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JP2007308075A - 自動車用ドアの排水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車用ドアのドアウェザーストリップの取付基部を保持するリテーナがないコーナ部における外部から車室内への水の侵入を防止し得る排水構造を提供する。
【解決手段】ルーフ側の部位とピラー側の部位がコーナ部位によって接続され、該各部位の取付基部7aがドアの外周部に設けられたリテーナ6に嵌合して取り付けられたドアウェザーストリップ7を備えている。該ドアウェザーストリップの前記ルーフ側に位置する前記コーナ部位の前記取付基部の背面に、前記ピラー側の部位に形成された縦方向溝10と連通する排水溝11を設けると共に、該排水溝の上側の内側面11bに、前記取付基部をリテーナに撓み変形させて嵌合する際に、先端部12aが下側の内側面11cに当接して取付基部の剛性を確保する3つの補強リブ12を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用ドアの排水構造に関し、とりわけ、ドアの外周側に取り付けられたドアウェザーストリップのコーナ部における排水構造に関する。
自動車用の例えばフロントドア1は、図11〜図14に示すように、ドア本体2と該ドア本体2の上端部にはサッシュ部3が設けられ、該サッシュ部3の車体ルーフ側の横方向部位3aとピラー側の縦方向部位3bのほぼ直角に突き合わされた斜めカット状の対向端部3c、3dが溶接によって結合されてコーナ部を形成している。また、前記サッシュ部3の外周側には、該サッシュ部3の上端部を折曲形成して後述するドアウェザーストリップ7の取付基部7aを保持するリテーナ6が形成されている。
前記サッシュ部3は、折曲外周部3eの内面側に、前記リテーナ6の後述する車外側の支持部として形成される突起6aが設けられていると共に、前記折曲外周部3eの外面には、装飾用テープ9が被嵌状態に接着されている。
前記リテーナ6は、図12及び図13に示すように、横断面ほぼコ字形状に形成されて、車内側に湾曲状に立ち上がった支持部6bを有している。ここで、図14に示すように、縦方向部位3b側の突起6aは、横方向部位3a側の突起6aより幅広に形成され、前記対向端部3dではなくなっている。
そして、前記コーナ部側では前記車内側の支持部6bの一部がほぼL形状に切除されており、この切除部Cによって前記突き合わせ対向端部3c、3dの溶接作業の容易性などを確保している。
また、前記リテーナ6には、図15に示すように、車体開口部をシールするドアウェザーストリップ7が配設されている。このドアウェザーストリップ7は、前記リテーナ6に嵌合保持される取付基部7aと、該取付基部7aの車内側外周に一体に設けられて、前記車体8の開口部周縁8aに当接する中空状のメインシール7b及びサブシールリップ7cと、を備えている。また、前記取付基部7aの車外側端部に、前記サッシュ部3の折曲外周部3eの内面及びリテーナ6の側面にそれぞれ当接する第1、第2リップ7d、7eが一体に形成されている。
したがって、ドア1を閉じた際には、前記ドアウェザーストリップ7のメインシール7bとサブシールリップ7cが車体開口部の周縁8aに当接することにより撓み変形して十分な当接面積を確保し、これによって車体開口部のシール性を確保するようになっている。
特開2001−30769公報
ところで、前記構造の自動車用ドアにあっては、前記リテーナ6の支持部6bのコーナ部側の一部に切除部Cが形成され、また、前記装飾用テープ9の接着時の内側のテープ止まり部9aに発生した波打ちなどに起因して、外部から前記第1リップ7dと装飾用テープ9の外面との間に洗車水や雨水が車室内に侵入してしまうおそれがある。
すなわち、前記リテーナ6の切除部Cの存在によって取付基部7aに対する支持剛性が低下していることから、前記ドア1を閉じると、図16に示すように、前記サッシュ部3の突起6aがドアウェザーストリップ7の第1,第2リップ7d、7eの間の凹溝7f底面に突き当たって、前記切除部Cの位置にある取付基部7aが内方へ撓み変形して、前記第1リップ7dと前記折曲外周部3eの内面及び前記第2リップ7eとリテーナ6の側面6cとの間に隙間が形成されてしまう。一方、前記装飾用テープ9は、前記サッシュ部3の外周部3eの内面側のテープ止まり部9aに皺などが発生して、該装飾用テープ9と第1リップ7dとの間に隙間(口開き)が発生し易くなる。
このため、図12の矢印で示すように、前記外部から前記第1リップ7dの口開き箇所から水が侵入して前記凹溝7f内を通り、さらに第2リップ7eの先端との僅かな隙間箇所を通って車室内に侵入してしまうおそれがある。
なお、ドアの排水構造としては、前記特許文献1に記載されたものもあるが、水の侵入経路などが相違していると共に、構造が異なっている。
本発明は、前記従来例の技術的課題に鑑みて案出されたもので、ドアのドアフレームのコーナ部から車室内への水の侵入を確実に阻止し得る自動車用ドアの排水構造を提供するものである。
請求項1記載の発明は、ルーフ側の部位とピラー側の部位がコーナ部位によって接続され、該各部位の取付基部がドアの外周部に設けられたリテーナに嵌合して取り付けられたドアウェザーストリップを備え、前記ルーフ側に位置する前記コーナ部位の取付基部の背面に、前記ピラー側の部位に形成された縦方向溝と連通する排水溝を設けたことを特徴としている。
外部からドアウェザーストリップの取付基部方向へ流入した水は、前記排水溝内に捕集されて、ここから縦方向溝内に流入して外部へ排出されることから、車室内への侵入を確実に防止できる。
請求項2に記載の発明は、排水溝の上側の対向内側面に、前記取付基部をリテーナに撓み変形させて嵌合する際に、先端部が下側の対向側内面に当接する補強リブを設けたことを特徴としている。
ドアウェザーストリップは、取付基部の排水溝形成部位の剛性が低下して、該取付基部をリテーナに嵌着させる際における形状保持が困難になるが、この発明では、排水溝内に補強リブを設けたことから、かかる部位の取付基部の剛性が高くなってリテーナへの嵌着時における形状保持が可能になる。したがって、取付基部の嵌着作業が容易になる。
請求項3に記載の発明は、前記補強リブの先端部を、下側の対向内側面に向かった突出状に形成したことを特徴としている。
この発明によれば、取付基部をリテーナに嵌着させる場合に、補強リブの先端部が即座に下側の対向内側面に当接して支持力を発揮することから、形状保持性がさらに向上するため、取付基部の嵌着作業性が一層良好になる。
請求項4に記載の発明は、前記排水溝の底面または下側の対向内側面を、前記ピラー側の部位方向に向かって下り傾斜状に形成したことを特徴としている。
排水溝内に捕集された水は下側の対向内側面の傾斜面に沿って速やかに流れて、縦方向溝内へ案内されることから、水の排水性が良好になる。
請求項5に記載の発明は、前記ピラー側の部位に、所定間隔をもって上下方向へ伸びた一次シール部と二次シール部とを形成し、該両シールリップ間に前記排水溝と連通する前記縦方向溝を形成したことを特徴としている。
縦方向溝をピラー側の部位の既存の一次シール部と二次シール部を利用して形成したため、縦方向溝を形成するためにドアウェザーストリップの構造を大きく変更することないので、製造コストの高騰を抑制することができる。
請求項1に記載の発明によれば、外部から侵入した水を、一旦、排水溝内に捕集し、ここから縦方向溝内に流入して外部へ排出することから、車室内への侵入を確実に防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、排水溝内に設けられた補強リブによって、排水溝の形成部位の取付基部の剛性が高くなってリテーナへの嵌着時における形状保持性が向上する。この結果、取付基部の嵌着作業が容易になる。
請求項3に記載の発明によれば、取付基部をリテーナに嵌着させる場合に、補強リブの先端部が即座に対向内側面に当接して支持力を発揮して、形状保持性がさらに向上するため、取付基部の嵌着作業性が一層良好になる。
請求項4に記載の発明によれば、排水溝内に捕集された水は底面や下側の対向内側面の傾斜面に沿って速やかに流れて、縦方向溝内へ案内されることから、水の排水性が良好になる。
請求項5に記載の発明によれば、縦方向溝をピラー側の部位の既存の一次シール部と二次シール部を利用して形成したため、縦方向溝を形成するためにドアウェザーストリップの構造を大きく変更することないので、製造コストの高騰を抑制できる。
以下、本発明にかかる自動車用ドアの排水構造の実施形態を図面に基づいて詳述する。なお、本実施形態は、従来と同じく自動車のフロントドア側に適用したものを示し、ドア等の基本構造は従来と同様であるから共通の箇所は同一の符号を付して説明する。
図1〜図3は本発明の第1の実施形態を示し、まず、フロントドアは、ドア本体と該ドア本体の上端部に設けられたサッシュ部3とを有し、該サッシュ部3の車体ルーフ側の横方向部位とピラー側の縦方向部位のほぼ直角に突き合わされた斜めカット状の対向端部が溶接によって結合されてコーナ部を形成している。また、前記ドア本体とサッシュ部3の外周側には、前記サッシュ部3の上端部を折曲形成して後述するドアウェザーストリップ7の取付基部7aを保持するリテーナ6が形成されている。
前記サッシュ部3は、折曲外周部3eの内面側に、後述の前記リテーナ6の車外側の支持部として形成される突起6aが設けられていると共に、前記折曲外周部3eの外面には、装飾用テープ9が被嵌状態に接着されている。
前記リテーナ6は、横断面ほぼコ字形状に形成されて、車内側に湾曲状に立ち上がった支持部6bを有している。前記コーナ部側では、前記車内側の支持部6bの一部がほぼL形状に切除されており、この切除部によって前記突き合わせ対向端部の溶接作業の容易性などを確保している。
また、前記リテーナ6には、車体開口部をシールするドアウェザーストリップ7が配設されている。
このドアウェザーストリップ7は、それぞれ押出成形によって形成されたルーフ側の部位とピラー側の部位とを、型成形によって形成されたほぼL字形のコーナ部位によって接続されてなり、前記ルーフ側の部位は、前記リテーナ6に嵌合保持される取付基部7aと、該取付基部7aの車内側外周に一体に設けられて、前記車体8の開口部周縁8aに当接する中空状のメインシール7b及びサブシールリップ7cと、を備えている。また、前記取付基部7aの車外側端部に、前記サッシュ部3の折曲外周部3eの内面及びリテーナ6の側面6cにそれぞれ当接する第1、第2リップ7d、7eが一体に形成されている。
前記ピラー側の部位は、断面形状が前記ルーフ側の部位とほぼ同一に形成されているが、ルーフ側のサブシールリップ7c及び凹溝7fに相当する部位がなく上下長手方向に沿った二次シール部である突起シール部7gと一次シール部であるシールリップ7hが形成されており、この突起シール部7gとシールリップ7hとの間には、縦方向溝10が形成されている。また、前記シールリップ7hと突起シール部7gは、それぞれ第1、第2リップ7d、7eと連続している。
そして、前記取付基部7aの前記コーナ部位のルーフ側、つまり前記リテーナ6の支持部6bが切除されたルーフ側の部位には、排水溝11が切欠形成されていると共に、該排水溝11の上側の内側面11aに、複数の補強リブ12が一体に設けられている。
具体的に説明すれば、前記排水溝11は、図1及び図2に示すように、取付基部7aの前記凹溝7fの形成位置に車体前後方向に沿って横方向に長い長方形状に形成されて、その前後方向の幅長さLが前記リテーナ6の切除部の長さよりも僅かに長く設定されている。また、その対向する内側面11b、11c間の上下幅Wが均一に設定されていると共に、前記凹溝7f相当位置から底面11aまでの深さDも前後方向で均一に設定されている。また、排水溝11のピラー側の端部11dが前記縦方向溝10の上端部に開口形成されている。なお、図2において破線で示す部分は、前記凹溝7fの形状である。
前記補強リブ12は、前記上側の内側面11bに長手方向のほぼ等間隔位置に3つ設けられ、それぞれが排水溝11の長手方向に対してほぼ直角方向に延設された長方体形の小ブロック状に形成されて、その前後長さの合計が前記排水溝11の幅長さLの約1/3程度の長さに設定されていると共に、上下の高さがそれぞれ排水溝11の幅Wの約半分程度に設定されて、それぞれの先端部12aが前記下側の内側面11cに近接するように配置されている。また、それぞれの側部12bは、前記突起6aに当接するように(前記凹溝7fと同一位置に)配置されている。
したがって、この実施形態によれば、外部から前記装飾用テープ9のテープ止め部9aと第1リップ7dとの間の口開き箇所を通って内部に侵入した水は、小突起6aの上面を伝って排水溝11内に流下し、ここで一旦捕集される。その後、図1の矢印で示すように、排水溝11内をピラー方向へ流動して縦方向溝10内に案内されて流入し、そのまま縦方向溝10に沿って外部へ速やかに排出される。このため、車室内への侵入を確実に防止できる。
しかも、この実施形態では、排水溝11の内部に3つの補強リブ12を設けたことから、かかる部位の取付基部7aの剛性が高くなってリテーナへの嵌着時における形状保持が可能になる。
すなわち、ドアウェザーストリップ7をドアに組み付けるには、取付基部7aの弾性力を利用してリテーナ6内に嵌着させるわけであるが、このとき、取付基部7aの剛性が低いと弾性力が十分に利用できず、つまり、排水溝11の存在によって剛性が低くなることから弾性力が低下して、組付作業性が悪化するおそれがある。しかし、本実施形態では、取付基部7をリテーナ6に嵌着する際に、各補強リブ12の先端部12aの先端面が、対向する下側の内側面11cに当接して排水溝11形成位置の取付基部7aの剛性を高く維持することができる。これによって、該取付基部7aの形状を保持できるため、かかる取付基部7aのリテーナ6内への嵌着作業が容易になり、ドアウェザーストリップ7の組付作業性の低下を防止できる。
このように、本実施形態は、侵入した水の外部への速やかな排出効果と、ドアウェザーストリップ7の組付作業性の悪化防止効果の両方を満足させることができる。
また、本実施形態では、縦方向溝10をドアウェザーストリップ7に特別に設けるのではなく、ピラー側の部位の既存の突起シール部7gとシールリップ7hを利用して形成したため、製造コストの高騰を抑制できる。
図4は本発明の第2の実施形態を示し、ドアウェザーストリップ7や排水溝11の構成は第1の実施形態と同様であって、各補強リブ12の構造を変更したものである。すなわち、補強リブ12の下側の内側面11c側の先端部12aを、該対向内側面11cに向かった突出状に形成したものである。
したがって、取付基部7aをリテーナ6に嵌着させる場合に、補強リブ12の先端部12aが即座に対向内側面11cに当接して支持力を高くするこのため、取付基部7の形状保持性がさらに向上して、該取付基部7aのリテーナ6への嵌着作業性が一層良好になる。
図5〜図7は第3の実施形態を示し、前記排水溝11の底面11aをピラー側に向かって漸次下り傾斜状に形成して、排水溝11の凹溝7f相当位置から底面11aまでの深さDを一端側からピラー側の他端側に沿って漸次深くなるように形成したものである。なお、図6において、破線で示す部分は最深部の底面11aである。
したがって、排水溝11内に捕集された水は、傾斜状の底面11aに沿ってピラー側の縦方向溝12内に速やかに流入案内されることから、雨水などの排出性を良好なものとすることができる。
図8〜図10は第4の実施形態を示し、底面11aの深さは第1の実施形態と同様に均一であるが、排水溝11の下側の内側面11cをピラー側に向かって漸次下り傾斜状に形成して、排水溝11の幅Wを一端から他端側に沿って漸次深くなるように形成したものである。なお、図9において破線で示す部分は、最深部の内側面11cである。
したがって、この実施形態も排水溝11内に捕集された水は、傾斜状の下側内側面11cに沿って流れて縦方向溝12内に速やかに流入されることから、雨水などの排出性を向上できる。
このように、第3,第4の実施形態では、排水溝11内に捕集された水を滞留することなく、縦方向溝12内へ速やかに流入させることができるため、車室内への流入をより確実に防止することが可能になる。
本発明は、前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば排水溝11の幅Wや深さDなどは、車両の仕様などに応じて自由に設定することができると共に、補強リブ12の大きさや数なども任意に変更することが可能である。また、本発明は、フロントドアの他にリアドアにも適用することが可能であると共に、適用箇所も自由である。また、サッシュ型ドア以外にプレスドアにも適用可能である。さらに、本発明は、前記装飾用テープが接着されないものにも適用可能である。
本発明にかかる自動車用ドアの排水構造の第1の実施形態に供されるドアウェザーストリップの側面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す図1のA−A線断面図である。 第3の実施形態に供されるドアウェザーストリップの要部斜視図である。 本実施形態における排水溝の浅部を示す断面図である。 同排水溝の深部を示す断面図である。 第4の実施形態に供されるドアウェザーストリップの要部斜視図である。 本実施形態における排水溝の最小幅部を示す断面図である。 同排水溝の最大幅部を示す断面図である。 本発明及び従来の排水構造が適用される自動車の側面図である。 図11に示すフロントドアのC矢視部を拡大して示す斜視図である。 図12のD−D線断面図である。 図12のE−E線断面図である。 従来におけるフロントドア(リテーナの支持部有り)にドアウェザーストリップが取り付けられた状態を示す断面図である。 従来におけるフロントドア(リテーナの支持部なし)にドアウェザーストリップが取り付けられた状態を示す断面図である。
符号の説明
1…フロントドア
3…サッシュ部
6…リテーナ
7…ドアウェザーストリップ
7a…取付基部
7b…メインシール
7g…突起シール部(二次シール)
7h…シールリップ(一次シール)
11…排水溝
11a…底面
11b・11c…内側面
12…補強リブ
12a…先端部

Claims (5)

  1. ルーフ側の部位とピラー側の部位がコーナ部位によって接続され、該各部位の取付基部がドアの外周部に設けられたリテーナに嵌合して取り付けられたドアウェザーストリップを備え、
    前記ルーフ側に位置する前記コーナ部位の取付基部の背面に、前記ピラー側の部位に形成された縦方向溝と連通する排水溝を設けたことを特徴とする自動車用ドアの排水構造。
  2. 排水溝の上側の対向内側面に、前記取付基部をリテーナに撓み変形させて嵌合する際に、先端部が下側の対向側内面に当接する補強リブを設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアの排水構造。
  3. 前記補強リブの先端部を、該下側の対向内側面に向かった突出状に形成したことを特徴とする請求項2に記載の自動車用ドアの排水構造。
  4. 前記排水溝の底面または下側の対向内側面を、前記ピラー側の部位方向に向かって下り傾斜状に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用ドアの排水構造。
  5. 前記ピラー側の部位に、所定間隔をもって上下方向へ伸びた一次シール部と二次シール部とを形成し、該両シールリップ間に前記排水溝と連通する前記縦方向溝を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用ドアの排水構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010143516A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Nishikawa Rubber Co Ltd ドアウエザーストリップ取付構造
JP2010208514A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Nishikawa Rubber Co Ltd ドアウェザストリップ

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