JP2008098495A - Led故障検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】LEDのオープン故障及びショート故障を簡単な回路構成で検出する。
【解決手段】LEDと並列に故障検出用抵抗を配置し、LEDのカソード端子の電圧を計測する。LEDのアノードが電源Vに接続されていると、LEDがショート故障の時、カソード端子はVとなり、正常時はV−LED順方向電圧、オープン故障時は並列に配した故障検出用抵抗と、LEDの駆動電流制御抵抗との分圧比の電圧になるため、カソード端子の電圧をモニタリングすることでLEDの故障を検出することができる。
【選択図】図1
【解決手段】LEDと並列に故障検出用抵抗を配置し、LEDのカソード端子の電圧を計測する。LEDのアノードが電源Vに接続されていると、LEDがショート故障の時、カソード端子はVとなり、正常時はV−LED順方向電圧、オープン故障時は並列に配した故障検出用抵抗と、LEDの駆動電流制御抵抗との分圧比の電圧になるため、カソード端子の電圧をモニタリングすることでLEDの故障を検出することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、LEDのオープン故障及びショート故障を検知する技術に関する。
従来、LEDの故障を検出する方法としては、アノードが電源ラインに接続されたLEDと、このLEDを駆動する第1のトランジスタと、LEDのカソードにアノードを接続する第1のダイオードと、このダイオードのカソードと第2のトランジスタのベースを接続する抵抗と、第2のトランジスタのエミッタにコレクタを接続し、エミッタを接地ラインに接続する第3のトランジスタと、エミッタを電源ラインに接続する第4のトランジスタと、このトランジスタのベースにアノードを接続する第2のダイオードと、このダイオードのカソードと第1のダイオードのカソードを接続する抵抗と、第4のトランジスタのコレクタと第3のトランジスタのベースを接続する抵抗とを含む回路において、LEDのオープン故障時は、第2のトランジスタが遮断され、さらにLEDのショート故障時は第3及び第4のトランジスタが遮断されるため、第2のトランジスタのコレクタ電圧をモニタすることでLEDの故障を検出する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−283748号公報
しかし、前記従来の技術では、LEDの故障を検知するために、LEDを駆動するための素子とは別にダイオード2個、抵抗3個、トランジスタ3個が必要であり、回路規模が大きくなってしまうといった問題がある。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
本発明のLED故障検出装置は、アノードを電源ラインに接続したLEDと、このLEDと並列に接続した故障検出用抵抗と、前記LEDのカソードと前記故障検出用抵抗との接続点に設けた故障検出信号出力端子と、同じく前記LEDのカソードと前記故障検出用抵抗との接続点に駆動電流制御抵抗を介してLEDを駆動するLED駆動用トランジスタを接続し、前記故障検出用抵抗と駆動電流制御抵抗との分圧による電圧をモニタリングしてLEDの故障を検出することを特徴とするものである。
上記構成によれば、LEDの故障検出装置は、LEDを駆動するための素子に抵抗1個を付加しているだけであるため、故障検出の回路規模を小さくできる。
また、本発明のLED故障検出装置は、前記モニタリングを出力端子に接続したマイコンにより行うように構成したことを特徴とするものである。
また、本発明のLED故障検出装置は、前記モニタリングを出力端子に接続したマイコンにより行うように構成したことを特徴とするものである。
本発明によると、小さな回路規模でLEDの故障検出を行うことができるので、LEDを使用する器機の保守性向上と共に、小型軽量化を図ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1に本発明の実施の形態1にかかる故障検出装置を示した回路図を示す。LED9は、そのアノードが電源ライン2に接続され、またそのカソードは駆動電流制御抵抗7を介してLED駆動用トランジスタ5のコレクタと接続されている。LED駆動用トランジスタ5のベースにはベース電流制限抵抗6を介してLED駆動信号入力端子3が接続され、同じくエミッタは接地ライン1に接続されている。また、前記LED9には並列に故障検出用抵抗8が接続されており、前記LED9のカソードには故障検出信号出力端子4が接続されている。
図1に本発明の実施の形態1にかかる故障検出装置を示した回路図を示す。LED9は、そのアノードが電源ライン2に接続され、またそのカソードは駆動電流制御抵抗7を介してLED駆動用トランジスタ5のコレクタと接続されている。LED駆動用トランジスタ5のベースにはベース電流制限抵抗6を介してLED駆動信号入力端子3が接続され、同じくエミッタは接地ライン1に接続されている。また、前記LED9には並列に故障検出用抵抗8が接続されており、前記LED9のカソードには故障検出信号出力端子4が接続されている。
LED9が正常の時、前記LED駆動信号入力端子3がHiになるとLED駆動用トランジスタ5が導通し、前記LED9に電流が流れるため、故障検出信号出力端子4の出力Voutは、電源ライン2の電圧をV、LED9の順方向電圧をVfとすると、 Vout=V− Vfとなる。
LED9がオープン故障している時は、前記故障検出信号出力端子4には前記駆動電流制限抵抗7と前記故障検出用抵抗8で分圧された値が出力されるため、前記駆動電流制限抵抗7をR2、前記故障検出用抵抗8をR1、前記LED駆動用トランジスタ5の飽和電圧をVsatとすると、故障検出信号出力端子4の出力Voutは、 Vout=R2/(R1+R2)×(V− Vsat)+ Vsatとなる。
次に、LED9がショート故障している時、故障検出信号出力端子4の出力Voutは、 Vout =Vとなる。
図2は、LED点灯時の故障状態を検知するフローチャートである。前記LED駆動信号入力端子3にLED点灯信号が出力される(201)とLEDに電流が流れるため通常はVoutが電源VからLEDの順方向電圧分下がるが、LEDがショート故障している場合は、VoutはVと等しくなるため、閾値1を設けてVoutとの比較を行い(202)、Voutが閾値1よりも大きい場合はLEDがショート故障していると判断する(203)。LEDがオープン故障しているとVoutはR1とR2の分圧比で決まるため、オープン故障時にVoutが正常時に比べて十分小さくなるようにR1とR2を設定しておくと、Voutが閾値2と比較を行うことで(204)、小さい場合はLEDはオープン故障している(205)と判断でき、小さい場合はLEDは正常に駆動している(206)と判断することができる。例えば、R1を51(kΩ)、R2を330(Ω)、Vを5(V)、Vsatが0.3(V)、Vfが3(V)とすると、故障検出信号出力端子4の出力Voutは、正常時は2.0(V)、ショート故障時は5.0(V)、オープン故障時は0.33(V)となり、明確な差があるため、閾値1、2を適当な値に設定し、故障検出信号出力端子4の出力をマイコンに接続してモニタリングすることで、前記LED9の故障を検出することができる。このように、本発明にかかる故障検出装置は抵抗を1つ用いるという簡単な構成でLEDの故障を検知することができるので、故障検出回路を含めたLED点灯回路の規模を小さくすることが可能である。例えば、電池の充電量を表示する常時点灯するLEDや、警告表示灯のように平常時は消灯しているLEDなどの駆動回路にこの故障検出回路を用いることで、保守性の高い器機を提供することができる。
本発明のLED故障検出装置は小さな回路規模でLEDのオープン故障およびショート故障を検出することができるので、LEDを表示灯として使用している様々な器機において、保守性の高い器機を提供することができる。
1 接地ライン
2 電源ライン
3 LED駆動信号入力端子
4 故障検出信号出力端子
5 LED駆動用トランジスタ
6 ベース電流制限抵抗
7 駆動電流制御抵抗
8 故障検出用抵抗
9 LED
2 電源ライン
3 LED駆動信号入力端子
4 故障検出信号出力端子
5 LED駆動用トランジスタ
6 ベース電流制限抵抗
7 駆動電流制御抵抗
8 故障検出用抵抗
9 LED
Claims (2)
- アノードを電源ラインに接続したLEDと、このLEDと並列に接続した故障検出用抵抗と、前記LEDのカソードと前記故障検出用抵抗との接続点に設けた故障検出信号出力端子と、前記LEDのカソードと前記故障検出用抵抗との接続点に駆動電流制御抵抗を介して前記LEDを駆動するLED駆動用トランジスタと、を備え、
前記故障検出用抵抗と前記駆動電流制御抵抗との分圧による電圧をモニタリングして前記LEDの故障を検出するLED故障検出装置。 - モニタリングを故障検出信号出力端子に接続したマイコンにより行うように構成した請求項1記載のLED故障検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006280056A JP2008098495A (ja) | 2006-10-13 | 2006-10-13 | Led故障検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006280056A JP2008098495A (ja) | 2006-10-13 | 2006-10-13 | Led故障検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008098495A true JP2008098495A (ja) | 2008-04-24 |
Family
ID=39381007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006280056A Pending JP2008098495A (ja) | 2006-10-13 | 2006-10-13 | Led故障検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008098495A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101762772B (zh) * | 2010-01-04 | 2011-08-31 | 上海贝岭股份有限公司 | 一种用于led驱动电路的故障检测装置及其检测方法 |
JP2013041678A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-28 | Yazaki Corp | 表示回路の故障診断装置 |
US8604761B2 (en) | 2010-06-01 | 2013-12-10 | Ams Ag | Current source arrangement, circuit arrangement with the current source arrangement and method for operating such an arrangement |
KR102100860B1 (ko) * | 2018-12-03 | 2020-04-14 | 현대오트론 주식회사 | 라이다 다이오드 고장 진단 장치 및 방법 |
-
2006
- 2006-10-13 JP JP2006280056A patent/JP2008098495A/ja active Pending
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