JP2007291540A - しわ取り消臭剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(1)特定のポリヒドロキシアミン化合物及び/又はその塩(a)、及び25℃における動粘度が90〜20,000mm2/s、アミノ当量が400〜8,800であるアミノ変性シリコーン化合物(b)を含有するしわ取り消臭剤組成物、及び(2)そのしわ取り消臭剤組成物を、固体表面を有する対象物に付着させ、対象物の臭い及びしわを低減させるしわ取り消臭方法である。
【選択図】なし
Description
また、スーツ等のドライクリーニング衣類は家庭での水洗いが困難であり、それらのしわ取り方法については、一般にアイロンがけやスチームプレス等の熱処理を行う方法があるが、手間がかかる作業である上、風合いを損ねる場合がある。これまでに、熱処理を行わずに衣類のしわを伸ばす技術が開示されているが、しわ除去効果は不十分である。
特許文献4には、植物からの抽出物を主成分とする消臭基材、香料、エタノール及び界面活性剤を併用することにより、腐敗臭を抑制する消臭剤組成物が開示され、特許文献5には、ベタイン型両性、非イオン性、陰イオン性界面活性剤からなる処理剤で処理することにより、アンモニア臭等を消臭しうる消臭性繊維が開示されている。しかしながら、これらも汗臭やアルデヒド類に対する消臭性能は充分ではない。
特許文献7には、中高年以降に認められる加齢臭の原因物質の一つとされるノネナール等の不飽和アルデヒドの消臭について、エタノールアミンを含む消臭剤が有効であることが開示されている。しかしながら、汗臭等に対する効果が不明であり、またエタノールアミンは刺激性があり、人体に触れる可能性のある形態での使用には適さない。
特許文献9には、ヘキシレングリコールやイソプレングリコール等の水溶性溶剤と水を組み合わせたしわ取り用組成物が開示されているが、この組成物では衣類についた軽いしわは取り除けるが、深いしわを完全に除去するのは困難である。
特許文献10には、ポリエーテル変性シリコーン、4級アンモニウム型抗菌剤及び植物から抽出した消臭基剤を併用した、たばこ臭等の消臭抗菌しわ除去剤組成物が開示されているが、複合臭に対する消臭性能は十分ではない。
かかる状況から、汗臭及びアルデヒド類等に由来する複合臭を低減させることができ、かつアイロンがけやスチームプレス等の熱処理を行わなくても、風合いを損なうことなく繊維製品のしわを除去することができるしわ取り消臭剤組成物の開発が望まれていた。
すなわち、本発明は、
(1)下記一般式(1)で表されるポリヒドロキシアミン化合物及び/又はその塩(a)、及び25℃における動粘度が90〜20,000mm2/s、アミノ当量が400〜8,800であるアミノ変性シリコーン化合物(b)を含有するしわ取り消臭剤組成物、及び
(2)前記(1)のしわ取り消臭剤組成物を、固体表面を有する対象物に付着させ、対象物の臭い及びしわを低減させるしわ取り消臭方法、を提供する。
本発明で用いられるポリヒドロキシアミン化合物及び/又はその塩(a)は、下記一般式(1)で表される。
炭素数1〜5のアルキル基は、直鎖又は分岐鎖のいずれであってもよく、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、各種ブチル基、各種ペンチル基が挙げられる。また、炭素数1〜5のヒドロキシアルキル基としては、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシブチル基、3−ヒドロキシブチル基、4−ヒドロキシブチル基等が挙げられる。
R1は、消臭性能及び入手性の観点から、上記の中では水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基が好ましく、特に水素原子、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基が好ましい。
炭素数1〜6のアルキル基は、直鎖状、分岐鎖状、環状のいずれであってもよい。アルキル基の具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、各種ブチル基、各種ペンチル基、各種ヘキシル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。
炭素数1〜5のヒドロキシアルキル基としては、上記のものが挙げられる。
R2は、消臭性能及び入手性の観点から、上記の中では水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシエチル基が好ましく、特に水素原子が好ましい。
R3及びR4は、炭素数1〜5のアルカンジイル基を表す。R3及びR4は、同一でも異なっていてもよい。炭素数1〜5のアルカンジイル基としては、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、プロパン−1,2−ジイル基、テトラメチレン基等が好ましく、特にメチレン基が好ましい。
これらの中では、消臭性能等の観点から、2−アミノ−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシエチル−1,3−プロパンジオール、及びそれらと塩酸等の無機酸との塩から選ばれる1種以上が特に好ましい。
上記のポリヒドロキシアミン化合物類(a)は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。なお、ポリヒドロキシアミン化合物類(a)は、常法により製造することができる。
すなわち、通常、臭気成分は、布地、衣類、カーテン、カーペット、ソファー等の繊維製品等の固体表面に付着するが、アミノ変性シリコーン化合物(b)は、固体表面に付着した臭気成分の揮発を抑制するばかりでなく、消臭成分であるポリヒドロキシアミン化合物類(a)を安定に分散させ、繊維製品等に対する接触性を向上させて、消臭性能を更に高めることができる。
また、アミノ変性シリコーン化合物(b)は、水及び界面活性剤と特定比率で配合することにより水和ゲルを形成する特徴があり、この水和ゲルが湿潤時の繊維潤滑性を向上させるため、乾燥過程において、布地、衣類等の繊維製品のしわを低減することができる。
アミノ変性シリコーン化合物(b)(以下、単に「(b)成分」ということがある)は、25℃における動粘度が100〜20,000mm2/s、アミノ当量が400〜8,000のものである。25℃における動粘度は、しわ取り性、安定性の観点から、より好ましくは200〜10,000mm2/s、更に好ましくは500〜5,000mm2/sであり、特に好ましくは600〜3,000mm2/sである。アミノ当量は、しわ取り性の観点から、より好ましくは600〜5,000、特に好ましくは800〜4,000である。
なお、動粘度はオストワルト型粘度計で求めることができる。また、アミノ当量は、窒素原子1つ当りの分子量で、アミノ当量=〔分子量/窒素原子数〕で求められ、元素分析法によって求められる窒素の重量%から求めることができる。
アミノ基を有する側鎖Xとしては、例えば、−C3H6−NH2、−C3H6−NH−C2H4−NH2、−C3H6−NH−[C2H4−NH]r−C2H4−NH2、−C3H6−NH(CH3)、−C3H6−NH−C2H4−NH(CH3)、−C3H6−NH−[C2H4−NH]s−C2H4−NH(CH3)、−C3H6−N(CH3)2、−C3H6−N(CH3)−C2H4−N(CH3)2、−C3H6−N(CH3)−[C2H4−N(CH3)]t−C2H4−N(CH3)2、−C3H6−NH−cyclo-C5H11等を挙げることができる。前記側鎖において、r、s、tはそれぞれ1〜30の数である。
一般式(2)で表される化合物の重量平均分子量は、好ましくは2,000〜1,000,000、より好ましくは5,000〜100,000、特に好ましくは8,000〜50,000である。この重量平均分子量は、ポリスチレンを標準物質としてゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)求めることができる。
H2N(CH2)2NH(CH2)3Si(CH3)(OCH3)2 (3)
で表されるオルガノアルコキシシランを過剰の水で加水分解して得られた加水分解物と、ジメチルシクロポリシロキサンとを塩基性触媒(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)を用いて、80〜110℃に加熱して平衡反応させ、反応混合物が所望の粘度に達した時点で酸を用いて塩基性触媒を中和することにより製造することができる。
その界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、脂肪酸塩等の陰イオン性界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレンオキサイド付加物、蔗糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン性界面活性剤、アミンオキサイド、スルホベタイン、カルボベタイン等の両性界面活性剤、トリ長鎖アルキル4級アンモニウム塩等の陽イオン性界面活性剤を用いることができる。
用いることができる(b)成分の水性エマルジョンとしては、オイル状のアミノ変性シリコーン化合物(b)を前記の界面活性剤等の乳化剤を用いて、各種の乳化機(ホモミキサー、高圧ホモジナイザー、コロイドミル等)により水中に分散させたものが挙げられる。また、オルガノアルコキシシランとジメチルシクロポリシロキサン等を用い、水中で重合反応を行うことにより、所望のアミノ変性シリコーン化合物(b)を含むエマルジョンを調製し、これを(b)成分の水性エマルジョンとしてそのまま用いてもよい。
本発明においては、ポリヒドロキシアミン化合物類(a)の消臭性能発現を高め、アミノ変性シリコーン化合物(b)の繊維製品等に対する接触性を向上させ、また繊維潤滑性を向上させるために、界面活性剤(C)(以下、単に「(c)成分」ということがある)を添加することができる。
界面活性剤(c)としては、特に制限はなく、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤の中から選ばれる1種以上が挙げられる。これらの中では、非イオン性界面活性剤が好ましく、下記一般式(4)で表される化合物が、消臭性能及びしわ除去性能の観点から、特に好ましい。
R8−Z−(AO)t−R9 (4)
式(6)中、R8は、炭素数10〜22、好ましくは炭素数10〜20、より好ましくは炭素数10〜16の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基であり、R9は、水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基である。
Zは、−O−又は−COO−のいずれかであり、Aは、エチレン基、トリメチレン基、プロパン−1,2−ジイル基から選ばれる1種以上の基であり、tは平均付加モル数であり、5〜15の数である。t個の(AO)は同じでも異なっていてもよい。
tは、好ましくは5〜14の数、より好ましくは5〜13、更に好ましくは5〜12であり、ポリオキシエチレン(オキシエチレン基の平均付加モル数n=6〜12。以下のかっこ内の数字も同じである。)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(n=5〜12)モノアルキル(炭素数12〜14の2級の炭化水素基)エーテル、ラウリン酸ポリオキシチレン(n=6〜13)メチルエーテルから選ばれる1種以上が特に好ましい。
(a)成分は、通常0.01質量%以上、好ましくは0.01〜10質量%、より好ましくは0.01〜8質量%、更に好ましくは0.01〜5質量%、更に好ましくは0.01〜3質量%、更に好ましくは0.01〜2質量%、特に好ましくは0.01〜1質量%である。
(b)成分は、通常0.01質量%以上、好ましくは0.01〜10質量%、より好ましくは0.01〜8質量%、更に好ましくは0.01〜5質量%、更に好ましくは0.01〜3質量%、特に好ましくは0.01〜2質量%である。
(a)成分の消臭効果を更に高める観点から、(a)成分及び(b)成分の配合比率は、〔(a)/(b)〕の質量比は、好ましくは10/1〜1/10、より好ましくは8/1〜1/8、更に好ましくは5/1〜1/5、更に好ましくは3/1〜1/5、特に好ましくは1/1〜1/5である。
〔(a)/(c)〕の質量比は、好ましくは10/1〜1/10、より好ましくは8/1〜1/8、更に好ましくは5/1〜1/5、更に好ましくは4/1〜1/4、特に好ましくは3/1〜1/3である。
〔(b)/(c)〕の質量比は、好ましくは10/1〜1/10、より好ましくは8/1〜1/8、更に好ましくは5/1〜1/5、更に好ましくは4/1〜1/4、特に好ましくは3/1〜1/3である。
また、〔(a)/[(b)+(c)]〕の質量比は、好ましくは10/1〜1/10、より好ましくは8/1〜1/8、更に好ましくは5/1〜1/5、更に好ましくは3/1〜1/5、特に好ましくは1/1〜1/5である。
溶剤としては、水、エタノール、イソプロパノール等の炭素数3〜4の低級アルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール類(炭素数2〜12)、エチレングリコールやプロピレングリコールのモノエチル又はモノブチルエーテル、ジエチレングリコールやジプロピレングリコールのモノエチル又はモノブチルエーテル、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、フェノール性化合物のエチレンオキシド又はプロピレンオキシド付加物等が挙げられる。
汗臭及びアルデヒド類等に由来する複合臭の全てに対する効果、及び皮膚刺激低減の観点から、pHは6.5〜9.5が好ましく、6.8〜9.0が更に好ましい。
本発明のしわ取り消臭剤組成物のpHは、塩酸等の酸、又は水酸化ナトリウム等のアルカリを添加することにより調整することができる。
本発明の消臭剤組成物を用いる消臭方法の対象物は、固体表面を有するものであれば特に制限はないが、衣類等の繊維製品のような消臭対象の表面積が広い対象物において効果的である。
<しわ取り消臭剤組成物の調製>
表1に示す配合処方のしわ取り消臭剤組成物を調製した。なお、非イオン性界面活性剤としては、炭素数12の直鎖第1級アルコールにエチレンオキサイドを平均8モル付加させたものを使用し、抗菌剤としてはプロキセルBDN(アビシア株式会社製、10%水溶液)を使用し、得られた組成物は、1mol/Lの塩酸又は0.1mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液でpH7.0に調整した。
表1の記号の成分は下記のとおりである。
(a)成分
(a)−1:2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール
(a)−2:2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール
(a)−3:2−アミノ−1,3−プロパンジオール
(b)成分
(b)−1:東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製、アミノ変性シリコーン「SF8457C」(動粘度1200mm2/s(25℃)、アミノ当量1800)
(b)−2:信越化学工業株式会社製、アミノ変性シリコーン「KF−864」(動粘度1700mm2/s(25℃)、アミノ当量3800)
実施例1で得られたしわ取り消臭剤組成物に香料0.01%を配合し、しわ取り消臭剤組成物を調製した。なお、香料としては、ケイ皮酸エチル5部、酢酸リナリル10部、リラール部15部、ヘキシルシンナミックアルデヒド10部、パーライド10部、フェニルエチルアルデヒド20部、セダーアルコール10部、及びリモネン20部からなる調合香料を使用した。
木綿メリアス布(10cm×10cm)に、臭気成分として、イソ吉草酸の10ppmエタノール溶液、又はノナナールの1%エタノール溶液をスプレーバイアル(株式会社マルエム、No.6)を用いて1回スプレーし、30分間乾燥させた後、試験片とした。
<消臭方法>
上記方法にて得た試験片に、表1に示す配合処方のしわ取り消臭剤組成物をスプレーバイアル(株式会社マルエム、No.6)を用いて6回スプレーし、1時間乾燥させた。
<消臭性能評価>
30歳代の男性5人及び女性5人の計10人のパネラーに、試験片の臭いを嗅いでもらい、下記の6段階の臭気強度表示法で評価し、その平均値を求めた。
0:無臭
1:何の臭いか分からないが、ややかすかに何かを感じる強さ(検知閾値のレベル)
2:何の臭いか分かる、容易に感じる弱い臭い(認知閾値のレベル)
3:明らかに感じる臭い
4:強い臭い
5:耐えられないほど強い臭い
平均値0以上1未満を◎、平均値1以上2未満を○、平均値2以上3未満を△、平均値3以上5以下を×として評価した。評価は◎又は○が好ましい。結果を表1に示す。
ウール生地(ウールサージ、株式会社谷頭商店)からなる試験布20×10cmにイオン交換水をスプレー噴霧して湿潤させた後、試験布を2つ折りにして、40℃に設定した恒温室内で折り目部分に2kgの重りをのせ、24時間放置することによってしわを付け、これをしわ取り評価のモデルじわとした。
<しわ取り方法>
上記方法にて作成したモデルじわのついた試験布に対し、表1に示すしわ取り消臭剤組成物を、スプレー容器(キャニオン株式会社製、T−7500)を用いて、試験布乾燥時重量に対して50重量%噴霧した後、25℃/50%RHの恒温室に12時間放置し、自然乾燥させた。乾燥終了後、試験布のしわの取れ具合を下記の方法により評価した。
<しわ取り性能評価>
熟練した5人のパネラーに、しわ取り消臭剤組成物をスプレー処理した布と、処理前の布(対照)とを下記の基準で評価してもらい、その平均点を求めた。
1:全くしわがない
2:ほとんどしわがない
3:僅かにしわが残っている
4:相当しわが残っている
5:著しくしわが残っている
平均点1以上2未満を◎、2以上3未満を○、3以上4未満を△、4以上5以下を×とした。実用上、◎又は○が好ましい。
上記の方法にて消臭性能評価を行った結果、実施例1のしわ取り消臭剤組成物は、汗臭及びアルデヒド臭のいずれに対しても消臭性能が高く、かつ配合した香料の香調は維持されていた。
Claims (5)
- 一般式(1)で表されるポリヒドロキシアミン化合物が、2−アミノ−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、及び2−アミノ−2−ヒドロキシエチル−1,3−プロパンジオールから選ばれる1種以上である請求項1に記載のしわ取り消臭剤組成物。
- 前記一般式(1)で表されるポリヒドロキシアミン化合物及び/又はその塩(a)の含有量が0.01〜10質量%であり、アミノ変性シリコーン化合物(b)の含有量が0.01〜10質量%である、請求項1又は請求項2に記載のしわ取り消臭剤組成物。
- 消臭剤組成物が水系組成物である、請求項1〜3のいずれかに記載のしわ取り消臭剤組成物。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のしわ取り消臭剤組成物を、固体表面を有する対象物に付着させ、対象物の臭い及びしわを低減させるしわ取り消臭方法。
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