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JP2007131197A - エアバッグ装置 - Google Patents

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JP2007131197A
JP2007131197A JP2005326998A JP2005326998A JP2007131197A JP 2007131197 A JP2007131197 A JP 2007131197A JP 2005326998 A JP2005326998 A JP 2005326998A JP 2005326998 A JP2005326998 A JP 2005326998A JP 2007131197 A JP2007131197 A JP 2007131197A
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Japan
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airbag
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vehicle
attachment
airbag main
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JP2005326998A
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English (en)
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Mikio Katajima
幹雄 片嶋
Makoto Sekizuka
誠 関塚
Masaki Hattori
正樹 服部
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】 エアバッグ装置を小型化する。
【解決手段】 エアバッグ本体18を構成する上側プレート30と下側プレート32との結合部18Aと、シートクッションフレーム26の一部を構成する金属パイプ26A、26Bとを連結しているエアバッグ取付ブラケット40が、車幅方向から見てZ字状に折り曲げられている。また、エアバッグ本体18が車両上方へ向かって膨張展開する際に、折り畳まれたエアバッグ取付ブラケット40のエアバッグ本体膨張拡大部40Cがエアバッグ本体18の膨張展開方向へ変形して伸長し、エアバッグ取付ブラケット40がエアバッグ本体18の膨張展開を妨げないようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車等の車両に搭載され、車両の衝突時に乗員を保護するためのエアバッグ装置に関する。
従来から、車両の衝突時に乗員を保護するためのエアバッグ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、座席の着座部分の前方に配置した金属製エアバッグを極めて短い時間内に膨張展開することで、車両衝突時に、膨張展開した金属製エアバッグによって乗員を持ち上げ、乗員の車両前方への移動を抑制している。
特開2004−106834号公報
しかしながら、特許文献1のエアバッグ装置では、金属製エアバッグを構成する第1金属シートの中央部に形成された中間固定領域が、ボルトを用いたネジ締結具により円形プレートに取付けられている。この結果、金属エアバッグが膨張展開する際に、円形プレートによって第1金属シートの中間固定領域は変形できず、金属製エアバッグの膨張が妨げられる。このため、金属エアバッグの膨張時高さを確保するためには、金属製エアバッグ全体を大きくする必要があり、エアバッグ装置が大型化する。
本発明は上記事実を考慮し、小型化が可能なエアバッグ装置を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明は、膨張展開方向の中間部において折り畳まれたエアバッグ本体と、前記エアバッグ本体の中間部に一方の端部が固定され、車体取付け用端部とされた他方の端部との中間部に前記エアバッグ本体の中間部の膨張展開によって変形して伸長するエアバッグ本体膨張拡大部が形成されたエアバッグ取付部材と、を有することを特徴とする。
膨張展開方向の中間部において折り畳まれたエアバッグ本体が膨張展開する際に、エアバッグ本体の中間部が膨張展開すると、エアバッグ取付部材におけるエアバッグ本体の中間部に固定された一方の端部と車体取付け用端部とされた他方の端部との中間部に形成されたエアバッグ本体膨張拡大部が変形して伸長する。この結果、エアバッグ取付部材によってエアバッグ本体の膨張が妨げられない。このため、エアバッグ本体を大きくすること無く、エアバッグ本体の膨張時高さを確保できる。
請求項2記載の本発明は、折り畳まれた状態で取付部に配置され、膨張展開時に一部が前記取付部を押圧するエアバッグ本体と、前記取付部に固定された取付部固定部と前記エアバッグ本体に固定されたエアバッグ固定部とを備え、前記取付部固定部と前記エアバッグ本体固定部との中間部に前記エアバッグ本体が膨張展開時に前記取付部を押圧することで変形して伸長するエアバッグ本体膨張拡大部が形成されたエアバッグ取付部材と、を有することを特徴とする。
折り畳まれた状態で取付部に配置されているエアバッグ本体が膨張展開する際に、エアバッグ本体の一部が取付部を押圧すると、エアバッグ取付部材における取付部固定部とエアバッグ固定部との中間部に形成されたエアバッグ本体膨張拡大部が変形して伸長する。この結果、エアバッグ取付部材によってエアバッグ本体の膨張が妨げられない。このため、エアバッグ本体を大きくすること無く、エアバッグ本体の膨張時高さを確保できる。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のエアバッグ装置において、前記エアバッグ本体は複数の金属プレートが互いに結合して構成されており、各金属プレートの結合部に前記エアバッグ取付部材のエアバッグ本体固定部が固定されていることを特徴とする。
エアバッグ本体が複数の金属プレートが互いに結合して構成されているため、エアバッグ本体を高温高圧の膨張展開用ガスで作動させることができる。また、各金属プレートの結合部にエアバッグ取付部材のエアバッグ本体固定部が固定されているため、エアバッグ本体にエアバッグ取付部材を容易に固定できる。
請求項4記載の本発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のエアバッグ装置において、前記エアバッグ取付部材は帯状とされており、前記エアバッグ本体が折り畳み状態にある場合には、長手方向に沿った所定の位置で折り畳まれていることを特徴とする。
エアバッグ本体が折り畳み状態にある場合には、帯状とされたエアバッグ取付部材が長手方向に沿った所定の位置で折り畳まれているため、エアバッグ取付部材を小さくできる。
請求項1記載の本発明は、エアバッグ装置の小型化が可能になる。
請求項2記載の本発明は、エアバッグ装置の小型化が可能になる。
請求項3記載の本発明は、エアバッグ本体を短時間に膨張展開させることができると共にエアバッグ本体にエアバッグ取付部材を容易に固定できる。
請求項4記載の本発明は、エアバッグ本体の折り畳み状態においてエアバッグ取付部材の小型化が可能になる。
本発明におけるエアバッグ装置の第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車両上方方向を示し、図中矢印FRは車両前方方向を示し、図中矢印INは車幅内側方向を示している。
図5に示される如く、本実施形態における自動車の乗員着座用シート10は、乗用車の車両左側の後席であって、周知のリクライニング機構を備えている。このため、シート10のシートバック12は、シートクッション14に対して車両後方へ大きく倒すことができるようになっている。
シートクッション14の乗員着座部14Aの車両前方下部には、エアバッグ装置16が配置されており、エアバッグ装置16はエアバッグ本体18とインフレータ20を備えている。また、エアバッグ本体18は、シートクッション14の外周部を構成する表皮22及びクッション材24と、シートクッション14の骨格を構成する取付部としてのシートクッションフレーム26との間に配置されている。
図3に示される如く、エアバッグ本体18は車両上下方向から見た形状(平面形状)が長方形状となっており、エアバッグ本体18は長手方向を車幅方向に沿って配置されている。また、エアバッグ本体18は、膨張展開方向(車体上下方向)の中間部において車両上下方向に折り畳まれており、車両上下方向の高さH1(図1参照)が、膨張展開時の車両上下方向の高さH2(図1参照)に比べて小さくなっている。
図2に示される如く、エアバッグ本体18はエアバッグ本体18の車両上側部を構成する上側プレート30と、エアバッグ本体18の車両下側部を構成する下側プレート32とで構成されている。また、上側プレート30と下側プレート32とは、鋼鉄等の金属板材で構成されており、展開膨張用ガスに対して不透過性となっている。
図1に示される如く、上側プレート30の周縁部30Aと下側プレート32の周縁部32Aとは溶接等によって結合されており、エアバッグ本体18の結合部18Aとなっている。なお、エアバッグ本体18の結合部18Aは展開膨張用ガスが漏れないように密閉されている。また、図1に実線で示すように、エアバッグ本体18の前後左右の側壁部18Bは、結合部18Aがエアバッグ本体18の内部18C側に凸となるように二つ折りされている。なお、エアバッグ本体18における結合部18Aの車両上下方向高さH3は、膨張展開したエアバッグ本体18における車両上下方向高さH2の略1/2の部位に形成されている。
図3に示される如く、エアバッグ本体18における結合部18Aの車両後側部18Dの車幅方向両端部近傍には、エアバッグ取付部材としてのエアバッグ取付ブラケット40がそれぞれ取付けられており、これらのエアバッグ取付ブラケット40によって、エアバッグ本体18はシート10のシートクッションフレーム26の一部を構成する車両後方側の金属パイプ26Aに固定されている。また、エアバッグ取付ブラケット40は帯状の金属板材で構成されている。
なお、エアバッグ本体18における結合部18Aの車両前側部18Eの車幅方向両端部近傍にも、エアバッグ取付ブラケット40がそれぞれ取付けられており、これらのエアバッグ取付ブラケット40によって、エアバッグ本体18は、シート10のシートクッションフレーム26の一部を構成する車両前方側の金属パイプ26Bに固定されている。
図1に示される如く、エアバッグ取付ブラケット40は車幅方向から見てZ字状に折り曲げられている。エアバッグ取付ブラケット40は、その長手方向の一端となる下端部が車体取付け用端部としての取付部固定部40Aとなっており、取付部固定部40Aは金属パイプ26Aの上部に溶接等によって固定されている。一方、エアバッグ取付ブラケット40は、その長手方向の他端と成る上端部がエアバッグ固定部40Bとなっており、その先端部近傍には、取付孔46が形成されている。
また、取付部固定部40Aとエアバッグ固定部40Bとの中間部はエアバッグ本体膨張拡大部40Cとなっている。なお、ブラケット40のエアバッグ本体膨張拡大部40Cとは、エアバッグ本体18が膨張展開する際にエアバッグ本体18の膨張展開方向へ変形して伸長する部位である。
エアバッグ取付ブラケット40のエアバッグ固定部40Bの上面には、エアバッグ本体18の結合部18Aが載置されており、エアバッグ本体18の結合部18Aにも取付孔48が形成されている。エアバッグ本体18の結合部18Aの取付孔48とエアバッグ取付ブラケット40のエアバッグ固定部40Bの取付孔46には、締結手段としてのボルト50が車両上方側から貫通しており、ボルト50は、エアバッグ取付ブラケット40のエアバッグ固定部40Bの下面側に配置された締結手段としてのナット52に螺合している。
従って、エアバッグ本体18の結合部18Aの車両後側部18Dがエアバッグ取付ブラケット40を介してシートクッションフレーム26の車両後方側の金属パイプ26Aに固定されており、エアバッグ本体18の結合部18Aの車両前側部18Eがエアバッグ取付ブラケット40を介してシートクッションフレーム26の車両前方側の金属パイプ26Bに固定されている。
図1に示される如く、エアバッグ本体18の下壁部18Fは、シートクッションフレーム26の一部を構成する金属製パネル26Cの上面に当接している。
図2に示される如く、インフレータ20はエアバッグ本体18の下方側に配置されており、金属製パネル26Cに形成された凹部27内に配置されている。なお、インフレータ20は車両衝突時等に作動し、インフレータ20からエアバッグ本体18内に展開膨張用ガスが送り込まれるようになっている。また、インフレータ20からエアバッグ本体18内に展開膨張用ガスが送り込まれると、エアバッグ本体18が車両上方(図2の矢印A方向)へ向かって膨張展開するようになっている。この際、エアバッグ本体18の下壁部18Fが金属製パネル26Cを車両下方(図2の矢印B方向)へ押圧するため、エアバッグ本体18の押圧力によってエアバッグ取付ブラケット40のエアバッグ本体膨張拡大部40Cが、エアバッグ本体18の膨張展開方向となる略車両上方(図2の矢印C方向)へ変形して伸長し(立ち上がり)、図2に実線で示すように、エアバッグ本体18の結合部18Aも略車両上方(図2の矢印C方向)へ移動するようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、車両衝突時等に、インフレータ20が作動し、インフレータ20からの膨張展開用ガスが、折り畳まれた状態でシートクッションフレーム26の金属製パネル26C上に配置されているエアバッグ本体18内に送り込まれることでエアバッグ本体18が車両上方(図2の矢印A方向)へ向かって膨張展開する。
この時、エアバッグ本体18の下壁部18Fが金属製パネル26Cを車両下方(図2の矢印B方向)へ押圧するため、このエアバッグ本体18の押圧力によって、エアバッグ取付ブラケット40のエアバッグ本体膨張拡大部40Cがエアバッグ本体18の膨張展開方向(図2の矢印C方向)へ変形して伸長し(立ち上がり)、図2に実線で示すように、エアバッグ本体18の結合部18Aも略車両上方(図2の矢印C方向)へ移動する。このため、エアバッグ取付ブラケット40がエアバッグ本体18の膨張展開を妨げない。
この結果、本実施形態では、図1に示される如く、折り畳まれた状態のエアバッグ本体18における車両上下方向の高さH1に対して、膨張展開状態での車両上下方向の高さH2を大きくできる。このため、エアバッグ本体18を大きくすること無く、エアバッグ本体18の膨張時高さH2を確保でき、エアバッグ装置10の小型化が可能になる。
また、本実施形態では、エアバッグ本体18が膨張展開することによって、シート10のシートクッション14における乗員着座部14Aの車両前方の部位が上方へ膨らみ、シート着座乗員の脚部を持ち上げる。このため、車両衝突時等にシート10に着座した乗員の車両前方への移動を抑制できる。特に、シートバック12が車両後方へ大きく倒されている状態(リクライニング状態)において、乗員の車両前方への移動を効果的に抑制できる。
また、本実施形態では、エアバッグ本体18が2枚の金属製の上側プレート30と下側プレート32とが互いに結合して構成されている。この結果、エアバッグ本体18を高温高圧の膨張展開用ガスで作動させることができる。このため、エアバッグ本体18を短時間に膨張展開させることができる。また、上側プレート30と下側プレート32との結合部であるエアバッグ本体18の結合部18Aにエアバッグ取付ブラケット40のエアバッグ本体固定部40Bが固定されている。このため、エアバッグ本体18にエアバッグ取付ブラケット40を容易に固定できる。
また、本実施形態では、エアバッグ本体18が折り畳み状態(格納状態)にある場合には、エアバッグ取付ブラケット40が長手方向に沿った所定の位置で折り畳まれている。このため、エアバッグ本体18の折り畳み状態においてエアバッグ取付ブラケット40を小さくでき、エアバッグ装置16を更に小型化できる。
更に、本実施形態では、膨張展開したエアバッグ本体18の車両上下方向高さH2の略1/2の部位に結合部18Aを形成したため、結合部18Aに固定したエアバッグ取付ブラケット40によって、膨張展開したエアバッグ本体18の上下方向略中央を車両前後方向から支持できる。この結果、膨張展開したエアバッグ本体18が車両前後方向へ傾くのをエアバッグ取付ブラケット40の軸力で防止できる。このため、エアバッグ本体18の展開形状及びエアバッグ本体18の展開位置を安定させることができる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、インフレータ20からの展開膨張用ガスでエアバッグ本体18を膨張展開させる構成としたが、これに代えて、点火装置により高温高圧ガスを発生させ、この高温高圧ガスによってエアバッグ本体18内に配置した火薬を燃焼させることでエアバッグ本体18を膨張展開させる構成としても良い。
また、上記実施形態では、エアバッグ装置16のインフレータ20をエアバッグ本体18の下方側に配置したが、インフレータ20の取付け位置は、エアバッグ本体18の側方等の他の部位でも良い。
また、上記実施形態では、エアバッグ本体18の膨張展開形状を扁平な矩形箱状としたが、エアバッグ本体18の膨張展開形状は円柱状等の他の形状としても良く、エアバッグ本体18の折り畳み形状も上記実施形態の形状に限定されない。
また、上記実施形態では、エアバッグ本体18を金属板材で構成したが、エアバッグ本体18は膨張展開用ガスに対して不透過性とされた布、樹脂等の金属板以外の他の材料で構成しても良い。
また、上記実施形態では、エアバッグ本体18を金属板材からなる上側プレート30と下側プレート32とを互いに結合して構成したが、エアバッグ本体18は、袋状とされた一部材で構成しても良く、3枚以上の金属プレートで構成しても良い。
また、上記実施形態では、膨張展開したエアバッグ本体18における車両上下方向高さH2の略1/2の部位に結合部18Aを形成し、この結合部18Aにエアバッグ取付ブラケット40を固定したが、エアバッグ本体18における結合部18Aの車両上下方向の位置は、膨張展開したエアバッグ本体18の下端部を除く部位であれば、膨張展開したエアバッグ本体18の上端部等の他の部位でも良い。
また、上記実施形態では、エアバッグ本体18における結合部18Aの車両後側部18Dと車両前側部18Eとに、エアバッグ取付部材としてのエアバッグ取付ブラケット40をそれぞれ取付けたが、エアバッグ取付ブラケット40は、結合部18Aの車両後側部18Dのみや車幅方向両側等の結合部18Aにおける他の部位に取付けても良い。
また、上記実施形態では、上側プレート30と下側プレート32との結合であるエアバッグ本体18の結合部18Aにエアバッグ取付ブラケット40のエアバッグ本体固定部40Bを固定したが、エアバッグ本体18における結合部18A以外の部位にエアバッグ取付ブラケット40のエアバッグ本体固定部40Bを固定しても良い。
また、上記実施形態では、エアバッグ取付部材としてのエアバッグ取付ブラケット40を帯状としたが、エアバッグ取付部材は取付部固定部とエアバッグ本体固定部との中間部に、エアバッグ本体18が取付部としてのシートクッションフレーム26における金属製パネル26Cを押圧することで変形して伸長するエアバッグ本体膨張拡大部が形成された部材であれば、紐状、棒状等の他の形状であっても良い。また、エアバッグ取付ブラケット40の折り畳み形状も上記実施形態の車幅方向から見てZ字状に限定されず、エアバッグ本体18が膨張展開する際に変形して伸長する構成であれば蛇腹形状等の他の形状であっても良い。
また、上記実施形態では、エアバッグ本体18を取付部としてのシートクッションフレーム26に配置したが、取付部はエアバッグ本体18が膨張展開時に押圧する部位を有する部材であればシートクッションフレーム26以外の他の部位であっても良い。
また、上記実施形態では、本発明のエアバッグ装置を車両左側の後席のシートクッションに適用したが、本発明のエアバッグ装置は、運転席、助手席等の他のシートにも適用可能である。
また、本発明のエアバッグ装置はシートクッション以外に、サイドドアにおける車室側下部等の車体又は車体へ取付けた部品に配置されるエアバッグ装置にも適用可能である。
図3の1−1線に沿った拡大断面図である。 図3の2−2線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置を示す車両斜め前方外側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置の展開状態を示す車両斜め前方外側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置が適用されたシートを示す一部を断面とした車両斜め前方外側から見た斜視図である。
符号の説明
10 シート
14 シートクッション
14A シートクッションの乗員着座部
16 エアバッグ装置
18 エアバッグ本体
18A エアバッグ本体の結合部
18F エアバッグ本体の下壁部
20 インフレータ
26 シートクッションフレーム(取付部)
26A シートクッションフレームの金属パイプ
26B シートクッションフレームの金属パイプ
26C シートクッションフレームの金属製パネル
30 エアバッグ本体の上側プレート
32 エアバッグ本体の下側プレート
40 エアバッグ取付ブラケット(エアバッグ取付部材)
40A エアバッグ取付ブラケットの取付部固定部(車体取付け用端部)
40B エアバッグ取付ブラケットのエアバッグ本体固定部
40C エアバッグ取付ブラケットのエアバッグ本体膨張拡大部
50 ボルト
52 ナット

Claims (4)

  1. 膨張展開方向の中間部において折り畳まれたエアバッグ本体と、
    前記エアバッグ本体の中間部に一方の端部が固定され、車体取付け用端部とされた他方の端部との中間部に前記エアバッグ本体の中間部の膨張展開によって変形して伸長するエアバッグ本体膨張拡大部が形成されたエアバッグ取付部材と、
    を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 折り畳まれた状態で取付部に配置され、膨張展開時に一部が前記取付部を押圧するエアバッグ本体と、
    前記取付部に固定された取付部固定部と前記エアバッグ本体に固定されたエアバッグ固定部とを備え、前記取付部固定部と前記エアバッグ本体固定部との中間部に前記エアバッグ本体が膨張展開時に前記取付部を押圧することで変形して伸長するエアバッグ本体膨張拡大部が形成されたエアバッグ取付部材と、
    を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグ本体は複数の金属プレートが互いに結合して構成されており、各金属プレートの結合部に前記エアバッグ取付部材のエアバッグ本体固定部が固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグ取付部材は帯状とされており、前記エアバッグ本体が折り畳み状態にある場合には、長手方向に沿った所定の位置で折り畳まれていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のエアバッグ装置。
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