JP2008020189A - 冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 非共沸混合冷媒を用いた冷凍装置では、冷媒の状態量に組成が含まれるために冷媒回路内の状態を検知するのが難しい。このため、冷凍装置内の状態を検知することによって冷凍装置の運転を安定させたり、冷凍装置の不具合を回避することが難しい。
【解決手段】 冷凍装置の循環組成を検知し、この循環組成冷を使用して冷凍装置内の状態を正確に検知する。また、検知した循環組成の誤差等から正確に検知できない状態量がある場合は、その値を直接検知できるような冷凍装置にする。これにより、冷凍装置の不具合を正確に検知し、この状態を回避することが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】 冷凍装置の循環組成を検知し、この循環組成冷を使用して冷凍装置内の状態を正確に検知する。また、検知した循環組成の誤差等から正確に検知できない状態量がある場合は、その値を直接検知できるような冷凍装置にする。これにより、冷凍装置の不具合を正確に検知し、この状態を回避することが可能となる。
【選択図】 図1
Description
本発明は非共沸混合冷媒等を用いた冷凍装置の冷媒回路や冷媒回路制御に関するものである。
図15は例えば特開平8−75280に示された従来の非共沸混合冷媒を用いた冷凍装置である。圧縮機1、凝縮器3、第1毛細管4、蒸発器5、アキュムレータ6を順番に配管で接続した非共沸混合冷媒が循環する冷媒回路及び、上記圧縮機1と凝縮器3の間からバイパスし、冷却手段9、第2毛細管10、上記圧縮機と蒸発器との間の配管に至るまでを順番に接続したバイパス配管8と上記第2毛細管出口部の温度及び圧力を検知する温度検知器12と圧力検知器13、上記温度検知器12と圧力検知器13で検知した信号から、上記冷媒回路内を循環する冷媒組成を演算する組成演算器14を設けている冷凍装置である。この冷凍装置によって、冷媒回路内を循環する冷媒組成が演算可能で、この冷媒組成によって、冷凍装置の運転制御を実施する。
しかし従来の技術では、同一温度においてR22よりR407Cの方が圧力が高いので、R407Cを使用した冷凍装置ではR22を使用した冷凍装置より圧縮機吐出部圧力上昇過多による冷凍装置不具合が起こり易かった。 またR407C冷媒及びR407Cに使用する冷凍機油であるエステル油・エーテル油を使用する冷凍機においては、冷凍装置に悪影響をおよぼすスラッジが多く発生し易かった。
本発明は、上記諸問題を解決することを目的とするものであって、非共沸混合冷媒(擬似共沸混合冷媒も含む)を冷凍装置に不具合なく使うことを目的とするものである。
この発明の冷凍装置は、冷媒として非共沸混合冷媒又は擬似共沸混合冷媒を使用する冷凍装置であって、圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、及び利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路と、開閉弁及び減圧装置を有し、熱源機側熱交換器、絞り装置及び利用側熱交換器を迂回して、冷媒回路の圧縮機吐出側から吸入側へ非共沸混合冷媒又は擬似共沸混合冷媒を流通させるバイパス配管と、圧縮機の吐出温度又は圧力が所定値以上では開閉弁を開とし、所定値未満では開閉弁を閉とする開閉出力装置と、を備えたものである。
非共沸混合冷媒(擬似共沸混合冷媒も含む)を冷凍装置に不具合なく使うことができる。
参考例1 以下、この参考例を説明する。図1はこの参考例に関わる非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置の一例である冷凍装置81を示すもので、容量可変の圧縮機1、四方弁2、利用側熱交換器である室内機熱交換器3、第一絞り装置4、熱源機側熱交換器である室外機熱交換器5、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成し、かつ四方弁の切り替えにより圧縮機1、四方弁2、室外機熱交換器5、第一絞り装置4、室内機熱交換器3、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成する。またその他に循環組成検知装置15及び圧縮機1の吐出管に第一圧力検知器16、圧縮機1の吸入管に第二圧力検知器13を有する。さらに室外熱交換器には能力可変のファン7が付いていて、このファン7の回転数と圧縮機1の周波数を出力するファン、圧縮機能力可変手段であるファン回転数・圧縮機周波数出力装置17を有する。能力可変手段は、ファン能力可変手段、圧縮機能力可変手段と別々のものとしてもよい。 また、この図1の冷凍装置81内には、R32/R125/R134aが23/25/52wt%の割合で混合されている非共沸混合冷媒であるR407Cが充填されている。 図において、点線は矢印方向へ制御値を出力することを示している。
次に冷凍装置81の作用について説明する。暖房時は圧縮機1から吐出される高温、高圧の冷媒ガスは、四方弁2を経て室内機熱交換器3へ流入し、常温の空気などにより冷却されて凝縮液化する。室内機熱交換器3から出た冷媒は第一絞り装置4で減圧され、室外機熱交換器5へ流入する。室外機熱交換器5で低温を発生するとともに冷媒は蒸発しガス化して流出し、ガス冷媒が四方弁2を経てアキュムレータ6へ流入し、通過した後圧縮機1に吸入される。冷凍装置81内の余剰冷媒は液冷媒の形でアキュムレータ6に存在する。この時ファン7の回転数を変えたり圧縮機1の周波数を変え回転数を変えることによって室内機熱交換器の凝縮温度と室外機熱交換器の蒸発温度を変えることができる。冷房時は、圧縮機1から吐出される高温、高圧の冷媒ガスは、四方弁2を経て室外機熱交換器5へ流入し、常温の空気などにより冷却されて凝縮液化する。室外機熱交換器5から出た冷媒は絞り装置4で減圧され、室内機熱交換器3へ流入する。室内機熱交換器で低温を発生するとともに冷媒は蒸発しガス化して流出し、ガス冷媒が四方弁2を経てアキュムレータ6へ流入し、通過した後圧縮機1へ吸入される。この時ファン7の回転数を変えたり圧縮機1の周波数を変え回転数を変えることによって室外機熱交換器の凝縮温度と室内機熱交換器の蒸発温度を変えることができる。
次に循環組成検知装置15の作用を説明する。図1において8は圧縮機1の吐出配管と圧縮機の吸入配管をバイパスするバイパス配管であり、9は第一二重管熱交換器、10は第一減圧装置、11は第一温度検知器、12は第二温度検知器、13は第二圧力検知器、14は組成演算器であり、これらバイパス配管8、第一二重熱交換器9、第一減圧装置10、第一温度検知器11、第二温度検知器12、第二圧力検知器及び組成演算器14とで循環組成検知装置15を構成する。 圧縮機1を出た高圧のガス冷媒の一部は、バイパス配管8を通り、第一二重管熱交換器9で低圧の冷媒と熱交換し、液化した後、第一減圧装置10で減圧し、低圧の二相冷媒となる。その後第一二重管熱交換器9で高圧の冷媒と熱交換して蒸発し、ガス化した後圧縮機1の吸入に戻る。この装置において、第一温度検知器11の液冷媒の温度、第二温度検知器12と第二圧力検知器13の二相冷媒の温度と圧力を検知し(第二圧力検知器13の値と第一減圧装置10出口圧力はほぼ等しいため、第一減圧装置10出口圧力を第二圧力検知器13の値とする)、その温度と圧力に基づいて冷凍装置81内の非共沸混合冷媒の冷媒循環組成を組成演算装置14で演算、検知する。またこの循環組成検知は、冷凍空調装置に電源が投入されている間、常時行われる。ここで、冷媒循環組成の演算の方法を説明する。R407Cは非共沸三種混合冷媒であり、三種類の冷媒循環組成は未知数であるため、3つの方程式を立てて、これを解けば未知である循環組成がわかる。しかし、三種類の各循環組成をたせば1となるため、R32はα32、R125はα125、R134aはα134aと表すと、 α32+α125+α134a=1 (1)が常に成り立つので、未知である二種類の循環組成に対して2つの方程式(上記α32+α125+α134a=1は除く)をたてて、これを解けば循環組成がわかる。例えばα32とα125を未知とする方程式が2つできれば循環組成がわかる。それでは、このα32とα125を未知とする方程式の立て方について説明する。 まず一つ目の方程式は、図1の循環組成検知装置15から立てることができる。図2は循環組成検知装置15における冷媒の状態変化を表したモリエル線図であるが、この図のなかで1)は圧縮機1を出た高圧のガス冷媒の状態、2)は二重管熱交換器9で低圧の冷媒と熱交換し、液化した状態、3)は減圧装置10で減圧し、低圧の二相冷媒となった状態、4)は二重管熱交換器9で高圧の冷媒と熱交換して蒸発し、ガス化した状態を示す。この図2の2)及び3)は同じエンタルピであるために、α32とα125を未知数とする2)エンタルピ及び3)のエンタルピが等しいとする方程式が立てることができる。すなわち2)のエンタルピをhl、3)のエンタルピをht、第一温度検知器11の温度をT11、第二温度検知器12の温度をT12、圧力検知器13の圧力をP13とすると、 hl(α32,α125,T11)=ht(α32,α125,T12,P13) (2)と立てることができる。 二つ目の方程式は、冷凍装置に最初に入れる充填組成がR407Cである限りにおいては、気液平衡が成り立ち、アキュムレータに液が滞留したり、冷媒漏れした後でも循環組成の各組成成分間には一定の関係がある。すなわち、A及びBを定数とすると α32=A×α125+B (3)とする気液平衡組成実験式を立てることができる。以上のようにして立てた二つの式(2)、(3)を解くことで、α32、α125及びα134aがわかる。 そして、α32=A×α125+Bの式及びα32+α125+α134a=1の式から、循環組成の三種類の成分の内一つの組成の値が既知であれば、他の組成の値もこれらの式からわかるので、以後α32を循環組成の代表値αとしても表現する。
また、本参考例では非共沸三種混合冷媒を使用しているが、非共沸二種混合冷媒では、気液平衡組成実験式以外の残りの式だけで循環組成が求まる。
次に冷凍装置81における組成について説明する。アキュムレータ6内のガス冷媒の組成を含め冷凍サイクルを循環する冷媒の組成は、冷凍サイクル内を循環しているがために同じ組成の冷媒となる。従って暖房時には、アキュムレータ6内のガス冷媒、圧縮機1から吐出されたガス冷媒、室内機熱交換器3出口の液冷媒は同じ組成となる。また、冷房時でも、アキュムレータ6内のガス冷媒、圧縮機1から吐出されたガス冷媒、室外機熱交換器5出口の液冷媒は同じ組成となる。一方アキュムレータ
6のガス冷媒、液冷媒を考えると、アキュムレータ6で気液平衡関係が成立する。非共沸の混合冷媒において気液平衡が成立するとき、ガスは液よりも低沸点成分を多く含む冷媒となる。従って、アキュムレータ6内のガス冷媒は液冷媒よりも低沸点の冷媒R32、R125が多く含まれる冷媒となる。逆にアキュムレータ6内の液冷媒はガス冷媒よりも高沸点の冷媒R134aが多く含まれる冷媒となる。冷凍装置81内の全冷媒は冷凍装置81内を循環している冷媒とアキュムレータ6内の液冷媒を合わせた冷媒となり、合わせた冷媒の組成が充填した冷媒R407Cの組成と同じになるので、アキュムレータ6内に液冷媒が存在する場合は、アキュムレータ6内のガス冷媒の組成を含め、図1の冷凍サイクルを循環する冷媒の組成は充填した冷媒よりも低沸点の冷媒R32,R125が多く含まれる冷媒となり、アキュムレータ6内の液冷媒の組成は、充填した冷媒R407Cの組成よりも高沸点の冷媒R134aが多く含まれる冷媒となる。また、アキュムレータ6内に液冷媒が存在しない場合は、図1の冷凍装置81内を循環する冷媒の組成はR407Cと同じ組成となる。
6のガス冷媒、液冷媒を考えると、アキュムレータ6で気液平衡関係が成立する。非共沸の混合冷媒において気液平衡が成立するとき、ガスは液よりも低沸点成分を多く含む冷媒となる。従って、アキュムレータ6内のガス冷媒は液冷媒よりも低沸点の冷媒R32、R125が多く含まれる冷媒となる。逆にアキュムレータ6内の液冷媒はガス冷媒よりも高沸点の冷媒R134aが多く含まれる冷媒となる。冷凍装置81内の全冷媒は冷凍装置81内を循環している冷媒とアキュムレータ6内の液冷媒を合わせた冷媒となり、合わせた冷媒の組成が充填した冷媒R407Cの組成と同じになるので、アキュムレータ6内に液冷媒が存在する場合は、アキュムレータ6内のガス冷媒の組成を含め、図1の冷凍サイクルを循環する冷媒の組成は充填した冷媒よりも低沸点の冷媒R32,R125が多く含まれる冷媒となり、アキュムレータ6内の液冷媒の組成は、充填した冷媒R407Cの組成よりも高沸点の冷媒R134aが多く含まれる冷媒となる。また、アキュムレータ6内に液冷媒が存在しない場合は、図1の冷凍装置81内を循環する冷媒の組成はR407Cと同じ組成となる。
次にこの参考例の冷媒回路の凝縮温度及び蒸発温度のファン回転数、圧縮機周波数出力装置17の運転制御方法について説明する。冷凍装置運転中、ファン回転数、圧縮機周波数出力装置17は、第一圧力検知器16の検出値P16及び組成演算器14の演算、検知した循環組成検出値αを基にP16のガス飽和温度と液飽和温度の平均値を求め、この値を凝縮温度とし、第二圧力検知器13の検出値P13及び循環組成検出値αを基にP13のガス飽和温度と液飽和温度の平均値を求め、この値を蒸発温度とする。ただし、第二温度検知器12の値T12を蒸発温度としてもかまわない。ファン回転数・圧縮機周波数出力装置17は、このようにして求まった凝縮温度及び蒸発温度を内蔵するそれぞれの目標値と比較演算して、目標の値になるようにファン7の回転数及び圧縮機1の周波数をそれぞれファン7と圧縮機1に出力する。 ファン回転数、圧縮機周波数出力装置17の具体的な制御例としては、圧縮機1の周波数を増加(回転数増加)することによる凝縮温度の増加及び蒸発温度の低下または圧縮機1の周波数の低下(回転数低下)することによる凝縮温度の低下及び蒸発温度の増加と、ファン7の回転数の増加(ファン風量増加)による冷房時の凝縮温度の低下、暖房時の蒸発温度の増加またはファン7の回転数の低下(ファン風量低下)による冷房時の凝縮温度の増加、暖房時の蒸発温度の低下との組合わせで行う。 また、圧縮機1の周波数により回転数を変化させる制御は、いわゆる容量制御機構を付の圧縮機で容量制御してもよい。 また、前記参考例では、ファン回転数、圧縮機周波数出力装置17が凝縮温度及び蒸発温度を決定しているが、別途にそれぞれを決定する装置または両者を決定する装置を設けて、これらの装置により凝縮温度及び蒸発温度を決定し、ファン回転数、圧縮機周波数出力装置17へ出力するようにしてもよい。 また凝縮温度または蒸発温度の変化が大きくない定周波数・定室内機容量の運転をするユニットのような場合には、ファンのみの制御または圧縮機のみの制御をするといったように片方の制御のみでよい。
参考例2 参考例1は、一定の冷凍空調装置の能力を確保するために凝縮温度及び蒸発温度を一定にする制御であったが、冷媒循環組成が変化すると凝縮温度及び蒸発温度は一定であるが凝縮圧力及び蒸発圧力が変化する。このため第一絞り装置4の入り口出口の圧力差が変化し、冷媒回路の流量、第一絞り装置4の冷媒の流れ方向入り口サブクールが変化する。よって冷媒循環組成の変化によって第一絞り装置4の開度が一定のもとで冷媒回路の流量、第一絞り装置4の冷媒の流れ方向入り口サブクールが変化するので、最適な第一絞り装置4の開度の範囲は冷媒循環組成によって変化する。そこで参考例2として、冷媒回路の流量及び第一絞り装置4の冷媒の流れ方向入り口サブクールが確保できるような第一絞り装置4の最小開度を冷媒循環組成毎もしくは、冷媒循環組成の変化によって変化する第一絞り装置4の圧力差によって設定してもよい。
図3はこの参考例に関わる非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置の一例である冷凍装置82を示すもので、容量可変の圧縮機1、四方弁2、利用側熱交換器である室内機熱交換器3、第一絞り装置4、熱源機側熱交換器である室外機熱交換器5、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成し、かつ四方弁の切り替えにより圧縮機1、四方弁2、室外機熱交換器5、第一絞り装置4、室内機熱交換器3、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成する。またその他に循環組成検知装置15及び圧縮機1の吐出管に第一圧力検知器16、圧縮機1の吸入管に第二圧力検知器13、第一絞り装置4の前後に第五温度検知器35及び第六温度検知器36、室内機熱交換器に室内温度を検知する第七温度検知器37を有する。さらに室外熱交換器5には能力可変のファン7が付いていて、このファン7の回転数と圧縮機1の周波数を出力するファン、圧縮機能力制御手段であるファン回転数・圧縮機周波数出力装置17及び、第一絞り装置4の最小開度を計算・出力する絞り装置最小開度計算器18、第一絞り装置4の前後の過冷却度を計算・出力するサブクール計算器38を有する。図3は、絞り装置最小開度計算器18、第五温度検知器35、第六温度検知器36、第七温度検知器37、サブクール計算器38が付いている以外は、参考例1と同じなので説明を省略する。
つぎに、サブクール計算器38、絞り装置最小開度計算器18について説明する。サブクール計算器38は、冷房運転時は第一圧力検知器16の値P16及び冷媒循環組成αでの凝縮温度から第五温度検知器35の値を引いた温度差、暖房運転時は第一圧力検知器16の値P16及び冷媒循環組成αでの凝縮温度から第六温度検知器36の値を引いた温度差を計算し、第一絞り装置4のサブク−ルを算出し、このサブク−ルを所定の目標の値にするように第一絞り装置4の開度を制御する。しかし、サブクール計算器38によって第一絞り装置4を制御すると、サブクールは確保できても冷媒流量が少なくなり、能力不足となる可能性があるため第一絞り装置4には最小開度を規定する必要がある。そのため絞り装置最小開度計算器18は、第一圧力検知器16の値P16と第二圧力検知器13の値P13、冷媒循環組成αを入力とし、以下の式によって絞り装置最小開度Xを出力し、第一絞り装置4がこのX以下にならないように制御し、絞り過ぎによる冷媒流量不足が生じることを防止する。即ち、絞り装置最小開度出力装置18は、前記のサブク−ル計算器38の第一絞り装置4の開度指令を受け、この開度指令がXより大であれば、サブク−ル計算器38の決めた開度指令の値とし、X以下である場合は、Xとする指令を第一絞り装置4に出力する。この冷媒循環組成αを考慮した制御により、冷媒量が少な過ぎず、かつサブクールが確保できる最適な第一絞り装置4の開度を確保する。 暖房時:X=K・(Tc−T37)/√(P16−P13) (4) 冷房時:X=K・(T37−Te)/√(P16−P13) (5) ここで、Kは絞り装置最小開度係数、TcはP16及びαから計算される凝縮温度、TeはP13及びαから計算される蒸発温度、T37は第七温度検知器37の検知する室内機熱交換器の室内温度である。上記(4)及び(5)の式は、次のようにして導かれる。室内機熱交換器3と室内機熱交換器3を流れる冷媒との熱交換量をQ1、室内機熱交換器3と室内機側空気との熱交換量をQ2、第一絞り装置4の開度をXaとすると、 Q1∝Xa・√(P16−P13) (6) 暖房時:Q2∝(Tc−T37) (7) 冷房時:Q2∝(T37−Te) (8)となり、またQ1=Q2となるため、 暖房時:Xa・√(P16−P13)∝(Tc−T37) (9) 冷房時:Xa・√(P16−P13)∝(T37−Te) (10) が成立する。この(9)、(10)を基に、最低レベルの冷媒流量が流れるXの式として、(4)、(5)を立てることができる。また、蒸発温度Te、凝縮温度Tcを一定とする制御では、√(P16−P13)がαの関数となるため、Kをαの関数K(α)として、 暖房時:X=K(α)・(Tc−T37) (11) 冷房時:X=K(α)・(T37−Te) (12)のようにしてもよい。 また、本参考例では、サブク−ル計算器38が凝縮温度を決定しているが、別途に凝縮温度決定装置を設け、サブク−ル計算器38へ出力するようにしてもよい。また、サブク−ル計算器38の開度指令と絞り装置最小開度計算器18の算出最小開度の出力を受けて両者を比較し、第一絞り装置4へ開度指令または算出最小開度の出力をする装置を別途に設けてもよい。
参考例3 図4はこの参考例に関わる非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置の一例である冷凍装置83を示すもので、圧縮機1、四方弁2、利用側熱交換器である室内機熱交換器3、第一絞り装置4、熱源機側熱交換器である室外機熱交換器5、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成し、かつ四方弁の切り替えにより圧縮機1、四方弁2、室外機熱交換器5、第一絞り装置4、室内機熱交換器3、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成する。またその他に循環組成検知装置15及び圧縮機1の吐出管に第一圧力検知器16、圧縮機1の吸入管に第二圧力検知器13を有する。さらに室外熱交換器にはファン7が付いていて、このファン7の回転数と圧縮機1の周波数を出力するファン回転数・圧縮機周波数出力装置17によってファン7の回転数及び圧縮機1の周波数を計算・変更する。また、圧縮機1の吐出管とアキュムレータ6を結ぶ開閉弁19及び第二減圧装置20装置を直列つないだバイパス配管、第二圧力検知器13の値によって開閉弁19の開閉を出力する第一開閉出力装置21を有する。図4は開閉弁19及び第二減圧装置20装置を直列つないだ配管及び第一開閉出力装置21以外は、参考例1と同じなので説明を省略する。
次に本参考例の制御及び作用について説明する。第一開閉出力装置21は、圧縮機1が運転中に第二圧力検知器13の値が吸入圧力が低下過ぎとみなされる所定値、例えば1kgf/cm2G未満では開閉弁19を開で、1kgf/cm2G以上では開閉弁19は閉の信号を開閉弁19に出し、開閉弁19はこの信号により開閉する。この制御により、圧縮機1の吐出部の高温・高圧ガスが第二減圧装置20装置で減圧された後にアキュムレータ内に供給される。この時アキュムレータ内に滞留した冷媒R407Cの内低沸点成分R32を多く含んだ冷媒が蒸発し、圧縮機1に冷媒が供給される。このR32を多く含んだ冷媒は同一温度での飽和圧力がR407C成分の冷媒より高い。このため、圧縮機1に冷媒を供給できるという点と供給する冷媒が飽和圧力の高い冷媒であるという二つの効果で、圧縮機1の吸入部の圧力を上昇させることができる。
また、開閉弁19及び第二減圧装置20装置を直列つないだ配管とアキュムレータ6との接点を図5のようにバイパス管の先端部を横に曲げ、上に向かって開口するのではなく、横に向かって開口すると、開閉弁19及び第二減圧装置20を含むバイパス管にアキュムレータ内の液冷媒が入り込みにくく、アキュムレータに滞留した冷媒内に高温ガス冷媒を供給し易くなる。これによりアキュムレータに滞留した冷媒を発泡させ、効率的に滞留冷媒を蒸発させることができる。 なお、前記バイパス配管の一端はアキュムレ−タ6に接続されているが、圧縮機の吸入配管であればア
キュムレ−タ6の上流側または下流側配管に接続してもよい。
キュムレ−タ6の上流側または下流側配管に接続してもよい。
実施の形態1 温度が同じ場合のR22とR407Cの飽和圧力は温度50℃では、R407Cの方が2kgf/cm2以上高いので、R407Cでは圧縮機1の吐出部圧力が高くなる。そこで参考例3では、第二圧力検知器13の値が一定値未満で開閉弁19を開くことで、圧縮機1の吸入部圧力を上昇させたが、開閉弁19を開くことで圧縮機1の吐出部圧力を下げるようにして圧縮機1の保護を行っても良い。
図6はこの発明に関わる非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置の一例である冷凍装置84を示すもので、圧縮機1、四方弁2、利用側熱交換器である室内機熱交換器3、第一絞り装置4、熱源機側熱交換器である室外機熱交換器5、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成し、かつ四方弁の切り替えにより圧縮機1、四方弁2、室外機熱交換器5、第一絞り装置4、室内機熱交換器3、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成する。またその他に循環組成検知装置15及び圧縮機1の吐出管に第一圧力検知器16、圧縮機1の吸入管に第二圧力検知器13を有する。さらに室外熱交換器にはファン7が付いていて、このファン7の回転数と圧縮機1の周波数を出力するファン回転数・圧縮機周波数出力装置17によってファン7の回転数及び圧縮機1の周波数を計算・変更する。また、圧縮機1の吐出管とアキュムレータ6を結ぶ開閉弁19及び第二減圧装置20装置を直列つないだ配管、第一圧力検知器16の値によって開閉弁19の開閉を出力する第二開閉出力装置22を有する。図6は開閉弁19及び第二減圧装置20装置を直列つないだ配管及び第二開閉出力装置22以外は、参考例1と同じなので説明を省略する。
次に本発明の制御及び作用について説明する。第二開閉出力装置22は、圧縮機1が運転中に第一圧力検知器16の値がユニットの耐圧を考慮して決定した所定の圧力、例えば27kgf/cm2G未満では開閉弁19は閉で、27kgf/cm2G以上では開閉弁19を開く信号を開閉弁19に出し、開閉弁19はこの信号により開閉する。この制御により、圧縮機1の吐出部の高温・高圧ガスの一部が開閉弁19及び第二減圧装置20装置を直列つないだ配管を通ってアキュムレータにバイパスするために、圧縮機1の吐出部の圧力が減少する。
また、別の実施の形態では、冷媒循環組成によって飽和圧力が変化することを考慮して、ユニットの耐圧の範囲内で開閉弁19の開閉圧力を冷媒循環組成αの関数としても良い。即ち、飽和圧力の大小により、開閉圧力を大小とし、特に、飽和圧力大の組成でのメイン回路への冷媒量の不足による能力低下を防止できる。 本実施の形態では、冷媒として、HFC系冷媒で、R22より同一温度での飽和圧力が高い冷媒が有効である。
参考例4 冷媒R407Cは冷媒R22に比べて非誘電率が低いため圧縮機が真空運転をした場合には、R407Cの方がコロナ放電し易く(モ−タ部のショ−ト等)、この現象により圧縮機の損傷が起こり易い。
図7はこの参考例に関わる非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置の一例である冷凍装置85を示すもので、圧縮機1、四方弁2、利用側熱交換器である室内機熱交換器3、第一絞り装置4、熱源機側熱交換器である室外機熱交換器5、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成し、かつ四方弁の切り替えにより圧縮機1、四方弁2、室外機熱交換器5、第一絞り装置4、室内機熱交換器3、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成する。またその他に循環組成検知装置15及び圧縮機1の吐出管に第一圧力検知器16、圧縮機1の吸入管に第二圧力検知器13を有する。さらに室外熱交換器にはファン7が付いていて、このファン7の回転数と圧縮機1の周波数を出力するファン回転数・圧縮機周波数出力装置17によってファン7の回転数及び圧縮機1の周波数を計算・変更する。また、第二圧力検知器13の値によって圧縮機1を停止する信号を出力する第一圧縮機停止出力装置23を有する。図7は第一圧縮機停止出力装置23以外は、参考例1と同じなので説明を省略する。
次に本参考例の制御及び作用について説明する。第二圧力検知器13の値が圧縮機が真空運転を行うことを示す圧力である、例えば0kgf/cm2G以下になった場合に、第一圧縮機停止出力装置23は圧縮機1の運転を停止する信号を出し、これを受けて圧縮機1が停止する。これにより、R407Cでは起こり易いコロナ放電による圧縮機の損傷は起こらない。 本参考例における冷媒としては、HFC系の冷媒でR22よりコロナ放電の起こり易い冷媒が有効である。
実施の形態2 冷媒回路に絞り装置のつまり等の悪影響を及ぼすスラッジは、圧縮機の吐出温度が高いと増加し、冷媒にR407C、冷凍機油にエステル油またはエーテル油を使用している場合に多く発生する。そこで、本発明では圧縮機の吐出温度を一定値以上にならない制御を行う。
図8はこの発明に関わる非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置の一例である冷凍装置86を示すもので、圧縮機1、四方弁2、利用側熱交換器である室内機熱交換器3、第一絞り装置4、熱源機側熱交換器である室外機熱交換器5、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成し、かつ四方弁の切り替えにより圧縮機1、四方弁2、室外機熱交換器5、第一絞り装置4、室内機熱交換器3、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成する。またその他に循環組成検知装置15及び圧縮機1の吐出管に第一圧力検知器16と第三温度検知器24、圧縮機1の吸入管に第二圧力検知器13を有する。さらに室外熱交換器にはファン7が付いていて、このファン7の回転数と圧縮機1の周波数を出力するファン回転数・圧縮機周波数出力装置17によってファン7の回転数及び圧縮機1の周波数を計算・変更する。また、圧縮機1の吐出管とアキュムレータ6を結ぶ開閉弁19及び第二減圧装置20装置を直列つないだ配管を有する。また、第三温度検知器24の値によって開閉弁19の開閉を出力する第三開閉出力装置25を有する。図8は開閉弁19及び第二減圧装置20装置を直列つないだ配管、第三温度検知器24及び第三開閉出力装置25以外は、参考例1と同じなので説明を省略する。
次に本発明の制御及び作用について説明する。第三開閉出力装置25は、圧縮機1が運転中に第三温度検知器24の値が例えば120℃未満では開閉弁19は閉で、120℃以上では開閉弁19を開く信号を開閉弁19に出し、開閉弁19はこの信号により開閉する。この制御により、圧縮機1の吐出部の高温・高圧ガスの一部が開閉弁19及び第二減圧装置20装置を直列つないだ配管を通ってアキュムレータにバイパスするために、圧縮機1の吐出部の圧力・温度が減少し、スラッジの発生が減少する。
また別の方法として、圧縮機1が運転中に第三温度検知器25の値が120℃以上となった場合は圧縮機の運転を停止しても良い。
参考例5 圧縮機の運転中に圧縮機吐出部の過熱度が低い場合は、圧縮機は冷媒を液圧縮しており、圧縮機が損傷する可能性がある。そこで、本参考例では圧縮機吐出部の過熱度を、圧縮機吐出管の圧力検知器及び温度検知器と冷媒循環組成の値から計算し、この値が一定値未満にならない制御を行う。
図9はこの参考例に関わる非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置の一例である冷凍装置87を示すもので、圧縮機1、四方弁2、利用側熱交換器である室内機熱交換器3、第一絞り装置4、熱源機側熱交換器である室外機熱交換器5、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成し、かつ四方弁の切り替えにより圧縮機1、四方弁2、室外機熱交換器5、第一絞り装置4、室内機熱交換器3、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成する。またその他に循環組成検知装置15及び圧縮機1の吐出管に第一圧力検知器16と第三温度検知器24、圧縮機1の吸入管に第二圧力検知器13を有する。さらに室外熱交換器にはファン7が付いていて、このファン7の回転数と圧縮機1の周波数を出力するファン回転数・圧縮機周波数出力装置17によってファン7の回転数及び圧縮機1の周波数を計算・変更する。また、第三温度検知器24の値と第一圧力検知器16のガス飽和温度(液冷媒が全てガス冷媒になった時の温度で冷媒循環組成α及び第一圧力検知器16の値を入力)との差の値TdSHの値を計算し、この値によって圧縮機1の停止を出力する第二圧縮機停止出力装置26を有する。図9は第三温度検知器24、第二圧縮機停止出力装置26以外は、参考例1と同じなので説明を省略する。
次に本参考例の制御及び作用について説明する。第二圧縮機停止出力装置26は、圧縮機1が運転中に第三温度検知器24の値と第一圧力検知器16の圧力でガス飽和温度(液冷媒が全てガス冷媒になった時の温度で冷媒循環組成α及び第一圧力検知器16の値を入力)との差の値TdSHを計算し、この値が、所定の過熱度が得られない、即ち液圧縮があるとみなされる所定の値である20度以下の状態が所定の時間、例えば10分間続く場合には圧縮機1の運転を停止することで、圧縮機の損傷を防ぐ。
また別の方法として図10のような冷凍装置に図11のような制御にしても良い。 図10はこの参考例に関わる非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置の一例である冷凍装置88を示すもので、圧縮機1、四方弁2、利用側熱交換器である室内機熱交換器3、第一絞り装置4、熱源機側熱交換器である室外機熱交換器5、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成し、かつ四方弁の切り替えにより圧縮機1、四方弁2、室外機熱交換器5、第一絞り装置4、室内機熱交換器3、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成する。またその他に循環組成検知装置15及び圧縮機1の吐出管に第一圧力検知器16と第三温度検知器24、圧縮機1の吸入管に第二圧力検知器13を有する。さらに室外熱交換器にはファン7が付いていて、このファン7の回転数と圧縮機1の周波数を出力するファン回転数・圧縮機周波数出力装置17によってファン7の回転数及び圧縮機1の周波数を計算・変更する。また、第三温度検知器24の値と第一圧力検知器16のガス飽和温度(液冷媒が全てガス冷媒になった時の温度で冷媒循環組成α及び第一圧力検知器16の値を入力)との差の値TdSHの値を計算し、この値によって第一絞り装置4の開度を減少させる出力をする絞り装置開度減少出力装置27を有する。図10は第三温度検知器24、絞り装置開度減少出力装置27以外は、参考例1と同じなので説明を省略する。
次に本参考例の制御及び作用について説明する。図11において制御の内容は、絞り装置開度減少出力装置27が圧縮機1が運転中に第三温度検知器24の値と第一圧力検知器16のガス飽和温度(液冷媒が全てガス冷媒になった時の温度で冷媒循環組成α及び第一圧力検知器16の値を入力)との差の値TdSHを計算し(ステップ1)、その値が、所定の過熱度が得られない、即ち液圧縮があるとみなされる所定の値である、例えば20度以下の状態が10分間続くかを判断し(ステップ2)、その値が20度以下の状態が10分間続く場合に第一絞り装置4の開度を所定量、例えば10pulse閉じる(ステップ3)。そしてTdSHが20度より大きくなるまで第一の絞り装置4を閉じる。第一の絞り装置4を閉じることにより、圧縮機の吐出、吸入圧力の差を大きくし、圧縮機から冷媒に
供給されるエネルギ−を大きくすることにより、冷媒をガス化し易くする。
供給されるエネルギ−を大きくすることにより、冷媒をガス化し易くする。
参考例6 圧縮機内の冷凍機油の温度が高くなると冷凍機油の潤滑性が低下し、圧縮機が損傷する可能性がある。しかし参考例4のような冷媒回路では、正確な冷凍機油の温度を把握できない(特にR407Cでは、冷媒循環組成の誤差の分冷凍機油検知の誤差に影響するためR22より冷凍機油の温度を把握しにくい)。そこで、本参考例では圧縮機本体の冷凍機油の温度が測ることのできる位置に温度検知器を設け、この温度検知器の温度が一定値以上長時間運転しないようにして、圧縮機を保護する制御を行う。
図12はこの参考例に関わる非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置の一例である冷凍装置89を示すもので、圧縮機1、四方弁2、利用側熱交換器である室内機熱交換器3、第一絞り装置4、熱源機側熱交換器である室外機熱交換器5、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成し、かつ四方弁の切り替えにより圧縮機1、四方弁2、室外機熱交換器5、第一絞り装置4、室内機熱交換器3、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成する。またその他に循環組成検知装置15及び圧縮機1の吐出管に第一圧力検知器16と圧縮機1本体下部の冷凍機油の温度が検知可能な位置に第四温度検知器28、圧縮機1の吸入管に第二圧力検知器13を有する。さらに室外熱交換器にはファン7が付いていて、このファン7の回転数と圧縮機1の周波数を出力するファン回転数・圧縮機周波数出力装置17によってファン7の回転数及び圧縮機1の周波数を計算・変更する。また、第四温度検知器28の値によって圧縮機1の停止を出力する第三圧縮機停止出力装置29を有する。また、図12は第四温度検知器28及び第三圧縮機停止出力装置29以外は、参考例1と同じなので説明を省略する。
次に本参考例の制御及び作用について説明する。第三圧縮機停止出力装置29は、圧縮機1が運転中に第四温度検知器22の値が所定の値、例えば100℃以上になり、この状態が60分連続で続いたことを検知し、この場合に、圧縮機1の運転を停止する信号を出力し、圧縮機1は停止する。
参考例7 圧縮機内の冷凍機油の濃度が低くなると冷凍機油の潤滑性が低下し、圧縮機が損傷する可能性がある。そこで、本参考例では圧縮機本体の冷凍機油の濃度を冷凍機油の温度と圧縮機吸入側の圧力での冷媒のガス飽和温度との差として表現し、この値が一定値以上長時間運転しないようにして、圧縮機を保護する制御を行う。
図13はこの参考例に関わる非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置の一例である冷凍装置89を示すもので、圧縮機1、四方弁2、利用側熱交換器である室内機熱交換器3、第一絞り装置4、熱源機側熱交換器である室外機熱交換器5、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成し、かつ四方弁の切り替えにより圧縮機1、四方弁2、室外機熱交換器5、第一絞り装置4、室内機熱交換器3、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成する。またその他に循環組成検知装置15及び圧縮機1の吐出管に第一圧力検知器16と圧縮機1本体下部の冷凍機油の温度が検知可能な位置に第四温度検知器28、圧縮機1の吸入管に第二圧力検知器13を有する。さらに室外熱交換器5にはファン7が付いていて、このファン7の回転数と圧縮機1の周波数を出力するファン回転数・圧縮機周波数出力装置17によってファン7の回転数及び圧縮機1の周波数を計算・変更する。また、第四温度検知器28の値と第二圧力検知器13のガス飽和温度(液冷媒が全てガス冷媒になった時の温度で冷媒循環組成α及び第二圧力検知器13の値を入力)との差の値TsSHの値を計算し、この値によって圧縮機1の運転を停止する出力をする第四圧縮機停止出力装置30を有する。また、図13は第四温度検知器28及び第四圧縮機停止出力装置30以外は、参考例1と同じなので説明を省略する。
次に本参考例の制御及び作用について説明する。第四圧縮機停止出力装置30は、圧縮機1が運転中に第四温度検知器28の値と第二圧力検知器13のガス飽和温度(液冷媒が全てガス冷媒になった時の温度で冷媒循環組成α及び第二圧力検知器13の値を入力)との差の値TsSHが冷凍機油中に冷媒が多く混入していることを示す所定の値である、例えば10度以下になりこの状態が60分連続で続いたことを検知し、この場合に、圧縮機1の運転を停止する信号を出力し、圧縮機1は停止する。
参考例8 図14はこの参考例に関わる非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置の一例である冷凍装置85を示すもので、圧縮機1、四方弁2、利用側熱交換器である室内機熱交換器3、第一絞り装置4、熱源機側熱交換器である室外機熱交換器5、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成し、かつ四方弁の切り替えにより圧縮機1、四方弁2、室外機熱交換器5、第一絞り装置4、室内機熱交換器3、アキュムレータ6、圧縮機1をこの順で配管により直列に接続した冷媒回路を構成する。またその他に循環組成検知装置15及び圧縮機1の吐出管に第一圧力検知器16、圧縮機1の吸入管に第二圧力検知器13を有する。さらに室外熱交換器にはファン7が付いていて、このファン7の回転数と圧縮機1の周波数を出力するファン回転数・圧縮機周波数出力装置17によってファン7の回転数及び圧縮機1の周波数を計算・変更する。また室外機熱交換器5と第一絞り装置4の間に存在する第一の分岐点31及び四方弁2とアキュムレータ6の間に存在する第二の分岐点32を結び、第二の絞り装置33及び室外機熱交換器5と第一分岐点31の間の一部と熱交換する第二二重管熱交換器34を直列に配管でつないだ冷媒回路を有する。前記の第一の分岐点31、第二の分岐点32、第二の絞り装置33及び第二二重管熱交換器34とで過冷却装置を構成する。図14では、室外機熱交換器5と第一絞り装置4の間に存在する第一の分岐点31及び四方弁2とアキュムレータ6の間に存在する第二の分岐点32を結び、第二の絞り装置33及び室外機熱交換器5と第一分岐点31の間の一部と熱交換する第二二重管熱交換器34を直列に配管でつないだ冷媒回路以外は、参考例1と同じなので説明を省略する。
次に本参考例の作用について説明する。冷房時に室外機熱交換器5で熱交換した冷媒は、第一分岐点から第二絞り装置を通って減圧された低圧二相冷媒と二重管熱交換器26で熱交換することで、過冷却度を確保する。このとき過冷却度は、R407Cの場合その場の圧力での液飽和温度からその場の温度を引いた値となり、R22ではその場の圧力での飽和温度からその場の温度を引いた値となる。このため、R407Cでは過冷却度が確保しにくいので本参考例が効果的となる。過冷却度を確保することにより、室内機絞り装置(第一絞り装置4)で冷媒音の発生を防止できる。
前記の各実施の形態では冷媒として主としてR407Cの場合で説明したが、本発明は、例えば非共沸混合冷媒であるR404A、R407Aにおいても、また、擬似共沸混合冷媒であるR410A、R410Bでも成立する。
1 圧縮機、3 利用側熱交換器、4 絞り装置、5 熱源機側熱交換器、7 ファン、13 第二圧力検知器、15 循環組成検知装置、16 第一圧力検知器、17 ファン、圧縮機能力制御手段、18 絞り装置最小開度出力装置、19 開閉弁、20 減圧装置、21 第一開閉出力装置、22 第二開閉出力装置、23 第一圧縮機停止出力装置、24 第三温度検知器、25 第三開閉出力装置、26 第二圧縮機停止出力装置、27 絞り装置開度減少出力装置、28 第四温度検知器、29 第三圧縮機停止出力装置、30 第四圧縮機停止出力装置、31〜34 過冷却装置、35、36 温度検知器、38 サブク−ル計算器、
Claims (11)
- 容量可変の圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路と、前記熱源機側熱交換器用の能力可変のファンと、前記圧縮機の吐出管の第一圧力検知器と、前記圧縮機の吸入管の第二圧力検知器と、冷媒の循環組成検知装置とを備え、非共沸混合冷媒を使用する冷凍装置において、
前記循環組成検知装置の検知した冷媒循環組成と前記第一圧力検知器の検出圧力とから前記熱源機側熱交換器または前記利用側熱交換器の凝縮温度を決定し、また、前記循環組成検知装置の検知した冷媒循環組成と前記第二圧力検知器の検出圧力とから前記熱源機側熱交換器または前記利用側熱交換器の蒸発温度を決定し、前記凝縮温度及び前記蒸発温度がそれぞれの所定の目的値となるように、前記圧縮機の容量及び前記熱源機側熱交換器用のファンの能力を制御するファン、圧縮機能力制御手段を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路と、前記圧縮機の吐出管の第一圧力検知器と、前記圧縮機の吸入管の第二圧力検知器と、冷媒の循環組成検知装置と、前記絞り装置の上流側の冷媒温度を検知する温度検知器とを備え、非共沸混合冷媒を使用する冷凍装置において、
前記循環組成検知装置の検知した冷媒循環組成と前記第一圧力検知器の検出圧力とから前記熱源機側熱交換器または利用側熱交換器の凝縮温度を決定し、この凝縮温度と前記温度検知機の検出温度とから絞り装置に入る冷媒のサブク−ル値を算出し、このサブク−ル値が所定の目標値になるように前記絞り装置の開度指令を出すサブク−ル計算器と、
前記循環組成検知装置の検知した冷媒循環組成、前記第一圧力検知器の検出圧力及び前記第二圧力検知器の検出圧力より前記絞り装置の最小開度を算出し、算出最小開度と前記サブク−ル計算器からの開度指令とを比較し、開度指令が算出最小開度より大であれば、開度指令を、開度指令が算出最小開度以下であれば、算出最小開度を絞り装置に出力する絞り装置最小開度出力装置とを有することを特徴とする冷凍装置。 - 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路と、前記圧縮機の吸入管の第二圧力検知器と、開閉弁、減圧装置付きで、圧縮機の吐出配管と吸入配管とを接続するバイパス配管とを備え、非共沸混合冷媒を使用する冷凍装置において、
前記第二圧力検知器の検出圧力が所定値未満では前記開閉弁を開とし、所定値以上では前記開閉弁を閉とする第一開閉出力装置を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路と、前記圧縮機の吐出管の第一圧力検知器と、開閉弁、減圧装置付きで、圧縮機の吐出配管と吸入配管とを接続するバイパス配管とを備え、冷媒としてHFC系冷媒でR22より同一温度での飽和圧力が高い冷媒を使用する冷凍装置において、
前記第一圧力検知器の検出圧力が所定値以上では前記開閉弁を開とし、所定値未満では前記開閉弁を閉とする第二開閉出力装置を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路と、前記圧縮機の吸入管の第二圧力検知器とを備え、冷媒としてHFC系冷媒でR22よりコロナ放電の起こり易い冷媒を使用する冷凍装置において、
前記第二圧力検知器の検出圧力が圧縮機が真空運転を行うことを示す所定値以下となった場合、前記圧縮機の運転を停止する第一圧縮機停止出力装置を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路と、前記圧縮機の吐出管の第三温度検知器と、開閉弁、減圧装置付きで、圧縮機の吐出配管と吸入配管とを接続するバイパス配管とを備え、冷媒としてHFC系冷媒を使用する冷凍装置において、
前記第三温度検知器の検出値が所定値以上では前記開閉弁を開とし、所定値未満では前記開閉弁を閉とする第三開閉出力装置を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路と、前記圧縮機の吸出管の第一圧力検知器と、前記圧縮機の吐出管の第三温度検知器と、冷媒の循環組成検知装置とを備え、非共沸混合冷媒を使用する冷凍装置において、
前記第一圧力検知器、前記第三温度検知器及び前記冷媒の循環組成検知装置の各検知値から前記圧縮機の吐出管の過熱度を算出し、この過熱度が所定の値以下である状態が所定時間続いた場合、前記圧縮機の運転を停止する第二圧縮機停止出力装置を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路と、前記圧縮機の吸出管の第一圧力検知器と、前記圧縮機の吐出管の第三温度検知器と、冷媒の循環組成検知装置とを備え、非共沸混合冷媒を使用する冷凍装置において、
前記第一圧力検知器、前記第三温度検知器及び前記冷媒の循環組成検知装置の各検知値から前記圧縮機の吐出管の過熱度を算出し、この過熱度が所定の値以下である状態が所定時間続いた場合、前記絞り装置の開度を所定量閉める絞り装置開度減少出力装置を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路を備え、非共沸混合冷媒を使用する冷凍装置において、
前記圧縮機内に冷凍機油の温度を検知する第四温度検知器を備え、前記第四温度検知器の検知値が所定の値以上となり、この所定の値以上の状態が所定の時間続いた場合、前記圧縮機の運転を停止させる第三圧縮機停止出力装置を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路と、前記圧縮機の吸入管の第二圧力検知器と、冷媒の循環組成検知装置とを備え、非共沸混合冷媒を使用する冷凍装置において、
前記圧縮機内の第四温度検知器が検知した冷凍機油の温度と前記冷媒の循環組成検知装置の検知組成で、前記第二圧力検知器の検知圧力でのガス飽和温度との差が所定の値以下になり、この状態が所定の時間続いた場合、前記圧縮機の運転を停止する第四圧縮機停止出力装置を備えたことを特徴とする冷凍装置。 - 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、利用側熱交換器を配管接続した冷媒回路を備え、非共沸混合冷媒を使用する冷凍装置において、
冷房運転時に、前記熱源機側熱交換器と前記絞り装置との間で冷媒を過冷却する過冷却装置を備えたことを特徴とする冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007261002A JP2008020189A (ja) | 2007-10-04 | 2007-10-04 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007261002A JP2008020189A (ja) | 2007-10-04 | 2007-10-04 | 冷凍装置 |
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JP35749297A Division JP4200532B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 冷凍装置 |
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JP2008020189A true JP2008020189A (ja) | 2008-01-31 |
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Family Applications (1)
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JP2007261002A Pending JP2008020189A (ja) | 2007-10-04 | 2007-10-04 | 冷凍装置 |
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JP (1) | JP2008020189A (ja) |
-
2007
- 2007-10-04 JP JP2007261002A patent/JP2008020189A/ja active Pending
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