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JP2007236160A - 同期電動機 - Google Patents

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JP2007236160A
JP2007236160A JP2006057641A JP2006057641A JP2007236160A JP 2007236160 A JP2007236160 A JP 2007236160A JP 2006057641 A JP2006057641 A JP 2006057641A JP 2006057641 A JP2006057641 A JP 2006057641A JP 2007236160 A JP2007236160 A JP 2007236160A
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permanent magnet
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JP2006057641A
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Hiroshi Ogata
洋 緒方
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】永久磁石を回転子外周面に固定する際、その取り扱いが簡単であり、確実に固定することができる同期電動機を提供する。
【解決手段】回転子2の外周面に複数の永久磁石5Aを有する同期電動機において、永久磁石5Aを回転子2の外周面に配設する際に永久磁石5Aの外周側の面を被覆する樹脂製の被覆部材6を備え、被覆部材6の周方向の両側端部に、回転子2の外周面に固定される固定部7、8を設け、固定部7、8に、ネジ10を挿通して、被覆部材6及び永久磁石5Aを回転子2に固定する複数の貫通孔9を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、永久磁石を用いた同期電動機の回転子に関する。
永久磁石型同期電動機(以下、PMモータと呼ぶ。)は、その回転子の構造上、永久磁石を回転子の内部に配置したIPM(Interior Permanent Magnet)モータと、永久磁石を外周面に配置したSPM(Surface Permanent Magnet)モータに大別される。SPMモータは、永久磁石が回転子外周面に配置されているため、インダクタンスが小さくなり、高速な電流応答が得られ、又、リラクタンストルクが発生しないため、トルクの線形性も良く、高応答サーボに用いることができる。このような特性を有するSPMモータにおいて、回転子の外周面に配置する永久磁石の固定方法としては、以下のような代表例が挙げられる。
(1)接着剤を用いて、永久磁石を回転子の外周面に固定する(図11(a)参照)。
(2)永久磁石が嵌合する溝を回転子に形成し、この溝に永久磁石を挿入して固定する(図11(b)参照)。
(3)永久磁石の表面に、高強度のテープを巻き付けて固定する(図11(c)参照)。
(4)上記(1)〜(3)の組み合わせにより、永久磁石を固定する。
特開2003−32929号公報 特開2002−186208号公報 特開2001−61244号公報
SPMモータにおいては、特に、高速回転域において、外周面に配置した永久磁石に大きな遠心力が働くため、回転時における遠心力によって、回転子から永久磁石が脱落、破損しないように、永久磁石を回転子に確実に固定しなければならない。しかしながら、上記(1)〜(4)に示した従来の固定方法においては、以下のような問題点がある。
(1)永久磁石と回転子の接着面の管理を正確に行わないと、所望の接着力が得られない。
(2)遠心力に対して、溝の形状で永久磁石を保持するので、寸法精度を正確に管理しなければならない。
(3)テープを永久磁石の表面に巻き付けるには、磁石との接触面をできるだけ大きくしておかないと、強度的な性能が得られない。
又、SPMモータでは、その回転子の構造から、永久磁石の表面に鉄等の磁性体が吸引されてしまうので、作製時の取り扱いに注意を要するという問題もある。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、永久磁石を回転子外周面に固定する際、その取り扱いが簡単であり、確実に固定することができる同期電動機を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る同期電動機は、
回転子の外周面に複数の永久磁石を有する同期電動機において、
前記永久磁石を前記回転子の外周面に配設する際に前記永久磁石の外周側の面を被覆する樹脂製の被覆部材を備え、
前記被覆部材の周方向の両側端部に、前記回転子の外周面に固定される固定部を設け、前記固定部に、ネジを挿通して、前記被覆部材及び前記永久磁石を前記回転子に固定する複数の貫通孔を設けたことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る同期電動機は、
回転子の外周面に複数の永久磁石を有する同期電動機において、
前記永久磁石全体を被覆する樹脂製の被覆部材を備え、
前記被覆部材の周方向の両側端部に、前記回転子の外周面に固定される固定部を設け、前記固定部に、ネジを挿通して、前記被覆部材及び前記永久磁石を前記回転子に固定する複数の貫通孔を設けたことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る同期電動機は、
上記第2の発明に記載の同期電動機において、
前記被覆部材の前記回転子側の面に、先端部が該先端部を支持する部分より大きい突起部を設けると共に、
前記回転子に、前記突起部が嵌合する溝を設けたことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る同期電動機は、
上記第2の発明に記載の同期電動機において、
前記被覆部材の前記回転子側の面に、幅方向に変形可能な矢形状を先端部に有する突起部を設けると共に、
前記回転子に、前記突起部の先端部が挿通可能であり、挿通された前記突起部の先端部が掛止される入口の狭い空洞孔を設けたことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係る同期電動機は、
上記第1乃至第4のいずれかの発明に記載の同期電動機において、
前記固定部は、隣り合う前記被覆部材同士において、一方の前記被覆部材の前記固定部が他方の前記被覆部材の前記固定部に重なり合うように設けられ、
前記貫通孔は、重なり合う前記固定部同士において、互いに連通する位置に設けられたことを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係る同期電動機は、
上記第1乃至第4のいずれかの発明に記載の同期電動機において、
前記被覆部材同士を環状に一体化して形成したことを特徴とする。
本発明によれば、永久磁石の外周側表面を樹脂で覆う、若しくは、永久磁石全体を樹脂でモールドするので、永久磁石表面を保護することが可能となる。又、特に、永久磁石全体を樹脂でモールドした場合、永久磁石の持ち運び、回転子への固定作業等、その取り扱いが簡単になる。例えば、接着剤を用いた作製方法と比較すると、接着剤を硬化させる設備が不要であり、時間もかからず、又、高強度テープを用いた作製方法と比較すると、テープを巻く設備が不要になり、回転子自体の信頼性も高くなる。
図1は、本発明に係る同期電動機における回転子の概略を示す図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は、図1(a)におけるA−A線矢視断面図である。
図1(a)、(b)に示すように、本発明に係る同期電動機において、回転子1は、円柱状の回転子本体2と、回転子本体2の中心に長手方向に配置され、回転軸となる軸3と、回転子本体2の外周面に配置された複数の磁石部4を有するものである。
本発明では、磁石部4を回転子本体2の外周表面に固定する際、永久磁石の表側(外周表面側)、若しくは、永久磁石全体を樹脂で覆うようにすることで、固定作業時の簡素化を図ると共に永久磁石表面の保護を行い、更に、大きい遠心力に耐えるように、確実に固定するようにしたものである。
以下、図1を基本図として、図2〜10を参照して、本発明に係る同期電動機の実施形態の各例を詳細に説明する。
図2は、本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の一例を示す図である。これは、図1における磁石部4と回転子本体2の固定構造を説明するものであり、図2(a)は、単体の固定構造を示し、図2(b)は、単体の固定構造を回転子本体の外周面に複数個配置した状態を示すものである。
図2(a)、(b)に示すように、本実施例では、磁石部4を構成する永久磁石5Aを、回転子本体2の外周面に配置、固定する際、永久磁石5Aの外周側の面(永久磁石5Aにおいて、回転子本体2と反対側の表側の面)を覆う樹脂製の固定具6(被覆部材)を用いるようにしている。つまり、永久磁石5Aの表側から、固定具6により永久磁石5Aを覆い、その固定具6を回転子本体2に固定するようにしている。
固定具6には、永久磁石5Aの形状に合わせて、保持部6aが形成されており、保持部6aの内側に永久磁石5Aを保持する空洞部6bが形成されている。例えば、断面形状がドーム状の永久磁石5Aであれば、その形状に合わせて、保持部6aの内側にドーム断面形状の空洞部6bを形成し、ドーム状の外形の保持部6aを形成すればよい。
又、固定具6の周方向の両側端部には、回転子本体2の外周面に密接して固定されるように、回転子本体2の外周面形状に倣わせた固定部7、8が設けられており、固定部7、8は、回転子本体2の軸方向に沿って形成されている。そして、固定部7、8に形成された複数のネジ穴9(貫通孔)にネジ10を挿通して、空洞部6bに保持された永久磁石5Aと共に固定具6を、回転子本体2側に固定するようにしている。
固定部7、8において、一方の固定部7は、回転子本体2の外周面に密着する位置に形成されており、他方の固定部8は、隣り合う他の固定具6の固定部7の表側の面に密着する位置に形成されている。つまり、隣り合う固定具6同士において、一方の固定具6の固定部8が他方の固定具6の固定部7に重なり合うように設けられており、固定部8は、隣り合う他の固定具6の固定部7を介して、回転子本体2の外周面に密着する構成である。そして、ネジ穴9は、重なり合う固定部7、8同士において、互いに連通する位置に設けられており、固定具6を回転子本体2の固定する際、ネジ10は、表側から、固定部8、固定部7に挿通されて、回転子本体2側に螺合されている。
なお、本実施例においては、一方の固定具6の固定部8が他方の固定具6の固定部7に重なり合うように設けられているが、固定部7、8が共に回転子本体2の外周面に直接密着する位置に形成されていてもよい。
上記構成により、永久磁石5Aを回転子本体2の外周面に固定する際、永久磁石5Aの表側が樹脂製の固定具6で覆われるので、永久磁石5Aの表面保護を行うことができる。又、永久磁石5Aを保持する固定具6は、ネジ10により回転子本体2に確実に固定されるので、大きい遠心力に耐えることができ、高速回転域での運転が可能となる。
なお、固定具6の長手方向の長さは、少なくとも1個の永久磁石5Aの長手方向の長さと同等であることが望ましく、できれば、回転子本体2の軸方向の長さと同等であることがより望ましい。
図3は、本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例を示す図である。これも、図1における磁石部4と回転子本体2の固定構造を説明するものであり、ここでは、単体での固定構造を示している。
図3に示すように、本実施例では、予め、磁石部4を構成する永久磁石5Aの外周全体を覆うように、樹脂製の固定具11(被覆部材)を形成しており、固定具11の内部に永久磁石5Aを埋め込むように保持させている。そして、永久磁石5Aを回転子本体2の外周面に配置、固定する際には、永久磁石5Aを内部に保持する固定具11自体を、回転子本体2の外周面に固定するようにしている。
本実施例において、固定具11は、永久磁石5Aの外形表面に沿って、永久磁石5A全体を覆うように、樹脂がモールディングされたものである。例えば、断面形状がドーム状の永久磁石5Aであれば、その形状に合わせて、ドーム状の外形の固定具11が形成される。なお、固定具11の回転子本体2と接する面は、回転子本体2の外周に密接できるように、回転子本体2と同じ半径の湾曲形状に形成することが望ましい。
又、固定具11の周方向の両側端部には、回転子本体2の外周面に密接して固定されるように、回転子本体2の外周面形状に合わせた固定部12、13が設けられており、固定部12、13は、回転子本体2の軸方向に沿って形成されている。そして、固定部12、13に形成された複数のネジ穴(貫通孔)にネジを挿通して(図示せず。)、内部に保持した永久磁石5Aと共に固定具11を、回転子本体2側に固定するようにしている。
固定部12、13において、一方の固定部12は、回転子本体2の外周面に密着する位置に形成されており、他方の固定部13は、隣り合う他の固定具11の固定部13の表側の面に密着する位置に形成されている。つまり、隣り合う固定具11同士において、一方の固定具11の固定部13が他方の固定具11の固定部12に重なり合うように設けられており、固定部13は、隣り合う他の固定具11の固定部12を介して、回転子本体2の外周面に密着する構成である。そして、ネジ穴は、重なり合う固定部12、13同士において、互いに連通する位置に設けられており、固定具11を回転子本体2の固定する際、ネジは、表側から、固定部12、固定部13に挿通されて、回転子本体2側に螺合されている。
なお、本実施例においても、一方の固定具11の固定部13が他方の固定具11の固定部12に重なり合うように設けられているが、固定部12、13が共に回転子本体2の外周面に直接密着する位置に形成されていてもよい。
上記構成により、永久磁石5Aを回転子本体2の外周面に固定する際、永久磁石5Aの全体が樹脂製の固定具11で覆われるので、固定作業時の簡素化を図ることができると共に永久磁石5Aの表面保護を行うことができる。又、永久磁石5Aを内部に保持する固定具11は、ネジにより回転子本体2に確実に固定されるので、大きい遠心力に耐えることができ、高速回転域での運転が可能となる。
図4は、本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例を示す図である。これも、図1における磁石部4と回転子本体2の固定構造を説明するものであり、ここでも、単体での固定構造を示している。
図4に示すように、本実施例でも、実施例2と同様に、予め、磁石部4を構成する永久磁石5Aの外周全体を覆うように、樹脂製の固定具14(被覆部材)を形成しており、固定具14の内部に永久磁石5Aを埋め込むように保持させている。そして、永久磁石5Aを回転子本体2の外周面に配置、固定する際には、永久磁石5Aを内部に保持する固定具14自体を、回転子本体2の外周面に固定するようにしている。
つまり、固定具14は、実施例2と同様に、断面形状がドーム状の永久磁石5Aの外周表面に沿って、永久磁石5A全体を覆うように、樹脂がモールディングされたものである。又、固定具14の周方向の両側端部には、固定部12、13が形成されており、固定部12、13に形成された複数のネジ穴にネジが挿通されて、内部に保持した永久磁石5Aと共に固定具14を、回転子本体2側に固定する構成である。
更に、本実施例においては、固定具14の下部側の面、つまり、固定具14の回転子本体2側の面に、遠心力に対して抜け止めとなる突起部15が設けられている。この突起部15は、断面形状が円形状の先端部15aと、先端部15aを固定具14側から支持し、先端部15aの直径より幅の狭い支持部15bとから構成される。つまり、先端部15aが、先端部15aを支持する支持部15bより大きく形成されている。
そして、この突起部15が嵌合するように、回転子本体2側には、突起部15の断面形状と同じ形状の溝16が、回転子本体2の軸方向に沿って設けられている。溝16の底部は、先端部15aの形状に合わせて、断面形状が円形状であり、又、溝16の入口から底部に至る部分は、支持部15bの形状に合わせて、先端部15aの直径より開口幅が狭く形成されている。従って、永久磁石5Aと共に固定具14を回転子本体2に固定する際には、固定具14の突起部15の端部を、回転子本体2の側端部から溝16に挿入し、溝16に沿って、固定具14を回転子本体2の軸方向に移動させることで、固定具14を回転子本体2に嵌合、固定している。
上記構成により、永久磁石5Aを回転子本体2の外周面に固定する際、永久磁石5Aの全体が樹脂製の固定具14で覆われるので、固定作業時の簡素化を図ることができると共に永久磁石5Aの表面保護を行うことができる。又、永久磁石5Aを内部に保持する固定具14は、突起部15及びネジにより回転子本体2に確実に固定されるので、大きい遠心力に耐えることができ、高速回転域での運転が可能となる。
図5は、本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例を示す図である。これも、図1における磁石部4と回転子本体2の固定構造を説明するものであり、ここでも、単体での固定構造を示している。
図5に示すように、本実施例でも、実施例2と同様に、予め、磁石部4を構成する永久磁石5Aの外周全体を覆うように、樹脂製の固定具17(被覆部材)を形成しており、固定具17の内部に永久磁石5Aを埋め込むように保持させている。そして、永久磁石5Aを回転子本体2の外周面に配置、固定する際には、永久磁石5Aを内部に保持する固定具17自体を、回転子本体2の外周面に固定するようにしている。
つまり、固定具17は、実施例2と同様に、断面形状がドーム状の永久磁石5Aの外形表面に沿って、永久磁石5A全体を覆うように、樹脂がモールディングされたものである。又、固定具17の周方向の両側端部には、固定部12、13が形成されており、固定部12、13に形成された複数のネジ穴にネジが挿通されて、内部に保持した永久磁石5Aと共に固定具17を、回転子本体2側に固定する構成である。
更に、本実施例においては、固定具17の下部側の面、つまり、固定具17の回転子本体2側の面に、遠心力に対して抜け止めとなる突起部18が1つ又は複数設けられている。この突起部18は、断面形状が逆三角形状となる矢形状であり、その幅方向に変形可能な構造又は材料からなる先端部18aを有しており、先端部18aは、先端部18aの変形最小幅と同等の幅の支持部18bにより、固定具17に支持される構成である。
そして、この突起部18に対応して、回転子本体2側には、入口部19aの開口幅が狭く、奥部19bの開口幅が広い空洞孔19が1つ又は複数形成されている。空洞孔19の入口部19aは、最小幅に変形した先端部18aが挿通可能であり、かつ、入口部19aを挿通した後に幅方向に広がった先端部18aを掛止可能な開口幅に形成されている。又、空洞孔19の奥部19bは、先端部18aが変形可能な最大幅と同等以上の開口幅に形成されている。従って、永久磁石5Aと共に固定具17を回転子本体2に固定する際には、回転子本体2の表側から、固定具17の突起部18を空洞孔19に差し込むことで、固定具17を回転子本体2に固定している。
上記構成により、永久磁石5Aを回転子本体2の外周面に固定する際、永久磁石5Aの全体が樹脂製の固定具17で覆われるので、固定作業時の簡素化を図ることができると共に永久磁石5Aの表面保護を行うことができる。又、永久磁石5Aを内部に保持する固定具17は、突起部18及びネジにより回転子本体2に確実に固定されるので、大きい遠心力に耐えることができ、高速回転域での運転が可能となる。
図6は、本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例を示す図である。これは、図1における磁石部4と回転子本体2の固定構造を説明するものであり、複数の永久磁石を回転子本体の外周面に複数個配置、固定した状態を示すものである。
図6に示すように、本実施例では、磁石部4を構成する永久磁石5Aを、回転子本体2の外周面に配置、固定する際、複数の永久磁石5Aの外周側の面(永久磁石5Aにおいて、回転子本体2と反対側の表側の面)を一括して覆う樹脂製の環状固定具20を用いるようにしている。つまり、極数全ての永久磁石5Aに対して、永久磁石5Aの表側から、環状固定具20により各々の永久磁石5Aを覆い、その環状固定具20を回転子本体2に固定するようにしており、謂わば、実施例1に示した固定具6を環状に連結させた構造である。
本実施例において、環状固定具20には、実施例1と同様に、断面形状がドーム状の永久磁石5Aの形状に合わせて、複数の保持部20aが形成されており、各保持部20aの内側にドーム断面形状の空洞部20bが形成されている。
又、保持部20a同士の間には、保持部20a同士を連結すると共に、回転子本体2の外周面形状に倣わせた固定部21が設けられており、固定部21は、回転子本体2の軸方向に沿って形成されている。そして、固定部21に形成された複数のネジ穴にネジを挿通し、螺合して、回転子本体2の外周面に固定部21を密接して固定することにより、空洞部20bに保持された永久磁石5Aと共に環状固定具20を、回転子本体2側に固定するようにしている。
上記構成により、永久磁石5Aを回転子本体2の外周面に固定する際、永久磁石5Aの表側が樹脂製の環状固定具20で覆われるので、永久磁石5Aの表面保護を行うことができる。又、永久磁石5Aを保持する環状固定具20は、ネジにより回転子本体2に確実に固定されるので、大きい遠心力に耐えることができ、高速回転域での運転が可能となる。
なお、環状固定具20の長手方向の長さは、少なくとも永久磁石5Aの長手方向の長さと同等であることが望ましく、できれば、回転子本体2の軸方向の長さと同等であることがより望ましい。
又、本実施例では、実施例1に示した固定具6を環状に連結した構成を示したが、実施例2〜4に示した単体の固定具11、14、17を環状に連結した構成としてもよい。
更に、本実施例においては、全ての極数の永久磁石5Aを一括して覆うように、固定具を環状に形成しているが、複数の極数、例えば、2極、3極毎に、永久磁石5Aを覆うように、単体の固定具6、11、14、17をいくつか連結した構成とし、それを、回転子本体2の外周面に固定するようにしてもよい。
図7は、本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例を示す図である。これは、図1における磁石部4と回転子本体2の固定構造を説明するものであり、図7(a)は、単体の固定構造を示し、図7(b)は、単体の固定構造を回転子本体の外周面に複数個配置した状態を示すものである。
図7(a)、(b)に示すように、本実施例では、磁石部4を構成する永久磁石5Bを、回転子本体2の外周面に配置、固定する際、永久磁石5Bの外周側の面(永久磁石5Aにおいて、回転子本体2と反対側の表側の面)を覆う樹脂製の固定具30(被覆部材)を用いるようにしている。つまり、永久磁石5Bの表側から、固定具30により永久磁石5Bを覆い、その固定具30を回転子本体2に固定するようにしている。
固定具30には、永久磁石5Bの形状に合わせて、保持部30aが形成されており、保持部30aの内側に永久磁石5Bを保持する空洞部30bが形成されている。例えば、断面形状が台形状の永久磁石5Bであれば、その形状に合わせて、台形状の外形の保持部30aを形成し、保持部30aの内側に台形断面形状の空洞部30bを形成すればよい。又、この固定具30の長手方向の長さは、回転子本体2の軸方向の長さと同等である。
又、固定具30において、その軸方向の一端部、他端部には、回転子本体2の軸方向の一端側の面、他端側の面と平行な方向に(回転子本体2の軸方向に垂直な方向に)、固定面31が形成されており、固定面31は、保持部30aの軸方向の一端部、他端部を覆い、更に、一部が、回転子本体2の一端側の面、他端側の面と重なって密接するように延設されている。固定面31の密接部分には、複数のネジ穴32が形成されており、固定具30を回転子本体2側に固定する際には、複数のネジ穴32からネジを軸方向に挿通し、螺合して、固定具30を回転子本体2の一端側の面、他端側の面に固定することにより、空洞部30bに保持された永久磁石5Bを固定している。
上記構成により、永久磁石5Bを回転子本体2の外周面に固定する際、永久磁石5Bの表側が樹脂製の固定具30で覆われるので、永久磁石5Bの表面保護を行うことができる。又、永久磁石5Bを保持する固定具30は、ネジにより回転子本体2に確実に固定されるので、大きい遠心力に耐えることができ、高速回転域での運転が可能となる。
図8は、本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例を示す図である。これも、図1における磁石部4と回転子本体2の固定構造を説明するものであり、ここでは、単体での固定構造を示している。
図8に示すように、本実施例では、予め、磁石部4を構成する永久磁石5Bの外周全体を覆うように、樹脂製の固定具33(被覆部材)を形成しており、固定具33の内部に永久磁石5Bを埋め込むように保持させている。永久磁石5Bを回転子本体2の外周面に配置、固定する際には、永久磁石5Bを内部に保持する固定具33自体を、回転子本体2に固定するようにしている。
本実施例において、固定具33は、永久磁石5Bの外形表面に沿って、永久磁石5B全体を覆うように、樹脂がモールディングされたものである。例えば、断面形状が台形状の永久磁石5Bであれば、その形状に合わせて、台形状の外形の固定具33が形成される。又、この固定具33の長手方向の長さは、回転子本体2の軸方向の長さと同等である。なお、固定具33の回転子本体2と接する面は、回転子本体2の外周に密接できるように、回転子本体2と同じ半径の湾曲形状に形成することが望ましい。
又、固定具33において、その軸方向の一端部、他端部には、回転子本体2の軸方向の一端側の面、他端側の面と平行な方向に(回転子本体2の軸方向に垂直な方向に)、固定面34が形成されており、固定面34は、その軸方向の一端部、他端部を覆い、更に、一部が、回転子本体2の一端側の面、他端側の面と重なって密接するように延設されている。固定面34の密接部分には、複数のネジ穴32が形成されており、固定具33を回転子本体2側に固定する際には、複数のネジ穴32からネジを軸方向に挿通し、螺合して、固定具33を回転子本体2の一端側の面、他端側の面に固定することにより、内部に保持された永久磁石5Bを固定している。
上記構成により、永久磁石5Bを回転子本体2の外周面に固定する際、永久磁石5Bの全体が樹脂製の固定具33で覆われるので、固定作業時の簡素化を図ることができると共に永久磁石5Bの表面保護を行うことができる。又、永久磁石5Bを保持する固定具33は、ネジにより回転子本体2に確実に固定されるので、大きい遠心力に耐えることができ、高速回転域での運転が可能となる。
図9は、本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例を示す図である。これも、図1における磁石部4と回転子本体2の固定構造を説明するものであり、ここでも、単体での固定構造を示している。
図9に示すように、本実施例でも、実施例7と同様に、予め、磁石部4を構成する永久磁石5Bの外周全体を覆うように、樹脂製の固定具36(被覆部材)を形成しており、固定具36の内部に永久磁石5Bを埋め込むように保持させている。永久磁石5Bを回転子本体2の外周面に配置、固定する際には、永久磁石5Bを内部に保持する固定具36自体を、回転子本体2に固定するようにしている。
つまり、固定具36は、実施例7と同様に、断面形状が台形状の永久磁石5Bの外周表面に沿って、永久磁石5B全体を覆うように、樹脂がモールディングされたものである。又、固定具36の軸方向の両端部にも、同様に、固定面34が形成されており、固定面34に形成された複数のネジ穴32にネジが挿通され、螺合されて、固定具36を回転子本体2の一端側の面、他端側の面に固定することにより、内部に保持された永久磁石5Bを固定している。
更に、本実施例においては、固定具36の下部側の面、つまり、固定具36の回転子本体2側の面に、遠心力に対して抜け止めとなる突起部38が1つ又は複数設けられている。この突起部38は、断面形状が逆三角形状となる矢形状であり、その幅方向に変形可能な構造又は材料からなる先端部38aを有しており、先端部38aは、先端部38aの変形最小幅と同等の幅の支持部38bにより、固定具36に支持される構成である。
そして、この突起部38に対応して、回転子本体2側には、入口部の開口幅が狭く、奥部の開口幅が広い空洞孔が1つ又は複数形成されている(実施例4における空洞孔19参照)。空洞孔の入口部は、最小幅に変形した先端部38aが挿通可能であり、かつ、入口部を挿通した後に幅方向に広がった先端部38aを掛止可能な開口幅に形成されている。又、空洞孔の奥部は、先端部38aが変形可能な最大幅と同等以上の開口幅に形成されている。従って、永久磁石5Bと共に固定具36を回転子本体2に固定する際には、回転子本体2の表側から、固定具36の突起部38を空洞孔に差し込むことで、固定具36を回転子本体2に固定している。
上記構成により、永久磁石5Bを回転子本体2の外周面に固定する際、永久磁石5Bの全体が樹脂製の固定具36で覆われるので、固定作業時の簡素化を図ることができると共に永久磁石5Bの表面保護を行うことができる。又、永久磁石5Bを内部に保持する固定具36は、突起部38及びネジにより回転子本体2に確実に固定されるので、大きい遠心力に耐えることができ、高速回転域での運転が可能となる。
図10は、本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例を示す図である。これは、図1における磁石部4と回転子本体2の固定構造を説明するものであり、複数の永久磁石を回転子本体の外周面に複数個配置、固定した状態を示すものである。
図10に示すように、本実施例では、磁石部4を構成する永久磁石5Bを、回転子本体2の外周面に配置、固定する際、複数の永久磁石5Bの外周側の面(永久磁石5Aにおいて、回転子本体2と反対側の表側の面)を、一括して覆う樹脂製の環状固定具39を用いるようにしている。つまり、極数全ての永久磁石5Bに対して、永久磁石5Bの表側から、環状固定具39により各々の永久磁石5Bを覆い、その環状固定具39を回転子本体2に固定するようにしており、謂わば、実施例6に示した固定具30を環状に連結させた構造である。
本実施例において、環状固定具39には、実施例6と同様に、断面形状が台形状の永久磁石5Bの形状に合わせて、複数の保持部39aが形成されており、各保持部39aの内側に台形断面形状の空洞部39bが形成されている。又、環状固定具39の軸方向の両端部にも、同様に、固定面31が形成されており、固定面31に形成された複数のネジ穴32にネジが挿通され、螺合されて、環状固定具39を回転子本体2の一端側の面、他端側の面に固定することにより、内部に保持された永久磁石5Bを固定している。
又、保持部39a同士の間には、保持部39a同士を連結すると共に、回転子本体2の外周面形状に倣わせた連結部41が設けられており、連結部41は、回転子本体2の軸方向に沿って形成されている。なお、連結部41に複数の貫通孔を設け、貫通孔にネジを挿通して螺合し、環状固定具39の回転子本体2への固定を補助するようにしてもよい。
上記構成により、永久磁石5Bを回転子本体2の外周面に固定する際、永久磁石5Bの表側が樹脂製の環状固定具39で覆われるので、永久磁石5Bの表面保護を行うことができる。又、永久磁石5Bを保持する環状固定具39は、ネジにより回転子本体2に確実に固定されるので、大きい遠心力に耐えることができ、高速回転域での運転が可能となる。
なお、本実施例では、実施例6に示した固定具30を環状に連結した構成を示したが、実施例7、8に示した単体の固定具33、36を環状に連結した構成としてもよい。
更に、本実施例においては、全ての極数の永久磁石5Bを一括して覆うように、固定具を環状に形成しているが、複数の極数、例えば、2極、3極毎に、永久磁石5Bを覆うように、単体の固定具33、36をいくつか連結した構成とし、それを、回転子本体2に固定するようにしてもよい。
回転電動機の回転子を示す図であり、(a)は、斜視図、(b)はA−A線矢視断面図である。 本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の一例(実施例1)を示す図である。 本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例(実施例2)を示す図である。 本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例(実施例3)を示す図である。 本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例(実施例4)を示す図である。 本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例(実施例5)を示す図である。 本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例(実施例6)を示す図である。 本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例(実施例7)を示す図である。 本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例(実施例8)を示す図である。 本発明に係る回転電動機において、回転子外周面に永久磁石を固定する構成の他の一例(実施例9)を示す図である。 従来の回転電動機において、回転子外周面への磁石の固定構造を示す図である。
符号の説明
1 回転子
2 回転子本体
3 軸
4 磁石部
5A、5B 永久磁石
6、11、14、17 固定具
7、8、12、13 固定部
9 貫通孔
10 ネジ
15 突起部
16 溝
18 突起部
19 空洞孔
20 環状固定具
21 固定部

Claims (6)

  1. 回転子の外周面に複数の永久磁石を有する同期電動機において、
    前記永久磁石を前記回転子の外周面に配設する際に前記永久磁石の外周側の面を被覆する樹脂製の被覆部材を備え、
    前記被覆部材の周方向の両側端部に、前記回転子の外周面に固定される固定部を設け、前記固定部に、ネジを挿通して、前記被覆部材及び前記永久磁石を前記回転子に固定する複数の貫通孔を設けたことを特徴とする同期電動機。
  2. 回転子の外周面に複数の永久磁石を有する同期電動機において、
    前記永久磁石全体を被覆する樹脂製の被覆部材を備え、
    前記被覆部材の周方向の両側端部に、前記回転子の外周面に固定される固定部を設け、前記固定部に、ネジを挿通して、前記被覆部材及び前記永久磁石を前記回転子に固定する複数の貫通孔を設けたことを特徴とする同期電動機。
  3. 請求項2に記載の同期電動機において、
    前記被覆部材の前記回転子側の面に、先端部が該先端部を支持する部分より大きい突起部を設けると共に、
    前記回転子に、前記突起部が嵌合する溝を設けたことを特徴とする同期電動機。
  4. 請求項2に記載の同期電動機において、
    前記被覆部材の前記回転子側の面に、幅方向に変形可能な矢形状の先端部を有する突起部を設けると共に、
    前記回転子に、前記突起部の先端部が挿通可能であり、挿通された前記突起部の先端部が掛止される入口の狭い空洞孔を設けたことを特徴とする同期電動機。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の同期電動機において、
    前記固定部は、隣り合う前記被覆部材同士において、一方の前記被覆部材の前記固定部が他方の前記被覆部材の前記固定部に重なり合うように設けられ、
    前記貫通孔は、重なり合う前記固定部同士において、互いに連通する位置に設けられたことを特徴とする同期電動機。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の同期電動機において、
    前記被覆部材同士を環状に一体化して形成したことを特徴とする同期電動機。
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