JP2008154882A - 風呂蓋 - Google Patents
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Abstract
【課題】各蓋板をいずれの端面を下にして起立させても同面を確実に乾燥でき、しかも蓋板を複数枚重ね合わせた場合に蓋板の対向面を確実に乾燥できる風呂蓋を提供する。
【解決手段】浴槽上に複数枚並べて載置される蓋板2a、2bで構成した風呂蓋である。各蓋板2a、2bの全外周部に他部よりも肉厚で蓋板2a、2bの表裏両面から突出する膨大縁部8を形成する。隣り合う蓋板2a、2bのうち、一方の蓋板2aの外周端面に蓋板2aの全周に亘る突部9を形成する。他方の蓋板2bの外周端面に前記突部9に嵌合可能な凹部10を蓋板2bの全周に亘って形成する。
【選択図】図1
【解決手段】浴槽上に複数枚並べて載置される蓋板2a、2bで構成した風呂蓋である。各蓋板2a、2bの全外周部に他部よりも肉厚で蓋板2a、2bの表裏両面から突出する膨大縁部8を形成する。隣り合う蓋板2a、2bのうち、一方の蓋板2aの外周端面に蓋板2aの全周に亘る突部9を形成する。他方の蓋板2bの外周端面に前記突部9に嵌合可能な凹部10を蓋板2bの全周に亘って形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は複数枚の蓋板で構成した風呂蓋に関する。
従来、複数枚の蓋板で構成される風呂蓋には、例えば特許文献1に示すように蓋板の一端面の上半部に上突部を形成すると共に反対側の端面の下半部に下突部を形成し、浴槽に蓋をする場合に上突部と下突部を相じゃくりで接合できるようにしたものがあり、このものは上突部と下突部の接合により浴槽を確実に保温している。
ところで入浴後における蓋板は浴室の壁に立て掛ける等して浴室の床上に起立させた状態で乾燥されるが、上記蓋板の両側の端面は平坦な面であるため、この面を下にして蓋板を起立させた場合には同面が床の上面に密接し、この部分が乾燥せずカビ等が発生する恐れがある。またこの蓋板の上下の両面は平坦な面となっているため、蓋板を複数枚重ね合わせた状態で起立させた場合には、蓋板の対向面同士が接してこの部分も乾き難くなる。
特開2003−225173号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、浴槽を確実に保温でき、尚且つ各蓋板をいずれの端面を下にして起立させても同面を確実に乾燥でき、しかも蓋板を複数枚重ね合わせて起立させた場合に蓋板の対向面を確実に乾燥できる風呂蓋を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る風呂蓋は、浴槽上に複数枚並べて載置される蓋板2a、2bで構成した風呂蓋において、各蓋板2a、2bの全外周部に他部よりも肉厚で蓋板2a、2bの表裏両面から突出する膨大縁部8を形成し、隣り合う蓋板2a、2bのうち、一方の蓋板2aの外周端面に蓋板2aの全周に亘る突部9を形成し、他方の蓋板2bの外周端面に前記突部9に嵌合可能な凹部10を蓋板2bの全周に亘って形成して成ることを特徴とする。上記のように一方の蓋板2aの外周端面に蓋板2aの全周に亘る突部9を形成し、他方の蓋板2bの外周端面に蓋板2bの全周に亘る凹部10を形成することで、各蓋板2a、2bを起立させる場合に、いずれの辺を下にしたとしても蓋板2a、2bの外周端面と床11の上面との接触面積を小さくでき、この部分の乾燥を促進できる。また各蓋板2a、2bの全外周部を他部よりも肉厚となって蓋板2a、2bの表裏両面から突出する膨大縁部8としたので、蓋板2を複数枚重ね合わせた状態で起立させた場合には、各蓋板2の膨大縁部8の厚み方向の面同士を当接することができ、この蓋板2a、2bの対向面間に隙間14を形成できて蓋板2a、2bを確実に乾燥できる。
また前記突部9の外面を蓋板2aの外側に向かって突となる断面円弧状に形成すると共に、凹部10の内面を蓋板2bの内側に向かって凹となる断面円弧状に形成し、突部9の断面円弧状の外面と凹部10の断面円弧状の内面を嵌合可能とすることが好ましい。突部9の外面と凹部10の内面を断面円弧状とすることで、突部9と凹部10をぴったりと嵌合して浴槽を確実に保温でき、しかも突部9の外面を断面円弧状に形成したので突部9の外面と床11の上面とを線接触させた状態で蓋板2aを起立させることができ、より一層乾燥できる。
請求項1に係る発明では、各蓋板を起立させる場合に、いずれの辺を下にしたとしても蓋板の外周端面と床の上面との接触面積を小さくでき、この部分の乾燥を促進できる。また各蓋板の全外周部を他部よりも肉厚となって蓋板の表裏両面から突出する膨大縁部としたので、蓋板を複数枚重ね合わせた状態で起立させる場合等には、各蓋板の膨大縁部の厚み方向の面同士を当接することができ、重ね合わせられる蓋板の対向面間に隙間を形成して、この蓋板の対向面を確実に乾燥できる。
また請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明の効果に加えて、突部と凹部をぴったりと嵌合して浴槽を確実に保温でき、しかも突部の外面を断面円弧状に形成したので突部の外面と床の上面とを線接触させた状態で蓋板を起立させることができ、より一層乾燥できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。風呂蓋1は図2に示すように複数枚(図示例では2枚)の蓋板2a、2bで構成してある。各蓋板2a、2bは平面視長方形状に形成してあり、各蓋板2a、2bを短手方向に複数枚並べて浴槽上に載置して一つの風呂蓋1を構成する。
各蓋板2a、2bは、以下に示す長方形板状の蓋本体3と、蓋本体3の外周縁部の全周に亘る部分を被覆する縁カバー材4とで構成してある。
蓋本体3は硬質な合成樹脂等からなり、蓋本体3の内部には断熱性能を向上させるために図示しない真空断熱材を設けている。
縁カバー材4は蓋本体3よりも軟らかい合成樹脂等の軟質材で形成されている。図3に示すように縁カバー材4は蓋本体3の外周端面を覆う中央片部5と、中央片部5の両端部の夫々から同一方向に突出して蓋本体3の両面の夫々の周縁部を覆う側片部6、6とで構成してあり、両側片部6、6間に蓋本体3側に開口する嵌込溝7を形成した断面コ字状に形成してある。縁カバー材4はその嵌込溝7に蓋本体3の周縁部を嵌め込んで蓋本体3に一体に被着してある。このように蓋本体3に軟質材よりなる縁カバー材4を設けることで蓋本体3の外周縁部を保護し、また浴槽に蓋をする場合に隣り合う蓋板2の外周端面(即ち縁カバー材4の外側面)同士を突き合わせた状態でこの間を確実に密閉して浴槽を保温できる。
上記各蓋板2a、2bは既述のように蓋本体3に縁カバー材4を設けることで、各蓋板2a、2bの全外周縁部に他部よりも肉厚となってその厚み方向の両端部(即ち両側片部)が蓋板2a、2bの表裏両面から突出した膨大縁部8を形成してあり、つまり本例では蓋本体3の外周縁部と縁カバー材4により膨大縁部8を構成している。
上記浴槽上に並べて載置される隣り合う2枚の蓋板2a、2bのうち、一方の蓋板2aの外周端面(即ち縁カバー材4の中央片部5の外面によって構成された膨大縁部8の外側面)の中央部には蓋板2aの全周に亘る突部9を一体に形成してあり、また他方の蓋板2bの外周端面の中央部には前記突部9に嵌合可能な凹部10を蓋板2bの全周に亘って形成してある。
突部9は断面略半円状に形成してあり、凹部10との嵌合面となる外面は縁カバー材4の外側に向かって突となる断面円弧状に形成されている。また凹部10も断面略半円状に形成してあり、突部9との嵌合面となる内面は縁カバー材4の内側に向かって凹となる断面円弧状に形成してあり、該凹部10の内面の曲率半径は突部9の外面の曲率半径と略同じである。
上記各蓋板2a、2bにより浴槽の上開口部を閉塞するには、突部9を設けた蓋板2aと凹部10を設けた蓋板2bが隣り合うように浴槽上に載置し、この隣り合う蓋板2a、2bの端面同士を突き合わせ、一方の蓋板2aの突部9と、他方の蓋板2bの凹部10を凹凸嵌合させる。これにより突部9の断面円弧状の外面と凹部10の断面円弧状の内面とがぴったりと接触し、この間が密閉された状態となり、このように浴槽上に載置された各蓋板2a、2bにより浴槽が保温される。
上記各蓋板2a、2bは例えば入浴後に浴室の壁に立て掛ける等して一辺を下にして接地面となる浴室の床11の上面に立てられ、これにより蓋板2a、2bの乾燥がなされる。
ここで本発明の風呂蓋1にあっては、各蓋板2a、2bの外周端面(縁カバー材4の中央片部5の外面)に突部9又は凹部10を周方向の全長に亘って形成したので、各蓋板2a、2bのいずれの辺を下にして浴室の床11上に起立させたとしても、図2に示すように一方の蓋板2aにあっては必ず外周端面に設けた突部9の先端が床11の上面に接し、また他方の蓋板2bにあっては外周端面の凹部10を形成していない上下両端部が必ず床11の上面に接することとなる。そしてこの場合、一方の蓋板2aにあってはその外周端面の突部9を形成していない上下両端部と床11の上面との間に隙間12が形成され、また他方の蓋板2bにあっても、その外周端面に形成した凹部10の内面と床11の上面との間に隙間13が形成され、これにより各蓋板2a、2bの外周端面と床11の上面との接触面積を小さくできる。即ち本発明にあっては各蓋板2a、2bを起立させるにあたっていずれの辺を下にしたとしても蓋板2a、2bの外周端面と床11の上面との接触面積を小さくでき、この部分の乾燥を促進できる。また本例では突部9の外面を断面円弧状に形成したので突部9の外面と床11の上面とを線接触させた状態で蓋板2aを起立させることができ、より一層乾燥できる。
さらに本発明では各蓋板2a、2bの全外周部を他部よりも肉厚となって蓋板2a、2bの表裏両面から突出する膨大縁部8としたので、図1に示すように蓋板2a、2bを複数枚重ね合わせた状態で起立させる場合には、各蓋板2a、2bの膨大縁部8の厚み方向の端部同士を当接できる。従って重ね合わせられる両蓋板2a、2bの対向面間(即ち一方の蓋板2aの膨大縁部8よりも内側部分とこれに対向する他方の蓋板2bの膨大縁部8よりも内側部分との間)に隙間14を形成でき、この蓋板2a、2bの対向面を確実に乾燥できる。また本例の各蓋板2a、2bの縁カバー材4にあっては、中央片部5両側の外面側の角部と、各側片部6の先端外面側の角部の夫々を面取りしてあり、これにより上記膨大縁部8同士の接触面積を小さくして、この部分も確実に乾燥するようにしている。
なお上記実施形態では風呂蓋1を2枚の蓋板2a、2bで構成したが、3枚以上の蓋板で構成しても良く、即ち風呂蓋1は複数枚の蓋板で構成したものであれば良い。
1 風呂蓋
2a 蓋板
2b 蓋板
9 突部
10 凹部
2a 蓋板
2b 蓋板
9 突部
10 凹部
Claims (2)
- 浴槽上に複数枚並べて載置される蓋板で構成した風呂蓋において、各蓋板の全外周部に他部よりも肉厚で蓋板の表裏両面から突出する膨大縁部を形成し、隣り合う蓋板のうち、一方の蓋板の外周端面に蓋板の全周に亘る突部を形成し、他方の蓋板の外周端面に前記突部に嵌合可能な凹部を蓋板の全周に亘って形成して成ることを特徴とする風呂蓋。
- 前記突部の外面を蓋板の外側に向かって突となる断面円弧状に形成すると共に、凹部の内面を蓋板の内側に向かって凹となる断面円弧状に形成し、突部の断面円弧状の外面と凹部の断面円弧状の内面を嵌合可能とすることを特徴とする請求項1に記載の風呂蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006348618A JP2008154882A (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 風呂蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006348618A JP2008154882A (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 風呂蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008154882A true JP2008154882A (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=39656419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006348618A Withdrawn JP2008154882A (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | 風呂蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008154882A (ja) |
-
2006
- 2006-12-25 JP JP2006348618A patent/JP2008154882A/ja not_active Withdrawn
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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