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JP2007043892A - 過昇圧防止回路 - Google Patents

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JP2007043892A
JP2007043892A JP2006175277A JP2006175277A JP2007043892A JP 2007043892 A JP2007043892 A JP 2007043892A JP 2006175277 A JP2006175277 A JP 2006175277A JP 2006175277 A JP2006175277 A JP 2006175277A JP 2007043892 A JP2007043892 A JP 2007043892A
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Shuhei Kawai
周平 河井
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Abstract

【課題】 昇圧回路の過昇圧を防止する過昇圧防止回路において、昇圧回路で発生するリップルの影響を除去して、誤動作を防止する。
【解決手段】 電源電圧Vddとチャージポンプ回路2の出力電圧Vout(<0V)の差である(Vdd−Vout)が所定値VMAXを越えないように制御する。Vdd−Vout<VMAXのときは、チャージポンプ回路2は昇圧動作を行い、Vdd−Vout>VMAXとなったときにチャージポンプ回路2は昇圧動作を停止する。演算増幅器1の基準電圧Vrefは接地電圧Vssを基準としているので、チャージポンプ回路2で発生するリップルの影響が除去される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、昇圧クロックに応じて、接地電圧に対して負の出力電圧を発生する昇圧回路の過昇圧を防止する過昇圧防止回路に関する。
従来、電源電圧を何倍かに昇圧する昇圧回路の一種としてチャージポンプ回路が知られている。チャージポンプ回路は例えば携帯用電子機器の電源回路として広く用いられている。一般的なチャージポンプ回路は、複数のスイッチング素子を直列接続して、それらのスイッチング素子の各接続ノードにコンデンサを介して昇圧クロックを供給し、スイッチング素子を通して電荷転送を行うことで入力される電源電圧を昇圧する。
しかしながら、チャージポンプ回路のスイッチング素子として用いられるトランジスタや、チャージポンプ回路の出力電圧Voutの供給を受ける側の回路を構成しているトランジスタには昇圧の結果、高電圧が印加されることになる。
例えば、図6(a)に示すようにMOSトランジスタのゲートGに出力電圧Voutが印加され、ソースSに接地電圧Vssが印加されると、ゲートソース間にVoutという高電圧が印加されることになる。また、図6(b)に示すようにMOSトランジスタのドレインDに出力電圧Voutが印加され、ソースSに接地電圧Vssが印加されると、ソースドレイン間にVoutという高電圧が印加されることになる。
そこで、そのようなMOSトランジスタのデバイス構造として高耐圧構造が採用されていた。しかしながら、高耐圧構造のMOSトランジスタはゲート絶縁膜の膜厚が厚いことや、あるいはソースドレインの拡散層の濃度が低いために、電流駆動能力が低いという問題があった。
そこで、MOSトランジスタの耐圧を落として、電流駆動能力を向上させるために、チャージポンプ回路の出力電圧Voutを制限する回路が考えられた。例えば、電源電圧Vdd=4Vを2倍昇圧して8Vを得るとすれば、8Vに耐えるMOSトランジスタが必要となるが、チャージポンプ回路の出力電圧Voutを5.5Vに制限すれば、5V系のMOSトランジスタを使用できるようになり、電流駆動能力の向上及びチップサイズの縮小化を図ることができる。
図7はそのような過昇圧防止回路の回路図である。プラス昇圧を行うチャージポンプ回路50の出力電圧Vout(>0V)を抵抗R1,R2で分圧して電圧V0を発生させ、その電圧V0と接地電圧Vss(=0V)を基準とする基準電圧Vrefとを比較器51で比較し、この比較器51の出力によりチャージポンプ回路50への昇圧クロックφの供給を制御する。すなわち、V0<Vrefのときは比較器51の出力はH(ハイ)レベルであり、昇圧クロックφはチャージポンプ回路50へ供給されるのでチャージポンプ回路50は通常動作を行う。V0が上昇してV0>Vrefとなると、比較器51の出力はL(ロウ)レベルとなり、昇圧クロックφのチャージポンプ回路50への供給は停止される。すると、チャージポンプ回路50の昇圧動作は停止する。ここで、V0=Vout×R2/(R1+R2)である。
すなわち、Vout>Vref×(R1+R2)/R2 のときにチャージポンプ回路50の昇圧動作は停止する。
一方、マイナス昇圧を行うチャージポンプ回路では、その出力電圧Voutは接地電圧Vss(=0V)以下の負の電圧となる。例えば、電源電圧Vddに基づいてVout=−0.5Vddを発生する回路の場合、図8に示すように、Vddに応じてVoutの値が変動する。つまり、Vddが大きくなればVoutもその絶対値が大きくなり、接地電圧Vssからみると、Vddはプラス方向に、Voutはマイナス方向に大きくなる。
チャージポンプ回路のスイッチング素子として用いられるトランジスタや、チャージポンプ回路の出力電圧Voutの供給を受ける側の回路を構成しているトランジスタに印加される最大電圧はVdd−Vout(=1.5Vdd)となり、プラス昇圧の場合のように接地電圧Vssからの絶対値で表すことはできない。例えば、図9に示すように、MOSトランジスタのゲートGにVddが印加され、ドレインDにVoutが印加される場合にはVdd−Vout(=1.5Vdd)という電圧がゲートドレイン間に印加される。
特開2001−112239号公報 特開2001−231249号公報
したがって、マイナス昇圧を行うチャージポンプ回路の過昇圧防止回路を提供するにあたって、この回路方式では、比較器に入力される基準電圧は接地電圧Vssを基準とするVrefではなく、チャージポンプ回路の出力電圧Voutを基準とすることが必要となる。すなわち、基準電圧はVref+Voutとなる。
しかしながら、チャージポンプ回路の出力電流が大きくなると、基準電圧(Vref+Vout)はチャージポンプ回路で発生したリップルの影響を受けて、大きく変動してしまう。そのため、過昇圧防止回路が誤動作してしまう。
また、この過昇圧防止回路で用いる上記基準電圧(Vref+Vout)の他に、Vss基準の基準電圧Vrefが必要な場合には、基準電圧の共用化ができないため、その基準電圧Vrefを別途作成しなければならないという問題もある。
そこで、本発明は接地電圧Vssを基準とする基準電圧Vrefを用いることができる新たな方式の過昇圧防止回路を提供するものである。
本発明は、昇圧クロックに応じて、接地電圧に対して負の出力電圧を発生する昇圧回路の過昇圧を防止する過昇圧防止回路において、電源電圧と前記出力電圧の差を分圧して第1の電圧を発生する第1及び第2の抵抗と、前記電源電圧と前記出力電圧の間に直列接続された第3の抵抗及び第1のトランジスタと、前記第3の抵抗及び第1のトランジスタの接続点の第2の電圧が前記第1の電圧と等しくなるように前記第1のトランジスタのゲートに制御電圧を出力する演算増幅器と、前記演算増幅器の前記制御電圧がゲートに印加された第2のトランジスタと、一方の端が接地された第4の抵抗と、前記第4の抵抗に前記第2のトランジスタに流れる電流と等しい電流を流すカレントミラー回路と、前記第4の抵抗の他方の端に発生する第3の電圧と前記接地電圧を基準とした基準電圧とを比較し、その比較結果に応じて前記昇圧回路への前記昇圧クロックの供給を制御するクロック制御回路と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、昇圧クロックに応じて、接地電圧に対して負の出力電圧を発生する昇圧回路の過昇圧を防止する過昇圧防止回路において、電源電圧と前記接地電圧の間に直列接続された第1のトランジスタ及び第1の抵抗と、前記第1のトランジスタと前記第1の抵抗の接続点の第1の電圧が前記接地電圧を基準とした基準電圧と等しくなるように前記第1のトランジスタのゲートに制御電圧を出力する演算増幅器と、一方の端に前記出力電圧が印加された第2の抵抗と、前記第2の抵抗に前記第1の抵抗に流れる電流と等しい電流を流して前記第2の抵抗の他方の端に第2の電圧を発生させるカレントミラー回路と、前記電源電圧と前記出力電圧の差を分圧して第3の電圧を発生する第3及び第4の抵抗と、前記第2の電圧と前記第3の電圧と比較し、その比較結果に応じて前記昇圧回路への前記昇圧クロックの供給を制御するクロック制御回路と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は昇圧クロックに応じて、接地電圧に対して負の出力電圧を発生する昇圧回路の過昇圧を防止する過昇圧防止回路において、前記電源電圧と前記接地電圧の間に直列接続され、その接続点に第1の電圧を発生する第1のトランジスタ及び第1の抵抗と、前記電源電圧と前記出力電圧との間に直列接続され、その接続点に第2の電圧を発生する第2のトランジスタ及び第2の抵抗と、前記第1の電圧が前記接地電圧を基準とした基準電圧と等しくなるように前記第1のトランジスタのゲート及び第2のトランジスタのゲートに制御電圧を出力する演算増幅器と、前記電源電圧と前記出力電圧の差を分圧して第3の電圧を発生する第3及び第4の抵抗と、前記第2の電圧と前記第3の電圧と比較し、その比較結果に応じて前記昇圧回路への前記昇圧クロックの供給を制御するクロック制御回路と、を備えることを特徴とする。
本発明の過昇圧防止回路によれば、接地電圧Vssを基準とする基準電圧Vrefを用いることができるので、昇圧回路で発生するリップルの影響を除去し、誤動作を防止することができる。したがって、本発明の過昇圧防止回路は大電流出力の昇圧回路に用いて好適である。
また、他の回路で接地電圧Vssを基準とする基準電圧Vrefを用いる場合にはその回路との間で基準電圧を共用することが可能になる。
本発明の実施形態について説明する前に、参考例に係る過昇圧防止回路について説明する。図10はそのような過昇圧防止回路の回路図である。マイナス昇圧を行うチャージポンプ回路60の出力電圧Vout(<0V)とVddとの間に抵抗R1,R2を直列接続して、その接続点に電圧V0’を発生させ、その電圧V0’とVoutを基準とする基準電圧(Vref+Vout)とを比較器61で比較し、この比較器61の出力によりチャージポンプ回路60への昇圧クロックφの供給を制御する。
すなわち、V0’>Vref+Voutのときは比較器61の出力はH(ハイ)であり、昇圧クロックφはチャージポンプ回路60へ供給されるのでチャージポンプ回路60は昇圧動作を行う。
チャージポンプ回路60の昇圧動作により、V0’<Vref+Voutとなると、比較器61の出力はL(ロウ)となり、昇圧クロックφのチャージポンプ回路60への供給は停止される。例えば、Vref=1.2V、Vdd−Vout=5.5Vのときに比較器61の出力が反転するように設定するには、
であるから、数1と数2から、
すなわち、R2とR1の比を数3のように設定すればよい。
しかしながら、出力電圧Voutを基準とした基準電圧(Vref+Vout)を用いると、チャージポンプ回路で発生したリップルの影響を受けて、その値が大きく変動してしまう。そのため、過昇圧防止回路が誤動作してしまう。
そこで、本発明は、接地電圧Vssを基準とした基準電圧Vrefを用いることにより、昇圧回路で発生するリップルの影響を除去した新たな方式の過昇圧防止回路を提供するものである。
次に本発明の第1の実施形態に係る過昇圧防止回路について、図1乃至図3を参照しながら、詳しく説明する。図1はこの過昇圧防止回路の回路図であり、図2は図1のマイナス昇圧のチャージポンプ回路2の回路図、図3はマイナス昇圧のチャージポンプ回路2の動作タイミング図である。
この過昇圧防止回路は、電源電圧Vddとチャージポンプ回路2の出力電圧Vout(<0V)の差である(Vdd−Vout)が所定値VMAXを越えないように制御する回路である。すなわち、Vdd−Vout<VMAXのときは、チャージポンプ回路2は昇圧動作を行い、Vdd−Vout>VMAXとなったときにチャージポンプ回路2は昇圧動作を停止する。
図1に示すように、電源電圧Vddとチャージポンプ回路2の出力電圧Voutの間に、第1の抵抗R1と第2の抵抗R2が直列接続され、第1の抵抗R1に電源電圧Vddが印加され、第2の抵抗R2に出力電圧Voutが印加されている。第1の抵抗R1と第2の抵抗R2との接続点の第1の電圧V1は次式で表される。第1の抵抗R1の抵抗値をR1、第2の抵抗R2の抵抗値をR2とする。
簡単のため、R1=R2とすると、V1は次式のようになる。
また、電源電圧Vddと出力電圧Voutの間に、第3の抵抗R3とNチャネル型の第1のMOSトランジスタM10が直列に接続されている。第3の抵抗R3に電源電圧Vddが印加され、第1のMOSトランジスタM10のソースには出力電圧Voutが印加されている。
演算増幅器1の負入力端子(−)には第1の電圧V1が入力され、その正入力端子(+)には第3の抵抗R3と第1のMOSトランジスタM10の接続点の第2の電圧V2が入力されている。演算増幅器1は、第2の電圧V2が第1の電圧V1と等しくなるように、第1のMOSトランジスタM10のゲートに制御電圧を出力する。
すなわち、演算増幅器1のイマジナリーショートにより、次式が成り立つ。
演算増幅器1から出力された制御電圧は、Nチャネル型の第2のMOSトランジスタM11のゲートに印加される。第2のMOSトランジスタM11のソースには出力電圧Voutが印加されている。第2のMOSトランジスタM11のドレインには第3のMOSトランジスタM12のドレインが接続されている。第3のMOSトランジスタM12のソースには電源電圧Vddが印加されている。第3のMOSトランジスタM12のゲートは第4のMOSトランジスタM13のゲートと共通接続され、これらの2つのトランジスタはカレントミラー回路を構成する。第4のMOSトランジスタM13と第4の抵抗R4は直列に接続され、第4の抵抗R4は接地されている。第1のMOSトランジスタM10に流れる電流をI1とすると、I1は次式で表される。第3の抵抗R3の抵抗値をR3とする。
数5,数6を数7に代入すると、電流I1は次式で表される。
そして、第2のMOSトランジスタM11に流れる電流をI2、第4の抵抗R4に流れる電流をI3とすると、上記カレントミラー回路による折り返しにより、
I1=I2=I3が成り立つ。
したがって、第4のMOSトランジスタM13と第4の抵抗R4の接続点の第3の電圧V3は次式で与えられる。第4の抵抗R4の抵抗値をR4とする。
この第3の電圧V3は比較器3の正入力端子(+)に入力される。また、接地電圧Vssを基準とした基準電圧Vrefが比較器3の負入力端子(−)に入力される。第3の電圧V3と基準電圧Vrefとを比較した結果が比較器3の出力信号Coutになる。比較器3の出力CoutはNOR回路5に入力されている。また発振器4から出力されるクロックもNOR回路5に入力されている。
V3<Vrefのとき、CoutはLレベルであるから、発振器4から出力されたクロックはNOR回路5を通して、昇圧クロックφとして、チャージポンプ回路2に入力される。なお、実際には不図示の制御回路により、昇圧クロックφに基づいて、チャージポンプ回路2のスイッチング用MOSトランジスタのオンオフを制御するための各種のクロックが作成される。これにより、チャージポンプ回路2は昇圧動作を行う。
一方、チャージポンプ回路2の昇圧動作により、V3>Vrefとなると、CoutはLレベルからHレベルに変化する。すると、NOR回路5の出力はLレベルに固定されるので、チャージポンプ回路2に対して昇圧クロックφが供給されなくなり、チャージポンプ回路2の昇圧動作は停止される。
したがって、V3>Vrefが成り立つことが過昇圧防止の判定条件となる。この判定条件式に数9のV3を代入すると、次の判定条件式が得られる。
例えば、Vref=1.2V、R3=110kΩ、R4=48kΩとすると、Vdd−Vout>5.5V となり、電源電圧Vddとチャージポンプ回路2の出力電圧Voutの差が5.5Vとなったときにその昇圧動作を停止することができる。
すなわち、本実施形態の過昇圧防止回路によれば、R1=R2の場合に、数10の判定条件式を満たすように、R3とR4の値を設定することで、Vdd−Voutが所望の値の時にチャージポンプ回路2の昇圧動作を停止することができる。また、R1≠R2の場合にも同様の計算工程を辿ることによりVdd−Voutの値を設定することができることは勿論である。また、接地電圧Vssを基準とした基準電圧Vrefを用いているので、チャージポンプ回路2の出力電圧Voutに現れるリップルの影響を除去して、誤動作を防止することができる。
チャージポンプ回路2は、昇圧クロックに応じて昇圧を行い、負の出力電圧Vout(<0V)を発生するものであればどのような回路であっても本発明を適用することができる。例えば、Vout=−0.5Vddでもよいし、Vout=−Vddでもよい。次に、チャージポンプ回路2の一例としてVoutとして−0.5Vddを出力する回路を図2及び図3を参照して説明する。
図2は、このチャージポンプ回路2の回路図であり、図2(a)は、クロックドライバーCDに入力される昇圧クロックφがLレベル(Vss)の場合、図2(b)はクロックφがHレベル(Vdd)の場合を示している。第1のスイッチング用MOSトランジスタM1のソースに接地電圧Vss(0V)が印加され、この第1のスイッチング用MOSトランジスタM1のドレインは、第2のスイッチング用MOSトランジスタM2のソースに接続されている。第1のスイッチング用MOSトランジスタM1及び第2のスイッチング用MOSトランジスタM2は、電荷転送素子として機能する。
ここで、第1のスイッチング用MOSトランジスタM1及び第2のスイッチング用MOSトランジスタM2は、いずれもNチャネル型である。これは、第1のスイッチング用MOSトランジスタM1及び第2のスイッチング用MOSトランジスタM2をオンオフさせるための電圧を同じ回路内から得るためである。第1のスイッチング用MOSトランジスタM1及び第2のスイッチング用MOSトランジスタM2をオンさせるためにはそれらのゲートに電源電圧Vddを与えればよいし、オフさせる場合にはそれらのゲートにこの回路の出力電圧Vout(=−0.5Vdd)を与えればよい。
また、第1のコンデンサC1の一方の端子には、クロックドライバーCDの出力が接続されている。クロックドライバーCDは、電源電圧Vddと接地電圧Vssの間に、Pチャネル型MOSトランジスタM6、Nチャネル型MOSトランジスタM7を直列に接続してCMOSインバータとして構成される。そして、クロックドライバーCDには昇圧クロックφが入力され、この昇圧クロックφはクロックドライバーCDによって反転される。その反転クロック*φが、クロックドライバーCDの出力として第1のコンデンサC1の一方の端子に印加される。
なお、クロックドライバーCDの貫通電流を低減するために、Pチャネル型MOSトランジスタM6のゲートに昇圧クロックφを印加し、Nチャネル型MOSトランジスタM7のゲートに昇圧クロックφを遅延した遅延クロックφ’を印加するように構成してもよい。また、第2のコンデンサC2は、その一方の端子が第1及び第2のスイッチング用MOSトランジスタM1,M2の接続点に接続されている。第3のスイッチング用MOSトランジスタM3は、第2のコンデンサC2の他方の端子と接地電圧Vss(0V)の間に接続されている。
また、第4のスイッチング用MOSトランジスタM4は、第1のコンデンサC1の他方の端子と第2のコンデンサC2の他方の端子の間に接続されている。第5のスイッチング用MOSトランジスタM5は、第1のコンデンサC1の他方の端子と第2のスイッチング用MOSトランジスタM2のドレインである出力端子に接続されている。そして、この回路は、第2のスイッチング用MOSトランジスタM2のドレインから出力電圧Vout(=−0.5Vdd)を得るものである。
ここで、第3、第5のスイッチング用MOSトランジスタM3,M5は、Nチャネル型である。これは、第1のスイッチング用MOSトランジスタM1及び第2のスイッチング用MOSトランジスタM2と同様に、これらのトランジスタをオンオフさせるための電圧を同じ回路内から得るためである。即ち、第3のスイッチング用MOSトランジスタM3及び第5のスイッチング用MOSトランジスタM5をオンさせるためにはそれらのゲートに電源電圧Vddを与えればよいし、オフさせる場合にはそれらのゲートにこの回路の出力電圧Vout(=−0.5Vdd)を与えればよい。
第4のスイッチング用MOSトランジスタM4については、Pチャネル型でもNチャネル型でもよいが、パターン面積を小さくするためにはNチャネル型であることが好ましい。第4のスイッチング用MOSトランジスタM4がNチャネル型である場合、これをオンさせるためには、そのゲートに電源電圧Vddを与えればよいし、オフさせる場合にはそのゲートにこの回路の出力電圧Vout(=−0.5Vdd)を与えればよい。第4のスイッチング用MOSトランジスタM4がPチャネル型である場合、これをオンさせるためには、そのゲートに接地電圧Vssもしくは、出力電圧Voutを与えればよいし、オフさせる場合にはそのゲートに電源電圧Vddを与えればよい。
また、第1及び第2のコンデンサC1,C2は互いに等しい容量値を有しているものとする。また、第1,第2,第3,第4,第5のスイッチング用MOSトランジスタM1,M2,M3,M4,M5は、昇圧クロックφの電圧レベルに応じて、不図示の制御回路によってゲート電圧を制御することにより、後述するようにそれらのオン(ON)、オフ(OFF)が制御されている。
次に、このチャージポンプ回路2の昇圧動作について図2(a)、(b)及び図3を参照しながら説明する。図3はこのチャージポンプ回路2の定常状態における動作タイミング図である。まず、昇圧クロックφがLレベルの時のチャージポンプ回路2の動作について説明する(図2(a)、図3参照)。このとき、クロックドライバーCDのPチャネル型MOSトランジスタM6はオンし、Nチャネル型MOSトランジスタM7はオフするので、反転クロック*φはHレベル(Vdd)となる。また、第1,第4のスイッチング用MOSトランジスタM1,M4をオンし、第2、第3、第5のスイッチング用MOSトランジスタM2,M3,M5をオフする。
すると、図2(a)中の太線で示すように、クロックドライバーCDのPチャネル型MOSトランジスタM6、第1のコンデンサC1、第4のスイッチング用MOSトランジスタM4、第2のコンデンサC2、第1のスイッチング用MOSトランジスタM1、接地電圧Vssを通る経路で、第1のコンデンサC1及び第2のコンデンサC2が直列接続されて充電される。
これにより、第1のコンデンサC1の一方の端子はVddに充電され、その他方の端子の電圧V51は+0.5Vddに充電され、第2のコンデンサC2の他方の端子の電圧V53も+0.5Vddに充電される。
次に、昇圧クロックφがHレベルの時の回路動作について説明する(図2(b)、図3参照)。このとき、クロックドライバーCDのNチャネル型MOSトランジスタM7がオンし、Pチャネル型MOSトランジスタM6がオフするため、反転クロック*φはLレベルとなる。(Vssレベル)また、第1,第4のスイッチング用MOSトランジスタM1,M4をオフし、第2,第3,第5のスイッチング用MOSトランジスタM2,M3,M5をオンする。
すると、図2(b)中の太い破線で示すように、2つの経路から出力端子に−0.5Vddが供給される。1つの経路は、接地電圧Vssから、第3のスイッチング用MOSトランジスタM3、第2のコンデンサC2、第2のスイッチング用MOSトランジスタM2を通して、第2のコンデンサC2の電荷が放電され、出力端子に−0.5Vddが供給される。これは、第2のコンデンサC2の他方の端子の電圧V53は昇圧クロックφがLレベルのときに+0.5Vddに充電されているため、第3のスイッチング用MOSトランジスタM3がオンすることにより、電圧V53が+0.5VddからVssに変化することに伴って、第2のコンデンサC2の容量結合により、第2のコンデンサC2の一方の端子の電圧V52はVss(0V)から−0.5Vddに変化するためである。
もう1つの経路は、接地電圧Vssから、クロックドライバーCDのNチャネル型MOSトランジスタM7、第1のコンデンサC1、第5のスイッチング用MOSトランジスタM5を通して、第1のコンデンサC1の電荷が放電され、出力端子に−0.5Vddが供給される。
これは、昇圧クロックφがLレベルのときに、第1のコンデンサC1の他方端子の電圧V51は+0.5Vddに充電されるが、昇圧クロックφがHレベルに変化すると、Nチャネル型MOSトランジスタM7がオンすることにより、第1のコンデンサC1の一方の端子の電圧がVddからVssに変化することに伴い、第1のコンデンサC1の容量結合により、第1のコンデンサC1の他方の端子の電圧V51は+0.5Vddから−0.5Vddに変化するためである。このとき、第2のスイッチング用MOSトランジスタM2及び第5のスイッチング用MOSトランジスタM5に着目すると、それらのトランジスタのゲートにはVddが印加され、ドレインにVout=−0.5Vddが印加されているので、ゲートドレイン間にはVdd−Vout=1.5Vddという電圧が印加されることになる。本発明はこのVdd−Voutを制限しようとするものである。
この昇圧クロックφがLレベルの時の動作と、Hレベル時の動作を交互に繰り返すことにより、出力電圧Voutとして、電源電圧Vddを−0.5倍した−0.5Vddが得られる。前述したように、V3>Vrefとなると、比較器3の出力信号CoutはLレベルからHレベルに変化し、NOR回路5の出力である昇圧クロックφはLレベルに固定される。これにより、チャージポンプ回路2の動作は停止する。
次に本発明の第2の実施形態に係る過昇圧防止回路について図4を参照しながら詳しく説明する。
演算増幅器1の正入力端子(+)に接地電圧Vssを基準とした基準電圧Vrefが印加されている。第1のMOSトランジスタM20と第1の抵抗R11は直列接続され、第1の抵抗R11は接地されている。演算増幅器1の負入力端子(−)にはNチャネル型の第1のMOSトランジスタM20と第1の抵抗R11の接続点の第1の電圧V11が入力されている。演算増幅器1は、第1の電圧V11が基準電圧Vrefと等しくなるように、Nチャネル型の第1のMOSトランジスタM20のゲートに制御電圧を出力する。
第1のMOSトランジスタM20のドレインにはPチャネル型の第2のMOSトランジスタM21のドレインが接続されている。第2のMOSトランジスタM21のソースには電源電圧Vddが印加されている。第2のMOSトランジスタM21のゲートはPチャネル型の第3のMOSトランジスタM22のゲートと共通接続され、これらのトランジスタはカレントミラー回路を構成する。第3のMOSトランジスタM22と第2の抵抗R12は直列に接続され、第2の抵抗R12にはチャージポンプ回路2の出力電圧Voutが印加されている。
第1のMOSトランジスタM20及び第1の抵抗R11に流れる電流をI1とすると、I1は次式で表される。第1の抵抗R11の抵抗値をR11とする。
第2の抵抗R12に流れる電流をI2とすると、カレントミラー回路により、I1=I2に設定される。したがって、第3のMOSトランジスタM22と第2の抵抗R12の接続点の第2の電圧V12は、次式で表される。第2の抵抗R12の抵抗値をR12とする。
一方、電源電圧Vddとチャージポンプ回路2の出力電圧Voutの間に、第3の抵抗R13と第4の抵抗R14が直列接続され、第3の抵抗R13に電源電圧Vddが印加され、第4の抵抗R14に出力電圧Voutが印加されている。第3の抵抗R13と第4の抵抗R14との接続点の第3の電圧V13は次式で表される。第3の抵抗R13の抵抗値をR13、第4の抵抗R14の抵抗値をR14とする。
第2の電圧V12は比較器3の負入力端子(−)に入力され、第3の電圧V13は比較器3の正入力端子(+)に入力される。したがって、V13<V12のとき、比較器3の出力信号CoutはLレベルであるから、発振器4から出力されたクロックφはNOR回路5を通して昇圧クロックφとしてチャージポンプ回路2に入力される。これにより、チャージポンプ回路2は昇圧動作を行う。一方、チャージポンプ回路2の昇圧動作により、V13>V12となると、CoutはLレベルからHレベルに変化する。すると、NOR回路5の出力はLレベルに固定されるので、チャージポンプ回路2に対して昇圧クロックφが供給されなくなり、チャージポンプ回路2の昇圧動作は停止される。
したがって、V13>V12が成り立つことが過昇圧防止の判定条件となる。
この判定条件式に数12、数13を代入すると、次式が得られる。
電源電圧Vddとチャージポンプ回路2の出力電圧Voutの差が所定の値(数14の右辺の値)となったときにその昇圧動作を停止することができる。チャージポンプ回路2は、第1の実施形態と同様に、昇圧クロックに応じて昇圧を行い、負の出力電圧Vout(<0V)を発生するものであればどのような回路であっても本発明を適用することができる。例えば、Vout=−0.5Vddでもよいし、Vout=−Vddでもよい。
次に本発明の第3の実施形態に係る過昇圧防止回路について図5を参照しながら詳しく説明する。第2の実施形態では、演算増幅器1の出力はNチャネル型の第1のMOSトランジスタM20のゲートに印加され、この第1のMOSトランジスタM20に流れる電流I1が、Pチャネル型の第2及び第3のMOSトランジスタM21、M22を用いたカレントミラー回路により次段へ伝達されるという構成である。これに対して、本実施形態の回路は、演算増幅器1の出力を一対のPチャネル型のMOSトランジスタのゲートに印加して、カレントミラー駆動を行うものである。
すなわち、図5に示すように、電源電圧Vddと接地電圧Vssの間に、Pチャネル型の第1のMOSトランジスタM23と第1の抵抗R11が直列に接続されている。第1のMOSトランジスタM23のソースには電源電圧Vddが印加され、第1の抵抗R11は接地されている。
演算増幅器1の負入力端子(−)に接地電圧Vssを基準とした基準電圧Vrefが印加されている。演算増幅器1の正入力端子(+)には第1のMOSトランジスタM23と第1の抵抗R11の接続点の第1の電圧V11が入力されている。演算増幅器1は、第1の電圧V11が基準電圧Vrefと等しくなるように、第1のMOSトランジスタM23のゲートに制御電圧を出力する。
また、電源電圧Vddとチャージポンプ回路2の出力電圧Voutの間に、Pチャネル型の第2のMOSトランジスタM24と第2の抵抗R12が直列に接続されている。第2のMOSトランジスタM24のソースには電源電圧Vddが印加され、第2の抵抗R12には出力電圧Voutが印加されている。第2のMOSトランジスタM24と第2の抵抗R12の接続点には第2の電圧V12が発生する。演算増幅器1の前記出力は第2のMOSトランジスタM24のゲートに印加されている。
したがって、第1のMOSトランジスタM23と第2のMOSトランジスタ24とはカレントミラー回路を構成するので、第1のMOSトランジスタM23及び第1の抵抗R11を流れる電流I1と第2のMOSトランジスタM24及び第2の抵抗R12を流れる電流I2は等しくなるように設定される。すなわち、I1=I2である。
その他の回路構成は第2の実施形態と全く同じである。よって、本実施形態の回路についても、第2の実施形態と同様に、数11、数12、数13、数14の各数式が成り立つ。したがって、電源電圧Vddとチャージポンプ回路2の出力電圧Voutの差が所定の値(数14の右辺の値)となったときにその昇圧動作を停止することができる。また、チャージポンプ回路2は、第1の実施形態と同様に、昇圧クロックに応じて昇圧を行い、負の出力電圧Vout(<0V)を発生するものであればどのような回路であっても本発明を適用することができる。例えば、Vout=−0.5Vddでもよいし、Vout=−Vddでもよい。
本発明の第1の実施形態に係る過昇圧防止回路の回路図である。 チャージポンプ回路の回路図である。 チャージポンプ回路の動作タイミング図である。 本発明の第2の実施形態に係る過昇圧防止回路の回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る過昇圧防止回路の回路図である。 MOSトランジスタのバイアス状態を示す図である。 従来例に係る過昇圧防止回路の回路図である。 マイナス昇圧を行うチャージポンプ回路の出力電圧を示す図である。 MOSトランジスタのバイアス状態を示す図である。 参考例に係る過昇圧防止回路の回路図である。
符号の説明
1 演算増幅器、2 チャージポンプ回路、3 比較器、4 発振器、5 NOR回路、R1 第1の抵抗、R2 第2の抵抗、R3 第3の抵抗、
R4 第4の抵抗、M10 第1のMOSトランジスタ、M11 第2のMOSトランジスタ、M12 第3のMOSトランジスタ、M13 第4のMOSトランジスタ

Claims (6)

  1. 昇圧クロックに応じて、接地電圧に対して負の出力電圧を発生する昇圧回路の過昇圧を防止する過昇圧防止回路において、
    電源電圧と前記出力電圧の差を分圧して第1の電圧を発生する第1及び第2の抵抗と、
    前記電源電圧と前記出力電圧の間に直列接続された第3の抵抗及び第1のトランジスタと、
    前記第3の抵抗及び第1のトランジスタの接続点の第2の電圧が前記第1の電圧と等しくなるように前記第1のトランジスタのゲートに制御電圧を出力する演算増幅器と、
    前記演算増幅器の前記制御電圧がゲートに印加された第2のトランジスタと、
    一方の端が接地された第4の抵抗と、
    前記第4の抵抗に前記第2のトランジスタに流れる電流と等しい電流を流すカレントミラー回路と、
    前記第4の抵抗の他方の端に発生する第3の電圧と前記接地電圧を基準とした基準電圧とを比較し、その比較結果に応じて前記昇圧回路への前記昇圧クロックの供給を制御するクロック制御回路と、を備えることを特徴とする過昇圧防止回路。
  2. 前記クロック制御回路は、前記第3の電圧と前記基準電圧とを比較する比較器と、
    前記昇圧クロックを発生するクロック発生回路と、
    前記比較器の出力に応じて前記クロック発生回路から発生された昇圧クロックを遮断するゲート回路とを備えることを特徴とする請求項1に記載の過昇圧防止回路。
  3. 前記第1の抵抗の抵抗値と前記第2の抵抗の抵抗値が等しいことを特徴とする請求項1に記載の過昇圧防止回路。
  4. 昇圧クロックに応じて、接地電圧に対して負の出力電圧を発生する昇圧回路の過昇圧を防止する過昇圧防止回路において、
    電源電圧と前記接地電圧の間に直列接続された第1のトランジスタ及び第1の抵抗と、
    前記第1のトランジスタと前記第1の抵抗の接続点の第1の電圧が前記接地電圧を基準とした基準電圧と等しくなるように前記第1のトランジスタのゲートに制御電圧を出力する演算増幅器と、
    一方の端に前記出力電圧が印加された第2の抵抗と、
    前記第2の抵抗に前記第1の抵抗に流れる電流と等しい電流を流して前記第2の抵抗の他方の端に第2の電圧を発生させるカレントミラー回路と、
    前記電源電圧と前記出力電圧の差を分圧して第3の電圧を発生する第3及び第4の抵抗と、
    前記第2の電圧と前記第3の電圧と比較し、その比較結果に応じて前記昇圧回路への前記昇圧クロックの供給を制御するクロック制御回路と、を備えることを特徴とする過昇圧防止回路。
  5. 昇圧クロックに応じて、接地電圧に対して負の出力電圧を発生する昇圧回路の過昇圧を防止する過昇圧防止回路において、
    電源電圧と前記接地電圧の間に直列接続され、その接続点に第1の電圧を発生する第1のトランジスタ及び第1の抵抗と、
    前記電源電圧と前記出力電圧との間に直列接続され、その接続点に第2の電圧を発生する第2のトランジスタ及び第2の抵抗と、
    前記第1の電圧が前記接地電圧を基準とした基準電圧と等しくなるように前記第1のトランジスタのゲート及び第2のトランジスタのゲートに制御電圧を出力する演算増幅器と、
    前記電源電圧と前記出力電圧の差を分圧して第3の電圧を発生する第3及び第4の抵抗と、
    前記第2の電圧と前記第3の電圧と比較し、その比較結果に応じて前記昇圧回路への前記昇圧クロックの供給を制御するクロック制御回路と、を備えることを特徴とする過昇圧防止回路。
  6. 前記クロック制御回路は、前記第2の電圧と前記第3の電圧とを比較する比較器と、
    昇圧クロックを発生するクロック発生回路と、
    前記比較器の出力に応じて前記クロック発生回路から発生された前記昇圧クロックを遮断するゲート回路とを備えることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の過昇圧防止回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008107548A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Hitachi Displays Ltd 表示装置
JP2009038850A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Panasonic Corp 負電源装置
JP2010279089A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Renesas Electronics Corp 昇圧回路

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