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JP2007065423A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2007065423A
JP2007065423A JP2005252808A JP2005252808A JP2007065423A JP 2007065423 A JP2007065423 A JP 2007065423A JP 2005252808 A JP2005252808 A JP 2005252808A JP 2005252808 A JP2005252808 A JP 2005252808A JP 2007065423 A JP2007065423 A JP 2007065423A
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JP2005252808A
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Yasuo Yoda
寧雄 依田
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Abstract

【課題】転写材の全域に画像を形成する場合のトナー消費を抑制することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】転写材Pの全域に画像を形成可能な画像形成モードを有し、この画像形成モードにおいて、像担持体1上のトナー像のうち、転写材P上に転写する領域である転写材相当領域より大きい所定領域Eにトナー像を形成可能な画像形成装置100において、像担持体1の移動方向において、像担持体1上のトナー像のうち転写材相当領域の先端部より外側のトナー像の幅Wleaと、転写材相当領域の後端部より外側のトナー像の幅Wtreとが異なる構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、像担持体に形成されたトナー像を転写材に転写して出力する、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、プリンタ、ファックス等の画像形成装置には、電子写真方式が多く用いられている。電子写真方式の画像形成装置は、像担持体としての電子写真感光体(以下「感光体」という。)を有する。そして、感光体に静電像を形成して、この静電像をトナーで現像する。感光体上に形成されたトナー像は、直接転写材に、或いは第2の像担持体としての中間転写体を介して転写材に転写される。転写材に転写されたトナー像は、熱、圧力などにより転写材に定着される。
近年のプリンタ需要の多様化から、余白無し(縁無し)印字に対する要望が高まっている。従来は、一回り大きい転写材に印字してから、その余白をカットして余白無し印字物を作成することが行われていた。特に、このような作業を簡略化するという目的から、余白無し印字の必要性が高まっている。
特許文献1は、余白無し印字が可能な電子写真方式の画像形成装置を提案する。
特開2004−5559号公報
例えば、図6に示す直接転写方式の画像形成装置100に即して説明すると、余白無し印字を行う場合は、像担持体である感光体ドラム103a、103b、103c、103d上に転写材Pよりも所定幅の塗り足し領域分大きくした画像を形成する。そして、この画像を転写材Pに転写する。これにより、転写材P上に余白無し印字を行うことができる。
上述のような塗り足し領域を設けることで、転写材Pの寸法ばらつきや、転写材Pの搬送のばらつきによらず、確実に転写材P上に余白無し印字を達成することができる。
しかしながら、この塗り足し領域形成に供されるトナーは、転写材P上に転写されない。そして、最終的には廃トナーとしてクリーニングユニット109に回収される。そのため、塗り足し領域の幅を大きく取ると、塗り足し領域の形成に供されるトナーの消費量が増え、ランニングコストの増加などをもたらすことがある。
そこで、本発明の目的は、転写材の全域に画像を形成する場合のトナー消費を抑制することのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、第1の本発明は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体上のトナー像を転写材に転写させる転写手段と、を有する画像形成装置であって、転写材の全域に画像を形成可能な画像形成モードを有し、この画像形成モードにおいて、前記像担持体上のトナー像のうち、転写材上に転写する領域である転写材相当領域より大きい所定領域にトナー像を形成可能な画像形成装置において、前記像担持体の移動方向において、前記像担持体上のトナー像のうち前記転写材相当領域の先端部より外側のトナー像の幅Wleaと、前記転写材相当領域の後端部より外側のトナー像の幅Wtreとが異なることを特徴とする画像形成装置である。
又、第2の本発明によると、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体上のトナー像を転写材に転写させる転写手段と、を有する画像形成装置であって、転写材の全域に画像を形成可能な画像形成モードを有し、この画像形成モードにおいて、前記像担持体上のトナー像のうち、転写材上に転写する領域である転写材相当領域より大きい所定領域にトナー像を形成可能な画像形成装置において、前記像担持体の移動方向と垂直な方向において、前記像担持体上のトナー像のうち前記転写材相当領域の一方の端部より外側のトナー像の幅Wlefと、前記転写材相当領域の他方の端部より外側のトナー像の幅Wrigとが異なることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、転写材の全域に画像を形成する場合のトナー消費を抑制することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
[全体構成]
先ず、本実施例の画像形成装置の全体構成について説明する。図1は、本実施例の画像形成装置の概略断面を示す。本実施例の画像形成装置Aは、画像情報信号に従って電子写真方式を用いて転写材Pにフルカラー画像を形成することのできるフルカラーレーザービームプリンタである。画像情報信号は、画像形成装置本体(装置本体)Bに対して着脱可能に接続されたホストコンピュータ、画像読み取り装置、デジタルカメラなどの外部装置から装置本体Bに送られる。
画像形成装置Aは、第1、第2、第3、第4の画像形成部10a、10b、10c、10dを有する。そして、各画像形成部10a、10b、10c、10dには、第1の像担持体として、円筒型の感光体、即ち、感光体ドラム11a、11b、11c、11dが設けられている。又、画像形成装置Aは、第2の像担持体として、各感光体ドラム11a、11b、11c、11dに接触可能なベルト状の中間転写体、即ち、中間転写ベルト1を有する。第1、第2、第3、第4の画像形成部10a、10b、10c、10dは、それぞれ第1色目(イエロー)、第2色目(マゼンタ)、第3色目(シアン)、第4色目(ブラック)の画像を、第2の像担持体である中間転写ベルト1に形成する。中間転写ベルト1は、各画像形成部10a〜10dの各感光体ドラム11a〜11dに接触して、それぞれ一次転写部(一次転写ニップ)N1を形成する。4個の感光体ドラム11は、中間転写ベルト1の移動方向に沿って、第1の感光体ドラム11a、第2の感光体ドラム11b、第3の感光体ドラム11c、第4の感光体ドラム11dの順番で配置されている。
尚、本実施例では、各画像形成部10a〜10dの構成及び動作は、使用するトナーの色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、以下、特に区別を要しない場合は、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために符号に与えた添え字a、b、c、dは省略して総括的に説明する。
画像形成部10は、感光体ドラム11を図中矢印方向に回転可能に有している。感光体ドラム11の周りには、一次帯電手段としての帯電ローラ12が配置されている。又、感光体ドラム11の周囲には、露光手段としてのレーザースキャナー13が配置されている。又、感光体ドラム11の周囲には現像手段としての現像器14が配置されている。又、感光体ドラム11の周囲には、感光体クリーニング手段としてのドラムクリーニング装置17が配置されている。更に、中間転写ベルト1を介して感光体ドラム11に当接可能な位置に、一次転写手段としての一次転写ローラ15が配置されている。本実施例では、感光体ドラム11、帯電ローラ12、レーザースキャナー13、現像器14、一次転写ローラ15等を備える画像形成部10が、中間転写ベルト1上にトナー像を形成するトナー像形成手段を構成する。
本実施例において、感光体ドラム11は、外径30.0mmであり、アルミシリンダ上に感光材料を塗布した層を有している。
中間転写ベルト1には、ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリイミド樹脂などの樹脂フィルムを用いることができる。又、中間転写ベルト1としては、上記の樹脂にカーボンや導電粉体を分散して電気抵抗調整を行った樹脂フィルムを用いることもできる。更に、中間転写ベルト1としては、樹脂フィルム、ウレタンゴム、NBRなどの基層シートのトナー担持面側に、離型層として樹脂層を形成した、複数層構造を有するシートなどを用いることもできる。
本実施例では、中間転写体ベルト1として、ポリイミドにカーボンを分散して表面抵抗率ρs=1×1012Ωの中抵抗に調整したものを使用した。このように表面抵抗率を調整することで、転写工程などにて中間転写ベルト1に付加された電荷を、特別な除電機構を設けずに減衰させることができる。又、本実施例では、この中間転写ベルト1は、周長1000mm、厚み100μmの単層無端状ベルトである。
ここで、表面抵抗率測定は、JIS−K6911に準拠し、導電性ゴムを電極とすることで電極とベルト表面の良好な接触性を得たうえで、超高抵抗抵抗計(アドバンテスト社製R8340)を用いて行った。測定条件は、印加電圧=100V、電圧印加時間=30sとした。
本実施例では、中間転写ベルト1は、駆動ローラ18、支持ローラ19、対向ローラ(分離ローラ)20の3本のローラに掛け回されている。尚、駆動ローラ18、支持ローラ19、対向ローラ20は、それぞれ電気的に接地されている。
駆動ローラ18及び対向ローラ20は、直径24.0mmのアルミ製芯金と、層厚2.9mmのヒドリンゴム層とで構成される。本実施例では、駆動ローラ18及び対向ローラ20は、外径29.8mmのローラである。そして、これら駆動ローラ18及び対向ローラ20は、ヒドリンゴムの電気抵抗を調整することで、ローラ抵抗値は1×10Ωとされている。又、支持ローラ19は、直径29.8mmのアルミローラである。
ここで、ローラ抵抗値は、次のようにして測定した。測定対象のローラを、直径30mmのアルミ製シリンダーに当接させる。そして、測定対象のローラを、アルミ製シリンダーに対して従動回転させながら、超高抵抗抵抗計(アドバンテスト社製R8340)を用いて測定した。測定条件は、印加電圧=100V、電圧印加時間=30s、当接力=9.8N、回転周速=117mm/sとした。
中間転写ベルト1は、駆動装置(図示せず)により駆動ローラ18に駆動力が伝達されることにより、所定の移動速度V1(本実施例では117.0mm/s)で図中矢印方向に周回移動(回転)する。
画像形成動作において、感光体ドラム11は、一次転写部N1において中間転写ベルト1と同じ方向に移動するように回転する。又、感光体ドラム11は、駆動装置(図示せず)により、中間転写ベルト1と同じ移動速度V1(本実施例では117.0mm/s)で図中矢印方向に回転する。
感光体ドラム11は、帯電ローラ12により一様に帯電される。この時、帯電ローラ12は、感光体ドラム11に接触して回転する。又、この時、帯電ローラ12には、帯電バイアス出力手段としての帯電バイアス電源から所定の帯電バイアスが印加される。
帯電した感光体ドラム11は、露光情報信号により変調されたレーザースキャナー13からのレーザー光で走査露光される。これにより、感光体ドラム11上に静電像(潜像)が形成される。
上記露光情報信号は、ホストコンピュータなどより送られた画像情報信号を、装置本体Bに設けられた画像情報処理手段(図示せず)により処理することで得られる。この処理は、最終的に転写材P上に形成される画像が、画像情報信号に基づいた所望のサイズや色度となるようになされる。
又、レーザー光の強度及び照射スポット径は、画像形成装置Aの解像度及び所望の画像濃度によって適正に設定されている。本実施例では、感光体ドラム11上のレーザー光が照射された部分は、明部電位VL(約−150V)になる。又、感光体ドラム11上のレーザー光が照射されない部分は、帯電ローラ12で帯電された暗部電位VD(約−650V)に保持される。これにより、感光体ドラム11上に静電像が形成される。
感光体ドラム11に形成された静電像は、感光体ドラム11の回転により、現像器14との対向部に達する。そして、感光体ドラム11の表面と同一極性(本実施例ではマイナス極性)に帯電されたトナーが供給される。この時、現像器14が備える現像剤担持体には、現像バイアス出力手段としての現像バイアス電源より、所定の現像バイアスが印加される。こうして、感光体ドラム11上の静電像は顕像化され、トナー像が形成される。
本実施例では、現像器14は、二成分現像方式を採用する。即ち、現像器14には、現像剤として、主に非磁性樹脂トナー粒子(トナー)と、磁性キャリア粒子(キャリア)とを備える二成分現像剤が収容される。そして、静電像に応じて二成分現像剤からトナーを感光体ドラム11上に供給することにより、感光体ドラム11上にトナー像を形成する。又、本実施例では、現像バイアスは、直流電圧に交流電圧を重畳したバイアスである(DC成分=−400V、AC成分=1.5kVPP、周波数=3kHz、波形=矩形波)。
感光体ドラム11上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト1と感光体ドラム11との近接又は当接領域である一次転写ニップN1において、中間転写ベルト11に転写(一次転写)される。この時、中間転写ベルト1の像担持面の裏面に接している一次転写ローラ15には、一次転写バイアス(本実施例では+400Vの定電圧制御)が印加される。一次転写バイアスは、一次転写バイアス出力手段としての一次転写バイアス電源16から一次転写ローラ15に印加される。
例えば、フルカラー画像の形成時には、第1〜第4の画像形成部10a〜10dにおいて、上述の画像形成動作が行われる。これにより、中間転写ベルト1上に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像が順次に一次転写される。そして、中間転写ベルト1上の画像領域が第4の画像形成部10dの感光体ドラム11dとの一次転写ニップN1を通過した段階で、中間転写ベルト1上への4色の画像の形成は終わる。これにより、一次転写工程は完了する。
その後、中間転写ベルト1上の画像に同期した所定のタイミングで、後述する転写材供給手段から、二次転写手段としての二次転写ローラ2と中間転写ベルト1とが当接する二次転写部(二次転写ニップ)N2に、転写材Pが搬送されてくる。
この時、二次転写ローラ2には、トナーと逆極性のバイアス(本実施例では+30μAの定電流制御)が、二次転写バイアス出力手段としての二次転写バイアス電源21により印加される。これにより、トナー像は中間転写ベルト1から転写材Pに二次転写される。
本実施例では、二次転写ローラ2は、直径14.0mmのアルミ製芯金と、層厚4mmのシリコンゴム層と、表層である層厚100μmのフッ素樹脂層と、で構成される。本実施例では、二次転写ローラ2は、外径22.1mmのローラである。そして、この二次転写ローラ2は、シリコンゴムとフッ素樹脂の電気抵抗を調整することで、ローラ抵抗値は1×10Ωとされている。又、本実施例では、二次転写ローラ2の硬度は45°(ASKER−C)である。尚、二次転写ローラ2は、表層にフッ素樹脂層が設けられていることにより、後述する余白無し印字を行った場合に二次転写ローラ2に付着するトナーを、二次転写ローラクリーナ22で容易に除去することが可能である。
二次転写ニップN2を通過した未定着トナー像を載せた転写材Pは、次いで定着装置3に到達する。未定着のトナー像は、定着装置3によって加熱・加圧されて、転写材Pに定着される。これにより、永久定着像が得られる。定着装置3から排出された転写材Pは、装置外の排紙トレイ8に排出される。
一方、一次転写工程を終えた感光体ドラム11の表面は、ドラムクリーニング装置17により一次転写残トナー等が除去されて、清浄化される。そして、感光体ドラム11は、次の画像形成工程に備える。ドラムクリーニング装置17は、クリーニング部材として、弾性体であるウレタンゴムで構成されたクリーニングブレードを有する。
又、トナー像を転写材Pに転写し終えた中間転写ベルト1の表面は、中間転写体クリーニング手段としての中間転写体クリーナ4により二次転写残トナーが除去されて、清浄化される。中間転写体クリーナ4は、クリーニング部材として、弾性体であるウレタンゴムで構成されたクリーニングブレードを有する。
尚、画像形成装置Aは、ブラック単色画像などの単色画像を形成することもできる。この場合、所望の色用の画像形成部10のみにおいて上述の画像形成動作が行われる。更に、任意の画像形成部の組み合わせを用いて(全ての画像形成部は用いない)画像形成を行うようにしてもよい。
[転写材供給手段]
次に、図2をも参照して、本実施例の画像形成装置Aが備える転写材供給手段について説明する。本実施例では、転写材供給手段は、転写材カセット5、給紙装置6などを有する。図2は、本実施例の画像形成装置Aが備える転写材カセット5を示す。
転写材Pは、転写材カセット5内に蓄積されている。転写材カセット5は、一対のスラスト位置規制板52、52を有する。転写材Pは、スラスト位置規制板52、52により、スラスト方向の中心が、同方向の感光体ドラム11及び中間転写ベルト11の中心と整列されている。尚、スラスト方向は、感光体ドラム11の回転軸方向であり、感光体ドラム11の表面移動方向、中間転写ベルト1の表面移動方向及び転写材Pの搬送方向と垂直な方向である。これにより、転写材カセット5から取り出された転写材Pは、感光体ドラム11及び中間転写ベルト1とスラスト方向の中心が整列した状態で、二次転写ニップN2に搬送される。つまり、本実施例の画像形成装置Aは、所謂、中央基準構成となっている。
転写材Pは、転写材カセット5と協働するように設けられたピックアップローラ対51により、転写材カセット5から取り出される。転写材カセット5から取り出された転写材Pは、給紙装置6の搬送ローラ対61により、中間転写ベルト1の移動速度の150%(本実施例では175.5mm/s)でレジストローラ対9まで搬送される。
レジストローラ対9は、転写材Pの移動方向に中間転写ベルト1の移動速度の150%(本実施例では175.5mm/s)で駆動された状態で、転写材Pの先端2mmの部分を狭持するまで駆動され、一旦停止する。その後、レジストローラ対9は、中間転写ベルト1上の画像に同期した所定のタイミングで、転写材Pの移動方向に中間転写ベルト1と同一の移動速度(本実施例では117.0mm/s)で駆動される。これにより、転写材Pは再び移動を開始する。そして、転写材Pは、中間転写ベルト1を挟んで対向ローラ20と二次転写ローラ2とが当接する二次転写ニップN2に挿通される。
二次転写ローラ2は、二次転写部N2において中間転写ベルト1と同じ方向に移動するように回転する。二次転写ローラ2は、駆動装置(図示せず)により、中間転写ベルト1と同じ移動速度V1(本実施例では117.0mm/s)で回転する。これにより、二次転写ニップN2において転写材Pは移動速度V2で移動する。尚、転写材Pの移動速度V2は、中間転写ベルト1の移動速度V1と同じ又はほぼ同じ速度である。後述するように、本実施例の画像形成装置Aでは、V2/V1=1.002である。
[余白無し印字]
本実施例の画像形成装置Aは、転写材Pの全域に対して画像を形成する第1の画像形成モード(余白無し印字モード)と、所定の余白領域を除く転写材Pの領域内において画像を形成する第2の画像形成モード(通常画像形成モード)と、を有する。又、画像形成装置Aは、画像形成部10により中間転写ベルト1上に形成する画像の領域を変更する画像形成領域変更手段を備えている。そして、画像形成領域変更手段は、余白無し印字モードの場合には、中間転写ベルト1上に形成する画像を、転写材Pよりも塗り足し領域分大きくする。本実施例では、画像形成装置Aの動作を統括的に制御する制御部の制御素子が画像形成領域変更手段として機能する。即ち、本実施例では、転写材Pの全域に画像を形成可能な余白無し印字モードにおいて、中間転写ベルト1上のトナー像のうち、転写材P上に転写する領域である転写材相当領域より大きい所定領域にトナー像を形成可能である。そして、本実施例では、中間転写ベルト1の移動方向において、中間転写ベルト1上のトナー像のうち転写材相当領域の先端部より外側のトナー像の幅と、転写材相当領域の後端部より外側のトナー像の幅とが異なる。
ここで、像担持体上の転写材相当領域とは、画像形成装置Aにおいて画像形成可能な転写材Pのサイズに応じて、画像形成装置Aにおいて規定されている、感光体ドラム11や中間転写ベルト1等の像担持体上の領域である。従って、画像形成装置Aは、余白無し印字モードにおいては少なくとも像担持体上の転写材相当領域の全域に画像を形成するように動作し、これによって最終的に実際の転写材Pの全域に画像を形成する。以下、更に詳しく説明する。
図3は、転写材Pに余白無し印字を行うために転写材P内の印字領域を決定する、マスク領域Eを示す。即ち、余白無し印字モードでは、中間転写ベルト1上の所定領域として、マスク領域Eで規定される範囲にトナー像を形成することができる。
尚、転写材Pの先端、後端とは、それぞれ転写材Pの移動方向(トナー像の移動方向)における先端、後端である。又、転写材Pの左端、右端とは、転写材Pの先端を上、後端を下としてトナー像の担持面を見た場合の左端、右端である。
図3に示すように、余白無し印字モードでは、マスク領域Eを、転写材Pの先端部、後端部、左端部、右端部について、各々の塗り足し領域幅Wlea、Wtre、Wlef、Wrig分だけ、転写材(転写材相当領域)Pよりも大きくする。これにより、塗り足し領域B(図中斜線部)の画像を、感光体ドラム11上、及び中間転写ベルト1上に形成することが可能である。
尚、転写時に転写材Pより外側にある塗り足し領域Bのトナーの一部は、二次転写ローラ2に付着する。この二次転写ローラ2に付着するトナーは、転写材Pの裏汚れの原因となり得る。そのため、二次転写ローラ2に付着するトナーは、二次転写ローラクリーニング手段としての二次転写ローラクリーナ22で除去される。
本実施例においては、二次転写ローラクリーナ22は、クリーニング部材として、弾性体であるウレタンゴムで構成された、二次転写ローラ2に当接するブレードを有する。但し、二次転写ローラクリーナ22は、ウレタンゴムブレード以外に、回転駆動されるファーブラシ等の既知の清掃手段を用いるものであってもよい。
以下、本実施例における塗り足し領域幅の設定について更に詳しく説明する。
本実施例においては、転写材Pの先端部、後端部、左端部、右端部の各々の塗り足し領域幅Wlea、Wtre、Wlef、Wrigを、
Wlea=1.0mm
Wtre=7.0mm
Wlef=3.0mm
Wrig=3.0mm
に設定した。
本実施例の画像形成装置Aは、所謂、中央基準であるため、上記塗り足し領域幅は以下の式で与えられる。
Wlea=W1 (式1)
Wtre=W1+W3+|V2/V1−1|×PL (式2)
Wlef=W2+1/2×W4 (式3)
Wrig=W2+1/2×W4 (式4)
但し、
W1[mm]は転写材Pを二次転写ニップN2に挿通する時の、中間転写ベルト1上の画像と転写材Pの位置の搬送方向におけるばらつき、
W2[mm]は転写材Pを二次転写ニップ部に挿通する時の、中間転写ベルト1上の画像と転写材Pの位置の搬送方向と垂直な方向におけるばらつき、
W3[mm]は転写材P寸法の搬送方向の長さのばらつき、
W4[mm]は転写材P寸法の搬送方向と垂直な方向の長さのばらつき、
PL[mm]は転写材Pの搬送方向の長さ、
である。
本実施例では、W1とW2は、画像形成装置Aの実力から1.0mmとした。W3とW4は、A3サイズについて、JIS−P0138により4mmとした。PLは、A3サイズを想定して420mmとした。又、画像形成装置Aの実力からV2/V1=1.002とした。そして、これらのパラメータを上記(式1)〜(式4)に代入し、それぞれ1mmオーダに切り上げた値から、上記塗り足し領域幅Wlea、Wtre、Wlef、Wrigを計算した。
ここで、本実施例において上述のように塗り足し領域幅Wlea、Wtre、Wlef、Wrigを設定した理由について更に説明する。
余白無し印字時に必要な塗り足し領域幅は、転写材Pの先端部と後端部で各々異なっている。つまり、塗り足し領域Bを形成することで、転写材Pの寸法や転写材Pの搬送のばらつきがある場合でも余白無し印字が可能となる。この時、確実に余白無し印字を達成可能とするための塗り足し領域幅が、転写材Pの先端部と後端部とで異なる。
即ち、本実施例では、(式1)に示すように、転写材Pの先端部の塗り足し領域幅Wleaは、転写材Pの搬送方向における中間転写ベルト1上の画像と転写材Pの位置のばらつきを考慮して計算する。一方、転写材Pの後端部の塗り足し領域幅Wtreは、(式2)に示すように、転写材Pの搬送方向における中間転写ベルト1上の画像と転写材Pの位置のばらつきに加えて、転写材Pの搬送方向における寸法のばらつきをも考慮して計算する。更に、転写材Pの後端部の塗り足し領域幅Wtreは、中間転写ベルト1の移動速度V1と転写材Pの移動速度との差をも考慮して計算することが好ましい。
従って、本実施例では、転写材Pの先端部、後端部の各々の塗り足し領域幅をWlea、Wtreとした時、
0<Wtre−Wlea
の関係が成立するように設定する。
これにより、上記塗り足し領域幅を必要十分な大きさに設定することができる。そのため、余白無し印字に伴うトナー消費量の増加を抑制することができる。又、余白無しモードで塗り足し領域に載るトナー量が低減することで、二次転写ローラ2に付着するトナー量が低減する。これにより、二次転写ローラクリーナ22により除去すべきトナー量を低減することができる。
又、理想的な画像形成装置の場合はW1=W2=0、V2/V1=1.0である。又、一般的なPPC用紙においてはW3=W4=0.5mmである。このことから、
0.5mm≦Wtre−Wlea
となる。
更に、高温高湿環境(例えば30℃/80%RH)や低温低湿環境(例えば15℃/10%RH)では、紙同士の摩擦力や静電吸着力が増加する。本発明者の検討によれば、このような条件においては、W1=W2=10mm程度まで考慮することが好ましい。又、画像形成装置によっては、転写効率の向上などのためにV2/V1=1.02程度に設定する場合がある。このことから、
13.0mm≧Wtre−Wlea
となる。
従って、
0.5mm≦Wtre−Wlea≦13.0mm
の関係が成立することがより好ましい。
以上説明したように、本実施例によれば、転写材Pの全域に画像を形成する余白無し印字モードにおけるトナー消費を抑制することができる。
実施例2
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本構成及び動作は、実施例1のものと同じである。従って、実施例1のものと同一又はそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略し、本実施例にて特徴的な点について以下説明する。
図4は、本実施例の画像形成装置Aの概略断面を示す。又、図5は、本実施例の画像形成装置Aが備える転写材供給手段の給紙装置600を示す。
実施例1の画像形成装置が、所謂、中央基準であったのに対して、本実施例の画像形成装置は、所謂、片側基準である。従って、本実施例の画像形成装置Aは、片側基準用の給紙装置600を有する。
給紙装置600内には、転写材Pの斜走ローラ対601、スラスト位置規制板602が設けられている。斜走ローラ対601は、転写材Pをスラスト位置規制板602方向である図中矢印PD方向に斜走させる。そして、スラスト位置規制板602により、スラスト方向における転写材Pの位置を制御する。本実施例では、転写材Pの右端部をスラスト位置規制板602に寄せることで、スラスト方向における転写材Pの位置を制御する。これにより、転写材Pのサイズによらず、転写材Pの右端部はスラスト位置規制板602で決まる。
本実施例の画像形成装置Aは、実施例1と同様、転写材Pの全域に画像を形成可能な余白無し印字モードにおいて、中間転写ベルト1上の転写材相当領域より大きい所定領域にトナー像を形成可能である。そして、本実施例では、中間転写ベルト1の移動方向と垂直な方向において、中間転写ベルト1上のトナー像のうち転写材相当領域の一方の端部より外側のトナー像の幅と、転写材相当領域の他方の端部より外側のトナー像の幅とが異なる。更に、本実施例では、実施例1と同様に、中間転写ベルト1の移動方向において、中間転写ベルト1上のトナー像のうち転写材相当領域の先端部より外側のトナー像の幅と、転写材相当領域の後端部より外側のトナー像の幅とが異なる。
以下、本実施例における塗り足し領域幅の設定について詳しく説明する。
本実施例においては、転写材Pの先端部、後端部、左端部、右端部の各々の塗り足し領域幅Wlea、Wtre、Wlef、Wrigを、
Wlea=1.0mm
Wtre=7.0mm
Wlef=5.0mm
Wrig=1.0mm
に設定した。
本実施例の画像形成装置Aは、所謂、片側基準であるため、上記塗り足し領域幅は以下の式で与えられる。
Wlea=W1 (式1)
Wtre=W1+W3+|V2/V1−1|×PL (式2)
Wlef=W2+W4 (式5)
Wrig=W2 (式6)
ここで、本実施例において上述のように塗り足し領域幅Wlea、Wtre、Wlef、Wrigを設定した理由について更に説明する。
余白無し印字時に必要な塗り足し領域幅は、転写材Pの先端部、後端部、左端部、右端部で各々異なっている。つまり、先ず、転写材Pの先端部、後端部については、実施例1と同様の理由で、余白無し印字時の必要な塗り足し領域幅は、転写材Pの先端部と後端部とで各々異なっている。又、本実施例の画像形成装置Aのように片側基準の場合、転写材Pの左端部、右端部については、次のように左端部と右端部とで確実に余白無し印字を達成可能とするための塗り足し領域幅が異なる。即ち、転写材Pの右端部をスラスト規制板602に寄せることで、スラスト方向における転写材Pの位置を制御する。このため、(式6)に示すように、転写材Pの右端部の塗り足し領域幅Wrigは、転写材Pの搬送方向と垂直な方向における中間転写ベルト1上の画像と転写材Pの位置のばらつきを考慮して計算すればよい。一方、転写材Pの左端部の塗り足し領域幅Wlefは、(式5)に示すように、更に、転写材Pの搬送方向と垂直な方向における寸法のばらつきをも考慮して計算する。
本実施例では、画像形成装置Aは転写材Pの右端部基準の構成であるが、これに限定されるものではなく、左端部基準であってもよい。その場合、転写材Pの左端部、右端部の各塗り足し領域Wlef、Wrigは、上記(式5)と(式6)との右辺を逆にすることで求めることができる。
尚、実施例1では、中央基準であるため、(式3)、(式4)から分かるように、転写材Pの左端部、右端部の塗り足し領域幅Wlef、Wrigはそれぞれ、W2に加えて、各端部に対して割り当てられるW4(即ち、1/2×W4)を考慮して計算した。
従って、本実施例では、転写材Pの先端部、後端部、左端部、右端部の各々の塗り足し領域幅をWlea、Wtre、Wlef、Wrigとした時、
0<Wtre−Wlea
及び
0<|Wlef−Wrig|
の関係が成立するように設定する。
これにより、上記塗り足し領域幅を必要十分な大きさに設定することができる。そのため、余白無し印字に伴うトナー消費量の増加を抑制することができる。又、余白無しモードで塗り足し領域に載るトナー量が低減することで、二次転写ローラ2に付着するトナー量が低減する。これにより、二次転写ローラクリーナ22により除去すべきトナー量を低減することができる。
又、実施例1にて説明したように、転写材Pの先端部、後端部の塗り足し領域幅Wlea、Wtreについては、
0.5mm≦Wtre−Wlea≦13.0mm
の関係を満たすことがより好ましい。
又、転写材Pの左端部、右端部の塗り足し領域幅Wlef、Wrigについても同様に、理想的な画像形成装置の場合はW1=W2=0である。又、一般的なPPC用紙においてはW3=W4=0.5mmである。このことから、
0.5mm≦|Wlef−Wrig|
となる。
更に、上述のように、高温高湿環境(例えば30℃/80%RH)や低温低湿環境(例えば15℃/10%RH)では、紙同士の摩擦力や静電吸着力が増加する。そして、このような条件においては、W1=W2=10mm程度まで考慮することが好ましい。このことから、
10.0mm≧|Wlef−Wrig|
となる。
従って、
0.5mm≦|Wlef−Wrig|≦10.0mm
の関係が成立することがより好ましい。
以上説明したように、本実施例によれば、転写材Pの全域に画像を形成する余白無し印字モードにおけるトナー消費を抑制することができる。
尚、本実施例では、転写材Pの左端部の塗り足し領域幅Wlefと右端部の塗り足し領域幅Wrigとを異ならせると共に、転写材Pの先端部の塗り足し領域幅Wleaと後端部の塗り足し領域幅Wtreとを異ならせた。しかし、これに限定されるものではなく、転写材Pの左端部、右端部の塗り足し領域幅Wlef、Wrigのみを異ならせても、余白無し印字モードにおいてトナー消費を抑制する効果を得ることができる。
以上、本発明を具体的な実施例に則して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施例においては、画像形成装置は中間転写体を用いる中間転写方式のものであるとして説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、転写材担持体(例えば、転写ベルト)を用いる直接転写方式の画像形成装置においても本発明は等しく適用し得るものである。
直接転写方式の画像形成装置は、例えば、図6に示すように、それぞれが像担持体としての感光体ドラム103を有する画像形成部を、転写ベルト107による転写材Pの搬送方向に沿って複数有する。これにより、各感光体ドラム103上に形成されたトナー像を、転写ベルト107によって搬送される転写材P上に順次に転写する。その後、転写材Pは、トナー像が定着された後、機外に排出される。画像形成部において感光体ドラム103上にトナー像を形成する動作は、上記各実施例の画像形成装置と実質的に同じである。又、転写ベルト107上の転写材Pにトナー像を転写する動作は、上記各実施例において中間転写ベルト1上にトナー像を一次転写する動作と実質的に同じである。尚、直接転写方式の画像形成装置においては、上記移動速度V1は、転写部における像担持体である感光体ドラム1の移動速度に相当する。上記移動速度V2は、転写ベルト107上を担持された移動する転写材Pの移動速度である。又、この場合、像担持体である感光体ドラム103上にトナー像を形成するトナー像形成手段は、帯電手段、露光手段、現像手段等を有して構成される。
このような直接転写方式の画像形成装置においても、上記各実施例1と同様に、余白無し印字モードにおいて転写材Pの先端部、後端部、左端部、右端部の塗り足し領域幅を設定することができる。これにより、上記各実施例と同様に、余白無し印字に伴うトナー消費量の増加を抑制する効果を得ることができる。
更に、上記各実施例では、画像形成装置は、複数色のトナーから成るカラー画像の形成が可能なカラー画像形成装置であるものとして説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、画像形成部を一つだけ有する単色画像形成装置においても等しく適用可能である。
本発明を適用し得る画像形成装置の一例の概略断面図である。 図1の画像形成装置が備える転写材カセットの概略斜視図である。 本発明に従う余白無し印字モードでのマスク領域を説明するための模式図である。 本発明係る画像形成装置の他の実施例の概略断面図である。 図4の画像形成装置が備える給紙装置概略斜視図である。 本発明を適用し得る画像形成装置の他の例の概略断面図である。
符号の説明
1 中間転写ベルト(第2の像担持体)
2 二次転写ローラ(二次転写手段)
5 転写材カセット
6 給紙装置
10 画像形成部(トナー像形成手段)
11 感光体ドラム(第1の像担持体)
12 帯電ローラ(一次帯電手段)
13 レーザースキャナー(露光手段)
14 現像器(現像手段)
15 一次転写ローラ(一次転写手段)
600 給紙装置
A 画像形成装置
B 画像形成装置本体
P 転写材

Claims (10)

  1. トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体上のトナー像を転写材に転写させる転写手段と、を有する画像形成装置であって、転写材の全域に画像を形成可能な画像形成モードを有し、この画像形成モードにおいて、前記像担持体上のトナー像のうち、転写材上に転写する領域である転写材相当領域より大きい所定領域にトナー像を形成可能な画像形成装置において、
    前記像担持体の移動方向において、前記像担持体上のトナー像のうち前記転写材相当領域の先端部より外側のトナー像の幅Wleaと、前記転写材相当領域の後端部より外側のトナー像の幅Wtreとが異なることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記Wleaと前記Wtreとが、
    0<Wtre−Wlea
    の関係を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記Wleaと前記Wtreとが、
    0.5mm≦Wtre−Wlea≦13.0mm
    の関係を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体の移動方向と垂直な方向において、前記像担持体上のトナー像のうち前記転写材相当領域の一方の端部より外側のトナー像の幅Wlefと、前記転写材相当領域の他方の端部より外側のトナー像の幅Wrigとが異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  5. 前記Wlefと前記Wrigとが、
    0.5mm≦|Wlef−Wrig|≦10.0mm
    の関係を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体上のトナー像を転写材に転写させる転写手段と、を有する画像形成装置であって、転写材の全域に画像を形成可能な画像形成モードを有し、この画像形成モードにおいて、前記像担持体上のトナー像のうち、転写材上に転写する領域である転写材相当領域より大きい所定領域にトナー像を形成可能な画像形成装置において、
    前記像担持体の移動方向と垂直な方向において、前記像担持体上のトナー像のうち前記転写材相当領域の一方の端部より外側のトナー像の幅Wlefと、前記転写材相当領域の他方の端部より外側のトナー像の幅Wrigとが異なることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記Wlefと前記Wrigとが、
    0.5mm≦|Wlef−Wrig|≦10.0mm
    の関係を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記像担持体の移動方向において、前記像担持体上のトナー像のうち前記転写材相当領域の先端部より外側のトナー像の幅Wleaと、前記転写材相当領域の後端部より外側のトナー像の幅Wtreとが異なることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 前記Wleaと前記Wtreとが、
    0<Wtre−Wlea
    の関係を有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記Wleaと前記Wtreとが、
    0.5mm≦Wtre−Wlea≦13.0mm
    の関係を有することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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