JP2008058571A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】4色以上の広色域化を図った電気光学装置において、パーシャル表示時に最適な駆動を実現することが可能な電気光学装置及び電子機器を提供することである。
【解決手段】少なくとも4色以上のカラーフィルタを備えた画素を有し、全画面表示モードと部分表示モードが切り替え可能な電気光学装置において、例えばRGBC4色の画素を、隣接する第1及び第2の走査線群上に田の字形状に配列してデマルチ駆動する場合、全画面表示モード時においては、第1及び第2走査線群上に2色ずつのRGBC4色の画素データを供給し、部分表示モード時には、RGBからRGBCへの色変換を行う画像処理回路を停止してCの画素に対してデータを供給することなく、部分表示モードの表示領域の第1又は第2の走査線群に対しては水平走査信号の振幅を全画面表示モードにおける振幅とは異ならせる。
【選択図】図1
【解決手段】少なくとも4色以上のカラーフィルタを備えた画素を有し、全画面表示モードと部分表示モードが切り替え可能な電気光学装置において、例えばRGBC4色の画素を、隣接する第1及び第2の走査線群上に田の字形状に配列してデマルチ駆動する場合、全画面表示モード時においては、第1及び第2走査線群上に2色ずつのRGBC4色の画素データを供給し、部分表示モード時には、RGBからRGBCへの色変換を行う画像処理回路を停止してCの画素に対してデータを供給することなく、部分表示モードの表示領域の第1又は第2の走査線群に対しては水平走査信号の振幅を全画面表示モードにおける振幅とは異ならせる。
【選択図】図1
Description
本発明は、少なくとも4色以上の着色領域を有するカラーフィルタに対応した画素を有する電気光学装置及び電子機器に関する。
従来より、液晶装置その他の各種の電気光学装置では、カラー表示を可能とするために、カラーフィルタが設けられている。このカラーフィルタは、画素毎に異なる複数色、例えば、赤、緑、青の着色領域のいずれか一つを配置し、これらの複数色の着色領域を所定のパターンで配列させて構成されている。このような着色領域は、例えば、顔料や染料などの着色材を含む感光性樹脂を用いたフォトリソグラフィ法で形成される。
近年、液晶装置等の電気光学装置である表示装置を備えた電子機器においては、動画像の表示機能の追加や、表示情報量の増加等に伴い、表示装置の高精細化が求められている。また一方で、メディアプレイヤーや携帯電話機等の携帯型の電子機器においては、表示装置の低消費電力化が求められている。
表示装置の高精細化及び低消費電力化という相反する目的を達成する手段として、例えば、携帯電話機の使用時以外の待受けの状態では、表示装置の表示領域の一部分にのみ画像を表示する、いわゆるパーシャル表示(パーシャル駆動)を行う駆動方法が知られている。このような、パーシャル表示を用いた表示装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2003−248468号公報
ところで、従来、色の3原色に対応したR(赤)、G(緑)、B(青)の3色のカラーフィルタが多用されていたものであるが、近年は、電気光学装置の色再現性を向上させることを目的として、多色(4色以上)のカラーフィルタが採用される傾向にある。
一方、上記先行文献1は、パーシャル表示モードにおける非表示領域のデータの書き込みについて開示しているが、広色域化を実現する4色表示パネルのような色数の多い表示パネルにおけるパーシャル表示については開示されていない。また、多色のカラーフィルタを採用して広色域化を図った電気光学装置において、低消費電力化を図る駆動方法については何ら開示されていない。
本願発明は、上記の問題に鑑み、4色以上の広色域化を図った電気光学装置において、パーシャル表示時に最適な駆動を実現することが可能な電気光学装置及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明による電気光学装置は、複数のデータ線と複数の走査線との交差に対応して設けられた画素であって少なくとも4色以上の着色領域を有するカラーフィルタに対応した画素を備え、前記データ線に供給される画像データに基づいて表示を行う表示部を有し、該表示部の全ての画素を駆動して表示を行う全画面表示モードと該表示部の一部の画素からなる表示領域において表示を行う部分表示モードとが切り替え可能な電気光学装置において、前記表示部に設けられ、前記少なくとも4色以上の着色領域を構成する各色の画素が、隣接する第1及び第2の走査線群上に分けて配列され、前記カラーフィルタの前記着色領域の色よりも少ない数の色の画素データを有する第1の画像データが入力されるとともに、該第1の画像データに基づいて色変換により前記4色以上の色の画素データを生成し、前記第1の画像データを前記カラーフィルタに対応した数の色の画素データを有する第2の画像データに変換して出力する画像処理回路と、前記走査線のそれぞれに水平走査信号を供給する走査線駆動回路と、選択信号に基づいて所定本数のデータ線から選択した1本のデータ線に対して前記第2の画像データを時分割した信号を供給するための選択回路を有するとともに、前記第2の画像データを前記選択回路に出力するデータ線駆動回路と、を有し、前記全画面表示モード時においては、前記走査線駆動回路は、前記第1および第2の走査線群に水平走査信号を供給するとともに、前記データ線駆動回路は前記第2の画像データの各色の画素データを前記選択回路に供給し、前記部分表示モード時においては、前記データ線駆動回路は、前記画像処理回路を停止して前記第1の画像データを構成する各色の画素データのみを前記選択回路に供給するとともに、前記走査線駆動回路は、前記第1または第2の走査線群に対して前記水平走査信号の振幅を前記全画面表示モードにおける振幅と異ならせることを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、画像データを1水平走査期間(1H)において所定数に分割(例えば2分割)して選択的にデータ線に供給する選択駆動(デマルチ駆動)を行う際に、全画面表示モード時においては、画像処理回路により変換された第2の画像データをデータ線に供給する。これによって、少なくとも4色以上の画素による色表示が可能となる。しかも、1つの色相を表す画素を第1及び第2の走査線群上に配置した画素配列にて表示できるので、1つの色相を表す画素が上下左右のサブ画素によって集約的に纏まった形で構成できる利点を有する。色の再現性の向上及び画質の向上を図ることができる。
また、部分表示モード時においては、広色域化による表示が必要がない(時計表示等)ので、画像処理回路による色変換を停止して、入力される少ない色数の第1の画像データのみで表示するので、消費電力を節約することができる。更に、部分表示モード時において、第1又は第2の走査線群に対して供給する水平走査信号の振幅を全画面表示モード時に対して低くなるように変更することにより、低消費電力化を図ることができる。
従って、4色以上の広色域化を図った電気光学装置において、パーシャル表示時に省電力でかつ画質の向上をも図った最適な駆動を実現することが可能となる。
本発明において、前記表示部は、前記データ線に接続された画素電極と、対向電極との間に電気光学物質を介在させて構成されるものであって、前記部分表示モード時において、前記表示領域以外の画素の選択期間において、前記データ線と前記対向電極とを短絡させることを特徴とする。
このような構成によれば、非表示領域のデータ線を対向電極と等電位とすることができ、より低消費電力化を図ることができる。
このような構成によれば、非表示領域のデータ線を対向電極と等電位とすることができ、より低消費電力化を図ることができる。
本発明において、前記部分表示モード時において、1フレーム目は全画素に対応するデータ線に黒レベルのデータとして対向電極電位を与え、2フレーム目以降は非表示領域の選択期間においては、前記データ線に前記対向電極電位を与えることを特徴とする。
このような構成によれば、部分表示モード時においては、最初の1フレームに黒レベル電位を書き込むので、画面全体の電位が一定となり安定した画面を形成できる。
このような構成によれば、部分表示モード時においては、最初の1フレームに黒レベル電位を書き込むので、画面全体の電位が一定となり安定した画面を形成できる。
本発明において、部分表示モード時において、前記画像処理回路の色変換によって生成された新たな色の前記画素データが供給される前記第2の走査線群については、前記水平走査信号の振幅を低くすることを特徴とする。
このような構成によれば、部分表示モード時には、画像処理回路を停止するので、色変換によって生成される新たな色の画素データが無いので、第2の走査線群の水平走査信号の振幅を低くしても、その走査線群に接続した画素スイッチング素子としてのTFTをオンさせるに必要な電圧(振幅)を有していることは勿論である。部分表示モードを実行するのは、例えば携帯電話のようなモバイル機器では、待ち受け時での時間表示などであるので、このように低消費電力化を行っても、実用上、必要な画質を得ることが可能である。
本発明において、前記データ線駆動回路は、前記部分表示モード時において、駆動クロックの周波数を全画面表示モード時に比して低下させて駆動することを特徴とする。
このような構成では、駆動クロックの周波数を低くして駆動を行うので、書込み時間に余裕ができ、書込み時間の確保が容易となる。
このような構成では、駆動クロックの周波数を低くして駆動を行うので、書込み時間に余裕ができ、書込み時間の確保が容易となる。
本発明において、前記第1の画像データは、赤系、緑系及び青系の3色画像信号であり、前記第2の画像データは、少なくとも4色以上の多色画像信号であることを特徴とする。
このような構成によれば、色再現性に優れた表示を行うことが可能となる。
本発明において、隣接する前記第1及び第2の走査線群上に4色の画素を田の字に配列し、第1の走査線群上にRGBのうちの2色の画素を配置し、第2の走査線群上にRGBのうちの残りの1色の画素と新たに生成したこれらと異なった第4の色の画素を配置し、前記画像処理回路は、入力されたRGB3色の画像データを前記第4の色の画素データを加えた4色画像データに変換する機能を有し、前記データ線駆動回路は、前記部分表示モード時においては、前記画像処理回路を停止してRGBの画像データのみを前記選択回路に供給し、RGBの画像データのうちの2色のみが前記第1の走査線群に供給され、前記第4の色の画素が配列される前記第2の走査線群に対応して残りの1色が供給されることを特徴とする。
このような構成によれば、4色による広色域化を図った電気光学装置において、全画面表示モード時において4色の画素を田の字に集約的に纏まった形で構成でき、部分表示モード時には省電力でかつ略田の字形の表示(但し1画素は停止)で画質の維持をも図った最適な駆動を実現することが可能となる。
本発明による電子機器は、上記電気光学装置によって表示装置を構成したことを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、4色以上の広色域化を図った、部分表示モード時に最適な駆動を実現することが可能な電子機器を提供することができる。
本発明のこのような構成によれば、4色以上の広色域化を図った、部分表示モード時に最適な駆動を実現することが可能な電子機器を提供することができる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電気光学装置を示す回路図である。本実施の形態は電気光学装置としてTFTアクティブマトリクス駆動方式の液晶パネルを備えた液晶装置に適用したものである。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電気光学装置を示す回路図である。本実施の形態は電気光学装置としてTFTアクティブマトリクス駆動方式の液晶パネルを備えた液晶装置に適用したものである。
図2は電気光学装置の画素の構成を示す図である。また、図3は図1の電気光学装置の概観を示す説明図である。図4はアクティブマトリクス基板であるTFT基板と対向基板とを貼り合わせて液晶を封入する組立工程終了後の液晶パネルの模式的な断面を示す断面図である。
なお、以下の説明では、本実施形態の電気光学装置100は、例えば、縦(図中Y方向)240画素、横(図中X方向)180画素の行列上に配列された画素で構成される表示部10を有する、マトリクス型表示装置として説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、以下の説明では、本実施形態の電気光学装置100は、例えば、縦(図中Y方向)240画素、横(図中X方向)180画素の行列上に配列された画素で構成される表示部10を有する、マトリクス型表示装置として説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本実施の形態に係る電気光学装置100は、図1に示すように、液晶パネル30及びLCDコントローラ11によって構成されている。
液晶パネル30は、電気光学物質である液晶を用いた表示部10、この表示部10に表示用のデータ及び各種制御信号等を供給する駆動回路351、走査線駆動回路352及びデータ線駆動回路353によって構成される。駆動回路351、走査線駆動回路352及びデータ線駆動回路353によって、ドライバ部35が構成されている。ドライバ部35及び表示部10は、図3に示すように液晶パネル30上に構成される。また、LCDコントローラ11は外部接続基板31上に搭載されて、液晶パネル30を構成するTFT基板32と外部接続基板31相互間は、フレキシブル基板(以下、FPC基板)36によって接続されている。FPC基板36によって、LCDコントローラ11からのデータ信号やコマンド等の各種信号がドライバ部35に供給されるようになっている。
液晶パネル30は、電気光学物質である液晶を用いた表示部10、この表示部10に表示用のデータ及び各種制御信号等を供給する駆動回路351、走査線駆動回路352及びデータ線駆動回路353によって構成される。駆動回路351、走査線駆動回路352及びデータ線駆動回路353によって、ドライバ部35が構成されている。ドライバ部35及び表示部10は、図3に示すように液晶パネル30上に構成される。また、LCDコントローラ11は外部接続基板31上に搭載されて、液晶パネル30を構成するTFT基板32と外部接続基板31相互間は、フレキシブル基板(以下、FPC基板)36によって接続されている。FPC基板36によって、LCDコントローラ11からのデータ信号やコマンド等の各種信号がドライバ部35に供給されるようになっている。
TFT基板の表示部10内には、複数本の走査線2と複数本のデータ線1とが交差するように配線されており、走査線2とデータ線1との各交差部分に対応して画素電極4がマトリクス状に形成されている。また、走査線2とデータ線1の各交差部分に対応して画素スイッチング素子である薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;以下TFTと称する)3が形成されている。また、表示部10内には、前記画素電極4に対向して対向電極5が形成されている。対向電極5は、表示部10内のすべての領域に形成されたいわゆるベタ電極であり、対向電極5は対向電極電位(コモン電圧)VCOMを供給するコモン電圧供給源7に接続している。
図2に示すように、スイッチング素子であるTFTは、そのソースがデータ線1の1つに接続し、ゲートが走査線2の1つに接続し、ドレインが画素電極4に接続している。画素電極4は対向電極5に対向して配置され、両電極4,5間には電気光学物質である液晶6が介在している。なお、走査線2とデータ線1との各交差部分に対応して、画素が構成される。各画素はTFT3,画素電極4,対向電極5及び液晶6(図4参照)を備えている。
TFT3は走査線2を介して供給される走査信号によってオン状態となり、これにより、データ線1に供給される電圧信号である画像データが画素電極4に供給される。また、対向電極5には、所定の期間ごとに極性が反転する対向電極電位VCOMが供給される。このTFT基板上に形成された画素電極4と、対向電極5との間の電圧が液晶6に印加される。液晶6は、印加された電圧に応じて配向を変化させ、これにより、液晶を透過する光が変調される。すなわち、電極電位VCOMを基準として、階調に応じた電位を画素電極4に供給することで画像が表示される。
本実施形態の電気光学装置100は、カラー表示が可能な液晶装置であって、表示部10には、図示しないカラーフィルタが設けられている。これらのカラーフィルタは、各画素に対応してRGBC4色の着色が施された着色領域を有する。
ここで、1つの画素110を少なくとも4色以上の着色領域で構成した場合は、4色以上の着色領域を構成する各色の画素110G,110B,110R,110Cをサブ画素として、隣接する第1及び第2の走査線群に分けて配設し、前記4色以上の着色領域を1つのメイン画素とする画素配列構造を形成している。ここで、第1及び第2の走査線群とは1本おきにまとめた走査線の各群を意味している。
ここで、1つの画素110を少なくとも4色以上の着色領域で構成した場合は、4色以上の着色領域を構成する各色の画素110G,110B,110R,110Cをサブ画素として、隣接する第1及び第2の走査線群に分けて配設し、前記4色以上の着色領域を1つのメイン画素とする画素配列構造を形成している。ここで、第1及び第2の走査線群とは1本おきにまとめた走査線の各群を意味している。
本実施形態においては、表示部10に設けられているカラーフィルタは、各画素に対応した着色領域の色数が4色であり、4色の着色領域に各色それぞれに対応した4つのサブ画素110G、110B、110R、110Cによって1つの画素110が構成される。
例えば、電気光学装置100は、後述するR(赤系)、G(緑系)、B(青系)、C(シアン系)の4色の着色領域を有するカラーフィルタを採用する。
従って、図1の表示部10では、隣接する第1及び第2の走査線群に4色の画素を田の字に配列し、第1の走査線群にRGBのうちの2色の画素を配置し、第2の走査線群にRGBのうちの残りの1色の画素と新たに設けたこれらと異なった第4の色であるC(シアン)の画素を配置し、この4色の田の字の画素配列で1つの色相を持った画素110を実現する構成としている。この4色の田の字の画素配列に対して、第1及び第2の走査線群の2画素ごとに2デマルチプレクス(直並列変換)駆動する駆動方法を田の字配列2デマルチ駆動と呼ぶことにする。2デマルチ駆動については、図7及び図9にて後述する。
また、電気光学装置100の略矩形状の表示部10の外側に配設されている走査線駆動回路352及びデータ線駆動回路353は、半導体チップにより構成されており、TFT基板32上に実装されている。
また、電気光学装置100の略矩形状の表示部10の外側に配設されている走査線駆動回路352及びデータ線駆動回路353は、半導体チップにより構成されており、TFT基板32上に実装されている。
走査線駆動回路352は、走査信号G1、G2、G3、…を、それぞれ1行目、2行目、3行目、…の走査線2に供給するものである。詳細には、走査線駆動回路352は、240本の走査線2を水平走査期間毎に走査信号供給によって順次1本ずつ選択する。選択した走査線2には走査信号として選択電圧を、他の走査線2には非選択電圧を、それぞれ供給する動作を、垂直走査期間(1フレーム期間)毎に繰り返す。データ線駆動回路353は、走査線駆動回路352により選択された走査線2に接続された各色の画素に対し、その表示内容(階調)に応じたデータ信号S1、S2、S3、…を、それぞれ1列目、2列目、3列目、…のデータ線1を介して供給するものである。
走査線駆動回路352及びデータ線駆動回路353は、それぞれ信号線76及び72を介して、駆動回路351に電気的に接続されている。なお、走査線駆動回路352及びデータ線駆動回路353は、TFT基板32上に半導体製造工程により形成されるものであってもよい。
TFT基板32上であって走査線駆動回路352と画像表示部10を挟んで対向する側にはイコライズ回路40が形成されている。イコライズ回路40は、対向電極電位VCOMを、イコライズスイッチ41を介してデータ線1に供給する回路である。イコライズスイッチ41は、イコライズ信号CPにより開閉するスイッチ回路であり、イコライズ信号CPが供給されている期間だけ、データ線1に対向電極電位VCOMが供給される。言い換えれば、イコライズ信号CPが供給されている期間において、データ線1は対向電極5と短絡され、両者の電位は等しくなる。イコライズ信号CPは、後述する駆動回路351から所定のタイミングで出力されるものである。
次に、図4を参照して液晶パネル30の全体構成について説明する。図1の表示部10、走査線駆動回路352及びデータ線駆動回路353は、図4のTFT基板32上に構成される。
液晶パネル30は、図4に示すように、例えば、石英基板、ガラス基板、シリコン基板からなるTFT基板32と、これに対向配置される、例えばガラス基板や石英基板からなる対向基板33との間に液晶6を封入して構成される。対向配置されたTFT基板32と対向基板33とは、シール材52によって貼り合わされている。
液晶パネル30は、図4に示すように、例えば、石英基板、ガラス基板、シリコン基板からなるTFT基板32と、これに対向配置される、例えばガラス基板や石英基板からなる対向基板33との間に液晶6を封入して構成される。対向配置されたTFT基板32と対向基板33とは、シール材52によって貼り合わされている。
TFT基板32上は、上述した走査線2及びデータ線1が設けられると共に、これらの交差に対応してTFT3が設けられる。また、TFT基板32上には画素を構成する画素電極(ITO)4等がマトリクス状に配置される。TFT基板32の画素電極4上には、配向処理が施された配向膜37が設けられている。
一方、対向基板33には、TFT基板32のデータ線1、走査線2及びTFTの形成領域に対向する領域、即ち各画素の非表示領域において第1遮光膜23が設けられている。この第1遮光膜23によって、対向基板33側からの入射光がTFTのチャネル領域、ソース領域及びドレイン領域に入射することが防止される。
また、対向基板33には表示部10を区画する額縁としての遮光膜53が設けられている。対向基板33上及び第1遮光膜23上に、カラーフィルタ層(以下、CF層)51が略全面に亘って形成されている。CF層51上には図示しない保護膜層が形成されている。符号105も額縁としての遮光膜である。
CF層51は、各画素電極4に対応した位置及び大きさで赤系,緑系,青系,シアン系に着色された有機着色膜であり、各着色部分が画素を構成する。保護膜層は、CF層51を保護するため及び各着色部分の厚さの相違を吸収して平坦化するために設けられた有機膜である。
CF層51は、各画素電極4に対応した位置及び大きさで赤系,緑系,青系,シアン系に着色された有機着色膜であり、各着色部分が画素を構成する。保護膜層は、CF層51を保護するため及び各着色部分の厚さの相違を吸収して平坦化するために設けられた有機膜である。
この保護膜層上に対向電極(共通電極)5が対向基板33の略全面に亘って形成されている。対向電極5上にポリイミド系の高分子樹脂からなる配向膜22が積層され、所定方向にラビング処理されている。
各層が形成されたTFT基板32と対向基板33とは、例えば対向基板33の4辺に沿ってシール材52を形成すると共に、シール材52の4隅に図示しない上下導通材を形成して、配向膜37及び22が対面するようにシール材52により貼り合わされる。
各層が形成されたTFT基板32と対向基板33とは、例えば対向基板33の4辺に沿ってシール材52を形成すると共に、シール材52の4隅に図示しない上下導通材を形成して、配向膜37及び22が対面するようにシール材52により貼り合わされる。
そして、TFT基板32と対向基板33との間に液晶6が封入されている。この構成において、TFTは走査信号に応じてオンとなり、データ線114から供給される画像信号を画素電極4に書き込む。書き込まれた画素電極4と対向電極5との電位差に応じて液晶6の分子集合の配向や秩序が変化して、光を変調し、階調表示を可能にする。
液晶パネル30のTFT基板32の一面には、バックライトとして機能する図示しない照明装置が配置される。照明装置は、TFT基板32の下方から光を出射して、照明装置の上方に配置された液晶パネル30にバックライト光が入射されるようになっている。
シール材52の外側の領域には、外部回路との接続のための外部接続端子102及びドライバ部35が設けられている。この外部接続端子102には、FPC基板36が圧着され、FPC基板36を介してLCDコントローラ11から信号が供給されるようになっている。LCDコントローラ11は、表示用の画像データ(表示データ)、水平同期信号Hsync、垂直同期信号Vsync及びドットクロック信号DLCK等をドライバ部35の駆動回路351に供給する。
駆動回路351は、外部から供給された垂直同期信号Vsync、水平同期信号Hsync及びドットクロックDCLKに基づいて、各種タイミング信号を生成する。例えば、駆動回路351は、データ転送クロックやデータイネーブル信号等のデータ供給タイミング信号を生成してデータ線駆動回路353に出力する。また、駆動回路351は、走査スタートパルスDY及び走査側転送クロックCLY等を生成して走査線駆動回路352に出力する。
走査線駆動回路352は、走査スタートパルスDYが入力されることにより、走査信号G1,G2,G3,…を各走査線2に順次出力する。なお、走査側転送クロックCLYは、走査側の走査速度を規定する信号で、この転送クロックに同期して走査信号G1,G2,G3,…が順次各走査線2に送られる。
また、本実施の形態においては、駆動回路351は、表示用のデータをデータ線駆動回路353に出力することができる。データ線駆動回路353は、データ供給タイミング信号に基づくタイミングで、表示用のデータを各データ線1に供給する。例えば、データ線駆動回路353は、データイネーブル信号に基づいて、図示しないシフトレジスタに保持された表示用のデータを水平画素数分並列に出力させるタイミングを決定する。また、データ線駆動回路353は、転送クロックに基づいて、各データ線に対応した図示しないデータラッチ回路のサンプリングタイミングを決定する。なお、本実施形態では、データ線駆動回路353は、水平画素数分の並列データを入力し、4色以上のカラーフィルタに対応した色数の画素データごとに時分割した画像データ(即ち直列形式にしたデータ)を生成する並直列変換回路と、その画像データを増幅して出力するソースアンプと、選択信号に基づいて所定本数(例えば2本)のデータ線から選択した1本のデータ線に対して前記時分割した画像データを供給するための選択回路を備えている。
次に、4色の着色領域について以下に詳細に述べる。
着色領域は4色の着色領域で1つの画素を構成する。
4色の着色領域は、波長に応じて色相が変化する可視光領域(380−780nm)のうち、青系の色相の着色領域、赤系の色相の着色領域と、青から黄までの色相の中で選択された2種の色相の着色領域からなる。ここで系と用いているが、例えば青系であれば純粋の青の色相に限定されるものでなく、青紫や青緑等を含むものである。赤系の色相であれば、赤に限定されるものでなく橙を含む。また、これら着色領域は単一の着色層で構成されても良いし、複数の異なる色相の着色層を重ねて構成されても良い。また、これら着色領域は色相で述べているが、当該色相は、彩度、明度を適宜変更し、色を設定し得るものである。
着色領域は4色の着色領域で1つの画素を構成する。
4色の着色領域は、波長に応じて色相が変化する可視光領域(380−780nm)のうち、青系の色相の着色領域、赤系の色相の着色領域と、青から黄までの色相の中で選択された2種の色相の着色領域からなる。ここで系と用いているが、例えば青系であれば純粋の青の色相に限定されるものでなく、青紫や青緑等を含むものである。赤系の色相であれば、赤に限定されるものでなく橙を含む。また、これら着色領域は単一の着色層で構成されても良いし、複数の異なる色相の着色層を重ねて構成されても良い。また、これら着色領域は色相で述べているが、当該色相は、彩度、明度を適宜変更し、色を設定し得るものである。
具体的な色相の範囲は、
青系の色相の着色領域は、青紫から青緑であり、より好ましくは藍から青である。
赤系の色相の着色領域は、橙から赤である。
青から黄までの色相で選択される一方の着色領域は、青から緑であり、より好ましくは青緑から緑である。
青から黄までの色相で選択される他方の着色領域は、緑から橙であり、より好ましくは緑から黄である。もしくは緑から黄緑である。
青系の色相の着色領域は、青紫から青緑であり、より好ましくは藍から青である。
赤系の色相の着色領域は、橙から赤である。
青から黄までの色相で選択される一方の着色領域は、青から緑であり、より好ましくは青緑から緑である。
青から黄までの色相で選択される他方の着色領域は、緑から橙であり、より好ましくは緑から黄である。もしくは緑から黄緑である。
ここで、各着色領域は、同じ色相を用いることはない。例えば、青から黄までの色相で選択される2つの着色領域で緑系の色相を用いる場合は、他方は一方の緑に対して青系もしくは黄緑系の色相を用いる。
これにより、従来のRGBの着色領域よりも広範囲の色再現性を実現することができる。
これにより、従来のRGBの着色領域よりも広範囲の色再現性を実現することができる。
他の具体的な例として、着色領域を透過する波長で表現する。
青系の着色領域は、該領域を透過した光の波長のピークが415−500nmにある着色領域、好ましくは、435−485nmにある着色領域である。
赤系の着色領域は、該領域を透過した光の波長のピークが600nm以上にある着色領域で、好ましくは、605nm以上にある着色領域である。
青から黄までの色相で選択される一方の着色領域は、該領域を透過した光の波長のピークが485−535nmにある着色領域で、好ましくは、495−520nmにある着色領域である。
青から黄までの色相で選択される他方の着色領域は、該領域を透過した光の波長のピークが500−590nmにある着色領域、好ましくは510−585nmにある着色領域、もしくは530−565nmにある着色領域である。
青系の着色領域は、該領域を透過した光の波長のピークが415−500nmにある着色領域、好ましくは、435−485nmにある着色領域である。
赤系の着色領域は、該領域を透過した光の波長のピークが600nm以上にある着色領域で、好ましくは、605nm以上にある着色領域である。
青から黄までの色相で選択される一方の着色領域は、該領域を透過した光の波長のピークが485−535nmにある着色領域で、好ましくは、495−520nmにある着色領域である。
青から黄までの色相で選択される他方の着色領域は、該領域を透過した光の波長のピークが500−590nmにある着色領域、好ましくは510−585nmにある着色領域、もしくは530−565nmにある着色領域である。
この波長は、透過表示の場合は、照明装置からの照明光がカラーフィルタを通して得られた数値である。反射表示の場合は、外光を反射して得られた数値である。
他の具体的な例として、x、y色度図で表現する。
青系の着色領域は、x≦0.151、y≦0.200にある着色領域であり、好ましくは、0.134≦x≦0.151、0.034≦y≦0.200にある着色領域である。
赤系の着色領域は、0.520≦x、y≦0.360にある着色領域であり、好ましくは、0.550≦x≦0.690、0.210≦y≦0.360にある着色領域である。
青から黄までの色相で選択される一方の着色領域は、x≦0.200、0.210≦yにある着色領域であり、好ましくは、0.080≦x≦0.200、0.210≦y≦0.759にある着色領域である。
青から黄までの色相で選択される他方の着色領域は、0.257≦x、0.450≦yにある着色領域であり、好ましくは、0.257≦x≦0.520、0.450≦y≦0.720にある着色領域である。
このx、y色度図は、透過表示の場合は、照明装置からの照明光がカラーフィルタを通して得られた数値である。反射表示の場合は、外光を反射して得られた数値である。
これら4色の着色領域は、サブ画素に透過領域と反射領域を備えた場合、透過領域及び反射領域も上述した範囲で適用することができるものである。
青から黄までの色相で選択される他方の着色領域は、0.257≦x、0.450≦yにある着色領域であり、好ましくは、0.257≦x≦0.520、0.450≦y≦0.720にある着色領域である。
このx、y色度図は、透過表示の場合は、照明装置からの照明光がカラーフィルタを通して得られた数値である。反射表示の場合は、外光を反射して得られた数値である。
これら4色の着色領域は、サブ画素に透過領域と反射領域を備えた場合、透過領域及び反射領域も上述した範囲で適用することができるものである。
バックライトとして、RGBの光源としてLED、蛍光管、有機ELを用いても良い。または白色光源を用いても良い。なお、白色光源は青の発光体とYAG蛍光体により生成される白色光源でもよい。
RGB光源としては、以下のものが好ましい。
Bは発光した光の波長のピークが435nm−485nmにあるもの
Gは発光した光の波長のピークが520nm−545nmにあるもの
Rは発光した光の波長のピークが610nm−650nmにあるもの
そして、RGB光源の波長によって、上記カラーフィルタを適切に選定すればより広範囲の色再現性を得ることができる。
また、波長が例えば、450nmと565nmにピークがくるような、複数のピークを持つ光源を用いてもよい。
Bは発光した光の波長のピークが435nm−485nmにあるもの
Gは発光した光の波長のピークが520nm−545nmにあるもの
Rは発光した光の波長のピークが610nm−650nmにあるもの
そして、RGB光源の波長によって、上記カラーフィルタを適切に選定すればより広範囲の色再現性を得ることができる。
また、波長が例えば、450nmと565nmにピークがくるような、複数のピークを持つ光源を用いてもよい。
上記4色の着色領域の構成の例として、以下のものがあげられる。
色相が、赤、青、緑、シアン(青緑)の着色領域
色相が、赤、青、緑、黄の着色領域
色相が、赤、青、深緑、黄の着色領域
色相が、赤、青、エメラルド、黄の着色領域
色相が、赤、青、深緑、黄緑の着色領域
色相が、赤、青緑、深緑、黄緑の着色領域
すなわち、本実施形態の電気光学装置100は、例えば4色の着色領域を有するカラーフィルタを具備して構成されるものであり、電気光学装置100は、従来のRGBの3色の着色領域を有するカラーフィルタを備えた電気光学装置の色再現範囲よりも広い色再現範囲を有する。
色相が、赤、青、緑、シアン(青緑)の着色領域
色相が、赤、青、緑、黄の着色領域
色相が、赤、青、深緑、黄の着色領域
色相が、赤、青、エメラルド、黄の着色領域
色相が、赤、青、深緑、黄緑の着色領域
色相が、赤、青緑、深緑、黄緑の着色領域
すなわち、本実施形態の電気光学装置100は、例えば4色の着色領域を有するカラーフィルタを具備して構成されるものであり、電気光学装置100は、従来のRGBの3色の着色領域を有するカラーフィルタを備えた電気光学装置の色再現範囲よりも広い色再現範囲を有する。
本実施形態の電気光学装置100は、表示部10の一部分のみに画像を表示する、いわゆるパーシャル表示を行うことができる。パーシャル表示とは、例えば、表示部10が縦(図中Y方向)240画素、横(図中X方向)180画素の行列上に配列された画素で構成される場合、図5に示すように、縦方向(Y方向)の上端から80行目から240行目の画素の領域を表示領域として画像を表示する表示方法である。このパーシャル表示では、その他の領域である非表示領域には、画像は表示されない。以下、この電気光学装置100のパーシャル表示の状態を部分表示モードと称し、表示部10全体の領域に画像が表示される状態を全画面表示モードと称する。なお、本発明の電気光学装置におけるパーシャル表示(部分表示)は図5の表示に限定されるものではない。
図6は、本実施形態の駆動回路351の概略構成を示すブロック図である。
駆動回路351は、外部装置であるLCDコントローラ11からの画像信号と各種コマンド信号を受信する。駆動回路351は、インターフェースコントロール回路(以下、I/Fコントロール回路)12と、コマンド制御回路13と、画像処理回路14と、セレクタ回路15と、ラッチ回路16と、ガンマ(γ)補正回路(以下、ガンマ(γ)回路)17と、増幅器18と、セレクトタイミング制御回路19と、信号選択回路20とを含んで構成される。
駆動回路351は、外部装置であるLCDコントローラ11からの画像信号と各種コマンド信号を受信する。駆動回路351は、インターフェースコントロール回路(以下、I/Fコントロール回路)12と、コマンド制御回路13と、画像処理回路14と、セレクタ回路15と、ラッチ回路16と、ガンマ(γ)補正回路(以下、ガンマ(γ)回路)17と、増幅器18と、セレクトタイミング制御回路19と、信号選択回路20とを含んで構成される。
I/Fコントロール回路12には、LCDコントローラ11からの画像信号等が入力される。I/Fコントロール回路12は、入力された画像信号等を所定の単位、例えば8ビット毎にコマンド制御回路13へ出力する。
コマンド制御回路13は、入力された信号が、コマンド信号であるか画像信号であるかに応じて、画像処理回路14とセレクタ回路15への画像信号と制御信号を出力する。画像信号は、所定の単位で所定のタイミングで画像処理回路14へ出力される。例えば、コマンド制御回路13は、24ビットの単位で画像信号を、1クロック(CLK)毎に画像処理回路14へ出力される。
また、コマンド制御回路13は、表示モード、すなわち部分表示モードか全画面表示モードかに応じて、画像処理回路14へクロック信号(CLK)を供給、あるいは画像処理回路14へのクロック信号(CLK)の供給を停止する。具体的には、コマンド制御回路13は、表示モードが全画面表示モードのときには、クロック信号(CLK)を画像処理回路14へ供給し、部分表示モードのときには、画像処理回路14へのクロック信号(CLK)の供給を停止する。なお、表示モードを示す信号MODEは、コマンド制御回路13へ入力されている。
画像処理回路14は、3色、すなわちRGB(赤系、緑系、青系)の3つの画像信号を、先に述べた4色の画像信号に変換する色変換回路を含む。色変換回路は、カラーフィルタ(CF)の着色領域の色よりも少ない数の色(例えば3色)の画素データを有する第1の画像データを入力し、該第1の画像データと、該第1の画像データに基づいて色変換を行って新たに生成した色(例えばシアン系)の画素データとを含んだ、前記カラーフィルタに対応した数の色(例えば4色)の画素データを有する第2の画像データに変換するものである。後述するように、部分表示モード時には、クロック信号CLKは、画像処理回路14へ入力されないので、画像処理回路14は駆動動作を停止する。従って、色変換回路の変換動作も停止する。本実施形態では、図5に示すような部分表示モード時においては、色変換回路の動作を停止させてCの画素に対してデータ供給を停止して低消費電力化を図っている。
セレクタ回路15には、コマンド制御回路13から出力された画像信号と画像処理回路14から出力された画像信号が入力される。セレクタ回路15は、コマンド制御回路13からの選択信号(SEL)に基づいて、コマンド制御回路13から出力された画像信号と画像処理回路14から出力された画像信号のいずれかを選択して出力する。
また、セレクタ回路15は、RAM等のラッチ回路16へ所定の単位で選択した画像信号を出力する。ラッチ回路16にストアされた画像信号は、ガンマ回路へ17へ出力される。
なお、セレクタ回路15は、部分表示モード時は、ラッチ回路16における、色信号の
1つであるシアン系(C)の画像信号には、ダミーデータを書き込む。コマンド制御回路13とセレクタ回路15は、全画面表示モードの場合には、画像処理回路14によってRGBCの4色の画像信号に変換された全画面表示用画像信号を出力し、部分表示モードの場合には、画像処理回路14の駆動を停止してRGBの3色の画像信号である部分表示用画像信号を出力するように制御する制御回路を構成する。
1つであるシアン系(C)の画像信号には、ダミーデータを書き込む。コマンド制御回路13とセレクタ回路15は、全画面表示モードの場合には、画像処理回路14によってRGBCの4色の画像信号に変換された全画面表示用画像信号を出力し、部分表示モードの場合には、画像処理回路14の駆動を停止してRGBの3色の画像信号である部分表示用画像信号を出力するように制御する制御回路を構成する。
ガンマ回路17は、ガンマ補正のための回路であり、入力された画像信号にガンマ補正を施して、ガンマ補正された画像信号を増幅器18へ供給する。
増幅器18は、画像信号を所定の増幅率で増幅するための増幅回路であり、ガンマ回路17からの画像信号を所定の増幅率で増幅して信号選択回路20へ供給する。増幅器18の増幅率は、コマンド制御回路13から供給される後述の増幅率制御信号(ADJ)によって決定される。
増幅器18は、画像信号を所定の増幅率で増幅するための増幅回路であり、ガンマ回路17からの画像信号を所定の増幅率で増幅して信号選択回路20へ供給する。増幅器18の増幅率は、コマンド制御回路13から供給される後述の増幅率制御信号(ADJ)によって決定される。
セレクトタイミング制御回路19は、コマンド制御回路13からの選択制御信号(SELL)に基づいて、信号選択回路20へ入力される画像信号を選択して出力するように信号選択回路20を制御するために、各画像信号の選択信号を信号選択回路20へ出力する回路である。
信号選択回路20は、入力される複数の画像信号を選択するスイッチ回路を含む回路である。信号選択回路20は、セレクトタイミング制御回路19からの選択信号に基づいて、所定のタイミングで入力される全画面表示用画像信号と部分表示用画像信号を、表示モードに応じて、所定のタイミングで所定の時間だけ選択して、それぞれ対応するR(赤系)用、G(緑系)用、B(青系)用及びC(シアン系)用のデータ線72に出力する。
信号選択回路20は、入力される複数の画像信号を選択するスイッチ回路を含む回路である。信号選択回路20は、セレクトタイミング制御回路19からの選択信号に基づいて、所定のタイミングで入力される全画面表示用画像信号と部分表示用画像信号を、表示モードに応じて、所定のタイミングで所定の時間だけ選択して、それぞれ対応するR(赤系)用、G(緑系)用、B(青系)用及びC(シアン系)用のデータ線72に出力する。
そのために、信号選択回路20は、R(赤系)用、G(青から黄までの色相で選択される他方の着色領域:緑から黄)用、B(青系)用及びC(青から黄までの色相で選択される一方の着色領域:青緑から緑)用の4つのデータ線72に対応する、4つのスイッチ回路SWR、SWG、SWB、SWCを含む。セレクトタイミング制御回路19は、4つのスイッチ回路SWR、SWG、SWB、SWCのオン、オフを制御する選択信号R_SEL、G_SEL、B_SEL、C_SELを出力する。
コマンド制御回路13は、上述したように、画像処理回路14、セレクタ回路15及びラッチ回路16への画像データ等を出力するのに加えて、増幅器18への増幅率制御信号(ADJ)とセレクトタイミング制御回路19への選択制御信号(SELL)を出力する。
コマンド制御回路13は、増幅率制御信号(ADJ)を増幅器18へ供給し、増幅器18は、増幅率制御信号(ADJ)に基づいて、全画面表示モード時と部分表示モード時において異なる増幅率で、入力された画像データを増幅する。より具体的には、コマンド制御回路13は、表示モードが反射モード時には、透過モード時よりも低い増幅率で、画像データを増幅するように、増幅率制御信号(ADJ)を増幅器18へ供給する。コマンド制御回路13は、部分表示モードの場合には、部分表示用画像信号を増幅する前記増幅器18の増幅率を全画面表示モードの場合よりも低くする制御回路を構成する。これにより、部分表示モードにおける、増幅器による消費電力を抑えることができる。
以上の構成を有する、本実施形態の電気光学装置100の動作を、以下に説明する。
まず、全画面表示モード時の動作について説明する。
走査線駆動回路352により、1行目、2行目、3行目、…の走査線2に、順次走査信号G1,G2,G3,…が供給される。この動作は、1フレーム期間(1F)毎に繰り返される。
まず、全画面表示モード時の動作について説明する。
走査線駆動回路352により、1行目、2行目、3行目、…の走査線2に、順次走査信号G1,G2,G3,…が供給される。この動作は、1フレーム期間(1F)毎に繰り返される。
全画面表示モードの場合、駆動回路351は、LCDコントローラ11から入力される第1の色画像信号であるRGBの3色の画像信号を、画像処理回路14において、第2の色画像信号であるRGBCの4色の画像信号に変換する。また駆動回路351は、1フレーム期間の全てにわたってRGBCの4色の画像信号を出力する。駆動回路351から出力された4色の画像信号は、データ線駆動回路353に入力され、2デマルチスイッチ回路351-2(図7参照)を経て、データ信号として各サブ画素110R、110C、110G及び110Bに供給される。
データ線駆動回路353は、全画面表示モード時は、駆動回路351から並列(パラレル)に出力される1つの着色領域に対応したRGBCの4色の画像信号を入力し、これを1つの着色領域ごとにRCGBの順に直列(シリアル)に並べ替えて出力し、部分表示モード時は、駆動回路351から並列(パラレル)に出力される1つの着色領域に対応したRGBの3色の画像信号を入力し、これをその1つの着色領域ごとにRGBの順に直列(シリアル)に並べ替えて出力する複数の並直列変換部を備えた並直列変換回路(図示略)と、この並直列変換回路からRCGB又はRGBのシリアル信号を入力し、増幅して出力するソースアンプ353-1(図7参照)と、このソースアンプからRCGB又はRGBのシリアル信号を入力し、全画面表示モード時は、表示部10の第1の走査線群の水平方向に隣接する2つの画素G,BにG,Bの2色の画像信号を供給し、第2の走査線群の水平方向に隣接する2つの画素R,CにR,Cの2色の画像信号を供給し、部分表示モード時は、表示部10の第1の走査線群の水平方向に隣接する2つの画素G,BにG,Bの2色の画像信号を供給し、第2の走査線群の水平方向の1つの画素RにRの1色の画像信号(部分表示モード時には画像処理回路14の色変換処理が停止するので、Cの色の画像信号は生成されないためRのみの信号となっている)を供給する選択回路である2デマルチスイッチ回路353-2(図7参照)と、を備えている。
全画面表示モードでは、1フレーム期間中において、データ線1へのデータ信号の供給は連続的に行われるものであり、これにより、表示部10の全ての画素にデータ信号が供給され、全画面表示が行われる。
次に、部分表示モード時の動作について説明する。
全画面表示モードと同様に、走査線駆動回路352により、1行目、2行目、3行目、…の走査線2に、順次走査信号G1,G2,G3,…が供給される。この動作は、1フレーム期間(1F)毎に繰り返される。
全画面表示モードと同様に、走査線駆動回路352により、1行目、2行目、3行目、…の走査線2に、順次走査信号G1,G2,G3,…が供給される。この動作は、1フレーム期間(1F)毎に繰り返される。
部分表示モードの場合、駆動回路351の画像処理回路14は駆動されない。このため駆動回路351は、LCDコントローラ11から入力されるRGBの3色の画像信号に対して、γ補正と増幅のみを行い、RGBの3色の画像信号を出力する。また駆動回路351は、このRGBの3色の画像信号を、1フレーム期間中の所定の期間のみ出力する。
本実施形態では、具体的には、走査線駆動回路352が図5に示す80行目から240行目の走査線2に走査信号を供給する期間において、RGBの3色の画像信号を出力する。駆動回路351から出力されたRGBの3色の画像信号は、80行目から240行目の走査線2が選択されている期間において、データ線駆動回路353に入力され、2デマルチスイッチ回路351-2(図7参照)を経て、データ信号として各サブ画素110R、110G及び110Bに供給される。サブ画素110Cが接続されたデータ線2にはデータ信号は供給されない。
これにより、表示部10の一部分である、80行目から240行目の画素にのみデータ信号が供給され、部分表示(パーシャル表示)が行われる。
また、部分表示モードでは、走査線駆動回路352により表示領域である80行目から240行目以外の走査線2が選択されている期間においては、画像信号が供給されない。すなわち、1行目から79行目の走査線2が選択されている期間において、データ線1には対向電極電位VCOMを供給する。
また、部分表示モードでは、走査線駆動回路352により表示領域である80行目から240行目以外の走査線2が選択されている期間においては、画像信号が供給されない。すなわち、1行目から79行目の走査線2が選択されている期間において、データ線1には対向電極電位VCOMを供給する。
なお、上述の本実施形態の電気光学装置100は、RGBCの4色のカラーフィルタが用いられるものであるが、本発明の電気光学装置のカラーフィルタの着色領域に用いられる色及び色数はこの組み合わせに限られるものではない。液晶パネルに使用されるカラーフィルタの着色領域を、5色以上としてもよく、例えば、RGBCの4色に加えて、白(無色)の着色領域を使用する構成が考えられる。この場合白表示における輝度を向上させることができる。
次に、図7〜図9を参照して、本実施形態における田の字配列画素に対する2デマルチ駆動について説明する。
図7は田の字配列2デマルチ駆動の原理を説明する図であり、図8は図7に供給されるRCGBのシリアル信号S1,S2,…を示す図である。
図7において、(a)は田の字配列2デマルチ駆動の回路を示し、(b)は(a)の回路における走査線Gate1(図1の第2の走査線に相当)上の画素R1,C1に対するR,C信号の書き込みのタイミング、及び、走査線Gate2(図1の第1の走査線に相当)上の画素G1,B1に対するG,B信号の書き込みのタイミングを示している。Hsyncは水平同期信号である。実際の液晶パネルには、第1及び第2の走査線群を構成する走査線Gate2と走査線Gate1の組は、垂直方向に所定数並んでいるが、ここでは走査線Gate2と走査線Gate1の1組のみを代表させて図示している。
図7は田の字配列2デマルチ駆動の原理を説明する図であり、図8は図7に供給されるRCGBのシリアル信号S1,S2,…を示す図である。
図7において、(a)は田の字配列2デマルチ駆動の回路を示し、(b)は(a)の回路における走査線Gate1(図1の第2の走査線に相当)上の画素R1,C1に対するR,C信号の書き込みのタイミング、及び、走査線Gate2(図1の第1の走査線に相当)上の画素G1,B1に対するG,B信号の書き込みのタイミングを示している。Hsyncは水平同期信号である。実際の液晶パネルには、第1及び第2の走査線群を構成する走査線Gate2と走査線Gate1の組は、垂直方向に所定数並んでいるが、ここでは走査線Gate2と走査線Gate1の1組のみを代表させて図示している。
図7(a)に示すように、田の字配列の画素R1,C1,G1,B1の組について、走査線Gate1上に画素R1,C1が配置され、走査線Gate2上に画素G1,B1が配置されている。縦方向の画素R1,G1にはデータ線SEL1が接続し、画素C1,B1にはデータ線SEL2が接続している。
データ線駆動回路353内には、RGBCの4色の画像信号を入力し、これを1つの着色領域ごとにRCGB順に直列(シリアル)に並べ替えて(換言すればRCGB順に時分割多重して)RCGBのシリアル信号として出力する並直列変換回路(図示略)と、この並直列変換回路からRCGBのシリアル信号を入力し、増幅して出力するソースアンプ353-1と、このソースアンプからRCGBのシリアル信号を入力し、走査線Gate1上の隣接する2つの画素R1,C1に対してR,Cの2色の画像信号を供給し、走査線Gate2上の隣接する2つの画素G1,B1に対してG,Bの2色の画像信号を供給する選択回路である2デマルチスイッチ回路353-2と、を備えている。
2デマルチスイッチ回路353-2は、シリアル信号が入力する入力端aとこのシリアル信号を直並列変換(デマルチプレクス)して出力する出力端b,cを有するスイッチ回路を複数組備えて構成され、ソースアンプ353-1から図8に示すような複数本のRCGBシリアル信号S1,S2,S3,…を同時に並列に入力し、各シリアル信号RCとGBをそれぞれ1H期間ごとにパラレル信号(R,C)、(G,B)に分解し、最初の1Hの期間には走査線Gate1上の隣接する2つの画素R1,C1に対してR,Cの2色の画像信号を供給し、次の1Hの期間には次の走査線Gate2上の隣接する2つの画素G1,B1に対してG,Bの2色の画像信号を供給する。
その結果、図7(b)に示すように、最初の走査線Gate1の画素R1,C1には最初の1Hの期間にR,Cの信号が書き込まれ、次の走査線Gate2の画素G1,B1には次の1Hの期間にG,Bの信号が書き込まれる。
このように、データ線駆動回路においては、RGBCの田の字配列の画素に対して 図7(b)に示すようなデマルチ駆動(1水平走査期間を2分割してデータを供給)を適用することにより、駆動アンプやDACの数が少なくなりコスト低減が図れる利点がある。
図9は従来の線順次駆動の原理を説明する図であり、(a)は線順次駆動の回路を示し、(b)は線順次駆動の書込みタイミングを示している。この従来の線順次駆動では、走査線上の画素R1,G1,B1,R2,G2,B2,…の並び方が上下の他の走査線についても同様であるので、1本の走査線のみ代表させて図示している。
走査線上の画素R1,G1,B1,R2,G2,B2,…に対して、画素信号R,G,B,R,G,B,…が画素R1,G1,B1,R2,G2,B2,…に対応して設けた複数のソースアンプ353-1’を介して同時に書き込まれる。このとき、画素信号R,G,B,R,G,B,…は1つの走査線に対して同時に書き込まれ、かつ複数の走査線に対して時間的に1Hごとに線順次で書き込まれる。図9(a)の従来の線順次駆動の回路は、表示部の走査線上の画素数に対応する分だけ画素信号をデータ線駆動回路から供給する必要があり、図7(a)の田の字配列の2デマルチ駆動回路と比較すると、駆動アンプ及びDAC数が多く、面積が大、消費電力が大となる欠点を有する。
次に、全画面表示モード時と部分表示モード時における動作について図10乃至図12を参照して説明する。
図10は全画面表示モード時における、水平走査信号と、RCGBの各画素に書き込まれる画像データのタイミングを示す図である。
図11及び図12は部分表示モード時における、水平走査信号と、RCGBの各画素に書き込まれる画像データのタイミングを示す図である。図11は部分表示モード時における、1フレーム目の水平走査信号と、RCGBの各画素に書き込まれる黒データのタイミングを示す図、図12は部分表示モード時における、2フレーム目の水平走査信号と、RCGBの各画素に書き込まれる画像データの有無及びタイミングを示す図である。
図10は全画面表示モード時における、水平走査信号と、RCGBの各画素に書き込まれる画像データのタイミングを示す図である。
図11及び図12は部分表示モード時における、水平走査信号と、RCGBの各画素に書き込まれる画像データのタイミングを示す図である。図11は部分表示モード時における、1フレーム目の水平走査信号と、RCGBの各画素に書き込まれる黒データのタイミングを示す図、図12は部分表示モード時における、2フレーム目の水平走査信号と、RCGBの各画素に書き込まれる画像データの有無及びタイミングを示す図である。
これらの図において、GATEは走査線であり、図10に示す全画面表示モード時では、240本の走査線GATE1〜GATE240の各走査線に1水平走査期間(1H)ごとに供給される水平走査信号と、RCGBの各画素に書き込まれる画像データR,C,G,Bのタイミングを示している。例えば、画像データR,Cはそれぞれ、第1の走査線GATE1上の画素R,Cに1Hの約1/2以下の一定期間ごとに書き込まれ、画像データG,Bはそれぞれ、第2の走査線GATE2上の画素G,Bに1Hの約1/2以下の一定期間ごとに書き込まれる。第3及び第4の走査線GATE3,GATE4においても同様に、画像データR,Cはそれぞれ、第3の走査線GATE3上の画素R,Cに1Hの約1/2以下の一定期間ごとに書き込まれ、画像データG,Bはそれぞれ、第4の走査線GATE4上の画素G,Bに1Hの約1/2以下の一定期間ごとに書き込まれる。以下、第3及び第4の走査線以降の走査線の組についても同様である。Vsyncは垂直同期信号であり、1Fは1フレームの期間を表している。
図11に示す部分表示モード時の1フレーム目においては、全画面の全画素に一旦黒レベルデータ(以下、黒データ、BLと略記)を書き込んでいる。これは、部分表示モード時においては、最初の1フレームだけでも何らかの電位を書き込まないと画面全体の電位が一定とならず安定しないためである。黒データを書き込むのに、1フレーム目に、イコライズ信号CPをハイレベルにすることによって、イコライズスイッチ41をオンにして、全てのデータ線に対向電極電位VCOMを与えるようにしてもよい。
図12に示す部分表示モード時の2フレーム目以降では、走査線GATE1〜GATE79までの非表示領域と走査線GATE80〜GATE240までの表示領域とが生成される。NO-Dataはデータが供給されないことを示している。
2フレーム目以降の非表示領域については、RGBCの各画像データを供給することなくデータ線を対向電極電位VCOMとショートさせる(即ち、イコライズスイッチ41をオンさせる)。この2フレーム目以降の非表示領域においては、走査線GATE1〜GATE79に走査信号を印加していないため、画素スイッチング素子であるTFT3はオフしている。
図12に示す部分表示モード時の2フレーム目以降では、走査線GATE1〜GATE79までの非表示領域と走査線GATE80〜GATE240までの表示領域とが生成される。NO-Dataはデータが供給されないことを示している。
2フレーム目以降の非表示領域については、RGBCの各画像データを供給することなくデータ線を対向電極電位VCOMとショートさせる(即ち、イコライズスイッチ41をオンさせる)。この2フレーム目以降の非表示領域においては、走査線GATE1〜GATE79に走査信号を印加していないため、画素スイッチング素子であるTFT3はオフしている。
2フレーム目以降の表示領域については、画像処理回路14内の色変換回路を停止してCのデータを供給せずRGBのデータのみを供給するとともに、田の字配列に対応する画素のうちCの画素が配置される走査線(例えば80ライン目と82ライン目)上のもう1つのRの画素にRのデータを1Hの期間供給し続ける。Rの画像データR-Dataが画素Rに書き込める期間は、G,Bの画像データG-Data,B-Dataが画素G,Bに書き込まれる期間((1/2)H期間以下)の略2倍長い期間(最大1H期間)まで可能となる。
部分表示モード時の2フレーム目以降については、Rの画像に対してはデータRを供給するが、Cの画素に対してはデータCを供給しない。Cの画素が配置される走査線上の走査信号電圧(換言すればTFTのゲート電圧)の振幅Vg2はG,Bの画素が配置される走査線の走査信号電圧の振幅Vg1よりも低くなるように設定してもよい。なお、このように部分表示モード時にCの画素がある走査線に供給する走査信号電圧の振幅を低くしても、その走査線に接続した画素スイッチング素子としてのTFTをオンさせるに必要な電圧(振幅)を有していることは勿論である。
これにより、部分表示モード時における表示領域について、TFTへ供給する走査信号電圧による消費電力を低減することができる。
以上のように、本実施形態の電気光学装置100は、全画面表示モード時においては、4色の着色領域を有するカラーフィルタを用いて、色再現性の高い画像を表示することができる。RGBの画素に追加して設けたCの画素に対してもデータ供給を行うことで広色域化を図っている。一方で、部分表示モード時においては、時計表示等に見られるように、全画面表示時のような広色域データによる表示の必要がないので、4つの画素R,G,B及びCのうちの、R,G及びBの3つのサブ画素にのみデータ信号を供給することによって、低消費電力化を図っている。
例えば、部分表示モード時において、駆動回路351の画像処理回路14の動作を停止してCの画素に対してデータ供給を停止することで、駆動回路351による低消費電力化を図っている。
また、データ線駆動回路においては、RGBCの田の字配列に対してデマルチ駆動を適用している。デマルチ駆動(1水平走査期間を2分割してデータを供給)によりDACの数が少なくなりコスト低減が図れる。
また、部分表示モードにおいて、全画面表示モード時に比してクロック周波数を低下させて駆動した場合は、書き込み時間に余裕ができる分、走査線に供給する走査信号電圧を低下させて、低消費電力化を図ることが可能である。さらに、部分表示モード時において、Cの画素が配置されたラインの走査信号の振幅を、Cの画素が配置されないラインの走査信号の振幅よりも低く設定することにより、より低消費電力化を図ることができる。
また、データ線駆動回路においては、RGBCの田の字配列に対してデマルチ駆動を適用している。デマルチ駆動(1水平走査期間を2分割してデータを供給)によりDACの数が少なくなりコスト低減が図れる。
また、部分表示モードにおいて、全画面表示モード時に比してクロック周波数を低下させて駆動した場合は、書き込み時間に余裕ができる分、走査線に供給する走査信号電圧を低下させて、低消費電力化を図ることが可能である。さらに、部分表示モード時において、Cの画素が配置されたラインの走査信号の振幅を、Cの画素が配置されないラインの走査信号の振幅よりも低く設定することにより、より低消費電力化を図ることができる。
上述した実施形態に係る電気光学装置は、携帯電話機等の電子機器に適用される。
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置を表示装置として有する電子機器について説明する。
図13は、電子機器として携帯電話の外観を示す斜視図である。
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置を表示装置として有する電子機器について説明する。
図13は、電子機器として携帯電話の外観を示す斜視図である。
図13に示すように、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1201の他に、受話口1202、送話口1203と共に、上述した電気光学装置としての表示装置を構成する表示部150を有する。表示部150において、例えば携帯電話機1200が待受け状態であれば、電気光学装置は部分表示モードとされ、表示部150には例えば時刻表示のみが行われる。これにより、待受け状態における携帯電話機1200の消費電力を抑えることができ、長時間携帯電話機1200を使用することができるようになる。また、携帯電話機1200の操作時には、電気光学装置は全画面表示モードとされる。全画面表示モード時には色再現性の高い静止画や動画を表示することができる。
本発明の電気光学装置は、液晶装置だけではなく、電気光学物質にR,G,B等の映像信号を供給して表示を行うエレクトロルミネッセンス装置、有機エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスブレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、電子放出素子を用いた装置(Field Emission Display 及び Surface-Conduction Electron-Emitter Display等)などの各種の電気光学装置においても本発明を同様に適用することが可能である。
なお、本発明は、半導体基板に素子を形成する表示用デバイス、例えばLCOS(Liquid Crysta1 On Silicon)などにも適用可能である。
LCOSでは素子基板として単結晶シリコン基板を用い、画素や周辺回路に用いるスイッチング素子としてトランジスタを単結晶シリコン基板に形成する。また、画素には反射型の画素電極を用い、画素電極の下層に画素の各素子を形成する。
LCOSでは素子基板として単結晶シリコン基板を用い、画素や周辺回路に用いるスイッチング素子としてトランジスタを単結晶シリコン基板に形成する。また、画素には反射型の画素電極を用い、画素電極の下層に画素の各素子を形成する。
なお、本発明の電気光学装置が適用される電子機器としては、携帯電話機の他にも、テレビジョンや、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラ、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
14…画像処理回路(色変換回路を含む)、100…電気光学装置、351…駆動回路、352…走査線駆動回路、353-2…2デマルチスイッチ回路(選択回路)、353…データ線駆動回路
Claims (8)
- 複数のデータ線と複数の走査線との交差に対応して設けられた画素であって少なくとも4色以上の着色領域を有するカラーフィルタに対応した画素を備え、前記データ線に供給される画像データに基づいて表示を行う表示部を有し、該表示部の全ての画素を駆動して表示を行う全画面表示モードと該表示部の一部の画素からなる表示領域において表示を行う部分表示モードとが切り替え可能な電気光学装置において、
前記表示部に設けられ、前記少なくとも4色以上の着色領域を構成する各色の画素が、隣接する第1及び第2の走査線群上に分けて配列され、
前記カラーフィルタの前記着色領域の色よりも少ない数の色の画素データを有する第1の画像データが入力されるとともに、該第1の画像データに基づいて色変換により前記4色以上の色の画素データを生成し、前記第1の画像データを前記カラーフィルタに対応した数の色の画素データを有する第2の画像データに変換して出力する画像処理回路と、
前記走査線のそれぞれに水平走査信号を供給する走査線駆動回路と、
選択信号に基づいて所定本数のデータ線から選択した1本のデータ線に対して前記第2の画像データを時分割した信号を供給するための選択回路を有するとともに、前記第2の画像データを前記選択回路に出力するデータ線駆動回路と、を有し、
前記全画面表示モード時においては、前記走査線駆動回路は、前記第1および第2の走査線群に水平走査信号を供給するとともに、前記データ線駆動回路は前記第2の画像データの各色の画素データを前記選択回路に供給し、
前記部分表示モード時においては、前記データ線駆動回路は、前記画像処理回路を停止して前記第1の画像データを構成する各色の画素データのみを前記選択回路に供給するとともに、前記走査線駆動回路は、前記第1または第2の走査線群に対して前記水平走査信号の振幅を前記全画面表示モードにおける振幅と異ならせる
ことを特徴とする電気光学装置。 - 前記表示部は、前記データ線に接続された画素電極と、対向電極との間に電気光学物質を介在させて構成されるものであって、
前記部分表示モード時において、前記表示領域以外の画素の選択期間において、前記データ線と前記対向電極とを短絡させることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 前記部分表示モード時において、1フレーム目は全画素に対応するデータ線に黒レベルのデータとして対向電極電位を与え、2フレーム目以降は非表示領域の選択期間においては、前記データ線に前記対向電極電位を与えることを特徴とする請求項2に記載の電気光学装置。
- 部分表示モード時において、前記画像処理回路の色変換によって生成された新たな色の前記画素データが供給される前記第2の走査線群については、前記水平走査信号の振幅を低くすることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
- 前記データ線駆動回路は、前記部分表示モード時において、駆動クロックの周波数を全画面表示モード時に比して低下させて駆動することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気光学装置。
- 前記第1の画像データは、赤系、緑系及び青系の3色画像信号であり、
前記第2の画像データは、少なくとも4色以上の多色画像信号であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電気光学装置。 - 隣接する前記第1及び第2の走査線群上に4色の画素を田の字に配列し、第1の走査線群上にRGBのうちの2色の画素を配置し、第2の走査線群上にRGBのうちの残りの1色の画素と新たに生成したこれらと異なった第4の色の画素を配置し、
前記画像処理回路は、入力されたRGB3色の画像データを前記第4の色の画素データを加えた4色画像データに変換する機能を有し、
前記データ線駆動回路は、前記部分表示モード時においては、前記画像処理回路を停止してRGBの画像データのみを前記選択回路に供給し、RGBの画像データのうちの2色のみが前記第1の走査線群に供給され、前記第4の色の画素が配列される前記第2の走査線群に対応して残りの1色が供給されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電気光学装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電気光学装置によって表示装置を構成したことを特徴とする電子機器。
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