JP2007252113A - スイッチングレギュレータ - Google Patents
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Abstract
【課題】回路点数の増加を抑えつつ軽負荷動作モードに切り換え、低消費電流で動作するスイッチングレギュレータを提供することを目的とするものである。
【解決手段】制御回路部101では、軽負荷検知部102からの出力信号を受けて動作モードの切り換えを行う。軽負荷検知部102は電圧Vlxの電圧変動から軽負荷を検知し軽負荷検知信号を制御回路部101へ出力する。制御回路部101はこの軽負荷検知信号を受けて動作モードを通常動作モードから軽負荷動作モードに切り換えるものとした。
【選択図】図1
【解決手段】制御回路部101では、軽負荷検知部102からの出力信号を受けて動作モードの切り換えを行う。軽負荷検知部102は電圧Vlxの電圧変動から軽負荷を検知し軽負荷検知信号を制御回路部101へ出力する。制御回路部101はこの軽負荷検知信号を受けて動作モードを通常動作モードから軽負荷動作モードに切り換えるものとした。
【選択図】図1
Description
本発明は携帯機器等に用いられるスイッチングレギュレータに関する。
近年、環境対策上からも省エネルギー化が求められており、携帯機器等、電池を使用する機器においてはその電池寿命をのばすという観点からも低消費電流化が望まれる。
このような携帯機器等に使用されるスイッチングレギュレータでは、軽負荷時と重負荷時とで制御方法を切り換える手法が知られている。例えば、スイッチングレギュレータの有するインダクタのインダクタ電流が小さくなるか、あるいはインダクタ電流が不連続状態となったときを軽負荷時として検知し、制御方法を切り換える方法がある。
この方法においては、インダクタ電流の変動を検知するために、スイッチングレギュレータの有する整流ダイオード等の電位の変動を監視している。
特開2005−160254号公報(特許文献1)には、スイッチング素子の制御電極と入出力端子間にできる寄生容量の充放電に伴う損失を極めて小さくすることができるスイッチングレギュレータが記載されている。
特開2005−160254号公報
しかしながら、従来の切り換え方法では電位の変動を監視するために誤差増幅器やコンパレータなどのアナログ回路が必要であり、回路点数、消費電流の増大を招くという問題点がある。
本発明は、このような問題点を鑑みて、これらを解決すべくなされたものであり、回路点数の増加を抑えつつ軽負荷動作モードに切り換え、低消費電流で動作するスイッチングレギュレータを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明のスイッチングレギュレータは以下のような構成を採用した。
本発明のスイッチングレギュレータは、インダクタと、スイッチングトランジスタとを備え、通常動作モードと軽負荷動作モードとを有するスイッチングレギュレータにおいて、前記通常動作モードと前記軽負荷動作モードとを切り換える動作モード切換手段と、負荷が軽負荷であることを検知する軽負荷検知手段とを有し、前記軽負荷検知手段は、前記スイッチングトランジスタがオフの状態において、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタの接続点における電圧変動により、前記軽負荷を検知し、前記動作モード切換手段は、前記軽負荷検知手段が前記軽負荷を検知したとき、前記動作モードを前記通常動作モードから軽負荷動作モードに切り換える構成とすることができる。
これにより、回路点数の増加を抑えつつ軽負荷動作モードに切り換え、低消費電流で動作させることができる。
また、本発明のスイッチングレギュレータは、上記目的を達成するために、さらに、前記通常動作モードはPWM制御モードであり、前記軽負荷動作モードはPFM制御モードである構成とすることができる。
軽負荷時には制御効率が良く低消費電流であるPFM制御モードとすることにより、軽負荷時における消費電流を抑えることができる。
また、本発明のスイッチングレギュレータは、上記目的を達成するために、さらに、前記軽負荷検知手段は、フリップフロップ回路を備え、前記フリップフロップ回路のクロック入力端子に前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点が接続され、入力端子とリセット端子に前記スイッチングトランジスタのゲート端子に、前記スイッチングトランジスタに供給される制御信号が供給される構成とすることができる。
このように、論理回路であるフリップフロップ回路を軽負荷検知手段に用いることにより、消費電流を抑えつつ軽負荷を検知することができる。
また、本発明のスイッチングレギュレータは、上記目的を達成するために、さらに、前記軽負荷検知手段は、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点と、前記フリップフロップ回路の間に配設されたインバータ回路を有し、前記インバータ回路は定電流インバータである構成とすることができる。
前記インバータ回路を前記定電流インバータとすることで、インバータ回路の消費電流を削減し、また前記フリップフロップ回路のクロック端子へ入力されるクロック信号を生成することができる。
本発明のスイッチングレギュレータは、上記目的を達成するために、さらに、前記軽負荷検知手段は、第一の端子が接地され、第二の端子が電流源に接続されたトランジスタを有し、前記トランジスタの第三の端子であるゲート端子に、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点の電圧が印加される構成とすることができる。
これにより、出力電圧が低い場合でも前記フリップフロップ回路のクロック端子へ入力されるクロック信号を生成することができる。
また、本発明のスイッチングレギュレータは、上記目的を達成するために、さらに、当該スイッチングレギュレータは昇圧型スイッチングレギュレータであって、前記軽負荷検知手段は、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点と電源間に接続されたスイッチング素子を有し、前記スイッチング素子は、前記フリップフロップ回路の出力信号によりオン/オフが制御される構成とすることができる。
これにより、前記軽負荷検知手段が一度インダクタ電流不連続モードを検知したのち、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点の電圧を電源電圧に固定することができる。
また、本発明のスイッチングレギュレータは、上記目的を達成するために、さらに、前記軽負荷検知手段は、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点の電圧を分圧する分圧手段を有し、前記スイッチング素子は、前記分圧手段の出力端子と、電源または接地間に接続された構成とすることができる。
これにより、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点の電圧を適度な電圧まで降下させて前記フリップフロップ回路のクロック入力信号とすることができる。
また、本発明のスイッチングレギュレータは、上記目的を達成するために、さらに、前記スイッチングトランジスタと軽負荷検知手段と動作モード切換手段とが一体化された半導体集積回路である構成とすることができる。
前記各手段を半導体集積回路内に内蔵することで、半導体集積回路の内部で前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点の電圧を監視することができるため、半導体集積回路の端子数の増加を防止できる。
本発明のスイッチングレギュレータによれば、回路点数の増加を抑えつつ軽負荷動作モードに切り換え、低消費電流で動作させることができる。
本発明のスイッチングレギュレータは、動作モード切換部と軽負荷検知部とを有し、インダクタ電流の電流不連続モードになったとき、軽負荷検知部により負荷が軽負荷であることを検知し、軽負荷検知信号を出力する。動作モード切換部は、この軽負荷検知信号を受けて動作モードを通常動作モードから、軽負荷動作モードに切り換える制御を行う。
以下、図1、図2を参照して本発明の実施例1について説明する。図1は本発明の実施例1のスイッチングレギュレータ100を示す回路構成図である。図2はスイッチングレギュレータ100の動作波形を説明する図である。
図1に示すスイッチングレギュレータ100は、制御回路部101、軽負荷検知部102、スイッチングトランジスタ108、整流ダイオード109、出力コンデンサ110、インダクタ111及び分圧部112とで構成される降圧型スイッチングレギュレータである。
スイッチングレギュレータ100では、スイッチングトランジスタ108がオンのとき、出力電圧Voを出力端子から出力し、それと同時に入出力電位差に相当するエネルギーをインダクタ111に蓄積する。そして、スイッチングトランジスタ108がオフのとき、インダクタ111に蓄積されたエネルギーを出力電圧Voとして出力端子より出力する。これにより、スイッチングレギュレータ100は安定した直流電圧を出力する。
制御回路部101は、スイッチングレギュレータ100において、負荷が通常であるときの通常動作モードであるPWM(Pulse Wide Modulation)制御モードと、負荷が軽負荷であるときの軽負荷動作モードであるPFM(Pulse Frequency Modulation)制御モードを有し、外部信号を受けてこの動作モードを切り換える。
制御回路部101の入力端子は、分圧部112の出力端子に接続され、出力電圧Voに比例した電圧が印加されている。そして、制御回路部101の出力端子は、インバータ回路113を介してスイッチングトランジスタ108のゲートへ接続され、制御回路部101から出力される制御信号104によりスイッチングトランジスタ108のオン/オフの制御を行っている。
軽負荷検知部102は論理回路であって、定電流インバータ回路106a、インバータ回路106b及びD(Delayed)フリップフロップ回路(以下、D−FF)107により構成されている。また、分圧部112は抵抗素子が直列に接続されて構成されている。
スイッチングトランジスタ108のソースには電源電圧Viが印加され、スイッチングトランジスタ108のドレインは、整流ダイオード109のカソードに接続されている。整流ダイオード109のアノードは接地されている。そしてスイッチングトランジスタ108のゲートには、制御信号104が印加されている。
スイッチングトランジスタ108と整流ダイオード109との接続点にはインダクタ111の一端が接続されている。そして、インダクタ111の他端は、スイッチングレギュレータ100の出力端子に接続されている。出力端子と接地間には出力コンデンサ110が接続されている。ここで、スイッチングトランジスタ108とインダクタ111との接続点の電圧をVlxとし、出力端子に向かって流れるインダクタ電流をIlxとした。
また、スイッチングトランジスタ108とインダクタ111との接続点は、定電流インバータ回路106aの入力端子と接続されている。よって、電圧Vlxは、軽負荷検知部102の入力端子に印加される入力信号となる。定電流インバータ回路106aの出力端子は、インバータ回路106bを介してD−FF107のクロック入力端子に接続されており、D−FF107の入力端子には、インバータ回路106bにより反転された定電流インバータ回路106aの出力信号105が供給される。
D−FF107の入力端子とリセット端子にはスイッチングトランジスタ108に供給される制御信号104と同一の制御信号が供給されている。そして、D−FF107の出力端子は制御回路部101に接続され、D−FF107からの出力信号を軽負荷検知部102の出力信号103として制御回路部101へ供給している。尚、本実施例のD−FF107はリセット端子にLレベルの信号が印加されたときリセットされるものである。
制御回路部101では、軽負荷検知部102からの出力信号103を受けて動作モードの切り換えを行う。本実施例において、制御回路部101は、軽負荷検知部102からハイレベル(以下、Hレベル)の信号を受けたとき、これを軽負荷検知信号として動作モードを通常動作モードから軽負荷動作モードに切り換えるものとした。
次に、図2を参照してスイッチングレギュレータ100の動作について説明する。図2における期間T1は、インダクタ電流Ilxが0にならないインダクタ電流連続モード時の動作波形であり、期間T2はインダクタ電流Ilxが0になるインダクタ電流不連続モード時の動作波形である。
スイッチングレギュレータ100において、スイッチングトランジスタ108がオンのとき、電圧Vlxはインダクタ電流の連続モード時、不連続モード時に関わらず常にHレベルとなる。また、スイッチングトランジスタ108がオンのときは、D−FF107のリセット端子にLレベルの信号が印加され、D−FF107はリセットされた状態となる。よって、このときD−FF107の出力信号、すなわち軽負荷検知部102の出力信号103はLレベルに維持され、制御回路部101は動作モードの切り換えを行わない。
よって、ここではスイッチングトランジスタ108がオフの状態におけるスイッチングレギュレータ100の動作を説明する。
まず、インダクタ電流連続モード時(図2の期間T1)について以下に説明する。インダクタ電流連続モードにおいては、インダクタ電流Ilxは常に出力方向に向かって流れている。制御信号104がHレベルのとき、すなわちスイッチングトランジスタ108がオフのとき、整流ダイオード109は接地側から順方向に常に電流を流し続けるため、整流ダイオード109のカソード電圧、すなわち電圧Vlxは常にローレベル(以下、Lレベル)となる。尚このとき、厳密には整流ダイオード109のカソード電圧は、整流ダイオード109の順方向電圧分だけ電圧降下している。
このため、制御信号104はHレベルのとき、定電流インバータ回路106aの入力端子には常にLレベルの電圧が印加されるため、D−FF107にはクロック信号が印加されない。よって、D−FF107の出力信号、すなわち軽負荷検知部102の出力信号103はLレベルを維持し、出力信号103がHレベルになることはない。
よって、インダクタ電流連続モードにおいては、制御回路部101は常に通常動作モードであるPWM制御モードで動作し、軽負荷動作モードへの切り換えは行わない。
次に、インダクタ電流不連続モード時(図2の期間T2)について以下に説明する。インダクタ電流不連続モードにおいて、制御信号104がHレベルのとき、すなわちスイッチングトランジスタ108がオフのとき、インダクタ電流Ilxは、インダクタ111の逆起電力によって出力方向と逆方向へ流れようとする。しかし、ここでインダクタ電流Ilxは整流ダイオード109の作用により接地方向へ流れることができず、電圧Vlxはフローティング状態となる。
そして、電圧Vlxは、インダクタ111と、スイッチングトランジスタ108のドレイン容量によりLC発振を始める。このLC発振における初期状態は、振幅およびオフセット電圧が出力電圧Voと同電圧の正弦波である。したがって、このときの出力電圧Voが電源電圧Viの1/2以上であった場合には、電圧VlxはHレベルとLレベルの間を往復する。尚ここでは便宜上LC発振としたが、厳密には配線などの寄生抵抗によりLCR発振となる。
ここで、定電流インバータ回路106aの入力端子には、電圧Vlxが印加されている。電圧Vlxは定電流インバータ回路106aによって増幅され、且つ二値化されて、出力信号105として出力される。この出力信号105は、インバータ回路106bにより反転されて、D−FF107のクロック入力信号となる。
例えば図2に示す時点Aにおいて、電圧VlxがHレベルの状態である。電圧VlxがHレベルの状態となると、このHレベルの信号が定電流インバータ回路106aに印加され、出力信号105はLレベルとなる。ここで、出力信号105はインバータ回路106bにより反転されてD−FF107のクロック入力端子に印加される。すなわち、クロック入力端子にはHレベルの信号が印加される。すると、フリップフロップ回路107の出力信号、すなわち軽負荷検知部102の出力信号103がHレベルとなり、このHレベルの信号が軽負荷検知信号として制御回路部101に入力される。
制御回路部101では、この軽負荷検知信号を受けて、動作モードを通常動作モードのPWM動作モードから軽負荷動作モードであるPFM制御モードへ切り換える。そして、制御回路部101は、次にスイッチングトランジスタ108がオンになるタイミングから、スイッチングレギュレータ100をPFM制御モードで動作させる。
このように、スイッチングレギュレータ100では、スイッチングトランジスタ108がオフの状態において、スイッチングトランジスタ108とインダクタ111との接続点の電圧である電圧Vlxの電圧変動により軽負荷を検知し、自動的に軽負荷動作モードであるPFM制御モードとする。この軽負荷動作モードを用いることにより、軽負荷時におけるスイッチングレギュレータ100の動作効率を向上させることができる。また、軽負荷検知部102は論理回路で構成されているため、軽負荷検知部102の駆動電流を小さくでき、かつ回路点数の増加を防止できる。さらに、従来のアナログ回路と比較して応答速度が早く、電圧Vlxの変動に対して高速な応答を実現することができる。
また、本実施例では、制御回路部101、軽負荷検知部102、スイッチングトランジスタ108及びインバータ回路113を、同一基板上に配置された半導体集積回路120とした。このように上記の各部が一体化された半導体集積回路120とすることで、スイッチングレギュレータ100における入出力端子の数を減らすことができ、回路素子間の配線抵抗を小さくすることができる。よって、消費電流を少なくすることができる。また、インバータ回路を定電流インバータ回路とすることで、インバータ回路において消費する電流をなくし、低消費電流とすることができる。
また、本実施例では、さらなる低消費電流化を実現するため、通常動作モードであるPWM制御モードから軽負荷動作モードであるPFM制御モードに切り換わったとき、PWM制御モードにおいてのみ使用していて回路素子の動作を停止することが好ましい。ここで言うPWM制御モードにおいてのみ使用していて回路素子とは、例えばスロープ回路や発振回路などである。
また、PFM制御モードにおいて使用する誤差アンプ及び比較器は、PWM制御モードにおいて使用するものと同一であることが好ましい。同一の回路素子を用いることにより、回路点数の増加を防止できる。また、各回路素子のオフセット電圧差による出力電圧変動を防止でき、精度の良いスイッチングレギュレータを提供することが可能となる。
以下、図3、図4を参照して本発明の実施例2について説明する。図3は本発明の実施例2のスイッチングレギュレータ200を示す回路構成図である。図4はスイッチングレギュレータ200の動作波形を説明する図である。
実施例2のスイッチングレギュレータ200は、実施例1のスイッチングレギュレータ100の軽負荷検知部102内に、電圧Vlxを反転増幅させる回路を設けたものである。図3に示す実施例2のスイッチングレギュレータ200において、図1に示したスイッチングレギュレータ100と同一の構成または機能を有するものについては説明を省略し、図1と同一の符号を付与した。また、本実施例においては、軽負荷検知部102aの構成のみが実施例1と異なる部分であるから、以下には実施例1と異なる部分のみ説明する。
実施例2のスイッチングレギュレータ200が有する軽負荷検知部102aは、定電流インバータ回路106a、D−FF107と、電流源212にドレインが接続されたNMOSトランジスタ213から構成されている。
トランジスタ213のソースは接地され、トランジスタのゲートにスイッチングトランジスタ108とインダクタ111との接続点の電圧である電圧Vlxが印加されている。この電圧Vlxは電流源212とNMOSトランジスタ213により反転増幅された出力信号214として定電流インバータ回路106aの入力端子に印加される。
電流源212は、2つのPMOSトランジスタ212a、212bが構成するカレントミラー回路である。PMOSトランジスタ212aとPMOSトランジスタ212bのゲートは共通接続され、それぞれのソースは電流源に接続されている。
そして、PMOSトランジスタ212aのドレインは接地され、PMOSトランジスタ212bのドレインがNMOSトランジスタ213のドレインに接続されており、PMOSトランジスタ212bとNMOSトランジスタ213の接続点、すなわち電流源212とNMOSトランジスタ213との接続点が定電流インバータ回路106aの入力端子と接続されている。
ここで、定電流インバータ回路106aに印加される出力信号214は、NMOSトランジスタ213において、ゲートに印加された電圧VlxがNMOSトランジスタ213のスレッショルドレベルを超えたときにLレベルとなる。
次に、図4を参照してスイッチングレギュレータ200の動作について説明する。図4における期間T1は、インダクタ電流Ilxが0にならないインダクタ電流連続モード時の動作波形であり、期間T2はインダクタ電流Ilxが0になるインダクタ電流不連続モード時の動作波形である。
スイッチングレギュレータ200の動作は、インダクタ電流不連続モード時の出力電圧Voが低い状態においてのみ、実施例1で説明したスイッチングレギュレータ100の動作と異なる。よって、以下にスイッチングレギュレータ100と異なる動作を説明する。
インダクタ電流不連続モードにおいてスイッチングレギュレータ200の出力電圧Voが低いとき、電圧VlxのLC発振における振幅は小さくなる。この場合、定電流インバータ回路106aでは電圧Vlxの変動を検知できない。そこで、軽負荷検知部102aは、電流源212とNMOSトランジスタ213よりこの電圧Vlxを反転増幅することにより、電圧Vlxの電圧変動による軽負荷の検知を行う。
電圧VlxがLC発振により変動し、NMOSトランジスタ213のスレッショルドレベルを超えると、出力信号214はLレベルとなる。このLレベルの信号は、定電流インバータ回路106aによりさらに反転増幅され、かつ二値化されてHレベルの出力信号105となり、D−FF107のクロック信号となる。
クロック信号が入力されると、D−FF107の出力信号、すなわち軽負荷検知部102aの出力信号103はHレベルとなり、このHレベルの信号が制御回路部101へ入力される。制御回路部101は、このHレベルの信号を軽負荷検知信号とし、この信号を受けて動作モードを通常動作モードから軽負荷動作モードに切り換える。
このように、実施例2においては、出力電圧Voが低い場合でも負荷が軽負荷であることを検知することができる。また、本実施例では実施例1で説明したその他の形態や構成を適用することができる。また、実施例1で説明したその他の効果を奏することができる。
以下、図5、図6を参照して本発明の実施例3について説明する。図5は本発明の実施例3のスイッチングレギュレータ300を示す回路構成図である。図6はスイッチングレギュレータ300の動作波形を説明する図である。
図5に示すスイッチングレギュレータ300は、制御回路部301、軽負荷検知部302、インダクタ309、整流ダイオード310、スイッチングトランジスタ311、出力コンデンサ312及び分圧部313とで構成される昇圧型スイッチングレギュレータである。
スイッチングレギュレータ300では、スイッチングトランジスタ311がオンのとき、出力電圧Voを出力端子から出力し、それと同時に入出力電位差に相当するエネルギーをインダクタ309に蓄積する。そして、スイッチングトランジスタ311がオフのとき、インダクタ309に蓄積されたエネルギーを出力電圧Voとして出力端子より出力する。これにより、スイッチングレギュレータ300は安定した直流電圧を出力する。
制御回路部301及び分圧部313は、実施例1の制御回路部101及び分圧部112と同様の機能及び構成であるから説明を省略する。
制御回路部301の入力端子は、分圧部313の出力端子に接続され、出力電圧Voに比例した電圧が印加されている。制御回路部301の出力端子はスイッチングトランジスタ311のゲートへ接続され、制御回路部301から出力される制御信号304によりスイッチングトランジスタ311のオン/オフの制御を行っている。
軽負荷検知部302は論理回路であって、抵抗が直列接続された分圧部305、定電流インバータ回路306、D−FF308及びスイッチング素子314により構成されている。
スイッチングトランジスタ311のソースは接地され、スイッチングトランジスタ311のドレインは、整流ダイオード310のアノードに接続されている。そしてスイッチングトランジスタ311のゲートには、制御回路部301からの制御信号304が印加されている。整流ダイオード310のカソードはスイッチングレギュレータ300の出力端子に接続され、出力端子と接地間には出力コンデンサ312が接続されている。
スイッチングトランジスタ311と整流ダイオード310との接続点にはインダクタ309の一端が接続されている。そして、インダクタ309の他端には、電源電圧Viが印加されている。ここで、スイッチングトランジスタ311とインダクタ309との接続点の電圧をVlxとし、出力端子に向かって流れるインダクタ電流をIlxとした。
また、スイッチングトランジスタ311とインダクタ309との接続点は、一端が接地された分圧部305の他端に接続されており、分圧部305の出力端子が定電流インバータ回路306の入力端子と接続されている。よって、電圧Vlxは軽負荷検知部302の入力端子に印加される入力信号となる。
軽負荷検知部302の入力信号である電圧Vlxは、分圧部305により分圧されて、電圧Vlxに比例した電圧Vlxinとなる。この電圧Vlxinが定電流インバータ回路306の入力端子に印加される入力信号となる。
定電流インバータ回路306の出力端子からは、電圧Vlxinが反転増幅され、且つ二値化された出力信号307が出力され、この出力信号307がD−FF308のクロック入力端子に印加されてクロック信号となる。そして、D−FF308の入力端子とリセット端子には、制御信号304をインバータ回路316により反転させた信号が供給されている。D−FF308の出力端子は制御回路部301に接続されており、D−FF308からの出力信号を軽負荷検知部302の出力信号303として制御回路部301へ供給している。尚、本実施例のD−FF308はリセット端子にLレベルの信号が印加されたときリセットされるものである。
制御回路部301では、出力信号303を受けて動作モードの切り換えを行う。本実施例において、制御回路部301は、軽負荷検知部302からHレベルの信号を受けたとき、この信号を軽負荷検知信号と判断し、動作モードを通常動作モードから軽負荷動作モードに切り換えるものとした。
次に、図6を参照してスイッチングレギュレータ300の動作について説明する。図6における期間T1は、インダクタ電流Ilxが0にならないインダクタ電流連続モード時の動作波形であり、期間T2はインダクタ電流Ilxが0になるインダクタ電流不連続モード時の動作波形である。
スイッチングレギュレータ300において、スイッチングトランジスタ311がオンのとき、電圧Vlxはインダクタ電流の連続モード時、不連続モード時に関わらず常にLレベルとなる。また、スイッチングトランジスタ311がオンのときは、D−FF308のリセット端子にLレベルの信号が印加され、D−FF308はリセットされた状態となる。
よって、このときD−FF308の出力信号、すなわち軽負荷検知部302の出力信号303はLレベルに維持され、制御回路部301は動作モードの切り換えを行わない。
よって、このときD−FF308の出力信号、すなわち軽負荷検知部302の出力信号303はLレベルに維持され、制御回路部301は動作モードの切り換えを行わない。
よって、ここではスイッチングトランジスタ311がオフの状態におけるイッチングレギュレータ300の動作を説明する。
まず、インダクタ電流連続モード時(図6の期間T1)について以下に説明する。インダクタ電流連続モードにおいては、インダクタ電流Ilxは常に出力端子方向に向かって流れている。制御信号304がLレベルのとき、すなわちスイッチングトランジスタ311がオフのときには、整流ダイオード310は電源電圧側から順方向に常に電流を流し続けるため、整流ダイオード310のアノード電圧、すなわち電圧Vlxは常に出力電圧Voとなる。尚このとき、厳密には整流ダイオード310のアノード電圧は、整流ダイオード310の順方向電圧分だけ上昇している。
このため制御信号304がLレベルのとき、定電流インバータ回路306の入力端子には常にHレベルの電圧が印加され、Lレベルの出力信号307を出力する。このLレベルの出力信号がD−FF308のクロック信号となるため、D−FF308の出力信号、すなわち軽負荷検知部302の出力信号303はLレベルを維持し、出力信号303がHレベルになることはない。
よって、インダクタ電流連続モードにおいては、制御回路部301は軽負荷検知信号を受けることがないので、常に通常動作モードであるPWM制御モードで動作し、軽負荷動作モードへの切り換えは行わない。
次に、インダクタ電流不連続モード時(図6の期間T2)について以下に説明する。インダクタ電流不連続モードにおいて、制御信号304がLレベルのとき、すなわちスイッチングトランジスタ311がオフのとき、インダクタ電流Ilxは、インダクタ309の逆起電力によって出力方向と逆方向へ流れようとする。しかし、インダクタ電流Ilxは整流ダイオード310の作用により電源方向へ流れることができず、電圧Vlxはフローティング状態となる。
そして、電圧Vlxは、インダクタ309と、スイッチングトランジスタ311のドレイン容量によりLC発振を始める。ここで、このLC発振における初期状態は、振幅は(Vo−Vi)となり、およびオフセット電圧が電源電圧Viの正弦波となる。したがって、このときの電源電圧Viが出力電圧Voの1/2以上であった場合には、電圧VlxはHレベルとLレベルの間を往復する。尚ここでは便宜上LC発振としたが、厳密には配線などの寄生抵抗によりLCR発振となる。
この電圧Vlxは、分圧部305により適切な電圧Vlxinに分圧されて定電流インバータ回路306の入力端子に印加される。このように、分圧部305を介することにより、論理回路である定電流インバータ回路306に直接高電圧が印加されることを防止できる。そのため、軽負荷検知部302を構成する論理回路が半導体集積回路などであった場合には、高電圧印加による半導体集積回路の故障などを回避できる。また、ここでいう適切な電圧Vlxinとは、例えば電圧VlxにおけるHレベルの電圧が、軽負荷検知部302の有する論理回路の電源電圧と同程度となる電圧が好ましい。
電圧Vlxinは、定電流インバータ回路306によって増幅され、且つ二値化されて、出力信号307として出力される。この出力信号307がD−FF308のクロック入力信号となる。
例えば図7に示す時点Aにおいて、電圧VlxがLレベルの状態である。電圧VlxがLレベルの状態のとき電圧VlxinもLレベルとなり、このLレベルの電圧Vlxinが定電流インバータ回路306に印加される。すると、定電流インバータ回路306の出力信号307はHレベルとなり、このHレベルの出力信号307がD−FF107のクロック入力端子に印加される。すると、D−FF308の出力信号、すなわち軽負荷検知部302の出力信号303がHレベルとなり、このHレベルの信号が軽負荷検知信号として制御回路部301に入力される。
制御回路部301では、この軽負荷検知信号を受けて、動作モードを通常動作モードであるPWM制御モードから軽負荷動作モードであるPFM制御モードへ切り換える。そして、制御回路部301は、次にスイッチングトランジスタ311がオンになるタイミングから、スイッチングレギュレータ300をPFM制御モードで動作させる。
ここで、スイッチング素子314の動作及び機能について以下に説明する。本実施例におけるスイッチング素子314は、PMOSトランジスタである。
スイッチング素子314は、電源と分圧部305の出力端子と間に配設され、スイッチング素子314の一端に電源電圧が、他端には電圧Vlxinが印加されている。そしてスイッチング素子314のゲートには、D−FF308の出力信号を反転させた反転出力信号315が印加されており、この反転出力信号315によりスイッチング素子314のオン/オフが制御される。
スイッチング素子314は、反転出力信号315がLレベルとなるとき、すなわち軽負荷検知部302が軽負荷を検知したときにオンとなる。スイッチング素子314がオンになると、電圧Vlxinは電源電圧に固定された状態となる。よって、軽負荷検知部302が一度軽負荷を検知した後に電圧VlxがLC発振を起こしても、電圧Vlxinが固定されているため定電流インバータ回路306が不要にHレベル/Lレベルの切り換えを行わない。このため、定電流インバータ回路306に消費電流が発生せず、スイッチングレギュレータ300の消費電流をより小さくすることができる。
尚このとき、スイッチング素子314は、分圧部305の出力端子と接地との間に配設されていても良い。この場合、スイッチング素子314がオンになると電圧Vlxinは、分圧部305の出力端子と接地間の電圧に固定された状態となり、本実施例と同様に定電流インバータ回路306の不要なHレベル/Lレベルの切り換えを停止させることができる。このとき、電圧Vlxinの固定電圧を電源電圧とするか、または分圧部305の出力端子と接地間電圧とするかは、分圧部305を構成する抵抗比に基づき、より消費電流の小さいほうに決定することができる。
さらに、例えばスイッチング素子314をNMOSトランジスタとし、そのゲートにD−FF308の出力信号を印加する構成としても良い。
また、例えばスイッチングレギュレータ300が分圧部305を備えておらず、スイッチング素子が電源と、スイッチングトランジスタ311とインダクタ309との接続点の間に配設されていても良い。この場合、スイッチング素子の一端を電源電圧に固定することにより、電圧Vlxを電源電圧に固定した状態とすることができる。よって、一度軽負荷を検知した後は、電圧VlxにおけるLC発振を停止させることが可能である。
このように、本実施例においては、軽負荷動作モード時に、軽負荷検知部302内のインバータ回路の不要な動作を停止させることができ、スイッチングレギュレータ300の消費電流を小さくすることができる。また、本実施例において、他の実施例で説明したその他の形態を適用することができ、その他の効果も同様に奏することができる。
以上、各実施例に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施例にあげた構成、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明は、低消費電流のスイッチングレギュレータに応用することができる。
100、200、300 スイッチングレギュレータ
101、301 制御回路部
102、302 軽負荷検知部
108、311 スイッチングトランジスタ
111、309 インダクタ
109、310 整流ダイオード
110、312 出力コンデンサ
112、313、305 分圧部
106a、306 定電流インバータ回路
107、308 Dフリップフロップ回路
101、301 制御回路部
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110、312 出力コンデンサ
112、313、305 分圧部
106a、306 定電流インバータ回路
107、308 Dフリップフロップ回路
Claims (8)
- インダクタと、スイッチングトランジスタとを備え、通常動作モードと軽負荷動作モードとを有するスイッチングレギュレータにおいて、
前記通常動作モードと前記軽負荷動作モードとを切り換える動作モード切換手段と、
負荷が軽負荷であることを検知する軽負荷検知手段とを有し、
前記軽負荷検知手段は、前記スイッチングトランジスタがオフの状態において、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点における電圧変動により軽負荷を検知し、
前記動作モード切換手段は、前記軽負荷検知手段が軽負荷を検知したとき、前記動作モードを前記通常動作モードから軽負荷動作モードに切り替えることを特徴とするスイッチングレギュレータ。 - 前記通常動作モードはPWM制御モードであり、前記軽負荷動作モードはPFM制御モードであることを特徴とする請求項1の記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記軽負荷検知手段は、フリップフロップ回路を備え、
前記フリップフロップ回路のクロック入力端子に前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点が接続され、
入力端子とリセット端子に前記スイッチングトランジスタのゲート端子に、前記スイッチングトランジスタに供給される制御信号が供給されることを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチングレギュレータ。 - 前記軽負荷検知手段は、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点と、前記フリップフロップ回路の間に配設されたインバータ回路を有し、
前記インバータ回路は定電流インバータであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。 - 前記軽負荷検知手段は、第一の端子が接地され、第二の端子が電流源に接続されたトランジスタを有し、前記トランジスタの第三の端子であるゲート端子に、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点の電圧が印加されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。
- 当該スイッチングレギュレータは昇圧型スイッチングレギュレータであって、
前記軽負荷検知手段は、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点と電源間に接続されたスイッチング素子を有し、
前記スイッチング素子は、前記フリップフロップ回路の出力信号によりオン/オフが制御されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。 - 前記軽負荷検知手段は、前記スイッチングトランジスタと前記インダクタとの接続点の電圧を分圧する分圧手段を有し、
前記スイッチング素子は、前記分圧手段の出力端子と、電源または接地間に接続されたこと特徴とする請求項6に記載のスイッチングレギュレータ。 - 前記スイッチングトランジスタと軽負荷検知手段と動作モード切換手段とが一体化された半導体集積回路であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。
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