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JP2007167391A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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JP2007167391A
JP2007167391A JP2005369874A JP2005369874A JP2007167391A JP 2007167391 A JP2007167391 A JP 2007167391A JP 2005369874 A JP2005369874 A JP 2005369874A JP 2005369874 A JP2005369874 A JP 2005369874A JP 2007167391 A JP2007167391 A JP 2007167391A
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outer tub
drum
detergent container
type washing
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JP2005369874A
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Shin Takeuchi
慎 竹内
聡司 ▲広▼瀬
Soji Hirose
Kazumasa Danno
一正 團野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Priority to EP06833369A priority patent/EP1967638A1/en
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  • Textile Engineering (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

【課題】脱水時等に外槽が振動すると、洗剤容器を収納した注水口部と外槽とを接続する給水流路に設けた水封トラップも振動して溜まっていた水が排出されてしまい、水封が不十分になって乾燥時に水蒸気漏れが発生する。
【解決手段】筐体に固定された注水口部23に対し水封トラップ50を固定し、水封トラップ50と外槽10とを接続する注水管24にゴム等の弾性体から成る蛇腹状の接続管24aを介挿する。これにより、外槽10が振動してもその振動は接続管24aの伸縮・屈曲により吸収され、水封トラップ50自体が大きく振動することはない。その結果、最終すすぎの給水時に水封トラップ50内に溜まった水により十分な水封を行うことができ、外槽10から注水口部23への水蒸気の流れを阻止して水蒸気漏れを防止できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、水平軸又は傾斜軸を中心に回転するドラムを備えるドラム式洗濯機に関する。
一般にドラム式洗濯機は、略箱形状の筐体内に配設された外槽の内部に、水平軸又は傾斜軸を中心に周面円筒形状のドラムを回転自在に配置した構成を有しており、このドラム内に洗濯物を収容し、外槽内に水を貯留した状態でドラムを回転させることによって洗濯物の洗濯を行う。また、乾燥機能を有するドラム式洗濯機では、洗濯が終了すると、ドラムをゆっくりと回転させながら外槽内に加熱空気を送給することにより、洗濯物の乾燥を行うことができるようになっている。こうしたドラム式洗濯機ではその多くが、衣類をドラム内に出し入れするための衣類投入口が筐体の前面に設けられ、その衣類投入口を開閉するドアが筐体に設けられている。そして、そのドアを開くと外槽の前面に形成された開口とドラムの前端面に設けられた開口とを通して、ドラム内部が覗くように構成されている。
上記構成のようなドラム式洗濯機では、洗剤や柔軟仕上剤などを収容可能な洗剤容器を内部に収納する注水口部が外槽の上部空間に設けられ、外部の水道栓等から供給された水がこの注水口部を経て外槽内に供給されるように給水経路が設けられている。これにより、例えば使用者が予め洗剤容器内の所定位置に粉末洗剤を入れておくと、洗いの給水時に注水口部に導入された水道水が洗剤容器内に案内され、この水により洗剤が押し流されて洗剤を伴った水が外槽内に供給されることで、洗剤が外槽内に自動投入されるようになっている。また、洗剤容器内の別の所定位置に柔軟仕上剤を入れておけば、最終すすぎの給水時に注水口部に導入された水によって柔軟仕上剤が押し流され、外槽内に供給されるようになっている。
上述したように外槽と注水口部とは給水経路で接続されているため、乾燥時に洗濯物から吐き出された水蒸気を多量に含む空気が外槽内に充満すると、こうした水蒸気の一部が上記給水経路を逆流して注水口部に到達し得る。そうした状況では、洗剤容器の収納部の隙間等から水蒸気が機外に漏れ出したり、或いは洗剤容器の壁面に結露した水が洗剤容器を引き出したときに滴下したりするという問題が起こる。
こうした問題を解決するために、従来のドラム式洗濯機では、注水口部と外槽とを接続する給水経路の途中に水封トラップを設け、これにより乾燥運転時に水蒸気が注水口部に到達することを防止している。例えば特許文献1に記載のドラム式洗濯機では、ゴム製の管路をU字状に屈曲させて水封トラップを形成し、給水が停止したときにこのU字状部に水が残るようにしている。ここで、ゴム等の弾性部材から管路を形成するのは、この給水経路の接続先である外槽はドラムの振動に伴って大きく揺動するのに対し、注水口部は固定されており、給水経路は伸縮や屈曲の力を受けるためである。
しかしながら、上記従来の構成では、脱水時にドラムが高速回転され、それに伴って外槽が大きく揺動すると水封トラップ自体も伸縮したり屈曲したりするため、水封トラップ内に貯留されている水が排出されてしまって完全な水封ができなくなるおそれがある。こうした問題に対し、特許文献2に記載のドラム式洗濯機では、脱水行程の終了後であって乾燥運転の開始前に所定時間給水を行い、水封トラップに水が確実に溜まるような制御を実行している。しかしながら、こうした方法では、本来給水を行う必要がないタイミングで以て給水を行わなければならないため制御が複雑になるとともに、脱水により水が抜けた洗濯物に水が掛かる可能性があり、乾燥時間が長くなり消費電力も多くなるという問題が生じる。このため、こうした付加的な給水を行うこと無しに、注水口部と外槽との間の水封を確実に行える構成が要望されている。
また近年、ドラム式洗濯機では節水性が非常に重要視されており、例えば特許文献3に記載のドラム式洗濯機では、乾燥運転の際に使用された冷却水等を回収して貯留しておく貯留槽を外槽の下方空間に配置し、この貯留水を次の洗濯の際の洗いやすすぎに利用できるようにしている。このように一旦使用された水を再使用できる構成とすれば、かなりの節水効果が期待できる。
しかしながら、次の洗い時にこうした水の再使用を可能とするためには、再使用する水によっても洗剤が外槽に投入されるようにする必要があり、注水口部において洗剤容器内に水を案内する通水路の構造が複雑になって注水口部自体のサイズが大きくなってしまうという問題がある。
特開平11−104397号公報 特開平11−114286号公報 特許第2650339号公報
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、第1の目的とするところは、注水口部と外槽とを接続する給水経路に設けた水封トラップによる水蒸気の捕集を確実に行うことができるドラム式洗濯機を提供することにある。
また本発明の第2の目的とするところは、洗濯や乾燥に使用された水を貯留して次の洗濯の際に再使用する構成のドラム式洗濯機において、洗剤を自動投入する機能を有する注水口部のサイズの増大を抑制することができるドラム式洗濯機を提供することにある。
上記第1の目的を達成するために成された第1発明は、筐体と、該筐体内に弾性部材により揺動自在に支持された外槽と、該外槽の内部に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設された周面円筒形状のドラムと、洗剤容器を収納する注水口部を介して前記外槽内に洗いやすすぎのための給水を行う給水手段と、前記外槽内に乾燥のための温風を供給する温風供給手段と、を具備するドラム式洗濯機において、
前記注水口部と前記外槽とを接続する給水流路に水封トラップを設け、該水封トラップを前記外槽の揺動に従動しない部位に固定し、該水封トラップと前記外槽との間の給水流路の少なくとも一部に弾性を持たせたことを特徴としている。
ここで「外槽の揺動に従動しない部位」とは、筐体内において外槽自体又は外槽に対してゴム等の弾性部材を介さずに直接的に固定されている部材などを除外した部位であり、典型的には、筐体自体や筐体に直接的に又は弾性を有さない部材を介して固定された部材が相当する。
第1発明の具体的な一態様として、前記水封トラップは、前記筐体に対して固定されている前記注水口部に固定されている構成とすることができる。
第1発明に係るドラム式洗濯機では、給水時に水封トラップには水が溜まり給水が停止されたときに給水流路は水により封止されるので、乾燥運転時に洗濯物から発生する水蒸気は水封トラップで捕捉されて注水口部にまで到達しない。脱水時にドラムが高速で回転されると、ドラム内に収容されている洗濯物の片寄りによってドラムは振動し、これに伴い外槽も比較的大きく揺動する可能性がある。外槽は弾性部材で支持されているため、外槽の揺動は弾性部材で吸収され、筐体自体の振動は抑制される(即ち、筐体は外槽の揺動に従動しない)。また、水封トラップと外槽との間の給水流路も少なくともその一部が弾性を有しているため、給水流路を伝播する振動はここで吸収される。
したがって、水封トラップは筐体と同様に大きく振動することはなく、水封のために溜まっている水が排出されてしまうことを回避できる。これにより、乾燥運転時に注水口部からの水蒸気の漏れや結露を確実に防止することができる。また、従来のように、水封を確実に行うために不要な給水も行う必要がないので、制御が複雑にならず、脱水した洗濯物を再び濡らしてしまうこともない。
また第1発明に係るドラム式洗濯機の一実施態様として、前記水封トラップは、前記注水口部からの水が流入する流入口と前記外槽に水を送る流出口とを有する貯水室を内部に形成する部材から成り、前記貯水室内空間は上壁面から垂下するリブにより、該リブ下端と下壁面との間に形成される連通路を挟んで前記流入口が設けられた注水口側空間と前記流出口が設けられた外槽側空間とに区画され、前記連通路の開口は前記流入口の開口の面積よりも大きく設定されている構成とするとよい。
ここで、貯水室を内部に形成する部材は例えば容易に変形しない合成樹脂(例えばポリプロピレン樹脂など)成型品とすることができる。水封トラップでは連通路が流入口や流出口よりも低い位置になるため、連通路での水の流れが悪くなりがちであるが、上記構成によれば、給水時に連通路に流れる水の流量は流入口の開口面積により制限されるため、貯水室内での水の流通が良好に行われる。これにより、相対的に低い位置にある連通路付近に粉末洗剤などが残ることを防止することができる。
さらに好ましくは、前記貯水室にあって前記注水口側空間の下壁面は前記リブのある方向に向かって下り傾斜とされているものとするとよい。
この構成によれば、給水時に注水口部から流入口を経て貯水室に流入した水は下り傾斜である下壁面に沿って円滑に流れるため、連通路に洗剤等が残ることをより確実に防止することができる。
また上記構成において、前記水封トラップは、前記下り傾斜である下壁面が前記外槽の外周壁面の円弧に沿うように配置されている構成とするとよい。
これによれば、水封トラップを外槽に近接して配置することができ、省スペース化を図り、筐体の外形サイズをより小さくすることができる。
上記第2の目的を達成するために成された第2発明は、筐体と、該筐体内に配設された外槽と、該外槽の内部に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、使用者が予め洗剤類を収容しておくための洗剤容器を収納し、該洗剤容器内に収容されている洗剤類を前記外槽内に供給される水とともに前記外槽内に供給する洗剤投入機能を有する注水口部と、外部から供給される水道水を前記注水口部に流す給水バルブと、外部から供給される風呂水を吸引して前記注水口部に送る風呂水ポンプと、を具備するドラム式洗濯機において、
前記外槽内から排出された水を貯留可能な貯水槽と、該貯水槽に貯留された水を前記注水口部に送給するための還流水路及び圧送手段と、を備え、
前記注水口部は、前記給水バルブを介して供給される水道水を前記洗剤容器内に案内する第1通水路と、前記風呂水ポンプにより送給される水を前記洗剤容器内に案内する通水路と前記圧送手段により送給される水を前記洗剤容器内に案内する通水路とを兼ねる第2通水路と、を有することを特徴としている。
この第2発明に係るドラム式洗濯機では、風呂水給水時に風呂水ポンプが作動されると、外部から吸引された風呂水が注水口部の第2通水路を経て洗剤容器に流される。したがって、使用者が予め洗剤容器内の所定位置に洗剤を入れておけば、洗剤は風呂水に押し流されて外槽内に投入される。一方、貯留槽に前回の洗濯や乾燥の際に利用された水(以下、「中水」という)が貯留された状態で圧送手段が作動されると、中水が還流水路を経て注水口部に送り込まれ、風呂水給水時と同様に第2通水路を経て洗剤容器に流される。この場合にも、使用者が予め洗剤容器内の所定位置に洗剤を入れておけば、外槽内に洗剤を投入することができる。これにより、水の再使用を可能とした構成においても、注水口部のサイズは殆ど大きくならず、筐体内空間の省スペース化を図ることができる。
また、中水は洗濯や乾燥に一旦使用された水であるため、糸屑等、比較的大きな異物が混入している可能性があり、例えばフィルタ等を通すにしてもそうした異物が完全には除去できない可能性がある。そこで第2発明に係るドラム式洗濯機は、前記注水口部にあって、前記第2通水路から前記洗剤容器内に水を吐き出す吐水口の開口サイズが前記第1通水路から前記洗剤容器内に水を吐き出す吐水口の開口サイズよりも大きく設定されている構成とするとよい。
この構成によれば、還流水路を経て送られてくる水に或る程度の大きさの糸屑等が混入していた場合でも、第2通水路から洗剤容器に水を吐き出す吐水口に糸屑が詰まりにくくなり、給水を円滑に行うことができる。
また、上記のように第2通水路を風呂水給水と中水給水とで共用する場合、風呂水ポンプの吐出口と注水口部との間の給水流路と還流水路とが合流されることになるため、風呂水ポンプが停止した状態で圧送手段が作動されると、中水の一部が風呂水ポンプの吐出口側に逆流するおそれがある。風呂水ポンプは一般に自給式のものが用いられるが、その場合、ポンプ動作の最初に呼び水が必要であるため、水道水を呼び水として風呂水ポンプに供給する呼び水水路が配設される。そのため、風呂水ポンプ内に中水が入ってくると、呼び水水路を逆流した中水が給水バルブの出口側に侵入し、断水時等に水道水が中水で汚染されるおそれがある。
そこで、上記のような中水による汚染を防止するために、第2発明に係るドラム式洗濯機では、前記風呂水ポンプの吐出口と前記注水口部との間の給水流路において、前記還流水路との合流個所と前記吐出口との間に逆止弁を設けた構成とするのが好ましい。この構成によれば、風呂水ポンプ内に中水が逆流することを確実に防止することができるので、上記のような水道水の汚染を生じるおそれがない。
ところで、第2発明に係るドラム式洗濯機では、外槽の下方空間に貯水槽を配置する必要があり、その分、筐体の高さを高くする必要があり、外槽の上部に設けられる注水口部の位置も相対的に高くなる。こうした構成では、前方への引き出し式である洗剤容器の位置も高くなり、洗剤容器内に洗剤を入れにくいという問題が生じる。
そこで、第2発明に係るドラム式洗濯機では、前記洗剤容器は筐体前方に引き出し自在であって、前方へ引き出された状態では前記筐体内に収納された状態よりも前記洗剤容器の前縁部が下がるように前下がり傾斜とされている構成とするとよい。
この構成によれば、使用者が洗剤容器内に洗剤や柔軟仕上剤をを入れるために該洗剤容器を前方に引き出した際に、その上面開口が真上でなく斜め上方を向くので、洗濯機の前方に立っている使用者から洗剤容器内が見易くなり、洗剤や柔軟仕上剤を入れ易く使い勝手が向上する。
さらに上記構成では、前記洗剤容器は、該洗剤容器の両側壁面に形成された凸部又は凹部が前記注水口部側に形成された案内部に沿って摺動することで前方に引き出し自在となっており、前記案内部は全体が略水平であって前縁部のみが前下がり傾斜に形成されているものとすると好ましい。
この構成によれば、筐体(注水口部)内に収納されている洗剤容器を前方に引き出す際に、ほぼ水平方向に引き出していって最大引き出し位置に達する近傍において初めて洗剤容器は前傾する。したがって、洗剤容器を引き出す又は押し入れる際のガタつきは少なく、高級感を出すことができる。
第1発明に係るドラム式洗濯機によれば、脱水時に外槽が大きく揺動しても水封トラップに保持された水が排出されてしまうことがなく、乾燥時に外槽内で発生する水蒸気が注水口部に逆流することを確実に防止することができる。これにより、注水口部からの水蒸気漏れや結露による水の滴下を防止することができる。
また第2発明に係るドラム式洗濯機によれば、洗濯や乾燥に使用した水を貯留しておいてこれを次の洗濯に使用する構成において、洗剤自動投入機能を有する注水口部のサイズが大きくなることを回避することができる。
以下、本発明の一実施例であるドラム式洗濯乾燥機について図面を参照して説明する。図1は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図、図2は本実施例のドラム式洗濯乾燥機において給排水経路が現れる位置での概略側面縦断面図、図3は本実施例のドラム式洗濯乾燥機において乾燥経路が現れる位置での概略側面縦断面図、図4は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の筐体内部の要部の背面斜視図、図5は上面を被覆する上面板等を取り外した状態の背面斜視図である。
本ドラム式洗濯乾燥機の外形を成す筐体1は全体として略箱形状である。筐体1の前面1aは、上部から中央部にかけて緩やかに湾曲しつつやや斜め上方を向く形状になっており、そこに略円形状の衣類投入口1bが形成され、衣類投入口1bは内部を透視可能である横開き式のドア2で開閉されるようになっている。また、前面1aの上部、つまり衣類投入口1bの上には、左右に細長く、各種操作キーや表示器が配置された操作パネル5が設けられ、その左側には前方に引き出し式の洗剤容器6が設置され、右側には同じく引き出し式の乾燥フィルタ容器7が設置されている。
また、筐体1の上面1cには一端が水道栓に接続される給水ホースの他端が接続される給水ホース接続口3が配置され、その右隣には一端が浴槽内の風呂水に浸漬される風呂水ホースの他端が接続される風呂水ホース接続口4が配置されている。給水ホース接続口3は後述する給水バルブ21の入水口を直接上面に露出させることで形成されており、風呂水ホース接続口4は風呂水ポンプ22の入水口を直接上面に露出させることで形成されている。
筐体1の内部には、周面が略円筒形状の外槽10が左右両下側方を支持するダンパ11と上部を牽引する図示しないばねとにより適度に揺動自在に保持されている。即ち、ダンパ11とばねとが弾性部材である。外槽10の前面には筐体1の衣類投入口1bに相対して円形状に開口した外槽前面開口10aが形成され、この外槽前面開口10aの周縁部と衣類投入口1bの周縁部とはゴムなどの弾性体から成る扁平円筒形状のパッキン12によって連結されている。
外槽10の内部には、洗濯物を収容するための周面略円筒形状のドラム13が前後方向に延伸し且つ前上がりに傾斜して設けられた主軸14により軸支されている。ドラム13の前端面には大きく開口したドラム前面開口13aが形成されており、ドア2が開放されると、前方斜め上から外槽前面開口10aとこのドラム前面開口13aとを通して、ドラム13内部が覗き込めるようになっている。ここでは、ドラム13の中心軸線Cつまり主軸14の中心軸線の傾斜角度θは水平線に対して約15°に定められているが、これは一例であり、傾斜角度θは例えば10〜30°程度の適度な角度に設定される。
主軸14の前端はドラム13の後面に強固に固定され、外槽10の後面部に装着された軸受固定部材15の軸受16により回転自在に支承されている。外槽10の後方側に突出した主軸14の端部には、アウタロータ型の直流ブラシレスモータであるモータ17のロータ172が取り付けられ、一方、軸受固定部材15にはモータ17のステータ171が固定されている。永久磁石を含むロータ172は巻線を含むステータ171の外周側を取り囲むように配置されており、これによりモータ17は主軸14の延伸方向に薄型の構造を有している。図示しない制御回路からステータ171に駆動電流が供給されるとロータ172は回転し、主軸14を介してロータ172と同一の回転速度でドラム13が回転駆動される。
筐体1内の上部空間には、給水バルブ21や風呂水給水用の風呂水ポンプ22、注水口部23を含む給水ユニット20が配設されている。この給水バルブ21の上方に指向した入水口が上記給水ホース接続口3であり、風呂水ポンプ22の上方に指向した入水口が上記風呂水ホース接続口4である。洗剤容器6を引き出し自在に内装する注水口部23は給水バルブ21の前方に配置され、給水バルブ21や風呂水ポンプ22を経て注水口部23に供給された水は主として洗剤容器6の内部を通り、注水口部23の底部に接続された注水管24を通して外槽10の後部に設けられた注水口25から外槽10内へと供給される。
上述したように給水が行われて外槽10に貯留した水は通水穴13bを通してドラム13内へと流入する。また、脱水時にドラム13内で洗濯物から吐き出された水は通水穴13bを通して外槽10側へ飛散する。外槽10の底部後方には排水口26が設けられ、排水口26は排水バルブ27の流入口に接続されており、排水バルブ27が開放されると外槽10内に貯留されている水は排水管28を通して機外へと排出される。
一方、排水口26は貯水バルブ41の流入口にも接続されており、排水バルブ27が閉鎖状態で貯水バルブ41が開放されると外槽10内に貯留されている水は排水管28ではなく、筐体1内の底部に設置されている貯水槽40に流れ込む。即ち、これにより洗濯に一度使用された水を廃棄せずに貯水槽40に溜めることができる。貯水槽40と注水口部23とは還流水路43により接続され、その途中には本発明における圧送手段としての中水ポンプ42が設けられている。
このドラム式洗濯乾燥機では、最終すすぎが実行された後、そのすすぎに使用された水が貯水槽40に貯留される。貯水槽40には貯留水(中水)を浄化するための図示しない浄化装置が付設されており、この浄化装置の作用により雑菌が繁殖するのが抑えられる。次の洗濯の際に、中水給水が指定されると中水ポンプ42が作動され、貯水槽40に貯留されている中水が吸引されて還流水路43を通して注水口部23に送られ、水道水や風呂水の代わりに洗剤容器6を経て外槽10内に供給される。これにより、洗濯に使用する水の水量を従来よりも大幅に削減することができる。
さらに、このドラム式洗濯乾燥機は、脱水後の洗濯物を乾燥させる機能も有しており、図4に示すように、外槽10の後面下部に空気排出口31が設けられ、その空気排出口31に接続された通風路32は外槽10の後方、側方及び上方を通って外槽10前面上部に設けられた空気供給口36に接続されている。この通風路32の途中には、前方に引き出し自在である乾燥フィルタ容器7内に収納された乾燥フィルタ(図示しない)、ファンモータ34により回転駆動されるファン33、乾燥用のヒータ35が配設されている。また、通風路32の直立部には図示しない冷却水ホースの端部が接続されている。
而して、乾燥運転時には、ファン33により生起された空気流がヒータ35で加熱された後に空気供給口36から吐き出されてドラム13内に供給される。その加熱空気はドラム13内部を通過する際に洗濯物と熱交換を行って水分を奪い、空気排出口31を通って通風路32に流れ込む。通風路32の直立部には冷却水ホースを介して水が連続的又は間欠的に流下されており、水蒸気を多量に含む加熱空気がこの冷却水に接触すると水蒸気は凝縮して結露する。結露した水は冷却水と共に通風路32の内壁を伝い落ちて外槽10内に流れ、排水口26から排出される。通風路32内で水蒸気が除かれた乾いた空気は乾燥フィルタを通過し、ファン33を経てヒータ35に戻る、というように循環する。乾燥フィルタを通過する際に空気に混入している糸屑、塵埃、花粉などの異物が除去される。
図5に示すように、筐体1を構成する部材として、左右両側面をそれぞれ閉塞する一対の側面板101と、両側面板101の上縁部の間に差し渡すように取り付けられた2本の略コ字形状の継ぎ板部材102、103とを含む。この継ぎ板部材102、103は、筐体1を補強するための部材であり、この継ぎ板部材102、103の上に上面を被覆する上面板が取り付けられる。注水口部23などを含む給水ユニット20や、ファン33、ヒータ35などを含む乾燥ユニットはこの継ぎ板部材102、103及び側面板101の上縁部にねじで固定されている。
次に、本実施例のドラム式洗濯乾燥機の特徴的な構成とその作用について説明する。まず、注水口部23と外槽10とを接続する給水流路としての注水管24の途中に設けられる水封トラップについて説明する。図6は水封トラップの周囲の詳細図であり、左斜め側方から見た状態である。図7はこの水封トラップの縦断面図である。
図4に示すようにこの水封トラップ50は注水管24の途中に設置されているが、より詳しく述べると、水封トラップ50の出口(後述の流出口53)と外槽10の注水口25との間の注水管24にはゴム等の弾性体から成る蛇腹状の接続管24aが介挿され、一方、注水口部23の出口と水封トラップ50の入口(後述の流入口52)との間は弾性を有さないパイプ24bで連結されている。前述したように注水口部23を含む給水ユニット20は筐体1の一部である側面板101や継ぎ板部材103にねじで強固に固定され、パイプ24bも弾性を有さない部材であることから、水封トラップ50は筐体1に対して間接的に固定されている。したがって、外槽10が揺動する際にその揺動は伸縮・屈曲自在である接続管24aで以て吸収され、水封トラップ50は外槽10の揺動には従動しない。
水封トラップ50はその内部に貯水室を形成する合成樹脂製の本体51を有し、本体51は2つの部材51a、51bを熱溶着(又は振動溶着)により貼り合わせたものである。この一方の部材51aの上部に流入口52が形成され、他方の部材51bの上部に流出口53が形成されている。本体51内の貯水室は、上壁から下垂するリブ511により流入口52側の第1空間512と流出口53側の第2空間513とに区画され、両空間512、513はリブ511の下端と本体51の下壁との間に形成される連通路514により連通している。上記構成により、本体51の内部には流入口52と流出口53との間に連通路514を底部とする略U字状の流路が形成され、給水が停止された状態では、連通路514に溜まった状態となる水によって流路は完全に封止される。即ち、水封トラップとして機能する。
ここで、この連通路514の断面積は流入口52の開口面積よりも大きく設定されている。したがって、この本体51に入って来る水の水量は連通路514の断面積でなく流入口52の開口面積で制限される。このため、連通路514を水が通過する際にここでの水勢が弱まりにくい。さらに、連通路514にあって第1空間512側の下壁面515は水の流れの方向に下方傾斜した形状となっている。このため、流入口52から流れ込んできた水はこの傾斜に沿って流れ、連通路514内を勢いよく通過して流出口53まで上昇し得る。これにより、流入してくる水に粉末洗剤が混入していたときにも、水はその粉末洗剤を伴って流出口53まで達し連通路514内に粉末洗剤が残りにくい。
上記構成の水封トラップ50は前述したように注水口部23に対して固定されており、脱水時等に外槽10が大きく揺動しても水封トラップ50の振動は抑えられる。したがって、貯水室内に溜まった水が流出口53から排出されてしまうことを防止でき、それ故に、流路を確実に封止して乾燥運転時に外槽10側から逆流してきた水蒸気が注水口部23側に流れることを阻止することができる。また、水封トラップ50はその本体51の傾斜した下壁面515が外槽10の外周面の円弧に沿うように、外槽10が揺動したときに接触しない程度に近接して設置されている。これにより、水封トラップ50を設けるためのスペースを節約できる。
次に、注水口部23の特徴的な構成について説明する。図8は給水ユニット20全体の上面図、図9は給水ユニット20を背面から見たときの一部断面斜視図、図10は注水口部23の背面側の概略縦断面図、図11は洗剤容器6を収納する注水口部23の要部の縦断面図、図12は洗剤容器6を最大限引き出した状態を示す側面図である。
洗剤容器6は、上面全体が開放されたトレイ61の前部に筐体1の形状に合わせて湾曲した形状となっている把手62を設けた形状を有し、全体が合成樹脂の一体成型品である。図示しないが、トレイ61の内部は、粉末洗剤を収納するための粉末洗剤収容部と、液体洗剤を収容するための液体洗剤収容部と、柔軟仕上剤を収納するための柔軟仕上剤収容部との三つに区画されている。
内部に洗剤容器6を引き出し自在に収納する注水口部23は、前面及び上面が開口したケース231とその上面開口を閉塞する蓋部232とを有する。この蓋部232には、外部より注水口部23に供給される水を洗剤容器6のトレイ61内に案内するための複数の通水路が形成されている。即ち、洗い給水時に給水バルブ21により供給される水をトレイ61内の粉末洗剤収容部又は液体洗剤収容部に案内するための第1通水路233、風呂水ポンプ22又は中水ポンプ42により送給される水をトレイ61内の粉末洗剤収容部又は液体洗剤収容部に案内するための第2通水路234、最終すすぎ給水時に給水バルブ21により供給される水をトレイ61内の柔軟仕上剤収容部に案内するための第3通水路235の三つである。
第1通水路233には多数の吐水口233aが形成されており、第1通水路233に導入された水はこの吐水口233aを通して下方に流下してトレイ61内に落ちる。第2通水路234にも吐水口234aが形成されており、第2通水路234に導入された水はこの吐水口234aを通して下方に流下してトレイ61内に落ちる。第3通水路235も同様である。ここで、第2通水路234の吐水口234aは第1通水路233の吐水口233aよりも1個毎の開口面積がかなり大きく形成されている。これは特に後述するように中水ポンプ42により送られて来た中水に糸屑等の異物が混入していた場合でも、吐水口234aを通過し得ずに詰まってしまうことを回避するためである。第1通水路233及び第3通水路235には異物が混入しない水道水が導入されるため、異物が詰まるおそれはないため、1個毎の吐水口233a、235aの開口面積を小さくしている。
なお、風呂水ポンプ22は自給式であるため、作動時にポンプ室に水が充満していないと吸引が開始されない。そこで、水道水を呼び水として与えるために、第1通水路233と風呂水ポンプ22との間に呼び水ホース221が接続されており、風呂水給水の際にも最初に所定時間だけ給水バルブ21を開放して風呂水ポンプ22に水道水を送り、風呂水ポンプ22の吸引動作が開始されるようにしている。
上述したように、第2通水路234は、中水ポンプ42により送給される中水(つまり貯水槽40に貯留されている水)を洗剤容器6内に導入するための通水路と、風呂水ポンプ22により外部から吸引・吐出された風呂水を洗剤容器6内に導入するための通水路とを兼ねている。それにより、中水を再使用する機能を備えていない従来のドラム式洗濯機と比較しても注水口部23の容積はほぼ同じで済み、スペースが増大することがない。
共通の第2通水路234に中水、風呂水のいずれ一方又は両方を供給するために、図9及び図10に示すような構成を採用している。即ち、注水口部23のケース231の後壁には、風呂水ポンプ22の吐出口に接続された風呂水供給管222が接続される第1接続口231aと中水ポンプ42の吐出口に接続された還流水路43が接続される第2接続口231bとが上下に並んで配置されている。そして、その後壁面を挟んでケース231内部には両者が合流する合流室236が設けられ、この合流室236に続くように第2通水路234が形成されている。なお、合流室236の底面には水抜き孔237が穿孔されており、風呂水ポンプ22や中水ポンプ42の停止時に合流室236内に残水が生じないようにしている。
上述のように合流室236を介して風呂水供給管222と還流水路43とは連通しており、さらに風呂水ポンプ22においてその吐出口と呼び水ホース221の流路とはポンプ室を介して連通している。そこで、中水が風呂水ポンプ22に流れ込まないように風呂水供給管222の途中には逆止弁223が設けられている。この逆止弁223は、風呂水ポンプ22が吸引・吐出動作を行って風呂水供給管222を通して風呂水ポンプ22から注水口部23に水が送られるときに開放し、風呂水ポンプ22が作動しない場合には閉鎖する。これにより、例えば給水バルブ21が開放して外部の水道栓と注水口部23の第1通水路233とが連通した状態で、断水等により水道栓側が負圧になった場合でも、飲用に適さない中水が風呂水ポンプ22、給水バルブ21を介して水道栓に逆流することを防止することができる。
さて、本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、外槽10の下方空間に貯水槽40を設置しているため、筐体1の高さは従来の一般的なドラム式洗濯乾燥機よりも100〜200mm程度高くなる。そのため、洗剤容器6を前方に引き出した際のその位置も高くなり、特に背の低い使用者にとっては洗剤容器6のトレイ61内に洗剤や柔軟仕上剤を入れにくい場合がある。そこで、このドラム式洗濯乾燥機では、注水口部23のケース231の両側壁と蓋部232との結合部に形成されている案内溝238が全体としてはほぼ水平な水平部238aであり、前端部近傍でのみ前下がりに傾斜する下傾斜部238bとなるように形成されている。
洗剤容器6のトレイ61の両側壁の上縁端には外方に水平に延出する案内リブ61aが形成されており、この案内リブ61aが案内溝238に沿って前後に摺動することで洗剤容器6は前方に引き出し自在となっている。使用者が洗剤容器6を引き出すとき、案内リブ61aが水平部238aに沿って摺動するため引き出し方向はほぼ水平となるが、最大引き出し位置の近傍まで来ると案内溝238の下傾斜部238bで案内リブ61aが保持されるため、洗剤容器6全体が図12に示すように前下がり傾斜する。これにより、トレイ61の上面開口は真上ではなく若干斜め前方を向き、このドラム式洗濯乾燥機の前方に立った使用者からトレイ61内が覗き易くなる。また、洗剤容器6を引き出す又は押し入れる際には、その途中では洗剤容器6はほぼ水平に移動するのでガタつきが生じにくく、最大引き出し位置に達する直前で前下がり傾斜するので、操作感が良好であって使用者に高級感を与えることができる。
なお、上記実施例は本発明の一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正、追加を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは明らかである。
本発明の一実施例によるドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機において給排水経路が現れる位置での概略側面縦断面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機において乾燥経路が現れる位置での概略側面縦断面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機の筐体内部の要部の背面斜視図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機の上面を被覆する上面板等を取り外した状態の背面斜視図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機における水封トラップの周囲の詳細図。 水封トラップの縦断面図。 給水ユニット全体の上面図。 給水ユニットを背面から見たときの一部断面斜視図。 注水口部の背面側の概略縦断面図。 洗剤容器を収納する注水口部の要部の縦断面図。 洗剤容器を最大限引き出した状態を示す側面図。
符号の説明
1…筐体
2…ドア
3…給水ホース接続口
4…風呂水ホース接続口
6…洗剤容器
61…トレイ
61a…案内リブ
62…把手
7…乾燥フィルタ容器
10…外槽
101…側面板
102、103…継ぎ板部材
10a…外槽前面開口
11…ダンパ
12…パッキン
13…ドラム
13a…ドラム前面開口
14…主軸
17…モータ
1b…衣類投入口
20…給水ユニット
21…給水バルブ
22…風呂水ポンプ
223…呼び水ホース
23…注水口部
231…ケース
232…蓋部
233…第1通水路
233a…吐水口
234…第2通水路
234a…吐水口
235…第3通水路
236…合流室
237…水抜き孔
238…案内溝
238a…水平部
238b…下傾斜部
24…注水管
24a…接続管
24b…パイプ
25…注水口
26…排水口
27…排水バルブ
28…排水管
31…空気排出口
32…通風路
33…ファン
34…ファンモータ
35…ヒータ
36…空気供給口
40…貯水槽
41…貯水バルブ
42…中水ポンプ
43…還流水路
50…水封トラップ
51…本体
511…リブ
512…第1空間
513…第2空間
514…連通路
515…下壁面
52…流入口
53…流出口

Claims (10)

  1. 筐体と、該筐体内に弾性部材により揺動自在に支持された外槽と、該外槽の内部に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設された周面円筒形状のドラムと、洗剤容器を収納する注水口部を介して前記外槽内に洗いやすすぎのための給水を行う給水手段と、前記外槽内に乾燥のための温風を供給する温風供給手段と、を具備するドラム式洗濯機において、
    前記注水口部と前記外槽とを接続する給水流路に水封トラップを設け、該水封トラップを前記外槽の揺動に従動しない部位に固定し、該水封トラップと前記外槽との間の給水流路の少なくとも一部に弾性を持たせたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 前記水封トラップは、前記筐体に対して固定されている前記注水口部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記水封トラップは、前記注水口部からの水が流入する流入口と前記外槽に水を送る流出口とを有する貯水室を内部に形成する部材から成り、前記貯水室内空間は上壁面から垂下するリブにより、該リブ下端と下壁面との間に形成される連通路を挟んで前記流入口が設けられた注水口側空間と前記流出口が設けられた外槽側空間とに区画され、前記連通路の開口は前記流入口の開口の面積よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記貯水室にあって前記注水口側空間の下壁面は前記リブのある方向に向かって下り傾斜とされていることを特徴とする請求項3に記載のドラム式洗濯機。
  5. 前記水封トラップは、前記下り傾斜である下壁面が前記外槽の外周壁面の円弧に沿うように配置されていることを特徴とする請求項4に記載のドラム式洗濯機。
  6. 筐体と、該筐体内に配設された外槽と、該外槽の内部に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、使用者が予め洗剤類を収容しておくための洗剤容器を収納し、該洗剤容器内に収容されている洗剤類を前記外槽内に供給される水とともに前記外槽内に供給する洗剤投入機能を有する注水口部と、外部から供給される水道水を前記注水口部に流す給水バルブと、外部から供給される風呂水を吸引して前記注水口部に送る風呂水ポンプと、を具備するドラム式洗濯機において、
    前記外槽内から排出された水を貯留可能な貯水槽と、該貯水槽に貯留された水を前記注水口部に送給するための還流水路及び圧送手段と、を備え、
    前記注水口部は、前記給水バルブを介して供給される水道水を前記洗剤容器内に案内する第1通水路と、前記風呂水ポンプにより送給される水を前記洗剤容器内に案内する通水路と前記圧送手段により送給される水を前記洗剤容器内に案内する通水路とを兼ねる第2通水路と、を有することを特徴とするドラム式洗濯機。
  7. 前記注水口部にあって、前記第2通水路から前記洗剤容器内に水を吐き出す吐水口の開口サイズが前記第1通水路から前記洗剤容器内に水を吐き出す吐水口の開口サイズよりも大きく設定されていることを特徴とする請求項6に記載のドラム式洗濯機。
  8. 前記風呂水ポンプの吐出口と前記注水口部との間の給水流路において、前記還流水路との合流個所と前記吐出口との間に逆止弁を設けたことを特徴とする請求項6に記載のドラム式洗濯機。
  9. 前記洗剤容器は筐体前方に引き出し自在であって、前方へ引き出された状態では前記筐体内に収納された状態よりも前記洗剤容器の前縁部が下がるように前下がり傾斜とされていることを特徴とする請求項6に記載のドラム式洗濯機。
  10. 前記洗剤容器は、該洗剤容器の両側壁面に形成された凸部又は凹部が前記注水口部側に形成された案内部に沿って摺動することで前方に引き出し自在となっており、前記案内部は全体が略水平であって前縁部のみが前下がり傾斜に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のドラム式洗濯機。

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