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JP2008187525A - インバータ回路 - Google Patents

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Koichi Yamada
光一 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】インバータの出力信号の振幅レベルを柔軟に設定することは困難であった。
【解決手段】第1スイッチM1は入力信号を受ける。第2スイッチM2は、第1スイッチM1と並列に、入力信号を受ける。出力電位検知インバータ30は第1スイッチM1と第2スイッチM2との接続点から得られる出力信号の電位を検知する。入力スイッチM3は、出力電位検知インバータ30を受けて、第2スイッチM2に入力信号を入力するか否かを制御する。出力電位検知インバータ30は、出力信号の電位が所定の閾値電圧を超えると、入力スイッチM3をオフするよう制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、クロック信号などを生成するためのインバータ回路に関する。
携帯機器を代表とする電池駆動される機器に搭載されるLSI(Large Scale Integration)は、消費電力の低減が求められる。LSIで消費される電力の20%〜45%が、クロック信号による容量の充放電の電力として消費されるため、LSIの消費電力の低減には、この充放電の電力の低減が効果的である。
クロック信号の充放電の電力は、電源電圧の2乗に比例することから、クロック信号のスイッチングにより消費される電力を削減するため、クロック信号の振幅を小さくする手法が提案されている。
特許文献1は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)インバータゲートの出力信号の振幅レベルを低くする手法を開示する。図1に示すように、PチャンネルMOSトランジスタ1と出力信号線12との間、およびNチャンネルMOSトランジスタ2と出力信号線12との間にそれぞれダイオード13、14が挿入されることにより、出力信号線12の電位が低振幅に調整される。
特開平5−198755号公報(図1参照)
上述した回路では、出力信号の振幅レベルはダイオードの順方向電圧Vfに依存する。ダイオードの順方向電圧Vfは、PN接合の仕事関数差で決定されるため、任意の電位に振幅レベルを調整することが困難である。また、電源電圧が低電圧である場合、例えば1.8V程度より低い場合、その電圧からさらに低い電位を生成することも困難である。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的のひとつは、出力信号の振幅レベルを柔軟に設定することができるインバータ回路の提供にある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のインバータ回路は、入力信号を並列に受けるNチャンネル型の第1スイッチと、Pチャンネル型の第2スイッチと、第1スイッチと第2スイッチとの接続点から得られる出力信号の電位を検知する検知回路と、検知回路の出力を受けて、第1スイッチまたは第2スイッチのいずれか一方に入力信号を入力するか否かを制御する入力スイッチと、を備える。検知回路は、出力信号の電位が所定の閾値電圧を超えると、入力スイッチをオフするよう制御する。「入力スイッチ」は、検知回路の出力をゲート端子で受けるNチャンネル型のトランジスタであってもよい。
この態様によると、検知回路および入力スイッチを設け、第1スイッチまたは第2スイッチのいずれか一方に入力信号を入力するか否かを制御することにより、出力信号の電位を上昇または降下させるための電流を供給するスイッチをオフするタイミングを所定のタイミングに設定することができる。よって、出力信号のハイレベルの電位を設計者が柔軟に設定することができる。
検知回路の出力を受けて、入力スイッチがオフしている期間、入力スイッチが接続された第1スイッチまたは第2スイッチのゲート端子に所定の固定電位を供給する第1補償スイッチをさらに備えてもよい。入力スイッチがオフで第1スイッチまたは第2スイッチに対する入力信号が遮断された状態でも、第1スイッチまたは第2スイッチがオフすべき期間にオフさせることができる。
検知回路は、出力信号を受ける第1検知スイッチと第1負荷スイッチとを接続した制御用インバータと、入力信号を受ける第2検知スイッチと第2負荷スイッチとを接続した補償用インバータと、を含んでもよく、制御用インバータと補償用インバータとは、相補的に接続されていてもよい。これによると、制御用インバータにおける貫通電流の発生を抑制することができる。
第1補償スイッチと並列に接続された第2補償スイッチをさらに備えてもよく、第1補償スイッチおよび第2補償スイッチは、制御用インバータの出力または補償用インバータの出力の少なくとも一方により制御されてもよい。
本インバータ回路は複数段接続され、少なくとも2段目以降のインバータ回路には、そのインバータ回路の電源電圧よりも低い電圧に低振幅化された入力信号が入力されてもよい。偶数段接続して、入力信号と同相の出力信号を出力してもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、出力信号の振幅レベルを柔軟に設定することができる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図2は、実施の形態1に係るインバータ回路100の構成を示す回路図である。
インバータ回路100は、入出力端子として、入力信号INが入力される入力端子10、出力信号OUTが出力される出力端子20を備える。以下、入力信号INを全振幅クロック、出力信号OUTを低振幅クロックとする例を説明する。全振幅クロックは、ローレベルが接地電位、ハイレベルが電源電位Vddに設計されているものとし、低振幅クロックは、ローレベルが接地電位、ハイレベルが電源電位Vddの半分程度の電位に設計されているものとする。すなわち、インバータ回路100は低振幅クロック発生回路として機能する。
インバータ回路100は、第1スイッチM1および第2スイッチM2を含む。第1スイッチM1はNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成され、第2スイッチM2はPチャンネルMOSFETで構成される。第1スイッチM1および第2スイッチM2は、入力信号INに応じて相補的にオンオフするプッシュプル回路を構成する。第1スイッチM1と第2スイッチM2との間の出力ノードNoの電位が、インバータ回路100の出力信号OUTとなる。
第2スイッチM2のソース端子には第1の固定電位(電源電位Vdd)が印加され、そのゲート端子には入力スイッチM3を介して入力信号INが入力される。第1スイッチM1のソース端子には第2の固定電位(接地電位)が印加され、そのゲート端子には入力信号INが入力される。第1スイッチM1のドレイン端子と第2スイッチM2のドレイン端子とが接続される。
入力スイッチM3はNチャンネルMOSFETで構成される。入力スイッチM3のソース端子またはドレイン端子の一方は入力端子10と接続され、ソース端子またはドレイン端子の他方は第2スイッチM2のゲート端子に接続され、そのゲート端子は後述する出力電位検知インバータ30の出力レベルを受ける。入力スイッチM3は、第2スイッチM2のゲート端子に入力信号INを入力するか否かを制御するためのスイッチとして機能する。
出力電位検知インバータ30は、出力信号OUTのレベルを検知する。より具体的には、出力ノードNoの電位を検知して、所定の閾値電圧Vt*を超えたとき、出力信号OUTのレベルを反転させる。よって、この閾値電圧Vt*は論理閾値となる。本実施の形態の前提として、この閾値電圧Vt*は、第1の固定電位(電源電位Vdd)の1/2の電位またはその電位より若干低い電位に設定している。なお、設計者はこの閾値電圧Vt*を調整することにより、出力信号OUTのハイレベルの電位を所望の電位に設定することができる。
第1補償スイッチM4は、PチャンネルMOSFETで構成される。第1補償スイッチM4のソース端子には第1の固定電位(電源電位Vdd)が印加され、そのゲート端子には出力電位検知インバータ30の出力レベルが入力される。第1補償スイッチM4のドレイン端子は、第2スイッチM2のゲート端子と入力スイッチM3とを結ぶ信号線に接続される。
以下、本実施の形態に係るインバータ回路100の動作について説明する。初期状態として、入力信号INはハイレベルであり、第1スイッチM1のゲート端子にハイレベルが印加され、出力信号OUTがローレベルであるとする。したがって、出力電位検知インバータ30は、出力信号OUTのローレベルを反転させたハイレベルを出力している。そのため、第1補償スイッチM4はオフ状態になり、入力スイッチM3は、オン状態になっている。入力スイッチM3がオン状態であるため、第2スイッチM2のゲート端子には入力信号INのハイレベルが印加されている。
この状態から、入力信号INがハイレベルからローレベルに遷移すると、第1スイッチM1がオフとなり、第2スイッチM2のゲート端子にローレベルが入力され、第2スイッチM2がオンする。これにより、出力ノードNoの電位が上昇しはじめる。出力ノードNoの電位が出力電位検知インバータ30の上記閾値電圧Vt*まで上昇すると、出力電位検知インバータ30の出力がハイレベルからローレベルに遷移する。
出力電位検知インバータ30の出力がローレベルに遷移すると、入力スイッチM3がオフ、第1補償スイッチM4がオンする。これにより、第2スイッチM2のゲート端子は入力端子10と切り離され、第1補償スイッチM4を介して第1の固定電位(電源電位Vdd)が印加される。第2スイッチM2のゲート端子の電位が第2スイッチM2の閾値電圧まで上昇すると、第2スイッチM2はオフする。第2スイッチM2がオフすると、出力ノードNoへの充電が停止し、出力信号OUTの電位の上昇も停止する。その後、入力信号INがローレベルからハイレベルに遷移すると、第1スイッチM1がオンとなり、出力ノードNoの電位が下降しはじめ、やがて出力信号OUTがローレベルになる。出力ノードNoの電位が出力電位検知インバータ30の上記閾値電圧Vt*を下回ると、出力電位検知インバータ30の出力がローレベルからハイレベルに遷移し、入力スイッチM3がオンする。
このように、本実施の形態によれば、出力電位検知インバータ30の上記閾値電圧Vt*の設定値により、出力信号OUTの電位の上昇を停止させるタイミングを設定することができる。よって、出力信号OUTのハイレベルを所定の電位に設定することができ、出力信号OUTの振幅レベルを柔軟に設定することができる。
また、入力信号INがローレベルからハイレベルへ遷移する過渡的状態のとき、第1補償スイッチM4のオンにより、第2スイッチM2がオフしているため、第1スイッチM1および第2スイッチM2が共にオンすることを回避することができる。よって、第1スイッチM1および第2スイッチM2に貫通電流が流れず、消費電力を低減することができる。
図3は、実施の形態2に係るインバータ回路110の構成を示す回路図である。実施の形態2に係るインバータ回路110は、実施の形態1に係るインバータ回路100と比較し、出力電位検知インバータ30の代わりに、レベルシフタ回路40を設け、第2補償スイッチM5を追加した構成である。
レベルシフタ回路40は、第1検知スイッチM6、第1負荷スイッチM7、第2検知スイッチM8および第2負荷スイッチM9を含む。第1検知スイッチM6はNチャンネルMOSFETで構成され、第1負荷スイッチM7はPチャンネルMOSFETで構成される。第1検知スイッチM6のソース端子には第2の固定電位(接地電位)が印加され、そのゲート端子には出力信号OUTが入力される。第1検知スイッチM6のドレイン端子は第1負荷スイッチM7のドレイン端子と接続される。第1負荷スイッチM7のソース端子には第1の固定電位(電源電位Vdd)が印加され、そのゲート端子には第2検知スイッチM8と第2負荷スイッチM9との間の第2ノードN2の電位が入力される。その第2ノードN2の電位が第2検知スイッチM8および第2負荷スイッチM9で構成される補償用インバータの出力信号となる。
第1検知スイッチM6および第1負荷スイッチM7は、実施の形態1に係る出力電位検知インバータ30に相当する。第1検知スイッチM6のドレイン端子と第1負荷スイッチM7のドレイン端子との間の第1ノードN1の電位が、第1検知スイッチM6および第1負荷スイッチM7で構成される制御用インバータの出力信号となる。その制御用インバータの出力信号のレベルが、本インバータ回路110の出力信号OUTの電位が上記閾値電圧Vt*に達したとき反転するよう、第1検知スイッチM6および第1負荷スイッチM7の駆動能力が設定される。
第2検知スイッチM8はNチャンネルMOSFETで構成され、第2負荷スイッチM9はPチャンネルMOSFETで構成される。第2検知スイッチM8のソース端子には第2の固定電位(接地電位)が印加され、そのゲート端子には入力信号INが入力される。第2検知スイッチM8のドレイン端子は第2負荷スイッチM9のドレイン端子と接続される。第2負荷スイッチM9のソース端子には第1の固定電位(電源電位Vdd)が印加され、そのゲート端子には第1検知スイッチM6と第1負荷スイッチM7との間の第1ノードN1の電位が入力される。第1ノードN1の電位と第2ノードN2の電位が同振幅で逆位相になるよう、第2検知スイッチM8および第2負荷スイッチM9の駆動能力が設定される。
入力信号INの振幅より出力信号OUTの振幅が低い場合、第1検知スイッチM6および第2検知スイッチM8のゲート端子に入力される振幅レベルが異なるため、第2検知スイッチM8の駆動能力を第1検知スイッチM6の駆動能力より小さくして、調整する必要がある。後述するように、入力信号INと出力信号OUTの振幅が同じ場合、第1検知スイッチM6および第2検知スイッチM8のゲート端子に入力される振幅レベルも同じになるため、第2検知スイッチM8および第1検知スイッチM6の駆動能力も同じに設定する。第2負荷スイッチM9および第1負荷スイッチM7の駆動能力は、第2検知スイッチM8および第1検知スイッチM6の駆動能力に対応させる。
第2補償スイッチM5はPチャンネルMOSFETで構成される。第2補償スイッチM5のソース端子には第1の固定電位(電源電位Vdd)が印加され、そのゲート端子には第2ノードN2の電位が入力される。第2補償スイッチM5のドレイン端子は、第1スイッチM1のゲート端子と入力スイッチM3とを結ぶ信号線に接続される。このとき、第2補償スイッチM5の駆動能力は、入力スイッチM3の駆動能力より小さい。
図4は、実施の形態2に係るインバータ回路110の動作を説明するためのタイミングチャートである。初期状態t0として、入力信号INがハイレベルであり、第1スイッチM1のゲート端子にハイレベルが印加されているとする。この状態では、出力信号OUTがローレベル、第1ノードN1の出力がハイレベル、第2ノードN2の出力がローレベルである。第2補償スイッチM5がオン状態であるため、入力信号INが低振幅クロック信号のハイレベルLH(図4中、太線で示す。)であっても、入力ノードNiは電源電位Vddレベル、すなわちフルレンジのハイレベルである。
時刻t1にて、入力信号INがローレベルに下降しはじめ、第1スイッチM1のゲートレベルがその閾値電圧を超えるとオフする。また、入力スイッチM3を介して入力ノードNiの電位もハイレベルからローレベルに下降しはじめる。その結果、第2スイッチM2のゲート端子がローレベルとなり、第2スイッチM2がオンするので、出力信号OUTがローレベルからハイレベルへ上昇しはじめる。時刻t2にて、出力信号OUTの電位が制御用インバータの上記閾値電圧Vt*に達すると、第1ノードN1がハイレベルからローレベルになる。また、第2ノードN2がローレベルからハイレベルになる。その後、第1ノードN1のレベルに応じて、入力スイッチM3がオフすると共に、第1補償スイッチM4が徐々に導通し、第2スイッチM2のゲートレベルがその閾値電圧を超えると、第2スイッチM2はオフする。これにより、出力ノードNoへの充電が停止し、出力信号OUTの電位の上昇も停止する。
なお、設計者は、第1ノードN1の電位がハイレベルからローレベルに下降しはじめてから、出力信号OUTの電位の上昇が停止するまでの遅延時間を考慮して、上記閾値電圧Vtを設定するとよい。
時刻t3にて、入力信号INがローレベルからハイレベルに上昇しはじめると、第1スイッチM1は徐々に導通し、出力信号OUTがハイレベルLHからローレベルへ下降しはじめる。時刻4にて、第2検知スイッチM8のゲートレベルがハイレベルになることに伴い、第2ノードN2がハイレベルからローレベルに下降しはじめる。同時に、第1ノードN1がローレベルからハイレベルに上昇しはじめる。その後、出力ノードNoの電位がすべて放電すると、出力信号OUTがローレベルになる。
このように、実施の形態2によれば、実施の形態1に係る効果に加えて以下の効果を奏する。実施の形態1では、出力電位検知インバータ30の入力レベルが上記閾値電圧Vt*近傍になったとき、貫通電流が生じる場合がある。
これに関して、実施の形態2では、第1検知スイッチM6および第1負荷スイッチM7で構成される制御用インバータに加えて、逆位相で動作する第2検知スイッチM8および第2負荷スイッチM9で構成される補償用インバータを設けている。したがって、出力信号OUTの電位を検知するための制御用インバータにおける貫通電流の発生を抑制することができる。
上述の実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、構成されるトランジスタのPチャンネル、Nチャンネルの極性を入れ替えることで、出力信号のハイレベルが電源電圧、ローレベルが接地電圧よりも高い電位とする低振幅クロックを生成することも可能である。
実施の形態で説明したインバータ回路100、110を複数段、接続することができる。偶数段接続した場合、入力信号と出力信号の位相が同相となる。実施の形態2に係るインバータ回路110を複数段、接続した場合、初段の入力信号INがフル振幅となり、2段目以降の入力信号INが低振幅となる。したがって、2段目以降の第1検知スイッチM6および第2検知スイッチM8のゲート端子に入力される振幅のハイレベルが揃うため、第1検知スイッチM6と第2検知スイッチM8、および第1負荷スイッチM7と第2負荷スイッチM9の駆動能力を同じに設定する。このように実施の形態に係るインバータ回路を複数段、接続することにより、任意のバッファ回路やレベルシフト回路を構成することができる。例えば、駆動能力や段数を任意に設定することにより、応答速度や位相を任意に調整することができる。
また、実施の形態では、トランジスタにMOSFETを用いたが、バイポーラ型トランジスタを用いてもよい。その場合、ベースに電流を供給する必要がある。
従来技術に係るインバータ回路の構成を示す回路図である。 実施の形態1に係るインバータ回路の構成を示す回路図である。 実施の形態2に係るインバータ回路の構成を示す回路図である。 実施の形態2に係るインバータ回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
M1 第1スイッチ、 M2 第2スイッチ、 M3 入力スイッチ、 M4 第1補償スイッチ、 M5 第2補償スイッチ、 M6 第1検知スイッチ、 M7 第1負荷スイッチ、 M8 第2検知スイッチ、 M9 第2負荷スイッチ、 10 入力端子、 20 出力端子、 30 出力電位検知インバータ、 100 インバータ回路、 110 インバータ回路。

Claims (5)

  1. 入力信号を並列に受けるNチャンネル型の第1スイッチと、Pチャンネル型の第2スイッチと、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点から得られる出力信号の電位を検知する検知回路と、
    前記検知回路の出力を受けて、前記第1スイッチまたは前記第2スイッチのいずれか一方に前記入力信号を入力するか否かを制御する入力スイッチと、を備えることを特徴とするインバータ回路。
  2. 前記検知回路の出力を受けて、前記入力スイッチがオフしている期間、前記入力スイッチが接続された前記第1スイッチまたは前記第2スイッチのゲート端子に所定の固定電位を供給する第1補償スイッチをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  3. 前記検知回路は、
    前記出力信号を受ける第1検知スイッチと、第1負荷スイッチとを接続した制御用インバータと、
    前記入力信号を受ける第2検知スイッチと、第2負荷スイッチとを接続した補償用インバータと、を含み、
    前記制御用インバータと前記補償用インバータとは、相補的に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のインバータ回路。
  4. 前記第1補償スイッチと並列に接続された第2補償スイッチをさらに備え、
    前記第1補償スイッチおよび前記第2補償スイッチは、前記制御用インバータの出力または前記補償用インバータの出力の少なくとも一方により制御されることを特徴とする請求項3に記載のインバータ回路。
  5. 本インバータ回路は複数段接続され、少なくとも2段目以降のインバータ回路には、そのインバータ回路の電源電圧よりも低い電圧に低振幅化された入力信号が入力されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインバータ回路。
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