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JP2007298852A - 画像形成装置及び画像形成ユニット - Google Patents

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JP2007298852A
JP2007298852A JP2006128139A JP2006128139A JP2007298852A JP 2007298852 A JP2007298852 A JP 2007298852A JP 2006128139 A JP2006128139 A JP 2006128139A JP 2006128139 A JP2006128139 A JP 2006128139A JP 2007298852 A JP2007298852 A JP 2007298852A
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Koichi Watanabe
幸市 渡辺
Atsuyuki Kitamura
篤行 北村
Masahiro Sato
雅弘 佐藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

【課題】現像剤が受ける負荷を軽減し、より高画質な画像形成を可能とする画像形成装置及び画像形成ユニットを提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、トナーが収容されるトナーボトル40と、トナーボトル40に収容されたトナーが供給される現像装置58と、トナーボトル40と現像装置58とを連通させるパイプ140とを有している。パイプ140は、一端部140cが現像装置58の長手方向における一端58a側に接続される。また、パイプ140は、他端部140dがトナーボトル40の長手方向における現像装置58の他端58b側に接続される。
【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置及びこれらに用いる画像形成ユニットに関する。
この種の画像形成装置であって、現像剤を収容する現像剤収容部と、現像剤収容部に収容された現像が供給される現像装置と、現像剤収容部と現像装置とを連通する例えばパイプ等の連通部材とを有する技術が知られている(特許文献1)。
特開2004−287404
しかしながら、従来の技術では、連通部材を通過中に現像剤に負荷が加わり、この負荷によって現像剤がダメージを受け、形成される画像の品質低下を招くことがあるとの問題点があった。
本発明の目的は、現像剤が受ける負荷を軽減し、より高画質な画像形成を可能とする画像形成装置及び画像形成ユニットを提供することにある。
本発明の第1の特徴とするところは、現像剤を収容する現像剤収容部と、この現像剤収容部に収容された現像剤が供給される現像装置と、この現像装置と前記現像剤収容部とを連通する連通部材と、を有し、前記連通部材は、一端部が前記現像装置の長手方向における一端側に接続され、他端部が前記現像剤収容部の長手方向における前記現像装置の他端側に接続されている画像形成装置にある。尚、ここで、「一端側」とは、長手方向中心よりも一端側に属する部位をいい、「他端部側」とは、長手方向中心よりも他端側(一端部とは反対側)の部位をいう。
好適には、前記連通部材は、可撓性材料からなる。
また、好適には、前記現像剤収容部又は前記現像装置の少なくとも一方は、前記現像剤収容部と前記現像装置との間の距離を変化させる方向に移動可能に支持されている。
また、好適には、前記現像装置により現像される潜像を担持する像担持体と、この像担持体表面に形成された現像剤が転写される転写体と、を有し、少なくとも前記現像装置及び前記像担持体が画像形成ユニットして一体化され、前記像担持体が前記転写体に当接し、該転写体から離間するように、前記画像形成ユニットを移動可能に支持する支持手段をさらに有する。
また、好適には、前記現像装置により現像される潜像を担持する像担持体と、この像担持体が当接可能なベルトと、を有し、少なくとも前記現像装置及び前記像担持体が画像形成ユニットして一体化され、前記像担持体が前記ベルトに当接し、該ベルトから離間するように、前記画像形成結ユニットを移動可能に支持する支持手段をさらに有する。
また、好適には、前記連通部材内に、前記現像剤収容部から前記現像装置に現像剤を搬送するオーガが設けられている。
また、好適には、前記連通部材は、曲げ部の曲率半径が該連通部材の最小曲げ半径以下となるように設けられる。
また、好適には、前記連通部材は、少なくとも2層以上の材料が積層されて構成され、これらの層のうち、現像剤と接触する層を構成する材料は、他の層を構成する材料よりも摩擦係数が低い。
また、本発明の第2の特徴とするところは、前記連通部材は、一端部が前記現像装置の長手方向における一端側に接続され、他端部が前記現像剤収容部の長手方向における前記現像装置の他端側に接続されている画像形成ユニットにある。
本発明によれば、より高画質な画像形成を可能とする画像形成装置及び画像形成ユニットを提供することが可能となる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。この画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に転写体として用いられ、ベルトとして用いられる中間転写ベルト14が配置されている。この中間転写ベルト14に対して例えば4つの画像形成手段16Y、16M、16C、16Bが図1における右上から左下に並列配置されており、画像形成装置10はいわゆるタンデム方式となっている。画像形成手段16Yはイエローのトナー像を、画像形成手段16Mはマゼンダのトナー像を、画像形成手段16Cはシアンのトナー像を、そして、画像形成手段16Bはブラックのトナー像を中間転写ベルト14上に形成する。
画像形成装置本体12の下部にはシート供給装置18が設けられている。シート供給装置18は、シートが積載されるシート供給カセット20と、このシート供給カセット20に積載されたシートをピックするピックアップロール22と、シートを捌きながら送り出すフィードロール24と、リタードロール26とを有する。シート供給カセット20は、例えば、図中手前方向に引き出すことができるように画像形成装置本体12に対して着脱可能に設けられており、普通紙、OHPシート等の被転写体としてのシートが積載収納されている。
画像形成装置本体12の一端付近(図中左端付近)には、シート供給路28が略鉛直方向に沿って設けられている。このシート供給路28には、搬送ロール29、レジストロール30、2次転写ロール32、定着装置34及び排出ロール36が設けられている。レジストロール30は、シート供給路28へ送り出されたシートを一次停止させ、タイミングをとって2次転写ロール32へ送る。定着装置34は、加熱ロール34aと加圧ロール34bとからなり、加熱ロール34aと加圧ロール34bとの間を通過するシートに熱と圧力を加えることによりシートにトナー像を定着するようになっている。
画像形成装置本体12の上部には、排出トレイ部38が設けられている。前述した排出ロール36により排出トレイ部38へトナー像が定着されたシートが排出され、この排出トレイ部38に積層される。したがって、シート供給カセット20のシートは、順次C字状のパスを通って排出トレイ部38に排出される。
画像形成装置本体12の他端側(図中右端側)には、現像剤収容手段として用いられる例えば4つのトナーボトル40Y、40M、40C、40Bが設けられている。トナーボトル40Yにはイエロートナーが、トナーボトル40Mにはマゼンダトナーが、トナーボトル40Cにはシアントナーが、トナーボトル40Bにはブラックトナーが、それぞれ収容されている。トナーボトル40Yは画像形成手段16Yに、トナーボトル40Mは画像形成手段16Mに、トナーボトル40Cは画像形成手段16Cに、トナーボトル40Bは画像形成手段16Bに、それぞれ後述するパイプにより形成される供給路を介してトナーを供給するようになっている。
画像形成手段16は、中間転写ベルト14の一面に設けられた画像形成ユニット48と、中間転写ベルト14の裏面に設けられた一次転写ロール50とから構成されている。画像形成ユニット48は、画像形成装置本体12に対して着脱可能であり、例えば中間転写ベルト14に対して一度下方に移動させた後、図1中における手前方向に引き出すことができるようになっている。画像形成手段16の詳細は後述する。
中間転写ベルト14は、複数の搬送ロール42に支持され、前述した画像形成手段16が設けられているベルト面は水平方向に対して斜めになっている。搬送ロール42の一つが2次転写ロール32のバックアップロールを構成している。また、中間転写ベルト14の上端近傍には、中間転写ベルト用清掃装置44が配置され、搬送ロール42の他の一つが該清掃装置44のバックアップロールを構成している。さらに中間転写ベルト14の上部には、テンションロール46が配置され、このテンションロール46により中間転写ベルト14に対して適度なテンションを与えている。
中間転写ベルト14、複数の搬送ロール42、一次転写ロール50、中間転写ベルト用清掃装置44、及び、テンションロール46は、転写ユニット84(図3参照)として一体化されている。転写ユニット84は画像形成装置本体12に対して着脱可能であり、図1における手前方向に引き出すことができるようになっている。2次転写ロール32は2次転写ユニット33として構成される。2次転写ユニットは、画像形成装置本体12に対して着脱可能であり、図1における手前方向に引き出すことができるようになっている。
図2には、画像形成手段16の詳細が示されている。画像形成手段16Y、16M、16C、16Bは用いる現像剤の色が異なるものの、同一構成であるため画像形成手段16としてまとめて説明する。画像形成手段16は、画像形成ユニット48を有し、画像形成ユニット48は、中間転写ベルト14に対峙する像担持体として用いられる感光体52と、この感光体52を帯電させる、例えばロールから構成された帯電装置54と、例えばLED(light emitting diode:発光ダイオード)から構成され、感光体52上に潜像を形成する露光装置56と、この露光装置56により形成された感光体52上の潜像をトナーにより現像する現像装置58と、転写後に感光体52上に残ったトナーを清掃する清掃装置60とを有する。この実施形態においては、画像形成ユニット48は、分離可能な感光体ユニット62と現像ユニット64とが結合されて構成されている。感光体ユニット62は、第1の筐体66に感光体52、帯電装置54、露光装置56及び清掃装置60が収容されている。現像ユニット64は、第2の筐体68に現像装置58が収容されている。そして、第1の筐体66と第2の筐体68とが分離可能に結合されて画像形成ユニット48が構成されている。
感光体52の長手方向における両端部には、感光体52を回動自在に支持するベアリング53が装着されている。このベアリング53の一部は、感光体52の一部とともに第1の筺体66及び第2の筺体68から露出している。
現像装置58は例えば2成分方式であり、トナーとキャリアとが現像に用いられ、例えば水平方向に平行に配置された2本のオーガ70、72と、排出側オーガ72の斜め上部に配置された現像ロール74と有し、トナーとキャリアとをオーガ70、72により攪拌して現像ロール74に供給する。現像ロール74では、キャリアによる磁気ブラシが形成され、この磁気ブラシによりキャリアに付着したトナーを搬送し、感光体52上の潜像をトナーにより現像する。この実施形態のように、2成分方式の現像装置58にあって、オーガ70、72より上方に現像ロール74が配置されているので、トナー及びキャリアが溜まるのを防止し、トナー及びキャリアを均一に攪拌することができ、現像性能を維持することができる。現像装置58には、後述する連通部材内に形成される供給路を介して、トナーボトル40からトナーが供給される。
清掃装置60は、例えばブレードからなるトナー掻き落とし部76と、このトナー掻き落とし部76で掻き落とされたトナーを回収する回収部78とから構成されている。
図3には、転写ユニット84の詳細と、画像形成ユニット48を画像形成装置本体12に対して位置決めする構成とが示されている。転写ユニット84は、転写ユニット筺体86を有し、この転写ユニット筺体86に、搬送ロール42、一次転写ロール50、及びテンションロール46が回動自在に装着され、搬送ロールに42に中間転写ベルト14が張架されている。また、転写ユニット84には中間転写ベルト用清掃装置44が、着脱可能に装着されている。転写ユニット筺体86は、図中手前側の側板88と図示を省略する奥側の側板とを有し、これらの側板が天板87で連結されている。転写ユニット筺体86には下向きに開放部が形成され、この開放部から中間転写ベルト14を露出させる形状を有している。側板88と図中奥側の側板との重力方向下方の縁部には、それぞれ、4個の切欠き90が形成されている。
画像形成ユニット48は、ガイド部材120により、図3における手前方向の動き(画像形成ユニット48を画像形成装置本体12から引き出す動き)と、図3における奥側への動き(画像形成ユニット48を画像形成装置本体12に装着する方向に動き)とが可能なようにガイドされている。ガイド部材120は、画像形成ユニット48を重力方向下側から支持する略水平な平板部122を有するとともに、画像形成ユニット48を右側方から包み込むような形状に形成された側板部124を有していて、この側板部の端部が画像形成ユニット48に形成された凹部に嵌り込むようになっている。
ガイド部材120は、重力方向下側から本体側板98によって支持されている。本体側板98には、4個の水平部100が形成されていて、この水平部100の上をガイド部材120と画像形成ユニット48とが一体として図3における左右方向に摺動できるようになっている。水平部100に支持された状態で、ガイド部材120は例えばバネ等の弾性体からなる付勢部材130により図3中における左方向に付勢される。付勢部材130に付勢されることによりベアリング53が側板88に押し付けられて、感光体52と、感光体52を備える画像形成ユニット48とが画像形成装置本体12に対して位置決めされる。
ガイド部材120には、画像形成ユニット48と、画像形成ユニット48が備える現像装置58を図3中における左右方向に移動させる移動手段として用いられるソレノイド132が接続されている。ソレノイド132がOFFの状態においては、画像形成ユニット48は、付勢部材130に付勢され感光体52と中間転写ベルト14とが接触した状態にある。この状態からソレノイド132がONとされると、ソレノイド132の可動片によりガイド部材120が右方向へと引かれ、ガイド部材120及び画像形成ユニット48が一体として付勢部材130の付勢に抗して右方向に移動する。そして、画像形成ユニット48が右方向に移動することで、感光体52と中間転写ベルト14とが離間した状態となる。そして、この状態からソレノイド132がOFFとされると、ガイド部材120及び画像形成ユニット48とが左方向に移動して、感光体52と中間転写ベルト14とが再び当接した状態となる。
ソレノイド132がONとされ、ガイド部材120と画像形成ユニット48とが右方向に移動することにより、画像形成ユニット48が備える現像装置58とトナーボトル40(図1参照)との間の距離短くなる。また、ソレノイド132がOFFとされ、ガイド部材120と画像形成ユニット48とが左方向に移動することで、現像装置58とトナーボトル40との間の距離は長くなる。
以上のように構成された画像形成装置10では、中間転写ベルト14と感光体52とが同期して互いに反対方向に回転し、回転する感光体52の表面が帯電装置54により帯電され、帯電された状態にある感光体52の表面に露光装置56の露光により潜像が形成される。この潜像は現像装置58により現像され、感光体52の表面にトナー像が形成される。このトナー像は一次転写ロール50により中間転写ベルト14に転写される。中間転写ベルト14の表面には、画像形成手段16Yで形成されたイエロートナー像、画像形成手段16Mで形成されたマゼンダトナー像、画像形成手段16Cで形成されたシアントナー像、画像形成手段16Bで形成されたブラックトナー像が順に転写され、フルカラーのトナー像が形成される。
一方、シート供給装置18のシート供給カセット20に積層されたシートは、ピックアップロール22、フィードロール24、リタードロール26等により一枚ずつシート供給路28へ送り出される。このシート供給路28に送り出されたシートはレジストロール30に当接し、一時停止され、タイミングをとって2次転写ロール32へ送られる。そして、この2次転写ロール32により中間転写ベルト14のトナー像がシートに転写される。トナー像が転写されたシートはさらに定着装置34に送られ、熱と圧力によりシートにトナー像が定着される。定着装置34によりトナー像が定着されたシートは、排出ロール36により排出トレイ部38に排出される。
各シートへの画像形成がなされる過程で、感光体52から中間転写ベルト14へのトナー像の転写が終了した後にソレノイド132がONとされる。ソレノイド132がONとされると、画像形成ユニット48が図3における右側に移動し、感光体52が中間転写ベルト14から離間する。そして、次のシートへの画像形成のための中間転写ベルト14へのトナー像の転写がなされる前にソレノイド132がOFFとされて、感光体52と中間転写ベルト14とが再び当接した状態となる。ソレノイドのON、OFFは図示を省略するCPU等からなる制御手段によりなされる。このように、感光体52は、中間転写ベルト14にトナー像を転写する際には中間転写ベルト14に当接しているものの、トナー像の転写を行っていない時点では中間転写ベルト14から離間している。このため、感光体52と中間転写ベルト14とが互い摺接することによる磨耗を低減させることができ、感光体52及び中間転写ベルト14の寿命を延ばすことができる。
画像形成がなされる過程で、現像装置58でトナーが消費される。このため、トナーボトル40Y、40M、40C、40Bから、現像装置58Y、58M、58C、58Bへそれぞれトナーの供給がなされる。この供給の過程で、例えば搬送力を付与するためにトナーに一定の大きさ以上の外力が加わるとトナーが劣化してしまい、このトナーを用いて形成される画像の品質が低下してしまうとの問題点があった。特に、重合トナー等の外力により劣化しやすいトナーを用いる場合、画質の低下が生じやすい。そこで、この実施形態では、各トナーボトル40から各画像形成ユニット48が備える現像装置58にトナーを搬送する構成を工夫することにより、トナーの劣化が生じにくくしている。
図4乃至6には、トナーボトル40から、画像形成ユニット48に設けられた現像装置58にトナーを搬送する構成が説明されている。トナーボトル40Y、40M、40C、40Bから、現像装置58Y、58M、58C、58Bへトナーを供給する構成は共通であるので、以下まとめて説明する。トナーボトル40と現像装置58とは、連通部材として用いられるパイプ140を用いて連通されている。パイプ140は、異なる種類の材料からなる外側層140aと内側層140bとが積層されて構成されている。外側層140aの材料としては、例えばポリオレフィン等の樹脂が用いられる。また、内側層140bは、外側層140aよりも摩擦係数の低い材料から形成される。このため、パイプ140内を通過するトナーに摩擦により加わる力を小さくすることができる。外側層140aは、内側層140bよりも強度が強い材料により構成される。このため、外側から力が加わっても、パイプ140は破損しにくい。パイプ140を2層構成とすることに替えて3層以上としても良い。この場合、最も内側の層を、他の層を構成する材料よりも摩擦係数の低い材料で形成することが望ましい。また、パイプ140を2層構成とすることに替えて、1層の構成としても良い。
パイプ140は全体として可撓性を有し、弾性を有する。このため、パイプ140が可塑性、弾性を有しない場合のように、感光体52を中間転写ベルト14に当接させ、中間転写ベルト14から離間させるための現像装置58の動きを妨げることがない。また、現像装置58が動いても、この動きがパイプ140に吸収されて、パイプ140、パイプ140とトナーボトル40の接続部、及びパイプ140と現像装置58との接続部に大きな荷重が加わることがないので、これらの部分の破損が生じにくくなる。
パイプ140の一端部140cは、ガイド部材120を介して、現像装置58の長手方向における一端58a側に接続されている。また、パイプ140の他端部140dは、トナーボトル40の長手方向における現像装置58の他端58b側である端部40b側に接続されている。尚、ここで「一端58a側」とは、線分Lで示される現像装置58の長手方向の中心よりも一端58a側に属する部位をいい、「他端58b側」とは現像装置58の長手方向の中心よりも他端58b側(一端58a側とは反対側)に属する部位をいう。このように現像装置58の手前側である一端58a側とトナーボトル40の奥側である端部40b側とに、それぞれパイプ140を接続することで、例えば、現像装置58の手前側である一端58a側と、トナーボトル40の手前側である端部40aとにそれぞれパイプ140を接続する場合と比較して、パイプ140に小さな極率半径で曲がる部分を生じさせにくくしつつ、パイプ140の長さに余裕を持たせてパイプ140を取り付けることができるようになる。
パイプ140に小さな極率で曲がる部分が生じにくいため、パイプ140の小さな極率で曲がる部分の内壁に擦りつけられ、搬送中のトナーが劣化するとの問題が生じにくくなる。また、パイプ140に長さの余裕を持たせることができるため、例えば感光体52を中間転写ベルト14に接離させる際の現像装置58の動きを妨げることがない。
パイプ140は、曲げられる部分の曲率半径が、パイプ140の最小曲率半径以上の値となるように取り付けられる。最小曲率半径とは、パイプ140を折り曲げられる限界まで曲げた場合の曲率半径であり、曲率半径を最大曲率半径以上とすればパイプ140が折り曲げられることがない。よって、パイプ140の折曲がった部分の内壁部に擦りつけられて、トナーが劣化してしまうとの問題を生じにくくすることができる。
パイプ140は、曲率がR40mm以上となるように取り付けられることが望ましい。曲率がR40以上となるようにパイプ140を取り付ければ、最小曲率半径がR40以下のパイプ140を用いることができ、例えば材質等の面で、パイプ140として使用できるパイプの選択肢を増やすことができる。
パイプ140の端部140cは、ガイド部材120に形成された開口部120aにガイド部材120の外側から挿入される。開口部120aには、画像形成ユニット48から突出し、貫通孔が形成された突出部48aが内側から挿入される。このようにして、パイプ140の端部140cが現像装置58の一端58a側に接続される。
パイプ140の端部140dは、トナーボトル40を重力方向下方から支持する支持部材146を介してトナーボトル40に接続される。支持部材146は、トナーボトル40支持する略半円弧形状の支持部148と、支持部148から下方向に突出した突出部150とを有する。そして、支持部148の上向きの面から突出部150の手前側側面まで貫通孔152が形成されている。貫通孔152には、パイプ140の端部140dが挿入される。トナーボトル40が支持部材146に装着されると、貫通孔152の支持部148側に、トナーボトル40に形成されたトナーボトル40から外部にトナーを供給するために用いられる供給口41が位置する状態となる。このように、トナーボトル40の供給口41と支持部材146の貫通孔152とを介して、パイプ140の端部140dが、トナーボトル40の長手方向における現像装置58の他端58b側に接続される。
パイプ140の内部には、現像剤搬送手段として用いられるオーガ160が設けられている。オーガ160は、例えば金属からなり、芯金162の周囲に螺旋形状の羽根164が形成されている。芯金162は、例えば支持部材146側の部分が、例えばモータ等の駆動源168に連結されている。駆動源168からの駆動が伝達されると、オーガ160はパイプ140内で回転して、トナーをトナーボトル40から現像装置58へ搬送する。
オーガ160の羽根164がトナーを進行方向に押圧することにより、トナーはパイプ140内を搬送される。この際、羽根164によりパイプ140の内壁部に押し付けられてトナーが劣化する虞があるものの、この実施形態においては、先述の各種工夫が施されているためトナーの劣化が生じにくい。
図7には、トナーボトル40から、画像形成ユニット48に設けられた現像装置58にトナーを搬送する構成の第2の実施形態が示されている。第1の実施形態においては、パイプ140の端部140cは、現像装置58の長手方向と略垂直な向きで現像装置58に接続されていたのに対して、この第2の実施形態では、パイプ140の端部140cは、現像装置58の長手方向と略並行な向きで現像装置58に接続されている。また、第1の実施形態においては、パイプ140の端部140dはトナーボトル40の長手方向と略平行な向きでトナーボトル40に接続されていたのに対して、この第2の実施形態では、端部140dは、トナーボトル40の長手方向と略垂直な向きでトナーボトル40に接続されている。尚、第1の実施形態と同一部分については、図7に同一番号を付して説明を省略する。
以上述べたように、本発明は、トナーボトルから現像装置に連通部材を用いて現像剤を搬送する画像形成装置と、主としてこのような画像形成装置に用いられる画像形成ユニットに適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる画像形成ユニットの構成を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる転写ユニットの構成と、画像形成ユニットを画像形成装置本体に対して位置決めする構成とを示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に用いられるトナーボトルと画像形成ユニットとが、パイプにより接続される状態を模式的に示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる画像形成ユニットに、パイプが接続される構成を示し、図4におけるAA断面を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる現像剤収容部に、パイプ接続される構成示し、図4におけるBB断面を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に用いられるトナーボトルと画像形成ユニットとが、パイプにより接続される状態を模式的に示す平面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
14 中間転写ベルト
16Y、16M、16C、16B 画像形成手段
40Y、40M、40C、40B トナーボトル
48 画像形成ユニット
52 感光体
58 現像装置
84 転写ユニット
120 ガイド部材
130 付勢部材
132 ソレノイド
140 パイプ
146 支持部材
160 オーガ
168 駆動源

Claims (9)

  1. 現像剤を収容する現像剤収容部と、
    この現像剤収容タンクに収容された現像剤が供給される現像装置と、
    この現像装置と前記現像剤収容部とを連通する連通部材と、
    を有し、
    前記連通部材は、一端部が前記現像装置の長手方向における一端側に接続され、他端部が前記現像剤収容部の長手方向における前記現像装置の他端側に接続されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記連通部材は、可撓性材料からなることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記現像剤収容部又は前記現像装置の少なくとも一方は、前記現像剤収容部と前記現像装置との間の距離を変化させる方向に移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記現像装置により現像される潜像を担持する像担持体と、
    この像担持体表面に形成された現像剤が転写される転写体と、
    を有し、
    少なくとも前記現像装置及び前記像担持体が画像形成ユニットして一体化され、
    前記像担持体が前記転写体に当接し、該転写体から離間するように、前記画像形成ユニットを移動可能に支持する支持手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
  5. 前記現像装置により現像される潜像を担持する像担持体と、
    この像担持体が当接可能なベルトと、
    を有し、
    少なくとも前記現像装置及び前記像担持体が画像形成ユニットして一体化され、
    前記像担持体が前記ベルトに当接し、該ベルトから離間するように、前記画像形成結ユニットを移動可能に支持する支持手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
  6. 前記連通部材内に、前記現像剤収容部から前記現像装置に現像剤を搬送するオーガが設けられていることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の画像形成装置。
  7. 前記連通部材は、曲げ部の曲率半径が該連通部材の最小曲げ半径以下となるように設けられることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の画像形成装置。
  8. 前記連通部材は、少なくとも2層以上の材料が積層されて構成され、これらの層のうち、現像剤と接触する層を構成する材料は、他の層を構成する材料よりも摩擦係数が低いことを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の画像形成装置。
  9. 現像剤を収容する現像剤収容部に連通部材を介して接続される現像装置を有し、
    前記連通部材は、一端部が前記現像装置の長手方向における一端側に接続され、他端部が前記現像剤収容部の長手方向における前記現像装置の他端側に接続されていることを特徴とする画像形成ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016206278A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 株式会社リコー トナー搬送装置、及び、画像形成装置

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