[go: up one dir, main page]

JP2008037675A - 低温焼結セラミック組成物、セラミック基板およびその製造方法、ならびに電子部品 - Google Patents

低温焼結セラミック組成物、セラミック基板およびその製造方法、ならびに電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2008037675A
JP2008037675A JP2006211350A JP2006211350A JP2008037675A JP 2008037675 A JP2008037675 A JP 2008037675A JP 2006211350 A JP2006211350 A JP 2006211350A JP 2006211350 A JP2006211350 A JP 2006211350A JP 2008037675 A JP2008037675 A JP 2008037675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
temperature
firing
sintered
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006211350A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaaki Sakamoto
禎章 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2006211350A priority Critical patent/JP2008037675A/ja
Publication of JP2008037675A publication Critical patent/JP2008037675A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)

Abstract

【課題】低温で焼結させることが可能であるとともに、収縮抑制工法により、平面方向の収縮を抑制しつつ焼成する工程を経て製造されるセラミック基板などの電子部品の原料として用いるのに適した低温焼結セラミック組成物を提供する。
【解決手段】(a)含有率が、75重量%を超え、95重量%以下である、1000℃以下で焼結する、ガラスを含まないセラミック材料と、(b)含有率が5重量%以上で、25重量%未満のホウケイ酸ガラスとを含有し、1000℃以下の焼成温度で焼成される低温焼結セラミック組成物において、ホウケイ酸ガラスとして、焼成温度より50〜150℃低い軟化点を有するものを用いる。
本願発明の低温焼結セラミック組成物を主成分とする基板用グリーン層1aと、収縮抑制層31とを備えるグリーン積層体32を形成し、低温焼結セラミック組成物は焼結するが、収縮抑制層31は実質的に焼成しない焼成温度で焼成する。
【選択図】図3

Description

本願発明は、低温で焼結させることが可能なセラミック組成物、それを用いて製造されるセラミック基板、およびその製造方法、ならびに前記セラミック基板を用いた電子部品に関する。
近年、エレクトロニクス分野における電子部品の性能は著しく向上しており、大型コンピュータ、移動通信端末、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置における情報処理速度の高速化、装置の小型化、多機能化に貢献している。
このような電子部品の一つとして、表面や内部に導体パターンを備え、半導体デバイスなどの電子部品素子が搭載された構造を有するセラミック基板や、セラミック基板を多層化し、配線導体を3次元的に配置したセラミック多層基板などが広く用いられている。
セラミック基板は、通常、上述のように、表面や層間(セラミック多層基板の場合)に導体パターンを有しており、この導体パターンは、通常、導電性ペーストを塗布して、焼き付けることにより形成されている。
しかしながら、セラミック基板を構成するセラミック材料は、焼成工程において焼結する温度が、導電性ペーストの焼結温度よりも高く、Cu、Au、Ag、あるいはそれらの合金などを導電成分とする導電性ペーストと、セラミック材料を同時焼成することは必ずしも容易ではないのが実情である。
ところで、層間などに内部導体が配設されたセラミック多層基板の場合、積層体を焼成すると同時に内部導体となる導体パターンの焼付けを行うことが必要になるため、セラミック材料の焼結温度が、例えば1300℃と高いような場合、例えば、緻密な導体パターンを得るためには1000℃程度の低い温度で焼き付けることが必要な、Cu、Au、Agなどからなる導体パターンを形成しようとすると、積層体と導体パターンを同時に焼成することができず、所望の特性を備えたセラミック多層基板を製造することができないという問題点がある。
このような問題点を解消するために、酸化ビスマス、酸化カルシウム、および酸化ニオブを所定の割合で配合した、式:xBiO3/2−yCaO−zNbO5/2(ただし、x+y+z=1.0)で表される、低温焼結が可能なセラミック材料(以下、LTCC(低温焼結セラミック;Low Temperature Co−fired Ceramic)ともいう)、および、それを用いたセラミック電子部品が提案されている(特許文献1および2参照)。
特許文献1のセラミック材料は、ガラスを含まないセラミック材料で1000℃以下で焼結する低温焼結セラミック(LTCC)であり、また、特許文献2のセラミック材料は、1000℃以下で焼結する低温焼結セラミック(LTCC)であり、ガラスを0.05〜2wt%含む材料である。
上記特許文献1および2のセラミック材料は上述のように低温焼成が可能な材料であるが、これらの材料からなるグリーンシートを積層することにより形成した、セラミック積層体などの未焼成セラミック成形体をそのまま焼成すると、平面方向(X−Y方向)への焼成収縮が生じるとともに、その際の収縮ばらつきが大きいため、例えば、セラミック積層体である基板と配線導体(Ag、Cu)とを共焼結させようとすると、収縮挙動の差や、配線導体成分の基板への拡散などにより、基板にうねりなどの変形が発生しやすく、信頼性の高い製品を得ることができないという問題点がある。
このような問題点を解消する技術として、例えば、焼成工程で収縮する未焼結のセラミック成形体の両主面に、セラミック成形体の焼結温度では実質的に焼結しない難焼結性材料からなる層(収縮抑制層)を形成した状態で焼成(以下、「拘束焼成」という)を行うことにより、実質的に、平面方向の焼成収縮が生じないように焼成を行うことができるようにした焼成方法が提案されている(特許文献3参照)。
しかしながら、特許文献3の、収縮抑制工法により、例えば、セラミック基板となるべきセラミック成形体を焼成した場合、セラミック成形体を構成するセラミック材料(LTCC)のガラス含有量が不十分であると、被焼成体の流動性が不十分になり、焼成中に収縮抑制層の拘束力により被焼成体であるセラミック基板に応力が加わり、セラミック基板が破壊してしまうという問題点がある。
また、特許文献3の収縮抑制工法により焼成を行う場合、被焼成体を構成するセラミック材料(LTCC)中のガラス含有量が多くなると、流動性が過剰になり、焼成が進みすぎてガラス成分が被焼成体(セラミック基板)の表面から浮き出し、収縮抑制層と強く固着して、焼成後に収縮抑制層を除去することができなくなるという問題点がある。
また、セラミック基板の場合、セラミック材料(LTCC)中のガラス含有量が多くなると、セラミック基板の誘電損失が大きくなるという問題点がある。また、焼成後のセラミック基板をめっき処理する際に、セラミック基板からガラス成分が溶出しやすく、セラミック基板の強度が低下するという問題点がある。
さらに、製品となるセラミック基板の電気特性や強度の管理のため、焼成工程におけるガラスからの結晶の析出量の管理が必要となるが、そのためには、ガラス原料の製造工程における溶融温度範囲、急冷温度範囲、粉砕粒径範囲、不純物量などを狭く管理する必要がある。
セラミック基板を製造するにあたっては、その構成材料として、セラミック原料、ガラス原料、導体形成用の導電性ペーストなどが用いられるが、ガラス原料はセラミック原料に比ベ、溶融工程、粉砕工程などの加工工程が余分に必要となること、生産が少ないことなどの理由から、原料コストは通常、セラミック原料の数倍以上となるが、上述のように管理幅を狭くした場合、さらに原料コストを押し上げるという問題点がある。
特開平5−225826号公報 特開2005−53761号公報 特開平4−243978号公報
本願発明は上記課題を解決するものであり、低温で焼結させることが可能であるとともに、収縮抑制工法により、平面方向の収縮を抑制しつつ焼成する工程を経て製造されるセラミック基板などの電子部品の原料として用いるのに適した低温焼結セラミック組成物、それを用いた電気的、機械的特性に優れたセラミック基板およびその製造方法、ならびに前記セラミック基板を用いた電子部品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明(請求項1)の低温焼結セラミック組成物は、
(a)含有率が、75重量%を超え、95重量%以下である、1000℃以下で焼結する、ガラスを含まないセラミック材料と、(b)含有率が5重量%以上で、25重量%未満のホウケイ酸ガラスとを含有し、1000℃以下の焼成温度で焼成される低温焼結セラミック組成物であって、
前記ホウケイ酸ガラスが、前記焼成温度より50〜150℃低い軟化点を有するものであること
を特徴としている。
また、請求項2の低温焼結セラミック組成物は、請求項1の発明の構成において、前記セラミック材料が、BiO3/2−ZnO−NbO5/2系、BiO3/2−CaO−NbO5/2系、BiO3/2−(Ca,Zn)O−NbO5/2系、およびAg(Ta,Nb)O3系材料からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴としている。
また、請求項3のセラミック基板は、請求項1または2記載の低温焼結セラミック組成物を焼成してなる絶縁性セラミック層と、前記絶縁性セラミック層に配設された導体部とを備えることを特徴としている。
また、請求項4の電子部品は、請求項3記載のセラミック基板を備えることを特徴としている。
また、請求項5のセラミック基板の製造方法は、
含有率が、75重量%を超え、95重量%以下である、1000℃以下で焼結する、ガラスを含まないセラミック材料と、含有率が5重量%以上で、25重量%未満であるホウケイ酸ガラスとを含有する低温焼結セラミック組成物を主成分とする基板用グリーン層と、前記基板用グリーン層の少なくとも一方主面に接するように配置され、かつ前記低温焼結セラミック組成物の焼結温度では実質的に焼結しない無機材料粉末を含む収縮抑制層とを備えるグリーン積層体を形成する積層体形成工程と、
前記グリーン積層体を、前記基板用グリーン層を構成する前記低温焼結セラミック組成物は焼結するが、前記収縮抑制層を構成する前記無機材料粉末は実質的に焼成しない焼成温度で焼成する焼成工程と
を備え、かつ、
前記ホウケイ酸ガラスとして、軟化温度が前記グリーン積層体の前記焼成温度より50〜150℃低いホウケイ酸ガラスを用いること
を特徴としている。
また、請求項6のセラミック基板の製造方法は、前記セラミック材料が、BiO3/2−ZnO−NbO5/2系、BiO3/2−CaO−NbO5/2系、BiO3/2−(Ca,Zn)O−NbO5/2系、およびAg(Ta,Nb)O3系材料からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴としている。
本願発明(請求項1)の低温焼結セラミック組成物は、1000℃以下の焼成温度で焼成される低温焼結セラミック組成物に、軟化点が焼成温度より50〜150℃低いホウケイ酸ガラスが、5重量%以上、25重量%未満の割合で配合されているため、低温で焼結させることが可能であるとともに、焼成工程において適度な流動性を備えており、収縮抑制工法により、平面方向の収縮を抑制しつつ焼成する工程を経て製造されるセラミック基板などの電子部品の原料として好適に用いることができる。
ところで、拘束焼成を行うことにより収縮抑制効果を得るためには、焼成工程のある時点において、焼成対象物であるセラミック積層体が、厚み方向には収縮するが平面方向には収縮しないように変形することができるだけの流動性を、セラミック材料が有していなければならないが、例えば、1000℃以下で焼結するセラミック材料を用いて形成したセラミック成形体を、ガラスを含まない状態で拘束焼成した場合、焼成中に破壊してしまう。すなわち、セラミック成形体を平面方向(X−Y方向)に焼成収縮させないで厚み方向(Z方向)にだけ焼成収縮させるためには、X−Y−Z方向に焼成収縮する場合よりもセラミック材料の流動性が大きいことが必要であり、拘束焼成の工程でセラミック成形体が破壊するのは、セラミック成形体を構成するセラミック材料がZ方向だけに焼成収縮するのに十分な流動性を備えていないことによる。
例えば、低温焼結セラミック組成物を用いて作製した、セラミック基板となるべきセラミック成形体を拘束焼成する場合に、低温焼結セラミック組成物中のガラス含有量が少なすぎると、流動性が不十分になり、焼成中に収縮抑制層の拘束力によって、セラミック成形体が破壊してしまうことになり、また、セラミック成形体を構成する低温焼結セラミック組成物中のガラス含有量が多くなりすぎると、流動性が過剰になって焼成が進みすぎ、セラミック成形体の表面にガラス成分が浮き出し、収縮抑制層と強く固着して、焼成後に収縮抑制層を除去することができなくなるという問題点がある。これに対し、本願発明の低温焼結セラミック組成物のように、ホウケイ酸ガラスを、5重量%以上、25重量%未満の割合で含有させることにより、適切な流動性を備え、焼成工程における破壊や、焼成後における収縮抑制層との固着などの事態を引き起こすことなく、拘束焼成が十分に可能な低温焼結セラミック組成物を得ることが可能になる。
また、セラミック材料に配合されるホウケイ酸ガラスの軟化点と、焼成温度との差が50℃未満(ホウケイ酸ガラスの軟化点の方が低い)の場合、流動性が不十分になり、焼成中に収縮抑制層の拘束力によって、セラミック成形体が破壊してしまう事態が生じ、また、ホウケイ酸ガラスの軟化点と焼成温度との差が150℃を超える(ホウケイ酸ガラスの軟化点の方が低い)と、流動性が過剰になり過焼成となって、ガラス成分が基板表面から浮き出し収縮抑制層と強く反応して、焼成後に収縮抑制層が取れなくなる事態が生じるが、軟化点が焼成温度より50〜150℃低いホウケイ酸ガラスを用いることにより、このような事態が生じることを防止して、拘束焼成が十分に可能な低温焼結セラミック組成物を提供することができる。
なお、ガラスを含まない状態では、1000℃以下で焼結しないセラミック材料(例えばアルミナ系やジルコニア系のセラミック材料)にガラスを配合して1000℃以下で焼結可能とした従来の低温焼結セラミック組成物の場合、拘束焼成を可能にするためには、通常、ガラスを40〜60重量%の割合となるように配合することが必要になるが、本願発明の低温焼結セラミック組成物においては、ガラス(ホウケイ酸ガラス)の配合割合が上述のように、5重量%以上、25重量%未満で足りるため、ガラスの配合割合を従来の半分以下にまで低減することが可能になり、コストの低減を図ることができる。
また、本願発明の低温焼結セラミック組成物においては、セラミック材料として、請求項2に示されているような材料、すなわち、BiO3/2−ZnO−NbO5/2系、BiO3/2−CaO−NbO5/2系、BiO3/2−(Ca,Zn)O−NbO5/2系、およびAg(Ta,Nb)O3系材料からなる群より選ばれる少なくとも1種を好ましく用いることができる。上記材料を用いることにより、Cu、Au、Ag、あるいはそれらの合金などを導電成分とする導電性ペーストと共焼結可能な低温焼結セラミック組成物を提供することができる。
また、請求項3のセラミック基板では、絶縁性セラミック層が、本願発明の低温焼結セラミック組成物を用いて形成されており、拘束焼成が可能であることから、導体部を、収縮の少ない絶縁性セラミック層に配設することが可能で、信頼性に優れたセラミック基板を得ることが可能になる。
また、ホウケイ酸ガラスの配合割合が、5重量%以上、25重量%未満の範囲に制御されているため、誘電損失の小さいセラミック基板を得ることが可能になる。
また、請求項4の電子部品は、請求項3記載のセラミック基板を備えており、寸法精度が高く、誘電損失の少ない、高特性の電子部品を提供することができる。
また、請求項5のセラミック基板の製造方法は、本願発明の低温焼結セラミック組成物からなる基板用グリーン層と、収縮抑制層とを備えたグリーン積層体を、基板用グリーン層は焼結し、収縮抑制層は実質的に焼成しない焼成温度で焼成する(拘束焼成する)ようにしているので、以下に述べるような作用効果が得られる。
(1)焼成工程における、平面方向(X−Y方向)の収縮を抑制、防止することが可能になるとともに、収縮ばらつきを小さくすることができる。
(2)拘束焼成により、収縮挙動の差や、配線導体成分の基板への拡散によるセラミック基板のうねりなどの変形を抑制することができる。
(3)本願発明にかかる、ガラスの含有量の少ない低温焼結セラミック組成物を用いることにより、
(a)基板の誘電損失を低減することが可能になるとともに、
(b)焼成後のめっき処理工程における、セラミック基板からのガラス成分の溶出を抑制することが可能で、基板強度の低下を抑制することができる、
(c)原料コストの削減を図ることができる。
(d)拘束焼成後に、セラミック基板が収縮抑制層に強く固着して、収縮抑制層を除去することができなくなるような事態の発生を防止して、確実な拘束焼成を実現することができる。
そして、上述のような作用効果が奏される結果、寸法精度が高く、平滑でたわみのない、セラミック基板を得ることができる。
また、セラミック材料として、請求項6に示されている、BiO3/2−ZnO−NbO5/2系、BiO3/2−CaO−NbO5/2系、BiO3/2−(Ca,Zn)O−NbO5/2系、およびAg(Ta,Nb)O3系材料の少なくとも1種を用いることにより、請求項5に関して述べたような、種々の作用効果を確実に得ることができる。
以下に本願発明の実施例を示して、本願発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
<実施条件1>
本願発明の低温焼結セラミック組成物の構成成分の1つである、ホウケイ酸ガラスとして、表1のガラス番号1〜11に示す組成を有するガラス粉末を用意した。なお、ガラス番号8,9,10,11のガラスは、この実施条件1の焼成条件(焼成温度850℃)においては、本願発明の要件を満たさないガラスである。
Figure 2008037675
また、本願発明の低温焼結セラミック組成物の構成成分の1つである、セラミック材料を以下の方法で作製した。
まず、原料粉末として、Bi23、ZnO、および、Nb25の粉末を用意し、これらを所定量湿式混合し、乾燥後、800℃で1時間仮焼した。
それから、さらに湿式粉砕、乾燥することにより、下記(a)のセラミック原料を得た。
(a)表2,表3の試料番号3〜28に示すセラミック原料である2BiO3/2−ZnO−NbO5/2
同様に、セラミック材料の原料粉末として、Bi25、ZnO、Nb25、Nb25、CaCO3、Ag2O、Ta25の粉末を用意し、これらを所定量湿式混合し、乾燥後、800℃で1時間仮焼することにより、以下の(b),(c),および(d)の各セラミック原料を得た。
(b)表4,表5の試料番号29〜54に示すセラミック原料である2BiO3/2−CaO−NbO5/2
(c)表6,表7の試料番号55〜80に示すセラミック原料である2BiO3/2−(Ca0.5Zn0.5)O−NbO5/2
(d)表8,表9の試料番号81〜106に示すセラミック原料であるAg(Ta0.5Nb0.5)O3
なお、表2〜表9の試料番号3〜106に示した各セラミック原料は、いずれも、ガラスを配合しない状態で、1000℃以下で焼結するセラミック原料である。
また、比較用に、試料番号1のAl23(アルミナ)、試料番号2のZrO2(ジルコニア)を用意した。
なお、比較例のセラミック原料である試料番号1のAl23、および、試料番号2のZrO2は、いずれもガラスを配合しない状態では、1000℃以下で焼結しない難焼結性のセラミック原料である。
Figure 2008037675
Figure 2008037675
Figure 2008037675
Figure 2008037675
Figure 2008037675
Figure 2008037675
Figure 2008037675
Figure 2008037675
そして、上述の表2〜表9の試料番号3〜106のセラミック原料、比較例となる試料番号1および2のAl23、ZrO2に、表1のガラス番号1〜11のうちの所定のホウケイ酸ガラス粉末と、有機溶剤とを所定の割合で混合し、これにセラミックとガラスを合わせた混合物に、ブチラール系バインダと、可塑剤とを加えて、所定の条件にて湿式混合し、スラリーを得た。
なお、ブチラール系バインダは、セラミック原料とホウケイ酸ガラス粉末を合わせたもの100重量部に対して、10重量部の割合で添加し、可塑剤は、セラミック原料とホウケイ酸ガラス粉末を合わせたもの100重量部に対して、1重量部の割合で添加した。
なお、表2〜9の各試料番号に*を付した試料は、上述の試料番号1および2が、1000℃以下で焼結しないセラミック原料であるAl23(アルミナ)(試料番号1)、ZrO2(ジルコニア)(試料番号2)を用いた試料であることを除いては、ガラスの含有量、またはガラス軟化温度が本願発明の範囲外の比較例の試料である。
それから、得られたスラリーをドクターブレード法により、厚み50μmのシートに成形し、基板用グリーンシートを作製した。
また、収縮抑制層を作製するために、難焼結性のセラミック材料であるAl23粉末(100重量部)に有機溶剤を混合し、ブチラール系バインダ(10重量部)と可塑剤(1重量部)を加えて、所定の条件にて湿式混合して、スラリーを得た。
次いで、ドクターブレード法により厚み50μmのシートに成形し、収縮抑制層として用いられるグリーンシートを得た。
上記基板用グリーンシートおよび収縮抑制層としてのグリーンシートを100mm□にカットし、収縮抑制層:1枚、基板用グリーンシート:10枚、収縮抑制層:1枚の順で積層した複合積層体をプレス機により圧着してグリーン積層体を得た。
それから、このグリーン積層体を焼成温度850℃、保持時間10分の条件で焼成して、所望のセラミック多層基板を得た。
次に、セラミック多層基板(積層焼成体)の表面の、焼成後にも未焼結の状態で残る(粉体状で積層焼成体の表面に付着している)収縮抑制用のシートを、超音波洗浄機を用いて洗浄、除去し、評価用のセラミック多層基板(積層焼成体)を得た。
そして、焼結性を確認するため、表2〜9の試料番号1〜106の各試料について、セラミック多層基板(積層焼成体)の断面を、顕微鏡で観察して、亀裂の有無を調べた。
なお、表2〜9の試料番号1〜106の各試料について、100mm□のセラミック多層基板(積層焼成体)を10個作製し、この10個のセラミック多層基板について亀裂が認められないものを「問題なし」とした。
また、焼結後のセラミック多層基板の電気特性を評価するため、摂動法により、3GHzにて誘電率とQを測定した。
さらに、焼結後のセラミック多層基板について、めっき処理前と処理後の抗折強度を測定した。
特性の評価結果を表2〜表9に併せて示す。
<実施条件2>
また、表10,表11の試料番号107〜134の各試料を用意し、この各試料について、表2〜表9の試料番号1〜106の各試料の場合と同様にして作製した積層圧着体を、表2の試料の焼成温度850℃よりも高い焼成温度900℃、保持時間10分の条件で焼成して、積層焼成体を得た。それから、積層焼成体の表面の、焼成後にも未焼結の状態で残る収縮抑制用のシートを、超音波洗浄機を用いて洗浄、除去し、評価用の積層焼成体を得た。
なお、表1のガラス番号1,5,8,11のガラスは、この実施条件2の焼成条件(焼成温度900℃)においては、本願発明の要件を満たさないガラスである。
また、実施条件2においても上記実施条件1の場合と同様に、表1のガラス番号1〜11のうちの所定のホウケイ酸ガラス粉末を使用している。
Figure 2008037675
Figure 2008037675
なお、表10,表11において、各試料番号に*を付した試料は、試料番号107および108が、それぞれ1000℃以下で焼結しないセラミック原料であるAl23(アルミナ)(試料番号107)およびZrO2(ジルコニア)(試料番号108)を用いた試料であることを除いては、ガラスの含有量、またはガラス軟化温度が本願発明の範囲外の比較例の試料である。
そして、この試料番号107〜134の積層焼成体についても、表2〜表9の試料番号1〜106の各試料の場合と同様の方法で、特性の評価を行った。その結果を表10,表11に併せて示す。
表1〜表11より、ガラス(ホウケイ酸ガラス)を含まない状態で焼成した場合に、1000℃以下で焼結するセラミック材料に、焼成温度より50〜150℃低い軟化点を有するホウケイ酸ガラス材料を、本願発明の所定の割合(すなわち、5重量%以上で、25重量%未満の割合)で添加することにより、拘束焼成が可能になることがわかる。
ただし、例えば、表3の試料番号25,26,27などのように、焼成温度の値から軟化点の値を差し引いた値が50℃より小さくなると、ガラスの流動性が不十分になり、焼成中に収縮抑制層の拘束力により積層焼成体が破壊し、また、例えば、表3の試料番号20,21,22などのように、焼成温度の値から軟化点の値を差し引いた値が150℃より大きくなると、流動性が過剰になり、過焼成となって、ガラス成分が積層焼結体の表面から浮き出し、収縮抑制層と強く反応して固着し、焼成後に収縮抑制層を除去することができなくなることが確認された。
また、例えば、表2の試料番号4、試料番号9、試料番号14などのように、ガラスの添加量が5重量%未満になると流動性が不十分となり、焼成中に収縮抑制層の拘束力により積層焼成体が破壊し、また、例えば、表2の試料番号8、試料番号13、表3の試料番号18などのように、ガラスの添加量が25重量%以上になると、流動性が過剰になり過焼成となって、ガラス成分が積層焼結体の表面から浮き出し、収縮抑制層と強く反応して、焼成後に収縮抑制層を除去することができなくなることが確認された。
また、1000℃以下で焼結しないセラミック原料であるアルミナ(試料番号1,107)およびジルコニア(試料番号2,108)を用いた比較例の試料の場合、焼結可能とするために必要なガラス量が多くなるため、試料番号1,2,107,108の各試料では、Q値が210以下と低く、好ましくない結果となることが確認された。なお、本願発明の要件を満たす試料の場合、Q値は低くても260以上となることが確認された。
また、1000℃以下で焼結しないアルミナ(試料番号1,107)およびジルコニア(試料番号2および108)を用いた比較例の試料の場合、ガラス量が多くなるため、めっき処理の後に、基板強度が60〜70Mpa程度低下するのに対して、本願発明の要件を満たす試料(実施例)の場合、ガラス量が少ないため、基板強度の低下は、多くても10Mpa程度であることが確認された。
この実施例1から、本願発明のように、1000℃以下で焼結するセラミック材料に、焼成温度より50〜150℃低い軟化点を有するホウケイ酸ガラス材料を、5重量%以上で、25重量%未満の割合で添加した低温焼結セラミック組成物を用いることにより、拘束焼成が可能で、寸法精度の高い積層焼成体(セラミック多層基板)を得ることが可能になることが確認された。
図1は、本願発明の実施例(実施例2)にかかるセラミック基板(セラミック多層基板)を示す図、図2は、図1のセラミック基板に実装電子部品を搭載することにより形成された電子部品を示す図である。
この実施例2のセラミック基板(セラミック多層基板)Aは、図1に示すように、低温焼結セラミック組成物を焼成してなる複数の絶縁性セラミック層1と、絶縁性セラミック層1に配設された導体部2とを備えている。
絶縁性セラミック層1を構成する低温焼結セラミック組成物としては、例えば、上記実施例1で示したような、BiO3/2−ZnO−NbO5/2系、BiO3/2−CaO−NbO5/2系、BiO3/2−(Ca,Zn)O−NbO5/2系、またはAg(Ta,Nb)O3系のセラミック材料に、ガラス成分として、ホウケイ酸ガラスを配合した、低温焼結セラミック組成物が用いられている。
また、導体部2は、セラミック基板Aの表面に位置する表面導体(外部導体)21、互いに接合された絶縁性セラミック層1,1の間に配設された層間導体(内部導体)22と、層間導体22どうし、あるいは、表面導体21と層間導体22とを接続するビアホール導体23とから構成されている。
表面導体21,層間導体22は、導電性ペースト(例えば、銀系導電性ペースト)を印刷することにより形成した外部導体膜および内部導体膜を焼成することにより形成されている。また、ビアホール導体23は、例えば、貫通孔に導電性ペーストや導体紛を充填し、焼成することによって形成されている。
また、図2の電子部品(セラミック多層電子部品B)は、図1のセラミック基板(セラミック多層基板)Aに半導体素子やチップコンデンサなどの実装電子部品3a,3bを配設することにより形成されている。
次に、このセラミック多層基板Aおよびセラミック多層電子部品Bの製造方法について説明する。
なお、図3は、図1のセラミック多層基板Aおよび図2のセラミック多層電子部品Bを製造する工程で作製した、収縮抑制層を備えた未焼成の積層体(すなわち、未焼成のセラミック多層基板)を示す図である。
以下、図1〜図3を参照しつつ、説明を行う。
(1)まず、BiO3/2−ZnO−NbO5/2系、BiO3/2−CaO−NbO5/2系、BiO3/2−(Ca,Zn)O−NbO5/2系、またはAg(Ta,Nb)O3系のセラミック材料と、ホウケイ酸ガラスとを混合した混合粉末に、バインダ、分散剤、可塑剤および有機溶剤などを各々適量添加し、これらを混合することによって、セラミックスラリーを作製する。
(2)次いで、このセラミックスラリーをドクターブレード法などの方法によってシート状に成形し、基板用セラミックグリーンシート1a(図3)を作製する。
(3)それから、得られた基板用セラミックグリーンシート(基板用グリーン層)1aに、必要に応じて、ビアホール導体を形成するための貫通孔12(図3)を設け、この貫通孔12に、導電性ペーストまたは導体粉を充填することによって、未焼結のビアホール導体23a(図3)を形成する(なお、この実施例2では、貫通孔12に導体粉を充填した)。
(4)また、基板用セラミックグリーンシート1a上に、必要に応じて、例えば、銀系導電性ペーストを印刷することにより、未焼結の外部導体21a、内部導体22aを形成する(図3参照)。
(5)また、Al23(アルミナ)などの難焼結性の無機材料粉末に、バインダ、分散剤、可塑剤および有機溶剤等を各々適量添加し、これらを混合することによって、無機材料スラリーを作製する。
(6)そして、この無機材料スラリーをドクターブレード法などの方法によりシート状に成形して、難焼結性のセラミックグリーンシート(すなわち、収縮抑制層31(図3))を得る。
(7)それから、上記の基板用セラミックグリーンシート1aを所定の順序で積層して、未焼成の積層体A'を形成する。
(8)次に、基板用セラミックグリーンシート1aを積層して形成した、未焼成の積層体A'の上下両側に、収縮抑制層31を積層し、プレスすることにより、、未焼成のセラミック多層基板である積層体A'の上下両側に、収縮抑制層31が配設された構造を有するグリーン積層体32を作製する(図3参照)。
(9)次に、このグリーン積層体32を、基板用セラミックグリーンシート1aを構成する低温焼結セラミック材料は焼結するが、収縮抑制層31を構成するAl23は実質的に焼結しない温度(この実施例では900℃)で焼成して、未焼結のままの収縮抑制層31を備えたセラミック多層基板Aを得る。
(10)それから、収縮抑制層31を除去して、図1に示すような、セラミック多層基板Aを得る。
(11)さらに、セラミック多層基板Aに、半導体素子やチップコンデンサなどの実装電子部品3a,3bを搭載することにより、図2に示すようなセラミック多層電子部品Bを得る。
この実施例2の方法により製造されるセラミック多層基板Aおよびセラミック多層電子部品Bは、上述のように、本願発明の低温焼結セラミック組成物を用い、拘束焼成の工程を経て製造されているため、平面形状における寸法精度が高く、平滑でたわみのない信頼性の高い製品を提供することができる。
また、ガラスの含有量の少ない低温焼結セラミック組成物を用いているので、(a)誘電損失の小さいセラミック多層基板およびセラミック多層電子部品を得ることができる、(b)焼成後に外部導体にめっきを施す工程がある場合にも、めっき工程でセラミック基板からのガラス成分の溶出が少なく、強度の大きいセラミック多層基板を得ることができる、(c)拘束焼成後に、セラミック基板が収縮抑制層に強く固着して、収縮抑制層を除去することができなくなるような事態の発生を防止して、確実な拘束焼成を実現することができるというような特有の作用効果を得ることができる。
なお、本願発明は、低温焼結セラミック組成物を構成するセラミック材料や、ホウケイ酸ガラスなどの具体的な組成、配合割合、具体的な焼成温度などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることができる。
上述のように、本願発明によれば、低温で焼結させることが可能であるとともに、収縮抑制工法により、平面方向の収縮を抑制しつつ焼成する工程を経て製造されるセラミック基板などの電子部品の原料として用いるのに適した低温焼結セラミック組成物を提供することが可能になるとともに、それを用いたセラミック基板およびその製造方法、ならびに該セラミック基板を用いた特性が良好で信頼性の高い電子部品を提供することが可能になる。
したがって、本願発明は、収縮抑制工法により、平面方向の収縮を抑制しつつ焼成する工程を経てセラミック基板などの電子部品を製造する分野に広く適用することが可能である。
本願発明の実施例(実施例2)にかかるセラミック基板(セラミック多層基板)を示す図である。 図1のセラミック基板に実装電子部品を搭載することにより形成された電子部品を示す図である。 図1のセラミック多層基板および図2のセラミック多層電子部品を製造する工程で作製した、収縮抑制層を備えた未焼成の積層体(すなわち、未焼成のセラミック多層基板)を示す図である。
符号の説明
1 絶縁性セラミック層
1a 基板用セラミックグリーンシート
2 導体部
3a,3b 実装電子部品
12 貫通孔
21 表面導体(外部導体)
21a 未焼結の外部導体
22 層間導体(内部導体)
22a 未焼結の内部導体
23 ビアホール導体
23a 未焼結のビアホール導体
31 収縮抑制層
32 グリーン積層体
A セラミック基板(セラミック多層基板)
A’ 未焼成の積層体
B セラミック多層電子部品

Claims (6)

  1. (a)含有率が、75重量%を超え、95重量%以下である、1000℃以下で焼結する、ガラスを含まないセラミック材料と、(b)含有率が5重量%以上で、25重量%未満のホウケイ酸ガラスとを含有し、1000℃以下の焼成温度で焼成される低温焼結セラミック組成物であって、
    前記ホウケイ酸ガラスが、前記焼成温度より50〜150℃低い軟化点を有するものであること
    を特徴とする低温焼結セラミック組成物。
  2. 前記セラミック粉末が、BiO3/2−ZnO−NbO5/2系、BiO3/2−CaO−NbO5/2系、BiO3/2−(Ca,Zn)O−NbO5/2系、およびAg(Ta,Nb)O3系材料からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載の低温焼結セラミック組成物。
  3. 請求項1または2記載の低温焼結セラミック組成物を焼成してなる絶縁性セラミック層と、前記絶縁性セラミック層に配設された導体部とを備えることを特徴とするセラミック基板。
  4. 請求項3記載のセラミック基板を備えることを特徴とする電子部品。
  5. 含有率が、75重量%を超え、95重量%以下である、1000℃以下で焼結する、ガラスを含まないセラミック材料と、含有率が5重量%以上で、25重量%未満であるホウケイ酸ガラスとを含有する低温焼結セラミック組成物を主成分とする基板用グリーン層と、前記基板用グリーン層の少なくとも一方主面に接するように配置され、かつ前記低温焼結セラミック組成物の焼結温度では実質的に焼結しない無機材料粉末を含む収縮抑制層とを備えるグリーン積層体を形成する積層体形成工程と、
    前記グリーン積層体を、前記基板用グリーン層を構成する前記低温焼結セラミック組成物は焼結するが、前記収縮抑制層を構成する前記無機材料粉末は実質的に焼成しない焼成温度で焼成する焼成工程と
    を備え、かつ、
    前記ホウケイ酸ガラスとして、軟化温度が前記グリーン積層体の前記焼成温度より50〜150℃低いホウケイ酸ガラスを用いること
    を特徴とするセラミック基板の製造方法。
  6. 前記セラミック材料が、BiO3/2−ZnO−NbO5/2系、BiO3/2−CaO−NbO5/2系、BiO3/2−(Ca,Zn)O−NbO5/2系、およびAg(Ta,Nb)O3系材料からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項5記載のセラミック基板の製造方法。
JP2006211350A 2006-08-02 2006-08-02 低温焼結セラミック組成物、セラミック基板およびその製造方法、ならびに電子部品 Pending JP2008037675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006211350A JP2008037675A (ja) 2006-08-02 2006-08-02 低温焼結セラミック組成物、セラミック基板およびその製造方法、ならびに電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006211350A JP2008037675A (ja) 2006-08-02 2006-08-02 低温焼結セラミック組成物、セラミック基板およびその製造方法、ならびに電子部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008037675A true JP2008037675A (ja) 2008-02-21

Family

ID=39173129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006211350A Pending JP2008037675A (ja) 2006-08-02 2006-08-02 低温焼結セラミック組成物、セラミック基板およびその製造方法、ならびに電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008037675A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011135899A1 (ja) * 2010-04-28 2011-11-03 株式会社村田製作所 コイル装置
JP2020152635A (ja) * 2019-03-15 2020-09-24 Tdk株式会社 誘電体組成物および電子部品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003238259A (ja) * 2002-02-21 2003-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd セラミック部品の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003238259A (ja) * 2002-02-21 2003-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd セラミック部品の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011135899A1 (ja) * 2010-04-28 2011-11-03 株式会社村田製作所 コイル装置
JP2020152635A (ja) * 2019-03-15 2020-09-24 Tdk株式会社 誘電体組成物および電子部品
JP7363535B2 (ja) 2019-03-15 2023-10-18 Tdk株式会社 誘電体組成物および電子部品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5104761B2 (ja) セラミック基板およびその製造方法
JP4840935B2 (ja) セラミック多層基板
KR101290089B1 (ko) 저온 소결 세라믹 재료 및 세라믹 기판
JP5321066B2 (ja) セラミック組成物およびセラミック基板
KR101241256B1 (ko) 저온 소결 세라믹 소결체 및 다층 세라믹 기판
KR101076643B1 (ko) 적층 세라믹 전자 부품 및 그 제조 방법
JP5263226B2 (ja) 多層セラミック基板およびその製造方法
JP2010045209A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP5533674B2 (ja) 低温焼結セラミック材料およびセラミック基板
JP6728859B2 (ja) セラミック基板およびその製造方法
JP5040243B2 (ja) セラミック基板
KR101188770B1 (ko) 저온 소결 세라믹 재료, 저온 소결 세라믹 소결체 및 다층 세라믹 기판
JP2008037675A (ja) 低温焼結セラミック組成物、セラミック基板およびその製造方法、ならびに電子部品
JP4844317B2 (ja) セラミック電子部品およびその製造方法
JP4688460B2 (ja) コンデンサ内蔵ガラスセラミック多層配線基板
JP5110420B2 (ja) Ag粉末、導体ペースト及び多層セラミック基板とその製造方法
JP4449344B2 (ja) 酸化物磁器組成物、及びセラミック多層基板
JP2008031005A (ja) 多層セラミック基板および多層セラミック基板作製用複合グリーンシート
WO2011122407A1 (ja) 金属ベース基板
JP5429393B2 (ja) 積層セラミック電子部品、および積層セラミック電子部品の製造方法
JP2010045212A (ja) 積層セラミック電子部品及びその製造方法
JP2004273426A (ja) 導電ペーストおよびそれを用いたセラミック多層基板
JP5110419B2 (ja) Ag粉末、導体ペースト及び多層セラミック基板とその製造方法
JP2005347674A (ja) 多層セラミック基板の製造方法及び多層セラミック基板
JP4416342B2 (ja) 回路基板およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110823