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JP2006339233A - 回路装置およびその製造方法 - Google Patents

回路装置およびその製造方法 Download PDF

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JP2006339233A JP2005159166A JP2005159166A JP2006339233A JP 2006339233 A JP2006339233 A JP 2006339233A JP 2005159166 A JP2005159166 A JP 2005159166A JP 2005159166 A JP2005159166 A JP 2005159166A JP 2006339233 A JP2006339233 A JP 2006339233A
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俊道 成瀬
Hajime Kobayashi
初 小林
Haruo Suzuki
治夫 鈴木
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Abstract

【課題】 外部電極と導電パターンとの接続構造が強化された回路装置を提供すること。
【解決手段】 本形態の回路装置10Aでは、ボンディングパッド11Aおよびダイパッド11Bから成る導電パターン11と、ダイパッド11Bに固着された半導体素子12Aと、導電パターン11の裏面を露出させて回路素子および導電パターン11を封止する封止樹脂13とを具備する。更に、封止樹脂13から露出する導電パターン11の裏面には、内部に窪む形状の凹部11Cが設けられている。この凹部11Cに充填されるように外部電極15が形成される。従って、外部電極15の接続強度は向上されている。
【選択図】図1

Description

本発明は回路装置およびその製造方法に関し、特に、外部接続用の電極を装置の下面に具備する回路装置およびその製造方法に関するものである。
従来、電子機器にセットされる回路装置は、携帯電話、携帯用のコンピューター等に採用されるため、小型化、薄型化、軽量化が求められている。例えば、最近ではCSP(Chip Scale Package)と呼ばれる、チップのサイズと同等のパッケージが開発されている。
図14は、支持基板として基板65を採用した、チップサイズよりも若干大きいCSP66を示すものである。
この基板65の表面には、第1の電極67、第2の電極68およびダイパッド69が形成され、裏面には第1の裏面電極70Aと第2の裏面電極70Bが形成されている。そしてスルーホールTHを介して、第1の電極67と第1の裏面電極70Aが接続されている。更にスルーホールTHを介して、第2の電極68と第2の裏面電極70Bが電気的に接続されている。
ダイパッド69にはトランジスタチップTが固着され、トランジスタのエミッタ電極と第1の電極67が金属細線72を介して接続される。更に、トランジスタのベース電極と第2の電極68が金属細線72を介して接続されている。トランジスタチップTを覆うように基板65に樹脂層73が設けられている。
また、上記したようなCSP等の回路装置では、装置の裏面に半田等から成る外部電極76が形成される(例えば、下記特許文献1を参照。)。そして、CSP66は、実装基板77の表面に形成された導電路78に、外部電極76を介して固着されていた。
特開平11−274361号公報
しかしながら、上述したCSPでは、平坦面と成っている裏面電極70の裏面に、外部電極76が付着されていた。従って、外部電極76に熱応力が作用すると、外部電極76と裏面電極70との境界にクラックが発生し、接続信頼性が低下してしまう問題があった。特に、CSP66と実装基板77との熱膨張係数が大きく異なる場合や、使用状況下の温度変化が大きい場合においては、上述した問題が顕著に発生する。
従って、本発明の主な目的は、導電パターンと外部電極とが接着する強度を向上させた回路装置およびその製造方法を提供することにある。
本発明の回路装置は、回路素子と、前記回路素子と電気的に接続されてパッドを形成する導電パターンとを具備し、前記パッドに、前記パッドの裏面よりも内部に凹む凹部を設けることを特徴とする。
更に本発明の回路装置は、回路素子と、前記回路素子と電気的に接続されてパッドを形成する導電パターンと、前記導電パターンの裏面が露出された状態で前記回路素子および前記導電パターンを被覆する封止樹脂とを具備し、前記パッドに、前記パッドの裏面よりも内部に凹む凹部を設けることを特徴とする。
更に本発明の回路装置は、回路素子と、前記回路素子と電気的に接続された第1の配線層と、絶縁層を介して前記第1の配線層に積層されて、外部電極が付着されるパッドを含む第2の配線層を具備し、前記パッドに、前記絶縁層の厚み部分まで延在して内側に凹む凹部を設けることを特徴とする。
本発明の回路装置の製造方法は、回路素子を導電パターンに電気的に接続する工程と、前記回路素子が封止されるように封止樹脂を形成する工程と、前記導電パターンから成るパッドに、前記パッドの裏面よりも内側に凹む凹部を設ける工程と、前記パッドの露出面に外部電極を付着させて、前記凹部に前記外部電極を充填させる工程とを具備することを特徴とする。
更に、本発明の回路装置の製造方法は、導電箔の表面に分離溝を設けることにより、導電パターンを凸状に形成する工程と、前記導電パターンに回路素子を電気的に接続する工程と、前記分離溝に充填され前記回路素子が被覆されるように封止樹脂を形成する工程と、前記分離溝に充填された前記封止樹脂が露出されるまで前記導電箔を裏面から除去して前記導電パターンを分離させる工程と、前記導電パターンの裏面に、部分的に内側に凹む凹部を設ける工程とを具備することを特徴とする。
更に、本発明の回路装置の製造方法は、導電箔の表面に第1の分離溝を設けることにより、導電パターンを凸状に形成する工程と、前記導電パターンに回路素子を電気的に接続する工程と、前記第1の分離溝に充填され前記回路素子が被覆されるように封止樹脂を形成する工程と、前記導電箔を裏面から選択的に除去することにより、前記第1の分離溝に対応する領域の前記導電箔に第2の分離溝を設けて前記導電パターンを分離させ、前記導電パターンの裏面に部分的に内側に凹む凹部を設ける工程とを具備することを特徴とする。
更に、本発明の回路装置の製造方法は、内蔵された回路素子に電気的に接続された配線層を、絶縁層を介して複数層に積層させる回路装置の製造方法に於いて、前記絶縁層を厚み方向に貫通する開口部を設け、前記配線層から成るパッドを前記開口部の内壁に形成することで、前記パッドの裏面に前記絶縁層の内部まで凹む形状の凹部を設けることを特徴とする。
本発明に依れば、内部に窪む形状の凹部をパッドの裏面に形成し、この凹部に外部電極を部分的に充填させる。従って、パッドと外部電極との接続強度が強化され、両者の接続信頼性を向上させることができる。
更に本発明に依れば、絶縁層を介して多層の配線層が積層される回路装置に於いて、前記絶縁層の厚み部分まで延在するような凹部をパッドに形成することができる。従って、絶縁層に凹部を収納させることができるので、厚みの増加を伴わずに凹部を形成することができる。
更に、本発明では、凹部は、絶縁層を貫通して配線層同士を接続する接続部としても機能する。従って、別途に接続部を形成する必要が無いことから、接続部を形成するためのスペースを節約することができる。
更に、本発明に依れば、エッチングを行って導電パターンを分離する工程にて、同時にパッドの裏面に凹部を形成することが可能となる。従って、製造工程の増加を抑止して、凹部を形成することができる。
また、熱応力の繰り返しによって、クラックがパッドと電極界面に存在する脆い金属間化合物に沿って発生することがある。本形態では、凹を設けることで、この電極界面に発生するクラックの進展を、凹による形状の変局点で防ぐ効果がある。
<第1の実施の形態>
本形態では、図1から図3を参照して、各回路装置10の構成を説明する。
図1(A)は回路装置10Aの断面図であり、図1(B)は他の構成を有する回路装置10Bの断面図であり、図1(C)は回路装置10Aを裏面から見た平面図であり、図1(D)は凹部11Cを拡大した斜視図である。
図1(A)を参照して、本形態の回路装置10Aでは、ボンディングパッド11Aおよびダイパッド11Bから成る導電パターン11と、ダイパッド11Bの表面に固着された半導体素子12Aと、導電パターン11の裏面を露出させて半導体素子12Aおよび導電パターン11を封止する封止樹脂13とを具備する。更に、封止樹脂13から露出する導電パターン11の裏面には、導電パターン11を部分的に厚み方向に窪ませた凹部11Cが形成されている。
導電パターン11はロウ材の付着性、ボンディング性、メッキ性が考慮されてその材料が選択される。具体的には、Cuを主材料とした金属、Alを主材料とした金属またはFe−Ni等の合金から成る金属等が、導電パターン11の材料として採用される。ここでは、導電パターン11は裏面を露出させて封止樹脂13に埋め込まれた構造になっており、分離溝17により電気的に分離されている。導電パターン11の側面はエッチングにより形成される湾曲面となっており、湾曲した側面が封止樹脂13により被覆されているので、導電パターン11と封止樹脂13との密着強度が向上されている。また、回路装置10Aでは、導電パターン11の側面は全面的に封止樹脂13により被覆されている。導電パターン11の厚みは、例えば、50μm〜100μm程度である。
更に、導電パターン11は、中央部付近に配置されたダイパッド11Bと、ダイパッド11Bを囲むよう配置された複数個のボンディングパッド11Aとから成る。ダイパッド11Bの上面には、半田等の固着材20を介して、半導体素子12Aが固着されている。半導体素子12Aの表面に設けられた電極と、ボンディングパッド11Aとは、金属細線14を介して接続される。各導電パターン11の間に設けられる分離溝17の幅は、例えば150μm程度である。
回路素子としては、トランジスタ、ダイオード、ICチップ等の半導体素子12A、チップコンデンサ、チップ抵抗等のチップ素子である。これらの回路素子は、固着材20を介して導電パターン11の表面に固着される。また厚みが厚くはなるが、CSP、BGA等も実装できる。ここでは、フェイスアップで実装された半導体素子12Aが採用されている。更に、複数個の回路素子から成るシステムが構成されてもよい。
封止樹脂13は、導電パターン11の裏面を露出させて半導体素子12A、金属細線14および導電パターン11を被覆している。封止樹脂13としては、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を採用することができる。本発明の回路装置10Aは、封止樹脂13により全体が支持されている。また、各導電パターン11を分離する分離溝17には封止樹脂13が充填されている。
分離溝17は、各導電パターン11の間に設けられて、各導電パターン11を電気的に分離する働きを有する。そして、分離溝17の幅は、基本的にどの箇所でもその幅が均一に形成され、例えば、150μm程度以上である。換言すると、各導電パターン11は、等間隔に離間されている。
図1(A)を参照して、ボンディングパッド11Aおよびダイパッド11Bを構成する導電パターン11の裏面には、凹部11Cが設けられている。凹部11Cは、導電パターン11を裏面から部分的に窪ませることにより形成された部位である。凹部11Cの具体的な大きさは、例えば幅が50〜100μm程度であり、深さが10〜40μm程度である。凹部11Cには外部電極15が充填される。
外部電極15は、封止樹脂13から露出する導電パターン11の裏面に付着されている。ここでは、外部電極15によるBGA(Ball Grid Array)が形成されている。外部電極15の材料としては、鉛共晶半田、鉛フリー半田、銀ペースト、銅ペースト等を採用することができる。
また、外部電極15を省いて回路装置10Aが構成されても良い。この場合は、回路装置10Aを実装基板に実装する際は、実装基板側に形成された半田等の接合材が用いられる。外部電極15が省かれた場合は、裏面に露出するパッドによるLGA(Land Grid Array)が形成される。
本形態では、導電パターン11の裏面に形成された凹部11Cに充填されるように外部電極15が形成されている。従って、外部電極15に熱応力が作用しても、外部電極15の一部部分が導電パターン11に食い込んでいるので、導電パターン11と外部電極15との接続信頼性が向上されている。更に、導電パターン11の裏面が平坦面である場合と比較すると、導電パターン11の裏面と外部電極15とが密着する面積が増大し、両者の密着強度が向上される。凹部11Cは、エッチングにより形成可能である。
被覆樹脂16は、導電パターン11が露出する回路装置10Aの裏面を被覆している。そして、外部電極15が形成される領域の被覆樹脂16は部分的に除去されて開口部18が形成されている。
図1(B)を参照して、他の構成の回路装置10Bを説明する。回路装置10Bの基本的な構成は上述した回路装置10Aと同様であり、相違点は導電パターン11の構成にある。ここでは、導電パターン11は、封止樹脂13よりも外部(図面では下方)に突出して厚く形成されている。導電パターン11の厚みは、例えば100μm〜300μm程度である。導電パターン11をこのように厚く形成することで、過渡熱抵抗を低減することが可能となり、発熱量が大きいパワー系の素子を半導体素子12Aとして採用することができる。
図1(C)を参照して、回路装置10Aの裏面には、被覆樹脂16を部分的に除去することにより、円形の開口部18が形成されている。開口部18の径D1は、例えば0.5mm程度である。ここでは、中央部に配置されたダイパッド11Bの裏面にマトリックス状に複数個の開口部18が設けられている。更に、周辺部に配置されたボンディングパッド11Aの裏面にも、開口部18が形成されている。凹部11Cは、個々の開口部18の中央部に配置され、その径D2は例えば0.1mm程度である。
図1(D)は、凹部11Cの形状を示す斜視図である。ここでは、開口部18から露出する導電パターン11に、円柱状に窪む形状の凹部11Cが形成されている。凹部11Cの形状としては他の形状も採用可能である。例えば、凹部11Cの平面的な形状は、四角、三角、楕円、リング状でも良い。
図2を参照して、上述した回路装置10Aは、外部電極15を介して、実装基板24の表面に形成された導電路24Aに固着されている。回路装置10Aの実装は、外部電極15を溶融させるリフロー工程により行うことができる。
回路装置10Aと実装基板24との熱膨張係数が異なると、使用状況下の温度変化等により、両者の膨張量が異なり、両者を接合させる外部電極15には熱応力が作用する。本形態では、導電パターン11の裏面に設けた凹部11Cに、外部電極15が充填されている。従って、充填された部分の外部電極15と凹部11Cとの間にアンカー効果が発生し、応力により外部電極15が導電パターン11から分離することが防止されている。
更に、凹部11Cに外部電極15が充填されることにより、外部電極15のプル強度(引張応力に対する強度)が向上されている。従って、実装基板24が湾曲することにより外部電極15に引張応力が作用しても、外部電極15が導電パターン11から剥離してしまうことが防止されている。また、上記効果を得るために、実装基板側の導電路24Aの表面に凹部を設けても良い。
更に、本形態では、凹部11Cに外部電極15が充填されるので、外部電極15を構成する半田の量を増加させることができる。半田の量が増加することにより、半田を溶融させて回路装置10Aを実装させるリフローの工程にて、外部電極15にボイドが発生することを抑止することができる。更に、外部電極15を構成する半田の量が増大することにより、外部電極15が吸収可能な応力をより大きくすることができる。
図3の断面図を参照して、他の形態の回路装置の構造を説明する。図3(A)は多層配線を有する回路装置10Cの断面図であり、図3(B)は回路装置10Dの断面図であり、図3(C)は回路装置10Dの拡大断面図である。
図3(A)を参照して、回路装置10Cでは、多層の配線構造が形成されている。ここでは、絶縁層21を介して、第1の配線層22および第2の配線層23が積層されている。また、第1の配線層22と第2の配線層23とは、絶縁層21を貫通する接続部19により所望の箇所にて電気的に接続されている。また、第2の配線層23から成るパッド23Aが裏面に形成されている。更に、外部電極15が形成される箇所を除いて、第2の配線層23は、被覆樹脂16により被覆される。
第2の配線層23は、凹部11Cが形成されるので、第1の配線層22よりも厚く形成することが好適である。例えば第1の配線層22の厚さを20〜50μm程度にした場合は、第2の配線層23の厚さを50〜100μm程度にすることが好適である。
第1の配線層22には、半導体素子12Aおよびチップ素子12Bが電気的に接続されている。半導体素子12Aの裏面は固着材20を介してランド状の第1の配線層22に固着される。更に、半導体素子12Aの表面に形成された電極と第1の配線層22とは、金属細線14により接続される。また、チップ素子12Bの両端の電極は、固着材20を介して第1の配線層22に固着される。ここでは、2層の配線構造が示されているが、3層以上の配線が形成されても良い。
凹部11Cは、パッド23Aの裏面を部分的に凹ませることにより形成された部位であり、外部電極15が充填されている。ここでは、凹部11Cの深さは、パッド23Aの厚みよりも浅く形成されている。即ち、凹部11Cは、パッド23Aの厚み部分に収納されている。
図3(B)および図3(C)を参照して、多層の配線構造を有する回路装置10Dの構成を説明する。
回路装置10Dの基本的な構成は上述した回路装置10Cと同様であり、パッド23Aに形成される凹部11Cの構成が異なる。ここでは、パッド23Aに形成される凹部11Cは、配線層間に位置する絶縁層21の厚み部分まで延在している。即ち、絶縁層21を貫通して設けた孔の内壁にパッド23Aを設けている。従って、絶縁層21を貫通する貫通孔の内部に、パッド23Aに囲まれる凹部11Cが形成される。即ち、ここでは、凹部11Cの深さは、パッド23Aの厚みよりも深く形成される。例えば、パッド23Aの厚みが50μm程度であるのに対し、凹部11Cの深さは100μm程度である。
図3(C)を参照して、凹部11Cの幅D3は、例えば250μm程度であり、深さは100μm程度である。即ち、回路装置10Dでは、上述した他の回路装置よりもサイズの大きな凹部11Cが形成される。
上記のように、凹部11Cを絶縁層21の内部に形成することにより、大きく形成される凹部11Cに多量の外部電極15を充填させることができるので、熱応力等の外力に対する接続電極15の接続信頼性を更に向上させることができる。
更に、凹部11Cを構成するパッド23Aは、絶縁層21を貫通して第1の配線層22の裏面まで到達している。従って、パッド23Aは、絶縁層21を貫通して各配線層を接続する接続部としても機能している。このことから、各配線層を接続する接続部を別途に形成する必要が無いことから、この接続部を形成するスペースが節約される。
<第2の実施の形態>
次に、図4から図10を参照して、図1に示した単層の導電パターン11を有する回路装置10Aの製造方法を説明する。
本発明の第1の工程は、図4から図5に示すように、導電箔40に分離溝17を形成することにより凸状に突出する導電パターン11を形成することにある。
本工程では、図4(A)の如く、シート状の導電箔40を用意する。この導電箔40は、Cuを主材料とした導電箔、Alを主材料とした導電箔またはFe−Ni等の合金から成る導電箔等が採用される。導電箔40の厚さは、後のエッチングを考慮すると100μm〜300μm程度が好ましい。具体的には、図4(B)に示す如く、短冊状の導電箔40に多数のユニットが形成されるブロック42が4〜5個離間して並べられる。各ブロック42間にはスリット43が設けられ、モールド工程等での加熱処理で発生する応力を吸収する。また導電箔40の上下周端にはインデックス孔44が一定の間隔で設けられ、各工程での位置決めに用いられる。
まず、図4(A)に示す如く、導電箔40の上に、耐エッチングマスクであるレジストPRを形成する。レジストPRは、形成予定の分離溝17に対応する領域の導電箔40の表面が露出するようにパターンニングされている。このレジストPRをエッチングマスクとしてウェットエッチングを行うことにより、レジストPRから露出する導電箔40がエッチングされて分離溝が形成される。
図5を参照して、この工程で形成される具体的な導電パターン11の形状を説明する。図5(A)は分離溝17が形成された導電箔40の断面図であり、図5(B)はその平面図である。
図5(A)を参照して、導電箔40の表面に分離溝17が形成されることにより、凸状に突出した導電パターン11が形成されている。ここでは、ダイパッド11Bおよびボンディングパッド11Aから成る導電パターン11が形成されている。
図5(B)に具体的な導電パターン11を示す。本図は図4(B)で示したブロック42の1個を拡大したもの対応する。点線で囲まれた部分の1個が1つのユニット45である。1つのブロック42にはマトリックス状に複数のユニット45が配列され、各ユニット45毎に同一の導電パターン11が設けられている。ここでは、2行2列の4個のユニット45が形成されているが、更に多数個のユニット45を形成することも可能である。また、本工程が終了した後に、レジストPRは剥離される。
個々のユニット45では、中央部にランド状のダイパッド11Bが形成され、このダイパッド11Bを囲むように複数個のボンディングパッド11Aが形成されている。
本発明の第2の工程は、図6(A)の断面図および図6(B)の平面図に示す如く、固着材20を介して回路素子を導電パターン11に固着することにある。
回路素子としては、トランジスタ、ダイオード、ICチップ等の半導体素子、チップコンデンサ、チップ抵抗等の受動素子である。また厚みが厚くはなるが、CSP、BGA等も実装できる。ここでは、半導体素子12Aの裏面が固着材20を介してダイパッド11Bの表面に固着されている。固着材20としては、半田等のロウ材、導電性ペーストまたはエポキシ樹脂等の絶縁性接着剤を採用することもできる。更に、半導体素子12Aの表面に形成された電極と、ボンディングパッド11Aとは、金属細線14を介して接続される。
本発明の第3の工程は、図7に示す如く、半導体素子12Aが被覆されて、分離溝17に充填されるように封止樹脂13を形成することにある。
本工程では、封止樹脂13は半導体素子12Aおよび複数の導電パターン11を被覆し、導電パターン11間の分離溝17には封止樹脂13が充填される。また、封止樹脂13は、導電パターン11側面の湾曲構造と嵌合して強固に結合する。
本発明の第4の工程は、図8(A)および図8(B)に示す如く、各導電パターン11を分離することにある。具体的には、エッチングマスクを用いずに、導電箔を裏面から全面的にエッチングすることで、分離溝17に充填された封止樹脂13を露出させて、各導電パターン11を分離する。また、この分離を確実に行うために、分離溝17に充填された封止樹脂13が外部に突出するように、オーバーエッチングを行っても良い。
本発明の第5の工程は、図9(A)および図9(B)に示す如く、露出する導電パターン11の裏面に凹部11Cを形成することにある。
ここでは、凹部11Cが形成される領域を除いて、導電パターン11の裏面がエッチングレジストPRにより被覆されている。エッチングレジストPRをエッチングマスクとして、ウェットエッチングを行うことにより、導電パターン11の裏面に凹部11Cが形成される。本工程により形成される凹部11Cのサイズは、例えば幅が50〜100μmであり深さが10〜40μm程度である。ここで、凹部11Cの形成は、例えばドライエッチング等の他の除去方法により行うこともできる。
本発明の第6の工程は、図10(A)および図10(B)に示す如く、外部電極15を形成した後に各回路装置に分離することにある。
具体的には、図10(A)を参照して、先ず、外部電極15が形成される箇所を除いて、導電パターン11の裏面および封止樹脂13の裏面を被覆樹脂16により被覆する。次に、マスクを用いて半田ペーストを印刷し、リフローにより半田ペーストを溶融させることで、外部電極15を形成する。このような工程により、凹部11Cに部分的に充填された外部電極15を導電パターン11の裏面に形成することができる。また、ウェットエッチングにより形成される凹部11Cの幅は、外側に向かって広がっている。従って、半田ペーストは容易に凹部11Cに充填されるので、ボイドの形成は抑制されている。
図10(B)を参照して、次に、ブレード49で各ユニット45間のダイシングラインDに沿って封止樹脂13をダイシングし、個別の回路装置に分離する。ダイシングラインには分離溝に充填された封止樹脂13しか存在しないので、ブレード49の摩耗は少ない。更に、金属バリも発生せず極めて正確な外形にダイシングできる。
<第3の実施の形態>
本形態では、図11を参照して、図1(B)に示した回路装置10Bの製造方法を説明する。本実施の形態の製造方法は、第2の実施の形態で説明した製造方法と基本的には同一である。本形態では、導電箔40の裏面を選択的に除去することで、各導電パターン11を分離し、同時に凹部11Cも形成している。
図11(A)を参照して、先ず、導電箔40の表面を選択的にレジストPR1にて被覆した後に、エッチングを行う。このエッチングにより、導電箔40の表面に第1の分離溝17Aが形成され、ボンディングパッド11Aおよびダイパッド11Bとを含む導電パターン11が凸状に形成される。
図11(B)を参照して、次に、半導体素子12Aをダイパッド11Bの表面に固着して、金属細線14を介して半導体素子12Aとボンディングパッド11Aとを接続する。更に、第1の分離溝17Aに充填されて半導体素子12Aおよび金属細線14が被覆されるように封止樹脂13を形成する。
図11(C)を参照して、次に、導電箔40の裏面を選択的にエッチングすることで、各導電パターン11を分離して、導電パターン11の裏面に凹部11Cを形成する。具体的には、第1の分離溝17Aに対応する領域の導電箔40の裏面および、凹部11Cが形成される予定の導電箔40の裏面が露出されるように、レジストPR2が形成されている。そして、レジストPR2をエッチングマスクとして導電箔40の裏面をエッチングする。本工程のエッチングは、第2の分離溝17Bが、第1の分離溝17Aに到達するまで行われる。従って、第2の分離溝17Bからは、第1の分離溝17Aに充填された封止樹脂13が露出する。また、本工程により、導電パターン11の裏面に凹部11Cが形成される。
図11(D)を参照して、次に、導電パターン11の裏面が被覆されるように被覆樹脂16を形成した後に、凹部11Cに部分的に充填されるように外部電極15を形成する。更に、ダイシングを行い封止樹脂13を切断することにより、個別の回路装置10Bを得る。
<第4の実施の形態>
本形態では、図12を参照して、図3(A)に示した多層の配線構造を有する回路装置10Cの製造方法を説明する。
図12(A)を参照して、先ず、第1の導電膜30と第2の導電膜31とが絶縁層21を介して積層される。第1の導電膜30と第2の導電膜31とは、絶縁層21を貫通する接続部19により所定の箇所にて接続されている。ここで、第1の導電膜30および第2の導電膜31の厚みは、例えば10μm〜50μmの範囲である。また、絶縁層21の厚みは、例えば10μm〜130μmの範囲である。ここで、後の工程にて凹部が形成される第2の導電膜31は、第1の導電膜30よりも厚く形成されても良い。
更に、レジストPR1にて選択的に第2の導電膜31の表面を被覆した後にエッチングを行うことで、第2の導電膜31に凹部11Cを形成する。凹部11Cが形成される箇所は、後の工程にて外部電極が付着される箇所に対応している。
図12(B)および図12(C)を参照して、次に、レジストPR2およびレジストPR3を介したエッチングにより、第1の導電膜30および第2の導電膜31をパターニングする。このエッチングにより、第1の配線層22および第2の配線層23が形成される。
図12(D)を参照して、次に、第1の配線層22に回路素子を固着する。ここでは、半導体素子12Aの裏面が固着材20を介して第1の配線層22に固着される。そして、チップ素子12Bの両端の電極も、固着材20を介して第1の配線層22に固着される。また、金属細線14を介して、半導体素子12Aと第1の配線層22とを電気的に接続する。
図12(E)を参照して、次に、半導体素子12Aおよびチップ素子12Bが被覆されるように封止樹脂13を形成する。更に、第2の配線層23を被覆樹脂16にて被覆した後に、第2の配線層23から成るパッド23Aの裏面に外部電極15を付着させる。本形態でも、外部電極15の一部は凹部11Cに充填され、外部電極15とパッド23Aとの密着強度は向上されている。
<第5の実施の形態>
本実施の形態では、図13を参照して、図3(B)に構造を示した回路装置10Dの製造方法を説明する。
図13(A)を参照して、先ず、第1の導電膜30と第2の導電膜31とを絶縁層21を介して積層させる。そして、選択的に第2の導電膜31を被覆するレジストPR1をエッチングマスクとしてエッチングを行うことにより、第2の導電膜31を部分的に除去し、開口部32を形成する。開口部32の位置は、形成予定の凹部11Cに対応している。エッチングが終了した後に、レジストPR1は剥離される。
図13(B)を参照して、次に、第1の導電膜30の下面が露出されるように、開口部32上方の絶縁層21を除去する。絶縁層21の除去は、エッチング、レーザー照射、露光現像処理、ドリル加工等により行うことができる。開口部32の幅は、例えば300μm程度である。また、開口部32の側面は、第2の導電膜31側に向かって幅が広くなるテーパー形状が好ましい。このことにより、後の工程にて、開口部32の内部に形成される凹部11Cへの半田の充填が容易になる。
図13(C)を参照して、次に、少なくとも開口部32の内壁に金属膜を形成することにより、開口部32の内部に凹部11Cを形成する。金属膜の形成は、無電界メッキ法により、開口部32の内壁に厚さが数μm程度のメッキ膜を形成した後に、電解メッキを行うことにより行うことができる。
図13(D)を参照して、次に、第1の配線層22および第2の配線層23を形成する。具体的には、所定のパターンが形成されるように第1の導電膜30をレジストPR2にて被覆し、更に第2の導電膜31をレジストPR3にて被覆する。更に、これらのレジストをエッチングマスクとしてウェットエッチングを行うことで、第1の配線層22および第2の配線層23が形成される。ここでは、第2の配線層23から成るパッド23Aが形成されている。更に、各パッド23A同士を接続する配線パターン23Bが形成されても良い。
図13(E)を参照して、次に、半導体素子12Aおよびチップ素子12Bを第1の配線層22に電気的に接続する。更に、半導体素子12Aおよびチップ素子12Bが被覆されるように封止樹脂13を形成する。
図13(F)を参照して、次に、外部電極が形成される領域を除いて、第2の配線層23が被覆されるように被覆樹脂16を形成する。更に、凹部11Cに充填されるように外部電極15をパッド23Aの裏面に付着させる。凹部11Cの側面は外側に向かって広がるテーパー形状と成っているため、外部電極15を構成する半田は容易に凹部11Cに充填できる。また、本形態では、幅が300μm程度の大きな凹部11Cが形成されるので、多量の半田が凹部11Cに充填され、外部電極15とパッド23Aとの密着強度が向上されている。
本発明の回路装置を示す図であり、(A)は断面図、(B)は断面図、(C)は平面図、(D)は斜視図である。 本発明の回路装置を示す断面図である。 本発明の回路装置を示す図であり、(A)−(C)は断面図である。 本発明の回路装置の製造方法を示す図であり、(A)は断面図、(B)は平面図である。 本発明の回路装置の製造方法を示す図であり、(A)は断面図、(B)は平面図である。 本発明の回路装置の製造方法を示す図であり、(A)は断面図、(B)は平面図である。 本発明の回路装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の回路装置の製造方法を示す図であり、(A)は断面図、(B)は平面図である。 本発明の回路装置の製造方法を示す図であり、(A)は断面図、(B)は平面図である。 本発明の回路装置の製造方法を示す図であり、(A)は断面図、(B)は平面図である。 本発明の回路装置の製造方法を示す図であり、(A)−(D)は断面図である。 本発明の回路装置の製造方法を示す図であり、(A)−(E)は断面図である。 本発明の回路装置の製造方法を示す図であり、(A)−(F)は断面図である。 従来の回路装置を示す断面図である。
符号の説明
10A−10D 回路装置
10B 回路装置
11 導電パターン
11A ボンディングパッド
11B ダイパッド
11C 凹部
12A 半導体素子
12B チップ素子
13 封止樹脂
14 金属細線
15 外部電極
16 被覆樹脂
17 分離溝
17A 第1の分離溝
17B 第2の分離溝
18 開口部
19 接続部
20 固着材
21 絶縁層
22 第1の配線層
23 第2の配線層
23A パッド

Claims (16)

  1. 回路素子と、前記回路素子と電気的に接続されてパッドを形成する導電パターンとを具備し、
    前記パッドに、前記パッドの裏面よりも内部に凹む凹部を設けることを特徴とする回路装置。
  2. 回路素子と、前記回路素子と電気的に接続されてパッドを形成する導電パターンと、前記導電パターンの裏面が露出された状態で前記回路素子および前記導電パターンを被覆する封止樹脂とを具備し、
    前記パッドに、前記パッドの裏面よりも内部に凹む凹部を設けることを特徴とする回路装置。
  3. 前記パッドの裏面に外部電極を付着させ、
    前記外部電極を部分的に前記凹部に充填させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の回路装置。
  4. 前記導電パターンは多層に形成され、
    最下層の前記導電パターンに設けた前記パッドに前記凹部を設けることを特徴とする請求項1記載の回路装置。
  5. 回路素子と、前記回路素子と電気的に接続された第1の配線層と、
    絶縁層を介して前記第1の配線層に積層されて、外部電極が付着されるパッドを含む第2の配線層を具備し、
    前記パッドに、前記絶縁層の厚み部分まで延在して内側に凹む凹部を設けることを特徴とする回路装置。
  6. 前記パッドは、前記絶縁層を貫通して前記第1の配線層に接続することを特徴とする請求項5記載の回路装置。
  7. 前記パッドの露出面に付着される前記外部電極を、部分的に前記凹部に充填させることを特徴とする請求項5記載の回路装置。
  8. 前記凹部の幅を、外側に向かって拡大させることを特徴とする請求項5記載の回路装置。
  9. 回路素子を導電パターンに電気的に接続する工程と、
    前記回路素子が封止されるように封止樹脂を形成する工程と、
    前記導電パターンから成るパッドに、前記パッドの裏面よりも内側に凹む凹部を設ける工程と、
    前記パッドの露出面に外部電極を付着させて、前記凹部に前記外部電極を充填させる工程とを具備することを特徴とする回路装置の製造方法。
  10. 導電箔の表面に分離溝を設けることにより、導電パターンを凸状に形成する工程と、
    前記導電パターンに回路素子を電気的に接続する工程と、
    前記分離溝に充填され前記回路素子が被覆されるように封止樹脂を形成する工程と、
    前記分離溝に充填された前記封止樹脂が露出されるまで前記導電箔を裏面から除去して前記導電パターンを分離させる工程と、
    前記導電パターンの裏面に、部分的に内側に凹む凹部を設ける工程とを具備することを特徴とする回路装置の製造方法。
  11. 導電箔の表面に第1の分離溝を設けることにより、導電パターンを凸状に形成する工程と、
    前記導電パターンに回路素子を電気的に接続する工程と、
    前記第1の分離溝に充填され前記回路素子が被覆されるように封止樹脂を形成する工程と、
    前記導電箔を裏面から選択的に除去することにより、前記第1の分離溝に対応する領域の前記導電箔に第2の分離溝を設けて前記導電パターンを分離させ、前記導電パターンの裏面に部分的に内側に凹む凹部を設ける工程とを具備することを特徴とする回路装置の製造方法。
  12. 前記導電パターンの裏面に、前記凹部に充填されるように外部電極を付着させることを特徴とする請求項9から請求項11のいずれかに記載の回路装置の製造方法。
  13. 前記第2の分離溝および前記凹部を、一回のエッチングにより形成することを特徴とする請求項11記載の回路装置の製造方法。
  14. 内蔵された回路素子に電気的に接続された配線層を、絶縁層を介して複数層に積層させる回路装置の製造方法に於いて、
    前記絶縁層を厚み方向に貫通する開口部を設け、前記配線層から成るパッドを前記開口部の内壁に形成することで、前記パッドの裏面に前記絶縁層の内部まで凹む形状の凹部を設けることを特徴とする回路装置の製造方法。
  15. 前記凹部の幅を、外側に向かって拡大させることを特徴とする請求項14記載の回路装置の製造方法。
  16. 前記導電パターンの裏面に、前記凹部に充填されるように外部電極を付着させることを特徴とする請求項14記載の回路装置の製造方法。




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