JP2008236483A - 通信方法ならびにそれを利用した端末装置および基地局装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基地局装置によって形成される通信エリア内において、基地局装置と端末装置との接続処理の期間を短縮したい。
【解決手段】制御部64は、端末装置からの認証要求を受信すると、当該端末装置へ認証応答を送信する。また、制御部64は、認証応答を送信した端末装置からの接続要求を受信すると、当該端末装置へ接続応答を送信する。制御部64は、接続応答を送信した端末装置に対して、データ通信を実行する。さらに、制御部64は、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を端末装置から受信すると、当該端末装置に対して、データ通信を実行する。
【選択図】図6
【解決手段】制御部64は、端末装置からの認証要求を受信すると、当該端末装置へ認証応答を送信する。また、制御部64は、認証応答を送信した端末装置からの接続要求を受信すると、当該端末装置へ接続応答を送信する。制御部64は、接続応答を送信した端末装置に対して、データ通信を実行する。さらに、制御部64は、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を端末装置から受信すると、当該端末装置に対して、データ通信を実行する。
【選択図】図6
Description
本発明は、通信技術に関し、特に基地局装置と端末装置との間において信号を通信する通信方法ならびにそれを利用した端末装置および基地局装置に関する。
路車間通信システムは、車両に搭載される移動局装置と、路上に設置される基地局装置とによって構成される。路車間通信システムでの基地局装置の通信領域の大きさは、限られており、限られた通信領域の広さよりもさらに広い通信領域が必要である場合には、複数の基地局装置が連ねられるように設置される。また、複数の基地局装置をまとめて管理する管理装置が設けられることによって、当該管理装置によって管理される基地局装置間を移動局装置がハンドオーバする際の認証処理の簡易化がなされる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−112337号公報
基地局装置と端末装置とによって構成される無線通信システムにおいて、基地局装置と端末装置との間では、一般的に通信に先立って接続処理が実行される。このような接続処理の一例は、以下のように実行される。端末装置は、基地局装置に認証要求信号を送信し、基地局装置が認証処理を実行すると、基地局装置は、端末装置に対して認証応答信号を送信する。その後、端末装置は、基地局装置に接続要求信号を送信し、基地局装置が接続処理を実行すると、基地局装置は、端末装置に対して接続応答信号を送信する。なお、以上の説明において、「接続処理」という用語には、認証処理の後に実行される接続処理を示す場合と、認証処理と接続処理の総称を示す場合とがあるが、以下では、これらを特に区別することなく、「接続処理」という用語を使用する。
接続処理が開始されてから完了するまでに所定の期間が必要とされる。例えば、前述の路車間通信システムのごとく、端末装置が車両に搭載されており、基地局装置によって形成される通信エリアを横切るように端末装置が移動している場合、接続処理が終了した後に通信が開始されても、すぐに端末装置が通信エリアの外に移動してしまうこともある。このような処理が繰り返されると、ハンドオーバのたびに基地局装置と端末装置のデータ通信が一定の時間に渡って切断され、また、通信エリア内においては、基地局装置と端末装置とのデータ通信の実行時間が短くなる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、基地局装置によって形成される通信エリア内において、基地局装置と端末装置との接続処理の期間を短縮するための通信技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の基地局装置は、端末装置からの認証要求を受信すると、当該端末装置へ認証応答を送信する手段と、認証応答を送信した端末装置からの接続要求を受信すると、当該端末装置へ接続応答を送信する手段とを含む接続処理部と、接続処理部が接続応答を送信した端末装置に対して、データ通信を実行する通信部とを備える。通信部は、接続処理部が、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を端末装置から受信すると、当該端末装置に対して、データ通信を実行する。
この態様によると、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を受信すると、当該端末装置に対して、データ通信を実行することによって、接続処理を省略するので、基地局装置と端末装置との接続処理の期間を短縮できる。
接続処理部および通信部は、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知と、データ信号とが含まれたパケット信号を端末信号から受信してもよい。この場合、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知と、データ信号とは、同一のパケット信号に含まれているので、伝送効率を向上できる。
予め他の基地局装置に関する情報を記憶する記憶部をさらに備えてもよい。通信部は、接続処理部において受信した通知に含まれた他の基地局装置に関する情報が、記憶部に記憶されていれば、端末装置に対して、データ通信を実行してもよい。この場合、記憶した情報に応じて、端末装置の接続を許可するので、セキュリティについての安全性を向上できる。
本発明の別の態様もまた、基地局装置である。この装置は、端末装置からの認証要求を受信すると、当該端末装置へ認証応答を送信する手段と、認証応答を送信した端末装置からの接続要求を受信すると、当該端末装置へ接続応答を送信する手段とを含む接続処理部と、接続処理部が接続応答を送信した端末装置に対して、データ通信を実行する通信部とを備える。接続処理部は、他の基地局装置と端末装置との間の通信を確認し、通信部は、接続処理部が接続応答を送信していない端末装置であっても、接続処理部において他の基地局装置との間の通信を確認した端末装置に対して、データ通信を実行する。
この態様によると、他の基地局装置と端末装置との間の通信を確認できた場合に、当該端末装置に対して、接続応答を送信していなくてもデータ通信を実行することによって、接続処理を省略するので、基地局装置と端末装置との接続処理の期間を短縮できる。
本発明のさらに別の態様は、端末装置である。この装置は、基地局装置へ認証要求を送信すると、当該基地局装置からの認証応答を受信する手段と、認証応答が受信された基地局装置へ接続要求を送信すると、当該基地局装置からの接続応答を受信する手段とを含む接続処理部と、接続処理部において接続応答が受信された基地局装置に対して、データ通信を実行する通信部とを備える。通信部は、接続処理部が他の基地局装置から既に接続を許可されている場合、認証要求の代わりに、許可されている旨の通知を基地局装置へ送信するとともに、当該基地局装置に対して、データ通信を実行する。
この態様によると、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を送信することによって、接続処理を省略するので、基地局装置と端末装置との接続処理の期間を短縮できる。
本発明のさらに別の態様もまた、端末装置である。この装置は、基地局装置へ認証要求を送信すると、当該基地局装置からの認証応答を受信する手段と、認証応答が受信された基地局装置へ接続要求を送信すると、当該基地局装置からの接続応答を受信する手段とを含む接続処理部と、接続処理部において接続応答が受信された基地局装置に対して、データ通信を実行する通信部とを備える。通信部は、接続処理部が他の基地局装置から既に接続を許可されている場合、接続処理部において接続応答が受信された基地局装置でなくても、データ通信を実行し、当該基地局装置からデータ通信を拒否されると、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を基地局装置に送信するとともに、当該基地局装置に対して、データ通信を実行する。
この態様によると、認証要求を送信する代わりに、データ通信を実行し、拒否された場合に、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を送信することによって、接続処理を省略するので、基地局装置と端末装置との接続処理の期間を短縮できる。
通信部は、他の基地局装置から既に接続を許可されている旨の通知と、データ信号とが含まれたパケット信号を基地局装置へ送信してもよい。この場合、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知と、データ信号とは、同一のパケット信号に含まれているので、伝送効率を向上できる。
接続処理部は、通信部が、基地局装置からデータ通信を拒否されると、当該基地局装置へ認証要求を送信してもよい。この場合、認証要求を送信するので、ハンドオーバが確実に実行される。
本発明のさらに別の態様は、通信方法である。この方法は、端末装置からの認証要求を受信すると、当該端末装置へ認証応答を送信するステップと、認証応答を送信した端末装置からの接続要求を受信すると、当該端末装置へ接続応答を送信するステップと、接続応答を送信した端末装置に対して、データ通信を実行するステップとを備える。データ通信を実行するステップは、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を端末装置から受信すると、当該端末装置に対して、データ通信を実行する。
本発明のさらに別の態様もまた、通信方法である。この方法は、端末装置からの認証要求を受信すると、当該端末装置へ認証応答を送信するステップと、認証応答を送信した端末装置からの接続要求を受信すると、当該端末装置へ接続応答を送信するステップと、接続応答を送信した端末装置に対して、データ通信を実行するステップとを備える。データ通信を実行するステップは、他の基地局装置と端末装置との間の通信を確認し、接続応答を送信していない端末装置であっても、他の基地局装置との間の通信を確認した端末装置に対して、データ通信を実行する。
本発明のさらに別の態様もまた、通信方法である。この方法は、基地局装置へ認証要求を送信すると、当該基地局装置からの認証応答を受信するステップと、認証応答が受信された基地局装置へ接続要求を送信すると、当該基地局装置からの接続応答を受信するステップと、接続応答が受信された基地局装置に対して、データ通信を実行するステップとを備える。データ通信を実行するステップは、他の基地局装置から既に接続を許可されている場合、認証要求の代わりに、許可されている旨の通知を基地局装置へ送信するとともに、当該基地局装置に対して、データ通信を実行する。
本発明のさらに別の態様もまた、通信方法である。この方法は、基地局装置へ認証要求を送信すると、当該基地局装置からの認証応答を受信するステップと、認証応答が受信された基地局装置へ接続要求を送信すると、当該基地局装置からの接続応答を受信するステップと、接続応答が受信された基地局装置に対して、データ通信を実行するステップとを備える。データ通信を実行するステップは、他の基地局装置から既に接続を許可されている場合、接続応答が受信された基地局装置でなくても、データ通信を実行し、当該基地局装置からデータ通信を拒否されると、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を基地局装置に送信するとともに、当該基地局装置に対して、データ通信を実行する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
基地局装置によって形成される通信エリア内において、基地局装置と端末装置との接続処理の期間を短縮できる。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例は、基地局装置と端末装置によって構成される通信システムに関する。基地局装置と通信可能な領域が、通信エリアとして定義されるが、一般的に通信エリアは、基地局装置を中心にしながら、略円状の形状を有する。端末装置が通信エリアに進入すると、端末装置と基地局装置との間において接続処理が実行された後、両者のデータ通信が実行される。端末装置が通信エリアを横切るように移動するときに、端末装置は、隣接した別の基地局装置との間において接続処理を実行することによって、別の基地局装置へのハンドオーバを実行する。
端末装置が自動車に搭載されている場合、端末装置の移動速度は高速であるので、ハンドオーバ処理が高速に実行されることが望ましい。一般的に、ハンドオーバ処理を高速に実行するために、基地局装置は、有線ネットワークを介して、端末装置に関する情報を互いに交換する。しかしながら、ハンドオーバ処理を簡易にするためには、有線ネットワークを介した情報交換がなされない方が望ましい。このような課題に対応するために、本実施例に係る通信システムは、以下の処理を実行する。
基地局装置と端末装置との接続処理が終了すると、基地局装置は、接続を許可したことが示された情報(以下、「オーソライズ情報」)を生成し、オーソライズ情報が含まれたパケット(以下、「オーソライズパケット」という)を端末装置に送信する。端末装置は、オーソライズパケットを受信すると、オーソライズ情報を記憶する。端末装置は、別の基地局装置へハンドオーバ処理を実行するときに、接続処理を実行せずに、オーソライズ情報が付加されたデータ信号を別の基地局装置に送信する。基地局装置は、オーソライズ情報を確認すると、当該端末装置の接続を許可し、当該端末装置とのデータ通信を実行する。このように接続処理が省略されるので、ハンドオーバが高速に実行される。
図1は、本発明の実施例に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、端末装置10、基地局装置12と総称される第1基地局装置12a、第2基地局装置12bを含む。また、端末装置10は、端末用アンテナ14を含み、第1基地局装置12aは、第1基地局用アンテナ16aを含み、第2基地局装置12bは、第2基地局用アンテナ16bを含む。また、第1基地局用アンテナ16a、第2基地局用アンテナ16bは、基地局用アンテナ16と総称される。第1エリア70aは、第1基地局装置12aによって形成され、第2エリア70bは、第2基地局装置12bによって形成される。また、第1エリア70a、第2エリア70bは、エリア70と総称される。
第1基地局装置12aと第2基地局装置12bとは、図示しないネットワークによって接続されている。また、第1基地局装置12aは、第1基地局用アンテナ16aを介して、第1エリア70aを形成し、第2基地局装置12bは、第2基地局用アンテナ16bを介して、第2エリア70bを形成する。また、第1エリア70aと第2エリア70bとは、一部が重なっている。端末装置10は、第1エリア70aの外部から第1基地局装置12aの方へ移動する。端末装置10は、第1エリア70aに進入すると、第1基地局装置12aとの間において接続処理を実行する。接続処理の終了後、端末装置10と第1基地局装置12aとは、データ通信を実行する。
端末装置10が、第1エリア70aから第2エリア70bへの方に移動すると、一般的に、第1基地局装置12aから第2基地局装置12bへのハンドオーバ処理が実行される。ここで、第1基地局装置12aが切替元に相当し、第2基地局装置12bが切替先に相当する。第1基地局装置12aと第2基地局装置12bとの間において、ネットワークを介して、情報の交換がなされていれば、端末装置10と第1基地局装置12aとの間の接続処理よりも簡易な処理によって、端末装置10と第2基地局装置12bとの接続が確立される。しかしながら、前述のごとく、ここでは、ネットワークを介した情報の交換がなされていないとする。
そのような場合、端末装置10は、第2エリア70bに進入すると、第2基地局装置12bとの間において接続処理を実行しなければならない。通信システム100では、そのような接続処理を回避するために、次の処理を実行する。端末装置10と第1基地局装置12aとの接続処理が終了したとき、第1基地局装置12aは、端末装置10にオーソライズパケットを送信する。オーソライズパケットには、オーソライズ情報が含まれており、オーソライズ情報は、第1基地局装置12aによって端末装置10に対する認証処理および接続処理が完了した旨に相当する。
端末装置10は、オーソライズパケットを受信すると、オーソライズ情報を記憶する。端末装置10が第2エリア70bに進入すると、端末装置10は、オーソライズ情報が付加されたデータ信号を第2基地局装置12bに送信する。第2基地局装置12bは、受信したオーソライズ情報を確認すると、端末装置10に対する接続処理を実行せずに、端末装置10とのデータ通信を許可する。つまり、接続処理が省略されることによって、速やかなハンドオーバ処理が実行され、直ちにデータ通信が実行される。
図2は、通信システム100の比較対象になる通信システムにおける通信手順を示すシーケンス図である。端末装置は、基地局装置に対して、認証要求パケットを送信する(S10)。基地局装置は、端末装置に対して、認証応答パケットを送信する(S12)。端末装置は、基地局装置に対して、接続要求パケットを送信する(S14)。基地局装置は、端末装置に対して、接続応答パケットを送信する(S16)。その後、端末装置と基地局装置とは、データ通信を実行する(S18)。ここで、ステップ10からステップ16が前述の接続処理に相当する。そのため、図1の端末装置10と第1基地局装置12aとは、図2のステップ10からステップ16を実行する。
図3(a)−(d)は、通信システム100におけるパケットフォーマットを示す。図3(a)は、認証要求パケットのフォーマットを示しており、図2のステップ10にて送信される信号である。「プリアンブル」は、既知信号であり、トレーニング信号とも呼ばれる。「ヘッダ」は、制御信号である。「認証要求」には、基地局装置12に対して認証を要求する旨が示されている。図3(b)は、認証応答パケットのフォーマットを示しており、図2のステップ12にて送信される信号である。「プリアンブル」と「ヘッダ」は、図3(a)と同様である。「認証応答」には、基地局装置12での認証結果が示されている。図2のステップ14と16における接続要求パケットと接続応答パケットも、図3(a)および(b)と同様に形成される。
図3(c)は、オーソライズパケットのフォーマットを示す。オーソライズパケットは、図1において、第1基地局装置12aが端末装置10との接続処理を完了したときに、第1基地局装置12aから端末装置10へ送信される信号である。「プリアンブル」と「ヘッダ」は、図3(a)と同様である。「オーソライズ情報」には、接続要求が完了した旨、接続された端末装置10の識別番号、接続した基地局装置12の識別番号、有効範囲等が含まれる。オーソライズ情報の有効範囲は、有効期限、有効エリア、有効回数を含み、それぞれは、オーソライズ情報が有効であると見なされる時間、オーソライズ情報が有効と見なされる基地局の設置エリア、オーソライズ情報が有効と見なされるハンドオーバの回数に相当する。例えば、有効回数が1回と規定されることによって、オーソライズ情報は、隣り合った基地局装置12間に制限される。図3(d)は、オーソライズ情報が付加されたデータ信号のフォーマットを示す。この信号は、図1において、端末装置10から第2基地局装置12bへ最初に送信される信号である。「プリアンブル」と「ヘッダ」は、図3(a)と同様である。「オーソライズ情報」には、接続要求が完了した旨、既に接続した基地局装置12の識別番号、端末装置10の識別番号、有効範囲等が含まれる。
図4は、端末装置10の構成を示す。端末装置10は、端末用アンテナ14、パケット通信部20、信号処理部22、状態管理部24、記憶部26を含む。また、パケット通信部20は、パケット受信部28、パケット送信部30を含み、信号処理部22は、パケット処理部32、パケット生成部34を含む。
パケット受信部28は、端末用アンテナ14において受信したパケット信号に対して、復調処理等を実行する。端末用アンテナ14において受信したパケット信号は、無線周波数領域の信号であるので、パケット受信部28は、パケット信号に対して、無線周波数領域からベースバンド領域への周波数変換を実行した後、復調処理、復号処理を実行し、物理レイヤよりも上位のレイヤにおいて規定されたパケット信号をパケット処理部32に出力する。
パケット処理部32は、パケット受信部28からパケット信号を受けつけ、受けつけたパケット信号に含まれたパケット信号にしたがって、接続処理等の上位レイヤでの処理を実行する。上位レイヤとは、物理レイヤよりも上位に規定されるレイヤに相当する。パケット処理部32は、処理結果を状態管理部24に出力するとともに、処理結果に応じた次の処理、特に送信すべきパケット信号の生成をパケット生成部34に指示する。
状態管理部24は、パケット処理部32での処理結果を受けつけ、状態を管理する。状態には、接続処理状態とデータ通信状態とが存在し、さらに接続処理状態には、認証状態と接続状態とが存在する。状態管理部24の処理の詳細は、後述する。パケット生成部34は、状態管理部24において管理されている状態を参照しながら、パケット処理部32からの指示に応じて、パケット信号を生成する。パケット生成部34において生成されるパケット信号は、パケット処理部32に入力されるパケット信号に対応して、物理レイヤよりも上位のレイヤにおいて規定されたパケット信号に相当する。パケット生成部34は、生成したパケット信号をパケット送信部30に出力する。
パケット送信部30は、パケット生成部34からのパケット信号に対して、符号化処理、変調処理を実行する。また、パケット送信部30は、変調したパケット信号に対して、ベースバンド領域から無線周波数領域への周波数変換を実行した後、周波数変換したパケット信号を端末用アンテナ14から送信する。パケット受信部28とパケット送信部30での処理が無線通信処理に相当するが、前述の図1において、基地局装置12にアクセス可能なように、無線通信が実行される。
ここで、状態管理部24の処理を具体的に説明する。状態管理部24は、図1の第1エリア70aに進入する状況、つまり新たに第1基地局装置12aと接続する状況において
第1基地局装置12aへ、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、認証要求パケットを送信する。なお、このような状況の検出は、公知の技術によって、例えば受信電力をもとになされればよい。その後、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、第1基地局装置12aからの認証応答パケットを受信する。また、状態管理部24は、認証応答パケットが受信された第1基地局装置12aへ、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、接続要求パケットを送信する。さらに、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、第1基地局装置12aからの接続応答パケットを受信する。以上の処理は、図2のステップ10から16に相当し、接続処理とも呼ばれる。
第1基地局装置12aへ、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、認証要求パケットを送信する。なお、このような状況の検出は、公知の技術によって、例えば受信電力をもとになされればよい。その後、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、第1基地局装置12aからの認証応答パケットを受信する。また、状態管理部24は、認証応答パケットが受信された第1基地局装置12aへ、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、接続要求パケットを送信する。さらに、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、第1基地局装置12aからの接続応答パケットを受信する。以上の処理は、図2のステップ10から16に相当し、接続処理とも呼ばれる。
また、接続処理の終了後、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、第1基地局装置12aからオーソライズパケットを受信する。オーソライズパケットの構成は、図3(c)に示されるとおりである。状態管理部24は、オーソライズパケットを受信すると、オーソライズ情報を抽出し、記憶部26に記憶する。図5は、記憶部26に記憶されるデータのデータ構造を示す。図示のごとく、接続を許可した基地局装置12の識別番号、有効期限が記憶される。図4に戻る。その後、状態管理部24は、パケット通信部20、信号処理部22に対して、接続応答パケットが受信された第1基地局装置12aとのデータ通信を実行させる。
状態管理部24は、図1の第1エリア70aから第2エリア70bに移動する状況、つまりハンドオーバ処理を実行する状況において、切替元の第1基地局装置12aから既に接続を許可されている場合、認証要求パケットの代わりに、記憶部26に記憶されたオーソライズ情報を切替先の第2基地局装置12bへ送信するとともに、当該第2基地局装置12bに対して、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、データパケットを送信する。なお、このような状況の検出も、公知の技術によって、例えば受信電力をもとになされればよい。また、オーソライズ情報と、データ信号とは、図3(d)のごとく、ひとつのパケット信号に含まれている。
第2基地局装置12bにおいて、このようなオーソライズ情報が許可された場合、つまり端末装置10との接続が許可された場合、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、第2基地局装置12bからオーソライズパケットを受信し、オーソライズ情報を記憶部26に記憶してもよい。その後、状態管理部24は、パケット通信部20、信号処理部22に対して、オーソライズパケットが受信された第2基地局装置12bとのデータ通信を実行させる。一方、状態管理部24は、オーソライズ情報が付加されたデータパケットを送信した第2基地局装置12bから、データ通信を拒否されると、当該第2基地局装置12bへ認証要求パケットを送信する。つまり、前述と同様の接続処理が実行される。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた通信機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図6は、基地局装置12の構成を示す。基地局装置12は、基地局用アンテナ16、パケット通信部50、信号処理部52、有線通信部54、記憶部66を含む。また、パケット通信部50は、パケット受信部56、パケット送信部58を含み、信号処理部52は、パケット処理部60、パケット生成部62、制御部64を含む。
パケット受信部56は、前述のパケット受信部28と同様の処理を実行し、パケット送信部58は、前述のパケット送信部30と同様の処理を実行する。なお、パケット送信部58は、定期的にビーコン信号を送信する。ビーコン信号には、基地局装置12を識別するための情報が含まれている。
パケット処理部60は、パケット受信部56からパケット信号を受けつけ、受けつけたパケット信号に含まれたパケット信号にしたがって、接続処理等の上位レイヤでの処理を実行する。上位レイヤとは、物理レイヤよりも上位に規定されるレイヤに相当する。パケット処理部60は、処理結果を制御部64に出力する。制御部64は、基地局装置12全体の動作、端末装置10に対する接続処理等を制御する。制御部64の詳細は、後述する。
パケット生成部62は、制御部64からの指示に応じて、パケット信号を生成する。なお、パケット生成部62において生成されるパケット信号は、パケット処理部60に入力されるパケット信号に対応して、物理レイヤよりも上位のレイヤにおいて規定されたパケット信号に相当する。パケット生成部62は、生成したパケット信号をパケット送信部58に出力する。
有線通信部54は、図示しない有線ネットワークに接続され、有線ネットワークを使用した有線通信を実行する。つまり、有線通信部54は、パケット通信部50、信号処理部52によって受信した図示しない端末装置10からのデータを有線ネットワークに出力する。また、有線通信部54は、有線ネットワークから入力したデータを信号処理部52に出力する。なお、有線通信部54に対する制御は、制御部64によってなされる。
ここで、制御部64の処理を具体的に説明する。基地局装置12が、図1の第1基地局装置12aに相当する場合、制御部64は、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、端末装置10からの認証要求パケットを受信する。制御部64は、端末装置10を認証した後、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、当該端末装置10へ認証応答パケットを送信する。その後、制御部64は、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、認証応答パケットを送信した端末装置10からの接続要求パケットを受信する。
制御部64は、端末装置10の接続を決定した後、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、当該端末装置10へ接続応答パケットを送信する。以上の処理は、図2のステップ10から16に相当する。また、制御部64は、接続した端末装置10に対して、図3(c)に示されたオーソライズパケットを送信する。なお、オーソライズパケットは、前述のとおりであるので、ここでは説明を省略する。その後、制御部64は、パケット通信部50、信号処理部52に対して、接続応答パケットを受信した端末装置10とのデータ通信を実行させる。
基地局装置12が、図1の第2基地局装置12bに相当する場合、制御部64は、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、認証要求パケットの代わりに、他の基地局装置12から既に接続が許可されている旨のオーソライズ情報を端末装置10から受信する。ここで、オーソライズ情報は、データ信号とともに、図3(d)のごとくひとつのパケット信号を形成している。なお、記憶部66には、予め他の基地局装置12に関する情報が記憶されている。ここで、他の基地局装置12に関する情報とは、接続処理を代理させる基地局装置12についての情報である。つまり、端末装置10から受信したオーソライズ情報に含まれた基地局装置12の識別番号が、記憶部66に記憶されていれば、制御部64は、当該端末装置10の接続を許可する。
一方、端末装置10から受信したオーソライズ情報に含まれた基地局装置12の識別番号が、記憶部66に記憶されていなければ、制御部64は、当該端末装置10の接続を拒否する。図7は、記憶部66に記憶されるデータのデータ構造を示す。図示のごとく、接続を代理させる基地局装置12の識別番号が示されている。図6に戻る。その後、制御部64は、パケット通信部50、信号処理部52に対して、当該端末装置10とのデータ通信を実行させる。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図8は、通信システム100における通信手順を示すシーケンス図である。端末装置10は、第1基地局装置12aに対して、認証要求パケットを送信する(S30)。第1基地局装置12aは、端末装置10に対して、認証応答パケットを送信する(S32)。端末装置10は、第1基地局装置12aに対して、接続要求パケットを送信する(S34)。第1基地局装置12aは、端末装置10に対して、接続応答パケットを送信する(S36)。また、第1基地局装置12aは、端末装置10に対して、オーソライズパケットを送信し(S38)、端末装置10と第1基地局装置12aとの間において通信処理が実行される(S40)。
その後、端末装置10は、第2基地局装置12bに対して、オーソライズ情報が付加されたデータパケットを送信する(S42)。第2基地局装置12bは、端末装置10に対して、オーソライズパケットを送信してもよい(S44)。その際、第2基地局装置12bは、オーソライズ情報を更新してもよい。さらに、端末装置10と第2基地局装置12bとの間において通信処理が実行される(S46)。
図9は、端末装置10における通信手順を示すフローチャートである。記憶部26がオーソライズ情報を取得していなければ(S60のN)、状態管理部24は、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、認証要求パケットを送信する(S70)。パケット受信部28、パケット処理部32を介して認証応答パケットを受信すれば(S72のY)、状態管理部24は、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、接続要求パケットを送信する(S74)。パケット受信部28、パケット処理部32を介して接続応答パケットを受信すれば(S76のY)、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、オーソライズパケットを受信する(S78)。状態管理部24は、オーソライズパケットに含まれたオーソライズ情報を記憶部26に記憶する(S80)。その後、パケット通信部20、信号処理部22は、通信を実行する(S82)。
一方、記憶部26がオーソライズ情報を取得していれば(S60のY)、状態管理部24は、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、オーソライズ情報が付加されたデータパケットを送信する(S62)。拒否されなければ(S64のN)、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、オーソライズパケットを受信する(S66)。状態管理部24は、オーソライズパケットに含まれたオーソライズ情報を記憶部26に記憶する(S68)。なお、ステップ66と68の処理は、省略されてもよい。その後、パケット通信部20、信号処理部22は、通信を実行する(S82)。拒否されれば(S64のY)、ステップ70からの処理が実行される。また、パケット受信部28、パケット処理部32を介して認証応答パケットを受信しない場合(S72のN)、あるいはパケット受信部28、パケット処理部32を介して接続応答パケットを受信しない場合(S76のN)、通信不可とされる(S84)。
図10は、基地局装置12における通信手順を示すフローチャートである。制御部64は、オーソライズ情報が付加されたデータパケットを受信し(S100のY)、記憶部66を参照しながら許可すれば(S102のY)、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、オーソライズパケットを送信する(S118)。なお、ステップ118の処理は、省略されてもよい。その後、パケット通信部50、信号処理部52は、通信を実行する(S120)。
一方、制御部64は、許可しなければ(S102のN)、制御部64は、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、拒否信号を出力する(S104)。制御部64は、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、認証要求パケットを受信する(S106)。認証すれば(S108のY)、制御部64は、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、認証応答パケットを送信する(S110)。また、制御部64は、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、接続要求パケットを受信する(S112)。接続を決定すれば(S114のY)、制御部64は、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、接続応答パケットを送信する(S116)。制御部64は、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、オーソライズパケットを送信する(S118)。その後、パケット通信部50、信号処理部52は、通信を実行する(S120)。
制御部64は、オーソライズ情報が付加されたデータパケットを受信しなければ(S100のN)、ステップ106からの処理を実行する。また、認証しなければ(S108のN)、あるいは接続を決定しなければ(S114のN)、制御部64は、接続を拒否する(S122)。
以下、別の実施例を説明する。別の実施例は、先述の実施例よりも、ハンドオーバ処理における切替先の処理の簡易化を目的とする。切替先の基地局装置12は、切替元の基地局装置12から端末装置10に送信されるオーソライズパケットを予め傍受する。切替元の基地局装置12から切替先の基地局装置12へのハンドオーバ処理が実行される際、端末装置10は、切替先の基地局装置12に対して、データパケットを送信する。その際、認証要求パケットやオーソライズ情報は、送信されない。
切替先の基地局装置12は、受信したデータパケットが、オーソライズパケットを傍受した端末装置10から送信されたパケットであるかを確認する。傍受した端末装置10から送信されたパケットである場合、切替先の基地局装置12は、当該端末装置10の接続を許可する。別の実施例に係る通信システム100は、図1と同様のタイプであり、別の実施例に係る端末装置10は、図4と同様のタイプであり、別の実施例に係る基地局装置12は、図6と同様のタイプである。
ここで、端末装置10の状態管理部24の処理を具体的に説明する。図1の第1エリア70aに進入する状況、つまり新たに第1基地局装置12aと接続する状況において、状態管理部24の処理は、実施例と同様であるので、ここでは説明を省略する。一方、状態管理部24は、図1の第1エリア70aから第2エリア70bに移動する状況、つまりハンドオーバ処理を実行する状況において、切替元の第1基地局装置12aから既に接続を許可されている場合、接続応答パケットが受信されていない第2基地局装置12bへ、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、データパケットを送信する。
第2基地局装置12bにおいてデータパケットの送信が許可された場合、つまり端末装置10との接続が許可された場合、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、切替先の第2基地局装置12bからオーソライズパケットを受信してもよく、この場合、オーソライズ情報を記憶部26に記憶する。その後、状態管理部24は、パケット通信部20、信号処理部22に対して、第2基地局装置12bとのデータ通信を実行させる。
一方、状態管理部24は、当該第2基地局装置12bからデータ通信を拒否されると、認証要求パケットの代わりに、記憶部26に記憶されたオーソライズ情報を第2基地局装置12bへ送信するとともに、当該第2基地局装置12bに対して、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、データパケットを送信する。また、オーソライズ情報と、データ信号とは、図3(d)のごとく、ひとつのパケット信号に含まれている。
第2基地局装置12bにおいてオーソライズ情報が許可された場合、つまり端末装置10との接続が許可された場合、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、切替先の第2基地局装置12bからオーソライズパケットを受信してもよく、この場合、オーソライズ情報を記憶部26に記憶する。その後、状態管理部24は、パケット通信部20、信号処理部22に対して、第2基地局装置12bとのデータ通信を実行させる。一方、状態管理部24は、オーソライズ情報が付加されたデータパケットを送信した第2基地局装置12bから、データ通信を拒否されると、当該第2基地局装置12bへ認証要求パケットを送信する。つまり、接続処理が実行される。
次に、基地局装置12の制御部64の処理を具体的に説明する。基地局装置12が、図1の第1基地局装置12aに相当する場合、制御部64の処理は、実施例と同様であるので、ここでは、説明を省略する。また、制御部64は、他の基地局装置12と端末装置10との間の通信を確認する。具体的には、図1の第2基地局装置12bの制御部64は、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、第1基地局装置12aから端末装置10に送信されるオーソライズパケットを傍受する。さらに、制御部64は、傍受したオーソライズパケットからオーソライズ情報を抽出して、記憶部66に記憶する。なお、オーソライズ情報の中には、オーソライズパケットの宛先となる端末装置10の識別番号が含まれている。これは、図1の第1基地局装置12aによって接続が許可された端末装置10の識別番号であるといえる。このような処理は、複数の基地局装置12が隣接して設置され、別の基地局装置12から送信される信号を受信できるような環境において実行される。
図1の第2基地局装置12b、つまりハンドオーバ処理の切替先の基地局装置12の制御部64は、接続応答パケットを送信していない端末装置10から、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、データパケットを受信する。ここで、接続応答パケットを送信していない端末装置10とは、接続を許可していない端末装置10に相当する。制御部64は、データパケットの内容を確認することによって、データパケットを送信した端末装置10を特定する。また、制御部64は、記憶部66に記憶されたオーソライズ情報から、端末装置10の識別番号を読み出し、特定した識別番号が、読み出した識別番号に含まれるかを確認する。
含まれる場合、制御部64は、当該端末装置10の接続を許可し、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、オーソライズパケットを送信してもよい。また、制御部64は、パケット通信部50、信号処理部52に対して、接続を許可した端末装置10とのデータ通信を実行させる。一方、含まれない場合、制御部64は、当該端末装置10の接続を拒否する。その後、制御部64は、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、オーソライズ情報が付加されたデータパケットを、接続を拒否した端末装置から受信する。その後の処理は、実施例と同様であるので、説明を省略する。
図11は、通信システム100における別の通信手順を示すシーケンス図である。端末装置10は、第1基地局装置12aに対して、認証要求パケットを送信する(S140)。第1基地局装置12aは、端末装置10に対して、認証応答パケットを送信する(S142)。端末装置10は、第1基地局装置12aに対して、接続要求パケットを送信する(S144)。第1基地局装置12aは、端末装置10に対して、接続応答パケットを送信する(S146)。また、第1基地局装置12aは、端末装置10に対して、オーソライズパケットを送信する(S148)。なお、当該オーソライズパケットは、第2基地局装置12bにも傍受される(S150)。その後、端末装置10と第1基地局装置12aとの間において通信処理が実行される(S152)。
その後、端末装置10は、第2基地局装置12bに対して、データパケットを送信する(S154)。第2基地局装置12bは、端末装置10に対して、オーソライズパケットを送信してもよい(S156)。さらに、端末装置10と第2基地局装置12bとの間において通信処理が実行される(S158)。
図12は、端末装置10における別の通信手順を示すフローチャートである。記憶部26がオーソライズ情報を取得していなければ(S170のN)、状態管理部24は、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、認証要求パケットを送信する(S180)。パケット受信部28、パケット処理部32を介して認証応答パケットを受信すれば(S182のY)、状態管理部24は、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、接続要求パケットを送信する(S184)。パケット受信部28、パケット処理部32を介して接続応答パケットを受信すれば(S186のY)、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、オーソライズパケットを受信する(S188)。状態管理部24は、オーソライズパケットに含まれたオーソライズ情報を記憶部26に記憶する(S190)。その後、パケット通信部20、信号処理部22は、通信を実行する(S196)。
一方、記憶部26がオーソライズ情報を取得していれば(S170のY)、状態管理部24は、パケット生成部34、パケット送信部30を介して、データパケットを送信する(S172)。拒否されれば(S174のY)、状態管理部24は、オーソライズ情報が付加されたデータパケットを送信する(S176)。拒否されなければ(S178のN)、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、オーソライズパケットを受信する(S192)。状態管理部24は、オーソライズパケットに含まれたオーソライズ情報を記憶部26に記憶する(S194)。なお、ステップ192と194の処理は、省略されてもよい。その後、パケット通信部20、信号処理部22は、通信を実行する(S196)。拒否されれば(S178のY)、ステップ180からの処理が実行される。
拒否されなければ(S174のN)、状態管理部24は、パケット受信部28、パケット処理部32を介して、オーソライズパケットを受信する(S192)。状態管理部24は、オーソライズパケットに含まれたオーソライズ情報を記憶部26に記憶する(S194)。その後、パケット通信部20、信号処理部22は、通信を実行する(S196)。また、パケット受信部28、パケット処理部32を介して認証応答パケットを受信しない場合(S182のN)、あるいはパケット受信部28、パケット処理部32を介して接続応答パケットを受信しない場合(S186のN)、通信不可とされる(S198)。
図13は、基地局装置12における傍受手順を示すフローチャートである。制御部64は、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、オーソライズパケットを傍受すれば(S210のY)、オーソライズパケットに含まれたオーソライズ情報を記憶部66に記憶する(S212)。一方、制御部64が、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、オーソライズパケットを傍受しなければ(S210のN)、処理は終了される。
図14は、基地局装置12における別の通信手順を示すフローチャートである。制御部64は、データパケットを受信し(S230のY)、記憶部66がオーソライズ情報を取得済であれば(S232のY)、制御部64は、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、オーソライズパケットを送信する(S252)。なお、ステップ252の処理は、省略されてもよい。その後、パケット通信部50、信号処理部52は、通信を実行する(S254)。一方、データパケットを受信せず(S230のN)、あるいは記憶部66がオーソライズ情報を取得済でなければ(S232のN)、制御部64は、オーソライズ情報が付加されたデータパケットを受信し(S234のY)、記憶部66を参照しながら許可すれば(S236のY)、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、オーソライズパケットを送信する(S252)。その後、パケット通信部50、信号処理部52は、通信を実行する(S254)。
一方、制御部64は、許可しなければ(S236のN)、制御部64は、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、拒否信号を出力する(S238)。制御部64は、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、認証要求パケットを受信する(S240)。認証すれば(S242のY)、制御部64は、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、認証応答パケットを送信する(S244)。また、制御部64は、パケット受信部56、パケット処理部60を介して、接続要求パケットを受信する(S246)。接続を決定すれば(S248のY)、制御部64は、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、接続応答パケットを送信する(S250)。制御部64は、パケット生成部62、パケット送信部58を介して、オーソライズパケットを送信する(S252)。その後、パケット通信部50、信号処理部52は、通信を実行する(S254)。
制御部64は、オーソライズ情報が付加されたデータパケットを受信しなければ(S234のN)、ステップ240からの処理を実行する。また、認証しなければ(S242のN)、あるいは接続を決定しなければ(S248のN)、制御部64は、接続を拒否する(S256)。
本発明の実施例によれば、認証要求パケットの代わりに、オーソライズ情報を受信すると、当該端末装置に対して、データ通信を実行することによって、接続処理を省略するので、基地局装置と端末装置との接続処理の期間を短縮できる。また、受信したオーソライズ情報が、記憶したオーソライズ情報に一致する場合に、端末装置の接続を許可するので、セキュリティについての安全性を向上できる。また、オーソライズ情報とデータとが、同一のパケット信号に含まれているので、伝送効率を向上できる。また、接続が完了したときに、基地局装置は、端末装置にオーソライズパケットを送信するので、端末装置によって管理されるオーソライズ情報を更新できる。また、オーソライズ情報に期限を設けることによって、セキュリティについての安全性を向上できる。また、認証要求パケットの代わりに、オーソライズ情報を送信することによって、接続処理を省略するので、基地局装置と端末装置との接続処理の期間を短縮できる。また、オーソライズ情報が拒否された場合、認証要求パケットを送信するので、ハンドオーバが確実に実行される。
また、他の基地局装置から端末装置へのオーソライズパケットを傍受できた場合に、当該端末装置に対して、接続応答パケットを送信していなくてもデータ通信を実行することによって、接続処理を省略するので、基地局装置と端末装置との接続処理の期間を短縮できる。また、接続先の基地局装置は、端末装置から、データパケットのみを受信した場合であっても、当該端末装置に接続を許可するので、接続処理の期間を短縮できる。また、予めオーソライズパケットを傍受できなかった場合、接続先の基地局装置は、端末装置から、データパケットのみを受信すると、当該端末装置に接続を許可しないので、セキュリティについての安全性を向上できる。また、端末装置が認証要求パケットを送信する代わりにデータ通信を実行し、基地局装置から拒否された場合に、当該端末装置はオーソライズ情報を送信することによって、接続処理を省略するので基地局装置と端末装置との接続処理の期間を短縮できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例において、端末装置10は、オーソライズ情報にデータを付加して送信する。しかしながらこれに限らず例えば、端末装置10は、オーソライズ情報だけを送信してもよい。本実施例によっても、基地局装置12は、オーソライズ情報を取得できる。
本発明の実施例において、ハンドオーバ処理の切替先の基地局装置12は、切替元の基地局装置12から端末装置10へ送信されたオーソライズパケットを傍受する。しかしながらこれに限らず、切替先の基地局装置12は、切替元の基地局装置12と端末装置10との間のデータパケットを傍受してもよい。その際、切替先の基地局装置12は、傍受したデータパケットの宛先、送信元を解析することによって、オーソライズ情報を生成する。本変形例によれば、オーソライズパケットの受信を失敗して場合でも、オーソライズ情報を取得できる。
10 端末装置、 12 基地局装置、 14 端末用アンテナ、 16 基地局用アンテナ、 20 パケット通信部、 22 信号処理部、 24 状態管理部、 26 記憶部、 28 パケット受信部、 30 パケット送信部、 32 パケット処理部、 34 パケット生成部、 50 パケット通信部、 52 信号処理部、 54 有線通信部、 56 パケット受信部、 58 パケット送信部、 60 パケット処理部、 62 パケット生成部、 64 制御部、 66 記憶部、 100 通信システム。
Claims (12)
- 端末装置からの認証要求を受信すると、当該端末装置へ認証応答を送信する手段と、認証応答を送信した端末装置からの接続要求を受信すると、当該端末装置へ接続応答を送信する手段とを含む接続処理部と、
前記接続処理部が接続応答を送信した端末装置に対して、データ通信を実行する通信部とを備え、
前記通信部は、前記接続処理部が、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を端末装置から受信すると、当該端末装置に対して、データ通信を実行することを特徴とする基地局装置。 - 前記接続処理部および前記通信部は、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知と、データ信号とが含まれたパケット信号を端末信号から受信することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
- 予め他の基地局装置に関する情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記通信部は、前記接続処理部において受信した通知に含まれた他の基地局装置に関する情報が、前記記憶部に記憶されていれば、端末装置に対して、データ通信を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の基地局装置。 - 端末装置からの認証要求を受信すると、当該端末装置へ認証応答を送信する手段と、認証応答を送信した端末装置からの接続要求を受信すると、当該端末装置へ接続応答を送信する手段とを含む接続処理部と、
前記接続処理部が接続応答を送信した端末装置に対して、データ通信を実行する通信部とを備え、
前記接続処理部は、他の基地局装置と端末装置との間の通信を確認し、
前記通信部は、前記接続処理部が接続応答を送信していない端末装置であっても、前記接続処理部において他の基地局装置との間の通信を確認した端末装置に対して、データ通信を実行することを特徴とする基地局装置。 - 基地局装置へ認証要求を送信すると、当該基地局装置からの認証応答を受信する手段と、認証応答が受信された基地局装置へ接続要求を送信すると、当該基地局装置からの接続応答を受信する手段とを含む接続処理部と、
前記接続処理部において接続応答が受信された基地局装置に対して、データ通信を実行する通信部とを備え、
前記通信部は、前記接続処理部が他の基地局装置から既に接続を許可されている場合、認証要求の代わりに、許可されている旨の通知を基地局装置へ送信するとともに、当該基地局装置に対して、データ通信を実行することを特徴とする端末装置。 - 基地局装置へ認証要求を送信すると、当該基地局装置からの認証応答を受信する手段と、認証応答が受信された基地局装置へ接続要求を送信すると、当該基地局装置からの接続応答を受信する手段とを含む接続処理部と、
前記接続処理部において接続応答が受信された基地局装置に対して、データ通信を実行する通信部とを備え、
前記通信部は、前記接続処理部が他の基地局装置から既に接続を許可されている場合、前記接続処理部において接続応答が受信された基地局装置でなくても、データ通信を実行し、当該基地局装置からデータ通信を拒否されると、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を基地局装置に送信するとともに、当該基地局装置に対して、データ通信を実行することを特徴とする端末装置。 - 前記通信部は、他の基地局装置から既に接続を許可されている旨の通知と、データ信号とが含まれたパケット信号を基地局装置へ送信することを特徴とする請求項5または6に記載の端末装置。
- 前記接続処理部は、前記通信部が、基地局装置からデータ通信を拒否されると、当該基地局装置へ認証要求を送信することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の端末装置。
- 端末装置からの認証要求を受信すると、当該端末装置へ認証応答を送信するステップと、
認証応答を送信した端末装置からの接続要求を受信すると、当該端末装置へ接続応答を送信するステップと、
接続応答を送信した端末装置に対して、データ通信を実行するステップとを備え、
前記データ通信を実行するステップは、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を端末装置から受信すると、当該端末装置に対して、データ通信を実行することを特徴とする通信方法。 - 端末装置からの認証要求を受信すると、当該端末装置へ認証応答を送信するステップと、
認証応答を送信した端末装置からの接続要求を受信すると、当該端末装置へ接続応答を送信するステップと、
接続応答を送信した端末装置に対して、データ通信を実行するステップとを備え、
前記データ通信を実行するステップは、他の基地局装置と端末装置との間の通信を確認し、接続応答を送信していない端末装置であっても、他の基地局装置との間の通信を確認した端末装置に対して、データ通信を実行することを特徴とする通信方法。 - 基地局装置へ認証要求を送信すると、当該基地局装置からの認証応答を受信するステップと、
認証応答が受信された基地局装置へ接続要求を送信すると、当該基地局装置からの接続応答を受信するステップと、
接続応答が受信された基地局装置に対して、データ通信を実行するステップとを備え、
前記データ通信を実行するステップは、他の基地局装置から既に接続を許可されている場合、認証要求の代わりに、許可されている旨の通知を基地局装置へ送信するとともに、当該基地局装置に対して、データ通信を実行することを特徴とする通信方法。 - 基地局装置へ認証要求を送信すると、当該基地局装置からの認証応答を受信するステップと、
認証応答が受信された基地局装置へ接続要求を送信すると、当該基地局装置からの接続応答を受信するステップと、
接続応答が受信された基地局装置に対して、データ通信を実行するステップとを備え、
前記データ通信を実行するステップは、他の基地局装置から既に接続を許可されている場合、接続応答が受信された基地局装置でなくても、データ通信を実行し、当該基地局装置からデータ通信を拒否されると、認証要求の代わりに、他の基地局装置から既に接続が許可されている旨の通知を基地局装置に送信するとともに、当該基地局装置に対して、データ通信を実行することを特徴とする通信方法。
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