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JP2007277942A - 外囲体における接続装置 - Google Patents

外囲体における接続装置 Download PDF

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JP2007277942A
JP2007277942A JP2006106053A JP2006106053A JP2007277942A JP 2007277942 A JP2007277942 A JP 2007277942A JP 2006106053 A JP2006106053 A JP 2006106053A JP 2006106053 A JP2006106053 A JP 2006106053A JP 2007277942 A JP2007277942 A JP 2007277942A
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Japan
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sheet
belt
connection device
synthetic resin
attached
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JP2006106053A
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Takayoshi Toyama
孝義 遠山
Osamu Nagano
修 永野
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Sanko Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanko Metal Industrial Co Ltd
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Abstract

【目的】 本発明は、熱源発生のための発電機を必要とせず、該発電機の騒音被害も回避でき、しかも職人の訓練も必要することもなく、整然と作業すること。
【構成】 金属板材1と、合成樹脂フィルム2としての、エチレン・プロピレンを主成分とする合成高分子ゴム材とからなること。該合成高分子ゴム材は耐熱性のある接着剤を介して前記金属板材1上に接合された建築用板材A,A相互の、所定間隔を有する重ね部が野地板6上に設けられていること。前記重ね部に釘状部8が打設されると共に、下面に接着テープ4を貼着した帯状シートBにて前記重ね部を含む個所が被覆されつつ貼着されてなること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱源発生のための発電機を必要とせず、該発電機の騒音被害も回避でき、しかも職人の訓練も必要することもなく、整然と作業することができる外囲体における接続装置に関する。
近年、金属薄板に合成樹脂製のフィルムが被覆された建設用材で施工された外囲体が増えている。この種の建設用材は、金属薄板の表面を合成樹脂製のフィルム材で被覆しているので、隣接する建設用材同士の接合では、フィルム材同士を熱融着することで防水性の向上を図っている。この熱融着するのには、熱風融着又は樹脂溶接手段による。
特開2001−241118号公報
熱風融着は、熱風を吹きつけて、その箇所を高温に熱しつつ溶融してフィルム材同士を接合するものである。また、前記樹脂溶接手段は、連結部箇所に熱風を吹きつけて、その箇所を高温に熱しながら、樹脂溶接材を溶かし込みながら、押し出してゆくことにより溶接を行うものである。この樹脂溶接を行うために、樹脂溶接材を送り出す装置と、その溶接箇所周辺を高温に熱するための熱風発生装置を備えている。この樹脂溶接は、溶接機を移動させる速度及び樹脂溶接材を送り出す量等が常時適正に行われることにより、樹脂溶接の仕上がりに大きく影響を及ぼすものである。したがって、樹脂溶接は、ある程度の熟練した施工技術が必要であり、作業員の熟練度によって仕上がりの良否が決定されるものである。
すなわち、熟練した作業員では、樹脂溶接は極めて整然とした状態に仕上げることができるが、未熟な作業員では樹脂溶接の充填状態が不揃いであったり、熱風装置が強く当たりすぎて周囲を必要以上に溶かしてしまい、屋根板材に被覆された樹脂層が溶けてしまい、金属の地肌が現れて、保護膜の役目をなさなくなってしまったり、或いは溶接箇所周囲の樹脂溶接が良好に行われるための温度に達することができず、十分且つ確実なる樹脂溶接の施工ができないことがある等の問題がある。さらに、樹脂溶接材を送り出す装置及び熱風発生装置などは、200V商用電源を必要とし、発電機を使用しており、これらが騒音を発生している現状がある。また、雨天では、使用できない不都合があった。
また、特許文献1では、防水シート又はシート防水工法が開示されているが、依然として、熱溶着又は熱風溶着などで施工しており、前述した装置などを使用しており、前述と同様の問題があった。そこで、本発明が解決しようとする課題(技術的課題又は目的等)は、熱源発生のための発電機を必要とせず、該発電機の騒音被害も回避でき、しかも職人の訓練も必要することもなく、整然と作業することができる外囲体の接続装置を提供することを目的とする。
そこで、発明者は上記課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、金属板材と、合成樹脂フィルムとしての、エチレン・プロピレンを主成分とする合成高分子ゴム材とからなり、前記合成高分子ゴム材は耐熱性のある接着剤を介して前記金属板材上に接合された建築用板材相互の、所定間隔を有する重ね部が野地板上に設けられ、前記重ね部に釘状部が打設されると共に、下面に接着テープを貼着した帯状シートにて前記重ね部を含む個所が被覆されつつ貼着されてなり、前記帯状シートの両側の端部と前記建築用板材上の合成樹脂フィルム表面との個所にシーム状コーキング材が貼着されてなることを特徴とする外囲体における接続装置としたことにより、前記課題を解決した。
請求項2の発明を、前述の構成において、前記金属板材は、メッキ鋼板、カラー鋼板からなり、板厚が0.3mm〜1.5mmとしてなることを特徴とする外囲体における接続装置としたことにより、前記課題を解決した。また、請求項3の発明を、前述の構成において、前記合成高分子ゴム材の厚みは、0.1mm〜1.5mmとしてなることを特徴とする外囲体における接続装置としたことにより、前記課題を解決した。
請求項4の発明を、前述の構成において、前記帯状シートの下面の全面に接着テープが貼着されてなることを特徴とする外囲体における接続装置としたことにより、前記課題を解決した。また、請求項5の発明を、前述の構成において、前記帯状シートの下面の略中央個所を除いた両側の全面に接着テープが貼着されてなることを特徴とする外囲体における接続装置としたことにより、前記課題を解決した。請求項6の発明を、前述の構成において、前記帯状シートの両側の端部と前記建築用板材上の合成樹脂フィルム表面との個所にシーム状コーキング材が貼着されてなることを特徴とする外囲体における接続装置としたことにより、前記課題を解決したものである。
請求項1の発明においては、熱源発生のための発電機を必要とせず、該発電機の騒音被害も回避でき、しかも職人の訓練も必要することもなく、整然と作業することができる利点がある。請求項2及び3の発明では、請求項1と同様の効果を奏する。請求項4の発明においては、どの個所でも貼着できて、水密性を確保できる利点がある。また、請求項5の発明では、釘状物の頭部などに貼り付かず能率的な作業ができる。請求項6の発明では、より水密的な構造を提供できる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明すると、図1乃至図2は本発明の要部断面図である。まず、特に、建築用板材Aについて説明し、その後に、部材などを説明する。図3(A)に示すように、金属板材1に合成樹脂フィルム2が被覆されたものであり、その原材料からロール成形機により、屋根板材又は壁板材等の建築用板材Aが成形される。その建築用板材Aを使用して、屋根,壁等の種々の建築構造物とした外囲体を施工することができる。その金属板材1の具体例としては、長手方向において長尺な帯板であり、メッキ鋼板,カラー鋼板,ステンレス等の鋼材又はアルミ材,チタン材等の非鉄系金属等が使用される。その金属板材1は、ロール成形機により成形が可能な程度の板厚であり、その金属板材1の厚さは、約0.3mm乃至約1.5mm程度であり、さらに好ましくは約0.5mm乃至約1mm程度である。
次に、合成樹脂フィルム2は、適宜の種類の合成樹脂で良いが、樹脂溶接材融着(溶接ともいう)可能な材質であることが好ましい。さらに、その合成樹脂フィルム2が熱可塑性樹脂を主成分とすることもある。具体的には、塩化ビニル樹脂やオレフィン系熱可塑性エラストマー等の熱可塑性を有する樹脂を主成分とした合成樹脂からなるものである。その合成樹脂フィルム2の厚さは、約0.1mm乃至約1mmの範囲であり、好ましくは約0.2mm〜約0.5mmの範囲とし、さらに好ましくは約0.25mmである。
さらに、合成樹脂フィルム2は、耐久性のあるものが好適である。また、溶融する温度の設定も材質により種々異なるが、建築用板材の使用条件に適応するように設定されることが好ましい。なお、上記のような条件の建築用板材の中には、塩化ビニル鋼板(通称「塩ビ鋼板」)も含まれる。また、合成樹脂フィルム2は、紫外線又は汚染空気に対して強いもので耐候性に優れた材質であり、且つ破断,膨れ或いはひび割れ等が起きにくい性質のものが好ましい。上記の条件を満たす具体的な材質として好適なるものとしては、エチレンプロピレンを主成分としたオレフィン系熱可塑性エラストマー等が存在する。
なお、環境保護の面からいえば、前記合成樹脂フィルム2を構成する成分には、ハロゲンを含まない化合物から構成されることが好ましい。即ち、合成樹脂フィルム2を構成する成分から塩素系化学物質を排除したものであって、有機塩素化合物をもとにして形成されたものではないことが好ましい。これによって、合成樹脂フィルム2は、焼却しても、ダイオキシンを発生することがなく、環境,生物に対して害を及ぼさないものである。その合成樹脂フィルム2は、500℃前後の熱風を吹きつけて溶融し、その加熱後,押圧することで、合成樹脂フィルム2同士の融着が可能である。またフィルムと同一の樹脂を加熱容器内で溶融させ、合成樹脂フィルム2上に押し出し展着させることで樹脂溶接材との融着(溶接)も良好に行われる。その樹脂溶接材は、熱可塑性を有するものであれば良いが、前記合成樹脂フィルム2と同一の素材からなるものが好ましい。
Bは帯状シートであって、図3(A)及び(B)に示すように、帯状シート本体3とその下面に接着テープ4が貼着されている。前記帯状シートBの横幅は、前記重ね部の幅に対して約3cm〜約8cmを加えた幅を有し、長手方向には長尺に形成されている。また、帯状シート本体3は、前記合成樹脂フィルム2と同一材質から形成されたり、或いは、エチレン・プロピレンを主成分とする合成高分子ゴムから形成されることもある。前記帯状シートBには、2つの使用態様がある。第1実施形態の帯状シートBは、図3(B)及び図1(A)に示すように、前記帯状シート本体3とその下面の全面に接着テープ4が貼着されている。また、第2実施形態の帯状シートBは、図3(C)及び図2(A)に示すように、前記帯状シート本体3と、その下面の中央個所の所定の幅(例えば、約3cm〜約5cmで、後述する平座金の幅)には、接着テープ4が貼着されずに、その両側のみの全面に接着テープ4が貼着されている。
5は垂木などの構造材、6は該構造材5上に設ける野地板、7は断熱板である。このような部材を備えた上で、本発明の外囲体の接続構造が施工されている。まず、前記構造材5上に野地板6が載置され、断熱板7が設けられている。そして、前記建築用板材A,A相互が、所定間隔の重ね部(約5cm〜約10cm)として形成される。該重ね部箇所は、前記構造材5の直上にセットされる。そして前記重ね部に釘状部8が打設されて前記重ね部が断熱板7,野地板6,構造材5上に固定される。前記釘状部8は、釘部8aと皿状の頭部8bとから構成されている。前記釘部8aと前記建築用板材Aとの間には、平座金9が介在されることが多い。そして、前記帯状シートBが前記重ね部個所を覆うようにして接着テープ4を介して前記建築用板材A,Aの合成樹脂フィルム2,2上に貼着されている。さらに、前記帯状シートBの両側の端部と前記建築用板材A,A上の合成樹脂フィルム2,2表面との個所にシーム状コーキング材10,10が貼着されて水密性が確保されている。
(A)は本発明の第1実施形態の断面図、(B)は(A)の(ア)個所の拡大断面図である。 (A)は本発明の第2実施形態の断面図、(B)は(A)の(イ)個所の拡大断面図である。 (A)は建築用板材の一部斜視図、(B)は帯状シートの一部斜視図、(C)は帯状シートの別の実施形態の一部斜視図である。
符号の説明
A…建築用板材、B…帯状シート、1…金属板材、2…合成樹脂フィルム、
4…接着テープ、6…野地板、8…釘状部、10…シーム状コーキング材。

Claims (6)

  1. 金属板材と、合成樹脂フィルムとしての、エチレン・プロピレンを主成分とする合成高分子ゴム材とからなり、前記合成高分子ゴム材は耐熱性のある接着剤を介して前記金属板材上に接合された建築用板材相互の、所定間隔を有する重ね部が野地板上に設けられ、前記重ね部に釘状部が打設されると共に、下面に接着テープを貼着した帯状シートにて前記重ね部を含む個所が被覆されつつ貼着されてなることを特徴とする外囲体における接続装置。
  2. 請求項1において、前記金属板材は、メッキ鋼板、カラー鋼板からなり、板厚が0.3mm〜1.5mmとしてなることを特徴とする外囲体における接続装置。
  3. 請求項1において、前記合成高分子ゴム材の厚みは、0.1mm〜1.5mmとしてなることを特徴とする外囲体における接続装置。
  4. 請求項1において、前記帯状シートの下面の全面に接着テープが貼着されてなることを特徴とする外囲体における接続装置。
  5. 請求項1において、前記帯状シートの下面の略中央個所を除いた両側の全面に接着テープが貼着されてなることを特徴とする外囲体における接続装置。
  6. 請求項1において、前記帯状シートの両側の端部と前記建築用板材上の合成樹脂フィルム表面との個所にシーム状コーキング材が貼着されてなることを特徴とする外囲体における接続装置。

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