[go: up one dir, main page]

JP2006332456A - 半導体装置及び試験モード設定方法 - Google Patents

半導体装置及び試験モード設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006332456A
JP2006332456A JP2005156035A JP2005156035A JP2006332456A JP 2006332456 A JP2006332456 A JP 2006332456A JP 2005156035 A JP2005156035 A JP 2005156035A JP 2005156035 A JP2005156035 A JP 2005156035A JP 2006332456 A JP2006332456 A JP 2006332456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
potential
supply terminal
semiconductor device
test
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005156035A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Nagatomi
由章 永富
Kenichi Kawabata
健一 川端
Norihiro Nakatsuhama
規寛 中津浜
Tetsuya Yoshida
哲也 吉田
Naoya Watanabe
尚哉 渡邊
Tomohiro Wada
智宏 和田
Tomohide Yamamoto
知秀 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005156035A priority Critical patent/JP2006332456A/ja
Priority to US11/207,935 priority patent/US7372760B2/en
Publication of JP2006332456A publication Critical patent/JP2006332456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/46Test trigger logic
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/1201Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details comprising I/O circuitry

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、余計な端子を使用することなく試験モードにエントリ可能な半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 半導体装置は、第1の電源端子と、第2の電源端子と、第1の電源端子と第2の電源端子とに結合され第1の電源端子の電位と第2の電源端子の電位との差に応じた信号を出力端に生成する比較回路と、比較回路の出力端に結合され信号に応じて試験動作を実行する内部回路を含むことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は一般に半導体装置に関し、詳しくは試験機能を備えた半導体装置及び半導体装置の試験モード設定方法に関する。
半導体装置のメーカは、製造した半導体装置を工場出荷前に試験して、正常に機能するかどうかをチェックする必要がある。半導体装置には、半導体装置が本来目的とする機能を発揮する通常動作モードとは別に、試験用の特別な機能を実行するための試験モードが設けられている。工場出荷前の試験においては、半導体装置をこの試験モードにエントリさせることにより、通常の動作とは異なる試験動作を実行させて半導体装置をチェックする。
例えば、CPU、ROM、RAM等が1つのチップに実装されたマイクロコントローラでは、通常動作モードにおいてCPU、ROM、RAM等の内部モジュール間で伝送されるだけの信号を、試験モードにおいてはチップの外部に取り出して検査する必要がある。このようなマイクロコントローラにおいては、試験モードへのエントリにより、試験動作を制御するチップ内部の回路が動作するとともに、内部モジュール間で伝送される信号がチップ外部端子から送出される。
図1は、従来の試験モードを有する半導体装置において、試験モードへのエントリを指示する機構を示す図である。図1に示す半導体装置10は、電源端子11、電源端子12、テスト用信号端子13、ユーザ端子14乃至17、及び電源端子18を含む。電源端子11及び12は、電源電圧VDD及びAVDDを半導体装置10の内部回路に供給するための端子であり、グランド端子18は、半導体装置10の内部回路のグランド電圧VSSを外部回路の接地電圧と同電位とするための端子である。ユーザ端子14乃至17は、半導体装置10の内部回路に対する制御信号やデータ信号等の入出力に用いられる。
テスト用信号端子13は、試験モードへのエントリを指示するテスト用信号を入力する端子である。例えば、外部からテスト用信号端子13に印加するテスト用信号をHIGHに設定すると、半導体装置10が試験モードにエントリして、試験動作が実行される。
このようなテスト用信号端子は、半導体装置の製造メーカによる工場出荷前の試験において使用されるだけであり、半導体装置が出荷された後、ユーザに使用されることはない。即ちテスト用信号端子は、ユーザには全く必要のない端子である。
半導体装置のチップでは、一般に、より多くの機能を1つのチップで実現しようとすると、必要な信号入出力数が増大し端子数もまた増大する結果となる。また半導体装置の回路集積度が増大してチップサイズが小さくなると、端子のサイズ及びピッチもまたチップサイズの減少に応じて小さくしてやる必要がある。従って、半導体装置の機能が複雑になるほど、又回路集積度が高くなるほど、端子を配置するスペースが少なくなり、余計な端子は1つでも少なくしたいという要求が強くなる。
また試験モードへのエントリの仕方は、通常は分からないような方法にして、半導体装置を購入したユーザが試験モードを無闇に使用することがないようにすることが望ましい。また半導体装置が偶発的に試験モードに設定されてしまうことがないように、容易に試験モードにエントリしないように工夫してあることが好ましい。
特許文献1には、内部回路用及び入力バッファ用として用いる第1の電源と、出力バッファ用として用いる第2の電源との2系統の電源を持つ半導体集積回路において、第1の電源を投入した後、第2の電源に所定のシーケンスを与えることによりテストモードに入る構成が示される。特許文献2には、出力ドライバ回路の出力に電気的に接続された出力端子に外部から印加された電圧を、高電位側の電源電圧と低電位側の電源電圧との内の一方と比較して、この比較結果に基づいて半導体集積回路がテストモードとなるように制御する構成が示される。また特許文献3には、テスト時に印加する電源電圧波形を制御し、その特定の波形を集積回路内で検出し、テストモードを設定するためのテスト信号を発生する構成が示される。
特開平9−105771号公報 特開2001−53232号公報 特開平6−309475号公報
以上を鑑みて本発明は、余計な端子を使用することなく試験モードにエントリ可能な半導体装置を提供することを目的とする。
本発明による半導体装置は、第1の電源端子と、第2の電源端子と、該第1の電源端子と該第2の電源端子とに結合され該第1の電源端子の電位と該第2の電源端子の電位との差に応じた信号を出力端に生成する比較回路と、該比較回路の該出力端に結合され該信号に応じて試験動作を実行する内部回路を含むことを特徴とする。
本発明による半導体装置の試験モード設定方法は、第1の電源端子の電位と第2の電源端子の電位との差に応じた信号を生成し、該信号に応じて内部回路を試験モードに設定する各段階を含むことを特徴とする。
本発明の少なくとも1つの実施例においては、半導体装置の複数の電源端子間の電位差を検出し、所定値以上の電位差が検出されると、それに応答して試験モードにエントリする。ここで検出対象となる電源端子は、半導体装置の内部回路が駆動するための電源電圧(グランド電圧を含む)を供給する端子であり、試験モードの使用・不使用に関わらず電源供給端子として使用される。従って、従来技術の構成のようにテスト用信号端子を別個に設ける場合と異なり、余計な端子をテスト用として専用に設ける必要が無い。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明による半導体装置における試験モードへのエントリ指示機構を示す図である。図2に示す半導体装置20は、電源端子21、電源端子22、ユーザ端子23乃至27、グランド端子28、及びコンパレータ29を含む。電源端子21及び22は、電源電圧VDD及びAVDDを半導体装置20の内部回路に供給するための端子であり、グランド端子28は、半導体装置20の内部回路のグランド電圧VSSを外部回路の接地電圧と同電位にするための端子である。ユーザ端子23至27は、半導体装置20の内部回路に対する制御信号やデータ信号等の入出力に用いられる。
コンパレータ29は、電源端子21からの電源電圧VDDとグランド端子28からのグランド電圧VSSとに基づいて駆動し、電源端子21からの電源電圧VDDと電源端子22からの電源電圧AVDDとを比較する。電源端子21からの電源電圧VDDと電源端子22からの電源電圧AVDDとの差が所定の電圧以上になると、コンパレータ29はその出力であるテスト用信号をHIGHにする。このHIGHのテスト用信号に応答して、半導体装置20が試験モードにエントリして、試験動作が実行される。
図2の例では、電源端子21からの電源電圧VDDは通常動作モード或いは試験モードに関わらず5Vに設定される。また電源端子22からの電源電圧AVDDは、通常動作モード時には5Vに設定され、試験モード時には4Vに設定される。コンパレータ29は、電源電圧VDDと電源端子22からの電源電圧AVDDとの差が所定の電圧(例えば0.9V)以上になると、その出力であるテスト用信号をHIGHにする。テスト用信号がHIGHになると、半導体装置20が試験モードにエントリして、試験動作が実行される。
なお図2の例では、電源端子21と電源端子22との電圧差に基づいて試験モードへのエントリを判断したが、グランド電圧側のグランド端子28と他の端子(例えば電源端子22)との電圧差に基づいて試験モードへのエントリを判断してもよい。
このように本発明においては、半導体装置の複数の電源端子間の電位差を検出し、所定値以上の電位差が検出されると、それに応答して試験モードにエントリする。ここで検出対象となる電源端子は、半導体装置の内部回路が駆動するための電源電圧(グランド電圧を含む)を供給する端子であり、試験モードの使用・不使用に関わらず電源供給端子として使用される。従って、従来技術の構成のようにテスト用信号端子を別個に設ける場合と異なり、余計な端子をテスト用として専用に設ける必要が無い。
また従来技術の構成のようにテスト用信号端子を別個に設ける場合と異なり、試験モードへのエントリの仕方はユーザには明らかではないので、半導体装置を購入したユーザが試験モードを無闇に使用することがない。また単一の電源端子の電位を検出し、その検出値に基づいて試験モードへのエントリを判断する構成も考えられるが、そのような構成にしたのでは、通常動作中に電源電圧が変動すると、誤って試験モードにエントリしてしまう可能性がある。それに対して本発明では複数の電源端子の電位差を検出しているので、電源電圧が変動しても全ての電源端子において同様な電位変動として検出されることが多く、誤って電位差を検出して偶発的に試験モードにエントリしてしまう危険性を低くすることができる。
図3は、本発明による半導体装置における試験モードへのエントリ指示機構の変形例を示す図である。図3において、図2と同一の構成要素は同一の番号で参照しその説明は省略する。
図3に示す半導体装置20Aは、電源端子21、電源端子22、ユーザ端子23乃至27、グランド端子28、コンパレータ29、フリップフロップ30−1乃至30−8、及びAND回路31乃至33を含む。コンパレータ29は、電源端子21からの電源電圧VDDと電源端子22からの電源電圧AVDDとの比較結果に応じた出力信号を、フリップフロップ30−1に入力データとして供給する。フリップフロップ30−1乃至30−8は、ユーザ端子23からクロック信号CLKを受け取り、このクロック信号CLKに同期して入力データを取り込む。フリップフロップ30−1乃至30−8は、各段の出力データが次段の入力データとなるように接続され、8段のシフトレジスタを構成する。クロック信号CLKに同期した入力データ取り込み動作により、各クロックサイクルにおけるコンパレータ29の比較判定結果出力が、フリップフロップ30−1乃至30−8に順次格納・シフトされていく。
AND回路31乃至33はデコーダ回路を構成する。AND回路32は、フリップフロップ30−1乃至30−4それぞれの非反転出力、反転出力、反転出力、及び非反転出力を入力として、これらが全てHIGHの時に出力をHIGHにする。AND回路31は、フリップフロップ30−5乃至30−8それぞれの反転出力、非反転出力、反転出力、及び非反転出力を入力として、これらが全てHIGHの時に出力をHIGHにする。AND回路33は、AND回路31及び32の出力が双方ともHIGHの時に出力をHIGHにする。このAND回路33の出力が、テスト用信号として内部回路に供給される。これにより、テスト用信号がHIGHになると半導体装置20が試験モードにエントリし、試験動作が実行される。
図4は、図3に示す半導体装置の試験モードへのエントリ動作について説明するための信号タイミング図である。図4に示されるように、クロック信号CLKのクロックパルスに同期して、外部から電源端子22に供給する電源電圧AVDDを変化させる。図4に示す例では、電源電圧AVDDは5Vと4Vとの範囲で変化させている。
図4に示す電源電圧AVDDの5V又は4Vの電圧値のシーケンスが、そのままフリップフロップ30−1乃至30−8に“1”又は“0”のデータシーケンスとして保持されることになる。このフリップフロップ30−1乃至30−8に保持されるデータシーケンスが所定のシーケンスと一致すると、AND回路31乃至33からなるデコーダが、図4に示されるように出力であるテスト用信号をHIGHに変化させる。
このようにして図3の構成では、クロック信号CLKの8クロックサイクルに渡り電源電圧VDDと電源電圧AVDDとの比較結果を保持し、8クロックサイクル分の8つの比較結果が所定のパターンに一致するときにのみ、テスト用信号をHIGHにアサートする構成となっている。このような構成とすることで、電源電圧が変動したときに誤って試験モードにエントリしてしまう危険性を減らすことができる。
図5は、本発明による半導体装置における試験モードへのエントリ指示機構の変形例を示す図である。図5において、図2と同一の構成要素は同一の番号で参照しその説明は省略する。
図5に示す半導体装置20Bは、電源端子21、電源端子22、ユーザ端子23乃至27、グランド端子28、コンパレータ29−1乃至29−4、フリップフロップ40−1乃至40−4、AND回路41乃至43、及び抵抗R1乃至R5を含む。抵抗R1乃至R5は電源電圧VDDとグランド電圧VSSとの間を結合するように直接に接続され、分圧器を構成する。分圧器は、電源電圧VDDを分圧して、それぞれ異なる電位V1乃至V4を生成する。これらの電位V1乃至V4はそれぞれコンパレータ29−1乃至29−4の一方の入力に供給される。コンパレータ29−1乃至29−4の他方の入力には、電源電圧AVDDが供給される。電源電圧AVDDは0V以上5V未満の電位に設定される。
コンパレータ29−1乃至29−4は、分圧器からの電位V1乃至V4と電源端子22からの電源電圧AVDDとをそれぞれ比較し、比較結果に応じた出力信号を生成する。抵抗R1乃至R5の各抵抗値が等しいとすると、電位V1は(4/5)VDDであり、コンパレータ29−1は電位V1と電源電圧AVDDとを比較して、電位V1より電源電圧AVDDが低い場合に出力をHIGHにする。また電位V2は(3/5)VDDであり、コンパレータ29−2は電位V2と電源電圧AVDDとを比較して、電位V2より電源電圧AVDDが低い場合に出力をHIGHにする。電位V3は(2/5)VDDであり、コンパレータ29−3は電位V3と電源電圧AVDDとを比較して、電位V3より電源電圧AVDDが低い場合に出力をHIGHにする。更に電位V4は(1/5)VDDであり、コンパレータ29−4は電位V4と電源電圧AVDDとを比較して、電位V4より電源電圧AVDDが低い場合に出力をHIGHにする。
コンパレータ29−1乃至29−4の出力信号は、フリップフロップ40−1乃至40−4にデータ入力として供給される。フリップフロップ40−1乃至40−4は、ユーザ端子27からリセット信号を受け取り、このリセット信号の立ち上がりでデータ入力を取り込む。
フリップフロップ40−1乃至40−4それぞれの非反転出力、反転出力、反転出力、及び反転出力は、AND回路41に供給される。従って、フリップフロップ40−1乃至40−4に格納されるデータがそれぞれ“1”、“0”、“0”、“0”の場合に、AND回路41の出力である第1のテスト用信号T1はHIGHになる。
フリップフロップ40−2乃至40−4それぞれの非反転出力、反転出力、及び反転出力は、AND回路42に供給される。従って、フリップフロップ40−2乃至40−4に格納されるデータがそれぞれ“1”、“0”、“0”の場合に、AND回路42の出力である第2のテスト用信号T2はHIGHになる。
フリップフロップ40−3及び40−4それぞれの非反転出力及び反転出力は、AND回路43に供給される。従って、フリップフロップ40−3及び40−4に格納されるデータがそれぞれ“1”及び“0”の場合に、AND回路43の出力である第3のテスト用信号T3はHIGHになる。またフリップフロップ40−4の非反転出力は、第4のテスト用信号T4として次段に供給される。
この構成により、電源電圧AVDDが(4/5)VDD以上であれば、第1乃至第4のテスト用信号T1乃至T4は全てLOWである。電源電圧AVDDが(4/5)VDD以下で(3/5)以上の時には、第1のテスト用信号T1がHIGHにアサートされる。また電源電圧AVDDが(3/5)VDD以下で(2/5)以上の時に、第2のテスト用信号T2がHIGHにアサートされる。また電源電圧AVDDが(2/5)VDD以下で(1/5)以上の時に、第3のテスト用信号T3がHIGHにアサートされる。更に電源電圧AVDDが(1/5)VDD以下の時に、第4のテスト用信号T4がHIGHにアサートされる。
第1のテスト用信号T1がHIGHになると半導体装置20Bが第1の試験モードにエントリし、第1の試験動作が実行される。第2のテスト用信号T2がHIGHになると半導体装置20Bが第2の試験モードにエントリし、第2の試験動作が実行される。第3のテスト用信号T3がHIGHになると半導体装置20Bが第3の試験モードにエントリし、第3の試験動作が実行される。第4のテスト用信号T4がHIGHになると半導体装置20Bが第4の試験モードにエントリし、第4の試験動作が実行される。
図6は、図5に示す半導体装置の試験モードへのエントリ動作について説明するための信号タイミング図である。図6に示されるように、クロック信号CLKのクロックパルスに同期して、外部から電源端子22に供給する電源電圧AVDDを変化させる。図6に示す例では、電源電圧AVDDを複数の異なった電位レベルに変化させている。
図6に示す電源電圧AVDDの電位レベルに対応するデータ(サーモメータコードの一種)が、リセット信号の立ち上がりでフリップフロップ40−1乃至40−4に格納され、このフリップフロップ40−1乃至40−4の格納データがデコードされて、第1乃至第4のテスト用信号が生成される。
図6の例では、電源電圧AVDDの電位VAに応答して第1のテスト用信号T1がHIGHに設定され、また電源電圧AVDDの電位VBに応答して第3のテスト用信号T3がHIGHに設定されている。更に電源電圧AVDDの電位VCに応答して第3のテスト用信号T3がHIGHに設定されている。
このようにして図5の構成では、電源電圧VDDを分圧して生成した複数の参照電位を用いることにより、電源電圧AVDDの電位レベルに応じたコードを生成して保持し、このコードをデコードすることにより、複数のテスト用信号のうちで電源電圧AVDDの電位レベルに応じた1つのテスト用信号をHIGHにアサートする構成となっている。このような構成とすることで、複数の試験モード(複数の試験動作)のうちの1つを選択して実行することが可能となる。
なお図3の構成と図5の構成とを組み合わせることで、電源電圧AVDDの電位レベルに応じた試験動作を複数の試験動作から一つ選択するとともに、電源電圧AVDDの電位レベルの時系列が所定のパターンに一致するときにのみ、テスト用信号をHIGHにアサートする構成としてもよい。このような構成とすることで、複数の試験モードのうちの1つに選択的にエントリするとともに、電源電圧が変動したときに誤って試験モードにエントリしてしまう危険性を減らすことが可能となる。
図7は、図2に示す試験モードへのエントリ指示機構を適用した半導体装置の全体構成の一例を示す図である。図7において、図2と同一の構成要素は同一の番号で参照する。
図7に示す半導体装置20Cは、電源端子21、電源端子22、ユーザ端子23乃至27、グランド端子28、コンパレータ29、機能マクロ50、試験用内部バスインターフェースマクロ51、CPU52、ROM53、RAM54、機能マクロ55、機能マクロ56、内部バス57、及びスイッチ回路58−1乃至58−5を含む。電源端子21及び22は、電源電圧VDD及びAVDDを半導体装置20Cの内部回路に供給するための端子であり、グランド端子28は、半導体装置20Cの内部回路のグランド電圧VSSを外部回路の接地電圧と同電位にするための端子である。ユーザ端子23至27は、通常動作モードにおいて半導体装置20Cの内部回路の1つである機能マクロ50に対する信号入出力に用いられる。
半導体装置20CはCPU、ROM、RAM等が1つのチップに実装されたマイクロコントローラを想定している。機能マクロ50、CPU52、ROM53、RAM54、機能マクロ55、及び機能マクロ56は、内部バス57を介して互いに結合され、内部バス57を介して互いにデータのやり取りを行う。機能マクロ50、CPU52、ROM53、RAM54、機能マクロ55、及び機能マクロ56間でのこうしたデータのやり取りは、通常動作モードにおいて半導体装置20Cの外部から見える必要は無い。従って通常動作モードにおいて、例えばROM53、RAM54、機能マクロ55、及び機能マクロ56等に外部からアクセスして、直接に内部のデータを参照することはできない。
試験動作モードにおいては、これらROM53、RAM54、機能マクロ55、及び機能マクロ56等の内部モジュールのデータを、外部に取り出して検査する必要が生じる。試験用内部バスインターフェースマクロ51はこの目的のために設けられるマクロであり、コンパレータ29が出力するテスト用信号がアサートされると試験動作を開始し、内部バス57上に伝送されるデータを必要に応じてスイッチ回路58−1乃至58−5に供給する。
図7の例では、電源端子21からの電源電圧VDDは通常動作モード或いは試験モードに関わらず5Vに設定される。また電源端子22からの電源電圧AVDDは、通常動作モード時には5Vに設定され、試験モード時には例えば4Vに設定される。コンパレータ29は、電源電圧VDDと電源端子22からの電源電圧AVDDとの差が所定の電圧(例えば0.9V)以上になると、その出力であるテスト用信号をアサート状態にする。
スイッチ回路58−1乃至58−5は、コンパレータ29が出力するテスト用信号がネゲート状態である通常動作モードにおいては、ユーザ端子23乃至27を機能マクロ50に結合している。コンパレータ29が出力するテスト用信号がアサート状態となり試験モードになると、スイッチ回路58−1乃至58−5は、スイッチを切り換えてユーザ端子23乃至27を試験用内部バスインターフェースマクロ51に結合する。
これにより、試験モードにおいては、ROM53、RAM54、機能マクロ55、及び機能マクロ56等の内部モジュールのデータを、試験用内部バスインターフェースマクロ51、スイッチ回路58−1乃至58−5、及びユーザ端子23乃至27を介して外部に取り出して検査することが可能となる。なおこの図7の構成に、図3の構成及び/又は図5の構成を適用してもよい。
このように本発明においては、半導体装置の複数の電源端子間の電位差を検出し、所定値以上の電位差が検出されると、それに応答して試験モードにエントリする。ここで検出対象となる電源端子は、半導体装置の内部回路が駆動するための電源電圧(グランド電圧を含む)を供給する端子であり、試験モードの使用・不使用に関わらず電源供給端子として使用される。従って、従来技術の構成のようにテスト用信号端子を別個に設ける場合と異なり、余計な端子をテスト用として専用に設ける必要が無い。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
従来の試験モードを有する半導体装置において試験モードへのエントリを指示する機構を示す図である。 本発明による半導体装置における試験モードへのエントリ指示機構を示す図である。 本発明による半導体装置における試験モードへのエントリ指示機構の変形例を示す図である。 図3に示す半導体装置の試験モードへのエントリ動作について説明するための信号タイミング図である。 本発明による半導体装置における試験モードへのエントリ指示機構の変形例を示す図である。 図5に示す半導体装置の試験モードへのエントリ動作について説明するための信号タイミング図である。 図2に示す試験モードへのエントリ指示機構を適用した半導体装置の全体構成の一例を示す図である。
符号の説明
21、22 電源端子
23〜27 ユーザ端子
28 グランド端子
29 コンパレータ
30−1〜30−8 フリップフロップ
31〜33 AND回路
40−1〜40−4 フリップフロップ
41〜43 AND回路

Claims (10)

  1. 第1の電源端子と、
    第2の電源端子と、
    該第1の電源端子と該第2の電源端子とに結合され該第1の電源端子の電位と該第2の電源端子の電位との差に応じた信号を出力端に生成する比較回路と、
    該比較回路の該出力端に結合され該信号に応じて試験動作を実行する内部回路と
    を含むことを特徴とする半導体装置。
  2. 該第1の電源端子の電位と該第2の電源端子の電位とは該内部回路に電源電圧として供給されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 該比較回路の該出力端に結合され該信号の時系列を格納するシフトレジスタと、
    該シフトレジスタの出力端に結合され該シフトレジスタが格納する該時系列をデコードした値を出力端に生成するデコード回路
    を更に含み、該内部回路は該デコード回路の該出力端に結合され該デコードした値に応じて試験動作を実行することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 該比較回路は該第1の電源端子の電位と該第2の電源端子の電位との差に応じた複数の信号を出力し、該内部回路は該複数の信号に応じて複数の試験動作の1つを選択して実行することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 該比較回路は、
    該第1の電源端子の電位を分圧し複数の参照電位を生成する分圧器と、
    該複数の参照電位のそれぞれと該第2の電源端子の電位との比較結果に応じて該複数の信号をそれぞれ生成する複数の比較器と、
    該複数の信号をデコードした値を出力端に生成するデコード回路
    を更に含み、該内部回路は該デコード回路の該出力端に結合され該デコードした値に応じて該複数の試験動作の1つを選択して実行することを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. a)第1の電源端子の電位と第2の電源端子の電位との差に応じた信号を生成し、
    b)該信号に応じて内部回路を試験モードに設定する
    各段階を含むことを特徴とする半導体装置の試験モード設定方法。
  7. 該第1の電源端子の電位と該第2の電源端子の電位とを電源電圧として該内部回路を駆動する段階を更に含むことを特徴とする請求項6記載の試験モード設定方法。
  8. 該信号の時系列をメモリに格納し、
    該メモリに格納される該時系列をデコードした値を生成する
    各段階を更に含み、該段階b)は、該デコードした値に応じて該内部回路を該試験モードに設定することを特徴とする請求項6記載の試験モード設定方法。
  9. 該段階a)は、該第1の電源端子の電位と該第2の電源端子の電位との差に応じた複数の信号を出力し、該段階b)は、該複数の信号に応じて複数の試験モードの1つを選択して該内部回路を該選択した試験モードに設定することを特徴とする請求項6記載の試験モード設定方法。
  10. 該段階a)は、
    該第1の電源端子の電位を分圧し複数の参照電位を生成し、
    該複数の参照電位のそれぞれと該第2の電源端子の電位との比較結果に応じて該複数の信号をそれぞれ生成し、
    該複数の信号をデコードした値を生成する
    各段階を含み、該段階b)は、該デコードした値に応じて該複数の試験モードの1つを選択して該内部回路を該選択した試験モードに設定することを特徴とする請求項9記載の試験モード設定方法。
JP2005156035A 2005-05-27 2005-05-27 半導体装置及び試験モード設定方法 Pending JP2006332456A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005156035A JP2006332456A (ja) 2005-05-27 2005-05-27 半導体装置及び試験モード設定方法
US11/207,935 US7372760B2 (en) 2005-05-27 2005-08-22 Semiconductor device and entry into test mode without use of unnecessary terminal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005156035A JP2006332456A (ja) 2005-05-27 2005-05-27 半導体装置及び試験モード設定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006332456A true JP2006332456A (ja) 2006-12-07

Family

ID=37463154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005156035A Pending JP2006332456A (ja) 2005-05-27 2005-05-27 半導体装置及び試験モード設定方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7372760B2 (ja)
JP (1) JP2006332456A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015021783A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 ルネサスエレクトロニクス株式会社 電源電圧遷移照合回路、電源電圧遷移照合方法、及び半導体集積回路
JP2015170146A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 アルプス電気株式会社 電子回路
WO2021205924A1 (ja) * 2020-04-09 2021-10-14 ミネベアミツミ株式会社 集積回路

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8046648B1 (en) * 2006-06-12 2011-10-25 Russell Robert J Method and apparatus for controlling operating modes of an electronic device
JP2009218356A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Nec Electronics Corp 半導体装置及びその制御方法
US8352793B2 (en) * 2008-08-15 2013-01-08 Apple Inc. Device testing method and architecture
KR102808551B1 (ko) 2019-11-05 2025-05-16 삼성전자주식회사 모드 컨트롤러 및 이를 포함하는 집적 회로 칩

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60142282A (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 Seiko Epson Corp 半導体集積回路
JPS62115857A (ja) * 1985-11-15 1987-05-27 Nec Corp 半導体集積回路装置
JPH08105947A (ja) * 1994-10-06 1996-04-23 Canon Inc Ic回路
JPH11296400A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Toshiba Microelectronics Corp モード設定回路
JP2001228220A (ja) * 2000-02-21 2001-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置のテスト回路

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5072138A (en) * 1990-08-17 1991-12-10 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Semiconductor memory with sequential clocked access codes for test mode entry
JPH06309475A (ja) 1993-04-26 1994-11-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路
JPH09105771A (ja) 1995-10-11 1997-04-22 Kawasaki Steel Corp 半導体集積回路
JP4046382B2 (ja) * 1997-03-27 2008-02-13 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路装置
JP2001053232A (ja) 1999-08-05 2001-02-23 Seiko Epson Corp 半導体集積回路及びそのテスト方法
JP2002042496A (ja) * 2000-07-26 2002-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 強誘電体メモリ
JP2002123501A (ja) * 2000-10-17 2002-04-26 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路
JP4073708B2 (ja) * 2001-07-25 2008-04-09 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路
US6944812B2 (en) * 2002-01-15 2005-09-13 Micron Technology, Inc. Mode entry circuit and method

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60142282A (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 Seiko Epson Corp 半導体集積回路
JPS62115857A (ja) * 1985-11-15 1987-05-27 Nec Corp 半導体集積回路装置
JPH08105947A (ja) * 1994-10-06 1996-04-23 Canon Inc Ic回路
JPH11296400A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Toshiba Microelectronics Corp モード設定回路
JP2001228220A (ja) * 2000-02-21 2001-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置のテスト回路

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015021783A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 ルネサスエレクトロニクス株式会社 電源電圧遷移照合回路、電源電圧遷移照合方法、及び半導体集積回路
JP2015170146A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 アルプス電気株式会社 電子回路
WO2021205924A1 (ja) * 2020-04-09 2021-10-14 ミネベアミツミ株式会社 集積回路
JP7551324B2 (ja) 2020-04-09 2024-09-17 ミネベアミツミ株式会社 集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
US20060268636A1 (en) 2006-11-30
US7372760B2 (en) 2008-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10074436B1 (en) Memory device and data reading method thereof
JP3888464B2 (ja) 半導体集積回路
US7659878B2 (en) Display control device
US8780666B2 (en) Decoupling capacitance calibration devices and methods for DRAM
JP2006332456A (ja) 半導体装置及び試験モード設定方法
CN103871459A (zh) 降低存储器器件的功率消耗
JP4790158B2 (ja) 半導体装置
JP2006164228A (ja) マイクロコンピュータ
JP2008219388A (ja) オープンドレイン出力回路
KR102076770B1 (ko) 반도체 장치
US7688657B2 (en) Apparatus and method for generating test signals after a test mode is completed
US7345496B2 (en) Semiconductor apparatus and test execution method for semiconductor apparatus
CN110176200B (zh) 一种面板检测信号的产生方法和系统
JP5336559B2 (ja) テスト回路、及び、シリアルi/f回路、半導体装置
KR100583958B1 (ko) 테스트 모드 설정 장치 및 방법
US7561080B2 (en) Semiconductor integrated circuit
JP2020165848A (ja) ラッチアレイ回路及び半導体集積回路
JP2008152621A (ja) マイクロコンピュータ
JP7313160B2 (ja) 半導体装置
JP3600817B2 (ja) 電圧比較回路
JP2009270912A (ja) 半導体集積回路及び半導体集積回路の検査方法
JPH11296400A (ja) モード設定回路
JP2007033035A (ja) 半導体集積回路
JP2009224703A (ja) 半導体装置
JP2006208067A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080222

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120104