JP2007332668A - 緩衝材および床構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の中空部10が面方向に沿って互いに平行に形成されたシート状弾性体であって、中空部10の内部に、前記シート状弾性体の厚さ方向に、前記中空部10の厚さ方向の寸法よりも小さな高さで突出するとともに、前記中空部に対して平行な方向に延在するリブ状部材である突起部12を備える緩衝材。
【選択図】図1
Description
複数の凸部と複数の凹部とを備え、前期凹部の内側に突起が形成されたものを用いた床構造(特許文献2)、および
仕上材と、仕上材の株に配置された緩衝材とからなる床仕上材であって、緩衝材が、並列に配置されたA緩衝材およびB緩衝材の少なくとも2種類あり、2種類以上の緩衝大河、異なる特性を有する床仕上材(特許文献3)
などの床構造が提案された。
なお、突起部は、第1中空部に設けてもよく、第2中空部に設けてもよい。更に、第1中空部と第2中空部との両方に設けてもよい。
更に、前記緩衝材は比較的薄いものでよいから、緩衝材と仕上材との膨張率の差によって仕上材が反るなどの問題がない。
実施形態1に係る緩衝材1は、シート状弾性体であって、図1および図2の(B)に示すように、楕円形の断面形状を有する第1中空部10と隣接する2つの第1中空部10の間に形成された第2中空部11と、第1中空部10の底面から上方に、言い換えれば緩衝材1の厚さ方向に突出する突起部12とを有する。第1中空部10および第2中空部11は、何れも緩衝材1の面方向に沿って互いに平行に形成された管状構造体であり、突起部12は、第1中空部10に対して平行に形成されたリブ状構造体である。但し、突起部12は、第1中空部10の天井面よりも高さが低いので、圧力が加わらない状態においては第1中空部10の天井面と突起部12の先端との間には隙間が開いている。緩衝材1は、また、一方の面を形成する表面部材13と、他方の面を形成する表面部材14と、表面部材13と表面部材14とを厚さ方向に接続する隔壁15とを有する。第1中空部10および第2中空部11は、表面部材13と表面部材14と隔壁15とによって形成される。
実施形態2に係る緩衝材2は、実施形態1の緩衝材1と同様に第1中空部10と第2中空部11とを備えるが、図3の(A)および(B)に示すように、第1中空部10と第2中空部11とを区画する隔壁15が第2中空部11に向かって「く」の字型に屈曲し、言い換えれば厚さ方向に屈曲している。また、突起部12は、断面形状が上方に向かって突出する三角形である。突起部12は、図3において(A)に示すように第1中空部10の内部に形成されてもよく、(B)に示すように第2中空部11の内部に形成されてもよい。
その他の構成および作用については実施形態1に係る緩衝材と同様である。
実施形態3に係る緩衝材3は、図4の(A)に示すように、表面部材13と表面部材14との間に、厚さ方向に沿って階段状に屈曲した隔壁31が所定間隔で配設され、隔壁31と隔壁31との間に中空部30が形成されている。表面部材13と表面部材14と隔壁31とは弾性材料によって一体に形成されている。
実施形態4に係る緩衝材4は、図5の(A)に示すように、表面部材13と表面部材14とは、V字型の断面を有する隔壁41によって接続されている。表面部材13と表面部材14との間の空間は隔壁41によって区分され、中空部40が形成されている。中空部40の底面にはリブ状の突起部12が形成されている。表面部材13、表面部材14、隔壁41、および突起部12は弾性材料によって一体に形成されている。
なお、緩衝材4は、(A)に示す態様も(B)に示す態様も弾性材料の押出成形によって成形できる。
実施形態5に係る緩衝材5は、図6の(A)〜(C)に示すように、表面部材13と表面部材14とは、所定間隔で配設された隔壁51によって接続されている。隔壁51は、厚さ方向に沿って「く」の字型に屈曲している。表面部材13と表面部材14と隔壁51とによって中空部50が形成されている。各中空部50の天井面には、リブ状の突起部12Aが2本または3本下方に向かって立設され、底面には、同じくリブ状の突起部12Bが2本上方に向かって立設されている。表面部材13と表面部材14と隔壁51と突起部12とは弾性材料によって一体に形成されている。図6において(A)に示す態様においては、突起部12Aは、牙状乃至鋭角三角形状の断面を有し、突起部12Bは頂点が丸められた二等辺三角形状の断面を有している。一方、図6において(B)に示す例においては、突起部12Aおよび突起部12Bの何れも頂点が丸められた二等辺三角形状の断面を有し、(C)に示す例においては、突起部12Aおよび突起部12Bの何れも頂点が尖った二等辺三角形状の断面を有する。このように、突起部12Aと突起部12Bとは同一の断面形状を有しても異なる断面形状を有してもよい。
実施形態6に係る緩衝材6においては、図7に示すように、表面部材13と表面部材14の相対する面に、夫々リブ状の突起部12Aおよび12Bが所定の間隔で立設されている。突起部12Aおよび12Bは、互いに平行に形成されている。突起部12Aは表面部材13と、突起部12Bは表面部材14と一体に形成されている。突起部12Aの先端は表面部材14に当接しているが、突起部12Bと表面部材13との間には、圧縮されない状態においては隙間が開いている。突起部12Aは隔壁とも言い換えることができ、表面部材13と表面部材14と突起部12Aとによって中空部60が形成されている。
2 緩衝材
3 緩衝材
4 緩衝材
5 緩衝材
6 緩衝材
10 中空部
11 中空部
12 突起部
12A 突起部
12B 突起部
13 表面部材
14 表面部材
15 隔壁
30 中空部
31 隔壁
31A 垂直部
31B 水平部
32 隔壁
32A 垂直部
32B 斜めリブ
40 中空部
41 隔壁
42 隔壁
50 中空部
51 隔壁
60 中空部
100 床構造
110 下地
120 仕上材
Claims (8)
- 複数の中空部が面方向に沿って互いに平行に形成されたシート状弾性体であって、
前記中空部の内部に、前記シート状弾性体の厚さ方向に、前記中空部の厚さ方向の寸法よりも小さな高さで突出するとともに、前記中空部に対して平行な方向に延在するリブ状部材である突起部を備えてなることを特徴とする緩衝材。 - 隣接する2つの中空部を区画する隔壁は、前記シート状弾性体の厚さ方向に沿って設けられた垂直壁状体である請求項1に記載の緩衝材。
- 前記隔壁は、前記シート状弾性体の厚さ方向に沿って屈曲した壁体である請求項1に記載の緩衝材。
- 前記隔壁は、前記シート状弾性体の厚さ方向に対して斜めに設けられた傾斜壁体である請求項1に記載の緩衝材。
- 前記中空部は、パイプ状の断面を有する第1中空部と、隣接する2つの第1中空部に挟まれた第2中空部とからなり、前記突起部は、前記第1中空部と再2中空部との少なくとも一方の内部に設けられてなる請求項1〜4の何れか1項に記載の緩衝材。
- 1の中空部に2条以上の突起部が設けられてなる請求項1〜5の何れか1項に記載の緩衝材。
- 前記隔壁は、前記シート状弾性体の厚さ方向に沿って延在する垂直部と、前記シート状弾性体の面方向に沿って延在するとともに前記垂直部と一体的に形成された水平部とを有し、前記垂直部は突起部としても機能する請求項1に記載の緩衝材。
- 一方の面において床下地に貼着される請求項1〜7の何れか1項に記載の緩衝材と、剛性を有する板材であって前記緩衝材の他方の面に貼着された仕上材とを備える床構造。
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2006
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