JPH10231549A - 管内トラップ - Google Patents
管内トラップInfo
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- JPH10231549A JPH10231549A JP4859297A JP4859297A JPH10231549A JP H10231549 A JPH10231549 A JP H10231549A JP 4859297 A JP4859297 A JP 4859297A JP 4859297 A JP4859297 A JP 4859297A JP H10231549 A JPH10231549 A JP H10231549A
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- pipe
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 101100204059 Caenorhabditis elegans trap-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03C—DOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
- E03C1/00—Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
- E03C1/12—Plumbing installations for waste water; Basins or fountains connected thereto; Sinks
- E03C1/28—Odour seals
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/24—Preventing accumulation of dirt or other matter in pipes, e.g. by traps, by strainers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Public Health (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単で、薄型化及び低コスト化を図
る。小さなスペース内でも容易に取付け可能とする。 【解決手段】 配管2内の途中にトラップ部3が設けら
れた管内トラップ1である。トラップ部3は、配管2内
の底面部2bから上方に突出した溜水用の一対の突出片
4,4と、突出片4,4間における天面部2aから下方
に垂下して下端部5aが溜水Wに浸漬される垂下片5と
で構成されている。
る。小さなスペース内でも容易に取付け可能とする。 【解決手段】 配管2内の途中にトラップ部3が設けら
れた管内トラップ1である。トラップ部3は、配管2内
の底面部2bから上方に突出した溜水用の一対の突出片
4,4と、突出片4,4間における天面部2aから下方
に垂下して下端部5aが溜水Wに浸漬される垂下片5と
で構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管内トラップに
関し、詳しくは配管の途中で水や臭気の逆流を防止する
ための技術に関するものである。
関し、詳しくは配管の途中で水や臭気の逆流を防止する
ための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、主に家庭用の浴室、洗面、トイ
レ、キッチン等の排水管には、逆流防止用及び臭気防止
用のトラップ部材が取付けられている。この種のトラッ
プ部材としては、例えば図3(a)〜(c)に示すよう
なP型トラップ1a、S型トラップ1b、U型トラップ
1cがあり、さらに図3(d)(e)に示すようなドラ
ム型トラップ1d、碗型トラップ1eなどがある。図中
のWは溜水である。
レ、キッチン等の排水管には、逆流防止用及び臭気防止
用のトラップ部材が取付けられている。この種のトラッ
プ部材としては、例えば図3(a)〜(c)に示すよう
なP型トラップ1a、S型トラップ1b、U型トラップ
1cがあり、さらに図3(d)(e)に示すようなドラ
ム型トラップ1d、碗型トラップ1eなどがある。図中
のWは溜水である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のトラ
ップ部材1a〜1eでは、構造的に全体が分厚くなって
しまい、例えば床配管の場合には床の段差が大きくなる
と共に、配管作業やメンテナンスに手間がかかるという
問題があった。特にドラム型トラップ1dや碗型トラッ
プ1eにあっては、構造が一層複雑となり、高価になる
という問題もあった。
ップ部材1a〜1eでは、構造的に全体が分厚くなって
しまい、例えば床配管の場合には床の段差が大きくなる
と共に、配管作業やメンテナンスに手間がかかるという
問題があった。特にドラム型トラップ1dや碗型トラッ
プ1eにあっては、構造が一層複雑となり、高価になる
という問題もあった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、構造が簡単で、薄型化及び低コスト化を図ることが
でき、しかも小さなスペース内でも容易に取付け可能な
管内トラップを提供することを課題とし、また配管内に
トラップ部を極めて容易に形成することができる管内ト
ラップを提供することを課題とし、さらにトラップ部の
メンテナンスを楽に行なうことができる管内トラップを
提供することを課題とする。
で、構造が簡単で、薄型化及び低コスト化を図ることが
でき、しかも小さなスペース内でも容易に取付け可能な
管内トラップを提供することを課題とし、また配管内に
トラップ部を極めて容易に形成することができる管内ト
ラップを提供することを課題とし、さらにトラップ部の
メンテナンスを楽に行なうことができる管内トラップを
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る管内トラップは、配管2内の途中にト
ラップ部3が設けられ、該トラップ部3は配管2内の底
面部2bの2箇所から上方に突出した溜水用の一対の突
出片4,4と、突出片4,4間における天面部2aから
下方に垂下して下端部5aが溜水Wに浸漬される垂下片
5とを備えていることを特徴としており、このように構
成することで、一対の突出片4,4と垂下片5とによっ
て封水効果が得られ、水の逆流や臭気の逆流を防止でき
るようになり、またトラップ部3を配管2内に収納した
ことで、小さなスペース内でも取付け可能となり、例え
ば床配管の場合には床の段差を従来よりも著しく小さく
できるようになる。
に、本発明に係る管内トラップは、配管2内の途中にト
ラップ部3が設けられ、該トラップ部3は配管2内の底
面部2bの2箇所から上方に突出した溜水用の一対の突
出片4,4と、突出片4,4間における天面部2aから
下方に垂下して下端部5aが溜水Wに浸漬される垂下片
5とを備えていることを特徴としており、このように構
成することで、一対の突出片4,4と垂下片5とによっ
て封水効果が得られ、水の逆流や臭気の逆流を防止でき
るようになり、またトラップ部3を配管2内に収納した
ことで、小さなスペース内でも取付け可能となり、例え
ば床配管の場合には床の段差を従来よりも著しく小さく
できるようになる。
【0006】また上記トラップ部3は上下方向に偏平状
となった配管2内に設けられ、該配管2の底面部分の2
箇所を下方から押圧変形させて一対の突出片4,4が形
成されると共に、その中央の天面部分の1箇所を上方か
ら押圧変形させて垂下片5が形成されるのが好ましく、
この場合、配管2の3箇所を夫々押圧変形させるだけ
で、配管2内にトラップ部3を容易に形成することがで
きると共に、配管2自体が突出片4及び垂下片5の構成
部材となるので、部品点数の増加を防止でき、しかも配
管2として上下方向に偏平状のものを使用することで、
設置スペースを一層小さくすることが可能となる。
となった配管2内に設けられ、該配管2の底面部分の2
箇所を下方から押圧変形させて一対の突出片4,4が形
成されると共に、その中央の天面部分の1箇所を上方か
ら押圧変形させて垂下片5が形成されるのが好ましく、
この場合、配管2の3箇所を夫々押圧変形させるだけ
で、配管2内にトラップ部3を容易に形成することがで
きると共に、配管2自体が突出片4及び垂下片5の構成
部材となるので、部品点数の増加を防止でき、しかも配
管2として上下方向に偏平状のものを使用することで、
設置スペースを一層小さくすることが可能となる。
【0007】また上記垂下片5の前後における配管2の
天面部分に点検口6を夫々設けるのが好ましく、この場
合、トラップ部3内にゴミ詰まりなどのトラブルが発生
したときには、配管2の外部から点検口6を介して内部
の掃除を容易に行なうことができる。
天面部分に点検口6を夫々設けるのが好ましく、この場
合、トラップ部3内にゴミ詰まりなどのトラブルが発生
したときには、配管2の外部から点検口6を介して内部
の掃除を容易に行なうことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明すると、図1に示すように、管内トラップ1は排水
用の配管2内の途中にトラップ部3が設けられており、
このトラップ部3は、配管2内の底面部2bから上方に
突出した溜水用の一対の突出片4,4と、突出片4,4
間における天面部2aから下方に垂下して下端部5aが
溜水Wに浸漬される垂下片5とで構成されている。各突
出片4の上端部4aは配管2内の略中間高さに位置して
いて、これら突出片4,4間に水が溜められると共に、
垂下片5の下端部5aを突出片4の上端部4aより下方
に突出させて溜水Wに浸漬させることで、封水効果が得
られるようになっている。
説明すると、図1に示すように、管内トラップ1は排水
用の配管2内の途中にトラップ部3が設けられており、
このトラップ部3は、配管2内の底面部2bから上方に
突出した溜水用の一対の突出片4,4と、突出片4,4
間における天面部2aから下方に垂下して下端部5aが
溜水Wに浸漬される垂下片5とで構成されている。各突
出片4の上端部4aは配管2内の略中間高さに位置して
いて、これら突出片4,4間に水が溜められると共に、
垂下片5の下端部5aを突出片4の上端部4aより下方
に突出させて溜水Wに浸漬させることで、封水効果が得
られるようになっている。
【0009】上記配管2は、所定の勾配をもって床下な
どに設置されている。このときの配管2の設置スペース
は、配管2の直径+勾配寸法で求められる。つまり配管
2の寸法をJIS規格の50Aとしたとき、本実施形態
の配管2の最大の高低差は、直径(60mm)+勾配寸
法40mm(1/50で2mとした場合)=(100m
m)となる。一般的に配管2の両端部間の最大の高低差
は200〜300mm必要であることから、本実施形態
の配管2は小さなスペース内に容易に設置可能となって
いる。
どに設置されている。このときの配管2の設置スペース
は、配管2の直径+勾配寸法で求められる。つまり配管
2の寸法をJIS規格の50Aとしたとき、本実施形態
の配管2の最大の高低差は、直径(60mm)+勾配寸
法40mm(1/50で2mとした場合)=(100m
m)となる。一般的に配管2の両端部間の最大の高低差
は200〜300mm必要であることから、本実施形態
の配管2は小さなスペース内に容易に設置可能となって
いる。
【0010】しかして、所定の勾配をもって設置される
配管2内の途中に前側の突出片4、中間側の垂下片5、
後側の突出片4とを有するトラップ部3を設けたことに
よって、図1の矢印Aで示す方向に排出される水は前側
の突出片4を乗り越えて前後の突出片4,4間で溜めら
れ、且つ垂下片5の下端部5aが溜水Wに浸漬されるこ
とによって封水効果が得られ、水の逆流防止や臭気の逆
流防止、さらには害虫の侵入をも防止できるようにな
る。また、トラップ部3を配管2内に収納したことで、
従来のP型トラップやドラム型トラップなどと比較して
薄型化を図ることができ、小さなスペース内でも取付け
可能となる。従って、例えば床配管の場合、配管2の最
大の高低差が従来では200〜300mmであったのに
対して、本実施形態の場合には前記のように100mm
程度と小さくて済むので、床の段差を従来よりも著しく
小さくすることができると共に、配管作業のつもりで管
内トラップ1の取付けを行なうことができるので、取付
け作業を手間をかけずに簡易に行なうことができ、その
うえ従来のドラム型トラップや碗型トラップと比較して
構造が著しく簡略化されるので、安価となり、コスト面
でも極めて有利となる。さらに加えて配管2内にトラッ
プ部3を収納することで、配管2の外観が向上するだけ
でなく、トラップ部3を構成する突出片4、垂下片5が
配管2の補強を兼ねた構造となり、配管2を薄型にして
も配管2の強度向上を図ることができるという利点もあ
る。
配管2内の途中に前側の突出片4、中間側の垂下片5、
後側の突出片4とを有するトラップ部3を設けたことに
よって、図1の矢印Aで示す方向に排出される水は前側
の突出片4を乗り越えて前後の突出片4,4間で溜めら
れ、且つ垂下片5の下端部5aが溜水Wに浸漬されるこ
とによって封水効果が得られ、水の逆流防止や臭気の逆
流防止、さらには害虫の侵入をも防止できるようにな
る。また、トラップ部3を配管2内に収納したことで、
従来のP型トラップやドラム型トラップなどと比較して
薄型化を図ることができ、小さなスペース内でも取付け
可能となる。従って、例えば床配管の場合、配管2の最
大の高低差が従来では200〜300mmであったのに
対して、本実施形態の場合には前記のように100mm
程度と小さくて済むので、床の段差を従来よりも著しく
小さくすることができると共に、配管作業のつもりで管
内トラップ1の取付けを行なうことができるので、取付
け作業を手間をかけずに簡易に行なうことができ、その
うえ従来のドラム型トラップや碗型トラップと比較して
構造が著しく簡略化されるので、安価となり、コスト面
でも極めて有利となる。さらに加えて配管2内にトラッ
プ部3を収納することで、配管2の外観が向上するだけ
でなく、トラップ部3を構成する突出片4、垂下片5が
配管2の補強を兼ねた構造となり、配管2を薄型にして
も配管2の強度向上を図ることができるという利点もあ
る。
【0011】図2は他の実施形態を示している。この実
施形態では、トラップ部3は上下方向に偏平状となった
配管2内に設けられており、配管の2箇所を下方から押
圧変形させることによって断面逆V字状の溜水用の一対
の突出片4,4が形成されており、その中央の1箇所を
上方から押圧変形させることによって断面V字状の垂下
片5が形成されていると共に、垂下片5の下端部5aが
溜水Wに浸漬されて封水効果が得られるようになってい
る。さらに上記垂下片5の前後における配管2の天面部
分には上方に開口した点検口6が夫々設けられており、
各点検口6には開閉蓋8が夫々取付けられている。尚、
図中の7は配管2の流入口及び流出口に夫々接続される
円形状の排水管である。
施形態では、トラップ部3は上下方向に偏平状となった
配管2内に設けられており、配管の2箇所を下方から押
圧変形させることによって断面逆V字状の溜水用の一対
の突出片4,4が形成されており、その中央の1箇所を
上方から押圧変形させることによって断面V字状の垂下
片5が形成されていると共に、垂下片5の下端部5aが
溜水Wに浸漬されて封水効果が得られるようになってい
る。さらに上記垂下片5の前後における配管2の天面部
分には上方に開口した点検口6が夫々設けられており、
各点検口6には開閉蓋8が夫々取付けられている。尚、
図中の7は配管2の流入口及び流出口に夫々接続される
円形状の排水管である。
【0012】しかして、偏平状の配管2の3箇所を上方
又は下方から押圧変形させるだけでトラップ部3を容易
に形成することができ、しかも配管2自体が突出片4,
4及び垂下片5の構成部材となるので、部品点数の増加
を防止でき、一層のコストダウンを図ることができると
共に、管内トラップ1の生産性を大幅に向上させること
ができる。また、配管3として上下方向に偏平状のもの
を使用することで、設置スペースを一層小さくすること
ができるので、床の段差を小さくするのに一層有効とな
る。また配管2は横方向には幅広となっているので、配
管2内に溜められる溜水量を十分に確保でき、図1の実
施形態と同様なトラップ効果、及び所定の勾配で設置さ
れる配管2の高低差を従来よりも著しく小さくできると
いう効果が夫々得られると同時に、トラップ部3内にゴ
ミ詰まりなどのトラブルが発生したときでも、垂下片5
の前後に設けた点検口6を開放することによって、配管
2の外部から点検口6を介して内部の掃除を容易に行な
うことができる。またこのとき、配管2は横方向に幅広
に形成されているので、配管2の天面部分も横方向に幅
広となり、点検口6の面積を大きくとることができるの
で、点検口6からのトラップ部3の掃除がし易くなり、
従って、配管2内にトラップ部3を収納した構造であり
ながら、配管2の外部からトラップ部3のメンテナンス
を楽に行なうことができるという利点もある。尚、この
点検口6は図1の実施形態において配管2における垂下
片5の前後の天面部分に設けるようにしてもよいもので
ある。
又は下方から押圧変形させるだけでトラップ部3を容易
に形成することができ、しかも配管2自体が突出片4,
4及び垂下片5の構成部材となるので、部品点数の増加
を防止でき、一層のコストダウンを図ることができると
共に、管内トラップ1の生産性を大幅に向上させること
ができる。また、配管3として上下方向に偏平状のもの
を使用することで、設置スペースを一層小さくすること
ができるので、床の段差を小さくするのに一層有効とな
る。また配管2は横方向には幅広となっているので、配
管2内に溜められる溜水量を十分に確保でき、図1の実
施形態と同様なトラップ効果、及び所定の勾配で設置さ
れる配管2の高低差を従来よりも著しく小さくできると
いう効果が夫々得られると同時に、トラップ部3内にゴ
ミ詰まりなどのトラブルが発生したときでも、垂下片5
の前後に設けた点検口6を開放することによって、配管
2の外部から点検口6を介して内部の掃除を容易に行な
うことができる。またこのとき、配管2は横方向に幅広
に形成されているので、配管2の天面部分も横方向に幅
広となり、点検口6の面積を大きくとることができるの
で、点検口6からのトラップ部3の掃除がし易くなり、
従って、配管2内にトラップ部3を収納した構造であり
ながら、配管2の外部からトラップ部3のメンテナンス
を楽に行なうことができるという利点もある。尚、この
点検口6は図1の実施形態において配管2における垂下
片5の前後の天面部分に設けるようにしてもよいもので
ある。
【0013】尚、トラップ部3が設けられる配管2の外
径、勾配寸法、形状等は上記実施形態の数値、形状等に
限定されるものではない。また本発明に係る管内トラッ
プ1は、家庭用の浴室、洗面、トイレ、キッチン等の排
水管だけでなく、それ以外のトラップ機能を必要とする
排水設備に広く適用可能である。
径、勾配寸法、形状等は上記実施形態の数値、形状等に
限定されるものではない。また本発明に係る管内トラッ
プ1は、家庭用の浴室、洗面、トイレ、キッチン等の排
水管だけでなく、それ以外のトラップ機能を必要とする
排水設備に広く適用可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、配管内の途中にトラップ部が設けら
れ、該トラップ部は配管内の底面部の2箇所から上方に
突出した溜水用の一対の突出片と、突出片間における天
面部から下方に垂下して下端部が溜水に浸漬される垂下
片とを備えているから、各突出片と垂下片によって封水
効果が得られ、水の逆流や臭気の逆流を防止できるよう
になると共に、トラップ部を配管内に収納したことで、
従来のP型トラップやドラム型トラップなどと比較して
薄型化を図ることができ、従って、小さなスペース内で
も容易に取付け可能となり、例えば床配管の場合には床
の段差を従来よりも著しく小さくできると共に、配管作
業のつもりで管内トラップの取付けを行なうことができ
るので、取付け作業を手間をかけずに簡易に行なうこと
ができ、そのうえ従来のドラム型トラップや碗型トラッ
プと比較して構造が著しく簡略化されるので、安価とな
り、コスト面でも極めて有利となる。
項1記載の発明は、配管内の途中にトラップ部が設けら
れ、該トラップ部は配管内の底面部の2箇所から上方に
突出した溜水用の一対の突出片と、突出片間における天
面部から下方に垂下して下端部が溜水に浸漬される垂下
片とを備えているから、各突出片と垂下片によって封水
効果が得られ、水の逆流や臭気の逆流を防止できるよう
になると共に、トラップ部を配管内に収納したことで、
従来のP型トラップやドラム型トラップなどと比較して
薄型化を図ることができ、従って、小さなスペース内で
も容易に取付け可能となり、例えば床配管の場合には床
の段差を従来よりも著しく小さくできると共に、配管作
業のつもりで管内トラップの取付けを行なうことができ
るので、取付け作業を手間をかけずに簡易に行なうこと
ができ、そのうえ従来のドラム型トラップや碗型トラッ
プと比較して構造が著しく簡略化されるので、安価とな
り、コスト面でも極めて有利となる。
【0015】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
のトラップ部が上下方向に偏平状となった配管内に設け
られ、該配管の底面部分の2箇所を下方から押圧変形さ
せて一対の突出片が形成されると共に、その中央の天面
部分の1箇所を上方から押圧変形させて垂下片が形成さ
れて成るから、請求項1記載の効果に加えて、配管を下
方及び上方から夫々押圧変形させるだけで、配管内にト
ラップ部を容易に形成でき、しかも配管自体が突出片及
び垂下片の構成部材となるので、部品点数が少なくて済
み、管内トラップの生産性が大幅に向上すると共に、一
層のコストダウンを図ることができる。また配管として
上下方向に偏平状のものを使用することで、設置スペー
スをより一層小さくすることが可能となる。
のトラップ部が上下方向に偏平状となった配管内に設け
られ、該配管の底面部分の2箇所を下方から押圧変形さ
せて一対の突出片が形成されると共に、その中央の天面
部分の1箇所を上方から押圧変形させて垂下片が形成さ
れて成るから、請求項1記載の効果に加えて、配管を下
方及び上方から夫々押圧変形させるだけで、配管内にト
ラップ部を容易に形成でき、しかも配管自体が突出片及
び垂下片の構成部材となるので、部品点数が少なくて済
み、管内トラップの生産性が大幅に向上すると共に、一
層のコストダウンを図ることができる。また配管として
上下方向に偏平状のものを使用することで、設置スペー
スをより一層小さくすることが可能となる。
【0016】また請求項3記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の垂下片の前後における配管の天面部分に
点検口を夫々設けたから、請求項1又は請求項2記載の
効果に加えて、トラップ部内にゴミ詰まりなどのトラブ
ルが発生したときには、配管の外部から点検口を介して
内部の掃除を行なうことができ、従って、配管内にトラ
ップ部を収納した構造でありながら、トラップ部のメン
テナンスを楽に行なうことが可能となる。
請求項2記載の垂下片の前後における配管の天面部分に
点検口を夫々設けたから、請求項1又は請求項2記載の
効果に加えて、トラップ部内にゴミ詰まりなどのトラブ
ルが発生したときには、配管の外部から点検口を介して
内部の掃除を行なうことができ、従って、配管内にトラ
ップ部を収納した構造でありながら、トラップ部のメン
テナンスを楽に行なうことが可能となる。
【図1】本発明の実施形態の一例を示す断面図である。
【図2】(a)は他の実施形態の断面図、(b)は斜視
図である。
図である。
【図3】(a)〜(e)は従来のトラップ部材を説明す
る断面図である。
る断面図である。
1 管内トラップ 2 配管 2a 天面部 2b 底面部 3 トラップ部 4 突出片 5 垂下片 6 点検口
Claims (3)
- 【請求項1】 配管内の途中にトラップ部が設けられ、
該トラップ部は配管内の底面部の2箇所から上方に突出
した溜水用の一対の突出片と、突出片間における天面部
から下方に垂下して下端部が溜水に浸漬される垂下片と
を備えていることを特徴とする管内トラップ。 - 【請求項2】 トラップ部は上下方向に偏平状となった
配管内に設けられ、該配管の底面部分の2箇所を下方か
ら押圧変形させて一対の突出片が形成されると共に、そ
の中央の天面部分の1箇所を上方から押圧変形させて垂
下片が形成されて成ることを特徴とする請求項1記載の
管内トラップ。 - 【請求項3】 垂下片の前後における配管の天面部分に
点検口を夫々設けたことを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の管内トラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4859297A JPH10231549A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 管内トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4859297A JPH10231549A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 管内トラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10231549A true JPH10231549A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12807686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4859297A Pending JPH10231549A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 管内トラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10231549A (ja) |
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-
1997
- 1997-02-18 JP JP4859297A patent/JPH10231549A/ja active Pending
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