JP2007055293A - カウルルーバ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カウルルーバ装置4のリップ部10はリップ部10の端面10aがフロントガラス3の端面3aに対向するように、カウルルーバ装置4の本体部4aから後方側(フロントガラス側)に向って延設されている。
【選択図】 図2
Description
また、請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか1項に記載のカウルルーバ装置において、軟質部材からなり前記リップ部の延設方向において前記リップ部と前記フロントガラスとの間に配設される軟質部材を有する。
請求項1に記載の発明によれば、リップ部の端面がフロントガラスの端面に対向するため、リップ部とフロントガラスとが板厚方向に重ならない。よって、フロントガラスの意匠面とカウルルーバ装置の意匠面との間でリップ部の肉厚分の段差が生じることが妨げられ、カウルルーバ装置の意匠面とフロントガラスの意匠面との間の段差を低減することができる。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、自動車(車両)1には、フード2とフロントガラス3との間にカウルルーバ装置4が配設されている。
(1)リップ部10の端面10aがフロントガラス3の端面3aに対向するため、リップ部10とフロントガラス3とが板厚方向に重ならない。よって、フロントガラス3のガラス面3bとカウルルーバ装置4の意匠面10cとの間でリップ部10の肉厚分の段差D1(図8参照)が生じることが妨げられ、カウルルーバ装置4の意匠面10cとフロントガラス3のガラス面3bとの間の段差を低減することができる。
・上記実施形態では、シール部材13の意匠面側の端面13aはカウルルーバ装置4の意匠面10c及びフロントガラス3のガラス面3bに連続的に形成されている。しかしながら、このような態様に限定されず、例えば、図3に示すようにシール部材14の端部に鍔部14a,14bが形成されていてもよい。また、図4に示すようにシール部材15の板厚方向両端部からフロントガラス側に延設されてなる鍔部15a,15bが形成されフロントガラス3の板厚方向両側にシール部材15(15a,15b)が配設されていてもよい。このような態様によれば、シール部材14,15とリップ部10及びフロントガラス3とが接する面積が増加し、シール部材14,15とリップ部10及びフロントガラス3との間から雨水などが浸入するおそれが低減される。なお、シール部材14,15の鍔部14a,14b,15aがリップ部10及びフロントガラス3の意匠面側に配設されるため鍔部14a,14b,15aの肉厚分D2,D3が端面14c,15cと意匠面10c及びガラス面3bとの間の段差となる。しかしながら、このような構成によっても、従来のフロントガラス3のガラス面(意匠面)3bに当接するリップ部101を用いた場合の段差D4と比較してリップ部の板厚分D1だけ段差を小さくすることができる(図8参照)。
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図面に従って説明する。尚、説明の簡略化のため、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように本実施の形態に係るカウルルーバ装置5のリップ部20の端面20aはフロントガラス21の前方側の端面21aに面している。フロントガラス21の端部にはリップ部20の非意匠面側に配設される延設部21bが形成されている。延設部21bはフロントガラス21の端面21aの非意匠面側が突出する態様で形成されており板厚方向においてリップ部20の非意匠面側の面20bに対向する対向面21cを備えている。
(1)リップ部20とフロントガラス21との間に配設されるシール部材22により、リップ部20とフロントガラス21との隙間から雨水などが浸入するおそれが低減される。また、シール部材22は固定部24と車両側固定部材23とが係合することにより挟持されるため、接着剤などによってリップ部20とフロントガラス21との間を固定することなく雨水などの浸入を妨げることが可能となる。また、本実施形態においては、リップ部20は固定部24によって板厚方向非意匠面側を車両側固定部材23に固定されているのみであるため板厚方向意匠面側に移動可能となる。よって、カウルルーバ装置5を容易に車体1aに着脱することができる。
以下、本発明を具体化した第3の実施形態を図面に従って説明する。尚、説明の簡略化のため、第1及び第2の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、本実施の形態に係るカウルルーバ装置6のリップ部30は車両側固定部材31に固定されている。車両側固定部材31は、フロントガラス32の意匠面側に配設されフロントガラス32の意匠面側に当接する意匠面側当接部33と、フロントガラス32の非意匠面側に配設されフロントガラス32の下端部の非意匠面側が当接する非意匠面側当接部34と、を備えている。フロントガラス32の下端部(延設部32a)は該当接部33,34によって形成される凹部31aに挿入されている。
(1)フロントガラス32の下端部(延設部32a)は意匠面側当接部33と非意匠面側当接部34との間に配設される。よって、フロントガラス32と車両側固定部材31とが接触する面積が増加し車両側固定部材31とフロントガラス32との間から流体が浸入することを妨げることができる。なお、本実施形態においては、第2の実施形態と同様、リップ部30は固定部35によって板厚方向非意匠面側を車両側固定部材31に固定されているのみであるため板厚方向意匠面側に移動可能となり、カウルルーバ装置6を容易に着脱することができる。
Claims (9)
- フロントガラスとフードとの間に配設されるカウルルーバ装置であって、
前記フードの非意匠面側に取着される本体部と、
前記本体部から前記フロントガラスに向って延設され前記フロントガラスの下端部の端面に対向して配置される端面を有するリップ部と、を備える
ことを特徴とするカウルルーバ装置。 - 請求項1に記載のカウルルーバ装置において、
前記リップ部よりも非意匠面側に配設され車体に取着される車両側固定部材を有し、
前記リップ部は、前記車両側固定部材に固定される
ことを特徴とするカウルルーバ装置。 - 請求項2に記載のカウルルーバ装置において、
前記車両側固定部材は、前記リップ部の意匠面及び前記フロントガラスのガラス面よりも非意匠面側に浸入した水が流入し該水を外部へと案内する排水通路を有する
ことを特徴とするカウルルーバ装置。 - 請求項2又は3に記載のカウルルーバ装置において、
前記車両側固定部材は、前記フロントガラスの下端部の非意匠面側が当接する非意匠面側当接部を有する
ことを特徴とするカウルルーバ装置。 - 請求項2〜4の何れか1項に記載のカウルルーバ装置において、
前記車両側固定部材は、前記フロントガラスの意匠面側に当接する意匠面側当接部を有する
ことを特徴とするカウルルーバ装置。 - 請求項5に記載のカウルルーバ装置において、
前記フロントガラスは、該フロントガラスの板厚方向非意匠面側を前記フロントガラスの非意匠面に沿って延設されてなる延設部を有し、
前記意匠面側当接部は、前記延設部の意匠面側に当接する
ことを特徴とするカウルルーバ装置。 - 請求項2〜4の何れか1項に記載のカウルルーバ装置において、
前記フロントガラスは、該フロントガラスの板厚方向非意匠面側を前記フロントガラスの非意匠面に沿って延設されてなる延設部を有し、
前記リップ部は、板厚方向において前記延設部の意匠面側に配設され、前記リップ部の意匠面と前記フロントガラスのガラス面とが連続する
ことを特徴とするカウルルーバ装置。 - 請求項7に記載のカウルルーバ装置において、
板厚方向において前記リップ部と前記延設部との間に介在されるシール部材を有する
ことを特徴とするカウルルーバ装置。 - 請求項1〜8の何れか1項に記載のカウルルーバ装置において、
軟質部材からなり前記リップ部の延設方向において前記リップ部と前記フロントガラスとの間に配設される軟質部材を有する
ことを特徴とするカウルルーバ装置。
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