JP2007186821A - 板紙の製造方法及び板紙 - Google Patents
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Abstract
(1)pH6.5〜8.5、
(2)アルカリ度50〜400ppm、
(3)電導度50〜250mS/m
のパルプスラリーを用いて、
(4)内添サイズ剤をパルプスラリーに添加しないで
抄紙を行うことを特徴とする板紙の製造方法。
本発明の板紙の製造方法を用いる際に紙力剤を添加することが好ましく、その紙力剤としては、アクリルアミド系重合体類及び/又は澱粉類を添加することがさらに好ましい。
また、ピッチコントロール剤及び/又は歩留り剤を添加することも好ましい。
【効果】本発明の方法により抄紙系でのスケールトラブル及びピッチトラブルを回避することができる。
Description
<1>(1)pH6.5〜8.5
(2)アルカリ度50〜400ppm
(3)電導度50〜250mS/m
のパルプスラリーを用いて、
(4)内添サイズ剤をパルプスラリーに添加しないで
抄紙を行うことを特徴とする板紙の製造方法、
<2>紙力剤を添加することを特徴とする前記<1>の板紙の製造方法、
<3>アクリルアミド系重合体類及び/又は澱粉類を添加することを特徴とする前記<1>又は<2>の板紙の製造方法、
<4>ピッチコントロール剤を添加することを特徴とする前記<1>〜<3>のいずれかの板紙の製造方法、
<5>歩留り剤を添加することを特徴とする前記<1>〜<4>のいずれかの板紙の製造方法、
<6>パルプスラリーの固形分に対してアルミニウム化合物を用いない若しくは1重量%以下用いることを特徴とする前記<1>〜<5>の板紙の製造方法、
<7>表面紙力剤及び/又は表面サイズ剤を用いることを特徴とする前記<1>〜<6>のいずれかの板紙の製造方法、
<8>前記<1>〜<7>の板紙の製造方法を用いて得られる板紙
を提供することにある。
<板紙>
本発明の板紙としては、ライナー原紙、中芯原紙、紙管原紙、石膏ボード原紙、コート白板、ノーコート白板、チップボール等を挙げることができる。この中でも中芯原紙、ライナー原紙が好ましく、特に中芯原紙であることが好ましい。板紙は多層抄きの場合もあるが、この場合、少なくとも一層が該当する場合も本発明では含まれる。
(1)pH6.5〜8.5
(2)アルカリ度50〜400ppm
(3)電導度50〜250mS/m
のパルプスラリーを用いて抄紙を行うことを特徴とする板紙の製造方法であり、これら全てを満たす範囲であると抄紙系でのスケールトラブル及びピッチトラブルを回避することができるが一つでも欠けると、スケールトラブル及びピッチトラブルを回避することが困難になる。また、(4)内添サイズ剤をパルプスラリーに添加しないことで、ピッチやパルプスラリーの発泡を低減することができる。本発明の板紙は一層抄きでもよく二層以上の抄き合わせ紙であってもよいが、少なくとも一層が前記の条件を満たすことが必要である。
パルプスラリーは、パルプ原料を主な原料としてスラリー化したものである。パルプ原料として、クラフトパルプあるいはサルファイトパルプなどの晒あるいは未晒化学パルプ、砕木パルプ、機械パルプあるいはサーモメカニカルパルプなどの晒あるいは未晒高収率パルプ、上白古紙、新聞古紙、雑誌古紙、段ボール古紙あるいは脱墨古紙などの古紙パルプのいずれも使用することができ、古紙パルプを50%以上使用することが好ましい。また、前記パルプ原料としては、前記パルプ原料と、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン等との混合物も使用することができる。さらにパルプスラリーに用いる主要な原料として填料がある。填料としては、炭酸カルシウム、クレー、タルク、チョーク、酸化チタン、ホワイトカーボンなどを挙げることができる。
本発明に用いることのできるパルプスラリーに添加する紙力剤としては、アクリルアミド系重合体類、澱粉類、ポリビニルアルコール類、セルロース類などを挙げることができる。これらの中でも、アクリルアミド系重合体類及び/又は澱粉類を用いることが好ましい。
(メタ)アクリルアミドが、通常100〜45モル%、好ましくは98〜74モル%、
イオン性ビニルモノマーが、通常0〜55モル%、好ましくは2〜26モル%である。
その他共重合可能なモノマーは、上記(メタ)アクリルアミドのモル数の一部を、通常0〜20モル%、好ましくは0.01〜10モル%使用することが好ましい。
ホフマン分解反応によるカチオン変性(メタ)アクリルアミド系重合体としては、ホフマン分解反応によりカチオン変性した(メタ)アクリルアミド系重合体であれば良く、変性前の(メタ)アクリルアミド系重合体としては(メタ)アクリルアミドと共重合可能なノニオン性モノマー、カチオン性モノマー、アニオン性モノマーとの共重合体や、これに架橋性モノマーや連鎖移動剤を併用したものであってもよい。
澱粉類としては、澱粉そのものである生澱粉、澱粉を原料として各種変性を行って得られるカチオン化澱粉、酸化澱粉、両性澱粉などの化学変性澱粉、ならびにこれら澱粉及び前記化学変性澱粉を酵素変性した酵素変性澱粉などを用いることができる。前記澱粉としては各種の植物、例えば馬鈴薯、さつまいも、タピオカ、小麦、米、とうもろこし(コーン)等から得られる澱粉等を挙げることができ、これらの誘導体としては、前記澱粉をアセチル化、リン酸エステル化等の変性又は処理した澱粉等を挙げることができる。これらは、粉体でも溶液状でも用いることができる。
本発明に用いることが好ましいピッチコントロール剤としては有機系ピッチコントロール剤と無機系ピッチコントロール剤が挙げられる。前記有機系ピッチコントロール剤として少なくとも1種以上のカチオン性モノマーを含んで重合することにより得られるカチオン性重合物、アミン−エピハロヒドリン樹脂、ポリエチレンイミン、ポリエチレンイミン変性物、ポリビニルアミン等のカチオン性化合物、ノニオン性分散剤、アニオン性界面活性剤が挙げられる。
歩留り剤としては有機系歩留り剤、無機系歩留り剤を挙げることができる。
本発明においては、サイズ剤をパルプスラリーに添加しない。内添サイズ剤をパルプスラリーに添加しないことで、ピッチやパルプスラリーの発泡を低減することができる。
本発明において紙力剤を添加する場合、添加場所は特に制限されないが、抄紙工程の叩解機出口からインレット入口の間に添加するのが好ましい。また1箇所に限らず複数箇所に分割添加することもできる。
歩留り剤をパルプスラリーに添加する場合、添加場所は特に制限されないが、叩解機出口からインレット出口の間の混合性の良い場所で添加されるのが好ましい。また、一箇所に限らず複数箇所に分割添加してもよく、1種または2種以上の歩留り剤を使用しても良い。
ピッチコントロール剤をパルプスラリーに添加する場合、添加場所は特に制限されないが、叩解機出口からインレット出口の間の混合性の良い場所で添加されるのが好ましい。また、一箇所に限らず複数箇所に分割添加してもよく、1種または2種以上のピッチコントロール剤を使用しても良い。
本発明に用いることができる表面紙力剤としてはアクリルアミド系樹脂類、ポリビニルアルコール類などの合成高分子、澱粉類、セルロース類、キトサン、アルギン酸、カラギーナン等多糖類の天然高分子を挙げることができる。これらの中でもアクリルアミド系樹脂類を用いることが好ましい。
本発明に用いることのできるポリビニルアルコール類としては、カチオン性ポリビニルアルコール、アニオン性ポリビニルアルコール、両性ポリビニルアルコール、ノニオン性ポリビニルアルコールを挙げることができる。
澱粉類としては、澱粉そのものである生澱粉、澱粉を原料として各種変性を行って得られる酸化澱粉、カチオン化澱粉、両性澱粉などの化学変性澱粉、ならびにこれら澱粉及び前記化学変性澱粉を酵素変性した酵素変性澱粉などを用いることができる。前記澱粉としては各種の植物、例えば馬鈴薯、さつまいも、タピオカ、小麦、米、とうもろこし等から得られる澱粉等を挙げることができ、これらの誘導体としては、前記澱粉をアセチル化、リン酸エステル化等の変性又は処理した澱粉等を挙げることができる。これらは、粉体でも溶液状でも用いることができる。
表面サイズ剤としては、公知慣用のアニオン性表面サイズ剤あるいはカチオン性表面サイズ剤を使用することができる。これらは、サイズ効果が必要な場合に使用することにより、内添サイズ剤を使用することによる抄紙系のピッチトラブルを防ぎながらサイズ効果を付与することができる。
実施例1−1A
500ccビーカーの内側に秤量済みの250メッシュのワイヤーを張り、カナディアンスタンダードフリーネス340、灰分9.9%、濃度2.4%の段ボール古紙パルプを400cc加える。スリーワンモーターにて400rpmで攪拌しながら、粘着物のモデルピッチとして宅配便ラベルの粘着シートをテトラハイドロフラン(以下、THFと略する)に浸析し、粘着物成分を溶出させて調製したTHF液をモデルピッチとして汚れ付着テストに使用することとし、THF液を粘着物成分固形分として対パルプ絶乾0.8%(以下、パルプスラリーに添加する場合は同様であり、表示を省略する場合がある)を添加し、40℃で30分攪拌する。攪拌終了後、パルプスラリーのpH(東亜ケーディーディー株式会社製 HM−20Pを用いて測定した。以下、省略する。)を測定し、得られたパルプスラリーの一部を、No.5A濾紙(東洋濾紙株式会社製)にて吸引濾過して得られたろ液にメチルレッドとブロムクレゾールグリーンが混合されているエタノール溶媒の指示薬を加え、その液を緩やかに攪拌しながら、ろ液の色が青色から赤色に変わるまで1/50N硫酸を用いて滴定し、ろ液中にあるアルカリ成分量を炭酸カルシウム換算してアルカリ度(mg CaCO3/l)(以下、この値をppmで表示した)=滴定量(ml)×1000/ろ液(ml)の式によりアルカリ度を求めた。さらに取り外したワイヤーを水で軽く洗浄後、110℃で30分乾燥させ、秤量することによりワイヤーへの汚れ付着量を測定した。これらの測定結果を表1に示す。
実施例1−1Aの汚れ付着テストにおいて、THF液を粘着物成分固形分として対パルプ絶乾0.8%添加した後、表1に記載の薬品をパルプスラリーに添加して40℃で30分攪拌する以外は実施例1−1Aと同様にして汚れ付着量、アルカリ度の値を得た。その結果を表1に示す。
実施例1−1Aの汚れ付着テストにおいて、水酸化ナトリウム水溶液を用いてパルプスラリーのpHを8.0にする以外は実施例1−1Aと同様にして汚れ付着量、アルカリ度の値を得た。その結果を表1に示す。
実施例1−1Aの汚れ付着テストにおいて、硫酸バンドの使用量を0.5%にするとともにパルプスラリーを水酸化ナトリウム水溶液にてpH7.4にする以外は実施例1−1Aと同様にして汚れ付着量、アルカリ度の値を得た。その結果を表1に示す。
実施例1−1Aの汚れ付着テストにおいて、硫酸バンドを使用してパルプスラリーをpH5.7にする以外は実施例1−1Aと同様にして汚れ付着量、アルカリ度の値を得た。その結果を表1に示す。
実施例1−1Aの汚れ付着テストにおいて、硫酸水溶液を使用してパルプスラリーをpH6.0にする以外は実施例1−1Aと同様にして汚れ付着量、アルカリ度の値を得た。その結果を表1に示す。
実施例1−1 Aの汚れ付着テストにおいて、THF液を粘着物成分固形分として対パルプ絶乾0.8%を添加した後、アルケニルコハク酸無水物サイズ剤の汚れに大きな影響を及ぼすと考えられる成分をサイズ剤からTHFで抽出した液を固形分として対パルプ絶乾0.8%添加して、40℃で30分攪拌する以外は実施例1−1 Aと同様にして汚れ付着量、アルカリ度の値を得た。その結果を表1に示す。
白水への薬品の蓄積による電導度の上昇を再現するため、下記の方法でリサイクル実験を行った。
カナディアンスタンダードフリーネス340、灰分9.1%の段ボール古紙パルプを脱水して濃度20%の脱水パルプを作成した。この脱水パルプ25gと工業用水(電導度25mS/m(東亜ケーディーディー株式会社製 CM−14Pを用いて測定した。以下、省略する))500ccを家庭用ミキサーにいれ、硫酸バンド3%を添加後、70Vで30秒間攪拌した。得られたパルプスラリーを60メッシュワイヤーで減圧脱水し白水を得た。
比較例1−1Bにおいて、硫酸バンドを使用しない以外は同様にして行った。その測定の結果を表1に示す。
実施例1−1Bのリサイクル実験において、表1に記載の薬品を使用する以外は同様にして行った。その測定の結果を表1に示す。
実施例1−1Bにおいて、水酸化ナトリウム水溶液を用いてパルプスラリーのpHを8.0にする以外は実施例1−1と同様にして行った。その測定の結果を表1に示す。
実施例1−1Bにおいて、硫酸バンドの使用量を0.5%にするとともにパルプスラリーを水酸化ナトリウム水溶液にてpH7.4にする以外は実施例1−1と同様にして行った。その測定の結果を表1に示す。
比較例1−1Bにおいて、硫酸を用いてpHを6.0に調製する以外は同様にして行った。その測定の結果を表1に示す。
Cato304(糊):日本NSC株式会社製 カチオン化澱粉をクッキングして糊状にして用いた。
Cato3210(糊):日本NSC株式会社製 両性澱粉をクッキングして糊状にして用いた。
DH4160:星光PMC株式会社製 ホフマン変成アクリルアミド系紙力剤
DS4404:星光PMC株式会社製 両性アクリルアミド系紙力剤(アニオン性基とカチオン性基を有し、かつ、カチオン性基がアニオン性基に比べ多いポリアクリルアミド系紙力剤)
AC7314:星光PMC株式会社製 有機系カチオン性ピッチコントロール剤
PC7407:星光PMC株式会社製 無機系(ベントナイト系)ピッチコントロール剤
RD7153:星光PMC株式会社製 有機系カチオン性歩留り剤
ASA:アルケニルコハク酸無水物系サイズ剤のTHF溶液
注:ASAを使用する実験に関しては、THFを使用するため、リサイクル実験は行わなかった。
未さらしクラフトパルプを20と段ボール古紙パルプを80の割合で混合したカナディアンスタンダードフリーネス360、灰分5.9%のパルプを用い、両性アクリルアミド系紙力剤(アニオン性基とカチオン性基を有し、かつ、カチオン性基がアニオン性基に比べ多いポリアクリルアミド系紙力剤)DS4404(星光PMC株式会社製)とホフマン変成アクリルアミド系紙力剤DH4160(星光PMC株式会社製)を各々0.2%添加し、電導度110mS/mの用水で0.8%に稀釈した。このパルプスラリーのpHは7.1、アルカリ度は196ppmであった。さらにこのパルプスラリーを用いてノーブルアンドウッド製シートマシンで坪量70g/m2となるよう手抄きを行い、ドラムドライヤー110℃、90秒の条件で乾燥した。得られた紙を23℃、50RH%の恒温恒湿室中で24時間調湿した後、比破裂強さを測定しその結果を表2に示す。なお、比破裂強さはJIS P 8131に準じて測定した結果である。以下、単に比破裂強さという場合は同様にして求めたものをいう。また、用水の電導度の調節は150mS/mまでは硫酸カルシウムを用い、150mS/m以上の場合はさらに硫酸ナトリウムを用いた。以下、電導度の調節は同様にして行った。
実施例2−1においてパルプに対して硫酸バンドを3%加え、表2に示す用水の電導度に変更する以外は同一条件で抄紙を行った。実施例2−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表2に示す。
実施例2−1においてpHを9.0に調整するように水酸化ナトリウム水溶液を用いたこと及び表2に示すように用水の電導度を変更する以外は同一条件で抄紙を行った。実施例2−1と同様にしてアルカリ度、比破裂強さの測定結果を表2に示す。
実施例2−1において紙力剤の種類及びパルプに対する添加率並びに用水の電導度を表3の実施例2−2〜2−8に示すように変えること以外は同一条件で抄紙を行った。実施例2−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表3に示す。
実施例2−2においてパルプに対して、硫酸バンドを0.5%加え、用水の電導度を表3の実施例2−9に示すように変えること以外は同一条件で抄紙を行った。実施例2−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表3に示す。
実施例2−3においてパルプに対して硫酸バンドを0.5%加え、用水の電導度を表3の実施例2−10に示すように変えること以外は同一条件で抄紙を行った。実施例2−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表3に示す。
実施例2−1においてパルプに対して硫酸バンドを0.5%加え、pHを7.1に調整するように水酸化ナトリウム水溶液を用いたこと以外は同一条件で抄紙を行った。実施例2−1と同様にしてアルカリ度、比破裂強さの測定結果を表3に示す。
DH4160:星光PMC株式会社製 ホフマン変成アクリルアミド系紙力剤
DS4404:星光PMC株式会社製 両性アクリルアミド系紙力剤(アニオン性基とカチオン性基を有し、かつ、カチオン性基がアニオン性基に比べ多いポリアクリルアミド系紙力剤)
DA4119:星光PMC株式会社製 アニオン性アクリルアミド系紙力剤
DS4405:星光PMC株式会社製 両性アクリルアミド系紙力剤(アニオン性基とカチオン性基を有し、かつ、アニオン性基がカチオン性基に比べ多いポリアクリルアミド系紙力剤)
カナディアンスタンダードフリーネス380、灰分10.0%なる段ボール古紙パルプを用い、紙力剤としてクッキングして糊状にしたカチオン化澱粉Cato304(日本NSC株式会社製)を0.6%、ホフマン変成アクリルアミド系紙力剤DH4160(星光PMC株式会社製)を0.1%添加し、電導度170mS/mの用水で0.8%に稀釈した。このパルプスラリーのpHは7.3、アルカリ度は301ppmであった。さらにこのパルプスラリーを用いてノーブルアンドウッド製シートマシンで坪量80g/m2となるよう手抄きを行い、ドラムドライヤー110℃、90秒の条件で乾燥した。得られた紙を23℃、50RH%の恒温恒湿室中で24時間調湿した後、比破裂強さを測定しその結果を表4に示す。
実施例3−1において硫酸バンドを3%加え、表4に示す用水の電導度に変更する以外は同一条件で抄紙を行った。実施例3−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表4に示す。
実施例3−1においてpHを9.0に調整するように水酸化ナトリウム水溶液を用いたこと及び表4に示すように用水の電導度を変更する以外は同一条件で抄紙を行った。実施例3−1と同様にしてアルカリ度、比破裂強さの測定結果を表4に示す。
実施例3−1において紙力剤の種類及び添加率、用水の電導度を表5の実施例3−2〜3−10に示すように変えること以外は同一条件で抄紙を行った。実施例3−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表5に示す。
生澱粉(粉):生コーン澱粉を粉のまま用いた。
Cato304(粉):日本NSC株式会社製 カチオン化澱粉を粉のまま用いた。
Cato304(糊):日本NSC株式会社製 カチオン化澱粉をクッキングして糊状にして用いた。
Cato3210(糊):日本NSC株式会社製 両性澱粉をクッキングして糊状にして用いた。
リン酸澱粉(粉):尿素リン酸コーン澱粉を粉のまま用いた。
DS4404:星光PMC株式会社製 両性アクリルアミド系紙力剤(アニオン性基とカチオン性基を有し、かつ、カチオン性基がアニオン性基に比べ多いポリアクリルアミド系紙力剤)
DS4405:星光PMC株式会社製 両性アクリルアミド系紙力剤(アニオン性基とカチオン性基を有し、かつ、アニオン性基がカチオン性基に比べ多いポリアクリルアミド系紙力剤)
DH4160:星光PMC株式会社製 ホフマン変成アクリルアミド系紙力剤
段ボール古紙パルプを50と雑誌古紙パルプを50の割合で混合したカナディアンスタンダードフリーネス355、灰分14.2%のパルプを用い、硫酸バンド0.5%、紙力剤としてクッキングして糊状にしたカチオン化澱粉Cato304(日本NSC株式会社製)を0.6%、ホフマン変成アクリルアミド系紙力剤DH4160(星光PMC株式会社製)を0.1%添加し、電導度150mS/mの用水で0.8%に稀釈した。このパルプスラリーのpHは7.0、アルカリ度は279ppmであった。さらにこのパルプスラリーを用いてノーブルアンドウッド製シートマシンで坪量80g/m2となるよう手抄きを行い、ドラムドライヤー110℃、90秒の条件で乾燥した。得られた紙を23℃、50RH%の恒温恒湿室中で24時間調湿した後、比破裂強さを測定しその結果を表6に示す。
実施例4−1において硫酸バンドを4%加え、表6に示すように用水の電導度を変更する以外は同一条件で抄紙を行った。実施例4−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表6に示す。
実施例4−1においてpHを9.0に調整するように水酸化ナトリウム水溶液を用いたこと及び表6に示すように用水の電導度を変更する以外は同一条件で抄紙を行った。実施例4−1と同様にしてアルカリ度、比破裂強さの測定結果を表6に示す。
実施例4−1において紙力剤の種類及び添加率、用水の電導度を表7の実施例4−2〜4−10に示すように変えること以外は同一条件で抄紙を行った。実施例4−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表7に示す。
生澱粉(粉):生コーン澱粉を粉のまま用いた。
Cato304(粉):日本NSC株式会社製 カチオン化澱粉を粉のまま用いた。
Cato304(糊):日本NSC株式会社製 カチオン化澱粉をクッキングして糊状にして用いた。
Cato3210(糊):日本NSC株式会社製 両性澱粉をクッキングして糊状にして用いた。
リン酸澱粉(粉):尿素リン酸コーン澱粉を粉のまま用いた。
DS4404:星光PMC株式会社製 両性アクリルアミド系紙力剤(アニオン性基とカチオン性基を有し、かつ、カチオン性基がアニオン性基に比べ多いポリアクリルアミド系紙力剤)
DS4405:星光PMC株式会社製 両性アクリルアミド系紙力剤(アニオン性基とカチオン性基を有し、かつ、アニオン性基がカチオン性基に比べ多いポリアクリルアミド系紙力剤)
DH4160:星光PMC株式会社製 ホフマン変成アクリルアミド系紙力剤
カナディアンスタンダードフリーネス270、灰分10.2%の段ボール古紙パルプを用い、両性アクリルアミド系紙力剤(アニオン性基とカチオン性基を有し、かつ、カチオン性基がアニオン性基に比べ多いポリアクリルアミド系紙力剤)DS4404(星光PMC株式会社製)を0.1%、ホフマン変成アクリルアミド系紙力剤DH4160(星光PMC株式会社製)を0.2%添加し、電導度150mS/mの用水で0.8%に稀釈した。このパルプスラリーのpHは7.2、アルカリ度は303ppmであった。さらにこのパルプスラリーを用いてノーブルアンドウッド製シートマシンで坪量65.0g/m2となるよう手抄きを行い、ドラムドライヤー110℃、90秒の条件で乾燥した。得られた紙を23℃、50RH%の恒温恒湿室中で24時間調湿した後、比破裂強さを測定しその結果を表8に示す。
実施例5−1において硫酸バンドを3%加え、表8に示すように用水の電導度を変更する以外の同一条件で抄紙を行った。実施例5−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表8に示す。
実施例5−1においてpHを9.0に調整するように水酸化ナトリウム水溶液を用いたこと及び表8に示すように用水の電導度を変更する以外は同一条件で抄紙を行った。実施例5−1と同様にしてアルカリ度、比破裂強さの測定結果を表8に示す。
実施例5−1においてピッチコントロール剤と歩留り剤の種類及び添加率を表9の実施例5−2〜5−6に示すように変えること以外同一条件で抄紙を行った。実施例5−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表9に示す。
AC7314:星光PMC株式会社製 有機系カチオン性ピッチコントロール剤
PC7407:星光PMC株式会社製 無機系(ベントナイト系)ピッチコントロール剤
RD7153:星光PMC株式会社製 有機系カチオン性歩留り剤
RD7160:星光PMC株式会社製 無機系(シリカ系)歩留り剤
−:使用しなかった。
カナディアンスタンダードフリーネス300、灰分17.3%の上白古紙パルプを用い、両性アクリルアミド系紙力剤紙力剤(アニオン性基とカチオン性基を有し、かつ、カチオン性基がアニオン性基に比べ多いポリアクリルアミド系紙力剤)DS4404を0.15%、紙力剤DH4160を0.2%添加し、電導度100mS/mの用水で0.8%に稀釈した。このパルプスラリーのpHは7.5、アルカリ度は396ppmであった。さらにこのパルプスラリーを用いてノーブルアンドウッド製シートマシンで坪量70g/m2となるよう手抄きを行い、ドラムドライヤー110℃、90秒の条件で乾燥した。得られた紙を23℃、50RH%の恒温恒湿室中で24時間調湿した後、比破裂強さを測定しその結果を表10に示す。
実施例6−1において上白古紙パルプに対して硫酸バンドを5%加え、表10に示すように用水の電導度を変更する以外は同一条件で抄紙を行った。実施例6−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表10に示す。
実施例6−1においてpHを9.0に調整するように水酸化ナトリウム水溶液を用いたこと及び表10に示すように用水の電導度を変更する以外は同一条件で抄紙を行った。実施例6−1と同様にしてアルカリ度、比破裂強さの測定結果を表10に示す。
実施例6−1においてピッチコントロール剤と歩留り剤の種類及び添加率を表11の実施例6−2〜6−6に示すように変えること以外は同一条件で抄紙を行った。実施例6−1と同様にしてpH、アルカリ度、比破裂強さの測定結果を表11に示す。
AC7314:星光PMC株式会社製 有機系カチオン性ピッチコントロール剤
PC7407:星光PMC株式会社製 無機系(ベントナイト系)ピッチコントロール剤
RD7153:星光PMC株式会社製 有機系カチオン性歩留り剤
RD7160:星光PMC株式会社製 無機系(シリカ系)歩留り剤
−:使用しなかった。
攪拌機、温度計、還流冷却管および窒素導入管を付けた1リットルの四つ口フラスコに、水29.1部、イソプロピルアルコール93.2部、スチレン76.9部(42モル%)、2−エチルヘキシルアクリレート64.8部(20モル%)、80%のアクリル酸水溶液60.2部(38モル%)を加え、窒素気流下で混合攪拌しながら60℃に昇温した。
合成例1と同様の容器に、スチレン137.3部(85モル%)、ジメチルアミノエチルメタクリレート36.6部(15モル%)、ジメチル−2,2−アゾビス(2−メチルプロピオネート)(和光純薬製 V601、アゾ系触媒)4.1部及びトルエン59.5部を仕込み、80℃で3時間保持し、次いでV601を0.5部仕込みさらに同温度で2時間保持した。
次いで水76部を加えエピクロロヒドリン21.5部を加え80℃で1.5時間反応し、水365部を加えて固形分21.2%のカチオン化度が0.9meq/gであるカチオン性表面サイズ剤(S−2)を得た。
攪拌機、温度計、還流冷却管、及び窒素ガス導入管を付した1リットル四つ口フラスコに、水394部、50%アクリルアミド398部(93.4モル%)、イタコン酸23.4部(6.0モル%)、メタリルスルホン酸ナトリウム2.9部(0.6モル%)、尿素45部を仕込んだ。次いで、窒素ガス雰囲気下、50℃に昇温させ、5%過硫酸アンモニウム水溶液6.9部、2%メタ重亜硫酸ナトリウム水溶液3.6部を添加して反応を開始させた後、30分間で85℃まで昇温し、その後80℃を維持しながら2時間反応を行った。得られた生成物に水29部を加え、更に30%水酸化ナトリウム水溶液でpH7.0に調整し、固形分30.1%、粘度4,500mPa・s(25℃、ブルックフィールド回転粘度計使用)のポリアクリルミド系アニオン性表面紙力剤(ST−1)を得た。
合成例1と同様の装置に、水550部、65%ジアリルジメチルアンモニウムクロライド水溶液13.5部(2.0モル%)、50%アクリルアミド水溶液377部(97.6モル%)、75%の2−プロペン−1−アミニウム,N−ヒドロキシエチル−N,N,2−トリメチル,クロライド水溶液2.6部(0.4モル%)を仕込んだ。次いで、窒素ガス雰囲気下、50℃に昇温させ、20%過硫酸アンモニウム水溶液3.1部、2%メタ重亜硫酸ナトリウム水溶液6.5部を添加して反応を開始させた後、30分間で90℃まで昇温し、その後85℃を維持しながら2時間反応を行った。得られた生成物に水47部を加え、更に20%水酸化ナトリウム水溶液でpH7.0に調整し、固形分が20.2%であり、粘度が4,200mPa・s(25℃、ブルックフィールド回転粘度計を使用)であるポリアクリルアミド系カチオン性表面紙力剤(ST−2)を得た。
実施例5−6及び実施例6−6で作成した原紙に、合成例1で得られたアニオン性表面サイズ剤(S−1)を温水で稀釈して、アニオン性表面サイズ剤(S−1)の固形分濃度0.25%、温度が50℃となるように調整した塗工液を、2−ロールサイズプレスを用いて塗工し、ドラムドライヤー(80℃、30秒間)にて乾燥することで、塗工紙を得た。この塗工紙のアニオン性表面サイズ剤(S−1)の固形分塗工量は、0.05g/m2であった。23℃、50RH%の恒温恒湿室中で24時間調湿した後、塗工紙を各種評価試験に供した。なお、実施例5−6で作成した原紙に塗工した紙の評価結果を表12に、実施例6−6で作成した原紙に塗工した紙の評価結果を表13に結果を示した。以下の実施例においても同様にして塗工した後、各種評価試験に供し、実施例5−6で作成した原紙に塗工した紙の評価結果を表12に、実施例6−6で作成した原紙に塗工した紙の評価結果を表13に結果を示した。
実施例7−1のアニオン性表面サイズ剤(S−1)を合成例2で得られたカチオン性表面サイズ剤(S−2)に変えた以外は実施例7−1と同様の方法を用いて塗工、試験を行った。この塗工紙のカチオン性表面サイズ剤(S−2)の固形分塗工量は、0.05g/m2であった。
実施例7−1のアニオン性表面サイズ剤(S−1)を合成例3で得られたアニオン性表面紙力剤(ST−1)とし、アニオン性表面紙力剤(ST−1)の塗工する固形分濃度を1.0%に変えた以外は実施例1と同様の方法を用いて塗工、試験を行った。この塗工紙のアニオン性表面紙力剤(ST−1)の固形分塗工量は、0.2g/m2であった。
実施例7−3のアニオン性表面紙力剤(ST−1)を合成例4で得られたカチオン性表面紙力剤(ST−2)に変えた以外は実施例7−3と同様の方法を用いて塗工、試験を行った。この塗工紙のカチオン性表面紙力剤(ST−2)の固形分塗工量は、0.2g/m2であった。
実施例7−3のアニオン性表面紙力剤(ST−1)をクッキングした酸化澱粉(MS3800:日本食品化工株式会社製)に変えた以外は実施例7−3と同様の方法を用いて塗工、試験を行った。この塗工紙の酸化澱粉の固形分塗工量は、0.2g/m2であった。
実施例7−3のアニオン性表面紙力剤(ST−1)をクッキングしたポリビニルアルコール(PVA117:株式会社クラレ製)に変えた以外は実施例7−3と同様の方法を用いて塗工、試験を行った。この塗工紙のポリビニルアルコールの固形分塗工量は、0.2g/m2であった。
アニオン性表面紙力剤(ST−1)の固形分濃度が1.0%、アニオン性表面サイズ剤(S−1)の固形分濃度が0.25%となるように塗工液を調製した以外は、実施例7−1と同様の方法を用いて塗工、試験を行った。この塗工紙のアニオン性表面紙力剤(ST−1)の固形分塗工量は、0.2g/m2、アニオン性表面サイズ剤(S−1)の固形分塗工量は、0.05g/m2であった。
カチオン性表面紙力剤(ST−2)の固形分濃度が1.0%、カチオン性表面サイズ剤(S−2)の固形分濃度が0.25%となるように塗工液を調製した以外は、実施例7−1と同様の方法を用いて塗工、試験を行った。この塗工紙のカチオン性表面紙力剤(ST−2)の固形分塗工量は、0.2g/m2、カチオン性表面サイズ剤(S−2)の固形分塗工量は、0.05g/m2であった。
クッキングした酸化澱粉(MS3800)の固形分濃度が1.0%、アニオン性表面サイズ剤(S−1)の固形分濃度が0.25%となるように塗工液を調製した以外は、実施例7−1と同様の方法を用いて塗工、試験を行った。この塗工紙の酸化澱粉(MS3800)の固形分塗工量は、0.2g/m2、アニオン性表面サイズ剤(S−1)の固形分塗工量は、0.05g/m2であった。
クッキングしたポリビニルアルコール(PVA117)の固形分濃度が1.0%、アニオン性表面サイズ剤(S−1)の固形分濃度が0.25%となるように塗工液を調製した以外は、実施例7−1と同様の方法を用いて塗工、試験を行った。この塗工紙のポリビニルアルコール(PVA117)の固形分塗工量は、0.2g/m2、アニオン性表面サイズ剤(S−1)の固形分塗工量は、0.05g/m2であった。
コブサイズ度:JIS P 8140に準拠した。
比破裂強さ :JIS P 8131に準拠した。
表面強度 :
ドライ ピック :RI印刷試験機、ニップ幅10mm
インキ:FINE INK.(大日本インキ化学工業株式会社製、IGT印刷適性用)インキのT.V.=20
印刷後の紙むけ状態を肉眼で観察し、5を優とし、1を劣として評価を行った。
S−1:合成例1のアニオン性表面サイズ剤
S−2:合成例2のカチオン性表面サイズ剤
ST−1:合成例3のアニオン性表面紙力剤
ST−2:合成例4のカチオン性表面紙力剤
MS3800:日本食品化工株式会社製 酸化澱粉
PVA117:株式会社クラレ製 ポリビニルアルコール
−:使用しなかった。
S−1:合成例1のアニオン性表面サイズ剤
S−2:合成例2のカチオン性表面サイズ剤
ST−1:合成例3のアニオン性表面紙力剤
ST−2:合成例4のカチオン性表面紙力剤
MS3800:日本食品化工株式会社製 酸化澱粉
PVA117:株式会社クラレ製 ポリビニルアルコール
−:使用しなかった。
Claims (8)
- (1)pH6.5〜8.5
(2)アルカリ度50〜400ppm
(3)電導度50〜250mS/m
のパルプスラリーを用いて、
(4)内添サイズ剤をパルプスラリーに添加しないで
抄紙を行うことを特徴とする板紙の製造方法。 - 紙力剤を添加することを特徴とする請求項1に記載の板紙の製造方法。
- アクリルアミド系重合体類及び/又は澱粉類を添加することを特徴とする請求項1又は2に記載の板紙の製造方法。
- ピッチコントロール剤を添加することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の板紙の製造方法。
- 歩留り剤を添加することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の板紙の製造方法。
- パルプスラリーの固形分に対してアルミニウム化合物を用いない若しくは1重量%以下用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の板紙の製造方法。
- 表面紙力剤及び/又は表面サイズ剤を用いることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の板紙の製造方法。
- 請求項1〜7に記載の板紙の製造方法を用いて得られる板紙。
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