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JP2007335095A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な相手端子同士の接続パターンが可能となり、最適なジョイント設計を行うことができるジョイントコネクタを提供する。
【解決手段】一方の外部接続端子16は、その接続方向の一方側が相手端子に接続され他方が一方の回路基板13の端子挿通穴27に圧接挿通される。他方の外部接続端子17が、その接続方向の一方が他方の回路基板14の端子挿通穴27に圧接挿通され他方が相手端子に接続される。そして、内部接続端子18が、その接続方向の一方側が一方の回路基板13の端子挿通穴27に圧接挿通され、他方側が他方の回路基板14の端子挿通穴27に圧接挿通される。一方の回路基板13上、他方の回路基板14上に設けたプリント配線が各々、端子挿通穴27に圧接挿通された外部接続端子16、17と内部接続端子18との両方に電気的に接続されるように設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジョイントコネクタに係り、特に、複数のコネクタ同士を電気的に接続するジョイントコネクタに関するものである。
従来のジョイントコネクタとして例えば図11に示されたような構成が提案されている(特許文献1〜3)。同図に示すように、従来のジョイントコネクタは、回路基板1と、複数の外部接続端子2と、プリント配線3と、回路基板1を保持するコネクタハウジング4とを有している。回路基板1には、複数の端子挿通穴5が設けられている。外部接続端子2は各々、両端に相手端子との電気接触部6が設けられ、中央に端子挿通穴5に圧接挿通されるプレスフィット部7が各々設けられている。
プリント配線3は、回路基板1上に設けられる。プリント配線3は、複数の外部接続端子2のうち任意の外部接続端子2に電気的に接続される。つまり、プリント配線3を介して任意の外部接続端子2同士が接続される。
以上の構成によれば、回路変更が生じたとしても、回路基板1上に設けたプリント配線3の設計を変えるだけで、簡単に回路変更することができる。
特開2004−311223号公報 特開2004−327219号公報 特開2005−160235号公報
しかしながら、従来のジョイントコネクタでは、外部接続端子2の両端に電気接触部6が設けられている。このため、外部接続端子2の両端にそれぞれ接続された相手端子同士が電気的に接続されてしまうことを考慮してプリント配線3の設計を行わなくてはならず、相手端子同士の接続パターンに制限がかかり、最適なジョイント設計ができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、様々な相手端子同士の接続パターンが可能となり、最適なジョイント設計を行うことができるジョイントコネクタを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、複数の端子挿通穴が設けられた回路基板と、前記端子挿通穴に圧接挿通される複数の外部接続端子と、前記回路基板上に設けられ前記外部接続端子と電気的に接続されるプリント配線と、前記回路基板を保持するコネクタハウジングとを有するジョイントコネクタにおいて、前記回路基板が、相手端子との接続方向の一方側に保持された一方の回路基板と、他方側に保持された他方の回路基板とを有し、前記複数の外部接続端子が、前記接続方向の一方が前記相手端子に接続され他方が前記一方の回路基板の端子挿通穴に圧接挿通される複数の一方の外部接続端子と、前記接続方向の一方が前記他方の回路基板の端子挿通穴に圧接挿通され他方が相手端子に接続される複数の他方の外部接続端子とを有し、そして、前記ジョイントコネクタが、前記一方の回路基板上に設けられたプリント配線と前記他方の回路基板上に設けられたプリント配線とを電気的に接続する電気接続手段を有することを特徴とするジョイントコネクタに存する。
請求項1記載の発明によれば、複数の外部接続端子が、接続方向の一方側が相手端子に接続され他方が一方の回路基板の端子挿通穴に圧接挿通される複数の一方の外部接続端子と、接続方向の一方が他方の回路基板の端子挿通穴に圧接挿通され他方が相手端子に接続される複数の他方の外部接続端子とを有し、ジョイントコネクタが、一方の回路基板上に設けられたプリント配線と他方の回路基板上に設けられたプリント配線とを電気的に接続する電気接続手段を有する。以上の構成によれば、外部接続端子の両端にそれぞれ相手端子が接続されることがなく、相手端子同士を接続することができる。
請求項2記載の発明は、前記ジョイントコネクタが、前記一方の回路基板と前記他方の回路基板との間に挟まれる絶縁シートを有し、前記コネクタハウジングが、前記接続方向に沿って2分割形成された一対のコネクタハウジングを有し、前記絶縁シートを挟んだ前記一方の回路基板と他方の回路基板とを前記一対のコネクタハウジング間に挟んで保持するように設けられたことを特徴とする請求項1記載のジョイントコネクタに存する。
請求項2記載の発明によれば、コネクタハウジングが、絶縁シートを挟んだ一方の回路基板と他方の回路基板とを一対のコネクタハウジング間に挟んで保持するように設けられているので、絶縁シートにより外部接続端子の一方と他方とが電気的に接触することを防止しつつ簡単に組み立て、解体ができるようになっている。
請求項3記載の発明は、前記電気接続手段が、前記接続方向の一方が前記一方の回路基板の前記端子挿通穴に圧接挿通され他方が前記他方の回路基板の前記端子挿通穴に圧接挿通される内部接続端子で構成され、そして、前記プリント配線が、前記端子挿通穴に圧接挿通された前記外部接続端子と前記内部接続端子との両方に電気的に接続されるように設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のジョイントコネクタに存する。
請求項3記載の発明によれば、電気接続手段が、接続方向の一方が一方の回路基板の端子挿通穴に圧接挿通され他方が他方の回路基板の端子挿通穴に圧接挿通される内部接続端子で構成され、そして、プリント配線が、端子挿通穴に圧接挿通された外部接続端子と内部接続端子との両方に電気的に接続されるので、簡単に一方と他方の回路基板上のプリント配線同士を接続することができる。
請求項4記載の発明は、前記電気接続手段が、一端が前記一方の回路基板上に設けられたプリント配線に接続され他端が前記他方の回路基板上に設けられたプリント配線に接続された電線で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のジョイントコネクタに存する。
請求項4記載の発明によれば、電気接続手段が、一端が一方の回路基板上に設けられたプリント配線に接続され他端が他方の回路基板上に設けられたプリント配線に接続された電線で構成されているので、簡単に一方と他方の回路基板上のプリント配線同士を接続することができる。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、外部接続端子の両端にそれぞれ相手端子が接続されることがなく、相手端子同士を接続することができるので、様々な相手端子同士の接続パターンが可能となり、最適なジョイント設計を行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、絶縁シートにより外部接続端子の一方と他方とが電気的に接触することを防止しつつ簡単に組み立て、解体ができるようになっているので、信頼性、生産性の向上を図ることができる。
請求項3及び4記載の発明によれば、簡単に一方と他方の回路基板上のプリント配線同士を接続することができるので、コストダウンを図ることができる。
第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明のジョイントコネクタの第1実施形態における分解斜視図である。図2は、図1に示すジョイントコネクタの端子回りの概略縦断面図を示す。図3は、(A)は図1に示すジョイントコネクタを構成する一方の回路基板の平面図であり、(B)は図1に示すジョイントコネクタを構成する一方の回路基板の平面図である。図4は、図1に示すジョイントコネクタでワイヤーハーネス間を連結した状態を示す斜示図である。
同図に示すように、本発明の第1実施形態であるジョイントコネクタ10は、一方のコネクタハウジング11と、他方のコネクタハウジング12と、一方の回路基板13と、他方の回路基板14と、絶縁シート15と、複数の一方の外部接続端子16と、複数の他方の外部接続端子17と、電気接続手段としての複数の内部接続端子18と、プリント配線19とを備えている。
この一方のコネクタハウジング11と他方のコネクタハウジング12とは同一形状のコネクタハウジングである。従って、ジョイントコネクタ10のハウジングは、一方の回路基板13、絶縁シート15、他方の回路基板14を挟んで同一の形状の2つの分割されたコネクタハウジング11、12から構成されていることになる。
コネクタハウジング11、12は各々、導電性のない樹脂製であって、四角形の筒形状に形成されている。コネクタハウジング11、12は各々、外周部に設けられたフード部20と、両側部に設けられた係合突起21と、突起受け22とを有する。また、隔壁23に横方向に6個、縦方向に4個の、合計24個の端子保持穴24を有する。端子保持穴24は、相手端子の接続方向Y1に隔壁23を貫通している。そして、隔壁23の前部に回路基板収容部25を有する。
回路基板13、14は各々、板形状の基板本体26に、横方向に6個、縦方向に4個の、合計24個の端子挿通穴27を有する。端子挿通穴27は、基板本体26に貫通されている。絶縁シート15は、内部接続端子18が挿通される端子挿通穴15Aを有する。
図2に示すように、ジョイントコネクタ10は、絶縁シート15を挟んだ回路基板13、14を、一方のコネクタハウジング11の回路基板収容部25と他方のコネクタハウジング12の回路基板収容部25とに収容する。
ジョイントコネクタ10は、一方のコネクタハウジング11の係合突起21と突起受け22が他方のコネクタハウジング12の係合突起21と突起受け22とに係合されることで一体に連結され、回路基板13、14がコネクタハウジング11、12に挟まれて保持されている。以上の構成により、一方の回路基板13が接続方向Y1の一方側に保持され、他方の回路基板14が接続方向Y1の他方側に保持される。
一方の外部接続端子16は、図1に示すように、接続方向の一方側に設けられた外部接続部28と、他方側に設けられたプレスフィット部29とを有する。外部接続部28は、軸形状に設けられ、相手端子が接続される。プレスフィット部29は、楕円形の環形状に形成されていて縮径方向に弾性変形可能であり、一方の回路基板13の端子挿通穴27に圧接挿通される。
他方の外部接続端子17は、接続方向の一方側に設けられたプレスフィット部30と、他方側に設けられた外部接続部31とを有する。プレスフィット部30は、楕円形の環形状に形成されていて縮径方向に弾性変形可能であり、他方の回路基板14の端子挿通穴27に圧接挿通される。外部接続部31は、軸形状に設けられ、相手端子が接続される。外部接続端子16、17は、互いに同一形状に形成されている。
内部接続端子18は、接続方向の両端側に設けられたプレスフィット部32、33を有する。接続方向の一方側に設けられたプレスフィット部32は、楕円形の環形状に形成されていて縮径方向に弾性変形可能であり、一方の回路基板13の端子挿通穴27に圧接挿通される。これに対して、接続方向の他方側に設けられたプレスフィット部33は、楕円形の環形状に形成されていて縮径方向に弾性変形可能であり、他方の回路基板14の端子挿通穴27に圧接挿通される。
プリント配線19は、一方の回路基板13、他方の回路基板14上にそれぞれ設けられている。プリント配線19は、図2に示すように、端子接触部191と、回路部192とを有する。端子接触部191は、端子挿通穴27の内側面に設けられ、端子挿通穴27に圧入された接続端子16、17、18と接触する。回路部192は、回路基板13、14表面に設けられ、任意の端子接触部191同士を接続する。以上の構成により、プリント配線19は、回路基板13、14に設けた端子挿通穴27に挿通された特定の外部接続端子16、17、内部接続端子18を電気的に接続する。
上述したプリント配線19の配線パターンの一例について図3を参照して以下説明する。プリント配線19は、互いに独立して複数設けられ、その回路部192が任意の端子挿通穴27に設けた端子接触部191同士を接続するように設けられている。一方の回路基板13上に設けられたプリント配線19Aは、例えば、図3(A)に示すように最上段、右から2列目の端子挿通穴27Aと、最上段、右から3列目の端子挿通穴27Bと、上から2段目、右から3列目の端子挿通穴27Cとにそれぞれ挿通される一方の外部接続端子16、内部接続端子18を電気的に接続するように設けられている。
他方の回路基板14上に設けられたプリント配線19Bは、例えば、図3(B)中の最上段、右から2列目の端子挿通穴27Dと、最上段、左端の端子挿通穴27Eとにそれぞれ接続される他方の外部接続端子17、内部接続端子18を電気的に接続するように設けられている。
上述した一方の回路基板13の端子挿通穴27Aに内部接続端子18のプレスフィット部32を圧接挿通すると共に、端子挿通穴27と対向する他方の回路基板14の端子挿通穴27Dに内部接続端子18のプレスフィット部33を圧接挿通する。圧入前の内部接続端子18は、プレスフィット部32、33の外径が回路基板13、14の端子挿通穴27A、27Dの内径よりも僅かに大きくなっている。
そして、内部接続端子18は、回路基板13、14の端子挿通穴27A、27Dに圧入されることで、プレスフィット部32、33が縮径方向に変形して端子挿通穴27A、27Dに圧接挿入される。このとき、内部接続端子18を介して一方の回路基板13上に設けたプリント配線19Aと他方の回路基板14上に設けたプリント配線19Bとが電気的に接続される。
上述したように内部接続端子18が圧接挿通され、かつ絶縁シート15を挟んだ回路基板13、14をコネクタハウジング11、12間に挟んで、係合突起21、突起受け22同士が係合される。これにより、回路基板13、14をコネクタハウジング11、12の回路基板収容部25内に保持する。そして、一方の外部接続端子16を、プレスフィット部29を先にして一方のコネクタハウジング11の隔壁23の端子保持穴24に圧入すると共に一方の回路基板13の端子挿通穴27B、27Cに圧接挿通する。また、他方の外部接続端子17を、プレスフィット部30を先にして他方のコネクタハウジング12の隔壁23の端子保持穴24に圧入すると共に他方の回路基板14の端子挿通穴27Eに圧接挿通する。
このとき、圧入前の外部接続端子16、17は、プレスフィット部29、30の外径が回路基板13、14の端子挿通穴27B、27C、27Eの内径よりも僅かに大きくなっている。そして、外部接続端子16、17は、回路基板13、14の端子挿通穴27B、27C、27Eに圧入されることで、プレスフィット部29、30が縮径方向に変形して端子挿通穴27B、27C、27Eに圧接挿入される。このとき、内部接続端子18を介して端子挿通穴27B、27Cに圧接挿通された一方の外部接続端子16と端子挿通穴27Eに圧接挿通された他方の外部接続端子17とが電気的に接続される。
そして、図4に示すように、一方のコネクタハウジング11のフード部20内にワイヤハーネスW1からW3の内、ワイヤハーネスW2の一端部に接続された一方の相手側コネクタ40が挿着される。これにより、一方の外部接続端子16の外部接続部28に相手側コネクタ40内に設けられた相手端子が接続される。また、他方のコネクタハウジング12のフード部20内、ワイヤハーネスW3の一端部に接続された一方の相手側コネクタ50が挿着される。これにより、他方の外部接続端子17の外部接続部31に相手側コネクタ50内に設けられた相手端子が接続される。
このとき、端子挿通穴27B、27Cに圧接挿通された一方の外部接続端子16に接続される相手端子と端子挿通穴27Eに圧接挿通された他方の外部接続端子17とに接続される相手端子とが電気的に接続される。以上のジョイントコネクタ10によれば、プリント配線19の配線形状を変えるだけで、一方の外部接続端子16に接続される任意の相手端子と他方の外部接続端子17に接続される任意の相手端子とを接続することができる。
また、ジョイントコネクタ10によれば、一方の回路基板13上に設けられたプリント配線19Aと他方の回路基板14上に設けられたプリント配線19Bとを電気的に接続する内部接続端子18とを有する。また、プリント配線19Aは、一方の回路基板13上に設けられた端子挿通穴27A〜27Cに圧接挿通された一方の外部接続端子16と内部接続端子18との両方に電気的に接続されるように設けられている。また、プリント配線19Bは、他方の回路基板14上に設けられた端子挿通穴27D、27Eに圧接挿通された他方の外部接続端子17と内部接続端子18との両方に電気的に接続されるように設けられている。以上の構成によれば、外部接続端子16、17の両端にそれぞれ相手端子が接続されることがなく、相手端子同士を接続することができるので、様々な相手端子同士の接続パターンが可能となり、最適なジョイント設計を行うことができる。
また、上述したジョイントコネクタ10によれば、コネクタハウジング11、12が、絶縁シート15を挟んだ一方の回路基板13と他方の回路基板14とを一対のコネクタハウジング11、12間に挟んで保持するように設けられている。これにより、絶縁シート15により外部接続端子16、17とが電気的に接触することを防止しつつ簡単に組み立て、解体ができるようになっているので、信頼性、生産性の向上を図ることができる。
また、上述したジョイントコネクタ10によれば、電気接続手段が、接続方向の一方が一方の回路基板13の端子挿通穴27に圧接挿通され他方が他方の回路基板14の端子挿通穴27に圧接挿通される内部接続端子18であり、プリント配線19が、端子挿通穴27に圧接挿通された外部接続端子16、17と内部接続端子18との両方に電気的に接続されるので、簡単に一方と他方の回路基板13、14上のプリント配線19同士を接続することができる。
第2実施形態
また、上述した第1実施形態によれば、電気接続手段は、内部接続端子18で構成していたが、本発明はこれに限ったものではない。即ち、電気接続手段は、外部接続端子16、17とは別体に設けらる、一方の回路基板13上に設けられたプリント配線19と他方の回路基板14上に設けられたプリント配線19とを電気的に接続するものであればよい。例えば、内部接続端子18の代わりに電線で構成してもよい。
図5に本発明のジョイントコネクタの第2実施形態における分解斜示図を示す。図6に、図5に示すジョイントコネクタの概略縦断面図を示す。図7に図5に示すジョイントコネクタを構成する回路基板の平面図を示す。図5〜図7において上述した図1〜図4についてすでに第1実施形態で説明したジョイントコネクタと同等の部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
同図に示すように、本発明の第2実施形態であるジョイントコネクタ10は、上述した内部接続端子18の代わりにリボン電線34を設けている。リボン電線34は、断面円状の導体部35と、この導体部35を覆う絶縁被覆部36とから構成されている。また、リボン電線34の端末は、絶縁被覆部36が取り除かれ、導体部35が露出している。また、回路基板13、14上に設けられたプリント配線19は、例えば図7に示すように、互いに独立して複数設けられ、その回路部192が任意の任意の端子挿通穴27に設けた端子接触部191同士を接続する複数のプリント配線19が設けられている。各プリント配線19は、回路基板13、14の長手方向の一端部に集められている。
そして、回路基板13の長手方向の一端部に設けられたプリント配線19上にリボン電線34の一端が半田Hにより接続されている。また、回路基板14の長手方向の一端部に設けられたプリント配線19上にリボン電線34の他端が半田Hにより接続されている。これにより、リボン電線34を介して回路基板13上に設けたプリント配線19と、回路基板14上に設けたプリント配線19とが電気的に接続される。
以上のように、リボン電線34を用いて回路基板13、14上に設けたプリント配線19同士を接続することにより、回路基板13、14には外部接続端子16、17用の端子挿通穴27のみを設けるだけでよく、内部接続端子18用の端子挿通穴27を設ける必要がなく、回路基板13、14の省スペース化を図ることができる。また、簡単な構成で回路基板13、14上に設けたプリント配線19同士を接続することができる。
第3実施形態
また、上述した第2実施形態によれば、電線として、導体断面円状のリボン電線34を用いていたが、本発明はこれに限ったものではない。電線としては、FPC(Flexible Printed Circuit)を用いてもよい。
図8に本発明のジョイントコネクタの第3実施形態における分解斜示図を示す。図9に、図8に示すジョイントコネクタの概略縦断面図を示す。図10に図8に示すジョイントコネクタを構成する回路基板の平面図を示す。図8〜図10において上述した図1〜図4についてすでに第1実施形態で説明したジョイントコネクタと同等の部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
同図に示すように、本発明の第2実施形態であるジョイントコネクタ10は、上述した内部接続端子18の代わりにFPC37を設けている。FPC37は、帯状の導体部(図示せず)と、この導体部を覆うフィルム状の絶縁被覆部38とから構成されいる。また、FCP37の両端には、オスコネクタ39が設けられている。また、回路基板13、14は、例えば図10に示すように、互いに独立して設けられ、その回路部192が任意の端子挿通穴27に設けた端子接触部191同士を接続するように設けられている。各プリント配線19は、回路基板13、14の長手方向の一端部に集められている。
この回路基板13、14の長手方向の一端部に設けられたプリント配線19上にメスコネクタ42が電気的に接続されて設けられている。そして、回路基板13上に設けたメスコネクタ42にFPC37の一端に設けたオスコネクタ39が接続されている。また、回路基板14に設けたメスコネクタ42にFPC37の他端に設けたオスコネクタ39が接続されている。これにより、FPC37を介して回路基板13上に設けたプリント配線19と、回路基板14上に設けたプリント配線19とが電気的に接続される。
以上のように、FPC37を用いて回路基板13、14上に設けたプリント配線19同士を接続することにより、回路基板13、14には外部接続端子16、17用の端子挿通穴27のみを設けるだけでよく、内部接続端子18用の端子挿通27穴を設ける必要がなく、回路基板の省スペース化を図ることができる。また、簡単な構成で回路基板15、16上に設けたプリント配線19同士を接続することができる。
なお、第3実施形態では、FPC37をコネクタ39、42を用いてプリント配線19と接続していたが、本発明はこれに限ったものではない。第2実施形態と同様に半田Hを用いてプリント配線19と接続してもよい。
なお、上述した第1〜第3実施形態によれば、コネクタハウジングが接続方向に2分割された一方のコネクタハウジング11と他方のコネクタハウジング12とで構成されていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、従来で示すようにコネクタハウジングとしては一部品で構成されるものであってもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明のジョイントコネクタの第1実施形態における分解斜視図である。 図1に示すジョイントコネクタの端子周りの概略縦断面図を示す。 (A)は図1に示すジョイントコネクタを構成する一方の回路基板の平面図であり、(B)は図1に示すジョイントコネクタを構成する一方の回路基板の平面図である。 図1に示すジョイントコネクタでワイヤーハーネス間を連結した状態を示す斜示図である。 本発明のジョイントコネクタの第2実施形態における分解斜示図を示す。 図5に示すジョイントコネクタの概略縦断面図を示す。 図5に示すジョイントコネクタを構成する回路基板の平面図を示す。 本発明のジョイントコネクタの第3実施形態における分解斜示図を示す。 図8に示すジョイントコネクタの概略縦断面図を示す。 図8に示すジョイントコネクタを構成する回路基板の平面図を示す。 従来のジョイントコネクタの一例を示す断面図である。
符号の説明
11 一方のコネクタハウジング
12 他方のコネクタハウジング
13 一方の回路基板
14 他方の回路基板
15 絶縁シート
16 一方の外部接続端子
17 他方の外部接続端子
18 内部接続端子(電気接続手段)
19 プリント配線
27 端子挿通穴
34 リボン電線(電線、電気接続手段)
37 FPC(電線、電気接続手段)

Claims (4)

  1. 複数の端子挿通穴が設けられた回路基板と、前記端子挿通穴に圧接挿通される複数の外部接続端子と、前記回路基板上に設けられ前記外部接続端子と電気的に接続されるプリント配線と、前記回路基板を保持するコネクタハウジングとを有するジョイントコネクタにおいて、
    前記回路基板が、相手端子との接続方向の一方側に保持された一方の回路基板と、他方側に保持された他方の回路基板とを有し、
    前記複数の外部接続端子が、前記接続方向の一方が前記相手端子に接続され他方が前記一方の回路基板の端子挿通穴に圧接挿通される複数の一方の外部接続端子と、前記接続方向の一方が前記他方の回路基板の端子挿通穴に圧接挿通され他方が相手端子に接続される複数の他方の外部接続端子とを有し、
    そして、前記ジョイントコネクタが、前記一方の回路基板上に設けられたプリント配線と前記他方の回路基板上に設けられたプリント配線とを電気的に接続する電気接続手段を有することを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記ジョイントコネクタが、前記一方の回路基板と前記他方の回路基板との間に挟まれる絶縁シートを有し、
    前記コネクタハウジングが、前記接続方向に沿って2分割形成された一対のコネクタハウジングを有し、前記絶縁シートを挟んだ前記一方の回路基板と前記他方の回路基板とを前記一対のコネクタハウジング間に挟んで保持するように設けられたことを特徴とする請求項1記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記電気接続手段が、前記接続方向の一方が前記一方の回路基板の前記端子挿通穴に圧接挿通され他方が前記他方の回路基板の前記端子挿通穴に圧接挿通される内部接続端子で構成され、そして、
    前記プリント配線が、前記端子挿通穴に圧接挿通された前記外部接続端子と前記内部接続端子との両方に電気的に接続されるように設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のジョイントコネクタ。
  4. 前記電気接続手段が、一端が前記一方の回路基板上に設けられたプリント配線に接続され他端が前記他方の回路基板上に設けられたプリント配線に接続された電線で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のジョイントコネクタ。
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