JP2006331584A - 半導体集積回路及びマイクロコンピュータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 電源遮断に起因して素子が劣化したり、破損するのを防止するための技術を提供する。
【解決手段】 電気的に書換え可能な不揮発性メモリセルがアレイ状に配列されて成るメモリ部(22)と、上記メモリ部に供給される高電圧を生成可能な高電圧発生回路(23)とを含む半導体メモリ(FMRY)とを設ける。上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成するための電源回路(71)と、上記高電圧発生回路の出力電圧レベルが低下された後に、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止させるための制御回路(70)とを設ける。上記高電圧発生回路の出力電圧レベルが低下された後に、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止させることで、電源遮断に起因して素子が劣化したり、破損するのを防止する。
【選択図】 図1
【解決手段】 電気的に書換え可能な不揮発性メモリセルがアレイ状に配列されて成るメモリ部(22)と、上記メモリ部に供給される高電圧を生成可能な高電圧発生回路(23)とを含む半導体メモリ(FMRY)とを設ける。上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成するための電源回路(71)と、上記高電圧発生回路の出力電圧レベルが低下された後に、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止させるための制御回路(70)とを設ける。上記高電圧発生回路の出力電圧レベルが低下された後に、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止させることで、電源遮断に起因して素子が劣化したり、破損するのを防止する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、半導体集積回路、さらにはそれにおける電源遮断技術の改良に関し、例えば電気的に書換え可能な不揮発性のフラッシュメモリを内蔵したマイクロコンピュータに適用して有効な技術に関する。
記憶データを電気的に消去しかつ書き込みうるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)がある。さらに、EPROMと同様にそのゲート酸化膜がトンネル酸化膜からなる浮遊ゲート型メモリセルを基本に構成され、記憶データを所定のブロックごとにかつ電気的に一括消去しうるフラッシュメモリ(フラッシュEEPROM)がある(例えば特許文献1参照)。フラッシュメモリには、メモリセルアレイやその周辺回路を動作するための各種電源が電源回路により発生される。特にフラッシュメモリでは、消去や書き換えのために高電圧が必要とされ、この高電圧は、フラッシュメモリ自体の電源電圧とは別に、チャージポンプなどの高電圧発生回路によって生成される(例えば特許文献2参照)。そしてこのようなフラッシュメモリは、シングルチップマイクロコンピュータに内蔵される(例えば特許文献3参照)。
シングルチップマイクロコンピュータのスタンバイモードにおいては、不揮発性メモリであるフラッシュメモリの電源が遮断される。フラッシュメモリの電源遮断は、マイクロコンピュータ内の中央処理装置(CPU)によって指示される。フラッシュメモリの電源遮断について本願発明者が検討したところ、フラッシュメモリの電源遮断によって高電圧の放電経路が論理不定になるおそれがあり、それによって素子の劣化や破損を招くことが見出された。すなわち、チャージポンプの動作中にフラッシュメモリの電源遮断が行われて高電圧の放電経路が論理不定となった場合、低耐圧MOSトランジスタなどを介して放電が行われ、かかる場合には、当該MOSトランジスタの劣化や破損を招くことが考えられる。
本発明の目的は、電源遮断に起因して素子が劣化したり、破損するのを防止するための技術を提供することにある。
本発明の上記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
〔1〕電気的に書換え可能な不揮発性メモリセルがアレイ状に配列されて成るメモリ部と、上記メモリ部に供給される高電圧を生成可能な高電圧発生回路とを含む半導体メモリと、上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成するための電源回路と、を含み、電源遮断信号に応じて、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止可能な半導体集積回路において、上記電源遮断信号に応じて上記高電圧発生回路の出力電圧レベルが低下された後に、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止させるための制御回路を設ける。
上記の手段によれば、制御回路は、上記電源遮断信号に応じて上記高電圧発生回路の出力電圧レベルが低下された後に、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止させる。このことが、電源遮断に起因して素子が劣化したり、破損するのを防止する。
〔2〕このとき、上記制御回路は、上記電源遮断信号に応じて上記高電圧発生回路の出力電圧レベルが低下された後に、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給が停止されるように、上記電源遮断信号を遅延させるための遅延回路を含んで構成することができる。
〔3〕また、上記遅延回路における上記電源遮断信号の遅延量は、上記電源遮断信号がアサートされてから上記高電圧発生回路の出力電圧レベルが所定レベルに低下するまでの時間に基づいて設定することができる。
〔4〕電気的に書換え可能な不揮発性メモリセルがアレイ状に配列されて成るメモリ部と、上記メモリ部に供給される高電圧を生成可能な高電圧発生回路と、を含む半導体メモリと、上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成するための電源回路と、を含み、電源遮断信号に応じて、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止可能な半導体集積回路において、上記電源遮断信号に応じて上記高電圧発生回路の出力電圧が所定の電圧レベル以下にまで低下したことを検知可能な検知回路と、上記検知回路での検知結果に基づいて、上記電源遮断信号を上記電源回路に伝達するための論理ゲートとを設けることができる。
上記の手段によれば、検知回路は、上記電源遮断信号に応じて上記高電圧発生回路の出力電圧が所定の電圧レベル以下にまで低下したことを検知する。論理ゲートは、上記検知回路での検知結果に基づいて、上記電源遮断信号を上記電源回路に伝達する。このことが、電源遮断に起因して素子が劣化したり、破損するのを防止する。
〔5〕このとき上記電源回路は、上記半導体集積回路の外部から供給された外部電源電圧を降圧することで、上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成することができる。
〔6〕また、上記〔5〕において、上記半導体集積回路の外部から供給された外部電源電圧を検出可能な外部電源電圧検出回路と、上記外部電源電圧検出回路での検出結果に基づいて上記外部電源電圧の低下を判別可能な判別回路とを設け、上記判別回路の出力信号又は上記電源遮断信号に基づいて上記半導体メモリへの電源供給が停止されるように構成することができる。
〔7〕電気的に書換え可能な不揮発性メモリセルがアレイ状に配列されて成るメモリ部と、上記メモリ部に供給される高電圧を生成可能な高電圧発生回路と、を含む半導体メモリと、上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成するための電源回路と、上記半導体メモリにアクセス可能な中央処理装置と、を含み、電源遮断信号に応じて、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止可能なマイクロコンピュータにおいて、上記電源遮断信号に応じて上記高電圧発生回路の出力電圧が所定の電圧レベル以下にまで低下したことを検知可能な検知回路と、上記検知回路での検知結果に基づいて、上記電源遮断信号を上記電源回路に伝達するための論理ゲートとを設ける。
上記の手段によれば、検知回路は、上記電源遮断信号に応じて上記高電圧発生回路の出力電圧が所定の電圧レベル以下にまで低下したことを検知する。論理ゲートは、上記検知回路での検知結果に基づいて、上記電源遮断信号を上記電源回路に伝達する。このことが、電源遮断に起因して素子が劣化したり、破損するのを防止する。
〔8〕上記〔7〕において、上記電源回路は、上記半導体集積回路の外部から供給された外部電源電圧を降圧することで、上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成することができる。
〔9〕上記〔8〕におて、上記半導体集積回路の外部から供給された外部電源電圧を検出可能な外部電源電圧検出回路と、上記外部電源電圧検出回路での検出結果に基づいて上記外部電源電圧の低下を判別可能な判別回路とを設け、上記判別回路の出力信号又は上記電源遮断信号に基づいて上記半導体メモリへの電源供給を停止することができる。
〔10〕上記半導体メモリをフラッシュメモリとすることができる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、電源遮断に起因して素子が劣化したり、破損するのを防止することができる。
図2には、本発明にかかる半導体集積回路の一例とされるシングルチップマイクロコンピュータが示される。同図に示されるシングルチップマイクロコンピュータ10は、フラッシュメモリFMRY、CPU12、DMAC13、バスコントローラ(BSC)14、ROM15、RAM16、タイマ17、シリアルコミュニケーションインタフェース(SCI)18、第1乃至第9入出力ポートIOP1〜IOP9、クロック発振器(CPG)19の機能ブロック乃至はモジュールから構成され、公知の半導体製造技術により1つの半導体基板に半導体集積回路として形成される。
上記シングルチップマイクロコンピュータ10は、チップ外からの電源供給のための電源端子として、グランド端子Vss、電源電圧端子Vcc、その他専用制御端子として、リセット端子RES、スタンバイ端子STBY、モード制御端子MODE、クロック入力端子EXTAL、XTALを有する。それらは外部端子である。クロック入力端子EXTAL、XTALに接続される、図示はされない水晶振動子に基づいて、クロック発振器9が生成するシステムクロックに同期して、シングルチップマイクロコンピュータ10は動作する。
上記機能ブロックは、内部バスによって相互に接続される。内部バスはアドレスバス・データバスの他、リード信号、ライト信号、さらにバスサイズ信号、そしてシステムクロックなどを含む制御バスなどによって構成される。内部アドレスバスには、IAB、PABが存在し、内部データバスにはIDB、PDBが存在する。IAB、IDBはメモリ部22、CPU12、ROM15、RAM16、バスコントローラ14、入出力ポートIOP1〜IOP9の一部に接続される。PAB、PDBはバスコントローラ14、タイマ17、SCI18、入出力ポートIOP1〜9に接続される。IABとPAB、IDBとPDBは、それぞれバスコントローラ14でインタフェースされる。特に制限されないが、PABとPDBはそれが接続されている機能ブロック内のレジスタアクセスに専ら用いられる。
入出力ポートIOP1〜IOP9は、外部バス信号と、入出力回路の入出力信号との入出力に兼用とされている。これらは、動作モードあるいはソフトウエアの設定により、機能を選択されて、使用される。外部アドレス、外部データは、それぞれ、これらの入出力ポートに含まれる図示しないバッファ回路を介してIAB、IDBと接続されている。PAB、PDBは入出力ポートやバスコントローラ14などの内蔵レジスタをリード/ライトするために使用され、外部バスとは直接の関係はない。
内部バス及び外部バス共に16ビットバス幅とされ、バイトサイズ(8ビット)及びワードサイズ(16ビット)のリード/ライトが行われるようになっている。なお、外部バスは8ビット幅とすることもできる。
上記リセット端子RESにシステムリセット信号が加えられると、モード制御端子MODEで与えられる動作モードを取り込み、シングルチップマイクロコンピュータ10はリセット状態にされる。動作モードは、特に制限はされないものの、内蔵ROM15の有効/無効、アドレス空間を16Mバイトまたは1Mバイト、データバス幅の初期値を8ビットまたは16ビットの何れにするかなどを決定する。必要に応じてモード制御端子MODEは複数端子とされ、これらの端子への入力状態の組合せで動作モードが決定される。
リセット状態を解除すると、CPU12は、スタートアドレスをリードして、このスタートアドレスから命令のリードを開始するリセット例外処理を行う。上記スタートアドレスは、特に制限はされないものの0番地から始まる領域に格納されているものとする。その後、CPU12は上記スタートアドレスから順次命令を実行する。
DMAC13は、CPU12の制御に基づいてデータの転送を行う。CPU12とDMAC13は互いに排他的に内部バス・外部バスを使用してリード/ライト動作を行う。CPU12またはDMAC13のいずれが動作するかの調停はバスコントローラ14が行う。
バスコントローラ14は、CPU12またはDMAC13の動作に呼応して、バスサイクルを構成する。すなわち、CPU12またはDMAC13の出力するアドレス、リード信号、ライト信号、バスサイズ信号に基づき、バスサイクルを形成する。例えば、RAM16に相当するアドレスをCPU12が内部アドレスバスIABに出力した場合、バスサイクルは1ステートとされ、バイト/ワードサイズに拘らず、1ステートでリード/ライトが行われるようになっている。タイマ17、SCI18、入出力ポートIOP1〜IOP9に相当するアドレスをCPU12が内部アドレスバスIABに出力した場合、バスサイクルは3ステートとされ、内部アドレスバスIABの内容が内部アドレスバスPABに出力され、バイト/ワードサイズに拘らず、3ステートでリード/ライト動作を行うようになっている。この制御はバスコントローラ14が行う。
本実施例のマイクロコンピュータ10においてフラッシュメモリFMRYは、ユーザプログラム、チューニング情報、データテーブルなどを適宜格納する。ROM15には、特に制限されないが、OSのようなシステムプログラムが格納される。
メモリ部22は内部バスIAB,IDBに結合され、CPU12などによってアクセス可能にされる。すなわち、CPU12は、書込み/消去制御レジスタWEREGに対する制御情報の設定、メモリセルMCからデータを読出すための読出し動作を指示するときの上記制御信号READの供給、アドレス信号の供給、書込みデータの供給、救済モード信号MD1の供給を制御する。そして外部のリセット回路などに対してリセット端子RESへのシステムリセット信号入力を制御してリセット信号MD2を生成させる所謂ソフトウェアリセットのような処理を制御する。消去ベリファイ及び書込みベリファイのためのリード動作の指示はCPU12が行い、読み込んだデータをCPU12がベリファイする。
図1には、上記シングルチップマイクロコンピュータ10における主要部の構成例が示される。フラッシュメモリFMRYは、メモリ部(MRY)22と、このメモリ部22の書き込み消去用の高電圧Vppを生成するためのチャージポンプ(CHP)23と、上記メモリ部22及び上記チャージポンプ23の動作制御のためのコントローラ(CONT)21とを含む。上記CPU12によって電源遮断信号STPがハイレベルにアサートされると、コントローラ21は、チャージポンプ23の動作を停止するとともに、所定の放電経路を形成することにより、高電圧Vppによる電荷をグランド側に放電させる。遅延回路(DLY)70が設けられ、この遅延回路70は、上記電源遮断信号STPを所定時間遅延させる機能を有する。上記遅延回路70における遅延量は、上記コントローラ21の制御により高電圧Vppによる電荷がグランド側に放電されることで高電圧Vppが十分に低いレベルにまで低下するまでの時間に等しくなるように設定される。ここで、上記チャージポンプ23は、本発明における高電圧発生回路の一例とされる。
上記電源遮断信号STPは、遅延回路70で所定時間遅延された後に降圧回路(SPY)71に伝達される。この降圧回路71は、電源電圧端子Vccを介してチップ外から供給された電源電圧を降圧することによって所定レベルの内部電源電圧VDLを形成する。CPU12によって上記電源遮断信号STPがハイレベルにアサートされると、降圧回路71での降圧動作が停止される。遅延回路70によって上記電源遮断信号STPが所定時間だけ遅延されるようになっているため、CPU12によって上記電源遮断信号STPがハイレベルにアサートされてから降圧回路71での降圧動作が実際に停止されるまでには、上記遅延回路70での遅延時間に相当する時間を要する。
ここで従来技術に従えば、チャージポンプの動作中にフラッシュメモリの電源遮断が行われて高電圧の放電経路が論理不定となった場合、低耐圧MOSトランジスタなどを介して放電が行われる可能性があり、かかる場合には、当該MOSトランジスタの劣化や破損を招くことが考えられる。
これに対して、図1に示される構成によれば、上記コントローラ21の制御により高電圧Vppによる電荷がグランド側に放電されることで高電圧Vppが十分に低いレベルにまで低下するまでの時間に等しくなるように上記遅延回路70における遅延量が設定され、CPU12によって上記電源遮断信号STPがハイレベルにアサートされてから降圧回路71での降圧動作が実際に停止されるまでには、上記遅延回路70での遅延時間に相当する時間を要するため、CPU12によって上記電源遮断信号STPがハイレベルにアサートされてから降圧回路71での降圧動作が実際に停止されるまでの間に、コントローラ21によって高電圧Vppによる電荷がグランド側に放電されることで高電圧Vppが十分に低いレベルにまで低下される。従って、電源遮断に起因してMOSトランジスタが劣化したり、破損するのを防止すことができる。ここで、本発明における制御回路は、上記遅延回路70を含んで構成される。
図3には、上記メモリ部22の詳細な構成例が示される。
メモリ部22は、8ビットのデータ入出力端子D0〜D7を有し、各データ入出力端子毎にメモリアレイARY0〜ARY7を備える。各メモリアレイARY0〜ARY7は同じ様に構成され、それらによって一つのメモリセルアレイを成す。
夫々のメモリアレイARY0〜ARY7には2層ゲート構造の絶縁ゲート型電界効果トランジスタによって構成されたメモリセルMC,MC−R,MC−Cがマトリクス配置されている。メモリセルMCは欠陥がある場合に救済可能にされる被救済用のメモリセルであり、メモリセルMC−Rは救済されるべきメモリセルMCを代替するための冗長用のメモリセルであり、MC−CはメモリセルMC−Rによって代替すべきメモリセルMCを指定するための救済情報を格納する救済情報格納用のメモリセルである。各メモリセルMC,MC−R,MC−Cの配置は全てのメモリアレイARY0〜ARY7で共通とされる。従って、メモリセルMC−Rは各メモリアレイに一列配置され、MC−Cは全部のメモリアレイで合計8個(8ビット分)設けられている。
同図においてWL0〜WLn、WL−Cは全てのメモリアレイARY0〜ARY7に共通のワード線である。同一行に配置されたメモリセルのコントロールゲートは、それぞれ対応するワード線に接続される。ワード線WL−CはメモリセルMC−Cに専用化されたワード線である。夫々のメモリアレイARY0〜ARY7において、同一列に配置されたメモリセルMC,MC−R,MC−Cのドレイン領域は、それぞれ対応するデータ線DL0〜DL7,DL−Rに接続されている。データ線DL−RはメモリセルMC−R,MC−Cに専用化された予備データ線である。メモリセルMC,MC−Rのソース領域はソース線SLに共通接続される。メモリセルMC−Cのソース領域はグランドレベルにされている。
上記ソース線SLにはインバータ回路のような電圧出力回路VOUTから消去に利用される高電圧Vppが供給される。電圧出力回路VOUTの出力動作は、消去制御回路ECONTから出力される消去信号ERASE*(信号*はこれが付された信号がローイネーブルの信号であることを意味する)によって制御される。すなわち、消去信号ERASE*のローレベル期間に、電圧出力回路VOUTは高電圧Vppをソース線SLに供給して全てのメモリセルMC及びMC−Rのソース領域に消去に必要な高電圧を供給する。これによって、メモリ部22は全体が一括消去可能にされる。メモリセルMC−Cはかかる全面消去の対象から除外されている。
上記ワード線WL0〜WLnの選択は、XアドレスラッチXALATを介して取り込まれるXアドレス信号AXをXアドレスデコーダXADECが解読することによって行われる。ワードドライバWDRVはXアドレスデコーダXADECから出力される選択信号に基づいてワード線を駆動する。データ読出し動作においてワードドライバWDRVは、電圧選択回路VSELから供給される5Vのような電圧Vccと0Vのようなグランド電位とを電源として動作され、選択されるべきワード線を電圧Vccによって選択レベルに駆動し、非選択とされるべきワード線をグランド電位のような非選択レベルに維持させる。データの書き込み動作においてワードドライバWDRVは、電圧選択回路VSELから供給される12Vのような電圧Vppと0Vのようなグランド電位とを電源として動作され、選択されるべきワード線を12Vのような書き込み用高電圧レベルに駆動する。データの消去動作においてワードドライバWDRVの出力は0Vのような低い電圧レベルにされる。
ワード線WL−Cは救済ビット選択回路RSELの出力を受けるワードドライバWDRV−Cによって駆動される。駆動電圧はワードドライバWDRVと同様に電圧選択回路VSELによって与えられる。
夫々のメモリアレイARY0〜ARY7において上記データ線DL0〜DL7,DL−RはY選択スイッチYS0〜YS7,YS−Rを介して共通データ線CDに共通接続される。Y選択スイッチYS0〜YS7のスイッチ制御は、YアドレスラッチYALATを介して取り込まれるYアドレス信号AYをYアドレスデコーダYADECが解読することによって行われる。YアドレスデコーダYADECの出力選択信号は全てのメモリアレイARY0〜ARY7に共通に供給される。したがって、YアドレスデコーダYADECの出力選択信号のうちの何れか一つが選択レベルにされることにより、各メモリアレイARY0〜ARY7の共通データ線CDには1本のデータ線が接続される。予備データ線DL−Rに専用化されたY選択スイッチYS−Rはアドレス比較回路ACMPの出力に基づいて選択される。
メモリセルMCから共通データ線CDに読出されたデータは選択スイッチRSを介してセンスアンプSAに与えられ、ここで増幅されて、データ出力バッファDOBを介してデータバスに出力される。上記選択スイッチRSは読出し信号READによってスイッチ制御される。CLATはメモリセルMC−Cから読出された救済情報を格納する救済情報ラッチである。全てのメモリアレイARY0〜ARY7において救済情報ラッチCLATは全部で8ビット分存在する。
外部から供給される書き込みデータはデータ入力バッファDIBを介してデータ入力ラッチDILに保持される。データ入力ラッチDILに保持されたデータが”0”のとき、書き込み回路WRは選択スイッチWSを介して共通データ線CDに書き込み用の高電圧を供給する。この書き込み用高電圧はY選択スイッチYS0〜YS7,YS−Rによって選択された何れかのデータ線を通して、ワード線によってコントロールゲートに高電圧が印加されるメモリセルのドレインに供給され、これによって当該メモリセルが書き込みされる。上記選択スイッチWSは制御信号WRITEによってスイッチ制御される。書き込みの各種タイミングや電圧の選択制御のような書込み動作手順は書込み制御回路WCONTが制御する。この書込み制御回路WCONTに対する書込み動作の指示や書込みベリファイ動作の指示、そして上記消去制御回路ECONTに対する消去動作の指示や消去ベリファイ動作の指示は、書込み/消去用の制御レジスタWEREGが与える。この制御レジスタWEREGはデータバスに接続可能にされ、外部から制御データの書込みが可能にされる。
上記制御レジスタWEREGは、Vppビット、PVビット、Pビット、及びEビットを有する。Pビットは書込み動作の指示ビットとされる。Eビットは消去動作の指示ビットとされる。Vppビット及びEビットが設定されることによって、これを参照する消去制御回路ECONTが所定の手順に従って消去のための内部動作を制御する。また、Vppビット及びPビットが設定されることにより、これを参照する書込み制御回路WCONTが所定の手順に従って書込みのための内部動作を制御する。消去及び書込みのための内部動作は所定電圧を形成することによって行われる。消去ベリファイ動作は消去されたメモリセルに対して読出し動作を行って消去が完了したか否かを検証する動作とされ、書込みベリファイ動作は書込みされたメモリセルから当該書込みデータを読出してこれを書込みデータと比較することによって書込みが完了したか否かを検証する動作とされる。これらベリファイ動作は外部のCPU又はデータプロセッサがフラッシュメモリに対するリードサイクルを起動して行われる。
ここで、欠陥救済のための構成を説明する。
先ず、8ビット分の救済情報ラッチCLATは、最下位から3ビットは欠陥アドレスA2〜A0が格納され、4ビット目には救済イネーブルビットRE*が格納される。各メモリアレイARY0〜ARY7には夫々8本のデータ線DL0〜DL7と1本の予備データ線DL−Rを有するから、アドレス信号の下位3ビットによって欠陥アドレスを特定できる。救済イネーブルビットRE*はそのローレベルによって救済情報ラッチCLATの下位3ビットの値が有効であることを示す。即ち、救済イネーブルビットRE*がローレベルである場合に初めて救済情報ラッチCLATの下位3ビットは欠陥アドレスとみなされる。
概略的には上記救済ビット選択回路RSELは救済情報格納用のメモリセルMC−Cの選択を制御し、アドレス比較回路ACMPは予備データ線DL−R選択のための制御を行う。救済ビット選択回路RSELには救済モード信号MD1とリセット信号MD2が供給される。アドレス比較回路ACMPには救済ビット選択回路RSELの出力、YアドレスラッチYLATの出力及び救済情報ラッチCLATから出力される救済情報が供給される。メモリ部22は、救済モード信号MD1がアクティブレベルのときは救済プログラムモードとされ、リセット信号MD2がアクティブレベルのときは救済情報ラッチモードとされ、救済モード信号MD1及びリセット信号MD2がインアクティブレベルのときは通常モードとされる。救済プログラムモード及び救済情報ラッチモードにおいて救済ビット選択回路RSELはローレベルの制御信号φを出力する。
救済モード信号MD1がアクティブレベルにされて上記救済プログラムモードが設定されると、救済ビット選択回路RSELはローレベルの制御信号φによってXアドレスデコーダXADECによるワード線選択動作を禁止し、それに代えて救済情報格納用のメモリセルMC−Cに専用化されたワード線WL−Cを選択制御する。そしてアドレス比較回路ACMPにはYアドレスデコーダYADECによるY選択スイッチYS0〜YS7の選択動作を禁止させ、それに代えて予備データ線DL−Rに専用化されたY選択スイッチYS−Rをアドレス比較回路ACMPに選択させる。このとき、書込み/消去制御レジスタWEREGに対してVppビットとPビットがセットされて書込み動作が指示されると、メモリアレイARY0〜ARY7のデータラッチDILに外部から供給された救済情報がメモリセルMC−Cに書込まれる。
リセット信号MD2がアクティブレベルにされて上記救済情報ラッチモードが設定されると、救済ビット選択回路RSELはローレベルの制御信号φによってXアドレスデコーダXADECによるワード線選択動作を禁止し、それに代えて救済情報格納用のメモリセルMC−Cに専用化されたワード線WL−Cを選択制御する。そしてアドレス比較回路ACMPにはYアドレスデコーダYADECによるY選択スイッチYS0〜YS7の選択動作を禁止させ、それに代えて予備データ線DL−Rに専用化されたY選択スイッチYS−Rをアドレス比較回路ACMPに選択させる。さらに、救済ビット選択回路RSELは制御信号READを選択レベルにすると共に、センスアンプSAを活性化し、且つ救済情報ラッチCLATをラッチ動作させる。これにより、メモリセルMC−Cに格納された救済情報が救済情報ラッチCLATに内部転送される。内部転送された救済情報はアドレス比較回路ACMPに向けて出力される。リセット信号MD2は、特に制限されないが、メモリ部22が適用されるシステムのパワーオンリセット信号又はメモリ部22に対するリセット信号とされる。
上記通常モードにおいてアドレス比較回路ACMPはYアドレスラッチYALATから出力されるアドレス信号と救済情報ラッチCLATから出力される欠陥アドレスとを比較する。その比較結果が一致である場合、換言すれば欠陥を有する被救済用のメモリセルMCがアクセスされる場合には、YアドレスデコーダYADECによるY選択スイッチYS0〜YS7の選択動作を禁止させ、それに代えて予備データ線DL−Rに専用化されたY選択スイッチYS−Rを選択する。これにより、欠陥アドレスA2〜A0と同じ下位アドレスを含むアドレス信号による読出し又は書込みアクセスでは予備データ線DL−Rが選択される。
図4には、図1におけるチャージポンプ23の構成例が示される。
チャージポンプ31は、特に制限されないが、直列接続されたクランプダイオード41,42、クロック信号CLKを反転させるインバータ61、このインバータ61の出力信号とクロック停止信号STPCK*とのナンド論理を得るナンド回路62、このナンド回路62の出力端子に結合されたポンピング容量(キャパシタ)51、及びチャージポンプ31の出力ライン35と低電位側電源Vssとに結合された負荷容量150とを含んで成る。図1に示されるコントローラ21によってクロック停止信号STPCLK*がハイレベルにネゲートされた状態では、クロック信号CLKがポンピング容量51に伝達されることにより、ポンピング動作が行われ、クランプ電圧Vsを基準とする昇圧動作により、出力電圧POUTの生成が行われる。クランプ電圧Vsは、特に制限されないが、電源電圧端子Vccを介して取り込まれた電圧とされる。また、図1に示されるコントローラ21によってクロック停止信号STPCL*がローレベルにアサートされると、クロック信号CLKがポンピング容量に伝達されないので、ポンピング動作は行われない。チャージポンプ31の出力側には、リセット回路34が設けられる。このリセット回路34は、1個のnチャンネル型MOSトランジスタQ1によって形成することができる。nチャンネル型MOSトランジスタQ1が適用される場合、リセット信号RSTはハイアクティブとされる。図1に示されるコントローラ21は、電源遮断信号STPがハイレベルにアサートされた場合にクロック停止信号STPCLK*をローレベルにアサートするとともに、リセット信号RSTをハイレベルにアサートする。リセット信号RSTがハイレベルにアサートされることによりnチャネル型MOSトランジスタQ1が導通され、チャージポンプ31の出力ライン35がリセット電圧Vrレベルに強制されることで電荷放出が行われる。リセット電圧Vrは、特に制限されないが、低電位側電源Vssレベルとされる。
上記の例によれば、以下の作用効果を得ることができる。
コントローラ21の制御により高電圧Vppによる電荷がグランド側に放電されることで高電圧Vppが十分に低いレベルにまで低下するまでの時間に等しくなるように上記遅延回路70における遅延量が設定され、CPU12によって上記電源遮断信号STPがハイレベルにアサートされてから降圧回路71での降圧動作が実際に停止されるまでには、上記遅延回路70での遅延時間に相当する時間を要するため、CPU12によって上記電源遮断信号STPがハイレベルにアサートされてから降圧回路71での降圧動作が実際に停止されるまでの間に、コントローラ21によって高電圧Vppによる電荷がグランド側に放電されることで高電圧Vppが十分に低いレベルにまで低下される。従って、電源遮断に起因してMOSトランジスタが劣化したり、破損するのを防止すことができる。
図5には、上記シングルチップマイクロコンピュータ10における主要部の別の構成例が示される。
図5に示される構成が図1に示されるのと大きく相違するのは、チャージポンプ23の出力電圧Vppが参照電圧Vref1以下になるのを検知し、その検知結果に基づいて降圧回路71の動作を制御するようにした点、及び電源電圧端子Vccのレベルをモニタし、そのモニタ結果に基づいて高電圧Vppの生成動作を制御するようにした点である。
すなわち、高電圧Vppと、参照電圧Vref1との比較を行うためのコンパレータ81と、このコンパレータ81の出力信号と、電源遮断信号STPとのアンド論理を得るアンドゲート82が設けられ、このアンドゲート82の出力信号によって降圧回路71の動作が制御されるようになっている。電源遮断信号STPがハイレベルにアサートされてコントローラ21の制御により高電圧Vppによる電荷がグランド側に放電されることで高電圧Vppが十分に低いレベルにまで低下されたことがコンパレータ81によって検出され、その検出結果に基づいて降圧回路71の動作が停止される。これにより、電源遮断に起因してMOSトランジスタが劣化したり、破損するのを防止すことができる。ここで、コンパレータ81が本発明における検知回路の一例とされる。
また、抵抗85,86が互いに直列接続されることで、電源電圧端子Vccの電圧レベルを検出可能な外部電源電圧検出回路が形成される。抵抗85,86での検出結果はコンパレータ83において参照電圧Vref2と比較される。この比較結果と電源遮断信号STPとのオア論理がオアゲート84で得られ、このオアゲート84の出力信号に基づいて、メモリ部22やチャージポンプ23の動作制御が行われる。かかる構成によれば、電源電圧端子Vccの電圧レベルが低下した場合に、コントローラ21の動作制御により、高電圧Vppの生成が速やかに停止される。尚、降圧回路71の出力電圧VDLの伝達経路には大きな静電容量が存在し、コンパレータ83の出力信号に基づいて高電圧Vppが所定レベルに低下するまでの間は、降圧回路71の出力電圧VDLが所定レベルに維持されるものとする。
以上本発明者によってなされた発明を具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるシングルチップマイクロコンピュータに適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、各種半導体集積回路に広く適用することができる。
本発明は、電気的に書換え可能な不揮発性メモリセルがアレイ状に配列されて成るメモリ部を含むことを条件に適用することができる。
10 シングルチップマイクロコンピュータ
12 CPU
21 コントローラ
22 メモリ部
23 チャージポンプ
70 遅延回路
71 電源回路
81 コンパレータ
82 アンドゲート
83 コンパレータ
84 オアゲート
85,86 抵抗
FMRY フラッシュメモリ
12 CPU
21 コントローラ
22 メモリ部
23 チャージポンプ
70 遅延回路
71 電源回路
81 コンパレータ
82 アンドゲート
83 コンパレータ
84 オアゲート
85,86 抵抗
FMRY フラッシュメモリ
Claims (9)
- 電気的に書換え可能な不揮発性メモリセルがアレイ状に配列されて成るメモリ部と、上記メモリ部に供給される高電圧を生成可能な高電圧発生回路と、を含む半導体メモリと、
上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成するための電源回路と、を含み、電源遮断信号に応じて、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止可能な半導体集積回路であって、
上記電源遮断信号に応じて上記高電圧発生回路の出力電圧レベルが低下された後に、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止させるための制御回路を含むことを特徴とする半導体集積回路。 - 上記制御回路は、上記電源遮断信号に応じて上記高電圧発生回路の出力電圧レベルが低下された後に、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給が停止されるように、上記電源遮断信号を遅延させるための遅延回路を含んで成る請求項1記載の半導体集積回路。
- 上記遅延回路における上記電源遮断信号の遅延量は、上記電源遮断信号がアサートされてから上記高電圧発生回路の出力電圧レベルが所定レベルに低下するまでの時間に基づいて設定された請求項2記載の半導体集積回路。
- 電気的に書換え可能な不揮発性メモリセルがアレイ状に配列されて成るメモリ部と、上記メモリ部に供給される高電圧を生成可能な高電圧発生回路と、を含む半導体メモリと、
上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成するための電源回路と、を含み、電源遮断信号に応じて、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止可能な半導体集積回路であって、
上記電源遮断信号に応じて上記高電圧発生回路の出力電圧が所定の電圧レベル以下にまで低下したことを検知可能な検知回路と、
上記検知回路での検知結果に基づいて、上記電源遮断信号を上記電源回路に伝達するための論理ゲートと、を含むことを特徴とする半導体集積回路。 - 上記電源回路は、上記半導体集積回路の外部から供給された外部電源電圧を降圧することで、上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成するものである請求項4記載の半導体集積回路。
- 上記半導体集積回路の外部から供給された外部電源電圧を検出可能な外部電源電圧検出回路と、
上記外部電源電圧検出回路での検出結果に基づいて上記外部電源電圧の低下を判別可能な判別回路と、を含み、
上記判別回路の出力信号又は上記電源遮断信号に基づいて上記半導体メモリへの電源供給が停止される請求項5記載の半導体集積回路。 - 電気的に書換え可能な不揮発性メモリセルがアレイ状に配列されて成るメモリ部と、上記メモリ部に供給される高電圧を生成可能な高電圧発生回路と、を含む半導体メモリと、
上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成するための電源回路と、
上記半導体メモリにアクセス可能な中央処理装置と、を含み、電源遮断信号に応じて、上記電源回路から上記半導体メモリへの電源供給を停止可能なマイクロコンピュータであって、
上記電源遮断信号に応じて上記高電圧発生回路の出力電圧が所定の電圧レベル以下にまで低下したことを検知可能な検知回路と、
上記検知回路での検知結果に基づいて、上記電源遮断信号を上記電源回路に伝達するための論理ゲートと、を含むことを特徴とするマイクロコンピュータ。 - 上記電源回路は、上記半導体集積回路の外部から供給された外部電源電圧を降圧することで、上記半導体メモリの動作用電源電圧を生成するものである請求項7記載のマイクロコンピュータ。
- 上記半導体集積回路の外部から供給された外部電源電圧を検出可能な外部電源電圧検出回路と、
上記外部電源電圧検出回路での検出結果に基づいて上記外部電源電圧の低下を判別可能な判別回路と、を含み、
上記判別回路の出力信号又は上記電源遮断信号に基づいて上記半導体メモリへの電源供給が停止される請求項8記載のマイクロコンピュータ。
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