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JP2007212946A - 投影装置、投影方法及びプログラム - Google Patents

投影装置、投影方法及びプログラム Download PDF

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JP2007212946A
JP2007212946A JP2006035260A JP2006035260A JP2007212946A JP 2007212946 A JP2007212946 A JP 2007212946A JP 2006035260 A JP2006035260 A JP 2006035260A JP 2006035260 A JP2006035260 A JP 2006035260A JP 2007212946 A JP2007212946 A JP 2007212946A
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Kazuyasu Fukano
和靖 深野
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

【課題】複数色の発光ダイオードからの光を時分割で出射するような光源を用いながらも、常にカラー画像を正しい色バランスで投影表示する。
【解決手段】複数色の発光ダイオード29R,29G,29Bから色毎に時分割で光を出射する光源ユニット28と、この光源28からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影するマイクロミラー素子27、投影レンズ12を含む投影系と、この投影系により投影する画像の色毎の輝度を取得する撮影レンズ13、CCD37、プロセス回路34を含む撮影系と、この撮影系で得た複数色の各輝度に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御部33とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源に複数色の発光素子を用いた投影装置、投影方法及びプログラムに関する。
従来、一般にプロジェクタ装置では、高輝度の白色光を得るための光源として高圧水銀ランプ等の放電ランプを用いている。この種の放電ランプは、非常に高い電圧を印加して点灯駆動しなければならないために回路構成上の制約が大きいばかりではなく、発熱量が多く、厳密な温度管理が必要であるために大掛かりな冷却対策が必要となり、且つランプ自体が高価で製作コスト及びランニングコストが高い、など多くの不具合を有していた。
一方で、近年は発光ダイオードがより高輝度化、多色化しており、プロジェクタ装置の光源としても使用されつつある。
例えば、冗長化が可能で、消費電力が少なく、光源寿命が向上されたプロジェクタよう光源を提供することを目的として、所定の大きさの光源の面を構成するように配置された複数の発光ダイオードと、このそれぞれの発光ダイオードからの出射光が平行光となるようにこのそれぞれの発光ダイオードの先端にそれぞれ設けられたレンズとを具備するようにした技術が考えられている。(例えば、特許文献1)
特開2005−017576号公報
上記特許文献に記載された技術は、基本的に白色発光ダイオードを使用することを前提に考えられている。
これに対し、例えばR(赤),G(緑),B(青)の3色の発光ダイオードを時分割発光駆動するようなフィールドシーケンシャル方式、あるいはDLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式等のプロジェクタ装置を考えた場合、個々の発光ダイオードが経年変化や個体差等によりその発光輝度が変化すると、画像全体としての色バランスが崩れて正常な画像の投影が行なえなくなる虞が生じる。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、複数色の発光素子からの光を時分割で出射するような光源を用いながらも、常にカラー画像を正しい色バランスで投影表示することが可能な投影装置、投影方法及びプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、複数色の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源と、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影手段と、この投影手段により投影する画像の色毎の輝度を取得する取得手段と、この取得手段で得た複数色の各輝度に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記取得手段は、上記投影手段により投影された画像を撮影する撮影手段と、この撮影手段で得た画像から複数色の各輝度レベルを算出する輝度算出手段とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、複数色の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源と、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影手段と、上記光源の複数色の発光素子の発光駆動時間を色毎に管理する管理手段と、この管理手段での管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、複数色の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源と、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影手段と、上記光源の複数色の発光素子の温度を色毎に管理する管理手段と、この管理手段での管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1,3及び4いずれか記載の発明において、上記制御手段は、上記光源の複数の発光素子の駆動条件を制御することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項1,3及び4いずれか記載の発明において、上記制御手段は、上記投影手段による複数の色毎の画像の投影条件を制御することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置での投影方法であって、投影画像の複数の色毎の輝度を取得する取得工程と、この取得工程で得た複数色の各輝度に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御工程とを有したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置での投影方法であって、上記光源の複数色の発光素子の発光駆動時間を色毎に管理する管理工程と、この管理工程での管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御工程とを有したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置での投影方法であって、上記光源の複数色の発光素子の温度を色毎に管理する管理工程と、この管理工程での管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御工程とを有したことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、投影画像の複数の色毎の輝度を取得する取得ステップと、この取得ステップで得た複数色の各輝度に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、上記光源の複数色の発光素子の発光駆動時間を色毎に管理する管理ステップと、この管理ステップでの管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、上記光源の複数色の発光素子の温度を色毎に管理する管理ステップと、この管理ステップでの管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、複数色の発光素子から光を時分割で出射するような光源を用いた投影装置で、経時劣化等により光源の発光素子の発光輝度が変化した場合でも、常に正しい色バランスでカラー画像を投影表示させることが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、光源側ではなく、実際に投影された画像から各色の輝度レベルを算出するため、光源側のみならず、外部光や被投影対象の色など装置の設置環境も考慮して常に正しい色バランスでカラー画像を投影させることができる。
請求項3記載の発明によれば、経時劣化により光源の発光素子の発光輝度が変化した場合でも、その状態を的確に把握しておくことで、常に正しい色バランスでカラー画像を投影表示させることが可能となる。
請求項4記載の発明は、温度環境により光源の発光素子の発光輝度が変化した場合でも、その状態を的確に把握することで、常に正しい色バランスでカラー画像を投影表示させることが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、上記請求項1,3及び4いずれか記載の発明の効果に加えて、光源側の発光素子の駆動条件を制御することで、結果として得られる投影画像の輝度制御を行なうので、制御を直接的でより簡易に行なうことができる。
請求項6記載の発明によれば、上記請求項1,3及び4いずれか記載の発明の効果に加えて、画像投影時の階調値あるいは色毎の投影時間等の制御により結果として得られる投影画像の色毎の輝度制御を行なうので、より正確な調整が可能となる。
請求項7記載の発明によれば、複数色の発光素子から光を時分割で出射するような光源を用いた投影装置で、経時劣化等により光源の発光素子の発光輝度が変化した場合でも、常に正しい色バランスでカラー画像を投影表示させることが可能となる。
請求項8記載の発明によれば、経時劣化により光源の発光素子の発光輝度が変化した場合でも、その状態を的確に把握しておくことで、常に正しい色バランスでカラー画像を投影表示させることが可能となる。
請求項9記載の発明によれば、温度環境により光源の発光素子の発光輝度が変化した場合でも、その状態を的確に把握することで、常に正しい色バランスでカラー画像を投影表示させることが可能となる。
請求項10記載の発明によれば、複数色の発光素子から光を時分割で出射するような光源を用いた投影装置で、経時劣化等により光源の発光素子の発光輝度が変化した場合でも、常に正しい色バランスでカラー画像を投影表示させることが可能となる。
請求項11記載の発明によれば、経時劣化により光源の発光素子の発光輝度が変化した場合でも、その状態を的確に把握しておくことで、常に正しい色バランスでカラー画像を投影表示させることが可能となる。
請求項12記載の発明によれば、温度環境により光源の発光素子の発光輝度が変化した場合でも、その状態を的確に把握することで、常に正しい色バランスでカラー画像を投影表示させることが可能となる。
(第1の実施の形態)
以下本発明をプロジェクタ装置に適用した場合の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、同実施の形態に係るプロジェクタ装置10の外観構成を示すもので、主として筐体前面及び上面の構成を示す。同図に示すように、直方体状の本体ケーシング11の前面の一部、向かって右側に投影レンズ12と撮影レンズ13とが埋設される。また、本体ケーシング11の前面、左端側にはIr受光部14が配設される。
投影レンズ12は、後述するマイクロミラー素子等の空間的光変調素子で形成された光像をスクリーン等の対象に投影するためのものであり、ここでは合焦位置及びズーム位置(投影画角)を任意に可変できるものとする。
撮影レンズ13は、上記投影レンズ12により投影表示される画像を撮影するためのものであり、この撮影レンズ13も合焦位置及びズーム位置を可変可能で、特にズーム位置は上記投影レンズ12のズーム位置に連動して制御され、常に投影レンズ12より投影される画像の大きさに対応した撮影範囲となるように制御されるものとする。
Ir受光部14は、図示しないこのプロジェクタ装置10のリモートコントローラからのキー操作信号が重畳された赤外光(Ir)信号を受信する。
また、本体ケーシング11の上面には、キースイッチ部15、及びスピーカ16が配設される。
キースイッチ部15は、装置の電源のオン/オフ、入力切換、自動合焦、自動台形補正等を指示する各種キースイッチよりなる。
スピーカ16は、入力された音声信号及び動作時のビープ音等を拡声放音する。
また、図示はしないが本体ケーシング11の背面には、入出力コネクタ部、上記Ir受光部14と同様のIr受光部、及びACアダプタ接続部が配設される。
入出力コネクタ部は、例えばパーソナルコンピュータ等の外部装置との接続のためのUSB端子、映像入力用のミニD−SUB端子、S端子、及びRCA端子と、音声入力用のステレオミニ端子等からなる。
ACアダプタ接続部は、電源となる図示しないACアダプタからのケーブルを接続する。
次に図2により上記プロジェクタ装置10の電子回路の機能構成について説明する。
図中、入出力コネクタ部21より入力された各種規格の画像信号が、入出力インタフェース(I/F)22、システムバスSBを介して画像変換部23で所定のフォーマットの画像信号に統一された後に、投影エンコーダ24へ送られる。
投影エンコーダ24は、送られてきた画像信号を順次ビデオRAM25上に展開して記憶させた上で、このビデオRAM25から定期的に画像信号を読出して一般的なデータフォーマットにしたがったビデオ信号を生成して投影画像処理部26へ出力する。
投影画像処理部26は、このビデオ信号により適宜フレームレート、例えば60[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動で空間的光変調素子(SOM)である例えばマイクロミラー素子27を表示駆動する。
このマイクロミラー素子27に対して、光源ユニット28内にそれぞれ複数配置されたR,G,Bの各発光ダイオード29R,29G,29Bが色毎に時分割駆動されることで発せられた光をインテグレータ30、ミラー31を介して照射することで、その反射光で光像が形成され、上記投影レンズ12を介してここでは図示しないスクリーンに投影表示される。
上記発光ダイオード29R,29G,29Bは、投影光処理部32により上述した如くその発光色毎に時分割で点灯駆動される。
上記各回路のすべての動作制御を司るのが制御部33である。この制御部33は、CPUと、後述する投影動作、撮影動作の処理を含む該CPUで実行される動作プログラムを記憶した不揮発性メモリ、及びワークメモリ等により構成される。
この制御部33にはまた、システムバスSBを介してプロセス回路34、画像記録部35、及び音声処理部36が接続される。
プロセス回路34は、上記撮影レンズ13の撮影光軸後方にあって撮影レンズ13で結像される光像を光電変換する撮像素子としてのCCD37の出力を受け、このCCD37からのアナログ値の画像信号をデジタル化し、画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を実施することでデジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを生成し、システムバスSBを介して上記画像変換部23に出力する。
画像変換部23は、輝度及び色差信号をADCT、ハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮し、得た画像データを、このプロジェクタ装置10の記録媒体として装着される画像記録部35に書込む。画像記録部35は、例えばフラッシュメモリ等でなり、撮影により得た画像データを記憶する。
音声処理部36は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声データをアナログ化し、上記スピーカ16を駆動して拡声放音し、あるいは必要によりビープ音を発生させる。
なお、上記キースイッチ(SW)部15における各キー操作信号が直接制御部33に入力されると共に、Ir受光部38からの信号も直接入力される。このIr受光部38は、上記Ir受光部14及び本体ケーシング11の背面側に設けられるIr受光部を含み、その赤外光受信信号をコード信号化して制御部33に送出する。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
図3は、電源の投入時に初期設定として自動的に実行される発光ダイオード29R,29G,29Bの発光輝度調整の処理内容を示すもので、その制御は主として制御部33とこの制御部33の下に投影光処理部32とが行なう。
電源投入当初に、まず赤色光を発する複数の発光ダイオード29Rのみを定格電流で点灯駆動させる(ステップA01)。このとき、全画素フル階調となるような画像信号を投影エンコーダ24に与えてマイクロミラー素子27でその画像を表示させることで、全面赤一色の画像が投影レンズ12により投影される。
この投影画像を撮影レンズ13、CCD37により撮像し(ステップA02)、赤一色の画像データを取得して画像記録部35へ記録した後に(ステップA03)、赤色光を発する複数の発光ダイオード29Rの点灯を停止させる(ステップA04)。
同様に、緑色光を発する複数の発光ダイオード29Gのみを定格電流で点灯駆動させ(ステップA05)、全画素フル階調となる画像をマイクロミラー素子27で表示させて、全面緑一色の画像を投影レンズ12により投影させる。
この投影画像を撮影レンズ13、CCD37により撮像し(ステップA06)、緑一色の画像データを取得して画像記録部35へ記録した後に(ステップA07)、緑色光を発する複数の発光ダイオード29Gの点灯を停止させる(ステップA08)。
同じく、青色光を発する複数の発光ダイオード29Bのみを定格電流で点灯駆動させ(ステップA09)、全画素フル階調となる画像をマイクロミラー素子27で表示させて、全面青一色の画像を投影レンズ12により投影させる。
この投影画像を撮影レンズ13、CCD37により撮像し(ステップA10)、青一色の画像データを取得して画像記録部35へ記録した後に(ステップA11)、青色光を発する複数の発光ダイオード29Gの点灯を停止させる(ステップA12)。
こうして赤、緑、青の各画像を画像記録部35へ記録すると、その記録した各画像の平均階調レベルを求めて相互比較し(ステップA13)、その比較結果により赤、緑、青の3色が所定の色バランスの範囲に収まっているか否かを判断する(ステップA14)。
ここで3色の色バランスが所定の範囲内に収まっておらず、色バランスが崩れていると判断した場合には、まず赤色光を発する複数の発光ダイオード29Rの駆動電流を上記比較結果に応じて投影光処理部32により増減調整する(ステップA15)。
具体的には、赤色の画像データの平均階調レベルが他の青色、緑色の同レベルに比して所定の色バランスの関係となる値に達していないと判断した場合には、赤色光を発する全発光ダイオード29Rの駆動電流を投影光処理部32により一定値分だけ増加設定し、反対に所定の色バランスの関係となる値を越えていると判断した場合には、赤色光を発する全発光ダイオード29Rの駆動電流を投影光処理部32により一定値分だけ減少設定する。
同様に、緑色光を発する複数の発光ダイオード29G、青色光を発する複数の発光ダイオード29Bに関してもそれらの駆動電流を上記比較結果に応じて増減調整する(ステップA16,A17)。
こうして発光ダイオード29R,29G,29Bの各駆動電流の調整を終えた後に、再び上記ステップA01からの処理に戻り、再度各色の光毎の画像を所得してその階調レベルの比較を行ない、必要に応じて発光ダイオード29R,29G,29B毎にその駆動電流の調整を行なう、という処理を実行する。
しかるに、発光ダイオード29R,29G,29Bが正しい色バランスで発光し、赤、緑、青3色の各撮影画像の階調レベルが所定の範囲内に収まるとステップA14でこれを判断し、光源を構成する発光ダイオード29R,29G,29Bが正しい色バランスで点灯駆動するよう調整済みである旨を、例えば
「色バランス調整が終わりました
投影動作に入ることができます」
のような文字列によるガイドメッセージの画像により一定時間、例えば5[秒]間だけ投影表示させ(ステップA18)、以上でこの図3の処理を終了する。
その後、入出力コネクタ部21に接続される図示しない外部機器から入力される画像を投影する通常の投影動作に移行する。
このように、光源ユニット28としてR,G,Bの3色それぞれ複数の発光ダイオード29R,29G,29Bが配列され、それら3色の光を時分割で出射するような光源を用いるようなプロジェクタ装置にあって、経年変化などにより発光ダイオードの輝度に変化を生じた場合であっても、確実にこれを認識して常にカラー画像を正しい色バランスで投影表示することが可能となる。
この場合、光源側の発光ダイオード29R,29G,29Bでの駆動条件、具体的には駆動電流を調整することで、結果として得られる投影画像の輝度制御を行なうので、制御がより簡易となる。
加えて、本実施の形態では、光源ユニット28側での色バランスではなく、実際に投影された画像を撮影して各色の輝度レベルを算出するようにしているため、光源側のみならず、外部光などプロジェクタ装置の設置環境も考慮して常に正しい色バランスでカラー画像を投影することができる。
さらに本実施の形態では、光源ユニット28にR,G,B3色の発光ダイオード29R,29G,29Bを配列するものとし、それらを時分割で点灯駆動することで各色毎の発光を時分割で得るものとしたので、カラーフィルタ等の中間的な光学部材を廃し、発光ダイオードの発光輝度を効率的に投影光に活かすことができる。
なお、上記実施の形態では、発光ダイオード29R,29G,29Bの駆動電流を増減調整することで各色毎の発光輝度を調整するものとして説明したが、本発明はこれに限らず、マイクロミラー素子27で表示する画像の階調を制御することでこれに対応させるものとしてもよい。
以下、上記図3に代わって図4によりそのような本実施の形態の動作の変形例を説明する。
図4は、電源の投入時に初期設定として自動的に実行される、マイクロミラー素子27での表示階調調整の処理内容を示すもので、その制御は主として制御部33とこの制御部33の下に投影画像処理部26とが行なう。
電源投入当初に、まず赤色光を発する複数の発光ダイオード29Rのみを定格電流で点灯駆動させる(ステップB01)。このとき、全画素フル階調となるような画像信号を投影エンコーダ24に与えてマイクロミラー素子27でその画像を表示させることで、全面赤一色の画像が投影レンズ12により投影される。
この投影画像を撮影レンズ13、CCD37により撮像し(ステップB02)、赤一色の画像データを取得して画像記録部35へ記録した後に(ステップB03)、赤色光を発する複数の発光ダイオード29Rの点灯を停止させる(ステップB04)。
同様に、緑色光を発する複数の発光ダイオード29Gのみを定格電流で点灯駆動させ(ステップB05)、全画素フル階調となる画像をマイクロミラー素子27で表示させて、全面緑一色の画像を投影レンズ12により投影させる。
この投影画像を撮影レンズ13、CCD37により撮像し(ステップB06)、緑一色の画像データを取得して画像記録部35へ記録した後に(ステップB07)、緑色光を発する複数の発光ダイオード29Gの点灯を停止させる(ステップB08)。
同じく、青色光を発する複数の発光ダイオード29Bのみを定格電流で点灯駆動させ(ステップB09)、全画素フル階調となる画像をマイクロミラー素子27で表示させて、全面青一色の画像を投影レンズ12により投影させる。
この投影画像を撮影レンズ13、CCD37により撮像し(ステップB10)、青一色の画像データを取得して画像記録部35へ記録した後に(ステップB11)、青色光を発する複数の発光ダイオード29Gの点灯を停止させる(ステップB12)。
こうして赤、緑、青の各画像を画像記録部35へ記録すると、その記録した各画像の平均階調レベルを求めて相互比較し(ステップB13)、その比較結果により赤、緑、青の3色が所定の色バランスの範囲に収まっているか否かを判断する(ステップB14)。
ここで3色の色バランスが所定の範囲内に収まっておらず、色バランスが崩れていると判断した場合には、所定の色バランスに対して階調レベルが低いと判断された色成分が他の色成分の階調レベルに対して釣り合う度合いを算出し、その算出結果によりR,G,Bの時分割で行なう各表示駆動時間を相互に調整するか(オフセット調整)、あるいは表示する画像の階調値を調整するか(ゲイン調整)のデジタル設定を投影画像処理部26にて行なった上で(ステップB15)、再び上記ステップB01からの処理に戻り、再度各色の光毎の画像を所得してその階調レベルの比較を行ない、必要に応じて投影画像処理部26によるマイクロミラー素子27での各色毎に画像の表示階調の調整を行なう、という処理を実行する。
しかるに、マイクロミラー素子27で正しい色バランスの各色画像が表示され、それにより形成される光像が投影レンズ12を介して投影されて、赤、緑、青3色の各撮影画像の階調レベルが所定の範囲内に収まると上記ステップB14でこれを判断し、光像を形成する表示素子が正しい色バランスで表示駆動するよう調整済みである旨を、例えば
「色バランス調整が終わりました
投影動作に入ることができます」
のような文字列によるガイドメッセージの画像により一定時間、例えば5[秒]間だけ投影表示させ(ステップB16)、以上でこの図4の処理を終了する。
その後、入出力コネクタ部21に接続される図示しない外部機器から入力される画像を投影する通常の投影動作に移行する。
このように、上記図3での処理の如く光源側の発光ダイオード29R,29G,29Bの各発光輝度を調整するのではなく、光像を形成するマイクロミラー素子27での各色成分毎の相互の表示画像の時間(オフセット)制御または階調(ゲイン)制御により、結果として得られる投影画像の色成分毎の輝度制御を行なうものとしたので、より精細で正確な調整が可能となる。
なお、光像を形成するマイクロミラー素子27での各色成分毎の相互の表示画像の時間(オフセット)制御または階調(ゲイン)制御は、その一方のみを選択的に行なうのではなく、双方を同時に実行するものとしてもよい。
なお、上記実施の形態では、光源ユニット28が3色R,G,Bの発光ダイオード29R,29G,29Bを有し、これらを時分割発光駆動することでR,G,Bの光を発する光源について説明したが、光源としては他に、白色光を発する複数の発光ダイオードのみを配列し、その発光を回転するカラーホイールを介して適宜色成分のみ時分割で透過させて得るものとして、上記第1の実施の形態の技術を適用するものとしてもよい。
その場合、光源の発光面をすべて当該発光ダイオードで配列してそれらを常時発光させることができるため、カラーホイールを透過させることで減衰する光量を差し引いても、より明るい光源を用いた同様の装置を実現することができる。
(第2の実施の形態)
以下本発明をプロジェクタ装置に適用した場合の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
図5は、本実施の形態に係るプロジェクタ装置10′の外観構成を示すもので、上記図1と比して、撮影レンズ13が存在しない点を除いて基本的に同様であるので、同一部分には同一符号を用いるものとしてその説明を省略する。
同じく、図6はプロジェクタ装置10′の電子回路の機能構成について説明するもので、上記図2と比して、撮影レンズ13とCCD37、プロセス回路34、及び画像記録部35が存在しない点を除いて基本的に同様であるので、その詳細な説明を省略する。
しかるに、制御部33内部のフラッシュメモリには、動作プログラムの一部として図7に示すようなテーブルを固定的に記憶するものとする。すなわち、同図は発光ダイオード29R,29G,29Bそれぞれの積算駆動時間に対応した駆動電流を示すものである。
加えて、制御部33内には、電源投入時間をカウントするタイマがワークメモリ内に設定されると共に、そのタイマの計時値の積算値を電源切断時にも不揮発記憶するレジスタがフラッシュメモリ内に設定されているものとする。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
図8は、電源オン時から電源オフ時に至る間の発光ダイオード29R,29G,29Bの点灯駆動に関する処理内容を示すものである。
キースイッチ部15の電源キーの操作により電源がオンされると、制御部33は内部のワークメモリに設定したタイマによる計時動作を開始する(ステップC01)。
これと共に制御部33は、同内部のフラッシュメモリ内に設定しているレジスタから発光ダイオード29R,29G,29Bそれぞれの積算駆動時間を読取り(ステップC02)、その読取った各積算駆動時間に基づいて上記図7に示したテーブルを参照し、発光ダイオード29R,29G,29Bそれぞれの駆動電流値を読出す(ステップC03)。
そして、この読出したそれぞれの駆動電流値にしたがって発光ダイオード29R,29G,29Bを発光駆動するよう投影光処理部32に設定する(ステップC04)。
以上で電源オンに伴う処理を終えたものとし、通常の投影動作に移行すると共に、今度は電源オフの操作がなされたか否かを繰返し判断することで(ステップC05)、電源オフとなるのを待機する。
しかして、電源キーの操作により電源がオフされると、上記ステップC01で計時を開始したタイマのその時点での計時値を用いて上記レジスタの記憶している発光ダイオード29R,29G,29Bそれぞれの積算駆動時間を更新記憶させ(ステップC06)、以上でこの図8の発光ダイオード29R,29G,29Bの点灯駆動に関する処理を終えると共に、通常の電源オフ処理を実行する。
このように、各発光ダイオード29R,29G,29Bの製品としての経時劣化の度合いを予め把握し、積算駆動時間を管理しておくことで、経時劣化による発光ダイオード29R,29G,29B毎の発光輝度の変化にも確実に対応し、常に正しい色バランスでカラー画像を投影表示させることが可能となる。
なお、上記実施の形態では示さなかったが、発光ダイオード29R,29G,29Bが予め設定されている耐用限界時間(例えば5万時間)を越えた場合には、その発光ダイオード29R,29G,29Bを新しいものと交換するようなガイドメッセージを表示するようにしてもよい。
また、上記ステップC04において、駆動電流の制御ではなく上記第1の実施の形態の変形例で示したようなオフセット調整あるいはゲイン調整のデジタル設定を行なうものとしてもよい。その場合、図7のテーブルは積算駆動時間に応じたR,G,Bのオフセット調整値あるいはゲイン調整値を示すものであればよい。
(第3の実施の形態)
以下本発明をプロジェクタ装置に適用した場合の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、本実施の形態に係るプロジェクタ装置10″の外観構成に関しては、上記図5に示したものと基本的に同様であり、同一部分には同一符号を用いるものとしてその図示と説明を省略する。
同じく、図9は本実施の形態に係るプロジェクタ装置10″の電子回路の機能構成について説明するもので、上記図2と比して、撮影レンズ13とCCD37、プロセス回路34、及び画像記録部35が存在しない点を除いて基本的に同様であるので、同一部分には同一符号を用いるものとしてその詳細な説明を省略する。
しかして、光源ユニット28には、発光ダイオード29R,29G,29Bに対して温度センサ41R,41G,41Bが配置され、それぞれの温度を検出することが可能としており、それらの検出温度は投影光処理部32に入力されてデジタル化され、制御部33へ送られる。
また、投影光処理部32はファンモータ(M)42により冷却ファン43を回転駆動させることでその冷却風により光源ユニット28の発光ダイオード29R,29G,29B全体を一括して冷却する。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
図10は、プロジェクタ装置10″の電源が投入されている状態で通常の投影動作と平行して自動的に実行される、マイクロミラー素子27での表示階調調整の処理内容を示すもので、その制御は主として制御部33とこの制御部33の下に投影画像処理部26とが行なう。
その当初には、制御部33内部のタイマにより一定時間、例えば1[分]が経過するのを待機する(ステップD01)。そして、当該一定時間が経過した時点でこれを判断し、温度センサ41Rにより赤色の発光ダイオード29Rの温度を、温度センサ41Gにより緑色の発光ダイオード29Gの温度を、温度センサ41Bにより青色の発光ダイオード29Bの温度をそれぞれ検出する(ステップD02〜D04)。
こうして得た発光ダイオード29R,29G,29Bそれぞれの温度を基準値と比較した上で(ステップD05)、少なくとも1種類の発光ダイオードの温度が基準値から予め設定されたしきい値以上上昇しているか否かを判断する(ステップD06)。
すなわち、発光ダイオードは、その点灯駆動により高圧水銀ランプなどの放電ランプほどではないものの発熱し、且つ発熱の度合いによって発光輝度が低下する特性を有している。そのため、輝度の低下を生じる可能性のあるほど発光ダイオード29R,29G,29Bが発熱しているか否かを色別に判断するようにしたものである。
このステップD06で基準値からしきい値以上温度が上昇している発光ダイオードがないと判断した場合には、特に問題ないものとして再び上記ステップD01からの処理に戻る。
一方、ステップD06で発光ダイオード29R,29G,29Bのうち少なくとも1種類の温度が基準値から予め設定されたしきい値以上上昇していると判断した場合には、その温度が高いと判断された種類の発光ダイオードの輝度が低下しているものと考えられるので、当該発光ダイオードを他のものより所定値だけ高い輝度で発生させるべく、R,G,Bの時分割で行なう各表示駆動時間を相互に調整するか(オフセット調整)、あるいは表示する画像の階調値を調整するか(ゲイン調整)のデジタル設定を投影画像処理部26にて行ない(ステップD17)、併せて投影光処理部32によりファンモータ42での回転速度を上昇設定して冷却ファン43による光源ユニット28の冷却能力を上げた後に(ステップD08)、再び上記ステップD01からの処理に戻り、再度一定時間毎の各色の発光ダイオード29R,29G,29Bの温度検出を行なう、という処理を実行する。
このように、温度変化により光源の発光ダイオード29R,29G,29Bの発光輝度が変化した場合でも、その状態を的確に把握することで、常に正しい色バランスでカラー画像を投影表示させることが可能となる。
また、上記ステップD07において、デジタル設定に代えて、各色の発光ダイオード29R,29G,29Bの駆動電流を調整してもよい。
なお、上記第1乃至第3の実施の形態は、いずれもプロジェクタ装置10(10′,10″)としてマイクロミラー素子を用いるDLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式のプロジェクタ装置に適用した場合について説明したが、本発明は投影方式を限定するものではなく、その他の方式、例えば光像を形成する表示素子に透過型のモノクロ液晶パネルを用いるフィールドシーケンシャル方式の液晶プロジェクタなどでも同様に実施することが可能である。
その他、本発明は上記実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能であるものとする。
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施の形態に係るプロジェクタ装置の外観構成を示す斜視図。 同実施の形態に係るプロジェクタ装置の機能回路構成を示すブロック図。 同実施の形態に係る電源オン時の光源調整に関する処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係る電源オン時の光源調整に関する他の処理内容を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係るプロジェクタ装置の外観構成を示す斜視図。 同実施の形態に係るプロジェクタ装置の機能回路構成を示すブロック図。 同実施の形態に係る各色発光ダイオードの積算駆動時間に対応した駆動電流の関係を示すテーブル。 同実施の形態に係る電源オン時の光源調整に関する処理内容を示すフローチャート。 本発明の第3の実施の形態に係るプロジェクタ装置の機能回路構成を示すブロック図。 同実施の形態に係る電源オン時の光源調整に関する処理内容を示すフローチャート。
符号の説明
10,10′,10″…プロジェクタ装置、11…本体ケーシング、12…投影レンズ、13…撮影レンズ、14…Ir受光部、15…ビデオRAM、16…スピーカ、21…入出力コネクタ部、22…入出力インタフェース(I/F)、23…画像変換部、24…投影エンコーダ、25…ビデオRAM、26…投影画像処理部、27…マイクロミラー素子(SOM)、28…光源ユニット、29R,29G,29B…発光ダイオード、30…インテグレータ、31…ミラー、32…投影光処理部、33…制御部、34…プロセス回路、35…画像記録部、36…音声処理部、37…CCD、38…Ir受光部、41R,41G,41B…温度センサ、42…ファンモータ(M)、43…冷却ファン。

Claims (12)

  1. 複数色の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源と、
    この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影手段と、
    この投影手段により投影する画像の色毎の輝度を取得する取得手段と、
    この取得手段で得た複数色の各輝度に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  2. 上記取得手段は、
    上記投影手段により投影された画像を撮影する撮影手段と、
    この撮影手段で得た画像から複数色の各輝度レベルを算出する輝度算出手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  3. 複数色の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源と、
    この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影手段と、
    上記光源の複数色の発光素子の発光駆動時間を色毎に管理する管理手段と、
    この管理手段での管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  4. 複数色の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源と、
    この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影手段と、
    上記光源の複数色の発光素子の温度を色毎に管理する管理手段と、
    この管理手段での管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  5. 上記制御手段は、上記光源の複数の発光素子の駆動条件を制御することを特徴とする請求項1,3及び4いずれか記載の投影装置。
  6. 上記制御手段は、上記投影手段による複数の色毎の画像の投影条件を制御することを特徴とする請求項1,3及び4いずれか記載の投影装置。
  7. 複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置での投影方法であって、
    投影画像の複数の色毎の輝度を取得する取得工程と、
    この取得工程で得た複数色の各輝度に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御工程と
    を有したことを特徴とする投影方法。
  8. 複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置での投影方法であって、
    上記光源の複数色の発光素子の発光駆動時間を色毎に管理する管理工程と、
    この管理工程での管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御工程と
    を有したことを特徴とする投影方法。
  9. 複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置での投影方法であって、
    上記光源の複数色の発光素子の温度を色毎に管理する管理工程と、
    この管理工程での管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御工程と
    を有したことを特徴とする投影方法。
  10. 複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、
    投影画像の複数の色毎の輝度を取得する取得ステップと、
    この取得ステップで得た複数色の各輝度に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、
    上記光源の複数色の発光素子の発光駆動時間を色毎に管理する管理ステップと、
    この管理ステップでの管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 複数の発光素子から色毎に時分割で光を出射する光源を備え、この光源からの光を用いて複数の色毎の画像を時分割で形成し投影する投影装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、
    上記光源の複数色の発光素子の温度を色毎に管理する管理ステップと、
    この管理ステップでの管理内容に応じて画像の投影状態を色毎に制御する制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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