもつ領域を示す。好ましくは、この平坦結び目は堅くそしてベースユニットに近く、その結果、それらは、特により暗いヘアカラーが用いられるとき、可能な限り見えない。分割結び目もまた、堅く、しかし、それらのまさに性質により、より柔らかく、そして平坦結び目ほど堅い必要はない。分割結び目はまた、スタイリング柔軟性およびリフトおよびヘア置換物またはヘアピースに対する移動を生成するさらなる利点を有する。
密度は、所望の外観に依存して調整される。好ましい実施形態によれば、異なるサイズの穴を備えたメッシュまたはレース材料が用いられ、その結果、ヘアが穴毎に結ばれるとき、より厚いヘアピースは、メッシュまたはレースが小穴を有する場合に得られ、そしてより薄いヘアピースは、メッシュまたはレースがより大きい穴を有する場合に得られる。あいるは、平均またはより小さなサイズのメッシュまたはレースが用いられ得、そして穴がより薄いヘアピースを生成するために開いたままにされることができ、すなわち、ベースユニットのメッシュまたはレース中に開いたままの穴が多いほど、ヘア置換物またはヘアピースの密度はより少なくなる。より微細な天然ヘアに一致することを求める適用には、ヘア置換物またはヘアピースの密度は従って調整されるべきであり、より大きな穴をもつメッシュまたはレースのいずれかが用いられ、そして穴毎にヘアを有するか、または、より小さな穴をもつメッシュまたはレースが用いられ、そしていくつかの穴がベースユニット中で開いて残される。いずれの場合にも、ヘア置換物またはヘアピースの密度は、容易に調節され得、これら技法のいずれかで所望の結果を達成する。しかし、通気が所望される場合、より小さなレースおよび抜かす穴を用いる方法が好ましい。より明るいヘアが所望される適用には、密度は、とにかくより薄いようである。なぜなら、より明るいヘアは代表的にはより微細であるからである。
さらに、用いられる分割結び目の数は密度に影響する。なぜなら、分割結び目は、容量および移動を生成するからである。図3は、薄すぎず、そして濃すぎないヘアの現存する自然の頭に一致することを試みている適用のための、中間、十分な密度のヘア置換物またはヘアピースを生成するために用いられ得る結び目パターンを描写する。
結び目方向について、結ばれた後部38は、好ましくは、自然のヘアとの良好なブレンドを得るために、平坦な結び目を用いることによりベースユニットに対して平坦かつ堅く維持される。本発明によれば、自然の外観を達成するために容量ならびに色および密度を一致することが重要である。天然の密度を備えた真っ直ぐな下方のヘア方向は、結ばれた後部38にとって好ましく、そして結ばれた頂部34、そして特に結ばれた冠36に関しては、スタイルにおいてより多くの容量および可撓性が好ましい。このような結果は、ヘア置換物またはヘアピースの結ばれた頂部34および結ばれた冠36におけるように異なる領域で変動する量の単一ヘア平坦結び目と分割結び目との組み合わせを用いて達成される。好ましい実施形態によれば、結ばれた冠36は、分割結び目のみを備える。ヘア置換物またはヘアピースの最も見える領域である結び目のある前部30および結ばれた側面32では特別の注意が払わなければならない。例えば、1つの好ましい実施形態では、ブロンドヘアは、結ばれた前部30および結ばれた側面32で用いられ、そしてヘアライン10および結び目は、ブロンドさえ漂白され、その一方、この領域の周りでなお自然の密度パターンを生成する。
図3に見られるように、結ばれた後部38およびヘアライン10を除いて、全体のヘアピースは、逆方向、すなわち、耳から額に前方方向に結ばれる。ヘアが任意の方向になることを許容するために、十字模様技法が用いられる。この技法では、穴の1の列がレースまたはメッシュであって右に結ばれ、そして次の列が左に結ばれる。このような十字模様パターンは、制限されないでシーザースタイル、ポンパドールスタイルなどを含む任意の方法でスタイルされるヘア置換物またはヘアピースのヘアが任意の場所に分割されることを可能にする。好ましい実施形態では、最も自然な結果は、ヘアピースの十字模様領域と結ばれた後部38上の平坦結び目38との間で方向の中断がないことを確実にするために注意が払われるときに得られる。自然な結果を得るために、結ばれた頂部34が結ばれた後部38と合う領域は結ばれた重複39を有し、ここで、結ばれた後部38の最上部領域中のすべてのその他の結び目は、好ましくは、逆、すなわち前方方向に(後先逆に)ヘアピースに固定された単一ヘア分割結び目である。換言すれば、結ばれた重複39では、結ばれた後部38の最上部領域は、好ましくは、下方方向に固定された単一ヘア平坦結び目および前方方向に固定された単一ヘア分割結び目を備える。
ここで、図3をより詳細に参照して、結ばれた後部38は、好ましくは、単一または2つのヘア、好ましくは一度に単一のヘアを用いて、堅い平坦結び目で結ばれる。好ましい実施形態では、この結ばれた後部38中のヘアは、下方方向に結ばれる。中間密度のために、中間密度のレースが用いられるのではなく、そして次にすべての穴がヘアを有するのでなければ、ヘアは、第2〜第3の穴毎に結ばれる。結ばれた前部30は、好ましくは、メッシュまたはレースのほぼ3〜4列、約5cm〜6cm幅である。結ばれた側面32は、好ましくは、メッシュまたはレースのほぼ3〜4列、約2cm幅である。結ばれた前部30および結ばれた側面32はまた、頂部16が前部12と連結する領域である。好ましい実施形態では、密度における中断は、結び目の大部分が前部12の頂部層中のみで結ばれ、そしてほんの2〜3の結び目が縫い目の付加された支持のために両方の材料を通り抜けることを確実にすることによって重複14で避けられる。この領域では、結び目の大部分は、交互する分割結び目および平坦結び目、好ましくはより大きな保持されたメッシュまたはレース上の1つの平坦結び目毎に2つの分割結び目である。移動における中断をさらに防ぐために均一かつ堅い結び目が好ましい。
結ばれた頂部34は、好ましくは、十字模様パターンの交互するヘア平坦結び目および単一ヘア分割結び目で結ばれる。分割結び目の量を所望の密度とバランスをとるために、第2および第3の穴毎に、好ましくは2つの単一ヘア平坦結び目で、そして次に、適切な穴サイズを有するメッシュまたはレースが用いられる場合には1つの単一ヘア分割結び目で結ばれるべきである。結ばれた頂部34では、50%分割結び目および50%平坦結び目のブレンドが堅い結び目とともに好ましい。
結ばれた冠36は、十字模様パターンで、単一ヘア分割結び目で結ばれる。別の実施形態によれば、結ばれた冠36中の第2の穴毎に、移動およびリフトを生成するために、単一ヘア平坦結び目および単一ヘア分割結び目で交互に結ばれ得、好ましくは、逆方向の十字模様パターンの80%の単一ヘア分割結び目および20%単一ヘア堅固平坦結び目である。
前部12では、ヘアライン10は、結ばれた前部30および結ばれた側面32を有する。この領域では、任意のランイ、特に真っ直ぐなラインは、好ましくは避けられるべきである。好ましい実施形態によれば、約90%の結び目は、単一ヘア分割結び目であるべきであり、そして10%は単一ヘア平坦結び目であるべきである。別の好ましい実施形態によれば、約80%は単一ヘア分割結び目であるべきであり、そして20%は単一ヘア平坦結び目であるべきである。さらに好ましい実施形態では、約70%の領域は単一ヘア分割結び目で覆われ、そして約30%の領域が単一ヘア平坦堅固結び目によって覆われる。この領域は最も見られ得るので、この領域のエッジは、非常に柔らかく、そしてラインを示さないようにすべきである。図3に見られるように、結ばれた前部30は、好ましくは、習字模様パターンでベースに取り付けられた単一ヘア分割結び目を備え、そして結ばれた側面32は、好ましくは交互する単一ヘア分割結び目および平坦結び目である。
図4は、ヘアライン10の詳細を表し、ここで、このヘアライン10の外側エッジは、逆でない方向で、すなわち、額が耳に結ばれた単一ヘア分割結び目を備える。この結ばれた前部30は、前部においてヘアライン10の直ぐ隣であり、そして十字模様パターンで結ばれた単一ヘア分割結び目を備える。結ばれた側面32は、側面上のヘアライン10の直ぐ隣であり、そして逆方向、すなわち、耳から額まで、交互する単一ヘア分割結び目および単一ヘア平坦結び目を備える。
本発明の別の重要な局面は、ヘア品質および設計である。例えば、1つの実施形態では、ヘア置換物またはヘアピースは、剥がれた未使用ヘア、好ましいは、インド人および欧州人、より好ましくはロシア人のヘアの種々のブレンドを有する。好ましい実施形態では、最終のヘア置換物またはヘアピースの所望の色がより明るいほど、漂白の必要性を可能な限り避けるためにロシア人のヘアがより多く用いられる。天然の未使用の異なる色を用いることにより、過剰の化学的処理が避けられ得、より良好な品質のヘアピースが得られる。
大部分のインド人のヘアは、青から黄金赤までの変動する基礎色調をもつ落ち着いた黒から落ち着いた中間褐色であり、これは、好ましくは、染色されてより落ち着いた色を達成する。好ましい実施形態によれば、このヘアは、レベル1(落ち着いた黒)、レベル2(落ち着いた褐色−黒)、およびレベル3(落ち着いた暗褐色)を達成するために、織物染料または当業者に周知である別の方法で染められる。
色レベル4(中間褐色)および5(中間の淡褐色)は、必要とされるより、そして織物染料などで着色されるよりは、ヘアをより明るいレベルに明るくする軽い漂白処方で達成され、漂白から生じるオレンジ−赤の基礎色調をなくする。
欧州人、好ましくはロシア人のヘアは、種々の色に入り、大部分はレベル6(暗ブロンド)からレベル8(中間/明るいブロンド)である。このヘアは、青および紫色素を含む織物染料処方、またはその他の当業者に周知である方法を用いてレベル6(暗ブロンド)、レベル7(中間ブロンド)およびレベル8(中間/明るいブロンド)の色バリエーションを達成するために、色レベルおよび基礎色調によって分離される。
レベル9およびより明るいロシア人のヘアは、自然のままにされ、そして前部ヘアライン領域(約2〜3cm)のためにのみ用いられる。これらのより明るい色が入手可能でない場合、次のより暗い天然のヘアカラーが、ヘア破壊およびヘア損失を支援して防ぐ最小量の漂白で済むように用いられる。所望であれば、区別された部分または冠領域のヘアスタイル(シーザースタイル)には、天然のブロンドがまた、より暗いレベルから薄いブロンドまで結び目の過剰漂白を避けるために一部分または冠領域で用いられ得る。
結び目は、次いで、ヘア置換物またはヘアピースが約6〜9%の過酸化物を含む漂白溶液を用いて作製された後に漂白され得る。
全部が白色のヘアは、より高い%、すなわち、50%を超えるグレーヘアカラーの着用者のための自然のグレーヘア置換物またはヘアピースを達成するために、好ましくは、アイボリー、シルバー、黄−白を含む異なる白の合成ブレンドである。この例における合成ヘアの使用は、天然の白色ヘアが用いられるときに共通の黄ばむ影響を避ける。
ヘアを調製するために、それは、最初、ヘアが絡まることを避けるためにそのキューティクルを除去することによって剥がされる。ヘアの異なる起源および太さが、キューティクル除去酸洗浄の強度および処理時間を決定する。一般に、ロシア人のヘアは、除去するのが容易で、そしてインド人のヘアのキューティクルより温和な処理で済む。すべてのキューティクルを除去することは、好ましくは、ヘアが分類された後、しかし、パーマーをかけることおよび染めることの前に行われる。好ましくは、特にレベル4および5のために、集中調整が、任意の着色および漂白の前に、上記キューティクル除去に続く。
図2は、本発明による好ましい色パターンを表す。最も明るい色は、着色された前部20にあり、そして最も暗い色は、着色された後部24にある。好ましい実施形態によれば、着色された頂部22は、中間色を有する。より好ましい実施形態によれば、ヘアピースの前部から後部18まで明から暗に段階的になる複数の色領域がまた存在し得る。
本明細書に記載される手順を用いて達成される色は、基礎的には不透明色であり、そしてヘアカラーの自然のブレンドを十分に反映しない。従って、天然のヘアカラーをより緊密に模倣するために、異なる色をブレンドすることが必要である。さらに、所望の目的結果に依存して、適切な量のグレー/白色ヘアが必要に応じて付加され得る。さらに、自然の色効果を達成するために、色領域間の第1の重複26と第2の重複28は、ジグザグであり、第1の重複26中の明/中間色および第2の重複28中の中間/暗色のブレンドである。
レベル1、2および3のための特定の色ブレンドの例を以下に示す。
(実施例1、レベル1、落ち着いた(cool)黒)
着色された後部24は、80%のレベル1と20%のレベル2との混合を有する;
着色された頂部22は、70%のレベル1と20%のレベル2と10%ロシア人のレベル6の中間の落ち着きとの混合を有する;
着色された前部20は、50%のレベル1と30%のレベル2と20%ロシア人のレベル6の中間の落ち着きとの混合を有する;および
ヘアライン10(約3cm)は、漂白された結び目をもつ自然ブロンドのロシア人のヘアである。
(実施例2、レベル2、落ち着いた最も暗い褐色)
着色された後部24は、80%のレベル2と20%のレベル3との混合を有する;
着色された頂部22は、70%のレベル2と20%のレベル3と10%ロシア人のレベル6の中間の落ち着きとの混合を有する;
着色された前部20は、50%のレベル2と30%のレベル3と20%ロシア人のレベル6の落ち着きとの混合を有する;および
ヘアライン10(約3cm)は、漂白された結び目をもつ自然ブロンドのロシア人のヘアである。
(実施例3、レベル3、落ち着いた中間褐色)
着色された後部24は、80%のレベル3と20%のレベル4との混合を有する;
着色された頂部22は、70%のレベル3と20%のレベル4と10%ロシア人のレベル6の落ち着きとの混合を有する;
着色された前部20は、50%のレベル3と30%のレベル4と20%ロシア人のレベル6の落ち着きとの混合を有する;および
ヘアライン10(約3cm)は、漂白された結び目をもつ自然ブロンドのロシア人のヘアである。
(実施例4、レベル6/7、中間の暗さの落ち着いたブロンド)
着色された後部24は、80%のロシア人のレベル6の落ち着きと、自然の非着色ロシア人のレベル6との混合を有する;
着色された頂部22は、70%のロシア人のレベル6の落ち着きと、20%のレベル7の落ち着きと、10%ロシア人のレベル8との混合を有する;
着色された前部20は、50%のロシア人のレベル6の落ち着きと、30%のレベル7の落ち着きと、20%ロシア人のレベル8との混合を有する;および
ヘアライン10(約3cm)は、50%のロシア人のレベル6の落ち着きと、30%のレベル7の落ち着きと、20%ロシア人のレベル8との混合であるか、または天然のブロンドのロシア人のヘアであるが、いずれの場合にも、結び目は漂白されている。
好ましい実施形態によれば、ヘアにパーマがかけられるべき場合には、ヘアは、キューティクルは除去されているが、着色または明るい漂白(レベル4および5)の前にパーマがかけられる。好ましくは、このパーマは、一般的なボディウェーブであり、これは、ヘアに支持および動きを与える。このパーマのサイズは、酸またはアルカリいずれのパーマが用いられるかに依存する。一般に、酸パーマは、アルカリパーマより小さなパーマサイズを必要とする。
一旦、ヘアピースが完成すると、それは、ボンド、接着剤、固着剤、ブレード、テープ、クリップ(スプリングクリップもしくはその他の適切な代替物)または当業者に一般に公知の任意のその他の方法を用いて着用者に取り付けられ得る。
本発明の改変例は、当業者に容易に明らかであり得ることが認識され得、そして本発明は、これらの代替物を含むことが意図される。
本発明は、パターンはげ頭症を患う男性の特有の必要性のために設計およびそれを取り扱うことは明りょうであるが、その他のタイプのヘア損失をもつ男性、女性または子供が、本発明のヘア置換物/ヘアピースを着用すること、および同じ特有の特徴の利益を得ることを排除しない。
従って、本発明の範囲は、添付の請求項およびその任意の等価物の範囲として評価されるべきである。
図1は、ベースの構造を示す、本発明の好ましい実施形態の側面図の概略表示である。 図2は、色ブレンドを示す、本発明の好ましい実施形態の側面図の概略表示である。 図3は、異なる種類の結び目および結び方向を示す、本発明の好ましい実施形態の側面図の概略表示である。 図4は、ヘアラインに沿った、異なる種類の結び目および結び方向を示す、本発明の好ましい実施形態の斜視平面図の概略表示である。

Claims (30)

  1. ベースを備えるヘアピースであって、ここで該ベースが被覆されたレースを含む前部領域側方ヘアライン領域を備える、ヘアピース。
  2. ベースを備えるヘアピースであって、ここで該ベースが、補強された後部領域を備える、
  3. 前記後部領域が、ポリウレタンで補強される、請求項2に記載のヘアピース。
  4. 前記後部領域が、ポリウレタンの約7の水平ラインおよび約9の垂直ラインで補強される、請求項2に記載のヘアピース。
  5. ベースを備えるヘアピースであって、ここで該ベースが少なくとも2つの片を含む後部領域を備える、ヘアピース。
  6. 前記後部領域が、少なくとも3の片を備える、請求項5に記載のヘアピース。
  7. ベースを備えるヘアピースであって、該ベースが、前部領域、側方領域、頂部領域、冠領域および後部領域を有し、該前部領域および冠領域が該ベースに単一ヘア分割結び目で固定され、側方領域および頂部領域が該ベースに交互する単一ヘア平坦結び目および単一ヘア分割結び目で固定されるヘアを備え、そして該後部領域が該ベースに単一ヘア平坦結び目に固定される、ヘアピース。
  8. 前記前部領域、冠領域および頂部領域中で前記ベースに固定されるヘアが、十字模様パターンで該ベースに固定される、請求項7に記載のヘアピース。
  9. 前記後部領域中で前記ベースに固定されるヘアが、垂直の下方方向に該ベースに固定される、請求項7に記載のヘアピース。
  10. 前記側方領域中で前記ベースに固定されるヘアが、水平の前方方向に該ベースに固定される、請求項7に記載のヘアピース。
  11. 前記前部領域が、前記ベースに単一ヘア分割結び目で固定されるヘアを含むヘアラインをさらに備える。請求項7に記載のヘアピース。
  12. 前記ヘアラインの単一ヘア分割結び目が、前記ベースに水平の後方方向に固定される、請求項11に記載のヘアピース。
  13. ベースを備えるヘアピースであって、該ベースが、前記前部領域中のより明るい陰影、および前記後部領域中のより暗い陰影を備える少なくとも2つの色領域を有する、ヘアピース。
  14. 前記ベースが、頂部領域および冠領域中の中間の陰影をさらに備える少なくとも3つの色領域を有する、請求項13に記載のヘアピース。
  15. 前記ヘアが、天然のヒトヘアを備える、請求項13に記載のヘアピース。
  16. 前記天然のヒトヘアが、欧州人のヘアを備える、請求項15に記載のヘアピース。
  17. 前記欧州人のヘアが、ロシア人のヘアを含む、請求項15に記載のヘアピース。
  18. 前記天然のヘアの色が増大される、請求項15に記載のヘアピース。
  19. キューティクルが前記天然のヘアから除去される、請求項15に記載のヘアピース。
  20. ベースを備えるヘアピースであって、該ベースが、前部領域、側方領域、頂部領域、冠領域および後部領域を備え、該前部および側方領域が被覆されたレースを備え、該後部領域が補強領域および少なくとも2つの片を備え、該前部および冠領域が該ベースに単一ヘア分割結び目で固定されるヘアを備え、該側方および頂部領域が該ベースに交互する単一ヘア平坦結び目および単一ヘア分割結び目で固定されるヘアを備え、そして該後部領域が、該ベースに単一ヘア平坦結び目に固定されるヘアを備え、そして該ベースが、該前部領域中のより明るい陰影および該後部領域中のより暗い陰影を含む少なくとも2つの色領域を有する、ヘアピース。
  21. 前記後部領域が、ポリウレタンで補強される、請求項20に記載のヘアピース。
  22. 前記後部領域が、少なくとも3の片を備える、請求項20に記載のヘアピース。
  23. 前記前部領域、冠領域および頂部領域で前記ベースに固定されるヘアが、十字模様パターンで該ベースに固定される、請求項20に記載のヘアピース。
  24. 前記後部領域で前記ベースに固定されるヘアが、垂直の下方方向に該ベースに固定される、請求項20に記載のヘアピース。
  25. 前記側方領域中で前記ベースに固定されるヘアが、水平の前方方向に該ベースに固定される、請求項20に記載のヘアピース。
  26. 前記前部領域が、前記ベースに単一ヘア分割結び目で固定されるヘアを含むヘアラインをさらに備える。請求項20に記載のヘアピース。
  27. 前記ヘアラインの単一ヘア分割結び目が、前記ベースに水平の後方方向に固定される、請求項20に記載のヘアピース。
  28. 前記ベースが、前記頂部領域および冠領域中の中間の陰影をさらに備える少なくとも3つの色領域を有する、請求項20に記載のヘアピース。
  29. 前記ヘアが、キューティクルのない記天然のヒトヘアを備える、請求項20に記載のヘアピース。
  30. 前記天然のヘアの色が増大される、請求項29に記載のヘアピース。
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