JP2008283772A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
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Abstract
、前記遮断器ユニットが遮断器消弧室の上部に母線側変流器を配設して構成されるガス絶
縁開閉装置において、遮断器消弧室への接近が容易で、且つコンパクトなガス絶縁開閉装
置を提供する。
【解決手段】遮断器ユニットと線路側機器ユニットを接続する水平分岐部に線路側変流器
を水平に配置し、前記線路側変流器の上方向で且つ消弧室の近傍高さで回線軸方向(水平
分岐部方向)にマンホールを前記遮断器ユニットの容器に設ける。
【選択図】図2
Description
遮断器ユニットを縦置きとしたガス絶縁開閉装置に関する。
路側機器ユニットに大別され、絶縁ガスを充填した容器内に収納されている。最近、最小
個数の容器内に収納された各ユニットの配置順序としては母線側機器ユニットと遮断器ユ
ニット及び線路側機器ユニットで構成することで、より縮小化を図り、ガス絶縁開閉装置
を合理的に配置することが多い。中央に配置される遮断器ユニットは、遮断器とその遮断
器の片側あるいは両側に配置される変流器が遮断器容器内に収納されている。例えば特許
文献1には、両側に配置された変流器の一つは、母線側変流器が遮断器の上部の線路側機
器ユニット側に配置され、もう一つは、線路側変流器が遮断器容器の水平分岐部内に配置
されている構成が示されている。また、変流器を遮断器ユニット内で遮断器の片側に配置
した例は、特許文献2および3に示されている。
器を有する遮断器ユニットでは遮断器の上部に変流器があるため、一般的には遮断器消弧
室部品、たとえばアークコンタクトやノズルなど、を交換する際は変流器を取り外すか遮
断器容器の隣接回線方向の側面に点検マンホールを設ける必要があり、遮断器の保守点検
性の向上が課題となっており、その解決が希求されていた。
部分に点検用マンホールが設けられているが、この例は変流器が遮断器の片側のみに設置
する場合である。従って、超高圧系統など系統運用上高信頼度が求められ、遮断器の両側
に変流器を設置する場合には、遮断器ユニットの構成を見直す必要があり、遮断器部分に
マンホールを設けると、高い位置となり点検には不便であること、遮断器ユニット全体が
大型化し、経済的に不利になることなどの課題を生じる。
の線路側変流器上部で、ほぼ回線軸方向に配置することで、回線間寸法を広げることなく
遮断器消弧室への接近が容易で、且つコンパクトなガス絶縁開閉装置を提供することを目
的とする。
ット、線路側機器ユニットの順序で構成接続し、前記遮断器ユニットが遮断器消弧室の上
部に母線側変流器を配設して構成されるガス絶縁開閉装置において、前記遮断器ユニット
と前記線路側機器ユニットを接続する水平分岐部に線路側変流器を水平に配置し、前記線
路側変流器の上方向で且つ前記消弧室の近傍高さで回線軸方向(水平分岐部方向)にマン
ホールを前記遮断器ユニットの容器に設けたものである。
器を収納し、その分岐部水平容器の上方向で、遮断器ユニットの遮断器消弧室近傍高さか
つ回線軸(水平分岐部)方向に、遮断点検用マンホールを設けたものであるので、ガス絶
縁開閉装置全体をコンパクトに保ったままで、かつ遮断器上部の変流器取り外し等を伴わ
ずに遮断器の点検を実施することが可能となり、保守性を向上することができる。
回線の単線結線図で、図2は図1の単線結線図による実施例1の構造図である。本実施例
1では、1回線は左から母線側機器ユニット1、遮断器ユニット2、線路側機器ユニット
3で構成されている。細部に図示されていない消弧室を有する遮断器4の下方に配置され
た遮断器容器5の水平分岐部6には線路側変流器7が収納されており、線路側変流器7を
固定している支え板8aが水平分岐部6の内壁に設けられた突起物9aに取り付けている。
線路側変流器7のほぼ中央に変流器一次導体10aが配置され、その一端が遮断器4に接
続されている。一方、変流器一次導体10aの他端には線路側機器ユニット3の線路側機
器容器11の水平分岐部12が接続されている。線路側機器ユニット3は線路側機器容器
11の主胴部に設けられた線路側断路器13と線路側接地装置14が接続されており、下
方には電力ケーブル15が、上方には計器用変圧器16が配置されている。図示されてい
ないが、ブッシング取り合いの場合は電力ケーブル15の代わりに計器用変圧器16の端
子にブッシング接続装置を配置することも可能である。ここでは線路側変流器7が遮断器
容器5の水平分岐部6に収納されているが、図示されていないが線路側変流器7の専用容
器に収納することもできる。
る支え板8bが遮断器容器5の内壁に設けられた突起物9bに取り付けている。水平導体
18が支え板8bに取り付けられたポストスペーサ19で絶縁支持されており、その一端
には遮断器4と接続するために母線側変流器17の変流器一次導体10bがスライド接点
20を介して電気的に接続されている。図中ではスライド接点20は変流器一次導体10
bの両端に設けられているが、少なくとも一箇所でも構成可能である。遮断器容器5の上
部開口部には蓋21が設けられている。遮断器4の消弧室部品、たとえば図示していない
がアークコンタクトやノズルなど、の点検および交換するために消弧室4の近傍高さで、
ほぼ回線軸方向にマンホール22を配置している。マンホール22の高さは遮断器4の消
弧室高さに依存している。
3が接続されている。2個の母線機器ユニット1は母線容器24a、24bの主胴が紙面
の表裏方向に配置されており、母線容器24a、24bの主胴内に母線25a、25bと
母線側断路器26a、26bが収納されている。
スペースとして保守点検通路28が確保されている。
ア29を設置している。
器ユニットで表現しているが、1個への適用も可能である。
導体10bを取り外すことで、遮断器4と物理的に切り離すことができるため、ほぼ回線
軸方向にあるマンホール22から遮断器4の消弧室部品の点検および交換が可能となる。
母線側変流器17および図示していないが変流器の二次リード線の煩雑な取り外し作業が
無くなるため、遮断器4の保守点検性の向上が図られる。線路側変流器7の上部空間を遮
断器4の保守点検作業に有効に利用することができる。回線間方向へのマンホールが無く
なるため、回線間寸法の最小限化が可能となり、複数回線で構成されるガス絶縁開閉装置
では大幅な縮小ができる。
ール22は回線軸に対する角度θ傾けて配置したものである。これにより、回線軸方向に
十分な保守スペースが取れない場合でも、マンホールの位置を回線軸方向に対し角度θず
らした配置としたため、保守スペースの確保が容易となる。
例1と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
分岐部12の高さH1を遮断器容器5の水平分岐部6の高さH2より低く配置している。
水平分岐部6は線路側変流器7を収納しないため、その直径は小さくでき容器の強度計算
上、水平分岐部6の高さH2は低くすることができる。このため、線路側機器の水平分岐
部の容器外周の高さを、遮断器ユニット水平分岐部の容器外周の高さ程度の位置に配置す
ることができ、マンホール22の高さも低くできる。従って、遮断器ユニットの高さH3
も低くでき、全体のコンパクト化を図ることができる。
十分対応できるものである。
2…遮断器ユニット
3…線路側機器ユニット
4…遮断器
5…遮断器容器
6…遮断器容器の水平分岐部
7…線路側変流器
8a,8b…支え板
9a,9b…突起物
11…線路側機器容器
12…線路側機器容器の水平分岐部
13…線路側断路器
14…線路側接地装置
15…電力ケーブル
16…計器用変圧器
17…母線側変流器
18…水平導体
19…ポストスペーサ
20…スライド接点
25a,25b…母線
27…回線制御盤
28…保守点検通路
H1…線路側機器容器の水平分岐部高さ
H2…遮断器容器の水平分岐部高さ
Claims (5)
- 母線側機器ユニット、遮断器ユニット、線路側機器ユニットの順序で構成接続し、前記
遮断器ユニットが遮断器消弧室の上部に母線側変流器を配設して構成されるガス絶縁開閉
装置において、前記遮断器ユニットと前記線路側機器ユニットを接続する水平分岐部に水
平に配置した線路側変流器と、前記遮断器ユニットの容器に前記線路側変流器の上方向で
且つ前記消弧室の近傍高さで回線軸方向に設けたマンホールと、を備えたことを特徴とす
るガス絶縁開閉装置。 - 請求項1記載のガス絶縁開閉装置において、前記マンホールの設置位置を、前記線路側
変流器の上方向で且つ前記消弧室の近傍高さで、遮断器ユニット容器の縦の中心軸からマ
ンホールの中心に向かう線と回線軸方向の線とが所定の角度を持つ方向としたことを特徴
とするガス絶縁開閉装置。 - 請求項1または請求項2のガス絶縁開閉装置において、前記線路側変流器の上部を保守
点検通路として点検フロアを配設したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。 - 請求項1乃至3のガス絶縁開閉装置において、前記線路側変流器を前記線路側機器ユニ
ットの水平分岐部内に収納し、前記線路側機器ユニットの水平分岐高さを前記遮断器ユニ
ットの水平分岐高さより低くしたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。 - 請求項1乃至4のガス絶縁開閉装置において、3相器に適用したことを特徴とするガス
絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007125070A JP2008283772A (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007125070A JP2008283772A (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008283772A true JP2008283772A (ja) | 2008-11-20 |
Family
ID=40144133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007125070A Pending JP2008283772A (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
2007
- 2007-05-09 JP JP2007125070A patent/JP2008283772A/ja active Pending
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