JP2007055589A - ワイパ装置 - Google Patents
ワイパ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007055589A JP2007055589A JP2006199677A JP2006199677A JP2007055589A JP 2007055589 A JP2007055589 A JP 2007055589A JP 2006199677 A JP2006199677 A JP 2006199677A JP 2006199677 A JP2006199677 A JP 2006199677A JP 2007055589 A JP2007055589 A JP 2007055589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- blade rubber
- wiper device
- clip base
- primary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S1/3801—Wiper blades characterised by a blade support harness consisting of several articulated elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/40—Connections between blades and arms
- B60S1/4006—Connections between blades and arms for arms provided with a hook-shaped end
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/40—Connections between blades and arms
- B60S1/4006—Connections between blades and arms for arms provided with a hook-shaped end
- B60S1/4009—Connections between blades and arms for arms provided with a hook-shaped end comprising a detachable intermediate element mounted on the hook-shaped end
- B60S1/4016—Connections between blades and arms for arms provided with a hook-shaped end comprising a detachable intermediate element mounted on the hook-shaped end the element being provided with retention means co-operating with the hook-shaped end of the arm
- B60S1/4019—Connections between blades and arms for arms provided with a hook-shaped end comprising a detachable intermediate element mounted on the hook-shaped end the element being provided with retention means co-operating with the hook-shaped end of the arm the retention means being protrusions or holes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S2001/3812—Means of supporting or holding the squeegee or blade rubber
- B60S2001/3813—Means of supporting or holding the squeegee or blade rubber chacterised by a support harness consisting of several articulated elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】払拭対象面からの高さをより低くすることが可能なワイパ装置を得る。
【解決手段】ワイパ装置1は、ワイパアーム3に着脱可能に取り付けられるクリップベース5と、クリップベース5に回動可能に支持されてブレードラバー2の延伸方向に沿うレバー部6と、を備える。そして、クリップベース5およびレバー部6の双方に、ブレードラバー2を保持するブレードラバー保持部7a,7b,7cを設けた。
【選択図】図1
【解決手段】ワイパ装置1は、ワイパアーム3に着脱可能に取り付けられるクリップベース5と、クリップベース5に回動可能に支持されてブレードラバー2の延伸方向に沿うレバー部6と、を備える。そして、クリップベース5およびレバー部6の双方に、ブレードラバー2を保持するブレードラバー保持部7a,7b,7cを設けた。
【選択図】図1
Description
本発明は、乗物の窓等の払拭対象面を払拭するのに用いられるワイパ装置に関する。
従来、この種のワイパ装置として、払拭対象面側に付勢されたワイパアームの先端に着脱可能に取り付けられるプライマリレバーと、プライマリレバーの長手方向両端部に回動可能に支持されるセカンダリレバーと、セカンダリレバーの長手方向両端部に回動可能に支持されるヨークと、を備え、ヨークに設けた保持部によってブレードラバーを保持する構成が知られている(例えば、特許文献1)。
かかる構成によれば、各保持部におけるブレードラバーの押圧力を均等化しながら、保持部の数を多く設定することができる。
実開平7−015465号公報
しかしながら、上記従来のワイパ装置では、払拭対象面上に、ヨーク、セカンダリレバー、およびプライマリレバーが積み重なる構成となっているため、特に長手方向中央部でワイパ装置の払拭対象面からの高さが高くなる分、走行中の空気抵抗が大きくなったり、視界の邪魔になったりしていた。このため、ワイパ装置の払拭対象面からの高さをより低くすることが望まれていた。
そこで、本発明は、払拭対象面からの高さをより低くすることが可能なワイパ装置を得ることを目的とする。
請求項1の発明にあっては、ワイパアームに取り付けられてブレードラバーを保持するワイパ装置であって、ワイパアームに着脱可能に取り付けられるクリップベースと、上記クリップベースに回動可能に支持されてブレードラバーの延伸方向に沿うレバー部と、を備え、上記クリップベースおよびレバー部の双方に、ブレードラバーを保持するブレードラバー保持部を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、上記クリップベースに対して上記レバー部をブレードラバーによる払拭対象面側に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明にあっては、上記付勢手段として、ブレードラバーの延伸方向に沿って伸びる板バネを設けたことを特徴とする。
請求項4の発明にあっては、もう一つの上記付勢手段として、コイルスプリングを設けたことを特徴とする。
請求項5の発明にあっては、上記レバー部は、上記クリップベースに回動可能に支持されるプライマリレバーと、プライマリレバーに回動可能に支持されるセカンダリレバーと、を有し、上記プライマリレバーを、ブレードラバーの延伸方向端部側に延在させて、セカンダリレバーを覆うように設けたことを特徴とする。
請求項6の発明にあっては、上記レバー部は、上記クリップベースに回動可能に支持されるプライマリレバーと、プライマリレバーに回動可能に支持されて少なくとも当該プライマリレバーよりブレードラバー延伸方向端部側に延在するセカンダリレバーと、を有し、上記プライマリレバーに、当該プライマリレバーを覆うとともにブレードラバー延伸方向端部側に延伸して上記セカンダリレバーを覆うカバーを取り付けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、上記クリップベースと上記レバー部とが払拭対象面上に積み重ならないように構成することができ、その分、ワイパ装置の高さをより低くすることができる。
請求項2の発明によれば、上記付勢手段による付勢力を設定することで、上記レバー部に設けたブレードラバー保持部におけるブレードラバーの押圧力をより適切に設定しやすくなる。
請求項3の発明によれば、ブレードラバー延伸方向に沿って伸びる板バネを用いることで、付勢手段を設けたことによってワイパ装置の高さが増大するのを抑制することができる。
請求項4の発明によれば、板バネとともにコイルスプリングを設けることで、付勢力の設定自由度が増大するという利点がある。また、板バネを設けている分、コイルスプリングをより小さく構成することができるため、当該コイルスプリングを設けたことによってワイパ装置の高さが増大するのを抑制することができる。
請求項5の発明によれば、上記プライマリレバーによって当該プライマリレバーとセカンダリレバーとの境界部などレバー部の構成を隠すことができて、美観の向上や空力特性の向上を図ることができる。
請求項6の発明によれば、上記カバーによって、プライマリレバーとセカンダリレバーとの境界部などレバー部の構成を隠すことができて、美観の向上や空力特性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)図1は、本実施形態にかかるワイパ装置の外観を示す側面図、図2は、ワイパ装置の外観を示す平面図、図3は、ワイパ装置のクリップベースの側面図(一部断面図)、図4は、ワイパ装置の二つのレバー部のうち一つの側面図(一部断面図)である。なお、以下の説明では、便宜上、払拭対象面の法線方向において、払拭対象面から離間する方向を上方向(上側)、その反対方向を下方向(下側)と定義する。また、図中、X方向は、ワイパアームによる付勢方向、Y方向は、ブレードラバー延伸方向を示す。
本実施形態にかかるワイパ装置1は、線状のブレードラバー2を保持する細長い保持具であり、自動車等の乗物の車体(図示せず)に回動可能に支持されたワイパアーム3の先端に着脱可能に取り付けられる。ワイパアーム3は、コイルスプリング等の付勢手段(図示せず)によって付勢され(付勢方向:図1のX方向)、ワイパ装置1を介してブレードラバー2の尖端縁2a側を払拭対象面4に適宜な押圧力で押し付けている。また、ワイパアーム3は、車体側に装備されたモータ(図示せず)によって、払拭対象面4と略直交する回転軸を中心として揺動される。かかる構成において、モータを揺動制御すると、ブレードラバー2が適宜な押圧力で押し付けられながら払拭対象面4を円弧状の軌道で反復的に摺動し、当該払拭対象面4を払拭するようになっている。
ワイパ装置1は、ワイパアーム3(図3)の先端部に着脱可能に取り付けられるクリップベース5と、クリップベース5に回動可能に支持される二つのレバー部(レバーアッセンブリ)6,6とを備えている。なお、本実施形態では、二つのレバー部6,6は、対称形状(同一形状あるいは勝手違い形状)としてあるが、敢えて異なる構成としても構わない。
クリップベース5は、図3に示すように、細長い本体部5aと、本体部5aの長手方向中央部に設けられたシャフト5bに回動可能に支持されるクリップ部5cと、本体部5aの底壁5dに沿って延設され該底壁5dにリベット5e,5eで固定された略帯状のブラケット5fとを備えている。
本体部5aは、上側(払拭対象面4の反対側)に開放された断面略コの字形の金属部材であり、帯状の底壁5dと、その幅方向両縁に立設された一対の平行な側壁5g,5gとを有している。シャフト5bは、これら側壁5g,5g間に架設されている。
クリップ部5cは、一例としては、図3に示すように、弾性的に拡狭する略U字状のレバー5hを有しており、このレバー5hをワイパアーム3の先端部に形成されたU字状のフック部3a内に差し込むことで係着できるようになっている。取り外す場合には、レバー5hをつまんでその角度を狭めることで、フック部3aとの係合が解除されるようになっている。なお、クリップ部5cは、ワイパアーム3にビス留めしたり、コネクタ等を用いて取り付けたりすることも可能であるし、シャフト5bに着脱できるように構成してもよい。
ブラケット5fの長手方向両端部はそれぞれ底壁5dから離間する側に突出しており、この突出部分にブレードラバー2の基体部2bを上側から掴持する保持部(ブレードラバー保持部)7a,7aが形成されている。
レバー部6は、クリップベース5に回動可能に支持されるプライマリレバー8と、プライマリレバー8に回動可能に支持されるセカンダリレバー9と、セカンダリレバー9に回動可能に支持されるヨーク10と、を備えている。
本実施形態では、プライマリレバー8の長手方向(ブレードラバー2の延伸方向;図 1および図2の左右方向;Y方向)の一端部が、クリップベース5の長手方向(ブレードラバー2の延伸方向)の一端部に回動可能に保持されており、プライマリレバー8が、クリップベース5の長手方向一端部から長手方向外側(ブレードラバー2の延伸方向端部側)に延伸する構成となっている。このプライマリレバー8は、クリップベース5の側壁5g,5gの端部間に架設されたシャフト5iに回動可能に枢支されている。
プライマリレバー8は、下側(払拭対象面4側)に開放された断面略コの字形の金属部材であり、帯状の天壁8aと、その幅方向両縁に立設された一対の平行な側壁8b,8bとを有している。
そして、プライマリレバー8のブレードラバー延伸方向端部側(プライマリレバー8が支持されるシャフト5bよりブレードラバー2の延伸方向端部側;図4では右側)の側壁8b,8b間には、シャフト8cが架設されており、このシャフト8cに、セカンダリレバー9の長手方向略中央部が回動可能に枢支されている。
また、プライマリレバー8は、付勢手段11によって、クリップベース5に対して払拭対象面4側に付勢されている。本実施形態では、付勢手段11として、板バネ12と、コイルスプリング13とを備えている。
板バネ12の一端部は、クリップベース5の底壁5dの長手方向端部にリベット5jで固定される一方、他端部は、プライマリレバー8の天壁8aとプライマリレバー8の長手方向略中央部に設けられたピン8dとの間の隙間に介装されている。この場合、板バネ12の他端部(ピン8d側の端部)を自由状態よりも弾性的に上側に持ち上げた状態で装着されるように構成することで、当該板バネ12は装着状態から自由状態に弾性的に復元しようとして、当該他端部からピン8dに対して払拭対象面4側への付勢力が作用することになる。
また、コイルスプリング13は、シャフト5iの外周に巻装されたねじりバネとして構成されており、巻線の他端部がクリップベース5の底壁5d上に当接される一方、他端部は当該シャフト5iよりもブレードラバー延伸方向端部側となる位置でプライマリレバー8の天壁8aの一端部の上面側に係止されている。この場合、コイルスプリング13の巻線の他端部(プライマリレバー8側の端部)を自由状態よりも弾性的に上側に持ち上げた状態で装着されるように構成することで、当該コイルスプリング13は装着状態から自由状態に弾性的に復元しようとして、当該他端部から天壁8aに対して払拭対象面4側への付勢力が作用することになる。
セカンダリレバー9は、プライマリレバー8よりもブレードラバー延伸方向端部側(図4では右側)まで延在しており、その端部には、ブレードラバー2の基体部2bを上側から掴持する保持部(ブレードラバー保持部)7bが形成されている。
また、このセカンダリレバー9は、プライマリレバー8の略コ字状断面による凹部内に収容された状態で回動支持点としてのシャフト8cに対してブレードラバー延伸方向中央側にも延在しており、当該中央側の端部に設けられたシャフト9aに、ヨーク10の長手方向略中央部が回動可能に枢支されている。
そして、ヨーク10の長手方向両端部に、ブレードラバー2の基体部2bを上側から掴持する保持部(ブレードラバー保持部)7c,7cが形成されている。
なお、セカンダリレバー9およびヨーク10ともに、下側(払拭対象面4側)に開放された断面略コの字形の金属部材で形成されている。また、シャフト5b,5i,8c,9a等は例えばリベットによって構成することができる。
以上の本実施形態では、ブレードラバー2は、クリップベース5の保持部7a(合計2箇所)、二つのセカンダリレバー9の保持部7b(合計2箇所)、二つのヨーク10の保持部7c(合計4箇所)の合計8箇所でワイパ装置1に保持され、これら保持部7a,7b,7cから払拭対象面4への押圧力が作用することになる。本実施形態の構成では、ワイパアーム3の付勢力に対して、各保持部7a,7b,7cの設置位置や、付勢手段11(板バネ12およびコイルスプリング13)の付勢力の大きさを適宜に設定することで、各保持部7a,7b,7cからの押圧力を均等化することが可能となる。
なお、本実施形態では、図4に示すように、プライマリレバー8に合成樹脂等からなるカバー14を装着し、このカバー14によって、プライマリレバー8およびセカンダリレバー9を含むレバー部6全体を被覆している。このカバー14によってレバー部6の構成を覆い隠すことができる分、美観を向上することができる。また、カバー14の外形状の調整によって空力特性の向上を図ることができる。例えば、空気抵抗を減らして払拭動作の抵抗力を減らしたり、ブレードラバー2を払拭対象面4側に押圧するダウンフォース(空気力)を生じさせたり、風切り音を抑制することも可能である。
以上の本実施形態によれば、ワイパ装置1の長手方向中央部に位置するクリップベース5にブレードラバ2ーの保持部7aを設けるとともに、クリップベース5からブレードラバー延伸方向端部側に向けて延在させたレバー部6にも保持部7b,7cを設けて、当該長手方向中央部でクリップベース5とレバー部6とが積み重ならないように構成したため、ワイパ装置1の高さをより低くすることができる。
また、本実施形態によれば、クリップベース5に対してレバー部6をブレードラバー2による払拭対象面4側に付勢する付勢手段11を設けたため、当該付勢手段11の付勢力を設定することで、レバー部6に設けた保持部7b,7cにおけるブレードラバー2の押圧力をより適切に設定することができるようになる。
また、本実施形態によれば、付勢手段11として、ブレードラバー延伸方向に沿って伸びる板バネ12を設けたため、付勢手段11を設けたことによってワイパ装置1の高さが高くなるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、付勢手段11として、板バネ12に加えてコイルスプリング13を設けたため、二つの付勢手段11によって付勢力の大きさやレバー部6の各保持部7b,7cにおける押圧力の設定自由度をより増大することができる上、コイルスプリング13をより小さく構成することができる分、当該コイルスプリング13を設けたことによってワイパ装置1の高さが高くなるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、カバー14によって、プライマリレバー8とセカンダリレバー9との境界部などレバー部6の構成を隠すことができて、美観の向上を図ることができる上、カバー14にフィンを設けるなど当該カバー14の外形状の調整によって比較的容易に空力特性を向上させることが可能となる。
(第2実施形態)図5は、本実施形態にかかるワイパ装置の一部の斜視図(一部破断図)、図6は、ワイパ装置の一部の側面図(一部断面図)、図7は、ワイパ装置の一部の平面図、図8は、図6のVIII−VIII断面図である。なお、本実施形態にかかるワイパ装置1Aは、上記第1実施形態にかかるワイパ装置1と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、本実施形態にかかるワイパ装置1Aでは、レバー部6Aを合成樹脂によって形成した点が上記第1実施形態と相違している。すなわち、略逆U字断面を有するプライマリレバー8A、セカンダリレバー9A、およびヨーク10Aともに合成樹脂によって形成することで、レバー部6A、ひいてはワイパ装置1Aの軽量化を図ることができる。なお、クリップベース5Aを合成樹脂によって形成してもよい。
また、本実施形態では、プライマリレバー8Aをセカンダリレバー9Aの回動支持点よりブレードラバー延伸方向端部側まで延在させ、さらに、プライマリレバー8Aの逆U字状断面による凹部内にセカンダリレバー9Aおよびヨーク10Aを収容して、これらを覆うように形成した点も、上記第1実施形態と相違している。
かかる構成により、プライマリレバー8Aによって、当該プライマリレバー8Aとセカンダリレバー9Aとの境界部などレバー部6Aの構成を隠すことができ、美観の向上を図ることができる。また、別途カバーを設けた場合に比べて部品点数を減らすことができる分、製造コストをより一層低減することができるという利点もある。
さらに、図8および図9に示すように、本実施形態ではプライマリレバー8Aの側壁の下部(払拭対象面4側の部分)に長手方向に沿うフィン8hを形成することで空気抵抗の低減を図っている。また、プライマリレバー8Aの外形状の調整により、ブレードラバー2を払拭対象面4側に押圧するダウンフォース(空気力)を得ることも可能であるし、風切り音を抑制することも可能である。
また、レバー部6Aの樹脂化に伴って、各レバー間の回動支持を上記第1実施形態とは別の構成によって具現化することができる。例えば、プライマリレバー8Aによってセカンダリレバー9Aを回動支持する部分の構成に関しては、図5〜図8に示すように、セカンダリレバー9Aの側壁9b,9bの内壁面に相互に対向する方向に突出する円柱状の突起9c,9cを設けるとともに、それら突起9c,9c間に形成したスリット9dにプライマリレバー8Aの板状の突起部8eを差し込み、突起部8eに形成した凹部8f,8f内に突起9c,9cを挿入することで、プライマリレバー8Aをセカンダリレバー9Aに対して相対回動させるようになっている。なお、セカンダリレバー9Aの天壁9eには、突起部8eを挿通するための開口部9fが形成される。
なお、本実施形態では、クリップベース5Aの保持部7a,7aを、当該クリップベース5Aの底壁5dに直接設けて上記第1実施形態より部品点数を減らしている。また、付勢手段11をコイルスプリング13とし、この点でも部品点数の削減を図っている。
以上の本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができるのは勿論である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、レバー部がプライマリレバー、セカンダリレバー、およびヨークによって構成された場合を例示したが、本発明はかかる構成に限定されるものではない。また、ブレードラバーの保持部を設置するレバーあるいはその設置位置も適宜に変更可能である。
1,1A ワイパ装置
2 ブレードラバー
3 ワイパアーム
4 払拭対象面
5,5A クリップベース
6,6A レバー部
7a,7b,7c ブレードラバー保持部
8,8A プライマリレバー
9,9A セカンダリレバー
11 付勢手段
12 板バネ
13 コイルスプリング
14 カバー
X 付勢方向
Y ブレードラバー延伸方向
2 ブレードラバー
3 ワイパアーム
4 払拭対象面
5,5A クリップベース
6,6A レバー部
7a,7b,7c ブレードラバー保持部
8,8A プライマリレバー
9,9A セカンダリレバー
11 付勢手段
12 板バネ
13 コイルスプリング
14 カバー
X 付勢方向
Y ブレードラバー延伸方向
Claims (6)
- ワイパアームに取り付けられてブレードラバーを保持するワイパ装置であって、
ワイパアームに着脱可能に取り付けられるクリップベースと、
前記クリップベースに回動可能に支持されてブレードラバーの延伸方向に沿うレバー部と、
を備え、
前記クリップベースおよびレバー部の双方に、ブレードラバーを保持するブレードラバー保持部を設けたことを特徴とするワイパ装置。 - 前記クリップベースに対して前記レバー部をブレードラバーによる払拭対象面側に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
- 前記付勢手段として、ブレードラバーの延伸方向に沿って伸びる板バネを設けたことを特徴とする請求項2に記載のワイパ装置。
- もう一つの前記付勢手段として、コイルスプリングを設けたことを特徴とする請求項3に記載のワイパ装置。
- 前記レバー部は、前記クリップベースに回動可能に支持されるプライマリレバーと、プライマリレバーに回動可能に支持されるセカンダリレバーと、を有し、
前記プライマリレバーを、ブレードラバーの延伸方向端部側に延在させて、セカンダリレバーを覆うように設けたことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のワイパ装置。 - 前記レバー部は、前記クリップベースに回動可能に支持されるプライマリレバーと、プライマリレバーに回動可能に支持されて少なくとも当該プライマリレバーよりブレードラバー延伸方向端部側に延在するセカンダリレバーと、を有し、
前記プライマリレバーに、当該プライマリレバーを覆うとともにブレードラバー延伸方向端部側に延伸して前記セカンダリレバーを覆うカバーを取り付けたことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のワイパ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006199677A JP2007055589A (ja) | 2005-07-29 | 2006-07-21 | ワイパ装置 |
PCT/JP2006/315021 WO2007013610A1 (ja) | 2005-07-29 | 2006-07-28 | ワイパ装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005221183 | 2005-07-29 | ||
JP2006199677A JP2007055589A (ja) | 2005-07-29 | 2006-07-21 | ワイパ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007055589A true JP2007055589A (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=37683498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006199677A Pending JP2007055589A (ja) | 2005-07-29 | 2006-07-21 | ワイパ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007055589A (ja) |
WO (1) | WO2007013610A1 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8104137B2 (en) | 2008-12-05 | 2012-01-31 | Hyundai Motor Company | Wiper blade |
CN103129526A (zh) * | 2011-12-01 | 2013-06-05 | Adm21有限公司 | 雨刮器 |
WO2013080694A1 (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-06 | アスモ 株式会社 | ワイパ、ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレード |
JP2013173437A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Asmo Co Ltd | ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレード |
WO2014065319A1 (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-01 | アスモ 株式会社 | 車両用ワイパ |
WO2014077250A1 (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-22 | 日本ワイパブレード株式会社 | ワイパーブレード |
US9187064B2 (en) | 2012-04-24 | 2015-11-17 | Hyundai Motor Company | Wiper lever assembly and wiper blade |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2626999T3 (es) * | 2013-01-10 | 2017-07-26 | Scan Top Enterprise Co. Ltd. | Limpiaparabrisas para vehículo automóvil que se puede fijar horizontalmente en una superficie acristalada |
KR101609230B1 (ko) * | 2014-12-30 | 2016-04-05 | 케이씨더블류 주식회사 | 와이퍼 블레이드 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2706291A (en) * | 1949-01-08 | 1955-04-12 | Trico Products Corp | Windshield wiper blade |
US4127912A (en) * | 1977-12-15 | 1978-12-05 | Trico Products Corporation | Wiper blade |
JPH04108470U (ja) * | 1991-03-01 | 1992-09-18 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | ワイパブレードのカバー体構造 |
JP2004196016A (ja) * | 2002-12-16 | 2004-07-15 | Honda Motor Co Ltd | ワイパ装置 |
-
2006
- 2006-07-21 JP JP2006199677A patent/JP2007055589A/ja active Pending
- 2006-07-28 WO PCT/JP2006/315021 patent/WO2007013610A1/ja active Application Filing
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8104137B2 (en) | 2008-12-05 | 2012-01-31 | Hyundai Motor Company | Wiper blade |
JPWO2013080694A1 (ja) * | 2011-11-30 | 2015-04-27 | アスモ株式会社 | ワイパ、ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレード |
WO2013080694A1 (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-06 | アスモ 株式会社 | ワイパ、ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレード |
US9193334B2 (en) | 2011-11-30 | 2015-11-24 | Asmo Co., Ltd. | Wiper, wiper lever assembly, and wiper blade |
CN103129526A (zh) * | 2011-12-01 | 2013-06-05 | Adm21有限公司 | 雨刮器 |
US9849861B2 (en) | 2011-12-01 | 2017-12-26 | The Korea Development Bank | Wiper blade |
JP2013173437A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Asmo Co Ltd | ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレード |
US9233663B2 (en) | 2012-02-24 | 2016-01-12 | Hyundai Motor Company | Wiper lever assembly and wiper blade |
US9187064B2 (en) | 2012-04-24 | 2015-11-17 | Hyundai Motor Company | Wiper lever assembly and wiper blade |
US9421949B2 (en) | 2012-10-24 | 2016-08-23 | Asmo Co., Ltd. | Wiper for vehicle |
JPWO2014065319A1 (ja) * | 2012-10-24 | 2016-09-08 | アスモ株式会社 | 車両用ワイパ |
WO2014065319A1 (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-01 | アスモ 株式会社 | 車両用ワイパ |
JP2014097728A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Nippon Wiper Blade Co Ltd | ワイパーブレード |
WO2014077250A1 (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-22 | 日本ワイパブレード株式会社 | ワイパーブレード |
US10040428B2 (en) | 2012-11-14 | 2018-08-07 | Nippon Wiper Blade Co., Ltd. | Wiper blade |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2007013610A1 (ja) | 2007-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007055589A (ja) | ワイパ装置 | |
JP4293465B2 (ja) | ワイパブレード | |
JP4436393B2 (ja) | ワイパー装置 | |
US6171141B1 (en) | Fixing apparatus | |
CA2569011A1 (en) | Wiper arm adaptor for car | |
CN104080650A (zh) | 辅助把手 | |
WO2013038786A1 (ja) | 車両用ターンシグナルスイッチ装置 | |
JP2008273239A (ja) | ワイパ装置 | |
JP5287128B2 (ja) | 車両用シートスライド装置 | |
JP2007203948A (ja) | 車両用ワイパ | |
JP6084137B2 (ja) | 車両用ワイパ | |
JP2014180999A (ja) | 車両用デフレクタ装置 | |
JP5204628B2 (ja) | アシストグリップ | |
US20080052866A1 (en) | Wiper arm and vehicle wiper | |
US8104135B2 (en) | Wiper apparatus | |
JP5045079B2 (ja) | 電線保持具 | |
JP2006312457A (ja) | ワイパブレード | |
JP2010274670A (ja) | 車両のワイパ装置 | |
JP5276918B2 (ja) | 車両用スライドレール装置 | |
JP4267537B2 (ja) | ワイパブレード | |
JP4203069B2 (ja) | ワイパブレード | |
JP2005297940A (ja) | ワイパブレード | |
JP4450642B2 (ja) | ワイパーアーム | |
JP2007237855A (ja) | ワイパブレード | |
JP2004196016A (ja) | ワイパ装置 |