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JP2007108488A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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JP2007108488A
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Hiroshi Watabe
宏 渡部
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】駆動回路部の取付けを信頼性が高く、簡単に行えるプラズマディスプレイ装置を実現することを目的とするものである。
【解決手段】少なくとも電極を有する一対の基板を対向配置して放電空間を形成したプラズマディスプレイパネルと、プラズマディスプレイパネルの背面側に配置したシャーシ部材34と、シャーシ部材34に固定された保持板47に配置した駆動回路部とを備え、保持板47とシャーシ部材34とが、保持板47とシャーシ部材34のいずれか一方に設けたボス部60と保持板47とシャーシ部材34のいずれか一方に設けた開口部64、65とによって保持板47の同一平面において機械的に結合されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、大画面で、薄型、軽量のディスプレイ装置として知られているプラズマディスプレイ装置に関するものである。
プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと呼ぶ)は、高精細化、大画面化の実現が可能であることから、65インチクラスのテレビなどが製品化されている。近年、PDPは従来のNTSC方式に比べて走査線数が2倍以上のフルスペックのハイビジョンへの適用が進んでいる。
PDPは、基本的には、前面板と背面板とで構成されている。前面板は、フロート法による硼硅酸ナトリウム系ガラスのガラス基板と、その一方の主面上に形成されたストライプ状の透明電極とバス電極とで構成される表示電極と、この表示電極を覆ってコンデンサとしての働きをする誘電体層と、この誘電体層上に形成された酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層とで構成されている。一方、背面板は、ガラス基板と、その一方の主面上に形成されたストライプ状のアドレス電極と、アドレス電極を覆う下地誘電体層と、下地誘電体層上に形成された隔壁と、各隔壁間に形成された赤色、緑色および青色それぞれに発光する蛍光体層とで構成されている。
前面板と背面板とはその電極形成面側を対向させて気密封着され、隔壁によって仕切られた放電空間にNe−Xeの放電ガスが400Torr〜600Torrの圧力で封入されている。PDPは、表示電極に映像信号電圧を選択的に印加することによって放電させ、その放電によって発生した紫外線が各色蛍光体層を励起して赤色、緑色、青色の発光をさせてカラー画像表示を実現している。
図10はプラズマディスプレイ装置の構成を示すブロック図であり、プラズマディスプレイ装置は、PDP100と、複数のブロックより構成されるアドレスドライバ回路110、スキャンドライバ回路120、サステインドライバ回路130、放電制御タイミング発生回路140、電源回路150、160、A/Dコンバータ(アナログ・デジタル変換器)170、走査数変換部180、およびサブフィールド変換部190などの駆動回路部を備えている。さらに、これらのPDP100や駆動回路部がシャーシ部材を介して結合され、プラズマディスプレイ装置を構成している。
このような構成のプラズマディスプレイ装置において、PDPのアドレス電極に表示データを供給するアドレスドライバ回路110は、ドライバICが搭載されたドライバ回路部と、ドライバ回路部とPDP100および駆動回路部とを接続配線するフレキシブル配線基板とにより構成されている。さらに、ドライバ回路部は保持板に接着固定され、この保持板をシャーシ部材に結合することによりプラズマディスプレイ装置に固定されている。
一方、これらの保持板をシャーシ部材に固定する際に、高さの異なるボス部を設けて高さの低いボス部と保持板とを螺合結合させ、高さの高いボス部に保持板を押し付けて保持板の弾性力を利用して固定する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−258473号公報
このような構成のプラズマディスプレイ装置においては、PDPの画素数に応じて複数個のアドレスドライバ回路ブロックなどが必要となり、特にフルスペックのハイビジョン対応のプラズマディスプレイ装置ではそれらのブロック数が倍増する。このようなアドレスドライバ回路ブロックなどを搭載した保持板を、高さの異なるボス部によって固定する方法では、ボス部の高さバラツキや、螺合させる際の締付け力のバラツキによって結合力がブロック毎に異なり、輸送環境によってはシャーシ部材から保持板の締結が緩み、保持板が振動し、または脱落するなどの課題を生じる。また、保持板を強制的に撓ませているために保持板に搭載したドライバ回路部に変形力を与えてドライバICの性能を損ねるとともに、プラズマディスプレイ装置の薄型化を損ねるといった課題を生じる。
本発明はこのような課題に鑑みなされたもので、アドレスドライバ回路ブロックなどの駆動回路部の取付けを信頼性が高く、簡単に行えるプラズマディスプレイ装置を実現することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明のプラズマディスプレイ装置は、少なくとも電極を有する一対の基板を対向配置して放電空間を形成したPDPと、PDPの背面側に配置したシャーシ部材と、シャーシ部材に固定された保持板に配置した駆動回路部とを備え、保持板とシャーシ部材とが、保持板とシャーシ部材のいずれか一方に設けたボス部ともう一方に設けた開口部とによって保持板の同一平面において機械的に結合されている。
このような構成によれば、駆動回路部が配置された保持板を安定的に、プラズマディスプレイ装置全体の厚みを大きくすることなく、シャーシ部材に固定することができる。
さらに、シャーシ部材に少なくとも2個のボス部と保持板にボス部の位置に対応する少なくとも2個の開口部とを設け、ボス部の少なくとも一つの頂部に保持板が嵌りこむ溝部を設けるとともに少なくとも一つの開口部を介してボス部と保持板とを螺合することが望ましい。
このような構成によれば、保持板の一端部とボス部とを一本のみのビスなどで螺合し、保持板の他端部の開口部の一部を溝部に嵌めこむことによって、部品点数が少ない状態で簡単に高精度な固定が可能となる。
さらに、シャーシ部材には頂部にすり割りピンを有する少なくとも2個のボス部を設けるとともに、保持板にはボス部の位置に対応する少なくとも2個の開口部を設け、開口部をすり割りピンに圧入してボス部と保持板とを固定してもよい。
このような構成によれば、保持板の開口部とボス部とを位置あわせし、保持板に荷重を印加するだけで保持板とボス部との固定が可能となる。
以上のように本発明によれば、ハイビジョン対応のプラズマディスプレイ装置など、アドレスドライバ回路ブロックなどが増加した場合でも、駆動回路部を簡単、確実にシャーシ部材に取付けることができ、低コストで信頼性の高いプラズマディスプレイ装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置について、アドレスドライバ回路ブロックを例にとって図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の全体構成を示す斜視図であり、図2は駆動回路部の構成を示す平面図である。図1に示すように、一対の基板によって構成されたPDP30が前面枠31と金属製のバックカバー32とからなる筐体に収容されている。前面枠31の開口部には光学フィルターとPDP30の保護を兼ねたガラスなどからなる前面カバー33が配置されている。また、前面カバー33には電磁波の不要輻射を抑制するために、例えば銀蒸着などが施されている。さらに、バックカバー32には、PDP30などで発生した熱を外部に放出するための複数の通気孔32aが設けられている。
PDP30は、アルミニウムなどからなるシャーシ部材34の前面側と熱伝導シート35を介して接着されて保持され、シャーシ部材34の背面側には、PDP30を表示駆動させるための複数の駆動回路部36が取付けられている。熱伝導シート35はPDP30で発生した熱をシャーシ部材34に効率よく伝え、放熱を行うためのものである。また、駆動回路部36はPDP30の表示駆動とその制御を行うための電気回路を備え、PDP30の周縁部に引き出された電極引出部と、シャーシ部材34の四辺の縁部を越えて延びる複数のフレキシブル配線基板(図示せず)によって電気的に接続配線されている。
シャーシ部材34の背面側には、複数の駆動回路部36を取付けるとともに、バックカバー32を固定するための複数のボス部34aが、ダイカストなどによる一体成型により突設されている。なお、ボス部34aはアルミニウム平板のシャーシ部材に固定ピンによって固定して構成してもよい。
図2に示すように、複数の駆動回路部36は、PDP30のスキャン電極に所定の信号電圧を供給するスキャンドライバ回路ブロック37、PDP30のサステイン電極に所定の信号電圧を供給するサステインドライバ回路ブロック38、PDP30のアドレス電極に所定の信号電圧を供給するアドレスドライバ回路ブロック39などが配置されている。スキャンドライバ回路ブロック37、サステインドライバ回路ブロック38はシャーシ部材34の幅方向の両端部にそれぞれ配置され、またアドレスドライバ回路ブロック39はシャーシ部材34の高さ方向の下端部に配置されている。
また、駆動回路部36の一つである制御回路ブロック40は、シャーシ部材34のほぼ中央部に配置されている。制御回路ブロック40では、入力信号回路ブロック41から送られる映像信号にもとづいて、画像データをPDP30の画素数に応じた画像データ信号に変換する。さらに、これらの画像データ信号をアドレスドライバ回路ブロック39に供給するとともに、放電制御タイミング信号をスキャンドライバ回路ブロック37およびサステインドライバ回路ブロック38に供給し、階調制御などの表示駆動制御を行っている。
電源回路ブロック42は、各回路ブロックに電圧を供給するもので、制御回路ブロック40と同様にシャーシ部材34のほぼ中央部に配置され、電源ケーブル(図示せず)が装着されるコネクタ43aを有する電源入力ブロック43を通して商用電源電圧が供給される。
フレキシブル配線基板44、46は、PDP30のスキャン電極、サステイン電極、アドレス電極の電極引出部とスキャンドライバ回路ブロック37、サステインドライバ回路ブロック38、アドレスドライバ回路ブロック39のプリント配線板とを接続するものであり、それぞれPDP30の外周部を通して180度湾曲させて引き回して配置している。
図3はアドレスドライバ回路ブロック39の詳細な構成を示す断面図である。図3において、駆動回路部であるアドレスドライバ回路ブロック39は、ドライバIC45とフレキシブル配線基板46とにより構成されPDP30に複数個接続されている。ドライバIC45はPDP30のアドレス電極に表示データを供給している。フレキシブル配線基板46は、ポリイミドなどの樹脂材料からなる絶縁性のベースフィルム46a上にアドレス電極およびドライバIC45に接続される複数本の銅などからなる配線導体46bを形成し、かつフレキシブル配線基板46のドライバIC45を搭載する側の面に配線導体46bを覆うように樹脂保護膜46cを形成することにより構成されている。フレキシブル配線基板46の配線導体46bにおいて、ドライバIC45の端子部とワイヤーボンド実装やフリップチップ実装などによって電気的に接続される端子部の表面には、ニッケル、金などのめっきが施されている。なお、図3に示す例では、ワイヤーボンド実装の例を示しており、接続ワイヤ45aによって接続されている。樹脂保護膜46cは、透明、または半透明材料のエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などの樹脂を印刷工法、フォトリソ工法などで塗布して硬化することにより形成されており、膜厚は10μm〜50μm程度である。また、フレキシブル配線基板46に搭載されたドライバIC45を覆うようにエポキシ樹脂などのモールド樹脂49が設けられ、ドライバIC45および配線導体46bとの接続部および樹脂保護膜46cの端部を覆うように形成されている。
フレキシブル配線基板46のドライバIC45が搭載される面と反対側の面には、放熱板を兼ねたアルミニウム板などの金属製の保持板47が接着層48で接着することにより配設されている。この保持板47はPDP30が固着されているシャーシ部材34に取付けられ、ドライバIC45から発生する熱を放熱するための放熱経路を形成している。
図4は、保持板47に搭載されたアドレスドライバ回路ブロック39の取付け構造を示す断面図である。図4に示すように、アドレスドライバ回路ブロック39のフレキシブル配線基板46の一端が、PDP30のアドレス電極の端子部に異方導電性接着材により電気的に接続され、ドライバIC45の他端に接続されたフレキシブル配線基板46dはシャーシ部材34に取付けられる駆動回路基板50に電気的に接続されている。
図5は本発明の第1の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の保持板47に搭載されたアドレスドライバ回路ブロック39の取付け部の構造を示す斜視図、図6はボス部の構成を示す正面図、図7は図6のA−A線断面図である。図5に示すように、アドレスドライバ回路ブロック39は図3に示すアドレスドライバ回路ブロック39と上下反転している。図5に示すようにシャーシ部材34に設けられた二本のボス部60、61と保持板47とが結合固定されている。ボス部60の頂部にはめねじ部62が設けられるとともに、ボス部61の頂部にはボス部61の外径よりも小さく、保持板47の板厚以上の幅Wの溝部63を有するシャフト部64が設けられている。また、二本のボス部60、61に対応する保持板47の位置には、外径がボス部60、61のそれぞれの外径よりも小さい開口部65、66が設けられている。また、ボス部61に対応する開口部66の外径は、ボス部61の頂部68に設けたシャフト部64の外径よりも大きくしている。さらに、ボス部60の頂部67と、ボス部61の頂部68でありシャフト部64の溝部63の底面とは同一高さで同一面となるように構成されている。
これらの保持板47とボス部60、61とを以下のように取付け固定する。保持板47の開口部65、66とボス部60、61とを対応させて保持板47をボス部60、61に載置する。この状態では、保持板47の開口部65の部分がボス部60の頂部67に載置され、開口部66はボス部61のシャフト部64を貫通してボス部61の頂部68に載置された状態となる。この状態で、保持板47の開口部65を通してビス69によって保持板47とボス部60とを螺合する。また、ボス部61の頂部68に載置された保持板47の開口部66を、シャフト部64に設けた溝部63に嵌めこむようにしてもよいし、ビス69を螺合する際に保持板47に印加される矢印Bのような回転力を利用し、保持板47の開口部66を溝部63に嵌めこむようにしてもよい。
このような構成によると、一つの保持板47に設けられたアドレスドライバ回路ブロック39をシャーシ部材34に固定する際に、一本のビス69のみで簡単にアドレスドライバ回路ブロック39をシャーシ部材34に取付けることが可能となり、特にハイビジョン対応のようにアドレスドライバ回路ブロック39の数が増加した場合などに、その工数を減らして生産性を向上させることができる。なお、ビス69によって固定された開口部65と反対側の開口部66近傍の保持板47は溝部63に嵌めあわされ、なおかつ、保持板47が同一平面内で固定されているために、安定して固定されているとともに、保持板47に搭載したドライバIC45などに変形力を与えてドライバIC45の性能を損ねることなどもない。さらに、保持板47が同一平面内で固定されているため、アドレスドライバ回路ブロック39の取付け部の高さを高くする必要がなく、プラズマディスプレイ装置を薄くすることが可能となる。
なお、溝部63の幅Wは、前述のように保持板47の板厚、フレキシブル配線基板46の膜厚、さらには接着層48の膜厚などを考慮して、それらの合計の値よりわずかに大きな寸法として、輸送中などのがたつきの影響を受けない寸法とすることが望ましい。また、保持板47に設けられる開口部65、66の形状を長孔形状として取付け位置の微調整も可能な構成としてもよい。また、溝部63の幅Wはテーパー形状とし、溝の奥へ行くほど狭くなっており、保持板47が溝部63に嵌まり込むほどガタツキなく保持される構成としてもよい。
(第2の実施の形態)
図8は本発明の第2の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置のボス部の構成を示す正面図であり、図9は、同プラズマディスプレイ装置のボス部に保持板を搭載した状態を示す正面図である。
本発明の第2の実施の形態におけるアドレスドライバ回路ブロック39は第1の実施の形態で述べたアドレスドライバ回路ブロック39と同様の構成であり、さらに、アドレスドライバ回路ブロック39を接着接合した保持板47を、シャーシ部材34に設けたボス部に固定する構成も同様である。本発明の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのはボス部の構成である。
本発明の実施の形態においては、図8に示すように、シャーシ部材34に設けられた二本のボス部70、71は、その頂部にそれぞれすり割りピン72、73を有していることである。すり割りピン72、73は全体として鼓状の形状の円筒であり、十字形状のスリット76がその円筒軸方向に形成されている。鼓状形状の最大外径部Dは、静止状態では保持板47に設けた開口部65、66の外径寸法よりも大きく、十字形状のスリットを利用して縮径した場合には開口部65、66の外径よりも小さくできるように構成されている。
このような構成において、保持板47とボス部70、71とを以下のように取付け固定する。すなわち、保持板47の開口部65、66とボス部70、71とを対応させて保持板47をボス部70、71のすり割りピン72、73の上部に載置する。次に、この状態で保持板47を押圧して押し下げることにより、保持板47の開口部65、66によってすり割りピン72、73を縮径させて保持板47をすり割りピン72、73の下端部まで押し下げる。このようにして、保持板47をボス部70、71のそれぞれの頂部74、75に載置固定することができる。縮径されたすり割りピン72、73は弾性を有しているために、最大外径部Dの外径が保持板47の開口部65、66の外形よりも大きくなり、保持板47を固定することができる。
なお、ボス部70、71の頂部74、75を同一高さとすることにより保持板47を同一平面内で固定し、保持板47に搭載したドライバIC45などに変形力を与えてドライバIC45の性能を損ねることなどがない。さらに、保持板47が同一平面内で固定されているため、アドレスドライバ回路ブロック39の取付け部の高さを厚くする必要がなく、プラズマディスプレイ装置を薄くすることが可能となる。また、保持板47に設けられる開口部65、66の形状を長孔形状として取付け位置の微調整も可能な構成としてもよい。
なお、保持板47は放熱板としての機能を持たせるために熱伝導率の大きな金属が望ましい。さらに、ドライバIC45の保護のためにシャーシ部材34へのアース機能を持たせるために、第1の実施の形態におけるボス部60、61やシャフト部64、さらには、第2の実施の形態におけるボス部70、71やすり割りピン72、73などは導電性の金属部材であることが望ましいが、特にすり割りピン72、73は導電性のプラスティックやゴムなどを用いてその弾性を利用することも可能である。
また、本発明の実施の形態以外に、弾性変形を利用して縮径させたシャフトに開口部を固定する方法であってもよく、例えば、導電性の弾性部材に開口部を押圧挿入した後、保持板との接触領域外が弾性回復によって径の広がる現象を利用して固定することも可能である。
また、上述の実施の形態では、アドレスドライバ回路ブロックを例として述べたが、その他のスキャンドライバ回路ブロックやサステインドライバ回路ブロック、その他の駆動回路ブロックについても適用可能であることはいうまでもない。
以上のように、本発明によれば、プラズマディスプレイ装置の駆動回路ブロックの筐体となるシャーシ部材などへの取付け固定を簡単確実に行うことができ、信頼性が高く低コストのプラズマディスプレイ装置を実現することができる。
以上のように、本発明によれば、プラズマディスプレイ装置の駆動回路ブロックの筐体となるシャーシ部材などへの取付け固定を簡単確実に行うことができるため、信頼性が高く低コストのプラズマディスプレイ装置を実現し、大画面表示装置などに有用である。
本発明の第1の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の全体構成を示す斜視図 同プラズマディスプレイ装置の駆動回路部の構成を示す平面図 同プラズマディスプレイ装置のアドレスドライバ回路ブロックの詳細な構成を示す断面図 同プラズマディスプレイ装置の保持板に搭載されたアドレスドライバ回路ブロックの取付け構造を示す断面図 同プラズマディスプレイ装置の保持板に搭載されたアドレスドライバ回路ブロックの取付け部の構造を示す斜視図 ボス部の構成を示す正面図 図6のA−A線断面図 本発明の第2の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置のボス部の構成を示す正面図 同プラズマディスプレイ装置のボス部に保持板を搭載した状態を示す正面図 プラズマディスプレイ装置の構成を示すブロック図
符号の説明
30 PDP
34 シャーシ部材
34a,60,61,70,71 ボス部
36 駆動回路部
37 スキャンドライバ回路ブロック
38 サステインドライバ回路ブロック
39 アドレスドライバ回路ブロック
40 制御回路ブロック
41 入力信号回路ブロック
42 電源回路ブロック
44,46,46d フレキシブル配線基板
45 ドライバIC
47 保持板
49 モールド樹脂
50 駆動回路基板
63 溝部
64 シャフト部
65,66 開口部
67,68,74,75 頂部
72,73 すり割りピン
76 スリット

Claims (3)

  1. 少なくとも電極を有する一対の基板を対向配置して放電空間を形成したプラズマディスプレイパネルと、前記プラズマディスプレイパネルの背面側に配置したシャーシ部材と、前記シャーシ部材に固定された保持板に配置した駆動回路部とを備え、前記保持板と前記シャーシ部材とが、前記保持板と前記シャーシ部材のいずれか一方に設けたボス部ともう一方に設けた開口部とによって前記保持板の同一平面において機械的に結合されていることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 前記シャーシ部材に少なくとも2個のボス部と前記保持板に前記ボス部の位置に対応する少なくとも2個の開口部とを設け、前記ボス部の少なくとも一つの頂部に前記保持板が嵌りこむ溝部を設けるとともに少なくとも一つの前記開口部を介して前記ボス部と前記保持板とを螺合することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 前記シャーシ部材には頂部にすり割りピンを有する少なくとも2個のボス部を設けるとともに、前記保持板には前記ボス部の位置に対応する少なくとも2個の開口部を設け、前記開口部を前記すり割りピンに圧入して前記ボス部と前記保持板とを固定することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
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