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JP2008038639A - 直列式軸流ファン - Google Patents

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JP2008038639A JP2006210511A JP2006210511A JP2008038639A JP 2008038639 A JP2008038639 A JP 2008038639A JP 2006210511 A JP2006210511 A JP 2006210511A JP 2006210511 A JP2006210511 A JP 2006210511A JP 2008038639 A JP2008038639 A JP 2008038639A
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Hirosuke Yoshida
裕亮 吉田
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Nidec Corp
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Abstract

【課題】直列式軸流ファンの流路の排気側におけるエアの流速低下を抑制する。
【解決手段】直列式軸流ファン1の第1インペラおよび第2インペラは、複数の翼が外側面に固定された略有蓋円筒状の第1ハブ212および第2ハブ312を備える。直列式軸流ファン1では、第1ハブ212の外側面2121および第2ハブ312の外側面3121の径はそれぞれ、吸気側から排気側に向かって漸次増大し、第1ハウジング23の内周面の径、および、第2ハウジング33の内周面の径は、第1ハブ212および第2ハブ312の周囲において一定とされる。これにより、第2ハブ312の排気側端部の位置における流路面積は、第1ハブ212の排気側端部の位置における流路面積、および、第2ハブ312の吸気側端部の位置における流路面積よりも小さくなる。その結果、流路の排気側において、エアのエネルギー損失による流速低下を抑制することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、直列式軸流ファンに関する。
従来より、パーソナルコンピュータやサーバ等の電子機器では、筐体内部の電子部品を冷却するための冷却ファンが設けられており、筐体内部の電子部品の密度上昇に伴って冷却ファンの性能向上が要求されている。特に、サーバ等の比較的大型の電子機器では、静圧が高く、かつ、風量が大きい冷却ファンが求められており、このような冷却ファンの1つとして、所定の中心軸に沿って2つの軸流ファンを接続した直列式軸流ファンが使用されている。例えば、特許文献1では、互いに反対方向に回転する2つのインペラを、ハウジングの内部において中心軸方向に配列した二重反転式軸流送風機が開示されている。
特開2004−278371号公報
ところで、このような直列式軸流ファンでは、ハウジングの内部における流路の軸方向の長さがインペラ径に対して大きいため、排気側に近づくに従ってエアのエネルギー損失が大きくなり、エアの流速が低下してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、排気側におけるエアの流速低下を抑制することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、直列式軸流ファンであって、所定の中心軸を中心とする有蓋円筒状の第1ハブおよび前記第1ハブの外側面に固定されるとともに前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第1翼を有する第1インペラと、前記第1ハブの内側に設けられ、前記中心軸を中心として前記第1インペラを回転することにより、前記中心軸方向に沿って吸気側から排気側に向かうエアの流れを発生する第1モータ部と、前記中心軸に沿って前記第1インペラの前記排気側に配置され、前記中心軸を中心とする有蓋円筒状の第2ハブおよび前記第2ハブの外側面に固定されるとともに前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第2翼を有する第2インペラと、前記第2ハブの内側に設けられ、前記中心軸を中心として前記第2インペラを回転することにより、前記第1インペラによるエアの流れと同方向のエアの流れを発生する第2モータ部と、前記第1インペラおよび前記第2インペラの外周を囲む筒状のハウジングとを備え、前記第2ハブの排気側端部の位置における前記第2ハブの前記外側面と前記ハウジングの内周面との間の流路面積が、前記第1ハブの排気側端部の位置における前記第1ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積よりも小さく、かつ、前記第2ハブの吸気側端部の位置における前記第2ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積よりも小さい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の直列式軸流ファンであって、前記第1ハブの前記排気側端部の位置における前記第1ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積が、前記第1ハブの吸気側端部の位置における前記第1ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積よりも小さい。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の直列式軸流ファンであって、前記第1ハブの前記外側面の径および前記第2ハブの前記外側面の径がそれぞれ、前記吸気側から前記排気側に向かって漸次増大し、前記ハウジングの前記内周面の径が、前記第1ハブの前記排気側端部の周囲および前記第2ハブの前記排気側端部の周囲においてほぼ一定である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の直列式軸流ファンであって、前記第2ハブの前記外側面が、前記第1ハブの前記排気側端部の外側面を前記排気側に延長した延長面と重なる、または、前記延長面よりも前記中心軸側に位置する。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、前記第2ハブの前記吸気側端部の位置における前記第2ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積が、前記第1ハブの前記排気側端部の位置における前記第1ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積よりも大きい。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の直列式軸流ファンであって、前記第1ハブの前記外側面の径および前記第2ハブの前記外側面の径が一定であり、前記ハウジングの前記内周面の径が、前記第1ハブの周囲および前記第2ハブの周囲において、前記吸気側から前記排気側に向かって漸次減少する。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、前記第1モータ部および前記第2モータ部の一方のモータ部が、前記第1インペラと前記第2インペラとの間において、前記中心軸を中心として放射状に伸びる複数の支持リブを介して前記ハウジングの前記内周面に固定されており、他方のモータ部が、前記第1インペラの前記吸気側または前記第2インペラの前記排気側において、前記中心軸を中心として放射状に伸びる複数の支持リブを介して前記ハウジングの前記内周面に固定されている。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、前記第1モータ部および前記第2モータ部が、前記第1インペラと前記第2インペラとの間において、前記中心軸を中心として放射状に伸びる複数の支持リブを介して前記ハウジングの前記内周面に固定されている。
請求項9に記載の発明は、直列式軸流ファンであって、所定の中心軸を中心とする有蓋円筒状の第1ハブおよび前記第1ハブの外側面に固定されるとともに前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第1翼を有する第1インペラと、前記第1ハブの内側に設けられ、前記中心軸を中心として前記第1インペラを回転することにより、前記中心軸方向に沿って吸気側から排気側に向かうエアの流れを発生する第1モータ部と、前記中心軸に沿って前記第1インペラの前記排気側に配置され、前記中心軸を中心とする有蓋円筒状の第2ハブおよび前記第2ハブの外側面に固定されるとともに前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第2翼を有する第2インペラと、前記第2ハブの内側に設けられ、前記中心軸を中心として前記第2インペラを回転することにより、前記第1インペラによるエアの流れと同方向のエアの流れを発生する第2モータ部と、前記第1インペラおよび前記第2インペラの外周を囲む筒状のハウジングと、前記第1インペラの前記排気側において前記中心軸を中心として放射状に伸びるとともに前記ハウジングの内周面に接続されて前記第1モータ部を支持する複数の第1支持リブと、前記第2インペラの前記排気側において前記中心軸を中心として放射状に伸びるとともに前記ハウジングの前記内周面に接続されて前記第2モータ部を支持する複数の第2支持リブとを備え、前記第1モータ部が、前記複数の第1支持リブが外側面に接続されるとともに前記外側面の平均径が前記第1ハブの前記外側面の最大径よりも大きい略円板状の第1ベース部を備え、前記第2モータ部が、前記複数の第2支持リブが外側面に接続されるとともに前記外側面の平均径が前記第2ハブの前記外側面の最大径よりも大きく、かつ、前記第1ベース部の前記外側面の前記平均径よりも大きい略円板状の第2ベース部を備え、前記第2ベース部の周囲における前記第2ベース部の前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積が、前記第1ベース部の周囲における前記第1ベース部の前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積よりも小さい。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、前記ハウジングが、前記第1インペラおよび前記第1モータ部の外周を囲む第1ハウジング部材と、前記第2インペラおよび前記第2モータ部の外周を囲む第2ハウジング部材とを備える。
請求項11に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、前記第2インペラが、前記第1インペラの回転方向とは反対方向に回転する。
本発明では、直列式軸流ファンの流路の排気側におけるエアの流速低下を抑制することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る直列式軸流ファン1を示す斜視図である。図2は、直列式軸流ファン1を分解して示す斜視図である。直列式軸流ファン1は、例えば、サーバ等の電子機器を空冷するための電動式冷却ファンとして用いられる。図1に示すように、直列式軸流ファン1は、図1中の上側に配置される第1軸流ファン2、および、中心軸J1に沿って第1軸流ファン2に接続されて図1中の下側に配置される第2軸流ファン3を備える。第1軸流ファン2および第2軸流ファン3はビス(図示省略)等により互いに対して固定される。
本実施の形態に係る直列式軸流ファン1は、いわゆる二重反転式軸流ファンであり、図2に示す第1軸流ファン2の第1インペラ21と第2軸流ファン3の第2インペラ31とが互いに反対方向に回転することにより、図1中の上側(すなわち、第1軸流ファン2側)からエアが取り込まれ、下側(すなわち、第2軸流ファン3側)へと送出されて中心軸J1方向のエアの流れが発生する。以下の説明では、中心軸J1方向において、エアが取り込まれる側である図1中の上側を「吸気側」と呼び、エアが排出される側である図1中の下側を「排気側」と呼ぶ。直列式軸流ファン1では、図2に示す第1インペラ21の回転方向と第2インペラ31の回転方向とを反対方向とすることにより、2つのインペラが同方向に回転する直列式軸流ファンに比べて、高静圧化および大風量化を実現することができる。
図3は、直列式軸流ファン1を中心軸J1を含む平面で切断した縦断面図であり、図4は、第1軸流ファン2を吸気側から見た平面図である。図3および図4に示すように、第1軸流ファン2は、中心軸J1を中心として放射状に等ピッチにて配置された複数(本実施の形態では、7枚)の第1翼211を有する第1インペラ21、中心軸J1を中心として第1インペラ21を図2および図4中における時計回りに回転することにより中心軸J1方向のエアの流れ(すなわち、中心軸J1に沿って吸気側から排気側へと向かうエアの流れ)を発生する第1モータ部22、第1インペラ21および第1モータ部22の外周を囲む筒状の第1ハウジング23、および、第1インペラ21の排気側(すなわち、第1インペラ21と第2インペラ31との間)において第1モータ部22から中心軸J1を中心として放射状に伸びるとともに第1ハウジング23の内周面231に接続されて第1モータ部22を支持する複数(本実施の形態では、3本)の第1支持リブ24を備える。
なお、図3では、図示の都合上、第1翼211および第1支持リブ24についてはそれぞれ、側方から見た概略形状を示しており、第1モータ部22の各構成については、平行斜線の図示を省略している。また、後述する第2軸流ファン3の第2翼311および第2支持リブ34についても、第1翼211および第1支持リブ24と同様に、それぞれを側方から見た概略形状を示しており、第2モータ部32の各構成についても、第1モータ部22と同様に、平行斜線の図示を省略している(図7においても同様)。
図3に示すように、第1モータ部22は、固定組立体であるステータ部221、および、回転組立体であるロータ部222を備え、ロータ部222は、後述する軸受機構を介して中心軸J1を中心にステータ部221に対して回転可能に支持される。以下の説明では、便宜上、中心軸J1に沿ってロータ部222側を上側、ステータ部221側を下側として説明するが、中心軸J1は必ずしも重力方向と一致する必要はない。
ステータ部221は、平面視において中心軸J1を中心とする略円環板状の第1ベース部2211を備え、第1ベース部2211は、図3および図4に示す複数の第1支持リブ24を介して第1ハウジング23の略円筒状の内周面231に固定されてステータ部221の各部を保持する。図3に示すように、複数の第1支持リブ24の中心軸J1側の端部は、第1ベース部2211の外側面22111に接続される。第1ベース部2211は樹脂製であり、同じく樹脂製の複数の第1支持リブ24および第1ハウジング23と共に射出成形により形成される。
第1ベース部2211の中央の開口には、第1ベース部2211から上側(すなわち、ロータ部222側)に突出する略円筒状の軸受保持部2212が固定されている。軸受保持部2212の内側には、軸受機構の一部となる玉軸受2213,2214が中心軸J1方向の上部および下部に設けられる。
ステータ部221は、また、軸受保持部2212の外周に取り付けられる(すなわち、軸受保持部2212の周囲にて第1ベース部2211に取り付けられる)電機子2215、および、電機子2215の下側に取り付けられるとともに電機子2215に電気的に接続されて電機子2215を制御する略円環板状の回路基板2216をさらに備える。回路基板2216は、複数のリード線を束ねたリード線群を介して直列式軸流ファン1の外部に設けられた外部電源に接続される。なお、図3では、リード線群および外部電源の図示は省略している。
ロータ部222は、中心軸J1を中心とする略有蓋円筒状であって磁性を有する金属製のヨーク2221、ヨーク2221の側壁部の内側(すなわち、内側面)に固定されて電機子2215と対向する略円筒状の界磁用磁石2222、および、ヨーク2221の蓋部から下向きに突出するシャフト2223を備える。シャフト2223は、軸受保持部2212に挿入されて玉軸受2213,2214により回転可能に支持される。第1軸流ファン2では、シャフト2223および玉軸受2213,2214が、中心軸J1を中心にヨーク2221を第1ベース部2211に対して回転可能に支持する軸受機構の役割を果たす。
第1インペラ21は、中心軸J1を中心とする略有蓋円筒状であって第1モータ部22のヨーク2221の外側を覆う第1ハブ212、および、第1ハブ212の外側面2121に固定されて外側面2121から放射状に伸びる複数の第1翼211を備える。第1ハブ212は樹脂製であり、同じく樹脂製の第1翼211と共に射出成形により形成される。第1軸流ファン2では、第1モータ部22の一部が第1インペラ21の第1ハブ212の内側に設けられる。
図3に示すように、第1ハブ212の外側面2121の径(すなわち、第1ハブ212の外径)は、吸気側から排気側に向かって漸次増大する。換言すれば、第1ハブ212の外側面2121は、中心軸J1上に頂点を有するとともに中心軸J1を中心とする円錐面の一部となっている。また、第1ハウジング23の内周面231の径(すなわち、第1ハウジング23の内径)は、第1ハブ212の周囲において(すなわち、中心軸J1方向に関して第1ハブ212が存在する範囲において)一定とされる。
実際には、第1ハウジング23の内周面231には、第1ハウジング23を形成する際の金型の中心軸J1方向への離型を容易にするために、ごく僅かなテーパ(いわゆる、抜き勾配)が設けられている。したがって、正確には、第1ハウジング23の内周面231の径は、第1ハブ212の周囲においてほぼ一定とされる。ただし、このような抜き勾配は、極微小なものであるため、第1ハブ212の周囲における第1ハウジング23の内周面231の径は、実質的に一定であるとみなせる(後述する第2軸流ファン3の第2ハウジング33においても同様)。
これにより、第1軸流ファン2では、第1ハブ212の排気側端部の位置における第1ハブ212の外側面2121と第1ハウジング23の内周面231との間の流路面積が、第1ハブ212の吸気側端部の位置における第1ハブ212の外側面2121と第1ハウジング23の内周面231との間の流路面積よりも小さくなる。本実施の形態では、第1ハブ212の吸気側端部および排気側端部における外側面2121の径はそれぞれ、24mmおよび25mmとされる。また、第1ハブ212の周囲における第1ハウジング23の内周面231の径は、38mmとされる。
第1軸流ファン2では、第1モータ部22の第1ベース部2211の外側面22111の径は、中心軸J1方向において一定とされ、第1ハブ212の排気側端部における外側面2121の径(すなわち、第1ハブ212の外側面2121の最大径)よりも小さくされる。
第1軸流ファン2では、第1モータ部22の回路基板2216を介して電機子2215に供給される駆動電流が制御されて電機子2215と界磁用磁石2222との間で中心軸J1を中心とするトルクが発生することにより、ロータ部222に取り付けられた第1インペラ21の複数の第1翼211が、中心軸J1を中心として図4中における時計回りに回転する。これにより、図3中の上側(すなわち、第1モータ部22のロータ部222側)からエアが取り込まれ、第1ハウジング23内の流路を通過して下側(すなわち、第2軸流ファン3側)へと送出される。
図5は、第2軸流ファン3を吸気側から見た平面図である。図3および図5に示すように、第2軸流ファン3は、中心軸J1に沿って第1インペラ21の排気側に配置される第2インペラ31を備え、第2インペラ31は、中心軸J1を中心として放射状に等ピッチにて配置された複数(本実施の形態では、5枚)の第2翼311を有する。
第2軸流ファン3は、また、中心軸J1を中心として第2インペラ31を第1インペラ21とは反対方向(すなわち、図5中における反時計回り)に回転することにより第1インペラ21によるエアの流れと同方向のエアの流れ(すなわち、中心軸J1に沿って吸気側から排気側へと向かう中心軸J1方向のエアの流れ)を発生する第2モータ部32、第2インペラ31および第2モータ部32の外周を囲む筒状の第2ハウジング33、および、第2インペラ31の排気側(すなわち、第2インペラ31の第1インペラ21とは反対側)において第2モータ部32から中心軸J1を中心として放射状に伸びるとともに第2ハウジング33の内周面331に接続されて第2モータ部32を支持する複数(本実施の形態では、第1支持リブ24と同様に3本)の第2支持リブ34を備える。
図3に示すように、第2モータ部32の構成は第1モータ部22の構成と同様であり、ステータ部321、および、ステータ部321の上側(すなわち、吸気側)に配置されてステータ部321に対して回転可能に支持されるロータ部322を備える。
ステータ部321は、平面視において中心軸J1を中心とする略円環板状の第2ベース部3211を備え、第2ベース部3211は、図3および図5に示す複数の第2支持リブ34を介して第2ハウジング33の略円筒状の内周面331に固定されてステータ部321の各部を保持する。図3に示すように、複数の第2支持リブ34の中心軸J1側の端部は、第2ベース部3211の外側面32111に接続される。第2ベース部3211は樹脂製であり、同じく樹脂製の複数の第2支持リブ34および第2ハウジング33と共に射出成形により形成される。
ステータ部321は、また、玉軸受3213,3214が内側に設けられる略円筒状の軸受保持部3212、軸受保持部3212の外周に取り付けられる電機子3215、および、電機子3215の下側に取り付けられるとともに電機子3215に電気的に接続されて電機子3215を制御する略円環板状の回路基板3216を備える。回路基板3216は、複数のリード線を束ねたリード線群を介して直列式軸流ファン1の外部に設けられた外部電源に接続される。
ロータ部322は、金属製のヨーク3221、ヨーク3221の内側面に固定される界磁用磁石3222、および、ヨーク2221から下向きに突出するシャフト3223を備える。シャフト3223は、軸受保持部3212内において玉軸受3213,3214により回転可能に支持される。第2軸流ファン3では、シャフト3223および玉軸受3213,3214が、中心軸J1を中心にヨーク3221を第2ベース部3211に対して回転可能に支持する軸受機構の役割を果たす。
第2インペラ31は、中心軸J1を中心とする略有蓋円筒状であって第2モータ部32のヨーク3221の外側を覆う第2ハブ312、および、第2ハブ312の外側面3121に固定されて外側面3121から放射状に伸びる複数の第2翼311を備える。第2ハブ312は樹脂製であり、同じく樹脂製の第2翼311と共に射出成形により形成される。第2軸流ファン3では、第2モータ部32の一部が第2インペラ31の第2ハブ312の内側に設けられる。
図3に示すように、第2ハブ312の外側面3121の径(すなわち、第2ハブ312の外径)は、吸気側から排気側に向かって漸次増大する。換言すれば、第2ハブ312の外側面3121は、中心軸J1上に頂点を有するとともに中心軸J1を中心とする円錐面の一部となっている。また、第2ハウジング33の内周面331の径(すなわち、第2ハウジング33の内径)は、第2ハブ312の周囲において(すなわち、中心軸J1方向に関して第2ハブ312が存在する範囲において)一定とされる。
これにより、第2軸流ファン3では、第1軸流ファン2と同様に、第2ハブ312の排気側端部の位置における第2ハブ312の外側面3121と第2ハウジング33の内周面331との間の流路面積が、第2ハブ312の吸気側端部の位置における第2ハブ312の外側面3121と第2ハウジング33の内周面331との間の流路面積よりも小さくなる。本実施の形態では、第2ハブ312の吸気側端部および排気側端部における外側面3121の径はそれぞれ、24mmおよび26mmとされる。また、第2ハブ312の周囲における第2ハウジング33の内周面331の径は、第1ハウジング23と同様に、38mmとされる。
また、第2軸流ファン3では、第2ベース部3211の外側面32111の径は、中心軸J1方向において一定とされ、第2ハブ312の排気側端部における外側面3121の径(すなわち、第2ハブ312の外側面3121の最大径)よりも小さくされる。
第2軸流ファン3では、第2モータ部32が駆動されることにより、第2インペラ31の複数の第2翼311が中心軸J1を中心として図5中における反時計回りに回転する。これにより、図3中の上側(すなわち、第1軸流ファン2側)からエアが取り込まれ、第2ハウジング33内の流路を通過して下側(すなわち、第2支持リブ34側)へと送出される。
直列式軸流ファンでは通常、第1ハウジングおよび第2ハウジングの内部の流路長さ(すなわち、流路の中心軸方向の長さ)が、第1インペラの径および第2インペラの径に対して比較的大きいため、流路を流れるエアのエネルギー損失により、流路の排気側におけるエアの流速低下が発生する。
直列式軸流ファン1では、上述のように、第1ハブ212の外側面2121の排気側端部における径、および、第2ハブ312の外側面3121の排気側端部における径がそれぞれ、25mmおよび26mmとされ、第1ハブ212および第2ハブ312の周囲における第1ハウジング23の内周面231の径、および、第2ハウジング33の内周面331の径が38mmとされることにより、第2ハブ312の排気側端部の位置における第2ハブ312の外側面3121と第2ハウジング33の内周面331との間の流路面積が、第1ハブ212の排気側端部の位置における第1ハブ212の外側面2121と第1ハウジング23の内周面231との間の流路面積よりも小さくされる。また、既述のように、第2ハブ312の排気側端部の位置における流路面積は、第2ハブ312の吸気側端部の位置における流路面積よりも小さくされる。
これにより、直列式軸流ファン1では、流路の排気側における流路面積が吸気側における流路面積と等しい(または、吸気側における流路面積よりも大きい)通常の直列式軸流ファンに比べて、流路の排気側におけるエアの流速を増大することができる。その結果、直列式軸流ファン1では、流路の排気側において、エアのエネルギー損失による流速低下を抑制することができる。
直列式軸流ファン1では、また、第1ハブ212の排気側端部の位置における流路面積が、第1ハブ212の吸気側端部の位置における流路面積よりも小さくされることにより、第1ハウジング23内の流路の排気側におけるエアの流速低下を抑制することができ、その結果、直列式軸流ファン1の流路の排気側におけるエアの流速低下をより抑制することができる。
さらには、上述のように、第1ハブ212の外側面2121の排気側端部における径、および、第2ハブ312の外側面3121の吸気側端部における径がそれぞれ、25mmおよび24mmとされ、第2ハブ312の吸気側端部の位置における第2ハブ312の外側面3121と第2ハウジング33の内周面331との間の流路面積が、第1ハブ212の排気側端部の位置における第1ハブ212の外側面2121と第1ハウジング23の内周面231との間の流路面積よりも大きくされることにより、第1軸流ファン2から送出されるエアと第2ハブ312との干渉を低減することができ、流路の排気側におけるエアの流速低下をさらに抑制することができる。
図6は、直列式軸流ファン1の第1ハウジング23および第2ハウジング33の内部を示す図である。図6では、図示の都合上、第1ハウジング23および第2ハウジング33のみを断面にて示している(図8ないし図14においても同様)。図6に示すように、直列式軸流ファン1では、第2ハブ312の外側面3121が、第1ハブ212の排気側端部の外側面2121を排気側に延長した延長面2122(図6中において、二点鎖線にて示す。)よりも中心軸J1側に位置する。これにより、第1軸流ファン2から送出されるエアと第2ハブ312との干渉をさらに低減することができ、流路の排気側におけるエアの流速低下をより一層抑制することができる。
図3に示すように、直列式軸流ファン1では、第1モータ部22が、第1インペラ21と第2インペラ31との間において、複数の第1支持リブ24を介して第1ハウジング23の内周面231に固定され、第2モータ部32が、第2インペラ31の排気側において複数の第2支持リブ34を介して第2ハウジング33の内周面331に固定される。これにより、第1軸流ファン2と第2軸流ファン3との構造をおよそ同様のものとすることができ、直列式軸流ファン1の製造を容易とすることができる。
また、直列式軸流ファン1では、個別に形成された2つのハウジング部材である第1ハウジング23および第2ハウジング33が互いに固定されることにより、第1インペラ21および第2インペラ31の外周を囲む筒状のハウジングが形成される。このように、個別に形成された第1ハウジング23および第2ハウジング33を互いに固定することにより、直列式軸流ファン1のハウジングを容易に形成することができるとともに、第1インペラ21および第2インペラ31、並びに、第1モータ部22および第2モータ部32のハウジングへの取り付けを容易とすることができる。その結果、直列式軸流ファン1をより容易に製造することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る直列式軸流ファンについて説明する。図7は、第2の実施の形態に係る直列式軸流ファン1aの縦断面図である。図7に示すように、直列式軸流ファン1aでは、第2軸流ファン3が中心軸J1方向に関して反転した状態で第1軸流ファン2の排気側に固定されている。また、第2軸流ファン3には、図3に示す第2ハブ312とは形状が異なる第2ハブ312aが設けられる。第2ハブ312aの外側面3121の径は、図3に示す第2ハブ312と同様に、吸気側から排気側に向かって漸次増大する。その他の構成は、図1ないし図6に示す直列式軸流ファン1と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
直列式軸流ファン1aでは、第2軸流ファン3の第2モータ部32の第2ベース部3211が、第2インペラ31の第1インペラ21側(すなわち、吸気側)に配置されており、3本の第2支持リブ34が、本数が等しい3本の第1支持リブ24の第2インペラ31側(すなわち、排気側)に配置される。各第2支持リブ34は、平面視において第1支持リブ24と全長に亘って重ね合わされている。換言すれば、第1モータ部22および第2モータ部32は、第1インペラ21と第2インペラ31との間において、中心軸J1を中心として放射状に伸びる複数の支持リブ(すなわち、第1支持リブ24および第2支持リブ34)を介して第1ハウジング23の内周面231、および、第2ハウジング33の内周面331に固定されている。
直列式軸流ファン1aでは、第1の実施の形態と同様に、第2ハブ312aの排気側端部の位置における流路面積が、第1ハブ212の排気側端部の位置における流路面積よりも小さく、かつ、第2ハブ312aの吸気側端部の位置における流路面積よりも小さくされることにより、流路の排気側において、エアのエネルギー損失による流速低下を抑制することができる。また、第1ハブ212の排気側端部の位置における流路面積が、第1ハブ212の吸気側端部の位置における流路面積よりも小さくされることにより、流路の排気側におけるエアの流速低下をより抑制することができる。
さらには、第1の実施の形態と同様に、第2ハブ312aの吸気側端部の位置における流路面積が、第1ハブ212の排気側端部の位置における流路面積よりも大きくされることにより、第1軸流ファン2から送出されるエアと第2ハブ312aとの干渉を低減することができ、流路の排気側におけるエアの流速低下をさらに抑制することができる。
直列式軸流ファン1aでは、特に、第1モータ部22および第2モータ部32を支持する第1支持リブ24および第2支持リブ34が、第1インペラ21と第2インペラ31との間に配置されることにより、第1軸流ファン2と第2軸流ファン3との中心軸J1方向における距離が大きくされる。その結果、第1翼211からのエアと第2翼311との干渉を抑制することができ、直列式軸流ファン1aの作動音を低減することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る直列式軸流ファンについて説明する。図8は、第3の実施の形態に係る直列式軸流ファン1bの第1ハウジング23および第2ハウジング33の内部を示す図である。図8に示すように、直列式軸流ファン1bでは、図6に示す第2ハブ312とは形状が異なる第2ハブ312bが設けられる。第2ハブ312bの外側面3121は、第1ハブ212の排気側端部の外側面2121を排気側に延長した延長面2122(図8中において、二点鎖線にて示す。)と重なる。その他の構成は、図1ないし図6に示す直列式軸流ファン1と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
直列式軸流ファン1bでも、第1の実施の形態と同様に、流路の排気側において、エアのエネルギー損失による流速低下を抑制することができる。直列式軸流ファン1bでは、特に、第2ハブ312bの外側面3121が第1ハブ212の外側面2121の延長面2122と重なることにより、第1軸流ファン2から送出されるエアと第2ハブ312bとの干渉をさらに低減することができ、流路の排気側におけるエアの流速低下をより一層抑制することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る直列式軸流ファンについて説明する。図9は、第4の実施の形態に係る直列式軸流ファン1cの第1ハウジング23aおよび第2ハウジング33aの内部を示す図である。図9に示すように、直列式軸流ファン1cでは、図6に示す第1ハブ212および第2ハブ312とは形状が異なる第1ハブ212aおよび第2ハブ312cが設けられ、第1ハウジング23および第2ハウジング33とは形状が異なる第1ハウジング23aおよび第2ハウジング33aが設けられる。その他の構成は、図1ないし図6に示す直列式軸流ファン1と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図9に示すように、直列式軸流ファン1cでは、第1ハブ212aの外側面2121の径と第2ハブ312cの外側面3121の径とが等しく、両外側面の径は中心軸J1方向において一定とされる。また、第1ハウジング23aの内周面231の径は、第1ハブ212aの周囲において吸気側から排気側に向かって漸次減少しており、第2ハウジング33aの内周面331の径は、第2ハブ312cの周囲において吸気側から排気側に向かって漸次減少している。第2ハウジング33aの内周面331は、第1ハウジング23aの排気側端部の内周面231を排気側に延長した延長面と重なる。
これにより、直列式軸流ファン1cでは、第1の実施の形態と同様に、第2ハブ312cの排気側端部の位置における流路面積が、第1ハブ212aの排気側端部の位置における流路面積よりも小さく、かつ、第2ハブ312cの吸気側端部の位置における流路面積よりも小さくされる。その結果、流路の排気側において、エアのエネルギー損失による流速低下を抑制することができる。また、第1ハブ212aの排気側端部の位置における流路面積が、第1ハブ212aの吸気側端部の位置における流路面積よりも小さくされることにより、流路の排気側におけるエアの流速低下をより抑制することができる。
直列式軸流ファン1cでは、特に、第1ハウジング23aおよび第2ハウジング33aの内径を排気側において小さくすることにより、第2軸流ファン3から送出されるエアを中心軸J1に向けて効率的に収束させることができる。一方、第1の実施の形態に係る直列式軸流ファン1のように、第1ハウジング23および第2ハウジング33の内径を一定とし、第1ハブ212および第2ハブ312の外径を変化させることにより流路面積を排気側において小さくする構造を有する場合には、第1ハウジング23および第2ハウジング33を同じ形状とすることにより、直列式軸流ファン1の製造コストを低減することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態に係る直列式軸流ファンについて説明する。図10は、第5の実施の形態に係る直列式軸流ファン1dの第1ハウジング23および第2ハウジング33の内部を示す図である。図10に示すように、直列式軸流ファン1dでは、図9に示す第1ハブ212aおよび第2ハブ312cが設けられ、図6に示す第1ベース部2211および第2ベース部3211とは形状が異なる第1ベース部2211aおよび第2ベース部3211aが設けられる。その他の構成は、図1ないし図6に示す直列式軸流ファン1と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図10に示すように、直列式軸流ファン1dでは、第1ハブ212aの外側面2121の径と第2ハブ312cの外側面3121の径とが等しく、両外側面の径は中心軸J1方向において一定とされる。第1軸流ファン2では、第1ベース部2211aの外側面22111の径が吸気側から排気側に向かって漸次増大しており、当該外側面22111の最小径(すなわち、第1ベース部2211aの吸気側端部における外側面22111の径)は、第1ハブ212aの外側面2121の径よりも大きくされる。
これにより、第1ベース部2211aの周囲における第1ベース部2211aの外側面22111と第1ハウジング23の内周面231との間の流路面積は、第1ハブ212aの周囲における第1ハブ212aの外側面2121と第1ハウジング23の内周面231との間の流路面積よりも小さくなる。
第2軸流ファン3でも、第1軸流ファン2と同様に、第2ベース部3211aの外側面32111の径が吸気側から排気側に向かって漸次増大しており、当該外側面32111の最小径(すなわち、第2ベース部3211aの吸気側端部における外側面32111の径)は、第2ハブ312cの外側面3121の径よりも大きくされる。また、第2ベース部3211aの外側面32111の平均径は、第1ベース部2211aの外側面22111の平均径よりも大きくされる。
これにより、第2ベース部3211aの周囲における第2ベース部3211aの外側面32111と第2ハウジング33の内周面331との間の流路面積は、第2ハブ312cの周囲における第2ハブ312cの外側面3121と第2ハウジング33の内周面331との間の流路面積よりも小さく、かつ、第1ベース部2211aの周囲における第1ベース部2211aの外側面22111と第1ハウジング23の内周面231との間の流路面積よりも小さくなる。その結果、直列式軸流ファン1dでは、第1の実施の形態と同様に、流路の排気側において、エアのエネルギー損失による流速低下を抑制することができる。また、第1ベース部2211aの外側面22111の径、および、第2ベース部3211aの外側面32111の径が、吸気側から排気側に向かって漸次増大していることにより、各ベース部の周囲においてもエアの流速低下を抑制することができる。
なお、直列式軸流ファン1dでは、第1ハブ212aおよび第2ハブ312cに代えて、中心軸J1方向において外側面の径が変化する第1ハブおよび第2ハブが設けられる場合、第1ベース部2211aの外側面22111の最小径は、第1ハブの外側面の最大径よりも大きくされ、第2ベース部3211aの外側面32111の最小径は、第2ハブの外側面の最大径よりも大きくされる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、第1の実施の形態に係る直列式軸流ファン1では、第1軸流ファン2の複数の第1支持リブ24が、第1インペラ21の吸気側(すなわち、第2インペラ31とは反対側)に設けられ、第2軸流ファン3の複数の第2支持リブ34が、第2インペラ31の吸気側(すなわち、第1インペラ21と第2インペラ31との間)に設けられてもよい。
また、第1の実施の形態に係る直列式軸流ファン1では、図11に示すように、第1ハブ212および第2ハブ312の吸気側が面取り形状とされてもよい。この場合、第1ハブ212の吸気側端部とは、図11中の第1ハブ212の外側面2121において符号2123を付して示す部位、すなわち、排気側から吸気側へと向かって外側面2121の中心軸J1に対する傾斜角が変化する部位を指す。第2ハブ312の吸気側端部も同様に、図11中の第2ハブ312の外側面3121において符号3123を付して示す傾斜角の変化する部位を示す。
第1ないし第3の実施の形態に係る直列式軸流ファンでは、第1ハウジング23の内周面231の径は、必ずしも中心軸J1方向に関して第1ハブ212が存在する範囲全体において一定である必要はなく、少なくとも第1ハブ212の排気側端部の周囲において一定であればよい。また、第2ハウジング33の内周面331の径は、少なくとも第2ハブの排気側端部の周囲において一定であればよい。
第5の実施の形態に係る直列式軸流ファン1dでは、第1ベース部2211aの外側面22111の平均径が、第1ハブ212aの外側面2121の最大径よりも大きくされ、第2ベース部3211aの外側面32111の平均径が、第2ハブ312cの外側面3121の最大径よりも大きく、かつ、第1ベース部2211aの外側面22111の平均径よりも大きくされていればよい。これにより、第2ベース部3211aの周囲における流路面積が第1ベース部2211aの周囲における流路面積よりも小さくされ、その結果、流路の排気側において、エアのエネルギー損失による流速低下を抑制することができる。
上記実施の形態に係る直列式軸流ファンでは、必要に応じて、第1ハウジング23および第2ハウジング33に代えて、一体物の筒状のハウジングが第1インペラ21および第2インペラ31の外周に設けられてもよい。
図12ないし図14は、直列式軸流ファンの他の好ましい例を示す図である。図12に示す直列式軸流ファン1eは、図8に示す第1ハブ212および第2ハブ312b、並びに、図10に示す第1ベース部2211aおよび第2ベース部3211aを備える。図12に示すように、直列式軸流ファン1eでは、第1ハブ212、第1ベース部2211a、第2ハブ312bおよび第2ベース部3211aの外側面の径がそれぞれ、吸気側から排気側に向けて漸次増大しており、第1ベース部2211a、第2ハブ312bおよび第2ベース部3211aの外側面は、第1ハブ212の排気側端部の外側面2121を排気側に延長した延長面2122と重なる。
図13に示す直列式軸流ファン1fでは、第2の実施の形態と同様に、第2軸流ファン3が中心軸J1方向に関して反転した状態で第1軸流ファン2の排気側に固定されている。直列式軸流ファン1fは、第2ベース部3211b、図7に示す第1ハブ212および第2ハブ312a、並びに、図12に示す第1ベース部2211aを備える。図13に示すように、直列式軸流ファン1fでは、第1ハブ212、第1ベース部2211a、第2ベース部3211bおよび第2ハブ312aの外側面の径がそれぞれ、吸気側から排気側に向けて漸次増大しており、第1ベース部2211a、第2ベース部3211bおよび第2ハブ312aの外側面は、第1ハブ212の排気側端部の外側面2121を排気側に延長した延長面2122と重なる。
直列式軸流ファン1eおよび直列式軸流ファン1fにおいても、第1の実施の形態と同様に、第2ハブの排気側端部の位置における流路面積が、第1ハブ212の排気側端部の位置における流路面積、および、第2ハブの吸気側端部の位置における流路面積よりも小さくされることにより、流路の排気側において、エアのエネルギー損失による流速低下を抑制することができる。また、第1インペラ21から送出されるエアと第1ベース部2211a、第2ハブおよび第2ベース部との干渉を低減し、流路の排気側におけるエアの流速低下をより一層抑制することができる。
図14に示す直列式軸流ファン1gは、第1ハブ212b、並びに、図12に示す第1ベース部2211a、第2ハブ312bおよび第2ベース部3211aを備える。
図14に示すように、直列式軸流ファン1gでは、第1ベース部2211a、第2ハブ312bおよび第2ベース部3211aの外側面の径がそれぞれ、吸気側から排気側に向けて漸次増大しており、第2ハブ312bおよび第2ベース部3211aの外側面は、第1ベース部2211aの排気側端部の外側面22111を排気側に延長した延長面22112と重なる。また、第1ハブ212bの外側面2121の径は、中心軸J1方向において一定とされ、第1ベース部2211aの最小径よりも小さくされる。
直列式軸流ファン1gでは、第2ハブ312bの排気側端部の位置における流路面積が、第1ハブ212bの排気側端部の位置における流路面積、第1ベース部2211aの周囲における流路面積、および、第2ハブ312bの吸気側端部の位置における流路面積よりも小さくされる。また、第2ベース部3211aの周囲における流路面積は、第1ベース部2211aの周囲における流路面積よりも小さくされる。その結果、流路の排気側において、エアのエネルギー損失による流速低下を抑制することができる。また、第1軸流ファン2から送出されるエアと第2ハブ312bおよび第2ベース部3211aとの干渉を低減し、流路の排気側におけるエアの流速低下をより一層抑制することができる。
直列式軸流ファンでは、第1軸流ファン2の第1インペラ21および第2軸流ファン3の第2インペラ31が同じ方向に回転してもよい。また、直列式軸流ファンでは、第1軸流ファン2および第2軸流ファン3に加えて、1つ以上の他の軸流ファンが中心軸J1に沿って配置されてもよい。
第1の実施の形態に係る直列式軸流ファンの斜視図である。 直列式軸流ファンの分解斜視図である。 直列式軸流ファンの縦断面図である。 第1軸流ファンの平面図である。 第2軸流ファンの平面図である。 直列式軸流ファンのハウジング内部を示す図である。 第2の実施の形態に係る直列式軸流ファンの縦断面図である。 第3の実施の形態に係る直列式軸流ファンのハウジング内部を示す図である。 第4の実施の形態に係る直列式軸流ファンのハウジング内部を示す図である。 第5の実施の形態に係る直列式軸流ファンのハウジング内部を示す図である。 直列式軸流ファンの他の例を示す図である。 直列式軸流ファンの他の例を示す図である。 直列式軸流ファンの他の例を示す図である。 直列式軸流ファンの他の例を示す図である。
符号の説明
1,1a〜1g 直列式軸流ファン
21 第1インペラ
22 第1モータ部
23,23a 第1ハウジング
24 第1支持リブ
31 第2インペラ
32 第2モータ部
33,33a 第2ハウジング
34 第2支持リブ
211 第1翼
212,212a,212b 第1ハブ
231 内周面
311 第2翼
312,312a〜312c 第2ハブ
331 内周面
2121 外側面
2122 延長面
2211,2211a 第1ベース部
3121 外側面
3211,3211a,3211b 第2ベース部
22111 外側面
32111 外側面
J1 中心軸

Claims (11)

  1. 直列式軸流ファンであって、
    所定の中心軸を中心とする有蓋円筒状の第1ハブおよび前記第1ハブの外側面に固定されるとともに前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第1翼を有する第1インペラと、
    前記第1ハブの内側に設けられ、前記中心軸を中心として前記第1インペラを回転することにより、前記中心軸方向に沿って吸気側から排気側に向かうエアの流れを発生する第1モータ部と、
    前記中心軸に沿って前記第1インペラの前記排気側に配置され、前記中心軸を中心とする有蓋円筒状の第2ハブおよび前記第2ハブの外側面に固定されるとともに前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第2翼を有する第2インペラと、
    前記第2ハブの内側に設けられ、前記中心軸を中心として前記第2インペラを回転することにより、前記第1インペラによるエアの流れと同方向のエアの流れを発生する第2モータ部と、
    前記第1インペラおよび前記第2インペラの外周を囲む筒状のハウジングと、
    を備え、
    前記第2ハブの排気側端部の位置における前記第2ハブの前記外側面と前記ハウジングの内周面との間の流路面積が、前記第1ハブの排気側端部の位置における前記第1ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積よりも小さく、かつ、前記第2ハブの吸気側端部の位置における前記第2ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積よりも小さいことを特徴とする直列式軸流ファン。
  2. 請求項1に記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第1ハブの前記排気側端部の位置における前記第1ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積が、前記第1ハブの吸気側端部の位置における前記第1ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積よりも小さいことを特徴とする直列式軸流ファン。
  3. 請求項2に記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第1ハブの前記外側面の径および前記第2ハブの前記外側面の径がそれぞれ、前記吸気側から前記排気側に向かって漸次増大し、
    前記ハウジングの前記内周面の径が、前記第1ハブの前記排気側端部の周囲および前記第2ハブの前記排気側端部の周囲においてほぼ一定であることを特徴とする直列式軸流ファン。
  4. 請求項3に記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第2ハブの前記外側面が、前記第1ハブの前記排気側端部の外側面を前記排気側に延長した延長面と重なる、または、前記延長面よりも前記中心軸側に位置することを特徴とする直列式軸流ファン。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第2ハブの前記吸気側端部の位置における前記第2ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積が、前記第1ハブの前記排気側端部の位置における前記第1ハブの前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積よりも大きいことを特徴とする直列式軸流ファン。
  6. 請求項2に記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第1ハブの前記外側面の径および前記第2ハブの前記外側面の径が一定であり、
    前記ハウジングの前記内周面の径が、前記第1ハブの周囲および前記第2ハブの周囲において、前記吸気側から前記排気側に向かって漸次減少することを特徴とする直列式軸流ファン。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第1モータ部および前記第2モータ部の一方のモータ部が、前記第1インペラと前記第2インペラとの間において、前記中心軸を中心として放射状に伸びる複数の支持リブを介して前記ハウジングの前記内周面に固定されており、
    他方のモータ部が、前記第1インペラの前記吸気側または前記第2インペラの前記排気側において、前記中心軸を中心として放射状に伸びる複数の支持リブを介して前記ハウジングの前記内周面に固定されていることを特徴とする直列式軸流ファン。
  8. 請求項1ないし6のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第1モータ部および前記第2モータ部が、前記第1インペラと前記第2インペラとの間において、前記中心軸を中心として放射状に伸びる複数の支持リブを介して前記ハウジングの前記内周面に固定されていることを特徴とする直列式軸流ファン。
  9. 直列式軸流ファンであって、
    所定の中心軸を中心とする有蓋円筒状の第1ハブおよび前記第1ハブの外側面に固定されるとともに前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第1翼を有する第1インペラと、
    前記第1ハブの内側に設けられ、前記中心軸を中心として前記第1インペラを回転することにより、前記中心軸方向に沿って吸気側から排気側に向かうエアの流れを発生する第1モータ部と、
    前記中心軸に沿って前記第1インペラの前記排気側に配置され、前記中心軸を中心とする有蓋円筒状の第2ハブおよび前記第2ハブの外側面に固定されるとともに前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第2翼を有する第2インペラと、
    前記第2ハブの内側に設けられ、前記中心軸を中心として前記第2インペラを回転することにより、前記第1インペラによるエアの流れと同方向のエアの流れを発生する第2モータ部と、
    前記第1インペラおよび前記第2インペラの外周を囲む筒状のハウジングと、
    前記第1インペラの前記排気側において前記中心軸を中心として放射状に伸びるとともに前記ハウジングの内周面に接続されて前記第1モータ部を支持する複数の第1支持リブと、
    前記第2インペラの前記排気側において前記中心軸を中心として放射状に伸びるとともに前記ハウジングの前記内周面に接続されて前記第2モータ部を支持する複数の第2支持リブと、
    を備え、
    前記第1モータ部が、前記複数の第1支持リブが外側面に接続されるとともに前記外側面の平均径が前記第1ハブの前記外側面の最大径よりも大きい略円板状の第1ベース部を備え、
    前記第2モータ部が、前記複数の第2支持リブが外側面に接続されるとともに前記外側面の平均径が前記第2ハブの前記外側面の最大径よりも大きく、かつ、前記第1ベース部の前記外側面の前記平均径よりも大きい略円板状の第2ベース部を備え、
    前記第2ベース部の周囲における前記第2ベース部の前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積が、前記第1ベース部の周囲における前記第1ベース部の前記外側面と前記ハウジングの前記内周面との間の流路面積よりも小さいことを特徴とする直列式軸流ファン。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、
    前記ハウジングが、
    前記第1インペラおよび前記第1モータ部の外周を囲む第1ハウジング部材と、
    前記第2インペラおよび前記第2モータ部の外周を囲む第2ハウジング部材と、
    を備えることを特徴とする直列式軸流ファン。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第2インペラが、前記第1インペラの回転方向とは反対方向に回転することを特徴とする直列式軸流ファン。
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