JP4275993B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラッシュメモリ等のように浮遊ゲートに高電圧を印加してデータの書込みや消去を行う半導体記憶装置、特にその動作中のリセットによる破損防止技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【特許文献1】
特開2000−100183号公報
【0004】
フラッシュメモリ(電気的に書換え可能な不揮発性メモリ、EEPROMともいう)は、浮遊ゲートを有する電界効果トランジスタをメモリセルとして用い、選択したメモリセルに高電圧を印加して、その浮遊ゲートに電荷を蓄積したり或いは蓄積された電荷を放電させることによって、記憶内容を書換えることができる不揮発性のメモリである。
【0005】
フラッシュメモリは、データを記憶するメモリセルがマトリクス状に配置されたメモリセルアレイの他、記憶内容の書換え時に必要な高電圧を発生する昇圧回路、書換えの終了タイミングを決定するタイマー回路、書換え終了後に高電圧を放電する放電回路、高電圧が放電されたことを検出するセンサー回路、アドレス信号に基づいてワード線を選択してデータの書換え時に高電圧を出力するワード線デコーダ、及びこれらの回路全体の動作を制御する制御回路等で構成されている。
【0006】
このようなフラッシュメモリにおいて、読み書きが行われていない待機状態では、昇圧回路の動作は行われず出力される昇圧電圧は通常の電源電圧となり、ワード線デコーダの動作は停止され、すべてのワード線には基準電位(接地電位)が出力されている。
【0007】
このフラッシュメモリの制御回路に、例えば消去命令が与えられると、この制御回路から消去開始信号が出力され、消去動作が開始される。消去開始信号は、昇圧回路、タイマー回路、放電回路及びワード線デコーダに与えられ、これらの各回路の待機状態が解除される。これにより、ワード線デコーダでは、昇圧回路から出力された昇圧電圧(この時点では電源電圧)がアドレス信号に基づいて選択されたワード線に出力される。
【0008】
更に、所定時間の経過後、制御回路から昇圧回路とタイマー回路に消去実行信号が与えられる。これにより、昇圧回路では昇圧動作が開始され、出力される昇圧電圧が時間と共に所定の高電圧(消去電圧)まで上昇する。また、タイマー回路では、消去動作の終了タイミングを決定するための時間監視が開始される。
【0009】
昇圧回路から出力される昇圧電圧が、消去電圧まで上昇して更に一定時間が経過すると、選択されたワード線に接続されたメモリセルの記憶内容は、このワード線から与えられる消去電圧によって消去される。
【0010】
タイマー回路の監視時間が経過すると、このタイマー回路から制御回路に消去終了信号が出力される。これにより、制御回路から出力されていた消去実行信号が停止され、これに代わって放電制御信号が出力される。消去実行信号が停止されることにより、昇圧回路における昇圧動作とタイマー回路における時間監視が停止する。また、放電制御信号が出力されることにより、放電回路によって、昇圧回路の出力側の配線やワード線デコーダ中の電荷の放電が開始されると共に、センサー回路による昇圧電圧の電圧監視が開始される。
【0011】
昇圧電圧が放電されて所定の電源電圧に戻ると、センサー回路から制御回路に放電終了信号が出力される。これにより、制御回路から出力されていた消去開始信号が停止され、昇圧回路、タイマー回路、放電回路及びワード線デコーダの各回路は待機状態となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のフラッシュメモリでは、次のような課題があった。
例えばマイクロコントローラのようなLSI(大規模集積回路)では、CPU(中央処理装置)の他、メモリや入出力回路等を1チップにまとめ、このメモリに所定のプログラムを格納することによって所定の動作を行わせるようにしている。マイクロコントローラに組込まれるメモリとして、プログラムや固定データを格納するためにフラッシュメモリが使用される。
【0013】
一方、マイクロコントローラでは、外部からリセット信号が与えられたときに、そのリセット時の動作状態にかかわらず、CPUを含むすべての回路を待機状態に戻すように構成している。従って、マイクロコントローラに組込まれたフラッシュメモリでは、リセット信号が与えられたときに、制御回路から出力される消去開始信号、消去実行信号及び放電制御信号が直ちに停止されるようになっている。
【0014】
このため、例えばフラッシュメモリの消去動作中にリセット信号が与えられると、昇圧回路が動作した状態で、放電回路が起動されることなく、直ちに待機状態への移行が行われる。このような高電圧から基準電位への直接遷移により、基準電位に流れ込む電流をトリガーにして、大電流が流れ続けるダイナミック・ラッチアップが発生する危険性がある。更に、トランジスタの微細化並びに電源の低電圧化に伴い、トランジスタ自体の耐圧が低下しており、高電圧から基準電位への直接遷移時に、この高電圧が印加されるトランジスタが破壊するおそれがあるという問題があった。
【0015】
前記課題を解決するために、請求項1の発明では、半導体記憶装置を、高電圧を印加することによって記憶内容の書換えが可能な不揮発性のメモリセルを有する記憶部と、書換え命令に従って書換え動作を指示する書換実行信号を出力し、書換えの終了を示す書換終了信号が与えられたときに該書換実行信号を停止すると共に高電圧の放電を指示する放電制御信号を出力し、放電の終了を示す放電終了信号が与えられたときに該放電制御信号を停止し、リセット信号が与えられたときにはこれらの書換実行信号及び放電制御信号を停止する制御回路と、前記書換実行信号に従って前記記憶内容の書換えに必要な高電圧を出力する昇圧回路と、前記書換実行信号に従って書換え動作の終了時期を決定するための時間監視を行い、所定の監視時間が経過した時に前記書換終了信号を出力するタイマー回路と、前記放電制御信号または前記リセット信号が与えられたときに前記昇圧回路の高電圧を放電させる放電回路と、前記放電制御信号または前記リセット信号が与えられたときに前記昇圧回路の出力電圧を監視し、該出力電圧が前記高電圧より低く、基準電圧より高い所定の電圧まで低下したときに前記放電終了信号を出力するセンサー回路とを備えた構成にしている。
【0016】
請求項1の発明によれば、以上のように半導体記憶装置を構成したので、次のような作用が行われる。
通常の書換え動作では、制御回路に書換え命令が与えられると、書換実行信号が出力されて昇圧回路とタイマー回路に与えられる。これにより、昇圧回路から高電圧が出力され、タイマー回路では書換えの終了時期を決定するための時間監視が開始される。昇圧回路から出力された高電圧で記憶部のメモリセルの記憶内容が書替えられた頃を見計らって、タイマー回路から制御回路に対して書換終了信号が出力される。制御回路では書換実行信号が停止され、これに代わって放電制御信号が出力され、放電回路によって昇圧回路の高電圧の放電が行われる。昇圧回路の出力電圧はセンサー回路で監視され、所定の電圧まで低下すると放電終了信号が出力される。これにより、制御回路の放電制御信号が停止され、待機状態に復旧する。
書換え動作中にリセット信号が与えられると、制御回路は待機状態に復旧されて書換実行信号が停止され、これに伴ってタイマー回路の動作も停止される。一方、リセット信号が与えられたことにより、放電回路とセンサー回路の動作が開始され、昇圧回路の高電圧の放電が行われる。
【0017】
請求項2の発明では、半導体記憶装置を、高電圧を印加することによって記憶内容の書換えが可能な不揮発性のメモリセルを有する記憶部と、書換え命令に従って書換え動作を指示する書換実行信号を出力し、書換えの終了を示す書換終了信号が与えられたときに該書換実行信号を停止すると共に高電圧の放電を指示する放電制御信号を出力し、放電の終了を示す放電終了信号が与えられたときに該放電制御信号を停止し、リセット信号が与えられたときにはこれらの書換実行信号及び放電制御信号を停止する制御回路と、前記リセット信号が与えられたときに、所定のパルス幅を有するパルス信号を出力するパルス回路と、前記書換実行信号に従って前記記憶内容の書換えに必要な高電圧を出力する昇圧回路と、前記書換実行信号に従って書換え動作の終了時期を決定するための時間監視を行い、所定の監視時間が経過した時に前記書換終了信号を出力するタイマー回路と、 前記放電制御信号または前記パルス信号が与えられたときに前記昇圧回路の高電圧を放電させる放電回路と、前記放電制御信号または前記パルス信号が与えられたときに前記昇圧回路の出力電圧を監視し、該出力電圧が前記高電圧より低く、基準電圧より高い所定の電圧まで低下したときに前記放電終了信号を出力するセンサー回路とを備えた構成にしている。
【0018】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明とほぼ同様の作用が行われる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を示すフラッシュメモリの消去回路の構成図である。
【0020】
この消去回路は、図示しないメモリセルアレイに対する消去動作を行うための制御回路10、昇圧回路20、タイマー回路30、センサー回路40、放電回路60及びワード線デコーダ80に加えて、消去動作中のリセットに対応するためのインバータ91と2入力のOR(論理和ゲート)92,93を備えている。
【0021】
制御回路10は、消去命令CMDが与えられたときに、消去開始信号ERAと消去実行信号ERA0を所定の時間をおいて順次出力し、消去終了信号TMOが与えられたときに、消去実行信号ERA0を停止すると共に放電制御信号DISを出力し、放電終了信号ENDが与えられたときに、消去開始信号ERAを停止するものである。更に、この制御回路10は、外部からリセット信号/RST(但し、「/」は反転論理を示す)が与えられたときには、その状態にかかわらず、消去開始信号ERA、消去実行信号ERA0及び放電制御信号DISを停止するようになっている。
【0022】
例えば、この制御回路10は、リセット信号/RSTが与えられるインバータ11を有し、このインバータ11の出力側が2入力のOR12の一方の入力側に接続され、このOR12の他方の入力側には、センサー回路40から放電終了信号ENDが与えられるようになっている。OR12の出力側は、セットリセット型のFF(フリップフロップ)13のリセット端子Rに接続されている。FF13のセット端子Sには、タイマー回路30から消去終了信号TMOが与えられ、このFF13の出力端子Qから、放電制御信号DISが出力されるようになっている。
【0023】
FF13の反転出力端子/Qは、2入力のAND(論理積ゲート)14の一方の入力側に接続され、このAND14の他方の入力側に、消去命令CMDが与えられるようになっている。AND14とOR12の出力側は、それぞれセットリセット型のFF15のセット端子Sとリセット端子Rに接続されている。
【0024】
FF15の出力端子Qから、消去開始信号ERAが出力され、この消去開始信号ERAが遅延素子(DLY)16を介して2入力のAND17の一方の入力側に与えられるようになっている。AND17の他方の入力側は、FF13の反転出力端子/Qが接続されている。インバータ11の出力側には、更に2入力のOR18の一方の入力側に接続され、このOR18の他方の入力側には、FF13の出力端子Qが接続されている。
【0025】
AND17とOR18の出力側は、それぞれセットリセット型のFF19のセット端子Sとリセット端子Rに接続され、このFF19の出力端子Qから、消去実行信号ERA0が出力されるようになっている。
【0026】
消去開始信号ERAと放電制御信号DISは、それぞれOR92,93の一方の入力側に与えられ、これらのOR92,93の他方の入力側には、リセット信号/RSTがインバータ91で反転されて与えられるようになっている。そして、消去開始信号ERA2と放電制御信号DIS2が、OR92,93からそれぞれ出力されるようになっている。
【0027】
即ち、OR92は、消去開始信号ERAがレベル“H”、またはリセット信号/RSTがレベル“L”のときに、消去開始信号ERA2を“H”にして昇圧回路20、タイマー回路30、センサー回路40、放電回路60及びワード線デコーダ80へ与えるものである。また、OR93は、放電制御信号DISが“H”、またはリセット信号/RSTが“L”のときに、放電制御信号DIS2を“H”にして、センサー回路40と放電回路60に与えるものである。
【0028】
昇圧回路20は、例えばチャージポンプで構成され、制御回路10から与えられる消去実行信号ERA0に従って、記憶内容の書換えに必要な昇圧電圧VPPを出力するものである。昇圧回路20の出力側には、センサー回路40、放電回路60及びワード線デコーダ80が接続されている。
【0029】
タイマー回路30は、消去開始信号ERA0が与えられたときに、消去動作の終了タイミングを決定するための時間監視を開始し、所定の監視時間が経過した時に、消去終了信号TMOを制御回路10に出力するものである。
【0030】
例えば、このタイマー回路30は、消去開始信号ERA2で起動される発振部(OSC)31、消去実行信号ERA0が与えられた時にこの発振部31から出力されるクロック信号を計数するカウンタ(CNT)32、及びこの消去実行信号ERA0とカウンタ32のカウントオーバー出力の論理積を消去終了信号TMOとして出力するAND33で構成されている。
【0031】
センサー回路40は、消去動作が終了して放電制御信号DIS2に従って昇圧電圧VPPの放電が開始されたときに、この昇圧電圧VPPを電源電圧VCCと比較し、昇圧電圧VPPが放電されて所定の電源電圧VCCに戻ったときに、制御回路10に対して放電終了信号ENDを出力するものである。
【0032】
例えば、このセンサー回路40は、昇圧回路20の出力側と接地電位GNDとの間に直列に順次接続された、NMOS(NチャンネルMOSトランジスタ)41,PMOS(PチャンネルMOSトランジスタ)42及びNMOS43,44を有し、このNMOS44のゲートに、放電制御信号DIS2が与えられるようになっている。電源電圧VCCとNMOS41のソース間には、NMOS45が接続されている。更に、このセンサー回路40は、電源電圧VCCと接地電位GNDとの間に、直列に順次接続されたPMOS46とNMOS47,48を有し、これらのPMOS46とNMOS47のゲートが、NMOS44のドレインに接続されている。
【0033】
また、PMOS46と並列にPMOS49が接続され、このPMOS49とNMOS48のゲートに、消去開始信号ERA2が与えられるようになっている。PMOS49のドレインは、2入力のAND50の一方の入力側に接続され、このAND50の他方の入力側に、放電制御信号DIS2が与えられるようになっている。そして、AND50の出力側には遅延素子51が接続され、この遅延素子51から放電終了信号ENDが出力されるようになっている。
【0034】
放電回路60は、書換え終了後に放電制御信号DISが与えられたときに、昇圧回路20の出力側の配線やワード線デコーダ80中の電荷を放電させて、昇圧電圧VPPを急速に電源電圧VCCまで低下させるものである。
【0035】
例えば、この放電回路60は、電源電圧VCCと昇圧電圧VPPの間にダイオード接続されたNMOS61、この昇圧電圧VPPと接地電位GNDとの間に直列に接続されたNMOS62〜67を有している。更にこの放電回路60は、昇圧電圧VPPと接地電位GNDとの間に直列に接続されたNMOS68〜71を有している。NMOS63,68のゲート同士、及びNMOS64,69のゲート同士は、それぞれ接続されている。また、NMOS66,70のゲートには放電制御信号DIS2が与えられ、NMOS67,71のゲートには消去開始信号ERA2が与えられるようになっている。
【0036】
図2は、図1の動作を示す信号波形図である。以下、この図2を参照しつつ、図1の動作を、通常の消去動作(1)と、消去動作中のリセット(2)に分けて説明する。
【0037】
(1) 通常の消去動作
通常の消去動作では、リセット信号/RSTは、常に“H”となっている。
待機状態では、消去命令CMDは“L”で、制御回路10から出力される消去開始信号ERA、消去実行信号ERA0及び放電制御信号DISは、すべて“L”である。従って、OR92,93からそれぞれ出力される消去開始信号ERA2と放電制御信号DIS2も“L”である。これにより、タイマー回路30から出力される消去終了信号TMOと、センサー回路40から出力される放電終了信号ENDは“L”となり、ワード線デコーダ80のワード線WLはすべて接地電位GNDとなる。また、昇圧回路20から出力される昇圧電圧VPPは、電源電圧VCCである。
【0038】
図2の時刻T1において、消去動作が開始され、制御回路10に与えられる消去命令CMDが一時的に“H”になると、消去開始信号ERAは“H”となり、消去開始信号ERA2も“H”となる。これにより、各回路の待機状態が解除され、消去動作が開始される。ワード線デコーダ80では、アドレス信号ADRで選択されたワード線WLに、電源電圧VCCが出力される。
【0039】
時刻T1から所定の時間tEIが経過すると、時刻T2において、消去実行信号ERA0が“H”となる。これにより、昇圧回路20の動作が開始され、昇圧電圧VPPは、時間の経過と共に電源電圧VCCから消去電圧VEPまで上昇する。従って、選択されたワード線WLの電圧も、時間の経過と共に電源電圧VCCから消去電圧VEPまで上昇する。一方、タイマー回路30では、時間監視が開始される。
【0040】
時刻T2からタイマー回路30による監視時間tERが経過すると、時刻T3において、消去終了信号TMOが“H”となる。これにより、消去実行信号ERA0が“L”となり、放電制御信号DIS,DIS2が“H”となる。消去実行信号ERA0が“L”になったことにより、昇圧回路20の動作が停止する。また、放電制御信号DIS2が“H”になったことにより、放電回路60の動作が開始される。これにより、昇圧回路20から出力される昇圧電圧VPPと、選択されたワード線WLの電圧が、時間の経過と共に消去電圧VEPから電源電圧VCCに低下する。消去実行信号ERA0が“L”になったことに伴い、時刻T4において、消去終了信号TMOは“L”となる。
【0041】
時刻T5において、昇圧電圧VPPが放電されてほぼ電源電圧VCCまで低下すると、放電終了信号ENDが“H”となる。これにより、消去開始信号ERAと放電制御信号DISは“L”となり、消去開始信号ERA2と放電制御信号DIS2も“L”となる。ワード線デコーダ80では、すべてのワード線WLが接地電位GNDとなる。
【0042】
時刻T6において、放電制御信号DIS2が“L”になったことに伴って、放電終了信号ENDは“L”となる。これにより、制御回路10を含むすべての回路が待機状態に戻る。
【0043】
(2) 消去動作中のリセット
時刻T11において、消去動作が開始されて消去命令CMDが一時的に“H”になると、消去開始信号ERAは“H”となり、消去開始信号ERA2も“H”となる。これにより、各回路の待機状態が解除され、消去動作が開始される。ワード線デコーダ80では、アドレス信号ADRで選択されたワード線WLに、電源電圧VCCが出力される。
【0044】
時刻T11から所定の時間tEIが経過すると、時刻T12において、消去実行信号ERA0が“H”となり、昇圧回路20の動作が開始される。昇圧電圧VPPは、時間の経過と共に電源電圧VCCから消去電圧VEPまで上昇し、選択されたワード線WLの電圧も、時間の経過と共に電源電圧VCCから消去電圧VEPまで上昇する。一方、タイマー回路30では、時間監視が開始される。
【0045】
時刻T13において、消去動作中(即ち、タイマー回路30による監視時間tERが経過する前)に、リセット信号/RSTが“L”になると、制御回路10がリセットされ、消去開始信号ERAと消去実行信号ERA0が強制的に“L”となる。これにより、昇圧回路20とタイマー回路30の動作は停止する。
【0046】
一方、リセット信号/RSTは、インバータ91で反転されてOR92,93に与えられるので、これらのOR92,93から出力される消去開始信号ERA2と放電制御信号DIS2が“H”となる。これにより、センサー回路40と放電回路60の動作が開始され、昇圧電圧VPPは放電されて時間の経過と共に電源電圧VCCまで低下する。
【0047】
時刻T14において、リセット信号/RSTが解除されて“H”に戻ると、消去開始信号ERA2と放電制御信号DIS2は“L”となる。これにより、制御回路10を含むすべての回路が待機状態に戻る。
【0048】
以上のように、この第1の実施形態の消去回路は、リセット信号/RSTが“L”の期間中、放電回路60を強制的に動作させるように構成している。従って、リセット信号/RSTのパルス幅を、放電に必要な時間よりも長く設定しておけば、消去動作中にこのリセット信号/RSTが与えられた場合でも、昇圧電圧VPPを完全に放電してから待機状態に戻すことが可能になり、ダイナミックラッチアップの発生やトランジスタの破壊を低減させることができる。
【0049】
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態を示すフラッシュメモリの消去回路の構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0050】
この消去回路は、図1中のインバータ91に代えて、パルス回路94を設けたものである。パルス回路94は、例えばモノステーブル・マルチバイブレータで構成され、リセット信号/RSTが“H”から“L”に変化した時に、一定時間tDPLだけ“H”となるパルス信号PLSを出力するものである。従って、消去開始信号ERAまたはパルス信号PLSが与えられたときに、OR92から消去開始信号ERA2が出力され、放電制御信号DISまたはパルス信号PLSが与えられたときに、OR93から放電制御信号DIS2が出力されるようになっている。その他の構成は、図1と同様である。
【0051】
図4は、図3の消去動作中のリセット動作を示す信号波形図である。以下、この図4を参照しつつ、図3の消去回路の消去動作中に、リセットが行われた場合の動作を説明する。なお、通常の消去動作は、第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
【0052】
待機状態では、リセット信号/RSTと消去命令CMDは、それぞれ“H”,“L”で、制御回路10から出力される消去開始信号ERA、消去実行信号ERA0及び放電制御信号DISは、すべて“L”である。従って、OR92,93からそれぞれ出力される消去開始信号ERA2と放電制御信号DIS2も“L”である。これにより、タイマー回路30から出力される消去終了信号TMOと、センサー回路40から出力される放電終了信号ENDは“L”となり、ワード線デコーダ80のワード線WLはすべて接地電位GNDとなる。また、昇圧回路20から出力される昇圧電圧VPPは、電源電圧VCCである。
【0053】
時刻T21において,消去命令CMDが一時的に“H”になると、消去開始信号ERAは“H”となり、消去開始信号ERA2も“H”となる。これにより、各回路の待機状態が解除され、消去動作が開始される。ワード線デコーダ80では、アドレス信号ADRで選択されたワード線WLに、電源電圧VCCが出力される。
【0054】
時刻T21から所定の時間tEIが経過すると、時刻T22において、消去実行信号ERA0が“H”となる。これにより、昇圧回路20の動作が開始され、昇圧電圧VPPは、時間の経過と共に電源電圧VCCから消去電圧VEPまで上昇する。従って、選択されたワード線WLの電圧も、時間の経過と共に電源電圧VCCから消去電圧VEPまで上昇する。一方、タイマー回路30では、時間監視が開始される。
【0055】
時刻T23において、消去動作中にリセット信号/RSTが“L”になると、制御回路10がリセットされ、消去開始信号ERAと消去実行信号ERA0が強制的に“L”となる。これにより、昇圧回路20とタイマー回路30の動作は停止させられる。
【0056】
一方、リセット信号/RSTが“H”から“L”に変化することにより、パルス回路94から一定時間tDPLだけ“H”となるパルス信号PLSが出力される。なお、パルス信号PLSは、その後のリセット信号/RSTの状態に関係なく(例えば、その直後の時刻T24にリセット信号信号/RSTが“H”となっても)継続して出力される。
【0057】
パルス信号PLSは、OR92,93に与えられているので、これらのOR92,93から出力される消去開始信号ERA2と放電制御信号DIS2も、一定時間tDPLだけ“H”となる。これにより、放電回路60の動作が開始され、昇圧電圧VPPは時間の経過と共に電源電圧VCCまで低下する。
【0058】
時刻T25において、パルス信号PLSが“L”に戻ると、消去開始信号ERA2と放電制御信号DIS2も“L”となる。これにより、制御回路10を含むすべての回路が待機状態に戻る。
【0059】
以上のように、この第2の実施形態の消去回路は、リセット信号/RSTの“H”から“L”への変化を検出して、一定時間tDPLだけ“H”となるパルス信号PLSを出力するパルス回路94を有している。これにより、消去動作中にリセット信号/RSTが与えられた時に、このリセット信号のパルス幅に関係なく、一定時間tDPLをかけて昇圧電圧VPPを放電してから待機状態に戻すことが可能になるので、ダイナミックラッチアップの発生やトランジスタの破壊を確実に低減させることができる。
【0060】
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態を示すフラッシュメモリの消去回路の構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0061】
この消去回路は、図1の消去回路における制御回路10、インバータ91及びOR92,93に代えて、若干構成の異なる制御回路10A、インバータ95及びOR96を設けたものである。
【0062】
これらの制御回路10A等は、消去命令CMDが与えられたときに、消去開始信号ERAと消去実行信号ERA0を所定の時間間隔で順次出力し、消去終了信号TMOまたはリセット信号/RSTが与えられたときに、消去実行信号ERA0を停止すると共に放電制御信号DISを出力し、放電終了信号ENDが与えられたときに、消去開始信号ERA、消去実行信号ERA0及び放電制御信号DISを停止するものである。
【0063】
例えば、制御回路10Aは、セットリセット型のFF13を有し、そのセット端子Sに消去終了信号TMO2が、リセット端子Rには放電終了信号ENDが、それぞれ与えられるようになっている。なお、消去終了信号TMO2は、インバータ95で反転されたリセット信号/RSTと消去終了信号TMOの論理和を、OR96でとったものである。
【0064】
この制御回路10Aは、消去命令CMDとFF13の反転出力信号の論理積をとるAND14を有し、この論理積がFF15のセット端子Sに与えられるようになっている。FF15のリセット端子Rには放電終了信号ENDが与えられ、その出力端子Qから消去開始信号ERAが出力されるようになっている。FF15の出力端子Qは、更に遅延素子16を介してAND17の一方の入力側に接続されている。AND17の他方の入力側には、FF13の反転出力端子/Qが接続されている。
【0065】
FF13の出力端子Qから、放電制御信号DISが出力されるようになっており、この出力端子QはOR18の一方の入力側に接続されている。また、OR18の他方の入力側には、放電終了信号ENDが与えられるようになっている。AND17とOR18の出力側は、それぞれFF19のセット端子Sとリセット端子Rに接続されている。
【0066】
FF19の出力端子Qから消去実行信号ERA0が出力され、昇圧回路20とタイマー回路30に与えられるようになっている。また、消去開始信号ERAは、昇圧回路20、タイマー回路30、センサー回路40、放電回路60及びワード線デコーダ80に与えられ、放電制御信号DISは、センサー回路40及び放電回路60に与えられるようになっている。その他の構成は、図1と同様である。
【0067】
図6は、図5の消去動作中のリセット動作を示す信号波形図である。以下、この図6を参照しつつ、図5の消去回路の消去動作中に、リセットが行われた場合の動作を説明する。なお、通常の消去動作は、第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
【0068】
待機状態では、リセット信号/RSTと消去命令CMDは、それぞれ“H”,“L”で、制御回路10Aから出力される消去開始信号ERA、消去実行信号ERA0及び放電制御信号DISは、すべて“L”である。従って、タイマー回路30から出力される消去終了信号TMOと、センサー回路40から出力される放電終了信号ENDは“L”となり、ワード線デコーダ80のワード線WLはすべて接地電位GNDとなる。また、昇圧回路20から出力される昇圧電圧VPPは、電源電圧VCCである。
【0069】
時刻T31において、消去動作が開始されて消去命令CMDが一時的に“H”になると、消去開始信号ERAは“H”となり、各回路の待機状態が解除されて消去動作が開始される。ワード線デコーダ80では、アドレス信号ADRで選択されたワード線WLに、電源電圧VCCが出力される。
【0070】
時刻T31から所定の時間tEIが経過すると、時刻T32において、消去実行信号ERA0が“H”となる。これにより、昇圧回路20の動作が開始され、昇圧電圧VPPは、時間の経過と共に電源電圧VCCから消去電圧VEPまで上昇し、選択されたワード線WLの電圧も、時間の経過と共に電源電圧VCCから消去電圧VEPまで上昇する。一方、タイマー回路30では、時間監視が開始される。
【0071】
時刻T33において、消去動作中にリセット信号/RSTが“L”になると、制御回路10Aから出力される消去実行信号ERA0が“L”になり、これに代わって、放電制御信号DISが“H”となる。これにより、昇圧回路20とタイマー回路30の動作が停止されると共に、センサー回路40と放電回路60の動作が開始される。
【0072】
時刻T34において、リセット信号/RSTが“H”に戻っても、制御回路10Aの状態は変化しない。
【0073】
時刻T35において、放電が完了してセンサー回路40から出力される放電終了信号ENDが“H”になると、制御回路10Aから出力される消去開始信号ERAが“L”となる。これにより、制御回路10Aを含むすべての回路が待機状態に戻る。
【0074】
以上のように、この第3の実施形態の消去回路は、リセット信号/RSTまたは消去終了信号TMOが与えられたときに、消去実行信号ERA0を停止すると共に放電制御信号DISを出力する制御回路10Aを有している。これにより、消去動作中にリセット信号/RSTが与えられたときにも、消去動作が終了したときと同じ処理が行われるので、第2の実施形態の消去回路よりも簡単な回路構成で、同様の効果が得られる。
【0075】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
【0076】
(a) 制御回路10,10A、タイマー回路20、センサー回路30及び放電回路60の回路構成は、図1及び図5に例示したものに限定されない。同様の機能を有するものであれば、いかなる回路構成でも同様に適用可能である。
【0077】
(b) 消去回路について説明したが、高電圧を使用する書込み回路にも同様に適用可能である。
【0078】
(c) 制御回路10,10Aでは、消去命令CMDに従って、まず消去開始信号ERAを出力して昇圧回路20等を動作可能な状態にし、更に所定の時間後に消去実行信号ERA0によって、昇圧回路20とタイマー回路30の動作を開始させるようにしている。起動時間を短縮するために、これらの昇圧回路20等を常に動作可能な状態にしておく場合には、消去開始信号ERAを制御信号として使用する必要はない。
【0079】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、放電回路は、制御回路からの放電制御信号の他、リセット信号が与えられたときにも、昇圧回路の高電圧を放電させるように構成されている。これにより、書換え動作中にリセット信号が与えられて制御回路が待機状態に復旧されても、放電回路による高電圧の放電動作が行われるので、書換え動作中のリセットによるダイナミック・ラッチアップ等の発生が抑制され、トランジスタ等の破損を防止することができる。
【0080】
請求項2の発明によれば、リセット信号が与えられたときに、所定のパルス幅を有するパルス信号を出力するパルス回路を有すると共に、放電回路は、制御回路からの放電制御信号の他、パルス信号が与えられたときにも、昇圧回路の高電圧を放電させるように構成されている。これにより、より確実に書換え動作中のリセットによるダイナミック・ラッチアップ等の発生が抑制され、トランジスタ等の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すフラッシュメモリの消去回路の構成図である。
【図2】図1の動作を示す信号波形図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示すフラッシュメモリの消去回路の構成図である。
【図4】図3の動作を示す信号波形図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示すフラッシュメモリの消去回路の構成図である。
【図6】図5の動作を示す信号波形図である。
【符号の説明】
10,10A 制御回路
20 昇圧回路
30 タイマー回路
40 センサー回路
60 放電回路
80 ワード線デコーダ
91,95 インバータ
92,93,96 OR
94 パルス回路
Claims (2)
- 高電圧を印加することによって記憶内容の書換えが可能な不揮発性のメモリセルを有する記憶部と、
書換え命令に従って書換え動作を指示する書換実行信号を出力し、書換えの終了を示す書換終了信号が与えられたときに該書換実行信号を停止すると共に高電圧の放電を指示する放電制御信号を出力し、放電の終了を示す放電終了信号が与えられたときに該放電制御信号を停止し、リセット信号が与えられたときにはこれらの書換実行信号及び放電制御信号を停止する制御回路と、
前記書換実行信号に従って前記記憶内容の書換えに必要な高電圧を出力する昇圧回路と、
前記書換実行信号に従って書換え動作の終了時期を決定するための時間監視を行い、所定の監視時間が経過した時に前記書換終了信号を出力するタイマー回路と、
前記放電制御信号または前記リセット信号が与えられたときに前記昇圧回路の高電圧を放電させる放電回路と、
前記放電制御信号または前記リセット信号が与えられたときに前記昇圧回路の出力電圧を監視し、該出力電圧が前記高電圧より低く、基準電圧より高い所定の電圧まで低下したときに前記放電終了信号を出力するセンサー回路とを、
備えたことを特徴とする半導体記憶装置。 - 高電圧を印加することによって記憶内容の書換えが可能な不揮発性のメモリセルを有する記憶部と、
書換え命令に従って書換え動作を指示する書換実行信号を出力し、書換えの終了を示す書換終了信号が与えられたときに該書換実行信号を停止すると共に高電圧の放電を指示する放電制御信号を出力し、放電の終了を示す放電終了信号が与えられたときに該放電制御信号を停止し、リセット信号が与えられたときにはこれらの書換実行信号及び放電制御信号を停止する制御回路と、
前記リセット信号が与えられたときに、所定のパルス幅を有するパルス信号を出力するパルス回路と、
前記書換実行信号に従って前記記憶内容の書換えに必要な高電圧を出力する昇圧回路と、
前記書換実行信号に従って書換え動作の終了時期を決定するための時間監視を行い、所定の監視時間が経過した時に前記書換終了信号を出力するタイマー回路と、
前記放電制御信号または前記パルス信号が与えられたときに前記昇圧回路の高電圧を放電させる放電回路と、
前記放電制御信号または前記パルス信号が与えられたときに前記昇圧回路の出力電圧を監視し、該出力電圧が前記高電圧より低く、基準電圧より高い所定の電圧まで低下したときに前記放電終了信号を出力するセンサー回路とを、
備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
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