JP2008076515A - プラズマディスプレイパネルおよびカラー表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】セル数を大幅に増やすことなく表示能力を向上させる。
【解決手段】RGBの混色発光が可能な複数の表示画素がマトリクス配列された画面をもつプラズマディスプレイパネルにおいて、複数の表示画素のそれぞれを一列に並ぶ4個のセルの組とし、2個のG発光セルと1個のR発光セルと1個のB発光セルとで構成する。入力画像である多階調のフレームを2階調の複数のサブフレームに置き換える表示において、画面の各表示画素に対応する入力画素値に応じて、当該表示画素における2個のG発光セルの片方または両方を発光させる。
【選択図】図3
【解決手段】RGBの混色発光が可能な複数の表示画素がマトリクス配列された画面をもつプラズマディスプレイパネルにおいて、複数の表示画素のそれぞれを一列に並ぶ4個のセルの組とし、2個のG発光セルと1個のR発光セルと1個のB発光セルとで構成する。入力画像である多階調のフレームを2階調の複数のサブフレームに置き換える表示において、画面の各表示画素に対応する入力画素値に応じて、当該表示画素における2個のG発光セルの片方または両方を発光させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、プラズマディスプレイパネルおよびそれを備えたカラー表示装置に関する。
プラズマディスプレイパネルは、RGB(赤、緑、青)の加法混色によるカラー表示の可能な画面を有する。画面には、発光色が赤であるR発光セル、発光色が緑であるG発光セル、および発光色が青であるB発光セルが規則的に配置されている。一般に、1個のR発光セルと1個のG発光セルと1個のB発光セルの計3個のセルによって、表示データ(入力画像)の1画素に対応する表示画素が構成される。マトリクス配置された表示画素のそれぞれにおいて3個のセルは水平方向に並び、画面の水平セル数は水平解像度(水平画素数)の3倍である。例えば、ハイビジョン(HD)規格に適合する水平1920×垂直1080の解像度をもつ画面では、5760個のセルが水平方向に並ぶ。
プラズマディスプレイパネルのセルは、基本的には発光するか発光しないかのいずれかである2値発光素子である。このため、プラズマディスプレイパネルによる中間調の再現には、フレームを発光回数の異なる複数のサブフレームに置き換える手法が一般に用いられている。すなわち、各セルについてフレームにおける累積発光量を制御することによって多階調の画像が表示される。そして、RGBの3色の階調再現によってカラー画像が表示される。
表現可能な階調数の増大化に関して、入力画像の1画素に同じ発色の複数個のセルを対応づける手法が知られている。特開2000−100333号公報には、RGBのそれぞれに2行2列の4個が対応する計12個のセルで入力画像の1画素を表示するプラズマディスプレイパネルが表示画素が開示されている。また、特開2003−308786号公報には、RGBのそれぞれに1行2列の2個が対応する計6個のセルで構成された表示画素をもつ画面が開示されている。
特開2000−100333号公報
特開2003−308786号公報
プラズマディスプレイパネルの画面の大型化が進む中、対角42インチ程度の比較的に小さなサイズを含む各種サイズの画面について高解像度化が進められている。画面サイズをそのままにして画面の解像度(表示画素数)を増やすと、必然的にその画面は高精細になる。すなわち、表示画素サイズが減少する。例えば水平1024×垂直1024の解像度を、ハイビジョン(HD)規格に適合する水平1920×垂直1080へ増大させる場合では、垂直方向については表示画素サイズの減少率は5%程度であるが、水平方向については減少率が47%にもなる。
表示画素サイズが小さくなるほど、セルサイズが小さくなるだけでなく、各セルにおいてセル間の放電障壁である隔壁の占める割合が大きくなり、それにともなってガス放電空間の占める割合が小さくなる。その理由は隔壁の微細化には限界があるからである。表示画素サイズを小さくしても、隔壁のパターン幅を下限値以下とすることはできない。下限値は40〜60μm程度である。
ガス放電空間が小さくなるにつれて、放電を起こすために印加すべき電圧が高くなる。高い電圧を印加するには、相応の耐電圧性能をもつ回路部品によって駆動回路を構成しなければならない。このことは駆動回路の価格上昇を招く。
このセルサイズの縮小に伴う問題は、高解像度化に加えて上述の従来技術を適用して階調再現性を向上させると、すなわち表示画素のセル数を3個から6個または12個へと整数倍に増やすと、さらに深刻になってしまう。セル数の大幅な増加によって必要な駆動回路デバイスの個数も増大する。
本発明は、このような事情に鑑み、セル数を大幅に増やすことなく表示能力を向上させることを目的としている。
上記目的を達成するプラズマディスプレイパネルは、RGBの混色発光が可能な複数の表示画素がマトリクス配列された画面をもつプラズマディスプレイパネルであって、複数の表示画素のそれぞれが、一列に並ぶ4個のセルの組であり、2個のG発光セルと1個のR発光セルと1個のB発光セルとで構成されるものである。このプラズマディスプレイパネルを備える第1のカラー表示装置は、入力画像である多階調のフレームを2階調の複数のサブフレームに置き換える表示において、画面の各表示画素に対応する入力画素値に応じて、当該表示画素における2個のG発光セルの片方または両方を発光させる。また、上記プラズマディスプレイパネルを備える第2のカラー表示装置は、画面内の複数のG発光セルのそれぞれをフレームの1個の画素に対応させ、複数のR発光セルのそれぞれをフレームの隣接する2個の画素に対応させ、複数のB発光セルのそれぞれをフレームの隣接する2個の画素に対応させる。
人間の視覚では、赤および青に比べて緑の刺激に対する感度が高い。この特徴に着目して緑の可視光を発するG発光セルにおける階調数を増加させることによって、表示される画像の滑らかさを向上させることができる。また、画面における緑の解像度、すなわちG発光セルの個数を増加させる事によって、3色すべての解像度を増加させるのに実質的に匹敵する解像度の向上した画面が得られる。
G発光セルの個数が他の色のセルの個数よりも多い画面をもつ上記プラズマディスプレイパネルによれば、画面の表示画素数と同じ解像度の画像を表示するときの階調再現性を高めることができる。上記第1のカラー表示装置による表示では、各表示画素のG発光セルが1個のみである場合と比べて、緑の階調数がほぼ2倍であり、画像全体の階調数も実質的に緑の階調数に近い。
また、上記プラズマディスプレイパネルによって、画面の表示画素数よりも解像度が大きい画像を表示することができる。すなわち、上記第2のカラー表示装置による表示では、入力画像のデータと出力画像のデータとが、Gについては1:1で、R,Bについては2:1で対応するので、画面のセル数は入力画像と同じ解像度(表示画素数)とする場合の2/3である。画面サイズが同じ2つの画面の一方のセル数が他方の2/3であれば、セル数が少ない画面の平均セルピッチは他方の3/2である。
本発明によれば、セル数を整数倍に増やすことなく高階調の表示をしたり高解像度の画像を表示したりする表示能力を実現することができる。
図1は本発明に係るカラー表示装置の構成を示す図である。例示のカラー表示装置1は、カラー表示用の画面50をもつプラズマディスプレイパネル2と駆動のための電気回路とから構成される。
画面50には、第1の表示電極X、第2の表示電極Y、およびアドレス電極Aが配列されている。表示電極Yはアドレッシングにおいてスキャン電極として用いられる。表示電極Yとアドレス電極Aとがアドレッシングのための電極マトリクスを構成する。表示電極Xにはサステインドライバ3が接続され、表示電極Yにはスキャンドライバ4およびサステインドライバ5が接続されている。そして、アドレス電極Aにはアドレスドライバ6が接続されている。
カラー表示装置1には、図示しないTVチューナーまたはコンピュータといった画像出力装置から、画素転送用のクロックCLKとともにRGBの3色のそれぞれの階調値(明るさ)を示すデータR−DF,G−DF,B−DFが入力される。フレームデータDFはこれらデータR−DF,G−DF,B−DFからなる。
プラズマディスプレイパネル2は2値発光デバイスであるので、カラー表示装置1は、多階調のフレームを2階調の複数のサブフレーム(SF)に置き換えて表示する。そのため、カラー表示装置1は、フレームデータDFをサブフレームデータに変換するフレーム分割回路7、サブフレームデータを一時的に記憶するメモリ8、およびメモリ8から所定のサブフレームデータを読み出してアドレスドライバ6へ送るデータ転送回路9を備えている。
フレーム分割回路7は、データR−DF,G−DF,B−DFをそれぞれサブフレームデータに変換する。サブフレームデータは、1セル当たり1ビットのデータの集合であって、その各ビットの値は該当する1つのサブフレームにおけるセルの点灯の要否、厳密にはアドレス放電の要否を示す。例示においてサブフレーム数は8である。図示においては8個のサブフレームを「SF1」「SF2」・・・「SF8」と記してある。
データ転送回路9は、各サブフレームに対して行われるアドレッシングにおいて、表示ラインの走査に同期して、画面50の色配列に整合する順序でサブフレームデータを読み出してアドレスドライバ6へシリアル出力する。
画面50の色配列は、図2のとおり水平方向にR,G,G,Bのパターンが繰り返し配置され、垂直方向に同じ色のセルが並ぶ配列である。画面50では、入力画像の1画素に対応するセルの組である表示画素51は、1個のR発光セル52と2個のG発光セル53,54と1個のB発光セル55の計4個のセルで構成される。表示画素51内の中央に配置される2個のG発光セル53,54の構成は同一であり発光色も同一であるが、図ではセル配置の理解を容易にするためにこれらに対応する色を便宜的にG1,G2と区別している。
セル構造の典型例を図3に示す。表示電極Xおよび表示電極Yは前面ガラス基板11上に配置され、誘電体層17および保護膜18で覆われている。アドレス電極Aは背面ガラス基板21上に配置され、誘電体層22で覆われている。誘電体層22上にガス封入空間を区画する隔壁23が等間隔に配置され、隔壁の配列間隙に間にセルの発光色を決めるRの蛍光体24、Gの蛍光体25、およびBの蛍光体26が配置されている。図では離れているが、実際は隔壁23の頂面と保護膜14とが当接する。
プラズマディスプレイパネル2の駆動ではアドレッシングとサステインとが行われる。例えば、アドレッシングが書込み形式である場合、該当するサブフレームの表示において点灯すべきセルの表示電極Yとアドレス電極Aとの間にアドレス放電を起こす電圧が印加される。アドレス放電は点灯すべきセルに適量の壁電荷を形成する。アドレッシングに続くサステインにおいて、全セルの表示電極Xと表示電極Yとの電極対に交流電圧が印加される。点灯すべきセルのみで表示放電が起こり、放電ガスの放つ紫外線が蛍光体24,25,26を励起する。励起された蛍光体24,25,26は発光する。表示放電による発光が点灯である。
以上の構成をもつカラー表示装置1は、フレームの表示において、画面50の各表示画素51に対応する入力画素値に応じて、当該表示画素51における2個のG発光セル53,54の片方または両方を発光させる。この動作はフレーム分割回路7が行うフレームからサブフレームへの変換の内容に依存する。
図4は入力階調値とG発光セルの点灯パターンとを対応付ける変換テーブルの第1例を示す。入力階調値とは、データR−DF,G−DF,B−DFが示す入力画像の3色のそれぞれの画素値である。また、点灯パターンとは、8個のサブフレームの点灯/非点灯の組合せである。図は点灯を記号「○」で非点灯を記号「×」で表している。
図4の変換テーブル70は、G1については2個の階調値2M−1,2M(Mは0を除く整数)に同じ点灯パターンを対応付け、G2については2個の階調値2N,2N+1(Nは0を含む整数)に同じ点灯パターンを対応付ける。なお、R,Bについては、G1またはG2と同様としてもよいし、G1,G2とは異なる対応付けを採用してもよい。
例示における8個のサブフレームに対する輝度の重み付けは、表現可能な階調数が最も多いことで知られる、いわゆるバイナリーの重み付けである。サブフレーム数が8なので、1,2,4,8,・・64,128の重みをもつサブフレームによって1つのセルが表現し得る階調の数は255である。しかし、カラー表示装置1においては、上述のとおり表示画素51が2個のG発光セル53,54を有するので、階調値「0」〜「510」の511階調の表示を行うことができる。
バイナリーの重み付けに代えて、冗長な重み付けを採用すれば、表現可能な階調数はバイナリーの重み付けの場合と比べて減少するものの、階調値と点灯パターンとの対応を偽輪郭の低減により有効なものにすることができる。
また、画面50の色配列に限らず、例えば図5に示す画面50bの色配列を採用してもよい。図5の画面50bの色配列は、水平方向にR,G,B,Gのパターンが繰り返し配置されるものである。画面50bにおいても表示画素51bは、1個のR発光セル52と2個のG発光セル53,54と1個のB発光セル55の計4個のセルで構成される。画面50bの色配列の特徴は、G発光セル53(G1)とG発光セル54(G2)との間にR発光セル52またはB発光セル55が介在しており、表示画素51b内で2個のG発光セル53,54が離れていることである。
図6は入力階調値とG発光セルの点灯パターンとを対応付ける変換テーブルの第2例を示す。図6の変換テーブル70bは、G1については「255」およびそれより小さい階調値(低階調値)に255階調表示の点灯パターンを対応付け、且つ「255」を超える階調値(高階調値)に全サブフレームが点灯である点灯パターンを対応付ける。また、変換テーブル70bは、G2については低階調値に全サブフレームが非点灯である点灯パターンを対応付け、且つ高階調値に1〜255の254階調表示の点灯パターンを対応付ける。
つまり、変換テーブル70bに従うカラー表示装置は、注目する表示画素に対応する入力階調値が255以下であるときは、当該表示画素の片方のG発光セル53(G1)のみを発光させ、入力階調値が255を超えるときは当該表示画素の2個のG発光セル53,54(G1,G2)の両方を発光させる。
このような動作には図5の色配列の画面50bが好適である。画面50bと変換テーブル70bとの組合せによれば、低階調では発光しない片方のG発光セル54(G2)が暗く見えて隣接画素との境界を引き立たせるので、細い線が鮮明に見える先鋭感の良好な表示が可能である。
図7は画面よりも高解像度の画像を表示する駆動方法を示す。図7では、フレームデータと画面のセルとの対応を分り易くするため、入力画素DfのRGBの各画素値Dr,Dg,Dbを便宜的に入力セルと見立てて描いてある。
図5の色配列の画面50bを用いてフレームを表示する際に、図7のようにフレームデータDFが示す入力画素Dfと表示画素51bとをGについては1:1でR,Bについては2:1で対応させる。すなわち、画面50b内の複数のG発光セル53,54のそれぞれをフレームの1個の画素Dfに対応させ、複数のR発光セルのそれぞれをフレームの隣接する2個の画素Dfに対応させ、複数のB発光セルのそれぞれをフレームの隣接する2個の画素Dfに対応させる。これにより、水平方向の解像度が画面50bよりも高い入力画像を表示することができる。
図8は高解像度の画像の表示に好適な表示画素の構成を示す図である。
プラズマディスプレイパネル2においては、表示放電波形を印加する表示電極が水平方向に延びているので、水平方向に沿って並んだセルに印加可能な表示放電波形の周波数は同一である。RGBが水平方向に規則的に並ぶ色配列において図7の駆動方法を適用する場合、R発光セルおよびB発光セルは2個の入力画素の明るさを表現し、G発光セルは1個の入力画素の明るさを表現する必要がある。表示放電波形が共通であって1表示画素内の3色のセル間で発光回数が同一であるので、表現すべき入力画素の個数にセルの発光強度を整合させるのが望ましい。
図8の画面50cを構成する表示画素51cでは、R,Bの発光強度とGの発光強度との比が2:1となるよう、G発光セルのセルサイズがR発光セルおよびB発光セルのセルサイズのほぼ1/2とされている。
図9は高解像度の画像の表示に好適な表示画素の構成の他の例を示す図である。図9の表示画素51dは、1個のR発光セル52bと、2個のG発光セル53b、54bと1個のB発光セル55bとから構成される。色配列はRGBGであって、図5の表示画素51bと同様である。表示画素51dを構成するこれら4個のセルには一対の表示電極X,Yが対応する。表示電極X,Yは透明導電体13,14と金属帯15,16とからなる。
表示画素51dでは、表示電極X,Yの透明導電体13,14の形状で決まる有効放電面積が、G発光セル53b、54bと他のセルとで異なる。G発光セル53b、54bにおける有効放電面積がR発光セル52bおよびB発光セル55bの有効放電面積の約半分とされ、これによりR,Bの発光強度とGの発光強度との比が2:1となっている。
発光強度をセル間で異ならせる手段として、セルサイズや有効放電面積を異ならせる他に、誘電体層17の厚さまたは誘電率を異ならせる手法を適用することができる。
以上の実施形態において、装置の全体構成、画面のセル構造、色配列、フレーム分割回路の構成、1フレームに対応するサブフレームの数、サブフレームに与える輝度の重み、重み配列などは、本発明の趣旨に沿う範囲内で適宜変更することができる。例えば、階調数優先または解像度優先かをユーザーが選択できるように、操作に応じて表示モードの切り替える構成とすることができる。また、入力画像を自動的に判別をして表示モードを切り替える構成とすることができる。その場合、例えば、動きのある自然画では偽輪郭低減のために階調数優先がよい。コンピュータ出力のような高解像度画像では解像度優先が望ましい。
本発明は、パーソナルコンピュータやワークステーションなどの情報処理機器のディスプレイ、平面型のテレビジョン、広告や案内情報などの公衆表示用のディスプレイなど、ガス放電によってカラー表示を行う各種の表示装置に利用することができる。
1 カラー表示装置
2 プラズマディスプレイパネル
50,50b,50c,50d 画面
51,51b,50c,51d 表示画素
52,52b R発光セル
53,53b G発光セル
54,54b G発光セル
55,55b B発光セル
DF フレームデータ
2 プラズマディスプレイパネル
50,50b,50c,50d 画面
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54,54b G発光セル
55,55b B発光セル
DF フレームデータ
Claims (7)
- RGBの混色発光が可能な複数の表示画素がマトリクス配列された画面をもつプラズマディスプレイパネルであって、
前記複数の表示画素のそれぞれが、一列に並ぶ4個のセルの組であり、2個のG発光セルと1個のR発光セルと1個のB発光セルとで構成される
ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルを備え、入力画像である多階調のフレームを2階調の複数のサブフレームに置き換えて表示するカラー表示装置であって、
フレームの表示において、前記画面の各表示画素に対応する入力画素値に応じて、当該表示画素における2個のG発光セルの片方または両方を発光させる
ことを特徴とするカラー表示装置。 - 前記画面の各表示画素において、2個のG発光セルが互いに隣接している
請求項2に記載のカラー表示装置。 - フレームの表示において、前記画面の各表示画素に対応する入力画素値が設定値以下の低階調値であるときは、当該表示画素における2個のG発光セルの片方のみを発光させ、前記入力画素値が前記設定値を超える高階調値であるときは、当該表示画素における2個のG発光セルの両方を発光させる
請求項2に記載のカラー表示装置。 - 前記画面の各表示画素において、2個のG発光セルの間にR発光セルおよびB発光セルのいずれか1個が配置されている
請求項4に記載のカラー表示装置。 - 請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルを備え、入力画像である多階調のフレームを2階調の複数のサブフレームに置き換えて表示するカラー表示装置であって、
フレームの表示において、前記画面内の複数のG発光セルのそれぞれを前記フレームの1個の画素に対応させ、複数のR発光セルのそれぞれを前記フレームの隣接する2個の画素に対応させ、複数のB発光セルのそれぞれを前記フレームの隣接する2個の画素に対応させる
ことを特徴とするカラー表示装置。 - 前記画面における前記G発光セルの発光強度が、前記R発光セルの発光強度および前記BG発光セルの発光強度の2倍である
請求項6に記載のカラー表示装置。
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WO2012077564A1 (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-14 | シャープ株式会社 | 画像処理装置、それを備えた表示装置、画像処理方法、画像処理プログラム、およびそれを記録した記録媒体 |
JP2014003359A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Samsung Electronics Co Ltd | 映像データをストリーム型データ転送するために用いられるデータ転送システム及びデータ転送システムに用いられる送信装置、受信装置及びプログラム |
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