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JP2008095602A - 内燃機関のノック判定装置 - Google Patents

内燃機関のノック判定装置 Download PDF

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JP2008095602A JP2006278315A JP2006278315A JP2008095602A JP 2008095602 A JP2008095602 A JP 2008095602A JP 2006278315 A JP2006278315 A JP 2006278315A JP 2006278315 A JP2006278315 A JP 2006278315A JP 2008095602 A JP2008095602 A JP 2008095602A
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優一 竹村
Shuhei Oe
修平 大江
Masato Kaneko
理人 金子
Kenji Kasashima
健司 笠島
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Toyota Motor Corp
Soken Inc
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Denso Corp
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】ノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になった場合でも、ノイズとノッキングとを精度良く区別できるようにする。
【解決手段】ノックセンサ28の出力から1次〜4次の周波数帯の振動成分(以下「周波数成分」という)をバンドパスフィルタ処理により抽出する。その際、一次の周波数帯はノッキング振動の周波数のうちの最も低周波である基本周波数(1次の共振周波数)を含む周波数帯に設定し、2次〜4次の周波数帯はそれぞれ2次〜4次の共振周波数を含む周波数帯に設定する。そして、1次の周波数成分の振動強度と、1次〜4次の周波数成分を合成した合成振動波形と予め記憶した理想ノック波形(ノック特有の波形を表す振動波形)との比較結果と、1次〜4次の周波数成分の合計の振動強度とを用いることで、ノイズとノッキングとを精度良く区別して、ノッキングの有無を精度良く判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のノッキング振動を検出する振動センサの出力に基づいてノッキングの有無を判定する内燃機関のノック判定装置に関するものである。
一般に、内燃機関のノック判定装置は、内燃機関のシリンダブロックに、ノックキング振動を検出するノックセンサを取り付け、このノックセンサの出力から所定周波数帯の振動成分をバンドパスフィルタ等で抽出し、この所定周波数帯の振動成分のピーク値や積分値(つまり振動強度の情報)をノック判定閾値と比較してノック判定を行うようにしたものが多い。
しかし、筒内噴射エンジンの燃料噴射弁の駆動ノイズや可変バルブタイミング装置の駆動ノイズ等、新技術導入に伴う新たなノイズが増加しているため、ノイズとノッキングとを精度良く区別することが困難になってきている。
そこで、特許文献1(特開2005−307753号公報)に記載されているように、ノックセンサの出力から検出した振動波形と、予め記憶したノック波形(ノッキング特有の振動波形)とを比較することで、ノイズとノッキングとを精度良く区別できるようにしたものがある。
特開2005−307753号公報(第2頁等)
ところで、図3に示すように、複数のノイズの発生間隔が短くなって複数のノイズが重なり合うように発生すると、これらの重なり合ったノイズの合成振動波形が偶然にノック波形と類似した波形形状になることがある。例えば、吸気ポート噴射用の燃料噴射弁と筒内噴射用の燃料噴射弁とを備えたデュアル噴射エンジンでは、吸気ポート噴射用の燃料噴射弁と吹き分けるために、筒内噴射用の燃料噴射弁の噴射時間(開弁期間)が短くなって、筒内噴射用の燃料噴射弁の開弁時に発生するノイズと閉弁時に発生するノイズが重なり合い、これらの重なり合ったノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になることがある。
このようにノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になった場合には、上記特許文献1の技術のように、検出した振動波形と予め記憶したノック波形とを比較しても、ノイズとノッキングとを精度良く区別することができず、実際にノッキングが発生していないのにノッキング有りと誤判定してしまう可能性がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、ノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になった場合でも、ノイズとノッキングとを精度良く区別することができて、ノック判定精度を向上させることができる内燃機関のノック判定装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、内燃機関のノッキング振動を検出する振動センサと、この振動センサの出力から複数の周波数帯の振動成分を抽出するフィルタ手段と、このフィルタ手段により振動センサの出力から抽出した複数の周波数帯の振動成分に基づいてノッキングの有無を判定するノック判定手段とを備えた内燃機関のノック判定装置において、振動センサの出力から少なくともノッキング振動の周波数のうちの最も低周波である基本周波数を含む周波数帯(以下「基本周波数帯」という)の振動成分をフィルタ手段により抽出し、振動センサの出力から抽出した振動波形と予め記憶した振動波形との比較結果と、基本周波数帯の振動強度と、複数の周波数帯の合計の振動強度とに基づいてノッキングの有無をノック判定手段により判定するようにしたものである。
ノッキングが発生した場合には、シリンダのボア径によって決まる共振周波数のうちの最も低周波である基本周波数(例えば6〜9kHz)の振動成分が必ず含まれる。一方、複数のノイズが重なり合ってノイズの合成振動波形がノック波形に類似した波形形状になるのは、個々のノイズの振動波形がノッキングに比べて急激に減衰するインパルス的なノイズの場合であり、このように急激に減衰するノイズの振動成分は、一般にノッキングの基本周波数よりも高周波側(例えば10kHz以上)に現れる。
従って、振動センサの出力から抽出した振動波形と予め記憶した振動波形との比較結果と基本周波数帯の振動強度とを用いれば、ノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になった場合でも、ノイズとノッキングとを精度良く区別することができ、更に、複数の周波数帯の合計の振動強度を用いることで、ノッキングの有無を精度良く判定することができる。
基本周波数帯の振動強度を評価する方法としては、例えば、請求項2のように、基本周波数帯の今回の振動強度と該基本周波数帯の振動強度の平均値又は中央値とを比較することで基本周波数帯の振動強度の増大度合を判定するようにしても良い。つまり、基本周波数帯の振動強度が増大すると、基本周波数帯の今回の振動強度が該基本周波数帯のそれまでの振動強度の平均値や中央値に対して大きくなるため、基本周波数帯の今回の振動強度と該基本周波数帯の振動強度の平均値又は中央値とを比較することで基本周波数帯の振動強度の増大度合を精度良く判定することができる。
この場合、基本周波数帯の振動強度の平均値や中央値を定義式通りに算出するようにしても良いが、基本周波数帯の振動強度の平均値や中央値を定義式通りに算出する場合には、多量のデータを記憶する大容量のメモリが必要となる。しかも、内燃機関の運転状態の変化等による基本周波数帯の振動強度の変化に対して平均値や中央値を応答良く追従させることができない。
そこで、請求項3のように、基本周波数帯の振動強度をなまし処理(スムージング処理)することで該基本周波数帯の振動強度の平均値又は中央値を近似的に算出するようにしても良い。このようにすれば、基本周波数帯の振動強度の平均値や中央値を算出する際のメモリ使用量を節約することができると共に、内燃機関の運転状態の変化等による振動強度の変化に対して平均値や中央値を応答良く追従させることができる。
また、請求項4のように、基本周波数帯の振動強度と該基本周波数帯よりも高周波側の周波数帯の振動強度とを比較することで基本周波数帯の振動強度の増大度合を判定するようにしても良い。つまり、基本周波数帯の振動強度が増大すると、基本周波数帯の振動強度が該基本周波数帯よりも高周波側の周波数帯の振動強度に対して大きくなるため、基本周波数帯の振動強度と該基本周波数帯よりも高周波側の周波数帯の振動強度とを比較することで基本周波数帯の振動強度の増大度合を精度良く判定することができる。
更に、請求項5のように、基本周波数帯の振動強度の増大度合が所定以下であると判定されたときにノッキング無しと判定するようにすると良い。つまり、ノッキングが発生すると、基本周波数帯の振動強度が増大するため、基本周波数帯の振動強度の増大度合が所定以下のときには、ノッキング無しと判定することができる。これにより、ノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になった場合に、ノッキングが発生していないにも拘らずノッキング有りと誤判定することを確実に防止できる。
本発明は、請求項6のように、内燃機関の吸気バルブ及び/又は排気バルブの開閉特性を変化させる可変バルブ装置を備えたシステムや、請求項7のように、内燃機関の筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁を備えたシステムに適用すると良い。可変バルブ装置や筒内噴射用の燃料噴射弁を備えたシステムでは、可変バルブ装置の駆動ノイズや筒内噴射用の燃料噴射弁の駆動ノイズ等の新たなノイズの増加によって、ノイズとノッキングとを精度良く区別することが困難になってきているが、本発明を適用することで、ノイズとノッキングとを精度良く区別することができ、ノック判定精度を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した幾つかの実施例を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図3に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の概略構成を説明する。内燃機関であるエンジン11の吸気管12の最上流部には、エアクリーナ13が設けられ、このエアクリーナ13の下流側に、吸入空気量を検出するエアフローメータ14が設けられている。このエアフローメータ14の下流側には、モータ10によって開度調節されるスロットルバルブ15と、このスロットルバルブ15の開度(スロットル開度)を検出するスロットル開度センサ16とが設けられている。
更に、スロットルバルブ15の下流側には、サージタンク17が設けられ、このサージタンク17に、吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサ18が設けられている。また、サージタンク17には、エンジン11の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド19が設けられ、エンジン11の各気筒には、それぞれ燃料を筒内に噴射する燃料噴射弁20が取り付けられている。また、エンジン11のシリンダヘッドには、各気筒毎に点火プラグ21が取り付けられ、各点火プラグ21の火花放電によって筒内の混合気に着火される。
また、エンジン11には、吸気バルブ29のバルブタイミング(開閉タイミング)を可変する吸気側可変バルブタイミング装置31と、排気バルブ30のバルブタイミングを可変する排気側可変バルブタイミング装置32とが設けられている。
一方、エンジン11の排気管22には、排出ガスを浄化する三元触媒等の触媒23が設けられ、この触媒23の上流側に、排出ガスの空燃比又はリッチ/リーン等を検出する排出ガスセンサ24(空燃比センサ、酸素センサ等)が設けられている。
また、エンジン11のシリンダブロックには、冷却水温を検出する冷却水温センサ25と、ノックキング振動を検出するノックセンサ28(振動センサ)と、エンジン11のクランク軸が所定クランク角回転する毎にパルス信号を出力するクランク角センサ26が取り付けられている。このクランク角センサ26の出力信号に基づいてクランク角やエンジン回転速度が検出される。
これら各種センサの出力は、エンジン制御回路(以下「ECU」と表記する)27に入力される。このECU27は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された各種のエンジン制御プログラムを実行することで、エンジン運転状態に応じて燃料噴射弁20の燃料噴射量や点火プラグ21の点火時期を制御する。
また、ECU27は、後述する図2のノック判定プログラムを実行することで、次のようにしてノック判定を行う。まず、ノックセンサ28の出力に第1〜第4のバンドパスフィルタ処理を施すことで、ノックセンサ28の出力から1次の周波数帯(基本周波数帯)の振動成分及び2次〜4次の周波数帯の振動成分を抽出する。ここで、一次の周波数帯(つまり第1のバンドパスフィルタの通過帯域)は、ノッキング振動の周波数のうちの最も低周波である基本周波数(シリンダのボア径によって決まる1次の共振周波数であり、例えば6〜9kHz)を含む周波数帯に設定されている。また、2次〜4次の周波数帯(つまり第2〜第4のバンドパスフィルタの通過帯域)は、それぞれ2次〜4次の共振周波数を含む周波数帯に設定されている。
そして、これらの1次〜4次の周波数帯の振動成分(以下「周波数成分」という)を合成した合成振動波形と予め記憶した理想ノック波形(ノック特有の波形を表す振動波形)との比較結果と、1次の周波数成分の振動強度と、1次〜4次の周波数成分の合計の振動強度とに基づいてノッキングの有無を判定する。
図3に示すように、複数のノイズの発生間隔が短くなって複数のノイズが重なり合うように発生すると、これらの重なり合ったノイズの合成振動波形が偶然にノック波形と類似した波形形状になることがあるが、ノッキングが発生した場合には、基本周波数(例えば6〜9kHz)の振動成分が必ず含まれる。一方、複数のノイズが重なり合ってノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になるのは、個々のノイズの振動波形がノッキングに比べて急激に減衰するインパルス的なノイズの場合であり、このように急激に減衰するノイズの振動成分は、一般にノッキングの基本周波数よりも高周波側(例えば10kHz以上)に現れる。また、ノッキングの基本周波数と同じ周波数帯のノイズの振動成分は、ノッキングに比べて減衰が緩やであるため、波形形状で容易にノッキングと区別することができる。
従って、本実施例1のように、1次の周波数成分(基本周波数帯の振動成分)の振動強度と、1次〜4次の周波数成分を合成した合成振動波形と予め記憶した理想ノック波形との比較結果とを用いれば、ノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になった場合でも、ノイズとノッキングとを精度良く区別することができ、更に、1次〜4次の周波数成分の合計の振動強度を用いることで、ノッキングの有無を精度良く判定することができる。
以下、ECU27が実行する図2のノック判定プログラムの処理内容を説明する。
図2に示すノック判定プログラムは、ECU27の電源オン中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいうノック判定手段としての役割を果たす。本プログラムが起動されると、まず、ステップ101で、ノックセンサ28の出力を読み込むことでエンジン11のシリンダブロックの振動を検出する。この振動検出は、燃焼行程の所定区間(例えば上死点から上死点後90℃Aまでの区間)で行なわれる。
この後、ステップ102に進み、ノックセンサ28の出力に第1〜第4のバンドパスフィルタ処理を施すことで、ノックセンサ28の出力から1次〜4次の周波数成分を抽出する。このステップ102の処理が特許請求の範囲でいうフィルタ手段としての役割を果たす。
この後、ステップ103に進み、所定区間(例えば上死点から上死点後90℃Aまでの区間)において、所定クランク角(例えば5℃A)毎に、ノックセンサ28の出力から抽出した1次〜4次の周波数成分をそれぞれ所定クランク角(例えば5℃A)分だけ積算した積算値を算出すると共に、1次〜4次の周波数成分の所定クランク角毎の積算値を合計して合成振動波形を作成する。
この後、ステップ104に進み、1次の周波数成分の積算値のうちの最も大きいピーク値P1 (1次の周波数成分の振動強度に相当にする値)を算出すると共に、1次〜4次の周波数成分の積算値を合計した合成振動波形のうちの最も大きいピーク値P(1次〜4次の周波数成分の合計の振動強度に相当する値)を算出する。
この後、ステップ105に進み、今回の1次の周波数成分のピーク値P1 を次式によりなまし処理(スムージング処理)して、今回の1次の周波数成分のピーク値のなまし値SMP1(i)を求めることで、1次の周波数成分のピーク値の平均値又は中央値を近似的に算出する。
SMP1(i)=SMP1(i-1)+K×{P1 −SMP1(i-1)}
ここで、SMP1(i-1)は、前回の1次の周波数成分のピーク値のなまし値であり、Kは、なまし係数である。
この後、ステップ106に進み、今回の1次の周波数成分のピーク値P1 が、なまし値SMP1 に所定値を乗算して求めた判定値よりも大きいか否かを判定することで、1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定する。1次の周波数成分の振動強度が増大すると、1次の周波数成分のピーク値P1 が、なまし値SMP1 に対して大きくなるため、1次の周波数成分のピーク値P1 が、なまし値SMP1 に所定値を乗算して求めた判定値よりも大きいか否かを判定することで、1次の周波数成分の振動強度の増大度合を精度良く判定することができる。
このステップ106で、1次の周波数成分のピーク値P1 が、なまし値SMP1 に所定値を乗算した判定値以下であると判定された場合、つまり、1次の周波数成分のピーク値P1 のなまし値SMP1 に対する比が所定値以下であると判定された場合には、1次の周波数成分の振動強度の増大度合が所定以下であるため、ステップ112に進み、ノッキングが発生していないと判定して、点火時期を進角する。これにより、ノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になった場合に、実際にノッキングが発生していないのにノッキング有りと誤判定することを確実に防止できる。
これに対して、上記ステップ106で、1次の周波数成分のピーク値P1 が、なまし値SMP1 に所定値を乗算して求めた判定値よりも大きいと判定された場合には、1次の周波数成分の振動強度の増大度合が大きいため、ノッキングが発生した可能性があると判断して、ステップ107進み、1次〜4次の周波数成分の所定クランク角毎の積算値を合計した合成振動波形を正規化する。
ここで、正規化とは、1次〜4次の周波数成分の所定クランク角毎の積算値の合計をそれぞれピーク値Pで除算することにより、振動の強度を無次元数(例えば0〜1の無次元数)で表す処理をいう。尚、正規化の方法は、これに限定されず、例えば、1次〜4次の周波数成分の所定クランク角毎の積算値の合計をそれぞれピーク位置における積算値の合計で除算するようにしても良い。この正規化により、振動の強度に関係なく、検出された合成振動波形と、予め記憶した理想ノック波形(ノック特有の波形を表す振動波形)との比較を行なうことができるため、振動の強度に対応した多数の理想ノック波形を記憶しておく必要がなく、理想ノック波形の作成が容易となる。
この後、ステップ108に進み、検出された合成振動波形(正規化後の合成振動波形)と理想ノック波形との一致度合を表す形状相関係数Kを次のようにして算出する。まず、検出された合成振動波形において振動強度が最大になるタイミング(つまりピーク位置)と、理想ノック波形において振動強度が最大になるタイミングとを一致させた状態で、所定クランク角(例えば5℃A)毎に、検出された合成振動波形と理想ノック波形との偏差の絶対値ΔSを算出する。
この後、所定区間(例えば上死点から上死点後90℃Aまでの区間)におけるΔSの総和ΣΔSと、所定区間における理想ノック波形の積分値S(つまり理想ノック波形の面積)とを用いて形状相関係数Kを次式より算出する。
K=(S−ΣΔS(I))/S
これにより、検出された合成振動波形と理想ノック波形との一致度合(類似性)を数値化して客観的に判定することができる。また、検出された合成振動波形と理想ノック波形とを比較することで、振動の減衰傾向等の振動挙動からノッキング時の振動であるか否かを分析することができる。
この後、ステップ109に進み、形状相関係数Kが所定値よりも大きいか否かを判定する。このステップ109で、形状相関係数Kが所定値以下である(つまり、検出された合成振動波形と理想ノック波形との一致度合が低い)と判定された場合には、ステップ112に進み、ノッキングが発生していないと判定して、点火時期を進角する。
一方、上記ステップ109で、形状相関係数Kが所定値よりも大きい(つまり、検出された合成振動波形と理想ノック波形との一致度合が高い)と判定された場合には、ステップ110に進み、1次〜4次の周波数成分の積算値を合計した合成振動波形のピーク値Pと、形状相関係数Kと、バックグランドレベルBGL(Back Ground Level )とを用いてノック強度Nを次式により算出する。
N=P×K/BGL
ここで、バックグランドレベルBGLは、エンジン11にノッキングが発生していない状態におけるエンジン11の振動強度を表す値である。
これにより、検出された合成振動波形と理想ノック波形との一致度合に加えて、振動強度に基づいて、エンジン11の振動がノッキングに起因した振動であるか否かをより詳細に分析することができる。
この後、ステップ111に進み、ノック強度Nがノック判定値よりも大きいか否かを判定する。このステップ111で、ノック強度Nがノック判定値以下であると判定された場合には、ステップ112に進み、ノッキングが発生していないと判定して、点火時期を進角する。
一方、上記ステップ111で、ノック強度Nがノック判定値よりも大きいと判定された場合には、ステップ113に進み、ノッキングが発生したと判定して、点火時期を遅角する。これにより、ノッキングの発生を抑制する。
以上説明した本実施例1では、ノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になるケースは、ノイズの振動成分がノッキングの基本周波数よりも高周波のときに限られることに着目して、ノック判定の際に、1次の周波数成分(基本周波数帯の振動成分)の振動強度(1次の周波数成分ピーク値P1 )と、1次〜4次の周波数成分を合成した合成振動波形と予め記憶した理想ノック波形との比較結果(形状相関係数K)とを用いるようにしたので、ノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になった場合でも、ノイズとノッキングとを精度良く区別することができ、更に、1次〜4次の周波数成分の合計の振動強度(合成振動波形のピーク値P)を用いることでノッキングの有無を精度良く判定することができる。
しかも、本実施例1のように、可変バルブタイミング装置31,32や筒内噴射用の燃料噴射弁20を備えたシステムでは、可変バルブタイミング装置31,32の駆動ノイズや筒内噴射用の燃料噴射弁20の駆動ノイズ等の新たなノイズの増加によって、ノイズとノッキングとを精度良く区別することが困難になってきているが、本実施例1のノック判定方法を用いることで、ノイズとノッキングとを精度良く区別することができ、ノック判定精度を向上させることができる。
また、本実施例1では、1次の周波数成分のピーク値P1 となまし値SMP1 とを比較することで1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定する。その際、今回の1次の周波数成分のピーク値P1 をなまし処理(スムージング処理)して、今回の1次の周波数成分のピーク値のなまし値SMP1 を求めることで、1次の周波数成分のピーク値の平均値又は中央値を近似的に算出するようにしている。
1次の周波数成分のピーク値P1 の平均値や中央値を定義式通りに算出する場合には、多量のデータを記憶する大容量のメモリが必要となり、しかも、エンジン運転状態の変化等による1次の周波数成分の振動強度の変化に対して平均値や中央値を応答良く追従させることができない。
その点、本実施例1では、1次の周波数成分のピーク値P1 をなまし処理(スムージング処理)することで1次の周波数成分のピーク値P1 の平均値又は中央値を近似的に算出するようにしているため、1次の周波数成分のピーク値P1 の平均値や中央値を算出する際のメモリ使用量を節約することができると共に、エンジン運転状態の変化等による1次の周波数成分の振動強度の変化に対してなまし値(平均値や中央値の代用情報)を応答良く追従させることができる。
しかしながら、本発明は、1次の周波数成分のピーク値の平均値や中央値を定義式通りに算出して、1次の周波数成分のピーク値と平均値又は中央値とを比較することで1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定するようにしても良い。
尚、上記実施例1では、1次の周波数成分のピーク値P1 がなまし値SMP1 に所定値を乗算した判定値よりも大きいか否か、つまり、1次の周波数成分のピーク値P1 となまし値SMP1 との比が所定値よりも大きいか否かを判定することで、1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定するようにしたが、1次の周波数成分のピーク値P1 となまし値SMP1 との差が所定値よりも大きいか否かを判定することで、1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定するようにしても良い等、1次の周波数成分のピーク値P1 となまし値SMP1 とを比較して1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定する方法は適宜変更しても良い。
次に、図4を用いて本発明の実施例2を説明する。
前記実施例1では、1次の周波数成分のピーク値P1 となまし値SMP1 とを比較することで1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定するようにしたが、本実施例2では、図4のノック判定プログラムを実行することで、1次の周波数成分のピーク値P1 と2次〜4次の周波数成分のピーク値P2 〜P4 のうちの最大値Pmax とを比較することで1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定するようにしている。
図4に示すノック判定プログラムでは、ノックセンサ28の出力から1次〜4次の周波数成分をバンドパスフィルタ処理により抽出し、所定クランク角毎に1次〜4次の周波数成分をそれぞれ所定クランク角分だけ積算した積算値を算出すると共に、1次〜4次の周波数成分の所定クランク角毎の積算値を合計して合成振動波形を作成する(ステップ201〜203)。
この後、ステップ204に進み、1次〜4次の周波数成分について、それぞれ積算値のピーク値P1 〜P4 を算出すると共に、1次〜4次の周波数成分の積算値を合計した合成振動波形のピーク値Pを算出する。
この後、ステップ205に進み、1次以外(つまり2次〜4次)の周波数成分のピーク値P2 〜P4 のうちの最大値Pmax を算出した後、ステップ206に進み、今回の1次の周波数成分のピーク値P1 が、最大値Pmax に所定値を乗算して求めた判定値よりも大きいか否かを判定することで、1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定する。つまり、1次の周波数成分の振動強度が増大すると、1次の周波数成分のピーク値P1 が、2次〜4次)の周波数成分のピーク値P2 〜P4 に対して大きくなるため、1次の周波数成分のピーク値P1 が、最大値Pmax に所定値を乗算して求めた判定値よりも大きいか否かを判定することで、1次の周波数成分の振動強度の増大度合を精度良く判定することができる。
このステップ206で、1次の周波数成分のピーク値P1 が、最大値Pmax に所定値を乗算した判定値以下であると判定された場合、つまり、1次の周波数成分のピーク値P1 の最大値Pmax に対する比が所定値以下であると判定された場合には、1次の周波数成分の振動強度の増大度合が所定以下であるため、ステップ212に進み、ノッキングが発生していないと判定して、点火時期を進角する。
これに対して、上記ステップ206で、1次の周波数成分のピーク値P1 が、最大値Pmax に所定値を乗算して求めた判定値よりも大きいと判定された場合には、1次の周波数成分の振動強度の増大度合が大きいため、ノッキングが発生した可能性があると判断して、ステップ207進み、1次〜4次の周波数成分の所定クランク角毎の積算値を合計した合成振動波形を正規化した後、ステップ208に進み、検出された合成振動波形(正規化後の合成振動波形)と理想ノック波形との一致度合を表す形状相関係数Kを算出する。
この後、ステップ209で、形状相関係数Kが所定値よりも大きいか否かを判定し、形状相関係数Kが所定値以下である(つまり、検出された合成振動波形と理想ノック波形との一致度合が低い)と判定された場合には、ノッキングが発生していないと判定して、点火時期を進角する(ステップ212)。
一方、上記ステップ209で、形状相関係数Kが所定値よりも大きい(つまり、検出された合成振動波形と理想ノック波形との一致度合が高い)と判定された場合には、1次〜4次の周波数成分の積算値を合計した合成振動波形のピーク値Pと、形状相関係数Kと、バックグランドレベルBGLとを用いてノック強度Nを算出し、ノック強度Nがノック判定値よりも大きいか否かを判定する(ステップ210,211)。
その結果、ノック強度Nがノック判定値以下であると判定された場合には、ノッキングが発生していないと判定して、点火時期を進角する(ステップ212)。一方、ノック強度Nがノック判定値よりも大きいと判定された場合には、ノッキングが発生したと判定して、点火時期を遅角する(ステップ213)。
以上説明した本実施例2でも、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。
尚、上記実施例2では、1次の周波数成分のピーク値P1 が最大値Pmax に所定値を乗算して求めた判定値よりも大きいか否か、つまり、1次の周波数成分のピーク値P1 と最大値Pmax との比が所定値よりも大きいか否かを判定することで、1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定するようにしたが、1次の周波数成分のピーク値P1 と最大値Pmax との差が所定値よりも大きいか否かを判定することで、1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定するようにしても良い等、1次の周波数成分のピーク値P1 と最大値Pmax とを比較して1次の周波数成分の振動強度の増大度合を判定する方法は適宜変更しても良い。
また、上記各実施例1,2では、ノックセンサ28の出力から1次〜4次の4つの周波数成分を抽出してノック判定を行うようにしたが、これに限定されず、少なくとも1次の周波数成分を抽出すれば、抽出する周波数帯の数や範囲は適宜変更しても良い。更に、ノックセンサ28の出力から抽出した振動波形と予め記憶した理想ノック波形との比較方法や、1次の周波数成分の振動強度の評価方法、或は、複数の周波数帯の合計の振動強度の評価方法等を適宜変更しても良い。
また、上記各実施例1,2では、吸気バルブや排気バルブのバルブタイミングを可変する可変バルブタイミング装置を搭載したシステムに本発明を適用したが、吸気バルブや排気バルブのリフト量を可変する可変バルブリフト装置を備えたシステムや、吸気バルブや排気バルブの作用角(開弁期間)を可変する可変バルブ作用角装置を備えたシステムに本発明を適用しても良い。更に、可変バルブタイミング装置、可変バルブリフト装置、可変バルブ作用角装置等の可変バルブ装置を2つ以上備えたシステムに本発明を適用しても良い。
また、上記各実施例1,2では、本発明を筒内噴射エンジンに適用したが、吸気ポート噴射エンジンや、吸気ポートと筒内の両方に燃料噴射弁を設けたデュアル噴射エンジンに本発明を適用しても良い。
本発明の実施例1におけるエンジン制御システム全体の概略構成図である。 実施例1のノック判定プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 ノイズの振動波形がノック波形に類似した波形形状になった状態を説明するための図である。 実施例2のノック判定プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11…エンジン(内燃機関)、12…吸気管、16…スロットルバルブ、20…燃料噴射弁、21…点火プラグ、22…排気管、27…ECU(フィルタ手段,ノック判定手段)、28…ノックセンサ(振動センサ)

Claims (7)

  1. 内燃機関のノッキング振動を検出する振動センサと、前記振動センサの出力から複数の周波数帯の振動成分を抽出するフィルタ手段と、前記フィルタ手段により前記振動センサの出力から抽出した複数の周波数帯の振動成分に基づいてノッキングの有無を判定するノック判定手段とを備えた内燃機関のノック判定装置において、
    前記フィルタ手段は、前記振動センサの出力から、少なくともノッキング振動の周波数のうちの最も低周波である基本周波数を含む周波数帯(以下「基本周波数帯」という)の振動成分を抽出し、
    前記ノック判定手段は、前記振動センサの出力から抽出した振動波形と予め記憶した振動波形との比較結果と、前記基本周波数帯の振動強度と、前記複数の周波数帯の合計の振動強度とに基づいてノッキングの有無を判定することを特徴とする内燃機関のノック判定装置。
  2. 前記ノック判定手段は、前記基本周波数帯の今回の振動強度と該基本周波数帯の振動強度の平均値又は中央値とを比較することで前記基本周波数帯の振動強度の増大度合を判定する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のノック判定装置。
  3. 前記ノック判定手段は、前記基本周波数帯の振動強度をなまし処理することで該基本周波数帯の振動強度の平均値又は中央値を近似的に算出することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関のノック判定装置。
  4. 前記ノック判定手段は、前記基本周波数帯の振動強度と該基本周波数帯よりも高周波側の周波数帯の振動強度とを比較することで前記基本周波数帯の振動強度の増大度合を判定する手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の内燃機関のノック判定装置。
  5. 前記ノック判定手段は、前記基本周波数帯の振動強度の増大度合が所定以下であると判定されたときにノッキング無しと判定することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の内燃機関のノック判定装置。
  6. 内燃機関の吸気バルブ及び/又は排気バルブの開閉特性を変化させる可変バルブ装置を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の内燃機関のノック判定装置。
  7. 内燃機関の筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁を備えていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の内燃機関のノック判定装置。
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