JP2006328636A - 扉の自動閉鎖装置、及びそれを備える自動ドア装置 - Google Patents
扉の自動閉鎖装置、及びそれを備える自動ドア装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006328636A JP2006328636A JP2005149107A JP2005149107A JP2006328636A JP 2006328636 A JP2006328636 A JP 2006328636A JP 2005149107 A JP2005149107 A JP 2005149107A JP 2005149107 A JP2005149107 A JP 2005149107A JP 2006328636 A JP2006328636 A JP 2006328636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- solenoid
- slider
- closing device
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
【課題】 通常時は係止具(スライダ)21を係止体(係止レバー)51によって係止しておき、非常信号が入力された非常時には、この係止具21の係止を解除することにより引戸2を自動的に閉鎖するとともに、引戸2が手で大きく開かれても係止具21の係止復帰を阻止する構成の自動閉鎖装置において、当該係止復帰阻止機能の信頼性を向上させる。
【解決手段】 可動鉄心の位置を、前記係止体51の係止を解除する方向への移動を阻止するロック位置と、当該移動を許容するロック解除位置との間で切換可能な、ソレノイド53を備える。このソレノイド53は、前記非常信号を電力源として駆動されて可動鉄心を前記ロック位置から前記ロック解除位置へ切り換えるとともに、この切換後は非常信号の電圧が失われても可動鉄心のロック解除位置を保持する自己保持型ソレノイドとして構成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 可動鉄心の位置を、前記係止体51の係止を解除する方向への移動を阻止するロック位置と、当該移動を許容するロック解除位置との間で切換可能な、ソレノイド53を備える。このソレノイド53は、前記非常信号を電力源として駆動されて可動鉄心を前記ロック位置から前記ロック解除位置へ切り換えるとともに、この切換後は非常信号の電圧が失われても可動鉄心のロック解除位置を保持する自己保持型ソレノイドとして構成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通常時は扉を開閉自在とする一方、火災報知器等からの信号が入力されると扉を自動で閉鎖し(パニッククローズ)、この非常閉鎖時には扉を手動で開くことも可能であるが、開き力が解除されると再び自動で閉鎖される構成の自動閉鎖装置に関する。
この種の扉の自動閉鎖装置は従来から防災用として用いられており、例えば特許文献1に開示される構成のものがある。この特許文献1の構成は、引戸(扉)に設けられた係止具を咬止してロック可能な係止フック(係止体)と、火災報知器や煙感知器等から信号を受けた連動制御器が出力する非常信号により前記係止フックを回動させて前記係止具の咬止を解除させるためのソレノイドを備えている。そして、通常時はこの係止フックが前記係止具に係止した状態(ロック状態)で引戸の開閉を行う一方、連動制御器からの非常信号がソレノイドに入力されると、前記係止フックの咬止が解除されて引戸は自動的に閉鎖され、遮煙・防火といった防災機能を果たす。また、上記の緊急閉鎖時には、人が避難するために再び引戸を手動で開くことも可能とされている。
そして、上記特許文献1の構成は更に係止復帰禁止手段(係止復帰阻止手段)としてレバーストッパを設けた構成となっており、前記連動制御器からの信号に基づく緊急閉鎖時には、前記レバーストッパが回動することで前記係止フックの戻り回動が阻止される。従って、人が避難のために引戸を手動で勢い良く開いたときでも係止フックの係止復帰(再ロック)が防止され、閉じられるべきところが開放され放しになって防災機能を果たさなくなるという事態を防止できる構成になっている。なお、レバーストッパにはストップ解除のための紐が設けられており、この紐を引っ張ることで係止フックを係止可能状態に戻して、係止具の係止復帰を可能とする構成になっている。
特開2002−256754号公報(図1等、係止具19、係止フック14、ソレノイド4、レバーストッパ20、紐22)
しかし、上記特許文献1の構成は、レバーストッパの回動による係止フックの回動阻止という、いわば機械的な機構によって係止復帰の阻止を行っている。従って、レバーストッパの外力による変形等によって係止復帰阻止機構が有効に作動しなくなる恐れがあり、信頼性の観点から改善の余地が残されていた。
また、上記のようにしていったん係止復帰を阻止する状態になると、これを係止復帰可能な状態に戻すためには、紐を引っ張ってレバーストッパを操作しなければならず、復帰作業に手間と時間が掛かる原因になっていた。具体例を挙げれば、例えば大規模な施設において、火災報知器等が誤検知した場合や、防災訓練等のために火災報知器等を作動させた後などの場合は、一斉に係止復帰を阻止する状態とされた多数のドアについて1つ1つ紐を引っ張る作業を行わなければならず、復帰作業が大変面倒であった。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
◆本発明の第1の観点によれば、以下のように構成する、扉の自動閉鎖装置が提供される。通常時は係止具を係止体によって係止しておき、非常信号が入力された非常時にはこの係止具の係止を解除することにより扉を自動的に閉鎖する。可動体の位置を、前記係止体の係止を解除する方向への移動を阻止するロック位置と、当該移動を許容するロック解除位置との間で切換可能なソレノイドを備える。前記ソレノイドは、前記非常信号を電力源として駆動されて前記可動体をロック位置からロック解除位置へ切り換えるとともに、この切換後は非常信号の電圧が失われても前記可動体のロック解除位置を保持する自己保持型ソレノイドとして構成されている。
これにより、ソレノイドを電気的に駆動して可動体をロック解除位置とすることで係止復帰禁止を実現できるから、特許文献1のように機械的な機構とする場合に比較して信頼性の高い係止復帰禁止を実現でき、非常時の遮煙・防火機能をより確実に発揮させることができる。
◆前記の扉の自動閉鎖装置においては、前記ソレノイドにおいて前記可動体をロック位置からロック解除位置へ切り換える際に電力源として利用される非常信号は、その発生源から、前記可動体をロック解除位置からロック位置へ切り換えるべく前記ソレノイドを制御する制御部を経由することなく、前記ソレノイドへ入力されることが好ましい。
この構成では、火災の発生等により前記制御部の電源が失われた場合や、制御部に万一の故障が生じていた場合でも、非常信号は、その発生源からソレノイドへ直接的に入力されて、ロック位置からロック解除位置への切換が行われる。従って、非常信号に連動した扉の自動閉鎖(パニッククローズ)を高い信頼性をもって行うことができ、非常時の遮煙・防火機能を確実に発揮させることができる。
◆前記の扉の自動閉鎖装置においては、以下のように構成することが好ましい。前記可動体をロック解除位置からロック位置へ切り換えるべく前記ソレノイドを制御する制御部を備える。この制御部は、前記ソレノイドの可動体がロック位置からロック解除位置へ切り換わった後において、復帰信号が入力され、かつ商用電源が給電されていることを条件に、前記ソレノイドを前記商用電源を電力源として前記可動体をロック解除位置からロック位置へ切り換えさせるように制御する。
これにより、係止復帰を禁止する状態から係止復帰可能な状態への切換を商用電源を利用して自動的に行うことができるから、係止復帰禁止状態からの復帰作業の手間を顕著に低減することができる。
◆また、本発明の第2の観点によれば、上記の扉の自動閉鎖装置を備える自動ドア装置が提供される。
次に、発明の実施の形態を説明する。まず、自動ドア装置1の全体構成について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る自動閉鎖装置を備える自動ドア装置を示した正面図、図2は非常時にスライダによって引戸が自動閉鎖される様子を示す正面図である。
図1に示す自動ドア装置1は、引戸(扉)2をレール3に沿って往復移動自在に備えて、建物等の構造体の壁部に形成された開口部4を開閉できるようになっている。なお、図1で描かれているのは引分け線Cより正面向かって右側の構成のみであり、この引分け線Cより反対側にも図示しない引戸が備えられて、左右両開き式の自動ドア装置1に構成されている。
前記開口部4の上方には細長い無目枠5が設けられ、この無目枠5の内部に前記レール3が水平に設置されている。一方、前記引戸2の上縁部にはハンガー6・6が固定され、それぞれのハンガー6に軸支された戸車7・7が、前記レール3上を転動できるように構成されている。この結果、引戸2は前記ハンガー6によって懸吊されるとともに、レール3に沿って往復移動することができる。
また、無目枠5の内部には、引戸2の開閉駆動アクチュエータとしての電動モータ8が設置され、この電動モータ8は駆動プーリ9を備えている。この電動モータ8は正逆回転可能とされるとともに、適宜の減速機構を内蔵した構成となっている。
一方、駆動プーリ9と前記引分け線Cを挟んで反対側には、単に従動回転可能に軸支された従動プーリ(図略)が配置されており、この従動プーリと前記駆動プーリ9との間に、無端状の巻掛け伝導体としてのチェーン10が巻回される。
また、引戸2を懸吊する前記ハンガー6・6には板状の移動部材11が固定され、この移動部材11に連結体12が固定される。そして、この連結体12には前記チェーン10を固定している。なお、図示しない反対側の引戸も、上記と同様に戸車を備えるハンガーによって懸吊されるとともにレール3に沿って移動自在とされており、また、適宜の部材を介して前記チェーン10に固定されている。
更に、前記電動モータ8を制御するために、無目枠5の内部には制御装置としての自動ドアコントローラ13が設置されている。自動ドアコントローラ13は、人体を感知する図示しないセンサからの電気信号に基づき、前記電動モータ8の正逆回転及び停止を制御するようになっている。
更に、前記自動ドアコントローラ13や後述する自動閉鎖装置20の復帰制御を行うために、無目枠5内には上位コントローラ14が設置されている。上位コントローラ14は自動ドアコントローラ13に対して電気的に接続され、自動ドアコントローラ13に対して商用電源の供給をON/OFF制御可能に構成されている。また、上位コントローラ14は自動閉鎖装置20のロック機構50(後述)に対しても電気的に接続されており、このロック機構50との間でも信号の送受信を適宜行うように構成している。なお、上位コントローラ14の電気的構成については、後程図7等も参照して詳細に説明する。
また、本実施形態の自動ドア装置1は、非常時に引戸2を自動的に閉鎖するための自動閉鎖装置20を備えている。この自動閉鎖装置20は、係止具としてのスライダ21と、スライダ21を付勢する定荷重バネ22と、スライダ21によって押動可能に構成されたスライダ受け23と、前記スライダ21をロックするロック機構50と、を主要な構成として備えている。
以下、自動閉鎖装置20の構成を詳細に説明する。前記無目枠5の左右中央部には第1ワイヤサポート31が配置され、無目枠5の一端部には第2ワイヤサポート32が設置される。そして、両ワイヤサポート31・32の間には、ガイド体としてのガイドワイヤ33が張架されている。このガイドワイヤ33には、前記スライダ21が摺動自在に支持されている。
第1ワイヤサポート31の近傍には定荷重バネ22が配置され、この定荷重バネ22の端部が前記スライダ21に固定されている。この定荷重バネ22は、前記スライダ21を扉閉鎖方向に移動させようとする所定の付勢力を、当該スライダ21に作用させている。
更に、第1ワイヤサポート31(ガイドワイヤ33の扉閉鎖方向の端部)とスライダ21との間の位置には、スライダ受け23が配置されている。このスライダ受け23は、引戸2側の適宜の部材、本実施形態では前記移動部材11に固着されており、引戸2と一体的に移動するよう構成されている。スライダ受け23は、前記スライダ21のガイドワイヤ33に沿った移動軌跡に重なるように配置されており、スライダ21が定荷重バネ22により引っ張られて扉閉鎖方向に移動すると、スライダ21がスライダ受け23を押動することで、引戸2を自動的に閉鎖できるようになっている(図2を参照)。
また、第2ワイヤサポート32の近傍(ガイドワイヤ33の扉開放方向の端部近傍)には、ロック機構50が設置されている。このロック機構50は、通常時においては前記スライダ21を係止レバー(係止体)51によって係止することで、前記定荷重バネ22の付勢力に抗して、スライダ21を扉開放方向の端部側に保持させておくものである。
一方、図示しない火災報知器や煙感知器が感知した場合などの非常時には、前記ロック機構50は、係止レバー51によるスライダ21の係止を解除する。すると、スライダ21が定荷重バネ22によってガイドワイヤ33上を扉閉鎖方向へ移動し、図2のようにスライダ受け23に当接して、更にスライダ受け23を押動しながら定荷重バネ22によって引っ張られて移動する。この結果、引戸2は、非常時の瞬間にどの開閉位置にあったとしても、最終的には全閉位置まで自動的に閉鎖される(パニッククローズ)。
なお、前記スライダ21がロック機構50によって係止可能な位置にあるか否かを検知するために、前記ロック機構50にはリミットスイッチ52が設置されている。
次に、前記ロック機構50の構成を、図3を参照して詳細に説明する。図3は自動閉鎖装置のロック機構においてスライダが係止されている様子を示す一部断面図である。
図3に示すように、このロック機構50はフレーム状の筐体54を備え、この筐体54には、前記スライダ21を差し込むことが可能な凹部55が形成されている。
また、この筐体54を挟むようにして、揺動アーム56が支軸57を介して揺動自在に支持されている(図2では一側の揺動アーム56のみを示している)。一対の揺動アーム56の先端同士の間には移動軸58が支架され、この移動軸58に、前記係止レバー51が回転自在に支持されている。
この係止レバー51は、図3に示す通常時において前述の凹部55に向かって突出することで、上記スライダ21を当該凹部55の部分(スライダ21の可動ストロークの扉開放側端部に相当する)で係止するように構成されている。また、その突出部分にはローラ59が支持されている。
また、前記係止レバー51の適宜位置にはピン60が固着され、このピン60には、捩りコイルバネ状の付勢バネ61のバネ線の一端が当接される。この付勢バネ61のバネ線の他端は揺動アーム56の適宜位置に係止されており、これによって、前記係止レバー51には、図3における反時計方向の付勢力が常時作用する構成となっている。
更に、前記揺動アーム56の適宜位置には規制孔62が設けられて、前記ピン60がこの規制孔62に挿通されている。この規制孔62は、前記係止レバー51の揺動アーム56に対する相対的な回動角度範囲を規定するように構成されている。
また、前記筐体54には、シーソー部材63の中途部が支軸64まわりに揺動自在に枢支される。このシーソー部材63の一端の上面には規制面65が形成されて、この規制面65は前記移動軸58の下面に当接するように構成されている。一方、シーソー部材63の中途部の上面には円弧状の許容面66が形成されている。
更にシーソー部材63の他端の上面には規制面67が形成されて、この規制面67は、後述するソレノイド53の可動鉄心69(可動体)の先端部の下端面に当接している。また、このシーソー部材63の支軸64部分には捩りコイルバネ状の付勢バネ68が配置されて、シーソー部材63を図3における時計回り方向に常時付勢している。
前記筐体54の内部であって、前記一対の揺動アーム56に挟まれた位置には、ソレノイド53が備えられている。このソレノイド53の可動鉄心69は、図3に示す通常時においてはシーソー部材63側に向けて若干突出させた進出位置(ロック位置)にあり、この可動鉄心69の先端の下端面が前記シーソー部材63の規制面67に当接している。
一方、火災報知器等の非常信号が入力された非常時では、可動鉄心69は吸着により退避位置(ロック解除位置)へ切り換えられ、前記シーソー部材63の規制面67との当接が解除されて、図3における反時計回り方向にシーソー部材63が回動するのを許容するように構成している。
なお、このソレノイド53は、内部に図示しない永久磁石を備えており、コイルにいったん電流を流して可動鉄心69を吸着すると、その後は電流がゼロになっても可動鉄心69を退避位置で保持することができる、いわゆる自己保持型のソレノイドに構成されている。
次に、前記ロック機構50の動作を、図3〜図6を参照して説明する。図4はロック機構において非常時にソレノイドがロック解除位置となり、スライダの係止が解除される様子を示す一部断面図、図5はロック機構におけるスライダの解放後の係止復帰禁止状態を示す一部断面図である。図6は、係止復帰禁止が解除され、スライダが係止復帰される様子を示す一部断面図である。
図3には火災報知器等からの非常信号が入力されていない通常時の様子が示されており、この状態ではシーソー部材63は、前記移動軸58に規制面65を対面させた状態とされている。言い換えれば、シーソー部材63は、移動軸58の下降を阻止することで係止レバー51の先端のローラ59の下降を阻止する、ロック姿勢とされている。
そしてシーソー部材63の時計回り方向の回転は、進出している可動鉄心69と、規制面67とによって規制されている。言い換えれば、図3の状態では可動鉄心69は進出位置(ロック位置)とされており、このロック位置では、シーソー部材63が前記ロック姿勢から外れることが阻止される。
なお、前記定荷重バネ22により常時扉閉鎖方向へ引っ張られているスライダ21は、係止レバー51を反時計方向へ傾倒しようとする力を常時作用させているが、この傾倒は、ピン60が規制孔62と当接することで阻止される。またスライダ21は、ローラ59に乗り上げつつ係止レバー51を下方へ押し込もうとする力を常時作用させているが、この押込みは、前記ロック姿勢で固定されるシーソー部材63の規制面65によって阻止されている。従ってスライダ21は、凹部55から抜けることなくロックされ、図1の状態が実現される。
次に、図3の状態において、ソレノイド53に非常信号が入力された場合を説明する。この場合、ソレノイド53は可動鉄心69を吸着させて退避位置へ移動させるので、これにより、規制面67と可動鉄心69の下端面との当接が解除される。この結果、シーソー部材63が図3のロック姿勢から反時計回りに回動することが許容される。
従って、スライダ21が係止レバー51に作用させている下方への押込力によって、前記移動軸58を介してシーソー部材63の規制面65が押されるので、このシーソー部材63は前記付勢バネ68に抗して反時計回りに回動し、移動軸58に対して前記許容面66を対面させるようになる。この結果、係止レバー51は移動軸58とともに若干下降し、スライダ21に対する係止を解除する。なお、図4は、係止レバー51が下方に押し込まれ、スライダ21がローラ59を乗り越えながら凹部55から抜けようとする瞬間を示している。
以上のようにしてソレノイド53の駆動によるロック解除が行われ、係止を解除され凹部55を抜けたスライダ21は、定荷重バネ22により引っ張られて閉鎖方向に移動して、図2に示すように引戸2を閉鎖方向に移動させることになる。
なお、スライダ21が凹部55から抜けた後は、係止レバー51の下方への押込力が消失し、シーソー部材63は付勢バネ68の付勢力によって移動軸58を押し上げるようにしながら時計回りに回動するので、係止レバー51が再び凹部55内に突出した図5の状態になる。
なお、この図5における係止レバー51や揺動アーム56、シーソー部材63の状態は、前述した図3の状態と全く同じであり、図3と図5とは可動鉄心69の位置が進出位置か退避位置かで異なるだけである。言い換えれば、図5の状態は、シーソー部材63のロック姿勢からの回動が許容されている点で図3の状態と異なるのであり、それ以外の点は実質的に全く変わらない。
また、前記ソレノイド53は前述したとおり自己保持型に構成されているので、ソレノイド53に対する電圧が解除されたとしても、可動鉄心69は図5の退避位置を保持することになる。これは、非常信号がOFFとされてもシーソー部材63のロック姿勢からの回動は阻止されないことを意味する。
ところで、上述のようにスライダ21によって引戸2が自動閉鎖された場合も、引戸2は定荷重バネ22のバネ力によって閉鎖方向に引っ張られているだけであるから、例えば人が引戸2に手を掛けて開き方向に力を加えれば、定荷重バネ22に抗して引戸2を開くことができる。勿論、この開き力が解除されれば、再び引戸2は定荷重バネ22によって引っ張られて自動的に閉鎖される。この構成で、必要なときは人の避難を容易にすると同時に、遮煙・防火といった防災機能を十分に発揮させることができる。
また、図1におけるスライダ受け23とロック機構50の配設位置は、上述のように引戸2を手で開いて全開位置まで至らしめた場合には、スライダ受け23によって開放方向に押されるスライダ21が前記ロック機構50の凹部55内まで移動するように、引戸2の移動ストロークとの関係で定められている。従って、非常時において自動閉鎖された引戸2を人が避難のために手動で勢い良く開いた場合等は、スライダ21が再びロック機構50の凹部55にまで到達する可能性がある。
しかしながら、本実施形態では、スライダ21が上記のように凹部55に到達し、係止レバー51のローラ59を乗り越えて凹部55の奥まで差し込まれたとしても、人が開口部4を通り抜けて引戸2の開き力が解除されれば、シーソー部材63がまた図4のように回動して係止レバー51が下方に押し込まれるので、スライダ21はローラ59を再び乗り越えて凹部55から抜けることになる。即ち、人が目一杯手動で開いても、スライダ21が再びロックされること(係止復帰)が阻止されるので、引戸2の開き放しが防止され、自動閉鎖装置20の有する遮煙・防火機能が十分有効に発揮される。
次に、非常が解除された場合のスライダ21の再ロック(係止復帰)について説明する。火災報知器において非常が解除されると、前記ソレノイド53には適宜の信号(復帰動作信号)が入力され、これによって可動鉄心69は、退避位置から進出位置(ロック位置)まで移動する。こうして、シーソー部材63の規制面67が再び可動鉄心69の先端に対面することとなり、シーソー部材63の前記ロック姿勢からの回動が阻止される。
この状態で、復帰作業を担当する作業員は、自動閉鎖されている引戸2を全開位置まで手動で開く。すると前述したように、スライダ受け23によって押動されるスライダ21は、ロック機構50の凹部55まで至ることになる。そして図6に示すように、スライダ21は、凹部55へ進入するのに伴ってローラ59を介して係止レバー51を時計方向に傾斜させることで、係止レバー51を乗り越える。そして、この乗越えの完了後は係止レバー51は付勢バネ61の作用によって傾斜姿勢から元の姿勢に戻り、スライダ21のロック状態(図3の状態)へ戻る。こうして、スライダ21の再ロック、即ち係止復帰が完了し、引戸2は再び電動モータ8によって開閉駆動できるようになる。
次に、上記の自動閉鎖装置20の電気的構成について、図7を参照しながら説明する。図7は自動閉鎖装置の電気的構成を示すブロック図、図8は上位コントローラの制御部による制御を説明するフローチャート図である。
図7に示すように、前記の上位コントローラ14は、各部の制御を行うための制御部81を備える。この制御部81は公知のマイクロコンピュータ式に構成されており、演算手段としてのCPUや、記憶手段としてのRAMやROM等を備えている。
また、この制御部81には商用電源(交流100V)が接続されて、制御部81に必要な電力を得るようになっている。
また、この上位コントローラ14は、前記自動ドアコントローラ13に対して駆動電力の供給/遮断を切り換えるための外部電源出力部82を備えている。この外部電源出力部82は前記の商用電源に接続されており、制御部81からの制御信号に基づいて、自動ドアコントローラ13への電力の供給/遮断の切換ができるようになっている。
連動制御器80は自動ドア装置1とは別の場所に設置されている。そして図示しない火災報知器や煙感知器からの信号が連動制御器80に入力されている。更に非常信号の発生源としての連動制御器80から信号線が制御部81に接続されており、信号線は連動制御器80が異常を感知したときに出力される非常信号用とされる。なお、本実施形態の連動制御器80では、その連動制御器80に内蔵される図示しないバッテリーによって直流24Vの電圧を発生させることで前記の非常信号が実現されている。また復帰ボタン83は連動制御器80の近傍に配置されているが、自動ドア装置1の近傍にも配置できる。
連動制御器80からの前記非常信号用の信号線は、上位コントローラ14の制御部81に対し接続されると同時に、分岐されて、前記ロック機構50のソレノイド53に対しても接続される(この接続経路は、図7の符号Rで示されている)。また、前記ソレノイド53には、上位コントローラ14の制御部81からの復帰動作信号用の信号線が接続される。
一方、前記ロック機構50からは、アンサバック信号を連動制御器80や上位コントローラ14の制御部81に対してそれぞれ送信できるように、信号線が配線されている。
次に、以上の構成の自動閉鎖装置20の動作を、図8等を参照して説明する。
図8の左側には前記の上位コントローラ14の制御部81で行われる制御がフローチャートとして示される。また図8には、連動制御器80及び自動閉鎖装置20のロック機構50の動作の概要が上から下へ時間を追って示されるとともに、上位コントローラ14の制御部81、連動制御器80、ロック機構50の間の信号のやり取りが破線の矢印で示されている。
以下、この図8のフローに沿って説明する。自動ドア装置1の電源がONされ、上位コントローラ14での処理がスタートすると、先ずステップS101で、図7に示す外部電源出力部82に制御信号を送って外部電源出力をONし、自動ドアコントローラ13に対し電力を供給する。そしてステップS102で、連動制御器80からの非常信号がONになっていないかを調べる。非常信号がOFFの場合は、最初のステップS101に戻る。こうして、連動制御器80が異常を検知しない通常時においては、ステップS101〜S102の処理が反復され、自動ドアコントローラ13や電動モータ8等による引戸2の自動開閉が行われる。
そして、図示しない火災報知器や煙感知器が感知したり、火災報知ボタンが押される等した場合、異常を認識した連動制御器80は、非常信号を、上位コントローラ14の制御部81、及び、前記ロック機構50へ送信する。具体的には、連動制御器80は、非常信号用の信号線に直流24Vの電圧を発生させる。
この電圧(非常信号)は、ロック機構50の前記ソレノイド53に対しては、前記制御部81を経由しない経路(図7の符号R)を介して、ソレノイド53に直接入力される。そして、この非常信号を受けたソレノイド53は、その可動鉄心69を、図3で示す進出位置(ロック位置)から図4の退避位置(ロック解除位置)まで移動させる。この結果、図4で説明したようにスライダ21の係止が解除され、スライダ21は定荷重バネ22の付勢力によって扉閉鎖方向へ移動して引戸2を図2のように自動閉鎖することになる。
また、スライダ21が前記ロック機構50の凹部55から抜けると、前記リミットスイッチ52から信号が出力され、これに基づきロック機構50は制御部81及び連動制御器80へアンサバック信号(即ち、スライダ21の解放が確実に行われたことを返答する信号)を出力する。このアンサバック信号を受信した制御部81は、非常信号(即ち、直流24Vの電圧)をOFFにする。
上位コントローラ14側では、連動制御器80からの非常信号がONとされると、図8のステップS102の処理で非常信号がONになったと判定されるので、ステップS103の処理に移り、交流100Vの商用電源が給電を維持されているか(商用電源が途絶されていないか)を調べる。商用電源がまだ給電されていると判定された場合は、ステップS104に移行し、外部電源出力部82に制御信号を送って外部電源出力をOFFとし、自動ドアコントローラ13への電源の供給を遮断する。この結果、電動モータ8には電源が供給されなくなり、自動ドアコントローラ13による引戸2の開閉は強制的に中止される。一方、ステップS103で商用電源が既に途絶されていると判定された場合は、ステップS104の処理は行わない。
次に上位コントローラ14の制御部81は、商用電源が給電されているか、及び、復帰ボタン83からの復帰信号が入力されているかを判定する(ステップS105、S106)。なお、復帰信号は、連動制御器80が異常を検知した後、安全が確認されて復帰ボタン83を操作した際に、上位コントローラ14の制御部81に対して送信される信号である。
商用電源が給電されていること、及び、復帰ボタン83からの復帰信号が入力されたこと、の2つの条件が満たされたことが判定されると、ステップS107の処理で、制御部81は復帰動作信号をロック機構50のソレノイド53に対して出力する。ソレノイド53は、この復帰動作信号によって、可動鉄心69を図5の退避位置から図6の進出位置へ切り換える。
なお、ソレノイド53を上記のように駆動させる際、当該駆動は商用電源を電力源として行わせるように構成されている。従って、係止復帰阻止から係止復帰を可能にする状態へ切り換える作業(再復帰作業)が、復帰信号に基づいて、商用電源からの電力を得たソレノイド53の駆動によって自動的に行われるので、上記の再復帰作業の顕著な省力化を実現できる。具体的に言えば、本実施形態の自動閉鎖装置20では、前記特許文献1のように再復帰のために紐を引っ張る作業を不要とすることができる。
また、商用電源が給電されていることを条件に復帰動作信号を送信するように構成されているから(ステップS105)、商用電源が途絶しているときに再復帰作業が行われることを防止でき、前記の再復帰作業を確実に行わせることができる。
次に、復帰作業を行う作業員が、引戸2を手で全開位置まで開き、スライダ受け23を介してスライダ21を押してロック機構50に係止させる。なお、このスライダ21のロック機構50へのセットが前記リミットスイッチ52によって検知されると、ロック機構50はアンサバック信号(係止復帰確認信号)を上位コントローラ14の制御部81へ出力する。上位コントローラ14側では、ステップS107で復帰動作信号を出力した後は、このアンサバック信号を待機しており(ステップS108)、アンサバック信号が入力されると、最初のステップS101の処理に戻り、外部電源出力をONして、自動ドアコントローラ13による引戸2の開閉制御を再開させる。
以上に示すように、本実施形態の自動閉鎖装置20は、通常時はスライダ21を係止レバー51によって係止しておき、非常信号が入力された非常時にはこの係止レバー51の係止を解除することにより引戸2を自動的に閉鎖(パニッククローズ)するように構成している。そして自動閉鎖装置20は、可動鉄心69の位置を、係止レバー51の係止を解除する方向への移動を阻止する図3の進出位置(ロック位置)と、当該移動を許容する図4の退避位置(ロック解除位置)との間で切換可能なソレノイド53を備える。前記ソレノイド53は、連動制御器80からの非常信号を電力源として駆動されて前記可動鉄心69を進出位置から退避位置へ切り換えるとともに、この切換後は非常信号の電圧が失われても前記可動鉄心69のロック解除位置を保持する自己保持型ソレノイドとして構成されている。
従って、ソレノイド53を電気的に駆動して可動鉄心69を退避位置とすることで係止復帰禁止を実現できるから、特許文献1のように機械的な機構とする場合に比較して信頼性の高い係止復帰禁止を実現でき、自動ドア装置1の非常時の遮煙・防火といった防災機能が確実に発揮される。
また、本実施形態では、可動鉄心69を退避位置から進出位置へ切り換えるべく(復帰動作させるべく)前記ソレノイド53を制御するために、図7に示すように上位コントローラ14の制御部81が備えられている。そして、ソレノイド53において前記可動鉄心69を進出位置から退避位置へ切り換える際に電力源として利用される非常信号は、その発生源としての連動制御器80から、制御部81を経由しない経路(図7の符号R)を介して前記ソレノイド53へ入力される。
従って、火災の発生等により商用電源が途絶し、上位コントローラ14の制御部81が駆動しない場合や、制御部81に万一の故障が生じた場合でも、連動制御器80からの駆動信号がソレノイド53に直接的に入力されて前述のロック機構50の解放が行われるので、連動制御器80からの非常信号に連動した引戸2の自動閉鎖を高い信頼性をもって行うことができ、遮煙・防火機能を確実に発揮させることができる。
また、前記ソレノイド53を復帰動作させるための上位コントローラ14の制御部81は、前記ソレノイド53の可動鉄心69が進出位置から退避位置へ切り換わった後において、連動制御器80からの復帰信号が入力され、かつ商用電源が給電されているか否かをチェックし(図8のステップS105及びS106)、この条件が満たされていると判定された場合は、ステップS107でロック機構50へ復帰動作信号を送って、商用電源を電力源として可動鉄心69を退避位置から進出位置へ切り換えさせるようにソレノイド53を制御する。
従って、係止復帰を禁止する状態から係止復帰可能な状態への切換(再復帰)を商用電源を利用して自動的に行うことができるから、非常状態からの復帰作業の手間を顕著に低減することができる。
以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、以上の実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
(1)本実施形態は両開き状の自動ドアとしたが、片開き式の引戸を備える自動ドアに対しても、上記自動閉鎖装置20を適用することができる。
(2)係止具としてのスライダ21の構成や、係止具が引戸2を自動閉鎖する構成、係止体としての係止レバー51を含むロック機構50の構成は、上記に示したものに限られず、様々な構成に変更可能である。
(3)非常信号は直流24Vとすることに限定されず、また、商用電源は交流100Vとすることに限定されない。
(4)また、上位コントローラ14が商用電源から制御のための電力を得ている場合は、図8のステップS105の商用電源の給電チェック処理は省略しても構わない。即ち、商用電源が途絶している場合は上位コントローラ14の制御部81はそもそも起動せず、ステップS106の判断の処理もできない。従って、連動制御器80からの復帰信号が入力されたことをステップS106で判定できれば、商用電源の給電のチェックも実質的にされたものとみなして、直ちに復帰動作信号を出力するようにしても構わない。
(5)また、復帰ボタン83と連動制御器80を統合し、復帰作業をコンピュータなどを用いて自動化することも可能である。
1 自動ドア装置
2 引戸(扉)
20 自動閉鎖装置
21 スライダ(係止具)
23 スライダ受け
50 ロック機構
51 係止レバー(係止体)
53 自己保持型ソレノイド
69 可動鉄心(可動体)
80 連動制御器(非常信号の発生源)
81 制御部
2 引戸(扉)
20 自動閉鎖装置
21 スライダ(係止具)
23 スライダ受け
50 ロック機構
51 係止レバー(係止体)
53 自己保持型ソレノイド
69 可動鉄心(可動体)
80 連動制御器(非常信号の発生源)
81 制御部
Claims (4)
- 通常時は係止具を係止体によって係止しておき、非常信号が入力された非常時にはこの係止具の係止を解除することにより扉を自動的に閉鎖する、扉の自動閉鎖装置であって、
可動体の位置を、前記係止体の係止を解除する方向への移動を阻止するロック位置と、当該移動を許容するロック解除位置との間で切換可能なソレノイドを備え、
前記ソレノイドは、前記非常信号を電力源として駆動されて前記可動体をロック位置からロック解除位置へ切り換えるとともに、この切換後は非常信号の電圧が失われても前記可動体のロック解除位置を保持する自己保持型ソレノイドとして構成されていることを特徴とする、扉の自動閉鎖装置。 - 請求項1に記載の扉の自動閉鎖装置であって、
前記ソレノイドにおいて前記可動体をロック位置からロック解除位置へ切り換える際に電力源として利用される非常信号は、その発生源から、前記可動体をロック解除位置からロック位置へ切り換えるべく前記ソレノイドを制御する制御部を経由することなく、前記ソレノイドへ入力されることを特徴とする扉の自動閉鎖装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の扉の自動閉鎖装置であって、
前記可動体をロック解除位置からロック位置へ切り換えるべく前記ソレノイドを制御する制御部を備え、
この制御部は、前記ソレノイドの可動体がロック位置からロック解除位置へ切り換わった後において、復帰信号が入力され、かつ商用電源が給電されていることを条件に、前記ソレノイドを前記商用電源を電力源として前記可動体をロック解除位置からロック位置へ切り換えさせるように制御することを特徴とする、扉の自動閉鎖装置。 - 請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の扉の自動閉鎖装置を備える自動ドア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005149107A JP2006328636A (ja) | 2005-05-23 | 2005-05-23 | 扉の自動閉鎖装置、及びそれを備える自動ドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005149107A JP2006328636A (ja) | 2005-05-23 | 2005-05-23 | 扉の自動閉鎖装置、及びそれを備える自動ドア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006328636A true JP2006328636A (ja) | 2006-12-07 |
Family
ID=37550603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005149107A Pending JP2006328636A (ja) | 2005-05-23 | 2005-05-23 | 扉の自動閉鎖装置、及びそれを備える自動ドア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006328636A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011208444A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Nohmi Bosai Ltd | 自動閉鎖装置 |
JP2011226145A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Teraoka Auto-Door System Co Ltd | 自動ドア装置 |
WO2016064596A1 (en) * | 2014-10-22 | 2016-04-28 | Borgwarner Inc. | Solenoid driver |
KR20160054750A (ko) * | 2014-11-07 | 2016-05-17 | (주) 베삼코리아 | 화재시 반자동으로 전환되는 자동문 |
CN114562166A (zh) * | 2022-03-01 | 2022-05-31 | 无锡轩逸电子科技有限公司 | 用于电器门锁的电气组件、电器门锁以及电器 |
-
2005
- 2005-05-23 JP JP2005149107A patent/JP2006328636A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011208444A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Nohmi Bosai Ltd | 自動閉鎖装置 |
JP2011226145A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Teraoka Auto-Door System Co Ltd | 自動ドア装置 |
WO2016064596A1 (en) * | 2014-10-22 | 2016-04-28 | Borgwarner Inc. | Solenoid driver |
CN106796839A (zh) * | 2014-10-22 | 2017-05-31 | 博格华纳公司 | 电磁阀驱动器 |
KR20160054750A (ko) * | 2014-11-07 | 2016-05-17 | (주) 베삼코리아 | 화재시 반자동으로 전환되는 자동문 |
KR101645970B1 (ko) * | 2014-11-07 | 2016-08-08 | (주) 베삼코리아 | 화재시 반자동으로 전환되는 자동문 |
CN114562166A (zh) * | 2022-03-01 | 2022-05-31 | 无锡轩逸电子科技有限公司 | 用于电器门锁的电气组件、电器门锁以及电器 |
CN114562166B (zh) * | 2022-03-01 | 2024-01-16 | 无锡轩逸电子科技有限公司 | 用于电器门锁的电气组件、电器门锁以及电器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0747586Y2 (ja) | 自動ドア閉止装置 | |
JP2010058785A (ja) | 建設機械用運転室のドア安全装置 | |
KR20020037463A (ko) | 슬라이딩 도어의 록킹콘트롤러 | |
JP3980325B2 (ja) | 車両用ドアのロック装置 | |
JP4009860B2 (ja) | パワースライディングドア開閉システム | |
CN103958812B (zh) | 电动安全帘 | |
JP4381889B2 (ja) | ドア装置 | |
JP2006328636A (ja) | 扉の自動閉鎖装置、及びそれを備える自動ドア装置 | |
JP4245371B2 (ja) | エレベータのドア装置 | |
JP5225713B2 (ja) | 扉装置 | |
JP5108626B2 (ja) | 扉装置 | |
JP3909472B2 (ja) | 遮煙シャッター | |
JP2005016214A (ja) | 電動式開閉戸の防犯装置 | |
JP4443587B2 (ja) | オートロック装置 | |
JP2004137830A (ja) | シャッター用自動閉鎖装置の下限停止機構 | |
JP3812399B2 (ja) | 開閉体の制動解除装置 | |
JPH0687588A (ja) | ホームエレベーター用ドアロック装置 | |
JP4010002B2 (ja) | 防火戸 | |
JP4453913B2 (ja) | 自動扉の施錠装置 | |
JP2569950B2 (ja) | 窓用の駆動装置 | |
KR200400290Y1 (ko) | 방화셔터 제어장치 | |
JP2864446B2 (ja) | スライド式ドア用自動閉扉装置 | |
JPH0242868Y2 (ja) | ||
JPH1125810A (ja) | 安全スイッチ | |
JP2006328783A (ja) | 扉の自動閉鎖/開放装置、及びそれを備える自動ドア装置 |