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JP2007323556A - 車両周辺情報報知装置 - Google Patents

車両周辺情報報知装置 Download PDF

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JP2007323556A JP2006155644A JP2006155644A JP2007323556A JP 2007323556 A JP2007323556 A JP 2007323556A JP 2006155644 A JP2006155644 A JP 2006155644A JP 2006155644 A JP2006155644 A JP 2006155644A JP 2007323556 A JP2007323556 A JP 2007323556A
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Abstract

【課題】 自車両に対する死角障害物、死角他車両の正確な位置を含む存在領域を検出し報知できるようにし、自車両の乗員(運転者)が余裕を持って、死角障害物、死角他車両の存在を知り、自車両と衝突する虞がある死角障害物、死角他車両を察知でき、その死角障害物、死角他車両との衝突回避を行い得るようにし、この車両周辺情報報知装置の信頼性を高めること、等を可能にする車両周辺情報報知装置を提供する。
【解決手段】 車両周辺情報報知装置1は、特に、存在領域算出手段6が、自車両走行情報検出手段2で検出された自車両走行情報と、他車両障害物検出手段11で検出された他車両障害物情報のうち自車両Aから死角となる死角障害物についての情報に基づいて、その死角障害物が相対的に自車両Aと接近しながら存在する可能性がある存在領域を算出し、報知手段7がその死角障害物の存在領域を報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の乗員に自車両周辺の障害物の情報を報知する車両周辺情報報知装置に関し、特に、自車両走行情報と他車両障害物情報に基づいて、自車両から死角となる死角障害物が相対的に自車両と接近しながら存在する可能性がある存在領域を算出し報知する車両周辺情報報知装置に関するものである。
従来、車両に車載カメラや車載レーダを搭載し、この車載カメラや車載レーダにより、自車両周辺の他車両や歩行者等の障害物を検出して、運転支援を行う技術、例えば、自車両が障害物に衝突する可能性を予測し、表示や音声により報知する技術が周知である。しかし、自車両に搭載された車載カメラや車載レーダだけでは、自車両周辺の障害物であっても、自車両から建物等によって死角となる死角障害物を検出することは困難である。
一方、特許文献1には、交差点に設置された交差点カメラと自車両や他車両に搭載された車載カメラにより、交差点付近の道路風景と路側風景とを個別に撮像し、この道路風景の画像データと路側風景の画像データとをシステム本体に送信し、システム本体において、自車両が交差点に進入する際に死角となる道路風景の画像データと死角とならない路側風景の画像データとを合成して、これら道路風景と路側風景とを重ね合わせた重畳風景の画像データを作成し、自車両がこの重畳風景の画像データをシステム本体から受信して、その重畳風景をサイドウインドウに表示する、交通安全確認システムが開示されている。
特開2001−101566号公報
従来より、見通しが悪い交差点付近等の道路では、見通しが良い道路に比べると衝突事故(出会い頭の衝突)が発生し易く、建物等が密集する都市部等の地域では、見通しが悪い道路が多いため、また、走行車両の数も多いため、こうした衝突事故が頻繁に起っているのが現状であるが、前記のように、自車両に搭載された車載カメラや車載レーダだけでは、自車両周辺の障害物であっても、自車両から死角となる死角障害物を検出することが困難であるため、当然、この死角障害物の存在すら報知することができない。
一方、特許文献1の交通安全確認システムでは、交差点カメラと車載カメラで個別に撮像された、自車両から死角となる道路風景と死角とならない路側風景とを重ね合わせた重畳風景をサイドウインドウに表示するため、この重畳風景の道路風景に含まれる他車両や歩行者等の死角障害物を表示することができ、乗員はこの表示を見て、交差点付近に存在する死角障害物を察知することができる。
しかし、この交通安全確認システムでは、単に、カメラで撮像された画像データに基づいて、重畳風景をサイドウインドウに表示するようにしたものであり、自車両も死角障害物も時々刻々と移動することが殆どであるため、このシステム上、自車両の位置に対する死角障害物の正確な位置を検出し表示(報知)できない、つまり、自車両に対する死角障害物の実際の位置と表示上の位置の誤差が大きくなる虞が高く、依って、乗員(運転者)が余裕を持って、衝突する虞がある死角障害物を察知し、その死角障害物との衝突回避を行い得るようにすることが難しく、この交通安全確認システムの信頼性は低い。
本発明の目的は、車両周辺情報報知装置において、自車両で検出した自車両走行情報、他車両で検出した他車両障害物情報に基づいて、更に、他車両で検出した他車両走行情報に基づいて、自車両から死角となる死角障害物、死角他車両が相対的に自車両と接近しながら存在する可能性がある存在領域を算出し報知するようにして、自車両に対する死角障害物、死角他車両の正確な位置を含む存在領域を検出し報知できるようにし、自車両の乗員(運転者)が余裕を持って、死角障害物、死角他車両の存在を知り、自車両と衝突する虞がある死角障害物、死角他車両を察知でき、その死角障害物、死角他車両との衝突回避を行い得るようにし、この車両周辺情報報知装置の信頼性を高めること、等である。
請求項1の車両周辺情報報知装置は、車両の乗員に自車両周辺の障害物の情報を報知する車両周辺情報報知装置であって、自車両の位置と移動速度と移動方向を含む自車両走行情報を検出する自車両走行情報検出手段と、自車両周辺に存在する障害物の位置と移動速度と移動方向を含む他車両障害物情報であって他車両で検出された他車両障害物情報を受信可能な情報通信手段と、前記自車両走行情報検出手段で検出された自車両走行情報と前記他車両障害物情報のうち自車両から死角となる死角障害物についての情報に基づいて、その死角障害物が相対的に自車両と接近しながら存在する可能性がある存在領域を算出する存在領域算出手段と、前記存在領域算出手段で算出された死角障害物の存在領域を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
自車両走行情報検出手段としては、GPS装置、車速センサ、ヨーレイトセンサ(蛇角センサ)等が適用され、この自車両走行情報検出手段により、自車両の位置と移動速度と移動方向を含む自車両走行情報が検出される。一方、他車両で障害物の位置と移動速度と移動方向を含む他車両障害物情報を検出するために、その他車両は、車載カメラや車載レーダ等を有する他車両障害物情報検出手段を備え、検出された他車両障害物情報を自車両に無線送信することができる。
そして、情報通信手段により、自車両周辺に存在する他車両から、その他車両で検出された他車両障害物情報を受信することができ、存在領域算出手段により、自車両走行情報検出手段で検出された自車両走行情報と他車両障害物情報のうち自車両から死角となる死角障害物についての情報に基づいて、その死角障害物が相対的に自車両と接近しながら存在する可能性がある存在領域が算出され、この存在領域が報知手段により報知される。
ここで、請求項1の発明に次の構成を採用できる。
前記情報通信手段が、自車両周辺に存在する他車両で検出されたその他車両の位置と移動速度と移動方向を含む他車両走行情報を受信し、前記存在領域算出手段が、自車両走行情報検出手段で検出された自車両走行情報と前記他車両走行情報のうち自車両から死角となる死角他車両についての情報に基づいて、その死角他車両が相対的に自車両と接近しながら存在する可能性がある存在領域を算出し、前記報知手段が、前記存在領域算出手段で算出された死角他車両の存在領域を報知する(請求項2)。
前記報知手段が、前記死角障害物の存在領域を表示する表示手段を有する(請求項3)前記存在領域算出手段が、前記死角障害物が自車両と最接近する位置迄の存在領域を算出する(請求項4)。前記存在領域算出手段が、他車両による他車両障害物情報の検出誤差又は情報通信手段による通信誤差が最大となる誤差許容存在領域を算出する(請求項5)。前記表示手段が、前記存在領域と前記誤差許容存在領域とを識別可能に表示する(請求項6)。
前記表示手段が、前記死角障害物の存在領域をフロントウインドウとサイドウインドウとリヤウインドウの内の少なくとも1つに表示するウインドウ表示手段からなる(請求項7)。自車両の運転者の目の位置を検出するアイポイント検出手段を備え、前記ウインドウ表示手段は、アイポイント検出手段で検出された位置の運転者の目から、前記死角障害物の存在領域が実風景内の実在位置に重ね合わせて見えるように存在領域を表示する(請求項8)。他車両で検出された障害物の種類を特定可能な障害物特定手段を備え、前記表示手段は、前記存在領域について障害物特定手段で特定された障害物の種類を識別可能に表示する(請求項9)。
自車両から障害物を検出する車載レーダ又は車載カメラを有する自車両障害物検出手段と、この自車両障害物検出手段で検出された自車両障害物情報と前記他車両障害物情報とに基づいて、前記死角障害物を抽出する死角障害物抽出手段を備える(請求項10)。前記死角障害物抽出手段が、自車両又は他車両に設けられる(請求項11)。前記死角障害物抽出手段が、自車両及び他車両と情報通信可能な情報センターに設けられる(請求項12)。多数の道路の道路情報を含む地図情報を記憶した地図データベースを備え、前記死角障害物抽出手段が、更に、地図データベースの記憶情報に基づいて、自車両と遭遇する可能性がある死角障害物を前記死角障害物として抽出する(請求項13)。
請求項1の車両周辺情報報知装置によれば、自車両走行情報検出手段、情報通信手段、存在領域算出手段、報知手段を設けたので、自車両で検出された自車両の位置と移動速度と移動方向を含む自車両走行情報、他車両で検出された自車両周辺に存在する障害物の位置と移動速度と移動方向を含む他車両障害物情報に基づいて、自車両から死角となる死角障害物が相対的に自車両と接近しながら存在する可能性がある存在領域を算出し報知することができるため、自車両に対する死角障害物の正確な位置を含む存在領域を検出し報知できるようになり、自車両の乗員(運転者)が余裕を持って、死角障害物の存在を知り、自車両と衝突する虞がある死角障害物を察知でき、その死角障害物との衝突回避を行い得るようにして、この車両周辺情報報知装置の信頼性を高めることができる。
請求項2の車両周辺情報報知装置によれば、自車両走行情報検出手段、情報通信手段、存在領域算出手段、報知手段により、自車両走行情報、他車両で検出されたその他車両の位置と移動速度と移動方向を含む他車両走行情報に基づいて、自車両から死角となる死角他車両が相対的に自車両と接近しながら存在する可能性がある存在領域を算出し報知することができるため、自車両に対する死角他車両の正確な位置を含む存在領域を検出し報知できるようになり、自車両の乗員が余裕を持って、死角他車両の存在を知り、自車両と衝突する虞がある死角他車両を察知でき、その死角他車両との衝突回避を行い得るようにして、この車両周辺情報報知装置の信頼性を一層高めることができる。
請求項3の車両周辺情報報知装置によれば、報知手段が、死角障害物の存在領域を表示する表示手段を有するので、自車両の乗員は、死角障害物の存在領域をその表示を見て知ることができる。
請求項4の車両周辺情報報知装置によれば、存在領域算出手段が、死角障害物が自車両と最接近する位置迄の存在領域を算出するので、この存在領域を報知することで、自車両の乗員が、自車両と衝突する虞がある死角障害物を確実に更に余裕を持って察知できる。
請求項5の車両周辺情報報知装置によれば、存在領域算出手段が、他車両による他車両障害物情報の検出誤差又は情報通信手段による通信誤差が最大となる誤差許容存在領域を算出するので、この誤差許容存在領域を報知することで、自車両の乗員が、この検出誤差又は通信誤差を加味した誤差許容存在領域を知ることができる。
請求項6の車両周辺情報報知装置によれば、表示手段が、存在領域と誤差許容存在領域とを識別可能に表示するので、自車両の乗員が、存在領域と誤差許容存在領域とを識別して見ることができる。
請求項7の車両周辺情報報知装置によれば、表示手段が、死角障害物の存在領域をフロントウインドウとサイドウインドウとリヤウインドウの内の少なくとも1つに表示するウインドウ表示手段からなるので、自車両の特に運転者が、車内のディスプレイに別途目を傾けて運転に支承を来すこともなく、ウインドウに表示された死角障害物の存在領域を瞬時に確実に見ることができる。
請求項8の車両周辺情報報知装置によれば、自車両の運転者の目の位置を検出するアイポイント検出手段を備え、ウインドウ表示手段は、アイポイント検出手段で検出された位置の運転者の目から、死角障害物の存在領域が実風景内の実在位置に重ね合わせて見えるように存在領域を表示するので、この存在領域の表示によって、自車両の運転者は、自車両に対する死角障害物の存在領域を明確に知ることができる。
請求項9の車両周辺情報報知装置によれば、他車両で検出された障害物の種類を特定可能な障害物特定手段を備え、表示手段は、存在領域について障害物特定手段で特定された障害物の種類を識別可能に表示するので、乗員が死角障害物の存在領域と共に、その死角障害物の種類を識別して見ることができる。
請求項10の車両周辺情報報知装置によれば、自車両から障害物を検出する車載レーダ又は車載カメラを有する自車両障害物検出手段と、この自車両障害物検出手段で検出された自車両障害物情報と前記他車両障害物情報とに基づいて、死角障害物を抽出する死角障害物抽出手段を備えたので、自車両から死角とならない障害物を排除し、確実に死角となる死角障害物について、その存在領域のみを算出し報知することができる。
請求項11の車両周辺情報報知装置によれば、死角障害物抽出手段を、自車両又は他車両に設けたので、自車両又は他車両において、自車両から死角となる死角障害物を確実に抽出することができる。
請求項12の車両周辺情報報知装置によれば、死角障害物抽出手段を、自車両及び他車両と情報通信可能な情報センターに設けたので、この情報センターにおいて、自車両から死角となる死角障害物を確実に抽出することができる。
請求項13の車両周辺情報報知装置によれば、多数の道路の道路情報を含む地図情報を記憶した地図データベースを備え、死角障害物抽出手段が、更に、地図データベースの記憶情報に基づいて、自車両と遭遇する可能性がある死角障害物を前記死角障害物として抽出するので、自車両と衝突する可能性がある死角障害物のみを確実に抽出できる。
図1に示すように、車両周辺情報報知装置1は、車両Aの乗員に自車両Aの周辺の障害物の情報を報知するものであり、自車両Aに設けられた、自車両走行情報検出手段2、自車両障害物検出手段3、死角他車両抽出手段4、死角障害物抽出手段5、存在領域算出手段6、表示手段7aを有する報知手段7、アイポイント検出手段8、情報通信手段9を主体に構成され、更に、多数の他車両Bに夫々設けられた、他車両走行情報検出手段10、他車両障害物検出手段11、障害物特定手段12、情報通信手段13を備えている。
この車両周辺情報報知装置1では、自車両Aに対して、その自車両Aの周辺に存在する1又は複数の他車両Bの前記手段10〜13が機能し、その対象となる他車両Bは時々刻々と変化する。また、他車両Bに自車両Aの前記手段4〜8を設けることで、この他車両Bが自車両Aと同じ機能を有するものになり、自車両Aに他車両Bの前記手段12を設けることで、この自車両Aが他車両Bと同じ機能を有するものになる。
自車両Aにおいて、自車両走行情報検出手段2は、自車両Aの位置AXと移動速度AVと移動方向ADを含む自車両走行情報を検出し、自車両障害物検出手段3は、自車両Aの周辺に存在する障害物ACの位置ACXと移動速度ACVと移動方向ACDを含む自車両障害物情報を検出する。他車両Bにおいて、他車両走行情報検出手段10は、その他車両Bの位置BXと移動速度BVと移動方向BDを含む他車両走行情報を検出し、他車両障害物検出手段11は、他車両Bの周辺に存在する障害物BCの位置BCXと移動速度BCVと移動方向BCDを含む他車両障害物情報を検出し、障害物特定手段12が障害物BCの種類BCKを特定する。
自車両Aの周辺に他車両Bが存在する場合、その他車両Bにおいて、情報通信手段13が、他車両走行情報検出手段10で検出された他車両走行情報と、他車両障害物検出手段11で検出された(自車両Aの周辺に存在する)障害物BCの位置BCXと移動速度BCVと移動方向BCDと障害物特定手段12で特定された障害物BCの種類BCKを含む他車両障害物情報とを自車両Aへ無線送信でき、自車両Aにおいて、情報通信手段9が、他車両Bから送信された他車両走行情報と他車両障害物情報とを受信できる。
自車両Aにおいて、死角他車両抽出手段4は、自車両障害物検出手段3で検出された自車両障害物情報、他車両走行情報検出手段10で検出された他車両走行情報に基づいて、自車両Aの周辺の他車両Bのうち自車両Aから死角となる死角他車両Baを抽出し、死角障害物抽出手段5は、自車両障害物検出手段3で検出された自車両障害物情報、他車両障害物検出手段11で検出された他車両障害物情報に基づいて、自車両Aの周辺の障害物Cのうち自車両Aから死角となる死角障害物Caを抽出する。
存在領域算出手段6は、自車両走行情報検出手段2で検出された自車両走行情報、死角他車両抽出手段4で抽出された死角他車両Baの他車両走行情報、死角障害物抽出手段5で抽出された死角障害物Caの他車両障害物情報に基づいて、その死角他車両Ba、死角障害物Caが相対的に自車両Aと接近しながら存在する可能性がある死角他車両Baの存在領域BE、死角障害物Caの存在領域CEを算出する。
この場合、存在領域算出手段6は、死角他車両Ba、死角障害物Caが自車両Aと最接近する位置迄の死角他車両Baの存在領域BE、死角障害物Caの存在領域CEを算出し、更に、自車両障害物検出手段3による自車両障害物情報の検出誤差、他車両障害物情報検出手段10による他車両障害物情報の検出誤差、情報通信手段9,12による通信誤差が最大となる、死角他車両Baの誤差許容存在領域BEM、死角障害物Caの誤差許容存在領域CEMを算出する。
報知手段7は、存在領域算出手段6で算出された死角他車両Baの存在領域BE、死角障害物Caの存在領域CEを報知する。この場合、表示手段7aが、死角他車両Baの存在領域BE、死角障害物Caの存在領域CEを表示し、更に、死角他車両Baの存在領域BEと誤差許容存在領域BEM、死角障害物Caの存在領域CEと誤差許容存在領域CEMを夫々識別可能に表示し、更に、死角障害物Caの存在領域CEについて障害物特定手段11aで特定された障害物Cの種類を識別可能に表示する
表示手段7aは、死角他車両Baの存在領域BEと誤差許容存在領域BEM、死角障害物Caの存在領域CEと誤差許容存在領域CEMを、自車両Aのフロントウインドウとサイドウインドウとリヤウインドウの内の少なくとも1つに表示するウインドウ表示手段7aからなる。アイポイント検出手段8は、自車両Aの運転者の目の位置を検出し、ウインドウ表示手段7aは、アイポイント検出手段8で検出された位置の運転者の目から、死角他車両Baの存在領域BEと誤差許容存在領域BEM、死角障害物Caの存在領域CEと誤差許容存在領域CEMが実風景内の実在位置に重ね合わせて見えるように、これら存在領域BE,BEM,CE,CEMを表示する。
図2に示すように、自車両Aは、フロントウインドウ20、左右の前サイドウインドウ21,22、左右の後サイドウインドウ23,24、リヤウインドウ25を備え、これらウインドウ20〜25の略全面に、光を透過可能なEL(エレクトロルミネッセンス)シート30〜35が取り付けられている。ELシート30〜35は、例えば、ラミネート層、透明電極、発光層、絶縁層、背面電極層、ラミネート層を積層し、場合により発光層と絶縁層を複数層にして構成され、専用インバータを介して電圧が印加され駆動される。ELシート30〜35はウインドウ20〜25に応じた形状とサイズに成形されて可撓性を有し、ウインドウ20〜25の曲面に密着状に接着されている。
図3に示すように、自車両Aの車内には、ダッシュボード26、ステアリングホイール27、左右のフロントシート28、リヤシート29が装備され、また、図3、図4に示すように、自車両Aには、C/U40(コントロールユニット40)、車速センサ41、ヨーレイトセンサ42、前方カメラ43、左右の側方カメラ44,45、後方カメラ46、車車間通信アンテナ47、地図データベース48aを有するナビゲーション装置48、GPSアンテナ49、車内カメラ50が装備され、これら40〜50とELシート30〜35が図示のように電気的に接続されている。
図5に示すように、他車両Bには、C/U60(コントロールユニット60)、車速センサ61、ヨーレイトセンサ62、前方カメラ63、左右の側方カメラ64,65、後方カメラ66、車車間通信アンテナ67、地図データベース68aを有するナビゲーション装置68、GPSアンテナ69が装備され、これら60〜69が図示のように電気的に接続されている。このような他車両Bが多数存在するものとして、特に車両数が多い地域では、自車両Aの周辺に1又は複数の他車両Bが頻繁に存在することになる。
尚、自車両A、他車両Bに装備されたナビゲーション装置48,68は、GPSアンテナ49,69により、衛星からの電波を受信して、車両A,Bの現在地を算出するとともに、その現在地とその周辺の道路と施設や建物等を含む地図をディスプレイ(図示略)に表示し、目的地を設定することにより、その目的地までの走行ルートを自動的に検索し、指定された走行ルートにて目的地に車両A,Bを表示や音声により誘導する機能を備えた一般的な装置であり、そのために、地図データベース49a,69aに、多数の道路の位置を含む道路情報と多数の施設や建物等の位置を含む地域情報が格納されている。
図2〜5に示すように、本発明の車両周辺情報報知装置1は、自車両Aの図2〜4に示す機器30〜35、40〜50を主体に構成され、更に、多数の他車両Bの図5に示す機器60〜69を備え、自車両Aに対して、その自車両Aの周辺に存在する1又は複数の他車両Bの機器60〜69が機能する。
ここで、自車両Aにおいて、車速センサ41とヨーレイトセンサ42とナビゲーション装置48とGPSアンテナ49が自車両走行情報検出手段2を構成し、C/U40とカメラ43〜46が自車両障害物検出手段3を構成し、C/U40が死角他車両抽出手段4と死角障害物抽出手5と存在領域算出手段6を構成し、ELシート30〜34が表示手段7a(ウインドウ表示手段7a)を構成し、ELシート30〜34とC/U40が報知手段7を構成し、C/U40と車内カメラ50がアイポイント検出手段8を構成し、C/U40と車車間通信アンテナ47が情報通信手段9を構成している。
また、他車両Bにおいて、車速センサ61とヨーレイトセンサ62とナビゲーション装置68とGPSアンテナ69が他車両走行情報検出手段10を構成し、C/U60とカメラ63〜66が他車両障害物検出手段11と障害物特定手段12を構成し、C/U60と車車間通信アンテナ67が情報通信手段13を構成している。
自車両Aと他車両BのC/U40,60は、夫々、CPUとROMとRAMとを含むコンピュータを有し、そのROMに、障害物Cを検出するプログラム、各種情報を無線で送受信するプログラムが格納され、更に、自車両AのC/U40のROMには、死角他車両Ba、死角障害物Caを抽出するプログラム、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CE、誤差許容存在領域BEM,CEMを算出するプログラム、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CE、誤差許容存在領域BEM,CEMをELシート30〜34に表示させるプログラムが格納され、他車両BのC/U60のROMには、他車両障害物情報を算出するプログラムが格納されている。
次に、自車両Aと他車両BのC/U40,60が前記プログラムに基づいて実行する処理について、図6、図7のフローチャート(図中のSi(i=1、2、3・・・、i=11、12、13)は各ステップを示す)に基づいて説明する。自車両Aと他車両BのC/U40,60が実行する処理は、夫々の車両A,Bのイグニションスイッチ(図示略)がオンされると開始され、イグニションスイッチがオフされると終了する。
先ず、図6に示すように、自車両Aにおいて、C/U40が処理を開始すると、初期設定後、車速センサ41、ヨーレイトセンサ42、カメラ43〜46,50、ナビゲーション装置48から各種信号が読込まれ(S1)、その後、自車両障害物検出処理(S2)が実行されて、カメラ43〜46から得られた画像情報に基づいて、自車両Aの周辺の障害物AC(他車両Bを含む)が検出され、続いて、自車両障害物位置算出処理(S3)が実行されて、更に、ナビゲーション装置48から得られた自車両Aの位置AXに基づいて、S2で検出された障害物ACの位置ACXが算出される。
一方、図7に示すように、他車両Bにおいて、C/U60が処理を開始すると、初期設定後、車速センサ61、ヨーレイトセンサ62、カメラ63〜66、ナビゲーション装置68から各種信号が読込まれ(S11)、その後、他車両障害物検出処理(S12)が実行されて、カメラ43〜46から得られた画像情報に基づいて、他車両Bの周辺の障害物BCが検出され、続いて、他車両障害物情報算出処理(S13)が実行されて、更に、ナビゲーション装置68から得られた他車両Bの位置BXに基づいて、S12で検出された障害物BCの位置BCX、位置誤差BCXe、移動速度BCV、移動方向BCD、移動速度誤差BCVe、種類BCK、種類識別率BCKαを含む他車両障害物情報(図8参照)が算出される。
この他車両障害物情報において、位置誤差BCXe、移動速度誤差BCVeは、他車両Bのナビゲーション装置68による他車両Bの位置BXの検出誤差や、障害物BCの位置、移動速度、移動方向、種類、近辺外部環境(明暗度)によって生じる虞がある最大誤差に応じた値であり、予め記憶されたマップや計算式に基づいて算出される。
障害物BCの種類BCKは、例えば、自動車、自動二輪車、自転車、歩行者の何れかになり、この障害物BCの種類BCKを特定する場合、カメラ63〜66で撮像された障害物BCの画像パターンと、予め記憶された自動車、自動二輪車、自転車、歩行者の基準となる画像パターンとを比較して行われる。障害物BCの種類識別率BCKαは、特定した障害物BCの信頼度を示す値であり、前記両画像パターンのマッチング度合に応じて算出される。
次に、S13の他車両障害物情報算出処理の後、S14において、ナビゲーション装置68、車速センサ61、ヨーレイトセンサ62からの信号に基づいて算出された、他車両Bの位置BX、位置誤差BXe、移動速度BV、移動方向BD、移動速度誤差BVe、種類BK、種類識別率BKα(この場合、種類BKは自動車、種類識別率BKαは信頼度が最高の値となる)を含む他車両走行情報が無線送信されるとともに、S13で算出された他車両障害物情報が、図8のようにフォーマットされて無線送信され、リターンする。
図6に示すように、自車両Aにおいて、S3の障害物位置算出処理の後、S4において、自車両Aの周辺に存在する他車両Bから送信された他車両走行情報、他車両障害物情報が受信され、次に、S5において、S3で算出された障害物ACの位置ACX、S4で受信した他車両走行情報に含まれる他車両Bの位置BX、S4で受信した他車両障害物情報に含まれる障害物BCの位置BCXに基づいて、更に、地図データベース48aの記憶情報に基づいて、自車両Aから死角となり、更に、自車両Aと遭遇する可能性がある死角他車両Ba、死角障害物Caが抽出される。
次に、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域算出処理(S6)が実行される。この処理では、自車両Aのナビゲーション装置48、車速センサ41、ヨーレイトセンサ42から得られた位置AX、移動速度AV、移動方向ADを含む自車両走行情報、S4で受信された死角他車両Baの他車両走行情報、S4で受信された死角障害物Caの障害物情報に基づいて、死角他車両Ba、死角障害物Caが相対的に自車両Aと接近しながら存在する可能性がある存在領域BE,CE、及び、前記検出誤差又は通信誤差が最大となる死角他車両Ba、死角障害物Caの誤差許容存在領域BEM,CEMが算出される。
図9に示すように、死角障害物Caの存在領域BE、誤差許容存在領域BEMについては、自車両走行情報と他車両障害物情報に基づいて、死角障害物Caが現在地CP1から自車両Aと最接近する位置迄にかかる時間tが算出され、その時間tで移動する死角障害物Caの移動位置CP2が算出されるとともに、死角障害物Caの現在地誤差許容範囲CP1eが算出されるとともに、死角障害物Caの移動位置誤差範囲CP2e、移動位置最大誤差範囲CP2eMが算出され、これらの情報でもって存在領域BE、誤差許容存在領域BEMが算出される。尚、死角他車両Baの存在領域BE、誤差許容存在領域BEMについても同様である。
こうして、図6のS6において、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CE、誤差許容存在領域BEM,CEMが算出された後、次に、S7においては、車内カメラ50で検出された位置の運転者の目から、S6で算出された存在領域BE,CE、BEM,CEMが実風景内の実在位置に重ね合わせて見えるように、存在領域BE,CE、BEM,CEMをウインドウ20〜25に表示する位置が算出される。
そして、S8において、ウインドウ20〜25に存在領域BE,CE、BEM,CEMが表示され、この場合、存在領域BE,CE、BEM,CEMが実風景内の実在位置に重ね合わせて見えるように、しかも、存在領域BEとBEM、存在領域CEとCEMが夫々識別可能に、更に、存在領域BE,CEについて死角他車両Ba、死角障害物Caの種類が識別可能に表示され、その後、リターンする。
尚、自車両Aの周辺に複数の他車両Cが存在する場合、自車両Aにおいては、各他車両Cに対して図6のS4〜S8が実行され、これら他車両Cの各々において、図7のS11〜S14が実行される。
次に、自車両Aの周辺の状況が図10のような場合を例にして、車両周辺情報報知装置1の作動について説明する。尚、自車両Aと他車両Bの各々において、前方カメラ43,63のみで、車両前方の障害物Cを検出し、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEをフロントウインドウ20に表示するようにした形態を示している。
図10において、R1は自車両Aが走行している道路、R2,R3は道路R1と直交する道路、R12,R13は道路R1と道路R2,R3との交差点、N1〜N3は建物である。自車両Aの周辺には、他車両C1,C2、障害物C1〜C5(C1,C3,C4は他車両でありC2,C5は歩行者)が存在している。自車両Aにおいて、前方カメラ43で他車両B2、障害物C1,C2が検出され、他車両B1において、前方カメラ63で障害物C1,C3を検出され、他車両B2において、前方カメラ63で障害物C4,C5を検出される。
自車両Aにおいて、自車両障害物情報と、他車両C1,C2から受信した他車両走行情報と他車両障害物情報に基づいて、自車両Aから死角となる死角他車両Ba1、死角障害物Ca3〜Ca5が抽出され、更に、これら死角他車両Ba1、死角障害物Ca3〜Ca5のうち、相対的に自車両Aと接近する死角他車両Ba1、死角障害物Ca3,Ca5であって、更に、地図データベース48aの記憶情報に基づいて、自車両Aと交差点R12,R13で自車両Aと遭遇する可能性がある死角他車両Ba1、死角障害物Ca3,Ca5が抽出される。
そして、死角他車両Ba1、死角障害物Ca3,Ca5について、自車両Aの自車両走行情報、死角他車両Ba1の他車両走行情報、死角障害物Ca3,Ca5の他車両障害物情報に基づいて、死角他車両Ba1、死角障害物Ca3,Ca5が相対的に自車両Aと接近しながら存在する可能性がある存在領域B1E,C3E,C5Eが算出され、この存在領域B1E,C3E,C5Eが、図11に示すように、フロントウインドウ20にELシート30によって表示される。
図11は、フロントウインドウ20を通して見える車外の実風景を示しているが、運転者の目から、死角他車両Ba1、死角障害物Ca3,Ca5の存在領域B1E,C3E,C5Eが実風景内の実在位置に重ね合わせて見えるように表示され、具体的には、死角他車両Ba1の存在領域B1Eは、建物N1を透過するようにその裏側に死角他車両Ba1が存在するように表示され、死角障害物Ca3,Ca5の存在領域C3E,C5Eは、建物N2,N3を透過するようにその裏側に死角障害物Ca3,Ca5が存在するように表示される。尚、図11において、フロントウインドウ20を通して実際に見える、他車両B2、障害物C1,C2は省略してある。
ここで、図12〜図14はウインドウ20〜25にELシート30〜35によって表示する、死角他車両Ba、死角障害物Caの表示形態の具体例を示している。例えば、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEが所定の色や斜線の楕円で表示され、死角他車両Ba、死角障害物Caの誤差許容存在領域BEM,CEMが、存在領域BE,CEの楕円よりも移動方向へ延び且つ存在領域BE,CEの楕円とは異なる色や斜線の楕円で表示される。
図12、図13の死角他車両Ba、死角障害物Caについては、種類が自動車と特定され、自動車のシンボルマークBS,CSが、存在領域BE,CEのうち、その自動車の現在地に対応する位置に表示される。図12では、自動車を特定した信頼度が高いため、シンボルマークBS,CSのみが表示され、図13では、自動車を特定した信頼度が低いため、それを示す「?」のシンボルマークBSa,CSaが付随表示される。
図14、図15の死角障害物Caについては、種類が歩行者と特定され、歩行者のシンボルマークCSが、存在領域CEのうち、その歩行者の現在地に対応する位置に表示される。図14では、歩行者を特定した信頼度が高いため、シンボルマークCSのみが表示され、図15では、歩行者を特定した信頼度が低いため、それを示す「?」のシンボルマークCSaが付随表示される。
以上説明した車両周辺情報報知装置1によれば次の効果を奏する。
自車両走行情報検出手段2、情報通信手段9、存在領域算出手段6、報知手段7を設けたので、自車両Aで検出された自車両Aの位置AXと移動速度AVと移動方向ADを含む自車両走行情報、他車両Bで検出された自車両Aの周辺に存在する障害物BCの位置BCXと移動速度BCVと移動方向BCDを含む他車両障害物情報に基づいて、自車両Aから死角となる死角障害物Caが相対的に自車両と接近しながら存在する可能性がある存在領域CEを算出し報知することができる。
また、自車両走行情報、他車両Bで検出されたその他車両Bの位置BXと移動速度BVと移動方向BDを含む他車両走行情報に基づいて、自車両Aから死角となる死角他車両Baが相対的に自車両Aと接近しながら存在する可能性がある存在領域BEを算出し報知することができる。従って、自車両Aに対する死角他車両Ba、死角障害物Caの正確な位置を含む存在領域BE,CEを検出し報知できるようになり、自車両Aの乗員(運転者)が余裕を持って、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在を知り、自車両Aと衝突する虞がある死角他車両Ba、死角障害物Caを察知でき、その死角他車両Ba、死角障害物Caとの衝突回避を行い得るようにして、この車両周辺情報報知装置1の信頼性を非常に高めることができる。
報知手段7が、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEを表示する表示手段7aを有するので、自車両Aの乗員は、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEをその表示を見て知ることができる。存在領域算出手段6が、死角他車両Ba、死角障害物Caが自車両Aと最接近する位置迄の存在領域BE,CEを算出するので、この存在領域BE,CEを報知することで、自車両Aの乗員が、自車両Aと衝突する虞がある死角他車両Ba、死角障害物Caを確実に更に余裕を持って察知できる。
存在領域算出手段6が、他車両Bによる他車両障害物情報の検出誤差又は情報通信手段9,13による通信誤差が最大となる、死角他車両Ba、死角障害物Caの誤差許容存在領域BEM,CEMを算出するので、この誤差許容存在領域BEM,CEMを報知することで、自車両Aの乗員が、この検出誤差又は通信誤差を加味した誤差許容存在領域BEM,CEMを知ることができる。
表示手段7aが、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEと誤差許容存在領域BEM,CEMとを識別可能に表示するので、自車両の乗員Aが、存在領域BE,CEと誤差許容存在領域BEM,CEMとを識別して見ることができる。
表示手段7aが、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEをフロントウインドウ20とサイドウインドウ21〜24とリヤウインドウ25に表示するウインドウ表示手段7aからなるので、自車両Aの特に運転者が、車内のディスプレイに別途目を傾けて運転に支承を来すこともなく、ウインドウ20〜25に表示された死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEを瞬時に確実に見ることができる。
自車両Aの運転者の目の位置を検出するアイポイント検出手段8を備え、ウインドウ表示手段8aは、アイポイント検出手段8で検出された位置の運転者の目から、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEが実風景内の実在位置に重ね合わせて見えるように存在領域BE,CEを表示するので、この存在領域BE,CEの表示によって、自車両Aの運転者は、自車両Aに対する死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEを明確に知ることができる。
他車両Bで検出された障害物BCの種類を特定可能な障害物特定手段12を備え、表示手段7aは、この障害物BCの存在領域CEについて障害物特定手段12で特定された障害物BCの種類を識別可能に表示するので、乗員が死角障害物Caの存在領域と共に、その死角障害物Caの種類を識別して見ることができる。
自車両Aから障害物Cを検出する自車両障害物検出手段3と、この自車両障害物検出手段3で検出された自車両障害物情報と他車両走行情報と他車両障害物情報とに基づいて、死角他車両Ba、死角障害物Caを抽出する死角他車両抽出手段4、死角障害物抽出手段5を備えたので、自車両Aから死角とならない他車両B、障害物Cを排除し、確実に死角となる死角他車両Ba、死角障害物Caについて、その存在領域BE,CEのみを算出し報知することができる。
死角他車両抽出手段4、死角障害物抽出手段5を自車両Aに設けたので、自車両Aにおいて、自車両Aから死角となる死角他車両Ba、死角障害物Caを確実に抽出することができる。多数の道路の道路情報を含む地図情報を記憶した地図データベース48aを備え、死角他車両抽出手段4、死角障害物抽出手段5が、更に、地図データベース48aの記憶情報に基づいて、自車両Aと遭遇する可能性がある死角他車両Ba、死角障害物Caを前記死角障害物として抽出するので、自車両Aと衝突する可能性がある死角他車両Ba、死角障害物Caのみを確実に抽出できる。
図16に示すように、この車両周辺情報報知装置1Aでは、自車両A及び多数の他車両Bが、情報センターEに多数の中継局Fを介して情報通信可能に構成されている。自車両と他車両Bの構成は実施例1と基本的に同じであるが、自車両Aの周辺に存在する自車両を抽出する機能が情報センターEに設けられている。
情報センターEは、CPUとROMとRAMとを含むコンピュータを備え、そのROMに、各種情報を無線で送受信するプログラム、死角他車両Ba、死角障害物Caを抽出するプログラムが格納されている。次に、自車両Aと他車両BのC/U40,60と情報センターEが実行する処理について、図17〜図18のフローチャート(図中のSi(i=31、32、33・・・、i=41、42、43、i=51、52、53・・・)は各ステップを示す)に基づいて説明する。
先ず、図17に示すように、自車両Aにおいて、C/U40が処理を開始すると、図16のS1〜3と同様のS31〜S33が実行され、その後、ナビゲーション装置68から得られた自車両Aの位置AXの情報が情報センターEに無線送信される(S34)。一方、図18に示すように、他車両Bにおいて、C/U60が処理を開始すると、図7のS11〜S14と同様のS41〜S44が実行される。
図19に示すように、情報センターEにおいては、図17のS34で送信された自車両Aの位置AXの情報が受信され(S51)、続いて、図18のS44で送信された他車両走行情報、他車両障害物情報が受信され(S52)、次に、S53において、自車両Aの位置AXと、他車両走行情報に含まれる他車両Bの位置BXと、他車両障害物情報に含まれる障害物Cの位置CXと、この情報センターEに設けられた地図データベースとに基づいて、自車両Aの周辺の他車両B、障害物Cが抽出される(S53)。そして、S52で受信した他車両走行情報、他車両障害物情報のうち、S53で抽出された他車両B、障害物Cの他車両走行情報、他車両障害物情報が自車両Aに送信される(S54)。
図18に示すように、自車両Aにおいては、S34の後、情報センターEから送信された他車両走行情報、他車両障害物情報が受信され(S35)、自車両Aの周辺に存在する他車両B、障害物Cについて、その他車両走行情報、他車両障害物情報と、自車両走行情報とに基づいて、図6のS5と同様に、自車両Aから死角となり、更に、自車両Aと遭遇する可能性がある死角他車両Ba、死角障害物Caが抽出される(S36)。
その後、S36で抽出された死角他車両Ba、死角障害物Caについて、図6のS6〜S8と同様のS37〜S39が実行される。この車両周辺情報報知装置1Aによれば、実施例1の車両周辺情報報知装置1と基本的に同様の作用・効果を奏する。
尚、実施例1,2を部分的に次のように変更してもよい。
1]ヨーレイトセンサ42の代わりに蛇角センサを採用してもよい。
2]カメラ43〜46、63〜66の代わりに種々のレーダを採用してもよい。
3]表示手段8aとして、ELシート30〜35の代わりにLCD、LEDを採用してもよいし、ウインドウ20〜25に画像を投影可能な投影装置、車内に配置された液晶ディスプレイを採用してもよい。また、車内に配置された液晶ディスプレイを採用する場合、ナビゲーション装置48を有効に利用し、ディスプレイに表示された地図上に、死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEを表示してもよい。
4]死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEを音声で出力する音声出力を設けてもよい。この場合、例えば「前方交差点に左側から車両接近中」等の音声を出力してもよい。また、この場合、音声出力をELシート30〜35による存在領域BE,CEの表示と併用して行ってもよして、音声出力をELシート30〜35による存在領域BE,CEの表示を省略してもよい。
5]死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEについて、死角他車両Ba、死角障害物Caが自車両Aと最接近する位置迄ではなく、自車両Aと遭遇する交差点に到達する位置迄の存在領域BE,CEを算出してもよい。
6]死角他車両Ba、死角障害物Caの存在領域BE,CEの報知(表示)開始時期を設定する手段を設け、例えば、死角他車両Ba、死角障害物Caから自車両Aに最接近する時から所定時間(例えば、4、5秒)前、或いは、死角障害物Caから自車両Aに最接近する位置から所定距離(例えば、20〜30m)前から、存在領域BE,CEの報知(表示)を開始させるようにしてもよい。
7]死角他車両Ba、死角障害物Caの誤差許容存在領域BEM,CEMについての、算出、報知については省略してもよい。
8]特定された死角他車両Ba、死角障害物Caの種類を識別可能に表示する形態としては、図12〜図15のような表示形態に限定する必要はなく、例えば、その種類を示す文字や他の絵等のシンボルマークを表示させてもよい。
9]ナビゲーション装置48の地図データベース48aに、建物の形状の情報が記憶されている場合、死角他車両Ba、死角障害物Caの抽出については、その建物の形状の情報に基づいて、死角となる死角他車両Ba、死角障害物Caを抽出してもよい。
10]自車両Aの周辺の死角他車両Ba、死角障害物Caを抽出する機能を、自車両Aではなく、他車両Bや情報センターEを設けてもよい。この場合、この死角他車両Ba、死角障害物Caの他車両走行情報、他車両障害物情報のみを自車両Aに送信すればよいようになるため、送受信の処理に要する負荷を小さくすることができる。
11]その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施可能であるし、本発明は種々の自動等の車両に適用可能である。
実施形態に係る車両周辺情報報知装置の構成図である。 実施例1の車両の平面図である。 自車両に装備された機器を示す平面図である。 自車両に装備された機器のブロック図である。 他車両に装備された機器のブロック図である。 自車両のC/Uが実行するフローチャートである。 他車両のC/Uが実行するフローチャートである。 他車両障害物情報の構成を示す図である。 存在領域を示す図である。 自車両周辺の状況を示す地図である。 ウインドウから見える風景及びウインドウに表示された存在領域である。 障害物である車両の存在領域と種類特定シンボルを示す図である。 障害物である車両の存在領域と種類特定シンボルを示す図である。 障害物である歩行者の存在領域と種類特定シンボルを示す図である。 障害物である歩行者の存在領域と種類特定シンボルを示す図である。 実施例2の車両周辺情報報知装置の構成図である。 自車両のC/Uが実行するフローチャートである。 他車両のC/Uが実行するフローチャートである。 情報センターが実行するフローチャートである。
符号の説明
A 自車両(車両)
B 他車両
C 障害物
E 情報センター
1,1A 車両周辺情報報知装置
40,60 コントロールユニット
41,61 車速センサ
42,62 ヨーレイトセンサ
43〜46,50,63〜66 カメラ
47,69 車車間通信アンテナ
48,68 ナビゲーション装置
48a,68a 地図データベース
49,69 GPSアンテナ

Claims (13)

  1. 車両の乗員に自車両周辺の障害物の情報を報知する車両周辺情報報知装置であって、
    自車両の位置と移動速度と移動方向を含む自車両走行情報を検出する自車両走行情報検出手段と、
    自車両周辺に存在する障害物の位置と移動速度と移動方向を含む他車両障害物情報であって他車両で検出された他車両障害物情報を受信可能な情報通信手段と、
    前記自車両走行情報検出手段で検出された自車両走行情報と前記他車両障害物情報のうち自車両から死角となる死角障害物についての情報に基づいて、その死角障害物が相対的に自車両と接近しながら存在する可能性がある存在領域を算出する存在領域算出手段と、
    前記存在領域算出手段で算出された死角障害物の存在領域を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする車両周辺情報報知装置。
  2. 前記情報通信手段が、自車両周辺に存在する他車両で検出されたその他車両の位置と移動速度と移動方向を含む他車両走行情報を受信し、
    前記存在領域算出手段が、自車両走行情報検出手段で検出された自車両走行情報と前記他車両走行情報のうち自車両から死角となる死角他車両についての情報に基づいて、その死角他車両が相対的に自車両と接近しながら存在する可能性がある存在領域を算出し、
    前記報知手段が、前記存在領域算出手段で算出された死角他車両の存在領域を報知することを特徴とする請求項1に記載の車両周辺情報報知装置。
  3. 前記報知手段が、前記死角障害物の存在領域を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の車両周辺情報報知装置。
  4. 前記存在領域算出手段が、前記死角障害物が自車両と最接近する位置迄の存在領域を算出することを特徴とする請求項3に記載の車両周辺情報報知装置。
  5. 前記存在領域算出手段が、他車両による他車両障害物情報の検出誤差又は情報通信手段による通信誤差が最大となる誤差許容存在領域を算出することを特徴とする請求項3に記載の車両周辺情報報知装置。
  6. 前記表示手段が、前記存在領域と前記誤差許容存在領域とを識別可能に表示することを特徴とする請求項5に記載の車両周辺情報報知装置。
  7. 前記表示手段が、前記死角障害物の存在領域をフロントウインドウとサイドウインドウとリヤウインドウの内の少なくとも1つに表示するウインドウ表示手段からなることを特徴とする請求項3に記載車両周辺情報報知装置。
  8. 自車両の運転者の目の位置を検出するアイポイント検出手段を備え、
    前記ウインドウ表示手段は、アイポイント検出手段で検出された位置の運転者の目から、前記死角障害物の存在領域が実風景内の実在位置に重ね合わせて見えるように存在領域を表示することを特徴とする請求項7に記載の車両周辺情報報知装置。
  9. 他車両で検出された障害物の種類を特定可能な障害物特定手段を備え、
    前記表示手段は、前記存在領域について障害物特定手段で特定された障害物の種類を識別可能に表示することを特徴とする請求項3に記載の車両周辺情報報知装置。
  10. 自車両から障害物を検出する車載レーダ又は車載カメラを有する自車両障害物検出手段と、この自車両障害物検出手段で検出された自車両障害物情報と前記他車両障害物情報とに基づいて、前記死角障害物を抽出する死角障害物抽出手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両周辺情報報知装置。
  11. 前記死角障害物抽出手段が、自車両又は他車両に設けられたことを特徴とする請求項10に記載の車両周辺情報報知装置。
  12. 前記死角障害物抽出手段が、自車両及び他車両と情報通信可能な情報センターに設けられたことを特徴とする請求項10に記載の車両周辺情報報知装置。
  13. 多数の道路の道路情報を含む地図情報を記憶した地図データベースを備え、
    前記死角障害物抽出手段が、更に、地図データベースの記憶情報に基づいて、自車両と遭遇する可能性がある死角障害物を前記死角障害物として抽出することを特徴とする請求項11又12に記載の車両周辺情報報知装置。
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