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JP2007018216A - 適正在庫量算出システム及び適正在庫量算出方法 - Google Patents

適正在庫量算出システム及び適正在庫量算出方法 Download PDF

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JP2007018216A JP2005198492A JP2005198492A JP2007018216A JP 2007018216 A JP2007018216 A JP 2007018216A JP 2005198492 A JP2005198492 A JP 2005198492A JP 2005198492 A JP2005198492 A JP 2005198492A JP 2007018216 A JP2007018216 A JP 2007018216A
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Abstract

【課題】過去の時系列データに基づき、商品特性の時間変化を考慮して適正在庫量の算出を行う適正在庫量算出システム及び適正在庫量算出方法を提供することである。
【解決手段】適正在庫量算出システムは、複数存在する所定の対象期間の各々について、売上数量データを目的変数とし、要因データを説明変数とする回帰式を演算する(ステップS411〜S413)。さらに、最適回帰式判断期における前記要因データから前記回帰式の各々により前記最適回帰式判断期における売上数量の予測値である売上数量判断期予測値を算出し、前記売上数量データの前記最適回帰式判断期における値に最も近い前記売上数量判断期予測値を算出する前記回帰式を最適回帰式として選択する(ステップS415)。さらに、当期要因データから前記最適回帰式により前記売上数量の当期における予測値である売上数量当期予測値を算出する(ステップS416)。
【選択図】図8

Description

本発明は、適正在庫量算出システム及び適正在庫算出方法に関し、特に、売上実績と売上に影響を与える要因とに基づいて適正在庫量を算出する適正在庫量算出システム及び適正在庫量算出方法に関する。
適正な在庫を保有することは、過剰在庫は損失に結びつき、欠品は利益の逸失に結びつくことから、事業経営上重要な課題である。とりわけ、適正在庫量を判断するための基礎となる売上予測を精度良く行うことは重要である。ここで、売上予測を担当者の経験や勘に委ねることとすると、担当者によって予測の良否が左右される上、技能の継承が難しいといった問題が存在する。一方、データに基づいて売上を予測するためには、売上は通常複数の要因の影響を受けることと、近年においては取り扱う商品数が増加していることとから、コンピュータを利用して自動化を図ることが不可欠である。そのため、様々な適正在庫量算出システムあるいは売上予測システムが従来から知られている。
特許文献1においては、過去の販売実績数量などの定量的な数値から販売製品の販売量を予測する販売量予測装置が開示されている。
また、特許文献2においては、計算手段と、記憶手段とを備えており、記憶手段に記憶されている過去の売上データと、過去の気象データと、過去の外的要因データとに基づいて、気象条件及び外的要因条件による売上額を生成する予測システムが開示されている。
さらに、特許文献3においては、過去の出荷量実績・天候条件の情報から従属変数のデータ系列と説明変数のデータ系列をセットし、従属変数データ系列と説明変数データ系列に適合する重回帰モデルを生成して出荷量予測値を出力するシステムが開示されている。
さらに、特許文献4においては、天候、日付、曜日、時刻等の情報を加工してデータ系列を作成し、作成した全データを重回帰分析して予測に対する貢献度の高い情報を選択し、選択された情報によって商品販売の予測を行う商品販売予測装置が開示されている。
さらに、特許文献5においては、売上予測の対象となる予測週に対応する前年の一週間の売上実績と、この対応する前年の週の次週の売上実績とを比較した前年次週指数を演算し、予測する年の直近一定期間の加重平均と、前年の対応する同時期の週の加重平均とを比較した補正値を演算し、前年次週指数と補正値とを掛け合わせて予測指数を演算し、予測指数と直近の各曜日の実績値とから発注量を予測する自動商品発注システムが開示されている。
特開平7−175786号公報 特開2004−272674号公報 特開2005−78277号公報 特開平8−212191号公報 特開平9−198448号公報
本発明の目的は、過去の時系列データに基づいて商品の適正在庫量を算出する適正在庫量算出システム及び適正在庫算出方法であって、商品特性の時間変化を考慮して適正在庫量の算出を行う適正在庫量算出システム及び適正在庫量算出方法を提供することである。
本発明の他の目的は、商品ごとに最適な売上数量の予測方法を選択して適正在庫量を算出する適正在庫量算出システム及び適正在庫量算出方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、売上数量の時間変動が大きい商品に対しても予測精度が高い適正在庫量の算出を行うことができる適正在庫量算出システム及び適正在庫量算出方法を提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の適正在庫量算出システムは、演算装置(31)と、記憶装置(33)と、入力装置(4、5)と、出力装置(12)とを具備している。ここで、前記記憶装置は、売上数量の前期以前における時系列データである売上数量データと、前記売上数量に影響を及ぼす要因の前期以前における時系列数値データである要因データとを格納する時系列データベース(306)と、ともに時系列データである売上数量データ元データと要因データ元データとを格納する売上実績データベース(302)と、前記要因の当期における予測値又は予定値の数値データである当期要因データを格納する当期要因データベース(301、303)とを格納している。そして、前記演算装置は、前記入力装置から入力される前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを前記売上実績データベースに格納する。さらに、前記演算装置は、前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを前記売上実績データベースから読み出し、前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを期ごとに集計して前記売上数量データと前記要因データとをそれぞれ作成する。そして、作成した前記売上数量データと前記要因データとを前記時系列データベースに格納する。また、前記演算装置は、前記入力装置から入力される前記当期要因データを前記当期要因データベースに格納する。そして、前記演算装置は、前記売上数量データと前記要因データとを前記時系列データベースから読み出し、複数存在する所定の対象期間の各々について、前記売上数量データを目的変数とし、前記要因データを説明変数とする回帰式を演算する。さらに、前記演算装置は、前記当期要因データを前記当期要因データベースから読み出し、前期以前の所定の期である最適回帰式判断期における前記要因データから前記回帰式の各々により前記最適回帰式判断期における前記売上数量の予測値である売上数量判断期予測値を算出する。さらに、前記演算装置は、前記売上数量データの前記最適回帰式判断期における値に最も近い前記売上数量判断期予測値を算出する前記回帰式を最適回帰式として選択する。さらに、前記演算装置は、前記当期要因データから前記最適回帰式により前記売上数量の当期における予測値である売上数量当期予測値を算出する。さらに、前記演算装置は、前記売上数量当期予測値に所定の安全在庫量を加えて適正在庫量を算出する。そして、前記出力装置は前記適正在庫量を出力する。
本発明の適正在庫量算出システムにおいては、前記複数存在する所定の対象期間の各々は、始期が互いに異なっており、終期が同一であってもよい。
本発明の適正在庫量算出システムにおいては、前記記憶装置は相関係数と相関度の高さのランクとの対応関係を定める相関係数・ランク対応表(304)を格納している。そして、前記要因は複数存在しており、複数存在している前記要因の各々に対応して前記要因データが存在している。そして、前記演算装置は、前記複数存在する所定の対象期間のうち最も期間の長い最長対象期間について、前記売上数量データと、前記要因データの各々との相関係数を算出する。さらに、前記演算装置は、前記相関係数から前記相関係数・ランク対応表を参照して前記要因データの各々にランク付けをする。前記ランク付けが所定の第1条件を満たす場合には、前記演算装置は所定のランク以上のランクが付されている前記要因データを前記説明変数として重回帰式である前記回帰式を演算する。
本発明の適正在庫量算出システムにおいては、前記ランク付けが所定の第2条件を満たす場合に前記演算装置は、最高位のランクが付されている前記要因データを前記説明変数として単回帰式である前記回帰式を演算する。
本発明の適正在庫量算出システムにおいては、前記記憶装置は第1標準偏差と平滑化定数との対応関係を定めている第1標準偏差・平滑化定数対応表(305)を格納している。前記ランク付けが前記第1条件と前記第2条件のいずれも満たさない場合において前記演算装置は、前期を終期とする所定の第1対象期間に含まれている前記売上数量データである売上数量第1対象期間データの平均値を算出する。さらに、前記演算装置は前記売上数量第1対象期間データの各々を前記各々の前記売上数量第1対象期間データより一期前の前記売上数量データで除して売上数量増減度データを算出する。さらに、前記演算装置は、前記売上数量増減度データの標準偏差である前記第1標準偏差を算出する。さらに、前記演算装置は、前記第1標準偏差から前記第1標準偏差・平滑化定数対応表を参照して前記平滑化定数を決定する。さらに、前記演算装置は、前記最適回帰式により前記売上数量当期予測値を算出することに代えて、決定した前記平滑化定数と前記平均値と前期における前記売上数量データとから指数平滑化式により前記売上数量当期予測値を算出する。
本発明の適正在庫量算出システムにおける前記演算装置は、前記最適回帰式が演算されている前記対象期間である第2対象期間に含まれている前記要因データから前記最適回帰式により前記売上数量の前記第2対象期間における予測値である売上数量第2対象期間予測値の時系列データを算出する。さらに、前記演算装置は、前記売上数量第2対象期間予測値の時系列データと前記売上数量データの前記第2対象期間における時系列データとの差をとることで前記最適回帰式による予測の予測誤差である回帰式予測誤差の時系列データを算出する。さらに、前記演算装置は、前記回帰式予測誤差の時系列データの標準偏差である第2標準偏差を算出し、前記第2標準偏差に所定の定数をかけて前記安全在庫量を算出する。
本発明の適正在庫量算出システムにおいて、前記演算装置は、前記平滑化定数と、前記平均値と、前記売上数量第1対象期間データとから前記指数平滑化式により売上数量の前記第1対象期間における予測値である売上数量第1対象期間予測値の時系列データを算出する。さらに、前記演算装置は、前記売上数量第1対象期間予測値の時系列データと前記売上数量データの前記第1対象期間における時系列データとの差をとることで前記指数平滑化式による予測の予測誤差である指数平滑化式予測誤差の時系列データを算出する。さらに、前記演算装置は、前記指数平滑化式予測誤差の時系列データの標準偏差である第3標準偏差を算出し、前記第3標準偏差に所定の定数をかけて前記安全在庫量を算出する。
本発明の適正在庫量算出方法は、演算装置(31)と、記憶装置(33)と、入力装置(4、5)と、出力装置(12)とを具備する適性在庫量算出システムが実行する適正在庫量算出方法である。ここで、前記記憶装置は、売上数量の前記以前の時系列データである売上数量データと、前記売上数量に影響及ぼす要因の前記以前の時系列数値データである要因データとを格納する時系列データベース(306)と、ともに時系列データである売上数量データ元データと要因データ元データとを格納する売上実績データベース(302)と、前記要因の当期における予測値又は予定値の数値データである当期要因データを格納する当期要因データベース(301、303)とを格納している。そして、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記入力装置から入力される前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを前記売上実績データベースに格納することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを前記売上実績データベースから読み出し、前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを期ごとに集計して前記売上数量データと前記要因データとをそれぞれ作成することを含んでいる。そして、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、作成した前記売上数量データと前記要因データとを前記時系列データベースに格納することを含んでいる。また、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記入力装置から入力される前記当期要因データを前記当期要因データベースに格納することを含んでいる。そして、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記売上数量データと前記要因データとを前記時系列データベースから読み出し、複数存在する所定の対象期間の各々について、前記売上数量データを目的変数とし、前記要因データを説明変数とする回帰式を演算することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記当期要因データを前記当期要因データベースから読み出し、前期以前の所定の期である最適回帰式判断期における前記要因データから前記回帰式の各々により前記最適回帰式判断期における前記売上数量の予測値である売上数量判断期予測値を算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記売上数量データの前記最適回帰式判断期における値に最も近い前記売上数量判断期予測値を算出する前記回帰式を最適回帰式として選択することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記当期要因データから前記最適回帰式により前記売上数量の当期における予測値である売上数量当期予測値を算出することと、前記売上数量当期予測値に所定の安全在庫量を加えて適正在庫量を算出することとを含んでいる。そして、本発明の適正在庫量算出方法は、前記出力装置が前記適正在庫量を出力することを含んでいる。
本発明の適正在庫量算出方法においては、前記複数存在する所定の対象期間の各々は、始期が互いに異なっており、終期が同一であってもよい。
本発明の適正在庫量算出方法においては、前記記憶装置は相関係数と相関度の高さのランクとの対応関係を定める相関係数・ランク対応表(304)を格納している。また、前記要因は複数存在しており、複数存在している前記要因の各々に対応して前記要因データが存在している。そして、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記複数存在する所定の対象期間のうち最も期間の長い最長対象期間について、前記売上数量データと、前記要因データの各々との相関係数を算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記相関係数から前記相関係数・ランク対応表を参照して前記要因データの各々にランク付けをすることを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法においては、前記ランク付けが所定の第1条件を満たす場合には、前記演算装置が所定のランク以上のランクが付されている前記要因データを前記説明変数として重回帰式である前記回帰式を演算することを含んでいる。
本発明の適正在庫量算出方法は、前記ランク付けが所定の第2条件を満たす場合には、前記演算装置が最高位のランクが付されている前記要因データを前記説明変数として単回帰式である前記回帰式を演算することを含んでいる。
本発明の適正在庫量算出方法においては、前記記憶装置は第1標準偏差と平滑化定数との対応関係を定めている第1標準偏差・平滑化定数対応表(305)を格納している。そして、本発明の適正在庫量算出方法は、前記ランク付けが前記第1条件と前記第2条件のいずれも満たさない場合において、前記演算装置が、前期を終期とする所定の第1対象期間に含まれている前記売上数量データである売上数量第1対象期間データの平均値を算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が前記売上数量第1対象期間データの各々を前記各々の前記売上数量第1対象期間データより一期前の前記売上数量データで除して売上数量増減度データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が前記売上数量増減度データの標準偏差である前記第1標準偏差を算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が前記第1標準偏差から前記第1標準偏差・平滑化定数対応表を参照して前記平滑化定数を決定することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記最適回帰式により前記売上数量当期予測値を算出することに代えて、決定した前記平滑化定数と前記平均値と前期における前記売上数量データとから指数平滑化式により前記売上数量当期予測値を算出することを含んでいる。
本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記最適回帰式が演算されている前記対象期間である第2対象期間に含まれている前記要因データから前記最適回帰式により前記売上数量の前記第2対象期間における予測値である売上数量第2対象期間予測値の時系列データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記売上数量第2対象期間予測値の時系列データと前記売上数量データの前記第2対象期間における時系列データとの差をとることで前記回帰式による予測の予測誤差である回帰式予測誤差の時系列データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記回帰式予測誤差の時系列データの標準偏差である第2標準偏差を算出することと、前記第2標準偏差に所定の定数をかけて前記安全在庫量を算出することを含んでいる。
本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記平滑化定数と、前記平均値と、前記売上数量第1対象期間データとから前記指数平滑化式により売上数量の前記第1対象期間における予測値である売上数量第1対象期間予測値の時系列データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記売上数量第1対象期間予測値の時系列データと前記売上数量データの前記第1対象期間における時系列データとの差をとることで前記指数平滑化式による予測の予測誤差である指数平滑化式予測誤差の時系列データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記指数平滑化式予測誤差の時系列データの標準偏差である第3標準偏差を算出することと、前記第3標準偏差に所定の定数をかけて前記安全在庫量を算出することとを含んでいる。
本発明の適正在庫量算出方法においては、前記複数存在する所定の対象期間の各々は、始期が互いに異なっており、終期が同一である。そして、本発明の適正在庫量算出方法は、前記ランク付けが前記第1条件を満たす場合において、前記演算装置が、前記最長対象期間に含まれている前記売上数量データの標準偏差である第4標準偏差を算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記最長対象期間に含まれている前記売上数量データの時系列データの各々に前記第4標準偏差を加えて第1上限値時系列データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記最長対象期間に含まれている前記売上数量データの時系列データの各々から前記第4標準偏差を減じて第1下限値時系列データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記重回帰式の各々により、前記各々の前記重回帰式を演算している前記対象期間である第4対象期間に含まれている前記要因データから前記売上数量の前記第4対象期間における予測値の時系列データである売上数量第4対象期間予測値時系列データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記売上数量第4対象期間予測値時系列データが前記第4対象期間に含まれている全ての期において、前記第1上限値時系列データより小さいことと前記第1下限値時系列データより大きいこととを満足する前記重回帰式が一つも存在しない場合であって、前記ランク付けが前記第2条件を満たす場合には、前記演算装置が、最高位のランクが付されている前記要因データを前記説明変数として単回帰式である前記回帰式を演算することを含んでいる。
本発明の適正在庫量算出方法においては、前記複数存在する所定の対象期間の各々は、始期が互いに異なっており、終期が同一である。そして、前記ランク付けが前記第2条件を満たす場合において、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記最長対象期間における前記売上数量データの標準偏差である第5標準偏差を算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、単回帰式としての前記最適回帰式である最適単回帰式を演算している前記対象期間である第5対象期間に含まれている前記売上数量データの時系列データの各々に前記第5標準偏差を加えて第2上限値時系列データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記第5対象期間における前記売上数量データの時系列データの各々から前記第5標準偏差を減じて第2下限値時系列データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記最適単回帰式により前記第5対象期間に含まれている前記要因データから前記売上数量の前記第5対象期間における予測値の時系列データである売上数量第5対象期間予測値時系列データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記売上数量第5対象期間予測値時系列データが前記第5対象期間に含まれている全ての期において、前記第2上限値時系列データより小さいことと前記第2下限値時系列データより大きいこととを満足しない場合には、前記演算装置が、前期を終期とする所定の第1対象期間に含まれている前記売上数量データである売上数量第1対象期間データの前記平均値を算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記売上数量第1対象期間データの各々を前記各々の前記売上数量第1対象期間データより一期前の前記売上数量データで除して前記売上数量増減度データを算出することを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記売上数量増減度データの標準偏差である前記第1標準偏差を算出することと、前記第1標準偏差から前記第1標準偏差・平滑化定数対応表を参照して前記平滑化定数を決定することとを含んでいる。さらに、本発明の適正在庫量算出方法は、前記演算装置が、前記最適回帰式により前記売上数量当期予測値を算出することに代えて、決定した前記平滑化定数と前記平均値と前月における前記売上数量データとから前記指数平滑化式により前記売上数量当期予測値を算出することを含んでいる。
本発明によれば、過去の時系列データに基づいて商品の適正在庫量を算出する適正在庫量算出システム及び適正在庫算出方法であって、商品特性の時間変化を考慮して適正在庫量の算出を行う適正在庫量算出システム及び適正在庫量算出方法が提供される。
また、本発明によれば、商品ごとに最適な売上数量の予測方法を選択して適正在庫量を算出する適正在庫量算出システム及び適正在庫量算出方法が提供される。
更に、本発明によれば、売上数量の時間変動が大きい商品に対しても予測精度が高い適正在庫量の算出を行うことができる適正在庫量算出システム及び適正在庫量算出方法が提供される。
添付図面を参照して、本発明による適正在庫量算出システム及び適正在庫量算出方法を実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
本発明の実施形態に係る適正在庫量算出システムの構成を図1に示す。本発明の適正在庫量算出システムは、店舗PC1と、アプリケーションサーバ2と、データセンタサーバ3と、POS端末4と、代表PC5とを具備している。これらは、通信ネットワーク6により接続されている。店舗PC1は、小売チェーンの店舗に設置されているコンピュータである。店舗PC1は、キーボード11と表示装置12とを具備している。POS端末4は、小売チェーンの店舗のレジに設置されているコンピュータであり、バーコードリーダ41を具備している。また、代表PC5は、小売チェーンの本部に設置されているコンピュータである。
アプリケーションサーバ2の構成を図2に示す。アプリケーションサーバ2は、中央処理装置21と、通信装置22と、記憶装置23とを具備している。通信装置22は、店舗PC1及びデータセンタサーバ3との通信を行う。記憶装置23は、発注業務画面編集プログラム210を格納している。中央処理装置21は、発注業務画面編集プログラム210に従って発注業務画面を生成する。
データセンタサーバ3の構成を図3に示す。データセンタサーバ3は、中央処理装置31と、通信装置32と、記憶装置33とを具備している。通信装置32は、アプリケーションサーバ2、POS端末4、及び代表端末5との通信を行う。記憶装置33は、商品マスタ301、売上実績マスタ302、環境マスタ303、相関係数・ランク対応表304、標準偏差・平滑化定数対応表305、及び月毎売上実績表306のデータベースと、適正在庫量算出プログラム310とを格納している。中央処理装置31は、適正在庫量算出プログラム310に従い、後述する売上実績更新処理S1と、販売情報登録処理S2と、環境情報登録処理S3と、適正在庫量算出処理S4とを実行する。
商品マスタ301、売上実績マスタ302、環境マスタ303、及び月毎売上実績表306のデータ構成を図4に示す。
商品マスタ301は、「店舗コード」、「バーコード種別」、「バーコード」を主キーとして、「初出荷年月日」、「販売単価」、「適正在庫量」、「広告回数」を属性として持つ。ここで、「バーコード種別」はJAN等のバーコードの種類を示し、「バーコード」はバーコードが表す数値を示す。「店舗コード」、「バーコード種別」、「バーコード」の組合せによってどの店舗のどの商品かが特定される。
売上実績マスタ302は、「店舗コード」、「計上年月日」、「バーコード種別」、「バーコード」を主キーといし、「売上数量」、「販売単価」、「天候」、「気温」、「広告有無」を属性として持つ。ここで、「天候」は、晴れを1、曇りを0、雨を−1とする等、天候を数値で表したものである。売上実績マスタ302のレコードは、売上数量を予測するための元データであるため、過去1年以上の売上実績を保有していることが望ましい。ゆえに、データセンタサーバ13は、大きい記憶容量を有していることが望ましい。なお、データセンタサーバ13の記憶容量が制限される場合には、売上実績データをテキストデータに変換して圧縮保存しておき、適正在庫量の算出を行う際に解凍すればよい。
環境マスタ303は、「店舗コード」を主キーとし、「天気予測値」及び「気温予測値」を属性として持つ。環境マスタ303のレコードは、1店舗につき1レコード存在し、当月の販売環境についての予測データである。
月毎売上実績表306は、「店舗コード」、「計上年月」、「バーコード種別」、「バーコード」を主キーといし、「売上数量」、「販売単価」、「初出荷後経過年月」、「天候」、「平均気温」、「広告回数」を属性として持つ。月毎売上実績表306は、商品マスタ301と売上実績マスタ302とに基づいて作成される。月毎売上実績表306においては、「売上数量」はその月(計上年月)の売上数量の合計値であり、「販売単価」はその月の販売単価の平均値であり、「初出荷後経過年月」は商品が初出荷されてから経過した年月であり、「天候」は天候を表す数値のその月における平均値であり、「平均気温」はその月の平均気温であり、「広告回数」はその月の広告を行った日の総数である。
つぎに、本発明に係る適正在庫量算出システムが実行する処理の概要について図5を用いて説明する。各店舗では、月1回月初に当月分の発注業務を行う。データセンタサーバ3は、発注業務に先立ち、前月までの売上実績データを用いて適正在庫量を算出する。
なお、本発明に係る適正在庫量算出システムは、発注業務を月中に行う場合、月2回行う場合、毎週行う場合にも適用することができる。例えば、発注業務を毎月16日に行う場合において5月16日に発注するときは、5月16日から6月15日までを当月、4月16日から5月15日までを前月、3月16日から4月15日までを前々月等とすればよい。
データセンタサーバ3は、前月末日から当月初日に日付が変わると、売上実績更新処理S1、販売情報登録処理S2、環境情報登録処理S3を行う。
売上実績更新処理S1においては、POS端末4から計上された売上数量、販売単価、天候、気温、広告有無のデータを売上実績マスタ302に付加する。売上実績更新処理S1は、夜間処理として毎日実行する。
販売情報登録処理S2においては、代表PC5から入力された当月の予定に基づいて商品マスタ301の「販売単価」及び「広告回数」を更新する。なお、販売情報登録処理S2は、後述する適正在庫量算出処理S4に先立って行う必要があるが、前月のうちに行うこととしても良い。
環境情報登録処理S3においては、環境マスタ303の「天気予測値」及び「気温予測値」の更新を行う。「天気予測値」の更新は、代表PC5から入力された当月の天気の予測値に基づいて行う。ここで、当月の天気の予測値は、気象庁等の公的機関、あるいは民間の気象情報提供会社等の信頼できる機関の予測を元にして定められている。「気温予測値」の更新は、代表PC5から入力された当月の平均気温の予測値に基づいて行う。ここで、当月の平均気温の予測値は、過去数年間の統計情報、あるいは信頼できる機関の予測を元にして定められている。
データセンタサーバ3は、売上実績更新処理S1、販売情報登録処理S2、環境情報登録処理S3を行った後に、適正在庫量算出処理S4を行う。データセンタサーバ3は、適正在庫量算出処理S4において、商品マスタ301、売上実績マスタ302、及び環境マスタ303に基づいて当月の適正在庫量を算出し、商品マスタ301に格納する。
つぎに発注業務を行うための各処理について説明する。各店舗の発注担当者は、店舗PC1のキーボード11から発注業務画面を表示させるための指令を入力する(入力処理S10)。
店舗PC1は、入力処理S10に応答して、アプリケーションサーバ2に対して発注業務画面を要求する(発注業務画面要求処理S11)。このとき、店舗PC1は、店舗PC1が設置されている店舗の店舗コードを送信する。発注業務画面要求処理S11の後、店舗PC1では、発注業務画面応答処理S15が終了するまで待ち状態となる。
アプリケーションサーバ2は、発注業務画面要求処理S11に応答して、データセンタサーバ3に対して店舗PC1が設置されている店舗に関して商品ごとの適正在庫量を要求する(適正在庫量要求処理S12)。このとき、アプリケーションサーバ2は、店舗コードを転送する。
データセンタサーバ3は、適正在庫量要求処理S12に応答して、店舗コードを手掛かりとして、商品マスタ301から店舗PC1が設置されている店舗で扱っている商品の適正在庫量を取得し、アプリケーションサーバ2に送信する(適正在庫量応答処理S13)。
アプリケーションサーバ2は、適正在庫量応答処理S13に応答して、データセンタサーバ3から受信した適正在庫量に基づいて発注業務画面を生成する(発注業務画面編集処理S14)。ここで、発注業務画面は、各商品ごとの適正在庫量についての情報を含んでいる。
つづいて、アプリケーションサーバ2は、生成した発注業務画面のデータを店舗PC1に送る(発注業務画面応答処理S15)。
店舗PC1は、発注業務画面応答処理S15に応答して、発注業務画面を表示装置12に表示する(発注業務画面表示処理S16)。発注担当者は、表示された適正在庫量から現在の在庫量を引き算することで各商品の発注量を決定する。
適正在庫量算出処理S4について、図6から図11までのフローチャートを用いて詳しく説明する。
データセンタサーバ3は、図6に示すように、当月の売上数量を予測するための予測式を選択し(ステップS400)、選択した予測式により売上数量を予測し(ステップS410、S420、S430)、安全在庫量を算出し(ステップS440)、適正在庫量を算出する(ステップS450)ことで、適正在庫量算出処理S4を実行する。ここで、ステップS400においては、売上数量の予測をするための予測式を選択し、重回帰式による売上数量の予測(ステップS410)、単回帰式による売上数量の予測(ステップS420)、又は、指数平滑化式による売上数量の予測(ステップS430)に処理を引き渡す。ステップS410においては、重回帰式を求め、求めた重回帰式により売上数量を予測するが、重回帰式により売上数量を予測することが妥当ではない場合にはステップS420に処理を引き渡す。ステップS420においては、単回帰式を求め、求めた単回帰式により売上数量を予測するが、単回帰式により売上数量を予測することが妥当ではない場合にはステップS430に処理を引き渡す。ステップS430においては、指数平滑化式を求め、求めた指数平滑化式により売上数量を予測する。ステップS450においては、ステップS410、S420、又はS430において予測した売上数量とステップS440において算出した安全在庫量とを合計して適正在庫量を算出する。
データセンタサーバ3は、各店舗の各商品に関してステップS4を実行して適正在庫量を算出する。
予測式を選択するステップS400の詳細について図7を用いて説明する。ステップS400は、ステップS401〜ステップ407を含んでいる。
はじめに、商品マスタ301と売上実績マスタ302とに基づき、各店舗の各商品に関して、売上数量、販売単価、初出荷後経過年月、天候、平均気温、広告回数を月単位に集計した月毎売上実績表306を作成して記憶装置33に格納する(ステップS401)。なお、月毎売上実績表306は、データセンタサーバ3のシステムメモリの容量が充分に大きい場合にはメモリ上に退避させておいてもよい。
つぎに、月毎売上実績表306に基づいて、売上数量を目的変数とし、初出荷後経過年月、販売単価、天気、平均気温、広告回数を説明変数として、各説明変数ごとに相関係数を算出する(ステップS402)。相関係数の算出には、所定の期間Rmaxにおけるデータを使用する。図12に示すように、当月をK月とすると、期間Rmaxの始期は(K−2)−Lmax月であり、終期はK−2月(前々月)である。期間Rmaxの長さは、5年間等と予め定めておく。
次に、図13に示す相関係数・ランク対応表304を参照して各説明変数にA、B、Cのランク付けをする(ステップS403)。ここで、相関係数の絶対値が0.7以上1以下の場合にはAランクであり、0.4以上0.7未満の場合にはBランクであり、0.0以上0.4未満の場合にはCランクである。
次に、月毎売上実績表306の各説明変数に関して分散拡大係数を算出する(ステップS404)。
次に、ランクがA又はBの説明変数であって、且つ、分散拡大係数が所定の値(例えば10)を超えている説明変数が複数存在する場合には、その中で最も高い相関係数を示す説明変数を除いた説明変数のランクを最低のCランクに修正する(ステップS405)。ステップS405により、説明変数相互間に強い相関を持つ組合せが存在する場合に重回帰式の算出が正しく行われなくなることが防がれる。
次に、条件Aを満たす場合にはステップS410に進み、そうでない場合にはステップS407に進む(ステップS406)。ここで、条件Aとは、ランクB以上の説明変数が二つ以上存在することをいう。そして、ステップS407に進んだ場合において、条件Bを満たす場合にはステップS420に進み、そうでない場合にはステップS430に進む。ここで、条件Bとは、ランクAの説明変数が一つだけ存在するか、又は、ランクAの説明変数が一つも存在せずにランクBの説明変数が一つだけ存在することをいう。
本発明に係る適正在庫量算出システムは、ステップS400により、商品ごとに最適な予測式を選択する。したがって、商品特性が考慮された予測が成されるため、精度の高い売上数量の予測が可能となる。
重回帰式による売上数量の予測をするステップS410の詳細について図8及び図12を用いて説明する。ステップS410は、ステップS411〜ステップ416を含んでいる。
はじめに、月毎売上実績表306において、重回帰式の算出をするための対象期間R1を選定する(ステップS411)。図12に示すように、対象期間R1の始期は(K−2)−L1月であり、終期はK−2月(前々月)である。L1はLmin以上Lmax以下の整数である。対象期間R1の長さは、所定の最短の長さと最長の長さ(例えば6ヶ月間と5年間)の範囲の様々な長さをとり得る。ここで、対象期間R1が最長の長さをとるときには、対象期間R1と期間Rmaxとが一致する。また、対象期間R1が最短の長さをとるときには、R1の始期は(K−2)−Lmin月である。
つぎに、選定した対象期間について重回帰式を求める(ステップS412)。重回帰式の算出においては、定数項と偏回帰係数とを最小二乗法により決定する。重回帰式を求める場合の説明変数には、ステップS405のランクの修正後において、ランクがA又はBとされている説明変数を用いる。目的変数には売上数量実績を用いる。
次のステップS413においては、対象期間R1の始期が(K−2)−Lmin月である場合から(K−2)−Lmax月である場合までの全ての場合について重回帰式が求められているときにはステップS414に進み、そうでないときにはステップS411とステップS412とを繰り返して重回帰式を求める。
つぎに、対象期間R1を変化させて求めた重回帰式のそれぞれについて妥当性を判断する(ステップS414)。妥当性の判断は以下の手順でおこなう。はじめに、判断の対象となっている重回帰式を用いてこの重回帰式を求めた対象期間R1に含まれているN月における売上数量の予測値ρNを算出する。つぎに、重回帰式を求めるために用いた対象期間R1のうち長さが最長のものについて、売上数量実績の標準偏差δ1を算出する。そして、式(1)が対象期間R1に含まれる全ての月で成立するか否かを調べる。
ωN−δ1<ρN<ωN+δ1・・・(1)
ここで、ωNはN月の売上数量実績である。式(1)が対象期間内の全ての月について成立する場合には、その重回帰式は妥当であると判断し、そうでない場合には、その重回帰式は妥当ではないと判断する。妥当と判断された重回帰式が少なくとも一つ存在する場合にはステップS415に進み、そうでない場合にはステップS420に進む。
ステップS415においては、最適重回帰式を選択する。ステップS414において妥当と判断された重回帰式が一つの場合には、その重回帰式を最適重回帰式とする。妥当と判断された重回帰式が複数存在する場合には、前月における説明変数のデータを用いてK−1月(前月)における売上数量の予測値を算出し、前月の売上数量実績に最も近い予測値を与える重回帰式を最適重回帰式として選択する。
次のステップS416においては、ステップS415において選択した最適重回帰式によりK月(当月)における売上数量の予測値を算出する。このとき、当月における説明変数としては、商品マスタ301及び環境マスタ303のデータを使用する。
つぎに、単回帰式による売上数量の予測をするステップS420の詳細について図9を用いて説明する。ステップS420は、ステップS421〜ステップ427を含んでいる。
ステップS421においては、条件Bが満たされている場合にはステップS422に進み、そうでない場合にはステップS430に進む。ステップS414において妥当な重回帰式無しと判断されて処理が引き渡された場合には、単回帰式を用いることが適切ではないデータが引き渡されることがあるから、そのようなデータの処理を指数平滑化式による売上数量の予測(ステップS430)に引き渡すためである。
つぎに、単回帰式の算出に用いるデータの対象期間R1を選定する(ステップS422)。図12に示すように、対象期間R1の始期は(K−2)−L1月であり、終期はK−2月(前々月)である。L1はLmin以上Lmax以下の整数である。対象期間R1の長さは、所定の最短の長さと最長の長さ(例えば6ヶ月間と5年間)の範囲の様々な長さをとり得る。ここで、対象期間R1が最長の長さをとるときには、対象期間R1と期間Rmaxとが一致する。また、対象期間R1が最短の長さをとるときには、R1の始期は(K−2)−Lmin月である。
つぎに、選定した対象期間について単回帰式を求める(ステップS423)。単回帰式の算出においては、定数項と回帰係数とを最小二乗法により決定する。単回帰式を求める場合の説明変数には、ステップS405のランクの修正後において、最も高いランクが付けられている説明変数を用いる。目的変数には売上数量実績を用いる。
次のステップS424においては、対象期間R1の始期が(K−2)−Lmin月である場合から(K−2)−Lmax月である場合までの全ての場合について単回帰式が求められているときにはステップS425に進み、そうでないときにはステップS422とステップS423とを繰り返して単回帰式を求める。
ステップS425においては、前月における説明変数のデータを用いてステップS423で求めた単回帰式により前月における売上数量の予測値を算出し、前月の売上数量実績に最も近い予測を行う単回帰式を最適な単回帰式として選択する。このとき、各対象期間ごとに説明変数と目的変数との相関係数を算出し、相関係数・ランク対応表304に基づいてランク付けをする。そして、ランクがステップS402で付けたランクよりも下がっている場合には、その対象期間のデータについて求めた単回帰式は最適単回帰式を求める対象から除外する。たまたま前月の売上数量の予測だけが売上数量実績と合っている単回帰式を除外するためである。
ステップS426においては、ステップS425において選択した最適単回帰式について妥当性を判断する。妥当性の判断は、ステップS414と同様である。式(1)が対象期間内の全ての月について成立する場合には、その単回帰式は妥当であると判断してステップS427に進み、そうでない場合には、その単回帰式は妥当ではないと判断してステップS430に進む。
次のステップS427においては、ステップS425において選択した最適単回帰式により売上数量の当月における予測値を算出する。このとき、当月における説明変数のデータとしては、商品マスタ301及び環境マスタ303にあるデータを使用する。
本発明においては、ステップS411〜S413と、ステップS422〜S424とに見られるように、始期を前後に動かすことで対象期間を変化させ、各対象期間のデータについて求めた回帰式の中から最適なものを選択して売上数量を予測している。したがって、本発明においては、商品特性が時間的に変化する商品についても精度の良い売上数量の予測が可能である。
つぎに、指数平滑化式による売上数量の予測をするステップS430の詳細について図10及び図12を用いて説明する。ステップS430は、ステップS431〜ステップ435を含んでいる。
ステップS431〜S434においては、指数平滑化式を求める。指数平滑化式は式(2)で表される。
ρ1=(1−α)μ+αω・・・(2)
ここで、ρ1はK月(当月)における売上数量の予測値、μは所定の一定期間R2内における売上数量実績の平均値、ωはK−1月(前月)の売上数量実績である。ここで、期間R2は、(K−1)−L2月を始期とし、K−1月(前月)を終期とする期間である。平滑化定数αは、ステップS434で求める0以上1以下の数値である。
一般的に指数平滑化式においては、ρ1を当月の予測値とし、ωを前月の実績値とすると、μは前月の予測値であるが、本発明においては、指数平滑化式は上述の場合を含むものとする。
はじめに、月毎売上実績表306において、期間R2に含まれている各月の売上数量実績を期間R2における売上数量実績の平均値で除して売上数量実績を標準化する(ステップS431)。つづいて、標準化した売上数量実績を、その1月前の標準化した売上数量実績で除して増減度を求め、さらに、増減度の絶対値を求める(ステップS432)。つづいて、増減度の絶対値の標準偏差を計算する(ステップS433)。つづいて、標準偏差から図14に示す標準偏差・平滑化定数対応表305を参照して平滑化定数αを求める(ステップS434)。標準化を行っているために、商品の売上数量の規模の影響を受けずに平滑化定数αを求めることができる。
ステップS435においては、月毎売上実績表306を参照して得られる売上数量実績の期間R2における平均値と、前月の売上数量実績とを式(2)に代入し、当月における売上数量の予測値を算出する。
ステップS440においては、安全在庫量を算出する。安全在庫量の算出は、図11に示すステップS441及びS442の手順で行う。
ステップS441においては、月毎売上実績表306を参照し、売上数量の予測に使用した期間内について予測誤差を算出し、予測誤差の標準偏差δ2を求める。重回帰式又は単回帰式により予測を行っている場合においては、最適重回帰式又は最適単回帰式と、月毎売上実績表306の説明変数のデータとに基づいて、最適重回帰式又は最適単回帰式を求めている対象期間内について売上数量の予測値を算出し、予測値と売上数量実績との差をとることで予測誤差を求める。指数平滑化式により予測を行っている場合においては、月毎売上実績表306の売上数量実績のデータと指数平滑化式とを用いて期間R2について売上数量の予測値を算出し、予測値と売上数量実績との差をとることで予測誤差を求める。例えば、式(2)のωとしてX月における売上数量実績を用いることで、ρ1としてX月の次月の売上数量実績が得られる。
つづいて、ステップS442においては、式(3)により安全在庫量φを求める。
φ=βδ2・・・(3)
ここで、βは安全率である。安全率βとしては、一般的に1.65または2.33が使用される。安全率βを1.65とした場合には5%の危険率であり、2.33とした場合には1%の危険率である。
安全在庫量を求めるときには、リードタイム(商品を発注してから納品されるまでの期間)を考慮してもよい。この場合は、リードタイム期間の売上数量の予測値を加算して安全在庫量を求める。例えば、ある商品の当月の売上数量の予測値が100個、リードタイムが0.5ヶ月である場合においては、0.5×100個=50個を加算するため、安全在庫量φはβδ2+50個となる。
本発明においては、ステップS440に見られるように、過去の一定期間における予測誤差の標準偏差に基づいて安全在庫量を算出している。つまり本発明においては、予測の信頼度に応じて安全在庫量を算出しているため、過剰在庫を抱えることが防がれている。これに対し、過去の一定期間における売上数量実績の標準偏差に基づいて安全在庫量を算出する場合、つまり、売上数量の変動の激しさに応じて安全在庫量を算出する場合においては、売上数量の変動は大きいが売上数量の予測が可能である商品についても安全在庫量を多めに算出してしまうため、過剰在庫を抱えることになりやすい。例えば、売上数量が季節によって大きく変動するが、気温及び天候から売上数量の予測が可能な使い捨てカイロ等を想起すれば、本発明の優位性は明らかである。
ステップS450においては、式(4)により適正在庫量σを求め、求めた適正在庫量σを商品マスタ301に格納する。
σ=ρ2+φ・・・(4)
ここで、ρ2は、ステップS410、ステップS420、又はステップS430において求めた当月の売上数量の予測値である。
(適正在庫量の算出手順についての具体的データを用いた説明)
つぎに、本発明の適正在庫量算出システムにおいて実行される適正在庫量の算出手順に関し、具体的データを用いて説明する。
月毎売上実績表306の具体例306’を図15に示す。図15においては、商品A、B、及びCは、売上実績マスタ302の店舗コードと、バーコード種別と、バーコードとによって特定される商品である。図15には、商品A〜Cについて、各計上年月における売上実績(売上数量)、販売単価、平均気温、経過年月(初出荷後経過年月)が示されている。ここで、売上実績は各計上年月における売上実績の合計値であり、販売単価及び平均気温は各計上年月における平均値であり、これらはステップS401において売上実績マスタ302のデータから算出されたものである。経過年月は、図16に示す商品マスタ301の具体例301’に示されている各商品の初出荷年月日と図15の計上年月とからステップS401において算出されたものである。
商品A、B、及びCのそれぞれについて、経過年月と、販売単価と、平均気温とについての相関係数と、分散拡大係数と、ランクとを図17に示す。ここで、相関係数は、図15における計上年月が2004年12月から2005年11月までの期間である最長対象期間Rmaxにおける売上実績と、経過年月、販売単価、及び平均気温との相関係数であり、ステップS402において算出されたものである。分散拡大係数は、2004年12月から2005年11月までの期間における経過年月、販売単価、及び平均気温からステップS404において算出されたものである。また、ランクは、相関係数・ランク対応表304に基づいてステップS403においてランク付けされたものである。なお、図17においては、分散拡大係数は所定の値(=10)を超えていないため、ランクの修正(ステップS405)は行われていない。
商品Aについては、経過年月、販売単価、平均気温が全てAにランク付けされているために条件Aを満たし、ステップS410に処理が引き渡される(ステップS406)。商品Bについては、経過年月と平均気温とがCにランク付けされており、販売単価がAにランク付けされているために、条件Aを満たさず、且つ、条件Bを満たすため、ステップS420に処理が引き渡される(ステップS406及びS407)。商品Cについては、経過年月、販売単価、平均気温が全てCにランク付けされているために条件Aと条件Bの両者を満たさず、ステップS430に処理が引き渡される(ステップS406及びS407)。
商品Aに関して、各計上年月における売上実績と、下限値と、上限値と、売上予測と、予測誤差の表を図18に示す。ここでは、売上実績を目的変数とし、販売単価、平均気温、及び経過年月を説明変数として対象期間を最長対象期間(2004年12月〜2005年11月)から最短対象期間(2005年6月〜2005年11月)まで変化させて重回帰式を求めている(ステップS411〜S413)。図18においては対象期間は2ヶ月ごとに選定されているが、1ヶ月ごとに選定してもよく、対象期間を何ヶ月ごとに選定するかは任意に設定することができる。2004年12月から2005年11月までの対象期間について求めた重回帰式により算出した売上予測が、2004/12〜2005/11の列に示されている。例えば、図15に示す計上年月が2004年12月における商品Aの販売単価、平均気温、経過年月を重回帰式に代入することで、図18に示す2004年12月における売上予測が97.93個と算出される。他の対象期間についての売上予測も同様にして算出されたものである。図18の売上実績の最長対象期間Rmax(2004年12月〜2005年11月)における標準偏差δ1が14.5であるため、下限値(ωN−δ1)及び上限値(ωN+δ1)が、例えば2004年12月については下限値が87.5(=102−14.5)であり、上限値が116.5(=102+14.5)であると算出されている。図18においては、4つの対象期間における売上予測の全てが、その計上年月における上限値と下限値との間にあるため、ステップS414において妥当な重回帰式有りと判断され、ステップS415に処理が引き渡される。前月(2005年12月)における売上予測をみると、対象期間を2005年2月から2005年11月までとしたときの売上予測(124.19)が最も売上実績(124)に近い。したがって、対象期間を2005年2月から2005年11月までとして求めた重回帰式が最適重回帰式として選択される(ステップS415)。そして、当月(2006年1月)の販売単価97円、気温予測値4.5℃、経過年月14ヶ月を最適重回帰式に入力することで当月の売上げ予測が118.10個であると算出される(ステップS416)。
最適重回帰式を求めた対象期間(2005年2月〜2005年11月)において、売上予測から売上実績を引き算することで予測誤差を算出し、さらに、予測誤差の標準偏差δ2を算出すると3.58である(ステップS441)。安全率βとして1.65を用いると安全在庫量φは5.91個であると算出される(ステップS442)。したがって、適正在庫量は、118.10+5.91=124.01の小数点以下を切り上げて、125個と算出される(ステップS450)。
商品Bに関して、各計上年月における売上実績と、下限値と、上限値と、売上予測と、予測誤差の表を図19に示す。ここでは、売上実績を目的変数とし、販売単価を説明変数として対象期間を最長対象期間(2004年12月〜2005年11月)から最短対象期間(2005年6月〜2005年11月)まで変化させて単回帰式を求めている(ステップS422〜S424)。図19においては対象期間は2ヶ月ごとに選定されているが、1ヶ月ごとに選定してもよく、対象期間を何ヶ月ごとに選定するかは任意に設定することができる。ここで、図19に示す4つの対象期間について、図15に示す販売単価と売上実績との相関係数と、相関係数・ランク対応表304を参照してランク付けをしたランクとを図20に示す。図20に示すように、4つの対象期間の全てにおいてランクがAランクであるため、ステップS402で付けたランク(図17に示す商品Bに関する販売単価についてのランク)よりも下がっている場合はない。よって、全ての対象期間について求めた単回帰式を最適単回帰式を選択する対象とする。図19においては、2004年12月から2005年11月までの対象期間について求めた単回帰式により算出した売上予測が、2004/12〜2005/11の列に示されている。例えば、図15に示す計上年月が2004年12月における商品Bの販売単価98円を単回帰式に代入することで、図19に示す2004年12月における売上予測が111.33個であると算出される。他の対象期間についての売上予測も同様にして算出されたものである。図19の売上実績の最長対象期間Rmax(2004年12月〜2005年11月)における標準偏差δ1が14.8であるため、下限値(ωN−δ1)及び上限値(ωN+δ1)が、例えば2004年12月については下限値が85.2個(=100−14.8)であり、上限値が114.8個(=100+14.8)であると算出されている。前月(2005年12月)における売上予測をみると、対象期間を2004年12月から2005年11月までとしたときの売上予測(108.17)が最も売上実績(103)に近い。したがって、対象期間を2004年12月から2005年11月までとして求めた単回帰式が最適単回帰式として選択される(ステップS425)。図19においては、最適単回帰式による売上予測が、最適単回帰式を求めた対象期間の全ての月において上限値と下限値との間にあるため、ステップS426において妥当であると判断され、ステップS427に処理が引き渡される。そして、当月(2006年1月)の販売単価92円(図16参照)を最適単回帰式に入力することで当月の売上予測が120.83個であると算出される(ステップS427)。
最適単回帰式を求めた対象期間(2004年12月〜2005年11月)において、売上予測から売上実績を引き算することで予測誤差を算出し、さらに、予測誤差の標準偏差δ2を算出すると8.32である(ステップS441)。安全率βとして1.65を用いると安全在庫量φは13.73個であると算出される(ステップS442)。したがって、適正在庫量は、120.83+13.73=134.56の小数点以下を切り上げて、135個と算出される(ステップS450)。
商品Cに関して、各計上年月における売上実績と、標準化売上実績と、増減度と、売上予測と、予測誤差とを図21に示す。この具体例においては、2005年1月から2005年12月までの期間が対象期間R2に相当する。標準化売上実績は、各計上年月の売上実績を対象期間R2における売上実績の平均値μである105.58で除して算出されている(ステップS431)。そして、増減度が、その月の標準化売上実績をその前の月の標準化売上実績で除して算出されている(ステップS432)。なお、増減度は、その月の売上実績をその前の月の売上実績で除して算出することもできる。この場合には、ステップS431とステップS432とを1ステップで行うことができる。対象期間R2における増減度のデータの標準偏差は0.041であるため、標準偏差・平滑化定数対応表305から平滑化定数αは0.6と決定される(ステップS434)。ここで、平滑化定数αを0.6とし、対象期間R2における売上実績の平均値μを105.58とし、前月(2005年12月)における売上数量実績ωを103とすれば、式(2)により当月(2006年1月)の売上予測は104.03個であると算出される(ステップS435)。
対象期間R2(2005年1月〜2005年12月)において、売上予測から売上実績を引き算することで予測誤差を算出し、さらに、予測誤差の標準偏差δ2を算出すると3.51である(ステップS441)。安全率βとして1.65を用いると安全在庫量φは5.79個であると算出される(ステップS442)。したがって、適正在庫量は、104.03+5.79=109.82の小数点以下を切り上げて、110個であると算出される(ステップS450)。なお、対象期間R2に属している月の売上予測は、式(2)においてその前の月の売上実績をωの代わりに用いることで算出される。
(他の実施形態)
本発明においては、ステップS16において、適正在庫量算出の信頼度を適正在庫量とともに表示してもよい。そのためには、ステップS441においてデータセンタサーバ3は予測誤差の標準偏差δ2を商品マスタ301に格納する。そして、ステップS13においてアプリケーションサーバ2は標準偏差δ2を取得する。さらにステップS14においてアプリケーションサーバ2は、発注業務画面を生成する際に予め記憶装置23に格納されている標準偏差δ2と信頼度との対応関係を定めた標準偏差・信頼度対応表(不図示)を参照し、標準偏差δ2に対応した「適正在庫量算出の信頼度高い」、又は「適正在庫量算出の信頼度低い」等の信頼度を発注業務画面に表示されるようにする。発注担当者は、表示装置12に表示される適正在庫量算出の信頼度を参考にして発注量を増減することができる。
本発明においては、相関係数・ランク対応表304及び標準偏差・平滑化定数対応表305を商品ごとに用意することにより、各商品の特性に応じて適正在庫量の算出を行うことができる。さらに、相関係数・ランク対応表304及び標準偏差・平滑化定数対応表305を過去の予測実績に基づいて修正する成長型システムとしてもよい。例えば、図14に示す標準偏差・平滑化定数対応表305において、標準偏差が0.04である場合には平滑化定数は0.6であるが、予測実績に基づいて、この場合の平滑化定数を0.6から0.5に修正するといった方式である。
本発明の妥当性判断(ステップS414及びS426)においては、対象期間R1の全ての月について(1)式を満たす重回帰式又は単回帰式を妥当であるとしているが、対象期間R1の全ての月のみならず前月においても(1)式を満たす場合に妥当であるとしてもよい。
図1は、本発明に係る適正在庫量算出システムの構成を示す図である。 図2は、アプリケーションサーバの構成を示す図である。 図3は、データセンタサーバの構成を示す図である。 図4は、商品マスタ、売上実績マスタ、環境マスタ、及び月毎売上実績表のデータ構成を示す図である。 図5は、本発明に係る適正在庫量算出システムが実行する処理の概要を示すタイムチャートである。 図6は、適正在庫量算出処理について示すフローチャートである。 図7は、予測式選択について示すフローチャートである。 図8は、重回帰式による売上数量の予測について示すフローチャートである。 図9は、単回帰式による売上数量の予測について示すフローチャートである。 図10は、指数平滑化式による売上数量の予測について示すフローチャートである。 図11は、安全在庫量算出について示すフローチャートである。 図12は、データの分析を行う対象期間について説明するための図である。 図13は、相関係数・ランク対応表を示す図である。 図14は、標準偏差・平滑化定数対応表を示す図である。 図15は、月毎売上実績表の具体例について示す図である。 図16は、商品マスタの具体例について示す図である。 図17は、予測式選択における処理を説明するための図である。 図18は、重回帰式による売上数量の予測における処理を説明するための図である。 図19は、単回帰式による売上数量の予測における処理を説明するための図である。 図20は、単回帰式による売上数量の予測において、対象期間を変化させたときの説明変数のランクの変化について示す図である。 図21は、指数平滑化式による売上数量の予測における処理を示す図である。
符号の説明
1…店舗PC
2…アプリケーションサーバ
3…データセンタサーバ
4…POS端末
5…代表PC
6…通信ネットワーク
11…キーボード
12…表示装置
21、31…中央処理装置
22、32…通信装置
23、33…記憶装置
41…バーコードリーダ
210…発注業務画面編集プログラム
301、301’…商品マスタ
302…売上実績マスタ
303…環境マスタ
304…相関係数・ランク対応表
305…標準偏差・平滑化定数対応表
306、306’…月毎売上実績表
310…適正在庫量算出プログラム

Claims (16)

  1. 演算装置と、
    記憶装置と、
    入力装置と、
    出力装置と
    を具備し、
    前記記憶装置は、
    売上数量の前期以前における時系列データである売上数量データと、前記売上数量に影響を及ぼす要因の前期以前における時系列数値データである要因データとを格納する時系列データベースと、
    ともに時系列データである売上数量データ元データと要因データ元データとを格納する売上実績データベースと、
    前記要因の当期における予測値又は予定値の数値データである当期要因データを格納する当期要因データベースと
    を格納しており、
    前記演算装置は、
    前記入力装置から入力される前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを前記売上実績データベースに格納し、
    前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを前記売上実績データベースから読み出し、
    前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを期ごとに集計して前記売上数量データと前記要因データとをそれぞれ作成し、
    作成した前記売上数量データと前記要因データとを前記時系列データベースに格納し、
    前記入力装置から入力される前記当期要因データを前記当期要因データベースに格納し、
    前記売上数量データと前記要因データとを前記時系列データベースから読み出し、
    複数存在する所定の対象期間の各々について、前記売上数量データを目的変数とし、前記要因データを説明変数とする回帰式を演算し、
    前記当期要因データを前記当期要因データベースから読み出し、
    前期以前の所定の期である最適回帰式判断期における前記要因データから前記回帰式の各々により前記最適回帰式判断期における前記売上数量の予測値である売上数量判断期予測値を算出し、
    前記売上数量データの前記最適回帰式判断期における値に最も近い前記売上数量判断期予測値を算出する前記回帰式を最適回帰式として選択し、
    前記当期要因データから前記最適回帰式により前記売上数量の当期における予測値である売上数量当期予測値を算出し、
    前記売上数量当期予測値に所定の安全在庫量を加えて適正在庫量を算出し、
    前記出力装置は前記適正在庫量を出力する
    適正在庫量算出システム。
  2. 請求項1に記載の適正在庫量算出システムであって、
    前記複数存在する所定の対象期間の各々は、始期が互いに異なっており、終期が同一である
    適正在庫量算出システム。
  3. 請求項1に記載の適正在庫量算出システムであって、
    前記記憶装置は相関係数と相関度の高さのランクとの対応関係を定める相関係数・ランク対応表を格納しており、
    前記要因は複数存在しており、
    複数存在している前記要因の各々に対応して前記要因データが存在しており、
    前記演算装置は、
    前記複数存在する所定の対象期間のうち最も期間の長い最長対象期間について、前記売上数量データと、前記要因データの各々との相関係数を算出し、
    前記相関係数から前記相関係数・ランク対応表を参照して前記要因データの各々にランク付けをし、
    前記ランク付けが所定の第1条件を満たす場合には、
    所定のランク以上のランクが付されている前記要因データを前記説明変数として重回帰式である前記回帰式を演算する
    適正在庫量算出システム。
  4. 請求項3に記載の適正在庫量算出システムであって、
    前記ランク付けが所定の第2条件を満たす場合には、
    前記演算装置は、
    最高位のランクが付されている前記要因データを前記説明変数として単回帰式である前記回帰式を演算する
    適正在庫量算出システム。
  5. 請求項4に記載の適正在庫量算出システムであって、
    前記記憶装置は第1標準偏差と平滑化定数との対応関係を定めている第1標準偏差・平滑化定数対応表を格納しており、
    前記ランク付けが前記第1条件と前記第2条件のいずれも満たさない場合には、
    前記演算装置は、
    前期を終期とする所定の第1対象期間に含まれている前記売上数量データである売上数量第1対象期間データの平均値を算出し、
    前記売上数量第1対象期間データの各々を前記各々の前記売上数量第1対象期間データより一期前の前記売上数量データで除して売上数量増減度データを算出し、
    前記売上数量増減度データの標準偏差である前記第1標準偏差を算出し、
    前記第1標準偏差から前記第1標準偏差・平滑化定数対応表を参照して前記平滑化定数を決定し、
    前記最適回帰式により前記売上数量当期予測値を算出することに代えて、決定した前記平滑化定数と前記平均値と前期における前記売上数量データとから指数平滑化式により前記売上数量当期予測値を算出する
    適正在庫量算出システム。
  6. 請求項1に記載の適正在庫量算出システムであって、
    前記演算装置は、
    前記最適回帰式が演算されている前記対象期間である第2対象期間に含まれている前記要因データから前記最適回帰式により前記売上数量の前記第2対象期間における予測値である売上数量第2対象期間予測値の時系列データを算出し、
    前記売上数量第2対象期間予測値の時系列データと前記売上数量データの前記第2対象期間における時系列データとの差をとることで前記最適回帰式による予測の予測誤差である回帰式予測誤差の時系列データを算出し、
    前記回帰式予測誤差の時系列データの標準偏差である第2標準偏差を算出し、
    前記第2標準偏差に所定の定数をかけて前記安全在庫量を算出する
    適正在庫量算出システム。
  7. 請求項5に記載の適正在庫量算出システムであって、
    前記演算装置は、
    前記平滑化定数と、前記平均値と、前記売上数量第1対象期間データとから前記指数平滑化式により前記売上数量の前記第1対象期間における予測値である売上数量第1対象期間予測値の時系列データを算出し、
    前記売上数量第1対象期間予測値の時系列データと前記売上数量データの前記第1対象期間における時系列データとの差をとることで前記指数平滑化式による予測の予測誤差である指数平滑化式予測誤差の時系列データを算出し、
    前記指数平滑化式予測誤差の時系列データの標準偏差である第3標準偏差を算出し、
    前記第3標準偏差に所定の定数をかけて前記安全在庫量を算出する
    適正在庫量算出システム。
  8. 演算装置と、
    記憶装置と、
    入力装置と、
    出力装置と
    を具備し、
    前記記憶装置は、
    売上数量の前記以前の時系列データである売上数量データと、前記売上数量に影響及ぼす要因の前期以前の時系列数値データである要因データとを格納する時系列データベースと、ともに時系列データである売上数量データ元データと要因データ元データとを格納する売上実績データベースと、前記要因の当期における予測値又は予定値の数値データである当期要因データを格納する当期要因データベースと
    を格納している
    適正在庫量算出システムが実行する適正在庫量算出方法であって、
    前記演算装置が、
    前記入力装置から入力される前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを前記売上実績データベースに格納することと、
    前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを前記売上実績データベースから読み出すことと、
    前記売上数量データ元データと前記要因データ元データとを期ごとに集計して前記売上数量データと前記要因データとをそれぞれ作成することと、
    作成した前記売上数量データと前記要因データとを前記時系列データベースに格納することと、
    前記入力装置から入力される前記当期要因データを前記当期要因データベースに格納することと、
    前記売上数量データと前記要因データとを前記時系列データベースから読み出すことと、
    複数存在する所定の対象期間の各々について、前記売上数量データを目的変数とし、前記要因データを説明変数とする回帰式を演算することと、
    前記当期要因データを前記当期要因データベースから読み出すことと、
    前期以前の所定の期である最適回帰式判断期における前記要因データから前記回帰式の各々により前記最適回帰式判断期における前記売上数量の予測値である売上数量判断期予測値を算出することと、
    前記売上数量データの前記最適回帰式判断期における値に最も近い前記売上数量判断期予測値を算出する前記回帰式を最適回帰式として選択することと、
    前記当期要因データから前記最適回帰式により前記売上数量の当期における予測値である売上数量当期予測値を算出することと、
    前記売上数量当期予測値に所定の安全在庫量を加えて適正在庫量を算出することと、
    前記出力装置が前記適正在庫量を出力することと
    を含む
    適正在庫量算出方法。
  9. 請求項8に記載の適正在庫量算出方法であって、
    前記複数存在する所定の対象期間の各々は、始期が互いに異なっており、終期が同一である
    適正在庫量算出方法。
  10. 請求項8に記載の適正在庫量算出方法であって、
    前記記憶装置は相関係数と相関度の高さのランクとの対応関係を定める相関係数・ランク対応表を格納しており、
    前記要因は複数存在しており、
    複数存在している前記要因の各々に対応して前記要因データが存在しており、
    前記演算装置が、
    前記複数存在する所定の対象期間のうち最も期間の長い最長対象期間について、前記売上数量データと、前記要因データの各々との相関係数を算出することと、
    前記相関係数から前記相関係数・ランク対応表を参照して前記要因データの各々にランク付けをすることと、
    前記ランク付けが所定の第1条件を満たす場合には、所定のランク以上のランクが付されている前記要因データを前記説明変数として重回帰式である前記回帰式を演算することと
    を含む
    適正在庫量算出方法。
  11. 請求項10に記載の適正在庫量算出方法であって、
    前記ランク付けが所定の第2条件を満たす場合には、
    前記演算装置が、最高位のランクが付されている前記要因データを前記説明変数として単回帰式である前記回帰式を演算することを含む
    適正在庫量算出方法。
  12. 請求項11に記載の適正在庫量算出方法であって、
    前記記憶装置は第1標準偏差と平滑化定数との対応関係を定めている第1標準偏差・平滑化定数対応表を格納しており、
    前記ランク付けが前記第1条件と前記第2条件のいずれも満たさない場合には、
    前記演算装置が、
    前期を終期とする所定の第1対象期間に含まれている前記売上数量データである売上数量第1対象期間データの平均値を算出することと、
    前記売上数量第1対象期間データの各々を前記各々の前記売上数量第1対象期間データより一期前の前記売上数量データで除して売上数量増減度データを算出することと、
    前記売上数量増減度データの標準偏差である前記第1標準偏差を算出することと、
    前記第1標準偏差から前記第1標準偏差・平滑化定数対応表を参照して前記平滑化定数を決定することと、
    前記最適回帰式により前記売上数量当期予測値を算出することに代えて、決定した前記平滑化定数と前記平均値と前期における前記売上数量データとから指数平滑化式により前記売上数量当期予測値を算出することと
    を含む
    適正在庫量算出方法。
  13. 請求項8に記載の適正在庫量算出方法であって、
    前記演算装置が、
    前記最適回帰式が演算されている前記対象期間である第2対象期間に含まれている前記要因データから前記最適回帰式により前記売上数量の前記第2対象期間における予測値である売上数量第2対象期間予測値の時系列データを算出することと、
    前記売上数量第2対象期間予測値の時系列データと前記売上数量データの前記第2対象期間における時系列データとの差をとることで前記最適回帰式による予測の予測誤差である回帰式予測誤差の時系列データを算出することと、
    前記回帰式予測誤差の時系列データの標準偏差である第2標準偏差を算出することと、
    前記第2標準偏差に所定の定数をかけて前記安全在庫量を算出することと
    を含む
    適正在庫量算出方法。
  14. 請求項12に記載の適正在庫量算出方法であって、
    前記演算装置が、
    前記平滑化定数と、前記平均値と、前記売上数量第1対象期間データとから前記指数平滑化式により前記売上数量の前記第1対象期間における予測値である売上数量第1対象期間予測値の時系列データを算出することと、
    前記売上数量第1対象期間予測値の時系列データと前記売上数量データの前記第1対象期間における時系列データとの差をとることで前記指数平滑化式による予測の予測誤差である指数平滑化式予測誤差の時系列データを算出することと、
    前記指数平滑化式予測誤差の時系列データの標準偏差である第3標準偏差を算出することと、
    前記第3標準偏差に所定の定数をかけて前記安全在庫量を算出することと
    を含む
    適正在庫量算出方法。
  15. 請求項11に記載の適正在庫量算出方法であって、
    前記複数存在する所定の対象期間の各々は、始期が互いに異なっており、終期が同一であり、
    前記ランク付けが前記第1条件を満たす場合において、
    前記演算装置が、
    前記最長対象期間に含まれている前記売上数量データの標準偏差である第4標準偏差を算出することと、
    前記最長対象期間に含まれている前記売上数量データの時系列データの各々に前記第4標準偏差を加えて第1上限値時系列データを算出することと、
    前記最長対象期間に含まれている前記売上数量データの時系列データの各々から前記第4標準偏差を減じて第1下限値時系列データを算出することと、
    前記重回帰式の各々により、前記各々の前記重回帰式を演算している前記対象期間である第4対象期間に含まれている前記要因データから前記売上数量の前記第4対象期間における予測値の時系列データである売上数量第4対象期間予測値時系列データを算出することと、
    前記売上数量第4対象期間予測値時系列データが前記第4対象期間に含まれている全ての期において、前記第1上限値時系列データより小さいことと前記第1下限値時系列データより大きいこととを満足する前記重回帰式が一つも存在しない場合であって、前記ランク付けが前記第2条件を満たす場合には、
    最高位のランクが付されている前記要因データを前記説明変数として単回帰式である前記回帰式を演算することを含む
    適正在庫量算出方法。
  16. 請求項12に記載の適正在庫量算出方法であって、
    前記複数存在する所定の対象期間の各々は、始期が互いに異なっており、終期が同一であり、
    前記ランク付けが前記第2条件を満たす場合において、
    前記演算装置が、
    前記最長対象期間における前記売上数量データの標準偏差である第5標準偏差を算出することと、
    単回帰式としての前記最適回帰式である最適単回帰式を演算している前記対象期間である第5対象期間に含まれている前記売上数量データの時系列データの各々に前記第5標準偏差を加えて第2上限値時系列データを算出することと、
    前記第5対象期間における前記売上数量データの時系列データの各々から前記第5標準偏差を減じて第2下限値時系列データを算出することと、
    前記最適単回帰式により前記第5対象期間に含まれている前記要因データから前記売上数量の前記第5対象期間における予測値の時系列データである売上数量第5対象期間予測値時系列データを算出することと、
    前記売上数量第5対象期間予測値時系列データが前記第5対象期間に含まれている全ての期において、前記第2上限値時系列データより小さいことと前記第2下限値時系列データより大きいこととを満足しない場合には、
    前記平均値を算出することと、
    前記売上数量増減度データを算出することと、
    前記第1標準偏差を算出することと、
    前記平滑化定数を決定することと、
    前記最適回帰式により前記売上数量当期予測値を算出することに代えて、決定した前記平滑化定数と前記平均値と前期における前記売上数量データとから前記指数平滑化式により前記売上数量当期予測値を算出することと
    を含む
    適正在庫量算出方法。
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