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JP2008261280A - 軸流ファン - Google Patents

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JP2008261280A
JP2008261280A JP2007104440A JP2007104440A JP2008261280A JP 2008261280 A JP2008261280 A JP 2008261280A JP 2007104440 A JP2007104440 A JP 2007104440A JP 2007104440 A JP2007104440 A JP 2007104440A JP 2008261280 A JP2008261280 A JP 2008261280A
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Hidenobu Takeshita
英伸 竹下
Toshiichi Fukunaga
敏一 福永
Tsunenori Tatsuno
歴識 辰ノ
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Nidec Corp
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    • F04D25/0613Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump the electric motor being of the inside-out type, i.e. the rotor is arranged radially outside a central stator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

【課題】静翼を有する軸流ファンの静圧−風量特性を向上する。
【解決手段】軸流ファンは、モータ部のベース部2211に接続される内側静翼241、ハウジング23の内側面231に接続される外側静翼243、および、内側静翼241と外側静翼243とを連結する環状の連結部242を有する。外側静翼243の翼幅は内側静翼241の翼幅より大きくされ、外側静翼243の中心軸J1方向に対する傾きは、内側静翼241の傾きと等しくされる。これにより、中心軸J1から離れた領域において外側静翼243により気流の周方向に旋回する成分が効率よく中心軸J1方向の成分に変換され、中心軸J1に近い領域では、エアの流量が少なくても気流が受ける抵抗の影響が小さくなる。その結果、外側静翼243で十分な集風効果を得るとともに、内側静翼241での気流の妨げが抑制され、軸流ファンの静圧−風量特性を向上することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の静翼を備える軸流ファンに関する。
従来より、様々な電子機器の筐体内部に電子部品を冷却するための冷却ファンが設けられており、多くの場合、冷却ファンとして軸流ファンが利用される。軸流ファンでは、筒状のハウジング内においてモータが複数のリブによりハウジングの内側面に接続されており、モータが回転することにより中心軸方向のエアの流れが発生する。また、近年、電子機器の小型化に伴い、電子機器内で発生する熱が増加する傾向にあり、熱による電子機器への影響を避けるためにリブを板状または翼形状の静翼として集風することにより気流の静圧を増大する軸流ファンも利用されている。
さらに、板状のリブや静翼を有する軸流ファンでは、リブや静翼を横切って連結する環状の部位が設けられるものもあり、例えば、特許文献1の図7では、框体内部において、傾斜した板状の複数のリブ(これらのリブは整流を目的としており、集風を行う静翼ではない。)、および、複数のリブを横切って連絡する気流導引リングが設けられた放熱ファンが開示されている。この気流導引リングは、框体の風進入口側から風排出口側に向かって内径が小さくなるように傾斜しており、放熱ファンから排出される気流の風圧を増大する。また、特許文献2では、電子素子に気流を吹き付けて電子素子の放熱を行う際に、モータステータの周囲に配置される複数の導流羽根上に環形部が形成されることにより、電子素子から押し返された気流による渦流が流動する面積を少なくする技術が開示されている。
一方、特許文献3では、ベースとケーシングとの間に配置されるリブは、ケーシング内のベースから径方向外方に伸びる第1の径方向案内部、第1の径方向案内部の端部から周方向に伸びる周方向案内部、および、周方向案内部の端部から径方向外方に伸びてケーシングの内側面に接続される第2の径方向案内部を備えるジグザグ状であり、周方向案内部により、第1の径方向案内部を通過する気流と、第2の径方向案内部を通過する気流との間の干渉が低減される。特許文献4では、軸流形ファンの動翼の下流側の案内羽根は、複数の案内羽根の素材が形成された帯状薄板を円筒状に曲げたものが同心多層状に重ねられたものとなっており、複数の帯状薄板が案内羽根を仕切っていることにより、案内羽根の下流側に生じる流れの剥離が広がることを防止する技術が開示されている。
特開2005−76590号公報 実用新案登録第3103807号公報 米国特許出願公開第2005/0025620号明細書 特公昭56−41840号公報
静翼は、インペラにより発生する気流を集風して、気流の周方向に旋回する成分を軸方向の成分に変換する機能を有している。ところが、エアの流量はインペラの動翼の付け根に近い領域では少なく、動翼の外縁に近い領域では多いため、中心軸から離れた領域では静翼の集風機能が十分には発揮されず、逆に、中心軸に近い領域では静翼によりエアの流れが妨げられることとなる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ハウジングの内側にて、中心軸から離れた領域において十分に集風を行うとともに、中心軸に近い領域においてエアの流れが妨げられることを抑制して、静圧−風量特性を向上することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、軸流ファンであって、所定の中心軸を中心として放射状に配置された複数の翼を有するインペラと、ロータ部に取り付けられた前記インペラを前記中心軸を中心として回転することにより、前記中心軸方向の気流を発生するモータ部と、前記インペラの外周を囲む筒状のハウジングと、前記ハウジングとステータ部とを接続して前記モータ部を支持するモータ支持部とを備え、前記モータ支持部が、前記中心軸から離れる方向へと前記ステータ部から放射状に伸びる複数の内側静翼と、前記ハウジングから前記中心軸に向かって伸びるとともに、翼エッジ間の距離である翼幅が前記複数の内側静翼の翼幅以上であり、かつ、前記中心軸に平行な方向に対する傾きが前記複数の内側静翼の傾きよりも小さい、または、翼幅が前記複数の内側静翼の翼幅よりも大きく、かつ、前記中心軸に平行な方向に対する傾きが前記複数の内側静翼の傾き以下である複数の外側静翼と、前記中心軸を中心として周方向へと伸びるとともに前記複数の内側静翼の端部と前記複数の外側静翼の端部とを連結する連結部とを備える。
請求項2に記載の発明は、軸流ファンであって、所定の中心軸を中心として放射状に配置された複数の翼を有するインペラと、ロータ部に取り付けられた前記インペラを前記中心軸を中心として回転することにより、前記中心軸方向の気流を発生するモータ部と、前記インペラの外周を囲む筒状のハウジングと、前記ハウジングとステータ部とを接続して前記モータ部を支持するモータ支持部とを備え、前記モータ支持部が、前記中心軸から離れる方向へと前記ステータ部から放射状に伸びる複数の内側静翼と、前記ハウジングから前記中心軸に向かって伸びるとともに、翼エッジ間の距離である翼幅が前記複数の内側静翼の翼幅以上であり、かつ、前記中心軸に平行な方向に対する傾きが前記複数の内側静翼の傾き以下であり、翼数が前記複数の内側静翼の数よりも多い複数の外側静翼と、前記中心軸を中心として周方向へと伸びるとともに前記複数の内側静翼の端部と前記複数の外側静翼の端部とを連結する連結部とを備える。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の軸流ファンであって、前記複数の内側静翼および前記複数の外側静翼の周方向における位置が互いに異なる。
請求項4に記載の発明は、軸流ファンであって、所定の中心軸を中心として放射状に配置された複数の翼を有するインペラと、ロータ部に取り付けられた前記インペラを前記中心軸を中心として回転することにより、前記中心軸方向の気流を発生するモータ部と、前記インペラの外周を囲む筒状のハウジングと、前記ハウジングとステータ部とを接続して前記モータ部を支持するモータ支持部とを備え、前記モータ支持部が、前記中心軸から離れる方向へと前記ステータ部から放射状に伸びる棒状の複数の内側リブと、前記ハウジングから前記中心軸に向かって伸びる複数の外側静翼と、前記中心軸を中心として周方向へと伸びるとともに前記複数の内側リブの端部と前記複数の外側静翼の端部とを連結する連結部とを備える。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の軸流ファンであって、前記連結部が、前記中心軸を中心とする環状である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の軸流ファンであって、前記連結部が、気流の方向に沿って漸次前記中心軸に近づくように傾斜する帯状である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の軸流ファンであって、前記連結部の断面が、翼形状である。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の軸流ファンであって、前記モータ支持部が樹脂の射出成形により前記ハウジングと共に形成されている。
本発明によれば、外側静翼で十分な集風効果を得るとともに、内側静翼(または、内側リブ)での気流の妨げを抑制することにより、静圧−風量特性を向上することができる。請求項3の発明では、内側静翼と外側静翼との間における気流の干渉が抑制され、騒音を低減することができる。請求項5の発明では、モータ支持部の強度を向上することができ、請求項6の発明では、モータ支持部による集風効果を向上することができる。請求項7の発明では、騒音を低減しつつ集風効果を向上することができる。請求項8の発明では、モータ部を支持する構造を容易に製造することができる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る軸流ファン1を中心軸J1を含む平面で切断した縦断面図である。軸流ファン1は、例えば、サーバ等の電子機器を空冷するための冷却ファンとして用いられ、図1中の上側からエアが取り込まれ、下側へと送出されて中心軸J1方向のエアの流れが発生する。以下の説明では、中心軸J1方向において、エアが取り込まれる図1中の上側を「吸気側」または単に「上側」と呼び、エアが送出される図1中の下側を「排気側」または単に「下側」と呼ぶ。「上側」および「下側」という表現は必ずしも重力方向に対する上側および下側と一致する必要はない。
軸流ファン1は、中心軸J1を中心として放射状に等ピッチにて配置された複数の翼211を有するインペラ21、インペラ21を中心軸J1を中心として回転することにより中心軸J1方向の気流を発生するモータ部22、インペラ21の外周を囲む筒状のハウジング23、および、排気側においてハウジング23と後述するモータ部22のステータ部221とを接続して、モータ部22を支持するモータ支持部24を備える。軸流ファン1では、ハウジング23の内側において、インペラ21、モータ部22およびモータ支持部24が配置される。なお、図1では、図示の都合上、インペラ21の翼211およびモータ支持部24の概略形状を中心軸J1の左右に示し、各構成要素の断面のうち細部のものに対する平行斜線の図示を省略している。他の実施の形態の同様の図においても同様に示している。
インペラ21は、モータ部22の外側を覆う略有蓋円筒状のカップ212、および、カップ212の外側面に既述の複数の翼211を備えており、カップ212は樹脂の射出成形により翼211と共に形成される。
モータ部22は、固定組立体であるステータ部221、および、回転組立体であるロータ部222を備える。ロータ部222は、中心軸J1を中心とする略有蓋円筒状の磁性体でありカップ212に嵌入される金属製のヨーク2221、ヨーク2221の内側面に固定された略円筒状の界磁用磁石2222、および、ヨーク2221の蓋部中央から下向きに突出するシャフト2223を備える。
ステータ部221は、中央に開口を有するベース部2211、ベース部2211の中央から上側に突出する略円筒状の軸受保持部2212、軸受保持部2212の外周に取り付けられた電機子2213、および、電機子2213の下側に取り付けられる略円環板状の回路基板2214を備える。ベース部2211はモータ支持部24を介してハウジング23の略円筒状の内側面231に固定されるとともにステータ部221の各部を保持する。回路基板2214は、電機子2213に電気的に接続されるとともに複数のリード線を束ねたリード線群を介して軸流ファン1の外部に設けられた外部電源に接続され、電機子2213の制御を行う。なお、図1ではリード線群の図示を省略している。電機子2213は、界磁用磁石2222と径方向にて対向し、回路基板2214を介して駆動電流が供給されることにより電機子2213と界磁用磁石2222との間で中心軸J1を中心とするトルクが発生する。軸受保持部2212の内側には、軸受機構である玉軸受2215,2216が中心軸J1方向の上部および下部に設けられ、軸受保持部2212に挿入されたシャフト2223が、玉軸受2215,2216により回転可能に支持される。
軸流ファン1が駆動される際には、ロータ部222に取り付けられたインペラ21の複数の翼211が中心軸J1を中心として回転し、ロータ部222側からステータ部221側に向かうエアの流れが発生する。
図2は、軸流ファン1を排気側から見た底面図である。図1および図2に示すように、モータ支持部24は、ベース部2211に接続される8枚の内側静翼241、ハウジング23に接続される8枚の外側静翼243、および、ベース部2211(ステータ部221)とハウジング23との間において中心軸J1を中心として周方向へと伸びる環状の連結部242を備える。連結部242により、内側静翼241の(径方向外側の)端部と外側静翼243の(径方向内側の)端部とが連結され、モータ支持部24は樹脂の射出成形(アルミダイキャスト等の他の成形方法でもよい。)により、ハウジング23およびベース部2211と共に形成されている。
連結部242の内側面2421は中心軸J1へと向かう法線がステータ部221よりもロータ部222側へと傾斜しており、連結部242は、吸気側から排気側(図1における上側から下側)に向かって、径が漸次減少する帯状となっている。換言すれば、連結部242は、気流の方向(図1における上側から下側に向かう方向)に沿って、漸次中心軸J1に近づくように傾斜する帯状とされる。また、連結部242の中心軸J1方向の高さは外側静翼243の中心軸J1方向の高さに等しくされ、これにより、外側静翼のエッジ2431,2432が中心軸J1の吸気側および排気側にそれぞれ突出して気流が乱れてしまうことが抑制され、騒音が低減される。
内側静翼241は、中心軸J1から離れる方向へとベース部2211から放射状に伸びており、内側静翼241のベース部2211に接続される端部とは反対側の端部が連結部242の内側面2421に接続される。外側静翼243は、ハウジング23の内側面231から中心軸J1に向かって伸びており、外側静翼243のハウジング23の内側面231に接続される端部とは反対側の端部が連結部242の外側面2422に接続される。連結部242の位置において、外側静翼243および内側静翼241の周方向の位置は一致している。
図3は、外側静翼243を外側静翼243が伸びる方向に垂直な平面で切断した断面図であり、外側静翼243と共に、断面において外側静翼243の上側エッジ2431と下側エッジ2432とを通る直線91、および、中心軸J1に平行な直線92を示している。図4は、内側静翼241を内側静翼241が伸びる方向に垂直な平面で切断した断面図であり、内側静翼241と共に、内側静翼241の上側エッジ2411と下側エッジ2412とを通る直線93、および、中心軸J1に平行な直線94を示している。図3および図4に示すように、内側静翼241および外側静翼243は、両側の翼エッジ(上側エッジおよび下側エッジ)近傍において中央部よりも厚さが減少するとともに集風効果を効率よく得るように両翼エッジの間において湾曲する(さらには、図2に示すように径方向外方に向かってインペラ21の回転方向とは逆の方向に湾曲する)翼形状となっている。
図3に示す直線91と直線92との間のなす角θ1と、図4に示す直線93と直線94との間のなす角θ2とは等しく、換言すれば、外側静翼243の両翼エッジである上側エッジ2431と下側エッジ2432とを最短距離にて結ぶ任意の直線の傾き(すなわち、外側静翼243の中心軸J1に平行な方向に対する傾きであり、以下、単に「傾き」ともいう。)と、内側静翼241の両翼エッジである上側エッジ2411と下側エッジ2412とを最短距離にて結ぶ任意の直線の傾き(すなわち、内側静翼241の中心軸J1に平行な方向に対する傾きであり、以下、単に「傾き」ともいう。)とが等しくされる。もちろん、これらの傾きは翼の伸びる方向において厳密に一定とされる必要はなく、およそ一定とされるのみでよい。
また、図1ないし図4に示すように、外側静翼243は内側静翼241よりも大きく、外側静翼243の両翼エッジ2431,2432間の距離L1である外側静翼243の翼幅は、内側静翼241の両翼エッジ2411,2412間の距離L2である内側静翼241の翼幅よりも大きい。
インペラ21の翼211の移動速度は翼211の外縁近傍で最も大きく、多くのエアの流れが発生し、かつ、外側静翼243の翼幅が大きいため、中心軸J1から離れた領域では、気流の周方向に旋回する成分の多くが中心軸J1方向の成分に変換される。これにより、気流が整えられ、排出される気流が径方向外方へと拡散することが防止される。中心軸J1に近い領域では、内側静翼241の翼幅が小さいため、エアの流量が少なくても気流が受ける抵抗の影響が小さくなる。
以上、第1の実施の形態に係る軸流ファン1について説明してきたが、軸流ファン1では、外側静翼243で十分な集風効果を得るとともに、内側静翼241での気流の妨げを抑制することにより、軸流ファン1の静圧−風量特性を向上することができる。さらに、外側静翼243および内側静翼241がエアの流量に応じた大きさとされるため、静翼241,243からの気流の剥離が防止され、特に、内側静翼241では、エアが内側静翼241に衝突することにより発生する騒音を低減することができる。
また、外側静翼243と内側静翼241との間に連結部242が設けられることにより、モータ支持部24の強度を向上することができ、軸流ファン1の耐衝撃性を向上することができる。モータ支持部24の強度向上により、静翼の数を減少させて低速回転時(ファンの大きさによって異なるが、例えば、60mm角の小型の軸流ファンでは3000〜4000rpm、120mm角の大型の軸流ファンでは1000〜2000rpmの時)の静圧−風量特性の低下を防止することも実現される。連結部242は、吸気側から排気側に向かって径が漸次減少する帯状とされるため、連結部242によっても気流が集風され、モータ支持部24による集風効果をさらに向上することができる。また、モータ支持部24、ハウジング23およびベース部2211は樹脂の射出成形により1つの部品として形成されるため、モータ部22を支持する構造を容易に製造することができる。
ところで、既述のように、外側静翼243および内側静翼241の傾きは翼の伸びる方向において厳密に一定とされる必要はないため、外側静翼243の傾きは、外側静翼243の両翼エッジ2431,2432を最短距離にて結ぶ任意の直線の傾きの平均(すなわち、外側静翼243の径方向の各位置において外側静翼243の伸びる方向に垂直な平面で外側静翼243を切断した翼断面の傾きの平均)と定められることが好ましく、同様に、内側静翼241の傾きは、内側静翼241の両翼エッジ2411,2412を最短距離にて結ぶ任意の直線の傾きの平均(すなわち、内側静翼241の径方向の各位置において内側静翼241の伸びる方向に垂直な平面で内側静翼241を切断した翼断面の傾きの平均)と定められることが好ましい。
図5は、第1の実施の形態に係る軸流ファン1の他の例を排気側から見た底面図である。図5の軸流ファン1では、図2に示す外側静翼243および内側静翼241に代えて、翼の傾きが互いに異なる外側静翼243aおよび内側静翼241aが設けられる。静翼243a,241a以外の構成は、図1および図2の軸流ファン1と同様である。
図6および図7は、翼が伸びる方向に垂直な平面で切断した外側静翼243aおよび内側静翼241aの断面図であり、図6では上側エッジ2431と下側エッジ2432とを通る直線95および中心軸J1に平行な直線96を示し、図7においても上側エッジ2411と下側エッジ2412とを通る直線97および中心軸J1に平行な直線98を示している。
直線95と直線96との間のなす角θ3は直線97と直線98との間のなす角θ4よりも小さく、換言すれば、外側静翼243aの中心軸J1に平行な方向に対する傾きは、内側静翼241aの中心軸J1に平行な方向に対する傾きよりも小さくされる。また、外側静翼243aと内側静翼241aとは同じ大きさであり、外側静翼243aの両翼エッジ2431,2432間の距離L3である外側静翼243aの翼幅は、内側静翼241aの両翼エッジ2411,2412間の距離L4である内側静翼241aの翼幅と等しい。したがって、軸流ファン1では、図5の外側静翼243aの中心軸J1方向の幅が内側静翼241aより大きく、かつ、外側静翼243aの周方向の幅が内側静翼241aより小さくなっている。
中心軸J1から離れた領域を流れるエアは、外側静翼243aにより気流の周方向に旋回する成分の多くが中心軸J1方向の成分に変換され、中心軸J1に近い領域では内側静翼241aの傾きが気流の方向におよそ沿うため、エアの流量が少なくても気流が受ける抵抗の影響が小さくなる。これにより、外側静翼243aで十分な集風効果を得るとともに、内側静翼241aでの気流の妨げを抑制することにより、軸流ファン1の静圧−風量特性を向上することができる。
図8は、第1の実施の形態に係る軸流ファン1のさらに他の例を排気側から見た底面図である。図8のモータ支持部24では、内側静翼241bおよび外側静翼243bが連結部242に互いにずれた位置にて接続され、内側静翼241bの連結部242に接続する端部と、外側静翼243bの連結部242に接続する端部との周方向における位置が互いに異なる。その他の構成は図2のモータ支持部24と同様である。図8のモータ支持部24では、図2の場合と同様に静圧−風量特性の向上され、さらに、気流が内側静翼241bおよび外側静翼243bを通り抜ける位置が周方向に関して異なるため、内側静翼241bと外側静翼243bとの間における気流の干渉が抑制され、騒音が低減される。
図9は、第2の実施の形態に係る軸流ファンを排気側から見た底面図である。第2の実施の形態に係る軸流ファンでは、モータ支持部24の構造が異なる点を除いて、第1の実施の形態に係る軸流ファン1と同様であり、同様の構成には同符号を付している。
モータ支持部24では、中心軸J1から離れる方向へとベース部2211から放射状に伸びる内側静翼241c、ハウジング23の内側面231から中心軸J1に向かって伸びる外側静翼243c、および、ベース部2211(ステータ部221)とハウジング23との間において中心軸J1を中心として周方向へ伸びる環状の連結部242を備える。連結部242により内側静翼241cの(径方向外側の)端部と外側静翼243cの(径方向内側の)端部とが連結される。外側静翼243cの翼数は内側静翼241cの翼数よりも多く、翼数はそれぞれ8枚および4枚とされる。内側静翼241cが連結部242に接続される周方向の位置は、外側静翼243cのうち1枚おきのものが連結部242に接続される位置と一致している。
外側静翼243cの翼幅(外側静翼243cの上側エッジ2431と下側エッジ2432との間の距離)は内側静翼241cの翼幅(内側静翼241cの上側エッジ2411と下側エッジ2412との間の距離)と同じであり、かつ、外側静翼243cの中心軸J1に平行な方向に対する傾きは内側静翼241cの傾きと同じである。
外側静翼243cと内側静翼241cとが同じ翼幅、かつ、同じ傾きとされる場合であっても、エアの流量に応じて翼数を変更することにより、外側静翼243cで十分な集風効果を得るとともに、内側静翼241cでの気流の妨げが抑制され、軸流ファンの騒音を低減しつつ、静圧−風量特性を向上することができる。なお、内側静翼241cと外側静翼243cとが連結部242に互いにずれた位置に接続されてもよく、これにより、内側静翼241cと外側静翼243cとの間における気流の干渉が抑制される。また、外側静翼243cの翼数は内側静翼241cの翼数より多くされていれば、静翼243c,241cの枚数はそれぞれ8枚および4枚に限定されず他の枚数が採用されてもよい。
図10は、第3の実施の形態に係る軸流ファンの底面図である。第3の実施の形態に係る軸流ファンでは、モータ支持部24は、中心軸J1に近い領域に内側静翼に代えて4つの内側リブ244を備える。その他の構成は、図1および図2に示す第1の実施の形態と同様である。内側リブ244は、中心軸J1から離れる方向へとベース部2211から放射状に伸びる棒状であり、内側リブ244のベース部2211に接続される端部とは反対側の端部が環状の連結部242に接続される。図11は、内側リブ244を内側リブ244が伸びる方向に垂直な平面で切断した断面図である。内側リブ244の断面は、上側(吸気側)のエッジ2441から下面2442(排気側)に向かって幅が漸次大きくなる略三角形状とされ、内側リブ244の平面視における幅および中心軸J1方向の高さは外側静翼243に対して十分に小さい。これにより、内側リブ244での気流の妨げが抑制され、軸流ファンの騒音が低減されるとともに静圧−風量特性の向上が実現される。なお、内側リブ244の本数は、モータ部22(図1参照)に対する支持強度が確保され、かつ、気流が妨げられない範囲内にて適宜変更されてよい。また、外側静翼243に対して十分に細ければ断面形状はどのようなものであってもよく、例えば、内側リブ244の断面が矩形であってもよく、内側リブ244が幅の小さい板状であってもよい。
図12は、第4の実施の形態に係る軸流ファンの縦断面図である。第4の実施の形態に係る軸流ファンは、図1および図2に示す第1の実施の形態に係る軸流ファン1において、中心軸J1を含む平面で切断した連結部の断面形状を翼形状へと変更したものとなっている。すなわち、図12の連結部242aでは、上側エッジ2423と下側エッジ2424近傍において厚さが減少し、上側エッジ2423と下側エッジ2424との間において径方向外方に湾曲し、さらに、気流方向に沿って漸次中心軸J1に近づくように連結部242aが傾斜している。これにより、連結部242aにて集風効果が得られるとともに中心軸J1に近い領域を流れるエアと中心軸J1から離れた領域を流れるエアとを互いに干渉させることなく滑らかに排出することができ、軸流ファンを駆動する際に発生する騒音が低減される。
以上、本発明の実施の形態の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、モータ支持部24の連結部として図13に示すように中心軸に対して傾斜しない円環状の連結部242bが利用されてもよく、このような連結部242bによっても気流が整えられ、モータ支持部24の強度が向上される。また、図14に示すように、外側静翼243および内側静翼241を横切る複数の板状部2425が環状に連結されることにより、帯状の連結部242cが形成されてもよい。各板状部2425は吸気側(図14の奥側)から排気側(図14の手前側)に向かって漸次中心軸J1に近づくように傾斜しており、モータ支持部24の集風効果が向上される。
さらに、図15に示すように、外側静翼243と内側静翼241とを1対1に接続する複数の連結要素2426を有する連結部242dが利用されてもよい。各連結要素2426は周方向へ伸びるとともに、連結要素2426の両端部に外側静翼243の径方向内側の端部と内側静翼241の径方向外側の端部とが接続される。また、図16に示すように、外側静翼243の翼数が内側静翼241の翼数の2倍とされる場合には、両端部に2つの外側静翼243が接続され、内側面に1つの内側静翼241が接続される複数の連結要素2427を有する連結部242eが採用されてもよい。図15および図16に示すように、連結部は必ずしも環状とされなくてもよい。
上記実施の形態では、モータ支持部24が軸流ファンの排気側に配置されるが、図17に示すように、図2に示すモータ支持部24と同様の構造のモータ支持部24aが吸気側に設けられてもよい。すなわち、図17に示す軸流ファンでは、図1に示す軸流ファン1の上下を反転してモータ支持部24a側から吸気が行われ、外側静翼243の翼幅が内側静翼241の翼幅より大きく、かつ、外側静翼243の中心軸に対する傾きが内側静翼241の傾きと等しくされ、さらに、連結部242は吸気側から排気側に向って漸次中心軸に近づくように傾斜する(縮径する)帯状となっている。モータ支持部24aが吸気側に配置される場合においても外側静翼243および内側静翼241がエアの流量に応じた形状とされることにより、気流を整えて騒音を低減するとともに軸流ファンの静圧−風量特性を向上することが実現される。
なお、帯状の連結部を設けることにより整流効果が得られるため、連結部による集風効果が求められないのであれば気流に沿って中心軸から漸次離れるように連結部が傾斜していてもよい。すなわち、帯状の連結部の幅方向は中心軸方向に平行であってもよく、いずれの方向に傾斜していてもよい。
第1の実施の形態の図3および図4に示す外側静翼243および内側静翼241では、外側静翼の傾きが内側静翼の傾きより小さくされてもよく、図6および図7に示す外側静翼243aおよび内側静翼241aでは、外側静翼の翼幅が内側静翼の翼幅より大きくされてもよい。すなわち、外側静翼の翼幅は内側静翼の翼幅以上とされ、かつ、外側静翼の傾きが内側静翼の傾きよりも小さくされる、または、外側静翼の翼幅が内側静翼の翼幅よりも大きくされ、かつ、外側静翼の傾きが内側静翼の傾き以下とされる。外側静翼243cの数が内側静翼241cより多い第2の実施の形態では、外側静翼の翼幅が内側静翼の翼幅より大きくされてもよく、外側静翼の傾きが内側静翼の傾きより小さくされてもよい。すなわち、外側静翼の翼幅が内側静翼の翼幅以上とされ、かつ、外側静翼の傾きが内側静翼の傾き以下とされる。外側静翼の条件を以上のように設定することにより、静圧−風量特性の向上が実現される。
上記実施の形態における内側静翼および外側静翼は、径方向外方に向かうとともにインペラ21の回転方向とは反対方向に向かうように湾曲しているが、静翼は径方向に対して傾斜していれば直線状であっても集風効果を得ることができる。
第1の実施の形態に係る軸流ファンの縦断面図である。 軸流ファンの底面図である。 外側静翼の断面図である。 内側静翼の断面図である。 第1の実施の形態に係る軸流ファンの他の例を示す底面図である。 外側静翼の断面図である。 内側静翼の断面図である。 第1の実施の形態に係る軸流ファンのさらに他の例を示す底面図である。 第2の実施の形態に係る軸流ファンの底面図である。 第3の実施の形態に係る軸流ファンの底面図である。 内側リブの断面図である。 第4の実施の形態に係る軸流ファンの縦断面図である。 連結部の他の例を示す軸流ファンの縦断面図である。 連結部のさらに他の例を示す軸流ファンの底面図である。 連結部のさらに他の例を示す軸流ファンの底面図である。 連結部のさらに他の例を示す軸流ファンの底面図である。 吸気側にモータ支持部を有する軸流ファンの縦断面図である。
符号の説明
1 軸流ファン
21 インペラ
22 モータ部
23 ハウジング
24,24a モータ支持部
211 翼
221 ステータ部
222 ロータ部
241,241a〜241c 内側静翼
242,242a〜242e 連結部
243,243a〜243c 外側静翼
244 内側リブ
2411,2412 (内側静翼の)翼エッジ
2431,2432 (外側静翼の)翼エッジ
J1 中心軸

Claims (8)

  1. 軸流ファンであって、
    所定の中心軸を中心として放射状に配置された複数の翼を有するインペラと、
    ロータ部に取り付けられた前記インペラを前記中心軸を中心として回転することにより、前記中心軸方向の気流を発生するモータ部と、
    前記インペラの外周を囲む筒状のハウジングと、
    前記ハウジングとステータ部とを接続して前記モータ部を支持するモータ支持部と、
    を備え、
    前記モータ支持部が、
    前記中心軸から離れる方向へと前記ステータ部から放射状に伸びる複数の内側静翼と、
    前記ハウジングから前記中心軸に向かって伸びるとともに、翼エッジ間の距離である翼幅が前記複数の内側静翼の翼幅以上であり、かつ、前記中心軸に平行な方向に対する傾きが前記複数の内側静翼の傾きよりも小さい、または、翼幅が前記複数の内側静翼の翼幅よりも大きく、かつ、前記中心軸に平行な方向に対する傾きが前記複数の内側静翼の傾き以下である複数の外側静翼と、
    前記中心軸を中心として周方向へと伸びるとともに前記複数の内側静翼の端部と前記複数の外側静翼の端部とを連結する連結部と、
    を備えることを特徴とする軸流ファン。
  2. 軸流ファンであって、
    所定の中心軸を中心として放射状に配置された複数の翼を有するインペラと、
    ロータ部に取り付けられた前記インペラを前記中心軸を中心として回転することにより、前記中心軸方向の気流を発生するモータ部と、
    前記インペラの外周を囲む筒状のハウジングと、
    前記ハウジングとステータ部とを接続して前記モータ部を支持するモータ支持部と、
    を備え、
    前記モータ支持部が、
    前記中心軸から離れる方向へと前記ステータ部から放射状に伸びる複数の内側静翼と、
    前記ハウジングから前記中心軸に向かって伸びるとともに、翼エッジ間の距離である翼幅が前記複数の内側静翼の翼幅以上であり、かつ、前記中心軸に平行な方向に対する傾きが前記複数の内側静翼の傾き以下であり、翼数が前記複数の内側静翼の数よりも多い複数の外側静翼と、
    前記中心軸を中心として周方向へと伸びるとともに前記複数の内側静翼の端部と前記複数の外側静翼の端部とを連結する連結部と、
    を備えることを特徴とする軸流ファン。
  3. 請求項1または2に記載の軸流ファンであって、
    前記複数の内側静翼および前記複数の外側静翼の周方向における位置が互いに異なることを特徴とする軸流ファン。
  4. 軸流ファンであって、
    所定の中心軸を中心として放射状に配置された複数の翼を有するインペラと、
    ロータ部に取り付けられた前記インペラを前記中心軸を中心として回転することにより、前記中心軸方向の気流を発生するモータ部と、
    前記インペラの外周を囲む筒状のハウジングと、
    前記ハウジングとステータ部とを接続して前記モータ部を支持するモータ支持部と、
    を備え、
    前記モータ支持部が、
    前記中心軸から離れる方向へと前記ステータ部から放射状に伸びる棒状の複数の内側リブと、
    前記ハウジングから前記中心軸に向かって伸びる複数の外側静翼と、
    前記中心軸を中心として周方向へと伸びるとともに前記複数の内側リブの端部と前記複数の外側静翼の端部とを連結する連結部と、
    を備えることを特徴とする軸流ファン。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記連結部が、前記中心軸を中心とする環状であることを特徴とする軸流ファン。
  6. 請求項5に記載の軸流ファンであって、
    前記連結部が、気流の方向に沿って漸次前記中心軸に近づくように傾斜する帯状であることを特徴とする軸流ファン。
  7. 請求項6に記載の軸流ファンであって、
    前記連結部の断面が、翼形状であることを特徴とする軸流ファン。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記モータ支持部が樹脂の射出成形により前記ハウジングと共に形成されていることを特徴とする軸流ファン。
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